JP2003282278A - 照明制御システム、照明親機、調光エリア設定方法 - Google Patents

照明制御システム、照明親機、調光エリア設定方法

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JP2003282278A
JP2003282278A JP2002086719A JP2002086719A JP2003282278A JP 2003282278 A JP2003282278 A JP 2003282278A JP 2002086719 A JP2002086719 A JP 2002086719A JP 2002086719 A JP2002086719 A JP 2002086719A JP 2003282278 A JP2003282278 A JP 2003282278A
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dimming
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Shigeru Misawa
茂 三沢
Masaaki Ota
正明 太田
Masayuki Morita
正之 森田
Kenji Takahashi
健治 高橋
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 快適性と省電力化とを両立させた照明制御を
行えるようにする。 【解決手段】 この照明制御システムは、伝送信号線2
を通じて照明器具7を制御・監視する照明制御システム
であり、所定のエリア内における人の有無を検出する人
検出機能を有し、人が居ないことが検出された場合に伝
送信号線52を通じて照明主操作盤1に不在通知を行う
人感センサ53と、人感センサ53の人検出機能を有効
にするか否かを選択するための人感機能切替スイッチ5
9と、この人感機能切替スイッチ59により人検出機能
が無効と選択されている場合に人感センサ53からの不
在通知を無視し人検出機能が有効と選択されている場合
に不在通知の受信でリレー端末器55(照明器具7)に
対し省電力化のための照明制御を行う照明主操作盤51
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、例えば屋内外の
多くの照明器具を点消灯制御あるい調光制御する照明制
御システム、照明親機、調光エリア設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】 人感センサを用いた一般的な照明制御
システムでは、これまで人感センサにより不在が検知さ
れたときに、室内の明るさに応じて照明出力を25%ま
たは0%などに制限するようすること(調光)で調光制
御を行なってきた。
【0003】このように調光制御を行って、照明出力を
例えば0%としても照明器具内の照明駆動回路、つまり
インバータなどは待機状態で動作しており、このときに
も待機電力が消費されてしまい、従来は省電力化を十分
行うことができなかった。
【0004】従来の照明制御システムは、図13に示す
ように、人感センサ93a,93b,93c、調光セン
サ94a,94b,94cなどのセンサと、これらセン
サと調光信号線96を介して接続された照明器具97
a,97b,97cなどと、商用電源100から電源線
98を通じて照明器具97a,97b,97cへ電源を
供給あるいは停止するリレー端末器95と、これら機器
と伝送信号線92を介して接続され、上記各センサ、リ
レー端末器95などの照明子機を制御する照明主操作盤
91とから構成されている。
【0005】従来の照明制御システムの場合、人感セン
サ93bにより人が検出されると、そのセンサが接続さ
れている照明器具97bを点灯させる一方、人感センサ
93a,93cにより人が検出されなければ、該当照明
器具97a,97cが消灯される。また、会議室などで
の会議終了後、壁面に設けた壁スイッチ99を人がOF
Fすることで、リレー端末器95が、商用電源100か
ら照明器具97への電源供給を遮断するので、その部屋
については省電力化を図ることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、この
ような照明制御の場合、人の居る真上の照明器具87b
のみが点灯し、その狭い範囲だけが明るくなっているた
め、その場所に居る人としては違和感が生じ、あまり快
適ではないという問題があった。だからと言って、部屋
全体の照明を点灯させていても省力化にはならない。
【0007】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、快適性と省力化とを両立させた照明制
御を行うことのできる照明制御システム、照明親機、調
光エリア設定方法を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】 上記した目的を達成す
るために、本発明の照明親機は、照明器具を制御するた
めの人感センサと通信線を介して接続された照明親機に
おいて、少なくとも一つの人感センサといずれか一つの
人感センサが人の存在を検知した場合に調光および/ま
たは点消灯される複数の照明器具とを予めグループ分け
して管理する管理手段と;ある人感センサにより人の存
在が検知された場合、前記人感センサが属するグループ
の該当照明器具に対して前記管理手段の管理内容に基づ
いて調光制御および/または点消灯制御を行う制御手段
と;を具備したことを特徴としている。本発明では、照
