JP7021610B2 - 多光軸光電センサのデータ処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、多光軸光電センサのデータ処理装置に関する。
一般的な多光軸光電センサは、複数の投光素子が一列に配置された投光部と、投光素子と同数の受光素子が一列に配置された受光部とを、各投受光素子を一対一の関係で向かい合うように配置して成る。投光部と受光部とは、通信線を介して接続されており、投光部側で各投光素子を順次発光させるとともに、受光部側で各投光素子に対応する受光素子から前記投光素子の発光動作に同期するタイミングで得た受光量を取り出すことにより、光軸毎の遮光状態を順に検知するようにしている。さらに受光部では、各光軸毎の検知結果を用いて検知エリアに物体があるか否かを判別し、その判別結果を示す信号(以下、「物体検知信号」という。)を出力する。
この種のセンサは、通常は、いずれか一光軸において遮光状態を検知すると、物体検知信号をオンにするように設定される。しかしながらセンサの設置場所やセンサの使用目的によっては、特定の光軸における検知結果を無効にしたり、所定数以上の光軸が遮光された場合のみ物体検知信号をオンにするなど、検知動作の内容に種々の条件を設定しなければならない場合がある。
例えば特許文献1のように、センサに接続したコンソールにより、種々の条件を設定する技術が提案されている。
特開2002-296361号公報
しかしながら、特許文献1では、例えば、あるセンサにおける種々の条件の設定を、他のセンサにもコピーしたいという要望がある場合には、他のセンサに接続されたコンソールと、パーソナルコンピュータとを接続して、前記あるセンサにおける種々の条件と同じ設定を他のセンサに接続されたコンソールに対して行う必要があった。
つまり、特許文献1では、パーソナルコンピュータをコンソールに直接接続して設定を変更する必要があるため、あるセンサにおける種々の条件の設定を、他のセンサにコピーするには、生産現場へパーソナルコンピュータを持ち込む必要があり、作業が繁雑であった。また、場合によっては、そのパーソナルコンピュータの使用権限を有する者が限られており、誰でもコピー作業を行うということが不可能であった。また、複数のセンサにそれぞれ異なる設定をしなくてはいけない場合、使用者がそれらの異なる設定を選択する必要があり、煩雑であった。
そこで、この開示の課題は、多光軸光電センサの設定データのバックアップ、および設定データのリストアを、誰でも容易に行うことができる多光軸光電センサのデータ処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この開示の多光軸光電センサのデータ処理装置は、
複数の光軸毎に遮光状態を検知し、検知結果に基づき物体の有無を示す信号を出力する多光軸光電センサに接続可能で、前記センサにおける検知動作の定義を設定する設定データを含むデータの読み出しと書き込みが可能なデータ処理装置であって、
前記センサと通信可能な通信部と、
前記設定データおよび前記センサの製品情報を記憶可能な記憶部と、
前記データ処理装置の動作条件を設定する設定部と、
前記データ処理装置の動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記センサとの接続状態、前記データ処理装置の使用履歴、前記設定部による前記動作条件、および前記製品情報に応じて、前記通信部を介して前記センサから読み出した前記設定データを前記記憶部に記憶させ、または、前記記憶部に記憶させた前記設定データを前記通信部を介して前記センサに書き込む。
上述の多光軸光電センサのデータ処理装置は、前記センサと前記データ処理装置との接続状態、前記データ処理装置の使用履歴、前記設定部による前記動作条件、および前記センサの製品情報に応じて、前記通信部を介して前記センサから前記設定データを読み出し、読み出した前記設定データを前記記憶部に記憶させる。また、上述の多光軸光電センサのデータ処理装置は、前記センサと前記データ処理装置との接続状態、前記データ処理装置の使用履歴、前記設定部による前記動作条件、および前記センサの製品情報に応じて、前記記憶部に記憶させた前記設定データを前記通信部を介して前記センサに書き込む。
上述の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、センサとデータ処理装置とを接続するだけで、上述の各条件を判断して、センサにおける設定データのバックアップ、または、センサへの設定データのリストアを行う。したがって、例えば、センサを交換した場合には、センサとデータ処理装置とを接続するだけで、センサの再設定を行うことができる。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置では、前記制御部は、前記データ処理装置が、前記センサとの接続状態にあると判断した場合に、前記設定データの読み出し、または書き込みを行う。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、データ処理装置においてセンサとの接続状態を判断し、データ処理装置とセンサとが接続状態にあると判断した場合に、設定データの読み出し、または書き込みを行う。