JP2012074895A - リモコン、そのリモコンを入力装置として含む表示装置やテレビ受像装置、およびリモコンや表示装置、テレビ受像装置の動作用プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】リモコンが高機能化するにしたがってその消費電力も大きくなるため、いわゆる「スリープ」機能を利用することで消費電力を抑えることが考えられる。しかしスリープ状態からの復帰の際にボタンなどを逐一押すのは手間であり、すぐに機器の操作を開始することができない、という課題がある。
【解決手段】以上課題解決のため、本発明は、手で持ちながら使用するリモコンであって、振動を検知する振動センサなどのセンサと、省電力のために電源から回路への通電の一部をカットし、又は復帰させる電源制御部と、振動センサの出力が所定の条件を満たすか判断する判断部と、前記カットが行われている場合に、判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合に、電源制御部に前記復帰の命令を出力する命令部と、前記所定の条件を保持する条件保持部と、を有するリモコンを提供する。
【選択図】図2
【解決手段】以上課題解決のため、本発明は、手で持ちながら使用するリモコンであって、振動を検知する振動センサなどのセンサと、省電力のために電源から回路への通電の一部をカットし、又は復帰させる電源制御部と、振動センサの出力が所定の条件を満たすか判断する判断部と、前記カットが行われている場合に、判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合に、電源制御部に前記復帰の命令を出力する命令部と、前記所定の条件を保持する条件保持部と、を有するリモコンを提供する。
【選択図】図2
Description
本発明は、表示装置やテレビ受像装置などの入力装置であるリモコンのスリープ状態からの復帰技術に関する。
従来、テレビをはじめとする家電機器やPCやその表示装置を遠隔操作するための操作用入力デバイスとしてリモコンが一般的に利用されている。このリモコンには、機器操作に必要な数の物理的な接点ボタンなどが設けられ、そのボタンごとに固有のリモコンコードが割り当てられている。そしてユーザによるボタンの押下げ操作を検知すると、そのボタンに割り当てられたコードを例えば赤外線通信などで操作の対象機器に送信し、そのコードで示される対象機器の制御を実行する、という具合である。
このように、従来のリモコンで実行される処理は、ボタンの接点の接触検知処理やリモコンコードの取得、変調処理、そして赤外線発光器の発光制御処理などが挙げられ、基本的には簡単な回路で実現することができる。つまり従来のリモコンは極めて低い消費電力で動作するものであり、アルカリやマンガンなどを利用した通常の一次電池(乾電池)等をその電力源とすることができる。
また、最近では操作内容やその他情報を表示するための液晶ディスプレイなどを備えるリモコンも提供されている。あるいは単純な接点ボタンに加えてタッチパネルを利用してタッチ操作を行うことができるリモコンも提供されている。しかしリモコンがこのように高機能化するにしたがってその消費電力も大きくなるため、このままではリモコンの一次電池を頻繁に取り替えるか、可搬性に劣る大型の二次電池などを利用する必要が生じてしまう。
そこで特許文献1には、折りたたみ式のノートPCや携帯電話に関して、その折りたたみによる本体の閉じ具合を検知し、閉じ具合に応じて省電力のための電源制御を段階的に行う技術が開示されている。あるいは、特許文献2には、PC(パーソナルコンピュータ)の入力デバイスである光センサ式のマウス装置に振動検知器を設け、その振動検知によってマウス装置をスリープモード(省電力モード)から復帰させる技術が開示されている。また、特許文献3には、振動伝達板を利用した座標入力装置に関して、その座標入力用の振動伝達板の一部への通電をカットしスリープモードとしている際に、通電がカットされていない振動伝達板にて振動を検知すると全体への通電を再開し復帰する技術が開示されている。
以上のように、電子機器の不使用時に電力源からの通電を一部カットすることで消費電力を抑えるいわゆる「スリープ」機能を利用する技術がすでに開示されている。しかし特許文献1の技術においては、その検知方法から折りたたみ式の電子機器に限定されている。また段階的に細かく電源制御を行う仕様であるため、高機能化とは言え情報表示やタッチ検知程度であれば、細かい電源制御切換のための手間や部品点数の増大を鑑みて省電力のメリットがあまり発揮されない可能性がある、という課題がある。
また特許文献2の技術においては、例えばマウス装置をカーソル移動などの入力操作のためではなく、スリープモードからの復帰のためにユーザが意識的に(カーソル操作などとは)別の振動を加える必要がある、という課題がある。また、特許文献3の技術においては、比較的消費電力の高い振動検出板の一部への通電は行われているため省電力という観点からは完全では無い、という課題がある。
