JP5645298B2 - 監視端末器及び照明制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、照明負荷を遠隔制御するための遠隔制御用の監視端末器及び照明制御システムに関する。
従来、例えば、オフィスビルや各種施設などでは、各フロアや各エリアなどの照明エリア毎に設置される照明器具を遠隔制御する照明制御システムが採用されることがある。照明制御システムは、各照明器具等の端末器を制御する中央処理装置を有する。端末器としては、各種照明器具の外、遠隔制御用の監視端末器、人感センサ等のセンサ端末器、ワイヤレス受信器があり、これらの端末器は、伝送線を介して中央処理装置に接続されている。
この種の照明制御システムについては特許文献1に開示されている。特許文献1の提案では、照明器具からの送信データは中央処理装置に与えられ、中央処理装置において、照明器具の状態が制御されるようになっている。
このような照明制御システムにおいては、操作者による照明器具に対する各種操作は、遠隔制御用の監視端末器を用いて行うことができる。監視端末器は各照明器具に対応した操作スイッチ等を備えており、操作者のスイッチ操作に応じた信号を中央処理装置に出力することができるようになっている。中央処理装置は、監視端末器からの信号に応じて各照明器具を制御するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、従来の監視端末器において採用されるスイッチとしては、プッシュ式のスイッチ等がある。プッシュ式スイッチ等は、操作者の操作によって物理的な作用を受けることで、切換え操作が行われる。これに対し、操作者がスイッチ操作面を触れるだけで、操作の有無を検出することができる静電容量型のタッチスイッチが知られている。
特開平5−91568号公報
しかしながら、物理的な作用によって操作を検出するスイッチでは、通常、操作者は、操作時にクリック感を感じることができる。これに対し、タッチスイッチでは、操作者は、単にスイッチ操作面に触れるだけであり、クリック感等を感じることはできず、自分が正しく操作したか否かの確認が困難であった。このため、再度無駄な操作を試みることもあり、誤操作しやすいという問題があった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、操作に応じた告知を行うことにより、操作者が操作した操作内容を容易に認識することができる監視端末器及び照明制御システムを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る監視端末器は、照明器具を含む1つ以上の端末器に対応したタッチセンサー方式の1つ以上の操作部と;前記照明器具の点消灯状態に対応した告知を行う告知部と;前記操作部に対する操作者の操作を検知すると、検知結果に応じて中央制御装置に制御信号を送信するとともに、前記告知部に照明器具の点消灯状態に対応する告知とは異なる告知であって、前記操作部が操作中であることに対応した告知を行わせ、中央制御装置がビジー状態のときには前記操作部が操作中であることに対応した告知に代えて前記告知部に無応答を示す告知を行わせ、前記中央制御装置から告知制御信号を受信したときに前記告知部に前記照明器具の点消灯状態に対応した告知を行わせる処理部と;を具備したことを特徴とする。
本発明の請求項2に係る監視端末器は、前記処理部は、前記端末器と前記操作部とが未対応である場合には、未対応の前記操作部に対する操作者の操作に対して、未対応であることを示す告知を行うように前記告知部を制御することを特徴とする。
本発明の請求項に係る監視端末器は、前記処理部は、前記操作部に対する操作者の操作の検知レベルを判定することで、操作の途中経過を示す告知を行うように前記告知部を制御することを特徴とする。
本発明の請求項に係る照明制御システムは、照明器具を含む1つ以上の端末器を制御する中央制御装置と;請求項1乃至4のいずれか1つに記載の監視端末器と;を具備したことを特徴とする。
本発明の請求項1,によれば、操作に応じた告知を行うことにより、操作者が操作した操作内容を容易に認識することができるという効果を有する。
