JPH0515392U - 照明制御システム - Google Patents
照明制御システムInfo
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- JPH0515392U JPH0515392U JP8764391U JP8764391U JPH0515392U JP H0515392 U JPH0515392 U JP H0515392U JP 8764391 U JP8764391 U JP 8764391U JP 8764391 U JP8764391 U JP 8764391U JP H0515392 U JPH0515392 U JP H0515392U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】照明制御装置の一回の通信で複数の端末器が制
御でき、かつ、モニタ表示ができる照明制御システムを
提供する。 【構成】分電盤1により分岐された電灯線2に照明制御
装置3と照明負荷5を接続し、照明制御装置3から時分
割多重伝送方式による信号を伝送する専用信号線4に照
明負荷5を接続する。照明制御装置3は、自己のアドレ
スを示す親機のアドレスと各照明負荷5を個別に選択す
るための子機アドレスとその選択された照明負荷5を制
御する制御コードとを各照明負荷5に対して送信する。
御でき、かつ、モニタ表示ができる照明制御システムを
提供する。 【構成】分電盤1により分岐された電灯線2に照明制御
装置3と照明負荷5を接続し、照明制御装置3から時分
割多重伝送方式による信号を伝送する専用信号線4に照
明負荷5を接続する。照明制御装置3は、自己のアドレ
スを示す親機のアドレスと各照明負荷5を個別に選択す
るための子機アドレスとその選択された照明負荷5を制
御する制御コードとを各照明負荷5に対して送信する。
Description
【0001】
本考案は、伝送通信路を用いた通信方式による照明制御システムにおいて、建 物内に多数個設置された照明負荷を一括して制御したり、現在の照明負荷の状態 をモニタ監視する照明制御システムに関する。
【0002】
従来装置には、信号線を用いた時分割多重方式によりビルや工場などのような 多数個の照明負荷を集中的に制御したり、照明状態をモニタ監視する照明制御シ ステムがある。これは建物内に多数個配設された照明負荷を一括してオンオフ制 御される制御単位に分割し、各制御単位の照明負荷を端末器に接続し、これら端 末器と共通伝送線で接続された親機から時分割多重方式により個別にアドレスデ ータおよび制御データを送信し、任意の制御単位の照明負荷をオンオフ制御する 照明制御装置である。これらの装置では、それぞれの端末器に個別のアドレスを 割付し、親機からのアドレスデータを含んだ制御信号で一局対一局の制御を行っ ていた。このため一局対多局という制御を行う制御では長時間かかるという問題 があった。
【0003】
上記従来技術において、信号線に照明制御装置および端末器が複数接続されて いるとき、照明制御装置からの制御信号で複数の端末器を制御とモニタ表示した いと考える。この場合、従来の一対一の通信方法では、照明制御装置からすべて の端末器のアドレスに対して順に信号を送信していた。この方法では一回の制御 に非常に長時間がかかるという問題があった。また、同報信号ですべての端末器 に対して受信するような方法ではすべての端末器がアンサバックを送信するため 、信号が衝突することによって信号内容が破壊され正常な状態に戻るまで長時間 かかるという問題がある。本考案の目的はこの問題を解決し照明制御装置の一回 の通信で複数の端末器が制御でき、かつ、モニタ表示ができる信頼性の良い照明 制御システムを提供することにある。
【0004】
上記目的を達成するため、本考案の照明制御システムでは、信号線に接続され た照明制御装置に親機アドレスを設定する設定部と端末器に対して遠隔表示する 操作部と端末器の照明負荷のモニタ表示部を設け、また、照明負荷を制御する端 末器に子機アドレスを設定する子機アドレス設定部を設けて、制御信号に親機ア ドレスと子機アドレスを含む制御信号を使用し、親機アドレスと子機アドレスと の間に順位づけた従属関係を有した制御信号で照明負荷の制御を行うことにより 達成される。
【0005】
上記の照明制御システムにおいて、照明制御装置の親機アドレスに順位を設定 し、照明制御装置の親機アドレスの順位に基づき動作する子機アドレスの端末器 を設定し、親機アドレスの順位によりグループ化した子機アドレスのグループの 端末器は同一の動作を行い、照明制御装置に対するアンサバックは、特定の子機 アドレスの端末器のみが送信するものとし、端末器のアンサバックに従って照明 制御装置はモニタ表示するので誤動作することがない。
【0006】