以上の課題を解決するために、本発明は、省電力のためにスリープ状態に制御するとともに、センサを利用してそのスリープ状態からの復帰を簡単に行うことができるリモコンを提供する。特に、本発明は手で持ちながら使用するリモコンであるため、使用するために把持した際にユーザが意識せずともその持ち上げ動作によって加わる振動をセンサによって検知することを特徴とする。具体的には、手で持ちながら使用するリモコンであって、振動を検知する振動センサと、省電力のために電源から回路への通電の一部をカットし、又は復帰させる電源制御部と、振動センサの出力が所定の条件を満たすか判断する判断部と、前記カットが行われている場合に、判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合に、電源制御部に前記復帰の命令を出力する命令部と、前記所定の条件を保持する条件保持部と、を有するリモコンを提供する。
また上記構成に加えて、前記持った手でなぞることで操作命令を受付け可能なタッチセンサをさらに有するリモコンであれば、比較的電力消費の高いタッチセンサとは別の電力消費の低いセンサを利用してスリープ制御からの復帰のための検知を行うことができる。あるいは上記構成を備えるリモコンにおいて、振動センサに代えて又は振動センサに加えて、加速度センサ、タッチセンサ、照度センサ、近接センサのいずれか一又は二以上の組み合わせとしたリモコンを提供する。
また、上記構成を備えるリモコンにおいて、その所定の条件が、前記センサによる検知信号の連続出力時間が所定時間以上であることを示すための時間閾値、または/及び前記センサによる検知量が所定量以上であることを示すための量閾値であるリモコンも提供する。また、上記構成を備えるリモコンにおいて、その所定の条件を、前記センサの出力から、ユーザがリモコン自体を、上下に振る、横に振る、何かにあてて叩く、宙に投げるという動作のいずれか一又は二以上の組み合わせを検知するための条件としたリモコンも提供する。また、上記のようなリモコンを入力装置とする表示装置、あるいは上記のようなリモコンを入力装置とするテレビ受像装置も本発明に含まれる。
また、手で持ちながら使用するリモコンの動作用プログラムであって、振動を検知する振動センサからの出力を取得する取得ステップと、省電力のために電源から回路への通電の一部をカットし、又は復帰させる電源制御ステップと、取得した振動センサの出力が所定の条件を満たすか判断する判断ステップと、前記カットが行われている場合に、判断ステップでの判断結果が予め保持部に保持されている所定の条件を満たすとの判断結果である場合に、電源制御ステップに前記復帰の命令を出力する命令ステップと、を計算機に実行させるリモコンの動作用プログラムも提供する。
また、手で持ちながら使用するリモコンを含む表示装置の動作用プログラムであって、振動を検知する振動センサからの出力を取得する取得ステップと、省電力のために電源から回路への通電の一部をカットし、又は復帰させる電源制御ステップと、取得した振動センサの出力が所定の条件を満たすか判断する判断ステップと、前記カットが行われている場合に、判断ステップでの判断結果が予め保持部に保持されている所定の条件を満たすとの判断結果である場合に、電源制御ステップに前記復帰の命令を出力する命令ステップと、を計算機に実行させるリモコンを含む表示装置の動作用プログラムも提供する。
また、手で持ちながら使用するリモコンを含むテレビ受像装置の動作用プログラムであって、振動を検知する振動センサからの出力を取得する取得ステップと、省電力のために電源から回路への通電の一部をカットし、又は復帰させる電源制御ステップと、取得した振動センサの出力が所定の条件を満たすか判断する判断ステップと、前記カットが行われている場合に、判断ステップでの判断結果が予め保持部に保持されている所定の条件を満たすとの判断結果である場合に、電源制御ステップに前記復帰の命令を出力する命令ステップと、を計算機に実行させるリモコンを含むテレビ受像装置の動作用プログラムも提供する。
以上のような構成をとる本発明によって、いわゆるスリープ制御によってリモコンの電力消費を抑えつつ、センサによる検知によってすぐにリモコンをスリープ制御から復帰させることができる。特に、本発明では、ユーザが使用するために把持した際に自然に加わる振動を検知しスリープモードからの復帰ができる。また比較的電力消費の高いタッチセンサを入力機構とするリモコンにおいて、そのタッチセンサへの通電を完全にカットすることができる。
以下に、図を用いて本発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。なお、実施例1は、主に請求項1から10について説明する。
≪実施例1≫
<概要>
図1は、本実施例のリモコンにおけるスリープからの復帰制御の一例を説明するための概念図である。この図1(a)にあるように、本実施例のリモコンは、タッチパネルαとホームボタンβ、およびその他数個のボタンからのみ構成される簡単リモコンである。しかし、タッチパネルは比較的消費電力の高い回路で構成されるため、このリモコンは不使用時には、制御用マイコンの一部やタッチパネル用回路、パネルのタッチ方向のガイド用LED(発光ダイオード)などへの通電がカットされたいわゆる「スリープ状態」になっている。一方でリモコンに内蔵された図示しない振動センサへの通電は実行されている。