本発明の請求項2によれば、未対応の操作部に対する操作であることを告知することにより、未対応の操作部に対する操作であるか誤操作であるかが認識可能となる。
本発明の請求項によれば、操作者の操作の途中経過を告知することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施の形態に係る監視端末器を示すブロック図である。また、図2は図1の監視端末器が組込まれた照明制御システムの構成を示す構成図である。
先ず、図2を参照して、本実施の形態の監視端末器が用いられる照明制御システムの一例について説明する。
図2に示す照明制御システムは、例えば、オフィスビルや各種施設などの各フロアや各エリアなどの照明エリア毎に設置される複数の照明器具を遠隔制御すると共に、遠隔監視して複数の照明器具及びその照明負荷を集中制御するものである。照明負荷としては、例えば、ランプや発光ダイオードなどの光源が用いられる。
図2において、照明制御システムは、中央処理装置1を有している。中央処理装置1には、伝送線2を介して制御端末器3、後述する遠隔制御用の監視端末器10、センサ端末器4、ワイヤレス受信器5、6、人感センサ7が接続される。また、照明制御システムには、ワイヤレス受信器5に対して赤外線で信号を送信するワイヤレス送信器8及びワイヤレス受信器6に対して赤外線で信号を送受するワイヤレス送受信器9が設けられている。
中央処理装置1は、本システムを統括的に制御するもので、マイクロコンピュ−タを備えて構成されている。中央処理装置1は、遠隔制御用の監視端末器10と制御端末器3に接続されている照明負荷との対応関係(割付け)等を記憶するメモリ(図示せず)を有している。
また、中央処理装置1は、アドレス設定モ−ドでの動作が可能であり、アドレス設定モードにおいて、各端末器の固有のアドレスを設定することができるようになっている。また、中央処理装置1は、アドレスを設定するための図示しないアドレス設定入力部及びそのアドレスを表示する表示部(図示省略)を有している。
制御端末器3は、例えば4回路の照明負荷を接続可能である。このような制御端末器3が伝送線2に複数接続されている。なお、照明負荷は、例えば照明器具を構成している。
センサ端末器4は、例えば周囲が暗くなると照明負荷を点灯させるための端末器である。このセンサ端末器4は、マイクロコンピュ−タを有して構成されており、図示しない伝送インタフェ−スを介して伝送線2に接続される。また、センサ端末器4は、光を検出するセンサ部、表示部及びセンサ端末器4のアドレスデ−タを記憶するメモリ(図示省略)を有している。
ワイヤレス送信器8は、照明負荷の点灯/消灯情報を例えば赤外線でワイヤレス受信器5に送信する。このワイヤレス送信器8は、マイクロコンピュ−タ、伝送線2に接続可能とする伝送インタフェ−ス、照明制御情報を赤外線で送信する赤外線送信部及びワイヤレス送信器8のアドレスデ−タを記憶するメモリ(図示省略)を有して構成されている。
ワイヤレス送受信器9は、照明負荷の点灯/消灯情報等をワイヤレス受信器6間で赤外線で送受信するための端末器である。このワイヤレス送受信器9は、マイクロコンピュ−タ、赤外線を送信する赤外線送信部、赤外線を受信する赤外線受信部、照明負荷を点灯/消灯制御するための操作ボタン及びワイヤレス送信器9のアドレスデ−タを記憶するメモリ(図示省略)を有して構成されている。
人感センサ7は、人の存在を検知して照明負荷を点灯制御するための端末器である。この人感センサ7は、マイクロコンピュ−タを備えて構成され、図示しない伝送インタフェ−スを介して伝送線2に接続される。さらに、この人感センサ7は、人の存在を人から放射される赤外線を検知する赤外線検出部及び人感センサ7のアドレスデ−タを記憶するメモリ(図示省略)を有して構成されている。
