JP3757838B2 - 遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、時分割多重伝送方式により伝送信号を信号線に伝送し、この伝送信号を用いて監視入力に応じた負荷制御を可能とした遠隔監視制御システムに用いられ、週間及び年間における負荷制御の設定時刻や制御内容等のプログラムにしたがって負荷を制御する遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図19に示す構成の遠隔監視制御システムが知られている。この遠隔監視制御システムでは、伝送ユニット30に接続された2線式の信号線Lsに複数台ずつの操作端末器31および制御端末器32が接続される。図示例では操作端末器31として、個別スイッチ31a、パターンスイッチ31bが設けられる。各操作端末器31および各制御端末器32にはそれぞれアドレスが設定されており、伝送ユニット30はアドレスを用いて操作端末器31および制御端末器32を識別する。個別スイッチ31aとパターンスイッチ31bとはそれぞれ監視入力を発生させるスイッチSa,Sbを備え、制御端末器32は負荷(図示例では照明負荷L)を制御するリレーを内蔵する。また、操作端末器31には照明負荷Lの動作状態を確認するための発光ダイオードよりなる確認灯(図示せず)が設けられている。ここに、リレーには一般にラッチング型のものが用いられ、制御端末器32がリレーを動作させる際にはリレーにパルス的に電源を供給する。制御端末器32はリレーを外部に持つ形式のものもあり、この場合には別途に設けたトランスからリレーにパルス的に給電する。
【0003】
伝送ユニット30は信号線Lsに対して、図20(a)に示すフォーマットの伝送信号Vsを送出する。伝送信号Vsは、信号送出開始を示す同期信号SY、伝送信号Vsのモードを示すモードデータMD、操作端末器31や制御端末器32を各別に呼び出すためのアドレスデータAD、照明負荷Lを制御する制御データCD、伝送誤りを検出するためのチェックサムデータCS、操作端末器31や制御端末器32からの返送信号(監視データ)を受信するタイムスロットである信号返送期間WTよりなる双極性(±24V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送される(図20(b))。各操作端末器31および各制御端末器32では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsにより伝送されたアドレスデータADが、各操作端末器31あるいは各制御端末器32においてあらかじめ設定されているアドレスに一致すると、伝送信号Vsから制御データCDを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間WTに監視データを電流モード信号(信号線Lsの線間を開放した状態と低インピーダンスを挿入した状態とで表される電流変化による2値信号)で返送する。
【0004】
伝送ユニット30から所望の操作端末器31あるいは制御端末器32にデータを伝送する場合には、モードデータMDを制御モードとし、操作端末器31あるいは制御端末器32に設定されたアドレスをアドレスデータADとする伝送信号Vsを送出し、この伝送信号Vsを信号線Lsに送出すれば、アドレスデータADに一致するアドレスを有した操作端末器31または制御端末器32が制御データCDを受け取り、信号返送期間WTに監視データを返送する。伝送ユニット30では送出した制御データCDと信号返送期間WTに受信した監視データとの関係によって制御データCDが所望の操作端末器31または制御端末器32に伝送されたことを確認する。制御端末器32は受け取った制御データCDに従って照明負荷Lを制御するための負荷制御信号を出力し、操作端末器31では受け取った制御データCDに従って照明負荷Lの動作確認表示を行なうための監視信号を出力する。
【0005】
一方、伝送ユニット30は通常時にはモードデータMDをダミーモードとした伝送信号Vsを一定時間間隔で送出しており(常時ポーリング)、操作端末器31においてスイッチSa,Sbの操作に伴う監視入力が発生すると、操作端末器31は伝送ユニット30に対して監視入力の発生を伝送しようとする。すなわち、この操作端末器31はダミーモードの伝送信号Vsの同期信号SYに同期させて図20(c)のような割込信号を発生させ、同時に割込フラグを設定して伝送ユニット30との以後の情報授受に備える。伝送ユニット30では割込信号を受信すると、モードデータMDを割込ポーリングモードとしかつアドレスデータADの上位の半数のビット(アドレスデータADを8ビットとすれば上位4ビット)を順次増加させながら伝送信号を送出し、割込信号を発生した操作端末器31では、割込ポーリングモードの伝送信号のアドレスデータADの上位4ビットが操作端末器31に設定されているアドレスの上位4ビットに一致するときに、信号返送期間WTにアドレスの下位の半数のビットを伝送ユニット30に返送する。このように、伝送ユニット30は割込信号を発生した操作端末器31を16個ずつまとめて探すので、比較的短い時間で操作端末器31を発見することができる。
【0006】
伝送ユニット30が割込信号を発生した操作端末器31のアドレスを獲得するとモードデータMDを監視モードとし、獲得したアドレスデータADを持つ伝送信号Vsを信号線Lsに送出する。この伝送信号Vsに対して操作端末器31は伝送しようとする情報を信号返送期間WTに返送する。最後に、伝送ユニット30は割込信号を発生した操作端末器31に対して割込リセットを指示する信号を送出し、操作端末器31の割込フラグを解除する。以上のようにして、操作端末器31から伝送ユニット30への情報伝送は、伝送ユニット30から操作端末器31への4回の信号伝送(ダミーモード、割込ポーリングモード、監視モード、割込リセット)によって完了する。伝送ユニット30が所望の制御端末器32の動作状態を知ろうとするときには、モードデータMDを監視データとした伝送信号を送出するだけでよい。
【0007】
上述の動作を簡単にまとめる。まず、操作端末器31においてスイッチSa,Sbの操作に伴う監視入力が発生すると、操作端末器31から監視入力に対応した監視データを伝送ユニット30に返送し、伝送ユニット30が制御端末器32に制御データCDを伝送すると、制御端末器32は負荷制御信号を出力して照明負荷Lを制御する。ここで、制御端末器32には負荷監視入力が与えられ、負荷監視入力に対応する監視データを伝送ユニット30に返送し、返送された監視データを操作端末器31に伝送する。この伝送信号によって操作端末器31では監視信号を出力する。監視出力は通常は確認灯の点灯・消灯に用いられる。
【0008】
ところで、各操作端末器31において最大4回路の監視入力を受け付けることを可能とし(個別スイッチ31aには最大4個のスイッチSaを設けることができる)、また各制御端末器32において最大4回路の照明負荷Lを接続することを可能とするために、伝送信号VsのアドレスデータADにはアドレスを拡張する2ビットの負荷番号が設けられている。つまり、各操作端末器31および各制御端末器32には最大4個ずつのアドレスが設定可能になっている。各操作端末器31および各制御端末器32に設定される4個のアドレスのうち負荷番号を除く部分は端末器の種別(操作端末器31か制御端末器32かなどの種別)を表す部分とチャンネル(対応関係を持つ操作端末器31と制御端末器32とは同一チャンネルが設定される)を表す部分とから構成される。言い換えると、各スイッチSa,Sbおよび各照明負荷Lにはそれぞれ個別のアドレスが付与されていることになる。また、互いに一対一に対応する個別スイッチ31aと制御端末器32とを同チャンネルに設定することで対応関係がわかりやすくなっている。なお、以下の説明では個別スイッチ31aで各照明負荷Lを個別に制御することを個別制御と呼ぶことにする。
【0009】
ところで、この種の遠隔監視制御システムでは、パターンスイッチ31bのスイッチSbと照明負荷Lとのアドレスの対応関係を伝送ユニット30で管理しているから、伝送ユニット30において1回路のスイッチSbのアドレスに複数回路の照明負荷Lのアドレスを関係データとして対応付けておけば、1回路のスイッチSbで複数回路の照明負荷Lを一括して制御することが可能である。このような一括制御にはグループ制御とパターン制御とがある。グループ制御では複数の負荷を同じ制御状態に制御し、パターン制御では複数の負荷をあらかじめ個々に設定した制御状態に制御する。グループ制御やパターン制御は、照明負荷Lを制御するときにとくに有効であって、オフィス空間のように多数の照明負荷が配列されているような場所で、複数の照明負荷を一斉に点灯・消灯させる際にグループ制御やパターン制御を利用することができる。図示例ではスイッチSbを備えたパターンスイッチ31bを示しているが、グループ制御用の端末器であるグループスイッチは示していない。ただし、パターン制御やグループ制御では、一括制御用に定められている操作用アドレスを用いる点を除けば他の操作端末器と同様である。
【0010】
上述のように、パターン制御を行なうためには伝送ユニット30においてパターンスイッチ31bに設けたスイッチSbのアドレスに複数回路の照明負荷Lのアドレスを対応付けて登録しておく必要があり、この種の設定操作をパターン設定と称している。グループ制御の場合も同様であるから、以下では、グループ制御を行なう設定操作をグループ設定と呼ぶ。
【0011】
ところで、遠隔監視制御システムは、照明負荷Lを制御する制御モードと、パターン設定やグループ設定を行なう設定モードとの2つの動作モードを有している。つまり、遠隔監視制御システムを動作させると、伝送ユニット30は、まず通常の制御モードになり、ダミーモードの伝送信号を信号線Lsに送出する。割込信号がなければ、そのままダミーモードによる伝送信号を繰り返して発生する常時ポーリングを行なう。一方、割込信号があると、操作端末器31を特定して操作端末器31からの要求を取り込む。ここで、動作モードの変更が要求されていなければ、現状の動作モードを判別し、制御モードであれば照明負荷Lを制御し、設定モードであればパターン設定ないしグループ設定を行なう。また、動作モードの変更が要求されているときには、要求内容に応じて動作モードを変更する。
【0012】
設定モードでパターン設定を行なうには、所望のパターンスイッチ31bのスイッチSbを操作し、次に、そのスイッチSbによる制御対象となる照明負荷Lに対応付けられているスイッチSaを操作するのである。ここに、各スイッチSaと照明負荷Lとの関係は先に設定されていることが前提である。このような手順によりスイッチSa操作に応じた照明負荷Lの状態が伝送ユニット30に関係データとして取り込まれ、1個のスイッチSbに複数の照明負荷Lの状態が対応付けられるのである。グループ設定もパターン設定とほぼ同様である。
【0013】
一方、この種の遠隔監視制御システムでは、操作端末器31の一種であるパターン設定器(図示せず)を用いることもある。パターン設定器は、1台の装置に複数台の操作端末器31を設けたものに相当し、多数のスイッチを備えている(例えば、64回路分のスイッチを備え、各スイッチで4回路分ずつの操作が可能となるように別のスイッチで切替選択する構成になっている。したがって、256回路の操作が可能である)。各スイッチはアドレスを割り付けることによって、任意の操作端末器31のスイッチとして用いることができるようになっている。
【0014】
パターン設定器を用いるときには、パターンスイッチとして割り付けたスイッチを選択した後に、個別スイッチとして割り付けたスイッチの操作によって各照明負荷Lの制御状態を設定して関係データを作成し、この関係データを伝送ユニット30に転送する。つまり、パターン設定器を設置している場所で関係データを作成することができるから、個別スイッチ31aとパターンスイッチ31bとを用いてパターン設定を行なう場合に比較すると、作業が簡単になる。
【0015】
