JP2703634B2 - 遠隔監視制御システムのアドレス重複検出方法 - Google Patents

遠隔監視制御システムのアドレス重複検出方法

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、制御データおよび監視データを時分割多重
伝送するようにした遠隔監視制御システムのアドレス重
複検出方式に関するものである。
[従来の技術] 従来、制御データおよび監視データを時分割多重伝送
するようにしたこの種の遠隔監視制御システムとして、
第7図に示すようなものがあった。すなわち、中央制御
装置1と、固有アドレスが設定されスイッチS1〜S4を監
視する複数の監視用端末器2、負荷L1〜L4を制御する制
御用端末器3、ワイヤレス中継用端末器7、外部インタ
ーフェース端末器8およびパターン設定用端末器9とが
一対の信号線4にて接続されており、中央制御装置1か
ら信号線4に送出される伝送信号Vsは、第8図(a)に
示すように、信号送出開始を示すスタートパルス信号S
T、信号モードを示すモードデータ信号MD、端末器2,3,7
〜9を呼び出す8ビットのアドレスデータを伝送するア
ドレスデータ信号AD、負荷L1〜L4を制御する制御データ
を伝送する制御データ信号CD、チェックサムデータ信号
CSおよび端末器2,3,7〜9からの返送期間を設定する返
送待機信号WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号
であり、パルス幅変調によってデータが伝送されるよう
になっている。各端末器2,3,7〜9では、信号線4を介
して受信された伝送信号Vsのアドレスデータと自己の固
有アドレスデータとが一致したときその伝送信号Vsの制
御データを取り込むとともに、伝送信号Vsの返送待機信
号WTに同期して監視データ信号を、信号線4間に適当な
低抵抗を接続して得られる電流モードの返送信号VBにて
中央制御装置1に返送するようになっている。なお、中
央制御装置1には、いずれかの監視用端末器2あるいは
ワイヤレス中継端末器7、外部インターフェース端末器
8、パターン設定用端末器9から返送された第8図
(b)に示すような割り込み信号Viが受信されたとき、
割り込み発生端末器2,7〜9を検出して該端末器2,7〜9
をアクセスして監視データを返送させる割り込み処理手
段が設けられている。また、中央制御装置1では、上述
のようにして監視用端末器2あるいはワイヤレス中継端
末器7、外部インターフェース端末器8、パターン設定
用端末器9をアクセスし、中央制御装置1に返送された
監視データに基いて対応する負荷L1〜L4を制御する制御
用端末器3に伝送する制御データを作成するとともに、
その制御データを信号線4を介して当該制御用端末器3
に時分割多重伝送して負荷L1〜L4を制御するようになっ
ている。
ワイヤレス中継端末器7は、光ワイヤレス発信器Y、
光ワイヤレス受信器Xおよびワイヤレス用信号線4aより
なる光ワイヤレスシステムのデータ中継を行う端末器で
あり、光ワイヤレス発信器Yから発信された光信号を光
ワイヤレス受信器Xにて受信し、受信されたデータをワ
イヤレス用信号線4aを介して受信するとともに、このデ
ータを中央制御装置1に転送するようになっている。ま
た、外部インターフェース端末器8は、外部制御装置8a
との間でデータ伝送を行う端末器であり、パターン設定
端末器9は、データ入力部9aから入力されるパターン制
御データを中央制御装置1に転送する端末器である。な
お、メイン盤6あるいは分電盤6a内に配設される監視用
端末器2および制御用端末器3は、分電盤協約寸法とな
っており、その制御出力によって負荷制御用のリモコン
リレー(手元スイッチによってもオン、オフできるよう
にしたラッチングリレー)5が制御されるようになって
いる。
第9図は配設例を示すもので、例えば、メイン盤6内
に配置されている中央制御装置1から建物の各フロアに
配置されている分電盤6a内の監視用、制御用端末器2,3
に主信号線4から分岐された分岐信号線4′を配線し、
各フロアに配設されている操作スイッチS1〜S4の監視、
負荷L1〜L4の制御を両端末器2,3および中央制御装置1
を介して行うようにしたものである。
ところで、上述のような遠隔監視制御システムにおい
て端末器2,3に設定されている固有アドレスに重複が生
