JP2001320787A - 操作入力装置およびリモコン装置 - Google Patents

操作入力装置およびリモコン装置

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JP2001320787A
JP2001320787A JP2000136885A JP2000136885A JP2001320787A JP 2001320787 A JP2001320787 A JP 2001320787A JP 2000136885 A JP2000136885 A JP 2000136885A JP 2000136885 A JP2000136885 A JP 2000136885A JP 2001320787 A JP2001320787 A JP 2001320787A
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JP
Japan
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input device
operation input
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signal
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JP2000136885A
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English (en)
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Akifumi Arai
明文 荒井
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

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  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Details Of Television Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコン等の操作入力装置においては、ボタ
ンが押し込まれている限り上記赤外線信号を送出し続
け、物を乗せたまま放置した場合等には電池が完全に消
耗してしまう。 【解決手段】 操作入力装置において利用者が入力操作
中であるか否かを検出し、当該入力操作中である旨を検
出しているときに、操作ボタン等にて受け付けた操作入
力に応じたリモコン信号出力等の所定の制御処理を行
う。従って必要なときのみに制御処理が実行され、簡易
な構成によって無駄な電力消費を防止することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、操作入力装置およ
びリモコン装置に関し、特に、無駄な電力消費を防止す
ることが可能な操作入力装置およびリモコン装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン装置やビデオデッキ等、近
年の電子機器装置はリモコン装置を利用して種々の操作
入力が可能であるものが多い。当該リモコン装置は、通
常数本の電池を駆動電力源としており、筐体表面に設け
られた複数のボタンの押し込み操作に応じてコード化さ
れた所定の赤外線信号が出力される。そして、上記テレ
ビジョン装置等にて当該赤外線信号が受信され、テレビ
ジョン装置等にて同信号に応じた処理がなされる。一
方、特開平第4−98410号公報に記載されている技
術においては、キーボード上の同一キートップを連続し
て押し下げている状態を計測し、第一の所定時間経過後
に上記キートップに対応する文字コードを連続的に出力
し、第二の所定時間経過後に連続的な文字コードの出力
を停止する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の操作入
力装置においては、次のような課題があった。すなわ
ち、前者の従来例においては、上記ボタンが押し込まれ
ている限り上記赤外線信号を送出し続け、リモコンの上
に物を乗せたまま放置した場合等には上記電池が完全に
消耗してしまう。一方、特開平第4−98410号公報
に記載されている技術においては、連続的な押し込み状
態が維持されることを防止するために、キートップ押し
下げられ始めてからどのくらいの時間が経過したのかを
計測する必要があった。本発明は、上記課題にかんがみ
