JP2011024284A - 電力監視システム - Google Patents

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JP2011024284A
JP2011024284A JP2009164607A JP2009164607A JP2011024284A JP 2011024284 A JP2011024284 A JP 2011024284A JP 2009164607 A JP2009164607 A JP 2009164607A JP 2009164607 A JP2009164607 A JP 2009164607A JP 2011024284 A JP2011024284 A JP 2011024284A
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正 松本
Mitsuru Maeda
充 前田
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Abstract

【課題】作業に支障を来たしたり作業者に不快感を与えたりすることなく効率良く省エネ
ルギ化を図ることができること。
【解決手段】電力監視システム1は、所定の作業空間2内に配設される照明負荷3aと作
業機器たるパソコン7の消費電力を監視する。また、電力監視システム1は、検知手段た
るセンサー4と計測手段たる電力計測器5と判定手段たる判定部6d及び制御手段たる制
御部6eを有する監視装置6とを備える。センサー4は、作業空間2内の作業者10の存
在を検知する。電力計測器5は、照明負荷3a及びパソコン7の消費電力を計測する。判
定部6dは、計測される消費電力を基にパソコン7が動作状況にあるか否かを判定する。
制御部6eは、照明負荷3aを調光制御し、パソコン7が動作状況になければ、又はパソ
コン7が動作状況にあり且つ作業者10の存在が検知されなければ、照明負荷3aに対し
て消灯または調光率を下げる制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、消費電力を監視しつつ照明負荷を調光制御する電力監視システムに関するも
のである。
従来より、オフィスビル内や一般住宅内などの所定の空間内における負荷機器の消費電
力を監視するとともに、現在の消費電力を低減させるように負荷機器の出力を制御する電
力監視システムが種々提供されている。
この種の電力監視システムの一例として特許文献1に記載されるものがある。当該電力
監視システムは、照明負荷を含んだ負荷機器の消費電力を計測する計測手段と、照明負荷
を調光制御する制御手段とを備える。そして、当該電力監視システムは、現在の計測され
る消費電力の状況(例えば、予め設定された目標消費電力を超過しているか否か)に応じ
て、照明負荷に対して消灯または調光率を下げる制御を行うことで消費電力を低減させて
省エネルギ化を図っている。
特開2004−178938号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電力監視システムは、例えば、所定の作業空間内の
照明負荷が設置される下で、作業者が机上のパーソナルコンピュータや電動工具などとい
った作業負荷を用いて作業をしている際に、上述したような照明負荷の調光制御が行われ
ると作業に支障を来たしたり、作業者が不快に感じたりする恐れがあった。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、作業に支障を来たしたり
作業者に不快感を与えたりすることなく効率良く省エネルギ化を図ることができる電力監
視システムを提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、所定の作業空間内に配設される照明負
荷と作業機器との消費電力を監視する電力監視システムであって、照明負荷及び作業機器
の消費電力を計測する計測手段と、計測手段により計測される消費電力を基に作業機器が
動作状況にあるか否かを判定する判定手段と、照明負荷を調光制御する制御手段と、作業
空間内における作業者の存在を検知する検知手段と、を備え、制御手段は、判定手段によ
り作業機器が動作状況にないと判定されれば、又は判定手段により作業機器が動作状況に
あると判定され且つ検知手段により作業者の存在が検知されなければ、照明負荷に対して
消灯または調光率を下げる制御を行うことを特徴とする。
この発明によれば、制御手段は、判定手段により作業機器が動作状況にないと判定され
れば、又は判定手段により作業機器が動作状況にあると判定され且つ検知手段により作業
