JPH10304465A - 照明制御システム - Google Patents

照明制御システム

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JPH10304465A
JPH10304465A JP9112176A JP11217697A JPH10304465A JP H10304465 A JPH10304465 A JP H10304465A JP 9112176 A JP9112176 A JP 9112176A JP 11217697 A JP11217697 A JP 11217697A JP H10304465 A JPH10304465 A JP H10304465A
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正之 森田
Akihiro Shibata
昭弘 柴田
Tsuguki Kondou
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 昼光を利用する制御を支障なく円滑に行って
省エネルギーの照明を行うこと。 【解決手段】 入力用移動端末器5より光センサー受光
器91の消灯、点灯信号が入って来ることを、中央制御
装置1に設定器10より設定しておく。壁スイッチ7a
により消灯操作が行われ、中央制御装置1は消灯制御信
号を内部メモリに保持すると共に、これを制御用端末器
4aに送って、照明負荷8を消灯制御する。この時、光
センサー受光器91の検出照度が上がって光センサー制
御器9から入力用監視端末器5を通して消灯信号が入っ
てくると、中央制御装置1は光センサーの制御を開始
し、制御用端末器4aの照明負荷8の消灯を継続する。
その後、光センサー受光器91の検出照度が下がり、入
力用監視端末器5から点灯信号が入ってくると、中央制
御装置1はこれを光センサー制御の終了と判定し、前記
メモリに保持されている消灯制御信号を前記制御用端末
器4aに送って、照明負荷8の消灯を継続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中央制御装置が時
分割多重伝送で複数の制御用端末器を制御することによ
り複数の照明負荷を調光する照明制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来から省エネルギー照明の一つとし
て、光センサーにより昼光照度を検出し、この昼光照度
に応じて室内の照度を制御することにより、昼間の明る
い時は昼光を利用し、その分、室内の照明は暗くするな
り消灯する照明制御システムが開発され、消費電力の低
減が図られている。図8はこのような従来の照明制御シ
ステムの構成例を示した概略図である。
【0003】本例の中央制御装置1は、外部から設定操
作可能な表示部、キー操作部(図示せず)を備えてお
り、この表示部、キー操作部から光センサー受光器2
1、22と制御端末器4との対応関係(いずれの光セン
サーでいずれの制御端末器4を制御するかの対応関係)
や制御状態情報を入力し、中央制御装置1の図示されな
い記憶部に記憶させていた。このようなシステムでは、
光センサー受光器21、22は中央制御装置1に直接、
あるいは信号線を介して端末器として接続されている。
【0004】中央制御装置1は上記した光センサー受光
器21、22と制御端末器4との対応関係や制御状態情
報に基づいて、光センサ受光器21、22が検出した昼
光照度に応じた調光レベルを求め、これを信号伝送線3
を通して対応する制御端末器4(実際には複数ある場合
が通常である)に送信することにより、室内の照明負荷
の照度を昼光照度に応じて、制御している。
【0005】しかし、上記のシステムは大型でコストも
高いので、中央制御装置1の小型、低コスト化を図るべ
く、図9に示すような分電盤協約寸法にした中央制御装
置1を用いた照明制御システムが提案(文献;松下電工
技術資料)されている。このシステムの中央制御装置1
は何らかの情報入力手段によって信号伝送線3を介して
入力された入力用監視端末器5と制御端末器4a、4b
の対応関係を記憶している。又、光センサー制御器9に
接続されている光センサー受光器91は昼光の照度を検
出するが、光センサー制御器9はこの検出照度が所定レ
ベル以上であった場合に、照明負荷8を消灯するオフ信
号を動作停止スイッチ6を介して入力用監視端末器5に
出力し、入力用監視端末器5は消灯信号を信号伝送線3
を通して中央制御装置1に送信する。
【0006】しかし、中央制御装置1は光センサー制御
器9から入力用監視端末器5を介して入力された消灯信
号と、壁スイッチ7a又は7bより信号伝送線3を介し
て入力された消灯信号を区別できず扱いを同じにしてい
るため、以下に述べるような不具合が生じる。即ち、図
10(A)に示すように壁スイッチ7aの入れスイッチ
が押され(ハイレベル)、点灯信号が中央制御装置1に
信号伝送線3を通して入力されると、中央制御装置1は
壁スイッチ7aに対応する、例えば制御用端末器4aの
照明負荷8を図10(D)に示すように点灯(ハイレベ
ル)させる。その後、上記壁スイッチ7aの切りスイッ
チが押される(ローレベル)と、中央制御装置1に信号
伝送線3を通して消灯信号が入力されるため、中央制御
装置1は制御用端末器4aの照明負荷8を図10(D)
に示すように消灯(ローレベル)させる。
【0007】その後、昼光照度が高くなって、光センサ
ー制御器2が動作停止スイッチ6を介して、入力用監視
端末器5に消灯信号を入力すると、中央制御装置1に信
号線3を通して入力用監視端末器5から図10(B)に
示すように消灯信号(ハイレベル)が入力される。但
し、通常は図10(C)に示すように動作停止スイッチ
6はオン状態になっている。これにより、中央制御装置
1は入力用監視端末器5に対応する制御用端末器4aに
消灯信号を送って照明負荷8を図10(D)に示すよう
に消灯させるが、この時は上記した壁スイッチ7aの操
作により、この照明負荷8は消灯状態(ローレベル)に
あるため、何も変化しない。
【0008】その後、昼光照度が低くなって、光センサ
ー制御器9が動作停止スイッチ6を介して入力用監視端
末器5に点灯信号を入力すると、中央制御装置1に信号
線3を通して入力用監視端末器5から図10(B)に示
すように点灯信号(ローレベル)が入力されるため、中
央制御装置1は入力用監視端末器5に対応する制御用端
末器4aの照明負荷8を図10(D)に示すように点灯
(ハイレベル)させる。これにより、消灯状態にあった
照明負荷8が点灯してしまうという不具合が発生する。
【0009】そこで、従来はこの不具合を回避するた
め、動作停止スイッチ6をオフして、光センサー制御器
9のシステム内での動作を停止する措置が施されてい
る。しかし、これでは、入力用監視端末器5と光センサ
ー制御器9間に動作停止スイッチ6を挿入する構成を採
らなければならず、システムの部品点数が多くなって、
コスト高になるだけでなく、動作停止スイッチ6をいち
いち手動でオンオフしないと、昼光利用ができなかった
り、或いは上記した不具合が生じてしまうので、システ
ムの操作性が悪いという不具合があった。
【0010】又、上記した壁スイッチ7a、7bは制御
端末器4a、4bに照明負荷8の調光状態を指示するア