したがって、センサとデータ処理装置とを接続するだけで、センサの再設定を容易に行うことができる。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置では、前記制御部は、前記データ処理装置が、前記データ処理装置の使用履歴がないと判断した場合に、強制的に、前記設定データの読み出しを行う。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、データ処理装置が工場出荷状態で、使用履歴がないと判断した場合には、強制的に設定データの読み出しを行うので、センサとデータ処理装置とを接続するだけで、センサのバックアップを容易に行うことができる。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置では、前記制御部は、前記データ処理装置が、前記データ処理装置の使用履歴があると判断した場合であって、前記設定部により、前記設定データの読み出しが許可に設定されている場合に、前記設定データの読み出しを行う。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、設定部により、設定データの読み出しを許可かするかどうかの設定が可能である。また、データ処理装置の使用履歴がある場合には、上述した強制的な設定データの読み出し、もしくは、意図的な設定のデータの読み出しが少なくとも過去に一度は実行されている。したがって、この場合には、記憶部にはセンサの設定データが記憶されている。しかし、ユーザが、設定部により、設定データの読み出しを許可する設定を行った場合には、ユーザの意図を優先し、センサとデータ処理装置とを接続するだけで、容易にセンサのバックアップを行う。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置では、確認用スイッチを設け、前記制御部は、ユーザによる前記確認用スイッチの押下を確認した後に、前記設定データの読み出しを行う。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、確認用スイッチの押下を確認した後に設定データの読み出しが行われるので、ユーザの意図しないデータ処理装置における設定データの上書きを防止することができる。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置では、前記制御部は、前記データ処理装置が、前記データ処理装置の使用履歴があると判断した場合であって、前記設定部により、前記設定データの読み出しが不可に設定されており、前記センサの前記製品情報が、前記記憶部に記憶された前記製品情報と一致しない場合に、前記設定データの書き込みを行う。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、設定部により、設定データの読み出しを不可とする設定が可能である。また、データ処理装置の使用履歴がある場合には、記憶部には設定データが記憶されている。したがって、ユーザが、センサを交換し、設定部により、設定データの読み出しを不可とする設定を行った場合には、交換したセンサとデータ処理装置とを接続するだけで、センサのリストアを容易に行うことができる。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置では、確認用スイッチを設け、前記制御部は、ユーザによる前記確認用スイッチの押下を確認した後に、前記設定データの書き込み、を行う。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、確認用スイッチの押下を確認した後に設定データの書き込みが行われるので、ユーザの意図しないセンサにおける設定データの上書きを防止することができる。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置では、前記制御部は、前記設定データの書き込みを行った後、前記センサを再起動して前記書き込み後の前記設定データで前記センサを動作させる。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、前記設定データの書き込みが行われた後には、前記データ処理装置が自動的にセンサを再起動して、書き込み後の設定データでセンサを動作させるので、利便性を向上させることができる。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置では、前記センサとして、複数個のセンサを備え、前記記憶部は、前記複数個のセンサのそれぞれの製品情報を記憶可能であり、前記複数個のセンサのそれぞれから前記設定データの読み出し、または、前記複数個のセンサのそれぞれへの前記設定データの書き込みを行う。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、データ処理装置は、例えば、それぞれ異なる場所に配置された複数個のセンサと接続可能であり、記憶部には、複数個のセンサのそれぞれの製品情報が記憶可能となっている。