者の存在が検知されなければ、照明負荷に対して消灯または調光率を下げる制御を行うの
で、作業者が作業負荷を用いて作業を行っていないときに照明負荷の調光制御を行って消
費電力を低減させることができる。従って、作業に支障を来たしたり作業者に不快感を与
えたりすることなく効率良く省エネルギ化を図ることができる。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、作業空間内には複数の照明負荷が配設さ
れ、検出手段は、作業空間内における作業者の位置を検出し、制御手段は、判定手段によ
り作業機器が動作状況にあると判定され且つ検知手段により作業者の存在が検知されれば
、複数の照明負荷のうち作業者の位置近傍に配置される特定の照明負荷以外の照明負荷に
対して消灯または調光率を下げる制御を行うことを特徴とする。
この発明によれば、作業者が作業負荷を用いて作業を行っていないときだけでなく、作
業を行っている最中にも、作業に支障を来たしたり作業者に不快感を与えたりすることな
く消費電力を低減させて省エネルギ化を図ることができる。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、制御手段が各照明負荷に対して過去に消
灯または調光率を下げる制御を行った累積回数を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶さ
れる前記回数の多い照明負荷から順に高い優先度を設定する設定手段とを備え、制御手段
は、複数の照明負荷に対して消灯または調光率を下げる制御を行うとき、設定手段により
設定された前記優先度の高い照明負荷から順に行うことを特徴とする。
この発明によれば、複数の照明負荷に対して消灯または調光率を下げる制御を行うとき
作業者の存在頻度が低い位置近傍の照明負荷から優先して行われ、また、現在は作業者の
存在が検知されなくても作業者の存在頻度が高い位置近傍の照明負荷に対して後回しに制
御が行われるので、照明負荷の点灯・消灯動作や調光率の変更動作の回数を低減させるこ
とができ、より効率良く省エネルギ化を図ることができる。
請求項4の発明は、請求項2または3の発明において、計測手段により計測される消費
電力が予め設定された目標消費電力を超過しているか否か比較する比較手段を備え、制御
手段は、比較手段の比較結果により消費電力が目標消費電力を超過していなければ、判定
手段及び検知手段の結果に係わらず、複数の照明負荷に対して消灯または調光率を下げる
制御を行わないことを特徴とする。
この発明によれば、制御手段は、消費電力が目標消費電力を超過していない限り複数の
照明負荷に対して消灯または調光率を下げる制御を行わないので、無理のない照明負荷の
調光制御によって消費電力を低減させて省エネルギ化を図ることができる。
本発明では、作業に支障を来たしたり作業者に不快感を与えたりすることなく効率良く
省エネルギ化を図ることができるという効果がある。
本発明の実施形態1の構成を示す概略図である。 同上における電力計測器のブロック図である。 同上における監視装置のブロック図である。 同上における動作を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態2の構成を示す概略図である。 同上における動作を示すフローチャート図である。 本発明の実施形態3の監視装置のブロック図である。 同上における動作を示すフローチャート図である。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1について、図1〜図4を参照して説明する。本実施形態の電
力監視システム1は、例えばオフィスビル内や一般住宅内の作業空間2内に配設される照
明負荷3aと作業機器との消費電力を監視するものである。そして、電力監視システム1
は、図1に示すように、センサー4と電力計測器5と監視装置6とから構成される。尚、
作業機器は、ビル内や宅内のコンセント等に接続されて商用電源の供給を受けて駆動する
ものであり、本実施形態では図1に示すようにパーソナルコンピュータ7(以下、パソコ
ン7と略称)とする。
蛍光灯やLED等からなる照明負荷3aを備えた照明装置3は、例えば、作業空間2内
の机(図示せず)の上に載置されるパソコン7の真上に位置する天井に取り付けられてい
る。ここで、照明装置3は、照明負荷3aの他に後述する監視装置6の制御部6eによる
制御に従って照明負荷3aを点灯・消灯・調光させる点灯回路部(図示せず)と、RS4
85等に準拠した2線式シリアル通信回路を有する通信部(図示せず)とを備える。そし
て、図1に示すように、前記通信部に接続される信号線11を通じて監視装置6と相互に