ツプ/ダウン/ストップ/入切等の情報をキー操作で入
力する。これら壁スイッチ7a、7bからの操作によっ
て連続調光制御を実施する場合、1つの固有アドレスの
壁スイッチ7aに対して1台の制御端末器、例えば制御
端末器4aしか対応しておらず、壁スイッチ7aからの
操作はこの制御端末器4aにしか利かなかった。従っ
て、1台の制御端末器7aがカバーするエリアより広い
エリアを壁スイッチ7aにて連続調光制御することがで
きず、使い勝手が悪いという不具合があった。
【0011】ところで、上記照明制御システムとは使用
場所が異なるが、列車や車が通過するトンネル内の照明
システムとして、トンネルの天井などにトンネルの長手
方向に沿って配列された複数の例えばHIDランプを点
灯するものがある。しかし、従来この種のシステムで
は、トンネル内は列車や車の通過で汚れるため、これに
伴って、ランプ表面が汚れて、その光束が減衰すること
と、ランプ使用時間によりその光束が減衰するため、ト
ンネル内の照度が変化して低下するにも拘らず、適正な
照度維持制御がなされていなかった。このため、ランプ
の交換後、或いは照明器具清掃後はトンネル内が設計照
度より高くなり、電力の無駄が生じると共に、その後、
照度が下がる方向でトンネル内の照度が変化してしまう
という不具合があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のように分電盤協
約寸法にした小型、低コストの図9に示した中央制御装
置1では、入力用監視端末器5と光センサー制御器9間
に動作停止スイッチ6を挿入する構成を採らなければな
らず、システムの部品点数が多くなって、コスト高にな
るだけでなく、上記した動作停止スイッチ6をいちいち
手動でオンオフしないと、昼光利用が支障なく円滑にで
きなくなってしまうので、システムの操作性が悪いとい
う不具合があった。又、壁スイッチ7aからの操作によ
り1台の例えば制御端末器4aしか制御できないため、
1台の制御端末器4aがカバーするエリアより広いエリ
アを壁スイッチ7aにて連続調光制御することができ
ず、使い勝手が悪いという不具合があった。更に、トン
ネル内を照明するシステムでは、トンネル内の照度を一
定にできないという不具合があった。
【0013】そこで本発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、昼光を支障なく円滑に利用す
ることができ、又、1台の壁スイッチで複数の制御端末
器を操作することができる操作性の向上した照明制御シ
ステム、及びトンネル内の照度を一定に制御することが
できる照明制御システムを提供することを目的としてい
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、信号
を伝送する伝送線と、この伝送線より受信した制御信号
に従って照明負荷を調光、点灯、消灯する制御用端末器
と、この制御用端末器により調光制御される照明負荷
と、周囲の照度を検出してこの検出照度が基準値を越え
た場合に消灯信号を発生し、基準値以下になった場合に
点灯信号を発生する光センサー制御装置と、この光セン
サー制御装置により発生された信号を前記信号伝送線上
に送出する入力用監視端末器と、スイッチの手動操作に
応じて照明負荷の調光、点灯、消灯信号を発生し、発生
した信号を前記伝送線に送出するスイッチ入力端末器
と、前記入力用監視端末器とスイッチ入力端末器を区別
する設定情報を入力すると対応する設定信号を発生する
設定器と、この設定器により発生した設定信号を前記伝
送線上に送出するスイッチ操作監視端末器と、このスイ
ッチ操作監視端末器から前記伝送線を通して受信した信
号を内部メモリ内に設定して前記入力用監視端末器と前
記スイッチ入力端末器からの信号を区別し、前記スイッ
チ入力端末器から前記伝送線を通して受信した信号に対
応した制御信号を前記伝送線を通して前記制御用端末器
に送ると共に前記内部メモリに保持し、前記入力用監視
端末器から前記伝送線を通して受信した信号が消灯信号
であった場合、前記照明負荷を消灯する制御信号を前記
伝送線を通して制御用端末器に送って光センサー制御を
開始し、その後、前記入力用監視端末器から前記伝送線
を通して受信した信号が点灯信号であった場合、前記光
センサー制御の終了と判定して、前記内部メモリに保持
してある制御信号を前記伝送線を通して制御用端末器に
送る制御を行なう中央制御装置とを具備している。
【0015】このような構成により、中央制御装置は設
定器より入力された前記入力用監視端末器とスイッチ入
力端末器を区別する設定情報をスイッチ操作監視端末器
及び伝送線を介して入力すると、これを内部メモリに設
定して、以降、前記入力用監視端末器と前記スイッチ入
力端末器からの信号を区別する。前記中央制御装置は、
例えば前記スイッチ入力端末器の操作により前記伝送線
を介して消灯信号を受信すると、この消灯信号に対応す
る消灯制御信号を前記伝送線を通して制御用端末器に送
り、蛍光ランプのような照明負荷を消灯制御すると共に
前記消灯制御信号を前記内部メモリに保持する。この状
態で、昼光が明るくなり、光センサー制御装置が検出し
た検出照度が基準値を越えた場合に消灯信号が前記入力
用監視端末器から前記伝送線を介して前記中央制御装置
に入力されるため、前記中央制御装置はこの消灯信号の
入力により、前記照明負荷を消灯する制御信号を前記伝
送線を通して制御用端末器に送って光センサー制御を開
始するが、前記照明負荷は消灯状態を継続したままにな
る。その後、昼光が暗くなり、光センサー制御装置が検
出した検出照度が基準値を以下になった場合に点灯信号
が前記入力用監視端末器から前記伝送線を介して前記中
央制御装置に入力されるため、前記中央制御装置は光セ
ンサー制御の終了と判定し、前記内部メモリに保持して
ある消灯制御信号を前記伝送線を通して制御用端末器に
送る制御を行なう。これにより、消灯状態の照明負荷
は、光センサー制御が行なわれ、それが終了しても、光
センサー制御期間及びその前後の期間で、前記消灯状態
を継続する。
【0016】請求項2の発明の前記中央制御装置は前記
スイッチ入力端末器から受信した消灯信号により前記制
御用端末器を通して前記照明負荷を消灯制御している際
に、前記入力用監視端末器から消灯信号を受信して、光
センサー制御を開始し、この光センサー制御の制御中
に、前記スイッチ入力端末器から前記伝送線を通して点
灯信号を受信した場合、この点灯信号を前記内部メモリ
に保持し、この光センサー制御が終了すると、前記中央
制御装置は前記内部メモリ内の点灯信号を前記伝送線を
介して前記制御用端末器に送ることにより前記照明負荷
を点灯制御するが、その後、前記入力用監視端末器から
消灯信号を受信すると、光センサー制御を開始して、前
記照明負荷を消灯制御する。
【0017】このような構成により、前記中央制御装置
は前記スイッチ入力端末器から受信した消灯信号により
前記制御用端末器を通して前記照明負荷を消灯制御して
いる際に、昼光が明るくなって前記入力用監視端末器か
ら消灯信号を受信すると、前記照明負荷を消灯する制御
信号を前記伝送線を通して制御用端末器に送って光セン
サー制御を開始するが、前記照明負荷は消灯状態を継続
したままになる。この間、前記中央制御装置は前記スイ