ワイヤレス受信器5は、ワイヤレス送信器8から送信される赤外線信号を受信する。このワイヤレス受信器5は、マイクロコンピュ−タを備えて構成され、図示しない伝送インタフェ−スを介して伝送線2に接続される。また、このワイヤレス受信器5には、ワイヤレス受信器6のアドレスデ−タを記憶するアドレス設定部及び赤外線を受信する赤外線受信ユニット(図示省略)が設けられている。尚、ワイヤレス受信器6は、赤外線を送信可能とするための図示しない赤外線送信ユニットを有している。
遠隔制御用の監視端末器10は、例えば壁スイッチのように照明負荷を遠隔操作で点灯/消灯制御、及び監視制御するものである。
このような遠隔制御システムは、中央処理装置1によって、制御端末器3、センサ端末器4、遠隔制御用監視端末器10等のアドレス設定や、中央処理装置1内のメモリ(図示しない)内に格納するデータの設定を行うことができると共に、遠隔制御用の監視端末器10によって照明負荷の点灯/消灯制御が可能である。
図1は遠隔制御用の監視端末器10の具体的な回路構成を示している。図3は監視端末器10の操作パネル20aの外観を示す平面図である。また、図4は図1中のタッチ操作部20の具体的な構成の一例を示す説明図である。
図1に示すように、監視端末器10は、タッチ操作部20を有している。タッチ操作部20は、タッチ処理部30に制御されて、操作者の操作を検知して、検知信号をタッチ処理部30に出力する。タッチ操作部20としては、例えば、静電容量型のセンサによって構成することができる。タッチ操作部20は、例えば、複数の操作部22a〜22d(以下、代表して操作部22という)(図3参照)を有し、各操作部22に対する各種操作を個々に検出することができるようになっている。
図4に示すように、タッチ操作部20はタッチ基板24上に構成される。タッチ基板24上には、複数の電極26が配設されている。各電極26は夫々細長い形状を有し、静電容量の変化を検出して、検出結果を図示しない信号線を介して出力することができるようになっている。各電極26は、複数の電極毎に区分けされ、各区分上に夫々タッチパネル23a〜23dが設けられている。なお、図4では各電極26を4つの区分に分けて、4つのタッチパネル23a〜23dを設けた4つの操作部22a〜22dを構成した例を示したが、構成するタッチパネル(操作部)の数及びサイズは、適宜設定可能である。なお、タッチパネル23a〜23dは、例えば、透明なアクリル板等を用いて構成され、タッチ基板24の表面に貼着される。
タッチ処理部30は、タッチ操作部20に対する各種操作の検知結果が与えられ、検知結果に基づいて操作の内容を判別する。例えば、タッチ処理部30は、操作部22a〜22dのいずれの操作部が操作されたかを検出することができ、操作を検出した操作部に対応する操作信号を発生することができる。タッチ処理部30は、判別した操作の内容に応じた操作信号を伝送処理部31に出力すると共に、判別した操作の状況に応じて表示部19の表示を制御するための端末告知制御信号である端末表示制御信号を生成して伝送処理部31に出力する。
なお、タッチ操作部20に対する操作の内容及び状況の判別方法は、設定端子16aを介して操作者が設定することができるようになっている。例えば、操作者は、タッチ操作部20における複数の操作部22の検出エリアの割り当てやスイッチ機能を自由に変更することができるようになっている。
例えば、タッチ処理部30は、複数の電極26のうちのいずれの区分の電極を操作部22a〜22に夫々割り当てるかを設定することで、いずれの操作部22が操作されたかの検出エリアを適宜設定可能である。これにより、共通のタッチ基板等を用いタッチパネルのみを変更するだけで、構成する操作部の数等を適宜変更することが可能である。
なお、本実施の形態においては、各操作部22a〜22dに夫々複数の電極26を割り当てたが、1つの操作部に1つの電極のみを割り当てるようにしてもよい。
伝送処理部31は、タッチ処理部30からの操作信号を伝送信号として伝送線2を介して中央処理装置1に供給するようになっている。また、伝送処理部31には、中央処理装置1から伝送線2を介して各種制御信号が供給される。伝送処理部31は、中央処理装置1からの制御信号をタッチ処理部30に供給する。タッチ処理部30は中央処理装置1からの制御信号に基づいて処理が制御可能に構成されている。
