JP2793814B2 - 遠隔監視制御システム - Google Patents
遠隔監視制御システムInfo
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- JP2793814B2 JP2793814B2 JP63241737A JP24173788A JP2793814B2 JP 2793814 B2 JP2793814 B2 JP 2793814B2 JP 63241737 A JP63241737 A JP 63241737A JP 24173788 A JP24173788 A JP 24173788A JP 2793814 B2 JP2793814 B2 JP 2793814B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、信号線を介して接続された中央制御装置と
複数の端末器との間で、時分割多重伝送によるデータ伝
送を行うことにより端末器に接続された負荷を遠隔制御
するようにした遠隔監視制御システムに関するものであ
る。
複数の端末器との間で、時分割多重伝送によるデータ伝
送を行うことにより端末器に接続された負荷を遠隔制御
するようにした遠隔監視制御システムに関するものであ
る。
[従来の技術] この種の遠隔監視制御システムは、第5図に示すよう
に、中央制御装置31と、固有のアドレスが設定された複
数の監視用端末器32、制御用端末器33、ワイヤレス中継
用端末器34、外部インタフェース端末器35、パターン設
定用端末器36とを一対の信号線37を介して接続したもの
であり、監視用端末器32には監視入力として壁スイッチ
等のスイッチS1〜S4や火災感知器、煙感知器、ガス漏れ
検知器等の各種センサ(図示せず)が接続される。中央
制御装置31から信号線37に送出される伝送信号VSは、第
6図(a)に示すように、信号送出開始を示すスタート
パルス信号ST、信号モードを示すモードデータ信号MD、
各端末器32〜36を呼び出す8ビットのアドレスデータを
伝送するアドレスデータ信号AD、負荷L1〜L4を制御する
制御データを伝送する制御データ信号CD、チェックサム
データ信号CSおよび各端末器32〜36からの返送期間を設
定する返送待機信号WTよりなる複極(±24V)の時分割
多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送さ
れるようになっている。各端末器32〜36では、信号線37
を介して受信された伝送信号VSのアドレスデータと設定
されたアドレスデータとが一致したときその伝送信号VS
の制御データを取り込むとともに、伝送信号VSの返送待
機信号WTに同期して監視データ信号を電流モード信号
(信号線37間を適当な低インピーダンスを介して短絡し
て送出される信号)として返送するようになっている。
また、中央制御装置31には、モードデータ信号MDをダミ
ーモードとしたダミー伝送信号を常時送出するダミー信
号送信手段と、監視用端末器32、ワイヤレス中継用端末
器34、外部インタフェース端末器35、パターン設定用端
末器36のいずれかから返送された第6図(b)に示すよ
うな割り込み信号Viが受信されたとき、割り込みを発生
した端末器32〜36を検出してその端末器32〜36をアクセ
スして監視データを返送させる割り込み処理手段とが設
けられている。また、中央制御装置31では、上述のよう
にして監視用端末器32あるいはワイヤレス中継用端末器
34、外部インタフェース端末器35、パターン設定用端末
器36から中央制御装置31に返送された監視データに基づ
いて対応する負荷L1〜L4を制御する制御用端末器33に伝
送する制御データを作成するとともに、その制御データ
を信号線37を介してその制御用端末器33に時分割多重伝
送して負荷L1〜L4を制御するようになっている。
に、中央制御装置31と、固有のアドレスが設定された複
数の監視用端末器32、制御用端末器33、ワイヤレス中継
用端末器34、外部インタフェース端末器35、パターン設
定用端末器36とを一対の信号線37を介して接続したもの
であり、監視用端末器32には監視入力として壁スイッチ
等のスイッチS1〜S4や火災感知器、煙感知器、ガス漏れ
検知器等の各種センサ(図示せず)が接続される。中央
制御装置31から信号線37に送出される伝送信号VSは、第
6図(a)に示すように、信号送出開始を示すスタート
パルス信号ST、信号モードを示すモードデータ信号MD、
各端末器32〜36を呼び出す8ビットのアドレスデータを
伝送するアドレスデータ信号AD、負荷L1〜L4を制御する
制御データを伝送する制御データ信号CD、チェックサム