以下、本考案の一実施例を図面により説明する。 図1は本考案の実施例の基本構成例を示す構成図である。本実施例によれば、 分電盤1により分岐された電灯線2に照明制御装置3と照明負荷5を接続し、照 明制御装置3から時分割多重伝送方式による信号を伝送する専用信号線4に照明 負荷5が接続してある。照明制御装置3は、自己のアドレスを示す親機アドレス と各照明負荷5を個別に選択するための子機アドレスとその選択された照明負荷 5を制御する制御コードとを各照明負荷5に対して送信する。照明負荷5は照明 制御装置3が送信した制御信号を受信し、制御信号に基づいてオン−オフ、又は 、調光動作を行うものである。 図2は、照明制御装置3、照明負荷5間で送受される制御信号の一例を示すも のである。制御信号はスタート信号20と親機アドレスコード21と子機アドレ スコード22と制御コード23とストップ信号24から構成される。スタート信 号20は制御信号の開始を示すものである。親機アドレス21は照明制御装置3 のアドレスを示すものであり、子機アドレス22は照明負荷5を示すものである 。制御コード23は、照明負荷5のオン−オフ、調光制御等の動作情報又は照明 負荷5の動作状態等の監視情報を示すものである。ストップ信号24は信号の終 了を示す。 図3は照明制御装置3の回路例を示すものである。照明制御装置3は、情報処 理を行うマイクロコンピュータ7とアドレスを設定する親機アドレススイッチ8 、子機アドレススイッチ9とオン−オフ制御を行うオン−オフスイッチ10と上 記各スイッチの設定に従ってマイクロコンピュータ7が作成した制御信号を送受 信する結合器6と照明負荷5の状態表示するモニタ表示13から構成してある。 図4は照明負荷5の回路例を示すものである。照明負荷5は、マイクロコンピ ュータ14とアドレスの設定する子機アドレススイッチ15と照明制御装置3か らの制御信号の送受信する結合器18と制御信号に従って設定された制御データ により動作する点灯回路16とランプ17から構成されるものである。 図5は親機アドレスコード21と子機アドレスコード22のアドレス割当表の 一実施例を示すアドレステーブル図である。 親機アドレスコード21と子機アドレスコード22は8ビットで構成し、下位 4ビットと上位4ビットでアドレスを割当ててある。下位4ビットは機器の種類 を示すコードで16進$O〜$Fである。 上位アドレスは、親機アドレスコード21と子機アドレスコード22の番号を 示し、親機アドレスコード21に対して動作する子機アドレスコード22を割当 てる。上位四ビットの親機アドレスコード21と子機アドレスコード22の対応 は親機アドレスコード21の$Oに対して、子機アドレスコード22の番号に関 係なくすべての照明負荷5が動作し、親機アドレスコード21の$2に対して、 子機アドレスコード22のビット4の判定で照明負荷5が動作し、親機アドレス コード21の$1に対して、子機アドレスコード22のビット4とビット5の判 定で照明負荷5が動作し、親機アドレスコード21の$3に対して、子機アドレ スコード22の四ビットすべての判定で照明負荷5が動作するようにしてある。 図6は照明負荷5の配置図と照明制御装置3操作部を示す図である。図6(a )は信号線4に子機アドレス22の$00〜$F0の照明負荷5が接続してあり 、図6(b)は信号線4に親機アドレス21の$20の照明制御装置3が接続し てあり、オン−オフ操作部10及びモニタ表示部13にそれぞれ$00、$20 、$10、$50の子機アドレス22を割付けてある。モニタ表示部13は照明 負荷5が点灯ならモニタ表示部13は点灯表示しており、照明負荷5が消灯なら モニタ表示部13は消灯表示している。今、すべての照明負荷5が消灯している とすると、照明制御装置3のオン−オフ操作部10の子機アドレス22、$00 を押すと照明制御装置3は親機アドレス21−$20と子機アドレス22−$0 0とオンデータを送信する。この信号を受信した親機アドレス21、子機アドレ ス22と一致した子機アドレス22の$00、$40、$80、$C0の照明負 荷5が点灯する。そして子機アドレス21の$00がアンサバックを送信する。 このアンサバックにより照明制御装置3のモニタ表示13の子機アドレス22の $00が点灯する。 次に、もう一度照明制御装置3のオン−オフ操作部10の子機アドレス22の $00を押すと上述と同様の手順で子機アドレス22の$00、$40、$80 、$C0の照明負荷5が消灯し、照明制御装置3のモニタ表示13の子機アドレ ス22が消灯する。 照明制御装置3の送信処理と照明負荷5の受信処理を図7と図8の流れ図で説 明する。まず、照明制御装置3は親機アドレス、オン−オフ操作部10などのス イッチの読み込み(処理26)スイッチの状態の変化を調べてスイッチが変化す るまで繰り返す(処理27)各種スイッチデータに基づき親機アドレス21、子 機アドレス22、制御データ23を設定して制御信号を作成する(処理28)制 御信号を送信する(処理29)次に照明負荷5からのアンサバック信号があるま で受信処理を繰り返す。(処理30)アンサバック信号を受信したら親機アドレ ス21、子機アドレス22を調べる。(処理31)アドレスが一致したら信号内 容を解読し(処理32)照明負荷5のモニタ表示を行う。(処理33) 照明負荷5の受信処理は図8に示すように、制御信号の有無を調べ、信号があ るまで繰り返す(処理34)信号を受信したら、その制御信号の親機アドレス2 1と子機アドレス22が一致しているかを調べ、一致していないときは受信処理 (処理34)を繰り返す(処理35)アドレスが一致したなら制御信号内容の解 読を行う。(処理36)制御信号の子機アドレス22が一致しているか調べ(処 理37)一致していたらアンサバック信号を送信する。(処理38)そして、照 明負荷の制御を行う。 このように本実施例の照明制御システムでは、親機アドレス21に順位を割付 け、これに対応して子機アドレス22を割当てることにより、照明負荷5のグル ープができる。また、子機アドレス22に応じて照明負荷5がアンサバックする ので負荷数にかかわらず、信号が衝突したりすることを防ぐことができる。
