JPH0816422A - バス通信方法及びバス通信システム - Google Patents

バス通信方法及びバス通信システム

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JPH0816422A
JPH0816422A JP6151896A JP15189694A JPH0816422A JP H0816422 A JPH0816422 A JP H0816422A JP 6151896 A JP6151896 A JP 6151896A JP 15189694 A JP15189694 A JP 15189694A JP H0816422 A JPH0816422 A JP H0816422A
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Junichi Kato
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Fujitsu Ltd
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/20Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements
    • G06F11/2002Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where interconnections or communication control functionality are redundant
    • G06F11/2007Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where interconnections or communication control functionality are redundant using redundant communication media
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L69/00Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass
    • H04L69/40Network arrangements, protocols or services independent of the application payload and not provided for in the other groups of this subclass for recovering from a failure of a protocol instance or entity, e.g. service redundancy protocols, protocol state redundancy or protocol service redirection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/40Network security protocols

Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信相手装置の各系(0、1系)の運用状
態、待機状態の別を把握しなくても通信相手装置の希望
する状態の系にデータを送信する。 【構成】 二重化冗長装置10,20に固有の装置アド
レス「0A,0B」を設定すると共に、運用状態、待機
状態のそれぞれに状態アドレス「01,02」を設定す
る。アドレス決定・設定機構13(23)は0系、1系
11,12(21,22)が運用状態にあるか待機状態
にあるかに応じて、装置アドレスと、状態アドレス
とを組にして各系のアドレスを動的に設定する。発側は
着側二重化冗長装置20のいずれの状態にある系21,
22にデータを送信するかに応じて、装置アドレスと
状態アドレスを組にして着アドレスを生成し、該着ア
ドレスをデータに付加してシステムバス30に送り出
し、該着アドレスと一致するアドレスを有する系21、
22は該送信データを取り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバス通信方法及びバス通
信システムに係わり、特に多重化冗長装置を構成する各
装置が運用状態/待機状態等のいずれの状態にあるかに
応じて各装置のアドレスを動的に決定し、該動的に決定
された発側、着側装置のアドレスを着アドレス、発アド
レスとしてデータに付加して通信するバス通信方法及び
バス通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】システムバスに多数の装置を接続し、該
システムバスを介して各装置間で相互にデータ通信する
システムがある。図12(a),(b)は従来のシステムバス
通信方式の説明図であり、1はシステムバス、2,3は
システムバスに接続された二重化冗長装置(装置A,装
置B)である。二重化冗長装置2、3は共に二重化され
ており、0系、1系の装置2a,2b;3a,3bを備
えている。0系、1系の2つの装置2a,2b;3a,
3bはそれぞれ運用、待機いずれの状態もとることがで
き、運用装置(運用系)に障害が生じた時、待機装置