ッチ入力端末器から前記伝送線を通して点灯信号を受信
した場合、これはユーザーが前記照明負荷を点灯したい
意向であると判断するが、たまたま光センサー制御中で
あるため、直ぐには前記照明負荷を点灯できないため、
前記内部メモリに点灯制御信号を保持しておく。その
後、前記中央制御装置は光センサー制御が終了した時点
で、前記内部メモリに保持しておいた前記スイッチ入力
端末器から入力された点灯制御信号により、前記照明負
荷を点灯して、前記ユーザーの意向を反映した制御を行
なう。
【0018】請求項3の発明は、信号を伝送する伝送線
と、この伝送線より受信した制御信号に従って照明負荷
を調光、点灯、消灯する複数の制御用端末器と、これら
制御用端末器により調光制御される照明負荷と、スイッ
チの手動操作に応じて照明負荷の調光、点灯、消灯信号
を発生し、発生した信号を前記伝送線に送出する少なく
とも1個以上のスイッチ入力端末器と、このスイッチ入
力端末器の手動操作により制御が起動される複数の制御
用端末器と前記スイッチ入力端末器との対応情報である
設定情報を入力すると対応する設定信号を発生する設定
器と、この設定器により発生した設定信号を前記伝送線
上に送出するスイッチ操作監視端末器と、このスイッチ
操作監視端末器から前記伝送線を通して受信した信号を
内部メモリ内に設定して前記スイッチ入力端末器とこの
スイッチ入力端末器で制御が起動される複数の制御用端
末器との対応関係を把握し、前記スイッチ入力端末器か
ら前記伝送線を通して受信した信号に対応した制御信号
を前記対応関係で示される複数の制御用端末器に前記伝
送線を通して送ることにより前記照明負荷の制御を行な
う中央制御装置とを具備している。
【0019】このような構成により、中央制御装置は、
設定器より入力されたスイッチ入力端末器の手動操作に
より制御が起動される複数の制御用端末器と前記スイッ
チ入力端末器との対応情報である設定情報を、スイッチ
操作監視端末器及び伝送線を介して受信すると、これを
内部メモリに設定して、以降、前記スイッチ入力端末器
とこのスイッチ操作により制御される複数の制御用端末
器との対応関係を把握する。例えば、前記スイッチ入力
端末器のアドレス10と3個の制御用端末器のアドレス
301、302、303が対応付けられて、前記内部メ
モリに設定されることになる。以降、前記中央制御装置
は前記アドレス10のスイッチ入力端末器から前記伝送
線を通して例えば点灯信号を受信すると、前記アドレス
301、302、303の制御用端末器に点灯制御信号
を前記伝送線を通して送ることにより、これら複数の制
御用端末器の照明負荷を点灯する制御を行なう。尚、前
記スイッチ入力端末器が例えば2個あると、それぞれの
スイッチ入力端末器に対して制御される複数の制御用端
末器がグルーピングされることになる。
【0020】請求項4の発明は、信号を伝送する伝送線
と、この伝送線より受信した制御信号に従って照明負荷
を調光、点灯、消灯する複数の制御用端末器と、これら
制御用端末器により調光制御される照明負荷と、周囲の
照度を検出してこの検出照度が基準値を越えた場合に消
灯信号を発生し、基準値以下になった場合に点灯信号を
発生する光センサー制御装置と、この光センサー制御装
置により発生された信号を前記信号伝送線上に送出する
入力用監視端末器と、スイッチの手動操作に応じて照明
負荷の調光、点灯、消灯信号を発生し、発生した信号を
前記伝送線に送出する少なくとも1個以上のスイッチ入
力端末器と、前記入力用監視端末器と前記スイッチ入力
端末器を区別する設定情報、又は前記スイッチ入力端末
器の手動操作により制御が起動される複数の制御用端末
器との対応情報である設定情報を入力すると対応する設
定信号を発生する設定器と、この設定器により発生した
設定信号を前記伝送線上に送出するスイッチ操作監視端
末器と、このスイッチ操作監視端末器から前記伝送線を
通して受信した信号を内部メモリ内に設定して前記スイ
ッチ入力端末器とこのスイッチ入力端末器で制御が起動
される複数の制御用端末器との対応関係を把握し、又、
同スイッチ操作監視端末器から前記伝送線を通して受信
した信号を内部メモリ内に設定して前記入力用監視端末
器と前記スイッチ入力端末器からの信号を区別し、前記
スイッチ入力端末器から前記伝送線を通して受信した信
号に対応した制御信号を前記伝送線を通して前記対応関
係で示される複数の制御用端末器に送ると共に前記内部
メモリに保持し、前記入力用監視端末器から前記伝送線
を通して受信した信号が消灯信号であった場合、前記照
明負荷を消灯する制御信号を前記伝送線を通して前記複
数の制御用端末器に送って光センサー制御を開始し、そ
の後、前記入力用監視端末器から前記伝送線を通して受
信した信号が点灯信号であった場合、前記光センサー制
御の終了と判定して、前記内部メモリに保持してある制
御信号を前記伝送線を通して前記複数の制御用端末器に
送る制御を行なう中央制御装置とを具備している。
【0021】このような構成により、中央制御装置は設
定器より入力された前記入力用監視端末器とスイッチ入
力端末器を区別する設定情報をスイッチ操作監視端末器
及び伝送線を介して受信すると、これを内部メモリに設
定して、以降、前記入力用監視端末器と前記スイッチ入
力端末器からの信号を区別し、又、前記設定器より入力
された前記スイッチ入力端末器の手動操作により制御が
起動される複数の制御用端末器と前記スイッチ入力端末
器との対応情報である設定情報を、スイッチ操作監視端
末器及び伝送線を介して受信すると、これを前記内部メ
モリに設定して、以降、前記スイッチ入力端末器とこの
スイッチ操作により制御される複数の制御用端末器との
対応関係を把握する。前記中央制御装置は、例えば前記
スイッチ入力端末器の操作により前記伝送線を介して消
灯信号を受信すると、この消灯信号に対応する消灯制御
信号を前記伝送線を通して前記対応関係で示される複数
の制御用端末器に送り、蛍光ランプのような照明負荷を
消灯制御すると共に前記消灯制御信号を前記内部メモリ
に保持する。この状態で、昼光が明るくなり、光センサ
ー制御装置が検出した検出照度が基準値を越えた場合に
消灯信号が前記入力用監視端末器から前記伝送線を介し
て前記中央制御装置に入力されるため、前記中央制御装
置はこの消灯信号の入力により、前記照明負荷を消灯す
る制御信号を前記伝送線を通して前記複数の制御用端末
器に送って光センサー制御を開始するが、前記照明負荷
は消灯状態を継続したままになる。その後、昼光が暗く
なり、光センサー制御装置が検出した検出照度が基準値
を以下になった場合に点灯信号が前記入力用監視端末器
から前記伝送線を介して前記中央制御装置に入力される
ため、前記中央制御装置は光センサー制御の終了と判定
し、前記内部メモリに保持してある消灯制御信号を前記
伝送線を通して前記複数の制御用端末器に送る制御を行
なう。これにより、消灯状態の照明負荷は、光センサー
制御が行なわれ、それが終了しても、光センサー制御期
間及びその前後の期間、前記消灯状態を継続する。
【0022】請求項5の発明は、信号を伝送する伝送線
と、この伝送線より受信した制御信号に従って照明負荷
を調光制御する制御用端末器と、トンネル内に設置さ
れ、前記制御用端末器により調光制御されるランプと、