データ信号CSおよび各端末器32〜36からの返送期間を設
定する返送待機信号WTよりなる複極(±24V)の時分割
多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送さ
れるようになっている。各端末器32〜36では、信号線37
を介して受信された伝送信号VSのアドレスデータと設定
されたアドレスデータとが一致したときその伝送信号VS
の制御データを取り込むとともに、伝送信号VSの返送待
機信号WTに同期して監視データ信号を電流モード信号
(信号線37間を適当な低インピーダンスを介して短絡し
て送出される信号)として返送するようになっている。
また、中央制御装置31には、モードデータ信号MDをダミ
ーモードとしたダミー伝送信号を常時送出するダミー信
号送信手段と、監視用端末器32、ワイヤレス中継用端末
器34、外部インタフェース端末器35、パターン設定用端
末器36のいずれかから返送された第6図(b)に示すよ
うな割り込み信号Viが受信されたとき、割り込みを発生
した端末器32〜36を検出してその端末器32〜36をアクセ
スして監視データを返送させる割り込み処理手段とが設
けられている。また、中央制御装置31では、上述のよう
にして監視用端末器32あるいはワイヤレス中継用端末器
34、外部インタフェース端末器35、パターン設定用端末
器36から中央制御装置31に返送された監視データに基づ
いて対応する負荷L1〜L4を制御する制御用端末器33に伝
送する制御データを作成するとともに、その制御データ
を信号線37を介してその制御用端末器33に時分割多重伝
送して負荷L1〜L4を制御するようになっている。
ワイヤレス中継用端末器34は、光ワイヤレス発信器
Y、光ワイヤレス受信器Xおよびワイヤレス系信号線38
よりなる光ワイヤレスシステムのデータ中継を行う端末
器であり、光ワイヤレス発信器Yから発信された光信号
を光ワイヤレス受信器Xにて受信し、受信されたデータ
をワイヤレス系信号線38を介して受信するとともに、こ
のデータを中央制御装置31に転送するようになってい
る。また、外部インタフェース端末器35は、外部制御装
置39との間でデータ伝送を行う端末器であり、パターン
設定端末器36は、データ入力部40から入力されるパター
ン制御データを中央制御装置31に転送する端末器であ
る。なお、分電盤41あるいはリレー制御盤41a内に配設
される監視用端末器32および制御用端末器33は、分電盤
協約寸法に設定されており、その制御出力によって負荷
制御用のリモコンリレー(手元スイッチによってもオ
ン、オフできるようにしたラッチングリレー)42が制御
されるようになっている。
Y、光ワイヤレス受信器Xおよびワイヤレス系信号線38
よりなる光ワイヤレスシステムのデータ中継を行う端末
器であり、光ワイヤレス発信器Yから発信された光信号
を光ワイヤレス受信器Xにて受信し、受信されたデータ
をワイヤレス系信号線38を介して受信するとともに、こ
のデータを中央制御装置31に転送するようになってい
る。また、外部インタフェース端末器35は、外部制御装
置39との間でデータ伝送を行う端末器であり、パターン
設定端末器36は、データ入力部40から入力されるパター
ン制御データを中央制御装置31に転送する端末器であ
る。なお、分電盤41あるいはリレー制御盤41a内に配設
される監視用端末器32および制御用端末器33は、分電盤
協約寸法に設定されており、その制御出力によって負荷
制御用のリモコンリレー(手元スイッチによってもオ
ン、オフできるようにしたラッチングリレー)42が制御
されるようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上記従来構成においては、各種の機能を有
した端末器があり、また、同種の端末器でも入出力の極
性や信号形式などが異なる場合があるから、インタフェ
ースを端末器ごとに個別に設ける必要があり、部品管理
点数が多くなるという問題があった。その上、従来構成
では端末器を組み立てた後には機能の変更ができず、設
置後に機能を変更しようとすれば、端末器も変換しなけ
ればならないという不都合があった。さらに、監視入力
としてセンサを設けている場合には検知対象等に応じて
感度調節等をしなければならず、一般には半固定抵抗や
バリコンのような可動部品により調整を行っていたか
ら、作業が面倒であり自動化しにくいものであった。
した端末器があり、また、同種の端末器でも入出力の極
性や信号形式などが異なる場合があるから、インタフェ
ースを端末器ごとに個別に設ける必要があり、部品管理
点数が多くなるという問題があった。その上、従来構成
