JP2001016244A - システム拡張端末器及び中央監視制御システム - Google Patents

システム拡張端末器及び中央監視制御システム

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JP2001016244A
JP2001016244A JP11183363A JP18336399A JP2001016244A JP 2001016244 A JP2001016244 A JP 2001016244A JP 11183363 A JP11183363 A JP 11183363A JP 18336399 A JP18336399 A JP 18336399A JP 2001016244 A JP2001016244 A JP 2001016244A
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恭正 西山
Yasumasa Hashimoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1台で複数のインタフェースを実現できるシス
テム拡張端末器を提供する。 【解決手段】1次側伝送手段2と、2次側伝送手段6
と、1次側アドレスと2次側アドレスとを対応させて登
録したアドレス管理テーブルと、2次側の監視制御装置
から受信した状態信号が示す2次側の端末器の状態を、
その端末器のアドレスに対応させて記憶する2次側状態
データテーブルと、1次側の監視制御装置から監視信号
を受信したときに、アドレス管理テーブルと2次側状態
データテーブルとを参照して、その監視信号に付加され
た1次側アドレスを2次側アドレスに変換し、その2次
側アドレスに対応した端末器の状態信号を、1次側の監
視制御装置に返信させる制御手段1,5とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視制御装置が多
重伝送線を介して接続した端末器を監視制御するシステ
ムを拡張するため、多重伝送線に更に接続されるシステ
ム拡張端末器、及びこのシステム拡張端末器を備えた中
央監視制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、主として大規模なビルには、
ビル監視制御システムが導入されており、中央監視室な
どには、負荷制御装置として中央監視制御装置を設置す
る一方、ビル内の所定の監視制御エリアには、負荷装置
を接続した端末器を設置している。中央監視制御装置か
ら導出された多重伝送線には、1又は複数の端末器を接
続し、中央監視制御装置が端末器及び負荷装置の動作を
監視するとともに、中央監視制御装置から、端末器を指
定した制御信号を送信することによって、その端末器及
び負荷装置を制御している。
【0003】一方、上記したようなビルには、ビル監視
制御システムとは別系統の監視制御システムとして、照
明監視制御システムが導入されており、中央監視室など
に設置された照明制御装置が、ビル内に負荷装置として
設置された照明装置を接続した端末器を監視するととも
に、制御信号を送信して、照明装置の点灯、消灯などの
制御をしている。
【0004】中央監視制御装置は、多重伝送線に、イン
タフェースユニット(制御盤)を接続すれば、照明監視
制御システムを接続することができ、中央監視制御装置
から照明装置の監視制御が可能になっている。図9は、
その場合のシステム構成を模式的に示す図である。中央
監視制御装置100は、多重伝送線L100に、複数の
端末器101(#1〜#n)を接続するとともに、イン
タフェースユニット120(#1〜#N)の1次側とし
て接続される。一方、照明制御装置110は、多重伝送
線L110に、複数の端末器111(#1〜#n)を接
続するとともに、インタフェースユニット120(#1
〜#N)の2次側として接続される。
【0005】インタフェースユニット120には、中央
監視制御装置100が管理している1次側アドレスと、
照明制御装置110が管理している2次側アドレスと
を、1対1に対応させて設定しており、これによって、
双方のシステムから相互に伝送ができるようになってい
る。また、インタフェースユニット120は、中央監視
制御装置100(1次側)から見た照明用管理点を増加
する役割を果たすことができ、例えば、1つのインタフ
ェースユニット120を中央監視制御装置100の1管
理点とし、その管理点を照明監視装置110(2次側)
のすべての照明制御回路(例えば256回路)のON/
OFF用に割り当てれば、中央監視制御装置100か
ら、その1管理点に対してのみ制御信号を送信すれば、
すべての照明装置を一斉にON制御あるいはOFF制御
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
中央監視制御システムでは、インタフェースユニット
は、1つのアドレス分のインターフェースだけを実現可
能であるため、1アドレス毎に1つのインタフェースユ
ニットが必要になり、複数のアドレスを用いて、双方の
システム間での伝送を実現しようとすれば、複数のイン
タフェースユニットを接続する必要になり、スペースな
どの点で施工上の問題が生じ、メンテナンスも不十分に
なっていた。
【0007】また、インタフェースユニットでは、1次
側アドレスと2次側アドレスの各々を、ディップスイッ
チによって手作業で設定しているため、インタフェース
ユニットの数が増加すれば、アドレスの設定作業に手間
