JPH0963775A - 調光制御装置 - Google Patents

調光制御装置

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JPH0963775A
JPH0963775A JP7214817A JP21481795A JPH0963775A JP H0963775 A JPH0963775 A JP H0963775A JP 7214817 A JP7214817 A JP 7214817A JP 21481795 A JP21481795 A JP 21481795A JP H0963775 A JPH0963775 A JP H0963775A
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JP
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control
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JP7214817A
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English (en)
Inventor
Eiichi Fukui
栄一 福井
Minoru Yoshida
稔 吉田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工性が良く使い勝手の良いものとする。 【解決手段】 調光操作器D1,…D5 相互間および調光
操作器と間仕切調光制御部Aとの間は伝送用バスライン
Lで接続され、間仕切調光制御部は、間仕切選択部Bか
ら入力される間仕切設定データを記憶する間仕切設定テ
ーブルA12と、間仕切設定データを全調光操作器に通知
する間仕切設定データ通知手段A10とを備え、調光操作
器は、間仕切設定データ通知手段から通知される間仕切
設定データを格納する間仕切記憶テーブルと、自己の調
光状態データを格納する調光状態テーブルと、操作され
ると自己の調光状態テーブルの調光状態データを更新す
るとともに同一間仕切区画領域に存在する他の調光操作
器の調光状態テーブルの調光状態データをも更新する調
光状態データ更新手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間仕切により区切
られて使用される宴会場やホールなどに利用して好適な
調光制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の大型の宴会場や結婚式場にあつて
は、演出効果を盛り上げるための調光制御装置を備える
とともに、一つの大きな基本部屋を各種催し事の都合に
応じて様々な割合に間仕切ることのできる可動間仕切壁
などの設備をも備えている。
【0003】ところで、上述のような、都合に応じて様
々な割合に間仕切って用いられる一つの大きな基本部屋
に設置される調光制御装置にあっては、小さく間仕切っ
ても少なくとも1台の調光操作器がそれぞれの間仕切区
画領域に存在するように、複数の調光操作器を分散設置
する。
【0004】また、間仕切区画領域毎に調光操作が独立
して行えるように、それぞれの調光操作器の調光操作信
号とそれぞれの照明負荷(調光ユニット)との対応関係
を間仕切具合に応じて変更し、ある調光操作器からはあ
る特定領域の照明負荷(調光ユニット)のみを操作可能
にするなど、調光操作器毎に操作のできる照明負荷(調
光ユニット)を様々に制限する機能が付加されている。
【0005】図6は上述のような従来の調光制御装置を
示すシステムブロック図、図7は部屋の壁に設置される
調光操作器の要部外観を示す正面図である。図6に示す
調光制御装置にあっては、間仕切調光制御部Aと、間仕
切選択部Bと、調光ユニット部Cと、5台の調光操作器
1,…D5 とを備えている。
【0006】間仕切調光制御部Aは、シーケンサを利用
したプログラマブルなもので構成され、操作場所切替部
1 と、間仕切設定テーブルA2 と、調光レベル判定部
3と、調光ユニット制御インタフェースA4 とを備え
る。
【0007】操作場所切替部A1 は、調光操作器D1,
5 の中の有効とする調光操作器を選択し、該選択した
調光操作器からの調光直流電圧信号を調光レベル判定部
