JPH05108582A - 計算機システム - Google Patents

計算機システム

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JPH05108582A
JPH05108582A JP3266527A JP26652791A JPH05108582A JP H05108582 A JPH05108582 A JP H05108582A JP 3266527 A JP3266527 A JP 3266527A JP 26652791 A JP26652791 A JP 26652791A JP H05108582 A JPH05108582 A JP H05108582A
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Akira Honda
本田晃
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワーク環境におけるプリント出力を効
率的に分散し、プリント出力資源を有効に利用できるよ
うにする。 【構成】 プリント出力装置を有する複数の計算機が通
信路を介して接続された計算機システムにおいて、コマ
ンド処理部102が利用者により入力されたコマンドを
処理し、送受信データ処理部104がネットワーク上の
他計算機からの出力要求を受け付ける。プリント要求受
付部105がコマンド処理部102および送受信データ
処理部104からの呼び出しに応じて出力データの格納
を行い、プリント処理部106が自計算機のプリント出
力装置の負荷の状態と、利用者の指定した条件とにより
出力先を決定し、データを送信してプリントを行わせ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機の分散処理に利
用する。本発明は、ネットワーク内のプリンタ装置への
出力を分散し、プリント出力を効率的に行う計算機シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のネットワーク内のプリン
タ出力は、利用者が指定することができるプリンタ装置
は1台のみであり、また、そのプリンタ装置が停止状態
にあってもプリント出力要求は受け付けられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のネット
ワーク内のプリンタ出力は、プリンタ指定が1台のみの
ため出力要求が1台のプリンタ装置に集中し、出力完了
までに多くの時間を要し、また、プリンタ装置が停止し
ていても要求が受け付けられるために、プリンタ装置が
始動するまで出力が保留されてしまう問題があった。
【0004】本発明はこのような問題を解決するもの
で、ネットワーク環境内でプリント出力を効率的に分散
し、プリント出力資源を有効に利用することができるシ
ステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、コマンド入力
装置、プリント出力装置、および出力要求データ格納フ
ァイルを有する複数の計算機が通信路を介して接続さ
れ、複数の前記計算機それぞれに、データの送受信を制
御する通信制御部と、この通信制御部からのデータを解
析し対応するプログラムにしたがってデータを処理する
送受信データ処理部と、前記コマンド入力装置からのコ
マンドを解析し対応するプログラム処理を実行するコマ
ンド処理部と、前記送受信データ処理部および前記コマ
ンド処理部の要求により前記出力要求データ格納ファイ
ルに出力データおよび出力情報を格納するプリント要求
受付部と、前記出力要求データ格納ファイルとのデータ
の入出力制御を行うファイル入出力制御部と、前記出力
要求データ格納ファイルの作成および削除を行うファイ
ル処理部と、前記プリント出力装置にデータを出力する
プリント出力部とを備えた計算機システムにおいて、出
力要求が自計算機または他計算機に対するものであるか
否かを判断して前記プリント出力部または前記送受信デ
ータ処理部を起動する手段、および他計算機への出力要
求のときにそのプリント出力装置の出力待ちエントリ数
が一定値以上であるか否かを判定し、一定値以上であれ
ば別の計算機にデータを転送する手段を含むプリント処
理部を備えたことを特徴とする。
【0006】プリンタ名および前記計算機それぞれに一
意に付与されたアドレスの対応を管理するプリンタ装置
情報テーブルと、出力要求情報を管理する出力要求情報
