JPH0661073B2 - マルチ・プロセツサ・システムの動作方法 - Google Patents
マルチ・プロセツサ・システムの動作方法Info
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- JPH0661073B2 JPH0661073B2 JP63148437A JP14843788A JPH0661073B2 JP H0661073 B2 JPH0661073 B2 JP H0661073B2 JP 63148437 A JP63148437 A JP 63148437A JP 14843788 A JP14843788 A JP 14843788A JP H0661073 B2 JPH0661073 B2 JP H0661073B2
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- Japan
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- host processor
- subsystem
- peripheral
- control block
- host
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
- G06F11/07—Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
- G06F11/16—Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
- G06F11/20—Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements
- G06F11/2002—Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where interconnections or communication control functionality are redundant
- G06F11/2007—Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where interconnections or communication control functionality are redundant using redundant communication media
- G06F11/201—Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where interconnections or communication control functionality are redundant using redundant communication media between storage system components
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- G06F13/00—Interconnection of, or transfer of information or other signals between, memories, input/output devices or central processing units
- G06F13/10—Program control for peripheral devices
- G06F13/12—Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor
- G06F13/124—Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware is a sequential transfer control unit, e.g. microprocessor, peripheral processor or state-machine
- G06F13/126—Program control for peripheral devices using hardware independent of the central processor, e.g. channel or peripheral processor where hardware is a sequential transfer control unit, e.g. microprocessor, peripheral processor or state-machine and has means for transferring I/O instructions and statuses between control unit and main processor
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Description
【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明はデータ処理システムに関し、具体的には、非同
期の周辺装置オペレーション、すなわち、入出力オペレ
ーションを用いるマルチ・プロセツサ・システムの動作
方法に関するものである。
期の周辺装置オペレーション、すなわち、入出力オペレ
ーションを用いるマルチ・プロセツサ・システムの動作
方法に関するものである。
B.従来技術 この分野における技術には米国特許第3716837号
があり、この特許は、周辺システムから複数の接続され
たホスト・プロセッサへのタグなしの割込み信号の同報
通信を示している。どのホスト・プロセツサもこの割込
み信号に応答できる。この特許はそれぞれのプロセッサ
間の同期状況には関係せず、接続された周辺データ処理
サブシステムにサービスするため、最初に使用可能なホ
スト・プロセッサによって処理されるようにタグなしの
割込みを同報通信することを対象としている。
があり、この特許は、周辺システムから複数の接続され
たホスト・プロセッサへのタグなしの割込み信号の同報
通信を示している。どのホスト・プロセツサもこの割込
み信号に応答できる。この特許はそれぞれのプロセッサ
間の同期状況には関係せず、接続された周辺データ処理
サブシステムにサービスするため、最初に使用可能なホ
スト・プロセッサによって処理されるようにタグなしの
割込みを同報通信することを対象としている。
米国特許第3670307号は、複数の接続ホスト・プ
ロセッサのいずれにおけるプログラム実行とも非同期的
に内部動作するデータ記憶サブシステムを示している。
この特許の第7欄に記載されているように、周辺サブシ
ステムの各入出力ポートは、それぞれのホスト・プロセ
ッサから受け取った要求を記憶する待ち行列を有する。
次に、サブシステムは、ホスト・プロセッサとの同期と
は無関係に、それ自体のプログラムで決定される実行手
順に基づいて、受け取った要求を実行する。この特許に
は、そのような接続ホスト・プロセッサのためにサブシ
ステムの構成データを設定するためのホスト・プロセッ
サのプログラムも、またホスト・プロセッサがそのよう
な非同期動作をどのように管理するかについての詳細も
示されていない。
ロセッサのいずれにおけるプログラム実行とも非同期的
に内部動作するデータ記憶サブシステムを示している。
この特許の第7欄に記載されているように、周辺サブシ
ステムの各入出力ポートは、それぞれのホスト・プロセ
ッサから受け取った要求を記憶する待ち行列を有する。
次に、サブシステムは、ホスト・プロセッサとの同期と
は無関係に、それ自体のプログラムで決定される実行手
順に基づいて、受け取った要求を実行する。この特許に
は、そのような接続ホスト・プロセッサのためにサブシ
ステムの構成データを設定するためのホスト・プロセッ
サのプログラムも、またホスト・プロセッサがそのよう
な非同期動作をどのように管理するかについての詳細も
示されていない。
米国特許第4594657号は、非同期的に動作する2
台のマイクロプロセッサを示している。これらのマイク
ロプロセッサは、いわゆるセマフォを使って共用メモリ
に関する状況情報を共有する。セマフォは、共用資源、
データ記憶装置またはメモリに対するアクセスを決定す
るため、プログラム手段を使用する。この特許は、その
ようなメモリ・アクセスの管理もホスト・プロセッサの
プログラム実行とは同期しないそのようなメモリの動作
も扱っていない。この特許は明らかに、通常通り2台の
マイクロプロセッサ(ホスト・プロセッサと同等)に対
して同期的にメモリを動作させることを理解されたい。
台のマイクロプロセッサを示している。これらのマイク
ロプロセッサは、いわゆるセマフォを使って共用メモリ
に関する状況情報を共有する。セマフォは、共用資源、
データ記憶装置またはメモリに対するアクセスを決定す
るため、プログラム手段を使用する。この特許は、その
ようなメモリ・アクセスの管理もホスト・プロセッサの
プログラム実行とは同期しないそのようなメモリの動作
も扱っていない。この特許は明らかに、通常通り2台の
マイクロプロセッサ(ホスト・プロセッサと同等)に対
して同期的にメモリを動作させることを理解されたい。
米国特許第4412285号も複数プロセッサ環境でセ
マファを用いている。ネットワークが作動可能か判定す
るため、周辺システムからすべてのプロセッサに単一の
照会または要求が送られる。ネットワークの作動可能状
態を判定するため、周知の「テスト・セット」命令また
は照会すべてのプロセッサに送られる。全装置に対する
照会の同報通信は示されているが、非同期動作の管理は
開示されていない。
マファを用いている。ネットワークが作動可能か判定す
るため、周辺システムからすべてのプロセッサに単一の
照会または要求が送られる。ネットワークの作動可能状
態を判定するため、周知の「テスト・セット」命令また
は照会すべてのプロセッサに送られる。全装置に対する
照会の同報通信は示されているが、非同期動作の管理は
開示されていない。
米国特許第3480914号は、それぞれのプロセッサ
に接続されると共に互いに接続され、ホスト・プロセッ
サの動作を中断しないようにホスト・プロセッサから独
立して動作する、「対話装置」を示している。この対話
式プロセッサは、状況情報の転送ならびに複数プロセッ
サのセットアップの同期動作を行なう。
に接続されると共に互いに接続され、ホスト・プロセッ
サの動作を中断しないようにホスト・プロセッサから独
立して動作する、「対話装置」を示している。この対話
式プロセッサは、状況情報の転送ならびに複数プロセッ
サのセットアップの同期動作を行なう。
米国特許第4527237号は、主メモリを共用する、
緊密に結合された一組のプロセッサ(「緊密に結合され
た」は同期動作を意味する)を示している。入出力及び
監視プロセッサが主メモリ及びそれぞれのホスト・プロ
セッサに結合され、主メモリが実行(ホスト)プロセッ
サ及び入出力プロセッサからの異なるデータ構造及び制
御構造を含むことができるようになっている。装置間で
状況情報が交換される。それぞれの装置の動作が緊密に
連動しているため、動作は完全に同期的であり、したが
って、非同期的な周辺装置群の管理には適用されない。
緊密に結合された一組のプロセッサ(「緊密に結合され
た」は同期動作を意味する)を示している。入出力及び
監視プロセッサが主メモリ及びそれぞれのホスト・プロ
セッサに結合され、主メモリが実行(ホスト)プロセッ
サ及び入出力プロセッサからの異なるデータ構造及び制
御構造を含むことができるようになっている。装置間で
状況情報が交換される。それぞれの装置の動作が緊密に
連動しているため、動作は完全に同期的であり、したが
って、非同期的な周辺装置群の管理には適用されない。
米国特許第3405394号は、ビット・パターンで種
々の装置のアクセス状況を示すことができることを教示
している。ビット・パターンはそれぞれの装置が供給
し、他の装置がそれを検出して、複数装置セットのそれ
ぞれの装置にいつ、どのようにアクセスすべきかを判定
する。この関連特許の主な関心事はアクセス制御なの
で、非同期動作を使用するか否かは論じていない。ビッ
