JP2000010694A - 遠隔監視制御システム - Google Patents

遠隔監視制御システム

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JP2000010694A
JP2000010694A JP19682498A JP19682498A JP2000010694A JP 2000010694 A JP2000010694 A JP 2000010694A JP 19682498 A JP19682498 A JP 19682498A JP 19682498 A JP19682498 A JP 19682498A JP 2000010694 A JP2000010694 A JP 2000010694A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用目的に応じた表示方式を選択することがで
きてシステム構成が容易な遠隔監視制御システムを提供
する。 【解決手段】伝送制御装置1のデータ用メモリ5には各
グループごとに操作状態表示方式と監視状態表示方式と
を選択的に切り換えて設定し、登録することができるよ
うになっている。これにより、操作端末器20の各スイ
ッチS1…の使用目的に応じて表示方式を選択すること
ができ、例えば、ローカルで照明器具の点灯/消灯が行
われるグループに対しては操作状態表示方式を採用し、
中央の監視室などで照明器具31の消し忘れなどを集中
的に監視する必要のあるエリアに対しては監視状態表示
方式を採用することができ、単一のシステム内で表示方
式を使い分けることができてシステム構成が容易にな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔監視制御シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、それぞれアドレスを備える複
数台の操作端末器及び制御端末器が信号線に分岐接続さ
れ、信号線に接続された伝送制御装置と前記各端末器と
の間で時分割多重伝送方式により伝送信号を授受すると
ともに、伝送制御装置に設定したアドレスの対応関係を
用いることにより、操作端末器に設けたスイッチの操作
に応じたデータを含む伝送信号を前記対応関係で規定さ
れた制御端末器に伝送することにより前記制御端末器に
接続した負荷を制御する遠隔監視制御システムが提供さ
れている。ここで、上記対応関係には1つのスイッチに
1回路の負荷を対応付ける個別制御関係と、1つのスイ
ッチに複数回路の負荷を対応付けるグループ制御関係と
がある。
【0003】図13は従来のシステム構成の一例を示し
ており、伝送制御装置1には、2線式の信号線Lsを介
して、操作スイッチS1〜S3を有する複数台の操作端
末器20、照明負荷(以下、負荷と略す)31を制御す
る複数台の制御端末器30などが接続される。操作端末
器20及び制御端末器30にはそれぞれ個別のアドレス
(個別アドレス)が設定され、この個別アドレスを用い
て伝送制御装置1が操作端末器20並びに制御端末器3
0をアクセスする。
【0004】伝送制御装置1は信号線Lsに対して、図
14(a)に示すフォーマットの伝送信号Vsを送出す
る。すなわち、信号送出開始を示す同期信号SY、伝送
信号Vsのモードを示すモードデータMD、操作端末器
20や制御端末器30を各別に呼び出すためのアドレス
データAD、負荷Lを制御する制御データCD、伝送誤
りを検出するためのチェックサムデータCS、操作端末
器20や制御端末器30からの返送信号(監視データ)
を受信するタイムスロットである信号返送期間WTより
なる双極性(±24V)の時分割多重信号であり、パル
ス幅変調によってデータが伝送されるようになっている
(図14(b))。各操作端末器20および各制御端末
器30では、信号線Lsを介して受信した伝送信号Vs
により伝送されたアドレスデータADがあらかじめ設定
されているアドレスに一致すると、伝送信号Vsから制
御データCDを取り込むとともに、伝送信号Vsの信号
返送期間WTに監視データを電流モード信号(信号線L
sを適当な低インピーダンスを介して短絡することによ
り送出される信号)として返送する。
【0005】伝送制御装置1から所望の操作端末器20
や制御端末器30にデータを伝送する場合には、モード
データMDを制御モードとし、操作端末器20または制
御端末器30のアドレスをアドレスデータADとする伝
送信号Vsを送出し、この伝送信号Vsを信号線Lsに
送出すれば、アドレスデータADに一致する操作端末器
20または制御端末器30が制御データCDを受け取
り、信号返送期間WTに監視データを返送する。伝送制
御装置1では送出した制御データCDと信号返送期間W
Tに受信した監視データとの関係によって制御データC
Dが所望の操作端末器20または制御端末器30に伝送
されたことを確認する。制御端末器30は受け取った制
御データCDに従って負荷Lを制御するための負荷制御
信号を出力し、操作端末器20では受け取った制御デー
タCDに従って負荷Lの動作確認表示を行なうための監
視信号を出力する。
【0006】一方、伝送制御装置1は通常時にはモード
データMDをダミーモードとした伝送信号Vsを一定時
間間隔で送出しており(常時ポーリングという)、操作
端末器20が伝送制御装置1に対して何らかの情報を伝
送しようとするときには、ダミーモードの伝送信号Vs
の同期信号SYに同期させて図14(c)のような割込
信号を発生させる。このとき、操作端末器20は割込フ
ラグを設定して伝送制御装置1との以後の情報授受に備
える。伝送制御装置1では割込信号を受信すると、モー
ドデータMDを割込ポーリングモードとしかつアドレス
データADの上位の半数のビット(アドレスデータAD
を8ビットとすれば上位4ビット)を順次増加させなが
ら伝送信号を送出し、割込信号を発生した操作端末器2
0では、割込ポーリングモードの伝送信号のアドレスデ
ータADの上位4ビットが操作端末器20に設定されて
いるアドレスの上位4ビットに一致するときに、信号返
送期間WTにアドレスの下位4ビットを伝送制御装置1
に返送する。このように、伝送制御装置1は割込信号を
発生した操作端末器20を16個ずつまとめて探すの
で、比較的短い時間で操作端末器20を発見することが
できる。
【0007】伝送制御装置1が割込信号を発生した操作
端末器20のアドレスを獲得すると、モードデータMD
を監視モードとし、獲得したアドレスデータADを持つ
伝送信号を信号線Lsに送出するのであって、この伝送
信号に対して操作端末器20は伝送しようとする情報を
信号返送期間WTに返送するのである。最後に、伝送制
御装置1は割込信号を発生した操作端末器20に対して
割込リセットを指示する信号を送出し、操作端末器20