テーブルとを設け、前記プリンタ装置情報テーブルを利
用者の指示にしたがって作成するプリンタ装置情報テー
ブル作成部を備え、前記プリント処理部は、前記プリン
タ装置情報テーブルおよび前記出力要求情報テーブルを
参照してエントリ数の判定を行う手段を含むことが望ま
しく、他計算機の前記プリント出力装置に対して出力を
要求するときに、待ち出力要求データ数が一定値以上の
ときに別の計算機にデータを転送する手段、または、他
計算機の前記プリント出力装置に対して出力を要求する
ときに、そのプリント出力装置が故障、その他の原因に
より停止しているときに別の計算機にデータを転送する
手段を含むことができる。
【0007】
【作用】通信路を介して他計算機のプリント出力装置に
対して出力を要求するときに、その出力を要求するプリ
ント出力装置待ち出力要求数が一定値以上のときには別
の計算機のプリント出力装置にデータを転送しプリント
を出力する。これにより負荷を分散しプリント出力の効
率を向上させることができる。
【0008】他プリント出力装置への転送の判定を待ち
出力要求データ数が一定値以上であるか否かによっても
行うことができ、また、自計算機のプリント出力装置が
故障または何らかの原因により出力を停止しているとき
に他計算機のプリント出力装置に転送し負荷の分散をは
かることも可能である。
【0009】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【0010】本発明は、コマンド入力装置101、プリ
ント出力装置110、および出力要求データ格納ファイ
ル113を有する複数の計算機が通信路114を介して
接続され、前記計算機それぞれに、データの送受信を制
御する通信制御部103と、この通信制御部103から
のデータを解析し対応するプログラムにしたがってデー
タを処理する送受信データ処理部104と、コマンド入
力装置101からのコマンドを解析し対応するプログラ
ム処理を実行するコマンド処理部102と、送受信デー
タ処理部104およびコマンド処理部102の要求によ
り出力要求データ格納ファイル113に出力データおよ
び出力情報を格納するプリント要求受付部105と、出
力要求データ格納ファイル113とのデータの入出力制
御を行うファイル入出力制御部112と、出力要求デー
タ格納ファイルの作成および削除を行うファイル処理部
115と、プリント出力装置110にデータを出力する
プリント出力部109とを備え、さらに、本発明の特徴
として、出力要求が自計算機または他計算機に対するも
のであるか否かを判断してプリント出力部109または
送受信データ処理部104を起動する手段、および他計
算機への出力要求のときにそのプリント出力装置の出力
待ちエントリ数が一定値以上であるか否かを判定し、一
定値以上であれば別の計算機にデータを転送する手段を
含むプリント処理部106とを備える。
【0011】さらに、プリンタ名および前記計算機それ
ぞれに一意に付与されたアドレスの対応を管理するプリ
ンタ装置情報テーブル108と、出力要求情報を管理す
る出力要求情報テーブル107とを設け、プリンタ装置
情報テーブル108を利用者の指示にしたがって作成す
るプリンタ装置情報テーブル作成部111を備え、プリ
ント処理部106は、プリンタ装置情報テーブル108
および出力要求情報テーブル107を参照してエントリ
数の判定を行う手段と、他計算機のプリント出力装置1
10に対して出力を要求するときに、待ち出力要求デー
タ数が一定値以上のときに別の計算機にデータを転送す
る手段を含むか、あるいは、他計算機の前記プリント出
力装置110に対して出力を要求するときに、そのプリ
ント出力装置110が故障、その他の原因により停止し
ているときに別の計算機にデータを転送する手段を含
む。
【0012】コマンド処理部102は、計算機利用者に
よりコマンド入力装置101から入力されたコマンドの
解析を行い、そのコマンドに対応するプログラムを起動
する。通信制御部103は通信路114から通信データ
を得て送受信データ処理部104に受信データを渡す。
送受信データ処理部104は受信データを解析し対応す
るプログラムに受信データを渡す。
【0013】プリント要求受付部105はコマンド処理
部102あるいは送受信データ処理部104から呼び出
され、出力データを出力要求データ格納ファイル113
へ書き込む。この出力データ格納ファイル113への入
出力はファイル入出力制御部112を介して行われる。