端末器としては、照明負荷Lの光出力を調節可能な調光器を内蔵した調光制御端末器32cや、調光制御端末器32cを用いた場合の調光量を指示するための調光操作端末器31cなども用いることができる。さらには電動カーテンや電動シャッタのような電動機を負荷とする制御端末器およびその制御端末器と対になる操作端末器を用いる場合もある。
【0016】
ところで、上記従来の遠隔監視制御システムにおいては、個別スイッチ31aやパターンスイッチ31bの操作で照明負荷Lを点滅する代わりに、予め設定された時刻に自動的に照明負荷Lを点滅するような負荷制御(タイマ制御)を行うためのプログラムタイマユニット35が設置される場合がある。このプログラムタイマユニット35は、一週間の曜日毎に負荷制御の入、切時刻並びに個別制御やグループ制御あるいはパターン制御のような制御内容等を指定するプログラムが記録され、プログラムの設定時刻データを現在時刻データと比較し、両時刻データが一致したときに、内蔵する出力用リレーを開閉することで無電圧の接点信号を出力する。プログラムタイマユニット35の複数の接点信号出力端子には各々接点入力端末器36の入力端子が接続されており、接点入力端末器36ではプログラムタイマユニット35から出力される接点信号に応じた監視データを伝送ユニット30に伝送し、伝送ユニット30が上記監視データに応じた制御データを制御端末器32に伝送することによって、設定時刻にプログラムの制御内容に応じた負荷制御が行われる。なお、プログラムタイマユニット35及び接点入力端末器36にはリモコントランス37が接続されており、このリモコントランス37にて交流電源100Vを24Vに降圧して動作電圧が供給されている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のプログラムタイマユニット35をシステムに組み込むには接点入力端末器36が必要であり、コスト的に高くつくとともに設置スペースが大きくなってしまうという問題がある。
【0018】
本発明は上記問題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、コスト並びに設置スペースの削減が図れる遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニットを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、それぞれアドレスが設定された操作端末器及び制御端末器を2線式の信号線を介して伝送ユニットに接続し時分割多重の伝送信号にてデータの送受信を行い、伝送ユニットは、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に送出することによって操作端末器及び制御端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に、監視入力のあった操作端末器からの監視データを受信すると監視データに基づいて制御データを生成し、監視データを発生した操作端末器とアドレスによる対応関係が予め設定されている制御端末器に対して制御データを伝送して制御端末器に接続された負荷を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、負荷の制御時刻及び制御内容を含むデータを入力する入力手段と、入力手段で入力されるデータに基づいて負荷の制御プログラムを作成するプログラム作成手段と、作成された制御プログラム及びサマータイムが適用されるサマータイム期間のデータを記憶する記憶手段と、現在時刻を計時する計時手段と、信号線を介して伝送ユニットとの間で伝送信号を送受信する伝送信号送受信手段と、計時手段から出力される現在時刻データと記憶手段から読み出された制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生するとともに伝送信号送受信手段により発生した監視データを信号線に送出させるタイマ制御手段と、計時手段で計時する現在時刻が記憶手段に記憶されたサマータイム期間内である場合に、前記現在時刻をサマータイムに合わせて修正するサマータイム修正手段とを備えたことを特徴とし、タイマ制御手段が逐次発生する監視データを伝送信号送受信手段により信号線に送出させて伝送ユニットに伝送することができるから、接点入力端末器を用いる必要がなくなってコスト並びに設置スペースの削減が図れ、さらに、自動的にサマータイムに対応できて使い勝手が向上する。
【0020】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、少なくとも入力手段で入力可能なデータの項目、並びに計時手段で計時する現在時刻を表示する表示手段を備えたことを特徴とし、表示手段の表示を見ながらデータを入力できるために入力手段によるデータの入力作業が容易になる。
【0021】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、表示手段は、液晶デバイスを有する液晶表示部と、液晶表示部を照明するバックライト部とからなることを特徴とし、表示手段の小型化が可能であり、且つバックライト部で照明することにより液晶表示部の表示が見やすくなる。
【0022】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、表示手段は、液晶表示部における表示が所定時間を経過した後にバックライト部又はバックライト部と液晶表示部の動作を停止させることを特徴とし、液晶表示部及びバックライト部における電力消費を抑えて省エネ化が図れる。
【0023】
請求項5の発明は、請求項2の発明において、人体の存否を検知する人体検知手段を備え、表示手段は、人体検知手段により人体が検知された場合に表示を行うことを特徴とし、表示手段における電力消費を抑えて省エネ化が図れる。
【0024】
請求項6の発明は、請求項1の発明において、地域毎の日の入り時刻並びに日の出時刻のデータが記憶手段に記憶され、プログラム作成手段は、入力手段により指定される地域の日の入り時刻並びに日の出時刻のデータを記憶手段から読み出し、読み出したデータに基づいて制御プログラムを作成することを特徴とし、明るさセンサ等の他の機器を追加することなしに日の出時刻及び日の入り時刻に応じた負荷制御が可能となり、コスト並びに設置スペースの削減が図れる。しかも、入力手段により地域を指定するだけで当該地域の日の出時刻及び日の入り時刻に応じた制御プログラムが作成されるから、使い勝手が向上する。
【0025】
請求項7の発明は、請求項6の発明において、プログラム作成手段は、記憶手段から読み出した日の入り時刻並びに日の出時刻のデータを所定の範囲内で調整可能としたことを特徴とし、負荷制御の時刻を日の入り時刻並びに日の出時刻から容易にずらすことができて制御プログラムの作成作業が簡素化できる。
【0028】
請求項の発明は、請求項1の発明において、外部機器との間でデータ通信を行って制御プログラムを取り込み、取り込んだ制御プログラムを記憶手段に記憶させるデータ通信手段を備えたことを特徴とし、パーソナルコンピュータのような外部機器で作成した制御プログラムを記憶手段に記憶させることができ、制御プログラムの作成作業が簡素化できる。
【0029】
請求項の発明は、請求項1の発明において、記憶手段に記憶した制御プログラムを消去して初期化する初期化手段を備えたことを特徴とし、複数の制御プログラムを個々に消去する手間が省けて制御プログラムの作成作業が簡素化できる。
【0030】
請求項10の発明は、請求項1の発明において、プログラム作成手段は、特定の日時に対して負荷の制御時刻及び制御内容が設定される特日プログラムを作成するとともに、入力手段から入力される特日変更コマンドデータに応じて翌日の制御プログラムを特日プログラムに変更することを特徴とし、特日プログラムの作成作業が簡素化できる。
【0031】
請求項11の発明は、請求項1の発明において、制御プログラムの不動作の原因を判定して判定結果を表示手段に表示させるエラー判定手段を備えたことを特徴とし、制御プログラムが不動作になった場合にその原因を早急に知ることができる。
【0032】
請求項12の発明は、請求項1の発明において、計時手段による現在時刻の計時を外部で計時する時刻に同期させるための同期信号が入力される同期信号入力手段と、同期信号入力手段に入力する同期信号を外部に出力する同期信号出力手段と、計時手段にて計時する現在時刻を同期信号入力手段から入力される同期信号に同期させる現在時刻同期手段とを備えたことを特徴とし、計時手段で計時される現在時刻の確度が高くなり、さらに、他のプログラムタイマユニットとの間に時間のずれが生じるのを防ぐことができる。
【0033】
請求項13の発明は、請求項12の発明において、同期信号出力手段の出力電流を制限する電流制限手段を備えたことを特徴とし、同期信号を伝送する信号線の短絡などにより過大な電流が流れるのを防ぐことができる。
【0034】
請求項14の発明は、請求項12の発明において、同期信号出力手段から同期信号が出力されたことを検出する同期信号検出手段を備えたことを特徴とし、信号線の短絡により同期信号が伝送されないといった問題が早期に発見できる。
【0035】
請求項15の発明は、請求項14の発明において、表示手段は、同期信号検出手段にて同期信号を検出したか否かを表示することを特徴とし、同期信号検出手段の検出結果が容易に判断できる。
【0036】
請求項16の発明は、請求項1の発明において、外部からの電源供給が停止した場合に計時手段に電源を供給する非常電源供給手段を備えたことを特徴とし、外部からの電源供給が再開したときに現在時刻を調整する必要が無く、使い勝手が向上する。
【0037】
請求項17の発明は、請求項16の発明において、非常電源供給手段の出力電圧を検出して計時手段における現在時刻の計時が正常に行われているか否かを判定する計時判定手段を備えたことを特徴とし、外部からの電源供給停止中に計時手段による計時が確実に行われているか否かが判断できる。
【0038】
請求項18の発明は、請求項1の発明において、記憶手段は不揮発性メモリからなることを特徴とし、外部からの電源供給が停止した場合でも制御プログラムを保持することができる。
【0039】
請求項19の発明は、請求項1の発明において、記憶手段から読み出された制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生するとともに伝送信号送受信手段により発生した監視データを信号線に送出させて制御プログラムをシミュレーションするシミュレーション手段を備えたことを特徴とし、制御プログラムのシミュレーションを行ってプログラムのミスの修正や変更等が容易に行える。
【0040】
請求項20の発明は、請求項1の発明において、記憶手段に記憶された制御プログラムをコピーするコピー手段を備えたことを特徴とし、制御プログラムの作成作業が簡素化できる。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
【0044】
(実施形態1)
図1に本実施形態のブロック図を示す。本実施形態は、負荷の制御時刻及び制御内容を含むデータを入力する入力手段たる操作スイッチ部1と、操作スイッチ部1で入力されるデータに基づいて負荷の制御プログラムを作成するプログラム作成手段たるマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略す)2と、作成された制御プログラムを記憶する記憶手段たるメモリ3と、現在時刻を計時する計時手段たるリアルタイムクロック4と、信号線Lsを介して伝送ユニット30との間で伝送信号Vsを送受信する伝送信号送受信手段たる伝送信号送受信回路5と、リモコントランス37より供給される24Vの交流電圧からマイコン2を含む各部の動作電源を作成する電源回路6と、停電等により電源回路6からの電源供給が停止した場合にリアルタイムクロック4に動作電源を供給するバックアップ回路部7と、少なくとも操作スイッチ部1で入力可能なデータの項目、並びにリアルタイムクロック4で計時する現在時刻を表示する液晶表示部8と、マイコン2に制御されて液晶表示部8を駆動する液晶ドライバ9と、液晶表示部8を背面側から照明するバックライト部10と、リアルタイムクロック4による現在時刻の計時を外部で計時する時刻に同期させるための同期信号が入力される同期信号入力部11と、同期信号入力部11に入力する同期信号を外部に出力する同期信号出力部12とを備え、タイマ制御手段たるマイコン2が、リアルタイムクロック4から出力される現在時刻データとメモリ3から読み出した制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生するとともに発生した監視データを伝送信号送受信回路5により信号線Lsに送出させるものである。
