JPH05236549A - 遠隔監視制御システムの情報伝達方式 - Google Patents
遠隔監視制御システムの情報伝達方式Info
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- JPH05236549A JPH05236549A JP3817492A JP3817492A JPH05236549A JP H05236549 A JPH05236549 A JP H05236549A JP 3817492 A JP3817492 A JP 3817492A JP 3817492 A JP3817492 A JP 3817492A JP H05236549 A JPH05236549 A JP H05236549A
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- control device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】複数の監視制御系に亘る一斉制御を行う場合に
時間遅れなしに同時的に制御を行うことができる遠隔監
視制御システムの情報伝達方式を提供するにある。 【構成】グローバルコードGCは照明制御装置10から
複数の監視制御系の制御装置を対象として一斉制御を行
う場合に制御情報CDに付加して送出するものである。
従ってこのグローバルコードGCが受信されると各制御
装置は制御情報CDを取り込んで、制御データを作成
し、制御用端末器を介して照明負荷を順次オン或はオフ
する。選択コードSCは一斉制御の対象を限定する場合
に対象となる制御装置を示すものであり、この選択コー
ドSCを付加することにより任意の制御装置対象とする
ことができる。
時間遅れなしに同時的に制御を行うことができる遠隔監
視制御システムの情報伝達方式を提供するにある。 【構成】グローバルコードGCは照明制御装置10から
複数の監視制御系の制御装置を対象として一斉制御を行
う場合に制御情報CDに付加して送出するものである。
従ってこのグローバルコードGCが受信されると各制御
装置は制御情報CDを取り込んで、制御データを作成
し、制御用端末器を介して照明負荷を順次オン或はオフ
する。選択コードSCは一斉制御の対象を限定する場合
に対象となる制御装置を示すものであり、この選択コー
ドSCを付加することにより任意の制御装置対象とする
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明制御などを行う遠
隔監視制御システムの情報伝達方式にに関する。
隔監視制御システムの情報伝達方式にに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から時分割多重伝送を用いて負荷の
制御、監視を行なう遠隔監視制御システムとして図2に
示す照明制御システムがある。この照明制御システムは
制御装置1からの一対の線路からなる伝送線4に、複数
の制御用端末器3、壁スイッチのような操作スイッチ6
の操作監視を行なう監視用端末器2を接続し、各制御用
端末器3には照明負荷5を接続し、監視用端末器2には
操作スイッチ6を接続して監視制御系を構成しており、
図2の場合には二つの監視制御系を独立した形で設けて
いる。
制御、監視を行なう遠隔監視制御システムとして図2に
示す照明制御システムがある。この照明制御システムは
制御装置1からの一対の線路からなる伝送線4に、複数
の制御用端末器3、壁スイッチのような操作スイッチ6
の操作監視を行なう監視用端末器2を接続し、各制御用
端末器3には照明負荷5を接続し、監視用端末器2には
操作スイッチ6を接続して監視制御系を構成しており、
図2の場合には二つの監視制御系を独立した形で設けて
いる。
【0003】監視制御系の動作に付いて図3に示す多重
伝送信号に基づいて説明すると、制御装置1からは図3
(a)に示すような形式を有した多重伝送信号Vsが送
出され、制御用端末器3、監視用端末器2が監視制御さ
れるようになっている。即ち、多重伝送信号Vsは、信
号の送出開始を示すスタートパルスST、信号のモード
を示すモードデータMD、アドレスデータAD、負荷を
制御する制御データCD、伝送誤りを検知するチェック
サムデータCS、返信データの返信待機期間を設定する
信号返信待機期間WTよりなる複極(±24V)の時分
割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送
されるようになっている。
伝送信号に基づいて説明すると、制御装置1からは図3
(a)に示すような形式を有した多重伝送信号Vsが送