てなされたもので、簡易な構成によって無駄な電力消費
を防止することが可能な操作入力装置およびリモコン装
置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、利用者の操作入力を受け
付ける操作入力手段と、利用者が入力操作中であるか否
かを検出する入力操作検出手段と、同入力操作検出手段
において入力操作中である旨を検出しているときに上記
操作入力手段にて受け付けた操作入力に応じた所定の制
御処理を行う制御処理手段とを具備する構成としてあ
る。上記のように構成した請求項1にかかる発明におい
ては、利用者は操作入力手段を介して所定の入力操作を
行うようになっており、同操作入力手段が当該操作入力
を受け付ける。一方、入力操作検出手段は、利用者が入
力操作中であるか否かを検出しており、制御処理手段
は、同入力操作検出手段において入力操作中である旨を
検出しているときに上記操作入力手段にて受け付けた操
作入力に応じた所定の制御処理を行う。
【0005】すなわち、本発明においては、利用者が入
力操作を行っていることが検出されるので当該入力操作
中のみに制御処理が実行され、操作入力装置放置時の利
用者以外の物による操作入力等によって制御処理が行わ
れることがなく、無駄に電力を消費することがない。こ
こで、上記操作入力手段においては、利用者の操作入力
を受け付けることができれば良く、スイッチと連動した
ボタンやダイヤル等種々の態様が採用可能である。
【0006】また、上記制御処理手段においては、上記
入力操作検出手段において入力操作中である旨を検出し
ているときに上記操作入力手段にて受け付けた操作入力
に応じた所定の制御処理を行うことができれば良く、種
々の態様が採用可能である。例えば、操作入力装置内に
マイコンを構成し、上記入力操作検出手段による検出信
号を入力トリガとし、制御対象に対して所定の制御信号
を出力するように構成すること等が可能である。
【0007】本発明は種々の操作入力装置に適用するこ
とが可能であり、例えば、テレビジョン装置やビデオデ
ッキ等の電子機器の操作リモコンが挙げられる。この場
合は、むろん上記所定の制御処理は、赤外線リモコン信
号を上記電子機器に送出する処理が該当する。このほか
にも、携帯電話やカメラ等種々の機器に本発明にかかる
操作入力装置を搭載することが可能であり、例えば、こ
れらの機器を鞄の中に入れて持ち運んでいるときに無駄
な電力消費を防止することなども可能である。
【0008】上記入力操作検出手段においては、利用者
が入力操作中であるか否かを検出することができれば良
く、種々の態様が採用可能である。その構成の一例とし
て、請求項2にかかる発明は、上記請求項1に記載の操
作入力装置において、上記入力操作検出手段は、操作入
力装置の振動を検出する振動センサである構成としてあ
る。上記のように構成した請求項2にかかる発明におい
ては、入力操作検出手段は振動センサであり、同振動セ
ンサによって操作入力装置の振動を検出する。すなわ
ち、利用者が当該操作入力装置を使用しているときは、
通常同操作入力装置を手で持ち、操作入力手段を操作す
るなどして操作入力装置に所定の振動が発生する。従っ
て、当該振動を検出することによって利用者が入力操作
中である旨を検出することができる。
【0009】ここで、操作入力装置の振動を検出するた
めには種々の態様が採用可能である。振動を検出するた
めに直接的に検出する検出対象も種々の態様があり、例
えば、操作入力装置内に基準おもりを構成し、当該基準
おもりの物理的変位,速度,加速度を検出するように構
成することが考えられる。さらに、振動にともなって生
じる音波や圧力,傾斜等を検出することもできる。この
ように、操作入力装置の振動を検出すると上述のように
利用者が入力操作中である旨を検出することができる
が、当該入力操作中に操作入力装置が振動し続けるとは
限らない。そこで、入力操作後の所定時間間隔において
振動が検出されない場合であっても、上記制御処理手段
によって操作入力に応じた所定の制御処理を行うように
構成することもできる。そのための構成として、請求項
3にかかる発明においては、上記請求項2に記載の操作
入力装置において、上記振動センサによる検出状態から
非検出状態への切り替えは所定の遅延回路よって遅延さ
れる構成としてある。
【0010】上記のように構成した請求項3にかかる発
明においては、上記振動センサによる検出状態から非検
出状態への切り替えが所定の遅延回路よって遅延され
る。この結果、利用者操作入力装置によって一旦入力操
作を行った後、しばらく入力操作を行わないことがあっ
ても上記制御処理手段によって操作入力に応じた制御処
