JP2005071839A - 制御システムおよび照明制御システム - Google Patents

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淳郎 七原
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Abstract

【課題】 人検知センサを持ち通信線で接続される照明器具において、人センサ検知情報が自分以外の通信を極力妨げない、応答性の良い照明制御システムを提供する。
【解決手段】 人の存在を検出する人センサ31と、子機端末22の照明器具と、バス配線通信を用いて人センサ31の検知信号により照明器具を制御する親機端末21の制御部とを備え、制御部は人センサ31の検知による検知開始時に検知信号を照明器具に送信するとともに時間計測を開始する時間計測カウンタを有し、時間計測が完了するまでに再び人を検知した場合は制御部の時間計測カウンタをリセットし、一定時間の計測が完了すると停止信号を照明器具に送信することで照明器具を消灯する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、主に大規模施設やビルに好適に使用され、伝送線を介しバス配線通信等を用いて人センサの検知信号を伝播するもの等に広く適用される、制御システムおよび照明制御システムに関するものである。
第1の従来例として、人の存在を検知する人センサによる人の有無を判断し、その検知信号を伝送することで複数の照明器具の連動を可能とする照明装置がある(特許文献1参照)。これによると、連動する複数の照明器具は検知信号専用の信号線で接続され、それぞれの人センサが検知する毎に検知信号を信号線に送信する。しかし、このような連動手法は人センサ検知情報専用の信号線を用いるため効果的であるが、電力線搬送技術によるシステムのようなバス配線システムで同様の手法を行なうと、通信トラフィックの増大という問題が生じる。すなわち、バス配線システムでは信号線上に様々な制御信号が伝送されるため、特許文献1の手法を用いて人センサの検知信号が増大することで通信経路が混雑し、他の制御信号を伝送する妨げとなる。
第2の従来例の概略図を図14に示す。第2の従来例は複数の照明器具1から構成される照明制御システムであり、照明器具1間は通信線3、4で接続され、器具間連動等の制御を行なうシステムである。2は電源である。照明器具1の内部ブロック図を図15に示す。照明器具1は制御部11、通信部12、安定器13、人センサ14、明るさセンサ15、蛍光灯16、記憶部17、タイマ部18から構成される。人センサ14により照明器具1の直下の一定範囲の人の存在を検知し、蛍光灯の明るさを変化させる。また、明るさセンサ15により外光を検出し、不要な明るさを抑えた省エネ制御を行なう。照明器具1はそれぞれがセンサを持つため、以上の制御を各器具で独立して可能であるが、明るさの統一を取るために予め設定された一定の範囲で連動を行なう。
具体的な例として人センサ14の検知による連動方法について説明する。図14の構成において、全ての照明器具1で連動を行なう例で説明する。動作例としては図14の構成で全ての器具が消灯している状態で器具1のうちの一台が人センサ14で人を検知し(以下これを器具1とする)、その後器具1以外の他の器具(以下これを器具1′とする)でも人の検知があり、最終的に全ての器具で検知が無くなるまでの動作を説明する。
図16は、上記動作の器具1の人センサ検知状態(a)、タイマ状態(b)、照明点灯状態(c)、器具1′の人センサ検知状態(f)、タイマ状態(e)、照明点灯状態(g)、通信線4の信号状態(d)の時間遷移を示したものである。まず、全ての器具が消灯している状態で時点T1で器具1の人センサに検知があると、器具1は自分のタイマに予め設定された値(以下点灯保持時間とする)を設定してカウントダウンを開始するとともに、自分の蛍光灯16を点灯させる。また、通信部12から人センサ検知信号を信号線4に送信する。器具1′は通信部12から器具1の人検知信号を受信し、自分の蛍光灯16を点灯させるとともに、自分のタイマ部18に点灯保持時間を設定し、カウントダウンを開始する。
