JP2023143306A - 無線制御器具及び無線制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ペアリング作業の煩雑さを解消する。【解決手段】 実施形態に係る無線制御器具は、ペアリング情報を記憶するメモリモジュールが装着自在なペアリング情報取得部と;前記メモリモジュールから読み出された前記ペアリング情報を記憶する記憶部と;無線通信により、前記ペアリング情報により特定される操作端末からの端末信号を受信する端末信号送受信部と;前記端末信号に基づいて、制御対象機器の操作を行う操作部と;を具備する。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、無線制御器具及び無線制御システムに関する。
IoT(Internet of Things)の普及に伴い、照明器具や配線器具等においてもIoTに対応する製品が商品化されるようになってきた。例えば、スマートフォン等の端末をIoT対応配線器具等のIoT対応機器に接続することにより、端末からIoT対応機器に接続された照明器具等の器具の制御が可能となる。
しかしながら、IoT対応機器を端末により制御するためには、使用前にIoT対応機器と端末との間で煩雑なペアリング作業が必要である。例えば宅内の各部屋に操作対象のIoT対応配線器具が設置されている場合には、それぞれの設置場所に移動し、1台ずつペアリング操作を繰り返す必要があり、煩雑である。
本発明の実施形態は、ペアリング作業の煩雑さを解消することができる無線制御器具及び無線制御システムを提供することを目的とする。
実施形態に係る無線制御器具は、ペアリング情報を記憶するメモリモジュールが装着自在なペアリング情報取得部と;前記メモリモジュールから読み出された前記ペアリング情報を記憶する記憶部と;無線通信により、前記ペアリング情報により特定される操作端末からの端末信号を受信する端末信号送受信部と;前記端末信号に基づいて、制御対象機器の操作を行う操作部と;を具備する。
本発明の実施形態によれば、ペアリング作業の煩雑さを解消することができるという効果を有する。
本実施形態に係る無線制御器具は、ペアリング情報を記憶するメモリモジュールが装着自在なペアリング情報取得部と;前記メモリモジュールから読み出された前記ペアリング情報を記憶する記憶部と;無線通信により、前記ペアリング情報により特定される操作端末からの端末信号を受信する端末信号送受信部と;前記端末信号に基づいて、制御対象機器の操作を行う操作部と;を具備する。
また、前記ペアリング情報取得部、記憶部、端末信号送受信部及び操作部は、前記制御対象機器が接続される配線器具に設けられ、前記操作部は、前記制御対象機器への電力供給を制御するスイッチにより構成される。
また、前記ペアリング情報取得部、記憶部、端末信号送受信部及び操作部は、照明機器に取り付けられ、前記操作部は、前記制御対象機器である前記照明機器の点灯を制御する。
本実施形態に係る無線制御システムは、ペアリング情報を記憶するメモリモジュールと;無線通信により、制御対象機器に対する操作を行う操作端末と;前記メモリモジュールが装着自在なペアリング情報取得部と、前記メモリモジュールから読み出された前記ペアリング情報を記憶する記憶部と、無線通信により、前記ペアリング情報により特定される前記操作端末からの端末信号を受信する端末信号送受信部と、前記端末信号に基づいて、前記制御対象機器の操作を行う操作部と、を具備する無線制御器具と;を具備する。
(実施形態)
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る無線制御器具を示すブロック図である。本実施形態は無線制御器具として配線器具(IoT対応配線器具)を採用する例について説明する。また、図2は図1の配線器具を用いた無線制御システムの一例を示す説明図である。図2は宅内Tにおいて、配線器具の配置を説明するものである。
図2において、宅内Tは、複数の部屋R1~R4に区画されている。部屋R1には2つの照明器具L1,L2と換気扇V1とが設置され、部屋R2には1つの照明器具L3が設置され、部屋R3には1つの照明器具L4と換気扇V2とが設置され、部屋R4には2つの照明器具L5,L6が設置されている。照明器具L1~L6は、天井や壁等に設置される各種照明器具である。部屋R1の照明器具L1,L2及び換気扇V1は、いずれもIoT対応配線器具1Aに有線接続されており、IoT対応配線器具1Aにより制御される。また、部屋R2の照明器具L3は、IoT対応配線器具1Bに有線接続されており、IoT対応配線器具1Bにより照明制御される。部屋R3の照明器具L4及び換気扇V2は、いずれもIoT対応配線器具1Cに有線接続されており、IoT対応配線器具1Cにより制御される。また、部屋R4の照明器具L5,L6は、IoT対応配線器具1Dに有線接続されており、IoT対応配線器具1Dにより照明制御される。
即ち、照明器具L1~L6及び換気扇V1,V2は、IoT対応配線器具1A~1D(以下、これらのIoT対応配線器具を区別する必要がない場合には代表してIoT対応配線器具1という)の負荷である。IoT対応配線器具1A~1Dは、制御可能な負荷の数が異なる点を除き、相互に同様の構成を有する。
図1に示すように、IoT対応配線器具1は、操作制御部2及び操作部3を含む。なお、図1のIoT対応配線器具1は、図2のIoT対応配線器具1Aに対応するものであるが、図2の他のIoT対応配線器具1B~1Dについても、操作部3に設けたスイッチの数がIoT対応配線器具1Aと異なる点を除き、IoT対応配線器具1Aと同様の構成を有する。図1において、操作制御部2は、制御部11、ペアリング情報取得部12、端末信号送受信部13、操作信号出力部14及び記憶部15を含む。
制御部11は、IoT対応配線器具1の全体を統括的に制御するものである。制御部11はCPU(Central Processing Unit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等を用いたプロセッサによって構成されていてもよい。制御部11は、図示しないメモリに記憶されたプログラムに従って動作して各部を制御するものであってもよいし、ハードウェアの電子回路で機能の一部又は全部を実現するものであってもよい。
操作部3は、スイッチSW1~SW3を含む。なお、図1では操作部3は、3個のスイッチSW1~SW3を有する例を示したが、操作部3が備えるスイッチの数は適宜設定可能である。例えば、図2のIoT対応配線器具1A~1Dにおける操作部3のスイッチの数は、それぞれ、3個、1個、2個、2個である。
図1において、スイッチSW1~SW3(以下、これらを区別する必要がない場合には、スイッチSW1~SW3を代表してスイッチSWという)には外部電源23から電力が供給される。スイッチSW1~SW3にはそれぞれ負荷である照明器具L1,L2及び換気扇V1が接続される。なお、照明器具L1,L2及び換気扇V1は、負荷の一例であり、スイッチSWには、これ以外の種々の負荷を接続可能である。
スイッチSWは、制御部11によって個別にオン・オフが制御される。制御部11は、スイッチSWを制御するための制御信号を操作信号出力部14に与える。操作信号出力部14は、制御部11の制御に基づく操作信号を発生して、各スイッチSWに個別に出力する。各スイッチSWは、操作信号出力部14から出力された操作信号によって、個別にオン・オフが制御される。
スイッチSW1がオンになることによって、外部電源23からの電力が照明器具L1に供給され、スイッチSW2がオンになることによって外部電源23からの電力が照明器具L2に供給され、スイッチSW3がオンになることによって、外部電源23からの電力が換気扇V1に供給される。各スイッチSW1~SW3がオフすることによって、それぞれ照明器具L1,L2及び換気扇V1に対する外部電源23からの電力供給が停止する。
操作端末22は、IoT対応配線器具1に接続されている照明器具L1,L2及び換気扇V1等の負荷を操作することが可能である。また、操作端末22は、IoT対応配線器具1と同様の構成を有する図2のIoT対応配線器具1A~1Dに接続された各負荷に対する操作も可能である。操作端末22は、例えば、IoT対応配線器具1に対応した専用端末であってもよく、また、スマートフォン等によって構成してもよい。
例えば、操作端末22をスマートフォンによって構成する場合には、当該スマートフォンは、IoT対応配線器具1に接続される負荷を操作するためのアプリケーション(以下、負荷操作アプリケーションという)を起動可能であってもよい。この負荷操作アプリケーションは、接続対象の負荷が接続されたIoT対応配線器具1を特定するための第1表示、当該IoT対応配線器具1の各スイッチSWに割り当てられた機能、即ち、いずれの負荷に対する電力供給を制御するかを設定するための第2表示等をスマートフォンの表示画面上に表示するものであってもよい。ユーザは、負荷操作アプリケーション上で、第1表示に基づきIoT対応配線器具1を特定するための操作を行い、更に、第2表示に基づき制御対象の機器に対する操作、例えば、点灯及び消灯操作、換気扇の回転開始及び停止操作等を行うようになっていてもよい。
操作端末22において起動された負荷操作アプリケーションによって、操作端末22は、IoT対応配線器具1を制御するための端末信号を発生して送信する。IoT対応配線器具1の端末信号送受信部13は、操作端末22からの端末信号を受信する。端末信号送受信部13は、受信した端末信号を制御部11に出力する。制御部11は、端末信号送受信部13からの端末信号に基づいて、操作信号出力部14に出力する制御信号を発生するようになっている。
本実施形態においては、操作端末22と端末信号送受信部13との間の端末信号の伝送には、無線が採用される。即ち、操作端末22及び端末信号送受信部13は、例えば、ブルートゥース(登録商標)や無線LAN(ローカルエリアネットワーク)等の所定の無線規格に対応するインタフェースを備えており、これらの無線規格に従ったデータ伝送により、端末信号等の送信及び受信を行う。
記憶部15には、操作部3の制御対象機器に関する情報である配線器具情報が記憶されている。制御部11は記憶部15から配線器具情報を読み出し、端末信号送受信部13により配線器具情報を操作端末22に送信することができる。これにより、操作端末22の負荷操作アプリケーションは、各IoT対応配線器具1により制御される制御対象機器についての第2表示を表示することが可能である。
これらの操作端末22と端末信号送受信部13とのデータ伝送を可能にするために、データ伝送の前に、操作端末22と端末信号送受信部13との間でペアリングを実施しておく必要がある。操作端末22と端末信号送受信部13との間でペアリングを実施した後、端末信号送受信部13は、自機宛の端末信号を受信して制御部11に供給することができる。また、操作端末22は、IoT対応配線器具1に関するペアリング情報(後述するチャンネルナンバー)を保持することで、各IoT対応配線器具1を選択するための第1表示を表示させることができる。
本実施形態においては、ペアリング作業の煩雑さを解消するために、IoT対応配線器具1はペアリング情報取得部12を有する。ペアリング情報取得部12は、格納部12a及びメモリインタフェース12bを含む。格納部12aには、メモリモジュール21を格納することができる。
メモリモジュール21は、例えばNAND型メモリ等の不揮発性メモリであってもよく、例えばICチップやメモリカード等により構成されていてもよい。本実施形態においては、メモリモジュール21は、ペアリング情報を記憶する。
図3はメモリモジュール21に記憶されるペアリング情報を示す説明図である。ペアリング情報としては、操作端末22を特定するための操作端末情報と、自機に割り振られたチャンネルナンバーと、共有のコード(鍵情報)とを含む。
格納部12aは、メモリモジュール21の図示しない端子に接続して電気的な接続を可能にするソケット等により構成される。メモリモジュール21をソケットに装着することでメモリモジュール21は格納部12aに格納される。
メモリインタフェース12bは、制御部11に制御されて格納部12aに格納されたメモリモジュール21の内容を読み出す。メモリインタフェース12bは、格納部12aから読み出したペアリング情報を記憶部15に与えて記憶させる。なお、操作端末22においても、各IoT対応配線器具1のそれぞれの端末信号送受信部13に対応したペアリング情報(チャンネルナンバー)を保持する。
制御部11は、記憶部15のペアリング情報を読み出して、端末信号送受信部13に対する設定を行う。即ち、メモリモジュール21を格納部12aに装着する作業によって、各IoT対応配線器具1と操作端末22とのペアリング作業が完了する。操作端末22の操作とIoT対応配線器具1側の操作とを行う従来のペアリング作業においては、操作端末22の操作の煩雑さや無線の安定性や操作端末22とIoT対応配線器具1とを連携して操作する必要性等から、作業が極めて煩雑であった。これに対し、本実施形態においては、メモリモジュール21を格納部12aに装着するという極めて簡単な作業でペアリングが可能である。
なお、ペアリング情報は記憶部15に記憶されるものと説明したが、制御部11は、所定期間毎或いはメモリモジュール21の挿抜が行われる毎にメモリモジュール21の内容を読み出して、記憶部15の情報を更新するようになっていてもよい。例えば、メモリモジュール21のペアリング情報を変更した場合には、変更されたペアリング情報を記憶部15に記憶させることができる。また、メモリモジュール21を抜いた場合には、記憶部15のペアリング情報が削除されるので、操作端末22とIoT対応配線器具1とのペアリングを解消することができ、無線による操作を制限してセキュリティを確保することが可能である。
また、本実施形態においては、IoT対応配線器具1A~1Dを共通の操作端末22で制御する場合には、各IoT対応配線器具1の記憶部15に保持されるペアリング情報のうち、操作端末情報及びコードは同一の情報となる。チャンネルナンバーは、各IoT対応配線器具1毎に設定され、共通の照明制御を行う場合には、共通のチャンネルナンバーが設定される。
即ち、本実施形態においては、操作端末22は、チャンネルナンバーによって、各IoT対応配線器具1A~1Dのうち、制御対象のIoT対応配線器具1を特定することができる。また、共通のチャンネルナンバーが記憶された記憶部15を有するIoT対応配線器具1に対して、共通の制御が可能である。例えば、IoT対応配線器具1BとIoT対応配線器具1Dの記憶部15に記憶されたチャンネルナンバーが同一である場合には、照明器具L5,L6に対して同一の制御を行うものとすると、操作端末22は、当該チャンネルナンバーを指定する操作により、照明器具L3,L5,L6に対して同時に点消灯や調光制御が可能となる。
更に、本実施形態においては、IoT対応配線器具1からメモリモジュール21を抜いて、他のIoT対応配線器具1に装着するという簡単な作業によって、チャンネルナンバーを共通にするIoT対応配線器具1の組み合わせを変更することが可能である。
次に、このように構成された実施形態の動作について図4を参照して説明する。図4は実施形態の動作を説明するためのフローチャートである。
事前準備として、予めメモリモジュール21にペアリング情報を記憶させる(図4のS1)。ペアリング情報としては、自機を操作する操作端末22の操作端末情報、メモリモジュール21を挿入する機器が属するチャンネルを特定するチャンネルナンバー及び鍵情報であるコードである。ユーザはペアリング情報が記憶されたメモリモジュール21を対象のIoT対応配線器具1の格納部12aに挿入する(S2)。
制御部11は、メモリインタフェース12bを制御して、挿入されたメモリモジュール21からペアリング情報を読み出して記憶部15に記憶させる(S3)。制御部11は、記憶部15に記憶されたペアリング情報に基づいて、端末信号送受信部13を設定する(S4)。次に、制御部11は、操作端末22からの端末信号の受信待機状態となる(S5のNO判定の繰り返し)。操作端末22から接続要求が発生すると(S5のYES判定)、制御部11は記憶部15に記憶された情報を読み出して、端末信号送受信部13により操作端末22に送信させる(S6)。これにより、各IoT対応配線器具1の配線器具情報が操作端末22に転送される。
なお、制御部11は、操作端末22からの接続要求に対して、初回の接続要求時にのみ記憶部15の情報を操作端末22に送信し、2回目以降の接続要求時には、記憶部15の情報の転送を省略するようになっていてもよい。また、IoT対応配線器具1のスイッチSWに接続される機器として、1つの機器しか存在しない場合には、配線器具情報の操作端末22への送信を省略してもよい。
操作端末22は、負荷操作アプリケーション上において、チャンネルナンバーに対応したIoT対応配線器具1を指定して、制御対象機器に対する制御を行う。例えば、ユーザが部屋R1の換気扇V1の電源を投入して換気扇V1を動作させることを希望するものとする。この場合には、ユーザは、負荷操作アプリケーションによって表示された第1表示からIoT対応配線器具1Aに対応するチャンネルナンバーを指定することで、IoT対応配線器具1Aにより制御可能な機器の一覧表示である第2表示を表示させる。更に、ユーザは第2表示から換気扇V1の電源投入を指定する操作を実行する。
これにより、負荷操作アプリケーションは、制御対象のIoT対応配線器具1を特定するチャンネルナンバーを含み、換気扇V1の電源投入を行うための端末信号を発生して、発生した端末信号を無線送信する。この端末信号は、例えば、宅内T内の全てのIoT対応配線器具1の端末信号送受信部13において受信される(S7)。端末信号送受信部13は、受信した端末信号に含まれるチャンネルナンバーによって自機宛の端末信号であるか否かを判定する(S8)。端末信号送受信部13は自機宛の端末信号を検出すると(S8のYES判定)、受信した端末信号を取り込んで制御部11に出力する。なお、端末信号送受信部13は、端末信号が自機宛でない場合には(S8のNO判定)、S5に処理を戻す。
制御部11は、端末信号を受信すると、スイッチSWのうち端末信号によって指定された機器を駆動するためのスイッチSW3をオンにするための制御信号を発生する(S9)。操作信号出力部14はこの制御信号に基づく操作信号を発生してスイッチSWをオンにする(S10)。これにより、外部電源23からの電力がスイッチSW3を経由して換気扇V1に供給され、換気扇V1が駆動を開始する。
なお、IoT対応配線器具1の操作部3が1つのスイッチSWしか有していない場合には、操作端末22は、チャンネルナンバーとオン・オフの制御内容を示す端末信号を送信すればよい。自機宛の端末信号を受信したIoT対応配線器具1は、オン・オフの制御に従って、スイッチSWをオン・オフさせる。この場合において、IoT対応配線器具1の操作部3が複数のスイッチSWを有する場合であっても、IoT対応配線器具1は全てのスイッチSWを共通にオン・オフ制御するようになっていてもよい。
各IoT対応配線器具1をチャンネルナンバーにより特定することができるので、例えば、操作端末22は、複数の機器を1回の操作で動作させることも可能である。例えば、宅内T内の全ての照明を1回の操作でオンにしたりオフにしたりすることも可能である。
このように本実施形態においては、メモリにペアリング情報を記憶させ、このメモリをIoT対応配線器具に挿抜自在に設けることで、メモリの抜き差しだけで容易にIoT対応配線器具と操作端末とのペアリングが可能であり、ペアリング作業を著しく簡単にすることができる。また、各IoT対応配線器具をチャンネルナンバーにより特定可能にすると共に、IoT対応配線器具をチャンネルナンバーによりグループ化することで、グループ毎にIoT対応配線器具に対する制御が可能となる。これにより、グループ毎に点灯制御等を行うことができ、操作性が向上する。更に、メモリの入れ替えによって、グループ分けを変更することも容易である。また、メモリを抜いておくことで、端末装置とIoT対応配線器具とのペアリングが解消されるので、利用者以外の操作を制限できるというキュリティ上の利点がある。例えば、賃貸物件や宿泊施設など利用者の変更が見込まれる施設や物件において、有効なセキュリティ対策が可能である。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態においては、無線制御器具として、IoT対応配線器具1を例に説明したが、他の器具に適用することも可能である。例えば、図1の操作部3として、照明器具を採用することも可能である。即ち、照明器具に、制御部11、ペアリング情報取得部12、端末信号送受信部13、操作信号出力部14及び記憶部15を含む操作制御部2を設けることで、操作端末22によりこの照明器具の操作が可能である。
1…IoT対応配線器具、2…操作制御部、3…操作部、11…制御部、12…ペアリング情報取得部、12a…格納部、12b…メモリインタフェース、13…端末信号送受信部、14…操作信号出力部、15…記憶部、21…メモリモジュール、22…操作端末、23…外部電源、L1~L6 …照明器具、R1~R4…部屋、SW1~SW3…スイッチ、T…宅内、V1,V2…換気扇。
Claims (4)
- ペアリング情報を記憶するメモリモジュールが装着自在なペアリング情報取得部と;
前記メモリモジュールから読み出された前記ペアリング情報を記憶する記憶部と;
無線通信により、前記ペアリング情報により特定される操作端末からの端末信号を受信する端末信号送受信部と;
前記端末信号に基づいて、制御対象機器の操作を行う操作部と;
を具備する無線制御器具。 - 前記ペアリング情報取得部、記憶部、端末信号送受信部及び操作部は、前記制御対象機器が接続される配線器具に設けられ、
前記操作部は、
前記制御対象機器への電力供給を制御するスイッチにより構成される
請求項1に記載の無線制御器具。 - 前記ペアリング情報取得部、記憶部、端末信号送受信部及び操作部は、照明機器に取り付けられ、
前記操作部は、
前記制御対象機器である前記照明機器の点灯を制御する、
請求項1に記載の無線制御器具。 - ペアリング情報を記憶するメモリモジュールと;
無線通信により、制御対象機器に対する操作を行う操作端末と;
前記メモリモジュールが装着自在なペアリング情報取得部と、前記メモリモジュールから読み出された前記ペアリング情報を記憶する記憶部と、無線通信により、前記ペアリング情報により特定される前記操作端末からの端末信号を受信する端末信号送受信部と、前記端末信号に基づいて、前記制御対象機器の操作を行う操作部と、を具備する無線制御器具と;
を具備する無線制御システム。
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