の割込フラグを解除する。以上のようにして、操作端末
器20から伝送制御装置1への情報伝送は、伝送制御装
置1から操作端末器20への4回の信号伝送(ダミーモ
ード、割込ポーリングモード、監視モード、割込リセッ
ト)によって完了する。伝送制御装置1が所望の制御端
末器30の動作状態を知ろうとするときには、モードデ
ータMDを監視データとした伝送信号を送出するだけで
よい。
【0008】しかして、スイッチS1〜S3の操作によ
り操作データが発生すると、操作端末器20から操作デ
ータを伝送制御装置1に返送し、この操作データに基づ
いて生成した制御データCDを含む伝送信号を伝送制御
装置1が制御端末器30に伝送すると、制御端末器30
は照明負荷を制御する。ここで、制御端末器30は監視
データを伝送制御装置1に返送し、返送された監視デー
タを操作端末器20に伝送する。この伝送信号によって
操作端末器20では負荷31の動作状態を表示する表示
灯(発光ダイオードなど)を点灯・消灯する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の遠
隔監視制御システムでは、操作端末器20の個別アドレ
スと制御端末器30の個別アドレスとの対応関係を伝送
制御装置1で管理しており、1台の操作端末器20の個
別アドレスを1台の制御端末器30の個別アドレスに対
応付けるだけでなく、1台の操作端末器20の個別アド
レスを複数台の制御端末器30の個別アドレスに対応付
けることも可能であって、後者のように個別アドレスを
設定すれば、1回路のスイッチS1〜S3によって複数
の負荷31を一括して制御することが可能になる。この
種の制御を一括制御と呼んでおり、とくに、複数の照明
負荷を同じ制御状態に制御する一括制御をグループ制御
と呼び、複数の照明負荷をあらかじめ個々に設定した制
御状態に制御する一括制御をパターン制御と呼んでい
る。なお、1台の制御端末器30に対応付けた操作端末
器20を特に個別スイッチと称し、複数台の制御端末器
30に対応付けた操作端末器20を特にグループスイッ
チと称している。
【0010】ところで、個別スイッチとグループスイッ
チとが混在するシステムにおいて、表示灯による負荷3
1の動作状態を表示する方式には各現場での操作に適し
た操作状態表示方式と、ビルの監視室のような場所から
負荷の消し忘れなどを監視するのに適した監視状態表示
方式とがある。操作状態表示方式とは、グループスイッ
チによって負荷31をグループ制御した後に個別スイッ
チにてグループ内の一部の負荷31の状態を変更した場
合でも、グループ制御後の表示灯の表示状態が保持され
る方式である。例えば、図15に示すように最初に全て
の負荷31がオフで表示灯も全て消灯(×)している状
態から個別スイッチ(1)により負荷31をオンすると
個別スイッチ(1)の表示灯が点灯(○)するが、この
ときにはグループスイッチの表示灯は消灯(×)のまま
である。次に個別スイッチ(2)(3)により残りの負
荷31をオンすると個別スイッチ(2)(3)の表示灯
が共に点灯(○)し、グループ内の全ての負荷31がオ
ンすることでグループスイッチの表示灯も点灯(○)す
る。この状態から個別スイッチ(1)により負荷31の
みをオフしても個別スイッチ(1)の表示灯が消灯
(×)するのみでグループスイッチの表示灯は点灯
(○)したままである。そして、個別スイッチ(2)
(3)により残りの負荷31がオフされて全ての負荷3
1がオフになるとグループスイッチの表示灯も消灯
(×)する。なお、表示灯の点灯(○)で負荷がオン、
消灯(×)でオフを表している。
【0011】一方、監視状態表示方式とは、グループ内
の負荷31が一つでもオンしているときにはグループス
イッチの表示灯を点灯(○)させる方式である。例え
ば、図16に示すように最初に全ての負荷31がオフで
表示灯も全て消灯(×)している状態から個別スイッチ
(1)により負荷31をオンすると個別スイッチ(1)
の表示灯が点灯(○)し、このときにグループスイッチ
の表示灯も一緒に点灯(○)する。次に個別スイッチ
(2)(3)により残りの負荷31をオンすると個別ス
イッチ(2)(3)の表示灯が共に点灯(○)し、グル
ープスイッチの表示灯が点灯(○)のままとなる。この
状態から個別スイッチ(1)により負荷31のみをオフ
しても個別スイッチ(1)の表示灯が消灯(×)するの
みでグループスイッチの表示灯は点灯(○)したままで
ある。そして、個別スイッチ(2)(3)により残りの
負荷31がオフされて全ての負荷31がオフになるとグ
ループスイッチの表示灯も消灯(×)する。而して、監
視室などでフロアや間仕切り毎の各エリア別に負荷31
の消し忘れ等を監視したい場合に上記監視状態表示方式
が有効であり、各エリアをグループに割り付けておけば
グループ内の負荷31が一つでもオンしていればグルー
プスイッチの表示灯が点灯し、全ての負荷31がオフの
場合にのみ消灯するため、負荷31の消し忘れを監視室
などから遠隔で監視することができる。なお、このよう
な負荷31の状態表示は通信インタフェース端末器や接
点インタフェース端末器などを介して中央監視盤などの
外部装置に出力する場合もある。
【0012】而して、各エリアで個別スイッチやグルー
プスイッチの操作(ローカル操作)を行う場合、図17
に示すように上記操作状態表示方式では、グループ内の
負荷31が全てオフの時に個別スイッチ(1)…により
一部の負荷31がオンしているときにグループスイッチ
の表示灯は消灯のままであり、この状態からグループス
イッチを操作すると全ての負荷31がオンとなって表示
灯の表示と実際の操作との整合がとれて自然な操作が可
能となる。
【0013】それに対して監視状態表示方式におけるロ
ーカル操作では、図18に示すように一つの負荷31の
みがオンしているときにもグループスイッチの表示灯が
点灯しており、このときにグループスイッチを操作する
と全ての負荷31がオフとなってしまい、全ての負荷3
1をオンしようするにもかかわらず、一旦全ての負荷3
1をオフしてから再度グループスイッチを操作しないと
負荷31をオンすることができず、表示灯の表示と実際
の操作とが整合せずに不自然となる。
【0014】上述のように全てのグループの操作端末器
20を操作状態表示方式に設定するとローカル操作には
適しているが、中央での監視用には利用できない。但
し、この場合でも上記パターン制御用の操作端末器の表
示灯を利用すれば監視機能を実現することは可能である
が、エリアのオンオフ制御をパターンで行おうとすると
2つのパターンスイッチを使用する必要があり、パター
ン回路数が多数必要になるという問題(第1の問題)が
あった。一方、監視状態表示方式に設定した場合には、
ローカル操作が不自然になってしまい、多重伝送方式を