次に器具1で人センサの再検知があるが、即座に信号送信を行なわず、前の検知信号送信から時間Aをカウントした時に再検知の信号を送信する(T2)。この時、時間Aの間に複数回の再送信があっても一回のみ送信を行なう。この送信によって器具1、1′の各タイマの値が点灯保持時間の初期値にリセットされる。また、この器具1からの信号再送信までに器具1′で人センサの検知があるが、器具1′は信号送信を行なわない。このときの器具1′が信号送信する条件は、消灯時に受けた他の器具からの検知信号受信から時間Bの間に自分の人センサの検知があり、且つその時間Bの間に他の器具からの検知信号を受信していないときである(T4)。よって、T4の段階で器具1′は信号線上に検知信号を送信することが可能となる。その後、全ての器具で検知がないまま点灯保持時間を経過して各々のタイマがカウントダウンを完了すると、全ての器具で一斉に消灯を行なう(T5)。特許文献2参照。
特開2002−117987 特開平11−214167
第2の従来例は、時間Aおよび時間Bの設定をかなり長くしないと、信号線上の検知信号の割合が高くなりすぎ、他の信号の通信の妨げとなる。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、人検知センサを持ち通信線で接続される照明器具において、従来の使用性を維持しつつ、人センサ検知情報が自分以外の通信を極力妨げない、応答性の良い照明制御システムおよび制御システムを提供することである。
この発明の制御システムは、人の存在を検出する人センサを有し、前記人センサの検知で動作するタイマを有し、前記人センサの検知動作で検知信号を出力するとともに前記タイマの完了で検知完了信号を出力する制御部を有する制御手段と、
前記制御手段に伝送線を介して接続され前記人検知信号および前記検知完了信号を受けて制御される被制御手段とを備え、
前記制御部は前記タイマの動作中に前記人センサが人の存在を再度検知したときは前記検知信号を前記伝送線に送信することなく前記タイマをリセットすることを特徴とするものである。
この発明の照明制御システムは、人の存在を検出する人センサと、照明器具と、バス配線通信を用いて前記人センサの検知信号により前記照明器具を制御する制御部とを備えた照明制御システムであり、
前記制御部は前記人センサの検知による検知開始時に検知信号を前記照明器具に送信し、前記照明器具を点灯させるとともに時間計測を開始する時間計測カウンタを有し、前記時間計測が完了するまでに再び人を検知した場合は前記時間計測カウンタをリセットし、一定時間の計測が完了すると停止信号を前記照明器具に送信することで前記照明器具を消灯することを特徴とするものである。
上記構成において、前記照明器具が前記制御部からの前記停止信号を受信後に所定時間点灯状態を維持するタイマを有し、所定時間内に点灯信号を受信しない場合に消灯制御をおこなう。
この発明の照明制御システムは、人の存在を検出する人センサと、照明器具と、バス配線通信を用いて前記人センサの検知信号により前記照明器具を制御する制御部とを備えた照明制御システムであり、
前記制御部と前記照明器具は、前記人センサが人を検知し前記制御部が前記照明器具に検知信号を送信した際、前記検知信号により所定時間の時間計測を開始するタイマを有し、さらに時間計測中に前記人センサが人を検知した場合に時間計測終了直前あるいは終了時に前記照明器具に検知信号を送信することを特徴とするものである。
この発明の照明制御システムは、人の存在を検出する人センサと、照明器具と、バス配線通信を用いて前記人センサの検知信号により前記照明器具を制御する制御部とを備えた照明制御システムであり、
前記制御部は前記人センサの検知による検知開始時に検知信号を前記照明器具に送信して前記照明器具を点灯させ、
前記照明器具は検知信号を受けると時間計測を開始するタイマを有し、時間計測完了直前に前記センサに計測完了の信号を前記制御部に送信し、間もなく消灯することを連絡することを特徴とするものである。
