JP2732674B2 - データ伝送装置 - Google Patents
データ伝送装置Info
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- JP2732674B2 JP2732674B2 JP1177805A JP17780589A JP2732674B2 JP 2732674 B2 JP2732674 B2 JP 2732674B2 JP 1177805 A JP1177805 A JP 1177805A JP 17780589 A JP17780589 A JP 17780589A JP 2732674 B2 JP2732674 B2 JP 2732674B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- transmission
- abnormality
- circuit
- transmission path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L1/00—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
- H04L1/22—Arrangements for detecting or preventing errors in the information received using redundant apparatus to increase reliability
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冗長化した複数の伝送路を用いてデータの
伝送を行うデータ伝送装置に関する。
伝送を行うデータ伝送装置に関する。
データ伝送を行う場合、伝送路上の故障等に起因する
異常データの発生を考慮して、伝送路を冗長化すること
が行なわれる。第8図は、このような冗長化された伝送
路を用いて時分割方式によるデータ伝送を行う、従来の
データ伝送装置の構成図である。
異常データの発生を考慮して、伝送路を冗長化すること
が行なわれる。第8図は、このような冗長化された伝送
路を用いて時分割方式によるデータ伝送を行う、従来の
データ伝送装置の構成図である。
この図において、二つの伝送路A,Bの双方に、ステー
ションS1が接続され、さらに、これらの伝送路A,Bはス
テーションS1と同一構成のステーションS2及び他のステ
ーション(ステーションS1,S2以外の図示は略す)が接
続されている。
ションS1が接続され、さらに、これらの伝送路A,Bはス
テーションS1と同一構成のステーションS2及び他のステ
ーション(ステーションS1,S2以外の図示は略す)が接
続されている。
ステーションS1は送信回路1を有し、この送信回路1
からのデータは送信ドライバ2a,2bを通って伝送路A,Bの
双方に送出されるようになっている。また、伝送路A,B
を通って他局から送られてくるデータのうちいずれか
が、受信ドライバ3a又は3bを通った後、切換スイッチ4
を介して受信回路5に送られるようになっている。
からのデータは送信ドライバ2a,2bを通って伝送路A,Bの
双方に送出されるようになっている。また、伝送路A,B
を通って他局から送られてくるデータのうちいずれか
が、受信ドライバ3a又は3bを通った後、切換スイッチ4
を介して受信回路5に送られるようになっている。
この受信ドライバ3a,3b間には伝送路診断回路6が設
けられており、伝送路A,Bを通って他局から送られてく
るデータの中に異常があるか否かがこの伝送路診断回路
6によりチェックされるようになっている。
けられており、伝送路A,Bを通って他局から送られてく
るデータの中に異常があるか否かがこの伝送路診断回路
6によりチェックされるようになっている。
そして、いま切換スイッチ4が受信ドライバ3b側(図
示と反対側)に切換えられており、第9図に示すように
伝送路Aからは正常な信号のデータが送られ、伝送路B
からは異常な信号を含むデータが送られてきたとする。
示と反対側)に切換えられており、第9図に示すように
伝送路Aからは正常な信号のデータが送られ、伝送路B
からは異常な信号を含むデータが送られてきたとする。
このような場合、伝送路診断回路6はCPU7に異常信号
を出力し、CPU7はこの異常信号に基いて、切換スイッチ
駆動回路(図示せず)を介して、切換スイッチ4を受信
ドライバ3a側(図示の状態)に切換えるようにする。そ
して、CPU7は、図示を省略してあるCRT等の外部機器に
異常が発生したことを表示させ、あるいは警報を発生さ
せるようにする。オペレータは、この表示あるいは警報
により、異常発生に対し適切な処置を行う。
を出力し、CPU7はこの異常信号に基いて、切換スイッチ
駆動回路(図示せず)を介して、切換スイッチ4を受信