3に入力する。間仕切設定テーブルA2 は、間仕切選
択部Bの備える選択スイッチの選択状況に応じて、予め
定められた間仕切パターンに応じた所定動作をシーケン
ス回路に実行させる。
【0008】調光レベル判定部A3 は、操作場所切替部
1 の出力する調光直流電圧を調光レベル信号に変換す
るとともに、該調光レベル信号を、間仕切選択部Bから
の選択指示に基づいて間仕切設定テーブルA2 の実行し
たシーケンス回路の接続に基づき調光操作器D1,…D5
と照明負荷グループG1,…Gn とを関係付けて、調光ユ
ニット制御インタフェースA4 に通知する。調光ユニッ
ト制御インタフェースA4 は、調光レベル判定部A3
らの調光レベル信号に基づいて、サイリスタなどの電力
制御素子のゲート信号を生成する。調光ユニット部C
は、調光ユニット制御インタフェースA4 からのゲート
信号に基づき、照明負荷グループG1,…G n 毎に調光制
御すなわち電力制御を行う。なお、調光レベルは、調光
操作器D1,…D5 からの直流電圧に比例対応するレベル
に決定される。
【0009】調光操作器D1,…D5 は、それぞれ同一の
もので、図7に示すように、フェーダ部F1,…F4 と、
シーン押釦スイッチS1,…S4 とを備える。フェーダ部
1,…F4 は、手動によって各照明負荷グループの調光
レベルを変更する。シーン押釦スイッチS1,…S4 は、
予め設定された調光シーンを再生する。また、調光操作
器D1,…D5 と操作場所切替部A1 との配線は、フェー
ダ部F1,…F4 且つシーン押釦スイッチS1,…S4
に、調光操作器1台当たり8ペアの信号線を以て接続す
る、いわゆるゾロ引き配線が行われている。
【0010】なお、図6は、大部屋1に5台の調光操作
器D1,…D5 が分散配置されており、調光操作器D1,
2,3 の3台が一方の領域に、調光操作器D4,5 の2
台が他方の領域に位置するように、大部屋1が間仕切2
により二つの領域に間仕切られて区分された状態を示
す。図6における間仕切状態では、例えば、区分された
大きい方の部屋にあっては調光操作器D1,3 の二箇所
のいずれからでも調光操作可能とされ、区分された小さ
い方の部屋にあっては調光操作器D4 の一箇所からのみ
調光操作可能とされ、調光操作器D2,5 は無効にされ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な従来の調光制御装置にあっては、各フェーダ部F1,
4 と各シーン押釦スイッチS1,…S4 とからの調光直
流電圧からなる調光信号は、いわゆるゾロ引き配線にて
間仕切調光制御部Aの操作場所切替部A1 に接続される
ので、初期施工時は勿論のこと事後の増設工事時やレイ
アウト変更工事時においても取り扱わなければならない
配線本数が非常に多くなり、工事が煩雑で面倒である。
【0012】また、操作場所切替部A1 における調光操
作器D1,…D5 の中の有効とする調光操作器の選択にあ
っては、スイッチやリレーなどを用いたシーケンス回路
で実現されているため、初期設計時に決定した操作場所
を簡単に変更できないとともに、図6における大きい方
の部屋のように、同一間仕切区画領域に有効な調光操作
器として複数の調光操作器D1,3 が存在するような場
合、どちらの調光操作器の操作を優先させて実際の調光
制御を行い、優先されなかった方の調光操作器と優先さ
れた方の調光操作器との不整合(例えば、一方の調光操
作器はシーン押釦スイッチS1 を実行することになって
いるにもかかわらず、他方の調光操作器はシーン押釦ス
イッチS2 を実行することになっているような不整合)
を回避することは難しい。
【0013】また、間仕切設定がシーケンサにて実行さ
れているため、間仕切仕様を変更する度にシーケンサの
プログラムを変更しなければならず、取り扱いが面倒で
あり、更に、現在の間仕切状態の判定を全て間仕切調光
制御部Aで行わなければならず、間仕切調光制御部Aに
おける作業処理量が集中的に多くなってレスポンスが低
下するという問題点があった。
【0014】本発明は、上記の問題点を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、調光操作器
の配線工事が簡単でレイアウト変更工事や増設工事を簡
単に行い得るとともに、間仕切り方の変更や操作可能な
調光操作器の変更を容易に行うことができ、且つ、同一