ト・パターンの転送でデータ処理システム内の複数の装
置の状況が識別されることを示している。
々の装置のアクセス状況を示すことができることを教示
している。ビット・パターンはそれぞれの装置が供給
し、他の装置がそれを検出して、複数装置セットのそれ
ぞれの装置にいつ、どのようにアクセスすべきかを判定
する。この関連特許の主な関心事はアクセス制御なの
で、非同期動作を使用するか否かは論じていない。ビッ
ト・パターンの転送でデータ処理システム内の複数の装
置の状況が識別されることを示している。
米国特許第4445197号は、それぞれの動作を調和
させる同期された複数プロセッサをわずかに示してい
る。アクセス優先順位システムがこのシステムを管理す
る。この関連特許はサブシステムの非同期動作の管理を
示していない。
させる同期された複数プロセッサをわずかに示してい
る。アクセス優先順位システムがこのシステムを管理す
る。この関連特許はサブシステムの非同期動作の管理を
示していない。
米国特許第4099235号は2台のプロセッサによる
電話交換ノードを示している。2台のプロセッサ間の負
荷の配分は負荷測定に基づいている。すなわち、これは
負荷均衡システムである。すべての電話動作は互いに非
同期的である。この特許は専ら負荷管理を対象とするの
で、この発明の管理技術からわかるように、交換局を通
過する電話呼の様々な状況の管理を対象とするものでは
ない。
電話交換ノードを示している。2台のプロセッサ間の負
荷の配分は負荷測定に基づいている。すなわち、これは
負荷均衡システムである。すべての電話動作は互いに非
同期的である。この特許は専ら負荷管理を対象とするの
で、この発明の管理技術からわかるように、交換局を通
過する電話呼の様々な状況の管理を対象とするものでは
ない。
上記のすべての技術内容及びデータ処理環境中の複数の
装置間での一層多くの非同期的動作を目指すデータ処理
分野での最近の傾向によれば、構成及び周辺装置の状態
の遷移または変化を非同期的に報告することを含めて、
非同期動作の管理及び制御が明らかに求められている。
上記のすべての技術は、効率を最大に高め、関連するす
べての処理装置に状況情報を転送するためにプログラム
手段を使用しなければならない。
装置間での一層多くの非同期的動作を目指すデータ処理
分野での最近の傾向によれば、構成及び周辺装置の状態
の遷移または変化を非同期的に報告することを含めて、
非同期動作の管理及び制御が明らかに求められている。
上記のすべての技術は、効率を最大に高め、関連するす
べての処理装置に状況情報を転送するためにプログラム
手段を使用しなければならない。
1978年IBM社発行の“他社製の入出力装置に接続
可能なIBM S/360及びS/370入出力インタ
ーフェース・チャネル(IBM System/360and System/370
I/O Interface Channel to Control Unit Original Eq
uipment Manufacturers′ Information)″と題する解
説書は、本発明を使用するのに適した制御装置とホスト
・プロセッサの間の接続を示している。24ページに記
載された「アテンション信号」が特に関連がある。アテ
ンション信号は、ああ非同期状態が入出力装置に生じた
とき、制御装置によって生成される。このアテンション
信号は、入出力動作の開始、実行または終了と関連しな
い。複数のチャネル経路の間で共用される各入出力装置
が、任意のアテンション状況をすべてのチャネル経路に
提示する。周辺装置制御装置によってアテンション信号
が提示されると、チャネルと制御装置の間のコマンド連
鎖が抑制される。アテンション信号は、「入出力装置終
了」信号を含めて、他の信号と一緒に発生させることが
できる。入出力装置終了信号は上記解説書の24ページ
に記載されており、入出力装置レベルでの入出力動作の
完了、または、作動不能状態から作動可能状態への変化
等の装置動作状態の変化から生じる。入出力装置終了信
号が供給される環境に応じて、この信号は接続チャネル
に対して、したがって、接続ホスト・プロセッサに対し
て幾つかの意味のうちの任意の1つをとることができ
る。磁器テープ駆動機構がアンロード状態からロード状
態になる、カード装置がカード切れになるか、またはス
タッカが一杯になる、プリンタが用紙切れになる、人間
の介入を必要とするエラー状況、または入出力装置の状
況が使用可能状態から使用不能状態に変わる等の、装置
の作動不能から作動可能への移行があったときにも、入
出力装置終了信号が提示される。
可能なIBM S/360及びS/370入出力インタ
ーフェース・チャネル(IBM System/360and System/370
I/O Interface Channel to Control Unit Original Eq
uipment Manufacturers′ Information)″と題する解
説書は、本発明を使用するのに適した制御装置とホスト
・プロセッサの間の接続を示している。24ページに記
載された「アテンション信号」が特に関連がある。アテ
ンション信号は、ああ非同期状態が入出力装置に生じた
とき、制御装置によって生成される。このアテンション
信号は、入出力動作の開始、実行または終了と関連しな
い。複数のチャネル経路の間で共用される各入出力装置
が、任意のアテンション状況をすべてのチャネル経路に
提示する。周辺装置制御装置によってアテンション信号
が提示されると、チャネルと制御装置の間のコマンド連
鎖が抑制される。アテンション信号は、「入出力装置終
了」信号を含めて、他の信号と一緒に発生させることが
できる。入出力装置終了信号は上記解説書の24ページ
に記載されており、入出力装置レベルでの入出力動作の
完了、または、作動不能状態から作動可能状態への変化
等の装置動作状態の変化から生じる。入出力装置終了信
号が供給される環境に応じて、この信号は接続チャネル
に対して、したがって、接続ホスト・プロセッサに対し
て幾つかの意味のうちの任意の1つをとることができ
る。磁器テープ駆動機構がアンロード状態からロード状
態になる、カード装置がカード切れになるか、またはス
タッカが一杯になる、プリンタが用紙切れになる、人間
の介入を必要とするエラー状況、または入出力装置の状
況が使用可能状態から使用不能状態に変わる等の、装置
の作動不能から作動可能への移行があったときにも、入
出力装置終了信号が提示される。
上記に引用した解説書の27ページに記載されている第
3の信号は「装置例外」信号である。装置例外信号は、
識別された入出力装置がファイルの終り等の異常な周辺
装置状態を検出したことを意味する。一般に、装置例外
信号は特定のコマンドまたは特定の種類の入出力装置に
対してただ1つの意味を持つ。通常、装置例外状態の受
諾に対する応答としてのホスト・プロセッサによる「セ
ンス」操作は必要でない。一般に、装置例外状態は、入
出力動作に関連したある活動に関係し、またはディスク
記憶装置に対するデータ処理環境にとって直接的な意味
を有する。
3の信号は「装置例外」信号である。装置例外信号は、
識別された入出力装置がファイルの終り等の異常な周辺
装置状態を検出したことを意味する。一般に、装置例外
信号は特定のコマンドまたは特定の種類の入出力装置に
対してただ1つの意味を持つ。通常、装置例外状態の受
諾に対する応答としてのホスト・プロセッサによる「セ
ンス」操作は必要でない。一般に、装置例外状態は、入
出力動作に関連したある活動に関係し、またはディスク
記憶装置に対するデータ処理環境にとって直接的な意味
を有する。
装置例外信号、入出力装置終了信号及びアテンション信
号を組み合わせて、IBM2314、3330ディスク
駆動機構上で、着脱可能に装着されたディスクがディス
ク駆動機構から取りはずされたといった「パック変更割
込み」が発生したことをホスト・プロセッサに示すこと
が行なわれてきた。ディスクが駆動機構から取りはずさ
れるときは、パック変更が発生するものとして定義され
る。いずれかのディスク駆動機構がそのようなパック変
更を検出したときは、3つの信号、すなわち、装置例外
信号、アテンション信号及び入出力装置終了信号が接続
ホスト・プロセッサに同時に同報通信される。ホスト・
プロセッサは同報通信されたそのような1組の信号に応
答して、そのときその装置上にあるボリュームを「感
知」し、それを識別する。
号を組み合わせて、IBM2314、3330ディスク
駆動機構上で、着脱可能に装着されたディスクがディス
ク駆動機構から取りはずされたといった「パック変更割
込み」が発生したことをホスト・プロセッサに示すこと
が行なわれてきた。ディスクが駆動機構から取りはずさ
れるときは、パック変更が発生するものとして定義され
る。いずれかのディスク駆動機構がそのようなパック変
更を検出したときは、3つの信号、すなわち、装置例外
信号、アテンション信号及び入出力装置終了信号が接続
ホスト・プロセッサに同時に同報通信される。ホスト・
プロセッサは同報通信されたそのような1組の信号に応
答して、そのときその装置上にあるボリュームを「感
知」し、それを識別する。
C.発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、非同期的周辺装置動作の改善されたよ
り柔軟な管理及び制御を提供することである。
り柔軟な管理及び制御を提供することである。
D.問題点を解決するための手段 本発明の重要な態様は、1台または複数のホスト・プロ
セッサに接続可能な、ディスク駆動機構を用いたデータ
記憶サブシステム等の周辺装置サブシステムの管理に関
するものである。このサブシステムは、1台または複数
の共用されるプログラム制御装置に接続された複数のア
ドレス可能周辺装置を有することが好ましい。制御装置
は種々のホスト・プロセッサに接続される。サブシステ
ム内の状況及び構成手段は、周辺装置及びプログラム制
御装置に機能的に接続され、サブシステムのための構成
データを記憶保存する。そのような記憶された構成デー
タとしては、周辺装置のうち所定のものを「ペア」等の
グループにまとめることに関するものがあり、上記各グ
ループは主装置と少なくとも1台の副装置とを有する。
プログラム制御装置内の手段はホスト・プロセッサに対
する各主装置のアドレス可能性を維持し、各副装置のア
ドレス可能性を、それぞれのグループ内の主装置を最初
にアドレスするように制限する。ホスト・プロセッサ
は、そのシステム生成(SYSGEN)に基づくアドレ
スを使用して各グループの主装置を、直接、アドレスす
ることができるが副装置を直接にはアドレスできない。
ホスト・プロセッサが主装置をアクセスし、その主装置
が使用可能でない場合、又はエラー状態の場合、プログ
ラム制御装置がその内部の記憶デイレクタの1つを使つ
て、そのグループに属する副装置にアクセスし、主装置
に要求されたデータ処理を副装置に実行する。そのよう
な副装置に対するアクセスは、ホスト・プロセッサには
知らされず、又、ホスト・プロセッサにとっては、アド
レスした主装置が適正に動作している場合と同様であ
る。
セッサに接続可能な、ディスク駆動機構を用いたデータ
記憶サブシステム等の周辺装置サブシステムの管理に関
するものである。このサブシステムは、1台または複数
の共用されるプログラム制御装置に接続された複数のア
ドレス可能周辺装置を有することが好ましい。制御装置
は種々のホスト・プロセッサに接続される。サブシステ
ム内の状況及び構成手段は、周辺装置及びプログラム制
御装置に機能的に接続され、サブシステムのための構成
データを記憶保存する。そのような記憶された構成デー
タとしては、周辺装置のうち所定のものを「ペア」等の
グループにまとめることに関するものがあり、上記各グ
ループは主装置と少なくとも1台の副装置とを有する。
プログラム制御装置内の手段はホスト・プロセッサに対
する各主装置のアドレス可能性を維持し、各副装置のア
ドレス可能性を、それぞれのグループ内の主装置を最初
にアドレスするように制限する。ホスト・プロセッサ
は、そのシステム生成(SYSGEN)に基づくアドレ
スを使用して各グループの主装置を、直接、アドレスす
ることができるが副装置を直接にはアドレスできない。
ホスト・プロセッサが主装置をアクセスし、その主装置
が使用可能でない場合、又はエラー状態の場合、プログ