では端末器を組み立てた後には機能の変更ができず、設
置後に機能を変更しようとすれば、端末器も変換しなけ
ればならないという不都合があった。さらに、監視入力
としてセンサを設けている場合には検知対象等に応じて
感度調節等をしなければならず、一般には半固定抵抗や
バリコンのような可動部品により調整を行っていたか
ら、作業が面倒であり自動化しにくいものであった。
こうした問題を解決するものとして本発明者は端末器
に記憶部を設け、この記憶部の内容により端末器の信号
処理部の機能を切り換えたり、監視入力の種類に応じた
感度調節をすることを提案している。この場合、制御用
端末器に設定すべきところを誤って監視用端末器に設定
したり、あるいは、センサの検知感度を悪意で変更した
りするおそれがある。
に記憶部を設け、この記憶部の内容により端末器の信号
処理部の機能を切り換えたり、監視入力の種類に応じた
感度調節をすることを提案している。この場合、制御用
端末器に設定すべきところを誤って監視用端末器に設定
したり、あるいは、センサの検知感度を悪意で変更した
りするおそれがある。
本発明は上記問題点を解決することを目的とするもの
であり、各種機能を共有するとともに機能を切り換えて
使用することにより、端末器の種類を削減して部品管理
点数を削減し、さらに、設置後に機能を変更する場合に
も端末器を変換しなくてもよいようにし、その上で、設
定間違いを低減するとともに、悪意による感度変更等が
防止できるようにした遠隔監視制御システムを提供しよ
うとするものである。
であり、各種機能を共有するとともに機能を切り換えて
使用することにより、端末器の種類を削減して部品管理
点数を削減し、さらに、設置後に機能を変更する場合に
も端末器を変換しなくてもよいようにし、その上で、設
定間違いを低減するとともに、悪意による感度変更等が
防止できるようにした遠隔監視制御システムを提供しよ
うとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、各端末器に、複
数種類の端末器の処理を選択可能な信号処理部と、無給
電でデータを記憶保持できこのデータにより信号処理部
の処理の選択と各選択で用いる値の設定とを行なう記憶
部とを設け、信号処理部では設定信号により記憶部に対
するデータの書込要求があると設定信号に含まれるコー
ドが予め設定されたコードに一致したときに記憶部への
データの書込を許可するようにしているのである。
数種類の端末器の処理を選択可能な信号処理部と、無給
電でデータを記憶保持できこのデータにより信号処理部
の処理の選択と各選択で用いる値の設定とを行なう記憶
部とを設け、信号処理部では設定信号により記憶部に対
するデータの書込要求があると設定信号に含まれるコー
ドが予め設定されたコードに一致したときに記憶部への
データの書込を許可するようにしているのである。
また、中央制御装置に対して所定のコードが入力され
たときに、端末器の記憶部へのデータの書込を許可する
ようにしてもよい。
たときに、端末器の記憶部へのデータの書込を許可する
ようにしてもよい。
[作用] 上記構成によれば、各種端末器は信号処理部に接続さ
れた記憶部の記憶内容によって、予め選択可能な複数種
類の端末器の処理の中から処理内容を選択するととも
に、各処理で用いる値を設定することができるから、同
種の端末器で処理内容を切り換えて使用することがで
き、従来は端末器の処理内容ごとに個別に構成された複
数種類の端末器が必要であったのに対して1種類の端末
器で複数種類の処理に対応可能になって、部品管理点数
を低減することができるのである。また、設置後に機能
を変更したい場合には、記憶部の内容を書き換えるのみ
であるから、端末器の交換を必要とせず、機能変更が容
易になるのである。しかも、端末器または中央制御装置
に対して所定のコードを入力しなければ、記憶部の内容
を変更することができないから、コードの設定方法を工
夫すれば、設定の誤りが防止できるとともに、第3者に
よる設定変更が防止できるのである。
れた記憶部の記憶内容によって、予め選択可能な複数種
類の端末器の処理の中から処理内容を選択するととも
に、各処理で用いる値を設定することができるから、同
種の端末器で処理内容を切り換えて使用することがで
き、従来は端末器の処理内容ごとに個別に構成された複
数種類の端末器が必要であったのに対して1種類の端末
器で複数種類の処理に対応可能になって、部品管理点数
を低減することができるのである。また、設置後に機能
を変更したい場合には、記憶部の内容を書き換えるのみ
であるから、端末器の交換を必要とせず、機能変更が容
易になるのである。しかも、端末器または中央制御装置
に対して所定のコードを入力しなければ、記憶部の内容
