JP3195634B2 - 照明制御システム - Google Patents
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- JP3195634B2 JP3195634B2 JP03683292A JP3683292A JP3195634B2 JP 3195634 B2 JP3195634 B2 JP 3195634B2 JP 03683292 A JP03683292 A JP 03683292A JP 3683292 A JP3683292 A JP 3683292A JP 3195634 B2 JP3195634 B2 JP 3195634B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、照明制御システムに関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来から時分割多重伝送を用いて照明負
荷の制御、監視を行なう照明制御システムがある。この
照明制御システムは図4に示すように制御装置1からの
一対の線路からなる伝送線4に、複数の照明負荷制御用
端末器3、壁スイッチのような操作スイッチ6の操作監
視を行なう監視用端末器2を接続し、各制御用端末器3
には照明負荷5を接続し、監視用端末器2には操作スイ
ッチ6を接続して監視制御系を構成しており、図4の場
合には二つの監視制御系を独立した形で設けている。
荷の制御、監視を行なう照明制御システムがある。この
照明制御システムは図4に示すように制御装置1からの
一対の線路からなる伝送線4に、複数の照明負荷制御用
端末器3、壁スイッチのような操作スイッチ6の操作監
視を行なう監視用端末器2を接続し、各制御用端末器3
には照明負荷5を接続し、監視用端末器2には操作スイ
ッチ6を接続して監視制御系を構成しており、図4の場
合には二つの監視制御系を独立した形で設けている。
【0003】監視制御系の動作に付いて図5に示す多重
伝送信号に基づいて説明すると、制御装置1からは図5
(a)に示すような形式を有した多重伝送信号Vsが送
出され、制御用端末器3、監視用端末器2が監視制御さ
れるようになっている。即ち、多重伝送信号Vsは、信
号の送出開始を示すスタートパルスST、信号のモード
を示すモードデータMD、アドレスデータAD、負荷を
制御する制御データCD、伝送誤りを検知するチェック
サムデータCS、返信データの返信待機期間を設定する
信号返信待機期間WTよりなる複極(±24V)の時分
割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送
されるようになっている。
伝送信号に基づいて説明すると、制御装置1からは図5
(a)に示すような形式を有した多重伝送信号Vsが送
出され、制御用端末器3、監視用端末器2が監視制御さ
れるようになっている。即ち、多重伝送信号Vsは、信
号の送出開始を示すスタートパルスST、信号のモード
を示すモードデータMD、アドレスデータAD、負荷を
制御する制御データCD、伝送誤りを検知するチェック
サムデータCS、返信データの返信待機期間を設定する
信号返信待機期間WTよりなる複極(±24V)の時分
割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送
されるようになっている。
【0004】制御用端末器3、監視用端末器2では、そ
れぞれ伝送線4を介して受信された多重伝送信号Vsの
アドレスデータADがあらかじめ設定されている自己の
アドレスと一致したときに、その多重伝送信号Vsの制
御データCDを取り込むとともに、多重伝送信号Vsの
信号返信待機期間WTに同期して返信データを電流モー
ド信号(伝送線4の線間を適当な低インピーダンスを介
して短絡して送出される信号)として返信するようにな
っている。
れぞれ伝送線4を介して受信された多重伝送信号Vsの
アドレスデータADがあらかじめ設定されている自己の
アドレスと一致したときに、その多重伝送信号Vsの制
御データCDを取り込むとともに、多重伝送信号Vsの
信号返信待機期間WTに同期して返信データを電流モー
ド信号(伝送線4の線間を適当な低インピーダンスを介
して短絡して送出される信号)として返信するようにな
っている。
【0005】一方、制御装置1には、ダミー信号送信手
段と、割り込み処理手段とが設けられている。ダミー信
号送信手段は、モードデータMDをダミーモードとした
多重伝送信号Vsを常時送出する。また、割り込み処理
手段は図5(b)に示すような割り込み信号Viが返信
されたときに、割り込み信号Viを発生した監視用端末
器2から返信データを返信させるようになっている。す
なわち、監視用端末器2は操作スイッチ6のスイッチ出
力を接続し、このスイッチ出力がオン、或いはオフされ
たときにこのスイッチ入力の変化に応じて割り込み信号
Viを送出するのである。制御装置1では、この割り込
み信号Viに対応して、割り込みをかけた端末器2をサ
ーチするために、グループアドレス毎にアドレスサーチ
のための多重伝送信号Vsを伝送する。割り込みをかけ
た監視用端末器2では属するグループがアクセスされた
ときに自己の固有アドレスを返信データとして返信す
る。
段と、割り込み処理手段とが設けられている。ダミー信
号送信手段は、モードデータMDをダミーモードとした
多重伝送信号Vsを常時送出する。また、割り込み処理
手段は図5(b)に示すような割り込み信号Viが返信
されたときに、割り込み信号Viを発生した監視用端末
