JPH06242893A - 出力制御システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力要求側装置が、出力開始時期の指定や、
その変更、出力データの内容変更、出力取消を行なうこ
とができること。 【構成】 出力要求側装置の送信する出力データに、出
力要求側装置が指定した出力条件の情報を格納する領域
を有し、出力装置は、上記出力要求側装置が送信した出
力データと、該データの待ち行列とを保持できる記憶装
置を備え、さらに、該出力データ内の上記格納領域の内
容を参照することにより、出力を制御する制御装置を有
する。 【効果】 出力要求側装置が出力開始時期を任意に指定
することができ、出力装置が出力データを受信した後で
あっても、出力データの内容の変更や、出力取消、出力
時期の指定変更、出力のプライオリティの指定や変更な
どを、出力要求側が行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、出力データを送信する
出力要求側装置と、転送された出力データを出力する出
力装置とを備える出力制御システムに関する。

【０００２】

【従来の技術】従来の出力制御システムでは、出力要求
側装置が出力データと出力開始指示とを同時にプリント
サーバ等の出力装置に転送し、出力装置側装置は出力デ
ータ及び出力指示を受けた時点で出力処理を開始する。
出力装置が受信した出力データは、出力装置の記憶装置
にあるスプールに保持され、受信順に待ち行列を形成す
る。出力装置が既に他のデータを出力中の場合は、待ち
行列上の次の出力データの出力は待たされ、出力装置が
使用可能な状態になってから、待ち行列の先頭より順に
出力される。

【０００３】なお、特開昭６０−１３４９９４号公報に
記載された発明のように、出力要求側装置が、一旦送っ
たデータを出力装置に保持するかどうかの指定情報を、
出力データと合わせて、出力装置へ送りだす方法もあ
る。このようにすれば、例えば印刷の場合の印字が薄い
などの理由による、再出力の必要が発生した場合、出力
データの再転送を省くことにより、出力開始指示から出
力開始までの時間を短くすることができる。しかし、こ
の出力方式は、すでに出力されたものの再転送を省くこ
とにより、早期に出力を開始させるものであって、予め
出力データを転送しておくことはできない。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
システムでは、出力データが受信順に出力されるため、
出力要求側装置が、出力開始時期を任意に指定すること
はできない。また、出力装置が受信した後は、出力デー
タの内容の変更や、出力取消、出力時期の指定変更など
を、出力要求側装置が行なうことはできない。

【０００５】出力装置への出力データの転送時間は、出
力データの量やネットワ−クの状態に左右される。出力
データが大量の場合や、ネットワ−クの通信量が多い場
合、出力データの転送時間が長くなることにより、出力
要求発生時から出力までの時間が長くなるため、出力要
求側装置が期待するタイミングで出力することは困難で
ある。

【０００６】また、出力要求側装置が、自己の送信した
出力要求を取り消すことができないため、取消の必要が
発生したときは、出力装置のオペレ−タが取消の作業を
しなければならない。

【０００７】さらに、出力データの内容を変更するとき
は、一旦、出力要求を取り消し、新たに、変更後の内容
により、出力データを再送信しなければならず、該出力
要求の待ち行列内での位置を下げ、出力の順番を遅くす
ることになる。

【０００８】そこで、本発明は、出力要求側装置が出力
開始時期を任意に指定することができ、出力装置が出力
データを受信した後であっても、出力データの内容の変
更や、出力取消、出力時期の指定変更などを、出力要求
側装置が行なうことができるシステムを提供することを
目的とする。

【０００９】

【課題を解決するための手段】上記目的達成のために、
本発明の一態様では、出力要求側装置に、送信する出力
データに、出力要求側装置が指定した出力条件の情報を
付加する出力条件付加手段を設けた。また、出力装置
は、上記出力要求側装置が送信した出力データと、該デ
ータの待ち行列とを保持できる記憶装置を備え、さら
に、該出力データ内の上記格納領域の内容を参照するこ
とにより、出力を制御する制御装置を有する。

【００１０】なお、上記出力条件の情報を格納する領域
は、出力開始のプライオリティを格納するプライオリテ
ィ指示領域と、出力処理に関する情報を格納する条件指
示領域とを有する。また、上記出力要求側装置は、該条
件指示領域に、出力要求の取消、出力内容の変更、出力
時期の指定および変更のいずれかの情報を格納し、上記
制御装置は、出力要求の取消と、出力内容の変更と、出
力時期の指定および変更と、出力の優先順位の指定およ
び変更とを行なう機能を有する。