ラム制御装置がその内部の記憶デイレクタの1つを使つ
て、そのグループに属する副装置にアクセスし、主装置
に要求されたデータ処理を副装置に実行する。そのよう
な副装置に対するアクセスは、ホスト・プロセッサには
知らされず、又、ホスト・プロセッサにとっては、アド
レスした主装置が適正に動作している場合と同様であ
る。
ホスト・プロセッサが(直接アクセスする目的ではなく
て)各グループに属する副装置のアドレスを知ることが
重要であることもときどきある。プログラム制御装置内
のコマンド実行手段は、任意のグループの副装置を作動
させて、これらの副装置がそのグループの特定の主装置
と同じグループ内にあることを示す、「装置状態変化」
信号をすべての接続ホスト・プロセッサへ送るようにさ
せる。ホスト・プロセッサは、アドレスされた要求をそ
れぞれのグループの主装置に送ることにより、非同期コ
マンドを使ってそのグループ内の周辺装置の識別を要求
してそのようなアクティビティを開始することができ
る。プログラム制御装置内の手段は、アドレスされてい
ない副周辺装置からすべての接続ホスト・プロセッサに
装置状態変化信号を転送する。
て)各グループに属する副装置のアドレスを知ることが
重要であることもときどきある。プログラム制御装置内
のコマンド実行手段は、任意のグループの副装置を作動
させて、これらの副装置がそのグループの特定の主装置
と同じグループ内にあることを示す、「装置状態変化」
信号をすべての接続ホスト・プロセッサへ送るようにさ
せる。ホスト・プロセッサは、アドレスされた要求をそ
れぞれのグループの主装置に送ることにより、非同期コ
マンドを使ってそのグループ内の周辺装置の識別を要求
してそのようなアクティビティを開始することができ
る。プログラム制御装置内の手段は、アドレスされてい
ない副周辺装置からすべての接続ホスト・プロセッサに
装置状態変化信号を転送する。
サブシステムで用いられ、ホスト・プロセッサで管理さ
れる非同期オペレーションとしては、サブシステムを多
数のモードの任意の1つに設定し、サブシステム機能を
実行することがである。データ記憶サブシステムのサブ
システム機能は、接続ホスト・プロセッサの任意の1台
または複数によってデータがデータ記憶サブシステムに
送られる方式及び状況に関係する。サブシステム機能に
は、種々の周辺装置に対するアクセスを制御するための
無関係なオペレーションを実行することも含まれる。エ
ラー処理も非同期的に行なわれる。
れる非同期オペレーションとしては、サブシステムを多
数のモードの任意の1つに設定し、サブシステム機能を
実行することがである。データ記憶サブシステムのサブ
システム機能は、接続ホスト・プロセッサの任意の1台
または複数によってデータがデータ記憶サブシステムに
送られる方式及び状況に関係する。サブシステム機能に
は、種々の周辺装置に対するアクセスを制御するための
無関係なオペレーションを実行することも含まれる。エ
ラー処理も非同期的に行なわれる。
本発明の構成は次の通りである。
複数台のアドレス可能な周辺装置及びこれを選択的に制
御する共通のプログラム式制御装置を含む複数の周辺サ
ブシステムと、該サブシステムに共通に接続された複数
台のホスト・プロセツサとを含み、上記周辺装置が、各
ホスト・プロセツサにより命令されたコマンド動作を実
行する機能を有していて、論理的に複数のグループに区
分されており、各グループ内の1台の周辺装置が各ホス
ト・プロセツサ・アプリケーシヨン・プログラムにより
アドレス可能な主装置を構成する一方、残余の周辺装置
は、主装置が上記コマンド動作の実行不能の場合、上記
プログラム式制御装置によりアクセスされて上記コマン
ド動作を実行する副装置を構成しているマルチ・ホスト
・プロセツサ・システムを動作する方法において、 各周辺装置を記述する各装置制御ブロツクと、各周辺装
置が主装置であるか、または副装置であるかを記述する
と共に上記各装置制御ブロツクのアドレスを記述してい
る各周辺装置のための装置テーブルと、上記サブシステ
ムの現在の構成及び状態を記述しているサブシステム制
御ブロツクを含む制御テーブルとを各ホスト・プロセツ
サに関して予め準備するステツプと、 任意の周辺装置の装置状態が変化したときその周辺装置
を特定する識別情報を含む上記装置状態変化を表わすタ
グなし割込み信号を上記プログラム式制御装置からすべ
てのホスト・プロセツサへ送信するステツプと、 上記割込み信号に応答して各ホスト・プロセツサが上記
制御テーブル、装置テーブル及び装置制御ブロツクを参
照し、上記割込み信号を送信したサブシステムに対して
変化した装置状態を送信するように命令するステツプ
と、 上記サブシステムが上記命令に応答して上記装置状態変
化を上記命令元のホスト・プロセツサに返信し、次に、
これに基づいてそのホスト・プロセツサが、サブシステ
ムの状態の変化を反映するように対応する装置制御ブロ
ツク及び制御テーブルを更新するステツプと、 より成るマルチ・ホスト・プロセツサの動作方法。
御する共通のプログラム式制御装置を含む複数の周辺サ
ブシステムと、該サブシステムに共通に接続された複数
台のホスト・プロセツサとを含み、上記周辺装置が、各
ホスト・プロセツサにより命令されたコマンド動作を実
行する機能を有していて、論理的に複数のグループに区
分されており、各グループ内の1台の周辺装置が各ホス
ト・プロセツサ・アプリケーシヨン・プログラムにより
アドレス可能な主装置を構成する一方、残余の周辺装置
は、主装置が上記コマンド動作の実行不能の場合、上記
プログラム式制御装置によりアクセスされて上記コマン
ド動作を実行する副装置を構成しているマルチ・ホスト
・プロセツサ・システムを動作する方法において、 各周辺装置を記述する各装置制御ブロツクと、各周辺装
置が主装置であるか、または副装置であるかを記述する
と共に上記各装置制御ブロツクのアドレスを記述してい
る各周辺装置のための装置テーブルと、上記サブシステ
ムの現在の構成及び状態を記述しているサブシステム制
御ブロツクを含む制御テーブルとを各ホスト・プロセツ
サに関して予め準備するステツプと、 任意の周辺装置の装置状態が変化したときその周辺装置
を特定する識別情報を含む上記装置状態変化を表わすタ
グなし割込み信号を上記プログラム式制御装置からすべ
てのホスト・プロセツサへ送信するステツプと、 上記割込み信号に応答して各ホスト・プロセツサが上記
制御テーブル、装置テーブル及び装置制御ブロツクを参
照し、上記割込み信号を送信したサブシステムに対して
変化した装置状態を送信するように命令するステツプ
と、 上記サブシステムが上記命令に応答して上記装置状態変
化を上記命令元のホスト・プロセツサに返信し、次に、
これに基づいてそのホスト・プロセツサが、サブシステ
ムの状態の変化を反映するように対応する装置制御ブロ
ツク及び制御テーブルを更新するステツプと、 より成るマルチ・ホスト・プロセツサの動作方法。
E.実施例 次に、さらに具体的に図面を参照するが、それぞれの図
で同じ参照番号は同じ部品及び構造的特徴を示す。第1
図は、ゆるく結合された、すなわち、実質的に互いに独
立して動作する複数のホスト・プロセッサ10を示す。
各ホスト・プロセッサ10の各々には、動的に変化する
アプリケーション・プログラム11が格納されており、
データ処理環境で有用な作業を行なうための手段をホス
ト・プロセッサ10に与える。
で同じ参照番号は同じ部品及び構造的特徴を示す。第1
図は、ゆるく結合された、すなわち、実質的に互いに独
立して動作する複数のホスト・プロセッサ10を示す。
各ホスト・プロセッサ10の各々には、動的に変化する
アプリケーション・プログラム11が格納されており、
データ処理環境で有用な作業を行なうための手段をホス
ト・プロセッサ10に与える。
上記アプリケーション・プログラム11はオペレーティ
ング・システムである多重仮想システム(MVS)12
に従属し、かつそれによって管理される。MVS12
は、IBM社から市販されている多重仮想システムであ
り、IBM社の大型ホスト・プロセッサで使用すること
ができる。オペレーティング・システム入出力システム
IOS13がMVS12に効果的に接続されている。
ング・システムである多重仮想システム(MVS)12
に従属し、かつそれによって管理される。MVS12
は、IBM社から市販されている多重仮想システムであ
り、IBM社の大型ホスト・プロセッサで使用すること
ができる。オペレーティング・システム入出力システム
IOS13がMVS12に効果的に接続されている。
IOS13及びMVS12は、一組の制御テーブルを共
用する。この制御テーブルは、当業者にとって周知であ
り、簡潔を期して本明細書では示さない。上記制御テー
ブルは本発明を理解するために必要ではない。いずれか
のホスト・プロセッサ10と1台または複数の周辺サブ
システム16の間で接続手段15を介してデータ・コマ
ンド及び状況信号を転送するため、IOS13を介して
複数のプログラム式チャネル14にアクセスすることが
できる。
用する。この制御テーブルは、当業者にとって周知であ
り、簡潔を期して本明細書では示さない。上記制御テー
ブルは本発明を理解するために必要ではない。いずれか
のホスト・プロセッサ10と1台または複数の周辺サブ
システム16の間で接続手段15を介してデータ・コマ
ンド及び状況信号を転送するため、IOS13を介して
複数のプログラム式チャネル14にアクセスすることが
できる。
図の周辺サブシステム16は、双頭の矢印19で表わさ
れる接続ケーブルを介して複数のディスク記憶装置(直
接アクセス記憶装置DASD)18を接続する、プログ
ラム式制御装置17から成る。プログラム式制御装置1
7はそれぞれのホスト・プロセッサ10と周辺装置18
の間のデータ通信をもたらす。プログラム式制御装置1
7はまた、サブシステム16に関する状況情報ならびに
構成情報を処理し維持する。各プログラム式装置17は
1つまたは複数の記憶ディレクタ25を含むことができ
る。各記憶ディレクタ25は、ホスト・プロセッサ10
と装置18の間のデータ転送を管理するためのプログラ
ミングを有する、周知のプログラム式マイクロプロセッ
サ(図示せず)を備えている。記憶ディレクタ25に
は、周知の自動データ転送回路(図示せず)が付随して
いる。記憶ディレクタ25は、1組のそれぞれの装置制
御装置26を介して装置18と接続する。装置制御装置
は通常の方法で構成される。1組の接続回路27は、上
記の引用の解説書に記載されているように、それぞれの
ホスト・プロセッサ10のチャネル14とのインターフ
ェース接続をもたらす。
れる接続ケーブルを介して複数のディスク記憶装置(直
接アクセス記憶装置DASD)18を接続する、プログ
ラム式制御装置17から成る。プログラム式制御装置1
7はそれぞれのホスト・プロセッサ10と周辺装置18
の間のデータ通信をもたらす。プログラム式制御装置1
7はまた、サブシステム16に関する状況情報ならびに
構成情報を処理し維持する。各プログラム式装置17は
1つまたは複数の記憶ディレクタ25を含むことができ
る。各記憶ディレクタ25は、ホスト・プロセッサ10
と装置18の間のデータ転送を管理するためのプログラ
ミングを有する、周知のプログラム式マイクロプロセッ
サ(図示せず)を備えている。記憶ディレクタ25に
は、周知の自動データ転送回路(図示せず)が付随して
いる。記憶ディレクタ25は、1組のそれぞれの装置制
御装置26を介して装置18と接続する。装置制御装置
は通常の方法で構成される。1組の接続回路27は、上
記の引用の解説書に記載されているように、それぞれの
ホスト・プロセッサ10のチャネル14とのインターフ
ェース接続をもたらす。
プログラム式制御装置17は、複数の部分に論理的に分
割された、比較的大きなサブシステム・ランダム・アク
セス・データ記憶域を含むことができる。キャッシュ2
8はサブシステム記憶域の最大部分を占め、ホスト・プ
ロセッサ10と装置18の間で転送されるデータを緩衝
記憶またはキャッシュ記憶するために使用される。サブ
システム記憶域の一部は、持久記憶域(NVS)29
(記憶域のバッテリ駆動部分)として使用することがで
きる。持久記憶域29は高速書込み動作に関連して使用
される。高速書込み動作では、サブシステム16は、す
べて米国特許第4574346号に示されるように、受
け取ったデータが、非持久記憶ではなくサブシステム内
