JP2010199896A - 監視制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】待機状態における消費電力の低減と待機状態から通常状態への復帰までに要する時間の短縮とのバランスをとることのできる監視制御装置を提供する。
【解決手段】画面表示部1と、操作入力部2と、操作入力部2の操作入力に応じた負荷制御及び負荷状態に応じた画面表示を実行する制御部3と、複数の負荷を監視制御対象として通信コマンドを伝送する通信回路部4と、任意の範囲内における人体の存否を検出する人体検知部5とを器体Aに備え、制御部3は、操作入力部2への入力の有無及び人体検知部5における人体検知の有無に応じて通常状態から画面表示部1への電力供給を遮断する第1の待機状態、又は画面表示部1への電力供給を遮断して自身の動作処理速度を遅くする第2の待機状態、又は画面表示部1への電力供給を遮断して人体検知部5での割込処理のみを受け付ける第3の待機状態の何れかの状態に遷移させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信によって負荷の監視制御を行う遠隔監視制御システムに用いられる監視制御装置に関する。
従来から、住宅やビルに設置される複数の照明器具やエアコン等の負荷の遠隔監視制御を行うために信号線を介してスイッチのオン/オフ情報を含む伝送信号を伝送し、負荷の電源を入/切するリレーを伝送信号によって開閉させる技術が知られている。この種の遠隔監視制御システムとしては、スイッチを有する1乃至複数の操作端末器と、負荷への電源を入/切するリレーを有する1乃至複数の制御端末器とを端末装置として備え、伝送ユニットをセンタ装置として備えた集中制御型のものがある。伝送ユニットと操作端末器と制御端末器とは2線式の信号線に接続されており、操作端末器及び制御端末器に個別に設定されている端末アドレスを用いて伝送ユニットが操作端末器及び制御端末器を各別に認識する。
伝送ユニットは、操作端末器と制御端末器とをアドレスによって対応付けたデータテーブルである制御テーブルを格納したメモリを備えている。この伝送ユニットは、何れかの操作端末器におけるスイッチのオン/オフ情報が伝送信号を用いて通知されると、制御テーブルによって当該操作端末器に対応付けられている制御端末器に対してリレーを開閉する指示コマンドを含む伝送信号を伝送する。そして、この伝送信号を受信した制御端末器においてリレーが開閉される。そのため、スイッチのオン/オフに応じて負荷が制御されることになる。
ここで、一般的には各操作端末器はそれぞれ複数回路のスイッチを有し、また、各制御端末器にはそれぞれ複数の負荷が接続される。また、伝送ユニットに設けた制御テーブルではスイッチ及び負荷別に対応付けが可能になっている。各操作端末器においては、それぞれスイッチごとに負荷番号を割り振り、各操作端末器の端末アドレスの後に負荷番号を付加したものをスイッチのアドレスとして用いることによって、実際に操作された唯一のスイッチを特定できるようにしている。同様に、制御端末器においては負荷ごとに負荷番号を割り振り、各制御端末器の端末アドレスの後に負荷番号を付加したものを負荷のアドレスとしている。
また、制御テーブルでは、スイッチと負荷とを一対一に結びつける他、一対多に結びつけることも可能になっている。例えば、照明器具を負荷とした場合、伝送ユニットでは、1個のスイッチで1つの照明器具の点灯と消灯とを行う個別制御と、1個のスイッチで複数の照明器具の点灯と消灯とを一括して行う一括制御との設定が可能になっている。このような一括制御には、グループ制御とパターン制御とがある。グループ制御では、制御対象となる負荷の範囲をスイッチに予め対応付けておき、1個のスイッチの操作によって当該範囲の負荷を一括してオン又はオフにする。パターン制御では、制御対象となる負荷のアドレスの範囲と各アドレスに対応する負荷のオンとオフとをスイッチに予め対応付けておき、1個のスイッチの操作によって当該範囲の負荷をそれぞれオン又はオフにする。