【００１１】

【作用】出力要求側装置は、出力したいデータの内容
に、出力要求識別番号等の符号（ＩＤ）と出力条件指示
とを付加して、出力データとして出力装置へ送信する。
該出力データを受信した出力装置は、該出力装置の記憶
装置内にある、出力データを記憶するためのスプールに
該データを保持し、さらに、該出力装置の制御装置は、
上記出力データ内に付加されている出力条件指示の内容
を参照して、出力を制御する。

【００１２】

【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を用いて説
明する。本実施例では、出力装置として、印刷出力装置
を用いているが、本発明は、これに限定されない。例え
ば、磁気テ−プ記憶装置やディスプレイ装置などの出力
装置であってもよい。

【００１３】本発明を適用した場合の出力データの例と
して、本実施例における印刷データのデータ構造を図１
に示す。印刷データは、印刷要求識別符号１と印刷指示
情報２と印字データ３とを有する。印刷要求識別符号１
は、印刷出力装置が印刷要求を識別する為の情報であ
る。印字データ３と印刷開始指示との対応付けや、印刷
要求側に対する印刷出力装置の応答などに用いる。印刷
指示情報２は、印刷開始のプライオリティを格納するプ
ライオリティ指示領域１１と、印刷開始条件、印刷デー
タの置き換え指定、印刷要求の取消しなど、印刷出力装
置の該印刷要求に関する印刷出力処理を、印刷要求側が
指示する印刷条件指示領域１２とを有する。印字データ
３は、実際に印字する内容である。なお、図２に示すよ
うに、印刷データに印字データ３を伴わない場合もあ
る。

【００１４】図２は、印刷要求側装置から印刷出力装置
へデータ転送される印刷データを示す。印刷データに
は、印字データを伴う形式のものと（４）、印字データ
を伴わない形式のもの（５）とがある。印刷要求の取消
指示や、印刷開始時期指示の変更指示、印刷開始指示の
ように、既に、印刷出力装置の記憶装置内にあるスプ−
ルに、該印字データが登録されている場合の指示は、印
刷要求識別符号１と印刷指示情報２とからなる、（５）
の形式で印刷要求側装置からなされる。また、まだスプ
−ルに登録されていない場合は、さらに印字データ３を
伴って、（４）の形式で指示される。ただし、印字デー
タの変更指示の場合は、既にスプ−ルに登録されている
内容を、新たに送信した印字データの内容に変更するた
め、既にスプ−ルに登録されている印刷データに対する
ものではあるが、（４）の形式で指示される。

【００１５】本実施例における印刷出力装置の構成を図
３に示す。上記印刷出力装置は、該印刷出力装置と印刷
要求側装置との間の入出力を制御する入出力部６と、印
刷要求側装置から送信された印刷データの登録処理等を
行なう登録処理部７と、時刻の監視を行なう時刻監視部
８と、印刷データや待ち行列（キュ−）を保持する記憶
装置９と、印刷処理の制御を行なう印刷処理部１０を有
している。

【００１６】入出力部６は、印刷要求側装置から送信さ
れた印刷データを受信し、スプ−ル登録部７１に該デー
タをわたす印刷データ入力部６１と、エラ−処理の際の
印刷要求側装置への応答を出力する応答出力部６２を有
している。

【００１７】登録処理部７は、該印刷データをスプ−ル
に登録するスプ−ル登録部７１と、印刷要求の取消を行
なう取消処理部７２と、印字データの変更を行なう印字
データ変更処理部７３を有する。さらに、登録処理部７
は、印刷条件指示領域１２の内容にしたがって、それぞ
れ処理を行なう、次のような処理部を有する。すなわ
ち、印刷条件指示情報２の内容が、印刷の開始を、印刷
要求側装置の印刷開始の指示（以下、開始指示という）
を待って行なうという指示（以下、開始指示待ち指示と
いう）である場合の処理を行なう開始指示待ち処理部７
４と、印刷の開始を、印刷要求側装置の指示した時刻を
待って行なうという指示（以下、時刻待ち指示という）
である場合の処理を行なう時刻待ち処理部７５と、印刷
条件指示領域１２の内容が開始指示である場合の処理を
行なう開始指示処理部７６とを有している。また、登録
処理部７は、開始指示待ちキュ−および時刻待ちキュ−
の管理を行なう指示待ちキュ−管理部７７をも備えてい
る。