【0014】プリント処理部106はプリンタ装置情報
テーブル108から出力先計算機を判断し、自計算機内
であればプリント出力待ちキューにエントリをつなぎ、
他計算機であれば送受信データ処理部104を呼び出
す。
【0015】プリンタ装置情報テーブル108は、利用
者の指示によりプリンタ装置情報テーブル作成部111
により作成され、プリント出力部109は出力要求情報
テーブル107から出力要求データ格納ファイル113
内のデータ格納位置を得てプリント出力装置110に出
力する。ファイル処理部115はファイルの作成、削除
を行う。
【0016】図2は本発明実施例におけるプリンタ装置
情報テーブルの形式を示す図であり、通信路114で接
続されたネットワーク内に存在するプリント出力装置1
10のプリンタ名201と、ネットワーク上の計算機に
一意に付与されたアドレス202とが対応して記録され
る。
【0017】図3は本発明実施例における出力要求情報
テーブルの形式を示す図である。出力待ちエントリ数3
01は出力を待ち合わせている要求の総エントリ数を表
し、出力待ち総バイト数302は出力を待ち合わせてい
るデータの総バイト数を表す。プリンタ名303は自計
算機のプリント出力装置110に付けた名前であり、稼
働状況304はプリンタの稼働状況を表すエリアであ
る。
【0018】また、出力待ち空きエントリ開始ポインタ
305、出力待ち空エントリ最終ポインタ306、出力
待ちエントリ開始ポインタ307、出力待ちエントリ最
終ポインタ308は出力待ちのエントリを管理するため
のポインタである。出力待ちエントリ310の出力要求
データ格納ファイル名311は、出力データが格納され
ているファイル名を表し、データバイト数312は出力
データのバイト数を表す。編集指示313は出力データ
に対する編集指示、出力先変更条件314には出力先変
更条件、プリンタ名315には出力先プリンタ名がそれ
ぞれ利用者がコマンドのオプションで指定したイメージ
でセットされる。
【0019】図4は本発明実施例におけるコマンド入力
装置から入力する出力要求コマンドの形式を示す図であ
る。コマンドには出力先を示すプリンタ名や編集指示な
どのオプションの指定が可能である。
【0020】図5は本発明実施例におけるネットワーク
上の他の計算機へ出力要求が通信路を介して送られると
きの形式を示す図である。出力データオフセット501
は出力要求フォーマット内の出力データ506の開始ア
ドレスを表す。また、出力データ数502は出力データ
506のサイズを表す。編集指示503、出力先変更条
件504、プリンタ名505は、それぞれ利用者が出力
要求コマンドを入力したときのオプションに指定したも
のが格納される。
【0021】ここで、利用者がプリント出力要求コマン
ドをコマンド入力装置101から入力したときの処理に
ついて説明する。
【0022】プリント出力要求コマンドに、 ・ プリンタ名:自計算機/他計算機のプリンタ装置名 ・ 出力ファイル名:出力したいデータが格納されてい
るファイル名 のオプションが指定されて入力されたとすると、コマン
ド処理部102はプリント要求受付部105を起動し、
入力されたオプションをプリント要求受付部105に渡
す。
【0023】プリント要求受付部105は出力要求デー
タ格納ファイル113に出力データを格納し、出力待ち
エントリを作成しプリント処理部106に渡す。出力要
求データ格納ファイル113に出力データを書き込むに
は、まず、コマンドのオプションに指定された出力ファ
イル名から出力データが格納されている利用者のファイ
ル名を得てファイル入出力制御部112を介して出力デ
ータを読み出しデータのサイズを計算する。
【0024】次に、プリント要求受付部105はファイ
ル処理部115を呼び出し自計算機内で一意のファイル
名のファイルを作成し、このファイルに読出した出力デ
ータをファイル入出力制御部112を介して出力要求デ
ータ格納ファイル113に書込む。
【0025】次いで、コマンドのオプションで指定され
た編集指示およびプリンタ名をエントリの編集指示31
3およびプリンタ名315にセットして出力待ちエント
リを作成する。また、出力要求データ格納ファイル名3
11には、出力要求データを書込むときに作成した自計
算機内一意のファイル名をセットし、データバイト数3
12には出力要求ファイルを読出すときに計算したデー
タ数をセットする。出力データを出力要求データ格納フ
ァイル113に格納した後で、プリント要求受付部10