明親機において、予め少なくとも一つの照明子機をグル
ーピングして管理手段に管理しておき、少なくとも一つ
の照明子機からの照明制御情報を照明親機が受信する
と、受信された照明制御情報を送信した照明子機のグル
ープを管理手段から調べ、同一グループのすべての照明
子機から照明制御情報が受信された場合に該当するグル
ープの照明子機に対して該当照明器具の調光動作あるい
は電源供給動作を制御するので、省電力化と利便性とを
両立させた照明制御を行うことができる。また、上記照
明親機において、前記管理手段にはグループ毎の照明器
具の配置情報が管理されており、前記制御手段は、前記
管理手段の照明器具の配置情報を基に、点灯中心の照明
器具からの距離に応じて他の照明器具を減光制御する手
段を具備している。
【0009】本発明の照明親機は、照明器具を制御する
ための少なくとも一つの人感センサ、調光手段および電
源供給手段に通信線を介して接続された照明親機におい
て、各人感センサ、調光手段および電源供給手段をグル
ープ分けして管理する管理手段と;ある人感センサによ
り人の不在が検知された場合、不在検知した人感センサ
のグループを前記管理手段から調べ、同一グループのす
べての人感センサにより不在検知された場合に前記グル
ープの調光手段による該当照明器具への調光動作、ある
いは前記電源供給手段による該当照明器具への電源供給
動作を制御する制御手段と;を具備したことを特徴とし
ている。
【0010】本発明の照明制御システムは、少なくとも
一つの照明器具と;前記少なくとも一つの照明器具によ
り照明される所定のエリアにおける人の滞在状況を監視
し人の不在が検出された場合に不在通知を行う人感手段
と;前記人感手段による人の監視機能を有効にするか否
かを選択するための選択手段と;前記選択手段により監
視機能が無効にされた場合、前記人感手段から通知され
た不在通知を無視し、前記選択手段により監視機能が有
効にされた場合に、前記人感手段から通知された不在通
知に基づき前記照明器具に対する電源供給停止制御ある
いは調光制御を行う制御手段と;を具備したことを特徴
としている。本発明では、選択手段により監視機能が有
効にされた場合に、人感手段から通知された不在通知に
基づき照明器具に対する電源供給停止制御あるいは調光
制御を行うので、省電力化を図ることができる。一方、
選択手段により監視機能が無効にされた場合、人感手段
から通知された不在通知を無視し、照明器具に対する電
源供給停止制御あるいは調光制御を何も行わないので、
例えば人の動きが少ない場所での人感手段の誤検出によ
る照明制御などを防止でき、人がその場所に居るにもか
かわらず照明が減光してしまうことや、照明器具に対す
る電源供給が停止され、照明が消灯するといった不快な
自体を回避でき、快適性を向上しつつ省力化を図ること
ができる。すなわち、快適性と省電力化とを両立させた
照明制御を行うことができる。
【0011】本発明の調光エリア設定方法は、ある位置
の照明からの距離に応じて他の照明の調光量を変えるた
めの調光エリアを照明親機に設定する方法であって、前
記照明親機に対して点灯条件設定のための操作を行うス
テップと;操作に応じて一つの照明を基点とした複数の
照明の点灯条件を設定するための画面を前記照明親機に
表示するステップと;前記照明親機に表示された前記画
面上において、前記基点からの範囲が指定された場合、
該当範囲の照明の調光量を前記照明親機に設定するステ
ップと;を有している。この発明では、点灯条件設定の
ための操作を行うと、その操作に応じて一つの照明を基
点とした複数の照明の点灯条件を設定するための画面を
表示する。そして、表示された画面上において、基点か
らの範囲が指定された場合、該当範囲の照明の調光量を
設定する。これにより、人感センサにより人が検知され
た場合に、その人感センサに対応する該当照明器具を点
灯させる際に、その周囲の照明器具の調光条件をさまざ
まに設定でき、固定された照明配置でもフロアや部屋の
人員配置の変更に柔軟に対応し、人が主に居るところ
(移動を含む)を照明し、それ以外の部分を消灯するな
どして、快適性と省力化を両立させた照明制御を行うこ
とができる。
【0012】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態を図
面を参照して詳細に説明する。図1は本発明に係る第1
実施形態の照明制御システムの構成を示す図である。同
図に示すように、この第1実施形態の照明制御システム
は、人感+調光センサ3(以下センサ3と称す)と、セ
ンサ3と調光信号線6を介して接続された照明器具7
と、商用電源10から供給される電源を電源線8を通じ
て照明器具7へ供給/停止する電源供給制御を行うリレ
ー端末器5と、リレー端末器5およびセンサ3などの子
機と伝送信号線2を介して接続され、これら子機(リレ
ー端末器5およびセンサ3)のアドレスとグループの管
理を行い、伝送信号線2を通じてこれら子機の動作制御
を行う照明主操作盤1とから構成されている。リレー端
末器5は商用電源10からの電源を照明器具7へ供給す
る電源供給手段である。
【0013】センサ3は人の不在/滞在や周囲の明るさ
を検出しそれを伝送信号線2を通じて照明主操作盤1に
通知する機能を有している。リレー端末器5は照明主操
作盤1からの制御により照明器具7に対する電源供給を
開始あるいは停止するとともに、照明主操作盤1には自
身の動作状態の情報を伝送信号線2を通じて通知する。
照明主操作盤1とこれらセンサ3およびリレー端末器5
は双方向通信機能を備え、照明制御に関する親機(照明
