JPH0771350B2 - 遠隔監視制御システム - Google Patents
遠隔監視制御システムInfo
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- JPH0771350B2 JPH0771350B2 JP1335401A JP33540189A JPH0771350B2 JP H0771350 B2 JPH0771350 B2 JP H0771350B2 JP 1335401 A JP1335401 A JP 1335401A JP 33540189 A JP33540189 A JP 33540189A JP H0771350 B2 JPH0771350 B2 JP H0771350B2
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- central
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、監視データおよび制御データを時分割多重伝
送するようにした遠隔監視制御システムに関するもので
ある。
送するようにした遠隔監視制御システムに関するもので
ある。
［従来の技術］ 従来、監視データおよび制御データを時分割多重伝送す
るようにしたこの種の遠隔監視制御システムとして、第
４図に示すようなものがあった。すなわち、中央制御装
置１と、固有アドレスが設定されスイッチS1〜S4を監視
する複数の監視用端末器２、負荷L1〜L4を制御する制御
用端末器３、ワイヤレス中継用端末器７、外部インター
フェース端末器８およびパターン設定用端末器９とが一
対の信号線４にて接続されており、中央制御装置１から
信号線４に送出される伝送信号Vsは、第５図（ａ）に示
すように、信号送出開始を示すスタートパルス信号ST、
信号モードを示すモードデータ信号MD、端末器2,3,7〜
９を呼び出す８ビットのアドレスデータを伝送するアド
レスデータ信号AD、負荷L1〜L4を制御する制御データを
伝送する制御データ信号CD、チェックサムデータ信号CS
および端末器2,3,7〜９からの返送期間を設定する返送
待機信号WTよりなる複極（±24V）の時分割多重信号で
あり、パルス幅変調によってデータが伝送されるように
なっている。各端末器2,3,7〜９では、信号線４を介し
て受信された伝送信号Vsのアドレスデータと自己の固有
アドレスデータとが一致したときその伝送信号Vsの制御
データを取り込むとともに、伝送信号Vsの返送待機信号
WTに同期して監視データ信号を電流モード信号（信号線
４間を適当な低インピーダンスを介して短絡して送出さ
れる信号）として返送するようになっている。また、中
央制御装置１には、モードデータ信号MDをダミーモード
としたダミー伝送信号を常時送出するダミー信号送信手
段と、いずれかの監視用端末器２あるいはワイヤレス中
継端末器７、外部インターフェース端末器８、パターン
設定用端末器９から返送された第５図（ｂ）に示すよう
な割り込み信号Viが受信されたとき、割り込み発生端末
器2,7〜９を検出して該端末器2,7〜９をアクセスして監
視データを返送させる割り込み処理手段とが設けられて
いる。また、中央制御装置１では、上述のようにして監
視用端末器２あるいはワイヤレス中継端末器７、外部イ
ンターフェース端末器８、パターン設定用端末器９から
中央制御装置１に返送された監視データに基いて対応す
る負荷L1〜L4を制御する制御用端末器３に伝送する制御
データを作成するとともに、その制御データを信号線４
を介して当該制御用端末器３に時分割多重伝送して負荷
L1〜L4を制御するようになっている。
るようにしたこの種の遠隔監視制御システムとして、第
４図に示すようなものがあった。すなわち、中央制御装
置１と、固有アドレスが設定されスイッチS1〜S4を監視
する複数の監視用端末器２、負荷L1〜L4を制御する制御
用端末器３、ワイヤレス中継用端末器７、外部インター
フェース端末器８およびパターン設定用端末器９とが一
対の信号線４にて接続されており、中央制御装置１から
信号線４に送出される伝送信号Vsは、第５図（ａ）に示
すように、信号送出開始を示すスタートパルス信号ST、
信号モードを示すモードデータ信号MD、端末器2,3,7〜
９を呼び出す８ビットのアドレスデータを伝送するアド
レスデータ信号AD、負荷L1〜L4を制御する制御データを
伝送する制御データ信号CD、チェックサムデータ信号CS
および端末器2,3,7〜９からの返送期間を設定する返送
待機信号WTよりなる複極（±24V）の時分割多重信号で
あり、パルス幅変調によってデータが伝送されるように
なっている。各端末器2,3,7〜９では、信号線４を介し
て受信された伝送信号Vsのアドレスデータと自己の固有
アドレスデータとが一致したときその伝送信号Vsの制御