じた場合には、返送信号VBが混信して監視データが正常
に受信できなくなってしまうという問題がある。そこ
で、従来、アドレス重複を検出する方式として、電流モ
ード信号として端末器2,3から返送される返送信号VB
電流増加を検出して通常電流の2倍以上の電流が流れて
いるときにアドレス重複と判定し、そのときに伝送され
ているアドレスを重複アドレスとして重複アドレス記憶
部に記憶させ、重複フラッグを立てる方式があった。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述の従来例にあっては、アドレス重
複の検出タイミングや、ノイズにより誤ってアドレス重
複が検出されることがあり、また、2つ以上のアドレス
重複が発生すると、2つとも検出してしまうことになっ
て、重複アドレスの表示が正確に行われないという問題
があった。
本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その
目的とするところは、アドレス重複を確実に検出するこ
とができ、しかも、重複アドレスの表示を正確に行うこ
とができるアドレス重複検出方式を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本発明は、中央制御装置と、固有アドレスが設定され
た複数の監視用、制御用端末器とを一対の信号線で接続
し、各端末器をアクセスして制御データを時分割多重伝
送する伝送信号を中央制御装置から送出するとともに、
信号線に低抵抗を接続して得られる電流モードの返送信
号にて監視データを各端末器から中央制御装置に返送さ
せ、1ポーリングサイクル中に返送信号電流の増加に基
づいて混信が検出されたとき、その伝送信号のアドレス
データを重複アドレスとして重複アドレス記憶部に記憶
させるとともに、重複レベルセット用のポインタの値に
1を加算し、ポインタの値が3になったときにアドレス
記憶部に記憶されている重複アドレスを重複アドレス表
示部に表示させ、1ポーリングサイクル中にアドレス重
複が検出されなかったときにポインタの値から1を減算
し、ポインタの値が0になったときに重複アドレス表示
を消去するようにし、ポインタの値が1以上のときにア
ドレス記憶部の重複アドレスの書き換えが行われないよ
うにマスクしたものである。
[作 用] 本発明は上述のように構成されており、中央制御装置
と、固有アドレスが設定された複数の監視用、制御用端
末器とを一対の信号線で接続し、各端末器をアクセスし
て制御データを時分割多重伝送する伝送信号を中央制御
装置から送出するとともに、信号線に低抵抗を接続して
得られる電流モードの返送信号にて監視データを各端末
器から中央制御装置に返送させ、1ポーリングサイクル
中に返送信号電流の増加に基づいて混信が検出されたと
き、その伝送信号のアドレスデータを重複アドレスとし
て重複アドレス記憶部に記憶させるとともに、重複レベ
ルセット用のポインタの値に1を加算し、ポインタの値
が3になったときにアドレス記憶部に記憶されている重
複アドレスを重複アドレス表示部に表示させ、1ポーリ
ングサイクル中にアドレス重複が検出されなかったとき
にポインタの値から1を減算し、ポインタの値が0にな
ったときに重複アドレス表示を消去するようにしたの
で、ノイズによる誤動作を防止してアドレス重複を確実
に検出することができ、しかも、ポインタの値が1以上
のときにアドレス記憶部の重複アドレスの書き換えが行
われないようにマスクしているので、重複アドレスの表
示を正確に行うことができるようになっている。
[実施例] 第1図および第2図は本発明一実施例を示すもので、
中央制御装置1と、固有アドレスが設定された複数の監
視用、制御用端末器2,3とを一対の主信号線4および分
岐信号線4′で接続し、各端末器2,3をアクセスして制
御データを時分割多重伝送する伝送信号Vsを中央制御装
置1から送出するとともに、信号線4,4′に低抵抗を接
続して得られる電流モードの返送信号VSBにて監視デー
タを各端末器2,3から中央制御装置1に返送させるよう
にした遠隔監視制御システムのラインモニタ端末器10で
あって、実施例では、分岐信号線4′の分岐点にライン
モニタ端末器10を挿入している。ここに、ラインモニタ
端末器10は、分岐信号線4′に流れる電流を検出する電
流トランス14と、アドレス重複あるいは信号線短絡など
のシステム異常を電流トランス14出力に基づいて検出す