間仕切区画領域に複数の調光操作器が存在する場合であ
っても相互の調光操作の整合性を素早く図ることのでき
る、施工性が良く且つ使い勝手の良い、優れた調光制御
装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、照明負
荷の電力制御を行う調光ユニット部と、部屋の要所要所
に分散配設されて照明負荷の電力制御のための操作デー
タを送出する複数の調光操作器と、部屋の間仕切り方を
指定する間仕切選択部と、間仕切選択部からの間仕切り
方の指定に応じて各々の間仕切区画領域毎に独立した調
光を可能とする間仕切調光制御部とを備える調光制御装
置であって、調光操作器相互間および調光操作器と間仕
切調光制御部との間は伝送用バスラインで接続され、間
仕切調光制御部は、間仕切選択部から入力される間仕切
設定データを記憶する間仕切設定テーブルと、間仕切設
定データを全調光操作器に通知する間仕切設定データ通
知手段とを備え、調光操作器は、間仕切設定データ通知
手段から通知される間仕切設定データを格納する間仕切
記憶テーブルと、自己の調光状態データを格納する調光
状態テーブルと、操作されると自己の調光状態データを
更新するとともに同一間仕切区画領域に存在する他の調
光操作器の調光状態データをも更新する調光状態データ
更新手段とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項2記載の発明にあっては、前記各々
の調光操作器に、現在操作可能な調光操作器に設定され
ている旨を示す有効指定表示手段を付加したことを特徴
とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る調光制御装置
の一実施の形態を図1〜図5に基づいて詳細に説明す
る。なお、従来の技術で図6および図7を用いて説明し
た調光制御装置と同等の箇所には同じ符号を付してある
ので、同等の箇所の詳細な説明は省略する。
【0018】図1は調光制御装置を示すシステムブロッ
ク図、図2は部屋の壁に設置される調光操作器の要部外
観を示す正面図、図3は調光操作器を示すブロック図、
図4は間仕切設定テーブルを説明するイメージ図、図5
は間仕切調光制御部から各調光操作器に送出される伝送
データフォーマットを示す説明図である。
【0019】図1示すように、調光制御装置は、間仕切
調光制御部Aと、間仕切選択部Bと、調光ユニット部C
と、5台の調光操作器D1,…D5 とを備えている。
【0020】間仕切調光制御部Aは、マイクロコンピュ
ータを含んで構成され、伝送処理部A10と、調光レベル
テーブルA11と、間仕切設定テーブルA12と、調光レベ
ル出力部A13と、調光ユニット制御インタフェースA4
とを備える。
【0021】伝送処理部A10は、2本の伝送用バスライ
ンLを介して調光操作器D1,…D5との間でデータ授受
を実行するもので、コンテンション方式信号を以て逐次
データ授受を実行したり、同時通報データであるブロー
ドキャストデータとして図5に示す伝送データフォーマ
ットの伝送データを送出したりする。伝送方式として
は、EIA-RS485 規格+CSMAプロトコルなどが用いられ
る。
【0022】また、伝送処理部A10は、調光操作器D1,
…D5 の有する固有アドレスを引数にして受信した、そ
れぞれの調光操作器D1,…D5 からの調光データを調光
レベルに変換し、該調光レベルデータを調光レベルテー
ブルA11の予め定められている所定アドレスに逐次格納
する。調光レベルテーブルA11は読み書き自在な記憶素
子と読み出し専用の記憶素子とで構成される。
【0023】間仕切設定テーブルA12は、運用者が間仕
切選択部Bから入力する、間仕切り方を指示する間仕切
設定データと、間仕切にて区分された同一間仕切区画領
域内に複数の調光操作器が存在する場合に該間仕切区画
領域を調光するためにいずれの調光操作器を有効にする
かを指定する調光操作器有効無効設定データと、を記憶
する。
【0024】調光レベル出力部A13は、間仕切設定テー
ブルA12に格納された間仕切設定データと調光操作器有
効無効設定データとを参照しながら、調光操作器D1,
5と照明負荷グループG1,…Gn との関係を把握し、
調光レベルテーブルA11からの調光データの読み出す格
納アドレスを逐次決定し、該決定した格納アドレスから
