JP2000277270A - 遠隔監視制御システムを用いた照明装置 - Google Patents

遠隔監視制御システムを用いた照明装置

Info

Publication number
JP2000277270A
JP2000277270A JP8411199A JP8411199A JP2000277270A JP 2000277270 A JP2000277270 A JP 2000277270A JP 8411199 A JP8411199 A JP 8411199A JP 8411199 A JP8411199 A JP 8411199A JP 2000277270 A JP2000277270 A JP 2000277270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
illuminance
signal
control
unit
dimming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8411199A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Yabu
肇 藪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP8411199A priority Critical patent/JP2000277270A/ja
Publication of JP2000277270A publication Critical patent/JP2000277270A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】周囲照度を検出して照明負荷の光出力を制御す
るセルフコントローラの目標照度の設定を設置場所以外
から行えるようにする。 【解決手段】照度制御部20は、照度検知部21により
検出される周囲照度が照度設定部20aに設定された目
標照度に近付くようにフィードバック制御する。照度設
定部20aに設定される目標照度は、信号線Lsを通し
て伝送される伝送信号によって書き込まれる。したがっ
て、セルフコントローラ35の設置場所とは別の場所か
ら目標照度の設定が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、時分割多重伝送方
式により伝送信号を信号線に伝送し、この伝送信号を用
いてスイッチの操作と照明負荷の制御とを対応付けた遠
隔監視制御システムを用いた照明装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、オフィスなどで用いる照明器
具には、作業面の照度を一定に保つ目的で周囲照度を検
出する照度検知部を備えたものが提供されている。この
種の照明器具は、照明負荷の光出力を調節する調光器を
備えており、照度検知部で得られる照度があらかじめ設
定された目標照度に保たれるように調光器への調光信号
をフィードバック制御するように構成されている。目標
照度は、照度検知部に設けた可変抵抗器などによって調
節可能になっており、各照明器具ごとに目標照度を調節
すれば、外光が変化しても作業面の照度は、設定された
目標照度に応じてほぼ一定に保たれる。
【0003】上述のように照度検知部を備える照明器具
は、照明器具が単独で動作するものであるから、一般的
な照明器具と同様に施工することができるという利便性
がある反面、多数個の照明器具を配置する必要があると
きには、照度検知部付きの高価格の照明器具を多数個用
いることになってコスト高になる。そこで、照度検知部
を備えるセルフコントローラを照明器具とは別体に設
け、複数個の照明器具を1台のセルフコントローラで一
括して制御することが考えられている。この構成では、
隣接して配置された複数個の照明器具ごとに1台のセル
フコントローラを設ければよいから、照明器具ごとに照
度検知部を設ける場合に比較するとコストを低減でき
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成で
はセルフコントローラごとに目標照度が設定され、目標
照度の調節は可変抵抗器などで行っているから、目標照
度を調節しようとすれば作業者がセルフコントローラの
設置場所まで行かなければならない。その結果、ビルに
用いる場合などでは、多数個のセルフコントローラを設
置場所で個別に設定することになり、目標照度の調節に
手間がかかることになる。また、セルフコントローラは
一般に天井に設置されるから、目標照度を設定する作業
は高所作業になるという問題もある。
【0005】一方、従来から特開平6−335068号
公報などに記載されているように、遠隔監視制御システ
ムを用いて照明負荷を制御することが提案されている。
この種の遠隔監視制御システムの技術をセルフコントロ
ーラの目標照度の設定などに用いることができれば、目
標照度の設定などを設置場所以外で行えるようになると
考えられる。
【0006】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、周囲照度を検出して照明負荷の光出