親機)と子機(照明子機)の関係にある。照明器具7は
インバータ回路が組み込まれた蛍光灯などの照明手段で
あり、フロアの天井などに所定間隔で複数取り付けられ
ている。この照明器具7はセンサ3からの調光信号線6
を通じた調光制御信号の入力により照明出力を0%〜1
00%の範囲で可変可能である。
【0014】この例の場合、センサ3は周囲の4台の照
明器具7の照明エリアをカバーするように人の滞在/不
在と明るさを検出する。また、1台のリレー端末器5は
1台のセンサ3と同じエリアの4台の照明器具7に対し
て電源を供給する。この例では、3台の照明子機(セン
サ3およびリレー端末器5)毎にグルーピングされてお
り、グループはグループAとグループBの2つに分けら
れている。
【0015】図2に示すように、照明親機である照明主
操作盤1は、このシステムの照明子機の管理および照明
制御を実行する中央演算処理装置21(以下CPU21
と称す)、記憶手段としてのメモリ22、伝送信号線2
に接続された照明子機(センサ3およびリレー端末器5
など)と双方向通信(照明制御情報の送受信)を行うた
めの通信インターフェース23などを有している。メモ
リ22には、管理手段としての子機管理テーブル25が
記憶(設定及び管理)されている。この子機管理テーブ
ル25には、伝送信号線2に接続されている子機毎のア
ドレス情報(子機アドレス)、子機が属するグループの
情報(グループ)、子機の状態(リレーON/OFF、
調光出力レベル**%)などが管理されている。
【0016】照明主操作盤81のCPU21は、この子
機管理テーブル25にて、少なくとも一つの照明子機
(センサ3やリレー端末器5)をグループ分けして管理
し、各照明子機(センサ3)からの照明制御情報(人の
存在を示す情報や人の不在を示す情報を含む通信デー
タ)を通信インターフェース23で受信すると、受信さ
れた照明制御情報を送信した照明子機のグループをメモ
リ22の子機管理テーブル25から調べ、同一グループ
のすべての照明子機(センサ3)から同じ照明制御情報
が受信された場合に該当するグループのリレー端末器5
へ制御情報を送り照明制御(この場合、照明器具7への
電源供給の停止)を行う。
【0017】照明主操作盤81から伝送信号線2に送出
(送信)される通信データは、図3に示すように、少な
くとも通信を行う子機のアドレス情報と子機に対しどの
ような制御を行うかを示す制御情報との組でシリアルに
伝送される。
【0018】以下、この第1実施形態の照明制御システ
ムの動作を説明する。この第1実施形態の照明制御シス
テムの場合、各センサ3は人の不在/滞在や周囲の明る
さの状態を常に監視しており、状態に変化があると、検
出信号を伝送信号線2を通じて照明主操作盤1に通知す
る。例えば所定エリア内における人あるいは物の動きが
あるときは、人の滞在を検出して滞在信号を出力する。
【0019】一方、所定エリア内における人あるいは物
の動きが所定時間以上止まると、不在を検出して不在信
号を出力する。また、所定エリア内の明るさが増加する
と、明るさのレベル(度合い)に応じた調光信号を該当
照明器具7に出力し、照明器具7の照明を調光する。例
えばエリア内が明るくなると、その分、照明が不要にな
るため照明器具7の照明出力が例えば50%となり照明
が減光する。さらに日が指すなどしてそのエリアが明る
くなると、照明器具7の照明出力が0%程度になり、照
明器は消灯する。なお、この場合でも照明器具7内のイ
ンバータ回路(照明駆動回路)は予熱状態を保持してお
り、待機電力は消費される。
【0020】照明主操作盤1は、各センサ3からの検出
信号(滞在信号/不在信号)を伝送信号線2を通じて常
に受信している。そして、グループAの各センサ3から
受信された検出信号のうちいずれか一つでも滞在信号が
あれば、照明主操作盤1は、省電力化のための制御信号
を送信しない。一方、グループAの各センサ3から受信
された検出信号がすべて不在信号となった場合、照明主
操作盤1は、グループAとして登録(設定)されている
該当リレー端末器5に対して電源の供給を停止させるた
めの制御情報を通信データに入れて伝送信号線2へ送信
する。
【0021】リレー端末器5は、照明主操作盤81から
自身宛ての通信データを受信すると、その中に挿入され
ている制御情報を読み取る。この場合、電源供給を停止
する情報なので、リレー端末器5は、電源供給用の接点
をOFFする。これにより、商用電源10から該当照明
装置7への電源線8を通じた電源の供給が遮断され、該
当グループAの3台の照明装置7が消灯する。また、照
明出力が0%に調光されて消灯状態(待機状態)となっ
ていた照明装置7の待機電力の消費も無くなる。その
後、照明主操作盤1は、電力供給を停止させた同じグル
ープAのいずれか一つのセンサ3から滞在信号を受信す
ると、同じグループAのすべてのリレー端末器5に対し
て電源の供給を再開させるための制御情報を通信データ
に入れて伝送信号線2へ送信する。
【0022】リレー端末器5は、照明主操作盤1から自
身宛ての通信データを受信すると、その中に挿入されて
いる制御情報を読み取る。この場合、電源供給を再開す
る情報なので、リレー端末器5は、電源供給用の接点を
ONする。これにより、商用電源10から該当照明装置
7への電源線8を通じた電源の供給が開始され、該当グ
ループAの3台の照明装置7の予熱が開始される。そし
て、その後、照明装置7は点灯する。なお、電源供給停
止前に、照明出力が0%に調光されて消灯状態(待機状
態)となっていた照明装置7は待機状態となり、該当セ
ンサ3から入力される調光信号に応じたレベルで点灯す