がかかっていた。特に、インタフェースユニットが分散
して設置されていれば、多くの時間を必要とし、更に、
システムの組替え時などには、作業が複雑になってい
た。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、1台で複数のインタフェースを実現でき
るシステム拡張端末器、及び、この端末器を備えた中央
監視制御システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1〜請求項6では、1次側の監視制
御装置から導出され、1又は複数の端末器を接続した多
重伝送線と、2次側の監視制御装置から導出され、1又
は複数の端末器を接続した多重伝送線の両方に接続され
るシステム拡張端末器を提案する。
【0010】このシステム拡張端末器は、1次側の監視
制御装置が監視制御しているシステムを拡張するために
接続されるものであり、1次側の監視制御装置によっ
て、2次側の監視制御装置に接続されている端末器を監
視制御できるようにすることを目的としている。例え
ば、1次側の監視制御装置としては、動力用端末器を監
視制御する中央監視制御装置があり、2次側の監視制御
装置としては、照明用端末器を監視制御する照明制御装
置がある。
【0011】請求項1に記載のシステム拡張端末器は、
1次側の監視制御装置と多重伝送線を通じて信号を伝送
する1次側伝送手段と、2次側の監視制御装置と多重伝
送線を通じて信号を伝送する2次側伝送手段と、1次側
の監視制御装置が管理する1次側アドレスと、2次側の
監視制御装置が管理する2次側アドレスとを対応させて
登録したアドレス管理テーブルと、2次側の監視制御装
置から2次側伝送手段を介して受信した状態信号が示す
2次側の端末器の状態を、その端末器のアドレスに対応
させて記憶する2次側状態データテーブルと、1次側の
監視制御装置から1次側伝送手段を介して、監視信号を
受信したときに、アドレス管理テーブルと2次側状態デ
ータテーブルとを参照して、その監視信号に付加された
1次側アドレスを2次側アドレスに変換し、その2次側
アドレスに対応した端末器の状態信号を、1次側伝送手
段を介して、1次側の監視制御装置に返信させる制御手
段とを備える。
【0012】ここでは、システム拡張端末器は、1次側
の監視制御装置から送信されて来る監視信号に対して、
2次側の端末器の状態信号を、2次側の監視制御装置に
信号を送信することなく、この端末器から返信してい
る。請求項2では、請求項1において、制御手段は、1
次側の監視制御装置から1次側伝送手段を介して、制御
信号を受信したときには、アドレス管理テーブルと2次
側状態データテーブルとを参照して、その制御信号に付
加された1次側アドレスを2次側アドレスに変換し、そ
の2次側アドレスに対応した端末器への制御信号を、2
次側伝送手段を介して送信させることを特徴とする。
【0013】ここでは、システム拡張端末器は、1次側
の監視制御装置から送信されて来る制御信号を、2次側
の監視制御装置に送信して、2次側の端末器を制御させ
る。請求項3では、請求項1又は請求項2において、1
次側の監視制御装置から1次側伝送手段を介して受信し
た状態信号が示す1次側の端末器の状態を、その端末器
のアドレスに対応させて記憶する1次側状態データテー
ブルを更に備えている。
【0014】制御手段は、2次側の監視制御装置から2
次側伝送手段を介して、監視信号を受信したときには、
アドレス管理テーブルと1次側状態データテーブルとを
参照して、その監視信号に付加された2次側アドレスを
1次側アドレスに変換し、その1次側アドレスに対応し
た端末器の状態信号を、2次側伝送手段を介して、2次
側の監視制御装置に送信させることを特徴とする。
【0015】ここでは、システム拡張端末器は、2次側
の監視制御装置から送信されて来る監視信号に対して、
1次側の端末器の状態信号を、1次側の監視制御装置に
信号を送信することなく、この端末器から返信してい
る。すなわち、1次側の監視制御装置による2次側の端
末器の監視制御とともに、2次側の監視制御装置による
1次側の端末器の監視も可能にする。
【0016】請求項4では、請求項1〜請求項3のいず
れかにおいて、1次側の監視制御装置から1次側伝送手
段を介して受信した状態信号が示す1次側の端末器の状
態を、その端末器のアドレスに対応させて記憶する1次
側状態データテーブルを更に備えている。制御手段は、
2次側の監視制御装置から2次側伝送手段を介して、制
御信号を受信したときには、アドレス管理テーブルと1
次側状態データテーブルとを参照して、その制御信号に
付加された2次側アドレスを1次側アドレスに変換し、
その1次側アドレスに対応した端末器への制御信号を、
1次側伝送手段を介して送信させることを特徴とする。
【0017】ここでは、システム拡張端末器は、2次側
の監視制御装置から送信されて来る制御信号を、1次側
の監視制御装置に送信して、1次側の端末器を制御させ
る。すなわち、1次側の監視制御装置による2次側の端
末器の監視制御とともに、2次側の監視制御装置による
1次側の端末器の制御も可能にする。請求項5では、請
求項1〜請求項4のいずれかにおいて、アドレス管理テ
ーブルに、1次側アドレスと2次側アドレスとを対応さ
せて登録するために操作する操作手段を更に備える。
【0018】請求項6では、請求項1〜請求項5のいず
れかにおいて、制御手段は、1次側の監視制御装置から
1次側伝送手段を介して、アドレス設定信号を受信した