【００１８】時刻監視部８は、現在の時刻を検知し、該
時刻以前の時刻を開始時刻として指定されている印刷デ
ータ出力するための処理を行なう。

【００１９】記憶装置９は、印刷データを保持するスプ
−ル９１と、開始指示待ちキュ−および時刻待ちキュ−
を保持する指示待ちキュ−保持部９２と、印刷指示情報
２内のプライオリティ指示領域１１に指示されるプライ
オリティ毎に形成される、待ち行列（以下、プライオリ
ティキュ−という）を保持するプライオリティキュ−管
理部９３とを有している。なお、開始指示待ちキュ−お
よびプライオリティキュ−は、印刷要求識別符号１より
なる待ち行列であり、時刻待ちキュ−は、印刷要求識別
符号１と、印刷指示情報２の印刷条件指示領域１２内に
指定された指定時刻とよりなる待ち行列である。

【００２０】印刷処理部１０は、プライオリティキュ−
を管理するプライオリティキュ−管理部１０１と、プリ
ンタを制御するプリンタ制御部１０２と、実際の印刷を
行なうプリンタ１０３を有している。

【００２１】図４は、本発明が利用される形態の一例を
示す。パソコンやワークステーションなどのクライアン
ト２１からネットワーク２２を介し、印刷データを印刷
出力装置２３に送る。印刷出力装置２３は、クライアン
ト２１の指定した印刷条件指示情報２に従って印刷出力
を行なう。

【００２２】以下、印刷要求側装置が、Ｘという印刷要
求について印刷出力装置に印刷データＹを送信した場合
を例に、印刷出力装置の処理を説明する。

【００２３】図５および図６は、印刷出力装置２３の登
録処理部７の処理を示した流れ図である。上記印刷デー
タＹを受け取ったスプ−ル登録部７１は、該印刷データ
が既にスプ−ル９１に登録されているかどうか検査する
（５０１）。登録されていない場合の処理を図６に示
す。この場合は、印刷要求Ｘに関する最初の印刷データ
であるから、該印刷データＹをスプ−ル９１に登録しな
ければならないので、スプ−ル登録部７１は、先ず、ス
プ−ル９１に空きがあるかどうか検査する（５０２）。
スプ−ルに空きがなければ、エラ−処理を行ない（５０
４）、空きがあれば、該印刷データＹをスプ−ル９１に
登録し（５０３）、印刷条件指示領域１２の内容に従っ
て各指示の処理部に制御をわたす。取消指示や、データ
置き換え指示、開始指示の場合は、既に印刷要求Ｘに関
する印刷データが既にスプ−ル９１に登録されているこ
とが前提となるため、これらの指示が印刷条件指示領域
１２に格納され、かつ、未登録であるというのは不合理
である。そこで、これらのときは、取消処理部７２、印
字データ変更処理部７３、開始指示処理部７６が、それ
ぞれエラ−とする（５０５、５０６、５０７、５０
８）。上記の各指示以外のときは、該領域１２の内容
が、開始指示待ちの場合は（５０９）、開始指示待ち処
理部７４が、開始指示待ちキュ−に印刷要求識別符号１
を登録し、処理を終了する（５１１）。また、該領域１
２の内容が、時刻待ち指示の場合は（５１２）、時刻指
示待ち処理部７５が、時刻待ちキュ−に印刷要求識別符
号１と、該領域１２内に指定された指定時刻とを登録し
（５１３）、処理を終了する（５１４）。該領域１２の
内容が、上記のいずれの指示でもない場合は、プライオ
リティのみを指定しているものと解釈し、印刷処理部１
０のプライオリティキュ−管理部１０２に制御をわた
す。プライオリティキュ−管理部１０２は、該印刷デー
タＹ内の印刷指示情報２にあるプライオリティ指示領域
１１の内容により指示されたプライオリティに対応する
プライオリティキュ−の最後部に、該印刷データＹの印
刷要求識別符号１を登録し（５１５）、処理を終了する
（５１６）。