上記構成において、前記制御部は検知開始時には前記照明器具に検知信号を送信するが、その後の検知は情報を記憶するのみであり、前記照明器具からの計測完了の信号を受信した時に検知情報が記憶されている場合は再度前記照明器具に検知信号を送信する。
上記構成において、前記人センサおよび前記制御部を複数有し、1台の人センサが点灯信号を送信すると他の人センサは前記照明器具が点灯状態にあるときには点灯信号を送信しない。
本発明によれば、複数乃至は1つの人センサと、複数乃至は1つの照明器具がバス配線で接続される照明システムにおいて、人センサの検知情報を削減可能である。
この発明の制御システムによれば、通信線上の通信量を減少させることができる。制御手段を親機とし被制御手段を子機とすると、親機で一括して時間管理するため子機での時間管理機能が削減可能である。親機で一括して時間管理するため時間に関する制御ばらつきがなく、接続される子機の照明器具をタイムラグなしに一括して制御可能となる。
複数の人センサを有するシステムにおいて、通信線上の通信量を減少させることができる。複数の人センサを有するシステムにおいて、時間に関する制御ばらつきがなく接続される子機の照明器具をタイムラグなしに一括して制御可能となる。
人センサの信号を受ける制御部と照明器具がタイマを有するものでは、人センサの検知が比較的少ない場所において、通信線上の通信量の削減が見込める。複数の人センサおよび制御部を有する照明制御システムにおいても同様の効果が見込める。
照明器具がタイマを有する場合、通信線上の通信量を削減することができる。特に、親機となる端末が多数設置される空間での通信量削減が効果的である。
この発明の第1の実施の形態を図1から図5に示す。図1において、21は制御手段である親機端末、22は被制御手段である子機端末、23は電源線、24は商用電源である。図2は図1中の親機端末21の内部構成を示すものあり、31は人センサ、32は明るさセンサ、33は制御部(親機)、34は通信部(親機)、35は記憶部(親機)、36は時間計測カウンタであるタイマ部である。図3は図1中の子機端末22の内部構成を示すものであり、41は制御部(子機)、42は記憶部(子機)、43は通信部(子機)、44は安定器、45はランプである。
図1に示すように、1台の親機端末21に複数の子機端末22が接続される照明制御システムであり、専用の通信線を持たず電力線搬送を用いて通信を行なう構成となっている。従って、親機・子機ともに通信部34、43から電力供給を受けている。また、通信線がバス配線となることより各端末が個別のアドレスを持ち、そのアドレスにてそれぞれを認識する。よって、各端末はアドレスを記憶するための記憶部35、42を持つ。
図2の親機端末21は人センサ31と明るさセンサ32を持つ。人センサ31は検知範囲の人の存在を検出し、制御部33に一定長のパルス信号を送信する。人の存在が連続する場合はパルス信号を送信し続けるために複数のパルス状の検知信号が重畳してパルス長が長くなるのが実際の信号である。制御部33では人センサ31の検知信号を受けると、タイマ36の状態を確認する。タイマ36のカウントが0ならば通信部34に人センサ検知命令を送信するように制御をおこなう。このとき、通信部34では接続される全ての子機のアドレスに対して人センサ検知命令を送信する(以下、接続される全ての子機に対して通信することをブロードキャスト方式と呼ぶ)。人センサ31の検知信号パルスの立下りでカウンタを動作させ、予め記憶部35に記憶された一定の時間(以下、点灯保持時間と呼ぶ)のカウントダウンを行なう。ここで、制御部33が人センサ31の検知信号を受けたときにタイマ36の状態がカウント中であるなら、制御部33は通信部34への送信命令を行なわず、検知信号パルスの立下りでタイマ36のカウントをカウントダウンの初期値へとリセットする。また、タイマ36のカウントがカウントダウンにより0になると制御部33は通信部34へ停止信号として人センサ検知完了命令を送信するように制御する。送信部34ではブロードキャストで検知完了命令を送信する。
図3の子機端末22は通信部43と記憶部42を持つ。通信部43では電源線23上の信号を監視しており、自分のアドレスを持つ信号を受信した場合に制御部41へ信号を伝える。アドレスは記憶部42に記憶されており、制御部41は記憶部42を参照することで自分のアドレスを確認できる。制御部41は安定器44に対して調光信号を出力しており、安定器44とランプ45から構成される照明器具48(図2の破線部内で示す)の明るさを変化させることができる。明るさの変化は待機状態(人検知信号を受信していないとき)では予め設定した待機照度で点灯させているが、制御部41が人センサ検知信号を受信すると予め設定した通常照度で点灯させる(あるいは、明るさセンサからの信号に応じた調光制御を行なう)。この通常点灯状態は通信部43が人センサ検知完了命令を受信するまで継続し、その後待機状態へと戻る。
以上の人センサ31による親機と子機の動作変遷を図4に示す。電源線23および人センサ検知状態に記する矢印は、そこに信号送信もしくは人検知があったことを示している。丸形の矢印は人センサ検知完了命令を示す。親機タイマ状態に記されている矢印はそこでカウンタ値をセットすることを表しており、矢印先端からの斜線はカウントダウンしている状態を表している。横軸と斜線が交差する点がカウントダウン完了を表す。子機点灯状態は横軸の位置が待機点灯状態を表しており、縦軸方向の上限値が最低照度点灯状態を表している。以下、同様の図示がある場合に、特に記載ない場合は同様の見方を適用する。図より人センサの検知がどれだけ多発しても照明器具の点灯から消灯までに電源線上を2回のみ信号送信される。
また、この例では照明器具として調光安定器を示しているが、図5のように制御部にて電源遮断部46を制御できるような構成にすれば調光安定器外でもオンオフすることが可能となる。
また、この例では電力線搬送による通信を行なっているが、各端末がそれぞれ電源供給部を持ち、各端末の通信部43がバス配線で接続される系においては同様の制御が適用可能である。
また、この例では照明器具の待機点灯状態から通常点灯状態までの遷移を直接行なっているが、連続調光による段階的なフェードイン・フェードアウトを伴っても良く、その場合はフェードアウト中に人センサが再検知した場合にフェードアウト途中から再び通常点灯照度へフェードインすることになり明るさ感を損なわないセンサ制御が可能となる。
第1の実施の形態によれば、通信線上の通信量を減少させることができる。親機で一括して時間管理するため子機での時間管理機能が削減可能である。親機で一括して時間管理するため時間に関する制御ばらつきがなく、接続される子機の照明器具をタイムラグなしに一括して制御可能となる。
この発明の第2の実施の形態を図6から図8に示す。第2の実施の形態は第1の実施の形態と同様の構成に基づくものであり、特に説明のない点は第1の実施の形態に基づくものとする。図6において、51は親機端末、52は親機端末、53は子機端末、54は電源線、55は商用電源である。親機端末51、52は第1の実施の形態で示した図2と同様の構成であり、子機端末53は図3と同様の構成である。
第2の実施の形態では照明システムの系に複数の人センサ端末(親機)が接続されている。各親機端末51、52は第1の実施の形態の図1と同様の構成であるが、端末として通信部34で他の親機から送信される人センサ検知命令を受信することが可能であり、その信号の受信により自機のタイマを自分の人センサが検知した時と同様に制御可能である。また、タイマのカウントダウン完了で人センサ検知完了命令を電源線54に送信可能であるが、他の親機からの検知信号受信で開始したタイマのカウントダウン完了時には検知完了命令を送信することは出来ない。すなわち、人センサ検知完了命令を送信する権利は電源線54上に人センサ検知命令を送信した親機にのみある。また、他の親機から検知完了命令を受信した時で自分のカウンタが0でない場合に、子機端末53のみに対して人センサ検知命令を送信する。
子機端末53は第1の実施の形態と同様の制御を行なうが、人センサ検知完了命令を受信した場合に、即座に点灯状態を変化させるのではなく、予め設定された待機時間をカウントして点灯状態を変化させる。すなわち、ある親機からの人センサ検知完了命令を受信した後に他の親機からの人センサ検知命令を受信した場合でも見かけ上の明るさを変化しないように制御する。従って、図8に示すように第1の実施の形態の場合の構成にタイマ部46″を付加する構成となる。
図7により具体的な動作の遷移を説明する。まず、親機端末51の人センサ検知により電源線54上に人センサ検知命令が送信され、親機端末51、52のタイマカウントが開始するとともに子機端末53が通常点灯状態となる(図の電源線状態における矢印上の番号はその信号を送信した親機端末の番号を示す)。この後、親機端末51、52はそれぞれの人センサの検知状態によってカウンタの値をリセットするが電源線54への送信は行なわない。親機端末51のタイマが0になると親機端末51は電源線54上に人センサ検知完了命令を送信し、子機は通常点灯状態を保持しつつ待機時間(図中の斜線部で示す)のカウントを始める。ここで、親機端末52は人センサ検知完了命令を受信した時でタイマが0でないため子機端末53のみに人センサ検知命令を送信する。この後、親機52のタイマが0になり電源線54上に人センサ検知完了命令を送信する。この命令を受信した子機端末53は待機時間をカウントし、カウントが完了すると待機点灯状態へと移行する。この命令を受信した親機端末51は自分のカウンタが0であるため特に制御を行なわない。
第2の実施の形態によれば、複数の人センサを有するシステムにおいて、通信線上の通信量を減少させることができる。複数の人センサを有するシステムにおいて、時間に関する制御ばらつきがなく接続される子機の照明器具をタイムラグなしに一括して制御可能となる。
この発明の第3の実施の形態を図9および図10により説明する。第3の実施の形態の構成は第1の実施の形態の図2とほぼ同様である。相違点は、親機の構成が図9に示すように夕イマA36′と夕イマB37′とタイマ部を2系統持つことと、子機の構成が図5に示す第2の実施の形態のものである。
第3の実施の形態の動作を図10で説明する。まず、親機端末21の人センサで人を検知すると、親機21は自分の夕イマB37′のカウンタを参照する。カウンタが0であると、通信部34から人センサ検知命令と点灯保持時間aとをブロードキャストで送信する。送信と同時にタイマAとタイマBの両方で時間aのカウントを開始する。命令を受信した子機端末22では照明器具を通常点灯状態で制御開始するとともにタイマで時間aのカウントを開始する。
次に、親機端末21で再び検知があり、親機端末21は自分のカウンタB37′を参照する。カウンタが0でない場合はカウンタA36′を時間aにリセットする。この時通信部34は特に命令送信を行なわない。
次に、親機端末21のタイマB37′と子機端末22のタイマがほぼ同時にカウント完了する。この時、子機端末22は点灯状態を維持しつつ、待機時間のカウントを開始する。親機端末21はタイマA36′の値を参照し、値が0でない場合には人センサ検知命令とタイマAの値(本例の場合は時間b)とをブロードキャストで送信する。送信と同時にタイマA36′とタイマB37′の両方で時間bのカウントを開始する。
次に、再び親機端末21のタイマB37′と子機端末22のタイマがはば同時にカウント完了する。この時、子機端末22は点灯状態を維持しつつ、待機時間のカウントを開始し、カウント完了時に待機点灯状態へと移行する。親機21はタイマA36′の値を参照し、値が0である場合には現在の状態を維持する。
第3の実施の形態によれば、人センサの検知が比較的少ない場所において、通信線上の通信量の削減が見込める。
この発明の第4の実施の形態を図14により説明する。第4の実施の形態は第3の実施の形態とほぼ同様の発明であり、その相違点はシステム内に第2の実施の形態のように複数の親機を持つ構成を有することである。すなわち、図6と同様の構成を持ち、第3の実施の形態とほぼ同様の制御を行なう。制御上の相違点を図11で説明する。
構成の中の全ての親機と全ての子機は第3の実施の形態と同様の制御をおこなうが、親機端末51のタイマB37′がカウント完了するとき(図11の破線のとき)複数の親機から電源線54上に送信が行なわれるため、送信命令が衝突する可能性がある。そのため、本例では送信に優先度を持たせて命令送信をおこなう。本例ではそれぞれの記憶部35に設定されたアドレスで順番を判断させて、命令衝突時の優先順位付けを行なう。そのときに優先順位が低い親機は時間を遅らせて再送を行なう。図11の例では親機端末51の優先順位が高いと考え、まず親機端末51からの命令が送信され、その後親機端末52の送信が行なわれている。また、この際に検知命令とともにそれぞれの親機端末のタイマA36′の値も連続して送信されるが、親機・子機ともにこの値を受信するたびに比較をおこない値の大きい方をカウンタ値とする。
このような制御をすることで子機のカウンタ値に時間遅れが生じる(本実施の形態では図11に示される時間c)が、点灯保持時間に対して時間cは極めて微小であるため問題ない。
第4の実施の形態によれば、複数の親機端末を有する照明システムにおいても第3の実施の形態と同様の効果が見込める。
この発明の第5の実施の形態を図12および図13により説明する。第5の実施の形態は第1の実施の形態と同様の構成を持つ。構成上の相違は子機がタイマを持つ点である。また動作は第3の実施の形態とほぼ同様の動作をおこなう。相違点を図12により説明する。
親機端末21が自分の持つ人センサで人を検出すると、自分が持つタイマの値を確認し、0であればタイマに点灯保持時間を設定してカウントダウンを開始する。併せて、通信部34から電源線23へ人センサ検知命令と点灯保持時間をブロードキャストで送信する。子機端末22はこの信号を受信すると接続される照明器具を通常点灯状態に移行させ、自分のタイマに受信した点灯保持時間を設定してカウントダウンを開始する。なお、親機21で人センサに検知があったとき、自分が持つタイマの値が0でなければ、親機は自分のタイマに点灯保持時間を再設定してカウントダウンを行なう。
その後、子機端末22のタイマがカウントダウンを行ない、図12に示す消灯お知らせ時間に達すると、子機端末22は通信部43から消灯お知らせ信号を親機に対して送信する。子機端末22はその後もカウントダウンを継続し、カウントダウンを完了すると照明器具を待機点灯状態へ移行させる。親機端末21はこの信号を受信すると、タイマの値を確認する。タイマの値が0であるならば現状の制御を維持する。タイマの値が0以外の値を持つ場合は現在のタイマの値と人センサ検知命令を通信部34からブロードキャストで送信する。
なお、本例では子機のタイマに消灯お知らせ時間を設定して照明器具の点灯状態が過渡的に変動することを防止しているが、図13に示すようにタイマのカウントダウン完了後に待機時間を持たせても同様の効果がある。
また、図6に示すような複数台の親機が接続されるシステムにおいても同様の制御が可能である。この際の通信の衝突に対する優先度の決定は第4の実施の形態のような方法で解決可能である。
第5の実施の形態によれば、通信線上の通信量を削減することができる。特に、親機となる端末が多数設置される空間での通信量削減が効果的である。
なお、親機の制御部は検知開始時には照明器具に検知信号を送信するが、その後の検知は情報を記憶するのみであり、照明器具からの計測完了の信号を受信した時に検知情報が記憶されている場合は再度照明器具に検知信号を送信する。
また上記各実施の形態において、人センサおよび制御部を複数有し、1台の人センサが点灯信号を送信すると他の人センサは照明器具が点灯状態にあるときには点灯信号を送信しない。
以上のように、本発明によれば、複数乃至は1つの人センサと、複数乃至は1つの照明器具がバス配線で接続される照明システムにおいて、人センサの検知情報を削減可能である。
この発明の第1の実施の形態の照明制御システムの配線図である。 親機端末のブロック図である。 子機端末のブロック図である。 各部の動作説明図である。 子機端末の別形態のブロック図である。 第2の実施の形態の照明制御システムの配線図である。 各部の動作説明図である。 子機端末のブロック図である。 第3の実施の形態の親機端末のブロック図である。 各部の動作説明図である。 第4の実施の形態の各部の動作説明図である。 第5の実施の形態の各部の動作説明図である。 その変形形態の動作説明図である。 従来例の配線図である。 照明器具の内部ブロック図である。 各部の動作説明図である。
符号の説明
