JPH0722944Y2 - 遠隔監視制御装置 - Google Patents
遠隔監視制御装置Info
- Publication number
- JPH0722944Y2 JPH0722944Y2 JP1988099003U JP9900388U JPH0722944Y2 JP H0722944 Y2 JPH0722944 Y2 JP H0722944Y2 JP 1988099003 U JP1988099003 U JP 1988099003U JP 9900388 U JP9900388 U JP 9900388U JP H0722944 Y2 JPH0722944 Y2 JP H0722944Y2
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- JP
- Japan
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- load
- monitoring
- control
- terminal
- data
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Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、中央制御装置から監視制御用端末器をアクセ
スして負荷の制御データを伝送するとともに負荷の動作
状態の監視データを返送させるようにした遠隔監視制御
装置に関するものである。
スして負荷の制御データを伝送するとともに負荷の動作
状態の監視データを返送させるようにした遠隔監視制御
装置に関するものである。
［従来の技術］ 従来、この種の遠隔監視制御装置は、第５図に示すよう
に、中央制御装置と、固有アドレスが設定された複数の
監視制御用端末器2,3とを一対の信号線４にて接続し、
中央制御装置１から監視制御用端末器2,3をアクセスし
て制御データを伝送するとともに、負荷Ｌの動作状態を
示す監視データあるいはスイッチＳの操作状態を示す監
視データを返送させるようになっていた。ここに、端末
器２はスイッチＳの操作状態を監視するスイッチ監視用
端末器であり。端末器３は負荷制御用リレーRYを介して
負荷Ｌを制御する負荷制御用端末器である。またスイッ
チ監視用端末器２には、スイッチＳにて制御される負荷
Ｌの動作状態を表示する動作表示用の発光ダイオードLD
a,LDbが設けられており、中央制御装置１から伝送され
る制御データにて発光ダイオードLDa,LDbが点灯される
ようになっている。
に、中央制御装置と、固有アドレスが設定された複数の
監視制御用端末器2,3とを一対の信号線４にて接続し、
中央制御装置１から監視制御用端末器2,3をアクセスし
て制御データを伝送するとともに、負荷Ｌの動作状態を
示す監視データあるいはスイッチＳの操作状態を示す監
視データを返送させるようになっていた。ここに、端末
器２はスイッチＳの操作状態を監視するスイッチ監視用
端末器であり。端末器３は負荷制御用リレーRYを介して
負荷Ｌを制御する負荷制御用端末器である。またスイッ
チ監視用端末器２には、スイッチＳにて制御される負荷
Ｌの動作状態を表示する動作表示用の発光ダイオードLD
a,LDbが設けられており、中央制御装置１から伝送され
る制御データにて発光ダイオードLDa,LDbが点灯される
ようになっている。
また、端末器３では、中央制御装置１から伝送される制
御データに基づいて負荷制御リレーRYを制御するととも
に、負荷Ｌの動作状態を示す監視データとして、上記負
荷制御用リレーRYの補助接点ｒ出力を返送するようにな
っている。この監視データを受信した中央制御装置１で
は、負荷Ｌに対応するスイッチＳを監視する端末器２に
動作表示用発光ダイオードLDa,LDbの制御データを伝送
して負荷Ｌの動作状態を表示させるようになっている。
なお、負荷Ｌの動作状態表示は中央制御装置１側に設け
た動作表示手段で行っても良く、また動作表示用端末器
を設けて表示させても良い。
御データに基づいて負荷制御リレーRYを制御するととも
に、負荷Ｌの動作状態を示す監視データとして、上記負
荷制御用リレーRYの補助接点ｒ出力を返送するようにな
っている。この監視データを受信した中央制御装置１で
は、負荷Ｌに対応するスイッチＳを監視する端末器２に