このランプの交換時からの経過時間と同ランプの直近の
清掃時からの経過時間より同ランプの光束の減衰率を求
めた後、この減衰率に対応する前記ランプの照度の低下
を補う調光レベルを決定し、この調光レベルを前記伝送
線を通して前記制御用端末器に送信することにより、前
記ランプの照度を一定に保持する中央制御装置とを具備
している。
【0023】このような構成により、中央制御装置はト
ンネル内の長手方向に設置されたランプの交換時からの
経過時間と同ランプの直近の清掃時からの経過時間より
同ランプの光束の減衰率を求めた後、この減衰率に対応
する前記ランプの照度の低下を補う調光レベルを決定す
る。即ち、ランプはその交換時からの経過時間が長くな
る程、その光束が減衰して照度が暗くなり、又、トンネ
ル内の車の通過などによりランプが汚れるため、その清
掃時からの経過時間が長くなる程、その光束が減衰して
照度が低下して暗くなる。そこで、前記中央制御装置は
上記のように照度が低下した分を補うだけ照明負荷を明
るくする調光レベルを決定し、この調光レベルを前記伝
送線を通して前記制御用端末器に送信して、前記照明負
荷を調光制御することにより、前記ランプの照度は前記
経過時間に拘らず一定に保持される。
【0024】請求項6の発明は、前記制御用端末器とこ
の制御用端末器により調光制御されるランプの組を複数
組持ち、前記中央制御装置は各制御用端末器により調光
制御されるランプのトンネル内の位置により、各制御用
端末器に送る調光レベルを異ならせて、これらランプを
調光制御する。
【0025】このような構成により、前記中央制御装置
は、前記経過時間に応じて、例えば、トンネルの出口エ
リアに配列されたランプを調光制御する第1の制御用端
末器には調光レベルaを、トンネルの中央エリアに配列
されたランプを調光制御する第2の制御用端末器には調
光レベルbを、トンネルの入り口エリアに配列されたラ
ンプを調光制御する第3の制御用端末器には調光レベル
aを決定し、これら調光レベルa、bを各制御用端末器
に送くって、各エリアのランプを調光制御する。この
時、調光レベルa>調光レベルbとすれば、汚れがひど
くなく照度の低下が小さいトンネルの中央より、汚れが
ひどく照度の低下が大きいトンネルの入り口、出口付近
の照度をより大きく補正することができ、これにより、
トンネル内の入り口付近、中央付近、出口付近の照度を
同じにでき、トンネル内の照度が前記経過時間に拘らず
長さ方向に均一且つ一定に保持される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の照明制御システム
の第1の実施の形態を示したブロック図である。1は信
号伝送線3を介して入力される制御情報信号に基づいて
制御用端末器4a、4bの動作などをを制御する中央制
御装置、3は設定信号や制御信号が時分割多重で伝送さ
れる信号伝送線、4a、4bは信号伝送線3から受信し
た制御信号に基づいて、照明負荷8を調光制御したりオ
ンオフ制御する制御用端末器、5は光センサー制御器9
から入力される照明負荷8のオンオフ情報の入力を監視
する入力用監視端末器、7a、7bは照明負荷8の調光
レベルやオンオフ情報をスイッチ操作で手動入力する壁
スイッチ(スイッチ入力端末器)、8は制御用端末器4
a、4bにより点滅又は調光制御される蛍光灯などの照
明負荷、9は光センサー受光器91により検出された昼
光の照度に基づいて照明負荷8のオンオフ情報を発生す
る光センサー制御器、10は入力用監視端末器5、壁ス
イッチ7a、7bと制御端末器4a、4bの対応関係情
報や入力用監視端末器5と壁スイッチ7a、7bからの
情報を区別して制御するための設定信号を中央制御装置
1に設定するための設定器、11は設定器10から入力
される設定信号を信号伝送線3上に送出するスイッチ操
作監視端末器、91は昼光の照度を検出する光センサー
受光器である。
【0027】ここで、中央制御装置1には特別な表示
部、操作部は設けておらず分電盤協約寸法としている。
又、上記した対応関係情報とは、光センサー制御器9を
監視している入力用監視端末器5の制御情報により、中
央制御装置1が制御用端末器4aの制御を行う関係を意
味している。制御情報とは、光センサー受光器91の検
出照度が基準値を上回っている時の光センサー制御中、
制御用端末器4aの照明負荷8を0%調光レベルに、制
御用端末器4bの照明負荷8を50%の調光レベルに制
御するなどの情報を意味する。尚、光センサー受光器9
1と光センサー制御器9は光センサー制御装置を構成す
る。
【0028】図2は図1に示した中央制御装置1の詳細
構成図である。111は調光制御や設定処理などを行う
CPU、112はCPU111を動作させるプログラム
やデータ、或いは動作状態データなどを記憶する電源バ
ックアップ付きメモリ、113は信号伝送線3に対する
データの時分割送受信制御を行う伝送制御部、114は
電源部である。
【0029】図3は図1に示した設定器10の詳細平面
図である。設定器10は携帯に便利なように小型軽量
で、その前面には、設定情報を入力するキー操作部3
1、設定情報を表示する液晶表示部32が設けられてい
る。この設定器10は接続ジャック33を図1に示した
スイッチ操作監視端末器11に挿入接続することによ
り、使用可能となる。
【0030】次に本実施の形態の動作について説明す
る。まず、設定器10により、例えば入力用監視端末器
5と制御用端末器4aが対応関係にあり、壁スイッチ7
aと制御用端末器4aが対応関係にあるような対応関係
情報や、制御用端末器4aの照明負荷8を光センサー制
御中は0%調光する制御情報などの各種設定情報をスイ
ッチ操作監視端末器11に入力する。スイッチ操作監視
端末器11は入力された上記各種設定情報に対応する設
定信号を信号伝送線3を通して中央制御装置1に送信す
る。中央制御装置1は送信されてきた各種設定信号を伝
送制御部113で受信すると、CPU111はこれらを
内部のメモリ112に記憶して設定する。
【0031】次に照明負荷8が点灯制御中、光センサー
制御が入った場合について説明する。今、壁スイッチ7
aの入れスイッチが図4(A)で示すように押下(ハイ
レベル)されると、点灯信号が信号伝送線3を通して中
央制御装置1に送信される。中央制御装置1は前記信号
を受信すると、信号伝送線3を通して制御用端末器4a
に照明負荷8を例えば80%調光点灯する制御信号を出
すと共に、この点灯制御信号をメモリ112に保持す
る。これにより、制御用端末器4aは図4(C)で示す
ように照明負荷8を80%調光点灯(ハイレベル)す
る。その後、光センサー制御器9は光センサー受光器9
1が検出した昼光の照度が基準レベルを上回ると、図4
(B)で示すようにセンサー制御(ハイレベル)を行う
べく、入力用監視端末器5に消灯信号を入力する。入力
用監視端末器5は前記消灯信号を信号伝送線3を通して
中央制御装置1に送信する。中央制御装置1は前記消灯
信号を受信すると、信号伝送線3を通して制御用端末器
4aに照明負荷8を調光消灯する信号を出す。これによ
り、制御用端末器4aは図4(C)で示すように照明負
荷8を消灯(ローレベル)する。
【0032】更に、その後、光センサー制御器9は光セ
ンサー受光器91が検出した昼光の照度が基準レベルを