るようになる。
【0023】ここで、グルーピングの一例について説明
する。照明器具7が例えば横方向に8台×縦方向に4台
配置されたフロアにおいて、図4に示すように、横2台
×縦2台をセンサ3が検知する最小単位の範囲(センサ
検知範囲)とし、横4台×縦4台をグループ化し、グル
ープA,Bとした場合、グループBには人が不在であ
り、グループAには、人が3人、まばらに存在するよう
なときに、グループAにおいてセンサ3により人が検出
されているエリアでは照明器具7が点灯し、人が検出さ
れてないエリアでは照明器具7が下限調光状態となって
いる。また、グループBには、4つのすべてのエリアに
おいてセンサ3により人が検出されないため、照明器具
7への電源供給が停止され、省電力化される。
【0024】このようにこの第1実施形態の照明制御シ
ステムによれば、グルーピングされた複数のセンサ3に
より形成される中規模なエリアにおいて、各センサ3の
小規模なエリアの物の動きが無くなると、各センサ3よ
り不在を示す制御情報が照明主操作盤1へ送信され、照
明主操作盤1では、各センサ3からの通信データ(不在
検出情報)を受信する中で、同じグループからの不在情
報のアンド条件をとって該当グループのリレー端末器5
に対して該当照明装置7への電源供給を停止させるの
で、中規模なエリア内を人が移動しているときはそのエ
リア内の全ての照明器具7は消灯しなくなり、また、人
が頻繁に移動するような場所では人が一々照明を点灯さ
せる必要がなくなり、利便性を向上することができる。
一方、グルーピングされたあるエリアからすべての人が
居なくなったときに始めて、そのエリア(グループ)の
照明装置7への電源供給が停止されるので、グルーピン
グした所望のエリア単位での省力化を図ることができ
る。
【0025】すなわち、所定のエリアの人の存在/不在
を検出する複数のセンサ3と、照明器具7に対する電源
供給接点の切り替えを行うリレー端末器5とに伝送信号
線2を介して接続された照明主操作盤1が照明制御を行
う上で、照明主操作盤1内のメモリ22に予めセンサ
3、リレー端末器5(照明装置7)をエリア毎にグルー
ピングしておき、グルーピングされたエリア内のすべて
のセンサ3により人の不在が検知された場合に、該当リ
レー端末器5を制御して該当照明器具7への電源供給そ
のものを自動的に停止することで、そのエリアで使用さ
れる照明器具7の待機電力による電力消費をなくすこと
ができ、快適性と省電力化とを両立させた照明制御を行
うことができる。
【0026】グルーピングは、親機である照明主操作盤
1の子機管理テーブル25で管理されるので、親機のテ
ーブルの設定を変更するだけで、照明器具7のさまざま
なグループ分けが可能になり、多くの照明器具7を取り
付けたフロアなどでは、組織や部屋割りの変更に対し
て、照明の仕方を容易に対応させることができる。人感
センサは人の存在あるいは不在を、検出範囲内での物体
の移動により検出するが、例えば会議室などで行う会議
には、人の動きがさほどない会議もある。
【0027】この場合、会議室内に会議参加者が入るに
もかかわらず、人感センサが人の不在を検出(誤検出)
して照明器具に対する減光制御が行われる可能性があ
り、このような誤動作は会議参加者にとって不快なこと
である。そこで、このような不快な動作を防止しつつ省
力化を行う快適性と省力化を両立できる照明制御システ
ムについて以下に説明する。図5は本発明に係る第2実
施形態の照明制御システムの構成を示す図である。な
お、この第2実施形態における照明主操作盤51の構成
は、図2と同様であり、通信データは、図3に示されて
いるものと同様である。
【0028】この第2実施形態の照明制御システムは、
図5に示すように、伝送信号線52を通じて照明器具5
7を制御・監視するシステムであって、照明器具57に
対して商用電源60からの電源を電源線58を通じて供
給するリレー端末器55と、所定のエリア内における人
の有無を検出する人検出機能を有し、人が居ないことが
検出された場合に伝送信号線52を通じて照明主操作盤
51に不在通知(不在信号の送信)を行う人感センサ5
3と、会議室などの壁面に取り付けられ、人感センサ5
3の人検出機能を有効にするか否かを人が選択しONあ
るいはOFF操作する選択手段としての人感機能切替ス
イッチ59と、この人感機能切替スイッチ59の人検出
機能の有効/無効の選択に応じてリレー端末器55に対
する制御情報(通信データ)を送信することで照明器具
57に対する制御動作を行う照明主操作盤51とを備え
る。
【0029】照明主操作盤51は人感機能切替スイッチ
59により人感センサ53の人検出機能の無効が選択さ
れていた場合に人感センサ53からの不在通知(不在信
号の受信)に対応せず、人感機能切替スイッチ59によ
り人感センサ53の人検出機能が有効と選択されていた
場合に人感センサ53からの不在通知の受信で商用電源
60から照明器具57への電源供給を停止させるための
制御情報を通信データに挿入して該当リレー端末器55
に対して送信する。
【0030】リレー端末器55は、照明主操作盤51か
ら伝送信号線52を通じて通信データ(電源供給停止の
制御情報)を受信した場合に、自身のリレー接点をOF
Fし、商用電源60から照明器具57への電源供給を停
止することで照明器具57の省電力化を行う。なお、照
明器具57に対する省電力化のための制御動作として
は、上記以外に、例えば調光センサを用いた照明器具5
7の調光制御(照明を減光させる)などもある。
【0031】続いて、図6の通信シーケンスチャートを
参照してこの第2実施形態の照明制御システムの動作を