上記グループ制御又はパターン制御を行うため、伝送ユニットの制御テーブルでは、グループ制御又はパターン制御を行うスイッチに対応するグループ番号又はパターン番号に、制御対象となる範囲の負荷のアドレスを対応付けている。そして、グループ制御又はパターン制御を行うスイッチが操作されたときに、伝送ユニットでは、制御テーブルと照合することにより制御対象となる負荷のアドレスを展開し、更に負荷のオン/オフの状態を決定した後、制御テーブルの参照により得られたアドレスを持つ制御端末器に指示を与える。
上述した遠隔監視制御システムの操作端末器として用いられる監視制御装置として、液晶表示器より成る画面表示部と、画面表示部の画面に重ねて配置された透明なタッチスイッチから成る操作入力部と、画面表示部の表示内容に関連付けられている操作入力部の操作入力に応じた負荷制御及び負荷状態に応じた画面表示を行わせる制御部とを器体に備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような監視制御装置では、制御部が操作入力部において入力が無い時間を計時しており、計時された時間が予め設定された所定時間Δtを超えると、画面表示部への電力供給を遮断するとともに制御部の動作クロックを停止させて割込処理等の最低限の機能だけを有効にする待機状態に制御部が遷移させるようになっている(図7参照)。尚、待機状態において操作入力部で入力が発生すると、制御部は自身の復帰処理及び画面表示部の復帰処理を行わせることで操作可能な通常状態に復帰させるようになっている。このように利用者が不在又は監視制御装置を利用していない非操作時に待機状態に遷移させることで、消費電力を低減している。
特開平10−243478号公報
しかしながら、上記のような従来の復帰方法では、操作入力部で入力が発生してから制御部及び画面表示部の復帰処理を行うため、通常状態に復帰するまでに要する時間が長くなってしまい利用者の利便性が損なわれるという問題があった。一方、他の復帰方法として、図8に示すように待機状態において画面表示部への電力供給のみを遮断する方法がある。この復帰方法では、操作入力部で入力が発生してから画面表示部の復帰処理のみを行って通常状態に復帰するため、図7に示す復帰方法と比較して通常状態に復帰するまでに要する時間を短くすることができる。しかしながら、この復帰方法では、待機状態において画面表示部の機能のみを制限するので、制御部の機能も制限する図7に示す方法と比較して待機状態における消費電力が増大するという問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みて為されたもので、待機状態における消費電力の低減と利用者の利便性とのバランスをとることのできる監視制御装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、通信によって負荷の監視制御を行う遠隔監視制御システムに用いられ、文字及び図形を表示可能な画面表示部と、利用者による操作入力を受け付ける操作入力部と、画面表示部の表示内容に関連付けられている操作入力部の操作入力に応じた負荷制御及び画面表示部における負荷状態に応じた画面表示を実行するマイコンから成る制御部と、複数の負荷を監視制御対象として通信コマンドを伝送する通信回路部と、任意の範囲内における人体の存否を検出する人体検知部とを器体に備えた監視制御装置であって、制御部は、操作入力部への入力の有無及び人体検知部における人体検知の有無に応じて操作可能な通常状態から画面表示部への電力供給を遮断する第1の待機状態、又は画面表示部への電力供給を遮断するとともに自身の動作処理速度を遅くする第2の待機状態、又は画面表示部への電力供給を遮断するとともに人体検知部における割り込み処理のみを受け付ける第3の待機状態の何れかの状態に遷移させる遷移手段を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、制御部の遷移手段は、通常状態において操作入力部への入力が所定期間無い場合、又は操作入力部への入力と人体検知部における人体検知との何れともが無い場合に第1の待機状態に遷移させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、制御部は、第1の待機状態において操作入力部への入力又は人体検知部での人体検知が発生すると通常状態へ復帰させる復