JP2719156B2 - 遠隔監視制御システム - Google Patents
遠隔監視制御システムInfo
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- JP2719156B2 JP2719156B2 JP63241734A JP24173488A JP2719156B2 JP 2719156 B2 JP2719156 B2 JP 2719156B2 JP 63241734 A JP63241734 A JP 63241734A JP 24173488 A JP24173488 A JP 24173488A JP 2719156 B2 JP2719156 B2 JP 2719156B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、信号線を介して接続された中央制御装置と
複数の端末器との間で、時分割多重伝送によるデータ伝
送を行うことにより端末器に接続された負荷を遠隔制御
するようにした遠隔監視制御システムに関するものであ
る。
複数の端末器との間で、時分割多重伝送によるデータ伝
送を行うことにより端末器に接続された負荷を遠隔制御
するようにした遠隔監視制御システムに関するものであ
る。
[従来の技術] この種の遠隔監視制御システムは、第4図に示すよう
に、中央制御装置31と、固有のアドレスが設定された複
数の監視用端末器32、制御用端末器33、ワイヤレス中継
用端末器34、外部インタフェース端末器35、パターン設
定用端末器36とを一対の信号線37を介して接続したもの
であり、監視用端末器32には監視入力として壁スイッチ
等のスイッチS1〜S4が接続されている。中央制御装置31
から信号線37に送出される伝送信号Vsは、第5図(a)
に示すように、信号送出開始を示すスタートパルス信号
ST、信号モードを示すモードデータ信号MD、各端末器32
〜36を呼び出す8ビットのアドレスデータを伝送するア
ドレスデータ信号AD、負荷L1〜L4を制御する制御データ
を伝送する制御データ信号CD、チェックサムデータ信号
CSおよび各端末器32〜36からの返送期間を設定する返送
待機信号WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号で
あり、パルス幅変調によってデータが伝送されるように
なっている。各端末器32〜36では、信号線37を介して受
信された伝送信号Vsのアドレスデータと設定されたアド
レスデータとが一致したときその伝送信号Vsの制御デー
タを取り込むとともに、伝送信号Vsの返送待機信号WTに
同期して監視データ信号を電流モード信号(信号線37間
を適当な低インピーダンスを介して短絡して送出される
信号)として返送するようになっている。また、中央制
御装置31には、モードデータ信号MDをダミーモードとし
たダミー伝送信号を常時送出するダミー信号送信手段
と、監視用端末器32、ワイヤレス中継用端末器34、外部
インタフェース端末器35、パターン設定用端末器36のい
ずれかから返送された第5図(b)に示すような割り込
み信号Viが受信されたとき、割り込みを発生した端末器
32〜36を検出してその端末器32〜36をアクセスして監視
データを返送させる割り込み処理手段とが設けられてい
る。また、中央制御装置31では、上述のようにして監視
用端末器32あるいはワイヤレス中継用端末器34、外部イ
ンタフェース端末器35、パターン設定用端末器36から中
央制御装置31に返送された監視データに基づいて対応す
る負荷L1〜L4を制御する制御用端末器33に伝送する制御
データを作成するとともに、その制御データを信号線37
を介してその制御用端末器33に時分割多重伝送して負荷
L1〜L4を制御するようになっている。
に、中央制御装置31と、固有のアドレスが設定された複
数の監視用端末器32、制御用端末器33、ワイヤレス中継
用端末器34、外部インタフェース端末器35、パターン設
定用端末器36とを一対の信号線37を介して接続したもの
であり、監視用端末器32には監視入力として壁スイッチ
等のスイッチS1〜S4が接続されている。中央制御装置31
から信号線37に送出される伝送信号Vsは、第5図(a)
に示すように、信号送出開始を示すスタートパルス信号
ST、信号モードを示すモードデータ信号MD、各端末器32
〜36を呼び出す8ビットのアドレスデータを伝送するア
ドレスデータ信号AD、負荷L1〜L4を制御する制御データ
を伝送する制御データ信号CD、チェックサムデータ信号
CSおよび各端末器32〜36からの返送期間を設定する返送
待機信号WTよりなる複極(±24V)の時分割多重信号で
