JPH0715881A - 建物内配線システム - Google Patents

建物内配線システム

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JPH0715881A
JPH0715881A JP15900693A JP15900693A JPH0715881A JP H0715881 A JPH0715881 A JP H0715881A JP 15900693 A JP15900693 A JP 15900693A JP 15900693 A JP15900693 A JP 15900693A JP H0715881 A JPH0715881 A JP H0715881A
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JP
Japan
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control means
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signal
subordinate
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Application number
JP15900693A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Yaguchi
喜信 矢口
Yasuhiro Sugawara
康博 菅原
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物内配線システムの施工時に簡単にアドレ
ス設定が行えるようにすること。 【構成】 照明あるいは換気扇などの負荷31,32の
作動を制御可能に形成されたアダプタ10,11〜1n
を、双方向でデータ伝送を可能な1つの主アダプタ10
とその他の従属アダプタ11〜1nで構成し、主アダプ
タ10は、予め、設定された自己アドレスを有している
とともに、従属アダプタ11〜1nからアドレス設定信
号を受けたら、未登録のアドレスを発行し、従属アダプ
タ11〜1nは、ON/OFFのモードスイッチ11a
を有し、さらに、このモードスイッチ11aにより設定
信号を出力するドライバと、アドレス設定信号の出力に
応じて発行されたアドレスNo. を自己のアドレスNo. と
して記憶する記憶部とを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅などの建物内の照
明や換気扇など電気的負荷の作動制御を行うための配線
システムに関し、特に、アドレス設定に関する。
【0002】
【従来の技術】建物内の電気的負荷の作動を制御するた
めに複数の制御機器が設けられている場合に、通常、各
制御機器にアドレスを設定して区別する。このアドレス
設定の場合、従来では、制御機器に設けたディップスイ
ッチやディジタルスイッチなどを使用するのが一般的で
ある。
【0003】また、例えば、特開平4−250796号
公報に記載された配線システムのように、赤外線リモコ
ンを用いてアドレスを設定する手段も知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
従来技術ように、制御機器のディップスイッチやディジ
タルスイッチなどを用いて、アドレスを設定する場合、
制御機器の数が増え、アドレス設定数が増えると、以下
に列挙する問題が生じる。
【0005】 スイッチサイズが大きくなり、機器が
大型化してしまう。 設定時に、誤操作を行い易くなり、番号違いや重複
設定などの設定ミスが発生するおそれがある。 プッシュスイッチやスライドスイッチなどのような
1接点のスイッチと比較して、ディップスイッチやディ
ジタルスイッチは、高価である。
【0006】また、後者の従来技術のように、リモコン
による設定にあっても、機器の1つ1つにに赤外線の受
光部が必要でコスト高を招くという問題を有していると
ともに、アドレス設定時には、常に、リモコンが必要
で、操作が煩わしいという問題があった。
【0007】本発明は、上述の従来の問題点に着目して
成されたもので、配線システムの施工時に簡単にアドレ
ス設定が行えるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数の負荷
制御手段を1つの主制御手段とその他の従属制御手段と