用いてローカルの操作と中央での監視とを実現している
にもかかわらず、上記問題を解決することはできなかっ
た。
【0015】ところで上述のような遠隔監視制御システ
ムにおいて、1台の制御端末器30を複数のグループに
割り付ける場合があり、このような構成では通常、図1
9に示すように1つのグループAのグループスイッチが
操作されると負荷の状態に関わらずにグループA内の全
ての負荷が同時に同じようにオフ(×)される。しかし
ながら、比較的広いオフィス内を幾つかのセクションに
分けて各セクション毎にグループを割り付けて照明負荷
のオンオフを制御させたい場合がある。このような時に
あるグループの照明負荷がオフになるとそれに隣接する
グループ(セクション)も僅かに暗くなってしまう。こ
のような状況を改善するために、図20に示すように各
セクションの隣接する箇所の照明負荷を両セクションの
グループA,Bに割り付けて一方のグループAがオフ制
御されても他のグループBにも属している照明負荷はオ
フしないようにすることが考えられる。このような制御
方式をオン優先制御方式と呼び、通常行われる制御方式
を後押し優先制御方式と呼ぶことにする。
【0016】しかしながら、上記オン優先制御方式には
以下のような問題がある。1つには、図21に示すよう
に例えばセクション毎のグループBと、そのグループB
を含むフロア全体を監視するためのグループAを同時に
使用することができないという問題である。つまり、ロ
ーカルなグループBに対応するグループスイッチを操作
しただけではグループBの負荷をオフすることはでき
ず、最初に全体のグループAに対応したグループスイッ
チを操作してグループAのうちでグループBに属しない
負荷をオフした後、グループBに対応したグループスイ
ッチを操作することでグループBに属する負荷をオフし
なければならない。
【0017】あるいは図22に示すように大きなグルー
プCの中にローカルな複数のグループD,Eが設定され
ているような場合では、全ての負荷は何れかのグループ
C〜Eに属しているから、全ての負荷がオンしている状
態では何れのグループC〜Eに対応したグループスイッ
チを操作してもどの負荷もオフさせることができない。
これを回避するためには、同図(b)に示すように各グ
ループC〜Eに他の何れのグループにも属さないダミー
の個別スイッチK1〜K3を設けておけば、各グループ
スイッチを操作したときに各々のダミーの個別スイッチ
についてはオフとなり、同図(c)〜(e)に示すよう
にそのグループスイッチの表示灯を消灯させることがで
きる(何故ならば、グループ内にオフしている負荷が存
在するため)。しかしながら、このために本来必要でな
いダミーの制御回路がグループの数だけ必要となってし
まい、コストアップになるという問題がある(第2の問
題)。
【0018】ところで、上述のような遠隔監視制御シス
テムにおいては、種種の機能が伝送制御装置1や各種端
末器の組み合わせで実現される。しかし、伝送制御装置
や端末器は年々改良されて新たな機能が追加されること
が多く、又機能が拡張された伝送制御装置には新たに開
発された新しい機能を有する端末器が接続可能な場合が
ある。このような状況下で新しい機能を持たない旧型の
伝送制御装置に、新しい機能を有する新型の端末器が接
続されることもあるが、現状では端末器が伝送制御装置
が有する機能のバージョンを確実に確認する手段を持た
ないため、新しい機能を利用できないばかりでなく、最
悪の場合にはシステム全体が動作不能に陥る虞がある。
又、種種のデータ(グループデータやパターンデータな
ど)を端末器内で設定したにもかかわず、そのデータを
伝送制御装置に送り込む時点でバージョンの違いから送
り込むことができず、設定作業が無駄になるという問題
(第3の問題)がある。
【0019】請求項1及び2の発明は上記第1の問題点
の解決を目的とするものであり、操作端末器の使用目的
に応じた表示方式を選択することができてシステム構成
が容易な遠隔監視制御システムを提供しようとするもの
である。
【0020】また、請求項3〜5の発明は上記第2の問
題点の解決を目的とするものであり、操作端末器の使用
目的に合わせた制御方式を選択することでシステム構成
が容易な遠隔監視制御システムを提供しようとするもの
である。
【0021】さらに請求項6〜8の発明は上記第3の問
題点の解決を目的とするものであり、バージョンの違い
によるシステムの不動作などのトラブルを回避すること
ができて使い勝手の良い遠隔監視制御システムを提供し
ようとするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、それぞれアドレスを備える複数
台の操作端末器及び制御端末器が信号線に分岐接続さ
れ、信号線に接続された伝送制御装置と前記各端末器と
の間で時分割多重伝送方式により伝送信号を授受すると
ともに、伝送制御装置に設定したアドレスの対応関係を
用いることにより、操作端末器に設けたスイッチの操作
に応じたデータを含む伝送信号を前記対応関係で規定さ
れた制御端末器に伝送することにより前記制御端末器に
接続した負荷を制御して成り、前記対応関係として、1
つのスイッチに1回路の負荷を対応付ける個別制御関係
と、1つのスイッチに複数回路の負荷を対応付けるグル
ープ制御関係とを有する遠隔監視制御システムであっ
て、前記対応関係にある負荷の動作状態を表示する表示
部を前記操作端末器に設け、前記伝送制御装置が制御端
末器から取得した負荷の動作状況に応じて前記操作端末
器の表示部の表示を切り換える制御データを伝送して成
り、前記操作端末器のスイッチごとに表示部における表
示方式を選択的に切り換える表示方式切換手段を前記伝
送制御装置に備えたことを特徴とし、操作端末器の使用
目的に応じた表示方式を選択することができてシステム
構成が容易になる。
【0023】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記伝送制御装置は、外部機器との間で前記表示部
における表示方式の設定並びに確認のための信号を授受
することを特徴とし、操作端末器の使用目的に応じた表
示方式を選択することができてシステム構成が容易にな
る。
【0024】請求項3の発明は、上記目的を達成するた
めに、それぞれアドレスを備える複数台の操作端末器及
び制御端末器が信号線に分岐接続され、信号線に接続さ
れた伝送制御装置と前記各端末器との間で時分割多重伝
送方式により伝送信号を授受するとともに、伝送制御装
置に設定したアドレスの対応関係を用いることにより、
操作端末器に設けたスイッチの操作に応じたデータを含
む伝送信号を前記対応関係で規定された制御端末器に伝
送することにより前記制御端末器に接続した負荷を制御
する遠隔監視制御システムであって、前記対応関係は、