<概要>
図1は、本実施例のリモコンにおけるスリープからの復帰制御の一例を説明するための概念図である。この図1(a)にあるように、本実施例のリモコンは、タッチパネルαとホームボタンβ、およびその他数個のボタンからのみ構成される簡単リモコンである。しかし、タッチパネルは比較的消費電力の高い回路で構成されるため、このリモコンは不使用時には、制御用マイコンの一部やタッチパネル用回路、パネルのタッチ方向のガイド用LED(発光ダイオード)などへの通電がカットされたいわゆる「スリープ状態」になっている。一方でリモコンに内蔵された図示しない振動センサへの通電は実行されている。
ここで図1(b)に示すようにユーザが機器操作のためにリモコンを持ち上げると、振動センサはその持ち上げによって自然に加わる本体の振動を検知する。そしてその検知結果にしたがってリモコンはスリープ状態から復帰し、制御用マイコンやタッチパネル用回路、ガイド用LEDなどへの通電を再開する、という具合である。このようにしてユーザは省電力のためスリープ状態に制御されたリモコンであってもすぐに操作を行うことができる。
<機能的構成>
図2は、本実施例のリモコンにおける機能ブロックの一例を表す図である。なお、「リモコン」とは、各種電子機器を遠隔操作するための入力装置をいうが、特に本発明のリモコンは、PCのディスプレイなどの表示装置やテレビ受像装置の入力装置として好適である。なぜならば、最近の表示装置(液晶やプラズマ、有機ELなど各種方式で画像やテキストなどを表示するディスプレイ装置)であれば、家庭内にある各家電、例えば空調設備や給湯・湯わかし装置、電灯制御装置、電子レンジ、オートロック設備などをリビングで一元的に制御する際の統合操作用GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)の表示をすることがある。すると、その入力装置であるリモコンも、上記のように各種家電における多種多様な操作入力を実現するため高機能化しているため、スリープ制御による省電力効果が高いからである。
図2は、本実施例のリモコンにおける機能ブロックの一例を表す図である。なお、「リモコン」とは、各種電子機器を遠隔操作するための入力装置をいうが、特に本発明のリモコンは、PCのディスプレイなどの表示装置やテレビ受像装置の入力装置として好適である。なぜならば、最近の表示装置(液晶やプラズマ、有機ELなど各種方式で画像やテキストなどを表示するディスプレイ装置)であれば、家庭内にある各家電、例えば空調設備や給湯・湯わかし装置、電灯制御装置、電子レンジ、オートロック設備などをリビングで一元的に制御する際の統合操作用GUI(グラフィカル・ユーザ・インターフェース)の表示をすることがある。すると、その入力装置であるリモコンも、上記のように各種家電における多種多様な操作入力を実現するため高機能化しているため、スリープ制御による省電力効果が高いからである。
また、テレビ受像装置であれば、テレビ放送を受信表示するのみならず、接続された家庭内のその他電子機器やインターネットサーバに関する表示や操作入力を受付けるなど高機能化/センターサーバ化が著しい。そして、その入力装置であるリモコンも、上記のように複雑で多岐にわたる各種テレビ受像装置への操作入力を実現するため高機能化しているため、スリープ制御による省電力効果が高いからである。
そして、以下に記載する本装置やシステムの機能ブロックは、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせとして実現され得る。具体的には、計算機を利用するものであれば、CPUや主メモリ、バス、あるいは二次記憶装置(ハードディスクや不揮発性メモリなど)、情報入力に利用される入力デバイス、印刷機器や表示装置、その他の外部周辺装置などのハードウェア構成部、またその外部周辺装置用のインターフェース、通信用インターフェース、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、ユーザ・インターフェース用アプリケーションなどが挙げられる。そして主メモリ上に展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、入力デバイスやその他インターフェースなどから入力され、メモリやハードディスク上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、上記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。
あるいは本リモコンの機能ブロックは演算装置とプログラムを一体化した制御用マイコンや、その他の専用ハードウェアによって実現されてもよい。また、この発明はリモコン装置として実現できるのみでなく、その動作を制御するプログラムとしても実現可能である。また、そのプログラム発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
そしてこの図2にあるように、本実施例の「リモコン」(0200)は手で持ちながら使用するリモコンであって、「振動センサ」(0201)と、「電源制御部」(0202)と、「判断部」(0203)と、「命令部」(0204)と、「条件保持部」(0205)と、を有する。