器2から返信データを返信させるようになっている。す
なわち、監視用端末器2は操作スイッチ6のスイッチ出
力を接続し、このスイッチ出力がオン、或いはオフされ
たときにこのスイッチ入力の変化に応じて割り込み信号
Viを送出するのである。制御装置1では、この割り込
み信号Viに対応して、割り込みをかけた端末器2をサ
ーチするために、グループアドレス毎にアドレスサーチ
のための多重伝送信号Vsを伝送する。割り込みをかけ
た監視用端末器2では属するグループがアクセスされた
ときに自己の固有アドレスを返信データとして返信す
る。
【0006】この返信により制御装置1は、割り込みを
かけた監視用端末器2を判定でき、次に当該監視用端末
器2のアドレスデータADを持つ多重伝送信号Vsを伝
送して当該監視用端末器2をアクセスし、当該監視用端
末器2から接続された操作スイッチ6の操作データを返
信データとして返信させるのである。このようにして監
視用端末器2から返信された操作データに基いて、制御
装置1は、当該監視用端末器2に対応した負荷5を制御
する制御用端末器3への制御データCDを作成するとと
もに、その制御データCDを含む多重伝送信号Vsを伝
送線4を介して制御用端末器3に時分割多重伝送するこ
とにより、各照明負荷5を個別にオン、オフ制御するよ
うになっている。
かけた監視用端末器2を判定でき、次に当該監視用端末
器2のアドレスデータADを持つ多重伝送信号Vsを伝
送して当該監視用端末器2をアクセスし、当該監視用端
末器2から接続された操作スイッチ6の操作データを返
信データとして返信させるのである。このようにして監
視用端末器2から返信された操作データに基いて、制御
装置1は、当該監視用端末器2に対応した負荷5を制御
する制御用端末器3への制御データCDを作成するとと
もに、その制御データCDを含む多重伝送信号Vsを伝
送線4を介して制御用端末器3に時分割多重伝送するこ
とにより、各照明負荷5を個別にオン、オフ制御するよ
うになっている。
【0007】また制御装置1にはホストコピュータ等の
中央監視制御装置7が通信線8で接続され、上位制御装
置7から制御装置1に対して設定データや制御指令等を
与えたり、各端末器2,3の監視データの転送させ、そ
の内容を上位制御装置7で確認することができるように
なっている。ところで一つの監視制御系において端末器
2、3に割り当てるアドレスの数は制御装置1の能力に
より限界があり、例えば8ビットでアドレスデータを構
成している場合には最大256の端末器2、3を設ける
ことができるが、それ以上には拡張できない。そのため
同一フロアーFに多数の照明負荷5を設置する場合に
は、図4に示すように二つ或いはそれ以上の監視制御系
を併設していた。
中央監視制御装置7が通信線8で接続され、上位制御装
置7から制御装置1に対して設定データや制御指令等を
与えたり、各端末器2,3の監視データの転送させ、そ
の内容を上位制御装置7で確認することができるように
なっている。ところで一つの監視制御系において端末器
2、3に割り当てるアドレスの数は制御装置1の能力に
より限界があり、例えば8ビットでアドレスデータを構
成している場合には最大256の端末器2、3を設ける
ことができるが、それ以上には拡張できない。そのため
同一フロアーFに多数の照明負荷5を設置する場合に
は、図4に示すように二つ或いはそれ以上の監視制御系
を併設していた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のように
二つ以上の監視制御系を併設した場合、フロアーF全体
に設置してある照明負荷5を全てオン又はオフ制御する
場合、一斉点灯、一斉消灯に対応する夫々の監視制御系
の操作スイッチ6を操作しなければならず、大変面倒で
あった。
二つ以上の監視制御系を併設した場合、フロアーF全体
に設置してある照明負荷5を全てオン又はオフ制御する
場合、一斉点灯、一斉消灯に対応する夫々の監視制御系
の操作スイッチ6を操作しなければならず、大変面倒で
あった。
【0009】請求項1記載の発明は、上述の問題点に鑑
みて為されたもので、その目的とするところは併設され
る複数の監視制御系の間で連動させて、互いの監視制御
系の照明負荷の監視制御ができ、一斉操作時の操作性の
向上が図れ、しかも連動制御の設定を中央監視制御装置
からのデータで自在に行え、その上中央監視制御装置か
らの設定データに基づいて、各監視制御系の制御装置の
状態を上位制御装置から見て使用、未使用状態に設定す
ることにより、システム変更や再構築を容易にした照明
制御システムを提供することを目的とする。
みて為されたもので、その目的とするところは併設され
る複数の監視制御系の間で連動させて、互いの監視制御
系の照明負荷の監視制御ができ、一斉操作時の操作性の
向上が図れ、しかも連動制御の設定を中央監視制御装置
からのデータで自在に行え、その上中央監視制御装置か
らの設定データに基づいて、各監視制御系の制御装置の
状態を上位制御装置から見て使用、未使用状態に設定す
ることにより、システム変更や再構築を容易にした照明
制御システムを提供することを目的とする。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加えて、監視制御系での各端末器の増設、取
外し、アドレス変更等が中央監視制御装置からの設定デ
ータに基づいた上位制御装置からの設定で、トラブルの
発生無く、効率良く行えるようにした照明制御システム
を提供することを目的とする。