帰手段を有することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、制御部の遷移手段は、通常状態において操作入力部への入力が所定期間無い場合、又は操作入力部への入力と人体検知部における人体検知との何れともが無い場合に第2の待機状態に遷移させることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、制御部は、第2の待機状態において操作入力部への入力又は人体検知部での人体検知が発生すると通常状態へ復帰させる復帰手段を有することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1の発明において、制御部の遷移手段は、通常状態において操作入力部への入力が所定期間無い場合、又は操作入力部への入力と人体検知部における人体検知との何れともが無い場合に第3の待機状態に遷移させることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6の発明において、制御部は、第3の待機状態において人体検知部での人体検知が発生すると第2の待機状態へ遷移させ、第2の待機状態において所定の期間内に操作入力部への入力が発生すると通常状態へ復帰させ、所定の期間内に操作入力部への入力又は人体検知部での人体検知が発生しないと再度第3の待機状態へ遷移させる復帰手段を有することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、従来のように操作入力部への入力の有無のみに応じて待機状態に遷移させるのではなく、任意の範囲内における人体検知の有無も含めて複数の待機状態のうち何れか1つの待機状態に遷移させるので、待機状態における消費電力の低減と利用者の利便性とのバランスをとることができる。
請求項2の発明によれば、操作入力部において所定期間入力が無い場合に第1の待機状態に遷移するのみならず、人体検知部において人体検知が無い場合には更に短い期間で第1の待機状態に遷移するため、通常状態から第1の待機状態への遷移に要する時間を短縮して消費電力の低減を図ることができる。
請求項3の発明によれば、操作入力部への入力が発生すると通常状態へ復帰することができ、更に操作入力部への入力が発生しなくとも人体検知部で人体検知が発生すると通常状態へ復帰することができるので、第1の待機状態から通常状態への復帰に要する時間を短縮して利用者の利便性を向上させることができる。
請求項4の発明によれば、操作入力部において所定期間入力が無い場合に第2の待機状態に遷移するのみならず、人体検知部において人体検知が無い場合には更に短い期間で第2の待機状態に遷移するため、通常状態から第2の待機状態への遷移に要する時間を短縮して消費電力の低減を図ることができる。
請求項5の発明によれば、操作入力部への入力が発生すると通常状態へ復帰することができ、更に操作入力部への入力が発生しなくとも人体検知部で人体検知が発生すると通常状態へ復帰することができるので、第2の待機状態から通常状態への復帰に要する時間を短縮して利用者の利便性を向上させることができる。
請求項6の発明によれば、操作入力部において所定期間入力が無い場合に第3の待機状態に遷移するのみならず、人体検知部において人体検知が無い場合には更に短い期間で第3の待機状態に遷移するため、通常状態から第3の待機状態への遷移に要する時間を短縮して消費電力の低減を図ることができる。
請求項7の発明によれば、操作入力部への入力の有無と人体検知部での人体検知の有無とを組み合わせて第3の待機状態から第2の待機状態を経た通常状態への復帰、及び第2の待機状態から第3の待機状態への再遷移を適宜行わせることができるので、利用者の利便性を損なうことなく消費電力の低減を図ることができる。