データを取り込むとともに、伝送信号Vsの返送待機信号
WTに同期して監視データ信号を電流モード信号（信号線
４間を適当な低インピーダンスを介して短絡して送出さ
れる信号）として返送するようになっている。また、中
央制御装置１には、モードデータ信号MDをダミーモード
としたダミー伝送信号を常時送出するダミー信号送信手
段と、いずれかの監視用端末器２あるいはワイヤレス中
継端末器７、外部インターフェース端末器８、パターン
設定用端末器９から返送された第５図（ｂ）に示すよう
な割り込み信号Viが受信されたとき、割り込み発生端末
器2,7〜９を検出して該端末器2,7〜９をアクセスして監
視データを返送させる割り込み処理手段とが設けられて
いる。また、中央制御装置１では、上述のようにして監
視用端末器２あるいはワイヤレス中継端末器７、外部イ
ンターフェース端末器８、パターン設定用端末器９から
中央制御装置１に返送された監視データに基いて対応す
る負荷L1〜L4を制御する制御用端末器３に伝送する制御
データを作成するとともに、その制御データを信号線４
を介して当該制御用端末器３に時分割多重伝送して負荷
L1〜L4を制御するようになっている。
ワイヤレス中継端末器７は、光ワイヤレス発信器Ｙ、光
ワイヤレス受信器Ｘおよびワイヤレス用信号線4aよりな
る光ワイヤレスシステムのデータ中継を行う端末器であ
り、光ワイヤレス発信器Ｙから発信された光信号を光ワ
イヤレス受信器Ｘにて受信し、受信されたデータをワイ
ヤレス用信号線4aを介して受信するとともに、このデー
タを中央制御装置１に転送するようになっている。ま
た、外部インターフェース端末器８は、外部制御装置8a
との間でデータ伝送を行う端末器であり、パターン設定
端末器９は、データ入力部9aから入力されるパターン制
御データを中央制御装置１に転送する端末器である。な
お、分電盤６あるいはリレー制御盤6a内に配設される監
視用端末器２および制御用端末器３は、分電盤協約寸法
となっており、その制御出力によって負荷制御用のリモ
コンリレー（手元スイッチによってもオン、オフできる
ようにしたラッチングリレー）５が制御されるようにな
っている。
ワイヤレス受信器Ｘおよびワイヤレス用信号線4aよりな
る光ワイヤレスシステムのデータ中継を行う端末器であ
り、光ワイヤレス発信器Ｙから発信された光信号を光ワ
イヤレス受信器Ｘにて受信し、受信されたデータをワイ
ヤレス用信号線4aを介して受信するとともに、このデー
タを中央制御装置１に転送するようになっている。ま
た、外部インターフェース端末器８は、外部制御装置8a
との間でデータ伝送を行う端末器であり、パターン設定
端末器９は、データ入力部9aから入力されるパターン制
御データを中央制御装置１に転送する端末器である。な
お、分電盤６あるいはリレー制御盤6a内に配設される監
視用端末器２および制御用端末器３は、分電盤協約寸法
となっており、その制御出力によって負荷制御用のリモ
コンリレー（手元スイッチによってもオン、オフできる
ようにしたラッチングリレー）５が制御されるようにな
っている。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上述の従来例にあっては、１台の中央制
御装置１によってシステム全体のデータ伝送を制御して
監視制御を行っていたので、この中央制御装置１にトラ
ブルが発生した場合には、システム全体の監視制御動作
が行えなくなってしまい、システムダウンによる支障が
生じる（照明、空調機器などが制御不能になる）ことに
なる。この場合、中央制御装置１の異常が判明した時点
で、中央制御装置１を取り替える作業を行う必要がある
が、中央制御装置１が異常であることを判定する異常判
定が経験的に行われており、しかも取り替え作業が手作
業であるので、復旧作業に手間取り、監視制御動作が行
えないシステムダウン期間が長くなってしまうという問
題があった。
御装置１によってシステム全体のデータ伝送を制御して
監視制御を行っていたので、この中央制御装置１にトラ
ブルが発生した場合には、システム全体の監視制御動作
が行えなくなってしまい、システムダウンによる支障が
生じる（照明、空調機器などが制御不能になる）ことに
なる。この場合、中央制御装置１の異常が判明した時点
で、中央制御装置１を取り替える作業を行う必要がある
が、中央制御装置１が異常であることを判定する異常判
定が経験的に行われており、しかも取り替え作業が手作
業であるので、復旧作業に手間取り、監視制御動作が行
えないシステムダウン期間が長くなってしまうという問
題があった。
本発明の上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、監視制御動作が行えないシステムダ
ウン状態を発生させないようにすることができ、信頼性
の高い遠隔監視制御システムを提供することにある。