また、伝送処理部31には、中央処理装置1から表示制御信号も供給される。伝送処理部31は、表示制御信号に基づいて表示部19の表示を制御する。更に、本実施の形態においては、伝送処理部31は、タッチ制御部30からの端末表示制御信号に基づいて、表示部19の表示を制御するようになっている。これにより、タッチ処理部30が判定した操作の状況を表示部19によって表示させることができるようになっている。
表示部19としては、種々の表示方法を採用することができる。例えば、図3では、表示部19として、LED表示部25Ba〜25Bd(以下、以下代表して25Bという)及びLED表示部25Ra〜25Rd(以下、代表して25Rという)を採用した例を示している。LED表示部25Ba,25Ra〜LED表示部25Bd,25Rdは、夫々操作部22a〜22dに対応する。LED表示部25R,25Bは、伝送処理部31に制御されて、点灯、点滅及び消灯するようになっている。
電源部32は、中央処理装置1から伝送線2を介して伝送された電圧信号に基づき、監視端末器10を駆動するのに必要な電力を得て、各ブロックに電力を供給するようになっている。
次に、このように構成された実施の形態の作用について図5を参照して説明する。図5は第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャートである。
伝送処理部31には、中央処理装置2から表示制御信号が供給される。中央処理装置2は、監視端末器10のタッチ操作部20の各操作部22a〜22dと伝送線2に接続された各端末器との対応関係の情報を保持している。例えば、中央処理装置2は、制御端末器3に接続された複数の照明負荷と操作部22a〜22dとの対応関係の情報を保持しており、これらの照明負荷の状態についての情報も保持している。中央処理装置2は、各照明負荷の状態に応じた表示制御信号を伝送線2を介して監視端末器10に供給する。
監視端末器10はの伝送処理部31は、表示制御信号が与えられると、表示制御信号に基づいて表示部19を構成するLED表示部25Ba,25Ra〜25Bd,25Rdの表示を制御する。例えば、LED表示部25Ba〜25Bdは緑色で点灯し、LED表示部25Ra〜25Rdは赤色で点灯するもとする。この場合には、伝送処理部31は、LED表示部25Ba,25Ra〜25Bd,25Rdを制御して、操作部22a〜22dに対応する照明負荷のオン時に赤色のLEDを点灯させ、オフ時に緑色のLEDを点灯させる。
(タッチパネル操作時の動作)
操作者が、タッチ操作部20の各タッチパネル23a〜23dを指で触れるものとする。タッチ操作部20は操作者が触れたタッチパネルを検知して検知信号をタッチ処理部30に与える。タッチ処理部30は、検知信号に基づいて操作部22a〜22dのいずれの操作部が操作されたかを判定し、その操作部に対応する操作信号を出力する。
いま、操作者がタッチパネルを指で触れる毎に、タッチ処理部30から照明負荷を点灯から消灯へ又は消灯から点灯へ変化させるための操作信号が出力されるものとする。タッチ検出部20は、この操作に対して、図5のステップS1において、各電極26によって静電容量の変化を検出する。タッチ処理部30は静電容量の変化の検知結果に基づいて、操作部22a〜22dのうちいずれの操作部を操作者が操作したかを判定すると共に、操作の状況を判定する。
本実施の形態においては、タッチ処理部30は、操作者の操作の状況の判定結果に応じた端末表示制御信号を生成して伝送処理部31に出力する。伝送処理部31は、端末表示制御信号に基づいて表示部19の表示を制御する。これにより、表示部19において操作状況の表示が可能である。
例えば、表示部19は、LED表示部25B,25Rの点灯を、通常の点灯状態とは異なる状態とすることで、操作者が当該操作部を操作中であることを知らせることができる。例えば、操作部22bに対応するLED表示部25Bbが点灯中である場合において、操作者がタッチパネル23bの表面を触れると、LED表示部25Bbを点滅させるのである。この点滅表示により、操作者は、正しくタッチパネル23bを操作中であることを認識することができる。