【００２４】５０１の処理で、スプ−ル登録部７１は、
該印刷データＹと同じ印刷要求識別符号１を有する、印
刷要求Ｘに関する印刷データ（以下、印刷データＺと呼
ぶ）が、既にスプ−ル９１に登録済みであることを検知
した場合の処理を図５に示す。この場合、スプ−ル登録
部７１は、印刷データＹの印刷指示情報２内にある印刷
条件指示領域１２の内容に従って、各指示の処理部に制
御をわたす。該領域１２の内容が、取消指示の場合は
（５１７）、取消処理部７２が、印刷データＺをスプ−
ル９１から消去（５１８）し、処理を終了する（５２
１）。該領域１２の内容が、データ置換指示の場合は
（５１９）、印字データ変更処理部７３が、スプ−ル９
１内の印刷データＺの印字データ３を、印刷データＸの
印字データ３と置き換え（５２０）、処理を終了する
（５２１）。該領域１２の内容が、開始指示待ち指示の
場合は（５２２）、開始指示待ち処理部７４が、現在登
録されているキュ−から印刷要求Ｘの印刷要求識別符号
１を削除し（５２３）、開始指示待ちキュ−に該番号１
を登録し（５２４）、処理を終了する（５２５）。該領
域１２の内容が、時刻待ち指示の場合は（５２６）、時
刻待ち処理部７５が、現在登録されているキュ−から印
刷要求Ｘの印刷要求識別符号１を削除し（５２７）、時
刻待ちキュ−に該番号１と印刷データＹの印刷条件指示
領域１２内に指定された指定時刻とを登録し（５２
８）、処理を終了する（５２９）。該領域１２の内容
が、開始指示の場合は（５３０）、開始指示処理部７６
が、開始指示待ちキュ−に印刷要求Ｘが登録されている
かどうか検査し（５３１）、登録されていなければ、エ
ラ−処理を行なう（５３２）。登録されている場合は、
開始指示処理部７６は、開始指示待ちキュ−から該番号
１を削除し（５３３）、印刷データＹの印刷指示情報２
内にあるプライオリティ指示領域に指定されているプラ
イオリティのキュ−の先頭に登録し（５３４）、処理を
終了する（５３５）。印刷データＹの該領域１２の内容
が、上記のいずれの指示でもない場合は、プライオリテ
ィの変更のみを指示しているものと解釈し、印刷処理部
１０のプライオリティキュ−管理部１０２に制御をわた
す。プライオリティキュ−管理部１０２は、現在登録さ
れているキュ−から印刷要求Ｘの印刷要求識別符号１を
削除し（５３６）、印刷データＹ内の印刷指示情報２に
あるプライオリティ指示領域１１に指示されたプライオ
リティに対応するプライオリティキュ−の最後部に、該
番号１を登録し（５３７）、処理を終了する（５３
８）。

【００２５】次に、印刷処理部１０の印刷手続につい
て、図７を用いて説明する。先ず、プリンタ制御部１０
２は、プリンタが使用可能な状態かどうかを検査する
（６０１）。使用不可の場合は、ステップ６０１へ戻
り、使用可能になるまで、検査を繰り返す。使用可能な
場合は、プライオリティキュ−管理部１０１を介して、
優先順位の高いプライオリティキュ−の先頭から順に、
印刷要求識別符号１を取り出し（６０２）、スプ−ルに
該番号を有する印刷データが登録されているかどうか検
査する（６０３）。該印刷データがない場合は、該印刷
データの印刷要求は、既に、取消指示によって取り消さ
れていることになるので、プリンタ制御部１０２は印刷
を行なわず、処理を６０２に戻し、次の印刷要求識別符
号を取り出す。該印刷データがスプ−ルに登録されてい
た場合は、該印刷データを用いて、プリンタ１０３によ
り印刷し（６０４）、処理を６０１へ戻し、上記の印刷
手続を繰り返す。

【００２６】さらに、時刻監視部８の時刻監視手続を、
図８を用いて説明する。時刻監視部８は、先ず、現在時
刻を検出する（７０１）。次に、時刻監視部８は、指示
待ちキュ−管理部７７を介して、指示待ちキュ−保持部
９２内の時刻待ちキュ−を参照し、該時刻以前の時刻が
開始時刻として指定されている印刷データを検索する
（７０２）。該印刷データが時刻待ちキュ−に登録され
ていない場合は、ステップ７０１に戻る。該印刷データ
が時刻待ちキュ−に登録されている場合は、スプ−ル９
１を参照して、該印刷データのプライオリティ指示領域
を確認し、印刷処理部１０のプライオリティキュ−管理
部１０１を介して、該印刷データの印刷要求識別符号１
を、指定されたプライオリティのキュ−の先頭に登録す
る（７０３）。さらに、時刻監視部８は、該印刷データ
の印刷要求識別符号１を時刻待ちキュ−から削除し（７
０４）、処理をステップ７０１に戻し、上記の時刻監視
手続を繰り返す。