明の目的に加えて、監視制御系での各端末器の増設、取
外し、アドレス変更等が中央監視制御装置からの設定デ
ータに基づいた上位制御装置からの設定で、トラブルの
発生無く、効率良く行えるようにした照明制御システム
を提供することを目的とする。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明の目的に加えて、パターン制御の設定を中央監視制御
装置からの設定データに基づく上位制御装置よりのデー
タで設定でき且つその確認も上位制御装置を通じて中央
監視制御装置で行える照明制御システムを提供すること
を目的とする。
明の目的に加えて、パターン制御の設定を中央監視制御
装置からの設定データに基づく上位制御装置よりのデー
タで設定でき且つその確認も上位制御装置を通じて中央
監視制御装置で行える照明制御システムを提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、制御装置と、複数の監視
用端末器及び照明負荷制御用端末器とを1対の伝送線を
介して接続し、制御装置から多重伝送信号を伝送して端
末器をアクセスして照明負荷制御用端末器には対応する
監視用端末器に接続された操作スイッチの操作データに
基づく照明負荷の制御データを与え、監視用端末器に対
しては接続された操作スイッチの操作データを多重伝送
信号に設けた返信待機期間中に監視データとして制御装
置へ返信させる監視制御系を複数備え、これら複数の監
視制御系の制御装置同士を通信線を介して接続するとと
もに上位制御装置に接続し且つ、この上位制御装置には
中央監視制御装置を接続し、監視用端末器の操作に連動
して他の監視制御系に設けられている照明負荷制御用端
末器を制御するための連動制御に必要な情報を通信線を
介して受けた上位制御装置では中央監視制御装置からの
設定データにより登録している連動制御のデータに基づ
いて対応する監視制御系の制御装置に制御情報を通信線
を介して与え、制御情報を与えられた制御装置では監視
制御系の制御データを作成し、上位制御装置から見て各
監視制御系の制御装置の未使用、使用の状態を、上位制
御装置に対して中央監視制御装置から設定自在としたも
のである。
めに、請求項1記載の発明は、制御装置と、複数の監視
用端末器及び照明負荷制御用端末器とを1対の伝送線を
介して接続し、制御装置から多重伝送信号を伝送して端
末器をアクセスして照明負荷制御用端末器には対応する
監視用端末器に接続された操作スイッチの操作データに
基づく照明負荷の制御データを与え、監視用端末器に対
しては接続された操作スイッチの操作データを多重伝送
信号に設けた返信待機期間中に監視データとして制御装
置へ返信させる監視制御系を複数備え、これら複数の監
視制御系の制御装置同士を通信線を介して接続するとと
もに上位制御装置に接続し且つ、この上位制御装置には
中央監視制御装置を接続し、監視用端末器の操作に連動
して他の監視制御系に設けられている照明負荷制御用端
末器を制御するための連動制御に必要な情報を通信線を
介して受けた上位制御装置では中央監視制御装置からの
設定データにより登録している連動制御のデータに基づ
いて対応する監視制御系の制御装置に制御情報を通信線
を介して与え、制御情報を与えられた制御装置では監視
制御系の制御データを作成し、上位制御装置から見て各
監視制御系の制御装置の未使用、使用の状態を、上位制
御装置に対して中央監視制御装置から設定自在としたも
のである。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、各監視制御系の制御装置に対して、夫々の
監視制御系の通常監視制御動作と、各端末器に影響を与
えることのない多重伝送信号を伝送して各端末器に動作
電力を与える監視制御停止動作とを設定する設定指令が
中央監視制御装置からの設定データに基づいて上位制御
装置より各制御装置に与えられるものである。
明において、各監視制御系の制御装置に対して、夫々の
監視制御系の通常監視制御動作と、各端末器に影響を与
えることのない多重伝送信号を伝送して各端末器に動作
電力を与える監視制御停止動作とを設定する設定指令が
中央監視制御装置からの設定データに基づいて上位制御
装置より各制御装置に与えられるものである。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、複数の照明負荷を組み合わせて制御を行う
パターン制御のパターン組み合わせ設定データを格納す
るメモリを各監視制御系の制御装置に備え、このパター
ン組み合わせ設定データのメモリに対する書き込みを、
中央監視制御装置からの設定データに基づいた上位制御
装置からのデータで行うとともに、上位制御装置からの
指令によりパターン設定に関する情報を上位制御装置へ
通信線を介して送出するものである。
明において、複数の照明負荷を組み合わせて制御を行う
パターン制御のパターン組み合わせ設定データを格納す
るメモリを各監視制御系の制御装置に備え、このパター
ン組み合わせ設定データのメモリに対する書き込みを、
中央監視制御装置からの設定データに基づいた上位制御
装置からのデータで行うとともに、上位制御装置からの
指令によりパターン設定に関する情報を上位制御装置へ
通信線を介して送出するものである。
【0015】
【作用】而して、請求項1記載の発明の構成によれば、
他の監視制御系に設けた制御用端末器の照明負荷を連動
操作できる監視用端末器に接続された操作スイッチを操
作すれば、制御装置では自己の監視制御系に設けてある