的とするところは、監視制御動作が行えないシステムダ
ウン状態を発生させないようにすることができ、信頼性
の高い遠隔監視制御システムを提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 本発明の遠隔監視制御システムは、中央制御装置と、複
数の監視用端末器および制御用端末器とを一対の信号線
にて接続し、中央制御装置から各端末器をアクセスして
監視データおよび制御データを時分割多重伝送するよう
にした遠隔監視制御システムにおいて、中央制御装置と
同等の構成を有する予備中央制御装置を設けるととも
に、中央制御装置の動作異常を定期的にチェックする動
作チェック手段と、動作異常が検出されたときに中央制
御装置に接続されている信号線を予備中央制御装置に切
り替え接続する切り替え手段とを具備した切り替え装置
を設け、中央制御装置からの伝送信号の有無をチェック
するとともに、定期的に発生するダミー割り込み信号に
対する中央制御装置からの応答の有無をチェックするこ
とによって中央制御装置の動作異常をチェックするよう
に上記動作をチェック手段を形成したものである。
数の監視用端末器および制御用端末器とを一対の信号線
にて接続し、中央制御装置から各端末器をアクセスして
監視データおよび制御データを時分割多重伝送するよう
にした遠隔監視制御システムにおいて、中央制御装置と
同等の構成を有する予備中央制御装置を設けるととも
に、中央制御装置の動作異常を定期的にチェックする動
作チェック手段と、動作異常が検出されたときに中央制
御装置に接続されている信号線を予備中央制御装置に切
り替え接続する切り替え手段とを具備した切り替え装置
を設け、中央制御装置からの伝送信号の有無をチェック
するとともに、定期的に発生するダミー割り込み信号に
対する中央制御装置からの応答の有無をチェックするこ
とによって中央制御装置の動作異常をチェックするよう
に上記動作をチェック手段を形成したものである。
［作 用］ 本発明は上述のように構成されており、中央制御装置か
ら各端末器をアクセスして監視データおよび制御データ
を時分割多重伝送するようにした遠隔鑑識制御システム
において、中央制御装置と同等の構成を有する予備中央
制御装置を設けるとともに、中央制御装置の動作異常を
定期的にチェックするとともに、動作異常が検出された
ときに中央制御装置に接続されている信号線を予備中央
制御装置に切り替える切り替え装置を設けたものであ
り、中央制御装置が動作異常になると、自動的に予備中
央制御装置にてデータ伝送制御が行われるので、監視制
御動作が行えないシステムダウン状態を発生させないよ
うにすることができ、信頼性の高い遠隔監視制御システ
ムを提供することができるようになっている。とくに、
中央制御装置の動作異常を中央制御装置からの伝送信号
の有無をチェックするとともに、定期的に発生するダミ
ー割り込み信号に対する中央制御装置からの応答の有無
をチェックすることによって、中央制御装置の動作異常
をチェックしているので、中央制御装置に異常動作をチ
ェックするための専用の装置を付加することなく切り替
え装置を中央制御装置および予備中央制御装置と端末器
との間の信号線上に挿入するだけで、動作異常の有無を
チェックして中央制御装置と予備中央制御装置との一方
を信号線に接続することができる。
ら各端末器をアクセスして監視データおよび制御データ
を時分割多重伝送するようにした遠隔鑑識制御システム
において、中央制御装置と同等の構成を有する予備中央
制御装置を設けるとともに、中央制御装置の動作異常を
定期的にチェックするとともに、動作異常が検出された
ときに中央制御装置に接続されている信号線を予備中央
制御装置に切り替える切り替え装置を設けたものであ
り、中央制御装置が動作異常になると、自動的に予備中
央制御装置にてデータ伝送制御が行われるので、監視制
御動作が行えないシステムダウン状態を発生させないよ
うにすることができ、信頼性の高い遠隔監視制御システ
ムを提供することができるようになっている。とくに、
中央制御装置の動作異常を中央制御装置からの伝送信号
の有無をチェックするとともに、定期的に発生するダミ
ー割り込み信号に対する中央制御装置からの応答の有無
をチェックすることによって、中央制御装置の動作異常
をチェックしているので、中央制御装置に異常動作をチ
ェックするための専用の装置を付加することなく切り替
え装置を中央制御装置および予備中央制御装置と端末器
との間の信号線上に挿入するだけで、動作異常の有無を
チェックして中央制御装置と予備中央制御装置との一方
を信号線に接続することができる。
［実施例］ 第１図乃至第３図は本発明一実施例を示すもので、中央
制御装置１と、複数の監視用端末器２および制御用端末
器３とを一対の信号線４にて接続し、中央制御装置１か
ら各端末器2,3をアクセスして監視データおよび制御デ