通信可能となっている。
センサー4は、作業空間2内における作業者10の存在を検知する検知手段たるもので
パソコン7の真上に位置する照明装置3近傍の天井や、パソコン7が載置される机の上に
設置されている。また、センサー4は、人体の移動により赤外線の変化を検出する赤外線
検出素子を含む回路で構成された人感検知部(図示せず)と、マイクロプロセッサ等から
構成されて前記人感検知部の検出値を検知信号として出力する制御部(図示せず)と、R
S485等に準拠した2線式シリアル通信回路を有した通信部(図示せず)とを備える。
そして、前記通信部に接続される信号線11を通じて監視装置6と相互に通信可能となっ
ている。尚、センサー4は、上述した通り赤外線の変化を検出することで人体の存在を検
知する、所謂、赤外線センサーであるが、この限りではなく、例えば送信されるマイクロ
波の周波数と移動する人体に反射して戻ってくる反射波の周波数とを比較して、ドップラ
ー効果により変化する周波数の差を検出することで人体の存在を検知するドップラーセン
サーであってもよいし、または作業者10が携帯するICタグを読み取るようなICタグ
リーダ部を備えたものであってもよい。
電力計測器5は、作業空間2の照明負荷3a及びパソコン7の消費電力を計測する計測
手段たるもので、図2に示すように、分電盤8内に設置されている。ここで、分電盤8は
、外部からビル内や宅内に供給される商用電源を一次側に受ける主幹ブレーカ8aと、主
幹ブレーカ8aの二次側から分岐した電路に介装される複数の分岐ブレーカ8bとを備え
、各分岐電路には照明負荷3aやパソコン7の他、図示しない空調機器やIH機器などの
様々な負荷機器が接続される。
そして、電力計測器5は、図2に示すように、主幹及び分岐カレントトランスCT1,
CT2、電力演算部5a、演算部5b、制御部5c、及び通信部5dを備える。主幹カレ
ントトランスCT1は主幹ブレーカ8aを流れる主幹電流を定期的に計測し、分岐カレン
トトランスCT2は各分岐ブレーカ8bを流れる分岐電流を分岐ブレーカ毎に定期的に計
測する。電力演算部5aは、主幹カレントトランスCT1で計測された主幹電流の計測値
から主幹ブレーカ8aを介して供給される主幹電力量を演算する。演算部5bは、分岐カ
レントトランスCT2で計測された各分岐電流の計測値から各分岐ブレーカを介して供給
される分岐電力量を演算する。制御部5cは、演算部5bから入力される主幹電力量、分
岐電力量に基づいて消費電力情報を生成する。通信部5dは、RS485等に準拠した2
線式シリアル通信回路を有し、通信部5dに接続される信号線11を通じて監視装置6と
相互に通信可能となっている。
監視装置6は、図3に示すように、通信部6a、操作部6b、記憶部6c、判定手段た
る判定部6d、及び制御手段たる制御部6eを備える。上述した通り監視装置6は、照明
装置3、センサー4、並びに電力計測器5と各々互いに通信可能となっており、通信部6
aは照明装置3やセンサー4の通信部、並びに電力計測器5の通信部5dと同種の通信回
路構成を有している。
ここで、主局たる監視装置6と複数の従局たる照明装置3、センサー4、並びに電力計
測器5とは、図1に示すように、信号線11を介して分岐接続され、例えばポーリング/
セレクティング方式でデータリンクを確立するように構成されている。そして、監視装置
6は、通信部6aを通じて照明装置3から照明負荷3aの制御状態や、センサー4から検
知信号、電力計測器5から消費電力情報を定期的に受信し、後述する調光制御信号を照明
装置3へ送信する。
操作部6bは、監視装置6の図示しない器体前面に設けられた複数の操作釦からなり、
例えば器体前面中央に配設されたディスプレイに表示される数値を見ながら操作釦の押圧
操作により目標消費電力や各種データの設定を行うことができる。記憶部6cは、EEP
ROMやフラッシュメモリ等から構成されて操作部6bの操作により設定された目標消費
電力や各種データを記憶する。
判定部6dは、電力計測器5からの消費電力情報の受信に応じてパソコン7が動作状況
にあるか否かをパソコン7の消費電力から判定する。但し、上記動作状況には、単にパソ
コン7の消費電力が0か否か(電源状態がオンかオフか)といった状況以外にも、電源が
オン状態のまま作業者10により一定の時間操作されなければ低電力で稼動する、所謂ス
タンバイモードで動作している状況もある。従って、通常のモードとスタンバイモードと
の境目となる閾値を操作部6bの操作により予め記憶部6cに記憶させて、パソコン7の
消費電力が前記閾値を超過しているか否かにより動作状況を判定させてもよい。
制御部6eは、判定部6dの判定結果によりパソコン7が動作状況になければ、照明装