【0007】
本考案によれば、照明制御装置の親機アドレスにより照明負荷のグループ分け ができ一回の通信で複数の端末器が制御できるので通信時間が短縮できる。また 、子機アドレスに代表アドレスを決めているのでアンサバック信号の衝突が生じ ない。このことから照明負荷の状態変化が短時間で同一制御ができ、誤りなくモ ニタ表示され信頼性が高いシステムが構築される。 また、部屋の配置変えによる照明レイアウトの変更は必要なく、照明制御装置 の親機アドレスと子機アドレスの変更だけでできるので照明負荷のレイアウトが 自由に変更できる。
【図1】本考案の一実施例の全体構成を表すブロック
図。
図。
【図2】制御信号の説明図。
【図3】照明制御装置の回路ブロック図。
【図4】照明負荷の回路ブロック図。
【図5】親機アドレスと子機アドレスのアドレス割当説
明図。
明図。
【図6】照明負荷の配置図、照明制御装置の操作部図。
【図7】照明制御装置の送信処理のフローチャート。
【図8】照明負荷5の受信処理のフローチャート。
1…分電盤 2…電灯線 3…照明制御装置 4…信号
線 5…照明負荷 6…結合器 7…マイクロコンピュータ 8…親機アド
レススイッチ
線 5…照明負荷 6…結合器 7…マイクロコンピュータ 8…親機アド
レススイッチ
Claims (1)
- 【請求項1】 信号伝送路に信号線を用いて親機アドレ
スと子機アドレスと制御データを含む信号を使用して照
明負荷の制御を行う照明制御システムにおいて、信号の
送受信部と前記親機アドレスを設定するアドレス設定部
と照明負荷端末機に対して遠隔操作指示を行う操作部照
明負荷の状態を表示するモニタ表示部とからなる複数の
照明制御装置と、前記信号の送受信部と子機アドレスを
設定するアドレス部と前記照明負荷の制御をする照明負
荷制御部からなる複数の端末機とから構成され、前記照
明制御装置の前記親機アドレスに順位を設定し、前記親
機アドレスの順位に対して複数の前記照明負荷を一括し
て制御する制御単位に端末器の前記子機アドレスをグル
ープ分けをし、特定の子機アドレスの端末器が指定され
た照明制御装置にアンサバックを送信することを特徴と
する照明制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8764391U JP2557577Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 照明制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8764391U JP2557577Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 照明制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0515392U true JPH0515392U (ja) | 1993-02-26 |
JP2557577Y2 JP2557577Y2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=13920667
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8764391U Expired - Fee Related JP2557577Y2 (ja) | 1991-07-30 | 1991-07-30 | 照明制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2557577Y2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52107944A (en) * | 1976-03-06 | 1977-09-10 | Nobuyuki Fukuoka | Citrus dipping processor into antiseptic |
JPS6283576U (ja) * | 1985-11-18 | 1987-05-28 |
-
1991
- 1991-07-30 JP JP8764391U patent/JP2557577Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS52107944A (en) * | 1976-03-06 | 1977-09-10 | Nobuyuki Fukuoka | Citrus dipping processor into antiseptic |
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2557577Y2 (ja) | 1997-12-10 |
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