本発明に係る監視制御装置の実施形態を示す図で、(a)は外観図で、(b)は回路ブロック図である。 同上の制御部を示す回路ブロック図である。 (a)は同上の通常状態から第1の待機状態へ遷移する場合を示すフローチャートで、(b)は同上の第1の待機状態から通常状態へ復帰する場合を示すフローチャートである。 (a)は同上の通常状態から第2の待機状態へ遷移する場合を示すフローチャートで、(b)は同上の第2の待機状態から通常状態へ復帰する場合を示すフローチャートである。 同上の通常状態から第3の待機状態へ遷移する場合を示すフローチャートである。 (a)は同上の第3の通常状態から通常状態へ復帰する又は第2の待機状態へ遷移する場合を示すフローチャートで、(b)は同上の第2の待機状態から通常状態へ復帰する又は第3の待機状態へ再度遷移する場合を示すフローチャートである。 従来の監視制御装置における待機状態からの復帰方法を説明するタイムチャートである。 従来の監視制御装置における他の待機状態からの復帰方法を説明するタイムチャートである。
以下、本発明に係る監視制御装置の実施形態について図面を用いて説明する。本実施形態は、図1(a),(b)に示すように、通信によって負荷(図示せず)の監視制御を行う遠隔監視制御システムに用いられ、文字及び図形を表示可能な画面表示部1と、利用者による操作入力を受け付ける操作入力部2及びスイッチ操作部20と、画面表示部1の表示内容に関連付けられている操作入力部2又はスイッチ操作部20の操作入力に応じた負荷制御及び画面表示部1における負荷状態に応じた画面表示を実行するマイコンから成る制御部3と、複数の負荷を監視制御対象として伝送信号(通信コマンド)を伝送する通信回路部4と、任意の範囲内における人体の存否を検出する人体検知部5とを器体Aに備えて成る。また、各部に動作電力を供給する電源回路部7を備え、電源回路部7には、商用電源(図示せず)を降圧して出力する降圧トランス(図示せず)から引き回された電源線(図示せず)が接続される電源線接続用端子部70が設けられている。尚、本実施形態が用いられる遠隔監視制御システムの基本構成は背景技術の欄で説明した遠隔監視制御システムと同様であり周知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
画面表示部1は、液晶表示器にバックライトを一体化して成り、多数の画素を縦横にマトリクス状に配列したマトリクス表示型のものを用い、画素の組み合わせによって文字や図形を表示するようになっている。尚、画面表示部1は、文字及び図形を表示可能なものであれば上述のような液晶表示器に限定される必要は無く、例えば電子ペーパーや有機EL表示器を採用しても構わない。
操作入力部2は、透明なシート状部材に透明電極からなる接点部を多数個配列し、シート状部材に指などが触れた際にどの部位に触れたのかを出力する抵抗皮膜型のタッチパネルであり、画面表示部1の画面に重ねて配置されて画面表示部1と共にタッチパネルディスプレイを構成する。尚、操作入力部2の構成は上記のものに限定される必要は無く、例えばタッチパネルとして静電容量型のタッチパネルを採用しても構わない。スイッチ操作部20は、画面表示部1の図1(a)における下側に配置された1乃至複数のスイッチから成る。尚、スイッチ操作部20は、押釦スイッチ、スライド式スイッチ、ロータリー式スイッチ等を適宜組み合わせて構成される。また、本実施形態のような監視制御装置に用いられるスイッチ操作部20は従来周知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
制御部3は、図2に示すように、各回路の演算処理を行う演算処理回路30と、画面表示部1と接続するためのインタフェースである画面表示部用端子部31aを有し画面表示部1の画面表示の制御を行う表示制御回路31と、画面表示部1と接続するための汎用I/O端子部32aを有し画面表示部1への電力供給を制御する電源制御回路32と、操作入力部2、スイッチ操作部20、後述する人体検知処理部50からの信号を受信するための割込信号端子部33aを有し、前記各部及び後述する通信回路部4からの信号の割込処理を制御する割込制御回路33と、通信回路部4と接続するためのインタフェースである通信回路部用端子部34aを有し通信回路部4を介した信号の送受信を制御する通信制御回路34と、メモリカード等の外部記憶媒体(図示せず)を接続するための外部記憶媒体用端子部35aを有し外部記憶媒体との通信を制御するメモリ制御回路35と、外部の発振器(図示せず)を接続するための発振器用端子部36aを有し動作クロック信号を生成するクロック制御回路36とから構成される。尚、各回路は周知であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
