JP2606160B2 - パリティチェック回路の故障検出方式 - Google Patents

パリティチェック回路の故障検出方式

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JP2606160B2
JP2606160B2 JP6258061A JP25806194A JP2606160B2 JP 2606160 B2 JP2606160 B2 JP 2606160B2 JP 6258061 A JP6258061 A JP 6258061A JP 25806194 A JP25806194 A JP 25806194A JP 2606160 B2 JP2606160 B2 JP 2606160B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はパリティチェック回路の
故障検出方式に係り、特にデータのビット誤りを検出す
るパリティチェック回路の故障を検出する故障検出方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、コンピュータの内部や通信路
においてデータの伝送時にノイズやその他の原因により
ビットの値が本来の値と異なる値(すなわち、1のとき
に0、0のときに1)となるような誤りを生じることが
あるため、データにパリティビットを付加してパリティ
チェックを行うパリティチェック回路が設けられる。
【0003】図4は従来のパリティチェック回路の故障
検出方式の一例の構成図を示す。同図において、データ
レジスタ401に一旦保持されたデータはパリティビッ
トPが付加されており、これより転送データ信号403
として後段へ出力されると共にパリティチェック回路4
02に供給される。
【0004】パリティチェック回路402は入力された
転送データ信号403の1の数が奇数パリティの場合は
奇数個(偶数パリティの場合は偶数個)あるかどうか検
査し、奇数個(偶数パリティの場合は偶数個)ないとき
にはパリティエラー信号を出力する。
【0005】ここで、パリティチェック回路402も故
障することがあり、故障時にはデータの誤りを検出でき
なくなってしまうため、従来は定期的にパリティチェッ
ク回路402の診断プログラムを実行することで故障検
出を行っている。すなわち、上記の診断プログラムは、
システムの運用を止めてすべてのデータレジスタ401
に対して、順次擬似障害が発生するような擬似障害発生
データを与えてパリティエラーを発生させ、パリティチ
ェック回路402が正常な場合はパリティエラー信号を
出力させるようにして、パリティチェック回路402が
正常動作しているかの確認をしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の故障検出方式では、装置内のすべてのパリティチェッ
ク回路の故障の有無を確認するには、システムの運用を
停止させて専用の診断プログラムを実行させなければな
らず、また、その実行時間も比較的長くかかるため頻繁
に行うことができない。
【0007】そのため、パリティチェック回路が故障し
ていても、次回の診断プログラムの実行まではパリティ
チェック回路の故障が発見できず、その結果データ化け
が発生してもそのまま動作し続けるので、システムに与
える影響が非常に大きいという問題がある。
【0008】また、上記の診断プログラムは、ハードウ
ェアに合わせて作成する必要があるため、ハードウェア
の修正・変更があれば診断プログラムもその度に修正し
なければならず、また非常に多くの工数が必要であると
いう問題がある。
【0009】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
パリティチェック回路の故障検出をシステムの運用中に
より短い周期で行い得るパリティチェック回路の故障検
出方式を提供することを目的とする。
【0010】また、本発明の他の目的はハードウェアの
修正・変更に無関係にパリティチェック回路の故障検出
を行い得るパリティチェック回路の故障検出方式を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、定期的に反転する動作監視信号を発生する
動作監視信号発生手段と、伝送されるデータにパリティ
ビットが付加された転送データを動作監視信号と共に入
力信号として受けてパリティチェックを行い、そのパリ
ティチェック結果を正常動作時には動作監視信号の値に
無関係にパリティエラー信号として出力し、故障発生時
には動作監視信号の値の変化に応じて変化するパリティ
エラー信号として出力するパリティチェック手段と、パ
リティチェック手段の出力パリティエラー信号と動作監
視信号とを入力信号として受け、動作監視信号の値が変
化する前後のパリティエラー信号の値が変化しているか
どうかにより故障発生の有無を示す故障検出信号を出力
する故障検出手段とを有する構成としたものである。
【0012】また、本発明でのパリティチェック手段
は、転送データと動作監視信号とが入力されて転送デー
タのパリティチェックを行うと共に、パリティチェック
の結果と動作監視信号との排他的論理和演算を行って得
た信号を出力する第1の演算回路と、第1の演算回路の
出力信号と動作監視信号との排他的論理和演算を行って
得た信号をパリティエラー信号として出力する第2の演
算回路とよりなる構成とすることが、パリティチェック
が正常に行われた時には、動作監視信号の値に無関係に
パリティチェック結果が変化せず、一方、パリティチェ
ックが正常に行われていないときには動作監視信号の値
に応じてパリティチェック結果が変化する信号を容易に
得ることができ、望ましい。
【0013】
【作用】本発明では、パリティチェック手段により入力
