JP2007294268A - 遠隔監視制御システムの制御端末器 - Google Patents

遠隔監視制御システムの制御端末器 Download PDF

Info

Publication number
JP2007294268A
JP2007294268A JP2006121340A JP2006121340A JP2007294268A JP 2007294268 A JP2007294268 A JP 2007294268A JP 2006121340 A JP2006121340 A JP 2006121340A JP 2006121340 A JP2006121340 A JP 2006121340A JP 2007294268 A JP2007294268 A JP 2007294268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
terminal
lighting load
data
transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006121340A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4710706B2 (ja
Inventor
Takeshi Yatemata
猛 八手又
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2006121340A priority Critical patent/JP4710706B2/ja
Priority to US11/785,938 priority patent/US7446670B2/en
Priority to KR1020070039239A priority patent/KR100826370B1/ko
Priority to TW096114421A priority patent/TWI360369B/zh
Priority to CN2007101018286A priority patent/CN101072449B/zh
Publication of JP2007294268A publication Critical patent/JP2007294268A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4710706B2 publication Critical patent/JP4710706B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q9/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems for selectively calling a substation from a main station, in which substation desired apparatus is selected for applying a control signal thereto or for obtaining measured values therefrom
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/02Details
    • H04L12/12Arrangements for remote connection or disconnection of substations or of equipment thereof
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/175Controlling the light source by remote control
    • H05B47/18Controlling the light source by remote control via data-bus transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2209/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems
    • H04Q2209/10Arrangements in telecontrol or telemetry systems using a centralized architecture
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2209/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems
    • H04Q2209/40Arrangements in telecontrol or telemetry systems using a wireless architecture
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q2209/00Arrangements in telecontrol or telemetry systems
    • H04Q2209/80Arrangements in the sub-station, i.e. sensing device
    • H04Q2209/88Providing power supply at the sub-station
    • H04Q2209/883Providing power supply at the sub-station where the sensing device enters an active or inactive mode