また、設定データの読み出しと書き込みも、複数個のセンサのそれぞれに対して行われる。したがって、一台のデータ処理装置を複数のセンサのそれぞれと接続するだけで、それぞれのセンサのバックアップとリストアを容易に行うことができる。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置では、前記センサは、投光器と受光器を備えており、前記記憶部は、前記投光器と前記受光器のそれぞれの製品情報を記憶可能であり、前記制御部は、前記投光器と前記受光器のそれぞれから前記設定データの読み出し、または、前記投光器と前記受光器それぞれへの前記設定データの書き込みを行う。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、記憶部は、センサの投光器と受光器のそれぞれについて製品情報を記憶可能となっており、制御部は、設定データと読み出しと書き込みを、投光器と受光器のそれぞれに対して行う。したがって、投光器と受光器のいずれかを交換した場合でも、センサとデータ処理装置とを接続するだけで、センサのバックアップとリストアを容易に行うことができる。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置では、前記投光器と前記受光器は、それぞれ複数個連結可能であり、前記記憶部は、それぞれの前記投光器と前記受光器の製品情報を記憶可能であり、前記制御部は、それぞれの前記投光器と前記受光器から前記設定データの読み出し、または、それぞれの前記投光器と前記受光器への前記設定データの書き込みを行う。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、投光器と受光器が、それぞれ複数個連結された場合でも、記憶部には、投光器と受光器のそれぞれの製品情報が記憶可能である。また、設定データの読み出しと書き込みを、投光器と受光器のそれぞれに対して行う。したがって、連結された投光器または受光器のいずれかを交換した場合でも、センサとデータ処理装置とを接続するだけで、センサのバックアップとリストアを容易に行うことができる。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置では、他の装置との汎用通信が可能な汎用通信部をさらに備え、前記制御部は、前記汎用通信部を介して、前記記憶部に記憶させたデータを前記他の装置に送信可能である。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、他の装置をデータ処理装置に接続可能であり、記憶部に記憶させた設定データ等のデータは、汎用通信部を介して、他の装置に送信可能となっている。したがって、安全系のトラブルシュートや情報収集の効率を向上させることができる。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置では、前記データ処理装置は、パーソナルコンピュータ等のUSBバスパワーだけで駆動可能である。
一実施形態の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、データ処理装置をパーソナルコンピュータ等のUSB端子に接続した場合には、データ処理装置は、パーソナルコンピュータ等のUSBバスパワーだけで駆動可能なので、利便性を高めることができる。
以上より明らかなように、この開示の多光軸光電センサのデータ処理装置によれば、多光軸光電センサの設定データのバックアップまたはリストアを誰でも容易に行うことができる。
第1実施形態における多光軸光電センサの概略構成を示す図である。 データ処理装置の外観を示す図である。 DIPスイッチの機能を説明するための図である。 データ処理装置における全体処理の流れを説明するための図である。 データ処理装置におけるバックアップの処理を示すフローチャートである。 データ処理装置におけるリストアの処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、この開示の第1実施形態にかかる多光軸光電センサの概略構成を示す図である。図1に示すように、多光軸光電センサSは、複数の投光素子11が配備された投光部1と、投光素子11と同数の受光素子21が配備された受光部2とを、投受光面を対向させて配備したものである。投光部1には、投光素子11のほか、各投光素子11を個別に駆動する駆動回路12,光軸順次選択回路13,制御回路16,通信回路17,電源回路18等が組み込まれる。また受光部2には、受光素子21のほか、各受光素子21毎のアンプ22およびアナログスイッチ23,光軸順次選択回路25,制御回路26,制御回路26への入力用のアンプ24,通信回路27,電源回路28などが組み込まれる。
投受光部1,2の各制御回路16,26は、CPUやメモリを具備するマイクロコンピュータなどにより構成される。各通信回路17,27は、RS485に準拠する通信インターフェースであって、同じくRS485に対応するタイプの2本の通信線6A,6Bを介して、投受光部1,2間における信号のやりとりを制御する。
