JP2016025643A - リモートコントロール装置 - Google Patents

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修輔 成田
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Abstract

【課題】 消費電力を低減した、RF通信で操作信号を送信可能なリモートコントロール装置を提供する。【解決手段】 外部機器に対して無線で操作信号を送信する第1無線通信部(RF通信部150)と、前記外部機器においてダイアログ表示、エラー発生、コンテンツの再生終了、メール受信、または緊急放送受信の際に発信されるトリガー信号を受信する、第2無線通信部(IR通信部160)と、前記第1無線通信部のオン状態とオフ状態とを制御する制御部(100)と、を備え、前記制御部(100)は、前記第1無線通信部がオフ状態のときに前記トリガー信号が検出されたとき、前記第1無線通信部の状態をオン状態にするよう制御することを特徴とするリモートコントロール装置を提供する。【選択図】 図4

Description

本発明の一態様は、操作対象機器である表示装置などを操作可能なリモートコントロール装置(リモコン)などに関する。
現在、操作対象機器である表示装置などをリモコン(リモートコントロール装置)で操作するシステムが普及している。近年、このリモコンが操作対象機器及びリモコンの双方が高機能化し、操作対象機器とリモコンとの間で送受信される信号量(データ量)が増加している。この状況に対応するため、従来はIR(赤外線)通信で実行されていた機器間の通信が、RF(高周波)通信で実行されることが多くなってきた。ところで、特許文献1、特許文献2、及び特許文献3には、スリープ状態から復帰するリモコンに関する技術が開示されている。
特開2012−54657号公報 特開2004−356786号公報 特開2011−193213号公報
しかしながら、上記のRF通信を利用する所謂RFリモコンでは、消費電力が高くなる。そこで、このRFリモコンの消費電力を低減するために、所謂スリープ状態を効果的に利用することが必要となる。しかしながら、RFリモコンではスリープ状態からの復帰にある程度の時間を要するため、ユーザが、スリープ状態から復帰中のRFリモコンを利用することができないといった課題があった。
本発明は、上記課題を解決するために次のような手段を採る。なお、以下の説明において、発明の理解を容易にするために図面中の符号等を括弧書きで付記するが、本発明の各構成要素はこれらの付記したものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
本発明の手段1は、
外部機器(表示装置20)に対して無線で操作信号を送信する第1無線通信部(RF通信部150)と、
前記外部機器においてダイアログ表示、エラー発生、コンテンツの再生終了、メール受信、または緊急放送受信の際に発信されるトリガー信号を受信する、第2無線通信部(IR通信部160)と、
前記第1無線通信部のオン状態とオフ状態とを制御する制御部(100)と、を備え、
前記制御部(100)は、前記第1無線通信部がオフ状態のときに前記トリガー信号が検出されたとき、前記第1無線通信部の状態をオン状態にするよう制御し、
前記第1無線通信部(RF通信部150)は前記第2無線通信部(IR通信部160)よりも単位時間に多くの信号を送信可能である
ことを特徴とするリモートコントロール装置(RFリモコン10)である。
上記構成のリモートコントロール装置(RFリモコン10)によれば、ユーザが外部機器の操作を開始する可能性が高いタイミングで発信されるトリガー信号に基づいて第1無線通信部(RF通信部150)を起動するため、ユーザが操作を開始する前に予めスリープ状態からの復帰処理を開始することができる。これにより、操作性を高めることができる。
本発明の手段2は、
外部機器(表示装置20)に対して無線で操作信号を送信する第1無線通信部(RF通信部150)と、
前記外部機器から発信されるトリガー信号を中継機器(スマートデバイス30)を介して受信する第2無線通信部(IR通信部160)と、
前記無線通信部のオン状態とオフ状態とを制御する制御部(100)と、を備え、
前記制御部(100)は、前記無線通信部がオフ状態のときに前記トリガー信号が検出されたとき、前記第1無線通信部の状態をオン状態にするよう制御し、
前記第1無線通信部(RF通信部150)は前記第2無線通信部(IR通信部160)よりも単位時間に多くの信号を送信可能である
ことを特徴とするリモートコントロール装置(RFリモコン10)である。
