JP3104516U - 緊急照明機能付き照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 緊急照明機能付き照明器具の提供。
【解決手段】 蛍光灯、コントローラ、商用電源を照明に提供する商用電源回路、予備電源を提供する予備回路が組み合わされ、建築物のもとの配線を変更しなくとも、商用電源が正常に供給される時に使用でき、電源スイッチのオンオフの方式により蛍光灯の点灯と滅灯を制御し、さらに商用電源停電時に、電源の回路が自動的に予備回路に接続されて予備電源により電力供給して緊急照明の効果を発生し、且つ商用電源供給が回復した時、電源の回路が自動的に商用電源回路と接続するよう切り換えられて商用電源供給により正常な照明機能を回復する。
【選択図】 図2

Description

本考案は一種の緊急照明機能付き照明器具に係り、特に、もとの建築物の配線を変更しない前提の下で、平時照明及び緊急照明を一つに整合させた設備に関する。
緊急照明設備は一般に正常電力(商用電源)中断時に、続いて照明効果を提供する設備であり、その目的は、居室、作業場所及び避難通路の最低の視界を維持して短時間内に作業を終了させたり緊急状況時に避難できるようにすることにある。避難装置には、避難口の上方の出口表示ランプと各通路の曲がり角に設けられた避難方向指示ランプがあり、それらの設置目的は、正常電力中断時に、暗闇でも避難通路方向と避難口の位置を認識できるようにすることにある。近年、居住品質の向上に伴い、建築物の設計は快適性が強調されるほか、安全性も符合しなければならなくなった。
典型的な緊急照明設備は、壁掛け式緊急照明ランプ(Emergency Lighting)が主流である。緊急照明ランプは一般に各種の場所の避難時に通過が必要な廊下、階段、その他の平時に人工照明が必要な地点に取り付けられる。通常、緊急照明ランプ内には交流直流電源自動切り換え装置が設けられ、平時には交流(AC)電源を直流に切り換え並びに予備電池に自動充電し、電力飽和時には自動的に充電停止し、停電後に予備回路に切り換えて予備電源を供給し、緊急照明を行なう。
しかし、緊急照明ランプはもともと各種の場所に設置される照明設計とは独立して設置され、ゆえに消費者は単独で購入後に建築物内に配置する。しかし、前述したことから分かるように、これらの緊急照明ランプは避難時に通過が必要な廊下、階段、通路、その他の平時に人工照明が必要なポイント位置に配置され、且つ壁掛け式設計を採用しているため、商用電源停電後に、壁面より照射できるだけで、その照明可能なエリアは有限である。
一般家庭中或いは作業場所での照明設備、例えば蛍光灯は、いずれもスイッチの設計により回路を切断或いは導通させて蛍光灯の点灯或いは滅灯を制御している。このため、一般に蛍光灯は商用電源供給時に照明機能を具えている。反対に、伝統的な緊急照明ランプの運転形式は一般の照明設備と反対であり、商用電源停電時に照明の機能を有し、商用電源の正常供給状況下では自動滅灯する。
本考案は一般照明用の蛍光灯或いはバルブ、及び発光ダイオード例えばLEDランプに、商用電源停止時の緊急照明機能をも具備させるようにし、即ち、平時照明装置と緊急照明装置を一つに整合させる。
整合の最も困難な部分はいかに停電或いは使用者の操作による滅灯かを識別することである。周知の解決方式は3本の電線による制御(ビルの回路を配置しなおす必要がある)か、或いはリモートコントローラーの使用、或いは紐によるスイッチ制御である。これらの周知の技術に経済的で簡便なものはない。
本考案の目的は、緊急照明機能付き照明器具を提供することにあり、それは、余分に緊急照明装置を購入するための費用を節約できるものとする。
本考案のもう一つの目的は、一種の緊急照明機能付き照明器具を提供することにあり、それは、正常商用電源供給時と商用電源停電時のいずれでも照明機能を具備するものとする。
請求項1の考案は、
照明器具と、
商用電源を受けて商用電源を処理して該照明器具に適当する電源とした後に出力する商用電源回路と、
電池を具え並びに該照明器具の駆動に適合する予備電源を出力できる予備回路と、
該照明器具と該商用電源回路及び該予備回路の間を接続し、制御ユニットと選択ユニットを具えたコントローラと、
を具えた緊急照明機能付き照明器具において、