動作表示用発光ダイオードLDa,LDbの制御データを伝送
して負荷Ｌの動作状態を表示させるようになっている。
なお、負荷Ｌの動作状態表示は中央制御装置１側に設け
た動作表示手段で行っても良く、また動作表示用端末器
を設けて表示させても良い。
［考案が解決しようとする課題］ しかしながら、上述の従来例にあっては、負荷制御用リ
レーRYの補助接点ｒがオンしたとき、負荷Ｌが正常に動
作したもの見なして負荷Ｌが動作したことを示す監視デ
ータを中央制御装置１に返送していたので、負荷制御リ
レーRYが動作しているにも拘らず負荷Ｌに正常な通電が
行われていない場合があり、実際の負荷Ｌの動作状態と
異なった監視データが中央制御装置１に返送されて誤っ
た動作表示が行われ、信頼性が損なわれるという問題が
あった。
レーRYの補助接点ｒがオンしたとき、負荷Ｌが正常に動
作したもの見なして負荷Ｌが動作したことを示す監視デ
ータを中央制御装置１に返送していたので、負荷制御リ
レーRYが動作しているにも拘らず負荷Ｌに正常な通電が
行われていない場合があり、実際の負荷Ｌの動作状態と
異なった監視データが中央制御装置１に返送されて誤っ
た動作表示が行われ、信頼性が損なわれるという問題が
あった。
本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、負荷の実際の動作状態と異なった動
作表示が行われることがなく、信頼性が損なわれること
がなく、しかも各監視制御用端末器に対して負荷電流を
検出するための設定値を中央制御装置において自由に設
定することができる遠隔監視制御装置を提供するにあ
る。
的とするところは、負荷の実際の動作状態と異なった動
作表示が行われることがなく、信頼性が損なわれること
がなく、しかも各監視制御用端末器に対して負荷電流を
検出するための設定値を中央制御装置において自由に設
定することができる遠隔監視制御装置を提供するにあ
る。
［課題を解決するための手段］ 本考案の遠隔監視制御装置は、中央制御装置と、固有ア
ドレスが設定された複数の監視制御用端末器とを一対の
信号線にて接続し、中央制御装置から監視制御用端末器
をアクセスして負荷の制御データを伝送するとともに、
負荷の動作状態を示す監視データを返送させ、監視デー
タに基づいて動作表示を行うようにした遠隔監視制御装
置において、負荷電流を検出する電流検出手段と、負荷
電流値が予め設定された値以上かどうかを判定する動作
判定手段とを有し、動作判定手段出力を監視データとし
て返送するようにした監視制御用端末器を備えるととも
に、中央制御装置に各監視制御用端末器に対応して上記
設定値を入力する手段を備え、中央制御装置は入力され
た設定値を対応する監視制御用端末器に対して設定モー
ド時に上記信号線を介して伝送し、当該監視制御用端末
器は受信した上記設定値を動作判定手段に設定するもの
である。
ドレスが設定された複数の監視制御用端末器とを一対の
信号線にて接続し、中央制御装置から監視制御用端末器
をアクセスして負荷の制御データを伝送するとともに、
負荷の動作状態を示す監視データを返送させ、監視デー
タに基づいて動作表示を行うようにした遠隔監視制御装
置において、負荷電流を検出する電流検出手段と、負荷
電流値が予め設定された値以上かどうかを判定する動作
判定手段とを有し、動作判定手段出力を監視データとし
て返送するようにした監視制御用端末器を備えるととも
に、中央制御装置に各監視制御用端末器に対応して上記
設定値を入力する手段を備え、中央制御装置は入力され
た設定値を対応する監視制御用端末器に対して設定モー
ド時に上記信号線を介して伝送し、当該監視制御用端末
器は受信した上記設定値を動作判定手段に設定するもの
である。
［作用］ 本考案は上述のように構成されており、中央制御装置か
ら監視制御用端末器をアクセスして負荷の制御データを
伝送するとともに、負荷の動作状態を示す監視データを
返送させ、監視データに基づいて動作表示を行うように
した遠隔監視制御装置において、負荷電流を検出する電
流検出手段と、負荷電流値が予め設定された値以上かど
うかを判定する動作判定手段とを監視制御用端末器に設
け、動作判定手段出力を監視データとして返送するよう
にしたものであり、負荷の通電状態に基づいた動作状態
