JPH0666061B2 - マルチcpu通信装置 - Google Patents

マルチcpu通信装置

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JPH0666061B2
JPH0666061B2 JP9637285A JP9637285A JPH0666061B2 JP H0666061 B2 JPH0666061 B2 JP H0666061B2 JP 9637285 A JP9637285 A JP 9637285A JP 9637285 A JP9637285 A JP 9637285A JP H0666061 B2 JPH0666061 B2 JP H0666061B2
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英明 柏木
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Fuji Xerox Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は複写機等に設置され、単一のマスタCPU(中
央処理装置)と複数のリモートCPUとの間でデータの授
受を行なうマルチCPU通信装置に関し、特にマスタCPUに
能率良い通信を行なわせるための改良に関する。
[従来の技術] 複写機等の事務機器の高級機種では、数多くの機能を安
価なプロセッサを用いて達成するために、複数の機能を
複数のプロセッサに分担させて処理する機能分散を行な
っていることが多い。
例えば、複写機においては次のような機能分散形態をと
っている。
・マスタCPU(マスタプロセッサ) (ア)紙送り (イ)光学系のコントロール (ウ)リモートCPUの統轄制御 (エ)リモートCPUとの通信規約(プロトコル)の管理
など。
・リモートCPU(リモートプロセッサ) (ア)コンソールの制御 (イ)現像器、定着器の制御 (ウ)サーボモータコントロール (エ)自動原稿搬送機構の制御 (オ)ソータの制御など。
このように、従来の複写機のマルチCPU通信制御におい
ては、マスタCPUは複写機のシーケンスコントロールに
関する仕事以外にリモートCPUとの通信に係る仕事を行
なっている。ここで、複写機のシーケンスコントロール
に関する仕事の処理時間は10mSのオーダであるのに対
し、リモートCPUとの通信のための処理には100mS〜200m
Sもの時間を要してしまう。このため、従来の複写機に
採用されているマルチCPU通信制御においては、マスタC
PUに対するアクセス頻度が高くなり過ぎ、全体的なシス
テムから見てマスタCPUに多くの負担がかかり過ぎる欠
点がある。
[発明が解決しようとする問題点] この発明は上記実情に鑑みてなされたもので、マスタCP
Uから他のリモートCPUとの通信管理に関する仕事を取り
除き、これによりマスタCPUに能率良い処理を行なわし
めるマルチCPU通信装置を提供しようとするものであ
る。
[問題点を解決するための手段および作用] そこでこの発明では、マスタ側装置に、マスタCPUの他
に、複数のリモートCPUとの通信制御に関する仕事を専
用に行なう通信用プロセッサと、該通信用プロセッサと
マスタCPUとの間のデータ授受のための共有メモリとを
具え、マスタCPUは前記共有メモリを介した通信用プロ
セッサとの通信によって前記複数のリモートCPUとデー
タ授受を行なうようにして上記問題点を解決するように
する。
[実施例] 第1にこの発明の一実施例を示す。
第1図において、マスタ側処理装置1はバス2を介して
複数個のリモートCPU3−1,3−2,…3−nと結合されて
おり、各リモートCPU3−1,3−2,…3−nは夫々複写機
内のサーボモータ機構、現像器、定着器あるいはソータ
等(図示せず)と接続されて、機能分散された各所定の
仕事を行なうように構成されている。
マスタ側処理装置1は、マスタプロセッサ4、通信用プ
ロセッサ5、メモリアクセスコントローラ6、および共
有メモリ7で構成されている。
マスタプロセッサ4は、複数個のリモートCPU3−1,3−
2,…3−nを統轄的に制御することで所定の複写動作に
係わるシーケンスコントロールを実行する。通信用プロ
セッサ5はマスタプロセッサ4と複数のリモートCPU3−
1,3−2,…3−nとの間のデータ授受に係わる通信制御
を専用に行なうもので、マスタプロセッサ4との通信は
メモリアクセスコントローラ6および共有メモリ7を介
して行なう。メモリアクセスコントローラ6は、マスタ
プロセッサ4および通信用プロセッサ5から入力される
「メモリアクセス要求」に基づき共有メモリ7のアクセ
ス制御を行なう。