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

【課題】照明負荷を消灯する際に一定時間だけ消灯を遅らせる場合に照明負荷の消灯を遅らせる時間を任意に延長させる。
【解決手段】リレー端末器1が遅れ時間(延長操作受付時間)Tdの計時中に照明負荷Lの点灯指令を受け取った場合、制御手段たる端末器処理部7が遅れ時間(延長操作受付時間)Tdの計時を再度開始して照明負荷Lの消灯を遅らせる遅れ時間Tdを任意に延長させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、遠隔監視制御システムに用いられる制御端末器に関するものである。
従来から、図14に示す構成の遠隔監視制御システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。この遠隔監視制御システムでは、伝送ユニット100に接続された2線式の信号線Lsに複数台ずつの操作端末器101および制御端末器102が接続される。図示例では操作端末器101として、個別スイッチ101a、パターンスイッチ101bが設けられる。各操作端末器101および各制御端末器102にはそれぞれアドレスが設定されており、伝送ユニット100はアドレスを用いて操作端末器101および制御端末器102を識別する。個別スイッチ101aとパターンスイッチ101bとはそれぞれ監視入力を発生させるスイッチSa,Sbを備え、制御端末器102は負荷(図示例では照明負荷L)を制御するリレーを内蔵する。また、操作端末器101には照明負荷Lの動作状態を確認するための発光ダイオードよりなる確認灯(図示せず)が設けられている。ここに、リレーには一般にラッチング型のものが用いられ、制御端末器102がリレーを動作させる際にはリレーにパルス的に電源を供給する。制御端末器102はリレーを外部に持つ形式のものもあり、この場合には別途に設けたトランスからリレーにパルス的に給電する。
伝送ユニット100は信号線Lsに対して、図15(a)に示すフォーマットの伝送信号Vsを送出する。伝送信号Vsは、信号送出開始を示す同期信号SY、伝送信号Vsのモードを示すモードデータMD、操作端末器101や制御端末器102を各別に呼び出すためのアドレスデータAD、照明負荷Lを制御する制御データCD、伝送誤りを検出するためのチェックサムデータCS、操作端末器101や制御端末器102からの返送信号(監視データ)を受信するタイムスロットである信号返送期間WTよりなる双極性(±24V)の時分割多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送される(図15(b))。各操作端末器101および各制御端末器102では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vsにより伝送されたアドレスデータADが、各操作端末器101あるいは各制御端末器102においてあらかじめ設定されているアドレスに一致すると、伝送信号Vsから制御データCDを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号返送期間WTに監視データを電流モード信号(信号線Lsの線間を開放した状態と低インピーダンスを挿入した状態とで表される電流変化による2値信号)で返送する。
伝送ユニット100から所望の操作端末器101あるいは制御端末器102にデータを伝送する場合には、モードデータMDを制御モードとし、操作端末器101あるいは制御端末器102に設定されたアドレスをアドレスデータADとする伝送信号Vsを送出し、この伝送信号Vsを信号線Lsに送出すれば、アドレスデータADに一致するアドレスを有した操作端末器101または制御端末器102が制御データCDを受け取り、信号返送期間WTに監視データを返送する。伝送ユニット100では送出した制御データCDと信号返送期間WTに受信した監視データとの関係によって制御データCDが所望の操作端末器101または制御端末器102に伝送されたことを確認する。制御端末器102は受け取った制御データCDに従って照明負荷Lを制御するための負荷制御信号を出力し、操作端末器101では受け取った制御データCDに従って照明負荷Lの動作確認表示を行なうための監視信号を出力する。
一方、伝送ユニット100は通常時にはモードデータMDをダミーモードとした伝送信号Vsを一定時間間隔で送出しており(常時ポーリング)、操作端末器101においてスイッチSa,Sbの操作に伴う監視入力が発生すると、操作端末器101は伝送ユニット100に対して監視入力の発生を伝送しようとする。すなわち、この操作端末器101はダミーモードの伝送信号Vsの同期信号SYに同期させて図15(c)のような割込信号を発生させ、同時に割込フラグを設定して伝送ユニット100との以後の情報授受に備える。伝送ユニット100では割込信号を受信すると、モードデータMDを割込ポーリングモードとしかつアドレスデータADの上位の半数のビット(アドレスデータADを8ビットとすれば上位4ビット)を順次増加させながら伝送信号を送出し、割込信号を発生した操作端末器101では、割込ポーリングモードの伝送信号のアドレスデータADの上位4ビットが操作端末器101に設定されているアドレスの上位4ビットに一致するときに、信号返送期間WTにアドレスの下位の半数のビットを伝送ユニット100に返送する。このように、伝送ユニット100は割込信号を発生した操作端末器101を16個ずつまとめて探すので、比較的短い時間で操作端末器101を発見することができる。
伝送ユニット100が割込信号を発生した操作端末器101のアドレスを獲得するとモードデータMDを監視モードとし、獲得したアドレスデータADを持つ伝送信号Vsを信号線Lsに送出する。この伝送信号Vsに対して操作端末器101は伝送しようとする情報を信号返送期間WTに返送する。最後に、伝送ユニット100は割込信号を発生した操作端末器101に対して割込リセットを指示する信号を送出し、操作端末器101の割込フラグを解除する。以上のようにして、操作端末器101から伝送ユニット100への情報伝送は、伝送ユニット100から操作端末器101への4回の信号伝送(ダミーモード、割込ポーリングモード、監視モード、割込リセット)によって完了する。伝送ユニット100が所望の制御端末器102の動作状態を知ろうとするときには、モードデータMDを監視データとした伝送信号を送出するだけでよい。
上述の動作を簡単にまとめる。まず、操作端末器101においてスイッチSa,Sbの操作に伴う監視入力が発生すると、操作端末器101から監視入力に対応した監視データを伝送ユニット100に返送し、伝送ユニット100が制御端末器102に制御データCDを伝送すると、制御端末器102は負荷制御信号を出力して照明負荷Lを制御する。ここで、制御端末器102には負荷監視入力が与えられ、負荷監視入力に対応する監視データを伝送ユニット100に返送し、返送された監視データを操作端末器101に伝送する。この伝送信号によって操作端末器101では監視信号を出力する。監視信号は通常は確認灯の点灯・消灯に用いられる。
ところで、各操作端末器101において最大4回路の監視入力を受け付けることを可能とし(個別スイッチ101aには最大4個のスイッチSaを設けることができる)、また各制御端末器102において最大4回路の照明負荷Lを接続することを可能とするために、伝送信号VsのアドレスデータADにはアドレスを拡張する2ビットの負荷番号が設けられている。つまり、各操作端末器101および各制御端末器102には最大4個ずつのアドレスが設定可能になっている。各操作端末器101および各制御端末器102に設定される4個のアドレスのうち負荷番号を除く部分は端末器の種別(操作端末器101か制御端末器102かなどの種別)を表す部分とチャンネル(対応関係を持つ操作端末器101と制御端末器102とは同一チャンネルが設定される)を表す部分とから構成される。言い換えると、各スイッチSa,Sbおよび各照明負荷Lにはそれぞれ個別のアドレスが付与されていることになる。また、互いに一対一に対応する個別スイッチ101aと制御端末器102とを同チャンネルに設定することで対応関係がわかりやすくなっている。なお、以下の説明では個別スイッチ101aで各照明負荷Lを個別に制御することを個別制御と呼ぶことにする。