下回ると、図4(B)で示すようにセンサー制御を終了
(ローレベル)すべく、入力用監視端末器5に点灯信号
を入力する。入力用監視端末器5は前記点灯信号を信号
伝送線3を通して中央制御装置1に送信する。中央制御
装置1は前記点灯信号を受信すると、光センサー制御の
終了と判定し、メモリ112に保持された照明負荷8を
80%で調光点灯する点灯制御信号を信号伝送線3を通
して制御用端末器4aに送信する。これにより、制御用
端末器4aは図4(C)で示すように照明負荷8を例え
ば80%調光点灯(ローレベル)する。次に、壁スイッ
チ7aの切りスイッチが図4(A)で示すように押下
(ローレベル)されると、消灯信号が信号伝送線3を通
して中央制御装置1に送信される。中央制御装置1は前
記信号を受信すると、信号伝送線3を通して制御用端末
器4aに照明負荷8を調光消灯する制御信号を出すと共
に、この制御信号をメモリ112に保持する。これによ
り、制御用端末器4aは図4(C)で示すように照明負
荷8を調光消灯(ローレベル)する。
【0033】即ち、中央制御装置1は照明負荷8を点灯
制御中、光センサー受光器91の検出照度が基準値を上
回った場合は、前記照明負荷8に対して光センサー制御
を行い、光センサー受光器91の検出照度が基準値を下
回って光センサー制御が終了し、光センサー制御に入る
前の制御に戻す。
【0034】次に照明負荷8が点灯制御中、光センサー
制御が入り、その制御中に壁スイッチ7aなどから消灯
操作があった場合について説明する。壁スイッチ7aの
入れスイッチが図4(D)で示すように押下(ハイレベ
ル)されると、中央制御装置1は80%調光点灯制御信
号をメモリ112に保持すると共に、この制御信号を制
御用端末器4aに送信して、図4(F)で示すように照
明負荷8を80%調光点灯(ハイレベル)する。その
後、光センサー制御器9は光センサー受光器91が検出
した昼光の照度が基準レベルを上回ると、図4(E)で
示すように光センサー制御(ハイレベル)を行うべく、
入力用監視端末器5に消灯信号を入力する。これによ
り、中央制御装置1は光センサー制御を開始し、消灯信
号を制御用端末器4aに送って、図4(F)で示すよう
に照明負荷8を消灯(ローレベル)する。
【0035】この光センサー制御中に、壁スイッチ7a
の切りスイッチが図4(D)で示すように押下(ローレ
ベル)されると、中央制御装置1はこれを信号伝送線3
を通して受信し、消灯制御信号をメモリ112に保持し
ておくが、現在は光センサー制御中であるので、制御用
端末器4aの照明負荷8の消灯(ローレベル)状態を図
4(F)で示すように継続する。その後、光センサー制
御器9は光センサー受光器91が検出した昼光の照度が
基準レベルを下回ると、図4(F)で示すようにセンサ
ー制御を終了(ローレベル)すべく、入力用監視端末器
5に点灯信号を入力する。中央制御装置1は入力用監視
端末器5から信号伝送線3を通して点灯信号を受信する
と、中央制御装置1は光センサー制御の終了と判定し、
前記メモリ112に保持されている消灯制御信号を制御
用端末器4aに送って、そのまま、制御用端末器4aの
照明負荷8の消灯(ローレベル)状態を図4(F)で示
すように継続する。
【0036】即ち、中央制御装置1は照明負荷8を点灯
制御中、光センサー受光器91の検出照度が基準値を上
回った場合は、前記照明負荷8に対して光センサー制御
を行い、光センサー受光器91の検出照度が基準値を下
回って光センサー制御が終了すると、光センサー制御中
のメモリ112に保持されている制御、この場合は消灯
制御に戻すため、上記の例では、光センサー制御が終了
しても、前記照明負荷8が点灯するようなことはない。
【0037】次に照明負荷8が消灯制御中、光センサー
制御が入った場合の動作について説明する。壁スイッチ
7aの切りスイッチが図4(G)で示すように押下(ロ
ーレベル)されて、これにより、中央制御装置1は消灯
制御信号をメモリ112に保持すると共に、制御用端末
器4aに送って、図4(I)で示すように照明負荷8を
消灯(ローレベル)する。その後、光センサー制御器9
は光センサー受光器91が検出した昼光の照度が基準レ
ベルを上回ると、図4(H)で示すように光センサー制
御(ハイレベル)を行うべく、入力用監視端末器5に消
灯信号を入力する。これにより、中央制御装置1は消灯
制御信号を制御用端末器4aに送って、照明負荷8の消
灯(ローレベル)状態を図4(I)で示すように継続す
る。
【0038】その後、光センサー制御器9は光センサー
受光器91が検出した昼光の照度が基準レベルを下回る
と、図4(H)で示すようにセンサー制御を終了(ロー
レベル)すべく、入力用監視端末器5に点灯信号を入力
する。中央制御装置1は入力用監視端末器5から信号伝
送線3を通して点灯信号を受信すると、中央制御装置1
は光センサー制御の終了と判定し、前記メモリ112に
保持されている消灯制御信号を制御用端末器4aに送っ
て、照明負荷8の消灯(ローレベル)状態を図4(I)
で示すように継続する。
【0039】即ち、中央制御装置1は照明負荷8を消灯
制御中、光センサー受光器91の検出照度が基準値を上
回って、その後下回った場合、光センサー制御の開始、
終了に拘らず、前記照明負荷8は消灯したままとなる。
【0040】次に光センサー制御中に照明負荷8の点灯
制御が入り、この点灯制御中に光センサー制御が終了し
た後、光センサー制御が再度入って終了した場合の動作
について説明する。当初、壁スイッチ7aの切りスイッ
チが図4(J)で示すように押下(ローレベル)され
て、これにより、中央制御装置1は消灯制御信号を制御
用端末器4aに送って、図4(L)で示すように照明負
荷8を消灯(ローレベル)するが、この時、消灯制御信
号を内部のメモリ112に保持しておく。その後、光セ
ンサー制御器9は光センサー受光器91が検出した昼光
の照度が基準レベルを上回ると、図4(K)で示すよう
にセンサー制御(ハイレベル)を行うべく、入力用監視
端末器5に消灯信号を入力する。
【0041】これにより、中央制御装置1は消灯信号を
制御用端末器4aに送って、照明負荷8の消灯(ローレ
ベル)状態を図4(L)で示すように継続する。この光
センサー制御中、壁スイッチ7aの入れスイッチが図4
(J)で示すように押下(ハイレベル)されると、中央
制御装置1は信号伝送線3より点灯信号を入力し、点灯
制御信号を内部のメモリ112に保持すると共に、これ
を信号伝送線3を通して制御用端末器4aに送るため、
制御用端末器4aは図4(L)で示すように照明負荷8
を80%調光点灯(ハイレベル)する。即ち、中央制御
装置1は光センサー制御に入った後の手動操作に対して
はこれを優先し、上記のような制御を行う。
【0042】その後、光センサー制御器9は光センサー
受光器91が検出した昼光の照度が基準レベルを下回る
と、図4(K)で示すようにセンサー制御を終了(ロー
レベル)すべく、入力用監視端末器5に点灯信号を入力
する。中央制御装置1は入力用監視端末器5から信号伝
送線3を通して点灯信号を受信すると、中央制御装置1
は光センサー制御の終了と判定し、前記メモリ112に
保持されている点灯制御信号を制御用端末器4aに送っ
て、照明負荷8の点灯(ハイレベル)状態を図4(L)
で示すように継続する。更に、その後、光センサー制御