説明する。この第2実施形態の照明制御システムでは、
ある会議室などで会議を開催する際に、会議参加者によ
って会議室の壁面に設けられた人感機能切替スイッチ5
9が例えばONされる(S101)。
【0032】すると、人感機能切替スイッチ59から伝
送信号線52を通じて照明主操作盤51へ人感機能切替
スイッチ59がオンされたことが通知される。この通知
により、照明主操作盤51(のCPU21)は、人感機
能を有効と判定し、人感センサ53からの不在検出に対
して対応するようになる。
【0033】その後、会議が終了して部屋から人が居な
くなり、人感センサ53が人の不在を検出すると(S1
02)、人感センサ53から、人の不在を示す情報が通
信データに挿入されて伝送信号線52を通じて照明主操
作盤51へ送信される。この通信データを照明主操作盤
51が受信すると、室内の照明をOFF制御する(S1
03)。
【0034】また、しばらくして、その会議室に人が入
室すると、人感センサ53が人の存在を検出する(S1
04)。すると、人感センサ53から、人の存在を示す
情報が通信データに挿入されて伝送信号線52を通じて
照明主操作盤51へ送信される。この通信データを照明
主操作盤51(の通信インターフェース23)が受信す
ると、CPU21は室内の照明をON制御する(S10
5)。
【0035】一方、会議室において、あまり人の動きが
ない会議を開催する際には、室内のセンサ53により人
の不在の誤検出が発生することがある。そこで、この照
明制御システムでは、誤検出での照明制御を防止するた
めに、会議参加者の意志によって人感機能を無効にする
選択を行えるようにしている。
【0036】この場合、会議参加者によって、会議室の
壁面に設けられた人感機能切替スイッチ59がOFFさ
れると(S106)、人感機能切替スイッチ59から伝
送信号線52を通じて照明主操作盤51の通信インター
フェース23へ人感機能切替スイッチ59がオフされた
ことが通知される。この通知により、照明主操作盤51
のCPU21は、人感機能を無効と判定し、人感センサ
53から不在検出を無視するようになる。
【0037】なお、人感機能を無効と判定している期間
に受信された不在通知については、メモリ22に内部デ
ータとして記憶される。その後、人感機能を有効と判定
した際に、CPU21は、メモリ22に記憶されていた
不在通知の情報に合わせてリレー端末器55をON/O
FF制御する。
【0038】したがって、人感センサ53によって人の
不在が検出されて(S107)、人の不在を示す情報が
通信データに挿入されて伝送信号線52を通じて照明主
操作盤51の通信インターフェース23で受信されて
も、CPU21は、室内の照明に対する制御は行わな
い。
【0039】その会議後、この会議室で人の動きがある
会議が開催される際に、会議参加者によって、会議室の
壁面に設けられた人感機能切替スイッチ59がONされ
ると(S108)、人感機能切替スイッチ59から伝送
信号線52を通じて照明主操作盤51へ人感機能切替ス
イッチ59がオンされたことが通知される。この通知に
より、照明主操作盤51のCPU21は、人感機能を有
効と判定し、人感センサ53から不在検出に対して対応
するようになり、上記同様に人感センサ53の不在検出
により(S109)、その部屋の照明をOFF制御する
ようになる(S110)。
【0040】このようにこの第2実施形態の照明制御シ
ステムによれば、人の動きが少ない会議などを開催して
いる会議室あるいはトイレなどの場所で、人の存在を誤
検出し易い場合に、そこに居る人の意志で人感機能を無
効にできるので、意思に反して照明が消灯あるいは減光
してしまうようなことが無くなり、快適性と省電力化と
を両立させた照明制御を行うことができる。
【0041】続いて、本発明に係る第3実施形態の照明
制御システムについて説明する。図7は本発明に係る第
3実施形態の照明制御システムの構成を示す図である。
この第3実施形態の照明制御システムは、図7に示すよ
うに、人感センサ73a,73b,73cなどと、各人
感センサ73a,73b,73cに接続、あるいは/お
よび同じ位置に取り付けられた調光センサ74a,74
b,74cなどと、これら調光センサ74a,74b,
74cと調光信号線76を介して接続された照明器具7
7a,77b,77cなどと、商用電源80から供給さ
れる電源を電源線78を通じて照明器具77a,77
b,77cへ供給/停止する一つのリレー端末器75
と、人感センサ73a,73b,73cおよび調光セン
サ74a,74b,74cなどの各センサとリレー端末
器75などの照明子機と伝送信号線72を介して接続さ
れ、これら照明子機のアドレスとグループの管理を行
い、伝送信号線72を通じてこれら照明子機の動作制御
を行う照明主操作盤71とから構成されている。リレー
端末器75は商用電源80からの電源を照明器具77
a,77b,77cへ供給する電源供給手段である。人
感センサ73a,73b,73cは人の不在/滞在を検
知しそれを伝送信号線72を通じて照明主操作盤1に通
知する機能を有している。調光センサ74a,74b,
74cは周囲の明るさを検知しそれを伝送信号線72を
通じて照明主操作盤71に通知する機能と照明主操作盤
71からの制御により自身に接続されている照明器具7
7a,77b,77cに対する調光(増光,減光など)
を行う機能と有している。リレー端末器75は照明主操
作盤71からの制御により照明器具77a,77b,7
7cに対する電源供給を開始あるいは停止するととも
に、照明主操作盤71には自身の動作状態の情報を伝送