なお、「手で持ちながら使用する」とは、リモコンの一部又は全体が手の中に収まり、その状態で使用することができる大きさや重さ、及び形状であることをいう。具体的な形状としては、例えば手に持ちやすいよう丸みを帯びた曲線形状などが挙げられる。また、それに加えてゴムをリモコンの外周に設けることで手に持った際に滑り難く構成されていても良い。
なお、逆に手で持たずに使用するリモコンとしては、特にその大きさは問わないものの手に持って使用するには重さが重過ぎるものや、その形状が安定した設置を前提とする例えば立方体形状や台形、三角推、ピラミッド形状のものなどが挙げられる。
「振動センサ」(0201)は、振動を検知する機能を有する。具体的には、加速度を測定するセンサや変位を測定するセンサ、速度を検出するセンサなどを利用してその振動を検出することができる。またその検出方式としては、圧電型や動電型、渦電流型など様々な方式が挙げられるが、上記センサの測定対象や検出方式は特に限定しない。
そしてこの振動センサは、上記タッチセンサよりも低い消費電力で振動を検知すること、かつユーザが利用のためにリモコンを把持した際に自然に加わる振動を検知することを特徴とする。
「電源制御部」(0202)は、省電力のために電源から回路への通電の一部をカットし、又は復帰させる機能を有し、演算回路や電源制御プログラムなどによって実現することができる。「省電力のために(通電の一部をカット)」とは、例えばリモコンの使用状態に応じて、不使用状態と判断される場合に復帰に関する回路以外の回路への通電をカットすることで電力消費を抑える処理などをいう。具体的に電源制御プログラムに従った演算装置の演算処理によって、例えば「操作入力が一定時間なされていない」などの不使用判断条件を満たすかどうかの判断処理を行う。そして不使用状態との判断結果が演算装置から出力された場合に、例えば図3に示すようなデータに従って予め定められた回路、例えばボタン押下の検知回路やLEDなど各種発光器の発光制御回路、タッチパネルや液晶ディスプレイなどが備えられていればそれらデバイスの制御用回路などへの通電をカットするよう電源を制御する、という具合である。あるいは、「省電力ボタン(スリープボタン)」など所定のボタン操作入力や、それ示すその他操作入力(例えばタッチパネルや液晶ディスプレイに表示されたGUIを利用した選択操作入力など)を受付けた場合にリモコン装置が不使用状態になるとして上記通電カットを行っても良い。
また、省電力のために通電がカットされず維持される回路としては、例えば前記振動センサ用の回路、そしてセンサの出力結果を判断するための演算装置用の回路などが挙げられる。
そしてこの電源制御部は、電源ボタンやその他復帰ボタンの押下や後述する命令部から出力された命令の受信に応じてそれらカットされた通電を復帰するよう制御する。
「判断部」(0203)は、振動センサの出力が所定の条件を満たすか判断する機能を有し、例えば演算装置や判断プログラムなどによって実現することができる。具体的に、例えば振動センサの測定結果値と比較するための閾値や、測定値と閾値を変数とする条件式などをフラッシュメモリなどに保持しておく。そしてその閾値は、例えば振動センサから出力された変位(あるいは加速度や速度)の測定値が微振動以上で、ユーザによってリモコンが持ち上げられた際に生じる変位値を示す値として設定しておく。すると、前記条件式にしたがって振動センサからの出力値が閾値を超えていると演算装置にて判断される場合、当該リモコンがユーザにより持ち上げられたと想定することができる。つまりリモコンが使用するために持ち上げられ不使用状態ではなくなったか否かを上記処理によって判断することができる。
「命令部」(0204)は、前記カットが行われている場合に、判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合に、電源制御部に前記復帰の命令を出力する機能を有し、例えば演算装置や復帰命令プログラムなどによって実現することができる。具体的に、上記のように振動センサの出力値が、例えばユーザの持上げ時の振動値を示す閾値以上であると演算装置にて判断された場合、当該リモコンがユーザにより持ち上げられたと想定することができる。そして、ユーザによるリモコンの持ち上げ行為はリモコンが不使用状態から使用状態になったと考えられるため、この命令部では、上記電源制御部によってカットされている一部回路への通電を復帰させるための処理を行う命令を出力する、という具合である。
「条件保持部」(0205)は、前記所定の条件を保持する機能を有し、例えばフラッシュメモリやHDDなどの各種記録装置によって実現することができる。具体的にこの条件保持部では、例えば振動センサからの出力値pと比較するための閾値xや範囲値aおよびbと、前記復帰命令を出力するか否かの判断基準となる条件式、例えば「p>x」や「p<x」、あるいは「a>p>b」などが保持されている、という具合である。
なお前記所定の条件を示す閾値や範囲値などは任意の値に設定することができ、例えば数回の試行の平均値を閾値条件としたり、ユーザが任意に条件値を設定できたりするように構成しても良い。