次のステップS5において、タッチ処理部30は操作者の操作に基づく操作信号を伝送処理部31に出力する。この操作信号は中央処理装置2に供給され、中央処理装置2は受信した操作信号に応じて、照明負荷の状態を変更すると共に、この変更に応じた表示制御信号を監視端末器10に送信する。
監視端末器10の伝送処理部31は、ステップS6において表示制御信号を受信する。伝送処理部31は、受信した表示制御信号に基づいて表示部19を制御して照明負荷の状況表示を行う(ステップS7)。これにより、表示部19は照明負荷の状態に応じた点灯状態となる。例えば、操作部22bが操作された場合には、LED表示部25Bbは点滅状態から消灯状態に移行し、LED表示部25Rbが消灯状態から点灯状態に移行する。
なお、上述したように、操作状況の表示方法としては種々の方法が考えられる。例えば、上記説明では、操作者が操作部22を操作中であることを、現在点灯中の対応するLEDを点滅させることで示したが、操作によって点灯するLEDを点滅させるようにしてもよい。即ち、操作状況の表示としては、通常の表示状態とは異なる表示、例えば、照明負荷の照明状態の状況表示とは異なる表示を行えばよい。
また、操作者が当該操作部を操作中であることを知らせる表示は操作者がタッチパネル23bを触れている期間において行い、中央処理装置2から送信された変更に応じた表示制御信号を受信したときに表示部22を通常の点灯表示となるように切り替えてもよい。
中央処理装置2から送信される表示制御信号は操作してから受信するまでに時間を要するが、上述したように、操作者の操作に基づいて操作中であることを表示制御信号を受信するときまで表示することによって、操作されたことを短時間で確実に操作者に告知することができる。
(未設定時の動作)
ところで、上述したように、各操作部22と各照明負荷とは、中央処理装置2において対応付け(割付け)られている。これにより、各操作部22の操作によって、対応する照明負荷を点灯制御することが可能であると共に、各照明負荷に対応したLED表示部25B,25Rを点灯制御することが可能である。
しかしながら、操作部22のうちの全ての操作部に割付けが行われていないことがある。このような未設定(未割付)の操作部22に対応するLED表示部25B,25Rは消灯状態であり、また、未設定の操作部22を操作しても通常何らの反応もない。この場合でも、操作部22に対する操作時にクリック感がないことから、非割付によってLEDが消灯しているのか、操作ミスによって消灯しているのかの判定が困難である。
そこで、本実施の形態においては、このような未設定時においても、操作状況を表示することができるようになっている。即ち、この場合には、ステップ3において、タッチ処理部30は、未設定の操作部22を操作したことを示す端末表示制御信号を出力する。伝送処理部31はこの端末表示制御信号に基づいて、表示部19に未設定の操作部22に対して操作が行われたことを示す操作状況の表示を表示させる。
例えば、未設定の操作部22に対応する操作があった場合には、対応する消灯中のLED表示部25B,25Rを交互に点滅させるようにしてもよい。この交互点滅表示によって、操作者は、非割付によってLEDが消灯しているのか、操作ミスによって消灯しているのか、あるいは通電されていないこと等を認識することができる。
なお、所定時間経過後は未設定である旨の表示は消灯させてもよい。
(中央処理装置の非応答時の動作)
ところで、上述したように、監視端末器10からの操作信号は、中央処理装置2に供給されて処理され、中央処理装置2から各種制御信号が監視端末器10に戻される。この場合において、中央処理装置2がビジー状態になった等の理由から、中央処理装置2から制御信号が監視端末器10に戻されないことがある
そこで、本実施の形態においては、中央処理装置2からの応答がない場合においても、操作状況を表示することができるようになっている。即ち、通常、伝送処理部31は伝送路2の伝送状況を監視しており、中央処理装置2がビジー等の理由により応答を返さないことを認識することができる。伝送処理部31は、中央処理装置2からの応答が返らない場合には、端末表示制御信号に基づく操作状況表示に代えて、無応答を示す操作状況表示を表示部19に表示させるようになっている。