【0045】
操作スイッチ部1は押操作の復帰力としてゴムの弾性を利用したいわゆるラバースイッチを用いたキーマトリクスよりなる。このキーマトリクスには、図2に示すように、それぞれ押操作されるモードキーK1、クリアキーK2、設定キーK3、アップキーK4、ダウンキーK5、戻りキーK6、特日1動作キーK7、特日2動作キーK8、タイマ切キーK9、サマータイム設定キーK10、バックライトキーK11が設けられており、押操作された場合に各キーK1〜K11に対応するマイコン2の入力ポートに信号が入力される。
【0046】
メモリ3は電気的に書き換え可能な不揮発性の半導体メモリ(例えば、EEPROMなど)からなり、マイコン2の動作用プログラムの他に後述する制御プログラムや地域毎の日の出時刻及び日の入り時刻のデータ等を記憶し、停電等により電源供給が停止しても記憶内容を保持することができる。また、伝送信号送受信回路5は信号線端子T1,T1に接続された遠隔監視制御システムの信号線Lsを介して伝送ユニット30との間でのデータ伝送を可能とする回路である。
【0047】
電源回路6は電源端子T2,T2を介してリモコントランス37から供給される交流電圧を降圧した後に整流平滑した直流電圧を安定化することにより、マイコン2等の動作電圧(例えば、5Vの直流電圧Vcc)を作成して出力するものである。
【0048】
また、バックアップ回路部7は図6に示すような回路構成を有し、電源回路6の出力電圧Vccで常時充電される容量の大きな電解コンデンサCAを具備し、停電等により電源回路6からの電源供給が停止したときに電解コンデンサCAを電源として動作する3端子レギュレータRGによりリアルタイムクロック4に動作電源を供給する。このとき、3端子レギュレータRGからはリアルタイムクロック4の動作電圧を下回らず、且つ消費電流を抑えることができる程度の電圧、例えば正常時の電圧Vcc(=5V)の半分(=2.5V)の電圧が出力されるようになっている。このバックアップ回路部7により、約24時間までの停電に対してはリアルタイムクロック4における現在時刻の計時を継続させることができ、復電時にリアルタイムクロック4における現在時刻を調整する必要が無く、使い勝手が向上するものである。なお、バックアップ回路部7は本実施形態の回路構成に限定されるものではなく、例えば電解コンデンサCAの代わりにリチウム電池を用いてもよい。リチウム電池は電解コンデンサCAに比較して電流容量が大きいから、さらに長時間に渡って現在時刻の計時を継続させることが可能であり、現在時刻の確度も向上できるものである。
【0049】
ところで、バックアップ回路部7にはオペアンプOPからなる非反転増幅回路を用いて電解コンデンサCAの両端電圧を検出する電圧検出回路7aが設けてある。この電圧検出回路7aから出力される検出信号がマイコン2の入力ポートに入力されており、マイコン2では復電後に検出信号のレベルを基準値と比較することでリアルタイムクロック4による計時が確実に行われていたか否かを判定している。ここで、停止状態から電源供給が再開されるとリアルタイムクロック4は初期状態にリセットされてしまい、現在時刻と大きくずれた時刻を計時することになるから、リアルタイムクロック4の現在時刻と比較して最近一ヶ月以内のデータだけをメモリ3に保存しておく場合、現在時刻が初期化されることで全てのデータが消去されてしまうことになる。そこで、本実施形態ではマイコン2が毎月初めにそのときの年月データをメモリ3に記憶させておき、電圧検出回路7aの検出信号レベルが基準値を下回った場合にはメモリ3に記憶させておいた年月データを用いてリアルタイムクロック4の計時動作を再開させて現在時刻が大幅にずれるのを防いでいる。
【0050】
液晶表示部8はいわゆるセグメントタイプTN方式のLCDパネルからなり、液晶ドライバ9で駆動されることによって後述するような種々の表示を行うものである。また、バックライト部10は複数個の発光ダイオードからなり、後述するようにマイコン2によって点滅制御が行われる。
【0051】
同期信号入力部11は、図7に示すように同期信号入力端子T3,T3に入力される同期信号をホトカプラPC1を介してマイコン2の入力ポートに入力するものである。
【0052】
また、同期信号出力部12は、図8に示すように定電圧回路12a、スイッチ回路12b、電流制限回路12c、ホトカプラPC2等で構成されており、マイコン2の出力ポートから出力される信号をホトカプラPC2を介して同期信号出力端子T4,T4から同期信号として出力するものであって、図8に示すような回路構成を有する。定電圧回路12aは平滑コンデンサC0、トランジスタTR1、ツェナーダイオードZD等で構成され、スイッチ回路12bを介して同期信号出力端子T4,T4間に同期信号用の直流電圧を供給している。スイッチ回路12bはトランジスタTR2、抵抗R2、コンデンサC1で構成され、ホトカプラPC2の出力側が導通することでトランジスタTR2をオンさせて同期信号出力端子T4,T4から同期信号を出力させる。ホトカプラPC2の入力側にはトランジスタTR3が接続されており、マイコン2から出力する同期出力信号によりトランジスタTR3をオン、オフすることでホトカプラPC2を介してスイッチ回路12bを制御している。ここで、定電圧回路12aにはトランジスタTR4と抵抗Rxからなる電流制限回路12cが設けてある。すなわち、定電圧回路12aのトランジスタTR1のエミッタに接続された抵抗Rxに過大な電流が流れるとトランジスタTR4がオンとなり、トランジスタTR1のベース電圧が低下することで定電圧回路12aの出力電圧が低下し、出力電流を制限することができ、同期信号を伝送する信号線の短絡などにより過大な電流が回路に流れるのを防ぐことができる。また、同期信号出力端子T4,T4間には同期信号が出力されたことを検出する同期信号検出回路12dが設けてある。この同期信号検出回路12dは抵抗を介して同期信号出力端子T4,T4間に入力側が接続されたホトカプラPC3を備え、同期信号が出力されたときにホトカプラPC3がオンすることでLレベルの検出信号をマイコン2の入力ポートに入力するものである。而して、マイコン2では同期出力信号を出力した場合に同期信号検出回路12dにて同期信号の出力が検出されなければ、信号線の短絡などにより同期信号が伝送されていないと判断することができ、問題を早期に発見することができるものである。
【0053】
さて、マイコン2にはシリアルポート(図示せず)が設けられており、パーソナルコンピュータのような外部機器で作成した制御プログラム(後述する)等をシリアルポートから取り込んでメモリ3に記憶させることができ、後述するように操作スイッチ部1を操作して現場で制御プログラムを作成する場合に比較して制御プログラムの作成作業が簡素化できるものである。なお、このシリアルポートからメモリ3に記憶している制御プログラムを外部に出力したり、あるいはマイコン2の動作プログラムを書き換えることも可能であり、図1中の13はマイコン2を上述の動作プログラムの書き換えモード等に設定するための設定用ジャンパ部である。
【0054】
図2〜図5は本実施形態の外観図を示している。上述した回路部を構成するマイコン2等の電子部品がプリント回路基板に実装されて合成樹脂成型品からなる器体20の内部に納装される。器体20は略直方体状であって、前面略中央部に液晶表示部8並びに操作スイッチ部1が収納される突台21が突設され、突台21の前面から液晶表示部8の画面8aが露出するとともに操作スイッチ部1のキーマトリクスが露設されている。また、器体20の両端部には押締ねじ式の端子部が設けられており、この端子部により信号線端子T1,T1、電源端子T2,T2、同期信号入力端子T3,T3並びに同期信号出力端子T4,T4が構成されている。この器体20は、図3及び図5に示すように背面並びに側面に設けられる取付孔22に取付板(図示せず)の取付爪を係止することで既成の分電盤等に容易に配設することができる。また、器体20の前面に突設した突台21前面に操作スイッチ部1及び液晶表示部8の画面8aが露出しているので、器体20を分電盤に配設した場合に分電盤の扉の内側に配設される保護板の切り欠き窓を通して突台21の前面を露出させることができ、保護板を開かずに操作スイッチ部1を操作したり、液晶表示部8の画面8aの表示を視認することができて使い勝手がよいものである。
【0055】
ところで、図2に示すように、液晶表示部8の画面8aの周囲には、上辺に沿って「通常」、「プログラム」、「特日」、「時計」、「特別」の文字が左から順に表記されるとともにその上部に「モード」の文字が表記され、下辺に沿って「特日1動作」、「特日2動作」、「タイマ切」、「自動消灯」、「地区」の文字が左から順に表記されている。また、液晶表示部8の画面8aの周囲において上辺に沿って表記された「通常」、「プログラム」、「特日」、「時計」、「特別」の文字に対応する部位、および下辺に沿って表記された「特日1動作」、「特日2動作」、「タイマ切」、「自動消灯」、「地区」の文字の近傍にはマーカMが表示可能であり、マーカMは反転表示(表示色を背景と異ならせることを意味する)によって示される。つまり、マーカMを用いて実行中の機能を示すようになっている。
【0056】
また、突台21前面の操作スイッチ部1の近傍に設けられた透孔から、電源回路6からの電源供給時に点灯して通電表示を行う通電表示灯23、並びにマイコン2のリセット時に点灯するリセット表示灯24が外部に臨んでいる。
【0057】
図10は本実施形態のプログラムタイマユニットAを組み込んだ遠隔監視制御システムの一例を示すシステム構成図であり、図19に示したシステム構成に対して従来のプログラムタイマユニット35の代わりにプログラムタイマユニットAが信号線Lsに接続されるとともに不要となった接点入力端末器36が取り外されている。但し、伝送ユニット30と操作端末器31及び制御端末器32については従来のものと同一であるから説明は省略する。
【0058】
ここで、プログラムタイマユニットAのマイコン2には、リアルタイムクロック4から出力される現在時刻データとメモリ3から読み出した制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生するとともに発生した監視データを伝送信号送受信回路5により信号線Lsに送出させてタイマ制御を行うモード(通常モード)、操作スイッチ部1で入力されるデータに基づいて負荷の制御プログラムを作成するモード(プログラム作成モード)、祝日等の特別の日(特日)を設定するモード(特日設定モード)、リアルタイムクロック4の現在時刻を設定するモード(時計モード)、後述するように特日設定の遠隔操作やタイマ制御機能の入切等を設定するモード(特別モード)の5つの基本的な動作モードがあり、操作スイッチ部1のモードキーK1が押操作される毎に通常モード、プログラム作成モード、特日設定モード、時計モード、特別モードがサイクリックに切り換えて選択され、液晶表示部8の画面8aでは、選択された動作モードに対応する文字(「通常」、「プログラム」、「特日」、「時計」、「特別」)近傍のマーカMが反転表示される。ここで、図9は液晶表示部8の画面8aに表示可能な文字や記号等を全て表示した状態を示しており、同時に表示されることのない文字や記号等もある。なお、以下で説明する液晶表示部8の画面8aの各表示はマイコン2により液晶ドライバ9を制御することで行われるものである。