に持久記憶されることをデータ供給源及びホスト・プロ
セッサ10に知らせる。さらに、重要プロダクト・デー
タ(VPD)がプログラム式制御装置17に持久記憶さ
れる。持久記憶域29及びVPD30は、持久性を保証
するためバッテリ・バックアップを受けたサブシステム
記憶域の半導体メモリ部分とすることが好ましい。メッ
セージ域(MSG)31は複数の記憶ディレクタ25間
の接続を行なう。さらに、複数のプログラム式制御装置
17を、メッセージ転送記憶域としての、MSG31と
相互結合することができる。そのようなプログラム式転
送を行なうためのプログラム制御は周知であるので説明
しない。ホスト・プロセッサ10に対するプログラム式
制御装置及びサブシステム16の非同期動作の管理を助
けるため、結合アレイ構造(JAS)32がサブシステ
ム記憶域に設けられている。記憶ディレクタ25は、後
で明らかになるように、JAS32の現在の状況を維持
する。FAS32は、サブシステム16がホスト・プロ
セッサ10のために種々の非同期動作を実行するとき、
サブシステムの保全性を確保するための同期点をもたら
す。
割された、比較的大きなサブシステム・ランダム・アク
セス・データ記憶域を含むことができる。キャッシュ2
8はサブシステム記憶域の最大部分を占め、ホスト・プ
ロセッサ10と装置18の間で転送されるデータを緩衝
記憶またはキャッシュ記憶するために使用される。サブ
システム記憶域の一部は、持久記憶域(NVS)29
(記憶域のバッテリ駆動部分)として使用することがで
きる。持久記憶域29は高速書込み動作に関連して使用
される。高速書込み動作では、サブシステム16は、す
べて米国特許第4574346号に示されるように、受
け取ったデータが、非持久記憶ではなくサブシステム内
に持久記憶されることをデータ供給源及びホスト・プロ
セッサ10に知らせる。さらに、重要プロダクト・デー
タ(VPD)がプログラム式制御装置17に持久記憶さ
れる。持久記憶域29及びVPD30は、持久性を保証
するためバッテリ・バックアップを受けたサブシステム
記憶域の半導体メモリ部分とすることが好ましい。メッ
セージ域(MSG)31は複数の記憶ディレクタ25間
の接続を行なう。さらに、複数のプログラム式制御装置
17を、メッセージ転送記憶域としての、MSG31と
相互結合することができる。そのようなプログラム式転
送を行なうためのプログラム制御は周知であるので説明
しない。ホスト・プロセッサ10に対するプログラム式
制御装置及びサブシステム16の非同期動作の管理を助
けるため、結合アレイ構造(JAS)32がサブシステ
ム記憶域に設けられている。記憶ディレクタ25は、後
で明らかになるように、JAS32の現在の状況を維持
する。FAS32は、サブシステム16がホスト・プロ
セッサ10のために種々の非同期動作を実行するとき、
サブシステムの保全性を確保するための同期点をもたら
す。
各ホスト・プロセッサ10は、サブシステム16内で実
行される非同期動作の管理及び制御を行なう非同期動作
管理機能(AOM)35を含んでいる。AOM35はそ
れぞれのホスト・プロセッサ10の主記憶装置内にそれ
自体の一組の制御テーブル“AYSNC”36を含んで
いる。ホスト・プロセッサ10の動作と無関係に、また
はいずれかのホスト・プロセッサ10からの要求に応答
して、装置状態の変化またはサブシステム16のモード
変更が起こったとき、サブシステム16はアテンション
信号、入出力信号終了信号及び装置例外信号(ひとまと
めにして、装置状態変化信号)をすべての接続ホスト・
プロセッサに同時に供給する。ホスト・プロセッサは上
記装置状態変化信号に応答して、サブシステム16に照
会し、その変化した状況を判定する。このようにして、
ホスト・プロセッサ10の継続的な正しい動作にとって
直接的な意味を有する、サブシステム16によって開始
された構成または動作上の変化が、最小限度のプログラ
ム介入ですべてのホスト・プロセッサ10に効率的に送
られる。
行される非同期動作の管理及び制御を行なう非同期動作
管理機能(AOM)35を含んでいる。AOM35はそ
れぞれのホスト・プロセッサ10の主記憶装置内にそれ
自体の一組の制御テーブル“AYSNC”36を含んで
いる。ホスト・プロセッサ10の動作と無関係に、また
はいずれかのホスト・プロセッサ10からの要求に応答
して、装置状態の変化またはサブシステム16のモード
変更が起こったとき、サブシステム16はアテンション
信号、入出力信号終了信号及び装置例外信号(ひとまと
めにして、装置状態変化信号)をすべての接続ホスト・
プロセッサに同時に供給する。ホスト・プロセッサは上
記装置状態変化信号に応答して、サブシステム16に照
会し、その変化した状況を判定する。このようにして、
ホスト・プロセッサ10の継続的な正しい動作にとって
直接的な意味を有する、サブシステム16によって開始
された構成または動作上の変化が、最小限度のプログラ
ム介入ですべてのホスト・プロセッサ10に効率的に送
られる。
サブシステム16の機能の1つは、2つ以上の周辺装置
18のペアリングである。ペアリングとは、各グループ
内の装置のただ1台が主装置となる装置のグループとし
て定義される。各主装置には、データ処理環境でSYS
GEN(システム生成)時に使用可能にされたホスト・
プロセッサ10によって生成されるアドレスを使って、
任意のホスト・プロセッサ10がアドレスできる。装置
グループ内の他の装置は副装置であり、ホスト・プロセ
ッサがシステム生成に基づくアドレスを使ってそれにア
ドレスすることはできない。ホスト・プロセッサが主装
置にアクセスし、その装置が使用可能でない、またはエ
ラー状態のとき、プログラム式制御装置17はその記憶
ディレクタの1つを使って、副装置にアクセスし、要求
されたデータ処理機能を実行する。そのような副装置に
対するアクセスはどのホスト・プロセッサにも知られ
ず、そのグループの主装置が正しく動作している場合と
同様に動作が完了する。
18のペアリングである。ペアリングとは、各グループ
内の装置のただ1台が主装置となる装置のグループとし
て定義される。各主装置には、データ処理環境でSYS
GEN(システム生成)時に使用可能にされたホスト・
プロセッサ10によって生成されるアドレスを使って、
任意のホスト・プロセッサ10がアドレスできる。装置
グループ内の他の装置は副装置であり、ホスト・プロセ
ッサがシステム生成に基づくアドレスを使ってそれにア
ドレスすることはできない。ホスト・プロセッサが主装
置にアクセスし、その装置が使用可能でない、またはエ
ラー状態のとき、プログラム式制御装置17はその記憶
ディレクタの1つを使って、副装置にアクセスし、要求
されたデータ処理機能を実行する。そのような副装置に
対するアクセスはどのホスト・プロセッサにも知られ
ず、そのグループの主装置が正しく動作している場合と
同様に動作が完了する。
システムの保全性及び制御のため、ホスト・プロセッサ
10内の各グループ内のすべての装置を識別することが
望ましい。この識別は、ホスト・プロセッサ・メモリ中
に構成された、データ処理環境中の各装置用の装置制御
ブロック(UCB)に入っている。そのグループのメン
バーでない任意の装置18は「1重(simplex)」動作
モードにある。グループのメンバーである装置は、主装
置であれ、または副装置であれ、「2重(duplex)」動
作モードにあると言われる。データ処理環境では、2重
動作モードは、グループのメンバーである2台の装置の
各々に同じデータが記憶されることを意味する。ただ
し、装置は2台に限られるものではない。1987年8
月25日に出願された米国特許出願第89151号(特
開昭63−207492号に対応)は、サブシステム1
6内での「2重ペア」装置と呼ばれる装置グループの管
理を示している。
10内の各グループ内のすべての装置を識別することが
望ましい。この識別は、ホスト・プロセッサ・メモリ中
に構成された、データ処理環境中の各装置用の装置制御
ブロック(UCB)に入っている。そのグループのメン
バーでない任意の装置18は「1重(simplex)」動作
モードにある。グループのメンバーである装置は、主装
置であれ、または副装置であれ、「2重(duplex)」動
作モードにあると言われる。データ処理環境では、2重
動作モードは、グループのメンバーである2台の装置の
各々に同じデータが記憶されることを意味する。ただ
し、装置は2台に限られるものではない。1987年8
月25日に出願された米国特許出願第89151号(特
開昭63−207492号に対応)は、サブシステム1
6内での「2重ペア」装置と呼ばれる装置グループの管
理を示している。
定義により、データはボリュームに記憶される。各ボリ
ュームは論理アドレス空間(仮想ボリューム)でも周辺
装置アドレス空間(実ボリューム)でもよい。すなわ
ち、このボリュームは、装置18に記憶されたデータを
アドレスするためにホスト・プロセッサ10が使用する
アドレス範囲である。実ボリュームの場合は、各装置1
8は通常1つのボリュームを含む。仮想ボリュームの場
合は、各装置18は比較的多くの仮想ボリュームを含
む。ある種の場合には、仮想ボリュームがホスト・プロ
セッサ10にとって実ボリュームに見えることもある。
どのホスト・プロセッサ10も、実ボリュームまたは仮
想ボリュームの状況を、1重モードから2重モードに、
または2重モードから1重モードに変更するため、サブ
システム・コマンドをプログラム式制御装置17に送る
ことができる。サブシステム16が1重モードと2重モ
ードの間で装置18の状況を変更すると、そのグループ
内のすべての装置は、上記の装置状態変化信号を使って
すべてのホスト・プロセッサ10にそのことを報告す
る。ホスト・プロセッサ10は装置状態変化信号のよう
な同報通信に応答して、送信側装置に照会し、それぞれ
の装置制御ブロックを更新する。
ュームは論理アドレス空間(仮想ボリューム)でも周辺
装置アドレス空間(実ボリューム)でもよい。すなわ
ち、このボリュームは、装置18に記憶されたデータを
アドレスするためにホスト・プロセッサ10が使用する
アドレス範囲である。実ボリュームの場合は、各装置1
8は通常1つのボリュームを含む。仮想ボリュームの場
合は、各装置18は比較的多くの仮想ボリュームを含
む。ある種の場合には、仮想ボリュームがホスト・プロ
セッサ10にとって実ボリュームに見えることもある。
どのホスト・プロセッサ10も、実ボリュームまたは仮
想ボリュームの状況を、1重モードから2重モードに、
または2重モードから1重モードに変更するため、サブ
システム・コマンドをプログラム式制御装置17に送る
ことができる。サブシステム16が1重モードと2重モ
ードの間で装置18の状況を変更すると、そのグループ
内のすべての装置は、上記の装置状態変化信号を使って
すべてのホスト・プロセッサ10にそのことを報告す
る。ホスト・プロセッサ10は装置状態変化信号のよう
な同報通信に応答して、送信側装置に照会し、それぞれ
の装置制御ブロックを更新する。
エラー状態が生じると、ボリュームの状況が2重モード
から障害2重モードに変更される。すなわち、グループ
内の装置の1台が故障した。この場合、記憶ディレクタ
25の1つが、可能であれば、装置状態変化信号をすべ
てのホスト・プロセッサ10に供給する。
から障害2重モードに変更される。すなわち、グループ
内の装置の1台が故障した。この場合、記憶ディレクタ
25の1つが、可能であれば、装置状態変化信号をすべ
てのホスト・プロセッサ10に供給する。
グループの状況が障害2重モードから2重モードに変わ
ったとき、すなわち、オペレータの介入または自動診断
によってエラーが見つかり、2重モードが再開されたと
きにも、同様な動作が行なわれる。エラー回復には、別
の装置18を障害グループに再割当てし直すことが含ま
れる。たとえば、グループ内の主装置が故障した場合
は、副装置がそのグループを代表してホスト・プロセッ
サ10のためにすべてのデータ記憶及びその他の関連動
作を行なう。オペレータはグループ外の別の装置18を
グループ内の主装置に指定することができる。そのよう
な再指定または再構成の際、副装置に記憶されたボリュ
ームのデータが主装置に転送される。その転送が完了し
たとき、装置状態変化信号がすべてのホスト・プロセッ