例えば、伝送処理部31は、所定の操作部22に対する応答がない場合には、操作した操作部22に対応したLED表示部25B,25Rを、比較的高速に交互点滅させるようにしてもよい。この高速交互点滅表示によって、操作者は、中央処理装置2がビジー状態によってLED表示が変化しないのか、操作ミスによってLED表示が変化しないのかを認識することができる。
このように本実施の形態においては、操作に応じた表示を行うことにより、操作者が操作した操作内容を容易に認識することができる。これにより、操作者の誤操作を防ぐことが可能である。なお、上記実施の形態におては、操作者の操作状況をLED表示によって表示する例を示したが、他の表示方法を採用してもよく、更に、音声等により操作状況を操作者に告知するようにしてもよい。
また、操作状況の表示は、照明負荷の状況表示用のLEDを利用したが、操作状況表示用の表示部を別途設けてもよいことは明らかである。また、例えば、システムのエラーであることを示す表示部が別途設けてあってもよい。
図6は本発明の第2の実施の形態を示すフローチャートである。図6において図5と同一のステップには同一符号を付して説明を省略する。本実施の形態はタッチ処理部の処理が第1の実施の形態と異なるのみであり、ハードウェア構成は図1と同様である。
本実施の形態におけるタッチ処理部30は、操作者の操作状況として、操作者の操作の過程を検出することができるようになっている。タッチ操作部20を例えば静電容量型のセンサによって構成すると、タッチ操作部20は、操作者が指をタッチパネル23a〜23dに近づけただけで、操作者の指による静電容量の変化を検出することが可能である。この場合には、指と各電極26との距離に応じて異なるレベルの検知結果が得られる。タッチ処理部30は、タッチ操作部20による検知結果を複数の閾値レベルと比較することで、操作者の操作過程の状況を認識することができる。
例えば、タッチ処理部30は、ステップS11,S14において、タッチ操作部20の検知結果を第1の閾値レベル及びこの第1の閾値レベルよりも高いレベルの第2の閾値レベルと比較する。タッチ処理部30は、タッチ操作部20の検知結果が第1の閾値レベルを超えることにより、操作者が指を電極26(タッチパネル23a〜23d)のいずれかに近接させたものと判定して、第1の閾値判定に基づく端末表示制御信号を出力する(ステップS12)。更に、タッチ処理部30は、検知結果が第2の閾値レベルを超えることにより、操作者が指でタッチパネル23a〜23dのいずれかを操作したものと判定して、第2の閾値判定に基づく端末表示制御信号を出力する(ステップS15)。
タッチ処理部30は各判定結果に応じた端末表示制御信号を伝送処理部31に出力する。例えば、タッチ処理部30は、検知結果が第1の閾値レベルを超えると、図3のLED表示部25B,25Rを交互点滅させ、検知結果が第2の閾値レベルを超えると、LED表示部25B,25Rの点灯中のLEDを点滅させるための端末表示制御信号を出力してもよい。
次に、このように構成された実施の形態の動作について図7及び図8の説明図を参照して説明する。図7及び図8は人の指と各操作部20との位置関係及び各位置における検知レベルを示している。
いま、図7に示すように、人が指40を操作部22中の操作部22cに近づけるものとする。タッチ操作部20は指40が電極26に近づくにつれて、レベルが高くなる検知結果をタッチ処理部30に出力する。図7は各電極26によって得られる検知レベルを示している。図7に示すように、指40に最も近い電極ほど検知レベルが高くなっている。
タッチ処理部30は、タッチ操作部20の検知レベルが第1の閾値SLを超えたか否かを判定する(ステップS11)。図7に示すように、指40が操作部22cの近くに到達することによって、検知レベルが第1の閾値SLを超えるので、タッチ処理部30は、操作者が操作部22cに対する操作の途中であるものと判定して、第1の閾値判定に応じた端末表示制御信号を伝送処理部31に出力する(ステップS12)。これにより、例えば、LED表示部25Bc,25Rcは交互に点滅を開始する(ステップS13)。