信号線72を通じて通知する。照明主操作盤71と上記
各センサおよびリレー端末器75は双方向通信機能を備
え、照明制御に関する親機(照明親機)と子機(照明子
機)の関係にある。照明器具77a,77b,77cは
インバータ回路が組み込まれた蛍光灯などの照明手段で
あり、部屋あるいはフロアの天井などに所定間隔で複数
取り付けられている。この照明器具77a,77b,7
7cは調光センサ74a,74b,74cからの調光信
号線76を通じた調光制御信号の入力により照明出力を
0%〜100%の範囲で可変可能である。
【0042】照明主操作盤71には、図8に示すよう
に、CPU21、メモリ92、通信インターフェース2
3、表示操作部24などが備えられている。メモリ92
には、管理手段としての子機管理テーブル95が記憶
(設定及び管理)されている。
【0043】この子機管理テーブル95には、伝送信号
線72に接続されている子機毎のアドレス情報(子機ア
ドレス)、子機が属するグループの情報(グループ)、
子機の状態(リレーON/OFF、調光出力レベル**
%、検知/不在)、各子機(これ例の場合、調光セン
サ)に接続されている照明器具の配置情報(x,y)な
どが管理されている。なお、x,yとは部屋のある隅を
x座標0,y座標0の基準位置としたときに、その位置
からどれだけ離れているかを相対的な数値で表したもの
であり、具体的にはメートルなどの単位でも良く、絶対
座標でも良い。
【0044】この例の場合、調光センサ74aに接続さ
れている照明器具77aの位置が壁の隅からx座標の方
向へ1m,y座標の方向へ1mの位置にあり、調光セン
サ74bに接続されている照明器具77bの位置が壁の
隅からx座標の方向へ1m,y座標の方向へ2mの位置
にあり、調光センサ74cに接続されている照明器具7
7cの位置が壁の隅からx座標の方向へ1m,y座標の
方向へ5mの位置にあることを示している。また、この
例では、人感センサ73a,73b,73c、調光セン
サ74a,74b,74c、リレー75などは同じグル
ープAに属しているものとする。
【0045】続いて、この第3実施形態の照明制御シス
テムの動作を説明する。この第3実施形態の照明制御シ
ステムでは、各人感センサ73a,73b,73cは人
の不在/滞在の状態を常に監視しており、状態に変化が
あると、検出信号を伝送信号線72を通じて照明主操作
盤71に通知する。例えば照明器具77aの下方におい
て、人あるいは物の動きがあり、人感センサ73aによ
って、人の存在が検知された場合、滞在信号が出力され
て照明主操作盤71に通知される。
【0046】照明主操作盤71は、人感センサ73aか
らの滞在信号が受信されると、子機管理テーブル95を
調べ、人感センサ73aがグループAに属していること
を認識する。そして、照明主操作盤71は、人感センサ
73aの検知範囲の中央に存在する照明器具77aを点
灯すべく、調光センサ74aに対して調光100%での
点灯を指示する制御信号を送信する。この制御信号を受
信した調光センサ74aは、照明器具77aを調光10
0%で点灯させる。照明器具77aと同じグループAに
属する照明器具77b,77cに対しては、子機管理テ
ーブル95を調べて、その位置情報から照明器具77a
と照明器具77bとが1メートル離れており、照明器具
77aと照明器具77cとが4メートル離れていること
を計算し、それぞれの距離に応じた調光を行うよう制御
信号を各調光センサ74b,74cへ送信する。この例
の場合、照明器具77bを調光50%、、照明器具77
cを調光20%とする制御信号を送信する。
【0047】これにより、人が検知された位置の照明器
具77aが調光100%で点灯され、そこから1メート
ル離れた照明器具77bは調光50%で点灯され、そこ
から3メートル離れた照明器具77cは調光20%で点
灯されることになり、照明器具77aから離れるほど徐
々に減光量が多くされた照明状態となり、その位置に居
る人の快適性が保たれる。また、その位置から人が居な
くなると、人感センサ73aにより不在が検知されて、
不在信号が出力されて照明主操作盤71に人の不在が通
知される。照明主操作盤71は、人感センサ73aから
の不在信号が受信されると、子機管理テーブル95を調
べ、人感センサ73aがグループAに属していることを
認識する。
【0048】そして、照明主操作盤71は、同じグルー
プAの人感センサ73b,73cの検知状況を確認し、
すべての人感センサ73a,73b,73cが不在を検
知していた場合、グループAの照明器具77a,77
b,77cへ電源供給を行っているリレー端末器75に
対して遮断を指示する制御信号を送信する。
【0049】この制御信号を受信したリレー端末器75
は、リレー接点をオフし、照明器具77a,77b,7
7cへ電源供給を停止する。これにより、図9に示すよ
うに、グループAのすべての照明器具77a,77b,
77cが消灯し、この場合、待機電力が消費されなくな
ることから、単なる調光0%での消灯ではなく、電力供
給停止による省力化を図ることができる。
【0050】ここで、ある位置の照明器具(調光セン
サ)からの距離に応じて他の照明器具(調光センサ)の
調光量を変えるための調光エリア設定動作について説明
する。この設定は、照明主操作盤71に備えられている
表示操作部24で行う。すなわち、照明主操作盤71の
表示操作部24に所定の操作(例えば調光範囲設定ボタ
ンを押すなどの操作)を行うことで、CPU21によ
り、図10に示すような設定画面120が表示される。
【0051】この設定画面120には、縦横5×5個の