上記構成のリモートコントロール装置(RFリモコン10)によれば、中継機器を介して受信したトリガー信号に基づいて第1無線通信部(RF通信部150)を起動して、スリープ状態からの復帰処理を開始することができる。これにより、操作性を高めることができる。
本発明の手段3は、
外部機器(表示装置20)に対して無線で操作信号を送信する無線通信部(RF通信部150)と、
振動を検出する振動検出部(振動センサ140)と、
前記無線通信部のオン状態とオフ状態とを制御する制御部(100)と、を備え、
前記制御部(100)は、前記無線通信部がオフ状態のときに前記振動検出部が振動を検出したとき、前記無線通信部の状態をオン状態にするよう制御する
ことを特徴とするリモートコントロール装置(RFリモコン10)である。
上記構成のリモートコントロール装置(RFリモコン10)によれば、検出された振動に基づいて第1無線通信部(RF通信部150)を起動して、スリープ状態からの復帰処理を開始することができる。これにより、操作性を高めることができる。
本発明の手段4は、
前記振動検出部(振動センサ140)は、外部機器から無線で送信されたトリガー信号によって発生した振動(スマートデバイス30の振動)を検出する
ことを特徴とする手段3のリモートコントロール装置(RFリモコン10)である。
上記構成のリモートコントロール装置(RFリモコン10)によれば、トリガー信号を受信した機器を介して間接的に振動を検出して、スリープ状態からの復帰処理を開始することができる。これにより、操作性を高めることができる。
実施形態1のシステムの構成例を示す図。 RFリモコンの構成例を示す図。 表示装置の構成例を示す図。 実施形態1のスリープ復帰処理の具体例を示すフローチャート。 実施形態2のシステムの構成例を示す図。 スマートデバイスの構成例を示す図。 実施形態2のスリープ復帰処理の具体例を示すフローチャート。 実施形態3のシステムの構成例を示す図。 実施形態3のスリープ復帰処理の具体例を示すフローチャート。
本発明に係る実施形態について、以下の構成に従って図面を参照しながら具体的に説明する。ただし、以下で説明する実施形態はあくまで本発明の一例にすぎず、本発明の技術的範囲を限定的に解釈させるものではない。なお、各図面において、同一の構成要素には同一の符号を付しており、その説明を省略する場合がある。
1.実施形態1
(1)システムの構成例
(2)スリープ復帰処理の具体例
2.実施形態2
(1)システムの構成例
(2)スリープ復帰処理の具体例
3.実施形態3
(1)システムの構成例
(2)スリープ復帰処理の具体例
4.補足事項
5.本発明の特徴
<1.実施形態1>
まず、本発明の実施形態1について、図1乃至図4を参照しながら説明する。
<(1)システムの構成例>
図1は、本実施形態のシステムの構成例を示す図である。図1に示されるように、本実施形態のシステムは、RFリモコン10及び表示装置20を含んで構成される。表示装置20は、RFリモコン10によって操作可能に構成される。RFリモコン10と表示装置20との間では、RF(高周波)通信により操作信号の送受信が行われ、IR(赤外線)通信を利用してスリープ復帰処理が行われる。
<RFリモコン10>
図2は、RFリモコン10の構成例を示す図である。図2に示されるように、RFリモコン10は、制御部100、メモリ110、入力キー120、ジャイロセンサ130、振動センサ140、RF通信部150、及びIR通信部160を含んで構成される。
RFリモコン10は、通常モードとスリープモードとの少なくとも2つのモードで動作する。通常モードでは、RFリモコン10に含まれる各要素に電力が供給される。一方、スリープモード(スリープ状態)では、RFリモコン10に含まれる要素のうち、RF通信部150及びジャイロセンサ130を除く各構成に電力が供給される。なお、通常モードでは、振動センサ140及びIR通信部160には電力が供給されないよう制御されてもよい。これらの電力供給は、制御部100によって制御される。
<制御部100>
制御部100は、RFリモコン10における種々の処理を実行可能に構成された制御手段であり、RFリモコン10の各構成を制御可能に構成される。
制御部100は、入力キー120及びジャイロセンサ130からの入力に基づいて操作信号を生成し、この操作信号をRF通信部150から表示装置20に対して送信させるよう制御する。また、制御部100は、IR通信部160で受信された復帰信号に基づいて、RF通信部150をオフ状態からオン状態へと切り替えるよう制御する。
<メモリ110>
メモリ110は、制御部100の制御により、種々のデータを記憶し、記憶しているデータを制御部100に出力するよう構成される。
<入力キー120>
入力キー120は、RFリモコン10に設けられた物理キー(物理ボタン)が押下されたことを検出し、検出結果を制御部100に出力するよう構成される。
<ジャイロセンサ130>