【0059】
まず、プログラムタイマユニットAの施工後には最初にリアルタイムクロック4の現在時刻を設定する必要があるから、操作スイッチ部1のモードキーK1を押操作して時計モードを選択する。時計モードを選択すると、液晶表示部8の画面8aでは「時計」の文字に対応するマーカMが反転表示されるとともに、リアルタイムクロック4が計時している年月日が画面8aの現在時刻表示領域R1に反転表示される(図9参照)。
【0060】
時計モードの選択直後には年の設定モードとなっており、アップキーK4又はダウンキーK5が押操作される毎に現在時刻表示領域R1における年の反転表示が1年ずつ増減する。現在時刻表示領域R1における年の反転表示を現在年に一致させた後、設定キーK3を押操作して月の設定モードとし、同様にアップキーK4及びダウンキーK5を使って現在時刻表示領域R1における月の反転表示を現在月に一致させる。同様にして設定キーK3を押操作して日の設定モードでアップキーK4及びダウンキーK5を使って現在時刻表示領域R1の反転表示を現在のものに一致させる。また、時、分の設定モードでは、アップキーK4又はダウンキーK5が押操作される毎に画面8aの設定時刻表示領域R4(後述する)に時分が反転表示され、アップキーK4又はダウンキーK5が押操作される毎に設定時刻表示領域R4における時、分の反転表示が1時間又は1分ずつ増減する(図9参照)。そして、時、分の設定モードでアップキーK4及びダウンキーK5を使って設定時刻表示領域R4の反転表示を現在時刻に一致させれば、設定された日付及び時刻のデータがマイコン2からリアルタイムクロック4に送られ、上記データによりリアルタイムクロック4の計時時刻が現在の年月日及び時刻に設定される。なお、各設定モードから前の設定モードに戻る(例えば、月の設定モードから年の設定モードに戻る)には、戻りキーK6を押操作すればよい。ここで、メモリ3には暦のデータが記憶されており、年月日に対応する曜日についてはマイコン2が暦のデータから判断可能である。
【0061】
次に、モードキーK1を押操作して、祝日や行事開催日のような特別の日(特日)を設定する特日設定モードを選択する。特日設定モードを選択すると、液晶表示部8の画面8aでは「特日」の文字に対応するマーカMが反転表示され、現在時刻表示領域R1に現在の日付が反転表示され、画面8aの略中央端部に「特日設定」の文字が反転表示されるとともに、現在時刻表示領域R1下部のカレンダ表示領域R5に一ヶ月分のカレンダが反転表示される(図9参照)。
【0062】
本実施形態では2つの特日(特日1及び特日2)が設定可能であり、アップキーK4及びダウンキーK5を使って設定する特日を選択する。設定する特日を選択した後に設定キーK3を押操作すると、特日を毎年有効とするか又は特定の年(現在年又は翌年)のみ有効とするかを選択するモードとなり、アップキーK4又はダウンキーK5が押操作される毎に、現在時刻表示領域R1の左隣に「毎年」の文字が反転表示されるか、あるいは現在時刻表示領域R1における年の反転表示が現在年と翌年とに切り換えて反転表示される。毎年か、現在年又は翌年かを選択した後、設定キーK3を押操作して月の設定モードとし、アップキーK4及びダウンキーK5を使って現在時刻表示領域R1における月の反転表示を特日の月に一致させる。同様にして設定キーK3を押操作して日の設定モードでアップキーK4及びダウンキーK5を押操作すると、現在時刻表示領域R1の日の反転表示が増減するとともにカレンダ表示領域R5の選択されている日が反転表示され、特日に設定する日を反転表示させた状態で設定キーK3を押操作すれば、設定された日付のデータが特日のデータとしてメモリ3に記憶される。この動作を繰り返すことで最大2日の特日を設定することが可能である。このようにカレンダ表示領域R5に選択している月日を反転表示しながら特日を設定することができるため、特日の設定が非常に容易になるものである。
【0063】
次に、モードキーK1を押操作してプログラム作成モードを選択すると、液晶表示部8の画面8aでは「プログラム」の文字に対応するマーカMが反転表示されるとともに、プログラム番号を意味する「PRG番号」の文字と、その表示の下部のプログラム番号表示領域R2にプログラム番号とが反転表示される。本実施形態では30通りの制御プログラムをメモリ3に記憶することができるようになっているから、プログラム番号表示領域R2には1〜30の数字が反転表示可能である。プログラム作成モードの選択直後にはプログラム番号の設定モードとなっており、アップキーK4又はダウンキーK5が押操作される毎にプログラム番号表示領域R2に反転表示される数字が1ずつ増減する。そして、作成しようとするプログラム番号をプログラム番号表示領域R2に反転表示させた状態で設定キーK3を押操作すれば、負荷の制御種別を選択するモードに移行し、「PRG番号」の代わりに「種別」の文字が反転表示される(図9参照)。そして、アップキーK4及びダウンキーK5を押操作することにより、「個別」、「グループ」、「パターン」、「調光」の中から負荷の制御種別を順次選択することができる。
【0064】
「制御種別」として「個別」を選択したときには、画面8aの「種別」の文字の下部に「個別」、右隣に「アドレスNo.」の文字が各々反転表示されるとともに「アドレスNo.」の文字の下部のアドレス番号表示領域R3にアドレス番号が反転表示される(図9参照)。アドレス番号表示領域R3にはチャンネル番号と負荷番号とをハイフンで結合した形で反転表示され、チャンネル番号と負荷番号とが各別に反転表示可能になる。つまり、設定キーK3を押操作して「個別」を選択した直後ではアドレス番号のチャンネル番号を設定するモードとなっており、このモードにおいてはチャンネル番号が反転表示になる。チャンネル番号が反転表示されているときにアップキーK4及びダウンキーK5を押操作することでアドレス番号表示領域R3に反転表示されるチャンネル番号を増減させ、所望のチャンネル番号を反転表示した状態で設定キーK3を押操作すれば、チャンネル番号が設定されて負荷番号を設定するモードに移行する。このモードにおいては負荷番号が反転表示になり、アップキーK4及びダウンキーK5を押操作することでアドレス番号表示領域R3に反転表示される負荷番号を増減させ、所望の負荷番号を反転表示した状態で設定キーK3を押操作すれば、負荷番号が設定されて「動作方式」の設定モードに移行する。
【0065】
「動作方式」の設定モードに移行すると、「種別」及び「アドレスNo.」の代わりにアドレス番号表示領域R3下部の「動作方式」の文字が反転表示される(図9参照)。そして、アップキーK4及びダウンキーK5を押操作することにより、「通常」と「ソーラー」の中から動作方式を選択することができる。ここで、「通常」の動作方式とは、負荷をオン(照明負荷Lを点灯)する入時刻と、負荷をオフ(照明負荷Lを消灯)する切時刻とを設定して現在時刻が入時刻になると負荷をオンし、現在時刻が切時刻になると負荷をオフするものである。一方、「ソーラー」の動作方式とは、その場所の日の出時刻及び日の入り時刻に基づいて負荷を制御するものである。
【0066】
動作方式として「通常」を選択したときには、画面8aの「動作方式」の文字の下部に「通常」の文字が反転表示され、設定キーK3を押操作することで負荷をオンしようとする時刻(入時刻)の設定モードに移行して、画面8aの「通常」の文字の下方に「制御」及び「時刻」の文字が左右に並んで反転表示されるとともに、「制御」の文字の下部に「入」の文字が反転表示され、且つ「時刻」の文字の下部の設定時刻表示領域R4に時分が反転表示される(図9参照)。そして、アップキーK4又はダウンキーK5を押操作することで設定時刻表示領域R4の時間の表示を増減し、入時刻の時間に一致させた後、設定キーK3を押操作して入時刻の分の設定モードに移行し、同様にアップキーK4及びダウンキーK5を使って設定時刻表示領域R4における分の反転表示を入時刻の分の数字に一致させる。この状態で設定キーK3を押操作すると負荷をオフしようとする時刻(切時刻)の設定モードとなり、アップキーK4又はダウンキーK5を押操作することで設定時刻表示領域R4の時間の表示を増減し、切時刻の時間に一致させた後、設定キーK3を押操作して切時刻の分の設定モードに移行し、同様にアップキーK4及びダウンキーK5を使って設定時刻表示領域R4における分の反転表示を切時刻の分の数字に一致させる。さらに、この状態から設定キーK3を押操作すると、負荷を制御する曜日の設定モードとなり、画面8aの設定時刻表示領域R4の文字の下部に「動作日」の文字が反転表示される(図9参照)。そして、アップキーK4又はダウンキーK5を押操作することにより、「月」、「火」、「水」、「木」、「金」、「土」、「日」、「特日1」、「特日2」の中から曜日又は特日を順次選択することができ、「動作日」の文字の下部に「特日1」、「特日2」、「月」、「火」、「水」、「木」、「金」、「土」、「日」の文字の中で選択された文字が反転表示される(図9参照)。
【0067】
一方、動作方式として「ソーラー」を選択したときには、画面8aの「通常」の文字の下部に「ソーラー」の文字が反転表示され、設定キーK3を押操作することにより、「日入−日出」、「日入−定時」、「定時−日出」の各動作モードを選択するモードに移行し、アップキーK4及びダウンキーK5を押操作することで上記3つの動作モードを順次選択することができる。このとき、画面8aのアドレス番号表示領域R3下部の「動作モード」の文字が反転表示されるとともに、この「動作モード」の文字の下部に「日入」、「定時」、「日出」の文字が反転表示され、且つ「日入」、「定時」、「日出」の各文字間並びに下部に記号が反転表示される(図9参照)。ここで、「日入−日出」の動作モードでは日の入り時刻に照明負荷Lを点灯するとともに日の出時刻に消灯し、「日入−定時」の動作モードでは日の入り時刻に照明負荷Lを点灯するとともに日の出時刻と異なる時刻に設定された「定時」に消灯し、「定時−日出」の動作モードでは日の入り時刻と異なる時刻に設定された「定時」に照明負荷Lを点灯するとともに日の出時刻に消灯する。なお、日の入り時刻並びに日の出時刻は、後述するように特別モードの「地区設定」において選択した地区における年間の日の入り時刻及び日の出時刻のデータをメモリ3から読み出すことで得られる。
【0068】
ところで、実際の施工場所では建物の陰になって日の入り時刻よりも前に暗くなったり、日の出時刻を過ぎてもしばらくは明るくならない場合があるから、施工場所の状況に応じて日の入り時刻及び日の出時刻のデータを調整できることができれば、制御プログラムの作成作業がより容易になる。そこで本実施形態では、「動作モード」として「日入−日出」を選択した後に設定キーK3を押操作すると、本来日の入り時刻に行う負荷の制御を日の入り時刻よりも早く又は遅くするモードに移行するようにしてある。このモードに移行すると、画面8aの設定時刻表示領域R4の下部に「早め」又は「遅め」の文字が反転表示される(図9参照)。「早め」又は「遅め」の何れかを選択した後に設定キーK3を押操作すると、アップキーK4及びダウンキーK5を使って、日の入り時刻から早める又は遅める時間を0〜90分の間で1分単位に選択することができる。このとき、画面8aの設定時刻表示領域R4右隣に設けられた時間表示領域R6に上記時間が1分単位で表示される(図9参照)。なお、日の入り時刻に負荷の制御を行う場合には上記時間として0分を選択すればよい。そして、日の入り時刻から早める又は遅める時間を選択した後に設定キーK3を押操作すると、今度は日の出時刻に行う負荷の制御を日の出時刻よりも早く又は遅くするモードに移行し、アップキーK4及びダウンキーK5を使って、上述と同様に0〜90分の間で1分単位に選択することができる。日の出時刻から早める又は遅める時間を選択した後に設定キーK3を押操作すると、既に説明した負荷を制御する曜日の設定モードとなり、画面8aの設定時刻表示領域R4の文字の下部に「動作日」の文字が反転表示される(図9参照)。なお、この設定モードにおける操作は上述の通りであるから説明は省略する。