各電源回路18,28は、共通の外部電源5(直流電源)から電源の提供を受け、それぞれ同じ装置内(投光部1または受光部2内)の各部に電源を供給する。なお、外部電源5から各電源回路18,28への電源供給は、2本の電源ライン7A,7Bをそれぞれ分岐させて、一方を投光部1側の電源回路18に、他方を受光部2側の電源回路28に接続することにより行われる。したがって投光部1と受光部2とは、通信線6A,6Bおよび電源ライン7A,7Bにより接続された状態となる。
投光部1側の制御回路16は、所定の時間毎にタイミング信号を発生させて、これを光軸順次選択回路13に与える。光軸順次選択回路13は、各投光素子11の駆動回路12を順に制御回路16に接続するためのゲート回路であって、この回路における切替処理により、制御回路16からのタイミング信号が各駆動回路12に順に与えられて、各投光素子11の順次発光動作が実現する。さらにタイミング信号は、通信回路17,27を介して受光部2側の制御回路26にも与えられる。
受光部2において、各受光素子21からの出力(以下、「受光出力」という。)は、アンプ22,アナログスイッチ23を介して制御回路26への入力ライン29に送出される。制御回路26は、投光部1からのタイミング信号を光軸順次選択回路25に送って、各光軸のアナログスイッチ23を順にオン動作させ、発光した投光素子11に対応する受光素子21からの受光出力を取り込むとともに、各受光出力をそれぞれ所定のしきい値と比較するなどして、各光軸が遮光状態であるか否かを判別する。すべての光軸に対する受光出力の取り込みが終了すると、制御回路26は、光軸毎の判別結果をまとめて最終的な判別処理を行って、その判別結果を示す物体検知信号を生成し、これを図示しない出力回路を介して外部に出力する。
さらに第1実施形態では、投受光部1,2間において、分岐コネクタ4により通信線6A,6Bや電源ライン7A,7Bを中継しつつ、これらのラインを外部に分岐させて、多光軸光電センサSのデータ処理装置としてのデータ処理装置3が接続可能となっている。
データ処理装置3は、稼働前のセンサSを設定モードにして、前記したフィックスブランキングやフローティングブランキングなど、種々の検知動作の定義を設定することができる。また、センサSにおける設定データをバックアップしたり、交換したセンサSに設定データをリストアしたりすることが可能となっている。
図2は、データ処理装置3の外観を示す。筐体の前面には、設定部としてのDIPスイッチ31および確認用スイッチとしてのプッシュスイッチ32、LEDランプ33、外部のコンピュータとの接続が可能なUSB端子34が設けられている。LEDランプ33は、IN-LED33A、OUT-LED33B、およびERR-LED33Cを備えている。これらのLEDの機能については、後述する。
また、筐体の側面には、投光部1との接続端子35A、受光部2の接続端子35B、IO-Link(登録商標)との接続端子35C、及び電源供給端子35Dが設けられている。
図1に戻って、データ処理装置3の筐体内部には、マイクロコンピュータによる制御部36のほか、記憶部としてのメモリ37、通信部38、USBインターフェース39、電源部40、表示部41、入力部42、および汎用通信部としての汎用通信トランシーバ43を備えている。
通信部38は、投光部1および受光部2の通信回路と同様に、RS485規格のインターフェースであり、分岐コネクタ4により分岐された通信線6A,6Bに接続される。電源部40は、分岐コネクタ4により分岐された電源ライン7A,7Bに接続されており、外部電源5からの電源を取り込んでデータ処理装置3内の各部に供給する役割を果たす。
USBインターフェース39は、USB端子34にパーソナルコンピュータ等が接続された場合に、制御部36とパーソナルコンピュータ等との通信を行う。なお、パーソナルコンピュータ等との通信のために、Bluetooth(登録商標)による通信機能を備えてもよい。なお、データ処理装置3は、パーソナルコンピュータ等のUSBバスパワーだけで駆動可能となっている。
表示部41は、LEDランプ33を点灯させるための制御を行う表示用インターフェースである。また、入力部42は、DIPスイッチ31およびプッシュスイッチ32による入力を受け付けて、その入力内容を制御部36に伝える入力用インターフェースである。
汎用通信トランシーバ43は、通信プロトコル変換機能を備えており、センサSの情報をIO-Linkにより、汎用システムへ開示できる。これにより安全系のトラブルシュートや情報収集の効率化を図ることができる。
制御部36は、例えば、CPUにより構成される。メモリ37は、例えば、フラッシュROMにより構成され、プログラムや後記する設定データ等が書き込まれる。制御部36は、入力部42を介してDIPスイッチ31およびプッシュスイッチ32の入力を取り込み、投光部1および受光部2との通信によりセンサSに各種検知動作の定義を設定する。また、制御部36は、センサSにおける現在の設定データをバックアップしたり、交換された新しいセンサSに設定データをリストアする。