に区別し、主制御手段が、従属制御手段のアドレスを順
次設定するようにして上述の目的を達成することとし
た。
【0009】すなわち、本発明の建物内配線システム
は、駆動電源に接続されて1以上の照明あるいは換気扇
などの電気的負荷の作動を制御可能に形成された負荷制
御手段が、建物内の任意の各部位に複数配置され、前記
負荷制御手段の少なくとも1つは、電気的負荷用の操作
スイッチからの有線あるいは無線の操作信号を受信可能
に形成され、前記負荷制御手段は、1つの主制御手段
と、その他の従属制御手段で構成されているとともに、
双方向でデータ伝送を可能に2線の信号線で相互に接続
され、前記主制御手段は、予め、設定された自己アドレ
スを有しているとともに、従属制御手段から設定信号を
受けたら、未登録のアドレスを発行可能に形成され、前
記従属制御手段は、手動操作の切換スイッチを有し、さ
らに、この切換スイッチ操作により設定信号を出力する
出力部と、前記設定信号の出力に応じて発行されたアド
レスを自己のアドレスとして記憶する記憶部とを有して
いる手段とした。
【0010】
【作用】施工の際には、複数の負荷制御手段を、建物内
の所定の位置、例えば、電気的負荷の配置に関連させた
領域ごとなどに設置して駆動電源に接続し、かつ、各負
荷制御手段どうしを、例えば、時分割多重信号などのデ
ータ伝送を行う2線の信号線で接続する。
【0011】次に、各負荷制御手段のアドレス設定を行
う。これらの複数の負荷制御手段の内でただ1つの主制
御手段だけは、予め、アドレスが設定されている。そこ
で、他の従属制御手段のアドレス設定を行うのである
が、この場合、まず、従属制御手段の1つの切換スイッ
チを手動により操作して、出力部から設定信号を出力す
る。主制御手段では、従属制御手段から出力された設定
信号を受けると、未登録のアドレスを、その従属制御手
段に向けて出力する。こうして発行されたアドレスを、
上記切換スイッチを操作した従属制御手段が自己のアド
レスとして記憶部に記憶する。以上の操作を従属制御手
段ごとに行うもので、主制御手段は、自動的に未登録の
アドレスを発行するから、各従属制御手段は、異なるア
ドレスに設定される。
【0012】次に、電気的負荷の作動を制御する際に
は、操作スイッチを操作して有線あるいは無線の操作信
号を出力する。この操作信号は、受信機能を有したいず
れかの負荷制御手段に受信され、その無線信号の内容に
応じ、受信した負荷制御手段自体が電気的負荷の作動を
制御したり、あるいは、必要であれば受信した負荷制御
手段から、他の負荷制御手段に信号線を介してデータ伝
送を行って、このデータ伝送を受けた負荷制御手段が電
気的負荷の作動を制御する。
【0013】
【実施例】第1図に本発明実施例の建物内配線システム
の全体構成図を示す。住宅(建物)内の天井裏に、照
明,換気扇などの電気的な負荷31〜35を制御するた
めのアダプタ(負荷制御手段)10,11〜1nが設置
されている。これらのアダプタ10,11〜1nの内
で、10が主アダプタ(主制御手段)で、他のアダプタ
11〜1nが、従属アダプタ(従属制御手段)である。
そして、各アダプタ10,11〜1nは、負荷に電源を
供給するための電力線(AC100Vの商用電源)41に接続
され、また、各アダプタ10,11〜1nどうしが、時
分割多重信号によるデータ伝送(例えば、±24V )を行
う一対の信号線51で接続されている。
【0014】また、各アダプタ10,11〜1nによる
制御部位A,B,…に応じて、各部位に、操作スイッチ
としてのリモコンスイッチ21,22〜2n(以下、各
リモコンスイッチのうちで特定のリモコンスイッチを指
さない場合には20という符号を用いてをリモコンスイ
ッチを表示する)が設置されている。
【0015】次に、主アダプタ10の構造を説明する。
図2は、主アダプタ10の構造を示すブロック図で、こ
の主アダプタ10は、制御用CPU10aと受信用CP
U10bとを有している。前記制御用CPU10aの出
力側には、リレー10c〜10gと表示器10hとが接
続されている。各リレー10c〜10gは、各負荷31
〜35を電力線41と接続させたり、接続を絶ったりさ
せるものである。また、表示器10hは、住宅内の所定
位置に配置され、発光ダイオードを有し、点灯・消灯に
基づき各負荷31〜35に対する通電状態を表示する。
一方、制御用CPU10aの入力側には、アダプタ10
と一体に手動スイッチ10jが設けられている。
【0016】また、ドライバ10mは、時分割多重信号