の監視が行えるようになっているので、負荷の実際の動
作状態と異なった動作表示が行われることがなく、信頼
性が損なわれることがないようになっている。しかも中
央制御装置に各監視制御用端末器に対応して上記設定値
を入力する手段を備え、中央制御装置は入力された設定
値を対応する監視制御用端末器に対して設定モード時に
上記信号線を介して伝送し、当該監視制御用端末器は受
信した上記設定値を動作判定手段に設定するから、中央
制御装置において、各監視制御用端末器における負荷電
流の検出のための設定値を各監視制御用端末器に適切な
値に自由に設定できるものであり、また中央制御装置に
おいて設定値の集中入力ができるため、設定値の管理が
容易となる上に高所等に設置された監視制御用端末器に
対しても設定作業上の問題を生じない。
ら監視制御用端末器をアクセスして負荷の制御データを
伝送するとともに、負荷の動作状態を示す監視データを
返送させ、監視データに基づいて動作表示を行うように
した遠隔監視制御装置において、負荷電流を検出する電
流検出手段と、負荷電流値が予め設定された値以上かど
うかを判定する動作判定手段とを監視制御用端末器に設
け、動作判定手段出力を監視データとして返送するよう
にしたものであり、負荷の通電状態に基づいた動作状態
の監視が行えるようになっているので、負荷の実際の動
作状態と異なった動作表示が行われることがなく、信頼
性が損なわれることがないようになっている。しかも中
央制御装置に各監視制御用端末器に対応して上記設定値
を入力する手段を備え、中央制御装置は入力された設定
値を対応する監視制御用端末器に対して設定モード時に
上記信号線を介して伝送し、当該監視制御用端末器は受
信した上記設定値を動作判定手段に設定するから、中央
制御装置において、各監視制御用端末器における負荷電
流の検出のための設定値を各監視制御用端末器に適切な
値に自由に設定できるものであり、また中央制御装置に
おいて設定値の集中入力ができるため、設定値の管理が
容易となる上に高所等に設置された監視制御用端末器に
対しても設定作業上の問題を生じない。
［実施例］ 第１図は本考案一実施例を示すもので、中央制御装置１
から端末器2,3をアクセスして負荷Ｌの制御データを伝
送するとともに、負荷Ｌの動作状態を示す監視データを
返送させ、監視データに基づいて動作表示を行うように
した従来例と同様の遠隔監視制御装置において、負荷電
流を検出するカレントトランス21a、カレントトランス2
1a出力を増幅する増幅器21bおよびA/D変換器21cよりな
る電流検出手段21と、検出された負荷電流値DIが予め設
定された値DS以上かどうかを判定するコンパレータより
なる動作判定手段22とを負荷制御用の端末器３に設け、
動作判定手段22出力を信号処理回路20の監視入力端子IN
に入力し、動作判定手段22にて判定された負荷Ｌの動作
状態を監視データとして返送するようにしたものであ
る。ここに、実施例にあっては負荷Ｌの動作状態を判定
するための設定値DSは、中央制御装置１から送出される
設定モードの伝送信号VSにて時分割多重伝送（制御デー
タとして伝送）されるようになっており、中央制御装置
１には、第２図に示すように、設定値DSを入力するキー
ボード31およびチャンネル表示部32a,設定値表示部32b
が設けられている。なお、設定値DSは中央制御装置１か
ら送出される設定モードの伝送信号VSによって所定のチ
ャンネルの負荷制御用の端末器３に伝送され、信号処理
回路20にて受信された設定値DSが動作判定手段22に判定
基準データとして入力されるようになっている。
から端末器2,3をアクセスして負荷Ｌの制御データを伝
送するとともに、負荷Ｌの動作状態を示す監視データを
返送させ、監視データに基づいて動作表示を行うように
した従来例と同様の遠隔監視制御装置において、負荷電
流を検出するカレントトランス21a、カレントトランス2
1a出力を増幅する増幅器21bおよびA/D変換器21cよりな
る電流検出手段21と、検出された負荷電流値DIが予め設
定された値DS以上かどうかを判定するコンパレータより
なる動作判定手段22とを負荷制御用の端末器３に設け、
動作判定手段22出力を信号処理回路20の監視入力端子IN
に入力し、動作判定手段22にて判定された負荷Ｌの動作