1つのスイッチに1回路の負荷を対応付ける個別制御関
係と、1つのスイッチに複数回路の負荷を対応付けるグ
ループ制御関係とがあり、前記複数の操作端末器が備え
るスイッチの操作順序に応じた負荷の制御方式を選択的
に切り換える制御方式切換手段を備えたことを特徴と
し、操作端末器の使用目的に合わせた制御方式を選択す
ることでシステム構成が容易になる。
【0025】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記制御方式には、異なるスイッチ同士で共通の負
荷を対応付けている場合に少なくとも何れか一方のスイ
ッチ操作により負荷がオン制御されている場合には他の
スイッチ操作による負荷のオフ制御を無効とするオン優
先制御方式と、後から操作されるスイッチを優先して負
荷が制御される後操作優先制御方式とがあり、前記伝送
制御装置は、複数のスイッチに対してオン優先制御方式
で対応付けた負荷についてのみ他のスイッチ操作による
オフ制御無効の対象とすることを特徴とし、使い勝手の
良いシステム構成が容易に実現できる。
【0026】請求項5の発明は、請求項2又は3の発明
において、前記伝送制御装置は、外部機器との間で前記
制御方式の設定並びに確認のための信号を授受すること
を特徴とし、操作端末器の使用目的に合わせた制御方式
を選択することでシステム構成が容易になる。
【0027】請求項6の発明は、上記目的を達成するた
めに、それぞれアドレスを備える複数台の端末器が信号
線に分岐接続され、信号線に接続された伝送制御装置と
前記各端末器との間で時分割多重伝送方式により伝送信
号を授受するとともに、伝送制御装置に設定したアドレ
スの対応関係を用いることにより、端末器からのデータ
に応じた負荷制御用のデータを含む伝送信号を前記対応
関係で規定された他の端末器に伝送することにより前記
端末器に接続した負荷を制御する遠隔監視制御システム
であって、前記伝送制御装置並びに複数台の前記端末器
に自己の持つ機能のバージョン情報を記憶するバージョ
ン情報記憶手段を設け、前記伝送制御装置又は端末器が
前記伝送制御装置及び他の端末器のバージョン情報記憶
手段に記憶されている前記バージョン情報を信号線を介
して伝送信号により取得することを特徴とし、バージョ
ンの違いによるシステムの不動作などのトラブルを回避
することができて使い勝手が向上できる。
【0028】請求項7の発明は、請求項6の発明におい
て、前記端末器から信号線を介して割り込み要求が発生
した場合に前記伝送制御装置は自己のバージョン情報あ
るいは端末器から取得したバージョン情報を前記割り込
み要求のあった端末器に通知することを特徴とし、バー
ジョン情報を即座に入手することができて作業を迅速に
進めることができる。
【0029】請求項8の発明は、請求項6の発明におい
て、前記伝送制御装置は、信号線に接続されている全て
の端末器に対して定期的に自己のバージョン情報を通知
することを特徴とし、割り込み伝送の競合を回避してバ
ージョン情報を確実に取得でき、また割り込みという伝
送上の手間を省くことができる。
【0030】
【発明の実施の形態】(実施形態1)本発明の実施形態
1を図1に示す。図1には伝送制御装置1を示してい
る。伝送制御装置1は、マイクロプロセッサよりなる伝
送処理部2を備え、伝送処理部2は伝送ドライバ回路3
を介して信号線Lsに接続される。伝送処理部2の動作
は、ROMよりなるプログラムメモリ4に格納されたプ
ログラムにより規定されている。また、各端末器間の対
応関係や後述する表示方式に関するデータが書換可能な
データ用メモリ5にテーブル形式で格納される。データ
用メモリ5にはEEPROMのような不揮発性メモリを
用いるのが望ましい。さらに、伝送制御装置1の動作中
に端末器との間で授受するデータなどの格納にはRAM
よりなる作業用メモリ6が用いられる。
【0031】いま、図2に示すように、伝送制御装置1
に信号線Lsを介して複数台(図では6台)の制御端末
器30が分岐接続され、制御端末器30により制御され
る複数回路の照明負荷(照明器具31に含まれる)に対
応付けられた複数台(図では2台)の操作端末器20
と、伝送制御装置1のデータ用メモリ5に対するデータ
の設定や操作端末器20及び制御端末器30の個別アド
レスの設定などを伝送信号により行う設定器40とが信
号線Lsに接続されているものとする。なお、操作端末
器20はそれぞれ3個のスイッチS1〜S3を備えてお
り、各スイッチS1…毎に上記対応付けが行える。な
お、図示はしていないが操作端末器20には各スイッチ
S1…毎に対応関係にある照明負荷の動作状態(点灯/
消灯)を表示する表示灯(発光ダイオードなどの表示素
子から成る)が設けてあり、さらに監視室などにおいて
照明負荷の動作状態を集中的に監視するために各グルー
プ毎の照明負荷の動作状態を表示する表示用端末器が信
号線Lsに適宜接続される。
【0032】ここで、図3に示すように多数の照明器具
(○で示す)が天井に配設されているオフィスビルのフ
ロアが複数のセクション(企業における「部」や「課」
ごとに割り当てた空間、廊下などの共有空間)に分けら
れており、各セクション内に配設されている複数回路の
照明負荷(照明器具)をそれぞれ一つのグループとして
制御する場合を考える。いま、廊下を除くフロアの居住
空間を大きく3つのエリアA1〜A3に分割し、さらに
各エリアA1〜A3内を複数のセクションB11…に分割
しているものとする。具体的には、エリアA1内が4つ
のセクションB11〜B14に分割され、エリアA2内が3
つのセクションB21〜B23に分割され、エリアA3内が
5つのセクションB31〜B35に分割されている。
【0033】一方、上記データ用メモリ5に格納される
データテーブルの一例を図4に示す。グループ番号G1
…は上記各エリアA1〜A3及びセクションB11…に割
り付けられ、「対象回路」の項目欄には各グループ番号
G1…で示すグループに属する複数回路の照明負荷に対
応した番号が登録される。なお、「対象回路」の欄に表
示された「1」、「2」等の数字は照明負荷を制御する
制御端末器30のアドレスに対応するものである。ま
た、「表示属性」とは操作端末器20の表示灯や表示用
端末器における表示方式を示している。本実施形態で
は、この表示方式が各グループごとに選択的に切り換え
てデータ用メモリ5に設定できるようにしてある。例え
ば、図4に示すようにグループ番号G1,G2のグルー
プに対しては操作状態表示方式が選択され、グループ番
号G3のグループに対しては監視状態表示方式が選択さ
れてそれぞれデータテーブルに設定されている。
【0034】而して、操作端末器20の各スイッチS1
…が各グループ番号G1…のグループに対応付けられ、
スイッチS1…が操作されたときに伝送制御装置1がデ