力を制御するセルフコントローラの目標照度の設定を設
置場所以外から行えるようにすることによって、目標照
度の調節の手間を低減した遠隔監視制御システムを用い
た照明装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、それ
ぞれアドレスを備える複数台の端末器が信号線に接続さ
れ、信号線に接続された伝送制御装置と前記各端末器と
の間で時分割多重伝送方式により伝送信号を授受すると
ともに、伝送制御装置に設定したアドレスの対応関係を
用いて端末器間でデータを授受することによっていずれ
かの端末器に設けたスイッチの操作に応じて他の端末器
に接続した照明負荷を制御する遠隔監視制御システムを
用いた照明装置であって、調光信号を受けて前記照明負
荷の光出力を調節する調光器と、照明負荷による照明空
間に配置されるとともに調光信号線を介して調光器に接
続され照度検知部より得られる周囲照度が設定された目
標照度になるように調光器に調光信号を出力するセルフ
コントローラとを備え、セルフコントローラは、前記信
号線を介して前記伝送信号を授受する多重伝送信号処理
部と、前記目標照度を格納するメモリよりなる照度設定
部と、照度検知部より得られる周囲照度を照度設定部に
設定された目標照度に近付けるように調光信号をフィー
ドバック制御しかつ前記信号線を介して伝送される伝送
信号の内容に応じて照度設定部に目標照度を書き込む照
度制御部とを備えるものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記照度制御部が、照度検知部より得られる周囲照
度を目標照度に近付けるように調光信号を調光信号発生
部から出力させる状態と、前記伝送信号により指示され
た調光量に応じた調光信号を調光信号発生部から出力さ
せる状態との2状態に優先順位を設定する優先順位設定
部を備えるものである。
【0009】請求項3の発明は、請求項1の発明は、前
記照度制御部が、照度検知部より得られる周囲照度を無
効にし前記伝送信号により指示された調光量に応じた調
光信号を調光信号発生部から出力させる状態を、前記伝
送信号による指示で選択するモード選択部を備えるもの
である。
【0010】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、前記端末器として目標照度を指示す
る照度設定端末器を備えるものである。
【0011】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、前記端末器として前記優先順位を指示する優先順位
決定端末器を備えるものである。
【0012】請求項6の発明は、請求項4または請求項
5の発明において、前記伝送制御装置が、1台の端末器
に複数台のセルフコントローラを対応付けるものであ
る。
【0013】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、前記照度制御部が、前記照度検知部により検出され
た周囲照度を前記多重伝送信号処理部によって前記伝送
信号として前記信号線に送出させる機能を有するもので
ある。
【0014】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、前記照度制御部には別に設けた設定器との間でワイ
ヤレス信号を伝送するワイヤレス信号送受信部が接続さ
れ、ワイヤレス信号により指示された目標照度を照度設
定部に書き込む機能を有するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)まず、本発
明の全体構成を示す。図2に示すように、伝送制御装置
30に接続された2線式の信号線Lsに、調光スイッチ
31、一括制御用調光スイッチ32、順位決定スイッチ
33が操作端末器として接続され、リレー端末器34、
セルフコントローラ35が制御端末器として接続され
る。操作端末器および制御端末器は、信号線Lsに対し
てマルチドロップ接続される。操作端末器および制御端
末器には、それぞれ個別のアドレスが設定され、伝送制
御装置30はそれらのアドレスを用いて操作端末器およ
び制御端末器を個別に認識する。図示例では操作端末器
である調光スイッチ31、一括制御用調光スイッチ3
2、順位決定スイッチ33は、押操作される3個ずつの
操作部を備える。調光スイッチ31および一括制御用調
光スイッチ32は、操作部としてアップスイッチSu・
ダウンスイッチSd・オンオフスイッチSfを備える。
また、順位決定スイッチ33には3個の選択スイッチS
gが操作部として設けられる。リレー端末器34は負荷
を制御するラッチング型のリレーを内蔵する。リレーは
商用電源と照明器具Lとの間に挿入され、リレーのオン
オフによって照明器具Lは点灯・消灯することになる。
また、照明器具Lは照明負荷としての蛍光灯にインバー
タを用いた点灯回路から給電するように構成されてお
り、インバータは外部からデューティ比によって調光量
を指示する調光信号を受け、蛍光灯の光出力を調節する
ように構成されている。つまり、インバータは調光器と
して機能する。この調光信号は2線式の調光信号線Lt
を介して接続されたセルフコントローラ35から与えら