を変更することができないから、コードの設定方法を工
夫すれば、設定の誤りが防止できるとともに、第3者に
よる設定変更が防止できるのである。
[実施例] 第1図に示す端末器10は、従来の技術の項で説明した
各端末器32〜36に相当するものであって、信号線37を介
して伝送される伝送信号Vsを送受する送受信部11と、端
末器10における各種の処理を行うとともにインタフェー
スを内蔵した信号処理部12と、信号処理部12における処
理内容を設定する記憶部13とを備え、さらに、後述する
リモコン装置20との間で赤外線のワイヤレス信号を送受
する受信部としての受光部14および発信部としての発光
部15を備えている。また、第1図の端末器10は、監視用
端末器として機能を設定した場合を表しており、壁スイ
ッチ等のスイッチSW(第4図のS1〜S4に相当する)と、
負荷L1〜L4のオン・オフを示す発光ダイオードLD1,LD2
とが接続されている。信号処理部12は、マイクロコンピ
ュータよりなり、中央制御装置31からのアドレスデータ
が入力されると、予め設定されているアドレスデータと
比較し、これが一致すればスイッチSWの操作状態を読み
込み、これを監視信号として返送待機信号に同期させて
中央制御装置31に返送するようになっている。端末器10
に設定されるアドレスデータは、信号処理部12にディッ
プスイッチを接続して設定してもよいが、記憶部13に書
き込んでおいてこれを利用するのが望ましい。記憶部13
は、無給電でデータの保持ができる不揮発性の記憶装置
としてE2PROMが用いられている。この記憶部13は、所定
のコードを記憶するとともに、信号処理部12で行う処理
を切り換える一種のメモリスイッチとして機能するので
あって、次のような機能の切換が行えるようになってい
る。すなわち、端末器種別(監視用、制御用等)、入力
極性(正論理、負論理)、入力ラッチモード(立ち上が
りラッチ、変化点ラッチ、変化点補正付ラッチ等)、入
力サンプリング時間(回数)、出力極性(正論理、負論
理)、出力モード(シングル出力、ラッチングリレー駆
動出力、ワンショット出力、フリッカー出力等)、出力
時間(リレー駆動時間)、送信出力モード(3路設定、
ビット分割等)、調光モード(蛍光灯、白熱灯、インバ
ータ等)、一時点灯や遅延点灯の遅延時間などの機能の
切換が行えるようになっている。ここに、括弧内が切換
可能な要素である。このような各種の機能に必要なプロ
グラムとインタフェースは信号処理部12が保有してお
り、記憶部13の設定に応じて必要な機能が使用されるよ
うになっているのである。ただし、プログラム領域は記
憶部13内に設けてもよいのはもちろんのことである。
各端末器32〜36に相当するものであって、信号線37を介
して伝送される伝送信号Vsを送受する送受信部11と、端
末器10における各種の処理を行うとともにインタフェー
スを内蔵した信号処理部12と、信号処理部12における処
理内容を設定する記憶部13とを備え、さらに、後述する
リモコン装置20との間で赤外線のワイヤレス信号を送受
する受信部としての受光部14および発信部としての発光
部15を備えている。また、第1図の端末器10は、監視用
端末器として機能を設定した場合を表しており、壁スイ
ッチ等のスイッチSW(第4図のS1〜S4に相当する)と、
負荷L1〜L4のオン・オフを示す発光ダイオードLD1,LD2
とが接続されている。信号処理部12は、マイクロコンピ
ュータよりなり、中央制御装置31からのアドレスデータ
が入力されると、予め設定されているアドレスデータと
比較し、これが一致すればスイッチSWの操作状態を読み
込み、これを監視信号として返送待機信号に同期させて
中央制御装置31に返送するようになっている。端末器10
に設定されるアドレスデータは、信号処理部12にディッ
プスイッチを接続して設定してもよいが、記憶部13に書
き込んでおいてこれを利用するのが望ましい。記憶部13
は、無給電でデータの保持ができる不揮発性の記憶装置
としてE2PROMが用いられている。この記憶部13は、所定
のコードを記憶するとともに、信号処理部12で行う処理
を切り換える一種のメモリスイッチとして機能するので
あって、次のような機能の切換が行えるようになってい
る。すなわち、端末器種別(監視用、制御用等)、入力
極性(正論理、負論理)、入力ラッチモード(立ち上が
りラッチ、変化点ラッチ、変化点補正付ラッチ等)、入
力サンプリング時間(回数)、出力極性(正論理、負論
理)、出力モード(シングル出力、ラッチングリレー駆
動出力、ワンショット出力、フリッカー出力等)、出力
時間(リレー駆動時間)、送信出力モード(3路設定、