【0069】
また、「動作モード」として「日入−定時」を選択した後に設定キーK3を押操作すると、上述のように日の入り時刻よりも早く又は遅くするモードに移行し、日の入り時刻から早める又は遅める時間を選択した後に設定キーK3を押操作すれば、「定時」を設定するモードに移行する。この「定時」の設定モードでは、画面8aの設定時刻表示領域R4の下部に「定時」の文字が反転表示され(図9参照)、「通常」の「動作方式」を選択した場合の入時刻や切時刻の設定と同様にして「定時」の時刻が設定される。そして、「定時」の時刻を設定した後に設定キーK3を数回押操作すると、日の出時刻に行う負荷の制御を日の出時刻よりも早く又は遅くするモードを経て、「日入−日出」の「動作モード」と同様に負荷を制御する曜日の設定モードとなる。
【0070】
さらに、「動作モード」として「定時−日出」を選択した後に設定キーK3を押操作すると、「日入−定時」と同様にして「定時」の時刻が設定される。そして、「定時」の時刻を設定した後に設定キーK3を数回押操作すると、「日入−日出」及び「定時−日出」の「動作モード」と同様に負荷を制御する曜日の設定モードとなる。
【0071】
而して、曜日の設定が終了すれば、マイコン2はこれまでに設定した内容で負荷の制御プログラムを作成し、作成した制御プログラムを最初に選択したプログラム番号に対応づけてメモリ3に記憶する。
【0072】
一方、「制御種別」として「グループ」(又は「調光」)を選択したときには、画面8aの「種別」の文字の下部に「G」(又は「調光」)、右隣に「アドレスNo.」の文字が各々反転表示されるとともに「アドレスNo.」の文字の下部のアドレス番号表示領域R3にグループ番号(又は調光番号)が反転表示されるとともに、アドレス番号表示領域R3のチャンネル番号が表示される範囲に1〜127のグループ番号(又は1〜16の調光番号)が反転表示される(図9参照)。この状態でアップキーK4及びダウンキーK5を押操作すればアドレス番号表示領域R3に反転表示されるグループ番号(又は調光番号)を増減させ、所望のグループ番号(又は調光番号)を反転表示した状態で設定キーK3を押操作すれば、グループ番号(又は調光番号)が設定されて「動作方式」の設定モードに移行する。そして、「個別」を選択した場合と同様にして曜日の選択まで終了すれば、マイコン2がこれまでに設定した内容で負荷の制御プログラムを作成し、作成した制御プログラムを最初に選択したプログラム番号に対応づけてメモリ3に記憶する。
【0073】
さらに、「制御種別」として「パターン」を選択したときには、画面8aの「種別」の文字の下部に「P」、右隣に「アドレスNo.」の文字が各々反転表示されるとともに「アドレスNo.」の文字の下部のアドレス番号表示領域R3にパターン番号が反転表示されるとともに、アドレス番号表示領域R3のチャンネル番号が表示される範囲に1〜72のパターン番号が反転表示される(図9参照)。この状態でアップキーK4及びダウンキーK5を押操作すればアドレス番号表示領域R3に反転表示されるパターン番号を増減させ、所望のパターン番号を反転表示した状態で設定キーK3を押操作すれば、パターン番号が設定されて「動作方式」の設定モードに移行する。
【0074】
「動作方式」の設定モードでは「通常」、「ソーラー」、「繰り返し」の中から動作方式を選択することができる。ここで、「パターン」における「通常」の動作方式とは、負荷をパターン制御する時刻を設定して現在時刻が設定時刻になるとパターン番号で選択したパターン制御を行うものである。また、「ソーラー」の動作方式とは、その場所の日の出時刻又は日の入り時刻にパターン番号で選択したパターン制御を行うものである。なお、「通常」の動作方式における時刻設定及び「ソーラー」の動作方式における日の入り時刻又は日の出時刻の「早め」又は「遅め」の設定は上述の「個別」の場合とほとんど同じであるから詳しい説明は省略する。
【0075】
一方、「繰り返し」の動作方式とは、負荷の制御を開始する時刻(開始時刻)、その制御を終了する時刻(終了時刻)、その制御を行う間隔(間隔時間)を設定し、開始時刻から終了時刻の間で間隔時間毎にパターン番号で選択したパターン制御を行うものである。
【0076】
ここで、動作方式として「繰り返し」を選択したときには、画面8aの「動作方式」の文字の下部に「繰返」の文字が反転表示され、設定キーK3を押操作することで上記開始時刻の設定モードに移行して、画面8aの「制御」の文字の下部に「入」の文字が反転表示されるとともに「時刻」の文字の下部の設定時刻表示領域R4に時分が反転表示される(図9参照)。そして、アップキーK4又はダウンキーK5を押操作することで設定時刻表示領域R4の時間の表示を増減し、開始時刻の時間に一致させた後、設定キーK3を押操作して開始時刻の分の設定モードに移行し、同様にアップキーK4及びダウンキーK5を使って設定時刻表示領域R4における分の反転表示を開始時刻の分の数字に一致させる。この状態で設定キーK3を押操作すると上記終了時刻の設定モードとなり、アップキーK4又はダウンキーK5を押操作することで設定時刻表示領域R4の時間の表示を増減し、終了時刻の時間に一致させた後、設定キーK3を押操作して終了時刻の分の設定モードに移行し、同様にアップキーK4及びダウンキーK5を使って設定時刻表示領域R4における分の反転表示を終了時刻の分の数字に一致させる。この状態で設定キーK3を押操作すると上記間隔時間の設定モードとなり、アップキーK4又はダウンキーK5を押操作することで設定時刻表示領域R4の時間の表示を増減し、間隔時間の時間(0〜2)に一致させた後、設定キーK3を押操作して間隔時間の分の設定モードに移行し、同様にアップキーK4及びダウンキーK5を使って設定時刻表示領域R4における分の反転表示を間隔時間の分の数字(0〜60)に一致させる。さらに、この状態から設定キーK3を押操作すると、負荷を制御する曜日の設定モードとなり、画面8aの設定時刻表示領域R4の文字の下部に「動作日」の文字が反転表示される(図9参照)。なお、この設定モードにおける操作は上述の通りであるから説明は省略する。そして、「通常」又は「ソーラー」を選択した場合と同様にして曜日の選択まで終了すれば、マイコン2がこれまでに設定した内容で負荷の制御プログラムを作成し、作成した制御プログラムを最初に選択したプログラム番号に対応づけてメモリ3に記憶する。
【0077】
ここで、プログラム作成モードにおいて特定のキー(例えば、アップキーK4とダウンキーK5)を同時に数秒間押操作し続けると、マイコン2は作成した上記制御プログラムを空いているプログラム番号に対応づけてメモリ3にコピーすることができる。つまり、異なる負荷に対して同じ内容の設定する場合に制御プログラムをコピーすることで制御プログラムの作成作業が簡素化できるものである。
【0078】
また、上述のようにして作成した制御プログラムが間違っていたり、あるいはオフィスのレイアウト変更等によって制御プログラムを大幅に修正しなければならない場合、複数の制御プログラムを1つずつ削除すると非常に手間がかかってしまうことになる。そこで、操作スイッチ部1のクリアキーK2を押操作すれば、マイコン2がメモリ3の初期化処理を実行し、工場出荷時にデータが記憶させてある領域以外の、使用者が利用可能な領域に記憶されている制御プログラム等の全てのデータを一括して消去するようにしている。その結果、メモリ3の内容をいつでも工場出荷時の初期状態に戻すことが可能であり、複数の制御プログラムを1つずつ削除する手間を省くことができる。
【0079】
ところで、モードキーK1を押操作して特別モードを選択すると、液晶表示部8の画面8aでは「特別」の文字に対応するマーカMが反転表示される(図2参照)。特別モードには「特日1動作」、「特日2動作」、「タイマ切」、「自動消灯」、「地区」の5つのモードがあり、特別モードを選択した直後には「特日1動作」のモードが選択されて、「特日1動作」の文字に対応するマーカMが反転表示される(図2参照)。ここで、「特日1動作」並びに「特日2動作」のモードでは、個別スイッチとして割り付けた操作端末器31のスイッチのチャンネル番号及び負荷番号を設定することにより、スイッチが押操作されて伝送ユニット30から対応する制御データが伝送されてきたときに、その時点の翌日を特日1又は特日2に設定することができる。また、スイッチがもう一度押操作されたときには、上記手順で設定した特日1又は特日2を取り消すことができる。つまり、特日1又は特日2の設定・解除を遠隔のスイッチの操作で行うことができて使い勝手が向上するものである。ここで、操作スイッチ部1のキーマトリクスに設けられた特日1動作キーK7又は特日2動作キーK8を押操作した場合にも、スイッチを押操作したときと同様にその翌日を特日1又は特日2に設定することができるようにしてある。
【0080】
また、「タイマ切」のモードが選択されると、「タイマ切」の文字に対応するマーカMが反転表示される(図2参照)。この「タイマ切」のモードでは、個別スイッチとして割り付けた操作端末器31のスイッチ(上記特日1又は特日2の場合と異なるスイッチ)のチャンネル番号及び負荷番号を設定することにより、スイッチが押操作されて伝送ユニット30から対応する制御データが伝送されるとマイコン2は制御プログラムに従ったタイマ制御を行わないようになる。また、スイッチがもう一度押操作されたときには、通常通りマイコン2が制御プログラムに従ったタイマ制御を行う。つまり、マイコン2によるタイマ制御の入・切を遠隔のスイッチの操作で行うことができて使い勝手が向上するものである。ここで、操作スイッチ部1のキーマトリクスに設けられたタイマ切キーK9を押操作した場合にも、スイッチを押操作したときと同様にタイマ制御の入・切を行うことができるようにしてある。なお、「特日1動作」、「特日2動作」、「タイマ切」の各モードにおけるアドレス(チャンネル番号及び負荷番号)の設定手順は、「個別」の「制御種別」におけるアドレスの設定手順と共通であるから説明は省略する。
【0081】
さらに、「地区設定」のモードが選択されると、「地区設定」の文字に対応するマーカMが反転表示される(図2参照)。例えば、予め全国を12の地区に分けて各地区毎の年間の日の入り時刻及び日の出時刻のデータがメモリ3に記憶されており、「地区設定」のモードでは、1〜12の地区番号を選択することにより本システムが設置されている地区を特定する。而して、「ソーラー」の「動作方式」が選択された場合に、マイコン2は上記「地区設定」のモードで選択された地区番号のデータをメモリ3から読み出して制御プログラムを作成するから、日の入り時刻及び日の出時刻の設定作業が非常に簡単になるものである。なお、本実施形態では全国を12の地区に分けた日の入り時刻及び日の出時刻のデータをメモリ3に記憶するようにしているが、この他に緯度及び経度に応じた日の入り時刻及び日の出時刻のデータをメモリ3に記憶させ、本システムが設置される場所の緯度及び経度を入力することで日の入り時刻及び日の出時刻を自動的に設定するようにしてもよく、本システムを国外で使用する場合に特に有効である。
【0082】
また、「自動消灯」のモードが選択されると、「自動消灯」の文字に対応するマーカMが反転表示される(図2参照)。この「自動消灯」のモードでは、液晶表示部8における表示を操作スイッチ部1の最終操作から所定時間(例えば、10分)経過後に自動的に消灯する機能をオン・オフすることができる。そして、「自動消灯」の機能がオンされた場合には、画面8aのカレンダ表示領域R5下部に「自動消灯」の文字が反転表示される(図9参照)。なお、「自動消灯」の機能のオン時においても、設定時間表示領域R4の現在時刻表示のみは消灯せずに表示するようにしてもよい。これにより、不必要なときに液晶表示部8の画面8aの表示を消灯することで省エネルギ化を図ることができる。
【0083】