ータを時分割多重伝送するようにした従来例と同様の遠
隔監視制御システムにおいて、中央制御装置１と同等の
構成を有する予備中央制御装置1aを設けるとともに、中
央制御装置１の動作異常を定期的にチェックする動作チ
ェック手段10と、動作異常が検出されたときに中央制御
装置１に接続されている信号線４を予備中央制御装置1a
に切り替え接続するリレー接点よりなる切り替え手段12
aとを具備した切り替え装置10を設けたものである。こ
こに、実施例にあっては、動作チェック手段11は、中央
制御装置１からの伝送信号Vsの有無をチェックするとと
もに、定期的に発生するダミー割り込み信号に対する中
央制御装置１からの応答の有無をチェックすることによ
って中央制御装置１の動作異常をチェックするように形
成されている。また、切り替え手段12aは、動作異常が
検出されたときに動作するリレーのリレー接点にて形成
されており、中央制御装置１の動作異常が検出されてい
ないときに、中央制御装置１側（信号入力Ｉ）に切り替
えられ、動作異常が検出されたときに、予備中央制御装
置1a側（信号入力II）に切り替えられるようになってい
る。但し、中央制御装置１の取り替えあるいは修理によ
って動作異常が解消した場合には、切り替え装置10の電
源を一旦オフし、再度電源をオンすることにより動作チ
ェック手段11の動作異常検出状態がリセットされ、切り
替え手段12a,12bが中央制御装置１側に切り替えられて
正常動作状態に復帰できるようになっている。
制御装置１と、複数の監視用端末器２および制御用端末
器３とを一対の信号線４にて接続し、中央制御装置１か
ら各端末器2,3をアクセスして監視データおよび制御デ
ータを時分割多重伝送するようにした従来例と同様の遠
隔監視制御システムにおいて、中央制御装置１と同等の
構成を有する予備中央制御装置1aを設けるとともに、中
央制御装置１の動作異常を定期的にチェックする動作チ
ェック手段10と、動作異常が検出されたときに中央制御
装置１に接続されている信号線４を予備中央制御装置1a
に切り替え接続するリレー接点よりなる切り替え手段12
aとを具備した切り替え装置10を設けたものである。こ
こに、実施例にあっては、動作チェック手段11は、中央
制御装置１からの伝送信号Vsの有無をチェックするとと
もに、定期的に発生するダミー割り込み信号に対する中
央制御装置１からの応答の有無をチェックすることによ
って中央制御装置１の動作異常をチェックするように形
成されている。また、切り替え手段12aは、動作異常が
検出されたときに動作するリレーのリレー接点にて形成
されており、中央制御装置１の動作異常が検出されてい
ないときに、中央制御装置１側（信号入力Ｉ）に切り替
えられ、動作異常が検出されたときに、予備中央制御装
置1a側（信号入力II）に切り替えられるようになってい
る。但し、中央制御装置１の取り替えあるいは修理によ
って動作異常が解消した場合には、切り替え装置10の電
源を一旦オフし、再度電源をオンすることにより動作チ
ェック手段11の動作異常検出状態がリセットされ、切り
替え手段12a,12bが中央制御装置１側に切り替えられて
正常動作状態に復帰できるようになっている。
なお、実施例では、上述の信号線４の切り替えと同時
に、電源供給を中央制御装置１側（電源出力Ｉ）から予
備中央制御装置1a側（電源出力II）に切り替えるリレー
接点よりなる切り替え手段12bと、動作異常を報知する
ブザーBZを動作させる外部報知用接点12cとが設けられ
ており、さらにまた、中央制御装置１の動作異常を表示
する動作異常表示用発光ダイオードLEDも設けられてい
る。図中、BRはブレーカである。
に、電源供給を中央制御装置１側（電源出力Ｉ）から予
備中央制御装置1a側（電源出力II）に切り替えるリレー
接点よりなる切り替え手段12bと、動作異常を報知する
ブザーBZを動作させる外部報知用接点12cとが設けられ
ており、さらにまた、中央制御装置１の動作異常を表示
する動作異常表示用発光ダイオードLEDも設けられてい
る。図中、BRはブレーカである。
以下、実施例の動作について説明する。いま、中央制御
装置１から各端末器2,3をアクセスして監視データおよ
び制御データを時分割多重伝送して監視制御動作が行わ
れており、中央制御装置１が正常に動作している場合、
中央制御装置１と同等の構成を有する予備中央制御装置
1aには信号線４が接続されておらず、電源も供給されて
いないので、待機状態となっている。
装置１から各端末器2,3をアクセスして監視データおよ
び制御データを時分割多重伝送して監視制御動作が行わ
れており、中央制御装置１が正常に動作している場合、
中央制御装置１と同等の構成を有する予備中央制御装置
1aには信号線４が接続されておらず、電源も供給されて
いないので、待機状態となっている。