ところで、この種の遠隔監視制御システムでは、パターンスイッチ101bのスイッチSbと照明負荷Lとのアドレスの対応関係を伝送ユニット100で管理しているから、伝送ユニット100において1回路のスイッチSbのアドレスに複数回路の照明負荷Lのアドレスを関係データとして対応付けておけば、1回路のスイッチSbで複数回路の照明負荷Lを一括して制御することが可能である。このような一括制御にはグループ制御とパターン制御とがある。グループ制御では複数の負荷を同じ制御状態に制御し、パターン制御では複数の負荷をあらかじめ個々に設定した制御状態に制御する。グループ制御やパターン制御は、照明負荷Lを制御するときにとくに有効であって、オフィス空間のように多数の照明負荷が配列されているような場所で、複数の照明負荷を一斉に点灯・消灯させる際にグループ制御やパターン制御を利用することができる。図示例ではスイッチSbを備えたパターンスイッチ101bを示しているが、グループ制御用の端末器であるグループスイッチは示していない。ただし、パターン制御やグループ制御では、一括制御用に定められている操作用アドレスを用いる点を除けば他の操作端末器と同様である。
なお、端末器としては、照明負荷Lの光出力を調節可能な調光器を内蔵した調光制御端末器102cや、調光制御端末器102cを用いた場合の調光量を指示するための調光操作端末器101cなども用いることができる。
ところで、上記従来の遠隔監視制御システムにおいては、個別スイッチ101aやパターンスイッチ101bの操作で照明負荷Lを点滅する代わりに、予め設定された時刻に自動的に照明負荷Lを点滅するような負荷制御(タイマ制御)を行うためのプログラムタイマユニット105が設置される場合がある。このプログラムタイマユニット105は、一週間の曜日毎に負荷制御の入、切時刻並びに個別制御やグループ制御あるいはパターン制御のような制御内容等を指定するプログラムが記録され、プログラムの設定時刻データを現在時刻データと比較し、両時刻データが一致したときに、内蔵する出力用リレーを開閉することで無電圧の接点信号を出力する。プログラムタイマユニット105の複数の接点信号出力端子には各々接点入力端末器106の入力端子が接続されており、接点入力端末器106ではプログラムタイマユニット105から出力される接点信号に応じた監視データを伝送ユニット100に伝送し、伝送ユニット100が上記監視データに応じた制御データを制御端末器102に伝送することによって、設定時刻にプログラムの制御内容に応じた負荷制御が行われる。なお、プログラムタイマユニット105及び接点入力端末器106にはリモコントランス107が接続されており、このリモコントランス107にて交流電源100Vを24Vに降圧して動作電圧が供給されている。
特開2003−111154公報
ところで、上述のようにプログラムタイマユニット105を用いて照明負荷Lを自動的に消灯させた場合、設定時刻に照明負荷Lが一斉に消灯してしまうと安全上の問題が生じる可能性がある。そのため、設定時刻に照明負荷Lを消灯する前に、一旦消灯した後に再度点灯してから一定時間後に完全に消灯することとし、当該一定時間中にスイッチ操作等により点灯の延長を可能とする機能が望まれている。しかしながら、上記従来の制御用端末器102では伝送ユニット100から消灯の制御データを受け取った時点から所定の遅れ時間(前記一定時間に相当)経過後にリレーを駆動して照明負荷Lを消灯することは可能であったが、前記遅れ時間中に伝送ユニット100から点灯の制御データを受け取るとそのまま照明負荷Lを点灯してしまい、遅れ時間を延長し且つ当該遅れ時間経過後に照明負荷Lを消灯することはできなかった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、照明負荷を消灯する際に一定時間だけ消灯を遅らせる場合に照明負荷の消灯を遅らせる時間を任意に延長させることができる遠隔監視制御システムの制御端末器を提供することにある。
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、それぞれアドレスが設定された操作端末器及び制御端末器を2線式の信号線を介して伝送ユニットに接続し時分割多重の伝送信号にてデータの送受信を行い、伝送ユニットは、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に送出することによって操作端末器及び制御端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に、監視入力のあった操作端末器からの監視データを受信すると監視データに基づいて制御データを生成し、監視データを発生した操作端末器とアドレスによる対応関係が予め設定されている制御端末器に対して制御データを伝送して制御端末器に接続された照明負荷を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、伝送ユニットとの間で伝送信号を送受信する伝送信号送受信手段と、照明負荷への給電を入切する給電入切手段と、照明負荷の消灯を指示する前記制御データを含む伝送信号を伝送信号送受信手段で受信したときに所定の延長操作受付時間の計時を開始するとともに伝送ユニットに対して照明負荷が消灯状態であることを示す監視データを返信し且つ給電入切手段を制御して照明負荷への給電を継続させる制御手段とを備え、該制御手段は、前記延長操作受付時間の計時中に伝送ユニットから当該照明負荷の点灯を指示する制御データを含む伝送信号を伝送信号送受信手段で受信すれば当該延長操作受付時間の計時を再度開始し、前記延長操作受付時間の計時中に伝送ユニットから当該照明負荷の点灯を指示する制御データを含む伝送信号を伝送信号送受信手段で受信しなければ当該延長操作受付時間の計時終了後に給電入切手段を制御して照明負荷への給電を停止することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記給電入切手段は、電源から照明負荷への給電路に挿入された外付けのリレーを駆動することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記給電入切手段は、電源から照明負荷への給電路に挿入されたリレーを具備し、当該リレーを駆動することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1の発明において、前記照明負荷への給電量を調節して調光する調光手段を備え、前記制御手段は、前記延長操作受付時間の計時中に照明負荷を定格点灯するか若しくは前記調光手段によって調光点灯させることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか1項の発明において、前記制御手段は、照明負荷の消灯を指示する前記制御データに基づいて前記延長操作受付時間の計時を開始する際に前記給電入切手段を制御して当該照明負荷を一旦消灯させた後に再度点灯させることを特徴とする。