5はプリント処理部106に新たに出力要求が発生した
ことを通知し、出力待ちエントリを渡す。
【0026】プリント処理部106は常に動作している
プログラムで、このプリント要求受付部105から通知
があると、渡された出力待ちエントリを調べ、自計算機
のプリント出力装置110への出力要求であれば、出力
要求情報テーブル107の出力待ちエントリ310のチ
ェインにつなぎ(出力待ち空きエントリ開始ポインタ3
05から空きエントリを得て、渡された待ちエントリの
データをコピーしてエントリ作成後、出力待ちエントリ
最終ポインタ308につなぐ)、出力を行うためにプリ
ント出力部109を呼び出す。このとき、出力待ちエン
トリ数301に1を加え、出力待ち総バイト数302に
出力バイト数を加える。
【0027】他計算機のプリント出力装置110への出
力要求であれば、図5に示す出力要求フォーマットを作
成し、送受信データ処理部104を介して通信路114
に出力データを送り出す。
【0028】出力が自計算機のプリント出力装置110
への要求であるのか、他計算機のプリント出力装置11
0への要求であるのかの判断は、プリント要求受付部1
05から渡された出力待ちエントリのプリンタ名315
と、プリンタ装置情報テーブル108のプリンタ名20
1とを比較して行う。
【0029】プリンタ情報テーブル108はプリンタ名
とプリンタが存在する計算機のネットワークアドレスの
対応を管理するテーブルである。このプリンタ装置情報
テーブル108は、計算機の運用者によってコマンド入
力装置101から入力された情報をもとに、プリンタ装
置情報テーブル作成部111が作成する。
【0030】出力が自計算機のプリント出力装置110
に対するものである場合は、プリント処理部106はプ
リント出力部109に出力を行う出力要求情報テーブル
107の出力待ちエントリ310のアドレスを渡して出
力処理を依頼する。プリント出力部109は出力待ちエ
ントリ数301の出力要求データ格納ファイル名311
からファイル名を得て、ファイル入出力制御部112を
介して出力データを読み出す。読み出したデータに編集
指示313に指定された編集を加えてプリント出力装置
110に出力を行う。出力完了後にファイル処理部11
5を呼び出し出力データが格納されていた出力要求デー
タ格納ファイル113を削除し、プリント処理部106
に出力の完了を通知する。
【0031】出力完了を受けたプリント処理部106は
出力済みエントリを削除し(出力待ちエントリ開始ポイ
ンタ307)に次のエントリのアドレスを格納し、出力
が終わった出力待ちエントリ310のアドレスを出力待
ち空きエントリ最終ポインタ306につなぐ)、次の出
力待ちエントリ310が存在すれば次の出力処理を行
う。また、出力待ちエントリ数301から1を引き、出
力待ち総バイト数302から出力したエントリ分のデー
タ数を引く。
【0032】出力が他計算機のプリント出力装置110
に対するものであれば、プリント処理部106は図5の
出力要求フォーマットを作成し送受信データ処理部10
4に渡し、通信制御部103を介して通信路114に出
力データを送信する。
【0033】出力要求フォーマットはプリント要求受付
部105から渡されたエントリと、出力データが格納さ
れている出力要求データ格納ファイル名311から出力
データを読み出して作成する。
【0034】また、他計算機へ出力データを送信する場
合は、他計算機のアドレスをプリンタ装置情報テーブル
108から得て送受信データ処理部104に渡す。通信
路114には出力データに他計算機のアドレスが付与さ
れた形式で送信される。
【0035】通信路114から自計算機当てのデータを
通信制御部103が受け取り、そのデータを送受信デー
タ処理部104に渡す。送受信データ処理部104は受
け付けたデータが自計算機のプリント出力装置110に
対する出力要求であると、プリント要求受付部105に
データを渡す。プリント要求受付部105にデータを渡
す。プリント要求受付部105はファイル処理部115
を呼び出しファイルを作成し出力データを書き込み、プ
リント処理部106に渡す出力待ちエントリを作成しプ
リント処理部106を呼び出す。この処理は出力要求が
自計算機内のコマンド入力装置から出力要求コマンドが
入力された場合と同様である。その後のプリント処理部
106の処理も同様である。すなわち、プリント処理部
106には要求が自計算機に発生したものであるか、他
計算機から発生したものであるかの区別はつかず同じよ