れる。セルフコントローラ35の構成については後述す
る。
【0016】次に、信号伝送に関する基本的な動作につ
いて説明する。以下では、説明を簡単にするために、と
くに必要がなければ、調光スイッチ31、一括制御用調
光スイッチ32、順位決定スイッチ33を操作端末器と
呼び、リレー端末器34、セルフコントローラ35を制
御端末器と呼ぶことにする。伝送制御装置30は信号線
Lsに対して、図3(a)に示すフォーマットの伝送信
号Vsを送出する。すなわち、信号送出開始を示す同期
信号SY、伝送信号Vsのモードを示すモードデータM
D、操作端末器や制御端末器を各別に呼び出すためのア
ドレスデータAD、操作端末器や制御端末器への指示を
与える制御データCD、伝送誤りを検出するためのチェ
ックサムデータCS、操作端末器や制御端末器からの返
送信号(監視データ)を受信するタイムスロットである
信号返送期間WTよりなる双極性(±24V)の時分割
多重信号であり、パルス幅変調によってデータが伝送さ
れるようになっている(図3(b))。各操作端末器お
よび各制御端末器では、信号線Lsを介して受信した伝
送信号Vsにより伝送されたアドレスデータADがあら
かじめ設定されているアドレスに一致すると、伝送信号
Vsから制御データCDを取り込み、伝送すべき監視デ
ータがあるときには伝送信号Vsの信号返送期間WTに
監視データを電流モード信号(信号線Lsを適当な低イ
ンピーダンスを介して短絡することにより送出される信
号)として返送する。
【0017】伝送制御装置30から所望の操作端末器や
制御端末器にデータを伝送する場合には、モードデータ
MDを制御モードとし、操作端末器または制御端末器の
アドレスをアドレスデータADとする伝送信号Vsを送
出し、この伝送信号Vsを信号線Lsに送出すれば、ア
ドレスデータADに一致する操作端末器または制御端末
器が制御データCDを受け取り、信号返送期間WTに監
視データを返送する。伝送制御装置30では送出した制
御データCDと信号返送期間WTに受信した監視データ
との関係によって制御データCDが所望の操作端末器ま
たは制御端末器に伝送されたことを確認する。制御端末
器は受け取った制御データCDに従ってリレーRyの動
作を指示したり調光信号の変化を指示し、操作端末器で
は受け取った制御データCDに従って動作確認のための
監視信号を出力する。
【0018】一方、伝送制御装置30は通常時にはモー
ドデータMDをダミーモードとした伝送信号Vsを一定
時間間隔で送出しており(常時ポーリング)、操作端末
器が伝送制御装置30に対して何らかの情報を伝送しよ
うとするときには、ダミーモードの伝送信号Vsの同期
信号SYに同期させて図3(c)のような割込信号を発
生させる。このとき、操作端末器は割込フラグを設定し
て伝送制御装置30との以後の情報授受に備える。伝送
制御装置30では割込信号を受信すると、モードデータ
MDを割込ポーリングモードとしかつアドレスデータA
Dの上位の半数のビット(アドレスデータADを8ビッ
トとすれば上位4ビット)を順次増加させながら伝送信
号を送出し、割込信号を発生した操作端末器では、割込
ポーリングモードの伝送信号のアドレスデータADの上
位4ビットが操作端末器に設定されているアドレスの上
位4ビットに一致するときに、信号返送期間WTにアド
レスの下位の半数のビットを伝送制御装置30に返送す
る。このように、伝送制御装置30は割込信号を発生し
た操作端末器を16個ずつまとめて探すので、比較的短
い時間で操作端末器を発見することができる。
【0019】伝送制御装置30が割込信号を発生した操
作端末器のアドレスを獲得すると、モードデータMDを
監視モードとし、獲得したアドレスデータADを持つ伝
送信号を信号線Lsに送出するのであって、この伝送信
号に対して操作端末器は伝送しようとする情報を信号返
送期間WTに返送する。最後に、伝送制御装置30は割
込信号を発生した操作端末器に対して割込リセットを指
示する信号を送出し、操作端末器の割込フラグを解除す
る。以上のようにして、操作端末器から伝送制御装置3
0への情報伝送は、伝送制御装置30から操作端末器へ
の4回の信号伝送(ダミーモード、割込ポーリングモー
ド、監視モード、割込リセット)によって完了する。伝
送制御装置30が所望の制御端末器の動作状態を知ろう
とするときには、モードデータMDを監視データとした
伝送信号を送出するだけでよい。
【0020】上述のような動作によって、操作端末器に
設けた操作部の操作に応じて入力データが発生すると、
操作端末器から入力データに対応した監視データが伝送
制御装置30に返送され、伝送制御装置30が制御端末
器に制御データCDを伝送すると、制御端末器において
制御データCDに基づく制御がなされる。また、伝送制
御装置30は、操作端末器と制御端末器とをアドレスの
関係によって対応付けた関係テーブルを有しており、操
作端末器で入力データが発生すると、関係テーブルによ
って対応付けられた制御端末器に対して制御データCD
を伝送するのである。
【0021】上述の動作から明らかなように、伝送制御
装置30における関係テーブルで、操作端末器と制御端
末器とのアドレスの対応関係を一対多とすれば、1台の