あり、パルス幅変調によってデータが伝送されるように
なっている。各端末器32〜36では、信号線37を介して受
信された伝送信号Vsのアドレスデータと設定されたアド
レスデータとが一致したときその伝送信号Vsの制御デー
タを取り込むとともに、伝送信号Vsの返送待機信号WTに
同期して監視データ信号を電流モード信号(信号線37間
を適当な低インピーダンスを介して短絡して送出される
信号)として返送するようになっている。また、中央制
御装置31には、モードデータ信号MDをダミーモードとし
たダミー伝送信号を常時送出するダミー信号送信手段
と、監視用端末器32、ワイヤレス中継用端末器34、外部
インタフェース端末器35、パターン設定用端末器36のい
ずれかから返送された第5図(b)に示すような割り込
み信号Viが受信されたとき、割り込みを発生した端末器
32〜36を検出してその端末器32〜36をアクセスして監視
データを返送させる割り込み処理手段とが設けられてい
る。また、中央制御装置31では、上述のようにして監視
用端末器32あるいはワイヤレス中継用端末器34、外部イ
ンタフェース端末器35、パターン設定用端末器36から中
央制御装置31に返送された監視データに基づいて対応す
る負荷L1〜L4を制御する制御用端末器33に伝送する制御
データを作成するとともに、その制御データを信号線37
を介してその制御用端末器33に時分割多重伝送して負荷
L1〜L4を制御するようになっている。
ワイヤレス中継用端末器34は、光ワイヤレス発信器
Y、光ワイヤレス受信器Xおよびワイヤレス系信号線38
よりなる光ワイヤレスシステムのデータ中継を行う端末
器であり、光ワイヤレス発信器Yから発信された光信号
を光ワイヤレス受信器Xにて受信し、受信されたデータ
をワイヤレス系信号線38を介して受信するとともに、こ
のデータを中央制御装置31に転送するようになってい
る。また、外部インタフェース端末器35は、外部制御装
置39との間でデータ伝送を行う端末器であり、パターン
設定端末器36は、データ入力部40から入力されるパター
ン制御データを中央制御装置31に転送する端末器であ
る。なお、分電盤41あるいはリレー制御盤41a内に配設
される監視用端末器32および制御用端末器33は、分電盤
協約寸法に設定されており、その制御出力によって負荷
制御用のリモコンリレー(手元スイッチによってもオ
ン、オフできるようにしたラッチングリレー)42が制御
されるようになっている。
Y、光ワイヤレス受信器Xおよびワイヤレス系信号線38
よりなる光ワイヤレスシステムのデータ中継を行う端末
器であり、光ワイヤレス発信器Yから発信された光信号
を光ワイヤレス受信器Xにて受信し、受信されたデータ
をワイヤレス系信号線38を介して受信するとともに、こ
のデータを中央制御装置31に転送するようになってい
る。また、外部インタフェース端末器35は、外部制御装
置39との間でデータ伝送を行う端末器であり、パターン
設定端末器36は、データ入力部40から入力されるパター
ン制御データを中央制御装置31に転送する端末器であ
る。なお、分電盤41あるいはリレー制御盤41a内に配設
される監視用端末器32および制御用端末器33は、分電盤
協約寸法に設定されており、その制御出力によって負荷
制御用のリモコンリレー(手元スイッチによってもオ
ン、オフできるようにしたラッチングリレー)42が制御
されるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記従来構成においては、各種の機能を有
した端末器があり、また、同種の端末器でも入出力の極
性や信号形式などが異なる場合があるから、インタフェ
ースを端末器ごとに個別に設ける必要があり、部品管理
点数が多くなるという問題があった。また、従来構成で
は端末器を組み立てた後には機能の変更ができず、設置
後に機能を変更しようとすれば、端末器も交換しなけれ
ばならないという不都合があった。
した端末器があり、また、同種の端末器でも入出力の極
性や信号形式などが異なる場合があるから、インタフェ
ースを端末器ごとに個別に設ける必要があり、部品管理
点数が多くなるという問題があった。また、従来構成で
は端末器を組み立てた後には機能の変更ができず、設置
後に機能を変更しようとすれば、端末器も交換しなけれ
ばならないという不都合があった。
この種の問題を解決するものとして、本発明者は、端
末器に記憶部を設け、記憶部の設定を変更することによ
り、端末器の機能の切換が行えるようにすることを提案
している。しかし、端末器は天井や器具内などに配設さ
れることが多いから、記憶部へのデータの書込や記憶部