ビット分割等)、調光モード(蛍光灯、白熱灯、インバ
ータ等)、一時点灯や遅延点灯の遅延時間などの機能の
切換が行えるようになっている。ここに、括弧内が切換
可能な要素である。このような各種の機能に必要なプロ
グラムとインタフェースは信号処理部12が保有してお
り、記憶部13の設定に応じて必要な機能が使用されるよ
うになっているのである。ただし、プログラム領域は記
憶部13内に設けてもよいのはもちろんのことである。
一方、リモコン装置20は、端末器10との間でワイヤレ
ス信号を送受するための発光部21および受光部22を備
え、発光部21から送出されるワイヤレス信号は操作部23
からの入力を信号処理部25で処理して作成される。ま
た、受光部22で受光されたワイヤレス信号は信号処理部
25で処理され表示部24に表示される。ワイヤレス信号に
は、設定モードと確認モードとがあり、設定モードでは
操作部23で設定した内容に記憶部13の設定内容を変更で
き、確認モードでは記憶部13の設定内容を表示部24に表
示できるようになっている。
ス信号を送受するための発光部21および受光部22を備
え、発光部21から送出されるワイヤレス信号は操作部23
からの入力を信号処理部25で処理して作成される。ま
た、受光部22で受光されたワイヤレス信号は信号処理部
25で処理され表示部24に表示される。ワイヤレス信号に
は、設定モードと確認モードとがあり、設定モードでは
操作部23で設定した内容に記憶部13の設定内容を変更で
き、確認モードでは記憶部13の設定内容を表示部24に表
示できるようになっている。
端末器10の基本的な動作を、第3図を用いて説明す
る。まず電源投入時には、記憶部13のデータを読み出し
て端末器10の機能を設定する。次に、設定された機能に
応じて通常の動作を行い、その間にワイヤレス信号が受
信されたかどうかを検出する。ワイヤレス信号を受信す
ると、そのモードに応じて設定モードならば、設定信号
に含まれるコードを読み出して記憶部13に予め設定され
ているコードと一致するかどうかを調べ、一致している
場合には記憶部13への書込を行った後、記憶部13のデー
タを読み出してワイヤレス信号としてリモコン装置20に
返送する。また、リモコン装置20からのワイヤレス信号
が確認モードであった場合には、端末器10では記憶部13
からのデータの読出を行ってリモコン装置20にワイヤレ
ス信号として返送する。設定モードでも確認モードで
も、リモコン装置20ではワイヤレス信号を受け取るとデ
ータを表示し、使用者が確認できるようにする。以上の
ようにして、リモコン装置20による記憶部13の記憶内容
の設定と確認とが行えるのである。ここで、上記コード
の一部で端末器10の種別を指定するようにしておけば、
監視用端末器と制御用端末器との設定を間違えることが
なく、設定の誤りを防止することができるのである。
る。まず電源投入時には、記憶部13のデータを読み出し
て端末器10の機能を設定する。次に、設定された機能に
応じて通常の動作を行い、その間にワイヤレス信号が受
信されたかどうかを検出する。ワイヤレス信号を受信す
ると、そのモードに応じて設定モードならば、設定信号
に含まれるコードを読み出して記憶部13に予め設定され
ているコードと一致するかどうかを調べ、一致している
場合には記憶部13への書込を行った後、記憶部13のデー
タを読み出してワイヤレス信号としてリモコン装置20に
返送する。また、リモコン装置20からのワイヤレス信号
が確認モードであった場合には、端末器10では記憶部13
からのデータの読出を行ってリモコン装置20にワイヤレ
ス信号として返送する。設定モードでも確認モードで
も、リモコン装置20ではワイヤレス信号を受け取るとデ
ータを表示し、使用者が確認できるようにする。以上の
ようにして、リモコン装置20による記憶部13の記憶内容
の設定と確認とが行えるのである。ここで、上記コード
の一部で端末器10の種別を指定するようにしておけば、
監視用端末器と制御用端末器との設定を間違えることが
なく、設定の誤りを防止することができるのである。
第2図は、端末器10を制御用端末器として使用する場
合を例示しており、信号処理部12にはスイッチSWおよび
発光ダイオードLD1,LD2に代えてラッチング型のリレーR
yを設けている。リレーRyには主接点r1と補助接点r2と
が設けられており、主接点r1では負荷をオン・オフし、
補助接点r2により負荷のオン・オフの状態を返送できる
ようにしている。このように制御用端末器として使用す
る場合であっても、記憶部13の内容を書き換えるのみで
信号処理部12をリレーRyを接続できるように、動作とイ
ンタフェースとの切換ができるのである。