(待機系)を運用状態にして処理を継続するようになっ
ている。
【0003】かかるシステムにおいて、バス1を介して
ある二重化冗長装置の系から他の二重化冗長装置の系へ
データを送信するには、図13に示すように、送信すべ
きデータDTに相手先装置の系を特定する着アドレスD
Aと発信側装置の系を特定する発アドレスSAを付加す
る。尚、各二重化冗長装置を構成する各系(0系、1
系)毎に固定的にアドレスが割り振られているから、こ
れらアドレスを着アドレス、発アドレスとしてデータに
付加する。
【0004】上記のような二重化構成をとるシステムに
おいて、各装置の各系は運用状態と待機状態のどちらか
の状態を取り、運転状況により状態の切り換えを行な
う。そして、各装置間の通信は、相手装置の各系が運用
状態にあるか待機状態にあるかを意識して着アドレスを
決定して行なうのが一般的となる。すなわち、発側の装
置が相手装置の運用状態の系に送信しようとする場合に
は、通信相手装置の運用状態の系が0系なのか1系なの
かを調べる。そして、0系が運用状態ならば0系用のア
ドレスを着アドレスとしてデータに付加し、1系が運用
状態ならば1系のアドレスを着アドレスとして設定して
システムバス1に送出する。例えば、図12において装
置2の0系のアドレスを「0A00」、1系のアドレス
を「0A01」、装置3の0系のアドレスを「0B0
0」、1系のアドレスを「0B01」とし、また、装置
3の0系3aが運用状態であるとすれば(図12(a))、
着アドレスは「0B00」となる。また、図12(b)に
示すように、1系3bが運用状態であれば着アドレスは
「0B01」となる。以上は運用系にデータを送信する
場合であるが、保守あるいは装置管理用のデータを待機
系に送信する場合もある。かかる場合には通信相手装置
の待機状態の系が0系なのか1系なのかを調べ、0系が
待機状態ならば0系用のアドレスを着アドレスとしてデ
ータに付加し、1系が待機状態ならば1系のアドレスを
着アドレスとして付加してシステムバス1に送出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
バス通信において、0系、1系の各装置のアドレスは固
定であった。このため、相手通信装置における運用系あ
るいは待機系にデータを通信する場合には、0系、1系
のいずれが運用状態にあるか、あるいは待機状態にある
かを把握する必要があった。そこで、従来は、各装置間
及び装置内の系間で相互に状態を通知し合う機構や他装
置の各系の状態を記憶するメモリ等で状態管理機構を構
成している。しかし、かかる状態管理機構は構成が複雑
となると共に、コスト高になる問題があった。
【0006】以上から、本発明の目的は、通信相手装置
の各系(0、1系)の運用状態、待機状態の別を把握し
なくても通信相手装置の希望する状態の系にデータを確
実に送信できるバス通信方法及びバス通信システムを提
供することである。本発明の別の目的は、通信相手先の
装置アドレスと、運用状態/待機状態に応じて定まるア
ドレス(状態アドレス)の組合せにより送信先アドレス
(着アドレス)を特定できるバス通信方法及びバス通信
システムを提供することである。本発明の更に別の目的
は、運用状態/待機状態に応じて動的にアドレスを決定
し、これにより、装置アドレスと状態アドレスの組み合
わせで送信先アドレス(着アドレス)を特定できるバス
通信方法及びバス通信システムを提供することである。
本発明の他の目的は、通信相手装置がn(≧3)重化さ
れている場合において、各系の状態の別を把握しなくて
も、通信相手装置の希望する状態の系にデータを送信で
きるバス通信方法及びバス通信システムを提供すること
である。本発明の更に他の目的は、システムバスが二重
化されている場合において、各システムバスの状態(運
用/待機)を把握しなくても希望する状態のシステムバ
スを介してデータを送信できるバス通信方法及びバス通
信システムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。10,20は二重化冗長装置、30は二重化
冗長装置が接続されたシステムバス、40は送信データ
である。二重化冗長装置10において、11,12はそ
れぞれ0系、1系の装置、13は運用状態にあるか待機
状態にあるかに応じて0系、1系装置11,12のアド
レスを動的に決定して設定するアドレス決定・設定機
構、14a,14bは0系、1系の送信部であり、着側
の二重化冗長装置のいずれの状態(運用、待機)にある
系にデータを送信するかに基づいて着アドレスを生成
し、該着アドレスをデータに付加してシステムバス30
に送り出すもの、15a,15bは0系、1系の受信部
であり、自分のアドレスと一致する着アドレスDSを有
する送信データ40を取り込むものである。二重化冗長
装置20において、21,22はそれぞれ0系、1系の
装置、23は運用状態にあるか待機状態にあるかに応じ
て0系、1系装置21,22のアドレスを動的に決定し
て設定するアドレス決定・設定機構、24a,24bは
0系、1系の送信部であり、着側の二重化冗長装置のい
ずれの状態(運用、待機)にある系にデータを送信する
かに基づいて着アドレスを生成し、該着アドレスをデー
タに付加してシステムバス30に送り出すもの、25
a,25bは0系、1系の受信部であり、自分のアドレ