内のデータの確認を行う場合には、設定・確認を行う装
置を端末器に近付けるために、脚立などに上る必要があ
り、作業が面倒であるという問題があった。
末器に記憶部を設け、記憶部の設定を変更することによ
り、端末器の機能の切換が行えるようにすることを提案
している。しかし、端末器は天井や器具内などに配設さ
れることが多いから、記憶部へのデータの書込や記憶部
内のデータの確認を行う場合には、設定・確認を行う装
置を端末器に近付けるために、脚立などに上る必要があ
り、作業が面倒であるという問題があった。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするもの
であり、記憶部へのデータの設定や確認を光によるワイ
ヤレス信号を用いて行うことにより、設定作業や確認作
業を容易にするとともに、ワイヤレス信号を光とするこ
とにより、指向性を高めて隣接した端末器への誤設定を
防止するようにした遠隔監視制御システムを提供しよう
とするものである。
であり、記憶部へのデータの設定や確認を光によるワイ
ヤレス信号を用いて行うことにより、設定作業や確認作
業を容易にするとともに、ワイヤレス信号を光とするこ
とにより、指向性を高めて隣接した端末器への誤設定を
防止するようにした遠隔監視制御システムを提供しよう
とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、各端末器に、無
給電で端末器のアドレスデータおよび端末器の機能の切
換を行なう機能データを記憶保持できる記憶部と、記憶
部に書き込まれるデータを含んだ光によるワイヤレス信
号を受光する受光部とを設け、端末器に対するワイヤレ
ス信号を作成して送出するリモコン装置を端末器とは別
体に設けているのである。
給電で端末器のアドレスデータおよび端末器の機能の切
換を行なう機能データを記憶保持できる記憶部と、記憶
部に書き込まれるデータを含んだ光によるワイヤレス信
号を受光する受光部とを設け、端末器に対するワイヤレ
ス信号を作成して送出するリモコン装置を端末器とは別
体に設けているのである。
また、端末器に、記憶部に記憶されているデータを含
んだ光によるワイヤレス信号を出力する発光部を設け、
リモコン装置に、端末器の発光部から送出されるワイヤ
レス信号を受光する受光部と、ワイヤレス信号の内容を
表示する表示部を設けるようにするのが望ましい。
んだ光によるワイヤレス信号を出力する発光部を設け、
リモコン装置に、端末器の発光部から送出されるワイヤ
レス信号を受光する受光部と、ワイヤレス信号の内容を
表示する表示部を設けるようにするのが望ましい。
[作用] 上記構成によれば、各端末器はそれぞれアドレスデー
タや端末器の機能の切換を行なう機能データを記憶保持
できる記憶部に加えて、記憶部に書き込まれるデータを
含んだワイヤレス信号を受光する受光部を備えているの
であって、各端末器ごとにワイヤレス信号を用いて常用
するアドレスの設定および機能の切換を離れた場所から
行なうことができ、結果的にこれらの設定作業が容易に
なる。しかも、ディップスイッチ等を用いないから、良
好な外観を得ることができるのである。さらに、ワイヤ
レス信号が光であるから、指向性を持たせるのが容易で
あり、隣接した端末器への誤設定を防止することができ
るのである。
タや端末器の機能の切換を行なう機能データを記憶保持
できる記憶部に加えて、記憶部に書き込まれるデータを
含んだワイヤレス信号を受光する受光部を備えているの
であって、各端末器ごとにワイヤレス信号を用いて常用
するアドレスの設定および機能の切換を離れた場所から
行なうことができ、結果的にこれらの設定作業が容易に
なる。しかも、ディップスイッチ等を用いないから、良
好な外観を得ることができるのである。さらに、ワイヤ
レス信号が光であるから、指向性を持たせるのが容易で
あり、隣接した端末器への誤設定を防止することができ
るのである。
また、端末器からリモコン装置に対してワイヤレス信
号を伝送し、記憶部の内容をリモコン装置の表示部に表
示するようにすれば、確認作業も容易になるのである。
号を伝送し、記憶部の内容をリモコン装置の表示部に表
示するようにすれば、確認作業も容易になるのである。
[実施例] 第1図に示す端末器10は、従来の技術の項で説明した
各端末器32〜36に相当するものであって、信号線37を介
して伝送される伝送信号Vsを送受する送受信部11と、端
末器10における各種の処理を行うとともにインタフェー
スを内蔵した信号処理部12と、信号処理部12における処
理内容を設定する記憶部13とを備え、さらに、後述する
リモコン装置20との間で赤外線のワイヤレス信号を送受