合を例示しており、信号処理部12にはスイッチSWおよび
発光ダイオードLD1,LD2に代えてラッチング型のリレーR
yを設けている。リレーRyには主接点r1と補助接点r2と
が設けられており、主接点r1では負荷をオン・オフし、
補助接点r2により負荷のオン・オフの状態を返送できる
ようにしている。このように制御用端末器として使用す
る場合であっても、記憶部13の内容を書き換えるのみで
信号処理部12をリレーRyを接続できるように、動作とイ
ンタフェースとの切換ができるのである。
上記実施例においては、ワイヤレス信号として赤外線
を用いているのが、ワイヤレス信号として超音波や電波
を用いることも可能である。また、ワイヤレス信号を用
いずに、記憶部13のデータを別の書込装置で書き込むよ
うにしてもよい。
を用いているのが、ワイヤレス信号として超音波や電波
を用いることも可能である。また、ワイヤレス信号を用
いずに、記憶部13のデータを別の書込装置で書き込むよ
うにしてもよい。
さらに、監視用端末器は防災・防犯センサ等のセンサ
入力を監視入力とすることがあり、この場合の感度設定
用の補正値を記憶部13に持たせることもできる。このよ
うな場合に、第3者により感度設定が自由にできるとす
れば、悪意で感度が変更され正常な動作が妨害されるこ
ともあるが、本発明構成ではコードを知る者しか感度設
定を変更できないから、悪意による感度変更が防止さ
れ、安全対策上で有効である。
入力を監視入力とすることがあり、この場合の感度設定
用の補正値を記憶部13に持たせることもできる。このよ
うな場合に、第3者により感度設定が自由にできるとす
れば、悪意で感度が変更され正常な動作が妨害されるこ
ともあるが、本発明構成ではコードを知る者しか感度設
定を変更できないから、悪意による感度変更が防止さ
れ、安全対策上で有効である。
[実施例2] 上記実施例では、端末器10においてコードを確認して
いるが、中央制御装置31においてコードを設定し、その
コードに一致するコードが入力されたときにのみ、端末
器10の記憶部13への書込を許可するようにしてもよい。
その場合、第4図に示すように、ワイヤレス信号が設定
モードであれば、記憶部13への書込が行えることにな
る。
いるが、中央制御装置31においてコードを設定し、その
コードに一致するコードが入力されたときにのみ、端末
器10の記憶部13への書込を許可するようにしてもよい。
その場合、第4図に示すように、ワイヤレス信号が設定
モードであれば、記憶部13への書込が行えることにな
る。
[発明の効果] 本発明は上述のように、各端末器に、複数種類の端末
器の処理を選択可能な信号処理部と、無給電でデータを
記憶保持できこのデータにより信号処理部の処理の選択
と各処理で用いる値の設定とを行なう記憶部とを設け、
信号処理部では設定信号により記憶部に対するデータの
書込要求があると設定信号に含まれるコードが予め設定
されたコードに一致したときに記憶部へのデータの書込
を許可するようにしているものであり、各種端末器が信
号処理部に接続された記憶部の記憶内容によって、予め
選択可能な複数種類の端末器の処理の中から処理内容を
選択するとともに、各処理で用いる値を設定することが
できるから、同種の端末器で処理内容を切り換えて使用
することができ、従来は端末器の処理内容ごとに個別に
構成された複数種類の端末器が必要であったのに対して
1種類の端末器で複数種類の処理に対応可能になって、
部品管理点数を低減することができるという利点を有す
る。しかも、端末器または中央制御装置に対して所定の
コードを入力しなければ、記憶部の内容を変更すること
ができないから、コードの設定方法を工夫すれば、設定
の誤りが防止できるとともに、第3者による設定変更が
防止できるという利点を有する。
器の処理を選択可能な信号処理部と、無給電でデータを
記憶保持できこのデータにより信号処理部の処理の選択
と各処理で用いる値の設定とを行なう記憶部とを設け、
信号処理部では設定信号により記憶部に対するデータの
書込要求があると設定信号に含まれるコードが予め設定
されたコードに一致したときに記憶部へのデータの書込
を許可するようにしているものであり、各種端末器が信
号処理部に接続された記憶部の記憶内容によって、予め
選択可能な複数種類の端末器の処理の中から処理内容を
選択するとともに、各処理で用いる値を設定することが
できるから、同種の端末器で処理内容を切り換えて使用
することができ、従来は端末器の処理内容ごとに個別に
構成された複数種類の端末器が必要であったのに対して
1種類の端末器で複数種類の処理に対応可能になって、
部品管理点数を低減することができるという利点を有す