操作端末器の操作部を操作するだけで複数台の制御端末
器に接続された負荷としての照明器具Lを一括して制御
することが可能になる。この種の制御を一括制御と呼
び、一括制御のうちあらかじめ関係データによって指定
されている範囲の複数個の照明器具Lに一括して同じ制
御を指示する場合(たとえば、指定範囲内のすべての照
明器具Lをオンにする場合)をグループ制御と呼び、指
定されている範囲の複数個の照明器具Lに個別に制御を
指示する場合(たとえば、指定範囲内の照明器具Lの個
々で光出力を異ならせる場合)をパターン制御と呼ぶ。
【0022】ところで、調光スイッチ31や一括制御用
調光スイッチ32に設けたアップスイッチSuは光出力
の増加を指示し、ダウンスイッチSdは光出力の減少を
指示し、オンオフスイッチSfはオンオフを指示する。
アップスイッチSuおよびダウンスイッチSdは押操作
の開始時と押操作の終了時とに上述の割込信号を発生す
るものであり、押操作中にはセルフコントローラ35が
照明器具Lの光出力を増加ないし減少させる。ここで、
図2に示す構成では、3系統の照明器具Lを設け、各系
統ごとにリレー端末器34を設けて照明器具Lを系統ご
とに一括してオンオフさせるように構成してある。ま
た、調光スイッチ31やセルフコントローラ35も各系
統ごとに設けてある。さらに、順位決定スイッチ33で
は各選択スイッチSgが各系統に対応付けられ、一括制
御用調光スイッチ32は3系統の照明器具Lにまとめて
対応付けられている。
【0023】次に、セルフコントローラ35の構成につ
いて、図1に基づいて説明する。セルフコントローラ3
5は、絶縁回路11を介して信号線Lsに接続される多
重伝送信号処理部10を備える。多重伝送信号処理部1
0はマイコンを主構成とし、EEPROMを用いたアド
レスメモリ12に格納されたアドレスデータをアドレス
として用いる。多重伝送信号処理部10では、絶縁回路
11を通して受信した伝送信号に含まれるアドレスデー
タがアドレスメモリ12に格納されたアドレスデータに
一致すると、伝送信号の制御データを受け取り、制御デ
ータに応じた動作をする。また、伝送信号を受信したこ
とを絶縁回路11を通して信号線Lsに送出する。アド
レスメモリ12には、別に設けた設定器Xからの赤外線
の光ワイヤレス信号によりデータを書き込むことができ
るようにしてある。このため、光ワイヤレス信号を送受
するワイヤレス信号送受信部13が設けられている。し
たがって、設定器Xでは光ワイヤレス信号の授受によっ
てアドレスメモリ12にアドレスデータを書き込むだけ
ではなく、アドレスメモリ12に格納されているアドレ
スデータの確認や修正も可能になる。
【0024】また、セルフコントローラ35は、周囲照
度を検出する照度検知部21を備えるとともに、照明器
具Lに内蔵した調光器に対して調光信号を与える調光信
号発生部22を備える。照度検知部21は照明器具Lの
照明空間に配置されており、上述した各系統の照明器具
Lに隣接させてセルフコントローラ35を配置すること
によって、各系統の照明器具Lによる照明空間の照度や
照明器具Lの光出力を検出することが可能になってい
る。照度検知部21において得られた周囲照度は照度制
御部20に入力され、照度検知部21で得られる周囲照
度が照度制御部20に設定された目標照度に近付くよう
に調光量が求められる。照度制御部20で求められた調
光量は調光信号発生部22に与えられ、この調光量に応
じた調光信号が調光信号発生部22から照明器具Lに与
えられることにより、照明器具Lの光出力がフィードバ
ック制御されるのである。このように、セルフコントロ
ーラ35では調光信号線Ltを通してフィードバック制
御を行っており、信号線Lsの伝送信号には影響を与え
ないから、信号線Lsを占有する時間が長くならず、信
号線Lsのトラフィックのほとんど増加させることがな
い。ここに、セルフコントローラ35の電源は、商用電
源を降圧し安定化する電源回路24から供給される。
【0025】ところで、上述した目標照度は、照度制御
部20に設けた不揮発性メモリよりなる照度設定部20
aに格納されており、この目標照度は信号線Lsを伝送
される伝送信号によって書換可能になっている。つま
り、伝送制御装置30に接続された系を設定モードで動
作させると、調光スイッチ31および一括制御用調光ス
イッチ32を目標照度の設定用に用いることができるよ
うになり、アップスイッチSuとダウンスイッチSdと
を用いることで目標照度を指定することが可能になる。
つまり、調光スイッチ31ないし一括制御用調光スイッ
チ32から伝送信号によって目標照度を伝送すれば、セ
ルフコントローラ35の多重伝送信号処理部10では目
標照度を照度制御部20に引き渡し、照度制御部20は
照度設定部20aに書き込むのである。調光スイッチ3
1では各セルフコントローラ35における目標照度を個
別に設定することができ、一括制御用調光スイッチ32
では3系統のセルフコントローラ35における目標照度
を一括して設定することができる。したがって、調光ス
イッチ31と一括制御用調光スイッチ32とを適宜に組
み合わせて用いることにより、各セルフコントローラ3