サ10に送られる。もう1つの報告可能な事象は、ホス
ト・プロセッサ10から受け取った、再設定された2重
ペアコマンドによる装置アドレスの再割当てである。同
様に、持久記憶域29の高速書込み状況も、サブシステ
ム記憶域のその部分の可用性に基づいて変更することが
できる。キャッシュ28の可用性も同様に重要な状況変
化であり、キャッシュ動作モードであるすべての装置が
キャッシュの状況変化をホスト・プロセッサ10に報告
する。前記米国特許第4574346号に記載されてい
るように、非持久記憶データ(NRD)モードのとき
も、状況変化が装置状態変化信号で報告される。装置ア
ドレスは物理的周辺装置18を含むだけでなく、そのよ
うな物理的装置に関係するキャッシュ28及び持久記憶
域29の割り振られた部分をも含むことを留意された
い。
ったとき、すなわち、オペレータの介入または自動診断
によってエラーが見つかり、2重モードが再開されたと
きにも、同様な動作が行なわれる。エラー回復には、別
の装置18を障害グループに再割当てし直すことが含ま
れる。たとえば、グループ内の主装置が故障した場合
は、副装置がそのグループを代表してホスト・プロセッ
サ10のためにすべてのデータ記憶及びその他の関連動
作を行なう。オペレータはグループ外の別の装置18を
グループ内の主装置に指定することができる。そのよう
な再指定または再構成の際、副装置に記憶されたボリュ
ームのデータが主装置に転送される。その転送が完了し
たとき、装置状態変化信号がすべてのホスト・プロセッ
サ10に送られる。もう1つの報告可能な事象は、ホス
ト・プロセッサ10から受け取った、再設定された2重
ペアコマンドによる装置アドレスの再割当てである。同
様に、持久記憶域29の高速書込み状況も、サブシステ
ム記憶域のその部分の可用性に基づいて変更することが
できる。キャッシュ28の可用性も同様に重要な状況変
化であり、キャッシュ動作モードであるすべての装置が
キャッシュの状況変化をホスト・プロセッサ10に報告
する。前記米国特許第4574346号に記載されてい
るように、非持久記憶データ(NRD)モードのとき
も、状況変化が装置状態変化信号で報告される。装置ア
ドレスは物理的周辺装置18を含むだけでなく、そのよ
うな物理的装置に関係するキャッシュ28及び持久記憶
域29の割り振られた部分をも含むことを留意された
い。
本発明に基づいて管理すべきホスト・プロセッサ10に
要求されるもう1つの動作は、グループ内の主装置では
ない装置のすべてが、記憶ディレクタ25からホスト・
プロセッサ10に送られる装置状態変化信号によって識
別される場合である。この動作は、どの装置18が、要
求が送られた装置グループ内の副装置であるか、または
主装置であるかをすべてのホスト・プロセッサ10に示
す。最後の例では、そのグループの副装置だけが装置状
態変化信号を供給する。キャッシュ28、持久記憶域2
9等の状況が変化したとき、1台の装置だけが装置状態
変化信号を送る必要がある。上記の事象はすべて装置状
態変化信号としてすべてのホスト・プロセッサ10に非
同期的に報告される。ホスト・プロセッサ10は、後で
明らかになるように、装置状態変化信号に応答してAO
M35内のテーブルを更新する。
要求されるもう1つの動作は、グループ内の主装置では
ない装置のすべてが、記憶ディレクタ25からホスト・
プロセッサ10に送られる装置状態変化信号によって識
別される場合である。この動作は、どの装置18が、要
求が送られた装置グループ内の副装置であるか、または
主装置であるかをすべてのホスト・プロセッサ10に示
す。最後の例では、そのグループの副装置だけが装置状
態変化信号を供給する。キャッシュ28、持久記憶域2
9等の状況が変化したとき、1台の装置だけが装置状態
変化信号を送る必要がある。上記の事象はすべて装置状
態変化信号としてすべてのホスト・プロセッサ10に非
同期的に報告される。ホスト・プロセッサ10は、後で
明らかになるように、装置状態変化信号に応答してAO
M35内のテーブルを更新する。
装置状態変化信号に対して、ホスト・プロセッサ10
は、割込み装置のIDを感知し、装置特性を読み取り、
構成データを読み取り、次にサブシステムの状況を読み
取る一連のコマンドをコマンド連鎖として送って応答す
る。したがって、装置状態変化信号は、サブシステム1
6がある状況またはモードが変わり、全ホスト・プロセ
ッサ10の連続動作にとって直接的な意味を有すること
を、すべてのホスト・プロセッサに示す広義の標識であ
る。
は、割込み装置のIDを感知し、装置特性を読み取り、
構成データを読み取り、次にサブシステムの状況を読み
取る一連のコマンドをコマンド連鎖として送って応答す
る。したがって、装置状態変化信号は、サブシステム1
6がある状況またはモードが変わり、全ホスト・プロセ
ッサ10の連続動作にとって直接的な意味を有すること
を、すべてのホスト・プロセッサに示す広義の標識であ
る。
本発明の構成された実施例では、アプリケーション・プ
ログラム11は、非同期動作を指令するコマンドをサブ
システム16に送るとき、MVS12及びIOS13を
介して通常の方式でコマンドを供給する。さらに、アプ
リケーション・プログラム11は、IOSに要求して、
非同期入出力の指示が出され、それに対してサブシステ
ム16からアテンション信号及び関連するメッセージが
要求されているという信号をAOM35に供給する。そ
のような構成は、非同期動作の割合が比較的高くないと
きに有用である。ホスト・プロセッサ10とサブシステ
ム16の間の入出力動作の大きな部分が非同期的である
ときは、MVS12とIOS13をAOM35と組み合
わせて、非同期動作モードをより効果的に管理すること
ができる。後者の構成では、コマンドをサブシステム1
6に送ることを要求するとき、アプリケーション・プロ
グラム11は、ホスト・プロセッサ10の入出力チャネ
ル・プログラム中でチャネル・コマンド・ワード「CC
W」の連鎖を使用する。非同期動作が要求されているか
否かを判定するため、IOS13がこのコマンド連鎖を
走査する。IOS13は非同期コマンドが出されるたび
にそのことをAOM35に知らせる。アプリケーション
・プログラム11がAOM35に知らせるようにことす
るにより、そのようなCCW連鎖の走査は不要になる。
ログラム11は、非同期動作を指令するコマンドをサブ
システム16に送るとき、MVS12及びIOS13を
介して通常の方式でコマンドを供給する。さらに、アプ
リケーション・プログラム11は、IOSに要求して、
非同期入出力の指示が出され、それに対してサブシステ
ム16からアテンション信号及び関連するメッセージが
要求されているという信号をAOM35に供給する。そ
のような構成は、非同期動作の割合が比較的高くないと
きに有用である。ホスト・プロセッサ10とサブシステ
ム16の間の入出力動作の大きな部分が非同期的である
ときは、MVS12とIOS13をAOM35と組み合
わせて、非同期動作モードをより効果的に管理すること
ができる。後者の構成では、コマンドをサブシステム1
6に送ることを要求するとき、アプリケーション・プロ
グラム11は、ホスト・プロセッサ10の入出力チャネ
ル・プログラム中でチャネル・コマンド・ワード「CC
W」の連鎖を使用する。非同期動作が要求されているか
否かを判定するため、IOS13がこのコマンド連鎖を
走査する。IOS13は非同期コマンドが出されるたび
にそのことをAOM35に知らせる。アプリケーション
・プログラム11がAOM35に知らせるようにことす
るにより、そのようなCCW連鎖の走査は不要になる。
本実施例で説明する2種類の非同期動作はサブシステム
・モード設定コマンド及びサブシステム機能実行コマン
ドである。非同期動作のシステム管理では、非同期CC
WはCCW連鎖中で所定の順序でなければならず、さも
ない場合は、「装置チェック」(エラー状態)が発生す
る。「サブシステム機能実行」コマンドの1形態が、前
記米国特許第4574346号に「ERC」及び「EU
A」コマンドとして記載されている。米国特許第457
4346号に記載された機能に加えて、新しいフィール
ドがコマンドに追加される。このフィールドはいわゆる
フラッグ・バイト内にあり、2ビットから成る。このフ
ィールドの値とそれらの意味は次の通りである。00:
何も実行されず、ある指令動作では無効なこともある。
01:現コマンド連鎖中の後続のすべてのコマンドにつ
いて、アドレスされたグループ(グループのアドレッシ
ングは主装置をアドレスすることによって行なわれる)
の主装置を使用する。10:アドレスされたグループの
副装置を使用する。11:指示された原始装置として副
装置(DS)を使って、すべての接続ホスト・プロセッ
サに装置状態変化信号を同報通信する。値11は、接続
ホスト・プロセッサに対して副装置を識別するために本
発明と関連して使用される機構である。
・モード設定コマンド及びサブシステム機能実行コマン
ドである。非同期動作のシステム管理では、非同期CC
WはCCW連鎖中で所定の順序でなければならず、さも
ない場合は、「装置チェック」(エラー状態)が発生す
る。「サブシステム機能実行」コマンドの1形態が、前
記米国特許第4574346号に「ERC」及び「EU
A」コマンドとして記載されている。米国特許第457
4346号に記載された機能に加えて、新しいフィール
ドがコマンドに追加される。このフィールドはいわゆる
フラッグ・バイト内にあり、2ビットから成る。このフ
ィールドの値とそれらの意味は次の通りである。00:
何も実行されず、ある指令動作では無効なこともある。
01:現コマンド連鎖中の後続のすべてのコマンドにつ
いて、アドレスされたグループ(グループのアドレッシ
ングは主装置をアドレスすることによって行なわれる)
の主装置を使用する。10:アドレスされたグループの
副装置を使用する。11:指示された原始装置として副
装置(DS)を使って、すべての接続ホスト・プロセッ
サに装置状態変化信号を同報通信する。値11は、接続
ホスト・プロセッサに対して副装置を識別するために本
発明と関連して使用される機構である。
次に第2図を参照して、ホスト・プロセッサ10の種々
の制御テーブルについて説明する。第2図に示したテー
ブルは、本発明を理解するのに十分なテーブルである。
オペレーティング・システムMVS12は複数の制御テ
ーブル40を含んでいるが、その大部分は本発明の説明
に関係がない。それらの制御テーブル40には、入出力
システムIOS13によってアクセスされ、制御される
テーブルが含まれている。サブシステム16がホスト・
プロセッサ10に装置状態変化信号を供給するとき、I
OS13は、チャネル14を介して受け取った受信信号
を処理する最初のプログラムになる。IOS13は装置
状態変化信号を認識するようにプログラミングされてお
り、また、AOM35が「アテンション」信号を処理で
きること、すなわち、AOM35がいわゆるアテンショ
ン処理機能を有することも認識するようにプログラミン
グされている。装置状態変化信号のアテンション部分の
処理を容易にするため、AOM35は複数の制御テーブ
ル36を備えている。装置状態変化信号はサブシステム
16の識別、ならびに装置変化信号を供給した装置18
のアドレスを含んでいる。この情報はすべて、テーブル
40からベクトル・テーブル41に至る矢印で示される
ように、IOSからAOM35に転送される。ベクトル
・テーブル41はそのような供給情報を含まず、むし
ろ、他のプログラムから受け取った要求を実行するプロ
グラムにとって通常そうであるように、情報はIOS1
3の要求と一緒に保持される。AOMはその情報を受け
取ると、ベクトル・テーブル41を調べて、装置変化信
号を送る装置18を定義し識別する正しい装置制御ブロ
ック(UCB)を最終的に見つける。ベクトル・テーブ
ル41内の幾つかのベクトルは、他のテーブルを指すア
ドレス・ポインタである。現在重要なのは記憶サブシス
テム16用の構成テーブル45を指すポインタである。
矢印46は、第1図に示されていない他のサブシステム
用の構成テーブルとして他の制御ブロックが設けられて
いることを示す。サブシステム16等の各記憶サブシス
テムは、独立したサブシステム状況SS制御ブロック4
7を備えている。AOM35が装置状態変化信号と一緒