る重複検出回路15aおよび短縮検出回路15bよりなる異常
検出手段と、異常検出時に異常状態を表示する動作表示
部17aおよび重複アドレス表示部17bよりなる動作表示手
段と、信号線4′に直列挿入され信号線短絡検出時にオ
フされるリレー接点19aを有する切り離しリレー19より
なるスイッチ手段とを設けたものである。
また、実施例では、信号線短絡状態が解消され、伝送
信号Vsが受信されて回路電源が供給されたときにスイッ
チ手段を自動的にオンさせる自動復帰手段(ソフト的)
が設けられている。さらにまた、アドレス重複検出方式
は、1ポーリングサイクル中に返送信号電流の増加に基
づいて混信が検出されたとき、その伝送信号のアドレス
データを重複アドレスとして重複アドレス記憶部に記憶
させるとともに、重複レベルセット用のポインタの値に
1を加算し、ポインタの値が3になったときにアドレス
記憶部に記憶されている重複アドレスを重複アドレス表
示部に表示させ、1ポーリングサイクル中にアドレス重
複が検出されなかったときにポインタの値から1を減算
し、ポインタの値が0になったときに重複アドレス表示
を消去するようにし、ポインタの値が1以上のときにア
ドレス記憶部の重複アドレスの書き換えが行われないよ
うにマスクしている。
ここに、伝送信号受信回路12は、伝送信号Vsをダイオ
ードD1にて整流し、ツエナーダイオードZD1にてTTLレベ
ルの信号に変換して出力する。電源回路13は、伝送信号
VsをダイオードブリッジDBにて整流してコンデンサC1
て平滑し、ツエナーダイオードZD2およびトランジスタQ
1にて安定化して得られる定電圧を回路電源として供給
する。重複検出回路15aおよび短絡検出回路15bは、コン
パレータCP1,CP2にて形成され、信号線4′に流れる電
流を検出する電流トランス14出力が予め設定された基準
電圧以上になったときに、それぞれ重複検出信号、短絡
検出信号を出力する。動作表示部17aは伝送信号Vsが受
信されていることを表示する発光ダイオードLDaと、ア
ドレス重複を表示する発光ダイオードLDbと、信号線短
絡を表示する発光ダイオードLDcとで形成され、トラン
ジスタQ4〜Q6よりなるドライブ回路16によって点灯制御
される。重複アドレス表示部17bは2桁の数字表示LEDに
て形成され、ドライブICよりなるドライブ回路16bによ
ってドライブされる。ラッチングリレー19はセット巻線
LSおよびリセット巻線LBRを具備した2巻線ラッチング
リレーにて形成され、トランジスタQ2,Q3よりなるドラ
イブ回路18にて駆動される。演算処理回路11はマイクロ
コンピュータを用いて形成されており、受信された伝送
信号Vs、重複検出回路15a、短絡検出回路15bから出力さ
れる各検出信号に基づいて動作表示および重複アドレス
表示の制御を行うとともに、切り離しリレー19の制御を
行うようになっている。スイッチ回路20は、リセットス
イッチSWb、復旧スイッチSWc、表示スイッチSWdにて形
成されている。また、11aは演算処理回路11のマイクロ
コンピュータが暴走したときに自動的にリセットをかけ
るウオッチドッグタイマ、21はリセット回路である。
第3図は端末器ケース30の外観斜視図を示すもので、
端末器ケース30を分電盤協約寸法(実施例では2個モジ
ュール寸法)に形成して分電盤6a内に容易に配設できる
ようにしたものであり、端末器ケース30の前面上部に、
伝送信号受信、アドレス重複、信号線短絡などを表示す
る発光ダイオードLDa〜LDcよりなる動作表示部17aが配
置され、前面中央部には、信号線4への接続を選択する
接続選択スイッチSWaと、重複アドレス表示用部17bとが
設けられており、前面下部には、リセットスイッチSW
b、復旧スイッチSWc、表示スイッチSWdが配置されてい
る。また、信号線接続端子Ti(入力端子),To(出力端
子)は端末器ケース30の前面下端に設けられ、アース線
接続端子Teは、端末器ケース30の上端角部に設けられて
いる。
以下、実施例の動作について説明する。いま、中央制
御装置1から信号線4,4′を介して伝送される伝送信号V
sによって各端末器2,3が順次サイクリックにアクセスさ
れており、各端末器2,3から監視データ(スイッチ状態
監視データ、負荷動作確認データ)を電流モード信号よ
りなる返送信号VBにて返送している。この電流モード信