上記構成によれば、投光部1および受光部2の各通信回路17,27、およびデータ処理装置3の通信部38にRS485規格のインターフェースを組み込むことによって、各機器間においてそれぞれ個別に双方向通信を行うように設定される。したがって、データ処理装置3では、投光部1,受光部2のいずれに対しても、個別の設定処理を行うことができる。物体検知に関わる定義の殆どは、受光部2側の制御回路26に設定されるが、フィックスブランキングのように、実際の検知処理結果を登録する必要のある処理では、投光部1にコマンドを送信して投光動作を行わせながら、受光部2側で得られた検知結果を取り込んで、光軸の無効化処理などを行い、その結果を受光部2に設定することになる。
さらにデータ処理装置3は、設定用のプログラムが変更されたり、新しい型式のセンサが発売された場合にも継続して使用できるように、適宜、制御部36のプログラムや、センサSの設定データを書き換えることができるように構成される。
この書き換え処理を行うには、まず、データ処理装置3を、USBインターフェース39を介して、バージョンアップ用の電子データ等を具備するパーソナルコンピュータ(図示せず)に接続した上で、パーソナルコンピュータからデータ処理装置3に設定データを書き込む。次に、データ処理装置3をセンサSに接続することにより、データ処理装置3による判断の下、センサSに対する設定データの書き換えが行われる。
また、あるセンサS1と同じ設定データを、他のセンサS2にも使用する場合がある。このような場合には、あるセンサS1にデータ処理装置3を接続することにより、データ処理装置3による判断の下、あるセンサS1の設定データがデータ処理装置3にバックアップされる。その後、データ処理装置3を他のセンサS2に接続することにより、データ処理装置3による判断の下、他のセンサS2に設定データがリストアされる。
本実施形態のデータ処理装置3は、例えば、リセットの種類切替のような簡易な処理については、データ処理装置3をセンサSに接続することにより、データ処理装置3単体で行うことができる。また、複雑な設定についても、一旦、パーソナルコンピュータからデータ処理装置3に設定データを書き込んでしまえば、その後は、データ処理装置3をセンサSに接続することにより、データ処理装置3による判断の下で、設定データの書き込みが可能となっている。
本実施形態のデータ処理装置3は、以上のようなデータ処理装置3の動作条件を設定する設定部として、DIPスイッチ31が設けられている。図3にDIPスイッチ31の機能の一部を示す。
本実施形態では、8チャンネルのDIPスイッチ31を用いているが、図3には、その中の一部の機能を示している。図3に示ように、チャンネル1は、LOCKとUNLOCKを切り替える。データ処理装置3の工場出荷時には、チャンネル1はUNLOCKに設定されている。チャンネル1がUNLOCKに設定されている場合には、データ処理装置3に書き込まれたデータは、不確定な状態であり、設定データのバックアップが可能となる。また、チャンネル1がLOCKに設定されている場合には、データ処理装置3に書き込まれたデータは確定状態にあり、設定データのリストアが可能となる。つまり、チャンネル1は、バックアップとリストアを切り替えるためのスイッチであると言うことができる。
図3に示すように、チャンネル2は、DIP ENABLEとDIP DISABLEを切り替える。データ処理装置3の工場出荷時には、チャンネル2はDIP DISABLEに設定されている。チャンネル2がDIP DISABLEに設定されている場合には、DIPスイッチ31による設定は無効となり、パーソナルコンピュータからデータ処理装置3に書き込まれた設定が有効となる。チャンネル2がDIP ENABLEに設定されている場合には、DIPスイッチ31による設定が有効となり、パーソナルコンピュータで書き込まれた情報が、さらにDIPスイッチ31で設定された情報で上書きされる。したがって、データ処理装置3単体で、センサSの動作を設定することが可能となる。
図3に示すように、チャンネル3は、EDM(External Device Monitoring)の機能を切り替える。データ処理装置3の工場出荷時には、チャンネル3はEDM Disabledに設定され、EDMは無効になっている。EDMが有効な場合には、センサSにより、リレーの接点の監視等が行われる。
図3に示すように、チャンネル4,5は、Auto Resetと、Manual Resetの切り替えを行う。データ処理装置3の工場出荷時には、Auto Resetに設定されている。Auto Resetに設定されている場合には、センサSにより全ての光軸の受光が確認された場合に、安全出力が出力される。Manual Resetに設定されている場合には、センサSにより全ての光軸の受光が確認された場合でも、ユーザの操作を待って、安全出力が出力される。
以上のように、本実施形態のデータ処理装置3は、DIPスイッチ31の設定によって、データ処理装置3単体で、センサSの動作の設定を変更することが可能となっている。
次に、図4から図6のフローチャートを参照しつつ、データ処理装置3によるバックアップ処理およびリストア処理について説明する。