5の目標照度を個別に設定したり一括して設定したりす
ることができる。つまり、調光スイッチ31および一括
制御用調光スイッチ32は照度設定端末器として機能す
る。しかも、セルフコントローラ35の設置場所とは別
の場所で目標照度の設定作業を行うから、従来構成に比
較して作業性が向上し、とくに高所作業が不要になると
いう利点を有している。
【0026】照度設定部20aへの目標照度の設定は別
に設けた設定器Yによっても行うことができる。つま
り、セルフコントローラ35には設定器Yとの間で赤外
線を媒体とするワイヤレス信号を授受するワイヤレス信
号送受信部23が設けられており、設定器Yからのワイ
ヤレス信号により目標照度の書込が指示されると、設定
器Yで指示された目標照度が照度設定部20aに書き込
まれるようになっている。このように、信号線Lsを通
して伝送される伝送信号だけではなく、設定器Yからの
ワイヤレス信号によっても目標照度の書込が可能である
から、たとえば照明器具Lの設置場所で照度を確認しな
がら目標照度を調節する場合には、設定器Yを用いて目
標照度を設定することが可能になる。また、設定器Yは
照度設定部20aに設定されている目標照度を確認する
ために用いることもできる。
【0027】ところで、照度制御部20は、照度検知部
21より得られる周囲照度を目標照度に近付けるように
調光信号を調光信号発生部22から出力させる状態と、
伝送信号により指示された調光量に応じた調光信号を調
光信号発生部22から出力させる状態との2状態に優先
順位を設定する優先順位設定部20cを備える。要する
に、優先順位設置部20cに格納された情報は、照度検
知部21を用いたフィードバック制御を優先させるか、
調光スイッチ31や一括制御用調光スイッチ32による
調光量の指定を優先させるかを決めるものであって、こ
の情報は順位決定スイッチ33の操作によって指定され
る。つまり、順位決定スイッチ33は優先順位決定端末
器として機能する。順位決定スイッチ33は3個の選択
スイッチSgを備え、各系統ごとに個別に優先順位の設
定ができるようにしてある。さらに、照度制御部20に
は、照度検知部21より得られる周囲照度を無効にし伝
送信号により指示された調光量に応じた調光信号を調光
信号発生部22から出力させる状態を選択するモード選
択部20bも設けられている。モード選択部20bにお
いて照度検知部21での照度検出を無効にする状態が選
択されていると、調光スイッチ31や一括制御用調光ス
イッチ32の操作による光出力の調節のみが行われるよ
うになる。モード選択部20bの設定内容は信号線Ls
を伝送される伝送信号により変更される。
【0028】(第2の実施の形態)第1の実施の形態で
は、伝送制御装置30に接続された信号線Lsに調光ス
イッチ31、一括制御用調光スイッチ32、順位決定ス
イッチ33が接続されていたが、本実施形態では、図4
に示すように、これらの機能を統合した集中監視装置3
0’に信号線Lsを接続してある。集中監視装置30’
は伝送制御装置30としての機能を備えるとともに、各
種スイッチとして機能する操作部30a’と各種情報を
表示するための表示部30b’とを備えており、第1の
実施の形態において調光スイッチ31、一括制御用調光
スイッチ32、順位決定スイッチ33を用いて行った機
能は、操作部30a’と表示部30b’とによってすべ
て実現できるように構成されている。さらに、本実施形
態におけるセルフコントローラ35の多重伝送信号処理
部10は、照度検知部21で得られた周囲照度を照度制
御部20から受け取り、伝送信号として信号線Lsに送
出させる機能を有しており、集中監視装置30’はセル
フコントローラ35から送出された周囲照度を表示部に
表示する機能を有している。このことによって、周囲照
度の変化から照明器具Lにおける玉切れ(光源の寿命)
を検出することも可能になっている。他の構成および動
作は第1の実施の形態と同様である。
【0029】
【発明の効果】請求項1の発明は、それぞれアドレスを
備える複数台の端末器が信号線に接続され、信号線に接
続された伝送制御装置と各端末器との間で時分割多重伝
送方式により伝送信号を授受するとともに、伝送制御装
置に設定したアドレスの対応関係を用いて端末器間でデ
ータを授受することによっていずれかの端末器に設けた
スイッチの操作に応じて他の端末器に接続した照明負荷
を制御する遠隔監視制御システムを用いた照明装置であ
って、調光信号を受けて照明負荷の光出力を調節する調
光器と、照明負荷による照明空間に配置されるとともに
調光信号線を介して調光器に接続され照度検知部より得
られる周囲照度が設定された目標照度になるように調光
器に調光信号を出力するセルフコントローラとを備え、
セルフコントローラは、信号線を介して伝送信号を授受
する多重伝送信号処理部と、目標照度を格納するメモリ
よりなる照度設定部と、照度検知部より得られる周囲照
度を照度設定部に設定された目標照度に近付けるように
調光信号をフィードバック制御しかつ信号線を介して伝
送される伝送信号の内容に応じて照度設定部に目標照度
を書き込む照度制御部とを備えるものであり、信号線を
介して伝送される伝送信号によって目標照度を設定する
から、セルフコントローラの設置場所で目標照度を設定