理がなされる状態がしばらく続く。従って、しばらく中
断した入力操作を再開した直後に入力操作のに対する制
御処理手段の反応が悪化することはない。
【0011】さらに、入力操作検出手段の他の構成例と
して、請求項4にかかる発明は、上記請求項1に記載の
操作入力装置において、上記入力操作検出手段は、操作
入力装置に照射される光の変化を検出する光センサであ
る構成としてある。上記のように構成した請求項4にか
かる発明においては、入力操作検出手段は光センサであ
り、同光センサによって操作入力装置に照射される光の
変化を検出する。すなわち、利用者が当該操作入力装置
を使用しているときは、通常同操作入力装置を手で持
ち、操作入力手段を操作するなどして操作入力装置に照
射される光を遮り、その照射量が変化する。従って、当
該照射される光の変化を検出することによって利用者が
入力操作中である旨を検出することができる。照射され
る光の変化を検出する光センサは種々のものが採用可能
であり、例えば、フォトダイオードやフォトトランジス
タ等のセンサを採用することができる。
【0012】さらに、これらの光センサを採用する際の
具体的な例として、請求項5にかかる発明においては、
上記請求項4に記載の操作入力装置において、上記光セ
ンサは、利用者が本操作入力装置を使用する際に触れる
位置に配設されている構成としてある。上記のように構
成した請求項5にかかる発明においては、上記光センサ
は利用者が本操作入力装置を使用する際に触れる位置に
配設されている。従って、利用者が操作入力中であると
きには当該光センサに照射される光が遮られ、当該光セ
ンサの出力信号によって利用者が操作入力装置を使用中
である旨を検出することができる。
【0013】さらに、入力操作検出手段の他の構成例と
して、請求項6にかかる発明は、上記請求項1に記載の
操作入力装置において、上記入力操作検出手段は、利用
者と操作入力装置との物理的接触を検出する接触センサ
である構成としてある。上記のように構成した請求項6
にかかる発明においては、入力操作検出手段は接触セン
サであり、同接触センサによって利用者と操作入力装置
との物理的接触を検出する。すなわち、利用者が当該操
作入力装置を使用しているときは、通常同操作入力装置
を手で持ち、操作入力手段を操作するなどして利用者は
操作入力装置に触れる。従って、当該物理的接触を検出
することによって利用者が入力操作中である旨を検出す
ることができる。
【0014】物理的接触を検出するためには種々の態様
が考えられ、その構成の一例として、請求項7にかかる
発明においては、上記請求項6に記載の操作入力装置に
おいて、上記接触センサは、利用者が本操作入力装置に
触れたときに生じる静電ノイズを検出する構成としてあ
る。上記のように構成した請求項7にかかる発明におい
ては、接触センサは、利用者が本操作入力装置に触れた
ときに生じる静電ノイズを検出する。すなわち、操作入
力装置内の電気機器配線は通常、所定のグラウンドにア
ースされているが、利用者が当該操作入力装置に触れる
と、当該接触によって利用者の体を介してグラウンドレ
ベルが変化し、ノイズが発生する。そこで、利用者が操
作入力装置を使用するときによく触れる位置に操作入力
装置のアースを配線しておき、利用者が操作入力装置を
触れたときに生じる電源ノイズの変動を検出するなどす
ればよい。他にも静電容量の変化を検出する態様等も採
用可能である。
【0015】さらに、物理的接触を検出するための他の
構成例として、請求項8にかかる発明においては、上記
請求項6に記載の操作入力装置において、上記接触セン
サは、利用者が本操作入力装置に触れたときに生じる圧
力変化を検出する構成としてある。上記のように構成し
た請求項8にかかる発明においては、接触センサは、利
用者が本操作入力装置に触れたときに生じる圧力変化を
検出する。すなわち、何らかの物理的接触があると接触
面において必ず圧力変化を生じる。そこで、かかる圧力
変化を検出することによって利用者が操作入力装置を使
用中である旨を検出することができる。具体的には、利
用者がよく触れる位置に圧力センサを配設することなど
が考えられる。また、請求項9に記載の発明のように具
体的なリモコン装置に対して本発明を適用することも可
能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、利用者
が入力操作を行っているときのみに制御処理が実行さ
れ、無駄に電力を消費することがない。また、請求項2
にかかる発明によれば、簡単に利用者が入力操作中であ
るか否かを検出することができる。さらに、請求項3に
かかる発明によれば、操作入力装置の操作性が向上す