一方、操作スイッチ部1に設けられているバックライトキーK11を押操作すると、操作スイッチ部1の最終操作から所定時間(例えば、5分)経過後にバックライト部10を自動的に消灯する機能をオン・オフすることができる。すなわち、操作スイッチ部1を操作して制御プログラムの作成等を行う場合にはバックライト部10を点灯している方が画面8aが見やすくなって作業性が向上するが、そのような場合以外では特にバックライト部10を点灯する必要がないことから、不必要なときにバックライト部10を消灯して省エネルギ化を図ることができる。
【0084】
また、操作スイッチ部1に設けられているサマータイムキーK10を押操作すると、サマータイム(夏時間)の有効・無効を選択することができる。すなわち、サマータイムキーK10を押操作してサマータイムを有効とすれば、画面8aのカレンダ表示領域R5下部に「サマータイム」の文字が反転表示される(図9参照)。サマータイムが有効の場合、マイコン2は現在時刻データとメモリ3に予め記憶されているサマータイム期間とを比較し、現在時刻データがサマータイム期間内に含まれていればリアルタイムクロック4が計時する現在時刻を1時間だけ進ませる。また、現在時刻データがサマータイム期間を過ぎれば、マイコン2はリアルタイムクロック4が計時する現在時刻を1時間だけ遅らせる。
【0085】
このように本実施形態では、マイコン2が現在時刻データとサマータイム期間とを比較して自動的にサマータイム時間に調整するようにしているが、操作スイッチ部1のサマータイムキーK10を押操作してサマータイムを有効とすれば、マイコン2にてリアルタイムクロック4が計時する現在時刻を1時間だけ進ませ、サマータイムキーK10を再度押操作してサマータイムを無効にすれば、マイコン2にてリアルタイムクロック4が計時する現在時刻を1時間だけ遅らせるようにしてもよい。なお、このようにした場合、現在の月日がサマータイム期間であるかに関わらず、使用者の希望により、現在時刻を1時間だけ進めることが可能である。
【0086】
而して、マイコン2はリアルタイムクロック4の計時時刻(現在時刻)がメモリ3から読み出した制御プログラムにおいて設定される時刻(入時刻や切時刻、日の入り時刻や日の出時刻等)に一致したときに逐次監視データ(例えば、制御対象の照明負荷Lを個別制御する個別スイッチSaと同じチャンネル番号及び負荷番号)を発生し、その監視データを伝送信号送受信回路5より信号線Lsに送出して伝送ユニット30に伝送することで照明負荷Lのタイマ制御を行っている。
【0087】
次に、図10に示すようなシステム構成でオフィスに設置される照明負荷Lを制御する場合を例示して、本実施形態のプログラムタイマユニットAの動作を説明する。図11は制御プログラムの一例を示しており、プログラム番号1の制御プログラムでは、8時30分に照明負荷Lを調光比50%(全点灯時の照明負荷Lへの出力を100%としたときの比率)で調光するパターン番号2のパターンP2を月曜日から金曜日並びに特日2に実行し、プログラム番号2の制御プログラムでは、9時00分に照明負荷Lを全点灯するパターン番号1のパターンP1を月曜日から金曜日並びに特日2に実行し、プログラム番号3の制御プログラムでは、開始時刻12時00分から終了時刻12時30分の間に間隔時間30分で照明負荷Lを調光比30%で調光するパターン番号3のパターンP3を月曜日から金曜日に実行し、プログラム番号4の制御プログラムでは、13時00分にパターン番号1のパターンP1を月曜日から金曜日に実行し、プログラム番号5の制御プログラムでは、開始時刻18時00分から終了時刻19時00分の間に間隔時間1時間でパターン番号2のパターンP2を月曜日から金曜日に実行し、プログラム番号6の制御プログラムでは、開始時刻20時00分から終了時刻24時00分の間に間隔時間1時間で照明負荷Lを消灯するパターン番号4のパターンP4を月曜日から金曜日に実行する。さらに、プログラム番号の制御プログラムでは、開始時刻7時00分から終了時刻24時00分の間に間隔時間1時間でパターン番号4のパターンP4を土曜日、日曜日並びに特日1に実行し、プログラム番号8の制御プログラムでは、開始時刻12時00分から終了時刻24時00分の間に間隔時間1時間でパターン番号4のパターンP4を特日2に実行する。なお、上述の各制御プログラムを作成する前に、例えば従来例で説明したように予めパターン設定器等を用いて各パターン番号に対応した各照明負荷Lの制御状態を設定して関係データを作成し、この関係データを伝送ユニット30に転送しておく。
【0088】
図12〜図14には縦軸に照明負荷Lの調光比〔%〕、横軸に時刻(5時00分から24時00分)をとり、月曜日〜金曜日のタイマ制御、土曜日、日曜日及び特日1のタイマ制御、並びに特日2のタイマ制御の状態をそれぞれ示している。すなわち、図12に示すように平日(月曜日〜金曜日)の8時30分になるとマイコン2がプログラム番号1の制御プログラムに従ったタイマ制御を実行し、照明負荷Lを調光比50%で調光点灯し(パターンP2)、9時00分になるとプログラム番号2の制御プログラムに従ったタイマ制御を実行して照明負荷Lを全点灯する(パターンP1)。つまり、オフィスの始業時間を9時00分とした場合に始業時間の30分前(8時30分)から始業時間まで50%の調光比で調光点灯し、始業時間になれば全点灯するようにして、始業前に無駄な照明がされるのを防いで省エネルギ化を図っている。
【0089】
また、12時00分(昼休みの開始時刻)になるとマイコン2がプログラム番号3の制御プログラムに従ったタイマ制御を実行し、照明負荷Lを調光比30%で調光点灯する。このとき、制御方式として「繰り返し」が選択されているため、例えば誰かがスイッチを操作して照明負荷Lを全点灯したまま放置した場合でも、12時00分から間隔時間30分が経過した時点(12時30分)に再度マイコン2がタイマ制御を実行して照明負荷Lを調光比30%で調光点灯するため、上述のような消し忘れがあっても照明負荷Lが無駄に点灯することを防いで省エネルギ化を図ることができる。そして、13時00分(昼休みの終了時刻)になると、マイコン2がプログラム番号4の制御プログラムに従ったタイマ制御を実行して照明負荷Lを全点灯し、終業時刻(18時00分)になるとプログラム番号5の制御プログラムに従ったタイマ制御を実行して照明負荷Lを調光比50%で調光点灯する。このプログラム番号5の制御プログラムでは、制御方式として間隔時間が1時間の「繰り返し」が選択されている。すなわち、残業時間が1時間毎に区切られていると仮定したとき、残業する社員が必要に応じてスイッチの操作で照明負荷Lを全点灯し、そのままの状態で退社してしまった場合であっても、終業時刻から1時間経過する毎(19時00分及び20時00分)に再度マイコン2がタイマ制御を実行して照明負荷Lを調光比50%で調光点灯するため、上述のような消し忘れがあっても照明負荷Lが無駄に点灯することを防いで省エネルギ化を図ることができる。
【0090】
そして、20時00分になると、マイコン2がプログラム番号6の制御プログラムに従ったタイマ制御を実行して照明負荷Lを消灯するが(パターンP4)、このプログラム番号6の制御プログラムでは、制御方式として間隔時間が1時間の「繰り返し」が選択されているため、上述のように残業した社員が消灯を忘れて退社してしまった場合であっても、20時00分から1時間経過する毎に再度マイコン2がタイマ制御を実行して照明負荷Lを消灯するため、上述のような消し忘れがあっても照明負荷Lが無駄に点灯することを防いで省エネルギ化を図ることができる。なお、24時00分から翌朝の8時30分まではプログラムタイマユニットAによるタイマ制御を行わない。
【0091】
一方、オフィスの休日となる土曜日、日曜日及び特日1では、図13に示すように7時00分になるとマイコン2がプログラム番号7の制御プログラムに従ったタイマ制御を実行して照明負荷Lを消灯する(パターンP4)。このプログラム番号7の制御プログラムでは、制御方式として間隔時間が1時間の「繰り返し」が選択されているため、例えば休日に出勤した社員が消灯を忘れて退社してしまった場合であっても、7時から24時の間で毎正時に再度マイコン2がタイマ制御を実行して照明負荷Lを消灯するため、上述のような消し忘れがあっても照明負荷Lが無駄に点灯することを防いで省エネルギ化を図ることができる。
【0092】
また、就業時間を半日(9時00分〜12時00分)とする日を特日2に設定している場合、図14に示すように8時30分になるとマイコン2がプログラム番号1の制御プログラムに従ったタイマ制御を実行し、照明負荷Lを調光比50%で調光点灯し(パターンP2)、9時00分になるとプログラム番号2の制御プログラムに従ったタイマ制御を実行して照明負荷Lを全点灯する(パターンP1)。さらに、12時00分になって就業時間が済むと、マイコン2がプログラム番号8の制御プログラムに従ったタイマ制御を実行して照明負荷Lを消灯する(パターンP4)。このプログラム番号8の制御プログラムでは、制御方式として間隔時間が1時間の「繰り返し」が選択されているため、例えば就業時間後に残業した社員が消灯を忘れて退社してしまった場合であっても、12時から24時の間で毎正時に再度マイコン2がタイマ制御を実行して照明負荷Lを消灯するため、上述のような消し忘れがあっても照明負荷Lが無駄に点灯することを防いで省エネルギ化を図ることができる。
【0093】
上述のように本実施形態のプログラムタイマユニットAでは、タイマ制御手段たるマイコン2が、リアルタイムクロック4の現在時刻がメモリ3から読み出した制御プログラムにおいて設定される時刻に一致したときに逐次監視データを発生し、その監視データを伝送信号送受信回路5より信号線Lsに送出して伝送ユニット30に伝送することで照明負荷Lのタイマ制御を行っているので、従来例のように接点入力端末器を用いずにプログラムタイマユニットAを直接信号線Lsに接続してシステムに組み入れることができ、コスト並びに設置スペースの削減が図れる。また、プログラム作成手段たるマイコン2では、照明負荷Lの制御時刻及び制御内容が曜日毎に設定される週間プログラムと、特定の日時(特日)に対して照明負荷Lの制御時刻及び制御内容が設定される特日プログラムとを作成することができるから、週間プログラムにより曜日毎に違った制御時刻及び制御内容が設定できるとともに、祝日等の特定の日については特日プログラムを作成して通常の曜日とは異なった制御時刻及び制御内容が設定できてシステムの運用が容易になるという利点がある。
【0094】
ところで本実施形態では、毎正時に外部から電線を介して同期信号が入力される同期信号入力部11を備えており、同期信号入力部11から入力ポートに同期信号が入力すると、マイコン2がリアルタイムクロック4の計時する時刻を同期信号に基づいて修正する。この同期信号は、例えば他のタイマ機器や時計などから出力されるものである。したがって、毎正時に同期信号に同期するようにリアルタイムクロック4の計時時刻を修正するので、現在時刻の確度が高くなるとともに他のタイマ機器との間に時間のずれが生じるのを防ぐことができる。
【0095】
一方、大規模なオフィスビル等においては、図10に示す遠隔監視制御システムを複数接続して使用する場合があり、このような場合には各システム毎に本実施形態のプログラムタイマユニットAを設ける必要がある。しかしながら、プログラムタイマユニットAを複数設ける場合には、個々のプログラムタイマユニットA1,…毎でリアルタイムクロック4が計時する現在時刻にずれの生じる虞があり、プログラムタイマユニットA1,…の台数が少なければ個々に修正を行うことは容易であるが、台数が増えるにつれて修正の手間が増大してしまうことになる。そこで、複数のプログラムタイマユニットA1,…を設ける場合に各プログラムタイマユニットA1,…の同期信号出力端子T4,T4を他のプログラムタイマユニットA2,…の同期信号入力端子T3,T3に接続し、1台のプログラムタイマユニットA1,…の同期信号入力部11に入力された同期信号を、同期信号出力部12から他のプログラムタイマユニットA2,…に順次転送することにより、全てのプログラムタイマユニットA1,…で現在時刻の同期を取って個々に修正する手間を省くことができる。