請求項1〜4の発明によれば、消灯指示の制御データを受け取った場合、制御手段が伝送ユニットに対して消灯の監視データを返信し、延長操作受付時間の計時中に操作端末器からスイッチ操作の監視データを受けた伝送ユニットから点灯指示の制御データが送信され、当該点灯指示の制御データを受け取った場合に制御手段が延長操作受付時間の計時を再度開始するので、照明負荷を消灯する際に一定時間だけ消灯を遅らせる場合に照明負荷の消灯を遅らせる時間(延長操作受付時間)を任意に延長させることができる。
請求項5の発明によれば、延長操作受付時間の計時を開始する際に前記給電入切手段を制御して当該照明負荷を一旦消灯させた後に再度点灯させることによって、照明負荷の消灯を知らせることができる。
(実施形態1)
図1に本実施形態の制御端末器(リレー端末器)1を含む遠隔監視制御システムのシステム構成図を示す。但し、図1のシステム構成は一例であって、これに限定する趣旨ではない。
リレー端末器1と、スイッチSを具備した個別制御用の操作端末器(個別スイッチ)101A,101B,101Cと、プログラムタイマユニット108とが2線式の信号線Lsを介して伝送ユニット100に接続されている。なお、プログラムタイマユニット108は伝送信号を送受信する手段を有しており、従来のプログラムタイマユニット105と異なり接点入力端末器106を介さずに直接信号線Lsに接続されて伝送ユニット100との間で伝送信号を授受するものである。
個別スイッチ101A,101B,101Cは、押釦型のスイッチSaと、監視信号に応じて点滅する確認灯LD1,LD2とを具備している。一方の確認灯LD1は赤色発光ダイオードからなり、原則として照明負荷Lが点灯しているときに点灯するとともに照明負荷Lが消灯しているときに消灯することで照明負荷Lの状態を表示するものである。また、他方の確認灯LD2は緑色発光ダイオードからなり、原則として照明負荷Lが点灯しているときに消灯するとともに照明負荷Lが消灯しているときに点灯することでスイッチSaの位置を表示するものである。
本実施形態のリレー端末器1は図2に示す回路構成を有するものであって、4つのラッチングリレー21〜24と、これら4つのラッチングリレー21〜24を各別に駆動するリレー駆動部3と、信号線Lsを介して伝送ユニット100との間で伝送信号を送受信する伝送信号送受信部4と、従来技術で説明したチャンネル(アドレスの一部)を設定するためのディップスイッチDS1からなるアドレス設定部5と、延長操作受付時間(遅れ時間)の時間設定や遅れオフ動作(後述する)の入切用アドレスなどを設定するためのディップスイッチDS2からなる設定部6と、端末器全体の制御を行う端末器処理部7とを備えている。但し、ディップスイッチDS1,DS2の代わりにロータリスイッチでアドレス設定部5並びに設定部6を構成してもよい。
アドレス設定部5及び設定部6の代わりに光ワイヤレス信号を用いて外部から設定可能なEEPROM等からなるメモリ部8を備える場合は図3に示す構成となる。図3の回路では、EEPROMからなるメモリ部8にアドレスや延長操作受付時間の設定時間等のデータを書き込んだり、書き込まれているデータを読み出すために、光ワイヤレス信号を送受信するためのワイヤレス信号送受信回路部9と、光ワイヤレス信号で設定する内容を切り替える設定切替部10とが設けてあり、ワイヤレス信号送受信回路部9は外部の設定器(図示せず)から光ワイヤレス信号を受信すると設定器からの指示に応じてメモリ部8にデータを書き込んだり、書き込まれているデータを設定器に返送したりする。図3の構成を採用すれば、ディップスイッチDS1,2を操作する場合に比較して設定作業が容易になるのである。
ラッチングリレー21〜24は2巻線の磁気保持型ラッチングリレーからなり、リレー駆動部3によりセットコイル又はリセットコイルに1ショットで励磁電流が流れると、反転動作して、商用電源ACと照明負荷Lとの間に挿入された主開閉接点Sを現在の状態から反転動作させ、その動作状態を励磁電流が無くなっても永久磁石により保持し、この永久磁石の保持状態を解除する方向の励磁電流がセットコイル又はリセットコイルに流れると反転動作を行い、その動作状態を保持するものである。すなわち、本実施形態ではラッチングリレー21〜24とリレー駆動部3が給電入切手段に相当する。
伝送信号送受信部4は伝送信号Vsを受信して端末器処理部7へ送るとともに、端末器処理部7からの返信データに基づいて所定のインピーダンスを介して信号線Lsを短絡し、電流モードの返信信号を送信する機能を持つ。端末器処理部7はアドレス設定部5に設定されたアドレスに一致するアドレスデータADを持つ伝送信号Vsが受信されると制御データCDを取り込み、制御データCDに基づいてリレー駆動部3を通じてラッチングリレー21〜24を動作させる。またラッチングリレー21〜24の主開閉接点Sの状態(オン状態又はオフ状態)をラッチングリレー21〜24に設けられている補助接点から取り込み、監視データとして伝送信号送受信部4より返信信号により返信させる機能を備えている。
さらに端末器処理部7は、照明負荷Lの消灯を指示する制御データCDを受け取ったときに延長操作受付時間(遅れ時間)の計時を開始するとともに伝送ユニット100に対して照明負荷Lが消灯状態であることを示す監視データを返信し且つ延長操作受付時間の計時が終了するまではリレー駆動部3にラッチングリレー21〜24を駆動させずに照明負荷Lへの給電を継続させる機能(遅れオフ動作機能)を有している。すなわち、本実施形態では端末器処理部7が制御手段に相当する。なお、ラッチングリレー21〜24や端末器処理部7等の動作電源は、図示しない電源回路で伝送信号Vsを整流して得ている。
リレー端末器1は、図4に示すように略箱形の合成樹脂成形品からなる器体11を備え、上述の回路を搭載したプリント配線板(図示せず)がラッチングリレー21〜24とともに収納されている。器体11は、所謂分電盤協約寸法(JIS C8370 付属書5参照)に対応した寸法に形成されており、長手方向における一端側(図4(a)では下側)にはラッチングリレー21〜24の主開閉接点Sに接続する一対のねじ端子12が4組並設され、長手方向における他端側(図4(a)では上側)には信号線Lsを接続する一対のねじ端子13が配設され、さらに、長手方向における略中央部にはアドレス設定部5のディップスイッチDS1と設定部6のディップスイッチDS2が並設されている。したがって、本実施形態のリレー端末器1は住宅用分電盤(住宅盤)内の取り付け板に取り付けて、住宅盤の内器である分岐ブレーカなどと並設することができる。なお、器体の形状は図4に示すものに限定する趣旨ではなく、また、住宅盤内に収納する代わりにシステム天井の吊りボルトに取り付ける構造を採用しても構わない。
ここで、図1に示すシステム構成例では、照明負荷Lがリレー端末器1の負荷番号=1のラッチングリレー21に接続され、アドレス設定部5には個別制御用のチャンネル=0が設定されるとともに、設定部6には遅れオフ動作機能の入切用アドレスとしてチャンネル=1と負荷番号=1が設定されている。なお、以下ではチャンネルと負荷番号をハイフンでつなげることにより、例えば、チャンネル=1,負荷番号=1のアドレスを1−1と表記する。
一方、個別スイッチ101A,101B,101Cには個別制御用のアドレスとして0−1が設定され、さらに個別スイッチ101B,101Cには遅れオフ動作機能の入切用アドレスとして1−1も設定されている。ここで個別スイッチ101Bでは、スイッチSaの操作に伴う監視入力が発生した場合に個別制御用アドレス(0−1)とオフ(消灯)の指令からなる監視データ及び遅れオフ動作機能の入切用アドレス(1−1)とオフ(遅れオフ動作切)の指令からなる監視データを伝送ユニット100に送信するように設定されている。また個別スイッチ101Cでは、スイッチSaの操作に伴う監視入力が発生した場合に個別制御用アドレス(0−1)とオン(点灯)の指令からなる監視データ及び遅れオフ動作機能の入切用アドレス(1−1)とオン(遅れオフ動作入)の指令からなる監視データを伝送ユニット100に送信するように設定されている。