対応した制御用端末器に対して上記操作スイッチの操作
データに基づいた制御データを多重伝送信号によって与
えて、当該制御用端末器に接続された照明負荷を制御す
ると同時に、連動制御の情報を通信により上位制御装置
に送ることができ、この連動制御の情報を受け取った上
位制御装置では予め登録している連動制御の設定内容に
基づいて連動関係のある他の監視制御系の制御装置に制
御情報を与えて当該監視制御系の連動関係にある制御用
端末器に接続された照明負荷を制御することができるも
のであって、しかも連動制御の設定を中央監視制御装置
からの設定データで上位制御装置に対して行うことがで
きるため、連動制御の設定を中央監視制御装置から自在
に行え、施工状態や、レイアウト変更等に自由に対応で
きる。
他の監視制御系に設けた制御用端末器の照明負荷を連動
操作できる監視用端末器に接続された操作スイッチを操
作すれば、制御装置では自己の監視制御系に設けてある
対応した制御用端末器に対して上記操作スイッチの操作
データに基づいた制御データを多重伝送信号によって与
えて、当該制御用端末器に接続された照明負荷を制御す
ると同時に、連動制御の情報を通信により上位制御装置
に送ることができ、この連動制御の情報を受け取った上
位制御装置では予め登録している連動制御の設定内容に
基づいて連動関係のある他の監視制御系の制御装置に制
御情報を与えて当該監視制御系の連動関係にある制御用
端末器に接続された照明負荷を制御することができるも
のであって、しかも連動制御の設定を中央監視制御装置
からの設定データで上位制御装置に対して行うことがで
きるため、連動制御の設定を中央監視制御装置から自在
に行え、施工状態や、レイアウト変更等に自由に対応で
きる。
【0016】また上位制御装置に従属させる監視制御系
を中央監視制御装置からの設定データのみで自在に設定
でき、そのためシステム全体に影響を与えることなくシ
ステム再構築或いはレイアウト変更が自在に行え、また
未使用状態に設定された制御装置が接続されている監視
制御系を上位制御装置の従属関係から独立させた形で独
自に運用することもでき、無駄のない運用が可能であ
る。
を中央監視制御装置からの設定データのみで自在に設定
でき、そのためシステム全体に影響を与えることなくシ
ステム再構築或いはレイアウト変更が自在に行え、また
未使用状態に設定された制御装置が接続されている監視
制御系を上位制御装置の従属関係から独立させた形で独
自に運用することもでき、無駄のない運用が可能であ
る。
【0017】更に請求項2記載の発明によれば、端末器
の増設、取外し、アドレス変更などの必要が出た監視制
御系において、伝送線を切り離すことなく、且つ誤動作
やトラブル発生なくこれらの作業が行えるシステム環境
を上位制御装置からのデータで自在に設定できるため、
施工やメンテナンスの作業効率を向上させることがで
き、しかもこれら設定が中央監視制御装置からの設定デ
ータで行える。
の増設、取外し、アドレス変更などの必要が出た監視制
御系において、伝送線を切り離すことなく、且つ誤動作
やトラブル発生なくこれらの作業が行えるシステム環境
を上位制御装置からのデータで自在に設定できるため、
施工やメンテナンスの作業効率を向上させることがで
き、しかもこれら設定が中央監視制御装置からの設定デ
ータで行える。
【0018】請求項3記載の発明によれば、中央監視制
御装置からの設定データを上位制御装置を通じて各制御
装置へ送るだけで設定でき、そのためパターン制御の設
定を行う場合に監視制御系にパターン設定用の端末器を
設ける必要がなく、しかも中央監視制御装置で集中管理
することもできるため、システムの調整の効率や、設定
変更等が容易に行える。
御装置からの設定データを上位制御装置を通じて各制御
装置へ送るだけで設定でき、そのためパターン制御の設
定を行う場合に監視制御系にパターン設定用の端末器を
設ける必要がなく、しかも中央監視制御装置で集中管理
することもできるため、システムの調整の効率や、設定
変更等が容易に行える。
【0019】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。図1は
本発明の実施例のシステムを示しており、実施例では複
数の監視制御系の制御装置1A…は通信線9を介して相
互に接続されるとともに、上位制御装置である照明制御
装置10に接続され、更にこの照明制御装置10は通信
線11を介して上位の中央監視制御装置12に接続され
ている。
本発明の実施例のシステムを示しており、実施例では複
数の監視制御系の制御装置1A…は通信線9を介して相
互に接続されるとともに、上位制御装置である照明制御
装置10に接続され、更にこの照明制御装置10は通信
線11を介して上位の中央監視制御装置12に接続され
ている。
【0020】制御装置1は図2に示すように電源部20
と、上述した監視制御系の多重伝送信号Vsの伝送と返
信信号の受信とを行うための多重伝送部21と、この、
照明制御装置10及び他の制御装置1との間でデータ授
受を行うための例えばRS485等の通信制御部22
と、必要に応じて外部のメンテナンスツール40を接続
してメンテナンスツール40からの設定データの取り込
みや、設定内容の表示のためのデータ転送を行うRS2
32C等の通信制御部23と、多重伝送部21から伝送
する多重伝送信号Vsの作成処理及び返信信号の処理等
の監視制御処理と、通信制御部22、23を介してデー
タ授受を行う際のデータ処理及び通信制御とを行うCP
Uユニット24とからなり、CPUユニット24には各