る。しかも、端末器または中央制御装置に対して所定の
コードを入力しなければ、記憶部の内容を変更すること
ができないから、コードの設定方法を工夫すれば、設定
の誤りが防止できるとともに、第3者による設定変更が
防止できるという利点を有する。
また、中央制御装置に対して所定のコードが入力され
たときに、端末器の記憶部へのデータの書込を許可する
ようにしても同等の効果を奏することができる。
たときに、端末器の記憶部へのデータの書込を許可する
ようにしても同等の効果を奏することができる。
第1図は本発明の実施例1を示すブロック図、第2図は
同上の端末器の他の使用例を示すブロック図、第3図は
同上の動作説明図、第4図は本発明の実施例2を示す動
作説明図、第5図は本発明に係る遠隔監視制御システム
の概略構成図、第6図は同上の伝送信号のフォーマット
を示す動作説明図である。 10……端末器、12……信号処理部、13……記憶部、14…
…受光部、15……発光部、20……リモコン装置、21……
発光部、22……受光部、23……操作部、24……表示部、
25……信号処理部、31……中央制御装置、32……監視用
端末器、33……制御用端末器、L1〜L4……負荷、S1〜S4
……スイッチ。
同上の端末器の他の使用例を示すブロック図、第3図は
同上の動作説明図、第4図は本発明の実施例2を示す動
作説明図、第5図は本発明に係る遠隔監視制御システム
の概略構成図、第6図は同上の伝送信号のフォーマット
を示す動作説明図である。 10……端末器、12……信号処理部、13……記憶部、14…
…受光部、15……発光部、20……リモコン装置、21……
発光部、22……受光部、23……操作部、24……表示部、
25……信号処理部、31……中央制御装置、32……監視用
端末器、33……制御用端末器、L1〜L4……負荷、S1〜S4
……スイッチ。
Claims (2)
- 【請求項1】それぞれアドレスが固有に設定される複数
の端末器が一対の信号線を介して中央制御装置に接続さ
れ、中央制御装置より送出される伝送信号により中央制
御装置と各端末器との間でデータが時分割多重伝送さ
れ、伝送信号には、端末器をアクセスするアドレスデー
タ、端末器に接続された負荷を制御する制御データ、端
末器からの監視データの返送期間を設定する返送待機信
号が含まれている遠隔監視制御システムにおいて、各端
末器は、複数種類の端末器の処理を選択可能な信号処理
部と、無給電でデータを記憶保持できこのデータにより
信号処理部の処理の選択と各処理で用いる値の設定とを
行なう記憶部とを備え、信号処理部は設定信号により記
憶部に対するデータの書込要求があると設定信号に含ま
れるコードが予め設定されたコードに一致したときに記
憶部へのデータの書込を許可することを特徴とする遠隔
監視制御システム。 - 【請求項2】それぞれアドレスが固有に設定される複数
の端末器が一対の信号線を介して中央制御装置に接続さ
れ、中央制御装置より送出される伝送信号により中央制
御装置と各端末器との間でデータが時分割多重伝送さ
れ、伝送信号には、端末器をアクセスするアドレスデー
タ、端末器に接続された負荷を制御する制御データ、端
末器からの監視データの返送期間を設定する返送待機信
号が含まれている遠隔監視制御システムにおいて、各端
末器は、複数種類の端末器の処理を選択可能な信号処理
部と、無給電でデータを記憶保持できこのデータにより
信号処理部の処理の選択と各処理で用いる値の設定とを
行なう記憶部とを備え、上記中央制御装置に対して所定
のコードが入力されたときに、端末器の記憶部へのデー
タの書込を許可することを特徴とする遠隔監視制御シス
テム。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63241737A JP2793814B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 遠隔監視制御システム |
DE68920677T DE68920677T2 (de) | 1988-09-27 | 1989-09-18 | Datenaufzeichnungssystem für Endgeräte in einem Fernüberwachungs- und Fernsteuerungssystem mit Datenmultiplexübertragung. |
EP89202340A EP0361585B1 (en) | 1988-09-27 | 1989-09-18 | Data setting system for terminal units in remote supervisory and controlling system employing multiplex data transmission |