(所定の条件について)
この所定の条件の一例として、例えば前記センサによる検知信号の連続出力時間が所定時間以上であることを示すための時間閾値が挙げられる。例えば、本実施例のリモコンに加わる振動が0.1秒など極めて短い場合、リモコンが載せられた台が揺れたことによる振動検知である可能性がある。そこで、そのようにリモコン使用以外で加わる振動によって電源復帰がなされないようにフィルタリングするため、例えば時間閾値を「0.5秒」や「1秒」などに設定する。そして、振動センサによる検知信号の連続出力時間がその閾値以上であると演算装置の演算によって判断されれば、それはリモコン使用時に加わる振動の検知であるとして前記電源復帰の命令が出力されるよう構成する、という具合である。
この所定の条件の一例として、例えば前記センサによる検知信号の連続出力時間が所定時間以上であることを示すための時間閾値が挙げられる。例えば、本実施例のリモコンに加わる振動が0.1秒など極めて短い場合、リモコンが載せられた台が揺れたことによる振動検知である可能性がある。そこで、そのようにリモコン使用以外で加わる振動によって電源復帰がなされないようにフィルタリングするため、例えば時間閾値を「0.5秒」や「1秒」などに設定する。そして、振動センサによる検知信号の連続出力時間がその閾値以上であると演算装置の演算によって判断されれば、それはリモコン使用時に加わる振動の検知であるとして前記電源復帰の命令が出力されるよう構成する、という具合である。
あるいは所定の条件の別の一例として、例えば前記センサによる検知量が所定量以上であることを示すための量閾値も挙げられる。この場合にも、上記時間閾値と同様に、本実施例のリモコンに加わる振動量が小さい場合、リモコンの使用以外の振動を検知している可能性がある。そこで振動センサによる検知量がその量閾値以上であると演算装置の演算によって判断されれば、それはリモコン使用時に加わる振動の検知であるとして前記電源復帰の命令が出力されるよう構成する、という具合である。
あるいは、逆に連続出力時間や検知量が大きすぎる場合にもリモコンの使用以外で加わる振動であるとしてフィルタリングすることができるよう、その時間閾値を所定時間以下、あるいは量閾値を所定量以下としても良い。また、後述するように振動センサがそれ以外の加速度センサ、照度センサ、近接センサなどである場合にも、同様にこの時間閾値や量閾値を所定の条件としても良い。
<その他の実施例1>
また、本実施例のリモコンは、上記構成に加えて図示しない「タッチセンサ」を備えていても良い。「タッチセンサ」とは、本実施例のリモコンを手で持った際に、その持った手でセンサ面上を触ったりなぞったりすることで操作命令を受付け可能なデバイスであって、そのタッチ検出方式は特に限定せず、例えば抵抗膜方式や表面方/投影型の静電容量方式、電磁誘導方式、赤外線センサ方式、表面弾性波方式、画像認識方式など様々な方式が挙げられる。そしてこのタッチセンサは演算などによって位置検出を行うため操作入力に適しているものの比較的電力消費が高いという特徴がある。つまり、このような構成を備えるリモコンにおいては、比較的電力消費の高いタッチセンサとは別の電力消費の低いセンサを利用してスリープ制御からの復帰のための検知を行うことができる。
また、本実施例のリモコンは、上記構成に加えて図示しない「タッチセンサ」を備えていても良い。「タッチセンサ」とは、本実施例のリモコンを手で持った際に、その持った手でセンサ面上を触ったりなぞったりすることで操作命令を受付け可能なデバイスであって、そのタッチ検出方式は特に限定せず、例えば抵抗膜方式や表面方/投影型の静電容量方式、電磁誘導方式、赤外線センサ方式、表面弾性波方式、画像認識方式など様々な方式が挙げられる。そしてこのタッチセンサは演算などによって位置検出を行うため操作入力に適しているものの比較的電力消費が高いという特徴がある。つまり、このような構成を備えるリモコンにおいては、比較的電力消費の高いタッチセンサとは別の電力消費の低いセンサを利用してスリープ制御からの復帰のための検知を行うことができる。
<その他の実施例2>
また、本実施例のリモコンは振動を検知するための振動センサに代えて又は振動センサに加えて、加速度センサ、照度センサ、近接センサのいずれか一又は二以上の組み合わせを備えていてもよい。なお、ここでの「加速度センサ」は加速度の変化によって振動を検知するものではなく、その値からリモコンの動き方向や動きスピードなどを検知するものである。そして、例えば加速度センサであれば、上記振動センサと同様に、ユーザが利用のためにリモコンを把持した際に自然に加わる振動を検知する、という具合である。
また、本実施例のリモコンは振動を検知するための振動センサに代えて又は振動センサに加えて、加速度センサ、照度センサ、近接センサのいずれか一又は二以上の組み合わせを備えていてもよい。なお、ここでの「加速度センサ」は加速度の変化によって振動を検知するものではなく、その値からリモコンの動き方向や動きスピードなどを検知するものである。そして、例えば加速度センサであれば、上記振動センサと同様に、ユーザが利用のためにリモコンを把持した際に自然に加わる振動を検知する、という具合である。