に受け取った情報が変換されると、テーブル45内のど
のアドレス・ベクトルが使用されるかが選択される。A
OM35は次に、アドレスされたSS制御ブロック47
にアクセスする。このアクセスの際に、AOM35は、
装置テーブル50を指す別のアドレスまたはポインタを
読み取る。装置18のアドレスは装置状態変化信号と一
緒に供給され、装置状態信号要求と共にAOM35中に
あることに留意されたい。
の制御テーブルについて説明する。第2図に示したテー
ブルは、本発明を理解するのに十分なテーブルである。
オペレーティング・システムMVS12は複数の制御テ
ーブル40を含んでいるが、その大部分は本発明の説明
に関係がない。それらの制御テーブル40には、入出力
システムIOS13によってアクセスされ、制御される
テーブルが含まれている。サブシステム16がホスト・
プロセッサ10に装置状態変化信号を供給するとき、I
OS13は、チャネル14を介して受け取った受信信号
を処理する最初のプログラムになる。IOS13は装置
状態変化信号を認識するようにプログラミングされてお
り、また、AOM35が「アテンション」信号を処理で
きること、すなわち、AOM35がいわゆるアテンショ
ン処理機能を有することも認識するようにプログラミン
グされている。装置状態変化信号のアテンション部分の
処理を容易にするため、AOM35は複数の制御テーブ
ル36を備えている。装置状態変化信号はサブシステム
16の識別、ならびに装置変化信号を供給した装置18
のアドレスを含んでいる。この情報はすべて、テーブル
40からベクトル・テーブル41に至る矢印で示される
ように、IOSからAOM35に転送される。ベクトル
・テーブル41はそのような供給情報を含まず、むし
ろ、他のプログラムから受け取った要求を実行するプロ
グラムにとって通常そうであるように、情報はIOS1
3の要求と一緒に保持される。AOMはその情報を受け
取ると、ベクトル・テーブル41を調べて、装置変化信
号を送る装置18を定義し識別する正しい装置制御ブロ
ック(UCB)を最終的に見つける。ベクトル・テーブ
ル41内の幾つかのベクトルは、他のテーブルを指すア
ドレス・ポインタである。現在重要なのは記憶サブシス
テム16用の構成テーブル45を指すポインタである。
矢印46は、第1図に示されていない他のサブシステム
用の構成テーブルとして他の制御ブロックが設けられて
いることを示す。サブシステム16等の各記憶サブシス
テムは、独立したサブシステム状況SS制御ブロック4
7を備えている。AOM35が装置状態変化信号と一緒
に受け取った情報が変換されると、テーブル45内のど
のアドレス・ベクトルが使用されるかが選択される。A
OM35は次に、アドレスされたSS制御ブロック47
にアクセスする。このアクセスの際に、AOM35は、
装置テーブル50を指す別のアドレスまたはポインタを
読み取る。装置18のアドレスは装置状態変化信号と一
緒に供給され、装置状態信号要求と共にAOM35中に
あることに留意されたい。
この説明では、装置状態変化信号はそのような装置のグ
ループ中の主装置18によって供給されたものと仮定す
る。テーブル50−1は2つのアドレス・フィールド5
2及び55を含んでいる。アドレス・フィールド52
は、テーブル50−1によって記述される装置用の装置
制御ブロック(UCB)(UCBはテーブル36の一部
ではなく、破線矢印40で示すように、テーブル40の
一部である)を指すアドレスを含んでいる。第3図は、
テーブル50−1が主装置18を識別するのか、それと
も副装置18を識別するのかを示すためのフィールド8
6、87を示したものである。一方、フィールド55
は、装置グループ内の対になった装置を表わす第2の装
置制御ブロックを指すアドレス・ポインタを含んでい
る。矢印54及び56は、それぞれフィールド52及び
55が2つの装置制御ブロック57を指す動作を表わし
ている。各装置制御ブロックは、周知のように、装置1
8を定義する情報に加えて、構成テーブル45内の項目
を指すオフセット・ポインタをも含んでいる。そのよう
なオフセット・ポインタは構成テーブル45内の装置制
御ブロックの相対アドレスである。
ループ中の主装置18によって供給されたものと仮定す
る。テーブル50−1は2つのアドレス・フィールド5
2及び55を含んでいる。アドレス・フィールド52
は、テーブル50−1によって記述される装置用の装置
制御ブロック(UCB)(UCBはテーブル36の一部
ではなく、破線矢印40で示すように、テーブル40の
一部である)を指すアドレスを含んでいる。第3図は、
テーブル50−1が主装置18を識別するのか、それと
も副装置18を識別するのかを示すためのフィールド8
6、87を示したものである。一方、フィールド55
は、装置グループ内の対になった装置を表わす第2の装
置制御ブロックを指すアドレス・ポインタを含んでい
る。矢印54及び56は、それぞれフィールド52及び
55が2つの装置制御ブロック57を指す動作を表わし
ている。各装置制御ブロックは、周知のように、装置1
8を定義する情報に加えて、構成テーブル45内の項目
を指すオフセット・ポインタをも含んでいる。そのよう
なオフセット・ポインタは構成テーブル45内の装置制
御ブロックの相対アドレスである。
装置状態変化信号を受け取ったとき、AOM35は、装
置18のサブシステム・アドレスは知っているが、ホス
トに対する装置を表わす装置制御ブロックに対する内部
ホスト・アドレスは知らない。装置制御ブロックに対す
るアクセスは、装置の動作を制御するために必要であ
る。装置制御ブロックのアドレスを見つけるには、構成
テーブル45にアクセスし、次にサブシステム16に対
するSS制御ブロック47にアクセスし、次に、装置変
化信号を送った装置18を表わす装置テーブル50にア
クセスする。装置テーブル50は、装置グループ内の2
台の装置18を表わす2つの装置制御ブロックを指すポ
インタを含み、どちらが主装置で、どちらが副装置かを
識別する。
置18のサブシステム・アドレスは知っているが、ホス
トに対する装置を表わす装置制御ブロックに対する内部
ホスト・アドレスは知らない。装置制御ブロックに対す
るアクセスは、装置の動作を制御するために必要であ
る。装置制御ブロックのアドレスを見つけるには、構成
テーブル45にアクセスし、次にサブシステム16に対
するSS制御ブロック47にアクセスし、次に、装置変
化信号を送った装置18を表わす装置テーブル50にア
クセスする。装置テーブル50は、装置グループ内の2
台の装置18を表わす2つの装置制御ブロックを指すポ
インタを含み、どちらが主装置で、どちらが副装置かを
識別する。
一方、そのアドレスがグループ内の副装置としてホスト
・プロセッサ10に知られていない副装置が装置変化信
号を送るときは、その装置について上記アドレッシング
は第2図と同じ経路をたどる。テーブル50−2は、装
置テーブル50−1で表わされるような主装置に関連す
る副装置用のものである。装置テーブル50−2はま
た、第2図に示す第3の装置制御ブロックを指す破線の
矢印61及び62で表わされるように、装置制御ブロッ
クに対する主装置及び副装置のアドレス・ポインタを含
んでいる。装置テーブル50は、サブ・システム16の
対になった2重装置構成を示す、ホスト内の構造であ
る。
・プロセッサ10に知られていない副装置が装置変化信
号を送るときは、その装置について上記アドレッシング
は第2図と同じ経路をたどる。テーブル50−2は、装
置テーブル50−1で表わされるような主装置に関連す
る副装置用のものである。装置テーブル50−2はま
た、第2図に示す第3の装置制御ブロックを指す破線の
矢印61及び62で表わされるように、装置制御ブロッ
クに対する主装置及び副装置のアドレス・ポインタを含
んでいる。装置テーブル50は、サブ・システム16の
対になった2重装置構成を示す、ホスト内の構造であ
る。
サブシステム16は、非同期動作に関連する応答をホス
ト・プロセッサ10に送ることができる。さらに、アプ
リケーション・プログラム11は非同期コマンドをサブ
システム16に送る。どちらの場合にも、AOM35は
非同期動作に関する情報をIOS13から受け取る。そ
のような場合には、非同期動作と共に供給された情報を
使って、ベクトル・テーブル41にアクセスし、「非同
期待ち行列」ヘッダ42のアドレスを得る。各AOM3
5ごとに1つの非同期待ち行列ヘッダ42がある。待ち
行列ヘッダは、AOM35内に含まれるそれぞれの非同
期待ち行列43の位置を定義し識別する。AOM35は
次に非同期待ち行列43内の情報内容に基づいてサブシ
ステム16の非同期動作を管理する。すなわち、AOM
35は、開始される非同期動作が完全な信号を受け取っ
たことを確かめる。当技術分野で周知のように、種々の
タイムアウトを用いて非同期動作の完了を確認すること
ができる。
ト・プロセッサ10に送ることができる。さらに、アプ
リケーション・プログラム11は非同期コマンドをサブ
システム16に送る。どちらの場合にも、AOM35は
非同期動作に関する情報をIOS13から受け取る。そ
のような場合には、非同期動作と共に供給された情報を
使って、ベクトル・テーブル41にアクセスし、「非同
期待ち行列」ヘッダ42のアドレスを得る。各AOM3
5ごとに1つの非同期待ち行列ヘッダ42がある。待ち
行列ヘッダは、AOM35内に含まれるそれぞれの非同
期待ち行列43の位置を定義し識別する。AOM35は
次に非同期待ち行列43内の情報内容に基づいてサブシ
ステム16の非同期動作を管理する。すなわち、AOM
35は、開始される非同期動作が完全な信号を受け取っ
たことを確かめる。当技術分野で周知のように、種々の
タイムアウトを用いて非同期動作の完了を確認すること
ができる。
第3図には、サブシステム16用のホスト制御ブロック
36中の関連するフィールドが示されている。SS制御
ブロック47中で、制御フィールド70は、制御ブロッ
クの長さ標識及び希望する任意の制御フラッグと共に、
通常の制御ブロックの自己識別データを含んでいる。S
SID71はサブシステム16の識別を含んでいる。リ
ンク・フィールド72は、SS制御ブロック47の全項
目を連結して2重連結リンク・リストを作成するための
順方向ポインタ及び逆方向ポインタを含んでいる。DV
EPTR73は、制御ブロック項目に対応する装置テー
ブル50内の装置テーブル項目を指すポインタである。
CONFIG(構成フィールド)74はサブシステム1
6の構成データを含んでいる。AOM35は状況を維持
し、各SS制御ブロック項目47を更新し作成する。
36中の関連するフィールドが示されている。SS制御
ブロック47中で、制御フィールド70は、制御ブロッ
クの長さ標識及び希望する任意の制御フラッグと共に、
通常の制御ブロックの自己識別データを含んでいる。S
SID71はサブシステム16の識別を含んでいる。リ
ンク・フィールド72は、SS制御ブロック47の全項
目を連結して2重連結リンク・リストを作成するための
順方向ポインタ及び逆方向ポインタを含んでいる。DV
EPTR73は、制御ブロック項目に対応する装置テー
ブル50内の装置テーブル項目を指すポインタである。
CONFIG(構成フィールド)74はサブシステム1
6の構成データを含んでいる。AOM35は状況を維持
し、各SS制御ブロック項目47を更新し作成する。
装置テーブル50の項目について次に説明する。番号フ
ィールド80は、装置テーブルの現在のバージョン番号
及び改訂番号、及び本発明の理解にとって必要でない若
干の自己識別データを含んでいる。UCBPTRP81
は、装置テーブル項目で表わされるサブシステム装置の
装置制御ブロック57を指すアドレス・ポインタであ
る。UCBPTRM82は装置グループ内のもう一方の
装置18の装置制御ブロック57のアドレスである。こ
の項目で識別される装置が1重モードの場合は、UCB
PTRM82は空白またはオール0である。CONFI
G(構成フィールド)83は、この項目によって識別さ
れる装置に関するデータを含んでいる。CONFIG8
3は、この項目によって識別される装置のチャネル接続
アドレス及びディレクタ装置接続を含んでいる。キャッ
シュ・フィールド84は装置の記憶状況に関するデータ
を含み、FW(高速書込みフィールド)85は装置に対
する高速書込みに状況に関する状況を含み、Pビット8