状態を監視データとして返送するようにしたものであ
る。ここに、実施例にあっては負荷Ｌの動作状態を判定
するための設定値DSは、中央制御装置１から送出される
設定モードの伝送信号VSにて時分割多重伝送（制御デー
タとして伝送）されるようになっており、中央制御装置
１には、第２図に示すように、設定値DSを入力するキー
ボード31およびチャンネル表示部32a,設定値表示部32b
が設けられている。なお、設定値DSは中央制御装置１か
ら送出される設定モードの伝送信号VSによって所定のチ
ャンネルの負荷制御用の端末器３に伝送され、信号処理
回路20にて受信された設定値DSが動作判定手段22に判定
基準データとして入力されるようになっている。
以下、実施例の動作について説明する。いま、負荷制御
用の端末器３では、中央制御装置１から伝送される負荷
Ｌの制御データを信号処理回路20で受信して負荷制御用
リレーRYを駆動し、負荷Ｌを負荷制御用リレーRYのリレ
ー接点Ｒを介して商用電源ACに接続することにより、負
荷Ｌを遠隔制御するようにしている。一方、電源ライン
に設けられているカレントトランス21aにて負荷電流が
検出されており、カレントトランス21a出力が増幅器21b
にて増幅された後、A/D変換器21cにてデジタルデータに
変換されて負荷電流値DIが得られる。電流検出手段21か
ら出力される負荷電流値DIは、動作判定手段22にて設定
値DSと比較され、設定値DSよりも大きいとき負荷Ｌが正
常に動作していることを示す判定結果が出力される。こ
の判定結果は、信号処理回路20の監視入力端子INに入力
され、中央制御装置１から伝送される伝送信号にて設定
される所定の返送期間に監視データとして返送される。
この場合、負荷Ｌの通電状態に基づいた動作状態の監視
が行えるようになっているので、負荷Ｌの実際の動作状
態と異なった動作表示が行われることがなく、信頼性が
損なわれることがない。また、実施例にあっては、動作
判定用の設定値DSを、中央制御装置１側から適宜設定で
きるようになっているので、負荷Ｌの正常動作時の負荷
電流の大小に応じて容易に判定値DSを設定することがで
きる。
用の端末器３では、中央制御装置１から伝送される負荷
Ｌの制御データを信号処理回路20で受信して負荷制御用
リレーRYを駆動し、負荷Ｌを負荷制御用リレーRYのリレ
ー接点Ｒを介して商用電源ACに接続することにより、負
荷Ｌを遠隔制御するようにしている。一方、電源ライン
に設けられているカレントトランス21aにて負荷電流が
検出されており、カレントトランス21a出力が増幅器21b
にて増幅された後、A/D変換器21cにてデジタルデータに
変換されて負荷電流値DIが得られる。電流検出手段21か
ら出力される負荷電流値DIは、動作判定手段22にて設定
値DSと比較され、設定値DSよりも大きいとき負荷Ｌが正
常に動作していることを示す判定結果が出力される。こ
の判定結果は、信号処理回路20の監視入力端子INに入力
され、中央制御装置１から伝送される伝送信号にて設定
される所定の返送期間に監視データとして返送される。
この場合、負荷Ｌの通電状態に基づいた動作状態の監視
が行えるようになっているので、負荷Ｌの実際の動作状
態と異なった動作表示が行われることがなく、信頼性が
損なわれることがない。また、実施例にあっては、動作
判定用の設定値DSを、中央制御装置１側から適宜設定で
きるようになっているので、負荷Ｌの正常動作時の負荷
電流の大小に応じて容易に判定値DSを設定することがで
きる。
第３図は遠隔監視制御装置の具体例を示すもので、中央
制御装置１と、固有アドレスが設定された複数の監視用
端末器２、制御用端末器３、ワイヤレス中継用端末器
７、外部インターフェース端末器８およびパターン設定
用端末器９とが一対の信号線４にて接続されており、中
央制御装置１から信号線４に送出される伝送信号VSは、
第４図（ａ）に示すように、信号送出開始を示すスター
トパルス信号ST、信号モードを示すモードデータ信号M
D、端末器2,3,7〜９を呼び出す８ビットのアドレスデー
タを伝送するアドレスデータ信号AD、負荷L1〜L4を制御
する制御データを伝送する制御データ信号CD、チェック
サムデータ信号CSおよび端末器2,3,7〜９からの返送期
間を設定する返送待機信号WTよりなる複極（±24V）の