そして、例えば加速度センサであれば、例えばユーザがリモコンを左から右に振る動作などの所定の動作を検知し、そのセンサの出力値によってその所定の動作が行われたか否かを判断することができる。したがって、例えば予めリモコンを復帰させる動作を決めておきユーザにその動作を行わせることで、省電力のために通電が一部カットされているリモコンを簡単に復帰させることができる。またその所定の動作としては、ユーザがリモコン自体を、上下に振る、横に振る、宙に投げるという動作のいずれかなどが挙げられ、その場合、加速度センサの出力値によって上記動作を判断するための条件が所定の条件として保持されていると良い。
また、例えば照度センサであれば、リモコンの置いてある部屋の明るさを検知することができる。そして、検知される部屋の照度が所定値より明るい場合にはユーザが操作対象機器を操作するためにそこに居て、所定値よりも暗い場合にはユーザが操作対象機器を操作する必要がなくそこには居ないと想定する。したがって、この照度センサによって室内の照度を測定し、その測定値が閾値以上(以下)であるか判断しそのリモコンの使用状態/不使用状態を判断し、使用状態である場合(室内が明るい場合)には省電力のために通電が一部カットされているリモコンを自動的に復帰させることができる。
また、例えば近接センサであれば、リモコンに対して移動体の接近を検知することができる。そして、通常その移動体はユーザであると想定されるので、近接センサによる測定値がそのリモコンを持つと思われるほど接近したことを示していると演算装置によって判断された場合にユーザがリモコンを使用しようとしているか否かの判断に利用する。そして測定値が閾値以上(以下)である場合に省電力のために通電が一部カットされているリモコンを自動的に復帰させる、という具合である。
以上のように本実施例のリモコンでは、回路への通電を一部カットすることで電力消費を抑えつつ、各種センサによる検知によってすぐにカットされている通電を再開し、使用可能な状態へと簡単に復帰させることができる。
<ハードウェア構成>
図4は、本実施例のリモコンにおけるハードウェア構成の一例を表す概略図である。あるいは、以下に示すハードウェア構成は、表示装置やテレビ受像装置に含まれるリモコンであっても良い。この図を利用してリモコンの使用可能状態への復帰処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、リモコンは、電源制御部、判断部、及び命令部であって、その他の各種演算処理を実行するための「演算用マイコン」(0401)を備えている。また条件保持部であり、上記各構成要件を実現するための各プログラムなども保持している「フラッシュメモリ」(0402)や、振動センサ、加速度センサ、タッチセンサ、照度センサ、あるいは近接センサで構成される「センサ」(0403)や、ユーザからの操作入力を受付ける「タッチセンサ」(0404)、各回路へ選択的に電力を供給する「電源回路」(0405)なども備えている。なおセンサがタッチセンサである場合、操作用の入力デバイスは別途設けずにタッチセンサがその入力デバイスの機能を実現しても良い。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
図4は、本実施例のリモコンにおけるハードウェア構成の一例を表す概略図である。あるいは、以下に示すハードウェア構成は、表示装置やテレビ受像装置に含まれるリモコンであっても良い。この図を利用してリモコンの使用可能状態への復帰処理におけるそれぞれのハードウェア構成部の働きについて説明する。この図にあるように、リモコンは、電源制御部、判断部、及び命令部であって、その他の各種演算処理を実行するための「演算用マイコン」(0401)を備えている。また条件保持部であり、上記各構成要件を実現するための各プログラムなども保持している「フラッシュメモリ」(0402)や、振動センサ、加速度センサ、タッチセンサ、照度センサ、あるいは近接センサで構成される「センサ」(0403)や、ユーザからの操作入力を受付ける「タッチセンサ」(0404)、各回路へ選択的に電力を供給する「電源回路」(0405)なども備えている。なおセンサがタッチセンサである場合、操作用の入力デバイスは別途設けずにタッチセンサがその入力デバイスの機能を実現しても良い。そしてそれらが「システムバス」などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。
また「演算用マイコン」はフラッシュメモリに記憶されているプログラムを適宜読み出し、そのプログラムを解釈した結果示される手順に従って各種演算処理を実行する。また演算用マイコンの内蔵メモリやフラッシュメモリにはそれぞれ複数のアドレスが割り当てられており、演算処理においてはそのアドレスを特定し格納されているデータにアクセスすることでデータを用いた演算処理を行うことが可能になっている。