種データを格納するメモリ25を設けている。
と、上述した監視制御系の多重伝送信号Vsの伝送と返
信信号の受信とを行うための多重伝送部21と、この、
照明制御装置10及び他の制御装置1との間でデータ授
受を行うための例えばRS485等の通信制御部22
と、必要に応じて外部のメンテナンスツール40を接続
してメンテナンスツール40からの設定データの取り込
みや、設定内容の表示のためのデータ転送を行うRS2
32C等の通信制御部23と、多重伝送部21から伝送
する多重伝送信号Vsの作成処理及び返信信号の処理等
の監視制御処理と、通信制御部22、23を介してデー
タ授受を行う際のデータ処理及び通信制御とを行うCP
Uユニット24とからなり、CPUユニット24には各
種データを格納するメモリ25を設けている。
【0021】一方照明制御装置10には図3に示すよう
に制御装置1A…との間でデータの授受を行うためのR
S485等の通信制御部30と、中央監視制御装置12
に対してデータの授受を行う例えばRS232C等の通
信制御部31と、必要に応じて接続される外部のメンテ
ナンスツール40との間でデータの授受を行うための例
えばRS232C等の通信制御部32と、これら通信制
御部30〜32を介してデータ授受を行う際のデータ処
理と通信制御とを行うためのCPUユニット33と、電
源部34とから構成され、CPUユニット33には各種
データを格納するメモリ35を設けている。
に制御装置1A…との間でデータの授受を行うためのR
S485等の通信制御部30と、中央監視制御装置12
に対してデータの授受を行う例えばRS232C等の通
信制御部31と、必要に応じて接続される外部のメンテ
ナンスツール40との間でデータの授受を行うための例
えばRS232C等の通信制御部32と、これら通信制
御部30〜32を介してデータ授受を行う際のデータ処
理と通信制御とを行うためのCPUユニット33と、電
源部34とから構成され、CPUユニット33には各種
データを格納するメモリ35を設けている。
【0022】而して、本実施例では、中央監視制御装置
12から、照明制御装置10に対して夫々の監視制御系
において連動関係を持たせている監視制御系の制御用端
末器3と監視用端末器2との関係テーブルのデータを通
信により送ることができ、これらデータは照明制御装置
10のCPUユニット33に設けたメモリ35に書き込
まれる。これらの書き込みはシステムのスタート時、或
いはメンテナンス時等適宜行うことができるものであ
り、その設定内容は連動制御を行うのか否か、更にどの
監視制御系の制御装置1A…間で連動制御を行うのか等
である。
12から、照明制御装置10に対して夫々の監視制御系
において連動関係を持たせている監視制御系の制御用端
末器3と監視用端末器2との関係テーブルのデータを通
信により送ることができ、これらデータは照明制御装置
10のCPUユニット33に設けたメモリ35に書き込
まれる。これらの書き込みはシステムのスタート時、或
いはメンテナンス時等適宜行うことができるものであ
り、その設定内容は連動制御を行うのか否か、更にどの
監視制御系の制御装置1A…間で連動制御を行うのか等
である。
【0023】而して制御装置1Aに伝送線4を介して接
続してある監視用端末器2Aの操作スイッチ6Aを各監
視制御系の照明負荷5の一斉点灯、消灯の操作スイッチ
として使用する場合、当該各監視制御系の照明負荷5を
接続している制御用端末器3の各アドレスと当該監視用
端末器2Aのアドレスとを対応づけした関係テーブルを
予め制御装置1Aにおいて設定登録するとともに、他の
監視制御系、この場合制御装置1B…の監視制御系に対
して連動関係をあることを設定登録しておく。また一方
照明制御装置10は制御装置1Aからの連動制御の情報
が通信線9を介して送られてきた場合に、この連動制御
の情報に基づいて連動関係のある監視制御系の照明負荷
5を接続している制御用端末器3のアドレスを対応付け
して一斉点灯、消灯させるための関係テーブルが登録さ
れている。
続してある監視用端末器2Aの操作スイッチ6Aを各監
視制御系の照明負荷5の一斉点灯、消灯の操作スイッチ
として使用する場合、当該各監視制御系の照明負荷5を
接続している制御用端末器3の各アドレスと当該監視用
端末器2Aのアドレスとを対応づけした関係テーブルを
予め制御装置1Aにおいて設定登録するとともに、他の
監視制御系、この場合制御装置1B…の監視制御系に対
して連動関係をあることを設定登録しておく。また一方
照明制御装置10は制御装置1Aからの連動制御の情報
が通信線9を介して送られてきた場合に、この連動制御
の情報に基づいて連動関係のある監視制御系の照明負荷
5を接続している制御用端末器3のアドレスを対応付け
して一斉点灯、消灯させるための関係テーブルが登録さ
れている。
【0024】次に操作スイッチ6Aが操作されると、こ
の操作スイッチ6Aの操作データは、監視用端末器2A
から割り込み処理を経た後、制御装置1Aに返信され、
制御装置1Aでは上述の関係テーブルを参照しながらフ
ロアーFに設けてある制御用端末器3を順次アクセスし
て夫々に接続してある照明負荷5を点灯若しくは消灯さ
せる。
の操作スイッチ6Aの操作データは、監視用端末器2A
から割り込み処理を経た後、制御装置1Aに返信され、
制御装置1Aでは上述の関係テーブルを参照しながらフ
ロアーFに設けてある制御用端末器3を順次アクセスし
て夫々に接続してある照明負荷5を点灯若しくは消灯さ
せる。
【0025】同時に連動制御の情報は通信制御部23と