ドライバ3a側(図示の状態)に切換えるようにする。そ
して、CPU7は、図示を省略してあるCRT等の外部機器に
異常が発生したことを表示させ、あるいは警報を発生さ
せるようにする。オペレータは、この表示あるいは警報
により、異常発生に対し適切な処置を行う。
このように、従来装置では、受信回路に送られてきた
データに異常がある場合には、直ちに伝送路を切換えて
正しいデータのみを受信するようにしている。この場
合、一方の伝送路からは異常部分を含むデータが送ら
れ、他方の伝送路からは正常なデータが送られてくると
いうことは、送信元である他局の伝送装置に異常が発生
したのではなく、一方の伝送路途中に何らかの異常が発
生したことを意味している。したがって、オペレータは
いち早く異常発生箇所を特定し、この異常発生原因を除
去する必要がある。
データに異常がある場合には、直ちに伝送路を切換えて
正しいデータのみを受信するようにしている。この場
合、一方の伝送路からは異常部分を含むデータが送ら
れ、他方の伝送路からは正常なデータが送られてくると
いうことは、送信元である他局の伝送装置に異常が発生
したのではなく、一方の伝送路途中に何らかの異常が発
生したことを意味している。したがって、オペレータは
いち早く異常発生箇所を特定し、この異常発生原因を除
去する必要がある。
しかしながら、従来装置は、単に、ある伝送路から送
られてくるデータに異常があるか否かを判断するだけで
あり、オペレータは伝送路上のいずれの箇所に異常が発
生しているのかを特定するのが困難であった。特に、リ
ピータなどを用いて伝送距離を長くし、伝送エリアが広
範囲にわたっている場合、このような異常発生箇所の特
定は一層困難なものとなっていた。
られてくるデータに異常があるか否かを判断するだけで
あり、オペレータは伝送路上のいずれの箇所に異常が発
生しているのかを特定するのが困難であった。特に、リ
ピータなどを用いて伝送距離を長くし、伝送エリアが広
範囲にわたっている場合、このような異常発生箇所の特
定は一層困難なものとなっていた。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、伝送
路上の異常発生箇所の特定に役立つ情報を得ることがで
きるデータ伝送装置を提供しようとするものである。
路上の異常発生箇所の特定に役立つ情報を得ることがで
きるデータ伝送装置を提供しようとするものである。
本発明は上記課題を解決するための手段として、冗長
化した複数の伝送路に接続され他局に対してデータの送
信を行う送信回路を有すると共に、前記冗長化した複数
の伝送路のうちいずれか一の伝送路に切換スイッチを介
して接続され他局からのデータの受信を行う受信回路を
有し、前記一の伝送路から前記受信回路へ送られてくる
データに異常がある場合は前記切換スイッチを他の伝送
路に切換え、前記受信回路に正常なデータのみを受信さ
せるようにしたデータ伝送装置において、前記複数の伝
送路からのデータの有無又はデータ内容の異常の有無を
検出し、当該伝送路の異常診断を行う伝送路診断回路
と、前記複数の伝送路に対応してそれぞれ接続され、前
記伝送路診断回路により当該伝送路のいずれかに異常が
認められるときには、データに付加された送り元アドレ
スを検出する送り元アドレス検出回路と、前記伝送路診
断回路及び前記送り元アドレス検出回路の出力信号か
ら、前記異常が認められた伝送路の診断内容及び送り元
アドレスに対応した局を外部の表示器に表示させるため
の表示制御信号を出力する表示制御回路と、を備えた構
成としてある。
化した複数の伝送路に接続され他局に対してデータの送
信を行う送信回路を有すると共に、前記冗長化した複数
の伝送路のうちいずれか一の伝送路に切換スイッチを介
して接続され他局からのデータの受信を行う受信回路を
有し、前記一の伝送路から前記受信回路へ送られてくる
データに異常がある場合は前記切換スイッチを他の伝送
路に切換え、前記受信回路に正常なデータのみを受信さ
せるようにしたデータ伝送装置において、前記複数の伝
送路からのデータの有無又はデータ内容の異常の有無を
検出し、当該伝送路の異常診断を行う伝送路診断回路
と、前記複数の伝送路に対応してそれぞれ接続され、前
記伝送路診断回路により当該伝送路のいずれかに異常が
認められるときには、データに付加された送り元アドレ
スを検出する送り元アドレス検出回路と、前記伝送路診
断回路及び前記送り元アドレス検出回路の出力信号か
ら、前記異常が認められた伝送路の診断内容及び送り元
アドレスに対応した局を外部の表示器に表示させるため
の表示制御信号を出力する表示制御回路と、を備えた構
成としてある。
伝送路診断回路は、複数の伝送路からのデータの有無
又はデータ内容の異常の有無を検出し、伝送路の異常診
断を行う。
又はデータ内容の異常の有無を検出し、伝送路の異常診