する必要がなく、目標照度の設定作業が容易になるとい
う利点を有する。とくに、目標照度の設定作業に高所作
業が不要になるから安全が確保しやすくなる。
【0030】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、照度制御部が、照度検知部より得られる周囲照度を
目標照度に近付けるように調光信号を調光信号発生部か
ら出力させる状態と、伝送信号により指示された調光量
に応じた調光信号を調光信号発生部から出力させる状態
との2状態に優先順位を設定する優先順位設定部を備え
るものであり、照度検知部で得られる周囲照度を用いた
制御と伝送信号を用いた調光量の指示とのどちらを優先
させるかを選択することができるから、照明負荷の設置
環境に応じた動作を選択することができる。
【0031】請求項3の発明は、請求項1の発明は、照
度制御部が、照度検知部より得られる周囲照度を無効に
し伝送信号により指示された調光量に応じた調光信号を
調光信号発生部から出力させる状態を、伝送信号による
指示で選択するモード選択部を備えるものであり、照度
検知部を用いたフィードバック制御を行うか否かを選択
することができるから、照明負荷の設置場所に応じた動
作を選択することができる。
【0032】請求項4の発明は、請求項1ないし請求項
3の発明において、端末器として目標照度を指示する照
度設定端末器を備えるものであり、目標照度を別に設け
た端末器によって設定するから、目標照度の設定作業が
容易になる。
【0033】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、端末器として優先順位を指示する優先順位決定端末
器を備えるものであり、優先順位を別に設けた端末器に
よって設定するから、優先順位の選択が容易である。
【0034】請求項6の発明は、請求項4または請求項
5の発明において、伝送制御装置が、1台の端末器に複
数台のセルフコントローラを対応付けるものであり、複
数台のセルフコントローラに一括して目標照度を設定し
たり、一括して優先順位を設定したりすることができ
る。
【0035】請求項7の発明は、請求項1の発明におい
て、照度制御部が、照度検知部により検出された周囲照
度を多重伝送信号処理部によって伝送信号として信号線
に送出させる機能を有するものであり、照度検知部で得
られた周囲照度を信号線に接続された他の装置で監視す
ることが可能になり、周囲照度だけではなく照明負荷の
寿命検出などにも用いることが可能になる。
【0036】請求項8の発明は、請求項1の発明におい
て、照度制御部には別に設けた設定器との間でワイヤレ
ス信号を伝送するワイヤレス信号送受信部が接続され、
ワイヤレス信号により指示された目標照度を照度設定部
に書き込む機能を有するものであり、ワイヤレス信号に
よって目標照度を設定することが可能になるから、照明
負荷の設置場所で実際の照度を見ながら目標照度を設定
することが可能になる。しかも、ワイヤレス信号を用い
るから高所作業は不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】同上の全体構成図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示す全体構成図で
ある。
【符号の説明】
10 多重伝送信号処理部 20 照度制御部 20a 照度設定部 20b モード選択部 20c 優先順位設定部 21 照度検知部 22 調光信号発生部 23 ワイヤレス信号送受信部 30 伝送制御装置 31 調光スイッチ 32 一括制御用調光スイッチ 33 順位決定スイッチ 34 リレー端末器 35 セルフコントローラ L 照明器具 Ls 信号線 Sd ダウンスイッチ Sf オンオフスイッチ Sg 選択スイッチ Su アップスイッチ Y 設定器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K073 AA73 AA75 BA28 CA01 CA05 CB04 CB05 CB06 CC02 CC22 CD00 CE06 CE09 CE14 CE15 CG02 CG10 CG21 CG44 CH21 5K048 AA05 BA07 CA03 CA04 CB01 DB01 DB04 DC01 DC04 EA03 EB01 EB02 EB03 EB06 FA08 GC03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれアドレスを備える複数台の端末
    器が信号線に接続され、信号線に接続された伝送制御装
    置と前記各端末器との間で時分割多重伝送方式により伝
    送信号を授受するとともに、伝送制御装置に設定したア
    ドレスの対応関係を用いて端末器間でデータを授受する
    ことによっていずれかの端末器に設けたスイッチの操作
    に応じて他の端末器により照明負荷を制御する遠隔監視
    制御システムを用いた照明装置であって、調光信号を受
    けて前記照明負荷の光出力を調節する調光器と、照明負
    荷による照明空間に配置されるとともに調光信号線を介