通信線9を通じて照明制御装置10へ送られ、照明制御
装置10ではこの連動制御の情報に基づいて連動関係の
ある他の監視制御系の制御装置1B…に通信線9を介し
て制御情報を送信する。制御装置1B…ではこの制御情
報を受信すると、関係テーブルに登録してある各制御用
端末器3を順次アクセスして夫々に接続してある照明負
荷5を点灯若しくは消灯させる。
通信線9を通じて照明制御装置10へ送られ、照明制御
装置10ではこの連動制御の情報に基づいて連動関係の
ある他の監視制御系の制御装置1B…に通信線9を介し
て制御情報を送信する。制御装置1B…ではこの制御情
報を受信すると、関係テーブルに登録してある各制御用
端末器3を順次アクセスして夫々に接続してある照明負
荷5を点灯若しくは消灯させる。
【0026】このようにして一つの操作スイッチ6Aの
操作で照明制御装置10を介して複数の監視制御系に設
けてある制御用端末器3に接続された照明負荷5を一斉
に点灯させたり、消灯させたりすることができるのであ
る。尚上記の連動制御は一斉制御の場合であるが、所定
の組み合わせ制御を行なうパターン制御等においても本
発明の照明制御システムは有効である。
操作で照明制御装置10を介して複数の監視制御系に設
けてある制御用端末器3に接続された照明負荷5を一斉
に点灯させたり、消灯させたりすることができるのであ
る。尚上記の連動制御は一斉制御の場合であるが、所定
の組み合わせ制御を行なうパターン制御等においても本
発明の照明制御システムは有効である。
【0027】ここで本実施例におけるパターン制御の設
定は次のようにして行われる。つまり従来監視制御系に
設けたパターン設定のための設定器を用いず、本実施例
では、中央監視制御装置12から通信により照明制御装
置10に対象の制御装置1A…のコードを付加したパタ
ーン設定データを与えると、照明制御装置10ではこの
パターン設定データを対象となる制御装置1A…に通信
線9を通して与え、制御装置1A…では与えられたパタ
ーン設定データをメモリ25内に格納して記憶する。こ
のこの時点でパターン設定が行えたことになる。そして
この格納結果は各制御装置1A…から照明制御装置10
に返信するのである。
定は次のようにして行われる。つまり従来監視制御系に
設けたパターン設定のための設定器を用いず、本実施例
では、中央監視制御装置12から通信により照明制御装
置10に対象の制御装置1A…のコードを付加したパタ
ーン設定データを与えると、照明制御装置10ではこの
パターン設定データを対象となる制御装置1A…に通信
線9を通して与え、制御装置1A…では与えられたパタ
ーン設定データをメモリ25内に格納して記憶する。こ
のこの時点でパターン設定が行えたことになる。そして
この格納結果は各制御装置1A…から照明制御装置10
に返信するのである。
【0028】このように本実施例ではパターン設定はパ
ターン設定器を各監視制御系に設ける必要がなく、また
複雑な設定操作を行う必要がなくなり作業性が向上す
る。中央監視制御装置12は照明制御装置10に対して
各制御装置1A…のパターン設定中なのどうか、またそ
の設定内容はどうなのかを確認するための指令を通信線
11を介して与えることができ、この指令を受けた照明
制御装置10ではそのパターン設定に関する情報を通信
線11を介して中央監視制御装置12に転送し、中央監
視制御装置12での確認を可能とする。
ターン設定器を各監視制御系に設ける必要がなく、また
複雑な設定操作を行う必要がなくなり作業性が向上す
る。中央監視制御装置12は照明制御装置10に対して
各制御装置1A…のパターン設定中なのどうか、またそ
の設定内容はどうなのかを確認するための指令を通信線
11を介して与えることができ、この指令を受けた照明
制御装置10ではそのパターン設定に関する情報を通信
線11を介して中央監視制御装置12に転送し、中央監
視制御装置12での確認を可能とする。
【0029】更に本実施例では中央監視制御装置12か
ら照明制御装置10に対して、各制御装置1A…が通信
系で従属するのかどうかを設定するためのデータを与え
ることができる。つまりシステムの再構築時、あるいは
レイアウト変更等の際に、照明制御装置10から見て通
信上で制御装置1A…が接続されていないと同等の未使
用状態となるように設定することができ、未使用と設定
された制御装置では照明制御装置10に対して通信を行
わず、独立した監視制御系として監視制御が行える。従
って使用状態と設定されている制御装置と照明制御装置
10との間の通信処理に影響を与えることなく、当該監
視制御系の調整が行え、調整が終了した後は中央監視制
御装置12からの設定データで当該監視制御系の制御装
置が使用状態であると設定すれば、再び照明制御装置1
0との間で通信によるデータ授受が再開されることにな
る。
ら照明制御装置10に対して、各制御装置1A…が通信
系で従属するのかどうかを設定するためのデータを与え
ることができる。つまりシステムの再構築時、あるいは
レイアウト変更等の際に、照明制御装置10から見て通
信上で制御装置1A…が接続されていないと同等の未使
用状態となるように設定することができ、未使用と設定
された制御装置では照明制御装置10に対して通信を行
わず、独立した監視制御系として監視制御が行える。従
って使用状態と設定されている制御装置と照明制御装置
10との間の通信処理に影響を与えることなく、当該監
視制御系の調整が行え、調整が終了した後は中央監視制
御装置12からの設定データで当該監視制御系の制御装