また、プログラムタイマユニット108では、予めプログラムされた時刻になると個別制御用アドレス(0−1)と点灯又は消灯の指令からなる監視データを伝送ユニット100に送信するように設定されている。
例えば、図5のタイムチャートに示すように照明負荷Lが消灯しているときは個別スイッチ101A,101B,101Cの確認灯LD1は全て消灯し且つ確認灯LD2は全て点灯しており、この状態で個別スイッチ101AのスイッチSaが操作されると、個別スイッチ101Aから伝送ユニット100に監視データ(個別制御用アドレスの0−1)が送信され、伝送ユニット100が当該監視データに対応して照明負荷Lの動作を反転(点灯)させる指令を制御データCDとしてリレー端末器1に送信し、当該制御データCDに応じて端末器処理部7がリレー駆動部3を制御しラッチングリレー21をオン駆動して主開閉接点Sをオンすることで照明負荷Lが点灯する。また、端末器処理部7がラッチングリレー21の主開閉接点Sがオン状態であることを示す監視データを伝送ユニット100に返信し、伝送ユニット100から個別スイッチ101A,101B,101Cに対して当該監視データが送信されて、個別スイッチ101A,101B,101Cの確認灯LD1が全て点灯し且つ確認灯LD2が全て消灯する。
予めプログラムされた消灯時刻になるとプログラムタイマユニット108から伝送ユニット100に対して監視データ(個別制御用アドレスの0−1と消灯の指令)が送信され、伝送ユニット100が当該監視データに対応して照明負荷Lを消灯させる指令を制御データCDとしてリレー端末器1に送信する。リレー端末器1の端末器処理部7は、当該指令を受け取ると遅れオフ動作機能によって遅れ時間(延長操作受付時間)Tdの計時を開始するとともにラッチングリレー21の主開閉接点Sをオン状態に維持し、さらに実際の動作状態とは関係なしに主開閉接点Sがオフ状態であることを示す監視データを伝送ユニット100に返信する。その結果、伝送ユニット100から個別スイッチ101A,101B,101Cに対して当該監視データが送信されて、個別スイッチ101A,101B,101Cの確認灯LD1が全て消灯し且つ確認灯LD2が全て点灯する。
そして、遅れ時間Tdの計時中に個別スイッチ101AのスイッチSaが操作されて個別スイッチ101Aから伝送ユニット100に監視データ(個別制御用アドレスの0−1)が送信され、伝送ユニット100が当該監視データに対応して照明負荷Lの動作を反転(点灯)させる指令を制御データCDとしてリレー端末器1に送信すれば、当該制御データCDを受け取った端末器処理部7が計時中の遅れ時間(延長操作受付時間)Tdをリセットして再度初めから計時を開始するとともに主開閉接点Sがオン状態であることを示す監視データを伝送ユニット100に返信する。その結果、伝送ユニット100から個別スイッチ101A,101B,101Cに対して当該監視データが送信されて、個別スイッチ101A,101B,101Cの確認灯LD1が全て点灯し且つ確認灯LD2が全て消灯する。また、遅れ時間Tdの計時中に個別スイッチ101AのスイッチSaが操作されず、照明負荷Lを点灯する指令を受け取らなかった場合、端末器処理部7は遅れ時間(延長操作受付時間)Tdが終了した時点でリレー駆動部3を制御してラッチングリレー21の主開閉接点Sをオフすることで照明負荷Lを消灯し、さらに主開閉接点Sがオフ状態であることを示す監視データを伝送ユニット100に返信する。その結果、伝送ユニット100から個別スイッチ101A,101B,101Cに対して当該監視データが送信されて、個別スイッチ101A,101B,101Cの確認灯LD1が全て消灯し且つ確認灯LD2が全て点灯する。
また、照明負荷Lが消灯しているときに個別スイッチ101CのスイッチSaが操作されると、個別制御用アドレス(0−1)とオン(点灯)の指令からなる監視データ及び遅れオフ動作機能の入切用アドレス(1−1)とオン(遅れオフ動作入)の指令からなる監視データが伝送ユニット100に送信され、伝送ユニット100が当該監視データに対応して照明負荷Lの動作を反転(点灯)させる指令と遅れオフ動作入の指令を制御データCDとしてリレー端末器1に送信する。リレー端末器1では、当該制御データCDに応じて端末器処理部7がリレー駆動部3を制御しラッチングリレー21をオン駆動して主開閉接点Sをオンすることで照明負荷Lを点灯するとともに遅れオフ動作機能を有効(入)とする。また、端末器処理部7はラッチングリレー21の主開閉接点Sがオン状態であることを示す監視データを伝送ユニット100に返信し、伝送ユニット100から個別スイッチ101A,101B,101Cに対して当該監視データが送信されて、個別スイッチ101A,101B,101Cの確認灯LD1が全て点灯し且つ確認灯LD2が全て消灯する。
そして、予めプログラムされた消灯時刻になるとプログラムタイマユニット108から伝送ユニット100に対して監視データ(個別制御用アドレスの0−1と消灯の指令)が送信され、伝送ユニット100が当該監視データに対応して照明負荷Lを消灯させる指令を制御データCDとしてリレー端末器1に送信すれば、当該指令を受け取ったリレー端末器1の端末器処理部7が遅れオフ動作機能によって遅れ時間(延長操作受付時間)Tdの計時を開始するとともにラッチングリレー21の主開閉接点Sをオン状態に維持し、さらに実際の動作状態とは関係なしに主開閉接点Sがオフ状態であることを示す監視データを伝送ユニット100に返信する。その結果、伝送ユニット100から個別スイッチ101A,101B,101Cに対して当該監視データが送信されて、個別スイッチ101A,101B,101Cの確認灯LD1が全て消灯し且つ確認灯LD2が全て点灯する。
さらに、遅れ時間Tdの計時中に個別スイッチ101BのスイッチSaが操作されると、個別制御用アドレス(0−1)とオフ(消灯)の指令からなる監視データ及び遅れオフ動作機能の入切用アドレス(1−1)とオフ(遅れオフ動作切)の指令からなる監視データが伝送ユニット100に送信され、伝送ユニット100が当該監視データに対応して照明負荷Lの動作を反転(消灯)させる指令と遅れオフ動作切の指令を制御データCDとしてリレー端末器1に送信する。リレー端末器1では、当該制御データCDに応じて端末器処理部7がリレー駆動部3を制御しラッチングリレー21をオフ駆動して主開閉接点Sをオフすることで照明負荷Lを消灯するとともに遅れオフ動作機能を無効(切)とする。また、端末器処理部7はラッチングリレー21の主開閉接点Sがオフ状態であることを示す監視データを伝送ユニット100に返信し、伝送ユニット100から個別スイッチ101A,101B,101Cに対して当該監視データが送信されて、個別スイッチ101A,101B,101Cの確認灯LD1が全て消灯し且つ確認灯LD2が全て点灯する。すなわち、遅れ時間Tdの計時中に個別スイッチ101BのスイッチSaを操作すれば、遅れ時間Tdの計時を中断して直ちに照明負荷Lを消灯させることができる。
而して本実施形態では、リレー端末器1が遅れ時間(延長操作受付時間)Tdの計時中に照明負荷Lの点灯指令を受け取った場合、制御手段たる端末器処理部7が遅れ時間(延長操作受付時間)Tdの計時を再度開始して照明負荷Lの消灯を遅らせる遅れ時間Tdを任意に延長させることができる。なお、遅れ時間(延長操作受付時間)Tdは設定部6において、例えば、5分、10分、20分、30分のうちから択一的に設定可能である。