調光レベルデータを逐次読み出し、該読み出した調光レ
ベルデータを調光レベル信号に変換して調光ユニット制
御インタフェースA4 に逐次通知する。
【0025】調光ユニット制御インタフェースA4 は、
調光レベル出力部A13から通知される調光レベル信号に
基づいて、サイリスタなどの電力制御素子のゲート信号
を生成し、該生成したゲート信号を調光ユニット部Cへ
出力する。調光ユニット部Cは、調光ユニット制御イン
タフェースA4 からのゲート信号に基づき、照明負荷グ
ループG1,…Gn 毎に調光制御すなわち電力制御を行
う。
【0026】調光操作器D1,…D5 は、それぞれ同じも
ので、図2に示すように、操作面に、フェーダ部F1,
4 と、シーン押釦スイッチS1,…S4 と、シーン選択
表示灯G,Rと、有効指定表示灯Hと、アドレス表示部
Iとを備えている。また、調光操作器D1,…D5 は、図
3に示すように、内部に、中央制御部Da と、記憶部D
b と、伝送処理部Dc と、アドレス設定スイッチ部Dd
と、表示駆動部De と、シーン操作監視部Df と、フェ
ーダ操作監視部Dg とを備える。
【0027】中央制御部Da は、マイクロコンピュータ
を含んで構成され、調光操作器Dの全体を統制する。記
憶部Db は、中央制御部Da のマイクロコンピュータの
ためのプログラムを記憶するとともに、間仕切調光制御
部Aの伝送処理部A10から2本の伝送用バスラインLを
介して送出される各種指令を記憶する。伝送処理部D c
は、間仕切調光制御部Aの伝送処理部A10と他の調光操
作器Dの伝送処理部D c とに2本の伝送用バスラインL
を介して接続し、伝送処理部A10あるいは他の調光操作
器Dの伝送処理部Dc との間で各種データの授受を行
う。
【0028】アドレス設定スイッチ部Dd は、ディップ
スイッチなどで構成され、それぞれの調光操作器D1,
5 を特定するための基準となるところの、スイッチの
オン・オフ組み合わせによる2進化10進数の固有アド
レスを設定する部分である。また、該設定したアドレス
は、中央制御部Da により認識されるとともに表示駆動
部De により7セグメント表示素子からなるアドレス表
示部Iに出力表示される。
【0029】表示駆動部De は、現在選択実行されてい
るシーンを運用者に対し表示するところのシーン選択表
示灯G,Rと、調光操作器D1,…D5 の中のいずれの調
光操作器が有効でありいずれの調光操作器が無効である
かを運用者に対し表示するところの有効指定表示灯H
と、それぞれの調光操作器のアドレス設定スイッチ部D
d により設定した固有アドレスを表示するところのアド
レス表示部Iとを、中央制御部Da からの指示に基づい
て点灯表示する。
【0030】なお、シーン選択表示灯Gとシーン選択表
示灯Rとは1組になっており、シーン選択表示灯Gは緑
色点灯を行い、シーン選択表示灯Rは赤色点灯を行うも
のであり、シーン選択表示灯Gが点灯している場合はシ
ーン選択表示灯Rは消灯し、シーン選択表示灯Gが消灯
している場合はシーン選択表示灯Rは点灯する関係とさ
れ、シーン選択表示灯Rの点灯されているシーン押釦ス
イッチSが現在実行されているシーンであることを示す
ようにされている。
【0031】シーン操作監視部Df は、運用者によるシ
ーン押釦スイッチS1,…S4 の操作を常時監視してお
り、運用者による操作を検出すると、該操作情報を中央
制御部Da に即時に伝達する。フェーダ操作監視部Dg
は、運用者によるフェーダ部F 1,…F4 の操作を常時監
視しており、運用者による操作を検出すると、該操作情
報を中央制御部Da に即時に伝達する。
【0032】上述のように構成される調光制御装置は次
のように運用される。例えば、運用者が、図1に示すよ
うに、一方の間仕切区画領域に調光操作器D1,2,3
を、他方の間仕切区画領域に調光操作器D4,5 をそれ
ぞれ位置させるように、調光操作器D1,…D5 の分散設
置された大部屋1を間仕切2によって二つの領域に区分
し、該区分した一方の間仕切区画領域の調光操作にあっ
ては調光操作器D1, 3 を有効にし、他方の間仕切区画
領域の調光操作にあっては調光操作器D4 のみを有効に
し、一方の間仕切区画領域と他方の間仕切区画領域とを
それぞれ独立に運用する場合、次のように操作する。
【0033】すなわち、運用者は、調光制御装置の電源