ータ用メモリ5のデータテーブルを参照してグループ番
号G1…が割り付けられている照明負荷を点灯あるいは
消灯するべく、対応する制御端末器30に対して制御デ
ータを伝送するのである。そして、照明負荷の状態が制
御端末器30から伝送制御装置1に返送されれば、伝送
制御装置1はデータ用メモリ5のデータテーブルを参照
して、そのグループの表示属性に応じた表示方式に従
い、操作端末器20や表示用端末器に対して表示灯の点
灯/消灯を指示するデータを伝送し、これによって各操
作端末器20や表示用端末器の表示灯により表示方式に
応じた照明負荷の状態表示が行われるのである。
【0035】つまり、従来では表示方式は一つのシステ
ム内で操作状態表示方式と監視状態表示方式の何れか一
方にしか設定することができなかったが、本実施形態で
は伝送制御装置1のデータ用メモリ5に一つのシステム
内における複数のグループ毎に何れかの表示方式を選択
的に切り換えて設定、記憶できるようにしている。これ
により、操作端末器20の各スイッチS1…の使用目的
に応じて表示方式を選択することができ、例えば上記例
でいえば、セクションB11…のようにローカルで照明器
具の点灯/消灯が行われるグループに対しては操作状態
表示方式を採用し、中央の監視室などで照明器具31の
消し忘れなどを集中的に監視する必要のあるエリアA1
〜A3に対しては監視状態表示方式を採用することがで
き、単一のシステム内で表示方式を使い分けることがで
きてシステム構成が容易になるという利点がある。ま
た、同一のエリアA1〜A3やセクションB11…の監視
と制御とをパターン制御で行う場合には、照明負荷をオ
ンする側とオフする側の2回路が必要になるが、本実施
形態のようなグループの監視状態表示方式を使えば1回
路で実現でき、管理する回路数を節約できるという利点
がある。
【0036】ところで、上記グループ番号G1…の割り
付け、表示属性の設定などの各種設定は設定器40によ
って行う。すなわち、設定器40を信号線Lsに接続
し、図示しない操作部を操作して設定データ(グループ
番号G1…の割り付け、表示属性の設定などのデータ)
を作成し、作成された設定データを信号線Lsを介して
伝送制御装置1に伝送し、この設定データを受け取った
伝送制御装置1が自己のデータ用メモリ5に記憶したデ
ータテーブルに設定データを登録する。あるいは操作端
末器の機能を併せ持ったいわゆるセレクタスイッチと呼
ばれる端末器を用いて上記設定を行ったり、あるいは信
号線Lsを介さずに伝送制御装置1に直接接続されたパ
ーソナルコンピュータによってデータの設定や確認を行
うようにすることも可能である。何れの方式であって
も、現場においてデータの設定・変更ができるから施工
後のシステム構成の変更にも柔軟に対応できる。また、
設定器40やセレクタスイッチなどを使って表示方式の
設定・確認ができるため、使用者側で簡単に設定作業が
行え、操作端末器20のパターンやグループの対象回路
の設定とあわせて表示方式も使用者が自由に割り付けて
設定でき、実使用に応じた設定が容易に行える。
【0037】(実施形態2)本実施形態の構成は基本的
に実施形態1と共通であるので、共通する部分について
は図示並びに説明を省略し、本実施形態の特徴となる構
成及び動作についてのみ説明する。
【0038】本実施形態は、従来技術で説明したオン優
先制御方式と後押し優先制御方式の制御属性を、各グル
ープ毎に伝送制御装置1のデータ用メモリ5に設定でき
るようにした点に特徴がある。
【0039】上記データ用メモリ5に格納されるデータ
テーブルの一例を図5に示す。本実施形態でも図3に示
した各エリアA1〜A3及びセクションB11…にグルー
プ番号G1…を割り付けており、各グループ番号G1…
ごとに設定される項目の一つに上記「制御属性」の項目
欄が設けてあり、各グループごとにオン優先制御方式と
後押し優先制御方式の何れか一方が選択的に切り換えて
設定できるようにしてある。例えば、図5に示すように
グループ番号G1,G2のグループに対してはオン優先
制御方式が選択され、グループ番号G3のグループに対
しては後押し優先制御方式が選択されてそれぞれデータ
テーブルに設定されている。
【0040】図6(a)に示すようにグループ番号G
1,G2のエリアがオン優先制御方式に設定され、グル
ープ番号G3のエリアが後押し優先制御方式に設定され
ている場合、全ての照明負荷が点灯(○で示す)してい
る状態でグループ番号G1に対応付けたスイッチが操作
されるとグループ番号G1のエリア内の照明負荷が消灯
(×で示す)するが、他のオン優先制御方式のグループ
番号G2のエリアと重なっている照明負荷についてはオ
フ制御の対象から除外されて点灯のままとなる。なお、
グループ番号G1のエリア内の照明負荷は全てグループ
番号G3のエリアに含まれているが、このグループ番号
G3が後押し優先制御方式に設定してあるので、上述の
ようにオン優先制御方式に設定されたグループ番号G1
に対応付けたスイッチの操作で照明負荷を消灯すること
ができるのである。また同図(b)に示すように全ての
照明負荷が点灯している状態でグループ番号G3に対応
付けたスイッチが操作されると、グループ番号G3が後
押し優先制御方式に設定されているためにグループ番号
G1,G2に属する照明負荷の状態に関わらずに全ての
照明負荷が消灯する。
【0041】つまり、従来では制御方式は一つのシステ
ム内でオン優先制御表示方式と後押し優先制御方式の何
れか一方にしか設定することができなかったが、本実施
形態では伝送制御装置1のデータ用メモリ5に一つのシ
ステム内における複数のグループ毎に何れかの制御方式
を選択的に切り換えて設定、記憶できるようにしてい
る。これにより、操作端末器20の各スイッチS1…の
使用目的に応じて制御方式を選択することができ、例え
ば上記例でいえば、セクションB11…のようにローカル
で照明器具の点灯/消灯が行われるグループに対しては
オン優先制御方式を採用し、中央の監視室などで照明器
具31の消し忘れなどを集中的に監視する必要のあるエ
リアA1〜A3に対しては後押し優先制御方式を採用す
ることができ、単一のシステム内で制御方式を使い分け
ることができてシステム構成が容易になるという利点が
ある。
【0042】また、本実施形態では複数のスイッチに対
してオン優先制御方式で対応付けた負荷(上記例でいえ
ば、グループ番号G1とG2に重なって登録されている
照明負荷)についてのみ他のスイッチ操作によるオフ制
御無効の対象とするので、グループ(G1,G2)の間
でのみオン優先の機能が働くことになり、オン優先でな
い他のグループ(G3)に属していてもオフ制御から除
外されることがなく、オン優先制御を行ないたい個別の
照明負荷が他の後押し優先制御のグループに属していて