【0096】
ここで、図15のフローチャートを参照して全てのプログラムタイマユニットA1,…で現在時刻の同期を取る動作を説明する。複数台のプログラムタイマユニットA1,…のうちの1台(例えば、プログラムタイマユニットA1)に外部から同期信号が入力されると(ステップSA1)、プログラムタイマユニットA1のマイコン2が同期信号の立ち上がりを検出してリアルタイムクロック4の計時する時刻を同期信号に基づいて修正する(ステップSA2)。さらに、マイコン2は、内蔵タイマのカウントを開始するとともに(ステップSA3)、同期信号出力信号を出力して同期信号出力部12より同期信号を出力させ(ステップSA4)、図16に示すように内蔵タイマのカウント時間が所定値(例えば500ms)を経過するまで同期信号の出力を継続させ(ステップSA5)、カウント時間が所定値を経過すれば同期信号出力信号を停止して同期信号出力部12からの同期信号の出力を停止する(ステップSA6)。他のプログラムタイマユニットA2,…は同期信号の供給元が上位のプログラムタイマユニットA1,…である点を除いて上記フローチャートに従って動作し、その結果、複数台のプログラムタイマユニットA1,…の間で現在時刻を同期させることができる。なお、マイコン2では同期信号検出回路12dにて同期信号の出力が検出された場合、液晶ドライバ9を制御して液晶表示部8に同期信号が出力されたことを表示するようにしており、同期信号の出力の有無が容易に判断可能となっている。
【0097】
(実施形態2)
図17に本実施形態のブロック図を示す。本実施形態では、検知エリア内の人の存否を検知する人体検知部14を備えており、これ以外の構成は実施形態1と共通である。よって、実施形態1と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
【0098】
人体検知部14は、人体から放射される熱線(赤外線)を焦電素子にて検出することで検知エリア内に存在する人体を検知するものであって、人体を検知したときに人体検知信号をマイコン2に対して出力する。
【0099】
マイコン2では人体検知部14から人体検知信号が入力された場合にバックライト部10を点灯させ、人体検知部14から人体検知信号が入力されなくなった時点より所定時間が経過した後にバックライト部10を消灯させる。すなわち、実施形態1においては操作スイッチ部1が操作されたときにマイコン2がバックライト部10を点灯させているが、遠隔監視制御システムの施工時には照明負荷Lが未設置の場合があり、しかも、プログラムタイマユニットが収納される分電盤の設置場所は暗いことが多く、操作スイッチ部1を操作するまでバックライト部10が点灯しないと非常に不便である。これに対して本実施形態では、プログラムタイマユニットの近傍に人が近付くと人体検知部14が人の存在を検知してマイコン2がバックライト部10を点灯させるため、操作スイッチ部1を操作する前に液晶表示部8の表示を確認することができて使い勝手が向上する。しかも、プログラムタイマユニットの近傍から人が離れて人体検知部14で人の存在が検知されなくなればマイコン2がバックライト部10を消灯するから、バックライト部10の不要な点灯を防いで省エネ化が図れる。なお、人体検知部14の検知結果に応じてマイコン2がバックライト部10を点滅させるだけでなく、液晶ドライバ9を制御して液晶表示部8の表示もオン、オフするようにすれば、一層電力消費が低減できるとともに液晶表示部8の耐用寿命を延ばすことも可能である。
【0100】
ところで、マイコン2は制御プログラムの不動作時に原因を判定し、判定結果を液晶表示部8に表示させる機能を有している。すなわち、何らかのエラーが発生した場合、マイコン2は液晶ドライバ9を制御して液晶表示部8の「エラー」の文字を反転表示させるとともに、エラー内容に応じて割り付けられている番号(エラー番号)を「エラー」の文字の下方に位置する時間表示領域R6に表示させる。本実施形態においては、液晶ドライバ9のデータ読み書きエラーに「01」、メモリ3を構成するEEPROMの読み書きエラーに「02」、マイコン2内部の作業用メモリ(RAM)の読み書きエラーに「03」、リアルタイムクロック4の現在時刻データの読み書きエラーに「04」、シリアルポートの通信エラーに「05」、フラッシュメモリ(図示せず)の読み書きエラーに「06」、伝送信号の送受信が停止するエラーに「10」、割込のタイムアウトエラーに「11」、同期信号の入出力エラーに「20」のエラー番号がそれぞれ割り付けてある。従って、信号線Lsや回路素子の電圧を測定することで異常の発生箇所を判断するといった手間をかけずに、液晶表示部8に表示するエラー番号からエラー発生の原因を容易に特定することができる。
【0101】
また、マイコン2はメモリ3から読み出した制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生するとともに伝送信号送受信回路5から監視データを信号線Lsに送出させて制御プログラムをシミュレーションする機能を有している。すなわち、操作スイッチ部1の特定のキー(例えば、モードキーK1とアップキーK4)を同時に数秒間押操作し続けることでマイコン2がシミュレーションモードに移行する。シミュレーションモードでは、アップキーK4及びダウンキーK5を使ってシミュレーションする制御プログラムのプログラム番号を選択し、設定キーK3を押操作することでプログラム番号を確定してマイコン2がシミュレーションを開始する。すなわち、図18のフローチャートに示すように、マイコン2はシミュレーションを開始すると(ステップSB1)、リアルタイムクロック4から現在時刻データを取得し(ステップSB2)、取得した現在時刻データを選択した制御プログラムの制御時刻に変更した後(ステップSB3)、選択した制御プログラムを起動する(ステップSB4)。そして、制御プログラムに従ってマイコン2が逐次監視データを発生して伝送信号送受信部5から伝送信号を送信させることで制御プログラムに応じた制御内容で照明負荷Lが制御される。而して、制御プログラムをシミュレーションすることによって実際の現在時刻が制御時刻に一致するまで待たずに負荷Lの動作を確認することができ、制御プログラムのミスの修正や変更等が容易に行えるものである。
【0102】
【発明の効果】
請求項1の発明は、それぞれアドレスが設定された操作端末器及び制御端末器を2線式の信号線を介して伝送ユニットに接続し時分割多重の伝送信号にてデータの送受信を行い、伝送ユニットは、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に送出することによって操作端末器及び制御端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に、監視入力のあった操作端末器からの監視データを受信すると監視データに基づいて制御データを生成し、監視データを発生した操作端末器とアドレスによる対応関係が予め設定されている制御端末器に対して制御データを伝送して制御端末器に接続された負荷を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、負荷の制御時刻及び制御内容を含むデータを入力する入力手段と、入力手段で入力されるデータに基づいて負荷の制御プログラムを作成するプログラム作成手段と、作成された制御プログラム及びサマータイムが適用されるサマータイム期間のデータを記憶する記憶手段と、現在時刻を計時する計時手段と、信号線を介して伝送ユニットとの間で伝送信号を送受信する伝送信号送受信手段と、計時手段から出力される現在時刻データと記憶手段から読み出された制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生するとともに伝送信号送受信手段により発生した監視データを信号線に送出させるタイマ制御手段と、計時手段で計時する現在時刻が記憶手段に記憶されたサマータイム期間内である場合に、前記現在時刻をサマータイムに合わせて修正するサマータイム修正手段とを備えたので、タイマ制御手段が逐次発生する監視データを伝送信号送受信手段により信号線に送出させて伝送ユニットに伝送することができるから、接点入力端末器を用いる必要がなくなってコスト並びに設置スペースの削減が図れるという効果があり、さらに、自動的にサマータイムに対応できて使い勝手が向上するという効果がある。
【0103】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、少なくとも入力手段で入力可能なデータの項目、並びに計時手段で計時する現在時刻を表示する表示手段を備えたので、表示手段の表示を見ながらデータを入力できるために入力手段によるデータの入力作業が容易になるという効果がある。
【0104】
請求項3の発明は、請求項2の発明において、表示手段は、液晶デバイスを有する液晶表示部と、液晶表示部を照明するバックライト部とからなるので、表示手段の小型化が可能であり、且つバックライト部で照明することにより液晶表示部の表示が見やすくなるという効果がある。
【0105】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、表示手段は、液晶表示部における表示が所定時間を経過した後にバックライト部又はバックライト部と液晶表示部の動作を停止させるので、液晶表示部及びバックライト部における電力消費を抑えて省エネ化が図れるという効果がある。
【0106】
請求項5の発明は、請求項2の発明において、人体の存否を検知する人体検知手段を備え、表示手段は、人体検知手段により人体が検知された場合に表示を行うので、表示手段における電力消費を抑えて省エネ化が図れるという効果がある。
【0107】
請求項6の発明は、請求項1の発明において、地域毎の日の入り時刻並びに日の出時刻のデータが記憶手段に記憶され、プログラム作成手段は、入力手段により指定される地域の日の入り時刻並びに日の出時刻のデータを記憶手段から読み出し、読み出したデータに基づいて制御プログラムを作成するので、明るさセンサ等の他の機器を追加することなしに日の出時刻及び日の入り時刻に応じた負荷制御が可能となり、コスト並びに設置スペースの削減が図れ、しかも、入力手段により地域を指定するだけで当該地域の日の出時刻及び日の入り時刻に応じた制御プログラムが作成されるから、使い勝手が向上するという効果がある。
【0108】
請求項7の発明は、請求項6の発明において、プログラム作成手段は、記憶手段から読み出した日の入り時刻並びに日の出時刻のデータを所定の範囲内で調整可能としたので、負荷制御の時刻を日の入り時刻並びに日の出時刻から容易にずらすことができて制御プログラムの作成作業が簡素化できるという効果がある。
【0111】
請求項の発明は、請求項1の発明において、外部機器との間でデータ通信を行って制御プログラムを取り込み、取り込んだ制御プログラムを記憶手段に記憶させるデータ通信手段を備えたので、パーソナルコンピュータのような外部機器で作成した制御プログラムを記憶手段に記憶させることができ、制御プログラムの作成作業が簡素化できるという効果がある。
【0112】
請求項の発明は、請求項1の発明において、記憶手段に記憶した制御プログラムを消去して初期化する初期化手段を備えたので、複数の制御プログラムを個々に消去する手間が省けて制御プログラムの作成作業が簡素化できるという効果がある。
【0113】
請求項10の発明は、請求項1の発明において、プログラム作成手段は、特定の日時に対して負荷の制御時刻及び制御内容が設定される特日プログラムを作成するとともに、入力手段から入力される特日変更コマンドデータに応じて翌日の制御プログラムを特日プログラムに変更するので、特日プログラムの作成作業が簡素化できるという効果がある。
【0114】