該制御ユニットがスイッチを具え、該スイッチが切り換えられる時に電圧或いは電流のパルス信号を発生し、該制御ユニットがこのパルス信号を受け取り並びに準位が切り換え前の準位と異なる制御信号を出力し、この制御信号が被制御スイッチに接続され、商用電源回路のオンオフを制御し、該選択ユニットが該商用電源の有無により、該照明器具の回路を予備回路或いは商用電源回路のいずれに接続するかを決定し、商用電源正常供給時に、商用電源回路は該制御ユニットの出力する制御信号によりオンオフされ、商用電源停電時に、該コントローラが該照明器具を該予備回路に接続させ、予備電源を受け取らせて緊急照明させ、商用電源正常供給時に、該コントローラは使用者による操作により該照明器に商用電源回路で処理した電源を供給して照明を行なわせるか或いは電源を供給せずに滅灯させることを特徴とする、緊急照明機能付き照明器具としている。
請求項2の考案は、
請求項1記載の緊急照明機能付き照明器具において、選択ユニットが一つ以上のセレクタを具え、各セレクタが二つの入力端、一つの出力端及び一つの選択端を具え、セレクタの出力端はそれぞれ蛍光灯の二つの入力端に接続され、セレクタの入力端は予備回路の出力端に接続され、もう一つの入力端は商用電源回路の出力端に接続され、且つ該セレクタの選択端は商用電源に接続され並びに商用電源が供給される時、該セレクタの出力端が商用電源回路の出力端に接続され、商用電源停電時に、該セレクタの出力端は予備回路の出力端に接続されて、予備回路の予備電源を照明器具に供給することを特徴とする、緊急照明機能付き照明器具としている。
本考案によると、蛍光灯、コントローラ、商用電源を照明に提供する商用電源回路、予備電源を提供する予備回路が組み合わされ、建築物のもとの配線を変更しなくとも、商用電源が正常に供給される時に使用でき、電源スイッチのオンオフの方式により蛍光灯の点灯と滅灯を制御し、さらに商用電源停電時に、電源の回路が自動的に予備回路に接続されて予備電源により電力供給して緊急照明の効果を発生し、且つ商用電源供給が回復した時、電源の回路が自動的に商用電源回路と接続するよう切り換えられて商用電源供給により正常な照明機能を回復する。
本考案によると、緊急照明装置と平時照明装置が一つに整合され、本考案の最も人を引きつけるところは、ビルの回路を改修する必要なく、費用を節約でき、また照明エリアを増して避難に便利な機能を提供できることにある。
本考案は蛍光灯に応用され、蛍光灯、コントローラを具え、該コントローラは商用電源が正常に供給されているかを判断し、商用電源或いは予備電源のいずれで蛍光灯を点灯させるかを自分で決定し、商用電源(即ち電子安定器)が電力供給する時は、蛍光灯を商用電源で点灯させ、停電時には予備電源で電源を提供して蛍光灯を点灯させる。且つ使用者は商用電源の正常供給時に、スイッチのオンオフ制御により蛍光灯の点灯と滅灯を制御して使用者の要求する効果を達成することができる。
市場で一般に使用されている蛍光灯は、商用電源正常供給時に、使用者によるスイッチの切り換え操作により、蛍光灯自身の通電或いは不通電が制御され、これにより照明装置の点灯と滅灯の効果が達成される。しかしこのような設計の一般の蛍光灯は、それ自身は正常な電源供給状態であるか或いは停電状態であるかを判断することができず、緊急照明装置と平時照明装置を一つに整合させるために、商用電源正常供給下で、本考案は電源スイッチの起動を特殊な装置即ち本考案のコントローラで処理した後に、異なる準位の信号を発生し、これを以て蛍光灯を点灯或いは滅灯させる新たな方法を採用する。言い換えると、商用電源正常供給時に、照明装置は点灯或いは滅灯のいずれの状態であっても通電状態を保持し、蛍光灯の電圧或いは電流に接続され、電源スイッチが切り換えられる時に、パルス信号を発生してこの目的を達成する。蛍光灯の電源スイッチは平時には通電状態(Always on)を保持しなければならず、スイッチボタンが押圧されると停電状態とされ、不押圧時には通電状態に自動回復し、これにより瞬間停電の効果を形成し、スイッチ自身が瞬間停電により電圧或いは電流のパルス信号を発生し、且つ瞬間的に停電し並びに商用電源を長時間切断せず(この点と現在市販されている一般のスイッチ切り換え式の照明装置の方式は異なる)、蛍光灯自身に以上のパルス信号が組み合わされて本考案のコントローラの処理及び制御により、使用者の照明装置を点灯或いは滅灯する要求を完成する。