断を行う。
送り元アドレス検出回路は、複数の伝送路に対応して
それぞれ接続されており、伝送路診断回路により伝送路
のいずれかに異常が認められるときには、他局から送ら
れてくるデータフレームに付加された送り元アドレスを
検出する。このとき、正常な伝送路から送られてくるデ
ータフレームに付加された送り元アドレスを検出するよ
うにしておけば、より一層信頼性の向上を図ることがで
きる。
それぞれ接続されており、伝送路診断回路により伝送路
のいずれかに異常が認められるときには、他局から送ら
れてくるデータフレームに付加された送り元アドレスを
検出する。このとき、正常な伝送路から送られてくるデ
ータフレームに付加された送り元アドレスを検出するよ
うにしておけば、より一層信頼性の向上を図ることがで
きる。
表示制御回路は、伝送路診断回路及び送り元アドレス
検出回路の出力信号から、異常が認められた伝送路の診
断内容及び送り元アドレスに対応した局を外部の表示器
に表示させるための表示制御信号を出力する。
検出回路の出力信号から、異常が認められた伝送路の診
断内容及び送り元アドレスに対応した局を外部の表示器
に表示させるための表示制御信号を出力する。
この表示器により表示された局は、伝送路上の異常発
生箇所を特定するための有効な情報となる。
生箇所を特定するための有効な情報となる。
以下、本発明の実施例を第1図乃至第7図に基いて説
明する。但し、第8図と同様の構成要素には同一符号を
付して重複した説明を省略する。
明する。但し、第8図と同様の構成要素には同一符号を
付して重複した説明を省略する。
第1図において、受信ドライバ3a,3bの出力側の間に
伝送路診断回路6Aと、送り元アドレス検出回路8a,8bと
が設けられている。そして、伝送路診断回路6A及び送り
元アドレス検出回路8a,8bから出力される信号は異常情
報報告回路9に送られ、異常情報報告回路9は異常内容
をCPU10内の表示制御回路11に送るようになっている。
伝送路診断回路6Aと、送り元アドレス検出回路8a,8bと
が設けられている。そして、伝送路診断回路6A及び送り
元アドレス検出回路8a,8bから出力される信号は異常情
報報告回路9に送られ、異常情報報告回路9は異常内容
をCPU10内の表示制御回路11に送るようになっている。
次に、このように構成される第1図の実施例の動作に
ついて説明する。伝送路A,Bを介して他のステーション
からステーションS1に送られてくるデータフレームは、
第2図に示すように、送り先アドレスDA,送り元アドレ
スSA及びデータを含んでいるが、この実施例では、さら
にエラーコードをも含むものとする。
ついて説明する。伝送路A,Bを介して他のステーション
からステーションS1に送られてくるデータフレームは、
第2図に示すように、送り先アドレスDA,送り元アドレ
スSA及びデータを含んでいるが、この実施例では、さら
にエラーコードをも含むものとする。
伝送路診断回路6Aは、このデータフレームに関し、デ
ータフレームに異常があるか否か、あるいはデータフレ
ームそのものが無いのかを診断するが、さらに、データ
フレームに異常がある場合は、上記のエラーコードによ
り、その異常内容も診断できるようになっている。
ータフレームに異常があるか否か、あるいはデータフレ
ームそのものが無いのかを診断するが、さらに、データ
フレームに異常がある場合は、上記のエラーコードによ
り、その異常内容も診断できるようになっている。
そして、例えば第3図に示すように、5つのステーシ
ョンS1〜S5間でデータ伝送が行なわれ、ステーション
S3,S4間にリピータRa,RBが設置されている場合を考え
る。また、ステーションS1が他のステーションS2〜S5か
ら送られるデータを受信する場合につき考えるものとす
る。
ョンS1〜S5間でデータ伝送が行なわれ、ステーション
S3,S4間にリピータRa,RBが設置されている場合を考え
る。また、ステーションS1が他のステーションS2〜S5か
ら送られるデータを受信する場合につき考えるものとす
る。
いま、第4図に示すように、伝送路Bを経由して送ら
れてくるデータに関しては、すべてのステーションから
のデータが正常であり、伝送路Aを経由して送られてく
るデータに関しては、ステーションS4,S5からのデータ
のみが異常であったものとする。この第4図の表によれ
ば、ステーションS3からステーションS4にかけて、デー
タが正常から異常に変化していることが明らかであり、
しかもステーションS3とステーションS4との間にはリピ
ータRaが設けられている。したがって、オペレータはこ
れらの情報から、リピータRaに何らかの異常が発生して
故障していることを容易に推測することができる。
れてくるデータに関しては、すべてのステーションから
のデータが正常であり、伝送路Aを経由して送られてく