ジャイロセンサ130は、ユーザがRFリモコン10を振ったりする操作で発生した変位の角速度を検出し、検出された角速度に関する情報を制御部100に出力するよう構成される。
<振動センサ140>
振動センサ140は、RFリモコン10に外部から与えられた振動を検出し、検出結果を制御部100に出力するよう構成される。なお、振動センサ140はジャイロセンサ130と同一構成であってもよい。この場合、スリープモードではジャイロセンサ130は振動を検出できる程度の精度で動作するように電力が供給される必要がある。
<RF通信部150>
RF通信部150は、RF(高周波)通信により、表示装置20に対して操作信号を送信するよう構成される。
<IR通信部160>
IR通信部160は、概ね家庭内の各部屋内で近距離での通信が可能なIR(赤外線)通信により復帰信号を受信するよう構成される。本実施形態では、復帰信号は表示装置20のIR通信部260から送信される。
<表示装置20>
図3は、表示装置20の構成例を示す図である。表示装置20は、制御部200、メモリ210、表示部220、RF通信部250、IR通信部260、及びWi−Fi通信部270を含んで構成される。
<制御部200>
制御部200は、表示装置20における種々の処理を実行可能に構成された制御手段であり、表示装置20の各構成を制御可能に構成される。
制御部200は、RF通信部250で受信された操作信号に基づいて、メモリ210、表示部220を制御して、ユーザにより視聴可能な映像を表示及び制御するよう構成される。また、制御部200は、メモリ210に記憶された種々のソフトウェアを実行するよう構成される。制御部200は、実行中のソフトウェアにおいて、ダイアログ表示、エラー発生、コンテンツの再生終了、メール受信、または緊急放送受信が発生したときに、復帰信号を送信するようIR通信部260またはWi−Fi通信部270を制御するよう構成される。なお、復帰信号の条件(トリガ)となるのは上記に列挙したものに限定されるものではなく、所定の条件に基づいて復帰信号を送信するよう制御してもよい。
<メモリ210>
メモリ210は、制御部200の制御により、種々のデータを記憶し、記憶しているデータを制御部200に出力するよう構成される。
<表示部220>
表示部220は、LCD(Lyquid Crystal Display)または有機ELディスプレイなどで構成され、制御部200の制御により画像(映像を含む)を表示するよう構成される。
<RF通信部250>
RF通信部250は、RF(高周波)通信により、表示装置20から操作信号を受信し、受信した操作信号を制御部200に出力するよう構成される。
<IR通信部260>
IR通信部260は、制御部200の制御により、IR(赤外線)通信で復帰信号を送信するよう構成される。
<Wi−Fi通信部270>
Wi−Fi通信部270は、制御部200の制御により、Wi−Fi通信で信号を送受信できるよう構成される。
<(2)スリープ復帰処理の具体例>
次に、本実施形態のシステムで実行されるスリープ復帰処理について、図4に示すスリープ復帰処理のフローチャートを参照しながら説明する。
<S500〜S520>
RFリモコン10のRF通信部150がその機能を停止しているスリープモードのときに、表示装置20において実行中のソフトウェアにおいて、ダイアログ表示、エラー発生、コンテンツの再生終了、メール受信、または緊急放送受信などの復帰タイミングが検知されると(S500〜S510)、表示装置20の制御部200は、IR通信部260からRFリモコン10に対して復帰信号を送信する(S520)。なお、表示装置20の制御部200は必ずしもRFリモコン10がスリープモードであるか否かを認識している必要はなく、復帰タイミングで常に復帰信号を送信するようにしてもよい。
<S530>
RFリモコン10のIR通信部160がこの復帰信号を受信すると、制御部100はRFリモコン10をスリープモードから通常モードへと遷移させる(S530)。具体的には、制御部200は、電力が供給されていなかったRF通信部150及びジャイロセンサ130に電力を供給するよう制御する。これによって、RFリモコン10は、RF通信部
150から表示装置20に対して操作信号を送信できる通常モードの状態となる。RFリモコン10が通常モードに遷移したら、スリープ復帰処理は終了する(S540)。
<2.実施形態2>
次に、本発明の実施形態2について、図5乃至図7を参照しながら説明する。本実施形態のシステムは、実施形態1のシステムに含まれるRFリモコン10及び表示装置20に加え、スマートデバイス30及びルーター40が含まれる点で相違する。本実施形態ではこの構成の違いにより、スリープ復帰処理の内容が相違している。ただし、RFリモコン10及び表示装置20の構成については同様である。以下、実施形態1と比較した本実施形態の特徴部分について説明するが、実施形態1と同様の内容についてはその説明を省略する。