商用電源停電時、本考案のコントローラは蛍光灯回路を自動的に予備回路に接続し、予備電源の供給により蛍光灯を点灯させ、緊急照明モードに進入し、これが本考案の特徴である。詳しく説明すると、図1を参照されたいが、そのうち、状態一は商用電源停電時に、本考案のコントローラが蛍光灯の電源回路を自動的に切り換えて予備回路の予備電源により電源供給して緊急照明する状態である。状態二と状態三は、商用電源の正常供給時の状態であり、状態二は使用者が蛍光灯を起動し照明する状態で、状態三は使用者が蛍光灯を切断し滅灯する状態である。商用電源停電時に、蛍光灯が状態二或いは状態三のいずれの状態であっても、本考案は蛍光灯の電源回路を自動的に状態一に切り換えて緊急照明を実行する。
図2に示されるように、本考案の緊急照明機能付き照明器具の好ましい実施例によると、それは、蛍光灯1、コントローラ2、商用電源回路3、予備回路4、及び、信号C1に制御される被制御スイッチ5を具え、蛍光灯1はコントローラ2の制御を受けて、商用電源回路3による商用電源供給か予備回路4による予備電源供給かを選択する。
図3に示されるように、商用電源回路3は電子安定器とされて、商用電源を蛍光灯を駆動するのに適合するよう処理する電力措置として用いられ、それは交流直流変換回路31と振動回路32を具えている。該交流直流変換回路31は商用電源の入力を受け、それを直流+Vcc、−Vccに変換して振動回路32に出力し、振動回路32が更に直流電力を高周波信号に変換して蛍光灯1に入力して蛍光灯1を駆動し照明させる。図4に示されるように、予備回路4は直流振動回路42と充電回路41を具え、予備電源(例えばバッテリー等)の出力する直流電力を、振動回路42で処理して蛍光灯1に出力し、蛍光灯1を駆動して点灯させ緊急照明させる。ここにあって、蛍光灯1、商用電源回路3及び予備回路4はいずれも周知の装置であり、本考案の改良の重点ではないため詳しい説明は省略する。
図2に示される被制御スイッチ5は制御信号を受け取り、並びにこの信号によりこのスイッチを導通或いは切断の状態のいずれにするかを決定し、実際の回路上、この被制御スイッチ5にはリードスイッチ或いはリレー或いはその他の半導体素子を使用できるが、ここでは説明に便利なように、リードスイッチを以て代表させる。
本考案のコントローラ2は、使用者が商用電源正常供給時に蛍光灯1の点灯と滅灯を制御するのに用いられ、並びに商用電源停電時に蛍光灯の回路を自動的に予備回路の予備電源に自動的に切り換えて蛍光灯1を点灯させる。コントローラ2は電力供給状態の改変或いは使用者による選択により、蛍光灯1を選択的に商用電源回路3或いは予備回路4に接続する。図5及び図2に示されるように、本考案のコントローラ2は、制御ユニット21と選択ユニット22を具えている。この制御ユニット21は使用者の使用目的により、蛍光灯1に対してオンオフの制御を行ない、信号C1を被制御スイッチ5に出力し、こうして選択ユニット22と被制御スイッチ5が受け取った信号により商用電源が供給されているか否かを自分で判断し、並びに蛍光灯1を自動制御し、状態一或いは状態二或いは状態三の任意の状態とし、本考案の機能と効果を達成する。
この制御ユニット21は使用者が蛍光灯をオンする時、異なる準位の制御信号を被制御被制御スイッチ5に出力し、被制御スイッチ5に使用者の選択を告知し、例えば、使用者が蛍光灯オンを選択する時、コントローラ2が高準位の制御信号を出力し、被制御スイッチ5を導通状態となして、蛍光灯を点灯させ、使用者が蛍光灯オフを選択すると、コントローラ2はこれに対応して低準位の制御信号を出力して被制御スイッチ5を切断し、蛍光灯を滅灯させ、こうしてスイッチの重複する同じ動作により照明装置の点灯と滅灯の効果を達成する。
本実施例中、制御ユニット21はスイッチ211を具え、このスイッチ211は使用者が瞬間的に押して離す方式で蛍光灯の点灯と滅灯を制御するのに供され、商用電源正常供給時に、蛍光灯1の点灯と滅灯を制御する。該スイッチ211は常閉スイッチとされ、即ちスイッチ211は平時には閉合して導通状態を呈し、スイッチ211が押圧される時に開放され切断され、スイッチ211がそれ以上押圧されない時、即刻自動的に閉合状態に回復する。ゆえに本考案の制御ユニット21は更にラッチ212、スイッチ211、増幅器213(例えばシュミットトリガ増幅器)を具え、その出力端はラッチ212のタイミング端Tに接続される。ラッチ212の負の出力端Q- は入力端Dにフィードバックし、並びにラッチ212の正の出力端Qの出力する制御信号をC1を以て表示するよう設定する。制御信号C1がもとは高準位信号である時、負の出力端Q- と入力端Dの信号は低準位信号となり、このとき、スイッチ211のボタンが押圧されると、ラッチ212のタイミング端Tの受け取る信号はもとの高準位信号が変成した低準位信号となり、並びにスイッチ211のボタンが開放されると、高準位信号に回復し、ラッチ212がスイッチ211が瞬間的にオンオフすることで発生する正波縁を受け取ると、入力端Dの信号が出力端Q、Q- に伝送され、このとき正の出力端Qの出力する制御信号C1が低準位信号に変成し、負の出力端Q- の出力する信号が高準位信号に変成し、これにより入力端Dの入力信号も高準位信号に変成する。同様に、使用者が再度スイッチ211を押圧するとき、一次正波縁を発生し、ラッチ212が再度入力端Dの高準位信号を出力端Q、Q- に送り、負の出力端Q- の出力する信号が低準位信号に変成し、ゆえに正の出力端Qの出力する制御信号C1が再度高準位信号に変成する。これにより、使用者が反復して瞬間的に制御ユニット21のスイッチ211を押して離す動作を行なうと、順に異なる準位の信号が選択ユニット22に送られ、これにより蛍光灯の点灯と滅灯を制御する効果が達成される。注意すべきことは、本実施例のスイッチ211は常閉スイッチとされているが、当然その他の市販されている各種のスイッチを応用することもでき、例えば、回転式スイッチ、レバー式スイッチ等を使用でき、制御ユニット21が使用者が蛍光灯を点灯及び滅灯させたい時に異なる準位の制御信号を出力できればよく、本文は限定でなく説明目的のために記載されている、ということである。
デジタル回路設計に習熟する者であれば分かるように、ラッチ212の回路はその他のラッチに代えることができ、例えばT型ラッチとすることができる。本考案の重点の一つは、電圧或いは電流のパルス信号の変化を特殊処理して光源を点灯或いは滅灯させる方法により、緊急照明設備と平時照明設備を一体に整合させることにあるが、しかし制御ユニット21の回路はその他の回路に交換でき、電圧或いは電流のパルス信号変化を利用して光源を点灯或いは滅灯させられる方法を利用して平時照明装置と緊急照明装置を整合して一体とできる設計は本考案の請求範囲に属するものとする。
さらに、説明に便利なように、先ず制御信号C1を高準位信号である時、使用者が蛍光灯を起動し点灯させたいことを代表し(図1に示される状態二)、制御信号C1が低準位信号の時は、使用者が蛍光灯を切断して滅灯したいことを代表する(即ち図1の状態三)と仮定する。
選択ユニット22は商用電源の有無により、蛍光灯1を選択的に商用電源回路3或いは予備回路4に接続し、被制御スイッチ5が制御信号C1を受けて導通或いは切断状態を呈し、以上の組合せにより、蛍光灯は図1に示される状態一、状態二、状態三中で変換され、平時照明と緊急照明の二重目的を達成する。詳しくは、商用電源が停電時、蛍光灯1の回路は選択ユニット22により予備回路4に自動接続され、予備電源の電源供給により緊急照明の効果を発生する(図1の状態一)。商用電源供給が正常に回復する時、蛍光灯1の回路は選択ユニット22により商用電源回路3との接続に自動的に切り換えられる。商用電源供給が正常で且つ使用者が蛍光灯を切断したい時は、蛍光灯は被制御スイッチ5が切断状態とされて電力供給を受けないので切断される(即ち図1の状態三)。本実施例の選択ユニット22は二つのセレクタを具えている(回路上、セレクタは異なる素子により実施可能で、例えば半導体CMOS或いはバイポーラで組成されたセレクタとされ得るが、この実施例ではリレーがセレクタとされている)。該リレー221、222は二つの入力端、一つの出力端及び一つの選択端を具えたリレーとされ、且つ両者の出力端はそれぞれに蛍光灯1の両端に接続され、二つのリレー221、222の右側上方に位置する入力端は、それぞれ予備回路4の二つの出力端O2、O3(図4、5参照)に接続され、二つのリレー221、222の右側下方に位置する入力端は、それぞれ商用電源回路3の二つの出力端O1、O4に接続される(図3、5参照)。