また、制御部3には、操作入力部2又はスイッチ操作部20での操作入力に応じて例えば発光ダイオード等の発光素子(図示せず)を点滅させる表示部21と、操作入力部2又はスイッチ操作部20での操作入力に応じて操作音をブザー(図示せず)から鳴動させる操作音生成部22とが接続されている。更に、制御部3には、内蔵メモリとしてフラッシュメモリから成り、グループ制御やパターン制御等の負荷制御情報や画面表示部1における画面表示の制御情報を記憶する制御情報記憶部60と、操作端末器としてのアドレス情報等を記憶する通信設定情報記憶部61とが設けられている。尚、外部記憶媒体を接続された状態で、制御部3が外部記憶媒体と通信を行うことにより、外部記憶媒体の記憶内容を制御情報記憶部60及び通信設定情報記憶部61との間で相互に転送することができるようになっている。
通信回路部4は、通信線(図示せず)が接続される通信線接続用端子部40を有する。通信線には、伝送ユニット(図示せず)との間で送受信される時分割多重伝送方式の伝送信号が流れ、伝送信号としては例えば±24Vの双極性のパルス幅変調信号が用いられる。尚、通信回路部4は、例えばRS−485規格のシリアル伝送回路やイーサネット(登録商標)規格の伝送回路で構成しても構わない。
人体検知部5は、例えば人体から放射される熱線の変化量を検出し、人体検知処理部50において当該変化量に基づいて検出範囲における人体の存否を検知する熱線式の人感センサから成る。ここで、検出範囲は任意に設定されてもよいが、器体Aを壁面に設置する場合には、例えば器体Aの前方数十cmから数mまでに検出範囲を設定するのが望ましい。例えば通路等の狭い領域に器体Aを配設する場合には、本実施形態を利用する予定の無い人の往来を誤って検知するのを防ぐために検出範囲を狭く設定する(例えば、前方数十cm)のが望ましい。一方、リビング等の広い領域に器体Aを配設する場合には、上記の場合と比較して本実施形態を利用する予定の無い人の往来を誤って検知する状況が起こり難いため、検出範囲を広く設定してもよい(例えば、前方数m)。また、住戸内で猫や犬等のペットを飼っている場合、或いは子供と一緒に住んでいる場合には、ペットや子供が検知されないように床から数十cm〜1m程度の高さよりも上方を検出範囲に設定するのが望ましい。
ここで、制御部3は、後述するように操作入力部2又はスイッチ操作部20での入力の有無、及び人体検知部5での人体検知の有無に応じて操作が可能な通常状態から複数の待機状態へ遷移させる機能、及び各待機状態から通常状態へ復帰させる機能を有する。待機状態としては、電源制御回路32を制御して画面表示部1への電力供給を遮断する第1の待機状態と、画面表示部1への電力供給を遮断するとともにクロック制御回路36を制御して動作処理速度を遅くする第2の待機状態と、画面表示部1への電力供給を遮断するとともに人体検知部5における割込処理のみを受け付けるように他の回路のクロックを停止制御する第3の待機状態とがある。尚、待機状態は上記各待機状態に限定される必要は無く、例えば通信回路部4への電力供給を遮断する手段等を各種組み合わせた待機状態であってもよい。
以下、本実施形態の動作について図面を用いて説明する。先ず、通常状態から第1の待機状態への遷移、及び第1の待機状態から通常状態への復帰について説明する。図3(a)に示すように、通常状態において操作入力部2又はスイッチ操作部20で入力が発生すると、制御部3は操作に応じた処理を実行する。操作入力部2及びスイッチ操作部20での入力が所定期間発生しない場合、制御部3は通常状態から第1の待機状態へ遷移させる。ここで、操作入力部2及びスイッチ操作部20での入力が無い期間が所定期間に達していない場合でも、人体検知部5での人体検知が無い場合、制御部3は通常状態から第1の待機状態へ遷移させる。
而して、操作入力部2又はスイッチ操作部20において所定期間入力が無い場合に第1の待機状態に遷移するのみならず、人体検知部5において人体検知が無い場合には更に短い期間で第1の待機状態に遷移するため、通常状態から第1の待機状態への遷移に要する時間を短縮して消費電力の低減を図ることができる。