ここで、従来技術でも説明したようにプログラムタイマユニット108を用いて照明負荷Lを自動的に消灯させた場合、設定時刻に照明負荷Lが一斉に消灯してしまうと安全上の問題が生じる可能性があるから、設定時刻に照明負荷Lを消灯する前に、一旦消灯した後に再度点灯することで照明負荷Lの消灯を予告することが望ましい。そこで本実施形態のリレー端末器1では、上述のような予告点滅の有無が設定部6において設定可能となっており、設定部6で予告点滅有りと設定されているときには、伝送ユニット100から消灯指令を受け取った端末器処理部7がリレー駆動部3を制御して短時間にラッチングリレー21の主開閉接点Sをオンからオフ、さらにオンさせることで照明負荷Lの予告点滅を行う。なお、設定部6に対する予告点滅の有無の設定は、予告点滅設定用のアドレスを設定した個別スイッチ(図示せず)の操作によって端末器処理部7が行うようにすればよい。
なお、本実施形態では負荷制御用のラッチングリレーを内蔵したリレー端末器を例示したが、図6や図7に示すように外付けのラッチングリレー(図示せず)を接続する接続端子121〜124と、接続端子121〜124に接続されるラッチングリレーを駆動するリレー駆動部31〜34とを備えたリレー制御端末器であっても構わない。但し、図6に示す回路構成ではディップスイッチDS1からなるアドレス設定部5とディップスイッチDS2からなる設定部6を備え、図7に示す回路構成ではメモリ部8、ワイヤレス信号送受信回路部9、設定切替部10を備えている。
(実施形態2)
本実施形態の制御端末器は、白熱灯からなる照明負荷Lへの給電量を調節して調光する調光制御端末器20であり、図8に示すようにラッチングリレー21と、ラッチングリレー21を駆動するリレー駆動部22と、信号線Lsを介して伝送ユニット100との間で伝送信号を送受信する伝送信号送受信部23と、チャンネルを設定するためのディップスイッチDS1からなるアドレス設定部24と、延長操作受付時間(遅れ時間)の時間設定や遅れオフ動作(後述する)の入切用アドレスなどを設定するためのディップスイッチDS2からなる設定部25と、ラッチングリレー21を介して商用電源ACから照明負荷Lへの給電量を調節して調光する調光部26と、端末器全体の制御を行う端末器処理部27とを備えている。但し、ラッチングリレー21、リレー駆動部22、伝送信号送受信部23、アドレス設定部24、設定部25については実施形態1におけるリレー端末器1のものと共通であるから説明を省略する。また、ディップスイッチDS1,DS2の代わりにロータリスイッチでアドレス設定部24並びに設定部25を構成してもよい。
調光部26にはトライアックのような位相制御素子が設けられ、位相制御可能範囲で最大の明るさ(通常は定格点灯時の明るさ)を100%として100分率で示した調光データ(制御データ)を伝送ユニット100から受け取ると、端末器処理部27が商用電源ACのゼロクロス点を検出して調光データに対応する位相角でトリガ信号を発生し、このトリガ信号により調光部26の位相制御素子が商用電源電圧を位相制御して照明負荷Lを調光するのである。
また、アドレス設定部24及び設定部25の代わりに光ワイヤレス信号を用いて外部から設定可能なEEPROM等からなるメモリ部28を備える場合は図9に示す構成となる。図9の回路では、EEPROMからなるメモリ部28にアドレスや延長操作受付時間の設定時間等のデータを書き込んだり、書き込まれているデータを読み出すために、光ワイヤレス信号を送受信するためのワイヤレス信号送受信回路部29と、光ワイヤレス信号で設定する内容を切り替える設定切替部31とが設けてあり、ワイヤレス信号送受信回路部29は外部の設定器(図示せず)から光ワイヤレス信号を受信すると設定器からの指示に応じてメモリ部28にデータを書き込んだり、書き込まれているデータを設定器に返送したりする。
調光制御端末器20は、図10に示すように略箱形の合成樹脂成形品からなる器体31を備え、上述の回路を搭載したプリント配線板(図示せず)がラッチングリレー21とともに収納されている。器体31は分電盤協約寸法に対応した寸法に形成されており、長手方向における一端側(図10(a)では下側)には商用電源ACを接続する一対のねじ端子32と照明負荷Lを接続する一対のねじ端子33が並設され、長手方向における他端側(図10(a)では上側)には信号線Lsを接続する一対のねじ端子34が配設され、さらに、長手方向における略中央部にはアドレス設定部24のディップスイッチDS1と設定部25のディップスイッチDS2が並設されている。したがって、本実施形態の調光制御端末器20も住宅盤内の取り付け板に取り付けて、住宅盤の内器である分岐ブレーカなどと並設することができる。なお、器体の形状は図10に示すものに限定する趣旨ではなく、また、住宅盤内に収納する代わりにシステム天井の吊りボルトに取り付ける構造を採用しても構わない。
ここで、調光制御端末器20のアドレス設定部24には照明負荷Lのオン・オフ(点灯・消灯)制御用(個別制御用)のアドレスと、照明負荷Lの調光制御用のアドレスとが設定されており、調光制御用のアドレスに対して上述した調光データが制御データCDとして伝送ユニット100から送信されてくる。一方、個別制御用のアドレスについては実施形態1のリレー端末器1と共通であって、例えば、アドレス設定部24には個別制御用のアドレスとして0−1が設定されるとともに、設定部25には遅れオフ動作機能の入切用アドレスとして1−1が設定されている。
したがって、図1に示すシステム構成においてリレー端末器1の代わりに本実施形態の調光制御端末器20を設けた場合であっても、実施形態1と同様に調光制御端末器20が遅れ時間(延長操作受付時間)Tdの計時中に照明負荷Lの点灯指令を受け取った場合、制御手段たる端末器処理部27が遅れ時間(延長操作受付時間)Tdの計時を再度開始して照明負荷Lの消灯を遅らせる遅れ時間Tdを任意に延長させることができる。
ところで、本実施形態においても照明負荷Lを消灯する際に予告点滅を行ってもよいが、予告点滅の代わりに調光部26によって照明負荷Lを調光することで予告するようにしても構わない。この場合、図11又は図12に示すように予告調光時の明るさ(以下、減光点灯率と呼ぶ。)を設定するための減光点灯率設定部35を設けることが望ましい。減光点灯率設定部35は可変抵抗器を具備し、器体31前面に設けられた操作子(図示せず)を操作して可変抵抗器の抵抗値を調整することによって減光点灯率を設定するものである。そして、端末器処理部27が減光点灯率設定部35に設定された減光点灯率(可変抵抗器の抵抗値)を読み取り、当該減光点灯率で照明負荷Lを調光点灯して予告調光を行う(図13のタイムチャート参照)。但し、図11に示す回路構成ではディップスイッチDS1からなるアドレス設定部24とディップスイッチDS2からなる設定部25を備え、図12に示す回路構成ではメモリ部28、ワイヤレス信号送受信回路部29、設定切替部30を備えている。
本実施形態の制御端末器(リレー端末器)を含む遠隔監視制御システムの一例を示すシステム構成図である。 同上のブロック図である。 同上の他の構成を示すブロック図である。 同上を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は下面図である。 同上の動作説明用のタイムチャートである。 同上のラッチングリレーを内蔵しない構成を示すブロック図である。 同上のラッチングリレーを内蔵しない他の構成を示すブロック図である。 実施形態2の制御端末器(調光制御端末器)のブロック図である。 同上の他の構成を示すブロック図である。 同上を示し、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は下面図である。 同上のさらに他の構成を示すブロック図である。 同上の別の構成を示すブロック図である。 同上の動作説明用のタイムチャートである。 従来の遠隔監視制御システムの一例を示すシステム構成図である。 伝送信号の説明図である。
符号の説明
1 リレー端末器(制御端末器)
1〜24 ラッチングリレー(給電入切手段)
3 リレー駆動部(給電入切手段)
4 伝送信号送受信部
7 端末器処理部(制御手段)