の制御信号を入出力したりアドレス設定信号を入力した
りアドレス割当信号を出力したりするもので、入力した
信号は、コンパレータ10nならびにエッジ検出器10
pを介して制御用CPU10aに伝送するようになって
いる。なお、前記制御用CPU10aには、生産段階で
予め、アドレスが設定されている。
【0017】受信用CPU10bは、入力側に、リモコ
ンスイッチ20からの高周波信号を受信するアンテナAN
T ,受信した信号を復調するRFモジュール10q,波
形整形器10r,エッジ検出器10sが直列に設けられ
ている。また、ID設定器10tが一体に設けられてい
るとともに、受信状態を表示する表示器10uが出力側
に設けられている。なお、前記受信用CPU10bは、
制御用CPU10aと信号をやりとりできるように接続
されている。なお、上述のアダプタ10は、電源回路1
0wで変換した5Vの直流電流で駆動する。
【0018】次に、図3により、従属アダプタ11〜1
nの構造について説明する。なお、これらの従属アダプ
タ11〜1nの構成は、主アダプタ10と一部を除いて
同じなので、構成が同一の部分には同じ符号をつけて説
明を省略し、相違点のみ説明する。
【0019】従属アダプタ11〜1nのうち、従属アダ
プタ11を例に挙げて説明すると、この従属アダプタ1
1の主アダプタ10との相違点は、制御用CPU10a
に、モードスイッチ(切換スイッチ)11aと記憶部1
1bとが設けられている点である。すなわち、前記モー
ドスイッチ11aは、負荷制御を行うかどうかを切り換
えるためのON/OFF切換式のスイッチであって、O
Nに投入しないと負荷制御は行わない。また、OFFか
らONへ切り換えた時に、制御用CPU10aは、ドラ
イバ10mからアドレス設定信号を出力する。また、記
憶部11bは、制御用CPU10aにより読み書き可能
となっている。
【0020】なお、各従属アダプタ11〜1nの中に
は、受信機能を有していないものがある。このような構
造のアダプタは、図3において、波線よりも下側の構成
を有していない構造となる。
【0021】次に、リモコンスイッチ20について説明
すると、このリモコンスイッチ20は、図4に示すよう
に、CPU20aの入力側に、アダプタ10に接続して
いる負荷をON/OFFする切換用のキー接点20b,アダプ
タ10と同一設定することで対象となるアダプタ10を
決めるアドレス設定器20c,アダプタ10に接続され
た負荷31〜35とリモコンスイッチ20のスイッチと
の組み合わせを決定する(例えば、特定のスイッチが負
荷35を制御するというように決定する)負荷設定器2
0d,例えば、近くの住宅に同じシステムがある場合の
無線信号混信対策として、リモコンスイッチ20から無
線信号送信時に、伝送データの一部の設定を行うID設
定器20eが設けられ、さらに、各負荷31〜35の制
御内容を設定する(例えば、通常のON/OFFの切換,60秒
程度の一時点灯,あるいは遅れ消灯など)ための制御設
定器20fが設けられている。また、出力側には、高周
波の無線を出力する送信回路20gが設けられていると
ともに、送信内容を表示する表示器20hが設けられて
いる。なお、このリモコンスイッチ20は、3Vの乾電池
で駆動する。
【0022】次に、アドレス設定時の動作について説明
する。施工時において、主アダプタ10のみは、生産段
階でアドレスが設定されているが、従属アダプタ11〜
1nは、未設定で、施工時に設定する。この場合、各従
属アダプタ11〜1nに対して、電力線41ならびに信
号線51の接続を終えて、全てのアダプタを通電状態と
すると、主アダプタ10からは、信号線51に向けて所
定の定期信号が出力される。なお、この時点では、各従
属アダプタ11〜1nからの応答はない。
【0023】次に、各従属アダプタ11〜1nのうちの
1台目の従属アダプタ11のモードスイッチ11aをO
FFからONに切り換えると、この従属アダプタ11
は、主アダプタ10からの定期信号に対してアドレス設
定信号を出力する。なお、初期状態で、モードスイッチ
11aがONのまま通電された場合、一度OFFに戻し
てからONに切り換えないとアドレス設定信号は出力さ
れない。
【0024】主アダプタ10では、アドレス設定信号を
受信すると、現状のアドレス設定状態を確認するため
に、従属アダプタ11〜1nのアドレスNo.を、例え
ば、No.1から順に呼びだし、従属アダプタ11〜1nか
ら応答のないアドレスNo.を、アドレス割当信号として
出力する。この場合、従属アダプタ11が1台目である