も特に問題が生じないことになる。よって、従来例で説
明したような各グループにダミーの制御端末器を設ける
必要もなくなる。
【0043】ところで、上記グループ番号G1…の割り
付け、表示属性の設定などの各種設定は実施形態1と同
様に設定器40によって行うようにすればよい。あるい
は操作端末器の機能を併せ持ったいわゆるセレクタスイ
ッチと呼ばれる端末器を用いて上記設定を行ったり、あ
るいは信号線Lsを介さずに伝送制御装置1に直接接続
されたパーソナルコンピュータによってデータの設定や
確認を行うようにすることも可能である。何れの方式で
あっても、現場においてデータの設定・変更ができるか
ら施工後のシステム構成の変更にも柔軟に対応できる。
また、設定器40やセレクタスイッチなどを使って制御
方式の設定・確認ができるため、使用者側で簡単に設定
作業が行え、操作端末器20のグループの対象回路の設
定とあわせて制御方式も使用者が自由に割り付けて設定
でき、実使用に応じた設定が容易に行える。
【0044】なお、本実施形態の制御属性の選択及び設
定を実施形態1で説明した表示方式の選択及び設定と組
み合わせて行うことも可能である。例えば、ローカル操
作用のグループ(G1,G2)には制御方式を後押し優
先制御方式、表示方式を操作状態表示方式に設定し、ロ
ーカルで重ね合わせのグループを構成したい負荷に対し
ては制御方式をオン優先制御方式、表示方式を操作状態
表示方式に設定し、中央で負荷の動作状態を監視しよう
とするグループ(G3)には制御方式を後押し優先制御
方式、表示方式を監視状態表示方式に設定すれば、さら
に利便性を向上させることができる。
【0045】(実施形態3)本発明の実施形態3を図7
に示す。図7には伝送制御装置1と伝送制御装置1や他
の端末器が備える機能の版数(バージョン)情報を信号
線Lsを介して伝送信号によって取得することが可能な
端末器10とを示している。
【0046】伝送制御装置1は実施形態1とほぼ同様の
構成を有するものであり、データ用メモリ5に上記バー
ジョン情報のデータが格納される。
【0047】端末器10は、従来の技術として説明した
ように、2線式の信号線Lsを介して伝送制御装置1に
接続され、伝送制御装置1との間で伝送信号を時分割多
重伝送方式で伝送する。端末器10はマイコンよりなる
端末処理部11を備え、端末処理部11は端末インタフ
ェース回路12を介して信号線Lsに接続される。端末
インタフェース回路12では信号線Lsを伝送される双
極性の伝送信号を無極性化(つまり全波整流)して受信
し、受信した信号を端末処理部11に与える。また、信
号線Lsを伝送される伝送信号から端末器10の内部電
源を得る電源回路も備えている。一方、端末処理部11
から伝送制御装置1に返送される信号は端末インタフェ
ース回路12において電流モード信号に変換されて信号
線Lsに送出される。
【0048】また端末器10にはバージョン情報を取得
するための伝送制御手順が格納されたプログラムメモリ
13と、バージョン情報を取得するために用いるアドレ
スが格納されるアドレスメモリ14とが設けられる。
【0049】いま、図8に示すように、伝送制御装置1
に信号線Lsを介して複数台(図では4台)の制御端末
器30が分岐接続され、制御端末器30により制御され
る1回路の照明負荷(上述のように、照明器具31は照
明負荷を含む)に対応付けられた操作端末器20と、上
記端末器10とが信号線Lsに接続されているものとす
る。
【0050】ここで伝送制御装置1のデータ用メモリ5
に格納されているバージョンデータの一例を図9に示
す。バージョンデータには伝送制御装置1の種別、伝送
制御装置1が有する機能のバージョン、特別に設けられ
た機能の特注バージョン、伝送制御装置1の製造日並び
に製造番号(ロット番号)などが含まれる。
【0051】端末器10は図10に示すような手順で伝
送制御装置1のバージョン情報を取得する。まず、端末
器10の端末処理部11がアドレスメモリ14に格納さ
れているバージョン情報取得用のアドレスを用いて伝送
制御装置1に対して割り込み要求を行う。この割り込み
要求を受け取った伝送制御装置1では、伝送処理部2が
データ用メモリ5に格納されている自己のバージョン情
報を読み出し、一旦作業用メモリ6に格納する。バージ
ョン情報は図11に示すようなフォーマットで伝送制御
装置1から割り込み要求を行った端末器10に返送され
る。個々のバージョンデータn0〜n15はシステム全
体の種別を示すシステム種別データID、伝送制御装置
1の機種を示す機種別データCD、伝送制御装置1の機
能のバージョンを示すバージョンデータVerH,L、上記特
注バージョンを示す特注バージョンデータSubH,L、製造
日を示すリリース番号データRel、製造ロットを示す製
造ロットデータDate1〜Date4が含まれ、各バージョンデ
ータn0…は図12に示すように実際のバージョン情報
を示す4ビットのデータと、そのデータが何番目のデー
タかを示す4ビットのカウンタデータとして順次伝送制
御装置1から端末器10に送信される。なお、ここでは
端末器10から伝送制御装置1のバージョン情報を取得
する場合について説明したが、信号線Lsに接続されて
いる操作端末器20や制御端末器30などの他の端末器
のバージョン情報を伝送制御装置1を経由して取得する
ことも可能である。つまり、他の端末器のバージョン情
報取得の割り込み要求を端末器10から伝送制御装置1
に行うと、伝送制御装置1が要求のあった端末器のバー
ジョン情報をその端末器から取得し、さらにこの取得し
たバージョン情報を割り込み要求を行った端末器10に
返送するのである。
【0052】バージョン情報を受け取った端末器10あ
るいは伝送制御装置1では、そのバージョン情報に基づ
いて伝送の手順を変更したり、設定機能の範囲を制限し
たりすることができるようになっている。その結果、シ
ステム全体が不動作になったり無駄な設定作業を使用者
にさせてしまったり、ということを回避することができ
る。また最適の伝送手順をとることで動作や設定のスピ
ードアップ、時間短縮を図ることができる。さらに設定
装置などのメンテナンス用の端末器等で伝送制御装置1
やその他の端末器の版数(バージョン)を確認できるこ
とで、これまでは製造ロットなどから版数を追っていた
作業を、端末器から直接確認することができるようにな
り、メンテナンス、サポートの作業を大幅に効率化する
ことができる。また、端末器10からの割り込み要求に
よってバージョン情報を取得するため、伝送制御装置1
や他の端末器のバージョン情報を即座に取得することが
でき、バージョン情報に基づく各種設定作業を迅速に進
めることができる。
【0053】バージョン情報を取得する他の手順とし
て、伝送制御装置1が全ての端末器を定期的にポーリン
グして自己のバージョン情報を伝送するようにしてもよ