置が使用状態であると設定すれば、再び照明制御装置1
0との間で通信によるデータ授受が再開されることにな
る。
【0030】また上記監視制御系では端末器2、3の増
設や取外し、或いはアドレス変更を動作中に行うと、誤
動作等のトラブル発生が起きる恐れがある。しかも監視
用端末器3では対応する照明負荷の動作状態を表示して
いる機能があるので、伝送線4を断線させるようなこと
もできない。そこで本実施例では、中央監視制御装置1
2からの設定データに基づいて照明制御装置10は制御
装置1A…に対して、多重伝送信号Vsを端末器2、3
の動作に影響を与えないダミーのものだけを送るモード
に設定することができるようになっており、このモード
に設定された制御装置1A…の監視制御系では多重伝送
信号Vsによる各端末器2、3への電力供給のみを行っ
て、端末器2、3に対して影響を与える監視制御を行わ
ず、従前の監視制御状態を維持しながら端末器2、3の
増設、取外し、アドレス変更等ができるのである。
設や取外し、或いはアドレス変更を動作中に行うと、誤
動作等のトラブル発生が起きる恐れがある。しかも監視
用端末器3では対応する照明負荷の動作状態を表示して
いる機能があるので、伝送線4を断線させるようなこと
もできない。そこで本実施例では、中央監視制御装置1
2からの設定データに基づいて照明制御装置10は制御
装置1A…に対して、多重伝送信号Vsを端末器2、3
の動作に影響を与えないダミーのものだけを送るモード
に設定することができるようになっており、このモード
に設定された制御装置1A…の監視制御系では多重伝送
信号Vsによる各端末器2、3への電力供給のみを行っ
て、端末器2、3に対して影響を与える監視制御を行わ
ず、従前の監視制御状態を維持しながら端末器2、3の
増設、取外し、アドレス変更等ができるのである。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明は上述の構成を有す
るので、他の監視制御系に設けた制御用端末器の照明負
荷を連動操作できる監視用端末器に接続された操作スイ
ッチを操作すれば、制御装置では自己の監視制御系に設
けてある対応した制御用端末器に対して上記操作スイッ
チの操作データに基づいた制御データを多重伝送信号に
よって与えて、当該制御用端末器に接続された照明負荷
を制御すると同時に、連動制御の情報を通信により上位
制御装置に送ることができ、その結果この連動制御の情
報を受け取った上位制御装置から登録してある連動制御
の設定内容に基づいて連動関係のある他の監視制御系の
制御装置に制御情報を与えて当該監視制御系の連動関係
にある制御用端末器に接続された照明負荷を制御するこ
とができ、かも連動制御の設定を中央監視制御装置から
の設定データで上位制御装置に対して行うことができる
ため、連動制御の設定が中央監視制御装置から自在に行
え、施工状態や、レイアウト変更等に自由に対応できる
という効果がある。
るので、他の監視制御系に設けた制御用端末器の照明負
荷を連動操作できる監視用端末器に接続された操作スイ
ッチを操作すれば、制御装置では自己の監視制御系に設
けてある対応した制御用端末器に対して上記操作スイッ
チの操作データに基づいた制御データを多重伝送信号に
よって与えて、当該制御用端末器に接続された照明負荷
を制御すると同時に、連動制御の情報を通信により上位
制御装置に送ることができ、その結果この連動制御の情
報を受け取った上位制御装置から登録してある連動制御
の設定内容に基づいて連動関係のある他の監視制御系の
制御装置に制御情報を与えて当該監視制御系の連動関係
にある制御用端末器に接続された照明負荷を制御するこ
とができ、かも連動制御の設定を中央監視制御装置から
の設定データで上位制御装置に対して行うことができる
ため、連動制御の設定が中央監視制御装置から自在に行
え、施工状態や、レイアウト変更等に自由に対応できる
という効果がある。
【0032】また、上位制御装置に従属させる監視制御
系を中央監視制御装置からの設定データのみで自在に設
定でき、そのためシステム全体に影響を与えることなく
システム再構築或いはレイアウト変更が自在に行え、ま
た未使用状態に設定された制御装置が接続されている監
視制御系を上位制御装置の従属関係から独立させた形で
独自に運用することもでき、無駄のない運用が可能とな
るという効果がある。
系を中央監視制御装置からの設定データのみで自在に設
定でき、そのためシステム全体に影響を与えることなく
システム再構築或いはレイアウト変更が自在に行え、ま
た未使用状態に設定された制御装置が接続されている監
視制御系を上位制御装置の従属関係から独立させた形で
独自に運用することもでき、無駄のない運用が可能とな
るという効果がある。
【0033】更に請求項2記載の発明は、端末器の増
設、取外し、アドレス変更などの必要が出た監視制御系
において伝送線を切り離すことなく、且つ誤動作やトラ
ブル発生なくこれらの作業が行えるシステム環境を上位
制御装置からのデータで自在に設定できるため、施工や
メンテナンスの作業効率を向上させることができ、しか
もこれら設定が中央監視制御装置からの設定データで行
えるという効果がある。
設、取外し、アドレス変更などの必要が出た監視制御系
において伝送線を切り離すことなく、且つ誤動作やトラ
ブル発生なくこれらの作業が行えるシステム環境を上位
制御装置からのデータで自在に設定できるため、施工や
メンテナンスの作業効率を向上させることができ、しか
もこれら設定が中央監視制御装置からの設定データで行
えるという効果がある。