【００２７】本実施例により、出力要求側装置が出力開
始時期を任意に指定することができ、出力装置が出力デ
ータを受信した後であっても、出力データの内容の変更
や、出力取消、出力時期の指定変更、出力のプライオリ
ティの指定や変更などを、出力要求側装置が行なうこと
ができる。

【００２８】これにより、予め出力データを出力装置に
送信しておき、出力要求側装置が任意に指定した時刻の
直後に、指定したプライオリティで出力を開始すること
や、出力装置に対して、出力したいタイミングに、出力
要求側装置が出力指示を出すことができる。これによ
り、出力要求側装置は、出力データの送信時間の変動に
左右されることなく、一定の所望する時期に、指定した
プライオリティにのっとって出力を開始させることがで
きることとなる。

【００２９】また、既に出力装置が受信している出力デ
ータの内容を変更できるため、待ち行列上の該出力デー
タの位置を繰り下げることなく、出力する内容を出力要
求側装置が変更できる。

【００３０】さらに、出力要求側装置が、自己の出力要
求を取り消すことができるため、出力装置のオペレ−タ
の作業を軽減できる。

【００３１】

【発明の効果】出力要求側装置が出力開始時期を任意に
指定することができ、出力装置が出力データを受信した
後であっても、出力データの内容の変更や、出力取消、
出力時期の指定変更、出力のプライオリティの指定や変
更などを、出力要求側が行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は、本発明の一実施例における印刷データ
のデータ構造を示す。

【図２】図２は、印刷要求側装置から印刷出力装置へ
の、印刷要求時のデータ転送を示す。

【図３】図３は、本発明を適用した印刷出力装置の一例
を模式的に示すブロック図。

【図４】図４は、本発明が利用される形態の一例を示
す。

【図５】図５は、本発明の一態様である印刷出力システ
ムにおける印刷出力装置が、出力データをスプ−ルに登
録する際の、登録手続の一部を示す流れ図である。

【図６】図６は、本発明の一態様である印刷出力システ
ムにおける印刷出力装置が、出力データをスプ−ルに登
録する際の、登録手続の一部を示す流れ図である。

【図７】図７は、本発明の一態様である印刷出力システ
ムにおける印刷出力装置が、出力データを印刷する際
の、待ち行列からの取り出し手続を示す流れ図である。

【図８】図８は、本発明の一態様である印刷出力システ
ムにおける印刷出力装置の時間監視の手続を示す流れ図
である。

【符号の説明】

１…印刷要求識別符号、２…印刷指示情報、１１…プラ
イオリティ指示領域、１２…印刷条件指示領域、３…印
字データ、４は印字データを伴う印刷要求側装置から印
刷出力装置へのデータ転送、５…印字データを伴わない
印刷要求側装置から印刷出力装置へのデータ転送、６…
入出力部、７…登録処理部、８…時刻監視部、９…記憶
装置、１０…印刷処理部、６１…入力部、６２…出力
部、７１…スプ−ル登録部、７２…取消処理部、７３…
印字データ変更処理部、７４…開始指示待ち処理部、７
５…時刻待ち処理部、７６…開始指示処理部、７７…指
示待ちキュ−管理部、９１…スプ−ル、９２…指示待ち
キュ−保持部、９３…プライオリティキュ−保持部、１
０１…プライオリティキュ−管理部、１０２…プリンタ
制御部、１０３…プリンタ、２１…パソコンやワークス
テーションなど印刷要求する側であるクライアント、２
２…ネットワーク、２３…印刷出力装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】出力データを転送する出力要求側装置と、
   転送された出力データを出力する出力装置とを備える出
   力制御システムにおいて、 上記出力要求側装置は、送信する出力データに、出力要
   求側装置が指定した出力条件の情報を格納する領域を付
   加する出力条件付加手段を有し、 上記出力装置は、上記出力要求側装置が転送した出力デ
   ータと、該データの待ち行列とを保持できる記憶装置
   と、 該出力データ内の上記格納領域の内容を参照することに
   より、出力を制御する制御装置とを有することを特徴と
   する出力制御システム。