い。このときに全ての端末器にバージョン情報取得用の
一斉制御アドレスを設定しておき、伝送制御装置1から
一斉制御アドレスに対してバージョン情報を伝送するよ
うにすることも可能である。なお、定期的に伝送するバ
ージョン情報については、伝送の高速化のために各情報
を圧縮したり、重要度の低い情報を切り捨てて全体を短
縮化するようにしても良い。而して、端末器側は、割り
込みをかけて情報を要求するという伝送のコスト(手間)
をかけずに、バージョン情報を取得でき、電源投入時な
どで他の端末器も一斉にバージョン情報の割り込み要求
することが考えられるときは、割り込み要求が競合する
ことなく確実にバージョン情報が取得できる。なお、ポ
ーリングによってバージョン情報を取得する手順では、
全てのバージョン情報を送信する場合に伝送量が多くな
ってポーリング速度の低下や割り込み応答速度の低下な
どの弊害が生じる場合があるが、このような不具合は割
り込み要求によるバージョン取得の手順では生じる虞が
なく、個々のシステムの条件や用途に応じて、上記割り
込み式とポーリング式のバージョン情報取得手順を使い
分けるようにするのが望ましい。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明は、それぞれアドレスを
備える複数台の操作端末器及び制御端末器が信号線に分
岐接続され、信号線に接続された伝送制御装置と前記各
端末器との間で時分割多重伝送方式により伝送信号を授
受するとともに、伝送制御装置に設定したアドレスの対
応関係を用いることにより、操作端末器に設けたスイッ
チの操作に応じたデータを含む伝送信号を前記対応関係
で規定された制御端末器に伝送することにより前記制御
端末器に接続した負荷を制御して成り、前記対応関係と
して、1つのスイッチに1回路の負荷を対応付ける個別
制御関係と、1つのスイッチに複数回路の負荷を対応付
けるグループ制御関係とを有する遠隔監視制御システム
であって、前記対応関係にある負荷の動作状態を表示す
る表示部を前記操作端末器に設け、前記伝送制御装置が
制御端末器から取得した負荷の動作状況に応じて前記操
作端末器の表示部の表示を切り換える制御データを伝送
して成り、前記操作端末器のスイッチごとに表示部にお
ける表示方式を選択的に切り換える表示方式切換手段を
前記伝送制御装置に備えたので、操作端末器の使用目的
に応じた表示方式を選択することができてシステム構成
が容易になるという効果がある。
【0055】請求項2の発明は、前記伝送制御装置は、
外部機器との間で前記表示部における表示方式の設定並
びに確認のための信号を授受するので、操作端末器の使
用目的に応じた表示方式を選択することができてシステ
ム構成が容易になるという効果がある。
【0056】請求項3の発明は、それぞれアドレスを備
える複数台の操作端末器及び制御端末器が信号線に分岐
接続され、信号線に接続された伝送制御装置と前記各端
末器との間で時分割多重伝送方式により伝送信号を授受
するとともに、伝送制御装置に設定したアドレスの対応
関係を用いることにより、操作端末器に設けたスイッチ
の操作に応じたデータを含む伝送信号を前記対応関係で
規定された制御端末器に伝送することにより前記制御端
末器に接続した負荷を制御する遠隔監視制御システムで
あって、前記対応関係は、1つのスイッチに1回路の負
荷を対応付ける個別制御関係と、1つのスイッチに複数
回路の負荷を対応付けるグループ制御関係とがあり、前
記複数の操作端末器が備えるスイッチの操作順序に応じ
た負荷の制御方式を選択的に切り換える制御方式切換手
段を備えたので、操作端末器の使用目的に合わせた制御
方式を選択することでシステム構成が容易になるという
効果がある。
【0057】請求項4の発明は、前記制御方式には、異
なるスイッチ同士で共通の負荷を対応付けている場合に
少なくとも何れか一方のスイッチ操作により負荷がオン
制御されている場合には他のスイッチ操作による負荷の
オフ制御を無効とするオン優先制御方式と、後から操作
されるスイッチを優先して負荷が制御される後操作優先
制御方式とがあり、前記伝送制御装置は、複数のスイッ
チに対してオン優先制御方式で対応付けた負荷について
のみ他のスイッチ操作によるオフ制御無効の対象とする
ので、使い勝手の良いシステム構成が容易に実現できる
という効果がある。
【0058】請求項5の発明は、前記伝送制御装置は、
外部機器との間で前記制御方式の設定並びに確認のため
の信号を授受するので、操作端末器の使用目的に合わせ
た制御方式を選択することでシステム構成が容易になる
という効果がある。
【0059】請求項6の発明は、それぞれアドレスを備
える複数台の端末器が信号線に分岐接続され、信号線に
接続された伝送制御装置と前記各端末器との間で時分割
多重伝送方式により伝送信号を授受するとともに、伝送
制御装置に設定したアドレスの対応関係を用いることに
より、端末器からのデータに応じた負荷制御用のデータ
を含む伝送信号を前記対応関係で規定された他の端末器
に伝送することにより前記端末器に接続した負荷を制御
する遠隔監視制御システムであって、前記伝送制御装置
並びに複数台の前記端末器に自己の持つ機能のバージョ
ン情報を記憶するバージョン情報記憶手段を設け、前記
伝送制御装置又は端末器が前記伝送制御装置及び他の端
末器のバージョン情報記憶手段に記憶されている前記バ
ージョン情報を信号線を介して伝送信号により取得する
ので、バージョンの違いによるシステムの不動作などの
トラブルを回避することができて使い勝手が向上できる
という効果がある。
【0060】請求項7の発明は、前記端末器から信号線
を介して割り込み要求が発生した場合に前記伝送制御装
置は自己のバージョン情報あるいは端末器から取得した
バージョン情報を前記割り込み要求のあった端末器に通
知するので、バージョン情報を即座に入手することがで
きて作業を迅速に進めることができるという効果があ
る。
【0061】請求項8の発明は、前記伝送制御装置は、
信号線に接続されている全ての端末器に対して定期的に
自己のバージョン情報を通知するので、割り込み伝送の
競合を回避してバージョン情報を確実に取得でき、また
割り込みという伝送上の手間を省くことができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を示す要部ブロック図である。
【図2】同上の使用例を示す概略構成図である。
【図3】同上の動作を説明するための説明図である。
【図4】同上におけるデータテーブルを示す図である。
【図5】実施形態2におけるデータテーブルを示す図で
ある。
【図6】同上の動作を説明するための説明図である。
【図7】実施形態3を示す要部ブロック図である。
【図8】同上の使用例を示す概略構成図である。