    して調光器に接続され照度検知部より得られる周囲照度
    が設定された目標照度になるように調光器に調光信号を
    出力するセルフコントローラとを備え、セルフコントロ
    ーラは、前記信号線を介して前記伝送信号を授受する多
    重伝送信号処理部と、前記目標照度を格納するメモリよ
    りなる照度設定部と、照度検知部より得られる周囲照度
    を照度設定部に設定された目標照度に近付けるように調
    光信号をフィードバック制御しかつ前記信号線を介して
    伝送される伝送信号の内容に応じて照度設定部に目標照
    度を書き込む照度制御部とを備えることを特徴とする遠
    隔監視制御システムを用いた照明装置。
  2. 【請求項2】 前記照度制御部は、照度検知部より得ら
    れる周囲照度を目標照度に近付けるように調光信号を調
    光信号発生部から出力させる状態と、前記伝送信号によ
    り指示された調光量に応じた調光信号を調光信号発生部
    から出力させる状態との2状態に優先順位を設定する優
    先順位設定部を備えることを特徴とする請求項1記載の
    遠隔監視制御システムを用いた照明装置。
  3. 【請求項3】 前記照度制御部は、照度検知部より得ら
    れる周囲照度を無効にし前記伝送信号により指示された
    調光量に応じた調光信号を調光信号発生部から出力させ
    る状態を、前記伝送信号による指示で選択するモード選
    択部を備えることを特徴とする請求項1記載の遠隔監視
    制御システムを用いた照明装置。
  4. 【請求項4】 前記端末器として目標照度を指示する照
    度設定端末器を備えることを特徴とする請求項1ないし
    請求項3のいずれかに記載の遠隔監視制御システムを用
    いた照明装置。
  5. 【請求項5】 前記端末器として前記優先順位を指示す
    る優先順位決定端末器を備えることを特徴とする請求項
    2記載の遠隔監視制御システムを用いた照明蔵置。
  6. 【請求項6】 前記伝送制御装置は、1台の端末器に複
    数台のセルフコントローラを対応付けることを特徴とす
    る請求項4または請求項5記載の遠隔監視制御システム
    を用いた照明装置。
  7. 【請求項7】 前記照度制御部は、前記照度検知部によ
    り検出された周囲照度を前記多重伝送信号処理部によっ
    て前記伝送信号として前記信号線に送出させる機能を有
    することを特徴とする請求項1記載の遠隔監視制御シス
    テムを用いた照明装置。
  8. 【請求項8】 前記照度制御部には別に設けた設定器と
    の間でワイヤレス信号を伝送するワイヤレス信号送受信
    部が接続され、ワイヤレス信号により指示された目標照
    度を照度設定部に書き込む機能を有することを特徴とす
    る請求項1記載の遠隔監視制御システムを用いた照明装
    置。
JP8411199A 1999-03-26 1999-03-26 遠隔監視制御システムを用いた照明装置 Pending JP2000277270A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8411199A JP2000277270A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 遠隔監視制御システムを用いた照明装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8411199A JP2000277270A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 遠隔監視制御システムを用いた照明装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000277270A true JP2000277270A (ja) 2000-10-06

Family

ID=13821425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8411199A Pending JP2000277270A (ja) 1999-03-26 1999-03-26 遠隔監視制御システムを用いた照明装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000277270A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002289368A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Matsushita Electric Works Ltd 遠隔監視制御システム
JP2002367788A (ja) * 2001-06-11 2002-12-20 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明制御装置及びそれを用いた照明制御システム