6は、この項目によって識別される装置が主装置である
ことを示し、Sビット87は、識別される装置が副装置
であることを示す。STAT88は装置グループの状況
を示す。00は、そのグループ内の両方の装置が使用可
能であることを示し、01は、グループ状況が2重モー
ドデータ複写に対して設定されていることを示し、10
は、装置が障害2重モードにあることを示し、11は使
用されない。CCA89は、UCBPTRM82によっ
て識別される装置のチャネル接続アドレスである。ビッ
トP86とS87は、2重対が設定される場合、異なる
値を取らなければならない。
ィールド80は、装置テーブルの現在のバージョン番号
及び改訂番号、及び本発明の理解にとって必要でない若
干の自己識別データを含んでいる。UCBPTRP81
は、装置テーブル項目で表わされるサブシステム装置の
装置制御ブロック57を指すアドレス・ポインタであ
る。UCBPTRM82は装置グループ内のもう一方の
装置18の装置制御ブロック57のアドレスである。こ
の項目で識別される装置が1重モードの場合は、UCB
PTRM82は空白またはオール0である。CONFI
G(構成フィールド)83は、この項目によって識別さ
れる装置に関するデータを含んでいる。CONFIG8
3は、この項目によって識別される装置のチャネル接続
アドレス及びディレクタ装置接続を含んでいる。キャッ
シュ・フィールド84は装置の記憶状況に関するデータ
を含み、FW(高速書込みフィールド)85は装置に対
する高速書込みに状況に関する状況を含み、Pビット8
6は、この項目によって識別される装置が主装置である
ことを示し、Sビット87は、識別される装置が副装置
であることを示す。STAT88は装置グループの状況
を示す。00は、そのグループ内の両方の装置が使用可
能であることを示し、01は、グループ状況が2重モー
ドデータ複写に対して設定されていることを示し、10
は、装置が障害2重モードにあることを示し、11は使
用されない。CCA89は、UCBPTRM82によっ
て識別される装置のチャネル接続アドレスである。ビッ
トP86とS87は、2重対が設定される場合、異なる
値を取らなければならない。
第4図は、それぞれの記憶ディレクタ25によって維持
される制御装置17内のテーブルを示したものである。
結合アレイ構造(JAS)32は、ホストと装置間のイ
ンターフェースを維持し、2重複写動作を含む非同期動
作を実行するために使用される制御装置17内の複数の
テーブルである。フィールド101は装置18に関する
動作データを含んでいる。作業制御テーブル内の作業制
御要素102は、実行すべき装置動作を識別する。サブ
システム16で動作データ101と作業制御テーブル1
02を比較して、実行すべき作業に関する非同期動作の
状況を決定する。ロック構造103は、アクセスの制御
及び共用資源内でのデータ保全性の維持のための通常の
装置18ロッキング・キーを含む。サブシステム状況1
04は、キャッシュ28、持久記憶域(NVS)29、
及び非持久記憶データ(NRD)の現在の動作状況、装
置18の装置アドレス及び装置番号、ホスト・プロセッ
サ内の第3図のSSID71で示されるものと同じサブ
システム記憶識別(SSI)を含む。サブシステム記憶
域の状況は、JAS32、キャッシュ28、メッセージ
域(MSG)31、及び記憶ディレクタ25が使用可能
な他の制御テーブルを記憶する。高速書込み状況は高速
書込みモードにおける持久記憶域29の動作状況に関係
する。2重ペアは、それぞれの装置18グループ(2重
ペアとも呼ばれる)の状況を示す。アドレス・テーブル
105は、1987年8月25日に出願された米国特許
出願第89151号(特開昭63−207492号に対
応)に記載されるような、装置アドレスの変換を含んで
ある(この文書を引用により本明細書に組み入れる)。
重要プロダクト・データ(VPD)30中で、サブシス
テム16を制御する制御装置17の種類がフィールド1
10に示されている。モデル番号がフィールド111に
記憶され、制御装置17の様々な機能がフィールド11
2に記憶される。これらの機能は持久記憶域、非持久記
憶データ等に関係するものである。非持久記憶データの
状況は、米国特許第4574346号を参照することに
より最もよく理解することができる。
される制御装置17内のテーブルを示したものである。
結合アレイ構造(JAS)32は、ホストと装置間のイ
ンターフェースを維持し、2重複写動作を含む非同期動
作を実行するために使用される制御装置17内の複数の
テーブルである。フィールド101は装置18に関する
動作データを含んでいる。作業制御テーブル内の作業制
御要素102は、実行すべき装置動作を識別する。サブ
システム16で動作データ101と作業制御テーブル1
02を比較して、実行すべき作業に関する非同期動作の
状況を決定する。ロック構造103は、アクセスの制御
及び共用資源内でのデータ保全性の維持のための通常の
装置18ロッキング・キーを含む。サブシステム状況1
04は、キャッシュ28、持久記憶域(NVS)29、
及び非持久記憶データ(NRD)の現在の動作状況、装
置18の装置アドレス及び装置番号、ホスト・プロセッ
サ内の第3図のSSID71で示されるものと同じサブ
システム記憶識別(SSI)を含む。サブシステム記憶
域の状況は、JAS32、キャッシュ28、メッセージ
域(MSG)31、及び記憶ディレクタ25が使用可能
な他の制御テーブルを記憶する。高速書込み状況は高速
書込みモードにおける持久記憶域29の動作状況に関係
する。2重ペアは、それぞれの装置18グループ(2重
ペアとも呼ばれる)の状況を示す。アドレス・テーブル
105は、1987年8月25日に出願された米国特許
出願第89151号(特開昭63−207492号に対
応)に記載されるような、装置アドレスの変換を含んで
ある(この文書を引用により本明細書に組み入れる)。
重要プロダクト・データ(VPD)30中で、サブシス
テム16を制御する制御装置17の種類がフィールド1
10に示されている。モデル番号がフィールド111に
記憶され、制御装置17の様々な機能がフィールド11
2に記憶される。これらの機能は持久記憶域、非持久記
憶データ等に関係するものである。非持久記憶データの
状況は、米国特許第4574346号を参照することに
より最もよく理解することができる。
第5図は、120でのタグなしの割込み(装置状態変化
信号)の受取りなど、AOM35がIOS13から情報
及び要求を受け取った後のAOM35内の制御の流れを
示したものである。ステップ121で、AOM35は、
IOS13からの情報と共にUCBアテンション信号を
受け取ったか否かを判定する。受け取っていない場合
は、矢印122で示すように、他の機能が実行される。
しかし、装置制御ブロック・アテンション信号、すなわ
ち、装置変化状態信号の一部等を受け取った場合は、論
理経路123をたどり、AOMはステップ124でアテ
ンション・データの獲得を計画する。そのようなアテン
ション・データは、装置18のアドレスを送るアテンシ
ョン、ならびに上述し引用により本明細書に組み込んだ
諸文書に記載されているような上記のアテンションに関
連する他の情報を含む。ステップ125で、AOMは、
アテンション信号が装置状態変化(DST)信号の一部
であるか否かを判定する。一部でない場合は、AOM3
5は論理経路126をたどってステップ127へ進む。
ステップ127で、AOM35は、参照により本明細書
に組み込んだ米国特許第4574346号で定義されて
いるような非同期コマンドにアテンション信号(装置状
態変化信号ではない)が関係するか否かを判定する。関
係しない場合は、AOM35は論理経路128に沿って
進み、アテンション信号の制御権をIOS13に戻す。
しかし、ステップ127で非同期動作が検出されたとき
は、AOM35はステップ129に進み、非同期動作要
求を出しているホスト・プロセッサにメッセージを通知
する。すなわち、MVSテーブル40の1つに、一連の
チャネル・コマンド・ワード(CCW)で最初に非同期
入出力動作を要求したユーザ・プログラムまたはアプリ
ケーション・プログラム11に関連する項目が作成され
る。次に、出口130で、AOM35は他のステップに
進むか、またはプロセッサ10の制御権をIOS13に
戻す。
信号)の受取りなど、AOM35がIOS13から情報
及び要求を受け取った後のAOM35内の制御の流れを
示したものである。ステップ121で、AOM35は、
IOS13からの情報と共にUCBアテンション信号を
受け取ったか否かを判定する。受け取っていない場合
は、矢印122で示すように、他の機能が実行される。
しかし、装置制御ブロック・アテンション信号、すなわ
ち、装置変化状態信号の一部等を受け取った場合は、論
理経路123をたどり、AOMはステップ124でアテ
ンション・データの獲得を計画する。そのようなアテン
ション・データは、装置18のアドレスを送るアテンシ
ョン、ならびに上述し引用により本明細書に組み込んだ
諸文書に記載されているような上記のアテンションに関
連する他の情報を含む。ステップ125で、AOMは、
アテンション信号が装置状態変化(DST)信号の一部
であるか否かを判定する。一部でない場合は、AOM3
5は論理経路126をたどってステップ127へ進む。
ステップ127で、AOM35は、参照により本明細書
に組み込んだ米国特許第4574346号で定義されて
いるような非同期コマンドにアテンション信号(装置状
態変化信号ではない)が関係するか否かを判定する。関
係しない場合は、AOM35は論理経路128に沿って
進み、アテンション信号の制御権をIOS13に戻す。
しかし、ステップ127で非同期動作が検出されたとき
は、AOM35はステップ129に進み、非同期動作要
求を出しているホスト・プロセッサにメッセージを通知
する。すなわち、MVSテーブル40の1つに、一連の
チャネル・コマンド・ワード(CCW)で最初に非同期
入出力動作を要求したユーザ・プログラムまたはアプリ
ケーション・プログラム11に関連する項目が作成され
る。次に、出口130で、AOM35は他のステップに
進むか、またはプロセッサ10の制御権をIOS13に
戻す。
ステップ125でホスト・プロセッサ10が装置状態変
化信号を検出したときは、ステップ135ないし137
に進む。ステップ135で、検出された装置状態変化信
号で示された、ホスト・プロセッサに必要なサブシステ
ム16からのデータを検索するため、チャネル・プログ
ラム(CCWの連鎖)が組み立てられる。ステップ13
6で、ホスト・プロセッサ10からサブシステム16に
対してデータを求める実際の要求が行なわれ、続いてサ
ブシステム16が応答する。次に、ステップ137で、
ホスト・プロセッサ10は、グループまたは2重ペアの
すべての装置18を識別するため、テーブル50等のテ
ーブル36を更新する。周知のように他のプロセッサ機
能と時間的にインターリーブされているこれらの活動が
完了した後、ホスト・プロセッサ10は線138で他の
活動に進む。ステップ135ないし137の詳細を第6
図に簡略化した形で示す。
化信号を検出したときは、ステップ135ないし137
に進む。ステップ135で、検出された装置状態変化信
号で示された、ホスト・プロセッサに必要なサブシステ
ム16からのデータを検索するため、チャネル・プログ
ラム(CCWの連鎖)が組み立てられる。ステップ13
6で、ホスト・プロセッサ10からサブシステム16に
対してデータを求める実際の要求が行なわれ、続いてサ
ブシステム16が応答する。次に、ステップ137で、
ホスト・プロセッサ10は、グループまたは2重ペアの
すべての装置18を識別するため、テーブル50等のテ
ーブル36を更新する。周知のように他のプロセッサ機
能と時間的にインターリーブされているこれらの活動が
完了した後、ホスト・プロセッサ10は線138で他の
活動に進む。ステップ135ないし137の詳細を第6
図に簡略化した形で示す。
AOM35の動作に対する補足的情報として、周知のプ
ログラム・エラー検出法を使って、ある処理でAOM3
5がエラーを検出した場合、特定のフラッグがセットさ
れる。エラーの検出に続いて、AOM35は論理経路1
40をたどり、アドレスされた装置18に関連する装置
制御ブロック57にアクセスする。装置制御ブロック5