るデータに関しては、ステーションS4,S5からのデータ
のみが異常であったものとする。この第4図の表によれ
ば、ステーションS3からステーションS4にかけて、デー
タが正常から異常に変化していることが明らかであり、
しかもステーションS3とステーションS4との間にはリピ
ータRaが設けられている。したがって、オペレータはこ
れらの情報から、リピータRaに何らかの異常が発生して
故障していることを容易に推測することができる。
第1図における伝送路診断回路6A、送り元アドレス検
出回路8a,8b、異常情報報告回路9は、このような情報
をオペレータに与えるために設けられたものである。
出回路8a,8b、異常情報報告回路9は、このような情報
をオペレータに与えるために設けられたものである。
すなわち、伝送路診断回路6Aは、伝送路A,Bからのデ
ータフレームに異常があるか否かを検出し、例えば伝送
路A側に異常があることを検出した場合には、どのよう
な異常であるのかその内容についても異常情報報告回路
9に知らせる。そして、送り元アドレス検出回路8a,8b
は、伝送路診断回路6Aの検出と同期して、そのデータフ
レームの送り元となっているステーションのコードを検
出し、このコードを異常情報報告回路9に知らせるよう
にする。ここで、伝送路A側に接続された送り元アドレ
ス検出回路8aで検出された送り元アドレスを採用する
と、誤ったステーションを特定してしまうことがある。
従って、信頼性の改善を図る意味では、正常な伝送路B
側に接続された送り元アドレス検出回路8bで検出された
送り元アドレスを採用するのが望ましい。
ータフレームに異常があるか否かを検出し、例えば伝送
路A側に異常があることを検出した場合には、どのよう
な異常であるのかその内容についても異常情報報告回路
9に知らせる。そして、送り元アドレス検出回路8a,8b
は、伝送路診断回路6Aの検出と同期して、そのデータフ
レームの送り元となっているステーションのコードを検
出し、このコードを異常情報報告回路9に知らせるよう
にする。ここで、伝送路A側に接続された送り元アドレ
ス検出回路8aで検出された送り元アドレスを採用する
と、誤ったステーションを特定してしまうことがある。
従って、信頼性の改善を図る意味では、正常な伝送路B
側に接続された送り元アドレス検出回路8bで検出された
送り元アドレスを採用するのが望ましい。
異常情報報告回路9は、この伝送路診断回路6Aによる
診断内容と、送り元アドレス検出回路8a,8bで検出され
たステーションのコードとをCPU10に報告する。
診断内容と、送り元アドレス検出回路8a,8bで検出され
たステーションのコードとをCPU10に報告する。
CPU10は、この異常情報報告回路9の報告に基いて、
切換スイッチを、正常なデータフレームが送られてくる
伝送路B側に切換えるようにする。CPU10は、さらに、
伝送路Aを介して、異常なデータフレームを送ってきた
ステーションのコードと、その異常の内容とを表示する
ための表示制御信号を、表示制御回路11から外部のCRT
等の表示機器に対して出力する。オペレータは、このCR
Tに表示された異常情報により、故障発生箇所を推測で
きる。例えば異常と診断された場合に、データフレーム
そのものが無いのか、あるいはデータフレームのデータ
内容に異常があるかがわかれば、その異常原因は、伝送
路の断線なのか、リピータの故障なのか容易に判断する
ことができる。
切換スイッチを、正常なデータフレームが送られてくる
伝送路B側に切換えるようにする。CPU10は、さらに、
伝送路Aを介して、異常なデータフレームを送ってきた
ステーションのコードと、その異常の内容とを表示する
ための表示制御信号を、表示制御回路11から外部のCRT
等の表示機器に対して出力する。オペレータは、このCR
Tに表示された異常情報により、故障発生箇所を推測で
きる。例えば異常と診断された場合に、データフレーム
そのものが無いのか、あるいはデータフレームのデータ
内容に異常があるかがわかれば、その異常原因は、伝送
路の断線なのか、リピータの故障なのか容易に判断する
ことができる。
ここで、注目すべきことは、本発明が冗長化された伝
送路の使用を前提としていることから、CPU10が正常な
方の伝送路Bを通って入力されたデータに基づいて、異
常なデータフレームを送ってきたステーションを特定可
能なことである。
送路の使用を前提としていることから、CPU10が正常な
方の伝送路Bを通って入力されたデータに基づいて、異
常なデータフレームを送ってきたステーションを特定可
能なことである。
つまり、異常データを検出した場合、そのデータの送
信元アドレスから、異常となっている端末を割り出して
これを出力表示する技術は従来から行われている。しか
し、従来の技術は、異常データではあっても、送信元ア
ドレスについては正常であることを前提としているた