図3(b)に示すように、第1の待機状態において操作入力部2又はスイッチ操作部20で入力が発生すると、制御部3は第1の待機状態から通常状態へ遷移させる。また、操作入力部3及びスイッチ操作部20での入力が無い場合でも、人体検知部5での人体検知が発生した場合、制御部3は第1の待機状態から通常状態へ遷移させる。
而して、操作入力部2又はスイッチ操作部20への入力が発生すると通常状態へ復帰することができ、更に操作入力部2又はスイッチ操作部20への入力が発生しなくとも人体検知部5で人体検知が発生すると通常状態へ復帰することができるので、第1の待機状態から通常状態への復帰に要する時間を短縮して利用者の利便性を向上させることができる。
次に、通常状態から第2の待機状態への遷移、及び第2の待機状態から通常状態への復帰について説明する。図4(a)に示すように、通常状態において操作入力部2又はスイッチ操作部20で入力が発生すると、制御部3は操作に応じた処理を実行する。操作入力部2及びスイッチ操作部20での入力が所定期間発生しない場合、制御部3は通常状態から第2の待機状態へ遷移させる。ここで、操作入力部2及びスイッチ操作部20での入力が無い期間が所定期間に達していない場合でも、人体検知部5での人体検知が無い場合、制御部3は通常状態から第2の待機状態へ遷移させる。
而して、操作入力部2又はスイッチ操作部20において所定期間入力が無い場合に第2の待機状態に遷移するのみならず、人体検知部5において人体検知が無い場合には更に短い期間で第2の待機状態に遷移するため、通常状態から第2の待機状態への遷移に要する時間を短縮して消費電力の低減を図ることができる。尚、通常状態から第2の待機状態へ遷移させる際に、一気に第2の待機状態まで遷移させるのではなく、先ず第1の待機状態へ遷移させ、それから一定期間を経た後に第2の待機状態へ遷移させるようにしても構わない。
図4(b)に示すように、第2の待機状態において操作入力部2又はスイッチ操作部20で入力が発生すると、制御部3は第2の待機状態から通常状態へ遷移させる。また、操作入力部3及びスイッチ操作部20での入力が無い場合でも、人体検知部5での人体検知が発生した場合、制御部3は第2の待機状態から通常状態へ遷移させる。
而して、操作入力部2又はスイッチ操作部20への入力が発生すると通常状態へ復帰することができ、更に操作入力部2又はスイッチ操作部20への入力が発生しなくとも人体検知部5で人体検知が発生すると通常状態へ復帰することができるので、第2の待機状態から通常状態への復帰に要する時間を短縮して利用者の利便性を向上させることができる。
次に、通常状態から第3の待機状態への遷移、及び第3の待機状態から通常状態への復帰について説明する。図5に示すように、通常状態において操作入力部2又はスイッチ操作部20で入力が発生すると、制御部3は操作に応じた処理を実行する。操作入力部2及びスイッチ操作部20での入力が所定期間発生しない場合、制御部3は通常状態から第3の待機状態へ遷移させる。ここで、操作入力部2及びスイッチ操作部20での入力が無い期間が所定期間に達していない場合でも、人体検知部5での人体検知が無い場合、制御部3は通常状態から第3の待機状態へ遷移させる。
而して、操作入力部2又はスイッチ操作部20において所定期間入力が無い場合に第3の待機状態に遷移するのみならず、人体検知部5において人体検知が無い場合には更に短い期間で第3の待機状態に遷移するため、通常状態から第3の待機状態への遷移に要する時間を短縮して消費電力の低減を図ることができる。尚、通常状態から第3の待機状態へ遷移させる際に、一気に第3の待機状態まで遷移させるのではなく、先ず第1の待機状態へ遷移させ、それから一定期間を経た後に第2の待機状態へ遷移させ、更に一定期間を経た後に第3の待機状態に遷移させるようにしても構わない。