を投入後、間仕切選択部Bを操作し間仕切設定テーブル
12に対して、一方の間仕切区画領域に調光操作器D1,
2,3 を位置させるとともに他方の間仕切区画領域に
調光操作器D4,5 を位置させる旨の間仕切設定データ
と、一方の間仕切区画領域においては調光操作器D1,
3 を有効にするとともに他方の間仕切区画領域において
は調光操作器D4 を有効にする旨の調光操作器有効無効
設定データとを入力する。すると、間仕切設定テーブル
12は、この入力された間仕切設定データと調光操作器
有効無効設定データとに基づき、図4に示すような間仕
切設定テーブルを生成し記憶する。但し、調光操作器D
1,…D5 のそれぞれのアドレスは、「1」,…「5」と
されている。
【0034】伝送処理部A10は、図4に示すような間仕
切設定テーブルA12が入力設定されると、該設定された
間仕切設定データと調光操作器有効無効設定データとに
基づいて、2本の伝送用バスラインLを介して、図5に
示すようなフォーマットの伝送データを、それぞれの調
光操作器D1,…D5 に対して同時通報データすなわちブ
ロードキャストデータとして送出する。
【0035】なお、ブロードキャストデータの伝送デー
タフォーマットは、図5に示すように、最初の1バイト
で調光操作器のアドレスを、次の1バイトで設定された
間仕切グループを、最後の1バイトで設定された調光操
作器としての有効無効を、それぞれ表すようにされてい
る。
【0036】調光操作器D1,…D5 は、伝送処理部A10
の送出する図5に示すようなブロードキャストデータを
伝送用バスラインLを介してそれそれの伝送処理部Dc
により受信し、『調光操作器D1 は間仕切グループ
「1」に所属し調光操作器として有効指定され、調光操
作器D2 は間仕切グループ「1」に所属し調光操作器と
して無効指定され、調光操作器D3 は間仕切グループ
「1」に所属し調光操作器として有効指定され、調光操
作器D4 は間仕切グループ「2」に所属し調光操作器と
して有効指定され、調光操作器D5 は間仕切グループ
「2」に所属し調光操作器として無効指定されている』
旨を、すなわち、全調光操作器のアドレスと、全調光操
作器の間仕切グループと、全調光操作器の有効無効設定
とを、それぞれの中央制御部Da を介してそれぞれの記
憶部Db に間仕切記憶テーブルとして記憶する。
【0037】また、調光操作器D1,…D5 のそれぞれの
中央制御部Da は、それぞれの表示駆動部De を以て、
調光操作器D1 にあっては有効指定表示灯Hを点灯する
とともにアドレス表示部Iに「1」を表示し、調光操作
器D2 にあっては有効指定表示灯Hを消灯するとともに
アドレス表示部Iに「2」を表示し、調光操作器D3
あっては有効指定表示灯Hを点灯するとともにアドレス
表示部Iに「3」を表示し、調光操作器D4 にあっては
有効指定表示灯Hを点灯するとともにアドレス表示部I
に「4」を表示し、調光操作器D5 にあっては有効指定
表示灯Hを消灯するとともにアドレス表示部Iに「5」
を表示する。従って、運用者は、壁に設置されいる調光
操作器を見るだけで簡単にいずれの調光操作器が操作可
能であるか否かを認知することができ使い勝手が良い。
【0038】さて、運用者は、調光操作器D3 のシーン
押釦スイッチS2 を選択して押下すると、調光操作器D
3 の中央制御部Da は、シーン操作監視部Df を介して
シーン押釦スイッチS2 の押下を認知し、表示駆動部D
e は、シーン押釦スイッチS 2 に対応するシーン選択表
示灯Gを消灯するとともにシーン押釦スイッチS2 に対
応するシーン選択表示灯Rを点灯する。また同時に、調
光操作器D3 の中央制御部Da は、記憶部Db に格納さ
れている間仕切記憶テーブルを参照して、同一仕切区画
領域で有効とされている調光操作器を検索し(この場合
調光操作器D1)、調光操作器D1 の伝送処理部Dc
間仕切調光制御部Aの伝送処理部A10とに、自己アドレ
ス「3」とシーン押釦スイッチS2 の番号「2」とを伝
送用バスラインLを介して送出する。
【0039】すると、調光操作器D1 は、この調光操作
器D3 の送出するシーン押釦スイッチS2 の番号「2」
を受信し、調光操作器D1 のシーン押釦スイッチS2
対応するシーン選択表示灯Gを消灯するとともにシーン
押釦スイッチS2 に対応するシーン選択表示灯Rを点灯
する。一方、間仕切調光制御部Aは、前記調光操作器D