するための受光部14および発光部15を備えている。ま
た、第1図の端末器10は、監視用端末器として機能を設
定した場合を表しており、壁スイッチ等のスイッチSW
(第4図のS1〜S4に相当する)と、負荷L1〜L4のオン・
オフを示す発光ダイオードLD1,LD2とが接続されてい
る。信号処理部12は、マイクロコンピュータよりなり、
中央制御装置31からのアドレスデータが入力されると、
予め設定されているアドレスデータと比較し、これが一
致すればスイッチSWの操作状態を読み込み、これを監視
信号として返送待機信号に同期させて中央制御装置31に
返送するようになっている。端末器10に設定されるアド
レスデータは、信号処理部12にディップスイッチを接続
して設定してもよいが、記憶部13に書き込んでおいてこ
れを利用するのが望ましい。記憶部13は、無給電でデー
タの保持ができる不揮発性の記憶装置としてE2PROMが用
いられている。この記憶部13は、信号処理部12で行う処
理を切り換える一種のメモリスイッチとして機能するの
であって、次のような機能の切換が行えるようになって
いる。すなわち、端末器種別(監視用、制御用等)、入
力極性(正論理、負論理)、入力ラッチモード(立ち上
がりラッチ、変化点ラッチ、変化点補正付ラッチ等)、
入力サンプリング時間(回数)、出力極性(正論理、負
論理)、出力モード(シングル出力、ラッチングリレー
駆動出力、ワンショット出力、フリッカー出力等)、出
力時間(リレー駆動時間)、返信出力モード(3路設
定、ビット分割等)、調光モード(蛍光灯、白熱灯、イ
ンバータ等)、一時点灯や遅延点灯の遅延時間などの機
能の切換が行えるようになっている。ここに、括弧内が
切換可能な要素である。このような各種の機能に必要な
プログラムとインタフェースは信号処理部12が保有して
おり、上記機能の切換を行なう機能データを記憶部13に
記憶させておくことにより、必要な機能が使用されるよ
うになっているのである。ただし、プログラム領域は記
憶部13内に設けてもよいのはもちろんのことである。
各端末器32〜36に相当するものであって、信号線37を介
して伝送される伝送信号Vsを送受する送受信部11と、端
末器10における各種の処理を行うとともにインタフェー
スを内蔵した信号処理部12と、信号処理部12における処
理内容を設定する記憶部13とを備え、さらに、後述する
リモコン装置20との間で赤外線のワイヤレス信号を送受
するための受光部14および発光部15を備えている。ま
た、第1図の端末器10は、監視用端末器として機能を設
定した場合を表しており、壁スイッチ等のスイッチSW
(第4図のS1〜S4に相当する)と、負荷L1〜L4のオン・
オフを示す発光ダイオードLD1,LD2とが接続されてい
る。信号処理部12は、マイクロコンピュータよりなり、
中央制御装置31からのアドレスデータが入力されると、
予め設定されているアドレスデータと比較し、これが一
致すればスイッチSWの操作状態を読み込み、これを監視
信号として返送待機信号に同期させて中央制御装置31に
返送するようになっている。端末器10に設定されるアド
レスデータは、信号処理部12にディップスイッチを接続
して設定してもよいが、記憶部13に書き込んでおいてこ
れを利用するのが望ましい。記憶部13は、無給電でデー
タの保持ができる不揮発性の記憶装置としてE2PROMが用
いられている。この記憶部13は、信号処理部12で行う処
理を切り換える一種のメモリスイッチとして機能するの
であって、次のような機能の切換が行えるようになって
いる。すなわち、端末器種別(監視用、制御用等)、入
力極性(正論理、負論理)、入力ラッチモード(立ち上
がりラッチ、変化点ラッチ、変化点補正付ラッチ等)、
入力サンプリング時間(回数)、出力極性(正論理、負
論理)、出力モード(シングル出力、ラッチングリレー
駆動出力、ワンショット出力、フリッカー出力等)、出
力時間(リレー駆動時間)、返信出力モード(3路設
定、ビット分割等)、調光モード(蛍光灯、白熱灯、イ
ンバータ等)、一時点灯や遅延点灯の遅延時間などの機
能の切換が行えるようになっている。ここに、括弧内が
切換可能な要素である。このような各種の機能に必要な
プログラムとインタフェースは信号処理部12が保有して
おり、上記機能の切換を行なう機能データを記憶部13に
記憶させておくことにより、必要な機能が使用されるよ
うになっているのである。ただし、プログラム領域は記
憶部13内に設けてもよいのはもちろんのことである。
一方、リモコン装置20は、端末器10との間でワイヤレ
ス信号を送受するための発光部21および受光部22を備
え、発光部21から送出されるワイヤレス信号は操作部23