め、送信元アドレス自体が誤っていた場合には、誤った
端末を割り出してしまうことになる。しかし、本発明で
は、上記のように、正常な伝送路Bを通って入力された
正常データに基づいて送信元ステーションの特定を行っ
ているので、従来技術のように、ステーションの特定を
誤ることはない。
信元アドレスから、異常となっている端末を割り出して
これを出力表示する技術は従来から行われている。しか
し、従来の技術は、異常データではあっても、送信元ア
ドレスについては正常であることを前提としているた
め、送信元アドレス自体が誤っていた場合には、誤った
端末を割り出してしまうことになる。しかし、本発明で
は、上記のように、正常な伝送路Bを通って入力された
正常データに基づいて送信元ステーションの特定を行っ
ているので、従来技術のように、ステーションの特定を
誤ることはない。
第5図は本発明の他の実施例を示すものである。すな
わち、異常情報報告回路9からの情報を直接CPU10に出
力せずに、一旦メモリ12に書込んでおき、この書込んだ
情報をCPU10が定期的に読み出すようにしたものであ
る。このような構成とすれば、CPU10の負荷を軽くする
ことができる。この場合、第6図に示すように、メモリ
アドレスは送り元アドレスSAすなわちステーションコー
ドと対応させておけば便利である。また、メモリ11は、
例えばFIFOのようなバッファを用いることとしてもよ
い。
わち、異常情報報告回路9からの情報を直接CPU10に出
力せずに、一旦メモリ12に書込んでおき、この書込んだ
情報をCPU10が定期的に読み出すようにしたものであ
る。このような構成とすれば、CPU10の負荷を軽くする
ことができる。この場合、第6図に示すように、メモリ
アドレスは送り元アドレスSAすなわちステーションコー
ドと対応させておけば便利である。また、メモリ11は、
例えばFIFOのようなバッファを用いることとしてもよ
い。
そして、第7図に示すように、メモリ11には異常内容
を記憶させるだけでなく、異常発生カウンタを設けて異
常発生回数も記憶させるようにすることもできる。これ
によれば、CPU10の負荷をさらに軽くできると共に、何
回異常が発生したかがわかるため、その異常の重大度を
把握することができる。
を記憶させるだけでなく、異常発生カウンタを設けて異
常発生回数も記憶させるようにすることもできる。これ
によれば、CPU10の負荷をさらに軽くできると共に、何
回異常が発生したかがわかるため、その異常の重大度を
把握することができる。
さらに、第7図においては、異常内容に異常ビット又
は正常ビットを付加することで、正常にデータが伝送さ
れている場合に、実際に稼動しているステーションを識
別することがきる。つまり、この異常ビット又は正常ビ
ットのいずれも付加されていない場合には、そのステー
ションは休止中であることを知ることができる。
は正常ビットを付加することで、正常にデータが伝送さ
れている場合に、実際に稼動しているステーションを識
別することがきる。つまり、この異常ビット又は正常ビ
ットのいずれも付加されていない場合には、そのステー
ションは休止中であることを知ることができる。
以上のように、本発明によれば、一の伝送路から送ら
れてくる異常データに付加された送り元アドレスを、送
り元アドレス検出回路が検出し、この検出に基いて異常
情報報告回路が送り元アドレスに対応する局を表示制御
回路に報告する構成としたので、伝送路上の異常発生箇
所を特定するために役立つ情報を速やかに得ることがで
きる。
れてくる異常データに付加された送り元アドレスを、送
り元アドレス検出回路が検出し、この検出に基いて異常
情報報告回路が送り元アドレスに対応する局を表示制御
回路に報告する構成としたので、伝送路上の異常発生箇
所を特定するために役立つ情報を速やかに得ることがで
きる。
第1図は本発明の実施例を示すブロック構成図、第2図
乃至第4図は第1図の動作を説明するための説明図、第
5図は本発明の他の実施例を示すブロック構成図、第6
図及び第7図は第5図におけるメモリの具体例を示す説
明図、第8図は従来例を示すブロック構成図、第9図は
第8図の動作を説明するための説明図である。 1……送信回路、4……切換スイッチ、5……受信回
路、8a,8b……送り元アドレス検出回路、9……異常情
報報告回路、11……表示制御回路、A,B……伝送路。
乃至第4図は第1図の動作を説明するための説明図、第
5図は本発明の他の実施例を示すブロック構成図、第6
図及び第7図は第5図におけるメモリの具体例を示す説
明図、第8図は従来例を示すブロック構成図、第9図は
第8図の動作を説明するための説明図である。 1……送信回路、4……切換スイッチ、5……受信回
路、8a,8b……送り元アドレス検出回路、9……異常情
報報告回路、11……表示制御回路、A,B……伝送路。