時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが
伝送されるようになっている。各端末器2,3,7〜９で
は、信号線４を介して受信された伝送信号VSのアドレス
データと自己の固有アドレスデータとが一致したときそ
の伝送信号VSの制御データを取り込むとともに、伝送信
号VSの返送待機信号WTに同期して監視データ信号を電流
モード信号（信号線４間を適当な低インピーダンスを介
して短絡して送出される信号）として返送するようにな
っている。また、中央制御装置１には、モードデータ信
号MDをダミーモードとしたダミー伝送信号を常時送出す
るダミー信号送信手段と、いずれかの監視用端末器２あ
るいはワイヤレス中継端末器７、外部インターフェース
端末器８、パターン設定用端末器９から返送された第４
図（ｂ）に示すような割り込み信号Viが受信されたと
き、割り込み発生端末器2,7〜９を検出して該端末器2,7
〜９をアクセスして監視データを返送させる割り込み処
理手段とが設けられている。また、中央制御装置１で
は、上述のようにして監視用端末器２あるいはワイヤレ
ス中継端末器７、外部インターフェース端末器８、パタ
ーン設定用端末器９から中央制御装置１に返送された監
視データに基いて対応する負荷L1〜L4を制御する制御用
端末器３に伝送する制御データを作成するとともに、そ
の制御データを信号線４を介して当該制御用端末器３に
時分割多重伝送して負荷L1〜L4を制御するとともに、負
荷L1〜L4の動作状態を示す監視データを返送させるよう
になっている。
制御装置１と、固有アドレスが設定された複数の監視用
端末器２、制御用端末器３、ワイヤレス中継用端末器
７、外部インターフェース端末器８およびパターン設定
用端末器９とが一対の信号線４にて接続されており、中
央制御装置１から信号線４に送出される伝送信号VSは、
第４図（ａ）に示すように、信号送出開始を示すスター
トパルス信号ST、信号モードを示すモードデータ信号M
D、端末器2,3,7〜９を呼び出す８ビットのアドレスデー
タを伝送するアドレスデータ信号AD、負荷L1〜L4を制御
する制御データを伝送する制御データ信号CD、チェック
サムデータ信号CSおよび端末器2,3,7〜９からの返送期
間を設定する返送待機信号WTよりなる複極（±24V）の
時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが
伝送されるようになっている。各端末器2,3,7〜９で
は、信号線４を介して受信された伝送信号VSのアドレス
データと自己の固有アドレスデータとが一致したときそ
の伝送信号VSの制御データを取り込むとともに、伝送信
号VSの返送待機信号WTに同期して監視データ信号を電流
モード信号（信号線４間を適当な低インピーダンスを介
して短絡して送出される信号）として返送するようにな
っている。また、中央制御装置１には、モードデータ信
号MDをダミーモードとしたダミー伝送信号を常時送出す
るダミー信号送信手段と、いずれかの監視用端末器２あ
るいはワイヤレス中継端末器７、外部インターフェース
端末器８、パターン設定用端末器９から返送された第４
図（ｂ）に示すような割り込み信号Viが受信されたと
き、割り込み発生端末器2,7〜９を検出して該端末器2,7
〜９をアクセスして監視データを返送させる割り込み処
理手段とが設けられている。また、中央制御装置１で
は、上述のようにして監視用端末器２あるいはワイヤレ
ス中継端末器７、外部インターフェース端末器８、パタ
ーン設定用端末器９から中央制御装置１に返送された監
視データに基いて対応する負荷L1〜L4を制御する制御用
端末器３に伝送する制御データを作成するとともに、そ
の制御データを信号線４を介して当該制御用端末器３に
時分割多重伝送して負荷L1〜L4を制御するとともに、負
荷L1〜L4の動作状態を示す監視データを返送させるよう
になっている。
ワイヤレス中継端末器７は、光ワイヤレス発信器10、光
ワイヤレス受信器11およびワイヤレス用信号線12よりな
る光ワイヤレスシステムのデータ中継を行う端末器であ
り、光ワイヤレス発信器10から発信された光信号を光ワ
イヤレス受信器11にて受信し、受信されたデータをワイ
ヤレス用信号線12を介して受信するとともに、このデー