Claims (5)

  1. それぞれアドレスが設定された操作端末器及び制御端末器を2線式の信号線を介して伝送ユニットに接続し時分割多重の伝送信号にてデータの送受信を行い、伝送ユニットは、アドレスデータを含む伝送信号を信号線に送出することによって操作端末器及び制御端末器を個別にアクセスし、伝送信号に同期して設定した信号返送期間に、監視入力のあった操作端末器からの監視データを受信すると監視データに基づいて制御データを生成し、監視データを発生した操作端末器とアドレスによる対応関係が予め設定されている制御端末器に対して制御データを伝送して制御端末器に接続された照明負荷を制御する遠隔監視制御システムに用いられ、
    伝送ユニットとの間で伝送信号を送受信する伝送信号送受信手段と、照明負荷への給電を入切する給電入切手段と、照明負荷の消灯を指示する前記制御データを含む伝送信号を伝送信号送受信手段で受信したときに所定の延長操作受付時間の計時を開始するとともに伝送ユニットに対して照明負荷が消灯状態であることを示す監視データを返信し且つ給電入切手段を制御して照明負荷への給電を継続させる制御手段とを備え、
    該制御手段は、前記延長操作受付時間の計時中に伝送ユニットから当該照明負荷の点灯を指示する制御データを含む伝送信号を伝送信号送受信手段で受信すれば当該延長操作受付時間の計時を再度開始し、前記延長操作受付時間の計時中に伝送ユニットから当該照明負荷の点灯を指示する制御データを含む伝送信号を伝送信号送受信手段で受信しなければ当該延長操作受付時間の計時終了後に給電入切手段を制御して照明負荷への給電を停止することを特徴とする遠隔監視制御システムの制御端末器。
  2. 前記給電入切手段は、電源から照明負荷への給電路に挿入された外付けのリレーを駆動することを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの制御端末器。
  3. 前記給電入切手段は、電源から照明負荷への給電路に挿入されたリレーを具備し、当該リレーを駆動することを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの制御端末器。
  4. 前記照明負荷への給電量を調節して調光する調光手段を備え、前記制御手段は、前記延長操作受付時間の計時中に照明負荷を定格点灯するか若しくは前記調光手段によって調光点灯させることを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御システムの制御端末器。
  5. 前記制御手段は、照明負荷の消灯を指示する前記制御データに基づいて前記延長操作受付時間の計時を開始する際に前記給電入切手段を制御して当該照明負荷を一旦消灯させた後に再度点灯させることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の遠隔監視制御システムの制御端末器。
JP2006121340A 2006-04-25 2006-04-25 遠隔監視制御システムの制御端末器 Expired - Fee Related JP4710706B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006121340A JP4710706B2 (ja) 2006-04-25 2006-04-25 遠隔監視制御システムの制御端末器
US11/785,938 US7446670B2 (en) 2006-04-25 2007-04-23 Load terminal for use in a remote controlled load management system
KR1020070039239A KR100826370B1 (ko) 2006-04-25 2007-04-23 원격 감시 제어 시스템의 제어 단말기
TW096114421A TWI360369B (en) 2006-04-25 2007-04-24 Load terminal for use in a remote controlled load
CN2007101018286A CN101072449B (zh) 2006-04-25 2007-04-25 用于遥控负载管理系统中的负载终端