7内で、AOM35は、UDEと呼ばれるフィールドに
アクセスし、検出されたエラーを示すためそのフィール
ドを1にセットする。次に、142で、ホスト・プロセ
ッサ10は、ホスト・プロセッサ10内のある機能によ
って次の入出力動作が開始されるのを待つ。参照番号1
43で表わされる次のSIO(入出力動作開始)で、ホ
スト・プロセッサ10は、エラーまたは装置状態変化信
号に関連するデータを取り出すため、一連のコマンドを
サブシステム16に供給する。そのようなSIOには、
参照番号144で表わされる周知のサブシステム活動が
必要である。アテンション信号に関連する要求データを
サブシステム16が供給すると、ホスト・プロセッサ1
0はステップ145に進んでアテンション処理を完了す
る。アテンション処理に続いて、参照番号146で示す
ように、AOM35は他の動作に進む。
ログラム・エラー検出法を使って、ある処理でAOM3
5がエラーを検出した場合、特定のフラッグがセットさ
れる。エラーの検出に続いて、AOM35は論理経路1
40をたどり、アドレスされた装置18に関連する装置
制御ブロック57にアクセスする。装置制御ブロック5
7内で、AOM35は、UDEと呼ばれるフィールドに
アクセスし、検出されたエラーを示すためそのフィール
ドを1にセットする。次に、142で、ホスト・プロセ
ッサ10は、ホスト・プロセッサ10内のある機能によ
って次の入出力動作が開始されるのを待つ。参照番号1
43で表わされる次のSIO(入出力動作開始)で、ホ
スト・プロセッサ10は、エラーまたは装置状態変化信
号に関連するデータを取り出すため、一連のコマンドを
サブシステム16に供給する。そのようなSIOには、
参照番号144で表わされる周知のサブシステム活動が
必要である。アテンション信号に関連する要求データを
サブシステム16が供給すると、ホスト・プロセッサ1
0はステップ145に進んでアテンション処理を完了す
る。アテンション処理に続いて、参照番号146で示す
ように、AOM35は他の動作に進む。
2重ペア(装置18のグループ)を検査するための機械
処理を第6図に示す。150で、ホスト・プロセッサ1
0のどれでも2重ペアの検査を開始することができる。
151でサブシステム16にSIOが出される。参照番
号152で表わされるコマンド連鎖には、このペアの状
況Sと、装置状態変化(DST)が生じた否かを要求す
るCCWが含まれている。CCWは、参照番号153で
表わされるように、サブシステムに転送される。ステッ
プ160で、サブシステムは、ホスト・プロセッサ10
が使用するCCWに含まれる受信コマンドを復号する。
ステップ161で、サブシステム16はJAS32から
状況を読み取る。次に、ステップ162で、参照番号1
62及び163で示すように、Sに対する装置状態変化
信号がすべてのホスト・プロセッサに供給される。装置
状態変化信号はアテンション信号、入出力装置終了信号
及び装置例外信号を含んでいる。
処理を第6図に示す。150で、ホスト・プロセッサ1
0のどれでも2重ペアの検査を開始することができる。
151でサブシステム16にSIOが出される。参照番
号152で表わされるコマンド連鎖には、このペアの状
況Sと、装置状態変化(DST)が生じた否かを要求す
るCCWが含まれている。CCWは、参照番号153で
表わされるように、サブシステムに転送される。ステッ
プ160で、サブシステムは、ホスト・プロセッサ10
が使用するCCWに含まれる受信コマンドを復号する。
ステップ161で、サブシステム16はJAS32から
状況を読み取る。次に、ステップ162で、参照番号1
62及び163で示すように、Sに対する装置状態変化
信号がすべてのホスト・プロセッサに供給される。装置
状態変化信号はアテンション信号、入出力装置終了信号
及び装置例外信号を含んでいる。
装置状態信号は、サブシステム16に接続されたすべて
のホスト・プロセッサに常に供給される。すべてのホス
トは、参照番号170で表わされるように装置状態変化
信号を受け取る。受け取った装置状態変化信号に応答し
て、すべてのホストがAOM35を有し、AOM35は
ホスト・プロセッサIOS13に応答して、第3図及び
第4図の制御テーブルを使って第5図に記述された機能
を実行し、すべてのホスト・プロセッサ内の制御テーブ
ルを更新するためにデータを検索するコマンドを出すC
CW連鎖を生成する。この情報を得るための通常はSI
Oに関連するコマンド連鎖は、「ID感知」コマンド、
サブシステム16をしてアドレスされた装置の装置18
特性を供給させる「装置特性読取り」コマンド、JAS
32から構成データを取り出す「構成読取り」(R−C
ONFIG)データ、及び「サブシステム状況感知」コ
マンドを含んでいる。当該の各ホスト・プロセッサ10
が感知情報を受け取ると、ステップ172で、ホスト・
プロセッサ10は、それらのテーブルをそれぞれサブシ
ステム16の現在の状況を反映するように更新する。次
に、参照番号173で示すように、当該の各ホスト・プ
ロセッサは他の動作に進む。
のホスト・プロセッサに常に供給される。すべてのホス
トは、参照番号170で表わされるように装置状態変化
信号を受け取る。受け取った装置状態変化信号に応答し
て、すべてのホストがAOM35を有し、AOM35は
ホスト・プロセッサIOS13に応答して、第3図及び
第4図の制御テーブルを使って第5図に記述された機能
を実行し、すべてのホスト・プロセッサ内の制御テーブ
ルを更新するためにデータを検索するコマンドを出すC
CW連鎖を生成する。この情報を得るための通常はSI
Oに関連するコマンド連鎖は、「ID感知」コマンド、
サブシステム16をしてアドレスされた装置の装置18
特性を供給させる「装置特性読取り」コマンド、JAS
32から構成データを取り出す「構成読取り」(R−C
ONFIG)データ、及び「サブシステム状況感知」コ
マンドを含んでいる。当該の各ホスト・プロセッサ10
が感知情報を受け取ると、ステップ172で、ホスト・
プロセッサ10は、それらのテーブルをそれぞれサブシ
ステム16の現在の状況を反映するように更新する。次
に、参照番号173で示すように、当該の各ホスト・プ
ロセッサは他の動作に進む。
F.発明の効果 本発明により、非同期的周辺装置動作の改善されたより
柔軟な管理及び制御が提供される。
柔軟な管理及び制御が提供される。
【図面の簡単な説明】 第1図は、本発明を使用したデータ処理システムの簡略
化した概略図である。 第2図は、本発明を使用したホスト・プロセッサ用の制
御テーブルの概略図である。 第3図は、第2図に示した制御テーブルのうちの2つの
詳細図である。 第4図は、本発明を使用することができるサブシステム
用のテーブルの概略図である。 第5図は、本発明の実施例を使用しているホスト・プロ
セッサの一組の機械動作の流れ図である。 第6図は、本発明の一態様を実施するために使用できる
機械動作の簡略化した流れ図である。 10……ホスト・プロセッサ、11……アプリケーショ
ン・プログラム、12……多重仮想システム(MV
S)、13……入出力システム(IOS)、14……プ
ログラム式チャネル、16……周辺サブシステム、17
……プログラム式制御装置、18……周辺装置、25…
…記憶ディレクタ、26……装置制御装置、27……接
続回路、28……キャッシュ。
化した概略図である。 第2図は、本発明を使用したホスト・プロセッサ用の制
御テーブルの概略図である。 第3図は、第2図に示した制御テーブルのうちの2つの
詳細図である。 第4図は、本発明を使用することができるサブシステム
用のテーブルの概略図である。 第5図は、本発明の実施例を使用しているホスト・プロ
セッサの一組の機械動作の流れ図である。 第6図は、本発明の一態様を実施するために使用できる
機械動作の簡略化した流れ図である。 10……ホスト・プロセッサ、11……アプリケーショ
ン・プログラム、12……多重仮想システム(MV
S)、13……入出力システム(IOS)、14……プ
ログラム式チャネル、16……周辺サブシステム、17
……プログラム式制御装置、18……周辺装置、25…
…記憶ディレクタ、26……装置制御装置、27……接
続回路、28……キャッシュ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アーノルド・グラント・ミラー アメリカ合衆国アリゾナ州ツーソン、ノー ス・フイスタ・デル・ソル3450番地 (72)発明者 リチヤード・アーニスト・ノリス アメリカ合衆国アリゾナ州ツーソン、ノー ス・ヒルクレスト・ドライブ5105番地 (72)発明者 ミツチエル・ウイリアム・ポーソン、ジユ ニア アメリカ合衆国アリゾナ州ツーソン、ノー ス・アンドリー・ドリア・ドライブ6701番 地 (72)発明者 ロバート・イー・ワグナー アメリカ合衆国アリゾナ州ツーソン、イー スト・リンバーロスト・ロード11121番地 (56)参考文献 特開 昭60−144820(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】複数台のアドレス可能な周辺装置及びこれ
を選択的に制御する共通のプログラム式制御装置を含む
複数の周辺サブシステムと、該サブシステムに共通に接
続された複数台のホスト・プロセツサとを含み、上記周
辺装置が、各ホスト・プロセツサにより命令されたコマ
ンド動作を実行する機能を有していて、論理的に複数の
グループに区分されており、各グループ内の1台の周辺
装置が各ホスト・プロセツサ・アプリケーシヨン・プロ
グラムによりアドレス可能な主装置を構成する一方、残
余の周辺装置は、主装置が上記コマンド動作の実行不能
の場合、上記プログラム式制御装置によりアクセスされ
て上記コマンド動作を実行する副装置を構成しているマ
ルチ・ホスト・プロセツサ・システムを動作する方法に
おいて、 各周辺装置を記述する各装置制御ブロツクと、各周辺装
置が主装置であるか、または副装置であるかを記述する
と共に上記各装置制御ブロツクのアドレスを記述してい
る各周辺装置のための装置テーブルと、上記サブシステ
ムの現在の構成及び状態を記述しているサブシステム制
御ブロツクを含む制御テーブルとを各ホスト・プロセツ
サに関して予め準備するステツプと、 任意の周辺装置の装置状態が変化したときその周辺装置
を特定する識別情報を含む上記装置状態変化を表わすタ
グなし割込み信号を上記プログラム式制御装置からすべ
てのホスト・プロセツサへ送信するステツプと、 上記割込み信号に応答して各ホスト・プロセツサが上記
制御テーブル、装置テーブル及び装置制御ブロツクを参
照し、上記割込み信号を送信したサブシステムに対して
変化した装置状態を送信するように命令するステツプ
と、 上記サブシステムが上記命令に応答して上記装置状態変
化を上記命令元のホスト・プロセツサに返信し、次に、
これに基づいてそのホスト・プロセツサが、サブシステ
ムの状態の変化を反映するように対応する装置制御ブロ
ツク及び制御テーブルを更新するステツプと、 より成るマルチ・ホスト・プロセツサの動作方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US90722 | 1987-08-28 | ||
US07/090,722 US4837680A (en) | 1987-08-28 | 1987-08-28 | Controlling asynchronously operating peripherals |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6462749A JPS6462749A (en) | 1989-03-09 |
JPH0661073B2 true JPH0661073B2 (ja) | 1994-08-10 |
Family
ID=22224003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4837680A (ja) |
EP (1) | EP0305068B1 (ja) |
JP (1) | JPH0661073B2 (ja) |
DE (1) | DE3851928T2 (ja) |
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