ここで「演算用マイコン」は、まず電源制御プログラムを解釈し、その解釈結果にしたがって操作入力の入力時間周期を監視する。具体的に、演算用マイコンは「タッチセンサ」を介した操作入力を受付けると、その入力タイミングをスタートとする時間のカウント処理を実行する。そして、例えばフラッシュメモリに保持されているスリープ制御のタイミングが「5分」であれば、「演算用マイコン」はカウント処理によって5分経過との情報を取得すると、「フラッシュメモリ」に保持されている図3に示すような設定情報を参照し、所定回路への通電をカットする命令を「電源回路」に対して出力する。
すると「電源回路」は、省電力のために受信した命令にしたがって所定回路への通電を選択的にカットし、これによってリモコンがいわゆるスリープモードに制御される。また「演算用マイコン」は、上記命令を出力すると、内蔵メモリに現在スリープモードで制御されている旨を示すフラグ情報を格納すると良い。
その後、例えば振動センサである「センサ」にて振動が検知され、その測定値が「演算用マイコン」に対して出力される。すると「演算用マイコン」は、まず内蔵メモリのフラグ情報を参照し、現在スリープモードで制御されているか否かを判断する。そして当該フラグ情報が格納されていれば、つづいて判断プログラムを解釈し、「フラッシュメモリ」に保持されている振動状態を判断するための所定の条件を読み込む。そして、例えば測定値が変位値であって連続する位置変化量pが所定の条件で示される閾値x以上であれば、リモコンが大きく振動しておりユーザがリモコンを持ち上げた、つまりリモコンを使用可能状態にする必要があると想定される。そこで所定の条件の条件式では「p>xの場合、復帰命令の出力」と記述されているので、「演算用マイコン」はこの記述にしたがって測定値pと閾値xの大小比較処理を実行する。そしてp>xとの比較結果である場合、「演算用マイコン」は続く復帰命令プログラムにしたがって「電源回路」に対して通電を再開するための命令を出力する。もちろん、センサから出力される測定値や所定条件は、そのセンサの種類や、リモコンを使用可能状態とする必要があると想定される状況などに応じて様々に設定されると良い。
そして、このようにして本実施例のリモコンは、リモコンを使用可能状態とする必要があると想定される状況をセンサの出力結果によって判断し、すぐにスリープ状態から復帰することができる。
<処理の流れ>
図5は、本実施例のリモコンにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。あるいは、以下に示す処理の流れの一例は、表示装置やテレビ受像装置に含まれるリモコンの動作方法であっても良い。なお、以下に示すステップは、上記のような計算機の各ハードウェア構成によって実行されるステップであっても良いし、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、例えばスリープモードに移行する操作入力を受付けた場合や、あるいは任意の操作入力からの無操作期間が所定時間以上になったなど所定の条件に合致した場合、省電力のために電源から回路への通電の一部をカットする(ステップS0501)。ただしセンサや一部演算装置などへの通電は続行する。
図5は、本実施例のリモコンにおける処理の流れの一例を表すフローチャートである。あるいは、以下に示す処理の流れの一例は、表示装置やテレビ受像装置に含まれるリモコンの動作方法であっても良い。なお、以下に示すステップは、上記のような計算機の各ハードウェア構成によって実行されるステップであっても良いし、媒体に記録され計算機を制御するためのプログラムを構成する処理ステップであっても構わない。この図にあるように、まず、例えばスリープモードに移行する操作入力を受付けた場合や、あるいは任意の操作入力からの無操作期間が所定時間以上になったなど所定の条件に合致した場合、省電力のために電源から回路への通電の一部をカットする(ステップS0501)。ただしセンサや一部演算装置などへの通電は続行する。
また、リモコンに設けられた例えば振動センサなどのセンサからの測定値を取得する(ステップS0502)と、回路への通電が一部カットされているか否か判断する(ステップS0503)。その判断の結果、通電が一部カットされていれば、センサから出力された測定値が、所定の条件を満たすか演算装置の演算処理によって判断する(ステップS0504)。そして、その判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合に、カットされている一部回路への通電を復帰する命令を出力する(ステップS0505)。
<効果の簡単な説明>
以上のように本実施例のリモコンによって、回路への通電を一部カットすることで電力消費を抑えつつ、各種センサによる検知によってすぐにカットされている通電を再開し、使用可能な状態へと簡単に復帰させることができる。特に、本実施例のリモコンは、ユーザが使用するために把持した際に自然に加わる振動を検知しスリープモードからの復帰ができる。またまた比較的電力消費の高いタッチセンサを入力機構とするリモコンにおいて、そのタッチセンサへの通電を完全にカットすることができる。
以上のように本実施例のリモコンによって、回路への通電を一部カットすることで電力消費を抑えつつ、各種センサによる検知によってすぐにカットされている通電を再開し、使用可能な状態へと簡単に復帰させることができる。特に、本実施例のリモコンは、ユーザが使用するために把持した際に自然に加わる振動を検知しスリープモードからの復帰ができる。またまた比較的電力消費の高いタッチセンサを入力機構とするリモコンにおいて、そのタッチセンサへの通電を完全にカットすることができる。