から、アドレスNo.1を出力する。
【0025】従属アダプタ11では、このアドレスNo.1
を示すアドレス割当信号を受信すると、この従属アダプ
タ11のみが記憶部11bに書き込み状態にあって、ア
ドレスNo.1を自己アドレスとして記憶部11bに記憶
し、以後、書き込みは禁止される。
【0026】次に、2台目の従属アダプタ12のモード
スイッチ11aをONに切り換えると、上記と同様に、
アドレス設定信号を出力し、これを受けて、主アダプタ
10は、現状のアドレス設定状態を確認するための、ア
ドレスNoを1から順に呼び出し、応答のないアドレスNo
のアドレス割当信号を出力する。この場合、アドレスN
o.1の従属アダプタ11が応答するから、主アダプタ1
0は、アドレスNo.2のアドレス割当信号を出力する。し
たがって、2台目の従属アダプタ12は、記憶部11b
にアドレスNo.2を書き込むことになる。
【0027】3台目以降の従属アダプタも同様にしてア
ドレスを設定する。
【0028】全従属アダプタ11〜1nのアドレスを設
定した後に、ある従属アダプタ(この場合、従属アダプ
タ12とする)のモードスイッチ11aをOFFにする
か、または、その従属アダプタ12を取り替えた場合に
ついて説明する。
【0029】ここで、アドレスNo.2を記憶している従属
アダプタ12を取り替えた場合、新たな従属アダプタを
設置後、そのモードスイッチ11aをONに切り換える
と、上述と同様に、アドレス設定信号を出力する。そし
て、主アダプタ10は、このアドレス設定信号を受信す
ると、現状のアドレス設定状態を確認するために、アド
レスNo. を1から順に呼び出すが、この場合、アドレス
No.2の応答がなく欠如していることになるから、このア
ドレスNo.2を、アドレス割当信号として出力する。した
がって、新たに取り替えた従属アダプタは、アドレスN
o.2を記憶するため、以前と同じアドレスNo. が得られ
る。
【0030】次に、負荷制御の動作について説明する。
ここで、図1において主アダプタ10は受信機能内蔵、
従属アダプタ11は受信機能無しとする。
【0031】主アダプタ10と同部位にあるリモコンス
イッチ21の設定が主アダプタ10の負荷に対応してい
る時、リモコンスイッチ21を操作すると、無線信号が
主アダプタ10で受信され、負荷31〜35の内の対応
するものの制御を行うとともに、信号内容が他の従属ア
ダプタ11〜1nと関係の有る無しにかかわらず信号線
51で制御信号を他の従属アダプタ11〜1nに送信す
る。
【0032】従属アダプタ11と同部位にあるリモコン
スイッチ22の設定が従属アダプタ11の負荷に対応し
ている時、リモコンスイッチ22を操作すると無線信号
が主アダプタ10などの受信可能なアダプタで受信さ
れ、例えば、主アダプタ10から信号線51で制御信号
を他の従属アダプタ11〜1nに送信し、信号線51か
ら受信した他の従属アダプタ11〜1nの中の該当する
従属アダプタ11が負荷の制御を行う。なお、この場
合、制御信号に含まれたアドレスの成分に基づいて識別
を行うものである。
【0033】次に、図1の主アダプタ10と従属アダプ
タ11のいずれも受信機能を内蔵している場合には、主
アダプタ10と同部位にあるリモコンスイッチ21の設
定が主アダプタ10の負荷に対応している時、リモコン
スイッチ21を操作すると無線信号が主アダプタ10と
従属アダプタ11とで受信される。主アダプタ10は負
荷31〜35の内の対応するものの制御を行うととも
に、信号線51で制御信号を他の従属アダプタ11〜1
nに送信する。一方、従属アダプタ11は、信号線51
で制御信号を他のアダプタ10,12〜1nに送信し、
該当する主アダプタ10が負荷の制御を行うが、主アダ
プタ10は先に同一信号を受信して負荷制御を行ってい
るため負荷の状態変化としては1度だけである。ただ
し、上記説明は各アダプタ10,11〜1nが各リモコ
ンスイッチ21〜2nの通信エリア内にあるものとす
る。
【0034】以上説明したように、実施例の建物内配線
システムでは、アドレス設定用のスイッチとしては、各
従属アダプタ11〜1nに、ON/OFF切換式のモー
ドスイッチ11aを1個設定しただけであるから、従属
アダプタ11〜1nの小型化を図ることができるととも
に、低コスト化を図ることができるという効果が得られ
る。
【0035】また、主アダプタ10は、従属アダプタ1
1〜1nからアドレス設定信号を受け、その従属アダプ
タ11〜1nに対して、自動的に未登録のアドレスNo.