る。さらに、請求項4にかかる発明によれば、簡単に利
用者が入力操作中であるか否かを検出することができ
る。さらに、請求項5にかかる発明によれば、利用者が
入力操作中である旨を的確に検出することができる。さ
らに、請求項6にかかる発明によれば、簡単に利用者が
入力操作中であるか否かを検出することができる。さら
に、請求項7にかかる発明によれば、簡単に利用者が入
力操作中であるか否かを検出することができる。さら
に、請求項8にかかる発明によれば、簡単に利用者が入
力操作中であるか否かを検出することができる。さら
に、請求項9にかかる発明によれば、利用者が入力操作
を行っているときのみに制御処理が実行され、無駄に電
力を消費しないリモコン装置を提供することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる操作入力装置としてのリモコンおよび同リモコンに
よる操作対象であるテレビジョン装置を示している。同
図において、テレビジョン10は図示しないリモコン信
号受信部を備えており、同リモコン信号受信部における
受信信号内容に応じてチャンネル切り換え,音量変更等
を行うようになっている。
【0018】図2はリモコン20の構成を示すブロック
図であり、同リモコン20は操作入力のための操作ボタ
ン21を筐体前面に備えている。同操作ボタン21は図
1に示すようにチャンネル12ボタン,チャンネルアッ
プ/ダウンボタン,音量アップ/ダウンボタン等からな
り、これら操作ボタン21の押し込み操作によって上記
テレビジョン装置10に対する操作入力を行うことが可
能である。リモコン信号発生IC22には上記操作ボタ
ン21とアンプ23と振動センサ25とセラミック振動
子26とが接続されており、セラミック振動子26の発
振信号に基づいて、上記操作ボタン21の各ボタンのそ
れぞれに対して一義的に対応した個別のコード信号が生
成される。
【0019】振動センサ25はリモコン20に発生する
振動を検出するようになっており、リモコン20が振動
しているときに所定の検出信号を出力し、同検出信号に
応じて上記リモコン信号発生IC22における信号の生
成/停止が切り替えられる。上記リモコン信号発生IC
22にて生成された信号は上記アンプ23に入力される
ようになっており、同アンプ23にて増幅された信号は
LED24に入力される。従って、LED24からは上
記生成信号に応じた赤外線信号が出力され、当該赤外線
信号が上記リモコン信号となる。このように、本実施形
態においては、リモコン20が操作入力装置に該当し、
上記操作ボタン21が上記操作入力手段を構成し、上記
振動センサ25が上記入力操作検出手段を構成し、上記
リモコン信号発生IC22が上記制御処理手段を構成す
る。
【0020】図3はリモコン信号発生IC22の具体的
構成を示すブロック図である。同図において、リモコン
信号発生IC22はエンコーダ22aと変調回路22b
とタイミングパルス出力回路22cと発振回路22dと
を備えている。発振回路22dは上記セラミック振動子
26の固有振動を利用して略450kHzの周波数で発
振信号を出力する回路である。また、同発振回路22d
は上記振動センサ25と接続されており、振動センサ2
5が上記検出信号を出力していないときには当該発振回
路22dに対する給電ラインが遮断され、発振信号が出
力されないようになっている。
【0021】発振回路22dの出力はタイミングパルス
出力回路22cに入力される。同タイミングパルス出力
回路22cは、上記発振回路22dからの入力信号を分
周して略38kHzの振動信号を出力するようになって
おり、同振動信号はエンコーダ22aと変調回路22b
に入力される。また、タイミングパルス出力回路22c
とエンコーダ22aとは複数の端子で接続されており、
同タイミングパルス出力回路22cはこれらの複数の端
子に対して上記略38kHzの振動信号を少しずつ出力
タイミングをずらして出力するようになっている。
【0022】さらに、エンコーダ22aには操作ボタン
21の各ボタンをスイッチとして導通が確保される複数
の配線が接続され、当該各ボタンの配線と上記タイミン
グパルス出力回路22cの複数の出力端子とが所定の組
み合わせで配線されている。この配線の組み合わせによ
って、上記略38kHzの振動信号が各操作ボタン21
に対して一義的に決定される順序で上記エンコーダ22
aに入力する。また、エンコーダ22aはこの入力信号
に対して一義的に決定されるコード化したパルス信号を
出力するようになっている。すなわち、各操作ボタン2
1が押されるとエンコーダ22aから所定規格に応じた