出され、制御用端末器3、監視用端末器2が監視制御さ
れるようになっている。即ち、多重伝送信号Vsは、信
号の送出開始を示すスタートパルスST、信号のモード
を示すモードデータMD、アドレスデータAD、負荷を
制御する制御データCD、伝送誤りを検知するチェック
サムデータCS、返信データの返信待機期間を設定する
信号返信待機期間WTよりなる複極(±24V)の時分
割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送
されるようになっている。
【0004】制御用端末器3、監視用端末器2では、そ
れぞれ伝送線4を介して受信された多重伝送信号Vsの
アドレスデータADが予め設定されている自己のアドレ
スと一致したときに、その多重伝送信号Vsの制御デー
タCDを取り込むとともに、多重伝送信号Vsの信号返
信待機期間WTに同期して返信データを電流モード信号
(伝送線4の線間を適当な低インピーダンスを介して短
絡して送出される信号)として返信するようになってい
る。
れぞれ伝送線4を介して受信された多重伝送信号Vsの
アドレスデータADが予め設定されている自己のアドレ
スと一致したときに、その多重伝送信号Vsの制御デー
タCDを取り込むとともに、多重伝送信号Vsの信号返
信待機期間WTに同期して返信データを電流モード信号
(伝送線4の線間を適当な低インピーダンスを介して短
絡して送出される信号)として返信するようになってい
る。
【0005】一方、制御装置1には、ダミー信号送信手
段と、割り込み処理手段とが設けられている。ダミー信
号送信手段は、モードデータMDをダミーモードとした
多重伝送信号Vsを常時送出する。また、割り込み処理
手段は図3(b)に示すような割り込み信号Viが返信
されたときに、割り込み信号Viを発生した監視用端末
器2から返信データを返信させるようになっている。す
なわち、監視用端末器2は操作スイッチ6のスイッチ出
力を接続し、このスイッチ出力がオン、或いはオフされ
たときにこのスイッチ入力の変化に応じて割り込み信号
Viを送出するのである。制御装置1では、この割り込
み信号Viに対応して、割り込みをかけた端末器2をサ
ーチするために、グループアドレス毎にアドレスサーチ
のための多重伝送信号Vsを伝送する。割り込みをかけ
た監視用端末器2では属するグループがアクセスされた
ときに自己の固有アドレスを返信データとして返信す
る。
段と、割り込み処理手段とが設けられている。ダミー信
号送信手段は、モードデータMDをダミーモードとした
多重伝送信号Vsを常時送出する。また、割り込み処理
手段は図3(b)に示すような割り込み信号Viが返信
されたときに、割り込み信号Viを発生した監視用端末
器2から返信データを返信させるようになっている。す
なわち、監視用端末器2は操作スイッチ6のスイッチ出
力を接続し、このスイッチ出力がオン、或いはオフされ
たときにこのスイッチ入力の変化に応じて割り込み信号
Viを送出するのである。制御装置1では、この割り込
み信号Viに対応して、割り込みをかけた端末器2をサ
ーチするために、グループアドレス毎にアドレスサーチ
のための多重伝送信号Vsを伝送する。割り込みをかけ
た監視用端末器2では属するグループがアクセスされた
ときに自己の固有アドレスを返信データとして返信す
る。
【0006】この返信により制御装置1は、割り込みを
かけた監視用端末器2を判定でき、次に当該監視用端末
器2のアドレスデータADを持つ多重伝送信号Vsを伝
送して当該監視用端末器2をアクセスし、当該監視用端
末器2から接続された操作スイッチ6の操作データを返
信データとして返信させるのである。このようにして監
視用端末器2から返信された操作データに基いて、制御
装置1は、当該監視用端末器2に対応する照明負荷5を
制御する制御用端末器3への制御データCDを作成する
とともに、その制御データCDを含む多重伝送信号Vs
を伝送線4を介して制御用端末器3に時分割多重伝送す
ることにより、各照明負荷5を個別にオン、オフ制御す
るようになっている。
かけた監視用端末器2を判定でき、次に当該監視用端末
器2のアドレスデータADを持つ多重伝送信号Vsを伝
送して当該監視用端末器2をアクセスし、当該監視用端
末器2から接続された操作スイッチ6の操作データを返
信データとして返信させるのである。このようにして監
視用端末器2から返信された操作データに基いて、制御
装置1は、当該監視用端末器2に対応する照明負荷5を
制御する制御用端末器3への制御データCDを作成する
とともに、その制御データCDを含む多重伝送信号Vs
を伝送線4を介して制御用端末器3に時分割多重伝送す