器9は光センサー受光器91が検出した昼光の照度が基
準レベルを上回ると、図4(K)で示すようにセンサー
制御(ハイレベル)を行うべく、入力用監視端末器5に
消灯信号を入力する。中央制御装置1は信号伝送線3を
通して、センサー制御が入ったことを知ると、信号伝送
線3を通して制御用端末器4aに消灯制御を行う。
【0043】これにより、制御用端末器4aは図4
(L)で示すように照明負荷8を消灯(ローレベル)す
る。更に、その後、光センサー制御器9は光センサー受
光器91が検出した昼光の照度が基準レベルを下回る
と、図4(K)で示すようにセンサー制御を終了(ロー
レベル)すべく、入力用監視端末器5に点灯信号を入力
する。中央制御装置1は入力用監視端末器5から信号伝
送線3を通して点灯信号を受信すると、中央制御装置1
は光センサー制御の終了と判定し、前記メモリ112に
保持されている点灯制御信号を信号伝送線3を通して制
御用端末器4aに送って、図4(L)で示すように照明
負荷8を点灯(ハイレベル)する。その後、壁スイッチ
7aの切りスイッチが図4(J)で示すように押下(ロ
ーレベル)されると、中央制御装置1は信号伝送線3よ
り消灯信号を入力し、消灯制御信号を内部のメモリ11
2に保持すると共に、これを信号伝送線3を通して制御
用端末器4aに送る。これにより、制御用端末器4aは
図4(L)で示すように照明負荷8を調光消灯(ローレ
ベル)する。
【0044】即ち、中央制御装置1は消灯制御中に光セ
ンサー制御に入り、この光センサー制御中に、手動操作
により、点灯制御がかかると、後操作優先として、照明
負荷8を点灯させる。その後、光センサー制御が一旦終
了して、再度、光センサー制御に入ると、中央制御装置
1は光センサー制御を行う。
【0045】尚、図4(O)で示すように照明負荷8が
消灯制御中(ローレベル)に、図4(N)で示すように
光センサー制御器9から光センサー制御(ハイレベル)
が入力されると、中央制御装置1は光センサー制御を開
始するが、図4(O)で示すように照明負荷8が消灯制
御中のままになる。その後、この光センサー制御中に図
示しない内監視端末(T/U)から図4(M)で示すよ
うに照明負荷8が点灯制御(ハイレベル)が入力されて
も、このような手動操作でない端末器からの制御に対し
ては、光センサー制御を優先し、中央制御装置1は光セ
ンサー制御を続行して、図4(O)で示すように照明負
荷8の消灯制御(ローレベル)を継続する。その後、図
4(N)で示すように光センサー制御器9から光センサ
ー制御終了(ローレベル)が入力されると、中央制御装
置1は制御用端末器4aに点灯制御信号を送って、照明
負荷8の点灯制御(ハイレベル)を行う。その後、内監
視端末(T/U)から図4(M)で示すように消灯信号
(ローレベル)が入力されると、中央制御装置1は制御
用端末器4aに消灯制御信号を送って、図4(O)で示
すように照明負荷8の消灯制御(ローレベル)を行う。
【0046】次に壁スイッチ7a、7bにより操作制御
できる制御端末器4a、4bと、壁スイッチ7a、7b
との対応関係の設定について説明する。壁スイッチ7
a、7bと操作対象となる制御用端末器4a、4bとの
グルーピングは、設定器10により対応関係情報をスイ
ッチ操作監視端末器11に入力することによって信号伝
送線を介して中央制御装置1に送信し、対応関係情報を
メモリ112に記憶させることで行われる。
【0047】設定器10では、設定する例えば壁スイッ
チ7aの固有のアドレス、例えば101を指定し、これ
にグルーピングされる制御用端末器4a、4bの固有ア
ドレス301、302を選択すると、これらの設定情報
は設定器10の液晶表示部32に表示されると共に、ス
イッチ操作監視端末器11より信号伝送線3を介して中
央制御装置1に送信される。中央制御装置1は、信号伝
送線3より受信したこれらの設定情報を認識した後、内
部のメモリ112に記憶して設定する。
【0048】図5は上記したメモリ112の設定内容例
を示した模式図である。壁スイッチのアドレスに対し
て、この壁スイッチの操作対象となる複数の制御用端末
器のアドレスが設定されている。例えば101という固
有アドレスを持った壁スイッチ7aは、311、312
という固有アドレスを持った制御用端末器4a、4bと
グループを形成し、壁スイッチ7aの操作で制御用端末
器4a、4bが制御される対応関係が設定されている。
尚、制御用端末器のアドレスの後の括弧書きは制御用端
末器に与える調光レベルである。
【0049】ここで、壁スイッチ7aが操作されたとす
る。この操作信号は信号伝送線3を通して中央制御装置
1に送信される。これにより、中央制御装置1は壁スイ
ッチ7aのアドレスをチェックし、壁スイッチ7aの固
有アドレス101をキーとしてメモリ112内の図5に
示した設定データを参照し、これにより、壁スイッチ7
aの操作対象はアドレス311、312の制御用端末器
4a、4bであることを認識する。その後、中央制御装
置1は前記操作信号に対応した制御信号を制御用端末器
4a、4bに信号伝送線3を通して送ることによって、
照明負荷8の調光制御等を行う。尚、前記操作情報によ
り調光制御を行う場合、中央制御装置1はその時の制御
用端末器4a、4bに対する調光レベルを図5に示すよ
うにメモリ112に書き込む。
【0050】本実施の形態によれば、消灯制御中の照明
負荷8に光センサー制御に入り、その後、光センサー制
御が終了しても、消灯制御中の照明負荷8が点灯するこ
とがないため、手動スイッチにより光センサー制御を入
切しなくとも、昼光を利用した省エネルギー制御を円滑
に行なうことができ、システムの操作性を著しく向上さ
せることができる。又、手動スイッチを省略できるた
め、部品点数を減少させて、システムを安価に構築する
ことができる。更に、設定器10は携帯型で持ち運びが
できるため、システムに1台常設する必要がなく、この
点からも、システムを安価にすることができる。又、本
例では、1個の壁スイッチと複数の制御端末器との対応
関係を設定器10から信号伝送線3経由で、中央制御装
置1に設定することにより、1個の壁スイッチの操作に
より複数の制御端末器を制御することができ、システム
の使い勝手を向上させることができる。
【0051】図6は本発明の照明制御システムの第3の
実施の形態を示したブロック図である。本例はトンネル
内の照明を制御するシステムの例である。61は複数の
制御端末器631、632、633を制御して照明負荷
64を調光制御する中央制御装置、62は制御信号など
を時分割多重で伝送する信号伝送線、64はトンネル内
に配列された蛍光ランプ等の照明負荷、65は中央制御
装置1に日時などの時間情報を供給するタイマー、66
は照明負荷64を一定照度に調光制御するためのデータ
を格納したROM、631、632、633は中央制御
装置61からの制御を受けて照明負荷64を調光制御す
る制御用端末器である。
【0052】次に本実施の形態の動作について説明す
る。中央制御装置1のROM66には以下に述べるよう
な調光制御用のデータが格納されている。照明負荷64
はランプ交換時(設置時含む)からの経過時間に応じ
て、その照度が低下すると共に、ランプ表面の汚れを清
掃(設置時含む)してからの経過時間に応じて、その照
度が低下する。そこで、ランプ交換(設置時含む)から