スと一致する着アドレスDSを有する送信データ40を
取り込むものである。
【0008】
【作用】二重化冗長装置10,20のそれぞれに固有の
装置アドレス「0A,0B」を設定すると共に、運用状
態、待機状態のそれぞれに対応させて状態アドレス「0
1,02」を設定する。アドレス決定・設定機構13
は、二重化冗長装置10を構成する0系、1系の装置1
1,12が運用状態にあるか待機状態にあるかに応じて
装置アドレス(0A)と状態アドレス(01または0
2)を組にして該0系、1系の装置11,12のアドレ
スを動的に決定して送信部14a,14b、受信部15
a,15bに設定する。例えば、二重化冗長装置10の
0系装置11が運用系、1系装置12が待機系とする
と、0系装置11のアドレスは「0A01」、1系装置
12のアドレスは「0A02」となる。同様に、二重化
冗長装置20の0系装置21が運用系、1系装置22が
待機系とすると、0系装置21のアドレスは「0B0
1」、1系装置22のアドレスは「0B02」となる。
【0009】発側の二重化冗長装置10の運用系(0
系)11の送信部14aは、着側の二重化冗長装置20
のいずれの状態(運用、待機)にある系にデータDTを
送信するかに応じて、装置アドレス(0B)と状態アド
レス(01または02)を組にして着アドレスDAを生
成し、該着アドレスをデータDTに付加して送信データ
40としてシステムバス30に送り出す。例えば、着側
の二重化冗長装置20の運用状態にある系にデータを送
信する場合には着アドレスは「0B01」となる。着側
二重化冗長装置20の0系装置21の受信部25aは、
アドレス決定・設定機構23により動的に自分に設定さ
れたアドレス「0B01」と送信データ40に含まれる
着アドレスDSが一致するから該送信データを取り込
み、図示しないデータ処理部に入力する。
【0010】着側の二重化冗長装置20の待機状態にあ
る装置にデータを送信する場合には着アドレスDAは
「0B02」となり、着側の二重化冗長装置20の1系
装置22の受信部25bは、アドレス決定・設定機構2
3により動的に自分に設定されたアドレス「0B02」
と送信データ40に含まれる着アドレスDSが一致する
から該送信データを取り込み、図示しないデータ処理部
に入力する。着側二重化冗長装置20の0系、1系装置
21,22の運用、待機状態が変更すれば、アドレス決
定・設定機構23は動的に0系装置21、1系装置22
のアドレスを変更し、それぞれ「0B02」、「0B0
1」とする。この結果、発側二重化冗長装置10より着
側二重化冗長装置20の運用系にデータを送信するため
に着アドレス「0B01」をデータに付加すると、最初
の場合と異なり送信データは1系装置22に取り込まれ
る。
【0011】以上のように、各二重化冗長装置10,2
0は装置アドレスと状態に応じて定まるアドレス
(状態アドレス)とに基づいて0系、1系装置のアドレ
スを動的に決定し、かつ設定するから、送信側ではどの
二重化冗長装置のいずれの状態にある系にデータを送信
するかがわかれば、着アドレスDAを決定できる。この
結果、従来のように、相手通信装置における0系、1系
装置が運用状態にあるか、あるいは待機状態にあるかを
把握する必要がない。従って、各装置間で相互に状態を
通知し合う機構や他装置の各系の状態を記憶するメモリ
が不要となり、システム構成を簡単にでき、システムの
コストダウンが図れる。また、各装置間で相互に状態を
通知し合う必要がないため、システム立ち上げ後、直ち
に通信ができる。以上では、送信データに着アドレスを
付加して送信する場合であるが、同様に発アドレスを送
信データに付加して送信すれば、着側装置は発側装置を
認識することができる。また、二重化冗長装置に限ら
ず、n(≧3)重化装置にも拡張することができる。更
には、システムバスが二重化されているシステムにも拡
張できる。
【0012】
【実施例】
(1) 本発明の第1実施例 (a) アドレス構造 バスを介して装置間でデータを転送するシステムにおい
ては、図2に示すように送信すべきデータDTに相手先
装置を特定する着アドレスDAと発信側装置を特定する
発アドレスSAを付加する。かかるシステムにおいて、
バスに接続された各装置が0系、1系の二重化冗長構成
を備えている場合には、各系(0系、1系)のアドレス
は、装置アドレスと、状態(運用、待機状態)に応
じて定まるアドレス(状態アドレス)との組合せに基づ
いて動的に決定される。図3、図4は本発明の動的アド
レス設定法及び着アドレスの決定法説明図である。図
中、10,20はシステムバスに接続された二重化冗長
装置(装置A,装置B)、30はシステムバス、40は
送信データである。二重化冗長装置10,20は0系、
1系の装置11,12;21,22を備えている。0
系、1系の2つの装置11,12;21,22はそれぞ
れ運用、待機いずれの状態もとることができ、運用系に
障害が生じた時、待機系を運用状態にして処理を継続す
るようになっている。
【0013】二重化冗長装置(装置A,装置B)10,
20に固有の装置アドレス「0A,0B」を設定すると
共に、運用状態、待機状態のそれぞれに対応させて状態
アドレス「01,02」を設定する。このようにする
と、各二重化冗長装置の0系、1系のアドレスは運用状
態、待機状態のいずれの状態にあるかに応じて動的に変