このとき、切り替え装置10では、中央制御装置１の動作
異常を動作チェック手段11にて定期的にチェックしてお
り、実施例では、中央制御装置１から信号線４を介して
伝送される伝送信号Vsの有無をチェックするとともに、
ダミー割り込み信号に対して中央制御装置１から応答が
あるかどうかによって中央制御装置１が正常に動作して
いるかどうかをチェックしている。
異常を動作チェック手段11にて定期的にチェックしてお
り、実施例では、中央制御装置１から信号線４を介して
伝送される伝送信号Vsの有無をチェックするとともに、
ダミー割り込み信号に対して中央制御装置１から応答が
あるかどうかによって中央制御装置１が正常に動作して
いるかどうかをチェックしている。
ここに、伝送信号Vsが正常に伝送されていないか、ある
いはダミー割り込み信号に対する応答がない場合には、
動作チェック手段11にて中央制御装置１に動作異常が発
生していると判定され、この動作異常の検出により切り
替え手段12a,12bのリレー接点が中央制御装置１側から
予備中央制御装置1a側に切り替えられる。したがって、
信号線４が予備中央制御装置1aに自動的に切り替え接続
されるとともに、予備中央制御装置1aに電源が供給さ
れ、予備中央制御装置1aによって各端末器2,3との間の
データ伝送の制御が行われ、中央制御装置１に代わって
予備中央制御装置1aによる監視制御が行われる。このと
き、外部報知用接点12cがオンすることによりブザーBZ
が鳴動して中央制御装置１の異常動作を報知するととも
に、異常表示用発光ダイオードLEDの点灯によっても異
常動作状態になったことを表示するようになっている。
いはダミー割り込み信号に対する応答がない場合には、
動作チェック手段11にて中央制御装置１に動作異常が発
生していると判定され、この動作異常の検出により切り
替え手段12a,12bのリレー接点が中央制御装置１側から
予備中央制御装置1a側に切り替えられる。したがって、
信号線４が予備中央制御装置1aに自動的に切り替え接続
されるとともに、予備中央制御装置1aに電源が供給さ
れ、予備中央制御装置1aによって各端末器2,3との間の
データ伝送の制御が行われ、中央制御装置１に代わって
予備中央制御装置1aによる監視制御が行われる。このと
き、外部報知用接点12cがオンすることによりブザーBZ
が鳴動して中央制御装置１の異常動作を報知するととも
に、異常表示用発光ダイオードLEDの点灯によっても異
常動作状態になったことを表示するようになっている。
上述のように、実施例では、中央制御装置１が動作状態
になると、自動的に予備中央制御装置1aにてデータ伝送
制御が行われるので、監視制御動作が行えないシステム
ダウン状態を発生させないようにすることができ、照明
装置や空調装置が制御できなくなって支障をきたすこと
がなく、信頼性の高い遠隔監視制御システムを実現でき
ることになる。
になると、自動的に予備中央制御装置1aにてデータ伝送
制御が行われるので、監視制御動作が行えないシステム
ダウン状態を発生させないようにすることができ、照明
装置や空調装置が制御できなくなって支障をきたすこと
がなく、信頼性の高い遠隔監視制御システムを実現でき
ることになる。
［発明の効果］ 本発明は上述のように構成されており、中央制御装置か
ら各端末器をアクセスして監視データおよび制御データ
を時分割多重伝送するようにした遠隔監視制御システム
において、中央制御装置と同等の構成を有する予備中央
制御装置を設けるとともに、中央制御装置の動作異常を
定期的にチェックするとともに、動作異常が検出された
ときに中央制御装置に接続されている信号線を予備中央
制御装置に切り替える切り替え装置を設けたものであ
り、中央制御装置が動作異常になると、自動的に予備中
央制御装置にてデータ伝送制御が行われるので、監視制
御動作が行えないシステムダウン状態を発生させないよ
うにすることができ、信頼性の高い遠隔監視制御システ
ムを提供することができるという効果がある。とくに、
中央制御装置の動作異常を中央制御装置からの伝送信号
の有無をチェックするとともに、定期的に発生するダミ
ー割り込み信号に対する中央制御装置からの応答の有無
をチェックすることによって、中央制御装置の動作異常
をチェックしているので、中央制御装置に異常動作をチ
ェックするための専用の装置を付加することなく切り替
え装置を中央制御装置および予備中央制御装置と端末器
との間の信号線上に挿入するだけで、動作異常の有無を
チェックして中央制御装置と予備中央制御装置との一方
を信号線に接続することができるという利点がある。
ら各端末器をアクセスして監視データおよび制御データ
を時分割多重伝送するようにした遠隔監視制御システム
において、中央制御装置と同等の構成を有する予備中央
制御装置を設けるとともに、中央制御装置の動作異常を
定期的にチェックするとともに、動作異常が検出された