の経過時間を関数としてランプ光束の減衰率を求め、ラ
ンプ表面の汚れを清掃(設置時含む)してからの経過時
間を関数としてランプ光束の減衰率を求め、これら減衰
率を乗算した値をトータル減衰率とする。このため、現
在の照明負荷64の照度はランプ交換時及び直近のラン
プ表面の汚れの清掃時からの経過時間に対応する前記ト
ータル減衰率から求めることができる。従って、上記し
た2種類のランプ光束の減衰率を求めるデータが前記各
経過時間対応で前記ROM66の中に入っている。但
し、現在の照明負荷64の照度は基準電力を照明負荷に
供給した時の照度である。
【0053】次に、本実施の形態の動作を図7のフロー
チャートを参照して説明する。中央制御装置1はタイマ
ー65によりランプ交換からの経過時間と直前の清掃か
らの経過時間をステップ701にて得ると、ステップ7
02にてこれら経過時間をアドレスとし、ROM66に
アクセスすることにより上記したデータを求め、これら
データより、ランプ交換(設置時含む)からの経過時間
によるランプ光束の減衰率とランプ表面の汚れを清掃
(設置時含む)してからの経過時間によるランプ光束の
減衰率を求めることによって、現在の照明負荷64の照
度を求める。次に中央制御装置1はステップ703にて
求めた現在照度と予め設定されている基準照度との差を
求め、この差がなくなるような調光レベルを決定し、こ
の調光レベルを制御端末器631、632、633にス
テップ704にて送信して、照明負荷64を調光制御す
ることにより、その照度を基準照度とする。中央制御装
置1は上記調光制御を一定時間行い、ステップ705に
て前記一定時間が過ぎると、ステップ701に戻って、
ランプ交換と直前の清掃からの経過時間を得ることによ
り、上記制御を一定時間毎にサイクリックに繰り返す。
こうして、照明負荷64の照度が時間経過につれて低下
する分、中央制御装置1の調光制御により前記基準電力
以上の電力を照明負荷64に供給して、前記照度の低下
分を補い、これにより、照明負荷64の照度を一定に保
持する。
【0054】本実施の形態によれば、照明負荷64の使
用時間と汚れ具合に応じて、中央制御装置1が照明負荷
64を調光制御するため、照明負荷64の照度を一定に
保持することができる。このため、ランプ交換時などに
無駄な電力が消費されることがなくなるだけでなく、ト
ンネル内が常に一定の明るさに保持されるため、交通な
どの安全性を高めることができる。
【0055】尚、トンネル内の器具の汚れは、トンネル
の入り口、出口、中央側により異なるため、器具汚れの
減衰率を前記トンネルの入り口、出口、中央側の各エリ
ア毎に求めておき、中央制御装置1により各エリア毎の
調光レベルを求め、これら調光レベルを各制御端末器6
31、632、633に別々に送信して、各エリアの照
明負荷64の調光制御を別々に行うことにより、トンネ
ル内の照度を入り口、出口、中央側の各エリアで一層均
一化することができる。又、中央制御装置1により経過
時間によるランプ64の光束の減衰率を計算で求めて
も、同様の効果がある。
【0056】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1の発明によれ
ば、手動スイッチによる直前の制御状態を保持し、光セ
ンサー制御を終了すると前記直前の制御状態に戻すこと
により、消灯中の照明が光センサー制御の終了後に突然
点灯する等ということをなくして、昼光を利用する制御
を円滑に行って省エネルギー照明を行うことができる。
【0057】請求項2の発明によれば、光センサー制御
中の手動スイッチによる制御状態を保持し、光センサー
制御を終了すると前記保持した制御状態にすることによ
り、光センサー制御中のユーザの操作意思が光センサー
制御の終了後に制御に反映され、システムの使い勝手を
向上させることができる。
【0058】請求項3の発明によれば、壁スイッチと、
この壁スイッチの操作により制御できる複数の制御用端
末器との対応関係を設定器により中央制御装置に設定す
ることにより、1個の壁スイッチで複数の制御用端末器
を制御して広いエリアの照明負荷の操作制御を行なうこ
とができ、システムの操作性を向上させることができ
る。
【0059】請求項4の発明によれば、手動スイッチに
よる直前の制御状態を保持し、光センサー制御を終了す
ると前記制御状態に戻すこと、及び壁スイッチと、この
壁スイッチの操作により制御できる複数の制御用端末器
との対応関係を設定器により中央制御装置に設定するこ
とにより、昼光を利用する制御を支障なく円滑に行って
省エネルギーの照明を行うことことができると共に、1
個の壁スイッチで広いエリアの照明負荷の制御操作を行
なうことができ、システムの操作性を向上させることが
できる。
【0060】請求項5の発明によれば、トンネル内のラ
ンプを経過時間に応じて調光制御することにより、トン
ネル内の照度を一定に保持することができる。
【0060】請求項6の発明によれば、トンネル内のラ
ンプの位置により、経過時間に応じた調光制御レベルを
異ならせることにより、トンネル内の照度を長手方向に
均一且つ一定に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明制御システムの第1の実施の形態
を示したブロック図。
【図2】図1に示した中央制御装置の詳細構成例を示し
たブロック図。
【図3】図1に示した設定器の詳細例を示した平面図。
【図4】図1に示したシステムの動作を説明するタイミ
ングチャート。
【図5】図2に示したメモリの設定内容例を示した摸式
図。
【図6】本発明の照明制御システムの第2の実施の形態
を示したブロック図。
【図7】図6に示した中央制御装置の調光制御処理手順
を示したフローチャート。
【図8】従来の照明制御システムの構成例を示したブロ
ック図。
【図9】従来の照明制御システムの他の構成例を示した
ブロック図。
【図10】図9に示したシステムの動作を説明するタイ
ミングチャート。
【符号の説明】
1、61 中央制御装置 3、62 信号伝送線 4a、4b、631、632、633 制御用端末器 5 入力用監視端末器 7a、7b 壁スイッチ 8、64 照明負荷 9 光センサー制御器 10 設定器 11 スイッチ操作監視端末器 31 キー操作部 32 液晶表示部 33 接続ジャック 91 光センサー受光器 111 CPU 112 メモリ 113 伝送制御部 114 電源部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号を伝送する伝送線と;この伝送線よ
    り受信した制御信号に従って照明負荷を調光、点灯、消
    灯する制御用端末器と;この制御用端末器により調光制
    御される照明負荷と;周囲の照度を検出してこの検出照
    度が基準値を越えた場合に消灯信号を発生し、基準値以
    下になった場合に点灯信号を発生する光センサー制御装
    置と;この光センサー制御装置により発生された信号を
    前記信号伝送線上に送出する入力用監視端末器と;スイ
    ッチの手動操作に応じて照明負荷の調光、点灯、消灯信
    号を発生し、発生した信号を前記伝送線に送出するスイ
    ッチ入力端末器と;前記入力用監視端末器とスイッチ入