化する。例えば、図3に示すように、二重化冗長装置1
0の0系11が運用系、1系12が待機系とすると、0
系11のアドレスは「0A01」、1系12のアドレス
は「0A02」となる。同様に、二重化冗長装置20の
0系21が運用系、1系22が待機系とすると、0系2
1のアドレスは「0B01」、1系装置22のアドレス
は「0B02」となる。また、運転状況により図4に示
すように、二重化冗長装置20の0系21が運用系、1
系22が待機系になると、0系21のアドレスは「0B
02」、1系装置22のアドレスは「0B01」と変化
する。
【0014】(b) 着アドレス 送信データ40に付加される着アドレスDAは、どの二
重化冗長装置の、いずれの状態(運用、待機)にある系
にデータを送信するかに基づいて、着側二重化冗長装
置の装置アドレスと状態アドレスを組にして決定され
る。例えば、着側の二重化冗長装置20の運用状態にあ
る系にデータを送信する場合には着アドレスは「0B0
1」となる。従って、図3の状態において、着アドレス
「0B01」のデータが送信されてくると、着側の二重
化冗長装置20の0系21の受信部は、自分に動的に設
定されたアドレス「0B01」と送信データ40に含ま
れる着アドレスDSが一致するから該送信データを取り
込み、図示しないデータ処理部に入力する。一方、図4
の状態においては、着側の二重化冗長装置20の1系2
2の受信部は、自分に動的に設定されたアドレス「0B
01」と送信データ40に含まれる着アドレスDSが一
致するから該送信データを取り込み、図示しないデータ
処理部に入力する。また、着側の二重化冗長装置20の
待機状態にある装置にデータを送信する場合には着アド
レスDAは「0B02」となる。従って、図3の状態に
おいては、1系装置22の受信部は、自分に設定された
アドレス「0B02」と送信データ40に含まれる着ア
ドレスDSが一致するから該送信データを取り込み、図
示しないデータ処理部に入力する。
【0015】(c) 二重化冗長装置の構成 図5は二重化冗長装置10の構成図である。尚、他の二
重化冗長装置20,・・・も同一構成を備えている。図
5において、10は二重化冗長装置、30は二重化冗長
装置が接続されたシステムバス、40は送信データであ
る。二重化冗長装置10において、11,12はそれぞ
れ0系、1系の装置、13は運用状態にあるか待機状態
にあるかに応じて0系、1系装置11,12のアドレス
を動的に決定して設定するアドレス決定・設定機構、1
4a,14bは0系、1系の送信部、15a,15bは
0系、1系の受信部、16a,16bは0系、1系のデ
ータ処理部である。
【0016】送信部14a,14bは、着側の二重化
冗長装置のいずれの状態(運用、待機)にある系にデー
タを送信するかに基づいて着アドレスDAを生成すると
共に、アドレス決定・設定機構13から入力された系
のアドレスを発アドレスSAとして保持し、データ処
理部16a,16bから出力されるデータDTに該着ア
ドレスDA、発アドレスSAを付加してシステムバス3
0に送り出す。受信部15a,15bは、アドレス決
定・設定機構13から入力された系のアドレスを自分の
アドレスとして保持し、自分のアドレスと一致する着
アドレスDSを有する送信データ40をシステムバス3
0から取り込んでデータ処理部16a,16bに入力す
る。アドレス決定・設定機構13において、13a,1
3bは0系、1系の装置状態監視部であり、装置の異常
を検出して状態検出信号CDS0,CDS1を出力す
る。13c,13dは後述する系間状態管理機構により
決定された自系のアドレスを送信部、受信部に設定する
アドレス設定部である。13eは制御コンソールであ
り、0系、1系の初期状態(運用/待機)、装置アドレ
ス、状態アドレス等を設定する。13fは系間状態管理
機構であり、0系、1系の状態を監視し、装置アドレ
スと、0系,1系の現在の状態(運用/待機)に応じ
て定まる状態アドレスとを組み合わせて、0系、1系の
アドレス(例えば0A01、0A02)を動的に決定し
てアドレス設定部13c,13dに入力する。
【0017】(d) 送信、受信制御 制御コンソール13eは二重化冗長装置10に固有の装
置アドレス「0A」を設定すると共に、運用状態、待機
状態のそれぞれに対応させて状態アドレス「01,0
2」を設定する。アドレス決定・設定機構13の系間状
態管理機構13fは、二重化冗長装置10を構成する0
系、1系11,12が運用状態にあるか、待機状態にあ
るかに応じて装置アドレス(0A)と状態アドレス(0
1または02)を組にして該0系、1系11,12のア
ドレスを動的に決定してアドレス設定部13c,13d
に入力する。アドレス設定部13c,13dは入力され
た自系のアドレスを送信部14a,14b、受信部15
a,15bに設定する。例えば、系間状態管理機構13
fは0系11が運用系、1系12が待機系とすると、0
系装置11のアドレスを「0A01」、1系装置12の
アドレスを「0A02」とする。
【0018】同様に、二重化冗長装置20(図3)の0
系21が運用系、1系22が待機系とすると、0系21
のアドレスは「0B01」、1系22のアドレスは「0
B02」となり、それぞれの系の送信部、受信部に設定
される。発側二重化冗長装置10の運用系(0系)11
の送信部14aは、着側二重化冗長装置20のいずれ
の状態(運用、待機)にある装置にデータを送信するか