請求項11の発明は、請求項1の発明において、制御プログラムの不動作の原因を判定して判定結果を表示手段に表示させるエラー判定手段を備えたので、制御プログラムが不動作になった場合にその原因を早急に知ることができるという効果がある。
【0115】
請求項12の発明は、請求項1の発明において、計時手段による現在時刻の計時を外部で計時する時刻に同期させるための同期信号が入力される同期信号入力手段と、同期信号入力手段に入力する同期信号を外部に出力する同期信号出力手段と、計時手段にて計時する現在時刻を同期信号入力手段から入力される同期信号に同期させる現在時刻同期手段とを備えたので、計時手段で計時される現在時刻の確度が高くなり、さらに、他のプログラムタイマユニットとの間に時間のずれが生じるのを防ぐことができるという効果がある。
【0116】
請求項13の発明は、請求項12の発明において、同期信号出力手段の出力電流を制限する電流制限手段を備えたので、同期信号を伝送する信号線の短絡などにより過大な電流が流れるのを防ぐことができるという効果がある。
【0117】
請求項14の発明は、請求項12の発明において、同期信号出力手段から同期信号が出力されたことを検出する同期信号検出手段を備えたので、信号線の短絡により同期信号が伝送されないといった問題が早期に発見できるという効果がある。
【0118】
請求項15の発明は、請求項14の発明において、表示手段は、同期信号検出手段にて同期信号を検出したか否かを表示するので、同期信号検出手段の検出結果が容易に判断できるという効果がある。
【0119】
請求項16の発明は、請求項1の発明において、外部からの電源供給が停止した場合に計時手段に電源を供給する非常電源供給手段を備えたので、外部からの電源供給が再開したときに現在時刻を調整する必要が無く、使い勝手が向上するという効果がある。
【0120】
請求項17の発明は、請求項16の発明において、非常電源供給手段の出力電圧を検出して計時手段における現在時刻の計時が正常に行われているか否かを判定する計時判定手段を備えたので、外部からの電源供給停止中に計時手段による計時が確実に行われているか否かが判断できるという効果がある。
【0121】
請求項18の発明は、請求項1の発明において、記憶手段は不揮発性メモリからなるので、外部からの電源供給が停止した場合でも制御プログラムを保持することができるという効果がある。
【0122】
請求項19の発明は、請求項1の発明において、記憶手段から読み出された制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生するとともに伝送信号送受信手段により発生した監視データを信号線に送出させて制御プログラムをシミュレーションするシミュレーション手段を備えたので、制御プログラムのシミュレーションを行ってプログラムのミスの修正や変更等が容易に行えるという効果がある。
【0123】
請求項20の発明は、請求項1の発明において、記憶手段に記憶された制御プログラムをコピーするコピー手段を備えたので、制御プログラムの作成作業が簡素化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す回路ブロック図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の他の側面図である。
【図5】同上の背面図である。
【図6】同上におけるバックアップ回路部の具体回路図である。
【図7】同上における同期信号入力部の具体回路図である。
【図8】同上における同期信号出力部の具体回路図である。
【図9】同上における液晶表示部の画面表示を説明する説明図である。
【図10】同上を用いた遠隔監視制御システムのシステム構成図である。
【図11】同上における制御プログラムを説明する説明図である。
【図12】同上の動作説明図である。
【図13】同上の動作説明図である。
【図14】同上の動作説明図である。
【図15】同上における同期信号の入出力動作を説明するフローチャートである。
【図16】同上における同期信号の入出力動作を説明するタイミングチャートである。
【図17】実施形態2を示す回路ブロック図である。
【図18】同上におけるシミュレーション動作を説明するフローチャートである。
【図19】従来例を用いた遠隔監視制御システムのシステム構成図である。
【図20】遠隔監視制御システムに用いる伝送信号の説明図である。
【符号の説明】
1 操作スイッチ部
2 マイクロコンピュータ
3 メモリ
4 リアルタイムクロック
5 伝送信号送受信回路
8 液晶表示部

Claims (20)

  1. それぞれアドレスが設定された操作端末器及び制御端末器を2線式の信号線を介して伝送ユニットに接続し時分割多重の伝送信号にてデータの送受信を行い、伝送ユニットは、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に送出することによって操作端末器及び制御端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に、監視入力のあった操作端末器からの監視データを受信すると監視データに基づいて制御データを生成し、監視データを発生した操作端末器とアドレスによる対応関係が予め設定されている制御端末器に対して制御データを伝送して制御端末器に接続された負荷を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、負荷の制御時刻及び制御内容を含むデータを入力する入力手段と、入力手段で入力されるデータに基づいて負荷の制御プログラムを作成するプログラム作成手段と、作成された制御プログラム及びサマータイムが適用されるサマータイム期間のデータを記憶する記憶手段と、現在時刻を計時する計時手段と、信号線を介して伝送ユニットとの間で伝送信号を送受信する伝送信号送受信手段と、計時手段から出力される現在時刻データと記憶手段から読み出された制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生するとともに伝送信号送受信手段により発生した監視データを信号線に送出させるタイマ制御手段と、計時手段で計時する現在時刻が記憶手段に記憶されたサマータイム期間内である場合に、前記現在時刻をサマータイムに合わせて修正するサマータイム修正手段とを備えたことを特徴とする遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  2. 少なくとも入力手段で入力可能なデータの項目、並びに計時手段で計時する現在時刻を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  3. 表示手段は、液晶デバイスを有する液晶表示部と、液晶表示部を照明するバックライト部とからなることを特徴とする請求項2記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  4. 表示手段は、液晶表示部における表示が所定時間を経過した後にバックライト部又はバックライト部と液晶表示部の動作を停止させることを特徴とする請求項3記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  5. 人体の存否を検知する人体検知手段を備え、表示手段は、人体検知手段により人体が検知された場合に表示を行うことを特徴とする請求項2記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  6. 地域毎の日の入り時刻並びに日の出時刻のデータが記憶手段に記憶され、プログラム作成手段は、入力手段により指定される地域の日の入り時刻並びに日の出時刻のデータを記憶手段から読み出し、読み出したデータに基づいて制御プログラムを作成することを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  7. プログラム作成手段は、記憶手段から読み出した日の入り時刻並びに日の出時刻のデータを所定の範囲内で調整可能としたことを特徴とする請求項6記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  8. 外部機器との間でデータ通信を行って制御プログラムを取り込み、取り込んだ制御プログラムを記憶手段に記憶させるデータ通信手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  9. 記憶手段に記憶した制御プログラムを消去して初期化する初期化手段を備えたことを特徴とする請求項記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  10. プログラム作成手段は、特定の日時に対して負荷の制御時刻及び制御内容が設定される特日プログラムを作成するとともに、入力手段から入力される特日変更コマンドデータに応じて翌日の制御プログラムを特日プログラムに変更することを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  11. 制御プログラムの不動作の原因を判定して判定結果を表示手段に表 示させるエラー判定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  12. 計時手段による現在時刻の計時を外部で計時する時刻に同期させるための同期信号が入力される同期信号入力手段と、同期信号入力手段に入力する同期信号を外部に出力する同期信号出力手段と、計時手段にて計時する現在時刻を同期信号入力手段から入力される同期信号に同期させる現在時刻同期手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  13. 同期信号出力手段の出力電流を制限する電流制限手段を備えたことを特徴とする請求項12記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  14. 同期信号出力手段から同期信号が出力されたことを検出する同期信号検出手段を備えたことを特徴とする請求項12記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  15. 表示手段は、同期信号検出手段にて同期信号を検出したか否かを表示することを特徴とする請求項14記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  16. 外部からの電源供給が停止した場合に計時手段に電源を供給する非常電源供給手段を備えたことを特徴とする請求項記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  17. 非常電源供給手段の出力電圧を検出して計時手段における現在時刻の計時が正常に行われているか否かを判定する計時判定手段を備えたことを特徴とする請求項16記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  18. 記憶手段は不揮発性メモリからなることを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  19. 記憶手段から読み出された制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生するとともに伝送信号送受信手段により発生した監視データを信号線に送出させて制御プログラムをシミュレーションするシミュレーション手段を備えたことを特徴とする請求項記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  20. 記憶手段に記憶された制御プログラムをコピーするコピー手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット
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