Claims (1)
- 【請求項1】冗長化した複数の伝送路に接続され他局に
対してデータの送信を行う送信回路を有すると共に、前
記冗長化した複数の伝送路のうちいずれか一の伝送路に
切換スイッチを介して接続され他局からのデータの受信
を行う受信回路を有し、前記一の伝送路から前記受信回
路へ送られてくるデータに異常がある場合は前記切換ス
イッチを他の伝送路に切換え、前記受信回路に正常なデ
ータのみを受信させるようにしたデータ伝送装置におい
て、 前記複数の伝送路からのデータの有無又はデータ内容の
異常の有無を検出し、当該伝送路の異常診断を行う伝送
路診断回路と、 前記複数の伝送路に対応してそれぞれ接続され、前記伝
送路診断回路により当該伝送路のいずれかに異常が認め
られるときには、データに付加された送り元アドレスを
検出する送り元アドレス検出回路と、 前記伝送路診断回路及び前記送り元アドレス検出回路の
出力信号から、前記異常が認められた伝送路の診断内容
及び送り元アドレスに対応した局を外部の表示器に表示
させるための表示制御信号を出力する表示制御回路と、 を備えたことを特徴とするデータ伝送装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1177805A JP2732674B2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | データ伝送装置 |
US07/550,024 US5153874A (en) | 1989-07-10 | 1990-07-09 | Redundancy data transmission device |
AU58846/90A AU620526B2 (en) | 1989-07-10 | 1990-07-10 | Redundancy data transmission device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1177805A JP2732674B2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | データ伝送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0342934A JPH0342934A (ja) | 1991-02-25 |
JP2732674B2 true JP2732674B2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=16037396
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1177805A Expired - Lifetime JP2732674B2 (ja) | 1989-07-10 | 1989-07-10 | データ伝送装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5153874A (ja) |
JP (1) | JP2732674B2 (ja) |
AU (1) | AU620526B2 (ja) |
Families Citing this family (38)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2661298B1 (fr) * | 1990-04-23 | 1992-06-12 | Cit Alcatel | Procede et dispositif de retour a une liaison normale apres utilisation d'une liaison de secours dans un systeme de transmission de donnees. |
DE69132259T2 (de) * | 1990-12-04 | 2000-10-26 | Furukawa Electric Co Ltd | Vorrichtung zur spannungseinstellung in einem multiplexübertragungssystem |
JP2868162B2 (ja) * | 1991-03-29 | 1999-03-10 | 株式会社日立製作所 | 二重化フィールドバスシステム |
JP2752265B2 (ja) * | 1991-05-10 | 1998-05-18 | 株式会社東芝 | Lanからの切離し機能を持つ計算機システム |
JP3268460B2 (ja) * | 1991-07-30 | 2002-03-25 | 株式会社日立製作所 | 伝送路切替制御方法およびその装置 |
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