0200 リモコン
0201 振動センサ
0202 電源制御部
0203 判断部
0204 命令部
0205 条件保持部
0201 振動センサ
0202 電源制御部
0203 判断部
0204 命令部
0205 条件保持部
Claims (10)
- 手で持ちながら使用するリモコンであって、
振動を検知する振動センサと、
省電力のために電源から回路への通電の一部をカットし、又は復帰させる電源制御部と、
振動センサの出力が所定の条件を満たすか判断する判断部と、
前記カットが行われている場合に、判断部での判断結果が所定の条件を満たすとの判断結果である場合に、電源制御部に前記復帰の命令を出力する命令部と、
前記所定の条件を保持する条件保持部と、
を有するリモコン。 - 前記持った手でなぞることで操作命令を受付け可能なタッチセンサをさらに有する請求項1に記載のリモコン。
- 振動センサに代えて又は振動センサに加えて、加速度センサ、照度センサ、近接センサのいずれか一又は二以上の組み合わせとした請求項1又は2に記載のリモコン。
- 前記所定の条件は、前記センサによる検知信号の連続出力時間が所定時間以上であることを示すための時間閾値、または/及び前記センサによる検知量が所定量以上であることを示すための量閾値である請求項1から3のいずれか一に記載のリモコン。
- 前記所定の条件は、前記センサの出力から、ユーザがリモコン自体を、上下に振る、横に振る、何かにあてて叩く、宙に投げるという動作のいずれか一又は二以上の組み合わせを検知するための条件である請求項1から3のいずれか一に記載のリモコン。
- 請求項1から5のいずれか一に記載のリモコンを入力装置として含む表示装置。
- 請求項1から5のいずれか一に記載のリモコンを入力装置として含むテレビ受像装置。
- 手で持ちながら使用するリモコンの動作用プログラムであって、
振動を検知する振動センサからの出力を取得する取得ステップと、
省電力のために電源から回路への通電の一部をカットし、又は復帰させる電源制御ステップと、
取得した振動センサの出力が所定の条件を満たすか判断する判断ステップと、
前記カットが行われている場合に、判断ステップでの判断結果が予め保持部に保持されている所定の条件を満たすとの判断結果である場合に、電源制御ステップに前記復帰の命令を出力する命令ステップと、
を計算機に実行させるリモコンの動作用プログラム。 - 手で持ちながら使用するリモコンを含む表示装置の動作用プログラムであって、
振動を検知する振動センサからの出力を取得する取得ステップと、
省電力のために電源から回路への通電の一部をカットし、又は復帰させる電源制御ステップと、
取得した振動センサの出力が所定の条件を満たすか判断する判断ステップと、
前記カットが行われている場合に、判断ステップでの判断結果が予め保持部に保持されている所定の条件を満たすとの判断結果である場合に、電源制御ステップに前記復帰の命令を出力する命令ステップと、
を計算機に実行させるリモコンを含む表示装置の動作用プログラム。 - 手で持ちながら使用するリモコンを含むテレビ受像装置の動作用プログラムであって、
振動を検知する振動センサからの出力を取得する取得ステップと、
省電力のために電源から回路への通電の一部をカットし、又は復帰させる電源制御ステップと、
取得した振動センサの出力が所定の条件を満たすか判断する判断ステップと、
前記カットが行われている場合に、判断ステップでの判断結果が予め保持部に保持されている所定の条件を満たすとの判断結果である場合に、電源制御ステップに前記復帰の命令を出力する命令ステップと、
を計算機に実行させるリモコンを含むテレビ受像装置の動作用プログラム。
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JP2010217702A JP2012074895A (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | リモコン、そのリモコンを入力装置として含む表示装置やテレビ受像装置、およびリモコンや表示装置、テレビ受像装置の動作用プログラム |
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JP2012074895A true JP2012074895A (ja) | 2012-04-12 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010217702A Pending JP2012074895A (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | リモコン、そのリモコンを入力装置として含む表示装置やテレビ受像装置、およびリモコンや表示装置、テレビ受像装置の動作用プログラム |
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