ときには、そのアドレス設定信号が示す指定に従って、
アドレス管理テーブルに、1次側アドレスと2次側アド
レスとを対応させて登録することを特徴とする。請求項
7は、中央監視制御システムを提案しており、1又は複
数の端末器を多重伝送線を介して接続した1次側の監視
制御装置と、1又は複数の端末器を多重伝送線を介して
接続した2次側の監視制御装置と、1次側の監視制御装
置から導出された多重伝送線と、2次側の監視制御装置
から導出された多重伝送線の両方に接続された、請求項
1〜請求項6のいずれかに記載のシステム拡張端末器と
で構成される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1はシステム拡張端末
器Uの内部構成の一例を示すブロック図、図2は、図1
のシステム拡張端末器Uを備えることによりシステム規
模を拡張した中央監視制御システムの構成を模式的に示
すシステム構成図である。
【0020】図2に示すように、ビルの中央監視室など
に設置された中央監視制御装置10は、1又は複数の端
末器11(図では、n台(#1〜#n))を、多重伝送
線L1を介して接続しており、各端末器11を監視制御
することによって、各端末器11に接続した負荷装置を
監視制御している。中央監視制御装置10は、多重伝送
線L1を通じたポーリング等によって、各端末器11の
状態を監視する一方、端末器11の状態が変化したとき
には、その端末器11から中央監視制御装置10に、割
込信号等で状態を示す信号が送信される。また、中央監
視制御装置10から、端末器11を指定した制御信号を
送信することによって、その端末器11及び負荷装置を
制御する。
【0021】一方、ビルなどには、中央監視制御装置1
0による監視制御システムとは別系統の監視制御システ
ムとして、照明監視制御システムを導入しており、中央
監視室などに設置された照明制御装置20が、ビル内に
負荷装置として設置された照明装置を接続した1又は複
数の端末器21(図では、n台(#1〜#n))を監視
するとともに、制御信号を送信して、照明装置の点灯
(ON)、消灯(OFF)などの制御をしている。
【0022】本発明では、システム拡張端末器としてイ
ンタフェースユニットUを備えることによって、システ
ム規模の拡張を図っている。インタフェースユニットU
は、1次側の監視制御装置である中央監視制御装置10
から導出され、1又は複数の端末器11を接続した多重
伝送線L1と、2次側の監視制御装置である照明制御装
置20から導出され、1又は複数の端末器21を接続し
た多重伝送線L2の両方に接続されている。
【0023】すなわち、中央監視制御システムは、1又
は複数の端末器11を多重伝送線L1を介して接続した
1次側の監視制御装置10と、1又は複数の端末器21
を多重伝送線L2を介して接続した2次側の監視制御装
置20と、1次側の監視制御装置10から導出された多
重伝送線L1と、2次側の監視制御装置20から導出さ
れた多重伝送線L2に接続されたシステム拡張端末器で
あるインタフェースユニットUとで構成される。
【0024】このような構成にすることによって、中央
監視制御装置10(1次側)が監視制御しているシステ
ムを拡張することができ、中央監視制御装置10によっ
て、照明制御装置(2次側)に接続されている端末器2
1を監視制御できるようになる。ここでは、図示してい
るように、1次側の監視制御装置として、動力用端末器
11を監視制御する中央監視制御装置10、2次側の監
視制御装置として、照明用端末器21を監視制御する照
明制御装置20の場合を示したが、これらに限定される
ことはない。
【0025】図1に示すように、インタフェースユニッ
トUは、メモリを内蔵したメインCPU1と、中央監視
制御装置10と多重伝送線L1を通じて信号を伝送する
1次側伝送手段である端末伝送ドライバ2と、データの
設定などのために操作するスイッチ3と、スイッチ3に
よる操作手順などを表示する液晶表示部4と、メモリを
内蔵したサブCPU5と、照明制御装置20と多重伝送
線L2を通じて信号を伝送する2次側伝送手段である端
末伝送ドライバ6と、不揮発性メモリで構成される外部
メモリ7とを備える。
【0026】メインCPU1は、端末伝送ドライバ2を
介して、多重伝送線L1を通じた伝送を行うことによ
り、中央監視制御装置10に接続された端末器11と同
じように動作する一方、サブCPU5は、端末伝送ドラ
イバ6を介して、多重伝送線L2を通じた伝送を行うこ
とにより、照明制御装置20に接続された端末器21と
同じように動作する。
【0027】外部メモリ7には、1次側の監視制御装置
である中央監視制御装置10が管理する1次側アドレス
と、2次側の監視制御装置である照明制御装置20が管
理する2次側アドレスとを対応させて登録したアドレス
管理テーブルを備えており、通常の動作時には、このテ
ーブルは、メインCPU1とサブCPU5の各々の内蔵
メモリに展開される。なお、メインCPU1は、サブC
PU5を介して、外部メモリ7からアドレス管理テーブ
ルのデータを取り込んでいる。
【0028】また、メインCPU1とサブCPU5の各
々の内蔵メモリには、照明制御装置20から端末伝送ド
ライバ6を介して受信した状態信号が示す2次側の端末
器21の状態を、その端末器21のアドレスに対応させ
て記憶する2次側状態データテーブルを記憶している。
このインタフェースユニットUでは、メインCPU1と
サブCPU5とで制御手段を構成しており、制御手段