さらに、二つのリレー221、222の下方に位置する選択端は、それぞれ商用電源に接続され、並びに商用電源の正常供給時に、リレー221、222は出力端を右側下方に位置する入力端O1、O4に接続し、商用電源回路の商用電源を供給し、停電時には、リレー221、222は出力端を右側上方に位置する入力端即ちO2、O3に接続し、蛍光灯1の両端を予備回路4の出力端即ちO2とO3に接続させ、予備電源により電源供給する。被制御スイッチ5の制御端(図2と図5参照)は制御ユニット21のラッチ212の出力端Qに接続されて制御信号C1を受け取るのに供され、制御信号C1が高準位信号の時、被制御スイッチ5は導通状態を呈し、即ち商用電源回路3より受け取る商用電源がその出力端O1とO4よりリレー221、222の右側下方の入力端より蛍光灯に出力され、商用電源により蛍光灯が点灯され(図1の状態二)、制御信号C1が低準位信号の時、被制御スイッチ5は切断状態を呈し、商用電源回路3が商用電源の供給を受けられず、蛍光灯は電力供給が無いため滅灯する(図1の状態三)。
前述の部品と相互関係により、さらに蛍光灯の状態切り換えについて説明する。まず、商用電源正常供給時に、リレー221、222の出力端は自動的に右側下方の入力端に接続され、その後、被制御スイッチ5の受け取る制御信号の準位により、蛍光灯の点灯或いは滅灯を決定し、使用者が蛍光灯を点灯しようとして瞬間的にスイッチ211を押して離すと、制御ユニット21が高準位信号の制御信号C1を出力して被制御スイッチ5を導通状態となし、これにより蛍光灯1がリレー221、222を通して商用電源回路3の出力端即ちO1とO4に接続され、図1の状態二に進入し照明を行なう。この時、もし使用者が蛍光灯を切断しようと再度瞬間的にスイッチ211を押して離すと、制御ユニット21の出力する制御信号C1は低準位信号に変成し、被制御スイッチ5が切断状態となり、蛍光灯1が電力供給を受けられず滅灯する(即ち図1の状態三)。これにより、商用電源正常供給状況で、使用者は瞬間的に被制御スイッチ5を押して離すことで蛍光灯1を制御し、図1の状態二と状態三の間で切り換えて蛍光灯に点灯と滅灯の効果を発生させることができる。商用電源の停電時には、リレー221、222が自動的に出力端を右側上方の予備回路4の出力端即ちO2、O3に接続するよう切り換わり、これにより予備回路4がリレー221、222の左側の出力端を通して蛍光灯1に接続されて予備回路4の予備電源を供給し、ゆえに蛍光灯は図1の状態一の状態に進入して緊急照明を行なう。
以上の述べたように、本考案の蛍光灯は確実に、平時(即ち商用電源正常供給時)に使用者の操作により制御される照明設備とされ、停電時には、コントローラ2の選択ユニット22と予備回路4の作用により、自動的に緊急照明を行ない、こうして使用者は別に緊急照明設備を購入する必要がなくなり、有効にコストを節約できる。このほか、本考案の設計は第3本の電線を必要とせず、これにより古い建築物に対応し、もとの回路を改修する必要がなく、且つ蛍光灯照明エリアは広く、使用範囲が広い。
このほか前述の実施例は僅かに緊急照明機能付き照明器具を記載しているが、この技術に習熟する者であれば分かるように、コントローラ2と予備回路4を整合して一つの制御装置とすることで、既存の蛍光灯と組み合わせて使用することができ、或いは、コントローラ2、商用電源回路3と予備回路4を整合して一つの装置として蛍光灯1と組み合わせて使用することもでき、コントローラ2に使用する二つのリレーは説明のために設けたもので、事実上、コントローラ2と商用電源回路3及び予備回路4を一つに整合する時、リレーの個数を減らすことができ、リレーはまたその他の半導体素子に代えることができる。本考案は前述の実施例の説明に制限されない。本実施例は蛍光灯への応用であり、蛍光灯の光電変換機能は良好であるが、本考案は同じ効果を有する構造に交換して同じ目的を達成することもできる。例えば以下のような具体的実施方式がある。
その一つの方式によると、蛍光灯1を依然として使用し、商用電源回路3(電子安定器)を伝統的な安定器に代え、この装置を使用する時蛍光灯の電源入力端にスタータを加え、これによりコントローラ2に同じ機能を達成させられるようにする。