WO2009096421A1 (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Panasonic Electric Works Co., Ltd. 通信システム
JP2010192260A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Panasonic Electric Works Co Ltd 調光システム
JP2018037424A (ja) * 2017-12-11 2018-03-08 三菱電機株式会社 無線通信用アダプタ付きコントローラ
KR101893427B1 (ko) * 2017-02-27 2018-10-04 태림전자(주) 회로보호 및 소비전류를 최소화 한 조명제어장치

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002289368A (ja) * 2001-03-23 2002-10-04 Matsushita Electric Works Ltd 遠隔監視制御システム
JP2002367788A (ja) * 2001-06-11 2002-12-20 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明制御装置及びそれを用いた照明制御システム
WO2009096421A1 (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Panasonic Electric Works Co., Ltd. 通信システム
CN101971642A (zh) * 2008-01-28 2011-02-09 松下电工株式会社 通信系统
KR101136049B1 (ko) * 2008-01-28 2012-04-18 파나소닉 전공 주식회사 통신 시스템
JP4996699B2 (ja) * 2008-01-28 2012-08-08 パナソニック株式会社 通信システム
US8537698B2 (en) 2008-01-28 2013-09-17 Panasonic Corporation Communication system
JP2010192260A (ja) * 2009-02-18 2010-09-02 Panasonic Electric Works Co Ltd 調光システム
KR101893427B1 (ko) * 2017-02-27 2018-10-04 태림전자(주) 회로보호 및 소비전류를 최소화 한 조명제어장치
JP2018037424A (ja) * 2017-12-11 2018-03-08 三菱電機株式会社 無線通信用アダプタ付きコントローラ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8593264B2 (en) Remote lighting control system
JP4433761B2 (ja) 照明システム
JP3965952B2 (ja) 照明制御装置
JP2000277270A (ja) 遠隔監視制御システムを用いた照明装置
JP2000010694A (ja) 遠隔監視制御システム
JP2000012242A (ja) 照明制御システム
JP2002299071A (ja) 照明制御システム装置
JP2000013415A (ja) 遠隔監視制御システム
JP4542344B2 (ja) 調光システム
JP3669119B2 (ja) 照明制御システム
JPS62193095A (ja) 遠隔監視制御装置
JP2004259565A (ja) 遠隔監視制御システムの調光端末器
JPH0266879A (ja) 照明システム
KR20100000713A (ko) 유무선 통신을 이용한 유비쿼터스 조명제어 시스템
JP2000012241A (ja) 遠隔監視制御システムを用いた調光装置
JP2003031377A (ja) 照明制御システム
JP2000277271A (ja) 遠隔監視制御システム
JP2000260575A (ja) 照明制御システム
JP2000286066A (ja) 照明システム
JP2001126877A (ja) 照明制御システム
JPH1174088A (ja) 調光制御装置
KR101030264B1 (ko) 부하 제어 시스템
JP2967877B2 (ja) 照明制御システム
JP2004119156A (ja) 遠隔監視制御システムの照度センサ付き端末器
JPH0266875A (ja) 照明システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050207

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060627

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060828

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060901

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20061228