図4から図6のフローチャートに示す処理は、データ処理装置3の起動時に実行される。
まず、図4に示すように、データ処理装置3の制御部36は、データ処理装置3がセンサSに接続されているかどうかを判断する(S1)。制御部36は、データ処理装置3がセンサSに接続されていないと判断した場合には(S1:NO)、データ処理装置3がパーソナルコンピュータ等と接続されていると考えられるので、パーソナルコンピュータ等から設定データ等を受信し、メモリ37の設定データ等を更新する等の処理を行う(S2)。
一方、制御部36は、データ処理装置3がセンサSに接続されていると判断した場合には(S1:YES)、このデータ処理装置3が工場出荷状態で初めての使用なのか、あるいは既に使用履歴があるのかを判断する(S3)。工場出荷状態においては、メモリ37には、いずれのセンサSについてのデータも記憶されていない空の状態なので、初めての使用なのか否かを判断することができる。
制御部36は、このデータ処理装置3が初めての使用であると判断した場合には(S3:YES)、強制的なバックアップ処理を行う(S4)。また、制御部36は、このデータ処理装置3が初めての使用ではなく、使用履歴があると判断した場合には(S3:NO)、DIPスイッチ31のチャンネル1がUNLOCKに設定されているかどうかを判断する(S5)。制御部36は、DIPスイッチ31のチャンネル1がUNLOCKに設定されていると判断した場合には(S5:YES)、バックアップ処理を行う(S6)。
しかし、制御部36は、DIPスイッチ31のチャンネル1がLOCKに設定されていると判断した場合には(S5:NO)、データ処理装置3に接続されたセンサSから読み取った設定データと、データ処理装置3に記憶されている設定データとが一致するかどうかを判断する(S7)。ここで、設定データとは、センサSの形式、光軸数、光軸間隔等の設定データを言う。
制御部36は、設定データが一致せず、新たなセンサSと接続されたと判断した場合には(S7:NO)、リストア処理を行う(S8)。しかし、制御部36は、設定データが一致し、今までと同じセンサSと接続されていると判断した場合には(S7:YES)、センサSの設定データを変更せず、ノーマル処理(センサ検出動作)を実行する(S9)。
図5に、図4におけるステップS4に示した強制的なバックアップ処理と、ステップS6に示したバックアップ処理の詳細を示す。
図5に示ように、制御部36は、強制的なバックアップ処理またはバックアップ処理が開始されると、IN-LED33Aを点灯させる(S10)。
センサSは、データ処理装置3が接続されたことを検知すると、データ処理装置3の設定データをバックアップ可能な状態となる。次に、制御部36は、IN-LED33Aをゆっくり点滅させる(S12)。
次に、制御部36は、バックアップが、強制的なバックアップか、あるいは通常のバックアップかを判断する(S13)。上述したように、メモリ37にいずれのセンサSのデータも記憶されていない場合には、制御部36は、強制的なバックアップであると判断することができる。制御部36は、強制的なバックアップであると判断した場合には(S13:YES)、センサSの設定データおよび設定データをメモリ37にコピーし(S15)、IN-LED33Aを点灯させる。このように、強制的なバックアップの場合には、センサSにデータ処理装置3を接続しただけでバックアップ処理が実行される。
一方、制御部36は、強制的なバックアップではないと判断した場合には(S13:NO)、プッシュスイッチ32が1秒以上押下されたか否かを判断する(S14)。これは、ユーザが望まないデータ処理装置3内のデータの書き換えを防止するためである。なお、図5には図示を省略するが、所定時間経過してもプッシュスイッチ32が1秒以上の押下が確認できない場合には、処理を中断すればよい。
制御部36は、プッシュスイッチ32が1秒以上押下されたと判断した場合には(S14:YES)、センサSの設定データをメモリ37にコピーし(S15)、IN-LED33Aを点灯させる(S15)。
次に、制御部36は、バックアップが成功したか否かを判断する(S16)。制御部36は、バックアップが成功したと判断した場合には(S16:YES)、IN-LEDを点滅させる(S17)。一方、制御部36は、バックアップが成功しなかったと判断した場合には(S16:NO)、IN-LEDを点滅し、ERR-LEDを点灯させる(S18)。
その後、パワーがオフされ、データ処理装置3がセンサSから取り外される(S19)。
図6に、図4におけるステップS8に示したリストア処理の詳細を示す。
図6に示ように、制御部36は、リストア処理が開始されると、OUT-LED33Bを点灯させる(S20)。
センサSは、データ処理装置3が接続されたことを検知すると、データ処理装置3に設定データをリストア可能な状態となる。次に、制御部36は、OUT-LED33Bをゆっくり点滅させる(S22)。
次に、制御部36は、接続されたセンサSの基本情報が、データ処理装置3に記憶された基本情報と同じかどうかを判断する(S23)。ここで、基本情報とは、設定データ群のCRC、センサSの連結構成をいい、設定データ群には、センサSの形式、光軸数、光軸間隔等が含まれる。