二つ目の方式によると、蛍光灯1を各種の異なる低電圧のバルブ或いはその他の発光ダイオードに改め、変圧器を商用電源回路3の代わりに採用し、商用電源を変圧器或いは整流器を通して供給し、予備回路4の直流振動回路42を改修或いは省略し、予備回路の予備電源例えばバッテリー等で電源供給し、こうして本コントローラ2に同じ機能を達成させられるようにする。
三つ目の方式によると、蛍光灯1と商用電源回路3を整合して一つの商品となし、単独で販売し、こうして予備回路4の直流振動回路42を改修して商用電源停電時に、予備回路4に商用電源に対応する電源を出力させ、こうして本コントローラ2に同じ機能を達成させられるようにする。
以上は本考案の好ましい実施例の説明に過ぎず、本考案の実施範囲を限定するものではなく、例えば電源の断続或いは電源スイッチのオンオフ、或いはその他の方式を利用し、電圧或いは電流のパルス信号を発生させて、特殊装置即ち本考案に詳しく説明されるコントローラ2で処理後に、照明器具が商用電源正常供給時に使用できるようにする目的を達成し、電源スイッチオンオフの方式で照明器具の点灯と滅灯を制御することができる。商用電源停電時に、電源の回路は自動的に予備回路に接続されて予備電源が供給され、これにより緊急照明の効果を発生する。さらに、商用電源正常供給回復時に、電源の回路は自動的に商用電源回路に接続されて商用電源の供給により正常な照明機能に回復する。前述の説明の内容に基づきなしうる簡単な変化と修飾であって本考案と同じ効果を達成しうる技術的事項はいずれも本考案の請求範囲内に属するものとする。
本考案の実施例の状態表示図である。 本考案の実施例のブロック図である。 図2中の商用電源回路3の詳細な回路図である。 図2中の予備回路4の詳細な回路図である。 図2中のコントローラ2の詳細な回路図である。
符号の説明
1 蛍光灯
2 コントローラ
21 制御ユニット
211 スイッチ
212 ラッチ
213 増幅器
22 選択ユニット
221、222 リレー
3 商用電源回路
31 交流直流変換回路
32 振動回路
4 予備回路
41 充電回路
42 振動回路
5 被制御スイッチ

Claims (2)

  1. 照明器具と、
    商用電源を受けて商用電源を処理して該照明器具に適当する電源とした後に出力する商用電源回路と、
    電池を具え並びに該照明器具の駆動に適合する予備電源を出力できる予備回路と、
    該照明器具と該商用電源回路及び該予備回路の間を接続し、制御ユニットと選択ユニットを具えたコントローラと、
    を具えた緊急照明機能付き照明器具において、
    該制御ユニットがスイッチを具え、該スイッチが切り換えられる時に電圧或いは電流のパルス信号を発生し、該制御ユニットがこのパルス信号を受け取り並びに準位が切り換え前の準位と異なる制御信号を出力し、この制御信号が被制御スイッチに接続され、商用電源回路のオンオフを制御し、該選択ユニットが該商用電源の有無により、該照明器具の回路を予備回路或いは商用電源回路のいずれに接続するかを決定し、商用電源正常供給時に、商用電源回路は該制御ユニットの出力する制御信号によりオンオフされ、商用電源停電時に、該コントローラが該照明器具を該予備回路に接続させ、予備電源を受け取らせて緊急照明させ、商用電源正常供給時に、該コントローラは使用者による操作により該照明器に商用電源回路で処理した電源を供給して照明を行なわせるか或いは電源を供給せずに滅灯させることを特徴とする、緊急照明機能付き照明器具。
  2. 請求項1記載の緊急照明機能付き照明器具において、選択ユニットが一つ以上のセレクタを具え、各セレクタが二つの入力端、一つの出力端及び一つの選択端を具え、セレクタの出力端はそれぞれ蛍光灯の二つの入力端に接続され、セレクタの入力端は予備回路の出力端に接続され、もう一つの入力端は商用電源回路の出力端に接続され、且つ該セレクタの選択端は商用電源に接続され並びに商用電源が供給される時、該セレクタの出力端が商用電源回路の出力端に接続され、商用電源停電時に、該セレクタの出力端は予備回路の出力端に接続されて、予備回路の予備電源を照明器具に供給することを特徴とする、緊急照明機能付き照明器具。
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