に基づいて着アドレスDAを生成すると共に、アドレ
ス設定部13cから入力された自系のアドレスを発アド
レスSAとして保持し、データ処理部16aから出力
されるデータDTに該着アドレスDA、発アドレスSA
を付加してシステムバス30に送り出す。例えば、着側
二重化冗長装置20の運用状態にある系にデータを送信
する場合には着アドレスは「0B01」となり、着側の
二重化冗長装置20の待機状態にある系にデータを送信
する場合には着アドレスは「0B02」となる。
【0019】着側二重化冗長装置20の運用状態にある
0系21と待機状態にある1系22(図3)の受信部は
それぞれ、動的に自分に設定されたアドレス「0B0
1」、「0B02」と送信データ40に含まれる着アド
レスDSが一致するか判断し、一致すれば該送信データ
を取り込む。例えば、着側二重化冗長装置20の運用状
態にある系に向けてデータ40がシステムバス30に送
出されると(着アドレスは0B01)、0系21は該デ
ータ40に含まれる着アドレスDAが自分に設定された
アドレス「0B01」と一致するから、該データを取り
込みデータ処理部に入力する。また、着側二重化冗長装
置20の待機状態にある系に向けてデータ40がシステ
ムバス30に送出されると(着アドレスは0B02)、
1系22は該データ40に含まれる着アドレスDAが自
分に設定されたアドレス「0B02」と一致するから、
該データを取り込みデータ処理部に入力する。
【0020】尚、図4に示すように着側二重化冗長装置
20の0系21が待機状態、1系22が運用状態にある
場合には、以下のようにデータの受信が行なわれる。す
なわち、着側二重化冗長装置20の運用状態にある系に
向けてデータ40がシステムバス30に送出されると
(着アドレスは0B01)、1系22は該データ40に
含まれる着アドレスDAが自分に設定されたアドレス
「0B01」と一致するから、該データを取り込みデー
タ処理部に入力する。また、着側二重化冗長装置20の
待機状態にある系に向けてデータ40がシステムバス3
0に送出されると(着アドレスは0B02)、0系21
は該データ40に含まれる着アドレスDAが自分に設定
されたアドレス「0B02」と一致するから、該データ
を取り込みデータ処理部に入力する。以上のように、各
二重化冗長装置は装置アドレスと状態に応じて定ま
るアドレス(状態アドレス)とに基づいて0系、1系の
アドレスを動的に決定し、かつ設定するから、送信側で
はどの二重化冗長装置のいずれの状態にある系にデータ
を送信するかがわかれば、着アドレスDAを決定でき
る。この結果、従来のように、相手通信装置における0
系、1系装置が運用状態にあるか、あるいは待機状態に
あるかを把握する必要がなく、従って、各装置間で相互
に状態を通知し合う機構や他装置の各系の状態を記憶す
るメモリが不要となり、システム構成を簡単にでき、シ
ステムのコストダウンを図ることができる。また、各装
置間で相互に状態を通知し合う必要がないため、システ
ム立ち上げ後、直ちに通信することができる。
【0021】(e) 変形例 以上は二重化冗長装置がシステムバスに接続されている
場合であるがn(≧3)の状態をとるn重化冗長装置
(多重化冗長装置)がシステムバスに接続されている場
合にも拡張することができる。図6は多重化冗長装置の
構成図である。50は多重化冗長装置(n≧3)、51
〜53はそれぞれ0系、1系、2系の装置であり、図5
の0系、1系11〜12と略同一の構成を備えている。
各系51〜53は第1運用状態(運用系1)、第2運用
状態(運用系2)、待機状態(待機系)のいずれかの状
態をとるようになっており、第1運用状態あるいは第2
運用状態の系が障害によりダウンすると待機系が第1運
用状態あるいは第2運用状態となって処理を継続するよ
うになっている。
【0022】54は制御コンソールであり、0系51〜
2系53の初期状態(運用1/運用2/待機)、装置ア
ドレス、状態アドレス等を設定する。55はアドレス決
定・設定機構であり、0系51〜2系53の状態(運用
1/運用2/待機)を監視し、装置アドレスと、0
系〜2系の現在の状態(運用1/運用2/待機)に応じ
て定まる状態アドレスとに基づいて、0系〜2系のアド
レス(例えば0A01,0A02,0A03)を動的に
決定し、各系51〜53の図示しない送受信部に入力す
る。図7は状態とアドレス(状態アドレス)の対応図で
あり、第1運用状態、第2運用状態、待機状態の各状態
アドレスは01、02、03である。一般に(n+1)
重化冗長装置の場合には、状態とアドレスの対応は図8
に示すようになる。
【0023】送信データ40は二重化の場合と同様に、
着アドレスDA、発アドレスSA、データDTで構成さ
れている。送信データ40に付加される着アドレスDA
は、どの二重化冗長装置の、いずれの状態(第1、第2
運用状態、待機状態)にある系にデータを送信するかに
応じて、着側二重化冗長装置の装置アドレスと状態
アドレスを組にして決定される。例えば、着側の二重化
冗長装置(装置アドレスを0Bとする)の第1運用状態
にある系にデータを送信する場合には着アドレスは「0
B01」となり、第2運用状態にある系にデータを送信
する場合には着アドレスは「0B02」となり、待機状
態にある系にデータを送信する場合には着アドレスは
「0B03」となる。着側の二重化冗長装置の0系〜2