共有メモリ7はマスタプロセッサ4から複数のリモート
CPU3−1,…3−nへの送信データを記憶する送信データ
メモリ8、送信データの送信先を示す送信先フラグを一
時記憶する送信フリップフロップ群9、リモートCPU3−
1,…3−nからの受信データを記憶する受信データメモ
リ10、受信データを受信したリモートCPUを示す送信元
フラグを一時記憶する送信元フリップフロップ群11で構
成されている。送信データメモリ8および受信データメ
モリ10は夫々、その記憶領域が第2図に示すように複数
のリモートCPU3−1,3−2,…3−nに対応して複数のブ
ロックに分割されており、各リモートCPUに対応するブ
ロックにデータが書込まれるようになっている。
かかる構成の具体動作例を第3図に示すフローチャート
を参照して説明する。なお、この第3図に示す動作例は
マスタプロセッサ4から各リモートCPU3への送信動作を
示すものである。
マスタプロセッサ4では、或るリモートCPUにデータを
送信する場合、まずメモリアクセスコントローラ6に共
有メモリアクセス信号を出力する。メモリアクセスコン
トローラ6はこの共有メモリアクセス信号を受けて、共
有メモリ7に対するアクセスがマスタプロセッサ4と通
信用プロセッサ3とで衝突しないように所定の相互排除
手順を行ない(ステップ100)、共有メモリ7が通信用
プロセッサ5に専有されていない場合、マスタプロセッ
サ4に対してアクセス可信号を送出し、共有メモリ7を
マスタプロセッサ4に専有させる(ステップ101)。
このアクセス可信号を受入したマスタプロセッサ4は共
有メモリ7に所要の送信データを出力し、送信データメ
モリ8の当該するあるリモートCPU3に対応する第2図の
ブロック領域にこの送信データを書込み(ステップ10
2)、さらに送信先フリップフロップ群9の該当するフ
リップフロップにこの送信データを送信すべきあるリモ
ートをCPU3を示すフラグをセットする(ステップ10
3)。以上の動作が終了すると、マスタプロセッサ4は
メモリアクセスコントローラ6にアクセス終了信号を送
出し、共有メモリ7を解放するとともに(ステップ10
4)、通信用プロセッサ5に送信要求信号TSを送出する
(ステップ105)。この送信要求信号TSを受入した通信
用プロセッサ5は、メモリアクセスコントローラ6に共
有メモリアクセス信号を出力し、メモリアクセスコント
ローラ6による前記相互排除手順を経た後、共有メモリ
7を専有する。そして、通信用プロセッサ5は共有メモ
リ7にアクセスすることにより、送信先フリップフロッ
プ群9にセットされたフラグに対応する所定のリモート
CPU3に対して送信データメモリ8に記憶された所定の送
信データを送出する(ステップ106)。
送信の終わった送信データフラグはリセットされる。
次にマスタプロセッサ4の受信動作を簡単に説明する。
或るリモートCPU3からマスタ側処理装置1に入力された
受信データは、通信用プロセッサ5の制御により、共有
メモリ7の受信データメモリ10の当該ブロツク領域に記
憶される。また送信元フリップフロップ群11には該受信
データを送信してきたあるリモートCPU3に対応する領域
のフラグがセットされる。以上の動作が終了すると通信
用プロセッサ5はマスタプロセッサ4に対して受信要求
信号RSを送出する。この受信要求信号RSを受入したマス
タプロセッサ4は前記同様にして共有メモリ7にアクセ
スし、受信データメモリ10の記憶データを受信する。
受信後、受信データフラグはリセットされる。
[発明の効果] 本発明によれば、1つのマスタ処理装置と複数のリモー
トCPUとの間のデータ通信において、マスタ処理装置
を、マスタプロセッサと、複数のリモートCPUと前記マ
スタプロセッサとの通信制御に関する処理を専用に行な
う通信用プロセッサと、これらマスタプロセッサと通信
用プロセッサとの間のデータバッファとしての働きをす
る共有メモリと、前記マスタプロセッサおよび通信用プ
ロセッサと前記共有メモリとの間のデータ書き込みおよ
びデータ読み出し制御を行なうメモリアクセスコントロ
ーラとを有して構成することで、マスタプロセッサから
データ通信にかかる制御を取り除き、マスタプロセッサ
の負担を軽減している。
また本発明では、前記共有メモリは各リモートCPU別に
設けた送受信データ用のメモリの他に、前記送信データ
の送信先を登録する送信先メモリと、前記受信データの
送信元を登録する送信元メモリとを有するようにして、
通信用プロセッサが送信先メモリ及び送信元メモリに登
録された各リモートCPUに対して送受信できるようにし
たので、1つのマスタ処理装置と複数のリモートCPUと
の間のデータ通信を双方の状態に応じて柔軟に対処でき