置3の照明負荷3aに対して「消灯」または「調光率を下げる」制御を行うための調光制
御信号を生成して通信部6aに出力する。一方、判定部6dの判定結果によりパソコン7
が動作状況にあれば、センサー4から受信する検知信号を基に作業者10の存在が検知さ
れていたか否か判断し、作業者10の存在が検知されていなければ調光制御信号を生成し
て通信部6aに出力する。尚、このときに下げられる調光率の値は、操作部6bの操作を
通じて変更が可能となっている。
以下、本実施形態の電力監視システム1の動作について図4のフローチャートを参照し
ながら説明する。先ず、操作部6bの操作を通じて上記閾値や目標消費電力、その他各種
データを監視装置6に設定する(S1)。そして、分電盤8内に配設される電力計測器5
は、作業空間2内の照明負荷3aやパソコン7、空調機器などの負荷機器の電力を定期的
に計測し(S2)、その結果を消費電力情報として監視装置6へ送信する。監視装置6は
、消費電力情報内のうちパソコン7の消費電力を基にパソコン7が現在動作状況にあるか
否か判定する(S3)。
処理S3でパソコン7が動作状況にないと判定されれば、監視装置6は、照明装置3へ
調光制御信号を送信して照明負荷3aに対して消灯制御を行い(S4)、処理S2まで戻
り一定時間後には再び電力計測器5にて消費電力が計測される。一方、処理S3でパソコ
ン7が動作状況にあると判定されれば、監視装置6はセンサー4から受信する検知信号よ
りパソコン7の近傍に作業者10の存在が検知されていたか否か判断し(S5)、作業者
10の存在が検知されていなければ、照明装置3へ調光制御信号を送信して照明負荷3a
に対して調光率を下げる制御を行い(S6)、その後処理S2まで戻る。
以上説明した本実施形態の電力監視システム1は、センサー4と電力計測器5と監視装
置6とから構成され、監視装置6には制御手段たる制御部6eと判定手段たる判定部6d
とを備える。そして、制御部6eは、判定部6dにより作業機器たるパソコン7が動作状
況にないと判定されれば、又は判定部6dによりパソコン7が動作状況にあると判定され
且つセンサー4により作業者10の存在が検知されなければ、照明負荷3aに対して消灯
または調光率を下げる制御を行う。従って、電力監視システム1は、作業者10がパソコ
ン7を用いて作業を行っていないときに照明負荷3aの調光制御を行って消費電力を低減
させることができ、作業に支障を来たしたり作業者10に不快感を与えたりすることなく
効率良く省エネルギ化を図ることができる。
尚、本実施形態の作業機器としてパソコン7を例に挙げて説明を行ったが、この限りで
はなく、コンセントに接続されて商用電源の供給を受けて駆動するものであり、且つ作業
者10が機器の近傍に居座って作業を行うものであれば、例えば電動工具や遊技玩具であ
ってもよい。
また、本実施形態の監視装置6は、判定部6dに対して作業空間2内の全ての負荷機器
の消費電力と記憶部6cに予め設定された目標消費電力とを比較する機能を追加し、制御
部6eに対してその比較結果より消費電力が目標消費電力を超過していなければ、パソコ
ン7の動作状況や作業者10の検知結果に係わらず、上述の照明負荷3aの制御を行わせ
ないようにすれば、無理のない調光制御によって消費電力を低減させて省エネルギ化を図
ることができる。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2について、図5及び図6を参照して説明する。尚、本実施形
態は、基本的な構成が実施形態1と共通であるので、共通の構成要素には、同一の符号を
付して説明を省略する。
本実施形態の作業空間2内には、図5に示すように、複数の照明装置3(図中では3A
〜3Cの3つ)が並設され、監視装置6の制御部6eは、作業者10が作業空間2内に検
知されていても複数の照明負荷3aのうち作業者10の位置近傍に配置される特定の照明
負荷3a以外の照明負荷3aに対して消灯または調光率を下げる制御を行うことに特徴が
ある。
本実施形態では、図5に示すように3つのセンサー4A,4B,4Cが照明装置3A,
3B,3Cの近傍に各々1つずつ配置される。そして、照明装置3Aとセンサー4A、照
明装置3Bとセンサー4B、並びに照明装置3Cとセンサー4Cを各々グループ化して3
つのグループA,B,Cが構成される。また、パソコン7はセンサー4Aの真下に配置さ
れる。尚、監視装置6の記憶部6cには、照明装置3A〜3Cとセンサー4A〜4Cが持
つ各々固有のアドレス情報、及び前記グループ情報が予め記憶されている。
以下、本実施形態の電力監視システム1の動作について図6のフローチャートを参照し