転送データのパリティチェックを行うと共に、そのパリ
ティチェック結果と定期的に値が反転する動作監視信号
とに基づいて論理演算を行い、正常動作時には転送デー
タのパリティチェック結果を動作監視信号の値に無関係
にパリティエラー信号として出力し、故障発生時には動
作監視信号の値の変化に応じて変化するパリティチェッ
ク結果をパリティエラー信号として出力するようにした
ため、故障検出手段により動作監視信号の値が変化する
直前と直後のそれぞれにおけるパリティエラー信号の値
が変化していないと検出したときにはパリティエラー回
路の故障の発生はなく、パリティエラー信号の値が変化
しているときにはパリティエラー回路に故障発生有りと
検出することができる。
【0014】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。図
1は本発明の一実施例の構成図を示す。同図に示すよう
に、本実施例はデータレジスタ101、エラー検出手段
102、動作監視信号送出手段105及び切り替え指示
送出手段106より構成されている。動作監視信号送出
手段105及び切り替え指示送出手段106は、前記動
作監視信号発生手段を構成している。データレジスタ1
01は、例えばデータ8ビットと1ビットのパリティビ
ット(偶数パリティ)とを保持する。
【0015】エラー検出手段102は、バリティチェッ
クを行い、エラー検出時に所定値のパリティエラー信号
109を出力するパリティチェック手段103と、故障
検出時に故障検出信号110を出力する故障検出手段1
04とから構成されている。動作監視信号送出手段10
5はパリティチェック手段103が正常に動作している
かどうかの動作監視信号108を送出する。切り替え指
示送出手段106は、動作監視信号108の値を一定周
期で切り替えるための指示を送出する手段である。
【0016】パリティチェック手段103は、例えば図
2に示す如く、データレジスタ101からの転送データ
信号107と動作監視信号送出手段105からの動作監
視信号108とが入力され、これらの全ビットでの排他
的論理和演算を行う排他的論理和(EXOR)回路20
1と、このEXOR回路201の出力信号と動作監視信
号108との排他的論理和演算を行う排他的論理和(E
XOR)回路202とから構成されている。
【0017】また、故障検出手段104は、例えば図3
に示すフローチャートに従った動作を行う。すなわち、
パリティチェック手段103から送出されるパリティエ
ラー信号109と動作監視信号送出手段105からの動
作監視信号108とを入力信号として受け、動作監視信
号108の値が”1”から”0”に立下ったこと、及
び”0”から”1”に立上ったことを検出し(ステップ
301)、その検出時にチェック信号を出力してその出
力時点の前後でパリティエラー信号109が”0”か
ら”1”あるいは”1”から”0”に変化したかどうか
検出する(ステップ302)。
【0018】次に、本実施例の動作について図1〜図3
と共に説明する。通常は、切り替え指示送出手段106
は、装置の運用が開始されると、決められた或る一定時
間がくる度に動作監視信号送出手段105に動作監視信
号108の値をその時に”0”であったならば”1”
に、”1”であったならば”0”に反転するように指示
を送出する。
【0019】従って、この切り替え指示を受け取った動
作監視信号送出手段105は、上記の一定時間毎に反転
する信号を動作監視信号108として、エラー検出手段
102内のパリティチェック手段103及び故障検出手
段104のそれぞれに出力する。
【0020】エラー検出手段102は常時パリティチェ
ックを行っており、正常に動作しているときには、パリ
ティチェックの結果は正常に送出される。すなわち、パ
リティチェック手段103が正常のときには、入力転送
データ信号107にパリティエラーがない場合、図2に
示したEXOR回路201の出力が動作監視信号108
が”0”のときは”0”、動作監視信号108が”1”
のときは”1”となるが、次段のEXOR回路202か
らは動作監視信号108が”0”のときでも”1”のと
きでもいずれも”0”のパリティエラー無しを示す信号
が取り出される。同様に、パリティエラーがあるときに
はEXOR回路202からは動作監視信号108が”
0”のときでも”1”のときでもパリティエラー有をし
めす”1”の信号が出力される。
【0021】すなわち、パリティチェック手段103
は、同一の動作監視信号108が2つのEXOR回路2
01及び202に共通に入力される構成とされているた
め、動作監視信号108が”1”のときでも”0”のと
きでも、パリティチェック手段103が正常のときには
入力転送データ信号107をパリティチェックして得ら
れた結果が正常にパリティエラー信号109として出力
される(すなわち、パリティチェックの結果は動作監視
信号108の値によっては変化しない。)。
【0022】従って、動作監視信号108が”0”か
ら”1”に、あるいは”1”から”0”に変化した時点
で故障検出手段104においてチェック信号が発生され
て図3のステップ302でパリティエラー信号109の
値がその前後で変化したかどうか検出されたときにも値
は変化しないため、故障検出信号110は”0”のま
ま、すなわち動作正常を示している(ステップ30
3)。
【0023】しかし、パリティチェック手段103が故
障した場合は、故障検出信号110が”1”となる。す
なわち、パリティチェック手段103内のバリティチェ
ックを行っている一段目のEXOR回路201が”0”
スタック故障した場合、動作監視信号108が”0”の
ときは二段目のEXOR回路202の2入力信号はいず
れも”0”となるからパリティエラー信号109が”
0”となるのに対し、動作監視信号108が”1”のと