号は、返送待機信号WTにて設定される返送期間に信号線
4′間に低抵抗を接続して得られる信号であり、低抵抗
を接続されたときに信号線4,4′を流れる電流が増加す
る。したがって、中央制御装置1では、信号線4に流れ
る電流の返送期間における電流増加を検出して返送信号
VBを受信するようになっている。
ここに、複数の端末器2,3に同一の固有アドレスが設
定されたアドレス重複が生じると、複数の端末器2,3が
同時にアクセスされることになって、同一の返送期間に
複数の端末器2,3にて低抵抗が接続されるので、分岐信
号線4′に流れる電流の増加量が複数倍(例えば、2個
の端末器2,3の固有アドレスが同一の場合には2倍)に
なる。したがって、ラインモニタ端末器10の重複検出回
路15aでは、返送期間の分岐信号線4′に流れる電流
が、通常の電流モード信号の2倍以上かどうかによって
アドレス重複を検出している。
また、実施例においては、第4図に示すような処理フ
ローによって誤ったアドレス重複の検出を回避してい
る。すなわち、中央制御装置1は、各端末器2,3を順次
サイクリック(例えば、0ch〜63ch、0ch〜63ch………
…)にアクセス(ポーリング)しているが、1ポーリン
グサイクル中の「A」chで重複があれば、アドレス重複
の重複レベルがセットされるポインタの値に「1」を加
算して重複レベルを大きくする。同時に「A」chの固有
アドレスを重複アドレス記憶部に書き込み、他のアドレ
ス重複があっても重複アドレスが書き換えられないよう
にマスクを行う。このようにして1つでもアドレス重複
があり、重複レベルが1〜3にあれば、その時のアドレ
ス重複以外のアドレス重複は無視される。例えば、ポー
リングを3サイクル行ってアドレス重複が3回あれば、
ポインタに設定される重複レベルは「3」となって重複
表示用の発光ダイオードLDbの点灯によってアドレス重
複が表示されるとともに、アドレス記憶部に書き込まれ
ている重複アドレスを重複アドレス表示部17bに表示さ
せる。
次に、「A」chのアドレス重複が無くなれば、0〜63
chの1サイクルのポーリングにおいてアドレス重複が検
出されないので、ポインタの値から「1」を減算して重
複レベルを「1」だけダウンする。続いてアドレス重複
が無いポーリングが2サイクル続き、ポインタに設定さ
れている重複レベルが「0」になったとき、アドレス重
複表示を消灯させるとともに、重複アドレス記憶部に記
憶されている重複アドレスをクリアして重複アドレス表
示を消去し、他のアドレス重複が受け付けられるように
する。
以上のように、実施例では、アドレス重複が容易にし
かも迅速に判定でき、システム異常状態が長く続くこと
がなく、しかも、重複レベルを判定するためのポインタ
を設け、加減算によってアドレス重複を確実に判定でき
るようにしているので、ノイズによる誤判定を防止でき
るとともに、ポインタの値が1以上のときに重複アドレ
スが書き換えられないようにマスクしているので、重複
アドレスが正確に表示できることになる。
一方、分岐信号線4′に短絡が生じた場合には、その
分岐信号線4′に流れる電流が通常の電流よりも大幅に
増加するので、短絡検出回路15bでは、分岐信号線4′
を流れる電流を検出する電流トランス14出力が予め設定
された短絡検出用基準電圧以上になったかどうかによっ
て短絡検出を行っている。ここに、実施例にあっては、
第6図に示すような処理フローによって信号線短絡を確
実に判定でき、しかも、マイクロンコンピュータのCPU
に負担をかけないようにしている。すなわち、短絡検出
を確実に行うには、短絡検出があるかどうかを常にチェ
ックする必要があるが、この場合、CPUは他の処理を行
えなくなってしまうので、定期的にチェックしている。
しかしながら、応答スピードが問題になる場合やノイズ
による誤動作を防止したい場合には適当でない。
そこで、実施例においては、信号線短絡が発生してい
ない通常の場合、信号線4′を介して伝送される伝送信
号Vsの符号反転が常に行われているかどうかをチェック
するとともに、短絡電流をチェックして信号線短絡を確
実に判定するようにしている。なお、第5図(a)に示
すような短絡電流が流れた場合、短絡検出回路15bから
出力される検出信号として、第5図(b)に示すような
パルス信号(パルス幅t)が出力される。
ここに、CPUは、伝送信号Vsの信号停止がないかどう