制御部36は、接続されたセンサSの基本情報が、データ処理装置3に記憶された基本情報と同じであると判断した場合に(S23:YES)、データ処理装置3のメモリ37に記憶された設定データをセンサSにコピーし、OUT-LED33Bを点灯させる(S26)。このように、リストア処理の際には、基本情報が一致すると、センサSにデータ処理装置3を接続しただけでリストア処理が自動的に実行される。
一方、制御部36は、接続されたセンサSの基本情報が、データ処理装置3に記憶された基本情報と同じではないと判断した場合には(S23:NO)、センサSの光軸の数だけが、データ処理装置3に記憶された基本情報と違うかどうかを判断する(S24)。これは、ユーザの判断により、光軸の数だけが違うセンサSに対して、設定データのリストアを行う場合があるためである。制御部36は、センサSの光軸の数だけが、データ処理装置3に記憶された基本情報と違うと判断した場合には(S24:YES)、プッシュスイッチ32が1秒以上押下されたか否かを判断する(S26)。これは、ユーザが望まないセンサS内のデータの書き換えを防止するためである。なお、図6には図示を省略するが、所定時間経過してもプッシュスイッチ32が1秒以上の押下が確認できない場合には、処理を中断すればよい。
制御部36は、プッシュスイッチ32が1秒以上押下されたと判断した場合には(S26:YES)、データ処理装置3のメモリ37に記憶された設定データをセンサSにコピーし、OUT-LED33Bを点灯させる(S27)。
また、制御部36は、センサSの光軸の数だけが、データ処理装置3に記憶された基本情報と違うのではなく、他の基本情報も異なっていると判断した場合には(S24:NO)、リストア処理を行うこと不適切なので、IN-LED33Aの点滅と、OUT-LED33Bを点滅と、ERR-LED33Cの点灯を行う。
制御部36は、ステップS27のデータ処理装置3からセンサSへの設定データのコピーが終了すると、リストアが成功したか否かを判断する(S28)。制御部36は、リストアが成功したと判断した場合には(S28:YES)、OUT-LED33Bを点滅させる(S29)。一方、制御部36は、リストアが成功しなかったと判断した場合には(S28:NO)、OUT-LED33Bの点滅と、ERR-LED33Cの点灯を行う(S30)。
その後、パワーがオフされ、データ処理装置3がセンサSから取り外される(S31)。なお、図6には示さないが、センサSからデータ処理装置3を取り外すことなく再起動して使用してもよい。
以上説明したように、本実施形態によれば、データ処理装置3をセンサSに接続するだけで、データ処理装置3による判断の下、バックアップ処理、およびリストア処理が行われるので、パーソナルコンピュータ等を作業現場に持ち込むことなく、誰でも容易にバックアップ処理、およびリストア処理を行うことができる。
(第2実施形態)
上述した実施形態においては、1つのセンサSに対して、データ処理装置3を接続する態様について説明したが、メモリ37に、複数のセンサS用のメモリ領域を確保することにより、複数のセンサSのそれぞれを区別して、上述したバックアップ処理、およびリストア処理を行うようにしてもよい。
また、投光部1と受光部1ごとに製品情報をデータ処理装置3に記憶しておき、同じ型式の投光部1のみ、あるいは同じ型式の受光部1のみが交換されたような場合には、センサSを接続しただけでリストア処理が自動的に実行されるようにしてもよい。
さらに、データ処理装置3によりリストア処理を行った後、自動でセンサSを再起動をしてリストア処理後のデータでセンサSを動作させてもよい。
以上の実施形態は例示であり、この発明の範囲から離れることなく様々な変形が可能である。上述した複数の実施の形態は、それぞれ単独で成立し得るものであるが、実施の形態同士の組みあわせも可能である。また、異なる実施の形態の中の種々の特徴も、それぞれ単独で成立し得るものであるが、異なる実施の形態の中の特徴同士の組みあわせも可能である。
1 投光部
2 受光部
3 データ処理装置
4 分岐コネクタ
5 外部電源
6A 通信線
6B 通信線
7A 電源ライン
7B 電源ライン
11 投光素子
12 駆動回路
13 光軸順次選択回路
16 制御回路
17 通信回路
18 電源回路
21 受光素子
22 アンプ
23 アナログスイッチ
24 アンプ
25 光軸順次選択回路
26 制御回路
27 通信回路
28 電源回路
31 DIPスイッチ
32 プッシュスイッチ
33 LEDランプ
33A IN-LED
33B OUT-LED
33C ERR-LED
34 USB端子
35A 接続端子
35B 接続端子
35C 接続端子
35D 電源供給端子
36 制御部
37 メモリ
38 通信部
39 USBインターフェース
40 電源部
41 表示部
42 入力部
43 汎用通信トランシーバ
S 多光軸光電センサ

Claims (10)