機器コードやデータコードを示すパルス列が出力され
る。変調回路22bは当該パルス列に対してパルス位置
変調(PPM)を施すようになっており、上記38kH
zの振動信号を搬送波とした変調信号を出力する。当該
変調信号は上述のように上記アンプ23に出力され、こ
の結果、上記LED24からリモコン信号が出力され
る。
【0023】以下、上記構成におけるリモコン20の操
作入力動作を説明する。利用者がテレビジョン装置10
のチャンネルや音量等を変更する際には、まずリモコン
20を手に持つ。このとき、上記振動センサ25は利用
者が同リモコン20を手に持つことによって生じる振動
を検出し、上記発振回路22dに対して振動の検出信号
を出力する。発振回路22dにおいては当該検出信号の
受信によって上記給電ラインの導通が確保され、略45
0kHzの周波数の信号を上記タイミングパルス出力回
路22cに出力する。
【0024】タイミングパルス出力回路22cは、上記
略450kHzの周波数の信号を受信すると、当該信号
を分周して略38kHzの周波数の信号を上記変調回路
22bに出力するとともに、所定の位相ずれを与えつつ
複数の出力端子に出力する。当該複数の出力端子におけ
る略38kHzの周波数の各信号は上記エンコーダ22
aに入力される。この状態において、利用者が上記操作
ボタン21の一つを押し込み操作すると、当該操作ボタ
ン21によって所定の配線の導通が確保され、タイミン
グパルス出力回路22cの出力端子のいずれかまたは組
み合わせによって上記略38kHzの周波数の信号が所
定の順序で上記エンコーダ22aに入力される。
【0025】エンコーダ22aはこの所定の順序に応じ
て当該押し込み操作がなされた操作ボタン21に一義的
に対応するパルス信号を出力し、同エンコーダ22aが
当該パルス信号を出力すると変調回路22bは同パルス
信号と上記タイミングパルス出力回路22cが出力した
略38kHzの信号とに基づいてパルス位置変調を行
う。変調回路22bによる変調信号は上記アンプ23に
対して出力され、同アンプ23に入力された変調信号は
増幅されて上記LED24から当該変調信号に応じたリ
モコン信号が出力される。当該リモコン信号は上記テレ
ビジョン装置10のリモコン信号受信部にて受信され、
テレビジョン装置10は当該受信部における受信信号内
容に応じてチャンネル切り換え,音量変化等を行う。
【0026】一方、リモコン20が放置された状態で当
該リモコン20に何らかの物体がおかれるなどして操作
ボタン21が押されている場合には、上記振動センサ2
5において振動を検出しないので、上記振動の検出信号
は出力されない。従って、上記発振回路22dに対する
給電ラインが遮断されており、上記略450kHzの発
振信号が出力されない。タイミングパルス出力回路22
cにおいても上記略38kHzの発振信号を出力しな
い。
【0027】この状態において、上記操作ボタン21が
押されていると当該ボタンに対応した配線の導通は確保
されているが、上述のようにタイミングパルス出力回路
22cが駆動していないのでエンコーダ22aに対する
入力信号は存在しない。従って、同エンコーダ22aか
らもパルス信号は出力されず、変調回路22bからも変
調信号は出力されない。以上のようにして上記LED2
4からもリモコン信号は出力されず、これらの回路にお
いて無駄に電力を消費することはない。
【0028】このように、本発明においては、利用者が
リモコン20を利用しているときのみに上記発振回路2
2dに給電するが、電力消費を押さえるための構成とし
ては必ずしも上記構成に限られない。すなわち、振動セ
ンサの検出信号によって上記アンプ23やタイミングパ
ルス出力回路22c,リモコン信号発生IC22等に対
する給電ラインを遮断する構成にすることもできる。ま
た、リモコン20の操作性を向上させるため、当該リモ
コン20の振動が停止してからしばらくの間は操作ボタ
ン21による入力操作を実行可能に構成することもでき
る。この場合は、上記振動センサ25と発振回路22d
との間に遅延回路を介在させ、同振動センサ25の検出
状態から非検出状態への切り替えを遅延させて上記発振
回路22dに伝達する構成等が可能である。かかる構成
によると、リモコン20における入力操作をやめてしば
らくはタイミングパルス出力回路22cから振動信号が
出力され続けるので、リモコン20をしばらく振動させ
なかった場合でも、操作ボタン21の再操作時に即座に
リモコン信号が送出される。
【0029】さらに、リモコン20が使用中である旨を
検出するための構成は上記振動センサに限られない。図
4は第二の実施形態にかかるリモコン20の構成を示す