系の各受信部は、自分に動的に設定されたアドレス(0
B01〜0B03)と送信データ40に含まれる着アド
レスDSが一致するか判断し、一致すれば該送信データ
を取り込む。
【0024】(2) 本発明の第2の実施例 (a) 全体の構成 第1の実施例ではシステムバスが二重化されていない場
合であるが、システムバスが二重化されている場合シス
テムバス間の通信にも本発明を拡張することができる。
図9はシステムバスが二重化されている場合のシステム
の構成図である。10,20は二重化冗長装置(装置
A,B)で、それぞれ0系、1系装置11,12;2
1,22を有している。31,32は二重化されたシス
テムバスであり、それぞれ0系、1系の2つのシステム
バス31a,31b;32a,32bで構成されてい
る。40は送信データであり、図10に示すように着ア
ドレスDA、発アドレスSA、データDTで構成されて
いる。
【0025】61は送信データ40に含まれる着アドレ
スが指示する着側システムバスに該送信データを送出す
るバス切替部、62〜63はバスの障害を検知するバス
状態監視部、64は制御コンソール、65はバス切替制
御部である。バス切替制御部65は制御コンソール64
からの設定データやバス状態監視部62,63により検
知されたバス状態に応じて二重化されているシステムバ
ス31,32の一方のバスを運用系、他方のバスを待機
系にすると共に、その旨をバス切替部61や各二重化冗
長装置10、20等に通知するものである。
【0026】図11は二重化冗長装置10の構成図であ
り、11、12は0系、1系装置であり同一の構成を有
しており、0系のみ示している。71はアドレス決定部
であり、システムバス31a,31bのバス状態、各系
11、12の系状態に基づいて各系のアドレスを決定す
るもの、72は装置状態監視部、73はアドレス決定部
で決定されたアドレスを各送信部、受信部に設定するア
ドレス設定部、74a,74bはそれぞれ0系、1系の
システムバス31a,31bに接続された第1、第2の
送信部、75a,75bはそれぞれ0系、1系のシステ
ムバス31a,31bに接続された第1、第2受信部、
76a,76bは第1、第2送信部から出力されたデー
タの通過を制御する第1、第2の送信開閉スイッチ、7
7a,77bは第1、第2受信部へのデータの通過を制
御する第1、第2の受信開閉スイッチ、78はシステム
バス31の状態(運用/待機状態)に基づいて各スイッ
チの開閉を制御するバス開閉制御部,79はデータ処理
部である。
【0027】(b) アドレスの決定 アドレス決定部は71は、 二重化されているシステムバスのバスアドレス、 バスの状態(運用、待機状態)に応じて定まるバス状
態アドレス(01または02)と、 装置アドレスと、 系の状態(運用、待機状態)に応じて定まる状態アド
レス(01または02)との組合せに基づいてアドレス
を決定する。
【0028】従って、システムバス31のバスアドレ
スが「01」、0系のシステムバス31aが運用状
態、1系のシステムバス31bが待機状態、二重化冗
長装置10の装置アドレスが「0A」、0系装置11
が運用状態、1系装置12が待機状態であるとすると、
アドレス決定部71はこれらに基づいて各系のアドレス
を決定し、0系、1系の各送信部、受信部に設定する。
すなわち、アドレス決定部71は(1) 0系11の第1送
信部74a、第1受信部75aにアドレス「01010
A01」を設定し、(2) 0系11の第2送信部74b、
第2受信部75bにアドレス「01020A01」を設
定する。また、(3) 1系12の第1送信部74a、第1
受信部75aにアドレス「01010A02」を設定
し、(4) 1系12の第2送信部74b、第2受信部75
bにアドレス「01020A02」を設定する。
【0029】(c) 送信、受信制御 運用系のシステムバス31aを介して0系装置11よ
り、システムバス32の運用状態のバスを介して着側二
重化冗長装置20の運用系にデータを送信する場合の手
順は以下のようになる。0系装置11の第1送信部74
aは、着アドレス「02010B01」を生成してデー
タに付加すると共に、アドレス設定部73により設定さ
れたアドレス「01010A01」を発アドレスとして
付加して送出する。バス開閉制御部78は運用系のシス
テムバスに接続されている開閉スイッチを開き、待機系
のシステムバスに接続されている開閉スイッチを閉じる
ように制御するから、開閉スイッチ76aを介して送信
データはシステムバス31aに送出される。送信データ
40はシステムバス31aを介してバス切替部61に到
る。バス切替部61は送信データの着アドレス「020
10B01」を参照して、システムバス32の運用系バ
スへのデータ送出指示を識別する。
【0030】一方、バス切替部61にはバス切替制御部
65よりシステムバス31の運用/待機状態が通知され
ており、システムバス32aが運用系となっている。こ
の結果、バス切替部61は送信データ40をシステムバ
ス32aに送出する。二重化冗長装置20の運用系のシ
ステムバス32aに接続されている運用系の装置(0
系)21の受信部は、動的に自分に設定されたアドレス
「02010B01」と送信データ40に含まれる着ア
ドレスDSが一致するか判断し、一致すれば該送信デー
タを取り込んでデータ処理部に入力する。以上のように