  1. 複数の光軸毎に遮光状態を検知し、検知結果に基づき物体の有無を示す信号を出力する多光軸光電センサに接続可能で、前記センサにおける検知動作の定義を設定する設定データを含むデータの読み出しと書き込みが可能なデータ処理装置であって、
    前記センサと通信可能な通信部と、
    前記設定データおよび前記センサの製品情報を記憶可能な記憶部と、
    前記データ処理装置の動作条件を設定する設定部と、
    前記データ処理装置の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記センサとの接続を検知すると、前記データ処理装置の使用履歴、前記設定部による前記動作条件、および前記製品情報を判断し、
    前記データ処理装置が、前記データ処理装置の使用履歴がないと判断した場合には強制的に、または、前記データ処理装置の使用履歴があると判断した場合であって、前記設定部により、前記設定データの読み出しが許可に設定されている場合に、
    前記通信部を介して前記センサから読み出した前記設定データを前記記憶部に記憶させ
    多光軸光電センサのデータ処理装置。
  2. 確認用スイッチを設け、
    前記制御部は、ユーザによる前記確認用スイッチの押下を確認した後に、前記設定データの読み出し、を行う、
    請求項1に記載の多光軸光電センサのデータ処理装置。
  3. 複数の光軸毎に遮光状態を検知し、検知結果に基づき物体の有無を示す信号を出力する多光軸光電センサに接続可能で、前記センサにおける検知動作の定義を設定する設定データを含むデータの読み出しと書き込みが可能なデータ処理装置であって、
    前記センサと通信可能な通信部と、
    前記設定データおよび前記センサの製品情報を記憶可能な記憶部と、
    前記データ処理装置の動作条件を設定する設定部と、
    前記データ処理装置の動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記センサとの接続を検知すると、前記データ処理装置の使用履歴、前記設定部による前記動作条件、および前記製品情報を判断し、
    前記データ処理装置が、前記データ処理装置の使用履歴があると判断した場合であって、前記設定部により、前記設定データの読み出しが不可に設定されており、前記センサの前記製品情報が、前記記憶部に記憶された前記製品情報と一致しない場合に、
    前記記憶部に記憶させた前記設定データを前記通信部を介して前記センサに書き込む、
    多光軸光電センサのデータ処理装置。
  4. 確認用スイッチを設け、
    前記制御部は、ユーザによる前記確認用スイッチの押下を確認した後に、前記設定データの書き込み、を行う、
    請求項3に記載の多光軸光電センサのデータ処理装置。
  5. 前記制御部は、前記設定データの書き込みを行った後、
    前記センサを再起動して前記書き込み後の前記設定データで前記センサを動作させる、
    請求項に記載の多光軸光電センサのデータ処理装置。
  6. 前記センサとして、複数個のセンサを備え、
    前記記憶部は、前記複数個のセンサのそれぞれの製品情報を記憶可能であり、
    前記制御部は、前記複数個のセンサのそれぞれから前記設定データの読み出し、または、前記複数個のセンサのそれぞれへの前記設定データの書き込みを行う、
    請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の多光軸光電センサのデータ処理装置。
  7. 前記センサは、投光器と受光器を備えており、
    前記記憶部は、前記投光器と前記受光器のそれぞれの製品情報を記憶可能であり、
    前記制御部は、前記投光器と前記受光器のそれぞれから前記設定データの読み出し、または、前記投光器と前記受光器それぞれへの前記設定データの書き込みを行う、
    請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の多光軸光電センサのデータ処理装置。
  8. 前記投光器と前記受光器は、それぞれ複数個連結可能であり、
    前記記憶部は、それぞれの前記投光器と前記受光器の製品情報を記憶可能であり、
    前記制御部は、それぞれの前記投光器と前記受光器から前記設定データの読み出し、または、それぞれの前記投光器と前記受光器への前記設定データの書き込みを行う、
    請求項に記載の多光軸光電センサのデータ処理装置。
  9. 他の装置との汎用通信が可能な汎用通信部をさらに備え、
    前記制御部は、前記汎用通信部を介して、前記記憶部に記憶させたデータを前記他の装置に送信可能である、
    請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の多光軸光電センサのデータ処理装置。
  10. 前記データ処理装置は、パーソナルコンピュータ等のUSBバスパワーだけで駆動可能である、
    請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の多光軸光電センサのデータ処理装置。
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