<(1)システムの構成例>
図5は、本実施形態のシステムの構成例を示す図である。図5に示されるように、本実施形態のシステムは、RFリモコン10、表示装置20、スマートデバイス30、及びルーター40を含んで構成される。表示装置20は、ルーター40に対してWi−Fi通信で信号を送信する。ルーター40は、Wi−Fi通信でスマートデバイス30に信号を送信する。スマートデバイス30は、IR通信でRFリモコン10に信号を送信する。RFリモコン10は、RF通信で表示装置20に信号を送信する。
<スマートデバイス30>
図3は、スマートデバイス30の構成例を示す図である。図6に示されるように、スマートデバイス30は、制御部300、メモリ310、タッチパネル320、ジャイロセンサ330、IR通信部360、Wi−Fi通信部370、及び振動部380を含んで構成される。スマートデバイス30は、スマートフォンまたはタブレットなどの電子機器である。なお、スマートデバイス30は、上記以外の構成として3G通信部、カメラ機能部などを備えてもよいが、本実施形態の特徴部分ではないためここではその説明を省略している。
<制御部300>
制御部300は、スマートデバイス30における種々の処理を実行可能に構成された制御手段であり、スマートデバイス30の各構成を制御可能に構成される。
制御部300は、Wi−Fi通信部370で受信した、表示装置20からルーター40を介して復帰信号を受信したときに、IR通信部360からRFリモコン10に対して復帰信号を送信するよう制御する。
<メモリ310>
メモリ310は、制御部300の制御により、種々のデータを記憶し、記憶しているデータを制御部300に出力するよう構成される。
<タッチパネル320>
タッチパネル320は、画像を表示する表示部と一体的に構成されており、ユーザの指または指示具の接触(タッチ)または近接を検出し、検出した状態を制御部300に出力するよう構成される。
果を制御部100に出力するよう構成される。
<ジャイロセンサ330>
ジャイロセンサ330は、ユーザがスマートデバイス30を振ったりする操作で発生した変位の角速度を検出し、検出された角速度に関する情報を制御部300に出力するよう構成される。
<IR通信部360>
IR通信部360は、IR(赤外線)通信により復帰信号を送信するよう構成される。
<Wi−Fi通信部370>
Wi−Fi通信部370は、制御部300の制御により、Wi−Fi通信で信号を送受信できるよう構成される。本実施形態では、Wi−Fi通信部370は、表示装置20のWi−Fi通信部270から復帰信号を受信する。
表示装置20のWi−Fi通信部270は、制御部200の制御により、所定の条件に基づいてスマートデバイス30に対して復帰信号を送信する。
<振動部380>
振動部380は、制御部300の制御により振動を起こすことができるよう構成される。振動部380は、例えば電流駆動されるモータを含んで構成される。
<(2)スリープ復帰処理の具体例>
次に、本実施形態のシステムで実行されるスリープ復帰処理について、図7に示すスリープ復帰処理のフローチャートを参照しながら説明する。なお、実施形態1と同様の処理については、同じ符号を付してその説明を省略する。
<S521>
表示装置20の制御部200が、RFリモコン10の復帰タイミングを検知すると(S510)、表示装置20の制御部200は、Wi−Fi通信部270からスマートデバイス30に対して復帰信号を送信する(S521)。Wi−Fi通信部270から送信された復帰信号は、ルーター40を介してスマートデバイス30に対して送信される。
<S522>
スマートデバイス30が復帰信号を受信すると、スマートデバイス30の制御部300は、IR通信部360を制御して、RFリモコン10に対して復帰信号を送信(転送)する(S522)。
上記の処理によって、RFリモコン10は復帰信号を受信し、制御部100はスリープモードから通常モードへの遷移を実行する(S530)。これによって、RFリモコン10は、RF通信部150からRF通信で表示装置20に対して操作信号を送信することができるようになる。
<3.実施形態3>
次に、本発明の実施形態3について、図8及び図9を参照しながら説明する。本実施形態のシステムは、実施形態2と同様の構成を含んでいるが、スマートデバイス30からRFリモコン10に対して信号の送信は行われず、物理的な振動によりスマートデバイス30からRFリモコン10に対して復帰信号の擬似的な転送が行われる。これにより、本実施形態ではスリープ復帰処理の内容が相違している。ただし、システムに含まれる各構成については実施形態2と同様である。以下、実施形態2と比較した本実施形態の特徴部分について説明するが、実施形態2と同様の内容についてはその説明を省略する。