ときに中央制御装置に接続されている信号線を予備中央
制御装置に切り替える切り替え装置を設けたものであ
り、中央制御装置が動作異常になると、自動的に予備中
央制御装置にてデータ伝送制御が行われるので、監視制
御動作が行えないシステムダウン状態を発生させないよ
うにすることができ、信頼性の高い遠隔監視制御システ
ムを提供することができるという効果がある。とくに、
中央制御装置の動作異常を中央制御装置からの伝送信号
の有無をチェックするとともに、定期的に発生するダミ
ー割り込み信号に対する中央制御装置からの応答の有無
をチェックすることによって、中央制御装置の動作異常
をチェックしているので、中央制御装置に異常動作をチ
ェックするための専用の装置を付加することなく切り替
え装置を中央制御装置および予備中央制御装置と端末器
との間の信号線上に挿入するだけで、動作異常の有無を
チェックして中央制御装置と予備中央制御装置との一方
を信号線に接続することができるという利点がある。
第１図は本発明一実施例の概略構成図、第２図は同上の
要部配線図、第３図は同上の要部ブロック回路図、第４
図は本発明に係る遠隔監視制御システムの概略構成図、
第５図は同上の動作説明図である。 １は中央制御装置、２は監視用端末器、３は制御用端末
器、４は信号線、10は切り替え装置、11は動作チェック
手段、12aは切り替え手段である。
要部配線図、第３図は同上の要部ブロック回路図、第４
図は本発明に係る遠隔監視制御システムの概略構成図、
第５図は同上の動作説明図である。 １は中央制御装置、２は監視用端末器、３は制御用端末
器、４は信号線、10は切り替え装置、11は動作チェック
手段、12aは切り替え手段である。
Claims (1)
- 【請求項１】中央制御装置と、複数の監視用端末器およ
び制御用端末器とを一対の信号線にて接続し、中央制御
装置から各端末器をアクセスして監視データおよび制御
データを時分割多重伝送するようにした遠隔監視制御シ
ステムにおいて、中央制御装置と同等の構成を有する予
備中央制御装置を設けるとともに、中央制御装置の動作
異常を定期的にチェックする動作チェック手段と、動作
異常が検出されたときに中央制御装置に接続されている
信号線を予備中央制御装置に切り替え接続する切り替え
手段とを具備した切り替え装置を設け、中央制御装置か
らの伝送信号の有無をチェックするとともに、定期的に
発生するダミー割り込み信号に対する中央制御装置から
の応答の有無をチェックすることによって中央制御装置
の動作異常をチェックするように上記動作チェック手段
を形成したことを特徴とする遠隔監視制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1335401A JPH0771350B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 遠隔監視制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1335401A JPH0771350B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 遠隔監視制御システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03195196A JPH03195196A (ja) | 1991-08-26 |
| JPH0771350B2 true JPH0771350B2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=18288132
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1335401A Expired - Fee Related JPH0771350B2 (ja) | 1989-12-25 | 1989-12-25 | 遠隔監視制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0771350B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62224377A (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-02 | 松下電工株式会社 | 防災システム |
-
1989
- 1989-12-25 JP JP1335401A patent/JPH0771350B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03195196A (ja) | 1991-08-26 |
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