は、中央監視制御装置10から多重伝送線L1を通じ、
端末伝送ドライバ2を介して、監視信号を受信したとき
に、アドレス管理テーブルと2次側状態データテーブル
とを参照して、その監視信号に付加された1次側アドレ
スを2次側アドレスに変換し、その2次側アドレスに対
応した端末器の状態信号を、端末伝送ドライバ2を介し
て、中央監視制御装置10に返信させる。
【0029】これによって、インタフェースユニットU
は、1次側の中央監視制御装置10から送信されて来る
監視信号に対して、2次側の端末器21の状態信号を、
2次側の照明制御装置20や端末器21に監視信号を送
信することなく、このユニットUから返信することがで
きる。また、制御手段は、1次側の中央監視制御装置1
0から端末伝送ドライバ2を介して、制御信号を受信し
たときには、アドレス管理テーブルと2次側状態データ
テーブルとを参照して、その制御信号に付加された1次
側アドレスを2次側アドレスに変換し、その2次側アド
レスに対応した端末器21の制御信号を、端末伝送ドラ
イバ6を介して、多重伝送線L2を通じて送信させる。
これによって、インタフェースユニットUは、1次側の
中央監視制御装置10から送信されて来る制御信号によ
って、2次側の端末器21を制御できる。
【0030】このように、本発明の中央監視制御システ
ムでは、インタフェースユニットUは、複数対複数のア
ドレスのインターフェースを実現できるため、1台のイ
ンタフェースユニットUを備えるだけで、2つのシステ
ム間において、複数のアドレスを用いた通信を可能と
し、従来のように、複数のインタフェースユニットを接
続する必要がなくなり、省施工化、省スペース化が図
れ、メンテナンス性も向上できる。
【0031】次に、図3に、アドレス管理テーブルと2
次側状態データテーブルの構成例を示して、上記ユニッ
トUの具体的な動作について説明する。アドレス管理テ
ーブルは、(a)に示したアドレス変換テーブル30
と、(b)に示したアドレス有効マップ31とによって
構成され、アドレス変換テーブル30には、1次側アド
レスに対応した2次側アドレスが登録されており、アド
レス有効マップ31には、1次側アドレスに対する2次
側アドレスの設定有無を登録している。(c)に示した
状態データテーブル32には、2次側の端末器21の各
状態が記憶されており、ここでは、1つのアドレスは、
4つの管理ポイントを有しており、4種類の管理データ
によって管理されるようになっている。なお、図示した
各テーブル30,31,32の例では、最大256個の
アドレスのインタフェースを可能とするが、本発明では
これに限定されることはない。
【0032】メインCPU1は、中央監視制御装置10
から端末伝送ドライバ2を介して、監視信号を受信する
と、監視信号に付加された1次側アドレスを基にして、
アドレス有効マップ31によって2次側アドレスが登録
されているかを確認し、2次側アドレスが登録されてい
れば、アドレス変換テーブル30によって1次側アドレ
スを2次側アドレスに変換し、この変換した2次側アド
レスを基にして、状態データテーブル32から管理デー
タを取り出して、そのデータを状態信号として、中央監
視制御装置10に返信する。一方、アドレス有効マップ
32において、アドレス変換テーブル30に2次側アド
レスが登録されていないことを確認したときには、状態
信号は返信しない。
【0033】サブCPU5は、端末伝送ドライバ6を介
して、照明制御装置20から端末器21の状態信号を受
信したときには、その受信した状態信号を、サブCPU
5の内蔵メモリに記憶している状態データテーブル32
のデータと比較し、状態が変化していれば、サブCPU
5からメインCPU1に、そのことを通知して、メイン
CPU1が内蔵メモリに記憶している状態データテーブ
ル32を更新する。これによって、メインCPU1とサ
ブCPU5の各々の内蔵メモリに記憶している2つの状
態データテーブル32の内容が一致する。
【0034】一方、メインCPU1は、中央監視制御装
置10から端末伝送ドライバ2を介して、制御信号を受
信したときには、その制御信号に付加された1次側アド
レスを基にして、アドレス有効マップ31により2次側
アドレスが登録されているかを確認し、2次側アドレス
が登録されていれば、アドレス変換テーブル30によっ
て変換した2次側アドレスを基にして、状態データテー
ブル32から管理データを取り出し、その管理データか
ら制御信号を作成して、サブCPU5と端末伝送ドライ
バ6を介して、2次側の多重伝送線L2に送信する。
【0035】このときの制御信号は、2次側の照明制御
装置20に対して送信され、照明制御装置20によっ
て、指定された端末器21が制御される。なお、制御信
号を、直接、端末器21に送信して、その端末器21を
制御するようにしてもよいが、この場合でも、照明制御
装置20が、端末器21の状態を管理するため、その後
の照明制御装置20による監視などにより、照明制御装
置20に記憶された端末器21の状態データを更新する
必要がある。
【0036】例えば、該当する2次側アドレスの管理ポ
イント(1,2,3,4)において、管理データが(0
0,00,00,00)であるときに(00:無効、図
3(c)参照)、1次側から、管理ポイント(1)に対
するON(10)の制御信号を受信したときには、「2
次側アドレス+(10,00,00,00)」の制御信
号を作成して送信する。なお、制御信号の送信は、状態
データテーブル32の管理データの内容によって、制限