ながら説明する。尚、処理S3までは実施形態1と共通のため、処理S3以降から説明す
る。また、以下の説明で作業者10はパソコン7を用いて作業中であるものとする。
先ず、処理S3でパソコン7が動作状況にないと判定されれば、監視装置6は、照明装
置3A〜3Cに対して調光制御信号を送信して各照明負荷3aに対して消灯制御を行う(
S7)。一方、処理S3でパソコン7が動作状況にあると判定されれば、監視装置6は、
センサー4A〜4Cから受信する検知信号に基づき、どのセンサー4に作業者10の存在
が検知されていたかによって作業空間2内における作業者10の位置が検出されていたか
否か判断する(S8)。
そして、作業者10の位置が検出されなければ、監視装置6は、照明装置3A〜3Cへ
調光制御信号を送信して各照明負荷3aに対して調光率を下げる制御を行う(S9)。一
方、処理S8で作業者10の位置が検出されていれば、制御部6eは、記憶部6cのグル
ープ情報を参照して作業者10の存在を検知したセンサー4と同じグループに属する照明
装置3の照明負荷3aを特定する(S10)。すなわち、当該センサー4から最寄りの場
所に配置される照明負荷3aを特定する。ここで、作業者10は現在パソコン7を用いて
作業中であるため、当該センサー4とはセンサー4Aであり、特定の照明負荷3aとはセ
ンサー4Aと同じグループAに属する照明装置3Aの照明負荷3aとなる。そして、照明
装置3A以外の照明装置3B,3Cの各照明負荷3aに対して調光率を下げる(または消
灯)制御を行う(S11)。
以上説明した本実施形態の電力監視システム1は、作業者10がパソコン7を用いて作
業を行っていないときだけでなく、作業を行っている最中にも、作業者10の位置から最
寄りの照明装置3Aを特定し、照明装置3A以外の照明装置3B,3Cの各照明負荷3a
に対して調光率を下げる(または消灯)制御を行うので、作業に支障を来たしたり作業者
10に不快感を与えたりすることなく消費電力を低減させて省エネルギ化を図ることがで
きる。
尚、上述した本実施形態では、1つの照明装置3に対して1つのセンサー4とグループ
化しているため、特定される最寄りの照明負荷3aも1つであったが、この限りでなく、
例えばオフィスビル内の仕事部屋のように多数の照明装置3が設置されるとき、複数の照
明装置3に対して1つのセンサー4とグループ化し、当該センサー4と同じグループに属
する複数の照明装置3の照明負荷3a全てを特定される最寄りの照明負荷3aとしてもよ
い。
(実施形態3)
以下、本発明の実施形態3について、図7及び図8を参照して説明する。尚、本実施形
態は、基本的な構成が実施形態2と共通であるので、共通の構成要素には、同一の符号を
付して説明を省略する。
本実施形態の監視装置6の制御部6eは、複数の照明負荷3aに対して消灯または調光
率を下げる制御を行うとき、予め設定した優先度の高い照明負荷3aから順から行うこと
を特徴とする。
ここで、監視装置6は、図7に示すように、各部6a〜6eに加えて設定部6fを備え
、記憶部6cは、制御部6eが照明装置3A〜3Cの各照明負荷3aに対して過去に消灯
または調光率を下げる制御を行った累積回数を記憶し、設定部6fは、累積回数の多い照
明負荷3aから順に高い優先度を設定する。
以下、本実施形態の電力監視システム1の動作について図8のフローチャートを参照し
ながら説明する。尚、処理S3までは実施形態2と共通のため、処理S3以降から説明す
る。また、以下では照明装置3Cの累積回数が最も多く、続いて3B,3Aの順に多いも
のとして説明する。
先ず、処理S3でパソコン7が動作状況にないと判定されれば、監視装置6の制御部6
eは設定部6fに対して優先度データを要求する。設定部6fは、記憶部6c内に記憶さ
れる各照明負荷3aの累積回数を参照して、照明装置3A〜3Cに対して累積回数の多い
照明負荷3aを備えるものから順に高い優先度を設定した優先度データを生成し、制御部
6eに出力する(SA)。
次に、制御部6eは、優先度データに基づいて優先度の最も高い照明装置3Cから調光
制御信号を送信し、所定の時間を経過してから照明装置3Bへ調光制御信号を送信し、更
に所定の時間を経過してから照明装置3Aへ調光制御信号を送信する。すなわち、制御部
6eは、各照明負荷3aに対して優先度の高い順に消灯制御を行う(SB)。更に、制御
部6eは、調光制御信号を送信する度に記憶部6c内に記憶される各照明負荷3aの累積
回数に対して1回加算する更新処理を行う(SC)。
一方、処理S3でパソコン7が動作状況にあると判定されれば、監視装置6の制御部6
eは、センサー4A〜4Cから受信する検知信号に基づき、どのセンサー4に作業者10