タを中央制御装置１に転送するようになっている。ま
た、外部インターフェース端末器８は、外部制御装置8a
との間でデータ伝送を行う端末器であり、パターン設定
端末器９は、データ入力部9aから入力されるパターン制
御データを中央制御装置１に転送する端末器である。な
お、分電盤６あるいはリレー制御盤6a内に配設される監
視用端末器２および制御用端末器３は、分電盤協約寸法
となっており、その制御出力によって負荷制御用のリモ
コンリレー（手元スイッチによってもオン、オフできる
ようにしたラッチングリレー）５が制御されるようにな
っている。
ワイヤレス受信器11およびワイヤレス用信号線12よりな
る光ワイヤレスシステムのデータ中継を行う端末器であ
り、光ワイヤレス発信器10から発信された光信号を光ワ
イヤレス受信器11にて受信し、受信されたデータをワイ
ヤレス用信号線12を介して受信するとともに、このデー
タを中央制御装置１に転送するようになっている。ま
た、外部インターフェース端末器８は、外部制御装置8a
との間でデータ伝送を行う端末器であり、パターン設定
端末器９は、データ入力部9aから入力されるパターン制
御データを中央制御装置１に転送する端末器である。な
お、分電盤６あるいはリレー制御盤6a内に配設される監
視用端末器２および制御用端末器３は、分電盤協約寸法
となっており、その制御出力によって負荷制御用のリモ
コンリレー（手元スイッチによってもオン、オフできる
ようにしたラッチングリレー）５が制御されるようにな
っている。
［考案の効果］ 本考案は上述のように構成されており、中央制御装置か
ら監視制御用端末器をアクセスして負荷の制御データを
伝送するとともに、負荷の動作状態を示す監視データを
返送させ、監視データに基づいて動作表示を行うように
した遠隔監視制御装置において、負荷電流を検出する電
流検出手段と、負荷電流値が予め設定された値以上かど
うかを判定する動作判定手段とを監視制御用端末器に設
け、動作判定手段出力を監視データとして返送するよう
にしたものであり、負荷の通電状態に基づいた動作状態
の監視が行えるようになっているので、負荷の実際の動
作状態と異なった動作表示が行われることがなく、信頼
性が損なわれることがないという効果があり、しかも中
央制御装置に各監視制御用端末器に対応して上記設定値
を入力する手段を備え、中央制御装置は入力された設定
値を対応する監視制御用端末器に対して設定モード時に
上記信号線を介して伝送し、当該監視制御用端末器は受
信した上記設定値を動作判定手段に設定するから、中央
制御装置において、各監視制御用端末器における負荷電
流の検出のための設定値を各監視制御用端末器に適切な
値に自由に設定できるものであり、また中央制御装置に
おいて設定値の集中入力ができるため、設定値の管理が
容易となる上に高所等に設置された監視制御用端末器に
対しても設定作業上の問題を生じないという効果があ
る。
ら監視制御用端末器をアクセスして負荷の制御データを
伝送するとともに、負荷の動作状態を示す監視データを
返送させ、監視データに基づいて動作表示を行うように
した遠隔監視制御装置において、負荷電流を検出する電
流検出手段と、負荷電流値が予め設定された値以上かど
うかを判定する動作判定手段とを監視制御用端末器に設
け、動作判定手段出力を監視データとして返送するよう
にしたものであり、負荷の通電状態に基づいた動作状態
の監視が行えるようになっているので、負荷の実際の動
作状態と異なった動作表示が行われることがなく、信頼
性が損なわれることがないという効果があり、しかも中
央制御装置に各監視制御用端末器に対応して上記設定値
を入力する手段を備え、中央制御装置は入力された設定
値を対応する監視制御用端末器に対して設定モード時に
上記信号線を介して伝送し、当該監視制御用端末器は受
信した上記設定値を動作判定手段に設定するから、中央
制御装置において、各監視制御用端末器における負荷電
流の検出のための設定値を各監視制御用端末器に適切な
値に自由に設定できるものであり、また中央制御装置に
おいて設定値の集中入力ができるため、設定値の管理が
容易となる上に高所等に設置された監視制御用端末器に
対しても設定作業上の問題を生じないという効果があ
る。
第１図は本考案一実施例の要部回路図、第２図は他の実