【0034】また更に請求項3記載の発明は、中央監視
制御装置からの設定データを上位制御装置を通じて各制
御装置へ送るだけで設定でき、そのためパターン制御の
設定を行う場合に監視制御系にパターン設定用の端末器
を設ける必要がなく、しかも中央監視制御装置で集中管
理することもできるため、システムの調整の効率や、設
定変更等が容易に行えるという効果がある。
制御装置からの設定データを上位制御装置を通じて各制
御装置へ送るだけで設定でき、そのためパターン制御の
設定を行う場合に監視制御系にパターン設定用の端末器
を設ける必要がなく、しかも中央監視制御装置で集中管
理することもできるため、システムの調整の効率や、設
定変更等が容易に行えるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例の照明制御装置の構成図であ
る。
る。
【図3】本発明の一実施例の中央監視制御装置の構成図
である。
である。
【図4】従来例システムの構成図である。
【図5】監視制御系に用いられる多重伝送信号の説明図
である。
である。
1A… 制御装置 2 監視用端末器 3 制御用端末器 9 通信線 11 通信線 10 照明制御装置 12 中央監視制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16
Claims (3)
- 【請求項1】制御装置と、複数の監視用端末器及び照明
負荷制御用端末器とを1対の伝送線を介して接続し、制
御装置から多重伝送信号を伝送して端末器をアクセスし
て照明負荷制御用端末器には対応する監視用端末器に接
続された操作スイッチの操作データに基づく照明負荷の
制御データを与え、監視用端末器に対しては接続された
操作スイッチの操作データを多重伝送信号に設けた返信
待機期間中に監視データとして制御装置へ返信させる監
視制御系を複数備え、これら複数の監視制御系の制御装
置同士を通信線を介して接続するとともに上位制御装置
に接続し且つ、この上位制御装置には中央監視制御装置
を接続し、監視用端末器の操作に連動して他の監視制御
系に設けられている照明負荷制御用端末器を制御するた
めの連動制御に必要な情報を通信線を介して受けた上位
制御装置では中央監視制御装置からの設定データにより
登録している連動制御のデータに基づいて対応する監視
制御系の制御装置に制御情報を通信線を介して与え、制
御情報が与えられた制御装置では監視制御系の制御デー
タを作成し、上位制御装置から見て各監視制御系の制御
装置の未使用、使用の状態を、上位制御装置に対して中
央監視制御装置から設定自在としたことを特徴とする照
明制御システム。 - 【請求項2】各監視制御系の制御装置に対して、夫々の
監視制御系の通常監視制御動作と、各端末器に影響を与
えることのない多重伝送信号を伝送して各端末器に動作
電力を与える監視制御停止動作とを設定する設定指令が
中央監視制御装置からの設定データに基づいて上位制御
装置より各制御装置に与えられることを特徴とする請求
項1記載の照明制御システム。 - 【請求項3】複数の照明負荷を組み合わせて制御を行う
パターン制御のパターン組み合わせ設定データを格納す
るメモリを各監視制御系の制御装置に備え、このパター
ン組み合わせ設定データのメモリに対する書き込みを、
中央監視制御装置からの設定データに基づいた上位制御
装置からのデータで行うとともに、上位制御装置からの
指令によりパターン設定に関する情報を上位制御装置へ
通信線を介して送出することを特徴とする請求項1記載
の照明制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03683292A JP3195634B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 照明制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03683292A JP3195634B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 照明制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05236548A JPH05236548A (ja) | 1993-09-10 |
JP3195634B2 true JP3195634B2 (ja) | 2001-08-06 |
Family
ID=12480722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03683292A Expired - Fee Related JP3195634B2 (ja) | 1992-02-25 | 1992-02-25 | 照明制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3195634B2 (ja) |
-
1992
- 1992-02-25 JP JP03683292A patent/JP3195634B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH05236548A (ja) | 1993-09-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010522 |
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