<(1)システムの構成例>
図8は、本実施形態のシステムの構成例を示す図である。図8に示されるように、本実施形態のシステムは、実施形態2と同様に、RFリモコン10、表示装置20、スマートデバイス30、及びルーター40を含んで構成される。上記のとおり、スマートデバイス30とRFリモコン10とは信号の送受信を行わない。RFリモコン10は、スマートデバイス30に重ねられるように置かれており、これによりRFリモコン10はスマートデバイス30の振動に同期して振動する。
<(2)スリープ復帰処理の具体例>
次に、本実施形態のシステムで実行されるスリープ復帰処理について、図9に示すスリープ復帰処理のフローチャートを参照しながら説明する。なお、実施形態2と同様の処理については、同じ符号を付してその説明を省略する。
<S523>
スマートデバイス30が復帰信号を受信すると、制御部300は振動部380を振動させるよう制御する(S523)。
<S531>
上記処理によってスマートデバイス30が振動すると、スマートデバイス30に重ねて置かれたRFリモコン10の振動センサ140はこの振動を検知して、検知結果を制御部300に送信する。この振動の検出に応答して、制御部300はRFリモコン10をスリープモードから通常モードへと遷移させる(S531)。これにより、RFリモコン10は表示装置20に対してRF通信部160によるRF通信で操作信号を送信可能な状態となる。
<4.補足事項>
以上、本発明の実施形態についての具体的な説明を行った。上記説明は、あくまで一実施形態としての説明であって、本発明の範囲はこの一実施形態に留まらず、当業者が把握可能な範囲にまで広く解釈されるものである。
上記実施形態におけるWi−Fi通信、RF通信、及びIR通信を利用して信号の送受信が行われたが、これらの通信方式に限定されるものではない。本発明の目的は、RFリモコン10が待機時消費電力の高いRF通信部160をスリープモード時に停止させ、これにより消費電力を低減することである。すなわち、RFリモコン10から表示装置20に対して送信される信号は、IR通信などの近距離無線通信と比較して消費電力が比較的高い無線通信方式で送信される。一方、RFリモコン10では、スリープモード時にIR通信のような比較的消費電力が低い近距離無線通信による復帰信号の受信か、または振動を介した擬似的な復帰信号の受信をきっかけに、スリープモードから通常モードへの遷移が行われる。
上記実施形態では、表示装置20とスマートデバイス30との間のWi−Fi通信にルーター40が介在したが、このルーター40は必須の構成ではない。すなわち、表示装置20とスマートデバイス30とは直接Wi−Fi通信などで信号の送受信を行ってもよい。
また、上記実施形態の表示装置20は、RFリモコン10で操作される別の操作対象機器であってもよい。
また、ジャイロセンサ130または330は、加速度を検出可能な加速度センサに置き換えられてもよい。また、振動センサ140は、角速度または加速度を検出可能なセンサにより構成されてもよい。
<5.本発明の特徴>
以上、説明したような構成の映像送信システムに含まれる特徴的な装置及び方法は、以下のようなものである。
まず、本発明のリモートコントロール装置(RFリモコン10)は、外部機器(表示装置20)に対して無線で操作信号を送信する第1無線通信部(RF通信部150)と、外部機器においてダイアログ表示、エラー発生、コンテンツの再生終了、メール受信、または緊急放送受信の際に発信されるトリガー信号を受信する、第2無線通信部(IR通信部160)と、無線通信部のオン状態とオフ状態とを制御する制御部100と、を備え、制御部100は、第1無線通信部(RF通信部150)がオフ状態のときにトリガー信号が検出されたとき、第1無線通信部(RF通信部150)の状態をオン状態にするよう制御し、第1無線通信部(RF通信部150)は第2無線通信部(IR通信部160)よりも単位時間に多くの信号を送信可能であることを特徴とする。
上記構成のリモートコントロール装置(RFリモコン10)によれば、ユーザが外部機器の操作を開始する可能性が高いタイミングで発信されるトリガー信号に基づいて第1無線通信部(RF通信部150)を起動するため、ユーザが操作を開始する前に予めスリープ状態からの復帰処理を開始することができる。これにより、操作性を高めることができる。
また、本発明のリモートコントロール装置(RFリモコン10)は、外部機器(表示装置20)に対して無線で操作信号を送信する第1無線通信部(RF通信部150)と、外部機器から発信されるトリガー信号を中継機器(スマートデバイス30)を介して受信する第2無線通信部(IR通信部160)と、第1無線通信部のオン状態とオフ状態とを制御する制御部100と、を備え、制御部100は、第1無線通信部(RF通信部150)がオフ状態のときにトリガー信号が検出されたとき、第1無線通信部(RF通信部150)の状態をオン状態にするよう制御し、第1無線通信部(RF通信部150)は第2無線通信部(IR通信部160)よりも単位時間に多くの信号を送信可能であることを特徴とする。