ブロック図であり、同リモコン20は操作入力のための
操作ボタン21を筐体前面に備えており、同操作ボタン
21の押し込み操作によって上記テレビジョン装置10
に対する操作入力を行うことが可能である。リモコン信
号発生IC22には上記操作ボタン21とアンプ23と
フォトダイオード(PD)250とセラミック振動子2
6とが接続されており、セラミック振動子26の発振信
号に基づいて、上記操作ボタン21の各ボタンのそれぞ
れに対して一義的に対応した個別のコード信号が生成さ
れる。
【0030】リモコン20によって操作入力を行う際に
は通常利用者は当該リモコン20の筐体を手に持つが、
そのときに利用者の手が筐体に触れる位置はある程度限
定される。本実施形態においてフォトダイオード250
はリモコン20の筐体において利用者がよく触れる位置
に光検出面が露出されるようにして配設されている。従
って、利用者がリモコン20を使用する際には当該フォ
トダイオードに照射される光が手で遮られるなどして変
化する。フォトダイオード250の光検出面に照射され
る光が変化すると同フォトダイオード250の出力信号
も変化するので、同検出信号が変化していないときに上
記リモコン信号発生IC22において発振信号を遮断す
るように構成する。
【0031】この結果、利用者がリモコン20を使用し
ているときのみにリモコン信号が出力されるように構成
することが可能になり、無駄な電力消費を防止すること
ができる。むろん、上記フォトダイオード250の配設
位置は種々の構成を採用することが可能である。例え
ば、操作ボタン21が配列されるリモコン20筐体の上
面や、利用者がリモコン20を握った時に手が触れると
思われる筐体の下面等に配設することが可能であるし、
複数個のフォトダイオードを配設することも可能であ
る。また、このとき、検出信号がゆっくり変化している
ときにはリモコン信号の出力を停止するように構成した
りすることもできる。
【0032】図5は第三の実施形態にかかるリモコン2
0の構成を示すブロック図であり、同リモコン20は操
作入力のための操作ボタン21を筐体前面に備えてお
り、同操作ボタン21の押し込み操作によって上記テレ
ビジョン装置10に対する操作入力を行うことが可能で
ある。リモコン信号発生IC22には上記操作ボタン2
1とアンプ23とセラミック振動子26とが接続されて
おり、セラミック振動子26の発振信号に基づいて、上
記操作ボタン21の各ボタンのそれぞれに対して一義的
に対応した個別のコード信号が生成される。さらに、リ
モコン信号発生IC22は電源ノイズ検出回路251を
備えており、同電源ノイズ検出回路251は電源ノイズ
の変化を検出し、当該検出時に所定の信号を出力する。
また、当該電源ノイズ検出回路251のアースは、同リ
モコン20の筐体外面に配設されている。
【0033】すなわち、利用者がリモコン20を使用す
る際に利用者の手が当該アースに触れるようになってお
り、リモコン20の使用時と非使用時で接地電位が変動
するようになっている。このため、利用者がリモコン2
0を使用し始めるとノイズが発生し、上記電源ノイズ検
出回路251にて電源ノイズの変化を検出することによ
ってリモコン20が使用中である旨を検出することがで
きる。そこで、電源ノイズ検出回路251から上記検出
信号が出力されていないときに上記リモコン信号発生I
C22において発振信号を遮断するように構成する。
【0034】この結果、利用者がリモコン20を使用し
ているときのみにリモコン信号が出力されるように構成
することが可能になり、無駄な電力消費を防止すること
ができる。また、上記電源ノイズ検出回路の他にも利用
者とリモコンとの物理的接触を検出することによってリ
モコンが使用中である旨を検出するような構成は可能で
ある。例えば、リモコン20を使用中に利用者がよく触
れる位置に圧力センサを配設し、当該圧力センサによっ
て圧力変化を検出していないときに上記リモコン信号発
生IC22にて発振信号を遮断するような構成等を採用
することができる。
【0035】このように、本発明では、操作入力装置に
おいて利用者が入力操作中であるか否かを検出し、当該
入力操作中である旨を検出しているときに、操作ボタン
等にて受け付けた操作入力に応じたリモコン信号出力等
の所定の制御処理を行う。従って必要なときのみに制御
処理が実行され、簡易な構成によって無駄な電力消費を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる操作入力装置とし
てのリモコンおよび同リモコンによる操作対象であるテ
レビジョン装置を示す図である。
【図2】リモコンの構成を示すブロック図である。