1 照明器具
2 電源
3 通信線
4 通信線
11 制御部
12 通信部
13 安定器
14 人センサ
15 明るさセンサ
16 蛍光灯
17 記憶部
18 タイマ部
21 親機端末
22 子機端末
23 電源線
24 商用電源
31 人センサ
32 明るさセンサ
33 制御部(親機)
34 通信部
35 記憶部
36 タイマ部
41 制御部(子機)
42 記憶部
43 通信部
44 安定器
45 ランプ
51 親機端末
52 親機端末
53 子機端末
54 電源線
55 商用電源

Claims (7)

  1. 人の存在を検出する人センサを有し、前記人センサの検知で動作するタイマを有し、前記人センサの検知動作で検知信号を出力するとともに前記タイマの完了で検知完了信号を出力する制御部を有する制御手段と、
    前記制御手段に伝送線を介して接続され前記人検知信号および前記検知完了信号を受けて制御される被制御手段とを備え、
    前記制御部は前記タイマの動作中に前記人センサが人の存在を再度検知したときは前記検知信号を前記伝送線に送信することなく前記タイマをリセットすることを特徴とする制御システム。
  2. 人の存在を検出する人センサと、照明器具と、バス配線通信を用いて前記人センサの検知信号により前記照明器具を制御する制御部とを備えた照明制御システムであり、
    前記制御部は前記人センサの検知による検知開始時に検知信号を前記照明器具に送信し、前記照明器具を点灯させるとともに時間計測を開始する時間計測カウンタを有し、前記時間計測が完了するまでに再び人を検知した場合は前記時間計測カウンタをリセットし、一定時間の計測が完了すると停止信号を前記照明器具に送信することで前記照明器具を消灯することを特徴とする照明制御システム。
  3. 前記照明器具が前記制御部からの前記停止信号を受信後に所定時間点灯状態を維持するタイマを有し、所定時間内に点灯信号を受信しない場合に消灯制御をおこなう請求項2記載の照明制御システム。
  4. 人の存在を検出する人センサと、照明器具と、バス配線通信を用いて前記人センサの検知信号により前記照明器具を制御する制御部とを備えた照明制御システムであり、
    前記制御部と前記照明器具は、前記人センサが人を検知し前記制御部が前記照明器具に検知信号を送信した際、前記検知信号により所定時間の時間計測を開始するタイマを有し、さらに時間計測中に前記人センサが人を検知した場合に時間計測終了直前あるいは終了時に前記照明器具に検知信号を送信することを特徴とする照明制御システム。
  5. 人の存在を検出する人センサと、照明器具と、バス配線通信を用いて前記人センサの検知信号により前記照明器具を制御する制御部とを備えた照明制御システムであり、
    前記制御部は前記人センサの検知による検知開始時に検知信号を前記照明器具に送信して前記照明器具を点灯させ、
    前記照明器具は検知信号を受けると時間計測を開始するタイマを有し、時間計測完了直前に前記センサに計測完了の信号を前記制御部に送信し、間もなく消灯することを連絡することを特徴とする照明制御システム。
  6. 前記制御部は検知開始時には前記照明器具に検知信号を送信するが、その後の検知は情報を記憶するのみであり、前記照明器具からの計測完了の信号を受信した時に検知情報が記憶されている場合は再度前記照明器具に検知信号を送信する請求項5記載の照明制御システム。
  7. 前記人センサおよび前記制御部を複数有し、1台の人センサが点灯信号を送信すると他の人センサは前記照明器具が点灯状態にあるときには点灯信号を送信しない請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5または請求項6記載の照明制御システム。
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JP2017199637A (ja) * 2016-04-28 2017-11-02 株式会社ラパンクリエイト 複数の発光端末を有するシステム

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