ることにより、各照明負荷5を個別にオン、オフ制御す
るようになっている。
【0007】また制御装置1にはホストコピュータ等の
中央監視制御装置7が通信線8で接続され、中央監視制
御装置7から制御装置1に対して設定データや制御指令
等を与えたり、各端末器2,3の監視データの転送さ
せ、その内容を中央制御装置7で確認することができる
ようになっている。ところで一つの監視制御系において
端末器2、3に割り当てるアドレスの数は制御装置1の
能力により限界があり、例えば8ビットでアドレスデー
タを構成している場合には最大256の端末器2、3を
設けることができるが、それ以上には拡張できない。そ
のため同一フロアーに多数の照明負荷5を設置する場合
には、二つ或いはそれ以上の監視制御系を併設してい
た。
中央監視制御装置7が通信線8で接続され、中央監視制
御装置7から制御装置1に対して設定データや制御指令
等を与えたり、各端末器2,3の監視データの転送さ
せ、その内容を中央制御装置7で確認することができる
ようになっている。ところで一つの監視制御系において
端末器2、3に割り当てるアドレスの数は制御装置1の
能力により限界があり、例えば8ビットでアドレスデー
タを構成している場合には最大256の端末器2、3を
設けることができるが、それ以上には拡張できない。そ
のため同一フロアーに多数の照明負荷5を設置する場合
には、二つ或いはそれ以上の監視制御系を併設してい
た。
【0008】ところで上記のように二つ以上の監視制御
系を併設した場合、フロアー全体に設置してある照明負
荷5を全てオン又はオフ制御する場合、一斉点灯、一斉
消灯に対応する夫々の監視制御系の操作スイッチ6を操
作しなければならず、大変面倒であった。そこで図4に
示すシステムを本発明者らは既に提案している。このシ
ステムでは複数の監視制御系の制御装置1A…を通信線
9を介して相互に接続するとともに、上位制御装置であ
る照明制御装置10に接続し、更にこの照明制御装置1
0を通信線11を介して上位の中央監視制御装置12に
接続してシステムを構築している。
系を併設した場合、フロアー全体に設置してある照明負
荷5を全てオン又はオフ制御する場合、一斉点灯、一斉
消灯に対応する夫々の監視制御系の操作スイッチ6を操
作しなければならず、大変面倒であった。そこで図4に
示すシステムを本発明者らは既に提案している。このシ
ステムでは複数の監視制御系の制御装置1A…を通信線
9を介して相互に接続するとともに、上位制御装置であ
る照明制御装置10に接続し、更にこの照明制御装置1
0を通信線11を介して上位の中央監視制御装置12に
接続してシステムを構築している。
【0009】制御装置1A…は監視制御系の多重伝送信
号Vsの伝送と返信信号の受信とを行うための多重伝送
手段と、照明制御装置10及び他の制御装置との間でデ
ータ授受を行うための例えばRS485等の通信制御手
段と、必要に応じて外部のパソコンのようなメンテナン
スツールなどを接続してメンテナンスツールからの設定
データの取り込みや、設定内容の表示のためのデータ転
送を行う通信制御手段と、多重伝送信号Vsの作成処理
及び返信信号の処理等の監視制御処理と通信制御手段を
介してデータ授受を行う際のデータ処理及び通信制御と
を行うCPUユニットなどから構成されている。14A
…はメンテナンスツールを接続する通信線である。
号Vsの伝送と返信信号の受信とを行うための多重伝送
手段と、照明制御装置10及び他の制御装置との間でデ
ータ授受を行うための例えばRS485等の通信制御手
段と、必要に応じて外部のパソコンのようなメンテナン
スツールなどを接続してメンテナンスツールからの設定
データの取り込みや、設定内容の表示のためのデータ転
送を行う通信制御手段と、多重伝送信号Vsの作成処理
及び返信信号の処理等の監視制御処理と通信制御手段を
介してデータ授受を行う際のデータ処理及び通信制御と
を行うCPUユニットなどから構成されている。14A
…はメンテナンスツールを接続する通信線である。
【0010】一方照明制御装置10には制御装置1A…
との間でデータの授受を行うためのRS485等の通信
制御手段と、中央監視制御装置12に対してデータの授
受を行う例えばRS232C等の通信制御手段と、必要
に応じて接続される外部のパソコンのようなメンテナン
スツールとの間でデータの授受を行うための例えばRS
232C等の通信制御手段と、これら通信制御手段を介
してデータ授受を行う際のデータ処理及び通信制御を行
うためのCPUユニットなどから構成されている。
との間でデータの授受を行うためのRS485等の通信
制御手段と、中央監視制御装置12に対してデータの授
受を行う例えばRS232C等の通信制御手段と、必要
に応じて接続される外部のパソコンのようなメンテナン
スツールとの間でデータの授受を行うための例えばRS
232C等の通信制御手段と、これら通信制御手段を介
してデータ授受を行う際のデータ処理及び通信制御を行
うためのCPUユニットなどから構成されている。
【0011】而して、図4に示すシステムでは、例えば
制御装置1Aに伝送線4を介して接続してある監視用端
末器2Aの操作スイッチ6Aを各監視制御系の照明負荷
5の一斉点灯、消灯の操作スイッチとして使用する場
合、当該各監視制御系の照明負荷5を接続している制御
用端末器3の各アドレスと当該監視用端末器2Aのアド
レスとを対応づけした関係テーブルを予め制御装置1A
において作成するとともに、他の監視制御系の制御装置
1B…の監視制御系に対して連動関係をあることを登録
しておく。また一方照明制御装置10においても制御装
置1Aからの連動制御の情報が通信線9を介して送られ
てきた場合に、この連動制御の情報に基づいて連動関係
のある監視制御系の照明負荷5を接続している制御用端
末器3のアドレスとを対応付けして一斉点灯、消灯させ
るための関係テーブルを登録している。
制御装置1Aに伝送線4を介して接続してある監視用端
末器2Aの操作スイッチ6Aを各監視制御系の照明負荷
5の一斉点灯、消灯の操作スイッチとして使用する場
合、当該各監視制御系の照明負荷5を接続している制御
用端末器3の各アドレスと当該監視用端末器2Aのアド
レスとを対応づけした関係テーブルを予め制御装置1A
において作成するとともに、他の監視制御系の制御装置
1B…の監視制御系に対して連動関係をあることを登録
しておく。また一方照明制御装置10においても制御装
置1Aからの連動制御の情報が通信線9を介して送られ
てきた場合に、この連動制御の情報に基づいて連動関係
のある監視制御系の照明負荷5を接続している制御用端
末器3のアドレスとを対応付けして一斉点灯、消灯させ
るための関係テーブルを登録している。
【0012】今操作スイッチ6Aが操作されると、この
操作スイッチ6Aの操作データは、監視用端末器2Aか
ら割り込み処理を経た後、制御装置1Aに返信され、制
御装置1Aでは上述の関係テーブルを参照しながら例え
ば同じフロアーに設けてある制御用端末器3を順次アク
セスして夫々に接続してある照明負荷5を点灯若しくは
消灯させる。
操作スイッチ6Aの操作データは、監視用端末器2Aか
ら割り込み処理を経た後、制御装置1Aに返信され、制
御装置1Aでは上述の関係テーブルを参照しながら例え
ば同じフロアーに設けてある制御用端末器3を順次アク
セスして夫々に接続してある照明負荷5を点灯若しくは
消灯させる。
【0013】同時に連動制御の情報は通信制御手段を通
じて照明制御装置10へ送られ、照明制御装置10では
この連動の情報に基づいて連動関係のある他の監視制御
系の制御装置1B…に通信線9を介して順次制御情報を
送信する。この制御情報には各制御装置1B…を個別に
呼び出すコードが含まれており、自己のコードが受信さ
れると各制御装置1B…ではこの制御情報を取り込み、
関係テーブルに登録してある各制御用端末器3を順次ア
クセスして夫々に接続してある照明負荷5を点灯若しく
は消灯させる。
じて照明制御装置10へ送られ、照明制御装置10では
この連動の情報に基づいて連動関係のある他の監視制御
系の制御装置1B…に通信線9を介して順次制御情報を
送信する。この制御情報には各制御装置1B…を個別に
呼び出すコードが含まれており、自己のコードが受信さ
れると各制御装置1B…ではこの制御情報を取り込み、
関係テーブルに登録してある各制御用端末器3を順次ア
クセスして夫々に接続してある照明負荷5を点灯若しく
は消灯させる。
【0014】このようにして一つの操作スイッチ6Aの
操作で照明制御装置10を介して複数の監視制御系に設
けてある制御用端末器3に接続された照明負荷5を一斉
に点灯させたり、消灯させたりすることができるのであ
る。
操作で照明制御装置10を介して複数の監視制御系に設
けてある制御用端末器3に接続された照明負荷5を一斉
に点灯させたり、消灯させたりすることができるのであ
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで図4に示すよ
うな遠隔監視制御システムは多数の監視制御系を連動さ
せることができる点で利点があるが、照明制御装置10
から複数の監視制御系の制御装置1A…に制御情報を伝
達する場合、順次各制御装置1A…に送るため、一斉制
御などの場合最初の監視制御系の制御が開始してから、
最終の監視制御系の制御が開始されるまでに時間がかか
るという問題があった。
うな遠隔監視制御システムは多数の監視制御系を連動さ
せることができる点で利点があるが、照明制御装置10
から複数の監視制御系の制御装置1A…に制御情報を伝
達する場合、順次各制御装置1A…に送るため、一斉制
御などの場合最初の監視制御系の制御が開始してから、
最終の監視制御系の制御が開始されるまでに時間がかか
るという問題があった。
【0016】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、その目的とするところは複数の監視制御系に亘
る一斉制御を行う場合に時間遅れなしに同時的に制御を
行うことができる遠隔監視制御システムの情報伝達方式
を提供するにある。
もので、その目的とするところは複数の監視制御系に亘
る一斉制御を行う場合に時間遅れなしに同時的に制御を
行うことができる遠隔監視制御システムの情報伝達方式
を提供するにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、制御装置と、複数の監視用端末器及び
制御用端末器とを1対の伝送線を介して接続し、制御装
置から多重伝送信号を伝送して端末器をアクセスして制
御用端末器には対応する監視用端末器に接続された操作
スイッチの操作データに基づく負荷の制御データを与
え、監視用端末器に対しては接続された操作スイッチの
操作データを多重伝送信号に設けた返信待機期間中に監
視データとして制御装置へ返信させる監視制御系を複数
備え、これら複数の監視制御系の制御装置同士を通信線
を介して接続するとともに上位制御装置に接続し、制御
用端末器を制御するための連動制御に必要な情報を通信
線を介して監視制御系の制御装置から受信した上位制御
装置では予め登録している連動制御のデータに基づいて
対応する各監視制御系の制御装置に制御情報を順次通信
線を介して与え、制御情報を与えられた制御装置では監
視制御系の制御データを作成する遠隔監視制御システム
において、複数の監視制御系の一斉制御を行う際に一斉
制御を示すコードと制御情報とを上位制御装置から通信
線を介して送出し、各監視制御系の制御装置では一斉制
御を示すコードの受信時には制御情報に基づく制御デー
タを作成することを特徴とする。
めに、本発明は、制御装置と、複数の監視用端末器及び
制御用端末器とを1対の伝送線を介して接続し、制御装
置から多重伝送信号を伝送して端末器をアクセスして制
御用端末器には対応する監視用端末器に接続された操作
スイッチの操作データに基づく負荷の制御データを与
え、監視用端末器に対しては接続された操作スイッチの
操作データを多重伝送信号に設けた返信待機期間中に監
視データとして制御装置へ返信させる監視制御系を複数
備え、これら複数の監視制御系の制御装置同士を通信線
を介して接続するとともに上位制御装置に接続し、制御
用端末器を制御するための連動制御に必要な情報を通信
線を介して監視制御系の制御装置から受信した上位制御
装置では予め登録している連動制御のデータに基づいて
対応する各監視制御系の制御装置に制御情報を順次通信
線を介して与え、制御情報を与えられた制御装置では監
視制御系の制御データを作成する遠隔監視制御システム
において、複数の監視制御系の一斉制御を行う際に一斉
制御を示すコードと制御情報とを上位制御装置から通信
線を介して送出し、各監視制御系の制御装置では一斉制
御を示すコードの受信時には制御情報に基づく制御デー
タを作成することを特徴とする。
【0018】また一斉制御の対象となる制御装置を示す
コードを付加するものである。
コードを付加するものである。
【0019】
【作用】而して、本発明によれば、一斉制御を示すコー
ドを送ることにより、個々の監視制御系に設けた制御装
置を順次呼び出すことなく、一斉制御の情報をそれぞれ
の制御装置に同時に伝達することができ、そのため各監
視制御系の制御開始が同時的に為され制御に要する時間
を大幅に短縮することができるのである。
ドを送ることにより、個々の監視制御系に設けた制御装
置を順次呼び出すことなく、一斉制御の情報をそれぞれ
の制御装置に同時に伝達することができ、そのため各監
視制御系の制御開始が同時的に為され制御に要する時間
を大幅に短縮することができるのである。
【0020】また、一斉制御の対象となる制御装置を示
すコードを送ることによりに任意の各制御装置を同時に
制御することができる。
すコードを送ることによりに任意の各制御装置を同時に
制御することができる。
【0021】
【実施例】以下本発明方式を実施例により説明する。本
発明の実施例方式を用いる遠隔監視制御システムは基本
的には図4のシステムを用いる。そして本実施例では照
明制御装置10から複数の監視制御系の制御装置1A…
を対象として一斉制御を行う制御情報を送出する場合個
々の制御装置1A…を呼び出すコードを付加するのでな
く、一斉制御を示すコード、本実施例ではグローバルコ
ードGCを制御情報CDに図1に示すように付加して通
信線9を介して送出するようになっている。
発明の実施例方式を用いる遠隔監視制御システムは基本
的には図4のシステムを用いる。そして本実施例では照
明制御装置10から複数の監視制御系の制御装置1A…
を対象として一斉制御を行う制御情報を送出する場合個
々の制御装置1A…を呼び出すコードを付加するのでな
く、一斉制御を示すコード、本実施例ではグローバルコ
ードGCを制御情報CDに図1に示すように付加して通
信線9を介して送出するようになっている。
【0022】従ってこのグローバルコードGCが受信さ
れると各制御装置1A…は制御情報CDを取り込み、制
御データCDを作成し、制御用端末器3を介して照明負
荷5を順次オン或はオフする。ここで一斉制御の対象を
限定する場合には対象となる制御装置1A…を示す選択
コードSCを付加すれば良く、この選択コードSCを付
加することにより任意の制御装置1A…を対象とするこ
とができる。
れると各制御装置1A…は制御情報CDを取り込み、制
御データCDを作成し、制御用端末器3を介して照明負
荷5を順次オン或はオフする。ここで一斉制御の対象を
限定する場合には対象となる制御装置1A…を示す選択
コードSCを付加すれば良く、この選択コードSCを付
加することにより任意の制御装置1A…を対象とするこ
とができる。
【0023】また中央監視制御装置12から照明制御装
置10に対して通信により一斉制御の指令及び制御情報
を与えることにより、上述の制御が行えるの勿論であ
る。ところで、照明制御装置10はメンテナンスツール
に対して通信線13を介して情報の授受ができるととも
に、通信線9を介して中央監視制御装置12との間で情
報の授受が行われ、また各制御装置1A…との間でも通
信により情報の授受が行なわれ、更に各制御装置1A…
とメンテナンスツールとの間で通信線14A…を介して
情報の授受が行なわれるがこれらの授受に混乱を生じな
いように下記の如く通信コードを送出するようになって
いる。
置10に対して通信により一斉制御の指令及び制御情報
を与えることにより、上述の制御が行えるの勿論であ
る。ところで、照明制御装置10はメンテナンスツール
に対して通信線13を介して情報の授受ができるととも
に、通信線9を介して中央監視制御装置12との間で情
報の授受が行われ、また各制御装置1A…との間でも通
信により情報の授受が行なわれ、更に各制御装置1A…
とメンテナンスツールとの間で通信線14A…を介して
情報の授受が行なわれるがこれらの授受に混乱を生じな
いように下記の如く通信コードを送出するようになって
いる。
【0024】つまり、照明制御装置10は通信線13、
11を介して受信された通信コードを解析したのち、通
信線9を介して行う通信で使用する標準化されたコード
に情報を変換するとともに、返信先コードを付加して通
信線9に送出する。この送出されたコードを受信した制
御装置1A…は処理を完了した後その処理結果を付加し
標準化されたコードに返信先コードを付加して照明制御
装置10に送出する。照明制御装置10は返信先コード
を解析し、該当の通信線13又は11に通信コードを返
信する。
11を介して受信された通信コードを解析したのち、通
信線9を介して行う通信で使用する標準化されたコード
に情報を変換するとともに、返信先コードを付加して通
信線9に送出する。この送出されたコードを受信した制
御装置1A…は処理を完了した後その処理結果を付加し
標準化されたコードに返信先コードを付加して照明制御
装置10に送出する。照明制御装置10は返信先コード
を解析し、該当の通信線13又は11に通信コードを返
信する。
【0025】更に具体例をあげて説明する。まず通信線
9に10個の異なった中央監視制御装置12を接続する
ことができ、例えば今2番の中央監視制御装置12が接
続されているとし、その返信先コードを”01”〜”1
0”の内”02”を割り当てているとする。一方通信線
13にも10個の異なったメンテナンスツールを接続す
ることができ、例えば今5のメンテナンスツールが接続
されているとし、その返信先コードを”21”〜”3
0”の内”25”を割り当てているとする。
9に10個の異なった中央監視制御装置12を接続する
ことができ、例えば今2番の中央監視制御装置12が接
続されているとし、その返信先コードを”01”〜”1
0”の内”02”を割り当てているとする。一方通信線
13にも10個の異なったメンテナンスツールを接続す
ることができ、例えば今5のメンテナンスツールが接続
されているとし、その返信先コードを”21”〜”3
0”の内”25”を割り当てているとする。
【0026】しかして通信線11からXA XA XA とい
うコードが送出され、通信線13からは通信線11と同
一内容でコードが異なるXB XB XB というコードが送
出されたとすると、照明制御装置10は両コードを分析
し、宛て先の装置が制御装置1Aで標準コードがXC X
C XC と判別すると、次の形式のデータを送出する。す
なわち通信線11から送られてきたコードは”$hd
01 02 XC X C XC ”のデータとなり、通信線1
3から送られてきたコードは”$hd 0125 XC
XC XC ”のデータとなる。各データのXC XC XC の
コードの前のコードは識別ヘッダであって、宛て先のコ
ード(”01”)と、返信先コード(”02”又は”2
5”)とが付加されている。
うコードが送出され、通信線13からは通信線11と同
一内容でコードが異なるXB XB XB というコードが送
出されたとすると、照明制御装置10は両コードを分析
し、宛て先の装置が制御装置1Aで標準コードがXC X
C XC と判別すると、次の形式のデータを送出する。す
なわち通信線11から送られてきたコードは”$hd
01 02 XC X C XC ”のデータとなり、通信線1
3から送られてきたコードは”$hd 0125 XC
XC XC ”のデータとなる。各データのXC XC XC の
コードの前のコードは識別ヘッダであって、宛て先のコ
ード(”01”)と、返信先コード(”02”又は”2
5”)とが付加されている。
【0027】さて上記のデータを受信した制御装置1A
では処理動作を行った後、識別ヘッダを付加し、照明制
御装置10に返信する。この返信データは、通信線11
に対しては、”#hd 01 02 XC XC XC ”と
なり、通信線13に対しては”#hd 01 25 X
C XC XC ”となる。この返信データを受信した照明制
御装置10では解析を行って、返信先コードに応じた通
信コードに編集し直し、通信線11にはXA XA X
A を、通信線13にXB XB XB を返信する。
では処理動作を行った後、識別ヘッダを付加し、照明制
御装置10に返信する。この返信データは、通信線11
に対しては、”#hd 01 02 XC XC XC ”と
なり、通信線13に対しては”#hd 01 25 X
C XC XC ”となる。この返信データを受信した照明制
御装置10では解析を行って、返信先コードに応じた通
信コードに編集し直し、通信線11にはXA XA X
A を、通信線13にXB XB XB を返信する。
【0028】このようにして通信を行うことにより通信
線が何本接続されても、また同時に同一制御を要求され
ても通信が混乱することなくスムーズに流れる。さらに
あらゆるシステムの通信コードをサポートしても、また
同一システムに複数のコードの同時制御を実行しても、
通信コードの判別が可能な限り、通信が混乱することが
ない。さらにまた照明制御装置10と各制御装置1A…
との通信を独自に標準化した通信体系にすることによ
り、照明制御装置10の内容がいかに変化しようともそ
の影響は少なくメンテナンスが良好に行える。
線が何本接続されても、また同時に同一制御を要求され
ても通信が混乱することなくスムーズに流れる。さらに
あらゆるシステムの通信コードをサポートしても、また
同一システムに複数のコードの同時制御を実行しても、
通信コードの判別が可能な限り、通信が混乱することが
ない。さらにまた照明制御装置10と各制御装置1A…
との通信を独自に標準化した通信体系にすることによ
り、照明制御装置10の内容がいかに変化しようともそ
の影響は少なくメンテナンスが良好に行える。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述の構成を有す
るので、一斉制御を示すコードを送ることにより、個々
の監視制御系に設けた制御装置を順次呼び出すことな
く、一斉制御の情報をそれぞれの制御装置に同時に伝達
することができ、そのため各監視制御系の制御開始が同
時的に為され制御に要する時間を大幅に短縮することが
できるという効果がある。
るので、一斉制御を示すコードを送ることにより、個々
の監視制御系に設けた制御装置を順次呼び出すことな
く、一斉制御の情報をそれぞれの制御装置に同時に伝達
することができ、そのため各監視制御系の制御開始が同
時的に為され制御に要する時間を大幅に短縮することが
できるという効果がある。
【0030】また請求項2記載の発明は、一斉制御の対
象となる制御装置を示すコードを送ることによりに任意
の各制御装置を同時に制御することができるという効果
がある。
象となる制御装置を示すコードを送ることによりに任意
の各制御装置を同時に制御することができるという効果
がある。
【図1】本発明の一実施例方式に採用したデータ形式の
説明図である。
説明図である。
【図2】従来例システムの構成図である。
【図3】監視制御系に用いられる多重伝送信号の説明図
である。
である。
【図4】本発明方式を採用するシステムの構成図であ
る。
る。
GC グローバルコード CD 制御情報 SC 選択コード
Claims (2)
- 【請求項1】制御装置と、複数の監視用端末器及び制御
用端末器とを1対の伝送線を介して接続し、制御装置か
ら多重伝送信号を伝送して端末器をアクセスして制御用
端末器には対応する監視用端末器に接続された操作スイ
ッチの操作データに基づく負荷の制御データを与え、監
視用端末器に対しては接続された操作スイッチの操作デ
ータを多重伝送信号に設けた返信待機期間中に監視デー
タとして制御装置へ返信させる監視制御系を複数備え、
これら複数の監視制御系の制御装置同士を通信線を介し
て接続するとともに上位制御装置に接続し、制御用端末
器を制御するための連動制御に必要な情報を通信線を介
して監視制御系の制御装置から受信した上位制御装置で
は予め登録している連動制御のデータに基づいて対応す
る各監視制御系の制御装置に制御情報を順次通信線を介
して与え、制御情報を与えられた制御装置では監視制御
系の制御データを作成する遠隔監視制御システムにおい
て、複数の監視制御系の一斉制御を行う際に、一斉制御
を示すコードと制御情報とを上位制御装置から通信線を
介して送出し、各監視制御系の制御装置では一斉制御を
示すコードの受信時に制御情報に基づく制御データを作
成することを特徴とする遠隔監視制御システムの情報伝
達方式。 - 【請求項2】一斉制御の対象となる制御装置を示すコー
ドを付加したことを特徴とする遠隔監視制御システムの
情報伝達方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3817492A JPH05236549A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 遠隔監視制御システムの情報伝達方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3817492A JPH05236549A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 遠隔監視制御システムの情報伝達方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05236549A true JPH05236549A (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=12518026
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3817492A Pending JPH05236549A (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 遠隔監視制御システムの情報伝達方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05236549A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009081582A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 遠隔制御システム |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP3817492A patent/JPH05236549A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009081582A (ja) * | 2007-09-25 | 2009-04-16 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 遠隔制御システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020326 |