AU41488/89A AU607084B2 (en) | 1988-09-27 | 1989-09-19 | Data setting system for terminal units in remote supervisory and controlling system employing multiplex data transmission |
CA000611860A CA1333942C (en) | 1988-09-27 | 1989-09-19 | Data setting system for terminal units in remote supervisory and controlling system employing multiplex data transmission |
KR1019890013900A KR920005223B1 (ko) | 1988-09-27 | 1989-09-27 | 다중 데이타 송신을 사용하는 원격감시 및 제어시스템의 터미날 유니트용 데이타 세팅시스템 |
US08/272,299 US5444439A (en) | 1988-09-27 | 1994-07-08 | Data setting system for terminal units in remote supervisory and controlling system employing data transmission |
HK98106648A HK1007654A1 (en) | 1988-09-27 | 1998-06-25 | Data setting system for terminal units in remote supervisory and controlling system employing multiplex data transmission |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63241737A JP2793814B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 遠隔監視制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0289498A JPH0289498A (ja) | 1990-03-29 |
JP2793814B2 true JP2793814B2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=17078790
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63241737A Expired - Lifetime JP2793814B2 (ja) | 1988-09-27 | 1988-09-27 | 遠隔監視制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2793814B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2581614B2 (ja) * | 1990-12-26 | 1997-02-12 | 矢崎総業株式会社 | モニタリングユニット及びモニタリングシステム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61245738A (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-01 | Matsushita Electric Works Ltd | デ−タ伝送装置 |
JPS62123895A (ja) * | 1985-11-25 | 1987-06-05 | Matsushita Electric Works Ltd | 遠隔監視制御装置 |
JPS6355651A (ja) * | 1986-08-26 | 1988-03-10 | Nec Corp | デ−タ処理装置 |
-
1988
- 1988-09-27 JP JP63241737A patent/JP2793814B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0289498A (ja) | 1990-03-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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