すれば、送信側では、どのシステムバスのいずれの状態
にあるバスを介して、どの二重化冗長装置のいずれの状
態にある系にデータを送信するかがわかれば、着アドレ
スDAを決定できる。この結果、着側の0系、1系のシ
ステムバスが運用状態にあるか、あるいは待機状態にあ
るかを把握しなくても着アドレスDAを決定でき、バス
の状態を相互に通知し合う機構やバス状態を記憶するメ
モリが不要となり、システム構成を簡単にでき、システ
ムのコストダウンが図れる。以上、本発明を実施例によ
り説明したが、本発明は請求の範囲に記載した本発明の
主旨に従い種々の変形が可能であり、本発明はこれらを
排除するものではない。
【0031】
【発明の効果】以上本発明によれば、各二重化冗長装置
は装置アドレスと状態に応じて定まるアドレス(状
態アドレス)とに基づいて0系、1系のアドレスを動的
に決定し、かつ設定するから、送信側ではどの二重化冗
長装置のいずれの状態にある系にデータを送信するかが
わかれば、着アドレスDAを決定できる。この結果、従
来のように、相手通信装置における0系、1系装置が運
用状態にあるか、あるいは待機状態にあるかを把握する
必要がなく、従って、各装置間で相互に状態を通知し合
う機構や他装置の各系の状態を記憶するメモリが不要と
なり、システム構成を簡単にでき、システムのコストダ
ウンが図れる。また、本発明によれば、各装置間で相互
に状態を通知し合う必要がないため、システム立ち上げ
後、直ちに通信することができる。更に、本発明によれ
ば、二重化冗長装置に限らず、n(≧3)重化装置にも
拡張することができる。また、本発明によれば、システ
ムバスが二重化されているシステムにも拡張でき、二重
化システムバスの各バスの状態(運用/待機)を把握し
なくても希望する状態のバスを介してデータを送信する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明のアドレス構造説明図である。
【図3】動的アドレス設定法及び着アドレス決定法説明
図(その1)である。
【図4】動的アドレス設定法及び着アドレス決定法説明
図(その2)である。
【図5】二重化冗長装置の構成図である。
【図6】多重化冗長装置の構成図である。
【図7】状態アドレスの説明図(三重化)である。
【図8】状態アドレスの説明図(n+1重化)である。
【図9】システムバスが二重化されているシステムの構
成図である。
【図10】システムバスが二重化されている場合のアド
レス構造説明図である。
【図11】システムバスが二重化されている場合の二重
化冗長装置の構成図である。
【図12】従来のバス通信方式説明図である。
【図13】送信データの構成図である。
【符号の説明】
10・・二重化冗長装置 11,12・・0系、1系の装置 13・・アドレスを動的に設定するアドレス決定・設定
機構 14a,14b・・0系、1系の送信部 15a,15b・・0系、1系の受信部 20・・二重化冗長装置 21,22・・0系、1系の装置 23・・アドレスを動的に設定するアドレス決定・設定
機構 24a,24b・・0系、1系の送信部 25a,25b・・0系、1系の受信部 30・・二重化冗長装置が接続されたシステムバス 40・・送信データ

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運用状態及び待機状態にある2つの装置
    を備えると共に運用装置に障害が生じた時、待機装置を
    運用状態にして処理を継続する二重化冗長装置をシステ
    ムバスに接続し、着アドレス、発アドレスをデータに付
    加して発側装置よりシステムバスを介して着側装置に送
    信するシステムバスの通信方法において、 二重化冗長装置に固有の装置アドレスを設定すると共
    に、運用状態、待機状態のそれぞれに対応させて状態ア
    ドレスを設定し、 二重化冗長装置を構成する第1、第2の装置が運用状態
    にあるか待機状態にあるかに応じて装置アドレスと状態
    アドレスを組にして該第1、第2の装置のアドレスを動
    的に設定し、 発側装置は、着側二重化冗長装置のいずれの状態にある
    装置にデータを送信するかに応じて、装置アドレスと状
    態アドレスを組にして着アドレスを生成し、該着アドレ
    スをデータに付加してシステムバスに送り出し、 該着アドレスと一致するアドレスを有する装置は該送信
    データを取り込んで処理することを特徴とするシステム
    バスの通信方法。
  2. 【請求項2】 発側装置は、前記動的に設定されたアド
    レスを発アドレスとして送信データに付加する請求項1
    記載のシステムバスの通信方法。
  3. 【請求項3】 二重化冗長装置を構成する第1、第2の
    装置の状態が変化した場合には、該第1、第2の装置の
    アドレスを動的に変更する請求項1記載のシステムバス
    の通信方法。
  4. 【請求項4】 システムバスが二重化されている場合、
    システムバスが運用、待機のいずれの状態にあるかに応
    じてバス状態アドレスを設定し、 どのシステムバスの、いずれの状態にあるシステムバス
    を介して送信データを着側二重化冗長装置に送信する
    か、及び該着側二重化冗長装置のいずれの状態にある装
    置にデータを送信するかに応じて、システムバスアドレ