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006121340A JP4710706B2 (ja) 2006-04-25 2006-04-25 遠隔監視制御システムの制御端末器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007294268A true JP2007294268A (ja) 2007-11-08
JP4710706B2 JP4710706B2 (ja) 2011-06-29

Family

ID=38660617

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006121340A Expired - Fee Related JP4710706B2 (ja) 2006-04-25 2006-04-25 遠隔監視制御システムの制御端末器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7446670B2 (ja)
JP (1) JP4710706B2 (ja)
KR (1) KR100826370B1 (ja)
CN (1) CN101072449B (ja)
TW (1) TWI360369B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011175781A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明制御端末及び照明制御システム
WO2016113799A1 (ja) * 2015-01-15 2016-07-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 スイッチ装置及びスイッチシステム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104981070A (zh) * 2015-07-09 2015-10-14 苏州朗捷通智能科技有限公司 一种灯光智能控制系统
DE102016207142A1 (de) * 2016-04-27 2017-11-02 Tridonic Gmbh & Co Kg Nutzung von Rundsteuersignalen zur Zeitbestimmung in einem Beleuchtungssystem

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58204491A (ja) * 1982-05-10 1983-11-29 デルマチツク・リミテツド 照明装置
JP2001102179A (ja) * 1999-10-01 2001-04-13 Matsushita Electric Works Ltd 照明装置
JP2003111154A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Matsushita Electric Works Ltd 遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット
JP2006012750A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Hitachi Lighting Ltd 放電灯点灯装置

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4912723A (en) * 1984-06-28 1990-03-27 Westinghouse Electric Corp. Multipurpose digital IC for communication and control network
KR19980030022U (ko) * 1996-11-28 1998-08-17 최훈 타이머와 선스위치를 사용한 야간조명 제어장치
US6211626B1 (en) * 1997-08-26 2001-04-03 Color Kinetics, Incorporated Illumination components
US6331756B1 (en) * 1999-09-10 2001-12-18 Richard S. Belliveau Method and apparatus for digital communications with multiparameter light fixtures
US6813525B2 (en) * 2000-02-25 2004-11-02 Square D Company Energy management system
TW569634B (en) * 2001-04-24 2004-01-01 Matsushita Electric Works Ltd A programmable timer unit for use in a remote control load management system
JP2002323583A (ja) * 2001-04-24 2002-11-08 Matsushita Electric Works Ltd プログラムタイマユニット
US6989637B2 (en) * 2003-09-22 2006-01-24 General Electric Company Method and apparatus for a voltage controlled start-up circuit for an electronic ballast

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58204491A (ja) * 1982-05-10 1983-11-29 デルマチツク・リミテツド 照明装置
JP2001102179A (ja) * 1999-10-01 2001-04-13 Matsushita Electric Works Ltd 照明装置
JP2003111154A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Matsushita Electric Works Ltd 遠隔監視制御システムのプログラムタイマユニット
JP2006012750A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Hitachi Lighting Ltd 放電灯点灯装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011175781A (ja) * 2010-02-23 2011-09-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明制御端末及び照明制御システム
WO2016113799A1 (ja) * 2015-01-15 2016-07-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 スイッチ装置及びスイッチシステム
CN107211510A (zh) * 2015-01-15 2017-09-26 松下知识产权经营株式会社 开关装置和开关系统
CN107211510B (zh) * 2015-01-15 2020-12-01 松下知识产权经营株式会社 开关装置和开关系统

Also Published As

Publication number Publication date
TW200746904A (en) 2007-12-16
US7446670B2 (en) 2008-11-04
KR20070105254A (ko) 2007-10-30
TWI360369B (en) 2012-03-11
JP4710706B2 (ja) 2011-06-29
KR100826370B1 (ko) 2008-05-06
CN101072449A (zh) 2007-11-14
US20070257648A1 (en) 2007-11-08
CN101072449B (zh) 2011-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3501240B1 (en) Lighting device for powering from a main power supply and an auxiliary power supply
US20120212140A1 (en) Apparatus and method for controlling lighting based on dali communication
JP4710706B2 (ja) 遠隔監視制御システムの制御端末器
JP4925330B2 (ja) 負荷制御システム
KR101097735B1 (ko) 부하 제어 시스템
JP6242408B2 (ja) 2つのインターフェイスを備える発光装置
JP4915953B2 (ja) 負荷制御システム
JP2010250991A (ja) 伝送制御装置、及びこの伝送制御装置を備えた遠隔制御監視システム
JP2009158280A (ja) 照明制御システム
KR101149457B1 (ko) 부하 제어 시스템
JP2006185601A (ja) 照明制御システム
US10798796B1 (en) Dimmer switch system with single wire two-way communication architecture
KR101701000B1 (ko) 스위치 장치 및 조립체
JPS62193095A (ja) 遠隔監視制御装置
JPH10223378A (ja) 照明用2線式多方向スイッチ装置
JP5334285B2 (ja) 照明システム
JP4569559B2 (ja) 機器制御装置
JP2012048859A (ja) 遠隔制御システム
JP3104516U (ja) 緊急照明機能付き照明器具
BE1021687B1 (nl) In/uit module voor een domoticasysteem en een domoticasysteem daarmee uitgerust
JPH06335068A (ja) 遠隔監視制御システム
JPH0289497A (ja) 遠隔監視制御システム
JP2005071839A (ja) 制御システムおよび照明制御システム
JP2019207812A (ja) 照明制御システムおよび端末器
JP2018073685A (ja) 点灯制御システム、点灯制御装置及び点灯制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080702

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110106

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110307

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140401

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees