JP2003111154A - 遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット - Google Patents

遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット

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JP2003111154A JP2001302786A JP2001302786A JP2003111154A JP 2003111154 A JP2003111154 A JP 2003111154A JP 2001302786 A JP2001302786 A JP 2001302786A JP 2001302786 A JP2001302786 A JP 2001302786A JP 2003111154 A JP2003111154 A JP 2003111154A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コスト並びに設置スペースの削減を図る。 【解決手段】タイマ制御手段たるマイコン2がタイマ制
御を実行することで逐次発生する監視データを伝送信号
送受信回路5より信号線Lsに送出して伝送ユニット3
0に伝送している。このため、従来例のように接点入力
端末器を用いずにプログラムタイマユニットAを直接信
号線Lsに接続してシステムに組み入れることができ、
コスト並びに設置スペースの削減が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多重伝送方
式により伝送信号を信号線に伝送し、この伝送信号を用
いて監視入力に応じた負荷制御を可能とした遠隔監視制
御システムに用いられ、週間及び年間における負荷制御
の設定時刻や制御内容等のプログラムにしたがって負荷
を制御する遠隔監視制御システムのプログラムタイマユ
ニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図19に示す構成の遠隔監視
制御システムが知られている。この遠隔監視制御システ
ムでは、伝送ユニット30に接続された2線式の信号線
Lsに複数台ずつの操作端末器31および制御端末器3
2が接続される。図示例では操作端末器31として、個
別スイッチ31a、パターンスイッチ31bが設けられ
る。各操作端末器31および各制御端末器32にはそれ
ぞれアドレスが設定されており、伝送ユニット30はア
ドレスを用いて操作端末器31および制御端末器32を
識別する。個別スイッチ31aとパターンスイッチ31
bとはそれぞれ監視入力を発生させるスイッチSa,S
bを備え、制御端末器32は負荷(図示例では照明負荷
L)を制御するリレーを内蔵する。また、操作端末器3
1には照明負荷Lの動作状態を確認するための発光ダイ
オードよりなる確認灯(図示せず)が設けられている。
ここに、リレーには一般にラッチング型のものが用いら
れ、制御端末器32がリレーを動作させる際にはリレー
にパルス的に電源を供給する。制御端末器32はリレー
を外部に持つ形式のものもあり、この場合には別途に設
けたトランスからリレーにパルス的に給電する。
【0003】伝送ユニット30は信号線Lsに対して、
図20(a)に示すフォーマットの伝送信号Vsを送出
する。伝送信号Vsは、信号送出開始を示す同期信号S
Y、伝送信号Vsのモードを示すモードデータMD、操
作端末器31や制御端末器32を各別に呼び出すための
アドレスデータAD、照明負荷Lを制御する制御データ
CD、伝送誤りを検出するためのチェックサムデータC
S、操作端末器31や制御端末器32からの返送信号
(監視データ)を受信するタイムスロットである信号返
送期間WTよりなる双極性(±24V)の時分割多重信
号であり、パルス幅変調によってデータが伝送される
(図20(b))。各操作端末器31および各制御端末
器32では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vs
により伝送されたアドレスデータADが、各操作端末器
31あるいは各制御端末器32においてあらかじめ設定
されているアドレスに一致すると、伝送信号Vsから制
御データCDを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号
返送期間WTに監視データを電流モード信号(信号線L
sの線間を開放した状態と低インピーダンスを挿入した
状態とで表される電流変化による2値信号)で返送す
る。
【0004】伝送ユニット30から所望の操作端末器3
1あるいは制御端末器32にデータを伝送する場合に
は、モードデータMDを制御モードとし、操作端末器3
1あるいは制御端末器32に設定されたアドレスをアド
レスデータADとする伝送信号Vsを送出し、この伝送
信号Vsを信号線Lsに送出すれば、アドレスデータA
Dに一致するアドレスを有した操作端末器31または制
御端末器32が制御データCDを受け取り、信号返送期
間WTに監視データを返送する。伝送ユニット30では
送出した制御データCDと信号返送期間WTに受信した
監視データとの関係によって制御データCDが所望の操
作端末器31または制御端末器32に伝送されたことを
確認する。制御端末器32は受け取った制御データCD
に従って照明負荷Lを制御するための負荷制御信号を出
力し、操作端末器31では受け取った制御データCDに
従って照明負荷Lの動作確認表示を行なうための監視信
号を出力する。
【0005】一方、伝送ユニット30は通常時にはモー
ドデータMDをダミーモードとした伝送信号Vsを一定
時間間隔で送出しており(常時ポーリング)、操作端末
器31においてスイッチSa,Sbの操作に伴う監視入
力が発生すると、操作端末器31は伝送ユニット30に
対して監視入力の発生を伝送しようとする。すなわち、
この操作端末器31はダミーモードの伝送信号Vsの同
期信号SYに同期させて図20(c)のような割込信号
を発生させ、同時に割込フラグを設定して伝送ユニット
30との以後の情報授受に備える。伝送ユニット30で
は割込信号を受信すると、モードデータMDを割込ポー
リングモードとしかつアドレスデータADの上位の半数
のビット(アドレスデータADを8ビットとすれば上位
4ビット)を順次増加させながら伝送信号を送出し、割
込信号を発生した操作端末器31では、割込ポーリング
モードの伝送信号のアドレスデータADの上位4ビット
が操作端末器31に設定されているアドレスの上位4ビ
ットに一致するときに、信号返送期間WTにアドレスの
下位の半数のビットを伝送ユニット30に返送する。こ
のように、伝送ユニット30は割込信号を発生した操作
端末器31を16個ずつまとめて探すので、比較的短い
時間で操作端末器31を発見することができる。
【0006】伝送ユニット30が割込信号を発生した操
作端末器31のアドレスを獲得するとモードデータMD
を監視モードとし、獲得したアドレスデータADを持つ
伝送信号Vsを信号線Lsに送出する。この伝送信号V
sに対して操作端末器31は伝送しようとする情報を信
号返送期間WTに返送する。最後に、伝送ユニット30
は割込信号を発生した操作端末器31に対して割込リセ
ットを指示する信号を送出し、操作端末器31の割込フ
ラグを解除する。以上のようにして、操作端末器31か
ら伝送ユニット30への情報伝送は、伝送ユニット30
から操作端末器31への4回の信号伝送(ダミーモー
ド、割込ポーリングモード、監視モード、割込リセッ
ト)によって完了する。伝送ユニット30が所望の制御
端末器32の動作状態を知ろうとするときには、モード
データMDを監視データとした伝送信号を送出するだけ
でよい。
【0007】上述の動作を簡単にまとめる。まず、操作
端末器31においてスイッチSa,Sbの操作に伴う監
視入力が発生すると、操作端末器31から監視入力に対
応した監視データを伝送ユニット30に返送し、伝送ユ
ニット30が制御端末器32に制御データCDを伝送す
ると、制御端末器32は負荷制御信号を出力して照明負
荷Lを制御する。ここで、制御端末器32には負荷監視
入力が与えられ、負荷監視入力に対応する監視データを
伝送ユニット30に返送し、返送された監視データを操
作端末器31に伝送する。この伝送信号によって操作端
末器31では監視信号を出力する。監視出力は通常は確
認灯の点灯・消灯に用いられる。
【0008】ところで、各操作端末器31において最大
4回路の監視入力を受け付けることを可能とし(個別ス
イッチ31aには最大4個のスイッチSaを設けること
ができる)、また各制御端末器32において最大4回路
の照明負荷Lを接続することを可能とするために、伝送
信号VsのアドレスデータADにはアドレスを拡張する
2ビットの負荷番号が設けられている。つまり、各操作
端末器31および各制御端末器32には最大4個ずつの
アドレスが設定可能になっている。各操作端末器31お
よび各制御端末器32に設定される4個のアドレスのう
ち負荷番号を除く部分は端末器の種別(操作端末器31
か制御端末器32かなどの種別)を表す部分とチャンネ
ル(対応関係を持つ操作端末器31と制御端末器32と
は同一チャンネルが設定される)を表す部分とから構成
される。言い換えると、各スイッチSa,Sbおよび各
照明負荷Lにはそれぞれ個別のアドレスが付与されてい
ることになる。また、互いに一対一に対応する個別スイ
ッチ31aと制御端末器32とを同チャンネルに設定す
ることで対応関係がわかりやすくなっている。なお、以
下の説明では個別スイッチ31aで各照明負荷Lを個別
に制御することを個別制御と呼ぶことにする。
【0009】ところで、この種の遠隔監視制御システム
では、パターンスイッチ31bのスイッチSbと照明負
荷Lとのアドレスの対応関係を伝送ユニット30で管理
しているから、伝送ユニット30において1回路のスイ
ッチSbのアドレスに複数回路の照明負荷Lのアドレス
を関係データとして対応付けておけば、1回路のスイッ
チSbで複数回路の照明負荷Lを一括して制御すること
が可能である。このような一括制御にはグループ制御と
パターン制御とがある。グループ制御では複数の負荷を
同じ制御状態に制御し、パターン制御では複数の負荷を
あらかじめ個々に設定した制御状態に制御する。グルー
プ制御やパターン制御は、照明負荷Lを制御するときに
とくに有効であって、オフィス空間のように多数の照明
負荷が配列されているような場所で、複数の照明負荷を
一斉に点灯・消灯させる際にグループ制御やパターン制
御を利用することができる。図示例ではスイッチSbを
備えたパターンスイッチ31bを示しているが、グルー
プ制御用の端末器であるグループスイッチは示していな
い。ただし、パターン制御やグループ制御では、一括制
御用に定められている操作用アドレスを用いる点を除け
ば他の操作端末器と同様である。
【0010】上述のように、パターン制御を行なうため
には伝送ユニット30においてパターンスイッチ31b
に設けたスイッチSbのアドレスに複数回路の照明負荷
Lのアドレスを対応付けて登録しておく必要があり、こ
の種の設定操作をパターン設定と称している。グループ
制御の場合も同様であるから、以下では、グループ制御
を行なう設定操作をグループ設定と呼ぶ。
【0011】ところで、遠隔監視制御システムは、照明
負荷Lを制御する制御モードと、パターン設定やグルー
プ設定を行なう設定モードとの2つの動作モードを有し
ている。つまり、遠隔監視制御システムを動作させる
と、伝送ユニット30は、まず通常の制御モードにな
り、ダミーモードの伝送信号を信号線Lsに送出する。
割込信号がなければ、そのままダミーモードによる伝送
信号を繰り返して発生する常時ポーリングを行なう。一
方、割込信号があると、操作端末器31を特定して操作
端末器31からの要求を取り込む。ここで、動作モード
の変更が要求されていなければ、現状の動作モードを判
別し、制御モードであれば照明負荷Lを制御し、設定モ
ードであればパターン設定ないしグループ設定を行な
う。また、動作モードの変更が要求されているときに
は、要求内容に応じて動作モードを変更する。
【0012】設定モードでパターン設定を行なうには、
所望のパターンスイッチ31bのスイッチSbを操作
し、次に、そのスイッチSbによる制御対象となる照明
負荷Lに対応付けられているスイッチSaを操作するの
である。ここに、各スイッチSaと照明負荷Lとの関係
は先に設定されていることが前提である。このような手
順によりスイッチSa操作に応じた照明負荷Lの状態が
伝送ユニット30に関係データとして取り込まれ、1個
のスイッチSbに複数の照明負荷Lの状態が対応付けら
れるのである。グループ設定もパターン設定とほぼ同様
である。
【0013】一方、この種の遠隔監視制御システムで
は、操作端末器31の一種であるパターン設定器(図示
せず)を用いることもある。パターン設定器は、1台の
装置に複数台の操作端末器31を設けたものに相当し、
多数のスイッチを備えている(例えば、64回路分のス
イッチを備え、各スイッチで4回路分ずつの操作が可能
となるように別のスイッチで切替選択する構成になって
いる。したがって、256回路の操作が可能である)。
各スイッチはアドレスを割り付けることによって、任意
の操作端末器31のスイッチとして用いることができる
ようになっている。
【0014】パターン設定器を用いるときには、パター
ンスイッチとして割り付けたスイッチを選択した後に、
個別スイッチとして割り付けたスイッチの操作によって
各照明負荷Lの制御状態を設定して関係データを作成
し、この関係データを伝送ユニット30に転送する。つ
まり、パターン設定器を設置している場所で関係データ
を作成することができるから、個別スイッチ31aとパ
ターンスイッチ31bとを用いてパターン設定を行なう
場合に比較すると、作業が簡単になる。
【0015】端末器としては、照明負荷Lの光出力を調
節可能な調光器を内蔵した調光制御端末器32cや、調
光制御端末器32cを用いた場合の調光量を指示するた
めの調光操作端末器31cなども用いることができる。
さらには電動カーテンや電動シャッタのような電動機を
負荷とする制御端末器およびその制御端末器と対になる
操作端末器を用いる場合もある。
【0016】ところで、上記従来の遠隔監視制御システ
ムにおいては、個別スイッチ31aやパターンスイッチ
31bの操作で照明負荷Lを点滅する代わりに、予め設
定された時刻に自動的に照明負荷Lを点滅するような負
荷制御(タイマ制御)を行うためのプログラムタイマユ
ニット35が設置される場合がある。このプログラムタ
イマユニット35は、一週間の曜日毎に負荷制御の入、
切時刻並びに個別制御やグループ制御あるいはパターン
制御のような制御内容等を指定するプログラムが記録さ
れ、プログラムの設定時刻データを現在時刻データと比
較し、両時刻データが一致したときに、内蔵する出力用
リレーを開閉することで無電圧の接点信号を出力する。
プログラムタイマユニット35の複数の接点信号出力端
子には各々接点入力端末器36の入力端子が接続されて
おり、接点入力端末器36ではプログラムタイマユニッ
ト35から出力される接点信号に応じた監視データを伝
送ユニット30に伝送し、伝送ユニット30が上記監視
データに応じた制御データを制御端末器32に伝送する
ことによって、設定時刻にプログラムの制御内容に応じ
た負荷制御が行われる。なお、プログラムタイマユニッ
ト35及び接点入力端末器36にはリモコントランス3
7が接続されており、このリモコントランス37にて交
流電源100Vを24Vに降圧して動作電圧が供給され
ている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプログラムタイマユニット35をシステムに組み込
むには接点入力端末器36が必要であり、コスト的に高
くつくとともに設置スペースが大きくなってしまうとい
う問題がある。
【0018】本発明は上記問題に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、コスト並びに設置スペ
ースの削減が図れる遠隔監視制御システムのプログラム
タイマユニットを提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、それぞれアドレスが設定された
操作端末器及び制御端末器を2線式の信号線を介して伝
送ユニットに接続し時分割多重の伝送信号にてデータの
送受信を行い、伝送ユニットは、アドレスデータを含む
伝送信号を信号線に送出することによって操作端末器及
び制御端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して
設定した信号返送期間に、監視入力のあった操作端末器
からの監視データを受信すると監視データに基づいて制
御データを生成し、監視データを発生した操作端末器と
アドレスによる対応関係が予め設定されている制御端末
器に対して制御データを伝送して制御端末器に接続され
た負荷を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、負
荷の制御時刻及び制御内容を含むデータを入力する入力
手段と、入力手段で入力されるデータに基づいて負荷の
制御プログラムを作成するプログラム作成手段と、作成
された制御プログラムを記憶する記憶手段と、現在時刻
を計時する計時手段と、信号線を介して伝送ユニットと
の間で伝送信号を送受信する伝送信号送受信手段と、計
時手段から出力される現在時刻データと記憶手段から読
み出された制御プログラムに基づいて監視データを逐次
発生するとともに伝送信号送受信手段により発生した監
視データを信号線に送出させるタイマ制御手段とを備え
たことを特徴とし、タイマ制御手段が逐次発生する監視
データを伝送信号送受信手段により信号線に送出させて
伝送ユニットに伝送することができるから、接点入力端
末器を用いる必要がなくなってコスト並びに設置スペー
スの削減が図れる。
【0020】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、少なくとも入力手段で入力可能なデータの項目、並
びに計時手段で計時する現在時刻を表示する表示手段を
備えたことを特徴とし、表示手段の表示を見ながらデー
タを入力できるために入力手段によるデータの入力作業
が容易になる。
【0021】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、表示手段は、液晶デバイスを有する液晶表示部と、
液晶表示部を照明するバックライト部とからなることを
特徴とし、表示手段の小型化が可能であり、且つバック
ライト部で照明することにより液晶表示部の表示が見や
すくなる。
【0022】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、表示手段は、液晶表示部における表示が所定時間を
経過した後にバックライト部又はバックライト部と液晶
表示部の動作を停止させることを特徴とし、液晶表示部
及びバックライト部における電力消費を抑えて省エネ化
が図れる。
【0023】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、人体の存否を検知する人体検知手段を備え、表示手
段は、人体検知手段により人体が検知された場合に表示
を行うことを特徴とし、表示手段における電力消費を抑
えて省エネ化が図れる。
【0024】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、地域毎の日の入り時刻並びに日の出時刻のデータが
記憶手段に記憶され、プログラム作成手段は、入力手段
により指定される地域の日の入り時刻並びに日の出時刻
のデータを記憶手段から読み出し、読み出したデータに
基づいて制御プログラムを作成することを特徴とし、明
るさセンサ等の他の機器を追加することなしに日の出時
刻及び日の入り時刻に応じた負荷制御が可能となり、コ
スト並びに設置スペースの削減が図れる。しかも、入力
手段により地域を指定するだけで当該地域の日の出時刻
及び日の入り時刻に応じた制御プログラムが作成される
から、使い勝手が向上する。
【0025】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、プログラム作成手段は、記憶手段から読み出した日
の入り時刻並びに日の出時刻のデータを所定の範囲内で
調整可能としたことを特徴とし、負荷制御の時刻を日の
入り時刻並びに日の出時刻から容易にずらすことができ
て制御プログラムの作成作業が簡素化できる。
【0026】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、計時手段で計時する現在時刻をサマータイムに合わ
せて修正するサマータイム修正手段を備えたことを特徴
とし、サマータイムに容易に対応することができる。
【0027】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、サマータイムが適用されるサマータイム期間のデー
タが記憶手段に記憶され、サマータイム修正手段は、計
時手段で計時する現在時刻が記憶手段に記憶されたサマ
ータイム期間内である場合に現在時刻を修正することを
特徴とし、自動的にサマータイムに対応できて使い勝手
が向上する。
【0028】請求項10の発明は、請求項1の発明にお
いて、外部機器との間でデータ通信を行って制御プログ
ラムを取り込み、取り込んだ制御プログラムを記憶手段
に記憶させるデータ通信手段を備えたことを特徴とし、
パーソナルコンピュータのような外部機器で作成した制
御プログラムを記憶手段に記憶させることができ、制御
プログラムの作成作業が簡素化できる。
【0029】請求項11の発明は、請求項1の発明にお
いて、記憶手段に記憶した制御プログラムを消去して初
期化する初期化手段を備えたことを特徴とし、複数の制
御プログラムを個々に消去する手間が省けて制御プログ
ラムの作成作業が簡素化できる。
【0030】請求項12の発明は、請求項1の発明にお
いて、プログラム作成手段は、特定の日時に対して負荷
の制御時刻及び制御内容が設定される特日プログラムを
作成するとともに、入力手段から入力される特日変更コ
マンドデータに応じて翌日の制御プログラムを特日プロ
グラムに変更することを特徴とし、特日プログラムの作
成作業が簡素化できる。
【0031】請求項13の発明は、請求項1の発明にお
いて、制御プログラムの不動作の原因を判定して判定結
果を表示手段に表示させるエラー判定手段を備えたこと
を特徴とし、制御プログラムが不動作になった場合にそ
の原因を早急に知ることができる。
【0032】請求項14の発明は、請求項1の発明にお
いて、計時手段による現在時刻の計時を外部で計時する
時刻に同期させるための同期信号が入力される同期信号
入力手段と、同期信号入力手段に入力する同期信号を外
部に出力する同期信号出力手段と、計時手段にて計時す
る現在時刻を同期信号入力手段から入力される同期信号
に同期させる現在時刻同期手段とを備えたことを特徴と
し、計時手段で計時される現在時刻の確度が高くなり、
さらに、他のプログラムタイマユニットとの間に時間の
ずれが生じるのを防ぐことができる。
【0033】請求項15の発明は、請求項14の発明に
おいて、同期信号出力手段の出力電流を制限する電流制
限手段を備えたことを特徴とし、同期信号を伝送する信
号線の短絡などにより過大な電流が流れるのを防ぐこと
ができる。
【0034】請求項16の発明は、請求項14の発明に
おいて、同期信号出力手段から同期信号が出力されたこ
とを検出する同期信号検出手段を備えたことを特徴と
し、信号線の短絡により同期信号が伝送されないといっ
た問題が早期に発見できる。
【0035】請求項17の発明は、請求項16の発明に
おいて、表示手段は、同期信号検出手段にて同期信号を
検出したか否かを表示することを特徴とし、同期信号検
出手段の検出結果が容易に判断できる。
【0036】請求項18の発明は、請求項1の発明にお
いて、外部からの電源供給が停止した場合に計時手段に
電源を供給する非常電源供給手段を備えたことを特徴と
し、外部からの電源供給が再開したときに現在時刻を調
整する必要が無く、使い勝手が向上する。
【0037】請求項19の発明は、請求項18の発明に
おいて、非常電源供給手段の出力電圧を検出して計時手
段における現在時刻の計時が正常に行われているか否か
を判定する計時判定手段を備えたことを特徴とし、外部
からの電源供給停止中に計時手段による計時が確実に行
われているか否かが判断できる。
【0038】請求項20の発明は、請求項1の発明にお
いて、記憶手段は不揮発性メモリからなることを特徴と
し、外部からの電源供給が停止した場合でも制御プログ
ラムを保持することができる。
【0039】請求項21の発明は、請求項1の発明にお
いて、記憶手段から読み出された制御プログラムに基づ
いて監視データを逐次発生するとともに伝送信号送受信
手段により発生した監視データを信号線に送出させて制
御プログラムをシミュレーションするシミュレーション
手段を備えたことを特徴とし、制御プログラムのシミュ
レーションを行ってプログラムのミスの修正や変更等が
容易に行える。
【0040】請求項22の発明は、請求項1の発明にお
いて、記憶手段に記憶された制御プログラムをコピーす
るコピー手段を備えたことを特徴とし、制御プログラム
の作成作業が簡素化できる。
【0041】請求項23の発明は、上記目的を達成する
ために、それぞれアドレスが設定された操作端末器及び
制御端末器を2線式の信号線を介して伝送ユニットに接
続し時分割多重の伝送信号にてデータの送受信を行い、
伝送ユニットは、アドレスデータを含む伝送信号を信号
線に送出することによって操作端末器及び制御端末器を
個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返
送期間に、監視入力のあった操作端末器からの監視デー
タを受信すると監視データに基づいて制御データを生成
し、監視データを発生した操作端末器とアドレスによる
対応関係が予め設定されている制御端末器に対して制御
データを伝送して制御端末器に接続された負荷を制御す
る遠隔監視制御システムに用いられ、負荷の制御時刻及
び制御内容を含むデータを入力する入力手段と、入力手
段で入力されるデータに基づいて負荷の制御プログラム
を作成するプログラム作成手段と、作成された制御プロ
グラムを記憶する記憶手段と、現在時刻を計時する計時
手段と、信号線を介して伝送ユニットとの間で伝送信号
を送受信する伝送信号送受信手段と、計時手段から出力
される現在時刻データと記憶手段から読み出された制御
プログラムに基づいて監視データを逐次発生するととも
に伝送信号送受信手段により発生した監視データを信号
線に送出させるタイマ制御手段と、少なくとも入力手段
で入力可能なデータの項目、並びに計時手段で計時する
現在時刻を表示する表示手段とを備えたことを特徴と
し、タイマ制御手段が逐次発生する監視データを伝送信
号送受信手段により信号線に送出させて伝送ユニットに
伝送することができるから、接点入力端末器を用いる必
要がなくなってコスト並びに設置スペースの削減が図れ
る。また、表示手段の表示を見ながらデータを入力でき
るために入力手段によるデータの入力作業が容易にな
る。
【0042】請求項24の発明は、上記目的を達成する
ために、それぞれアドレスが設定された操作端末器及び
制御端末器を2線式の信号線を介して伝送ユニットに接
続し時分割多重の伝送信号にてデータの送受信を行い、
伝送ユニットは、アドレスデータを含む伝送信号を信号
線に送出することによって操作端末器及び制御端末器を
個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返
送期間に、監視入力のあった操作端末器からの監視デー
タを受信すると監視データに基づいて制御データを生成
し、監視データを発生した操作端末器とアドレスによる
対応関係が予め設定されている制御端末器に対して制御
データを伝送して制御端末器に接続された負荷を制御す
る遠隔監視制御システムに用いられ、負荷の制御時刻及
び制御内容を含むデータを入力する入力手段と、入力手
段で入力されるデータに基づいて負荷の制御プログラム
を作成するプログラム作成手段と、作成された制御プロ
グラムを記憶する記憶手段と、現在時刻を計時する計時
手段と、信号線を介して伝送ユニットとの間で伝送信号
を送受信する伝送信号送受信手段と、計時手段から出力
される現在時刻データと記憶手段から読み出された制御
プログラムに基づいて監視データを逐次発生するととも
に伝送信号送受信手段により発生した監視データを信号
線に送出させるタイマ制御手段と、計時手段による現在
時刻の計時を外部で計時する時刻に同期させるための同
期信号が入力される同期信号入力手段と、同期信号入力
手段に入力する同期信号を外部に出力する同期信号出力
手段と、計時手段にて計時する現在時刻を同期信号入力
手段から入力される同期信号に同期させる現在時刻同期
手段とを備えたことを特徴とし、タイマ制御手段が逐次
発生する監視データを伝送信号送受信手段により信号線
に送出させて伝送ユニットに伝送することができるか
ら、接点入力端末器を用いる必要がなくなってコスト並
びに設置スペースの削減が図れる。また、計時手段で計
時される現在時刻の確度が高くなり、さらに、他のプロ
グラムタイマユニットとの間に時間のずれが生じるのを
防ぐことができる。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0044】(実施形態1)図1に本実施形態のブロッ
ク図を示す。本実施形態は、負荷の制御時刻及び制御内
容を含むデータを入力する入力手段たる操作スイッチ部
1と、操作スイッチ部1で入力されるデータに基づいて
負荷の制御プログラムを作成するプログラム作成手段た
るマイクロコンピュータ(以下、「マイコン」と略す)
2と、作成された制御プログラムを記憶する記憶手段た
るメモリ3と、現在時刻を計時する計時手段たるリアル
タイムクロック4と、信号線Lsを介して伝送ユニット
30との間で伝送信号Vsを送受信する伝送信号送受信
手段たる伝送信号送受信回路5と、リモコントランス3
7より供給される24Vの交流電圧からマイコン2を含
む各部の動作電源を作成する電源回路6と、停電等によ
り電源回路6からの電源供給が停止した場合にリアルタ
イムクロック4に動作電源を供給するバックアップ回路
部7と、少なくとも操作スイッチ部1で入力可能なデー
タの項目、並びにリアルタイムクロック4で計時する現
在時刻を表示する液晶表示部8と、マイコン2に制御さ
れて液晶表示部8を駆動する液晶ドライバ9と、液晶表
示部8を背面側から照明するバックライト部10と、リ
アルタイムクロック4による現在時刻の計時を外部で計
時する時刻に同期させるための同期信号が入力される同
期信号入力部11と、同期信号入力部11に入力する同
期信号を外部に出力する同期信号出力部12とを備え、
タイマ制御手段たるマイコン2が、リアルタイムクロッ
ク4から出力される現在時刻データとメモリ3から読み
出した制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生
するとともに発生した監視データを伝送信号送受信回路
5により信号線Lsに送出させるものである。
【0045】操作スイッチ部1は押操作の復帰力として
ゴムの弾性を利用したいわゆるラバースイッチを用いた
キーマトリクスよりなる。このキーマトリクスには、図
2に示すように、それぞれ押操作されるモードキーK
1、クリアキーK2、設定キーK3、アップキーK4、
ダウンキーK5、戻りキーK6、特日1動作キーK7、
特日2動作キーK8、タイマ切キーK9、サマータイム
設定キーK10、バックライトキーK11が設けられて
おり、押操作された場合に各キーK1〜K11に対応す
るマイコン2の入力ポートに信号が入力される。
【0046】メモリ3は電気的に書き換え可能な不揮発
性の半導体メモリ(例えば、EEPROMなど)からな
り、マイコン2の動作用プログラムの他に後述する制御
プログラムや地域毎の日の出時刻及び日の入り時刻のデ
ータ等を記憶し、停電等により電源供給が停止しても記
憶内容を保持することができる。また、伝送信号送受信
回路5は信号線端子T1,T1に接続された遠隔監視制
御システムの信号線Lsを介して伝送ユニット30との
間でのデータ伝送を可能とする回路である。
【0047】電源回路6は電源端子T2,T2を介して
リモコントランス37から供給される交流電圧を降圧し
た後に整流平滑した直流電圧を安定化することにより、
マイコン2等の動作電圧(例えば、5Vの直流電圧Vc
c)を作成して出力するものである。
【0048】また、バックアップ回路部7は図6に示す
ような回路構成を有し、電源回路6の出力電圧Vccで常
時充電される容量の大きな電解コンデンサCAを具備
し、停電等により電源回路6からの電源供給が停止した
ときに電解コンデンサCAを電源として動作する3端子
レギュレータRGによりリアルタイムクロック4に動作
電源を供給する。このとき、3端子レギュレータRGか
らはリアルタイムクロック4の動作電圧を下回らず、且
つ消費電流を抑えることができる程度の電圧、例えば正
常時の電圧Vcc(=5V)の半分(=2.5V)の電圧
が出力されるようになっている。このバックアップ回路
部7により、約24時間までの停電に対してはリアルタ
イムクロック4における現在時刻の計時を継続させるこ
とができ、復電時にリアルタイムクロック4における現
在時刻を調整する必要が無く、使い勝手が向上するもの
である。なお、バックアップ回路部7は本実施形態の回
路構成に限定されるものではなく、例えば電解コンデン
サCAの代わりにリチウム電池を用いてもよい。リチウ
ム電池は電解コンデンサCAに比較して電流容量が大き
いから、さらに長時間に渡って現在時刻の計時を継続さ
せることが可能であり、現在時刻の確度も向上できるも
のである。
【0049】ところで、バックアップ回路部7にはオペ
アンプOPからなる非反転増幅回路を用いて電解コンデ
ンサCAの両端電圧を検出する電圧検出回路7aが設け
てある。この電圧検出回路7aから出力される検出信号
がマイコン2の入力ポートに入力されており、マイコン
2では復電後に検出信号のレベルを基準値と比較するこ
とでリアルタイムクロック4による計時が確実に行われ
ていたか否かを判定している。ここで、停止状態から電
源供給が再開されるとリアルタイムクロック4は初期状
態にリセットされてしまい、現在時刻と大きくずれた時
刻を計時することになるから、リアルタイムクロック4
の現在時刻と比較して最近一ヶ月以内のデータだけをメ
モリ3に保存しておく場合、現在時刻が初期化されるこ
とで全てのデータが消去されてしまうことになる。そこ
で、本実施形態ではマイコン2が毎月初めにそのときの
年月データをメモリ3に記憶させておき、電圧検出回路
7aの検出信号レベルが基準値を下回った場合にはメモ
リ3に記憶させておいた年月データを用いてリアルタイ
ムクロック4の計時動作を再開させて現在時刻が大幅に
ずれるのを防いでいる。
【0050】液晶表示部8はいわゆるセグメントタイプ
TN方式のLCDパネルからなり、液晶ドライバ9で駆
動されることによって後述するような種々の表示を行う
ものである。また、バックライト部10は複数個の発光
ダイオードからなり、後述するようにマイコン2によっ
て点滅制御が行われる。
【0051】同期信号入力部11は、図7に示すように
同期信号入力端子T3,T3に入力される同期信号をホ
トカプラPC1を介してマイコン2の入力ポートに入力
するものである。
【0052】また、同期信号出力部12は、図8に示す
ように定電圧回路12a、スイッチ回路12b、電流制
限回路12c、ホトカプラPC2等で構成されており、
マイコン2の出力ポートから出力される信号をホトカプ
ラPC2を介して同期信号出力端子T4,T4から同期
信号として出力するものであって、図8に示すような回
路構成を有する。定電圧回路12aは平滑コンデンサC
0、トランジスタTR1、ツェナーダイオードZD等で
構成され、スイッチ回路12bを介して同期信号出力端
子T4,T4間に同期信号用の直流電圧を供給してい
る。スイッチ回路12bはトランジスタTR2、抵抗R
2、コンデンサC1で構成され、ホトカプラPC2の出
力側が導通することでトランジスタTR2をオンさせて
同期信号出力端子T4,T4から同期信号を出力させ
る。ホトカプラPC2の入力側にはトランジスタTR3
が接続されており、マイコン2から出力する同期出力信
号によりトランジスタTR3をオン、オフすることでホ
トカプラPC2を介してスイッチ回路12bを制御して
いる。ここで、定電圧回路12aにはトランジスタTR
4と抵抗Rxからなる電流制限回路12cが設けてあ
る。すなわち、定電圧回路12aのトランジスタTR1
のエミッタに接続された抵抗Rxに過大な電流が流れる
とトランジスタTR4がオンとなり、トランジスタTR
1のベース電圧が低下することで定電圧回路12aの出
力電圧が低下し、出力電流を制限することができ、同期
信号を伝送する信号線の短絡などにより過大な電流が回
路に流れるのを防ぐことができる。また、同期信号出力
端子T4,T4間には同期信号が出力されたことを検出
する同期信号検出回路12dが設けてある。この同期信
号検出回路12dは抵抗を介して同期信号出力端子T
4,T4間に入力側が接続されたホトカプラPC3を備
え、同期信号が出力されたときにホトカプラPC3がオ
ンすることでLレベルの検出信号をマイコン2の入力ポ
ートに入力するものである。而して、マイコン2では同
期出力信号を出力した場合に同期信号検出回路12dに
て同期信号の出力が検出されなければ、信号線の短絡な
どにより同期信号が伝送されていないと判断することが
でき、問題を早期に発見することができるものである。
【0053】さて、マイコン2にはシリアルポート(図
示せず)が設けられており、パーソナルコンピュータの
ような外部機器で作成した制御プログラム(後述する)
等をシリアルポートから取り込んでメモリ3に記憶させ
ることができ、後述するように操作スイッチ部1を操作
して現場で制御プログラムを作成する場合に比較して制
御プログラムの作成作業が簡素化できるものである。な
お、このシリアルポートからメモリ3に記憶している制
御プログラムを外部に出力したり、あるいはマイコン2
の動作プログラムを書き換えることも可能であり、図1
中の13はマイコン2を上述の動作プログラムの書き換
えモード等に設定するための設定用ジャンパ部である。
【0054】図2〜図5は本実施形態の外観図を示して
いる。上述した回路部を構成するマイコン2等の電子部
品がプリント回路基板に実装されて合成樹脂成型品から
なる器体20の内部に納装される。器体20は略直方体
状であって、前面略中央部に液晶表示部8並びに操作ス
イッチ部1が収納される突台21が突設され、突台21
の前面から液晶表示部8の画面8aが露出するとともに
操作スイッチ部1のキーマトリクスが露設されている。
また、器体20の両端部には押締ねじ式の端子部が設け
られており、この端子部により信号線端子T1,T1、
電源端子T2,T2、同期信号入力端子T3,T3並び
に同期信号出力端子T4,T4が構成されている。この
器体20は、図3及び図5に示すように背面並びに側面
に設けられる取付孔22に取付板(図示せず)の取付爪
を係止することで既成の分電盤等に容易に配設すること
ができる。また、器体20の前面に突設した突台21前
面に操作スイッチ部1及び液晶表示部8の画面8aが露
出しているので、器体20を分電盤に配設した場合に分
電盤の扉の内側に配設される保護板の切り欠き窓を通し
て突台21の前面を露出させることができ、保護板を開
かずに操作スイッチ部1を操作したり、液晶表示部8の
画面8aの表示を視認することができて使い勝手がよい
ものである。
【0055】ところで、図2に示すように、液晶表示部
8の画面8aの周囲には、上辺に沿って「通常」、「プ
ログラム」、「特日」、「時計」、「特別」の文字が左
から順に表記されるとともにその上部に「モード」の文
字が表記され、下辺に沿って「特日1動作」、「特日2
動作」、「タイマ切」、「自動消灯」、「地区」の文字
が左から順に表記されている。また、液晶表示部8の画
面8aの周囲において上辺に沿って表記された「通
常」、「プログラム」、「特日」、「時計」、「特別」
の文字に対応する部位、および下辺に沿って表記された
「特日1動作」、「特日2動作」、「タイマ切」、「自
動消灯」、「地区」の文字の近傍にはマーカMが表示可
能であり、マーカMは反転表示(表示色を背景と異なら
せることを意味する)によって示される。つまり、マー
カMを用いて実行中の機能を示すようになっている。
【0056】また、突台21前面の操作スイッチ部1の
近傍に設けられた透孔から、電源回路6からの電源供給
時に点灯して通電表示を行う通電表示灯23、並びにマ
イコン2のリセット時に点灯するリセット表示灯24が
外部に臨んでいる。
【0057】図10は本実施形態のプログラムタイマユ
ニットAを組み込んだ遠隔監視制御システムの一例を示
すシステム構成図であり、図19に示したシステム構成
に対して従来のプログラムタイマユニット35の代わり
にプログラムタイマユニットAが信号線Lsに接続され
るとともに不要となった接点入力端末器36が取り外さ
れている。但し、伝送ユニット30と操作端末器31及
び制御端末器32については従来のものと同一であるか
ら説明は省略する。
【0058】ここで、プログラムタイマユニットAのマ
イコン2には、リアルタイムクロック4から出力される
現在時刻データとメモリ3から読み出した制御プログラ
ムに基づいて監視データを逐次発生するとともに発生し
た監視データを伝送信号送受信回路5により信号線Ls
に送出させてタイマ制御を行うモード(通常モード)、
操作スイッチ部1で入力されるデータに基づいて負荷の
制御プログラムを作成するモード(プログラム作成モー
ド)、祝日等の特別の日(特日)を設定するモード(特
日設定モード)、リアルタイムクロック4の現在時刻を
設定するモード(時計モード)、後述するように特日設
定の遠隔操作やタイマ制御機能の入切等を設定するモー
ド(特別モード)の5つの基本的な動作モードがあり、
操作スイッチ部1のモードキーK1が押操作される毎に
通常モード、プログラム作成モード、特日設定モード、
時計モード、特別モードがサイクリックに切り換えて選
択され、液晶表示部8の画面8aでは、選択された動作
モードに対応する文字(「通常」、「プログラム」、
「特日」、「時計」、「特別」)近傍のマーカMが反転
表示される。ここで、図9は液晶表示部8の画面8aに
表示可能な文字や記号等を全て表示した状態を示してお
り、同時に表示されることのない文字や記号等もある。
なお、以下で説明する液晶表示部8の画面8aの各表示
はマイコン2により液晶ドライバ9を制御することで行
われるものである。
【0059】まず、プログラムタイマユニットAの施工
後には最初にリアルタイムクロック4の現在時刻を設定
する必要があるから、操作スイッチ部1のモードキーK
1を押操作して時計モードを選択する。時計モードを選
択すると、液晶表示部8の画面8aでは「時計」の文字
に対応するマーカMが反転表示されるとともに、リアル
タイムクロック4が計時している年月日が画面8aの現
在時刻表示領域R1に反転表示される(図9参照)。
【0060】時計モードの選択直後には年の設定モード
となっており、アップキーK4又はダウンキーK5が押
操作される毎に現在時刻表示領域R1における年の反転
表示が1年ずつ増減する。現在時刻表示領域R1におけ
る年の反転表示を現在年に一致させた後、設定キーK3
を押操作して月の設定モードとし、同様にアップキーK
4及びダウンキーK5を使って現在時刻表示領域R1に
おける月の反転表示を現在月に一致させる。同様にして
設定キーK3を押操作して日の設定モードでアップキー
K4及びダウンキーK5を使って現在時刻表示領域R1
の反転表示を現在のものに一致させる。また、時、分の
設定モードでは、アップキーK4又はダウンキーK5が
押操作される毎に画面8aの設定時刻表示領域R4(後
述する)に時分が反転表示され、アップキーK4又はダ
ウンキーK5が押操作される毎に設定時刻表示領域R4
における時、分の反転表示が1時間又は1分ずつ増減す
る(図9参照)。そして、時、分の設定モードでアップ
キーK4及びダウンキーK5を使って設定時刻表示領域
R4の反転表示を現在時刻に一致させれば、設定された
日付及び時刻のデータがマイコン2からリアルタイムク
ロック4に送られ、上記データによりリアルタイムクロ
ック4の計時時刻が現在の年月日及び時刻に設定され
る。なお、各設定モードから前の設定モードに戻る(例
えば、月の設定モードから年の設定モードに戻る)に
は、戻りキーK6を押操作すればよい。ここで、メモリ
3には暦のデータが記憶されており、年月日に対応する
曜日についてはマイコン2が暦のデータから判断可能で
ある。
【0061】次に、モードキーK1を押操作して、祝日
や行事開催日のような特別の日(特日)を設定する特日
設定モードを選択する。特日設定モードを選択すると、
液晶表示部8の画面8aでは「特日」の文字に対応する
マーカMが反転表示され、現在時刻表示領域R1に現在
の日付が反転表示され、画面8aの略中央端部に「特日
設定」の文字が反転表示されるとともに、現在時刻表示
領域R1下部のカレンダ表示領域R5に一ヶ月分のカレ
ンダが反転表示される(図9参照)。
【0062】本実施形態では2つの特日(特日1及び特
日2)が設定可能であり、アップキーK4及びダウンキ
ーK5を使って設定する特日を選択する。設定する特日
を選択した後に設定キーK3を押操作すると、特日を毎
年有効とするか又は特定の年(現在年又は翌年)のみ有
効とするかを選択するモードとなり、アップキーK4又
はダウンキーK5が押操作される毎に、現在時刻表示領
域R1の左隣に「毎年」の文字が反転表示されるか、あ
るいは現在時刻表示領域R1における年の反転表示が現
在年と翌年とに切り換えて反転表示される。毎年か、現
在年又は翌年かを選択した後、設定キーK3を押操作し
て月の設定モードとし、アップキーK4及びダウンキー
K5を使って現在時刻表示領域R1における月の反転表
示を特日の月に一致させる。同様にして設定キーK3を
押操作して日の設定モードでアップキーK4及びダウン
キーK5を押操作すると、現在時刻表示領域R1の日の
反転表示が増減するとともにカレンダ表示領域R5の選
択されている日が反転表示され、特日に設定する日を反
転表示させた状態で設定キーK3を押操作すれば、設定
された日付のデータが特日のデータとしてメモリ3に記
憶される。この動作を繰り返すことで最大2日の特日を
設定することが可能である。このようにカレンダ表示領
域R5に選択している月日を反転表示しながら特日を設
定することができるため、特日の設定が非常に容易にな
るものである。
【0063】次に、モードキーK1を押操作してプログ
ラム作成モードを選択すると、液晶表示部8の画面8a
では「プログラム」の文字に対応するマーカMが反転表
示されるとともに、プログラム番号を意味する「PRG
番号」の文字と、その表示の下部のプログラム番号表示
領域R2にプログラム番号とが反転表示される。本実施
形態では30通りの制御プログラムをメモリ3に記憶す
ることができるようになっているから、プログラム番号
表示領域R2には1〜30の数字が反転表示可能であ
る。プログラム作成モードの選択直後にはプログラム番
号の設定モードとなっており、アップキーK4又はダウ
ンキーK5が押操作される毎にプログラム番号表示領域
R2に反転表示される数字が1ずつ増減する。そして、
作成しようとするプログラム番号をプログラム番号表示
領域R2に反転表示させた状態で設定キーK3を押操作
すれば、負荷の制御種別を選択するモードに移行し、
「PRG番号」の代わりに「種別」の文字が反転表示さ
れる(図9参照)。そして、アップキーK4及びダウン
キーK5を押操作することにより、「個別」、「グルー
プ」、「パターン」、「調光」の中から負荷の制御種別
を順次選択することができる。
【0064】「制御種別」として「個別」を選択したと
きには、画面8aの「種別」の文字の下部に「個別」、
右隣に「アドレスNo.」の文字が各々反転表示される
とともに「アドレスNo.」の文字の下部のアドレス番
号表示領域R3にアドレス番号が反転表示される(図9
参照)。アドレス番号表示領域R3にはチャンネル番号
と負荷番号とをハイフンで結合した形で反転表示され、
チャンネル番号と負荷番号とが各別に反転表示可能にな
る。つまり、設定キーK3を押操作して「個別」を選択
した直後ではアドレス番号のチャンネル番号を設定する
モードとなっており、このモードにおいてはチャンネル
番号が反転表示になる。チャンネル番号が反転表示され
ているときにアップキーK4及びダウンキーK5を押操
作することでアドレス番号表示領域R3に反転表示され
るチャンネル番号を増減させ、所望のチャンネル番号を
反転表示した状態で設定キーK3を押操作すれば、チャ
ンネル番号が設定されて負荷番号を設定するモードに移
行する。このモードにおいては負荷番号が反転表示にな
り、アップキーK4及びダウンキーK5を押操作するこ
とでアドレス番号表示領域R3に反転表示される負荷番
号を増減させ、所望の負荷番号を反転表示した状態で設
定キーK3を押操作すれば、負荷番号が設定されて「動
作方式」の設定モードに移行する。
【0065】「動作方式」の設定モードに移行すると、
「種別」及び「アドレスNo.」の代わりにアドレス番
号表示領域R3下部の「動作方式」の文字が反転表示さ
れる(図9参照)。そして、アップキーK4及びダウン
キーK5を押操作することにより、「通常」と「ソーラ
ー」の中から動作方式を選択することができる。ここ
で、「通常」の動作方式とは、負荷をオン(照明負荷L
を点灯)する入時刻と、負荷をオフ(照明負荷Lを消
灯)する切時刻とを設定して現在時刻が入時刻になると
負荷をオンし、現在時刻が切時刻になると負荷をオフす
るものである。一方、「ソーラー」の動作方式とは、そ
の場所の日の出時刻及び日の入り時刻に基づいて負荷を
制御するものである。
【0066】動作方式として「通常」を選択したときに
は、画面8aの「動作方式」の文字の下部に「通常」の
文字が反転表示され、設定キーK3を押操作することで
負荷をオンしようとする時刻(入時刻)の設定モードに
移行して、画面8aの「通常」の文字の下方に「制御」
及び「時刻」の文字が左右に並んで反転表示されるとと
もに、「制御」の文字の下部に「入」の文字が反転表示
され、且つ「時刻」の文字の下部の設定時刻表示領域R
4に時分が反転表示される(図9参照)。そして、アッ
プキーK4又はダウンキーK5を押操作することで設定
時刻表示領域R4の時間の表示を増減し、入時刻の時間
に一致させた後、設定キーK3を押操作して入時刻の分
の設定モードに移行し、同様にアップキーK4及びダウ
ンキーK5を使って設定時刻表示領域R4における分の
反転表示を入時刻の分の数字に一致させる。この状態で
設定キーK3を押操作すると負荷をオフしようとする時
刻(切時刻)の設定モードとなり、アップキーK4又は
ダウンキーK5を押操作することで設定時刻表示領域R
4の時間の表示を増減し、切時刻の時間に一致させた
後、設定キーK3を押操作して切時刻の分の設定モード
に移行し、同様にアップキーK4及びダウンキーK5を
使って設定時刻表示領域R4における分の反転表示を切
時刻の分の数字に一致させる。さらに、この状態から設
定キーK3を押操作すると、負荷を制御する曜日の設定
モードとなり、画面8aの設定時刻表示領域R4の文字
の下部に「動作日」の文字が反転表示される(図9参
照)。そして、アップキーK4又はダウンキーK5を押
操作することにより、「月」、「火」、「水」、
「木」、「金」、「土」、「日」、「特日1」、「特日
2」の中から曜日又は特日を順次選択することができ、
「動作日」の文字の下部に「特日1」、「特日2」、
「月」、「火」、「水」、「木」、「金」、「土」、
「日」の文字の中で選択された文字が反転表示される
(図9参照)。
【0067】一方、動作方式として「ソーラー」を選択
したときには、画面8aの「通常」の文字の下部に「ソ
ーラー」の文字が反転表示され、設定キーK3を押操作
することにより、「日入−日出」、「日入−定時」、
「定時−日出」の各動作モードを選択するモードに移行
し、アップキーK4及びダウンキーK5を押操作するこ
とで上記3つの動作モードを順次選択することができ
る。このとき、画面8aのアドレス番号表示領域R3下
部の「動作モード」の文字が反転表示されるとともに、
この「動作モード」の文字の下部に「日入」、「定
時」、「日出」の文字が反転表示され、且つ「日入」、
「定時」、「日出」の各文字間並びに下部に記号が反転
表示される(図9参照)。ここで、「日入−日出」の動
作モードでは日の入り時刻に照明負荷Lを点灯するとと
もに日の出時刻に消灯し、「日入−定時」の動作モード
では日の入り時刻に照明負荷Lを点灯するとともに日の
出時刻と異なる時刻に設定された「定時」に消灯し、
「定時−日出」の動作モードでは日の入り時刻と異なる
時刻に設定された「定時」に照明負荷Lを点灯するとと
もに日の出時刻に消灯する。なお、日の入り時刻並びに
日の出時刻は、後述するように特別モードの「地区設
定」において選択した地区における年間の日の入り時刻
及び日の出時刻のデータをメモリ3から読み出すことで
得られる。
【0068】ところで、実際の施工場所では建物の陰に
なって日の入り時刻よりも前に暗くなったり、日の出時
刻を過ぎてもしばらくは明るくならない場合があるか
ら、施工場所の状況に応じて日の入り時刻及び日の出時
刻のデータを調整できることができれば、制御プログラ
ムの作成作業がより容易になる。そこで本実施形態で
は、「動作モード」として「日入−日出」を選択した後
に設定キーK3を押操作すると、本来日の入り時刻に行
う負荷の制御を日の入り時刻よりも早く又は遅くするモ
ードに移行するようにしてある。このモードに移行する
と、画面8aの設定時刻表示領域R4の下部に「早め」
又は「遅め」の文字が反転表示される(図9参照)。
「早め」又は「遅め」の何れかを選択した後に設定キー
K3を押操作すると、アップキーK4及びダウンキーK
5を使って、日の入り時刻から早める又は遅める時間を
0〜90分の間で1分単位に選択することができる。こ
のとき、画面8aの設定時刻表示領域R4右隣に設けら
れた時間表示領域R6に上記時間が1分単位で表示され
る(図9参照)。なお、日の入り時刻に負荷の制御を行
う場合には上記時間として0分を選択すればよい。そし
て、日の入り時刻から早める又は遅める時間を選択した
後に設定キーK3を押操作すると、今度は日の出時刻に
行う負荷の制御を日の出時刻よりも早く又は遅くするモ
ードに移行し、アップキーK4及びダウンキーK5を使
って、上述と同様に0〜90分の間で1分単位に選択す
ることができる。日の出時刻から早める又は遅める時間
を選択した後に設定キーK3を押操作すると、既に説明
した負荷を制御する曜日の設定モードとなり、画面8a
の設定時刻表示領域R4の文字の下部に「動作日」の文
字が反転表示される(図9参照)。なお、この設定モー
ドにおける操作は上述の通りであるから説明は省略す
る。
【0069】また、「動作モード」として「日入−定
時」を選択した後に設定キーK3を押操作すると、上述
のように日の入り時刻よりも早く又は遅くするモードに
移行し、日の入り時刻から早める又は遅める時間を選択
した後に設定キーK3を押操作すれば、「定時」を設定
するモードに移行する。この「定時」の設定モードで
は、画面8aの設定時刻表示領域R4の下部に「定時」
の文字が反転表示され(図9参照)、「通常」の「動作
方式」を選択した場合の入時刻や切時刻の設定と同様に
して「定時」の時刻が設定される。そして、「定時」の
時刻を設定した後に設定キーK3を数回押操作すると、
日の出時刻に行う負荷の制御を日の出時刻よりも早く又
は遅くするモードを経て、「日入−日出」の「動作モー
ド」と同様に負荷を制御する曜日の設定モードとなる。
【0070】さらに、「動作モード」として「定時−日
出」を選択した後に設定キーK3を押操作すると、「日
入−定時」と同様にして「定時」の時刻が設定される。
そして、「定時」の時刻を設定した後に設定キーK3を
数回押操作すると、「日入−日出」及び「定時−日出」
の「動作モード」と同様に負荷を制御する曜日の設定モ
ードとなる。
【0071】而して、曜日の設定が終了すれば、マイコ
ン2はこれまでに設定した内容で負荷の制御プログラム
を作成し、作成した制御プログラムを最初に選択したプ
ログラム番号に対応づけてメモリ3に記憶する。
【0072】一方、「制御種別」として「グループ」
(又は「調光」)を選択したときには、画面8aの「種
別」の文字の下部に「G」(又は「調光」)、右隣に
「アドレスNo.」の文字が各々反転表示されるととも
に「アドレスNo.」の文字の下部のアドレス番号表示
領域R3にグループ番号(又は調光番号)が反転表示さ
れるとともに、アドレス番号表示領域R3のチャンネル
番号が表示される範囲に1〜127のグループ番号(又
は1〜16の調光番号)が反転表示される(図9参
照)。この状態でアップキーK4及びダウンキーK5を
押操作すればアドレス番号表示領域R3に反転表示され
るグループ番号(又は調光番号)を増減させ、所望のグ
ループ番号(又は調光番号)を反転表示した状態で設定
キーK3を押操作すれば、グループ番号(又は調光番
号)が設定されて「動作方式」の設定モードに移行す
る。そして、「個別」を選択した場合と同様にして曜日
の選択まで終了すれば、マイコン2がこれまでに設定し
た内容で負荷の制御プログラムを作成し、作成した制御
プログラムを最初に選択したプログラム番号に対応づけ
てメモリ3に記憶する。
【0073】さらに、「制御種別」として「パターン」
を選択したときには、画面8aの「種別」の文字の下部
に「P」、右隣に「アドレスNo.」の文字が各々反転
表示されるとともに「アドレスNo.」の文字の下部の
アドレス番号表示領域R3にパターン番号が反転表示さ
れるとともに、アドレス番号表示領域R3のチャンネル
番号が表示される範囲に1〜72のパターン番号が反転
表示される(図9参照)。この状態でアップキーK4及
びダウンキーK5を押操作すればアドレス番号表示領域
R3に反転表示されるパターン番号を増減させ、所望の
パターン番号を反転表示した状態で設定キーK3を押操
作すれば、パターン番号が設定されて「動作方式」の設
定モードに移行する。
【0074】「動作方式」の設定モードでは「通常」、
「ソーラー」、「繰り返し」の中から動作方式を選択す
ることができる。ここで、「パターン」における「通
常」の動作方式とは、負荷をパターン制御する時刻を設
定して現在時刻が設定時刻になるとパターン番号で選択
したパターン制御を行うものである。また、「ソーラ
ー」の動作方式とは、その場所の日の出時刻又は日の入
り時刻にパターン番号で選択したパターン制御を行うも
のである。なお、「通常」の動作方式における時刻設定
及び「ソーラー」の動作方式における日の入り時刻又は
日の出時刻の「早め」又は「遅め」の設定は上述の「個
別」の場合とほとんど同じであるから詳しい説明は省略
する。
【0075】一方、「繰り返し」の動作方式とは、負荷
の制御を開始する時刻(開始時刻)、その制御を終了す
る時刻(終了時刻)、その制御を行う間隔(間隔時間)
を設定し、開始時刻から終了時刻の間で間隔時間毎にパ
ターン番号で選択したパターン制御を行うものである。
【0076】ここで、動作方式として「繰り返し」を選
択したときには、画面8aの「動作方式」の文字の下部
に「繰返」の文字が反転表示され、設定キーK3を押操
作することで上記開始時刻の設定モードに移行して、画
面8aの「制御」の文字の下部に「入」の文字が反転表
示されるとともに「時刻」の文字の下部の設定時刻表示
領域R4に時分が反転表示される(図9参照)。そし
て、アップキーK4又はダウンキーK5を押操作するこ
とで設定時刻表示領域R4の時間の表示を増減し、開始
時刻の時間に一致させた後、設定キーK3を押操作して
開始時刻の分の設定モードに移行し、同様にアップキー
K4及びダウンキーK5を使って設定時刻表示領域R4
における分の反転表示を開始時刻の分の数字に一致させ
る。この状態で設定キーK3を押操作すると上記終了時
刻の設定モードとなり、アップキーK4又はダウンキー
K5を押操作することで設定時刻表示領域R4の時間の
表示を増減し、終了時刻の時間に一致させた後、設定キ
ーK3を押操作して終了時刻の分の設定モードに移行
し、同様にアップキーK4及びダウンキーK5を使って
設定時刻表示領域R4における分の反転表示を終了時刻
の分の数字に一致させる。この状態で設定キーK3を押
操作すると上記間隔時間の設定モードとなり、アップキ
ーK4又はダウンキーK5を押操作することで設定時刻
表示領域R4の時間の表示を増減し、間隔時間の時間
(0〜2)に一致させた後、設定キーK3を押操作して
間隔時間の分の設定モードに移行し、同様にアップキー
K4及びダウンキーK5を使って設定時刻表示領域R4
における分の反転表示を間隔時間の分の数字(0〜6
0)に一致させる。さらに、この状態から設定キーK3
を押操作すると、負荷を制御する曜日の設定モードとな
り、画面8aの設定時刻表示領域R4の文字の下部に
「動作日」の文字が反転表示される(図9参照)。な
お、この設定モードにおける操作は上述の通りであるか
ら説明は省略する。そして、「通常」又は「ソーラー」
を選択した場合と同様にして曜日の選択まで終了すれ
ば、マイコン2がこれまでに設定した内容で負荷の制御
プログラムを作成し、作成した制御プログラムを最初に
選択したプログラム番号に対応づけてメモリ3に記憶す
る。
【0077】ここで、プログラム作成モードにおいて特
定のキー(例えば、アップキーK4とダウンキーK5)
を同時に数秒間押操作し続けると、マイコン2は作成し
た上記制御プログラムを空いているプログラム番号に対
応づけてメモリ3にコピーすることができる。つまり、
異なる負荷に対して同じ内容の設定する場合に制御プロ
グラムをコピーすることで制御プログラムの作成作業が
簡素化できるものである。
【0078】また、上述のようにして作成した制御プロ
グラムが間違っていたり、あるいはオフィスのレイアウ
ト変更等によって制御プログラムを大幅に修正しなけれ
ばならない場合、複数の制御プログラムを1つずつ削除
すると非常に手間がかかってしまうことになる。そこ
で、操作スイッチ部1のクリアキーK2を押操作すれ
ば、マイコン2がメモリ3の初期化処理を実行し、工場
出荷時にデータが記憶させてある領域以外の、使用者が
利用可能な領域に記憶されている制御プログラム等の全
てのデータを一括して消去するようにしている。その結
果、メモリ3の内容をいつでも工場出荷時の初期状態に
戻すことが可能であり、複数の制御プログラムを1つず
つ削除する手間を省くことができる。
【0079】ところで、モードキーK1を押操作して特
別モードを選択すると、液晶表示部8の画面8aでは
「特別」の文字に対応するマーカMが反転表示される
(図2参照)。特別モードには「特日1動作」、「特日
2動作」、「タイマ切」、「自動消灯」、「地区」の5
つのモードがあり、特別モードを選択した直後には「特
日1動作」のモードが選択されて、「特日1動作」の文
字に対応するマーカMが反転表示される(図2参照)。
ここで、「特日1動作」並びに「特日2動作」のモード
では、個別スイッチとして割り付けた操作端末器31の
スイッチのチャンネル番号及び負荷番号を設定すること
により、スイッチが押操作されて伝送ユニット30から
対応する制御データが伝送されてきたときに、その時点
の翌日を特日1又は特日2に設定することができる。ま
た、スイッチがもう一度押操作されたときには、上記手
順で設定した特日1又は特日2を取り消すことができ
る。つまり、特日1又は特日2の設定・解除を遠隔のス
イッチの操作で行うことができて使い勝手が向上するも
のである。ここで、操作スイッチ部1のキーマトリクス
に設けられた特日1動作キーK7又は特日2動作キーK
8を押操作した場合にも、スイッチを押操作したときと
同様にその翌日を特日1又は特日2に設定することがで
きるようにしてある。
【0080】また、「タイマ切」のモードが選択される
と、「タイマ切」の文字に対応するマーカMが反転表示
される(図2参照)。この「タイマ切」のモードでは、
個別スイッチとして割り付けた操作端末器31のスイッ
チ(上記特日1又は特日2の場合と異なるスイッチ)の
チャンネル番号及び負荷番号を設定することにより、ス
イッチが押操作されて伝送ユニット30から対応する制
御データが伝送されるとマイコン2は制御プログラムに
従ったタイマ制御を行わないようになる。また、スイッ
チがもう一度押操作されたときには、通常通りマイコン
2が制御プログラムに従ったタイマ制御を行う。つま
り、マイコン2によるタイマ制御の入・切を遠隔のスイ
ッチの操作で行うことができて使い勝手が向上するもの
である。ここで、操作スイッチ部1のキーマトリクスに
設けられたタイマ切キーK9を押操作した場合にも、ス
イッチを押操作したときと同様にタイマ制御の入・切を
行うことができるようにしてある。なお、「特日1動
作」、「特日2動作」、「タイマ切」の各モードにおけ
るアドレス(チャンネル番号及び負荷番号)の設定手順
は、「個別」の「制御種別」におけるアドレスの設定手
順と共通であるから説明は省略する。
【0081】さらに、「地区設定」のモードが選択され
ると、「地区設定」の文字に対応するマーカMが反転表
示される(図2参照)。例えば、予め全国を12の地区
に分けて各地区毎の年間の日の入り時刻及び日の出時刻
のデータがメモリ3に記憶されており、「地区設定」の
モードでは、1〜12の地区番号を選択することにより
本システムが設置されている地区を特定する。而して、
「ソーラー」の「動作方式」が選択された場合に、マイ
コン2は上記「地区設定」のモードで選択された地区番
号のデータをメモリ3から読み出して制御プログラムを
作成するから、日の入り時刻及び日の出時刻の設定作業
が非常に簡単になるものである。なお、本実施形態では
全国を12の地区に分けた日の入り時刻及び日の出時刻
のデータをメモリ3に記憶するようにしているが、この
他に緯度及び経度に応じた日の入り時刻及び日の出時刻
のデータをメモリ3に記憶させ、本システムが設置され
る場所の緯度及び経度を入力することで日の入り時刻及
び日の出時刻を自動的に設定するようにしてもよく、本
システムを国外で使用する場合に特に有効である。
【0082】また、「自動消灯」のモードが選択される
と、「自動消灯」の文字に対応するマーカMが反転表示
される(図2参照)。この「自動消灯」のモードでは、
液晶表示部8における表示を操作スイッチ部1の最終操
作から所定時間(例えば、10分)経過後に自動的に消
灯する機能をオン・オフすることができる。そして、
「自動消灯」の機能がオンされた場合には、画面8aの
カレンダ表示領域R5下部に「自動消灯」の文字が反転
表示される(図9参照)。なお、「自動消灯」の機能の
オン時においても、設定時間表示領域R4の現在時刻表
示のみは消灯せずに表示するようにしてもよい。これに
より、不必要なときに液晶表示部8の画面8aの表示を
消灯することで省エネルギ化を図ることができる。
【0083】一方、操作スイッチ部1に設けられている
バックライトキーK11を押操作すると、操作スイッチ
部1の最終操作から所定時間(例えば、5分)経過後に
バックライト部10を自動的に消灯する機能をオン・オ
フすることができる。すなわち、操作スイッチ部1を操
作して制御プログラムの作成等を行う場合にはバックラ
イト部10を点灯している方が画面8aが見やすくなっ
て作業性が向上するが、そのような場合以外では特にバ
ックライト部10を点灯する必要がないことから、不必
要なときにバックライト部10を消灯して省エネルギ化
を図ることができる。
【0084】また、操作スイッチ部1に設けられている
サマータイムキーK10を押操作すると、サマータイム
(夏時間)の有効・無効を選択することができる。すな
わち、サマータイムキーK10を押操作してサマータイ
ムを有効とすれば、画面8aのカレンダ表示領域R5下
部に「サマータイム」の文字が反転表示される(図9参
照)。サマータイムが有効の場合、マイコン2は現在時
刻データとメモリ3に予め記憶されているサマータイム
期間とを比較し、現在時刻データがサマータイム期間内
に含まれていればリアルタイムクロック4が計時する現
在時刻を1時間だけ進ませる。また、現在時刻データが
サマータイム期間を過ぎれば、マイコン2はリアルタイ
ムクロック4が計時する現在時刻を1時間だけ遅らせ
る。
【0085】このように本実施形態では、マイコン2が
現在時刻データとサマータイム期間とを比較して自動的
にサマータイム時間に調整するようにしているが、操作
スイッチ部1のサマータイムキーK10を押操作してサ
マータイムを有効とすれば、マイコン2にてリアルタイ
ムクロック4が計時する現在時刻を1時間だけ進ませ、
サマータイムキーK10を再度押操作してサマータイム
を無効にすれば、マイコン2にてリアルタイムクロック
4が計時する現在時刻を1時間だけ遅らせるようにして
もよい。なお、このようにした場合、現在の月日がサマ
ータイム期間であるかに関わらず、使用者の希望によ
り、現在時刻を1時間だけ進めることが可能である。
【0086】而して、マイコン2はリアルタイムクロッ
ク4の計時時刻(現在時刻)がメモリ3から読み出した
制御プログラムにおいて設定される時刻(入時刻や切時
刻、日の入り時刻や日の出時刻等)に一致したときに逐
次監視データ(例えば、制御対象の照明負荷Lを個別制
御する個別スイッチSaと同じチャンネル番号及び負荷
番号)を発生し、その監視データを伝送信号送受信回路
5より信号線Lsに送出して伝送ユニット30に伝送す
ることで照明負荷Lのタイマ制御を行っている。
【0087】次に、図10に示すようなシステム構成で
オフィスに設置される照明負荷Lを制御する場合を例示
して、本実施形態のプログラムタイマユニットAの動作
を説明する。図11は制御プログラムの一例を示してお
り、プログラム番号1の制御プログラムでは、8時30
分に照明負荷Lを調光比50%(全点灯時の照明負荷L
への出力を100%としたときの比率)で調光するパタ
ーン番号2のパターンP2を月曜日から金曜日並びに特
日2に実行し、プログラム番号2の制御プログラムで
は、9時00分に照明負荷Lを全点灯するパターン番号
1のパターンP1を月曜日から金曜日並びに特日2に実
行し、プログラム番号3の制御プログラムでは、開始時
刻12時00分から終了時刻12時30分の間に間隔時
間30分で照明負荷Lを調光比30%で調光するパター
ン番号3のパターンP3を月曜日から金曜日に実行し、
プログラム番号4の制御プログラムでは、13時00分
にパターン番号1のパターンP1を月曜日から金曜日に
実行し、プログラム番号5の制御プログラムでは、開始
時刻18時00分から終了時刻19時00分の間に間隔
時間1時間でパターン番号2のパターンP2を月曜日か
ら金曜日に実行し、プログラム番号6の制御プログラム
では、開始時刻20時00分から終了時刻24時00分
の間に間隔時間1時間で照明負荷Lを消灯するパターン
番号4のパターンP4を月曜日から金曜日に実行する。
さらに、プログラム番号の制御プログラムでは、開始時
刻7時00分から終了時刻24時00分の間に間隔時間
1時間でパターン番号4のパターンP4を土曜日、日曜
日並びに特日1に実行し、プログラム番号8の制御プロ
グラムでは、開始時刻12時00分から終了時刻24時
00分の間に間隔時間1時間でパターン番号4のパター
ンP4を特日2に実行する。なお、上述の各制御プログ
ラムを作成する前に、例えば従来例で説明したように予
めパターン設定器等を用いて各パターン番号に対応した
各照明負荷Lの制御状態を設定して関係データを作成
し、この関係データを伝送ユニット30に転送してお
く。
【0088】図12〜図14には縦軸に照明負荷Lの調
光比〔%〕、横軸に時刻(5時00分から24時00
分)をとり、月曜日〜金曜日のタイマ制御、土曜日、日
曜日及び特日1のタイマ制御、並びに特日2のタイマ制
御の状態をそれぞれ示している。すなわち、図12に示
すように平日(月曜日〜金曜日)の8時30分になると
マイコン2がプログラム番号1の制御プログラムに従っ
たタイマ制御を実行し、照明負荷Lを調光比50%で調
光点灯し(パターンP2)、9時00分になるとプログ
ラム番号2の制御プログラムに従ったタイマ制御を実行
して照明負荷Lを全点灯する(パターンP1)。つま
り、オフィスの始業時間を9時00分とした場合に始業
時間の30分前(8時30分)から始業時間まで50%
の調光比で調光点灯し、始業時間になれば全点灯するよ
うにして、始業前に無駄な照明がされるのを防いで省エ
ネルギ化を図っている。
【0089】また、12時00分(昼休みの開始時刻)
になるとマイコン2がプログラム番号3の制御プログラ
ムに従ったタイマ制御を実行し、照明負荷Lを調光比3
0%で調光点灯する。このとき、制御方式として「繰り
返し」が選択されているため、例えば誰かがスイッチを
操作して照明負荷Lを全点灯したまま放置した場合で
も、12時00分から間隔時間30分が経過した時点
(12時30分)に再度マイコン2がタイマ制御を実行
して照明負荷Lを調光比30%で調光点灯するため、上
述のような消し忘れがあっても照明負荷Lが無駄に点灯
することを防いで省エネルギ化を図ることができる。そ
して、13時00分(昼休みの終了時刻)になると、マ
イコン2がプログラム番号4の制御プログラムに従った
タイマ制御を実行して照明負荷Lを全点灯し、終業時刻
(18時00分)になるとプログラム番号5の制御プロ
グラムに従ったタイマ制御を実行して照明負荷Lを調光
比50%で調光点灯する。このプログラム番号5の制御
プログラムでは、制御方式として間隔時間が1時間の
「繰り返し」が選択されている。すなわち、残業時間が
1時間毎に区切られていると仮定したとき、残業する社
員が必要に応じてスイッチの操作で照明負荷Lを全点灯
し、そのままの状態で退社してしまった場合であって
も、終業時刻から1時間経過する毎(19時00分及び
20時00分)に再度マイコン2がタイマ制御を実行し
て照明負荷Lを調光比50%で調光点灯するため、上述
のような消し忘れがあっても照明負荷Lが無駄に点灯す
ることを防いで省エネルギ化を図ることができる。
【0090】そして、20時00分になると、マイコン
2がプログラム番号6の制御プログラムに従ったタイマ
制御を実行して照明負荷Lを消灯するが(パターンP
4)、このプログラム番号6の制御プログラムでは、制
御方式として間隔時間が1時間の「繰り返し」が選択さ
れているため、上述のように残業した社員が消灯を忘れ
て退社してしまった場合であっても、20時00分から
1時間経過する毎に再度マイコン2がタイマ制御を実行
して照明負荷Lを消灯するため、上述のような消し忘れ
があっても照明負荷Lが無駄に点灯することを防いで省
エネルギ化を図ることができる。なお、24時00分か
ら翌朝の8時30分まではプログラムタイマユニットA
によるタイマ制御を行わない。
【0091】一方、オフィスの休日となる土曜日、日曜
日及び特日1では、図13に示すように7時00分にな
るとマイコン2がプログラム番号7の制御プログラムに
従ったタイマ制御を実行して照明負荷Lを消灯する(パ
ターンP4)。このプログラム番号7の制御プログラム
では、制御方式として間隔時間が1時間の「繰り返し」
が選択されているため、例えば休日に出勤した社員が消
灯を忘れて退社してしまった場合であっても、7時から
24時の間で毎正時に再度マイコン2がタイマ制御を実
行して照明負荷Lを消灯するため、上述のような消し忘
れがあっても照明負荷Lが無駄に点灯することを防いで
省エネルギ化を図ることができる。
【0092】また、就業時間を半日(9時00分〜12
時00分)とする日を特日2に設定している場合、図1
4に示すように8時30分になるとマイコン2がプログ
ラム番号1の制御プログラムに従ったタイマ制御を実行
し、照明負荷Lを調光比50%で調光点灯し(パターン
P2)、9時00分になるとプログラム番号2の制御プ
ログラムに従ったタイマ制御を実行して照明負荷Lを全
点灯する(パターンP1)。さらに、12時00分にな
って就業時間が済むと、マイコン2がプログラム番号8
の制御プログラムに従ったタイマ制御を実行して照明負
荷Lを消灯する(パターンP4)。このプログラム番号
8の制御プログラムでは、制御方式として間隔時間が1
時間の「繰り返し」が選択されているため、例えば就業
時間後に残業した社員が消灯を忘れて退社してしまった
場合であっても、12時から24時の間で毎正時に再度
マイコン2がタイマ制御を実行して照明負荷Lを消灯す
るため、上述のような消し忘れがあっても照明負荷Lが
無駄に点灯することを防いで省エネルギ化を図ることが
できる。
【0093】上述のように本実施形態のプログラムタイ
マユニットAでは、タイマ制御手段たるマイコン2が、
リアルタイムクロック4の現在時刻がメモリ3から読み
出した制御プログラムにおいて設定される時刻に一致し
たときに逐次監視データを発生し、その監視データを伝
送信号送受信回路5より信号線Lsに送出して伝送ユニ
ット30に伝送することで照明負荷Lのタイマ制御を行
っているので、従来例のように接点入力端末器を用いず
にプログラムタイマユニットAを直接信号線Lsに接続
してシステムに組み入れることができ、コスト並びに設
置スペースの削減が図れる。また、プログラム作成手段
たるマイコン2では、照明負荷Lの制御時刻及び制御内
容が曜日毎に設定される週間プログラムと、特定の日時
(特日)に対して照明負荷Lの制御時刻及び制御内容が
設定される特日プログラムとを作成することができるか
ら、週間プログラムにより曜日毎に違った制御時刻及び
制御内容が設定できるとともに、祝日等の特定の日につ
いては特日プログラムを作成して通常の曜日とは異なっ
た制御時刻及び制御内容が設定できてシステムの運用が
容易になるという利点がある。
【0094】ところで本実施形態では、毎正時に外部か
ら電線を介して同期信号が入力される同期信号入力部1
1を備えており、同期信号入力部11から入力ポートに
同期信号が入力すると、マイコン2がリアルタイムクロ
ック4の計時する時刻を同期信号に基づいて修正する。
この同期信号は、例えば他のタイマ機器や時計などから
出力されるものである。したがって、毎正時に同期信号
に同期するようにリアルタイムクロック4の計時時刻を
修正するので、現在時刻の確度が高くなるとともに他の
タイマ機器との間に時間のずれが生じるのを防ぐことが
できる。
【0095】一方、大規模なオフィスビル等において
は、図10に示す遠隔監視制御システムを複数接続して
使用する場合があり、このような場合には各システム毎
に本実施形態のプログラムタイマユニットAを設ける必
要がある。しかしながら、プログラムタイマユニットA
を複数設ける場合には、個々のプログラムタイマユニッ
トA1,…毎でリアルタイムクロック4が計時する現在
時刻にずれの生じる虞があり、プログラムタイマユニッ
トA1,…の台数が少なければ個々に修正を行うことは
容易であるが、台数が増えるにつれて修正の手間が増大
してしまうことになる。そこで、複数のプログラムタイ
マユニットA1,…を設ける場合に各プログラムタイマ
ユニットA1,…の同期信号出力端子T4,T4を他の
プログラムタイマユニットA2,…の同期信号入力端子
T3,T3に接続し、1台のプログラムタイマユニット
A1,…の同期信号入力部11に入力された同期信号
を、同期信号出力部12から他のプログラムタイマユニ
ットA2,…に順次転送することにより、全てのプログ
ラムタイマユニットA1,…で現在時刻の同期を取って
個々に修正する手間を省くことができる。
【0096】ここで、図15のフローチャートを参照し
て全てのプログラムタイマユニットA1,…で現在時刻
の同期を取る動作を説明する。複数台のプログラムタイ
マユニットA1,…のうちの1台(例えば、プログラム
タイマユニットA1)に外部から同期信号が入力される
と(ステップSA1)、プログラムタイマユニットA1
のマイコン2が同期信号の立ち上がりを検出してリアル
タイムクロック4の計時する時刻を同期信号に基づいて
修正する(ステップSA2)。さらに、マイコン2は、
内蔵タイマのカウントを開始するとともに(ステップS
A3)、同期信号出力信号を出力して同期信号出力部1
2より同期信号を出力させ(ステップSA4)、図16
に示すように内蔵タイマのカウント時間が所定値(例え
ば500ms)を経過するまで同期信号の出力を継続さ
せ(ステップSA5)、カウント時間が所定値を経過す
れば同期信号出力信号を停止して同期信号出力部12か
らの同期信号の出力を停止する(ステップSA6)。他
のプログラムタイマユニットA2,…は同期信号の供給
元が上位のプログラムタイマユニットA1,…である点
を除いて上記フローチャートに従って動作し、その結
果、複数台のプログラムタイマユニットA1,…の間で
現在時刻を同期させることができる。なお、マイコン2
では同期信号検出回路12dにて同期信号の出力が検出
された場合、液晶ドライバ9を制御して液晶表示部8に
同期信号が出力されたことを表示するようにしており、
同期信号の出力の有無が容易に判断可能となっている。
【0097】(実施形態2)図17に本実施形態のブロ
ック図を示す。本実施形態では、検知エリア内の人の存
否を検知する人体検知部14を備えており、これ以外の
構成は実施形態1と共通である。よって、実施形態1と
共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略す
る。
【0098】人体検知部14は、人体から放射される熱
線(赤外線)を焦電素子にて検出することで検知エリア
内に存在する人体を検知するものであって、人体を検知
したときに人体検知信号をマイコン2に対して出力す
る。
【0099】マイコン2では人体検知部14から人体検
知信号が入力された場合にバックライト部10を点灯さ
せ、人体検知部14から人体検知信号が入力されなくな
った時点より所定時間が経過した後にバックライト部1
0を消灯させる。すなわち、実施形態1においては操作
スイッチ部1が操作されたときにマイコン2がバックラ
イト部10を点灯させているが、遠隔監視制御システム
の施工時には照明負荷Lが未設置の場合があり、しか
も、プログラムタイマユニットが収納される分電盤の設
置場所は暗いことが多く、操作スイッチ部1を操作する
までバックライト部10が点灯しないと非常に不便であ
る。これに対して本実施形態では、プログラムタイマユ
ニットの近傍に人が近付くと人体検知部14が人の存在
を検知してマイコン2がバックライト部10を点灯させ
るため、操作スイッチ部1を操作する前に液晶表示部8
の表示を確認することができて使い勝手が向上する。し
かも、プログラムタイマユニットの近傍から人が離れて
人体検知部14で人の存在が検知されなくなればマイコ
ン2がバックライト部10を消灯するから、バックライ
ト部10の不要な点灯を防いで省エネ化が図れる。な
お、人体検知部14の検知結果に応じてマイコン2がバ
ックライト部10を点滅させるだけでなく、液晶ドライ
バ9を制御して液晶表示部8の表示もオン、オフするよ
うにすれば、一層電力消費が低減できるとともに液晶表
示部8の耐用寿命を延ばすことも可能である。
【0100】ところで、マイコン2は制御プログラムの
不動作時に原因を判定し、判定結果を液晶表示部8に表
示させる機能を有している。すなわち、何らかのエラー
が発生した場合、マイコン2は液晶ドライバ9を制御し
て液晶表示部8の「エラー」の文字を反転表示させると
ともに、エラー内容に応じて割り付けられている番号
(エラー番号)を「エラー」の文字の下方に位置する時
間表示領域R6に表示させる。本実施形態においては、
液晶ドライバ9のデータ読み書きエラーに「01」、メ
モリ3を構成するEEPROMの読み書きエラーに「0
2」、マイコン2内部の作業用メモリ(RAM)の読み
書きエラーに「03」、リアルタイムクロック4の現在
時刻データの読み書きエラーに「04」、シリアルポー
トの通信エラーに「05」、フラッシュメモリ(図示せ
ず)の読み書きエラーに「06」、伝送信号の送受信が
停止するエラーに「10」、割込のタイムアウトエラー
に「11」、同期信号の入出力エラーに「20」のエラ
ー番号がそれぞれ割り付けてある。従って、信号線Ls
や回路素子の電圧を測定することで異常の発生箇所を判
断するといった手間をかけずに、液晶表示部8に表示す
るエラー番号からエラー発生の原因を容易に特定するこ
とができる。
【0101】また、マイコン2はメモリ3から読み出し
た制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生する
とともに伝送信号送受信回路5から監視データを信号線
Lsに送出させて制御プログラムをシミュレーションす
る機能を有している。すなわち、操作スイッチ部1の特
定のキー(例えば、モードキーK1とアップキーK4)
を同時に数秒間押操作し続けることでマイコン2がシミ
ュレーションモードに移行する。シミュレーションモー
ドでは、アップキーK4及びダウンキーK5を使ってシ
ミュレーションする制御プログラムのプログラム番号を
選択し、設定キーK3を押操作することでプログラム番
号を確定してマイコン2がシミュレーションを開始す
る。すなわち、図18のフローチャートに示すように、
マイコン2はシミュレーションを開始すると(ステップ
SB1)、リアルタイムクロック4から現在時刻データ
を取得し(ステップSB2)、取得した現在時刻データ
を選択した制御プログラムの制御時刻に変更した後(ス
テップSB3)、選択した制御プログラムを起動する
(ステップSB4)。そして、制御プログラムに従って
マイコン2が逐次監視データを発生して伝送信号送受信
部5から伝送信号を送信させることで制御プログラムに
応じた制御内容で照明負荷Lが制御される。而して、制
御プログラムをシミュレーションすることによって実際
の現在時刻が制御時刻に一致するまで待たずに負荷Lの
動作を確認することができ、制御プログラムのミスの修
正や変更等が容易に行えるものである。
【0102】
【発明の効果】請求項1の発明は、それぞれアドレスが
設定された操作端末器及び制御端末器を2線式の信号線
を介して伝送ユニットに接続し時分割多重の伝送信号に
てデータの送受信を行い、伝送ユニットは、アドレスデ
ータを含む伝送信号を信号線に送出することによって操
作端末器及び制御端末器を個別にアクセスし、伝送信号
に同期して設定した信号返送期間に、監視入力のあった
操作端末器からの監視データを受信すると監視データに
基づいて制御データを生成し、監視データを発生した操
作端末器とアドレスによる対応関係が予め設定されてい
る制御端末器に対して制御データを伝送して制御端末器
に接続された負荷を制御する遠隔監視制御システムに用
いられ、負荷の制御時刻及び制御内容を含むデータを入
力する入力手段と、入力手段で入力されるデータに基づ
いて負荷の制御プログラムを作成するプログラム作成手
段と、作成された制御プログラムを記憶する記憶手段
と、現在時刻を計時する計時手段と、信号線を介して伝
送ユニットとの間で伝送信号を送受信する伝送信号送受
信手段と、計時手段から出力される現在時刻データと記
憶手段から読み出された制御プログラムに基づいて監視
データを逐次発生するとともに伝送信号送受信手段によ
り発生した監視データを信号線に送出させるタイマ制御
手段とを備えたので、タイマ制御手段が逐次発生する監
視データを伝送信号送受信手段により信号線に送出させ
て伝送ユニットに伝送することができるから、接点入力
端末器を用いる必要がなくなってコスト並びに設置スペ
ースの削減が図れるという効果がある。
【0103】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、少なくとも入力手段で入力可能なデータの項目、並
びに計時手段で計時する現在時刻を表示する表示手段を
備えたので、表示手段の表示を見ながらデータを入力で
きるために入力手段によるデータの入力作業が容易にな
るという効果がある。
【0104】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、表示手段は、液晶デバイスを有する液晶表示部と、
液晶表示部を照明するバックライト部とからなるので、
表示手段の小型化が可能であり、且つバックライト部で
照明することにより液晶表示部の表示が見やすくなると
いう効果がある。
【0105】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、表示手段は、液晶表示部における表示が所定時間を
経過した後にバックライト部又はバックライト部と液晶
表示部の動作を停止させるので、液晶表示部及びバック
ライト部における電力消費を抑えて省エネ化が図れると
いう効果がある。
【0106】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、人体の存否を検知する人体検知手段を備え、表示手
段は、人体検知手段により人体が検知された場合に表示
を行うので、表示手段における電力消費を抑えて省エネ
化が図れるという効果がある。
【0107】請求項6の発明は、請求項1の発明におい
て、地域毎の日の入り時刻並びに日の出時刻のデータが
記憶手段に記憶され、プログラム作成手段は、入力手段
により指定される地域の日の入り時刻並びに日の出時刻
のデータを記憶手段から読み出し、読み出したデータに
基づいて制御プログラムを作成するので、明るさセンサ
等の他の機器を追加することなしに日の出時刻及び日の
入り時刻に応じた負荷制御が可能となり、コスト並びに
設置スペースの削減が図れ、しかも、入力手段により地
域を指定するだけで当該地域の日の出時刻及び日の入り
時刻に応じた制御プログラムが作成されるから、使い勝
手が向上するという効果がある。
【0108】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、プログラム作成手段は、記憶手段から読み出した日
の入り時刻並びに日の出時刻のデータを所定の範囲内で
調整可能としたので、負荷制御の時刻を日の入り時刻並
びに日の出時刻から容易にずらすことができて制御プロ
グラムの作成作業が簡素化できるという効果がある。
【0109】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、計時手段で計時する現在時刻をサマータイムに合わ
せて修正するサマータイム修正手段を備えたので、サマ
ータイムに容易に対応することができるという効果があ
る。
【0110】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、サマータイムが適用されるサマータイム期間のデー
タが記憶手段に記憶され、サマータイム修正手段は、計
時手段で計時する現在時刻が記憶手段に記憶されたサマ
ータイム期間内である場合に現在時刻を修正するので、
自動的にサマータイムに対応できて使い勝手が向上する
という効果がある。
【0111】請求項10の発明は、請求項1の発明にお
いて、外部機器との間でデータ通信を行って制御プログ
ラムを取り込み、取り込んだ制御プログラムを記憶手段
に記憶させるデータ通信手段を備えたので、パーソナル
コンピュータのような外部機器で作成した制御プログラ
ムを記憶手段に記憶させることができ、制御プログラム
の作成作業が簡素化できるという効果がある。
【0112】請求項11の発明は、請求項1の発明にお
いて、記憶手段に記憶した制御プログラムを消去して初
期化する初期化手段を備えたので、複数の制御プログラ
ムを個々に消去する手間が省けて制御プログラムの作成
作業が簡素化できるという効果がある。
【0113】請求項12の発明は、請求項1の発明にお
いて、プログラム作成手段は、特定の日時に対して負荷
の制御時刻及び制御内容が設定される特日プログラムを
作成するとともに、入力手段から入力される特日変更コ
マンドデータに応じて翌日の制御プログラムを特日プロ
グラムに変更するので、特日プログラムの作成作業が簡
素化できるという効果がある。
【0114】請求項13の発明は、請求項1の発明にお
いて、制御プログラムの不動作の原因を判定して判定結
果を表示手段に表示させるエラー判定手段を備えたの
で、制御プログラムが不動作になった場合にその原因を
早急に知ることができるという効果がある。
【0115】請求項14の発明は、請求項1の発明にお
いて、計時手段による現在時刻の計時を外部で計時する
時刻に同期させるための同期信号が入力される同期信号
入力手段と、同期信号入力手段に入力する同期信号を外
部に出力する同期信号出力手段と、計時手段にて計時す
る現在時刻を同期信号入力手段から入力される同期信号
に同期させる現在時刻同期手段とを備えたので、計時手
段で計時される現在時刻の確度が高くなり、さらに、他
のプログラムタイマユニットとの間に時間のずれが生じ
るのを防ぐことができるという効果がある。
【0116】請求項15の発明は、請求項14の発明に
おいて、同期信号出力手段の出力電流を制限する電流制
限手段を備えたので、同期信号を伝送する信号線の短絡
などにより過大な電流が流れるのを防ぐことができると
いう効果がある。
【0117】請求項16の発明は、請求項14の発明に
おいて、同期信号出力手段から同期信号が出力されたこ
とを検出する同期信号検出手段を備えたので、信号線の
短絡により同期信号が伝送されないといった問題が早期
に発見できるという効果がある。
【0118】請求項17の発明は、請求項16の発明に
おいて、表示手段は、同期信号検出手段にて同期信号を
検出したか否かを表示するので、同期信号検出手段の検
出結果が容易に判断できるという効果がある。
【0119】請求項18の発明は、請求項1の発明にお
いて、外部からの電源供給が停止した場合に計時手段に
電源を供給する非常電源供給手段を備えたので、外部か
らの電源供給が再開したときに現在時刻を調整する必要
が無く、使い勝手が向上するという効果がある。
【0120】請求項19の発明は、請求項18の発明に
おいて、非常電源供給手段の出力電圧を検出して計時手
段における現在時刻の計時が正常に行われているか否か
を判定する計時判定手段を備えたので、外部からの電源
供給停止中に計時手段による計時が確実に行われている
か否かが判断できるという効果がある。
【0121】請求項20の発明は、請求項1の発明にお
いて、記憶手段は不揮発性メモリからなるので、外部か
らの電源供給が停止した場合でも制御プログラムを保持
することができるという効果がある。
【0122】請求項21の発明は、請求項1の発明にお
いて、記憶手段から読み出された制御プログラムに基づ
いて監視データを逐次発生するとともに伝送信号送受信
手段により発生した監視データを信号線に送出させて制
御プログラムをシミュレーションするシミュレーション
手段を備えたので、制御プログラムのシミュレーション
を行ってプログラムのミスの修正や変更等が容易に行え
るという効果がある。
【0123】請求項22の発明は、請求項1の発明にお
いて、記憶手段に記憶された制御プログラムをコピーす
るコピー手段を備えたので、制御プログラムの作成作業
が簡素化できるという効果がある。
【0124】請求項23の発明は、それぞれアドレスが
設定された操作端末器及び制御端末器を2線式の信号線
を介して伝送ユニットに接続し時分割多重の伝送信号に
てデータの送受信を行い、伝送ユニットは、アドレスデ
ータを含む伝送信号を信号線に送出することによって操
作端末器及び制御端末器を個別にアクセスし、伝送信号
に同期して設定した信号返送期間に、監視入力のあった
操作端末器からの監視データを受信すると監視データに
基づいて制御データを生成し、監視データを発生した操
作端末器とアドレスによる対応関係が予め設定されてい
る制御端末器に対して制御データを伝送して制御端末器
に接続された負荷を制御する遠隔監視制御システムに用
いられ、負荷の制御時刻及び制御内容を含むデータを入
力する入力手段と、入力手段で入力されるデータに基づ
いて負荷の制御プログラムを作成するプログラム作成手
段と、作成された制御プログラムを記憶する記憶手段
と、現在時刻を計時する計時手段と、信号線を介して伝
送ユニットとの間で伝送信号を送受信する伝送信号送受
信手段と、計時手段から出力される現在時刻データと記
憶手段から読み出された制御プログラムに基づいて監視
データを逐次発生するとともに伝送信号送受信手段によ
り発生した監視データを信号線に送出させるタイマ制御
手段と、少なくとも入力手段で入力可能なデータの項
目、並びに計時手段で計時する現在時刻を表示する表示
手段とを備えたので、タイマ制御手段が逐次発生する監
視データを伝送信号送受信手段により信号線に送出させ
て伝送ユニットに伝送することができるから、接点入力
端末器を用いる必要がなくなってコスト並びに設置スペ
ースの削減が図れるという効果がある。また、表示手段
の表示を見ながらデータを入力できるために入力手段に
よるデータの入力作業が容易になるという効果がある。
【0125】請求項24の発明は、それぞれアドレスが
設定された操作端末器及び制御端末器を2線式の信号線
を介して伝送ユニットに接続し時分割多重の伝送信号に
てデータの送受信を行い、伝送ユニットは、アドレスデ
ータを含む伝送信号を信号線に送出することによって操
作端末器及び制御端末器を個別にアクセスし、伝送信号
に同期して設定した信号返送期間に、監視入力のあった
操作端末器からの監視データを受信すると監視データに
基づいて制御データを生成し、監視データを発生した操
作端末器とアドレスによる対応関係が予め設定されてい
る制御端末器に対して制御データを伝送して制御端末器
に接続された負荷を制御する遠隔監視制御システムに用
いられ、負荷の制御時刻及び制御内容を含むデータを入
力する入力手段と、入力手段で入力されるデータに基づ
いて負荷の制御プログラムを作成するプログラム作成手
段と、作成された制御プログラムを記憶する記憶手段
と、現在時刻を計時する計時手段と、信号線を介して伝
送ユニットとの間で伝送信号を送受信する伝送信号送受
信手段と、計時手段から出力される現在時刻データと記
憶手段から読み出された制御プログラムに基づいて監視
データを逐次発生するとともに伝送信号送受信手段によ
り発生した監視データを信号線に送出させるタイマ制御
手段と、計時手段による現在時刻の計時を外部で計時す
る時刻に同期させるための同期信号が入力される同期信
号入力手段と、同期信号入力手段に入力する同期信号を
外部に出力する同期信号出力手段と、計時手段にて計時
する現在時刻を同期信号入力手段から入力される同期信
号に同期させる現在時刻同期手段とを備えたので、タイ
マ制御手段が逐次発生する監視データを伝送信号送受信
手段により信号線に送出させて伝送ユニットに伝送する
ことができるから、接点入力端末器を用いる必要がなく
なってコスト並びに設置スペースの削減が図れるという
効果がある。また、計時手段で計時される現在時刻の確
度が高くなり、さらに、他のプログラムタイマユニット
との間に時間のずれが生じるのを防ぐことができるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す回路ブロック図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】同上の他の側面図である。
【図5】同上の背面図である。
【図6】同上におけるバックアップ回路部の具体回路図
である。
【図7】同上における同期信号入力部の具体回路図であ
る。
【図8】同上における同期信号出力部の具体回路図であ
る。
【図9】同上における液晶表示部の画面表示を説明する
説明図である。
【図10】同上を用いた遠隔監視制御システムのシステ
ム構成図である。
【図11】同上における制御プログラムを説明する説明
図である。
【図12】同上の動作説明図である。
【図13】同上の動作説明図である。
【図14】同上の動作説明図である。
【図15】同上における同期信号の入出力動作を説明す
るフローチャートである。
【図16】同上における同期信号の入出力動作を説明す
るタイミングチャートである。
【図17】実施形態2を示す回路ブロック図である。
【図18】同上におけるシミュレーション動作を説明す
るフローチャートである。
【図19】従来例を用いた遠隔監視制御システムのシス
テム構成図である。
【図20】遠隔監視制御システムに用いる伝送信号の説
明図である。
【符号の説明】
1 操作スイッチ部 2 マイクロコンピュータ 3 メモリ 4 リアルタイムクロック 5 伝送信号送受信回路 8 液晶表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05B 37/02 H05B 37/02 U (72)発明者 横田 浩二 三重県津市大字野田字鎌切856番地 株式 会社オームズ内 Fターム(参考) 3K073 AA73 AA74 AA75 AA82 BA25 BA36 CB04 CB05 CC02 CC07 CC11 CC12 CC22 CC25 CD04 CD10 CE09 CE13 CE16 CG06 CG07 CH43 CJ01 CM05 CM07 5K048 BA07 CA03 CA08 CB01 DA05 DC04 EA11 EB02 EB11 EB12 FC01 HA01 HA02

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれアドレスが設定された操作端末
    器及び制御端末器を2線式の信号線を介して伝送ユニッ
    トに接続し時分割多重の伝送信号にてデータの送受信を
    行い、伝送ユニットは、アドレスデータを含む伝送信号
    を信号線に送出することによって操作端末器及び制御端
    末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した
    信号返送期間に、監視入力のあった操作端末器からの監
    視データを受信すると監視データに基づいて制御データ
    を生成し、監視データを発生した操作端末器とアドレス
    による対応関係が予め設定されている制御端末器に対し
    て制御データを伝送して制御端末器に接続された負荷を
    制御する遠隔監視制御システムに用いられ、負荷の制御
    時刻及び制御内容を含むデータを入力する入力手段と、
    入力手段で入力されるデータに基づいて負荷の制御プロ
    グラムを作成するプログラム作成手段と、作成された制
    御プログラムを記憶する記憶手段と、現在時刻を計時す
    る計時手段と、信号線を介して伝送ユニットとの間で伝
    送信号を送受信する伝送信号送受信手段と、計時手段か
    ら出力される現在時刻データと記憶手段から読み出され
    た制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生する
    とともに伝送信号送受信手段により発生した監視データ
    を信号線に送出させるタイマ制御手段とを備えたことを
    特徴とする遠隔監視制御システムのプログラムタイマユ
    ニット。
  2. 【請求項2】 少なくとも入力手段で入力可能なデータ
    の項目、並びに計時手段で計時する現在時刻を表示する
    表示手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の遠隔
    監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  3. 【請求項3】 表示手段は、液晶デバイスを有する液晶
    表示部と、液晶表示部を照明するバックライト部とから
    なることを特徴とする請求項2記載の遠隔監視制御シス
    テムのプログラムタイマユニット。
  4. 【請求項4】 表示手段は、液晶表示部における表示が
    所定時間を経過した後にバックライト部又はバックライ
    ト部と液晶表示部の動作を停止させることを特徴とする
    請求項3記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイ
    マユニット。
  5. 【請求項5】 人体の存否を検知する人体検知手段を備
    え、表示手段は、人体検知手段により人体が検知された
    場合に表示を行うことを特徴とする請求項2記載の遠隔
    監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  6. 【請求項6】 地域毎の日の入り時刻並びに日の出時刻
    のデータが記憶手段に記憶され、プログラム作成手段
    は、入力手段により指定される地域の日の入り時刻並び
    に日の出時刻のデータを記憶手段から読み出し、読み出
    したデータに基づいて制御プログラムを作成することを
    特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムのプロ
    グラムタイマユニット。
  7. 【請求項7】 プログラム作成手段は、記憶手段から読
    み出した日の入り時刻並びに日の出時刻のデータを所定
    の範囲内で調整可能としたことを特徴とする請求項6記
    載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニッ
    ト。
  8. 【請求項8】 計時手段で計時する現在時刻をサマータ
    イムに合わせて修正するサマータイム修正手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システム
    のプログラムタイマユニット。
  9. 【請求項9】 サマータイムが適用されるサマータイム
    期間のデータが記憶手段に記憶され、サマータイム修正
    手段は、計時手段で計時する現在時刻が記憶手段に記憶
    されたサマータイム期間内である場合に現在時刻を修正
    することを特徴とする請求項8記載の遠隔監視制御シス
    テムのプログラムタイマユニット。
  10. 【請求項10】 外部機器との間でデータ通信を行って
    制御プログラムを取り込み、取り込んだ制御プログラム
    を記憶手段に記憶させるデータ通信手段を備えたことを
    特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムのプロ
    グラムタイマユニット。
  11. 【請求項11】 記憶手段に記憶した制御プログラムを
    消去して初期化する初期化手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載の遠隔監視制御システムのプログラムタ
    イマユニット。
  12. 【請求項12】 プログラム作成手段は、特定の日時に
    対して負荷の制御時刻及び制御内容が設定される特日プ
    ログラムを作成するとともに、入力手段から入力される
    特日変更コマンドデータに応じて翌日の制御プログラム
    を特日プログラムに変更することを特徴とする請求項1
    記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニッ
    ト。
  13. 【請求項13】 制御プログラムの不動作の原因を判定
    して判定結果を表示手段に表示させるエラー判定手段を
    備えたことを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御シ
    ステムのプログラムタイマユニット。
  14. 【請求項14】 計時手段による現在時刻の計時を外部
    で計時する時刻に同期させるための同期信号が入力され
    る同期信号入力手段と、同期信号入力手段に入力する同
    期信号を外部に出力する同期信号出力手段と、計時手段
    にて計時する現在時刻を同期信号入力手段から入力され
    る同期信号に同期させる現在時刻同期手段とを備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの
    プログラムタイマユニット。
  15. 【請求項15】 同期信号出力手段の出力電流を制限す
    る電流制限手段を備えたことを特徴とする請求項14記
    載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニッ
    ト。
  16. 【請求項16】 同期信号出力手段から同期信号が出力
    されたことを検出する同期信号検出手段を備えたことを
    特徴とする請求項14記載の遠隔監視制御システムのプ
    ログラムタイマユニット。
  17. 【請求項17】 表示手段は、同期信号検出手段にて同
    期信号を検出したか否かを表示することを特徴とする請
    求項16記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイ
    マユニット。
  18. 【請求項18】 外部からの電源供給が停止した場合に
    計時手段に電源を供給する非常電源供給手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの
    プログラムタイマユニット。
  19. 【請求項19】 非常電源供給手段の出力電圧を検出し
    て計時手段における現在時刻の計時が正常に行われてい
    るか否かを判定する計時判定手段を備えたことを特徴と
    する請求項18記載の遠隔監視制御システムのプログラ
    ムタイマユニット。
  20. 【請求項20】 記憶手段は不揮発性メモリからなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの
    プログラムタイマユニット。
  21. 【請求項21】 記憶手段から読み出された制御プログ
    ラムに基づいて監視データを逐次発生するとともに伝送
    信号送受信手段により発生した監視データを信号線に送
    出させて制御プログラムをシミュレーションするシミュ
    レーション手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット。
  22. 【請求項22】 記憶手段に記憶された制御プログラム
    をコピーするコピー手段を備えたことを特徴とする請求
    項1記載の遠隔監視制御システムのプログラムタイマユ
    ニット。
  23. 【請求項23】 それぞれアドレスが設定された操作端
    末器及び制御端末器を2線式の信号線を介して伝送ユニ
    ットに接続し時分割多重の伝送信号にてデータの送受信
    を行い、伝送ユニットは、アドレスデータを含む伝送信
    号を信号線に送出することによって操作端末器及び制御
    端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定し
    た信号返送期間に、監視入力のあった操作端末器からの
    監視データを受信すると監視データに基づいて制御デー
    タを生成し、監視データを発生した操作端末器とアドレ
    スによる対応関係が予め設定されている制御端末器に対
    して制御データを伝送して制御端末器に接続された負荷
    を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、負荷の制
    御時刻及び制御内容を含むデータを入力する入力手段
    と、入力手段で入力されるデータに基づいて負荷の制御
    プログラムを作成するプログラム作成手段と、作成され
    た制御プログラムを記憶する記憶手段と、現在時刻を計
    時する計時手段と、信号線を介して伝送ユニットとの間
    で伝送信号を送受信する伝送信号送受信手段と、計時手
    段から出力される現在時刻データと記憶手段から読み出
    された制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生
    するとともに伝送信号送受信手段により発生した監視デ
    ータを信号線に送出させるタイマ制御手段と、少なくと
    も入力手段で入力可能なデータの項目、並びに計時手段
    で計時する現在時刻を表示する表示手段とを備えたこと
    を特徴とする遠隔監視制御システムのプログラムタイマ
    ユニット。
  24. 【請求項24】 それぞれアドレスが設定された操作端
    末器及び制御端末器を2線式の信号線を介して伝送ユニ
    ットに接続し時分割多重の伝送信号にてデータの送受信
    を行い、伝送ユニットは、アドレスデータを含む伝送信
    号を信号線に送出することによって操作端末器及び制御
    端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定し
    た信号返送期間に、監視入力のあった操作端末器からの
    監視データを受信すると監視データに基づいて制御デー
    タを生成し、監視データを発生した操作端末器とアドレ
    スによる対応関係が予め設定されている制御端末器に対
    して制御データを伝送して制御端末器に接続された負荷
    を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、負荷の制
    御時刻及び制御内容を含むデータを入力する入力手段
    と、入力手段で入力されるデータに基づいて負荷の制御
    プログラムを作成するプログラム作成手段と、作成され
    た制御プログラムを記憶する記憶手段と、現在時刻を計
    時する計時手段と、信号線を介して伝送ユニットとの間
    で伝送信号を送受信する伝送信号送受信手段と、計時手
    段から出力される現在時刻データと記憶手段から読み出
    された制御プログラムに基づいて監視データを逐次発生
    するとともに伝送信号送受信手段により発生した監視デ
    ータを信号線に送出させるタイマ制御手段と、計時手段
    による現在時刻の計時を外部で計時する時刻に同期させ
    るための同期信号が入力される同期信号入力手段と、同
    期信号入力手段に入力する同期信号を外部に出力する同
    期信号出力手段と、計時手段にて計時する現在時刻を同
    期信号入力手段から入力される同期信号に同期させる現
    在時刻同期手段とを備えたことを特徴とする遠隔監視制
    御システムのプログラムタイマユニット。
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