されるようにしてもよい。例えば、管理データが異常
(11)でないポイントに対しては制御信号を送信しな
いようにできる。
【0037】図4には、上記したインタフェースユニッ
トUが1次側から制御信号を受信したときの動作を示し
ている。メインCPU1とサブCPU5の各々が、1次
側と2次側のアプリケーション処理を独立して行ってい
る状態において(S100)、メインCPU1が、受信
した信号に付加されたアドレスが登録されているかを判
別し(S101)、登録がされていれば、システム間イ
ンタフェース用アドレス(2次側アドレス)をアドレス
変換テーブル30から取り出して(S102)、サブC
PU5に、その変換アドレス(2次側アドレス)と制御
データとを通知する(S103)。すると、サブCPU
5が状態データテーブル32と、メインCPU1から通
知されたデータを基にして、制御要求データ(制御信
号)を作成して通知して(S104)、2次側が端末器
21を制御する(S105)。
【0038】以上には、インタフェースユニットUは、
1次側から2次側の監視制御のみが可能である場合につ
いて説明したが、これに加えて、2次側から1次側の監
視制御を可能にすることもできる。そのため、1次側の
中央監視制御装置10から端末伝送ドライバ2を介して
受信した状態信号が示す1次側の端末器11の状態を、
その端末器11のアドレスに対応させて記憶する1次側
状態データテーブルを更に備える。これは、上記した2
次側の状態を記憶した状態データテーブル32と同様
に、メインCPU1とサブCPU5の各々の内蔵メモリ
に記憶され、メインCPU1側で状態の変化を検出する
と、そのことがサブCPU5に通知され、双方の状態デ
ータテーブル32の内容が同一に保たれる。
【0039】また、外部メモリ29には、アドレス管理
テーブルとして、2次側アドレスに対応した1次側アド
レスを登録したアドレス変換テーブル(図3(a)参
照)と、2次側アドレスに対する1次側アドレスの設定
有無を登録したアドレス有効マップ(図3(b)参照)
を設ける。2次側の照明制御装置20から端末伝送ドラ
イバ6を介して、監視信号を受信したときには、アドレ
ス管理テーブルと1次側状態データテーブルとを参照し
て、その監視信号に付加された2次側アドレスを1次側
アドレスに変換し、その1次側アドレスに対応した端末
器11の状態信号を、端末伝送ドライバ6を介して、照
明制御装置20に送信する。
【0040】これによって、インタフェースユニットU
は、2次側の照明制御装置20から送信されて来る監視
信号に対して、1次側の端末器11の状態信号を、1次
側の中央監視制御装置10や端末器11に監視信号を送
信することなく、このユニットUから返信できる。すな
わち、このインタフェースユニットUは、1次側の中央
監視制御装置10による2次側の端末器21の監視制御
とともに、2次側の照明制御装置20による1次側の端
末器11の監視も可能にする。
【0041】一方、2次側の照明制御装置20から端末
伝送ドライバ6を介して、制御信号を受信したときに
は、アドレス管理テーブルと1次側状態データテーブル
とを参照して、その制御信号に付加された2次側アドレ
スを1次側アドレスに変換し、その1次側アドレスに対
応した端末器11への制御信号を、端末伝送ドライバ2
を介して1次側に送信する。
【0042】これによって、インタフェースユニットU
は、2次側の照明制御装置20から送信されて来る制御
信号を、1次側の中央監視制御装置10を介して、又
は、直接に、1次側の端末器11に対して送信できる。
すなわち、インタフェースユニットUは、1次側の中央
監視制御装置10による2次側の端末器21の監視制御
とともに、2次側の照明制御装置20による1次側の端
末器11の制御も可能にする。
【0043】次に、インタフェースユニットUへのアド
レスの登録について説明する。図5に示すように、イン
タフェースユニットUには、アドレス管理テーブルに、
1次側アドレスと2次側アドレスとを対応させて登録す
るために操作する操作手段として、複数のスイッチ3を
備えている。このスイッチ3は、モードキー、設定キ
ー、削除キー、取消キー、「+」キー、「−」キーなど
で構成されており、これらの操作によって、液晶表示部
4の表示を見ながらのアドレス設定を可能にしている。
【0044】図6には、アドレス設定の動作を示してい
る。まず、スイッチ3を操作することにより、設定する
アドレス(1次側アドレス)を選択する(S200)。
具体的には、設定キーを5秒間継続して操作することに
より、アドレス設定モードにし、「+」キーや「−」キ
ーを操作することにアドレスを選択し、設定キーを1秒
間継続して操作して、アドレスの選択を確定する。な
お、「+」キーや「−」キーの操作によって変化するア
ドレスの範囲は、例えば、0〜255の範囲に制限され
ているため、アドレスに異常データが設定されることが
ない。
【0045】次に、選択が確定したアドレスを液晶表示
し(S201)、スイッチ3を操作することにより、設
定するアドレス(2次側アドレス)を選択して、1組の
データ入力を完了する(S202)。具体的には、
「+」キーや「−」キーを操作することにアドレスを選
択した後、設定キーを1秒間継続して操作すれば、デー
タ入力が完了する。
【0046】ここで、アドレスの重複異常などを判断
し、異常時には液晶表示部4のアドレス表示を点滅させ
ること等によって操作者に通知し、アドレスの再入力を
促す(S203)。これによって、アドレスの設定ミス