上記構成のリモートコントロール装置(RFリモコン10)によれば、中継機器を介して受信したトリガー信号に基づいて第1無線通信部(RF通信部150)を起動して、スリープ状態からの復帰処理を開始することができる。これにより、操作性を高めることができる。
また、本発明のリモートコントロール装置(RFリモコン10)は、外部機器(表示装置20)に対して無線で操作信号を送信する無線通信部(RF通信部150)と、振動を検出する振動検出部(振動センサ140)と、無線通信部(RF通信部150)のオン状態とオフ状態とを制御する制御部100と、を備え、制御部100は、無線通信部(RF通信部150)がオフ状態のときに振動検出部(振動センサ140)が振動を検出したとき、無線通信部(RF通信部150)の状態をオン状態にするよう制御することを特徴とする。
上記構成のリモートコントロール装置(RFリモコン10)によれば、検出された振動に基づいて第1無線通信部(RF通信部150)を起動して、スリープ状態からの復帰処理を開始することができる。これにより、操作性を高めることができる。
また、本発明のリモートコントロール装置(RFリモコン10)では、振動検出部(振動センサ140)は、外部機器から無線で送信されたトリガー信号によって発生した振動(スマートデバイス30の振動)を検出することを特徴とする。
上記構成のリモートコントロール装置(RFリモコン10)によれば、トリガー信号を受信した機器を介して間接的に振動を検出して、スリープ状態からの復帰処理を開始することができる。これにより、操作性を高めることができる。
本発明は、対象機器を操作する、低消費電力リモコンなどとして好適に適用される。
10…リモコン
20…表示装置
30…スマートデバイス
40…ルーター
100…制御部
110…メモリ
120…入力キー
130…ジャイロセンサ
140…振動センサ
150…RF通信部
160…IR通信部
200…制御部
210…メモリ
220…表示部
250…RF通信部
260…IR通信部
270…Wi−Fi通信部
300…制御部
310…メモリ
320…タッチパネル
330…ジャイロセンサ
360…IR通信部
370…Wi−Fi通信部
380…振動部

Claims (4)

  1. 外部機器に対して無線で操作信号を送信する第1無線通信部と、
    前記外部機器においてダイアログ表示、エラー発生、コンテンツの再生終了、メール受信、または緊急放送受信の際に発信されるトリガー信号を受信する、第2無線通信部と、
    前記第1無線通信部のオン状態とオフ状態とを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1無線通信部がオフ状態のときに前記トリガー信号が検出されたとき、前記第1無線通信部の状態をオン状態にするよう制御し、
    前記第1無線通信部は前記第2無線通信部よりも単位時間に多くの信号を送信可能である
    ことを特徴とするリモートコントロール装置。
  2. 外部機器に対して無線で操作信号を送信する第1無線通信部と、
    前記外部機器から発信されるトリガー信号を中継機器を介して受信する第2無線通信部と、
    前記第1無線通信部のオン状態とオフ状態とを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1無線通信部がオフ状態のときに前記トリガー信号が検出されたとき、前記第1無線通信部の状態をオン状態にするよう制御し、
    前記第1無線通信部は前記第2無線通信部よりも単位時間に多くの信号を送信可能である
    ことを特徴とするリモートコントロール装置。
  3. 外部機器に対して無線で操作信号を送信する無線通信部と、
    振動を検出する振動検出部と、
    前記無線通信部のオン状態とオフ状態とを制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記無線通信部がオフ状態のときに前記振動検出部が振動を検出したとき、前記無線通信部の状態をオン状態にするよう制御する
    ことを特徴とするリモートコントロール装置。
  4. 前記振動検出部は、外部機器から無線で送信されたトリガー信号によって発生した振動を検出する
    ことを特徴とする請求項3に記載のリモートコントロール装置。
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