    スとバスの状態アドレスと装置アドレスと装置の状態ア
    ドレスを組にして着アドレスを生成し、 該着アドレスを送信データに付加して発側システムバス
    に送り出し、 発側システムバスから取り込んだ送信データに含まれる
    システムアドレスが指示する着側のシステムバスに送信
    データを送り出すことを特徴とする請求項1記載のシス
    テムバスの通信方法。
  5. 【請求項5】 それぞれ各種運用状態及び待機状態にあ
    るn(≧3)個の装置を備え、所定の運用装置に障害が
    生じた時、待機装置を運用状態にして処理を継続する多
    重化冗長装置をシステムバスに接続し、着アドレス、発
    アドレスをデータに付加して発側装置よりシステムバス
    を介して着側装置に送信するシステムバスの通信方法に
    おいて、 多重化冗長装置に固有の装置アドレスを設定すると共
    に、各種運用状態、待機状態のそれぞれの状態に対応さ
    せて固有の状態アドレスを設定し、 多重化冗長装置を構成するn個の装置がどの運用状態に
    あるか、あるいは待機状態にあるかに応じて装置アドレ
    スと状態アドレスを組にして各n個の装置のアドレスを
    動的に設定し、 発側装置は、着側多重化冗長装置のいずれの状態にある
    装置にデータを送信するかに応じて、装置アドレスと状
    態アドレスを組にして着アドレスを生成し、該着アドレ
    スをデータに付加してシステムバスに送り出し、 該着アドレスと一致するアドレスを有する装置は該送信
    データを取り込んで処理することを特徴とするシステム
    バスの通信方法。
  6. 【請求項6】 運用状態及び待機状態にある2つの装置
    を備え、運用装置に障害が生じた時、待機装置を運用状
    態にして処理を継続する二重化冗長装置と、二重化冗長
    装置が接続され、着アドレスと発アドレスを含む送信デ
    ータを発側装置より着側装置に転送するシステムバスを
    備えたバス通信システムにおいて、 前記二重化冗長装置は、 二重化冗長装置固有の装置アドレスと、二重化冗長装置
    を構成する第1、第2の装置が運用状態にあるか待機状
    態にあるかに応じて定まる状態アドレスとを組み合わせ
    て該第1、第2の装置のアドレスを動的に決定して設定
    するアドレス決定部と、 着側二重化冗長装置のいずれの状態にある装置にデータ
    を送信するかに応じて、該着側二重化冗長装置固有の装
    置アドレスと状態アドレスを組にして着アドレスを生成
    し、該着アドレスをデータに付加してシステムバスに送
    り出す送信部と、 動的に設定された自アドレスと一致する着アドレスを有
    する送信データを取り込む受信部とを備えたことを特徴
    とする通信システム。
  7. 【請求項7】 前記送信部は、発側装置に動的に設定さ
    れたアドレスを発アドレスとして送信データに付加する
    ことを特徴とする請求項6記載のバス通信システム。
  8. 【請求項8】 前記アドレス決定部は、二重化冗長装置
    を構成する第1、第2の装置の状態が変化した場合、該
    第1、第2の装置のアドレスを動的に変更することを特
    徴とする請求項6記載のバス通信システム。
  9. 【請求項9】 システムバスが二重化されている場合に
    は、バス切替手段を設け、 前記送信部は、どのシステムバスの運用、待機のいずれ
    の状態にあるシステムバスを介して着側二重化冗長装置
    にデータを転送するか、並びに、着側二重化冗長装置の
    いずれの状態にある装置にデータを送信するかに応じて
    着アドレスを生成し、該着アドレスをデータに付加して
    発側のシステムバスに送り出し、 バス切替手段は発側のシステムバスから受信したデータ
    に含まれる着アドレスが指示する着側のシステムバスに
    該データを送出することを特徴とする請求項6記載のバ
    ス通信システム。
  10. 【請求項10】 それぞれ各種運用状態及び待機状態に
    あるn個の装置を備え、所定の運用装置に障害が生じた
    時、待機装置を運用状態にして処理を継続する多重化冗
    長装置をシステムバスに接続し、着アドレス、発アドレ
    スをデータに付加して発側装置よりシステムバスを介し
    て着側装置に送信するバス通信システムにおいて、 前記多重化冗長装置は、 多重化冗長装置固有の装置アドレスと、該多重化冗長装
    置を構成する各装置がいずれの運用状態にあるか、ある
    いは待機状態にあるかに応じて定まる状態アドレスとを
    組み合わせて各装置のアドレスを動的に決定して設定す
    るアドレス決定部と、 着側多重化冗長装置を構成するいずれの状態にある装置
    にデータを送信するかに応じて、該着側多重化冗長装置
    固有の装置アドレスと状態アドレスを組にして着アドレ
    スを生成し、該着アドレスをデータに付加してシステム
    バスに送り出す送信部と、 動的に設定された自アドレスと一致する着アドレスを有
    する送信データを取り込む受信部とを備えたことを特徴
    とするバス通信システム。
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