からの入力を信号処理部25で処理して作成される。ま
た、受光部22で受光されたワイヤレス信号は信号処理部
25で処理され表示部24に表示される。ワイヤレス信号に
は、設定モードと確認モードとがあり、設定モードでは
操作部23で設定した内容に記憶部13の設定内容を変更で
き、確認モードでは記憶部13の設定内容を表示部24に表
示できるようになっている。
ス信号を送受するための発光部21および受光部22を備
え、発光部21から送出されるワイヤレス信号は操作部23
からの入力を信号処理部25で処理して作成される。ま
た、受光部22で受光されたワイヤレス信号は信号処理部
25で処理され表示部24に表示される。ワイヤレス信号に
は、設定モードと確認モードとがあり、設定モードでは
操作部23で設定した内容に記憶部13の設定内容を変更で
き、確認モードでは記憶部13の設定内容を表示部24に表
示できるようになっている。
端末器10の基本的な動作を、第3図を用いて説明す
る。まず電源投入時には、記憶部13のデータを読み出し
て端末器10の機能を設定する。次に、設定された機能に
応じて通常の動作を行い、その間にワイヤレス信号が受
信されたかどうかを検出する。ワイヤレス信号を受信す
ると、そのモードに応じて設定モードならば、記憶部13
への書込を行った後、記憶部13のデータを読み出してワ
イヤレス信号としてリモコン装置20に返送する。また、
リモコン装置20からのワイヤレス信号が確認モードであ
った場合には、端末器10では記憶部13からのデータの読
出を行ってリモコン装置20にワイヤレス信号として返送
する。設定モードでも確認モードでも、リモコン装置20
ではワイヤレス信号を受け取るとデータを表示し、使用
者が確認できるようにする。以上のようにして、リモコ
ン装置20による記憶部13の記憶内容の設定と確認とが行
えるのである。
る。まず電源投入時には、記憶部13のデータを読み出し
て端末器10の機能を設定する。次に、設定された機能に
応じて通常の動作を行い、その間にワイヤレス信号が受
信されたかどうかを検出する。ワイヤレス信号を受信す
ると、そのモードに応じて設定モードならば、記憶部13
への書込を行った後、記憶部13のデータを読み出してワ
イヤレス信号としてリモコン装置20に返送する。また、
リモコン装置20からのワイヤレス信号が確認モードであ
った場合には、端末器10では記憶部13からのデータの読
出を行ってリモコン装置20にワイヤレス信号として返送
する。設定モードでも確認モードでも、リモコン装置20
ではワイヤレス信号を受け取るとデータを表示し、使用
者が確認できるようにする。以上のようにして、リモコ
ン装置20による記憶部13の記憶内容の設定と確認とが行
えるのである。
第2図は、端末器10を制御用端末器として使用する場
合を例示しており、信号処理部12にはスイッチSWおよび
発光ダイオードLD1,LD2に代えてラッチング型のリレーR
yを設けている。リレーRyには主接点r1と補助接点r2と
が設けられており、主接点r1では負荷をオン・オフし、
補助接点r2により負荷のオン・オフの状態を返送できる
ようにしている。このように制御用端末器として使用す
る場合であっても、記憶部13の内容を書き換えるのみで
信号処理部12にリレーRyが接続できるように、動作とイ
ンタフェースとの切換ができるのである。
合を例示しており、信号処理部12にはスイッチSWおよび
発光ダイオードLD1,LD2に代えてラッチング型のリレーR
yを設けている。リレーRyには主接点r1と補助接点r2と
が設けられており、主接点r1では負荷をオン・オフし、
補助接点r2により負荷のオン・オフの状態を返送できる
ようにしている。このように制御用端末器として使用す
る場合であっても、記憶部13の内容を書き換えるのみで
信号処理部12にリレーRyが接続できるように、動作とイ
ンタフェースとの切換ができるのである。
[発明の効果] 本発明は上述のように、各端末器に、無給電で端末器
のアドレスデータおよび端末器の機能の切換を行なう機
能データを記憶保持できる記憶部と、記憶部に書き込ま
れるデータを含んだ光によるワイヤレス信号を受光する
受光部とを設け、端末器に対するワイヤレス信号を作成
して送出するリモコン装置を端末器とは別体に設けてい
るものであり、各端末器はそれぞれアドレスデータや端
末器の機能の切換を行なう機能データを記憶保持できる
記憶部に加えて、記憶部に書き込まれるデータを含んだ
ワイヤレス信号を受光する受光部を備えているので、各
端末器ごとにワイヤレス信号を用いて常用するアドレス
の設定および機能の切換を離れた場所から行なうことが
でき、結果的にこれらの設定作業が容易になるという利