うに処理する。
【0036】ネットワーク環境におけるプリント出力は
以上説明したように処理されるが、 ・ ネットワーク内の出力要求が特定のプリント出力装
置に集中し出力効率が悪くなる可能性がある。
【0037】・ 停止しているプリント出力装置に出力
要求しても受け付けられ、プリント出力装置が故障して
いる場合などには出力がいつ行われるかわからない。 などの問題があり、このような問題を解決するために次
のような処理を行う。 出力コマンド入力時に優先順位を付けた複数のプリ
ンタ名の指定をできるようにし、また、コマンドのオプ
ションに出力先変更条件オプションを設け、出力プリン
タ装置を変更する条件の指定ができるようにする。 プリント要求受付部105はプリント処理部106
に渡す出力待ちエントリに出力先変更条件314と複数
のプリンタ名を指定できるようなエリアを追加する。 出力要求情報テーブル107の出力待ちエントリ3
10にも出力先変更条件314と複数のプリンタ名を指
定できるようなエリアを追加する。 プリント処理部106は出力要求が発生したことを
プリント要求受付部によって通知されたときに、出力プ
リンタ名315が複数個指定されている場合出力先変更
条件314に指定された条件によってプリント出力装置
110を変更するか否かの判断をする。その判断条件と
して、 A. 出力待ちエントリ数が指定値以上とき、プリント
処理部106はプリント出力要求受付部105から出力
待ちエントリの通知を受けると、出力先変更条件314
に指定された出力待ち最大エントリ数と出力要求情報テ
ーブル107の出力待ちエントリ数301とを比較し、
出力先の変更を行う最大エントリ数より待ちエントリ数
が大きい場合には次の優先度のプリント装置への出力処
理を行う。すなわち、他計算機のプリンタ出力装置への
依頼であれば、出力データを他計算機に転送する。この
とき、図5に示す出力要求フォーマットを作成する際
に、自計算機のプリント出力装置に対するプリンタ名を
削除し、プリンタ名505のエントリを作成する。 B. 出力待ちバイト数が指定値以上のとき、プリント
処理部106はプリント出力要求受付部105から出力
待ちエントリの通知を受けると、出力先変更条件314
に指定された出力待ち最大バイト数と出力要求情報テー
ブル107の出力待ち総バイト数302とを比較し、出
力先の変更を行う最大バイト数より出力待ち総バイト数
302が大きい場合には次の優先度のプリンタ装置への
出力処理を行う。すなわち、他計算機のプリント出力装
置への依頼であれば、出力データを他計算機に転送す
る。このとき、図5に示す出力要求フォーマットを作成
する際に、自計算機のプリント出力装置に対するプリン
タ名を削除し、プリンタ名505のエントリを作成す
る。 C. プリンタ装置が停止しているとき、プリント処理
部106はプリント出力要求受付部105から出力待ち
エントリの通知を受けると、出力先変更条件314に指
定されたプリンタ停止時の出力先変更オプションをチェ
ックし、出力要求情報テーブル107の稼働状況304
を参照し、プリント出力装置110が停止中であれば、
次の優先度のプリント装置への出力処理を行う。すなわ
ち、他計算機のプリンタ出力装置への依頼であれば、出
力データを他計算機に転送する。このとき、図5に示す
出力要求フォーマットを作成する際に、自計算機のプリ
ント出力装置に対するプリンタ名を削除し、プリンタ名
505のエントリを作成する。また、出力要求情報テー
ブル107の稼働状況304はプリント処理部106が
プリント出力装置110を定期的に監視し状態を格納す
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワーク環境におけるプリント出力を効率的に分散
し、ネットワークにおけるプリント出力資源の有効利用
をはかることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示すブロック図。
【図2】本発明実施例におけるプリンタ装置情報テーブ
ルの形式を示す図。
【図3】本発明実施例における出力要求情報テーブルの
構成を示す図。
【図4】本発明実施例における出力要求コマンドのフォ
ーマットを示す図。
【図5】本発明実施例における出力要求のフォーマット
を示す図。
【符号の説明】