丸いオブジェクトが表示される。このオブジェクトは照
明器具(調光センサ)の点灯条件(エリア(枠の範
囲)、調光量(調光*%))を設定するためのものであ
り、中央のオブジェクトが他と区別できるように異なる
表示形態(カラーが違うなど)となっている。
【0052】この中央のオブジェクトを中心に複数の調
光エリアを指定できる。この例では、調光50%のエリ
ア(第1エリアP)と、調光20%のエリア(第2エリ
アQ)の2つのエリアを指定するものとする。
【0053】表示操作部24の第1エリア指定ボタンを
押すと、エリア指定のための枠が表示されるので、表示
された枠が所望のエリアになるように移動操作し、確定
ボタンを押すことで調光50%のエリアを設定できる。
また、表示操作部24の第2エリア指定ボタンを押す
と、エリア指定のための枠が上記とは異なる形態(異な
るカラーの線や線の種類自体が異なるものなど)で表示
されるので、表示された枠が所望のエリアになるように
移動操作し、確定ボタンを押すことで調光20%のエリ
アを設定できる。
【0054】図10の例は、中央のオブジェクトの周囲
のオブジェクトを囲む範囲を調光50%の第1エリアと
し、それから横の列に広くした範囲を調光20%の第2
エリアとしたものである。
【0055】また、図11に示すように、中央のオブジ
ェクトの上下2つのオブジェクトを囲む範囲を調光50
%の第1エリアとし、中央のオブジェクトの左右2つの
オブジェクトを囲む範囲を調光20%の第2エリアとす
るようなこともできる。
【0056】続いて、上記図10の調光エリアの設定で
の具体的な調光動作を説明する。この場合、図12に示
すように、一つのフロアに縦横3×7台の照明器具(調
光センサ)が配置されているものとする。
【0057】この場合、人が始めに点Xの地点に居る
と、その地点X上の照明器具が調光100%で点灯さ
れ、その周囲の8台の照明器具(調光センサ)が調光5
0%で点灯される。そして、人が点Yの地点に移動する
と、その移動に伴ない調光50%のエリアが移動する。
さらに、人が点Zの地点に移動すると、その移動に伴な
い調光50%のエリアが移動する。
【0058】このようにこの第3実施形態の照明制御シ
ステムによれば、人感グループエリアA内において、人
が検知された箇所の照明器具77aが点灯し、同じエリ
アで人が不在と検知された箇所の照明器具77b,77
cについては該当調光センサ74aからの距離に応じて
レベルを下げるよう調光制御するので、その場所に居る
人に違和感を与えることなく快適な照明環境を提供でき
る。また、同じ人感グループエリアA内において、すべ
ての心眼センサ73a,73b,73cにより人の不在
が検知された場合は、リレー端末器75がオフしてエリ
ア内のすべての照明器具77a,77b,77cに対す
る電源供給が停止されるので、待機電力の消費が無くな
り、一層の省力化を図ることができる。
【0059】また、照明主操作盤71に、少なくとも一
つの調光エリアの設定を行う機能を備えたことで、照明
器具の配置自体は固定されているものの、その中での照
明器具に対する自由な調光及び点消灯制御が可能にな
る。
【0060】また、人の移動に伴ない、照明の中心とそ
の周囲の調光エリアが追従してゆくので、移動先に照明
がないことがなくなり、人は違和感なく移動できる。
【0061】なお、本発明は上記実施形態のみに限定さ
れるものではない。上記実施形態では、エリア毎に子機
をグルーピングするためのテーブルである子機管理テー
ブル25を照明主操作盤1のメモリに設定(記憶)して
おき、親機での子機管理やグループ割の設定変更を可能
としたが、多数の子機を親機が管理するとなると、親機
の負荷が大きくなる。そこで、複数の子機が同じグルー
プであることを識別する手段として、例えばディップス
イッチなどを個々の子機、例えば人感センサなどに設け
る。このように複数のうちのいずれか一つの人感センサ
に、同じグループ内の人感検知状態を監視する機能を持
たせ、自らを含む同一グループ内のすべてのセンサが不
在と検知した場合に該当エリア内のすべてのリレー端末
器をOFFする信号を出力してリレー端末器をOFFし
てもよい。また、ディップスイッチに限らず、ある特定
の人感+調光センサに同じグループとなる人感センサの
アドレス情報を記憶させておき、該当アドレスの各セン
サを特定のセンサが監視するようにしても良い。
【0062】
【発明の効果】 以上説明したように本発明によれば、
照明親機において、予め少なくとも一つの照明子機をグ
ルーピングして管理手段に管理しておき、照明子機から
の照明制御情報が受信されると、照明制御情報を送信し
た照明子機のグループを管理手段から調べ、同一グルー
プのすべての照明子機から照明制御情報が受信された場
合に該当するグループの照明子機に対して該当照明器具
の調光動作あるいは電源供給動作を制御するので、省電
力化と利便性とを両立させた照明制御を行うことができ
る。また、本発明によれば、選択手段により監視機能が
無効にされた場合には照明制御は行わないので、監視機
能の誤検出のために、人がその場所に居るにもかかわら
ず照明が減光してしまうことや、照明器具に対する電源
供給が停止され、照明が消灯するといった不快な自体を
回避でき、快適性を向上できる。また、選択手段により
監視機能が有効にされた場合に照明制御を行うので、省
電力化を図ることができる。すなわち、省電力化と利便
性とを両立させた照明制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る第1実施形態の照明制御システ
ムの構成を示す図。