きは二段目のEXOR回路202の2入力信号は”0”
と”1”となるからパリティエラー信号109が”1”
となる。
【0024】また、パリティチェック手段103内のバ
リティチェックを行っている一段目のEXOR回路20
1が”1”スタック故障した場合、動作監視信号108
が”0”のときは二段目のEXOR回路202の2入力
信号は”0”と”1”となるからパリティエラー信号1
09が”1”となるのに対し、動作監視信号108が”
1”のときは二段目のEXOR回路202の2入力信号
はいずれも”1”となるからパリティエラー信号109
が”0”となる。
【0025】故障検出手段104は、図3に示したよう
に、動作監視信号108が”0”から”1”へ、又は”
1”から”0”へ変化したことを検出すると(ステップ
301)、その検出時点の前後でパリティエラー信号が
変化したかどうか検出する(ステップ302)ようにし
ているため、パリティチェック手段103が故障した場
合は上記のようにパリティエラー信号の値が変化するた
め、パリティチェック回路が故障したことがわかり、故
障検出信号110を”1”とする(ステップ304)。
【0026】この故障検出信号110が”1”になるこ
とによって、データレジスタ101がパリティエラーを
発生したのか、パリティチェック回路が故障したのかの
判定ができる。
【0027】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば動作監視信号108は一定周期で
なくとも予め定めた周期で(要は定期的に)反転させる
ようにすればよく、また、パリティチェック手段103
のEXOR回路201は奇数パリティによるパリティチ
ェックを行うと共に動作監視信号との排他的論理和演算
を行うような回路構成とすることもできることは勿論で
ある。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
動作監視信号の値が変化する直前と直後のそれぞれにお
けるパリティエラー信号の値が変化していないと検出し
たときにはパリティエラー回路の故障の発生はなく、パ
リティエラー信号の値が変化しているときにはパリティ
エラー回路に故障発生有りと検出するようにしたため、
システムの運用中でもパリティチェック回路の故障検出
ができ、従って従来に比べて非常に短い周期でパリティ
チェック回路の故障検出ができ、データのビット誤りの
ままシステムが動作し続ける不具合の発生を殆どなくす
ことができる。
【0029】また、本発明によれば、動作監視信号を用
いて故障検出をしており、故障検出のための従来の診断
プログラムの実行を不要としているため、ハードウェア
の修正・変更があっても、診断プログラムの修正が不要
であり、工数の削減ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1のパリティチェック手段の一実施例のブロ
ック図である。
【図3】図1の故障検出手段の動作説明用フローチャー
トである。
【図4】従来方式の一例の構成図である。
【符号の説明】
101 データレジスタ 102 エラー検出手段 103 パリティチェック手段 104 故障検出手段 105 動作監視信号送出手段 106 切り替え指示送出手段 201、202 排他的論理和(EXOR)回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定期的に反転する動作監視信号を発生す
    る動作監視信号発生手段と、 伝送されるデータにパリティビットが付加された転送デ
    ータを前記動作監視信号と共に入力信号として受けてパ
    リティチェックを行い、そのパリティチェック結果を正
    常動作時には該動作監視信号の値に無関係にパリティエ
    ラー信号として出力し、故障発生時には該動作監視信号
    の値の変化に応じて変化するパリティエラー信号として
    出力するパリティチェック手段と、 該パリティチェック手段の出力パリティエラー信号と前
    記動作監視信号とを入力信号として受け、該動作監視信
    号の値が変化する前後の該パリティエラー信号の値が変
    化しているかどうかにより故障発生の有無を示す故障検
    出信号を出力する故障検出手段と を有することを特徴とするパリティチェック回路の故障
    検出方式。
  2. 【請求項2】 前記パリティチェック手段は、前記転送
    データと前記動作監視信号とが入力されて該転送データ
    のパリティチェックを行うと共に、該パリティチェック
    の結果と該動作監視信号との排他的論理和演算を行って
    得た信号を出力する第1の演算回路と、該第1の演算回
    路の出力信号と前記動作監視信号との排他的論理和演算
    を行って得た信号を前記パリティエラー信号として出力
    する第2の演算回路とよりなることを特徴とする請求項
    1記載のパリティチェック回路の故障検出方式。
JP6258061A 1994-10-24 1994-10-24 パリティチェック回路の故障検出方式 Expired - Lifetime JP2606160B2 (ja)

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JPH08123703A JPH08123703A (ja) 1996-05-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61195431A (ja) * 1985-02-25 1986-08-29 Nec Corp 自動検査可能なパリテイチエツク回路

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