かをチェックし、信号停止がない場合には、短絡検出以
外の他の演算処理を行っている。一方、信号線短絡が発
生すると、伝送信号Vsが検出できなくなるので、まず、
10msタイマをセットし、カウンタに「3」をセットす
る。次に、短絡検出回路15bから出力される短絡検出信
号が10ms以上停止されているかどうかをタイマによりチ
ェックし、短絡と判定された場合には、カウンタ値から
「1」を減算し、上記短絡チェックを繰し返して行うこ
とによりカウンタ値が「0」になった時点で、短絡発生
と判断するようになっている。次に、信号線短絡が判断
されると、切り離しリレー19が駆動されてリレー接点19
aがオフし、ラインモニタ端末器10よりも遠くの分岐信
号線4′が主信号線4から切り離される。したがって、
切り離された分岐信号線4′に接続されている端末器2,
3は動作しなくなるものの、他の分岐信号線4′に接続
されている端末器2,3は正常に動作することになり、シ
ステム全体がダウンすることがない。
[発明の効果] 本発明は上述のように構成されており、中央制御装置
と、固有アドレスが設定された複数の監視用、制御用端
末器とを一対の信号線で接続し、各端末器をアクセスし
て制御データを時分割多重伝送する伝送信号を中央制御
装置から送出するとともに、信号線に低抵抗を接続して
得られる電流モードの返送信号にて監視データを各端末
器から中央制御装置に返送させ、1ポーリングサイクル
中に返送信号電流の増加に基づいて混信が検出されたと
き、その伝送信号のアドレスデータを重複アドレスとし
て重複アドレス記憶部に記憶させるとともに、重複レベ
ルセット用のポインタの値に1を加算し、ポインタの値
が3になったときにアドレス記憶部に記憶されている重
複アドレスを重複アドレス表示部に表示させ、1ポーリ
ングサイクル中にアドレス重複が検出されなかったとき
にポインタの値から1を減算し、ポインタの値が0にな
ったときに重複アドレス表示を消去するようにしたの
で、ノイズによる誤動作を防止してアドレス重複を確実
に検出することができ、しかも、ポインタの値が1以上
のときにアドレス記憶部の重複アドレスの書き換えが行
われないようにマスクしているので、重複アドレスの表
示を正確に行うことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の概略構成を示すブロック回路
図、第2図は同上の具体回路図、第3図は同上の外観斜
視図、第4図乃至第6図は同上の動作説明図、第7図は
本発明に係る遠隔監視制御システムの概略構成図、第8
図は同上の動作説明図、第9図は同上の配設図である。 1は中央制御装置、2は監視用端末器、3は制御用端末
器、4,4′は信号線、10はラインモニタ端末器、14は電
流トランス、15aは重複検出回路、15bは短絡検出回路、
17aは動作表示部、17bは重複アドレス表示部、19は切り
離しリレー、19aはリレー接点である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央制御装置と、固有アドレスが設定され
    た複数の監視用、制御用端末器とを一対の信号線で接続
    し、各端末器をアクセスして制御データを時分割多重伝
    送する伝送信号を中央制御装置から送出するとともに、
    信号線に低抵抗を接続して得られる電流モードの返送信
    号にて監視データを各端末器から中央制御装置に返送さ
    せ、1ポーリングサイクル中に返送信号電流の増加に基
    づいて混信が検出されたとき、その伝送信号のアドレス
    データを重複アドレスとして重複アドレス記憶部に記憶
    させるとともに、重複レベルセット用のポインタの値に
    1を加算し、ポインタの値が3になったときにアドレス
    記憶部に記憶されている重複アドレスを重複アドレス表
    示部に表示させ、1ポーリングサイクル中にアドレス重
    複が検出されなかったときにポインタの値から1を減算
    し、ポインタの値が0になったときに重複アドレス表示
    を消去するようにし、ポインタの値が1以上のときにア
    ドレス記憶部の重複アドレスの書き換えが行われないよ
    うにマスクしたことを特徴とする遠隔監視制御システム
    のアドレス重複検出方式。
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