【図2】 この照明制御システムにおいて、照明主操作
盤の構成を示す図。
【図3】 この照明制御システムにおける通信データを
示す図。
【図4】 グルーピングの一例を示す図。
【図5】 本発明に係る第2実施形態の照明制御システ
ムの構成を示す図。
【図6】 この照明制御システムの動作を示す通信シー
ケンスチャート。
【図7】 本発明に係る第3実施形態の照明制御システ
ムの構成を示す図。
【図8】 この照明制御システムにおいて、照明主操作
盤の構成を示す図。
【図9】 この照明制御システムにおいて、すべての人
感センサにより不在が検知された場合の照明の消灯動作
を示す図。
【図10】 この照明制御システムにおいて、基点の照
明器具に対し、そこからの距離に応じて他の照明器具の
調光量を変えるための設定画面の一例を示す図。
【図11】 図10の画面において、調光範囲を指定す
る他の例を示す図。
【図12】 人の移動に伴ない照明が追従して点灯及び
調光される様子を示す図。
【図13】 従来の照明制御システムを示す図。
【符号の説明】
1,51,71…照明主操作盤、2,52,72…伝送
信号線、3…センサ、53,73a,73b,73c…
人感センサ、74a,74b,74c…調光センサ、
5、6,76…調光信号線、7,57,77a,77
b,77c…照明器具、8,58,78…電源線、1
0,60,90…商用電源、21…CPU、22…通信
インターフェース、23…メモリ、24…表示操作部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 正之 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 高橋 健治 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA04 AA11 AA46 AA47 AA53 AA62 AA74 AA77 AA83 AA85 BA25 BA28 BA34 CA01 CA05 CG16 CG29 CG32 CG44 CH06 CJ01 CJ08 CJ16 CJ22

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明器具を制御するための人感センサと
    通信線を介して接続された照明親機において、 少なくとも一つの人感センサといずれか一つの人感セン
    サが人の存在を検知した場合に調光および/または点消
    灯される複数の照明器具とを予めグループ分けして管理
    する管理手段と;ある人感センサにより人の存在が検知
    された場合、前記人感センサが属するグループの該当照
    明器具に対して前記管理手段の管理内容に基づいて調光
    制御および/または点消灯制御を行う制御手段と;を具
    備したことを特徴とする照明親機。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の照明親機において、 前記管理手段にはグループ毎の照明器具の配置情報が管
    理されており、 前記制御手段は、 前記管理手段の照明器具の配置情報を基に、点灯中心の
    照明器具からの距離に応じて他の照明器具を減光制御す
    る手段を具備したことを特徴とする照明親機。
  3. 【請求項3】 照明器具を制御するための少なくとも一
    つの人感センサ、調光手段および電源供給手段に通信線
    を介して接続された照明親機において、 各人感センサ、調光手段および電源供給手段をグループ
    分けして管理する管理手段と;ある人感センサにより人
    の不在が検知された場合、不在検知した人感センサのグ
    ループを前記管理手段から調べ、同一グループのすべて
    の人感センサにより不在検知された場合に前記グループ
    の調光手段による該当照明器具への調光動作、あるいは
    前記電源供給手段による該当照明器具への電源供給動作
    を制御する制御手段と;を具備したことを特徴とする照
    明親機。
  4. 【請求項4】 少なくとも一つの照明器具と;前記少な
    くとも一つの照明器具により照明される所定のエリアに
    おける人の滞在状況を監視し人の不在が検出された場合
    に不在通知を行う人感手段と;前記人感手段による人の
    監視機能を有効にするか否かを選択するための選択手段
    と;前記選択手段により監視機能が無効にされた場合、
    前記人感手段から通知された不在通知を無視し、前記選
    択手段により監視機能が有効にされた場合に、前記人感
    手段から通知された不在通知に基づき前記照明器具に対
    する電源供給停止制御あるいは調光制御を行う制御手段
    と;を具備したことを特徴とする照明制御システム。
  5. 【請求項5】 ある位置の照明からの距離に応じて他の
    照明の調光量を変えるための調光エリアを照明親機に設
    定する方法であって、 前記照明親機に対して点灯条件設定のための操作を行う
    ステップと;操作に応じて一つの照明を基点とした複数
    の照明の点灯条件を設定するための画面を前記照明親機
    に表示するステップと;前記照明親機に表示された前記
    画面上において、前記基点からの範囲が指定された場
    合、該当範囲の照明の調光量を前記照明親機に設定する
    ステップと;を有することを特徴とする調光エリア設定
    方法。
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