点を有する。しかも、ディップスイッチ等を用いないか
ら、良好な外観を得ることができるのである。さらに、
ワイヤレス信号が光であるから、指向性を持たせるのが
容易であり、隣接した端末器への誤設定を防止すること
ができる。
のアドレスデータおよび端末器の機能の切換を行なう機
能データを記憶保持できる記憶部と、記憶部に書き込ま
れるデータを含んだ光によるワイヤレス信号を受光する
受光部とを設け、端末器に対するワイヤレス信号を作成
して送出するリモコン装置を端末器とは別体に設けてい
るものであり、各端末器はそれぞれアドレスデータや端
末器の機能の切換を行なう機能データを記憶保持できる
記憶部に加えて、記憶部に書き込まれるデータを含んだ
ワイヤレス信号を受光する受光部を備えているので、各
端末器ごとにワイヤレス信号を用いて常用するアドレス
の設定および機能の切換を離れた場所から行なうことが
でき、結果的にこれらの設定作業が容易になるという利
点を有する。しかも、ディップスイッチ等を用いないか
ら、良好な外観を得ることができるのである。さらに、
ワイヤレス信号が光であるから、指向性を持たせるのが
容易であり、隣接した端末器への誤設定を防止すること
ができる。
また、端末器からリモコン装置に対してワイヤレス信
号を伝送し、記憶部の内容をリモコン装置の表示部に表
示するようにすれば、記憶部の設定内容をリモコン装置
で確認することができ、確認作業も容易になるのであ
る。
号を伝送し、記憶部の内容をリモコン装置の表示部に表
示するようにすれば、記憶部の設定内容をリモコン装置
で確認することができ、確認作業も容易になるのであ
る。
第1図は本発明の実施例を示すブロック図、第2図は同
上の他の実施例の端末器を示すブロック図、第3図は同
上の動作説明図、第4図は本発明に係る遠隔監視制御シ
ステムの概略構成図、第5図は同上の伝送信号のフォー
マットを示す動作説明図である。 10……端末器、12……信号処理部、13……記憶部、14…
…受光部、15……発光部、20……リモコン装置、21……
発光部、22……受光部、23……操作部、24……表示部、
25……信号処理部、31……中央制御装置、32……監視用
端末器、33……制御用端末器、L1〜L4……負荷、S1〜S4
……スイッチ。
上の他の実施例の端末器を示すブロック図、第3図は同
上の動作説明図、第4図は本発明に係る遠隔監視制御シ
ステムの概略構成図、第5図は同上の伝送信号のフォー
マットを示す動作説明図である。 10……端末器、12……信号処理部、13……記憶部、14…
…受光部、15……発光部、20……リモコン装置、21……
発光部、22……受光部、23……操作部、24……表示部、
25……信号処理部、31……中央制御装置、32……監視用
端末器、33……制御用端末器、L1〜L4……負荷、S1〜S4
……スイッチ。
Claims (2)
- 【請求項1】それぞれアドレスが固有に設定される複数
の端末器が一対の信号線を介して中央制御装置に接続さ
れ、前記中央制御装置より送出される伝送信号により前
記中央制御装置と前記各端末器との間でデータが時分割
多重伝送され、前記伝送信号には、前記端末器をアクセ
スするアドレスデータ、前記端末器に接続された負荷を
制御する制御データ、前記端末器からの監視データの返
送期間を設定する返送待機信号が含まれている遠隔監視
制御システムにおいて、前記各端末器は、無給電で前記
端末器のアドレスデータおよび前記端末器の機能の切換
を行なう機能データを記憶保持できる記憶部と、前記記
憶部に書き込まれるデータを含んだ光によるワイヤレス
信号を受光する受光部とを備え、前記端末器に対する前
記ワイヤレス信号を作成して送出するリモコン装置が前
記端末器とは別体に設けられて成ることを特徴とする遠
隔監視制御システム。 - 【請求項2】前記端末器は、前記記憶部に記憶されてい
るデータを含んだ光によるワイヤレス信号を出力する発
光部を備え、前記リモコン装置は、前記端末器の発光部
から送出される前記ワイヤレス信号を受光する受光部
と、前記ワイヤレス信号の内容を表示する表示部とを備
えて成ることを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御
システム。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63241734A JP2719156B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 遠隔監視制御システム |
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