101 コマンド入力装置 102 コマンド処理部 103 通信制御部 104 送受信データ処理部 105 プリント要求受付部 106 プリント処理部 107 出力要求情報テーブル 108 プリンタ装置情報テーブル 109 プリント出力部 110 プリント出力装置 111 プリンタ装置情報テーブル作成部 112 ファイル入出力制御部 113 出力要求データ格納ファイル 114 通信路 115 ファイル処理部 201 プリンタ名 202 ネットワークアドレス 301 出力待ちエントリ数 302 出力待ち総バイト数 303 プリンタ名 304 稼働状況 305 出力待ち空きエントリ開始ポインタ 306 出力待ち空きエントリ最終ポインタ 307 待ちエントリ開始ポインタ 308 待ちエントリ最終ポインタ 310 出力待ちエントリ 311 出力要求データ格納ファイル名 312 データバイト数 313 編集指示 314 出力先変更条件 315 プリンタ名 501 出力データオフセット 502 出力データ数 503 編集指示 504 出力先変更条件 505 プリンタ名 506 出力データ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コマンド入力装置、プリント出力装置、
    および出力要求データ格納ファイルを有する複数の計算
    機が通信路を介して接続され、 複数の前記計算機それぞれに、 データの送受信を制御する通信制御部と、 この通信制御部からのデータを解析し対応するプログラ
    ムにしたがってデータを処理する送受信データ処理部
    と、 前記コマンド入力装置からのコマンドを解析し対応する
    プログラム処理を実行するコマンド処理部と、 前記送受信データ処理部および前記コマンド処理部の要
    求により前記出力要求データ格納ファイルに出力データ
    および出力情報を格納するプリント要求受付部と、 前記出力要求データ格納ファイルとのデータの入出力制
    御を行うファイル入出力制御部と、 前記出力要求データ格納ファイルの作成および削除を行
    うファイル処理部と、 前記プリント出力装置にデータを出力するプリント出力
    部とを備えた計算機システムにおいて、 出力要求が自計算機または他計算機に対するものである
    か否かを判断して前記プリント出力部または前記送受信
    データ処理部を起動する手段、および他計算機への出力
    要求のときにそのプリント出力装置の出力待ちエントリ
    数が一定値以上であるか否かを判定し、一定値以上であ
    れば別の計算機にデータを転送する手段を含むプリント
    処理部を備えたことを特徴とする計算機システム。
  2. 【請求項2】 プリンタ名および前記計算機それぞれに
    一意に付与されたアドレスの対応を管理するプリンタ装
    置情報テーブルと、 出力要求情報を管理する出力要求情報テーブルとを設
    け、 前記プリンタ装置情報テーブルを利用者の指示にしたが
    って作成するプリンタ装置情報テーブル作成部を備え、 前記プリント処理部は、前記プリンタ装置情報テーブル
    および前記出力要求情報テーブルを参照してエントリ数
    の判定を行う手段を含む請求項1記載の計算機システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記プリント処理部は、他計算機の前記
    プリント出力装置に対して出力を要求するときに、待ち
    出力要求データ数が一定値以上のときに別の計算機にデ
    ータを転送する手段を含む請求項1記載の計算機システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記プリント処理部は、他計算機の前記
    プリント出力装置に対して出力を要求するときに、その
    プリント出力装置が故障、その他の原因により停止して
    いるときに別の計算機にデータを転送する手段を含む請
    求項1記載の計算機システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5987226A (en) * 1996-03-28 1999-11-16 Fuji Xerox Co., Ltd. Printing system and method
JP2001290621A (ja) * 2000-04-06 2001-10-19 Canon Inc 印刷制御装置、印刷制御方法、及び記憶媒体

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