の存在が検知されていたかによって作業空間2内における作業者10の位置が検出されて
いたか否か判断する(S8)。
処理8で作業者10の位置が検出されていなければ、先ず処理SAを行い、次に各照明
負荷3aに対して優先度の高い順に調光率を下げる制御を行い(SD)、最後に処理SC
を行う。尚、制御する順位に加えて、例えば、照明装置3Cを調光率40%、照明装置3
Bを調光率60%、照明装置3Aを調光率80%で各々制御するといったように、優先度
の違いにより調光率を変化させてもよい。また、処理S8で作業者10の位置が検出され
ていれば、制御部6eは、記憶部6cのグループ情報を参照して、作業者10の存在を検
知したセンサー4Aと同じグループAに属する照明装置3Aの照明負荷3aを特定する(
S10)。
そして、制御部6eは、設定部6fに対して照明装置3Aを除いた優先度データを要求
する。設定部6fは、記憶部6c内に記憶される各照明負荷3aの累積回数を参照して、
照明装置3B,3Cに対して累積回数の多い照明負荷3aを備えるものから順に高い優先
度を設定した優先度データを生成し、制御部6eに出力する(SE)。制御部6eは、優
先度データに基づいて照明装置3C,3Bの順に調光制御信号を送信し、各照明負荷3a
に対して調光率を下げる(または消灯)制御を行い(SF)、記憶部6c内に記憶される
照明装置3B,3Cの各照明負荷3aの累積回数に対して1回加算する更新処理を行う(
SG)。
以上説明した本実施形態の電力監視システム1は、複数の照明負荷3aに対して過去に
消灯または調光率を下げる制御を行った累積回数を記憶し、消灯または調光率を下げる制
御を行うとき、累積回数の多い照明負荷3aから順に優先して行われる。すなわち、作業
者10の存在頻度が低い位置近傍の照明負荷3aから優先して行われ、また、現在は作業
者10の存在が検知されていなくても作業者10の存在頻度が高い位置近傍の照明負荷3
aに対して後回しに制御が行われるので、照明負荷3aの点灯・消灯動作や調光率の変更
動作の回数を低減させることができ、より効率良く省エネルギ化を図ることができる。
1 電力監視システム
2 作業空間
3a 照明負荷
4 センサー
5 電力計測器
6 監視装置
6d 判定部
6e 制御部
7 パソコン
10 作業者

Claims (4)

  1. 所定の作業空間内に配設される照明負荷と作業機器との消費電力を監視する電力監視シ
    ステムであって、
    照明負荷及び作業機器の消費電力を計測する計測手段と、計測手段により計測される消
    費電力を基に作業機器が動作状況にあるか否かを判定する判定手段と、照明負荷を調光制
    御する制御手段と、作業空間内における作業者の存在を検知する検知手段と、を備え、
    制御手段は、判定手段により作業機器が動作状況にないと判定されれば、又は判定手段
    により作業機器が動作状況にあると判定され且つ検知手段により作業者の存在が検知され
    なければ、照明負荷に対して消灯または調光率を下げる制御を行うことを特徴とする電力
    監視システム。
  2. 作業空間内には複数の照明負荷が配設され、
    検出手段は、作業空間内における作業者の位置を検出し、
    制御手段は、判定手段により作業機器が動作状況にあると判定され且つ検知手段により
    作業者の存在が検知されれば、複数の照明負荷のうち作業者の位置近傍に配置される特定
    の照明負荷以外の照明負荷に対して消灯または調光率を下げる制御を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の電力監視システム。
  3. 制御手段が各照明負荷に対して過去に消灯または調光率を下げる制御を行った累積回数
    を記憶する記憶手段と、記憶手段に記憶される前記回数の多い照明負荷から順に高い優先
    度を設定する設定手段とを備え、
    制御手段は、複数の照明負荷に対して消灯または調光率を下げる制御を行うとき、設定
    手段により設定された前記優先度の高い照明負荷から順に行うことを特徴とする請求項2
    記載の電力監視システム。
  4. 計測手段により計測される消費電力が予め設定された目標消費電力を超過しているか否
    か比較する比較手段を備え、
    制御手段は、比較手段の比較結果により消費電力が目標消費電力を超過していなければ
    、判定手段及び検知手段の結果に係わらず、複数の照明負荷に対して消灯または調光率を
    下げる制御を行わないことを特徴とする請求項2または3記載の電力監視システム。
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