るようにしている。
また本発明では、マスタプロセッサは通信用プロセッサ
に対してのみ共有メモリを介してデータ授受を行えばよ
く、複数のリモートCPUとの通信にかかわる仕事は通信
用プロセッサが行ってくれるために、マスタプロセッサ
は都合の良いときに不特定の数のリモートCPUに対する
送信データを一括して共有メモリに書き込むことができ
るとともに、共有メモリに書き込まれた受信データを一
括して読むこともでき、さらにはリモートCPU別に選択
して順次読むこともできる。したがって従来装置のよう
にマスタプロセッサを通信処理に関わる仕事に長時間専
有されることがなくなり、マスタプロセッサは複写機な
どのシーケンスコントロールに関わるメインの仕事のみ
を行えばよくなり、これにより各プロセッサは分散され
た各機能を能率よく実行することができ、システムの効
率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例構成を示すブロック図、第
2図は共有メモリの領域分割例を示す説明図、第3図は
同実施例装置の具体動作例について送信動作例を示すフ
ローチャートである。 1……マスタ側処理装置、2……バス、3……リモート
CPU、4……マスタプロセッサ、5……通信用プロセッ
サ、6……メモリアクセスコントローラ、7……共有メ
モリ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つのマスタ処理装置と複数のリモートCP
    Uとをバス接続し、これらマスタ処理装置と複数のリモ
    ートCPUとの間でデータの授受を行なうマルチCPU通信装
    置において、 前記マスタ処理装置は、 所定のシーケンス制御を実行するマスタプロセッサと、 前記バスに接続され、前記複数のリモートCPUと前記マ
    スタプロセッサとの通信制御に関する処理を専用に行な
    う通信用プロセッサと、 前記複数のリモートCPUに対応して各別の記憶領域を有
    し前記マスタプロセッサから前記複数のリモートCPUに
    送信するデータを対応する記憶領域に記憶する送信デー
    タメモリ、前記複数のリモートCPUに対応して各別の記
    憶領域を有し前記送信データの送信先を対応する記憶領
    域に登録する送信先メモリ、前記複数のリモートCPUに
    対応して各別の記憶領域を有し前記複数のリモートCPU
    から前記マスタプロセッサに対する受信データが前記通
    信用プロセッサを介して対応する記憶領域に記憶される
    受信データメモリ、前記複数のリモートCPUに対応して
    各別の記憶領域を有し前記受信データの送信元を対応す
    る記憶領域に登録する送信元メモリを有する共有メモリ
    と、 前記マスタプロセッサまたは通信用プロセッサからの前
    記共有メモリに対するアクセス要求に応答して前記マス
    タプロセッサおよび通信用プロセッサと前記共有メモリ
    との間のデータ書き込みおよびデータ読み出し制御を行
    なうメモリアクセスコントローラとを具え、 前記通信用プロセッサは、前記リモートCPUからデータ
    を受信したときは前記メモリアクセスコントローラの制
    御にしたがって受信データを前記受信データメモリの対
    応する記憶領域に記憶すると共に受信データの送信元を
    送信元メモリに登録し、前記リモートCPUへデータを送
    信するときは前記メモリアクセスコントローラの制御に
    したがって送信先メモリの記憶データを読み出し、送信
    先メモリに登録されている送信先に該当する送信データ
    メモリの記憶データを読み出して送信するようにしたこ
    とを特徴とするマルチCPU通信装置。
JP9637285A 1985-05-07 1985-05-07 マルチcpu通信装置 Expired - Lifetime JPH0666061B2 (ja)

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JPS61255461A JPS61255461A (ja) 1986-11-13
JPH0666061B2 true JPH0666061B2 (ja) 1994-08-24

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EP0770961A2 (en) 1995-10-24 1997-05-02 Konica Corporation Memory access system

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