を発行するから、番号違いや重複設定などの設定ミスが
発生するおそれがないとともに、使い勝手がよく、操作
も煩わしくないという効果が得られる。
【0036】さらに、各アダプタ10,11〜1nなら
びに信号線51を天井裏に配置し、各アダプタ10,1
1〜1nのいずれかはリモコンスイッチ21〜2nから
無線信号を送信するようにしたため、壁内配線が不要と
なって、操作スイッチの設置位置に規制を受けず、設計
自由度が向上する。
【0037】また、各アダプタ10,11〜1nどうし
で制御信号を双方向に伝送するようにしたため、全体の
配線量が少なく、電線の結線数も少なくなり、これによ
り、材料を減らしてコスト低減を図ることができるとと
もに、配線の手間を削減して工期短縮ならびに施工ミス
の防止を図ることができる。
【0038】以上実施例について説明したが、1台のア
ダプタの負荷接続数は特に限定しないが、1〜5とする
方が施工・製品コストを考慮すると望ましい。また、リ
モコンスイッチから送信される制御信号は、リモコンス
イッチの設定により、1つの負荷に対するものから複数
の負荷に対するものまで設定することができ、設定によ
っては1回のスイッチ操作で住宅内の全負荷をON/O
FF制御することも可能である。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の建物内配
線システムでは、負荷制御手段を、双方向でデータ伝送
を可能な1つの主制御手段とその他の従属制御手段で構
成し、主制御手段は、予め、設定された自己アドレスを
有しているとともに、従属制御手段から設定信号を受け
たら、未登録のアドレスを発行するアドレス設定部を有
し、従属制御手段は、手動操作する切換スイッチを有
し、さらに、この切換スイッチ操作により設定信号を出
力する出力部と、前記設定信号の出力に応じて発行され
たアドレスを自己のアドレスとして記憶する記憶部とを
有している構成としたため、アドレス設定用のスイッチ
としては、各従属制御手段のそれぞれに、ON/OFF
の切換スイッチが1個あればよいから、機器の小型化を
図ることができるとともに、低コスト化を図ることがで
きるという効果が得られ、また、主制御手段は、従属制
御手段から設定信号を受けてその従属制御手段に対し
て、自動的に未登録のアドレスを発行するから、番号違
いや重複設定などの設定ミスが発生するおそれがないと
いう効果が得られ、かつ、使い勝手がよく、操作も煩わ
しくないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の配線システムを示す全体構成図
である。
【図2】実施例システムの主アダプタを示すブロック図
である。
【図3】実施例システムの従属アダプタを示すブロック
図である。
【図4】実施例システムのリモコンスイッチを示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 主アダプタ(負荷制御手段;主制御手段) 11〜1n 従属アダプタ(負荷制御手段;従属制御手
段) 11a モードスイッチ(切換スイッチ) 11b 記憶部 20 リモコンスイッチ(操作スイッチ) 21〜2n リモコンスイッチ 31〜35 負荷(電気的負荷) 41 電力線 51 信号線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動電源に接続されて1以上の照明ある
    いは換気扇などの電気的負荷の作動を制御可能に形成さ
    れた負荷制御手段が、建物内の任意の各部位に複数配置
    され、前記負荷制御手段の少なくとも1つは、電気的負
    荷用の操作スイッチからの有線あるいは無線の操作信号
    を受信可能に形成され、前記負荷制御手段は、1つの主
    制御手段と、その他の従属制御手段で構成されていると
    ともに、双方向でデータ伝送を可能に2線の信号線で相
    互に接続され、前記主制御手段は、予め、設定された自
    己アドレスを有しているとともに、従属制御手段から設
    定信号を受けたら、未登録のアドレスを発行可能に形成
    され、前記従属制御手段は、手動操作の切換スイッチを
    有し、さらに、この切換スイッチ操作により設定信号を
    出力する出力部と、前記設定信号の出力に応じて発行さ
    れたアドレスを自己のアドレスとして記憶する記憶部と
    を有していることを特徴とする建物内配線システム。
JP15900693A 1993-06-29 1993-06-29 建物内配線システム Pending JPH0715881A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11136860A (ja) * 1997-10-27 1999-05-21 Nec Corp 順次投入電源装置
CN100336279C (zh) * 2003-07-18 2007-09-05 英业达股份有限公司 统一电源配给的集线系统

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