施例の具体回路図、第３図は本考案に係る遠隔制御用端
末器を用いた遠隔監視制御システムの概略構成図、第４
図は同上の動作説明図、第５図は従来例の概略構成図で
ある。 １は中央制御装置、2,3は端末器、４は信号線、21は電
流検出手段、22は動作判定手段である。
施例の具体回路図、第３図は本考案に係る遠隔制御用端
末器を用いた遠隔監視制御システムの概略構成図、第４
図は同上の動作説明図、第５図は従来例の概略構成図で
ある。 １は中央制御装置、2,3は端末器、４は信号線、21は電
流検出手段、22は動作判定手段である。
Claims (1)
- 【請求項１】中央制御装置と、固有アドレスが設定され
た複数の監視制御用端末器とを一対の信号線にて接続
し、中央制御装置から監視制御用端末器をアクセスして
負荷の制御データを伝送するとともに、負荷の動作状態
を示す監視データを返送させ、監視データに基づいて動
作表示を行うようにした遠隔監視制御装置において、負
荷電流を検出する負荷電流検出手段と、負荷電流値が予
め設定された設定値以上かどうかを判定する動作判定手
段とを有し、動作判定手段出力を監視データとして返送
するようにした監視制御用端末器を備えるとともに、中
央制御装置に各監視制御用端末器に対応して上記設定値
を入力する手段を備え、中央制御装置は入力された設定
値を対応する監視制御用端末器に対して設定モード時に
上記信号線を介して伝送し、当該監視制御用端末器は受
信した上記設定値を動作判定手段に設定することを特徴
とする遠隔監視制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988099003U JPH0722944Y2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 遠隔監視制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988099003U JPH0722944Y2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 遠隔監視制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0223185U JPH0223185U (ja) | 1990-02-15 |
| JPH0722944Y2 true JPH0722944Y2 (ja) | 1995-05-24 |
Family
ID=31325765
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988099003U Expired - Lifetime JPH0722944Y2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 遠隔監視制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0722944Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002186054A (ja) * | 2000-12-18 | 2002-06-28 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 機器制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60165896A (ja) * | 1984-02-09 | 1985-08-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | リモ−トコントロ−ル端末装置 |
| JPS62184339U (ja) * | 1986-05-13 | 1987-11-24 |
-
1988
- 1988-07-26 JP JP1988099003U patent/JPH0722944Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0223185U (ja) | 1990-02-15 |
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