    力端末器を区別する設定情報を入力すると対応する設定
    信号を発生する設定器と;この設定器により発生した設
    定信号を前記伝送線上に送出するスイッチ操作監視端末
    器と;このスイッチ操作監視端末器から前記伝送線を通
    して受信した信号を内部メモリ内に設定して前記入力用
    監視端末器と前記スイッチ入力端末器からの信号を区別
    し、前記スイッチ入力端末器から前記伝送線を通して受
    信した信号に対応した制御信号を前記伝送線を通して前
    記制御用端末器に送ると共に前記内部メモリに保持し、
    前記入力用監視端末器から前記伝送線を通して受信した
    信号が消灯信号であった場合、前記照明負荷を消灯する
    制御信号を前記伝送線を通して制御用端末器に送って光
    センサー制御を開始し、その後、前記入力用監視端末器
    から前記伝送線を通して受信した信号が点灯信号であっ
    た場合、前記光センサー制御の終了と判定して、前記内
    部メモリに保持してある制御信号を前記伝送線を通して
    制御用端末器に送る制御を行なう中央制御装置と;を具
    備することを特徴とする照明制御システム。
  2. 【請求項2】 前記中央制御装置は前記スイッチ入力端
    末器から受信した消灯信号により前記制御用端末器を通
    して前記照明負荷を消灯制御している際に、前記入力用
    監視端末器から消灯信号を受信して、光センサー制御を
    開始し、この光センサー制御の制御中に、前記スイッチ
    入力端末器から前記伝送線を通して点灯信号を受信した
    場合、この点灯信号を前記内部メモリに保持し、この光
    センサー制御が終了すると、前記中央制御装置は前記内
    部メモリ内の点灯信号を前記伝送線を介して前記制御用
    端末器に送ることにより前記照明負荷を点灯制御する
    が、その後、前記入力用監視端末器から消灯信号を受信
    すると、光センサー制御を開始して、前記照明負荷を消
    灯制御することを特徴とする請求項1記載の照明制御シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 信号を伝送する伝送線と;この伝送線よ
    り受信した制御信号に従って照明負荷を調光、点灯、消
    灯する複数の制御用端末器と;これら制御用端末器によ
    り調光制御される照明負荷と;スイッチの手動操作に応
    じて照明負荷の調光、点灯、消灯信号を発生し、発生し
    た信号を前記伝送線に送出する少なくとも1個以上のス
    イッチ入力端末器と;このスイッチ入力端末器の手動操
    作により制御が起動される複数の制御用端末器と前記ス
    イッチ入力端末器との対応情報である設定情報を入力す
    ると対応する設定信号を発生する設定器と;この設定器
    により発生した設定信号を前記伝送線上に送出するスイ
    ッチ操作監視端末器と;このスイッチ操作監視端末器か
    ら前記伝送線を通して受信した信号を内部メモリ内に設
    定して前記スイッチ入力端末器とこのスイッチ入力端末
    器で制御が起動される複数の制御用端末器との対応関係
    を把握し、前記スイッチ入力端末器から前記伝送線を通
    して受信した信号に対応した制御信号を前記対応関係で
    示される複数の制御用端末器に前記伝送線を通して送る
    ことにより前記照明負荷の制御を行なう中央制御装置
    と;を具備することを特徴とする照明制御システム。
  4. 【請求項4】 信号を伝送する伝送線と;この伝送線よ
    り受信した制御信号に従って照明負荷を調光、点灯、消
    灯する複数の制御用端末器と;これら制御用端末器によ
    り調光制御される照明負荷と;周囲の照度を検出してこ
    の検出照度が基準値を越えた場合に消灯信号を発生し、
    基準値以下になった場合に点灯信号を発生する光センサ
    ー制御装置と;この光センサー制御装置により発生され
    た信号を前記信号伝送線上に送出する入力用監視端末器
    と;スイッチの手動操作に応じて照明負荷の調光、点
    灯、消灯信号を発生し、発生した信号を前記伝送線に送
    出する少なくとも1個以上のスイッチ入力端末器と;前
    記入力用監視端末器と前記スイッチ入力端末器を区別す
    る設定情報、又は前記スイッチ入力端末器の手動操作に
    より制御が起動される複数の制御用端末器との対応情報
    である設定情報を入力すると対応する設定信号を発生す
    る設定器と;この設定器により発生した設定信号を前記
    伝送線上に送出するスイッチ操作監視端末器と;このス
    イッチ操作監視端末器から前記伝送線を通して受信した
    信号を内部メモリ内に設定して前記スイッチ入力端末器
    とこのスイッチ入力端末器で制御が起動される複数の制
    御用端末器との対応関係を把握し、又、同スイッチ操作
    監視端末器から前記伝送線を通して受信した信号を内部
    メモリ内に設定して前記入力用監視端末器と前記スイッ
    チ入力端末器からの信号を区別し、前記スイッチ入力端
    末器から前記伝送線を通して受信した信号に対応した制
    御信号を前記伝送線を通して前記対応関係で示される複
    数の制御用端末器に送ると共に前記内部メモリに保持
    し、前記入力用監視端末器から前記伝送線を通して受信
    した信号が消灯信号であった場合、前記照明負荷を消灯
    する制御信号を前記伝送線を通して前記複数の制御用端
    末器に送って光センサー制御を開始し、その後、前記入
    力用監視端末器から前記伝送線を通して受信した信号が
    点灯信号であった場合、前記光センサー制御の終了と判
    定して、前記内部メモリに保持してある制御信号を前記
    伝送線を通して前記複数の制御用端末器に送る制御を行
    なう中央制御装置と;を具備することを特徴とする照明
    制御システム。
  5. 【請求項5】 信号を伝送する伝送線と;この伝送線よ
    り受信した制御信号に従って照明負荷を調光制御する制
    御用端末器と;トンネル内に設置され、前記制御用端末
    器により調光制御されるランプと;このランプの交換時
    からの経過時間と同ランプの直近の清掃時からの経過時
    間より同ランプの光束の減衰率を求めた後、この減衰率
    に対応する前記ランプの照度の低下を補う調光レベルを
    決定し、この調光レベルを前記伝送線を通して前記制御
    用端末器に送信することにより、前記ランプの照度を一
    定に保持する中央制御装置と;を具備することを特徴と
    する照明制御システム。
  6. 【請求項6】 前記制御用端末器とこの制御用端末器に
    より調光制御されるランプの組を複数組持ち、前記中央
    制御装置は各制御用端末器により調光制御されるランプ
    のトンネル内の位置により、各制御用端末器に送る調光
    レベルを異ならせて、これらランプを調光制御すること
    を特徴とする請求項5記載の照明制御システム。
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