を防ぐことができる。一方、アドレス設定が正常であれ
ば、次のデータ設定を可能とし(S204)、次のデー
タを設定する場合はS200〜S203の動作を繰り返
す。設定を完了するときには、設定キーの5秒間の継続
操作すれば、アドレス設定モードが解除される。このと
き、設定したアドレスは、外部メモリ7にアドレス管理
テーブル30,31として格納され、これとともに、こ
のテーブル30,31が展開され、メインCPU1とサ
ブCPU5の各々の内蔵メモリに記憶されたアドレス変
換テーブル30,31が更新される(S205)。
【0047】このようにしてアドレス設定ができれば、
従来のように、1次側アドレスと2次側アドレスの各々
を、ディップスイッチなどによって、別々に手作業で設
定しなくてもよいため、アドレスの設定作業が簡単にな
る。また、インタフェースユニットUへのアドレスの登
録は、インタフェースユニットUが、1次側の中央監視
制御装置10から端末伝送ドライバ2を介して、アドレ
ス設定信号を受信したときに、そのアドレス設定信号が
示す指定に従って、アドレス管理テーブル30,31
に、1次側アドレスと2次側アドレスとを対応させて登
録することができる。
【0048】これによって、インタフェースユニットU
の設置場所に、わざわざ出向かなくても、中央監視制御
装置10からインタフェースユニットUにアドレスが遠
隔設定でき、メンテナンス性が向上する。更に、複数の
インタフェースユニットUを分散させて設置した場合
や、システム構成を組み替えた場合も、1箇所からアド
レスの設定作業ができるので、作業が複雑にならない。
【0049】また、従来は、インタフェースユニットU
に、アドレスを設定するためには、ユニットUに設けら
れたモジュラジャックに、ノートパソコンなどのデータ
設定装置を接続して行っていたが、このような作業が必
要でなくなる。更に、アドレスを設定するためのスイッ
チ3や液晶表示部4の構成を省略することができるの
で、コストの低減が図れる。
【0050】なお、アドレス設定は、2次側の照明制御
装置20からアドレス設定信号を送信することによって
も可能にできるが、操作者の意識と実際の設定内容との
間で、不整合が生じることを防ぐため、中央監視制御装
置10からのみアドレス設定ができるようにすることが
望ましい。図7には、中央監視制御装置10から送信さ
れるアドレス設定信号(コマンド)の例を示している。
中央監視制御装置10からインタフェースユニットUに
は、そのユニットUのアドレス(XX)を指定して、
設定スタートコマンドが送信された後に、設定データ
の消去コマンドが送信され、登録しているアドレスデー
タが消去される。なお、この消去コマンドは、初期設定
の場合や一部の変更の場合のように、設定データのすべ
てを消去する必要がないときには省略できる。次いで、
データの設定が行われるが、ここでは、1)個々に設
定する方法と、2)パケットで設定する方法とがある。
そして、データ設定が終了すれば、設定エンドコマン
ドによってアドレス設定モードは終了する。
【0051】アドレスを個々に設定する場合は、図示す
るように、1組の変更開始コマンド、1次側アドレス設
定開始コマンド、1次側アドレス設定コマンド、2次側
アドレス設定開始コマンド、2次側アドレス設定コマン
ド、1組の変更終了コマンドが順に送信される。これに
よって、1組の1次側アドレス(YY)に対する2次側
アドレス(ZZ)が設定登録される。複数組の設定をす
るときには、これらのコマンドの送信を繰り返せばよ
い。
【0052】一方、パケットでアドレスを設定する場合
は、1次側アドレス(YY)に対する2次側アドレス
(ZZ)が一括して設定登録できる。ここでは、種別
(K)に応じて、85個ずつの2次側アドレスが設定で
きるようになっているが、これに限定されることはな
い。また、2次側アドレスの各々に対しては、モードと
して、設定(1)以外に、無効(0)やクリア(2)も
登録できる。このようにパケットで複数のアドレスが一
括して設定できれば、中央監視制御装置10において少
ない操作ですべてのアドレスの設定ができる。
【0053】図8には、上記したアドレス設定の動作を
示している。1次側の中央監視制御装置10は伝送デー
タの編集を行い(S300)、そのデータをインタフェ
ースユニットUに伝送する(S301)。インタフェー
スユニットUは、設定スタートコマンドを受信すると
(S310)、アドレス設定モードに移行し、監視信号
や制御信号の受信を禁止して、通常の動作を停止する。
次いで、全データを書き換える場合は、設定データの消
去コマンドを受信することによって(S311)、アド
レス管理テーブル30,31を初期化する。そして、デ
ータの設定のコマンドを受信して(S312)、アドレ
スデータを更新し、設定エンドコマンドを受信すると
(S313)、外部メモリ7に記憶したテーブルデータ
を更新し、メインCPU1、サブCPU5の各々の内蔵
メモリに記憶されたデータも更新して、通常の動作に戻
る。すると、中央監視制御装置10においてもアドレス
設定のための伝送を終了する(S302)。
【0054】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1〜請求項6に記載のシステム拡張端末器
を、1次側の監視制御装置から導出された多重伝送線
と、2次側の監視制御装置から導出された多重伝送線の
両方に接続すれば、1次側の監視制御装置が監視制御し
ているシステムを、2次側の監視制御装置が監視制御し
ているシステムにまで拡張することができる。また、こ
のシステム拡張端末器は、複数対複数のアドレスのイン
ターフェースを実現できるため、この端末器を1台を設
ければ、2つのシステム間において、複数のアドレスを
用いた通信が可能になり、従来のように、複数のインタ
フェースユニットを接続する必要がなくなるので、省施
工化、省スペース化が図れ、メンテナンス性も向上す
る。
【0055】特に、請求項1に記載のシステム拡張端末
器は、1次側の監視制御装置から監視信号を受信したと
きに、アドレス管理テーブルと2次側状態データテーブ
ルとを参照して、その監視信号に付加された1次側アド
レスを2次側アドレスに変換し、その2次側アドレスに
対応した端末器の状態信号を、1次側の監視制御装置に
返信する。したがって、このシステム拡張端末器は、1
次側の監視制御装置から送信されて来る監視信号に対し
て、2次側の端末器の状態信号を、2次側の監視制御装
置に信号を送信することなく、この端末器から返信する
ことができる。
【0056】また、請求項2では、1次側の監視制御装
置から制御信号を受信したときに、アドレス管理テーブ
ルと2次側状態データテーブルとを参照して、その制御
信号に付加された1次側アドレスを2次側アドレスに変
換し、その2次側アドレスに対応した端末器への制御信
号を、2次側に送信する。したがって、このシステム拡
張端末器は、1次側の監視制御装置から送信されて来る
制御信号を、2次側の端末器に対して送信することがで
きる。
【0057】請求項3では、2次側の監視制御装置から
監視信号を受信したときには、アドレス管理テーブルと
1次側状態データテーブルとを参照して、その監視信号
に付加された2次側アドレスを1次側アドレスに変換
し、その1次側アドレスに対応した端末器の状態信号
を、2次側の監視制御装置に送信する。したがって、こ
のシステム拡張端末器は、1次側の監視制御装置による
2次側の端末器の監視制御とともに、2次側の監視制御
装置による1次側の端末器の監視も可能にする。
【0058】請求項4では、2次側の監視制御装置から
制御信号を受信したときには、アドレス管理テーブルと
1次側状態データテーブルとを参照して、その制御信号
に付加された2次側アドレスを1次側アドレスに変換
し、その1次側アドレスに対応した端末器の制御信号
を、1次側に送信する。したがって、このシステム拡張
端末器は、1次側の監視制御装置による2次側の端末器
の監視制御とともに、2次側の監視制御装置による1次
側の端末器の制御も可能にする。
【0059】請求項5では、アドレス管理テーブルに、
1次側アドレスと2次側アドレスとを対応させて登録す
るために操作する操作手段を備えているので、従来のよ
うに、1次側アドレスと2次側アドレスの各々を、別々
にディップスイッチなどによって設定する必要がなく、
アドレスの設定作業が容易になる。請求項6では、1次
側の監視制御装置からアドレス設定信号を受信したとき
に、そのアドレス設定信号が示す指定に従って、アドレ
ス管理テーブルに、1次側アドレスと2次側アドレスと
を対応させて登録するので、この端末器の設置場所に、
わざわざ出向かなくても、監視制御装置からアドレスが
遠隔設定できる。更に、システムを組み替えたときも、
作業が複雑にならない。
【0060】請求項7に記載の中央監視制御システム
は、1次側の監視制御装置と、2次側の監視制御装置
と、1次側の監視制御装置から導出された多重伝送線
と、2次側の監視制御装置から導出された多重伝送線に
接続された、請求項1〜請求項6のいずれかに記載のシ
ステム拡張端末器とで構成される。したがって、システ
ム拡張端末器を1台を設けるだけで、各監視制御装置が
監視制御する2つのシステム間において、複数のアドレ
スを用いた通信が可能になり、従来のように、複数のイ
ンタフェースユニットを接続する必要がなくなり、省施
工化、省スペース化が図れ、メンテナンス性も向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム拡張端末器の内部構成の一例
を示すブロック図である。
【図2】本発明の中央監視制御システムの構成の一例を
示す図である。
【図3】(a)はアドレス変換テーブル、(b)はアド
レス有効マップ、(c)は状態データテーブルの構成の
例を各々示す図である。
【図4】本発明のシステム拡張端末器の動作の一例を示
す図である。
【図5】本発明のシステム拡張端末器の外観の一例を示
す図である。
【図6】本発明のシステム拡張端末器の動作の他の例を
示す図である。
【図7】アドレス設定信号の構成の例を示す図である。
【図8】本発明の中央監視制御システムの動作の一例を
示す図である。
【図9】従来の中央監視制御システムの構成の一例を示
す図である。
【符号の説明】
U インタフェースユニット(システム拡張端末器) 1 メインCPU 2 端末伝送ドライバ(1次側) 3 スイッチ 4 液晶表示部 5 サブCPU 6 端末伝送ドライバ(2次側) 7 外部メモリ L1 多重伝送線(1次側) L2 多重伝送線(2次側) 10 中央監視制御装置 11 端末器(1次側) 20 照明制御装置 21 端末器(2次側) 30 アドレス変換テーブル 31 アドレス有効マップ 32 状態データテーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 321 H04L 11/20 B (72)発明者 橋本 育昌 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA17 HD09 JA01 JA10 5K033 AA09 BA08 CB09 DA05 DA13 EC03 5K048 AA00 BA07 BA51 CA03 DA03 DA07 DC04 EB01 EB02 EB12 GC02 HA01 HA02 HA23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1次側の監視制御装置から導出され、1又
    は複数の端末器を接続した多重伝送線と、2次側の監視
    制御装置から導出され、1又は複数の端末器を接続した
    多重伝送線の両方に接続されたシステム拡張端末器であ
    って、 上記1次側の監視制御装置と多重伝送線を通じて信号を
    伝送する1次側伝送手段と、 上記2次側の監視制御装置と多重伝送線を通じて信号を
    伝送する2次側伝送手段と、 上記1次側の監視制御装置が管理する1次側アドレス
    と、上記2次側の監視制御装置が管理する2次側アドレ
    スとを対応させて登録したアドレス管理テーブルと、 上記2次側の監視制御装置から上記2次側伝送手段を介
    して受信した状態信号が示す2次側の端末器の状態を、
    その端末器のアドレスに対応させて記憶する2次側状態
    データテーブルと、 上記1次側の監視制御装置から上記1次側伝送手段を介
    して、監視信号を受信したときに、上記アドレス管理テ
    ーブルと上記2次側状態データテーブルとを参照して、
    その監視信号に付加された1次側アドレスを2次側アド
    レスに変換し、その2次側アドレスに対応した端末器の
    状態信号を、上記1次側伝送手段を介して、上記1次側
    の監視制御装置に返信させる制御手段とを備えたシステ
    ム拡張端末器。
  2. 【請求項2】上記制御手段は、上記1次側の監視制御装
    置から上記1次側伝送手段を介して、制御信号を受信し
    たときには、上記アドレス管理テーブルと上記2次側状
    態データテーブルとを参照して、その制御信号に付加さ
    れた1次側アドレスを2次側アドレスに変換し、その2
    次側アドレスに対応した端末器への制御信号を、上記2
    次側伝送手段を介して送信させることを特徴とする請求
    項1に記載のシステム拡張端末器。
  3. 【請求項3】上記1次側の監視制御装置から上記1次側
    伝送手段を介して受信した状態信号が示す1次側の端末
    器の状態を、その端末器のアドレスに対応させて記憶す
    る1次側状態データテーブルを更に備えており、 上記制御手段は、上記2次側の監視制御装置から上記2
    次側伝送手段を介して、監視信号を受信したときには、
    上記アドレス管理テーブルと上記1次側状態データテー
    ブルとを参照して、その監視信号に付加された2次側ア
    ドレスを1次側アドレスに変換し、その1次側アドレス
    に対応した端末器の状態信号を、上記2次側伝送手段を
    介して、上記2次側の監視制御装置に送信させることを
    特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシステム拡張
    端末器。
  4. 【請求項4】上記1次側の監視制御装置から上記1次側
    伝送手段を介して受信した状態信号が示す1次側の端末
    器の状態を、その端末器のアドレスに対応させて記憶す
    る1次側状態データテーブルを更に備えており、 上記制御手段は、上記2次側の監視制御装置から上記2
    次側伝送手段を介して、制御信号を受信したときには、
    上記アドレス管理テーブルと上記1次側状態データテー
    ブルとを参照して、その制御信号に付加された2次側ア
    ドレスを1次側アドレスに変換し、その1次側アドレス
    に対応した端末器への制御信号を、上記1次側伝送手段
    を介して送信させることを特徴とする請求項1〜請求項
    3のいずれかに記載のシステム拡張端末器。
  5. 【請求項5】上記アドレス管理テーブルに、1次側アド
    レスと2次側アドレスとを対応させて登録するために操
    作する操作手段を更に備えた請求項1〜請求項4のいず
    れかに記載のシステム拡張端末器。
  6. 【請求項6】上記制御手段は、上記1次側の監視制御装
    置から上記1次側伝送手段を介して、アドレス設定信号
    を受信したときには、そのアドレス設定信号が示す指定
    に従って、上記アドレス管理テーブルに、1次側アドレ
    スと2次側アドレスとを対応させて登録することを特徴
    とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載のシステム
    拡張端末器。
  7. 【請求項7】1又は複数の端末器を多重伝送線を介して
    接続した1次側の監視制御装置と、 1又は複数の端末器を多重伝送線を介して接続した2次
    側の監視制御装置と、 上記1次側の監視制御装置から導出された多重伝送線
    と、上記2次側の監視制御装置から導出された多重伝送
    線の両方に接続された、請求項1〜請求項6のいずれか
    に記載のシステム拡張端末器とで構成される中央監視制
    御システム。
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