【図3】リモコン信号発生ICの具体的構成を示すブロ
ック図である。
【図4】第二の実施形態にかかるリモコンの構成を示す
ブロック図である。
【図5】第三の実施形態にかかるリモコンの構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10…テレビジョン 12…チャンネル 20…リモコン 21…操作ボタン 22…リモコン信号発生IC 22a…エンコーダ 22b…変調回路 22c…タイミングパルス出力回路 22d…発振回路 23…アンプ 24…LED 25…振動センサ 26…セラミック振動子

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者の操作入力を受け付ける操作入力
    手段と、 利用者が入力操作中であるか否かを検出する入力操作検
    出手段と、 同入力操作検出手段において入力操作中である旨を検出
    しているときに上記操作入力手段にて受け付けた操作入
    力に応じた所定の制御処理を行う制御処理手段とを具備
    することを特徴とする操作入力装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の操作入力装置にお
    いて、 上記入力操作検出手段は、操作入力装置の振動を検出す
    る振動センサであることを特徴とする操作入力装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載の操作入力装置にお
    いて、 上記振動センサによる検出状態から非検出状態への切り
    替えは所定の遅延回路よって遅延されることを特徴とす
    る操作入力装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1に記載の操作入力装置にお
    いて、 上記入力操作検出手段は、操作入力装置に照射される光
    の変化を検出する光センサであることを特徴とする操作
    入力装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項4に記載の操作入力装置にお
    いて、 上記光センサは、利用者が本操作入力装置を使用する際
    に触れる位置に配設されていることを特徴とする操作入
    力装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項1に記載の操作入力装置にお
    いて、 上記入力操作検出手段は、利用者と操作入力装置との物
    理的接触を検出する接触センサであることを特徴とする
    操作入力装置。
  7. 【請求項7】 上記請求項6に記載の操作入力装置にお
    いて、 上記接触センサは、利用者が本操作入力装置に触れたと
    きに生じる静電ノイズを検出することを特徴とする操作
    入力装置。
  8. 【請求項8】 上記請求項6に記載の操作入力装置にお
    いて、 上記接触センサは、利用者が本操作入力装置に触れたと
    きに生じる圧力変化を検出することを特徴とする操作入
    力装置。
  9. 【請求項9】 所定の筐体と、 上記筐体の一面に設けられ、所定の制御信号に基づいて
    赤外線リモコン信号を出力するLEDと、 上記筐体の一面に設けられ、利用者の操作入力を受け付
    ける複数のボタンと、 利用者が入力操作中であるか否かを検出する入力操作セ
    ンサと、 同入力操作センサにおいて入力操作中である旨を検出し
    ているときに上記ボタンの操作に応じた所定の制御信号
    を上記LEDに対して出力するマイコンと、 上記筐体の一部に挿入され、上記LEDと入力操作セン
    サとマイコンとの駆動電力を供給する電池とを具備する
    ことを特徴とするリモコン装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012074895A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Sharp Corp リモコン、そのリモコンを入力装置として含む表示装置やテレビ受像装置、およびリモコンや表示装置、テレビ受像装置の動作用プログラム
US8493352B2 (en) 2010-03-19 2013-07-23 Denso Corporation Portable transmitter with push switch and touch sensor

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