【図9】同上におけるデータテーブルを示す図である。
【図10】同上における制御手順を示す動作説明図であ
る。
【図11】同上のバージョン情報のデータフォーマット
である。
【図12】同上のデータフォーマットである。
【図13】従来の遠隔監視制御システムの概略構成図で
ある。
【図14】同上に用いる伝送信号の説明図である。
【図15】同上の動作説明図である。
【図16】同上の動作説明図である。
【図17】同上の動作説明図である。
【図18】同上の動作説明図である。
【図19】同上の動作説明図である。
【図20】同上の動作説明図である。
【図21】同上の動作説明図である。
【図22】同上の動作説明図である。
【符号の説明】 1 伝送制御装置 2 伝送処理部 3 伝送ドライバ回路 4 プログラムメモリ 5 データ用メモリ 6 作業用メモリ
フロントページの続き Fターム(参考) 5H219 AA40 AA48 AA50 BB09 CC09 DD08 FF02 FF04 FF09 HH26 HH28 HH30 5H223 AA19 AA20 BB08 CC05 CC09 DD03 DD07 EE06 EE11 5K048 AA04 AA11 BA07 CA03 CA04 CA05 CA06 CA07 DA02 DC04 EB01 EB02 FB05 GC02 HA01 HA02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれアドレスを備える複数台の操作
    端末器及び制御端末器が信号線に分岐接続され、信号線
    に接続された伝送制御装置と前記各端末器との間で時分
    割多重伝送方式により伝送信号を授受するとともに、伝
    送制御装置に設定したアドレスの対応関係を用いること
    により、操作端末器に設けたスイッチの操作に応じたデ
    ータを含む伝送信号を前記対応関係で規定された制御端
    末器に伝送することにより前記制御端末器に接続した負
    荷を制御して成り、前記対応関係として、1つのスイッ
    チに1回路の負荷を対応付ける個別制御関係と、1つの
    スイッチに複数回路の負荷を対応付けるグループ制御関
    係とを有する遠隔監視制御システムであって、前記対応
    関係にある負荷の動作状態を表示する表示部を前記操作
    端末器に設け、前記伝送制御装置が制御端末器から取得
    した負荷の動作状況に応じて前記操作端末器の表示部の
    表示を切り換える制御データを伝送して成り、前記操作
    端末器のスイッチごとに表示部における表示方式を選択
    的に切り換える表示方式切換手段を前記伝送制御装置に
    備えたことを特徴とする遠隔監視制御システム。
  2. 【請求項2】 前記伝送制御装置は、外部機器との間で
    前記表示部における表示方式の設定並びに確認のための
    信号を授受することを特徴とする請求項1記載の遠隔監
    視制御システム。
  3. 【請求項3】 それぞれアドレスを備える複数台の操作
    端末器及び制御端末器が信号線に分岐接続され、信号線
    に接続された伝送制御装置と前記各端末器との間で時分
    割多重伝送方式により伝送信号を授受するとともに、伝
    送制御装置に設定したアドレスの対応関係を用いること
    により、操作端末器に設けたスイッチの操作に応じたデ
    ータを含む伝送信号を前記対応関係で規定された制御端
    末器に伝送することにより前記制御端末器に接続した負
    荷を制御する遠隔監視制御システムであって、前記対応
    関係は、1つのスイッチに1回路の負荷を対応付ける個
    別制御関係と、1つのスイッチに複数回路の負荷を対応
    付けるグループ制御関係とがあり、前記複数の操作端末
    器が備えるスイッチの操作順序に応じた負荷の制御方式
    を選択的に切り換える制御方式切換手段を備えたことを
    特徴とする遠隔監視制御システム。
  4. 【請求項4】 前記制御方式には、異なるスイッチ同士
    で共通の負荷を対応付けている場合に少なくとも何れか
    一方のスイッチ操作により負荷がオン制御されている場
    合には他のスイッチ操作による負荷のオフ制御を無効と
    するオン優先制御方式と、後から操作されるスイッチを
    優先して負荷が制御される後操作優先制御方式とがあ
    り、前記伝送制御装置は、複数のスイッチに対してオン
    優先制御方式で対応付けた負荷についてのみ他のスイッ
    チ操作によるオフ制御無効の対象とすることを特徴とす
    る請求項3記載の遠隔監視制御システム。
  5. 【請求項5】 前記伝送制御装置は、外部機器との間で
    前記制御方式の設定並びに確認のための信号を授受する
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の遠隔監視制御シ
    ステム。
  6. 【請求項6】 それぞれアドレスを備える複数台の端末
    器が信号線に分岐接続され、信号線に接続された伝送制
    御装置と前記各端末器との間で時分割多重伝送方式によ
    り伝送信号を授受するとともに、伝送制御装置に設定し
    たアドレスの対応関係を用いることにより、端末器から
    のデータに応じた負荷制御用のデータを含む伝送信号を
    前記対応関係で規定された他の端末器に伝送することに
    より前記端末器に接続した負荷を制御する遠隔監視制御
    システムであって、前記伝送制御装置並びに複数台の前
    記端末器に自己の持つ機能のバージョン情報を記憶する
    バージョン情報記憶手段を設け、前記伝送制御装置又は
    端末器が前記伝送制御装置及び他の端末器のバージョン
    情報記憶手段に記憶されている前記バージョン情報を信
    号線を介して伝送信号により取得することを特徴とする
    遠隔監視制御システム。
  7. 【請求項7】 前記端末器から信号線を介して割り込み
    要求が発生した場合に前記伝送制御装置は自己のバージ
    ョン情報あるいは端末器から取得したバージョン情報を
    前記割り込み要求のあった端末器に通知することを特徴
    とする請求項6記載の遠隔監視制御システム。
  8. 【請求項8】 前記伝送制御装置は、信号線に接続され
    ている全ての端末器に対して定期的に自己のバージョン
    情報を通知することを特徴とする請求項6記載の遠隔監
    視制御システム。
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Cited By (11)

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