更に、指40が、図8に示すように、タッチパネル23cに十分近い位置まで到達すると、図8に示すように、指40に近い操作部22cに対応した電極26による検知レベルは、極めて高くなる。これにより、タッチ操作部20からの検知レベルは第2の閾値SHを超える。そうすると、タッチ処理部30は、操作者が操作部22cに対して操作を開始したものと判定して、第2の閾値判定に応じた端末表示制御信号を伝送処理部31に出力する(ステップS15)。これにより、LED表示部25Bc,25Rcの一方が点滅を開始する(ステップS4)。
このように、本実施の形態においては、操作者の操作の過程に応じた操作状況の表示が可能である。操作者は操作状況の表示を確認しながら操作を行うことで、確実な操作が可能となる。
なお、本実施の形態においても、操作過程を示す操作状況の表示としては、通常とは異なる表示、例えば照明負荷の状況表示と異なる表示方法であれば、種々の方法を採用することができる。また、操作過程を示す操作状況表示用の表示部を別途設けてもよいことは明らかであり、更に、操作過程を音声等によって操作者に告知するようにしてもよい。
なお、上記各実施の形態においては、中央処理装置によって各端末を制御する照明制御システムに適用した例について説明したが、監視端末器が直接照明器具等を制御する場合にも本発明を同様に適用可能である。また、各表示手段、表示方法を適宜組み合わせて構成してもよい。また、タッチ操作部は複数の照明器具等の各端末器に対応した複数の操作部を有するものとして説明したが、1つの端末器に対応する1つの操作部のみを有するものにも同様に適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る監視端末器を示すブロック図。 図1の監視端末器が組込まれた照明制御システムの構成を示す構成図。 監視端末器10の操作パネル20aの外観を示す平面図。 図1中のタッチ操作部20の具体的な構成の一例を示す説明図。 第1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート。 本発明の第2の実施の形態を示すフローチャート。 第2の実施の形態の動作を説明するための説明図。 第2の実施の形態の動作を説明するための説明図。
符号の説明
10…監視端末器
19…表示部
20…タッチ操作部
30…タッチ処理部
31…伝送処理部

Claims (4)

  1. 照明器具を含む1つ以上の端末器に対応したタッチセンサー方式の1つ以上の操作部と;
    前記照明器具の点消灯状態に対応した告知を行う告知部と;
    前記操作部に対する操作者の操作を検知すると、検知結果に応じて中央制御装置に制御信号を送信するとともに、前記告知部に照明器具の点消灯状態に対応する告知とは異なる告知であって、前記操作部が操作中であることに対応した告知を行わせ、中央制御装置がビジー状態のときには前記操作部が操作中であることに対応した告知に代えて前記告知部に無応答を示す告知を行わせ、前記中央制御装置から告知制御信号を受信したときに前記告知部に前記照明器具の点消灯状態に対応した告知を行わせる処理部と;
    を具備したことを特徴とする監視端末器。
  2. 前記処理部は、前記端末器と前記操作部とが未対応である場合には、未対応の前記操作部に対する操作者の操作に対して、未対応であることを示す告知を行うように前記告知部を制御することを特徴とする請求項1に記載の監視端末器。
  3. 前記処理部は、前記操作部に対する操作者の操作の検知レベルを判定することで、操作の途中経過を示す告知を行うように前記告知部を制御することを特徴とする請求項1または2に記載の監視端末器。
  4. 照明器具を含む1つ以上の端末器を制御する前記中央制御装置と;
    請求項1乃至3のいずれか1つに記載の監視端末器と;
    を具備したことを特徴とする照明制御システム。
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