図6(a)に示すように、操作入力部2又はスイッチ操作部20で入力が発生すると、制御部3は第3の待機状態から通常状態へ遷移させる。ここで、操作入力部2及びスイッチ操作部20での入力が無く、且つ人体検知部5での人体検知が発生した場合には、制御部3は第3の待機状態から一気に通常状態へ遷移させるのではなく、先ず第2の待機状態へ遷移させる。図6(b)に示すように、第2の待機状態において操作入力部2又はスイッチ操作部20で入力が発生すると、制御部3は第2の待機状態から通常状態へ遷移させる。一方、操作入力部2及びスイッチ操作部20での入力が無く、且つ人体検知部5での人体検知が発生している場合には第2の待機状態を維持するが、人体検知部5での人体検知が所定期間無い場合には、制御部3は第2の待機状態から再度第3の待機状態へ遷移させる。
而して、操作入力部2又はスイッチ操作部20への入力の有無と人体検知部5での人体検知の有無とを組み合わせて第3の待機状態から第2の待機状態を経た通常状態への復帰、及び第2の待機状態から第3の待機状態への再遷移を適宜行わせることができるので、利用者の利便性を損なうことなく消費電力の低減を図ることができる。
上述のように、本実施形態では従来のように操作入力部2への入力の有無のみに応じて待機状態に遷移させるのではなく、任意の範囲内における人体検知の有無も含めて複数の待機状態のうち何れか1つの待機状態に遷移させるので、待機状態における消費電力の低減と利用者の利便性とのバランスをとることができる。
1 画面表示部
2 操作入力部
20 スイッチ操作部
3 制御部
4 通信回路部
5 人体検知部
A 器体

Claims (7)

  1. 通信によって負荷の監視制御を行う遠隔監視制御システムに用いられ、文字及び図形を表示可能な画面表示部と、利用者による操作入力を受け付ける操作入力部と、画面表示部の表示内容に関連付けられている操作入力部の操作入力に応じた負荷制御及び画面表示部における負荷状態に応じた画面表示を実行するマイコンから成る制御部と、複数の負荷を監視制御対象として通信コマンドを伝送する通信回路部と、任意の範囲内における人体の存否を検出する人体検知部とを器体に備えた監視制御装置であって、制御部は、操作入力部への入力の有無及び人体検知部における人体検知の有無に応じて操作可能な通常状態から画面表示部への電力供給を遮断する第1の待機状態、又は画面表示部への電力供給を遮断するとともに自身の動作処理速度を遅くする第2の待機状態、又は画面表示部への電力供給を遮断するとともに人体検知部における割込処理のみを受け付ける第3の待機状態の何れかの状態に遷移させる遷移手段を有することを特徴とする監視制御装置。
  2. 前記制御部の遷移手段は、通常状態において操作入力部への入力が所定期間無い場合、又は操作入力部への入力と人体検知部における人体検知との何れともが無い場合に第1の待機状態に遷移させることを特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  3. 前記制御部は、第1の待機状態において操作入力部への入力又は人体検知部での人体検知が発生すると通常状態へ復帰させる復帰手段を有することを特徴とする請求項2記載の監視制御装置。
  4. 前記制御部の遷移手段は、通常状態において操作入力部への入力が所定期間無い場合、又は操作入力部への入力と人体検知部における人体検知との何れともが無い場合に第2の待機状態に遷移させることを特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  5. 前記制御部は、第2の待機状態において操作入力部への入力又は人体検知部での人体検知が発生すると通常状態へ復帰させる復帰手段を有することを特徴とする請求項4記載の監視制御装置。
  6. 前記制御部の遷移手段は、通常状態において操作入力部への入力が所定期間無い場合、又は操作入力部への入力と人体検知部における人体検知との何れともが無い場合に第3の待機状態に遷移させることを特徴とする請求項1記載の監視制御装置。
  7. 前記制御部は、第3の待機状態において人体検知部での人体検知が発生すると第2の待機状態へ遷移させ、第2の待機状態において所定の期間内に操作入力部への入力が発生すると通常状態へ復帰させ、所定の期間内に操作入力部への入力又は人体検知部での人体検知が発生しないと再度第3の待機状態へ遷移させる復帰手段を有することを特徴とする請求項6記載の監視制御装置。
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