3 の送出する自己アドレス「3」とシーン押釦スイッチ
2 の番号「2」とを受信し、該受信したデータに基づ
いた調光レベルデータを調光レベルテーブルA 11に書き
込む。
【0040】そして、調光レベル出力部A13は、間仕切
設定テーブルA12に格納された間仕切設定データと調光
操作器有効無効設定データとを参照し、調光操作器D1,
…D 5 と照明負荷グループG1,…Gn との関係を把握し
ながら、調光レベルテーブルA11からの調光データの読
み出す格納アドレスを逐次決定し、該決定した格納アド
レスから調光レベルデータを逐次読み出し、該読み出し
た調光レベルデータを調光レベル信号に変換して調光ユ
ニット制御インタフェースA4 に逐次通知する。調光ユ
ニット制御インタフェースA4 は、調光レベル出力部A
13から通知される調光レベル信号に基づいて、サイリス
タなどの電力制御素子のゲート信号を生成し、該生成し
たゲート信号を調光ユニット部Cへ出力する。
【0041】また、運用者が、調光操作器D3 のフェー
ダ部F1 の調光レベルを、「レベル64」から「レベル
230」に変更した場合、調光操作器D3 は、自己の記
憶部Db に形成されている調光状態テーブルのフェーダ
部F1 の部分の調光レベルを「レベル64」から「レベ
ル230」に更新するとともに、記憶部Db に格納され
ている間仕切記憶テーブルを参照して、同一仕切区画領
域で有効とされている調光操作器を検索し(この場合調
光操作器D1 )、調光操作器D1 の伝送処理部Dc と間
仕切調光制御部Aの伝送処理部A10とに、自己アドレス
「3」とフェーダ部F1 の調光レベルデータ「レベル2
30」とを伝送用バスラインLを介して送出する。
【0042】すると、調光操作器D1 は、この調光操作
器D3 の送出するフェーダ部F1 の調光レベルデータ
「レベル230」を受信し、調光操作器D1 の記憶部D
b に形成されている調光状態テーブルのフェーダ部F1
の部分の調光レベルを「レベル230」に更新する。一
方、間仕切調光制御部Aは、前記調光操作器D3 の送出
する自己アドレス「3」とフェーダ部F1 の調光レベル
データ「レベル230」とを受信し、該受信したデータ
に基づいた調光レベルデータを調光レベルテーブルA11
に書き込む。
【0043】そして、調光レベル出力部A13は、間仕切
設定テーブルA12に格納された間仕切設定データと調光
操作器有効無効設定データとを参照し、調光操作器D1,
…D 5 と照明負荷グループG1,…Gn との関係を把握し
ながら、調光レベルテーブルA11からの調光データの読
み出す格納アドレスを逐次決定し、該決定した格納アド
レスから調光レベルデータを逐次読み出し、該読み出し
た調光レベルデータを調光レベル信号に変換して調光ユ
ニット制御インタフェースA4 に逐次通知する。調光ユ
ニット制御インタフェースA4 は、調光レベル出力部A
13から通知される調光レベル信号に基づいて、サイリス
タなどの電力制御素子のゲート信号を生成し、該生成し
たゲート信号を調光ユニット部Cへ出力する。
【0044】つまり、間仕切り方の変更や操作可能な調
光操作器を変更する場合には、間仕切選択部Bから、間
仕切り方を指示する間仕切設定データと、いずれの調光
操作器を有効にするかを指定する調光操作器有効無効設
定データとを入力し、間仕切設定データと調光操作器有
効無効設定データとを間仕切設定テーブルA12に記憶さ
せるとともに、該間仕切設定データと調光操作器有効無
効設定データとをブロードキャスト送信し、各調光操作
器D1,…D5 の記憶部Db に形成されている間仕切記憶
テーブルの間仕切設定データと調光操作器有効無効設定
データとを書き替え更新するだけで良く、簡単に間仕切
り方の変更や操作可能な調光操作器の変更を行うことが
できる。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、従来のゾ
ロ引き配線とは異なり、調光操作器相互間および調光操
作器と間仕切調光制御部との間を伝送用バスラインによ
り接続するだけでよいので、配線工事が簡単でレイアウ
ト変更工事や増設工事を簡単に行い得るとともに、それ
ぞれの調光操作器に間仕切記憶テーブルを形成して間仕
切設定データと調光操作器有効無効設定データとを保有
するようにし、フェーダ部の操作による調光レベルの変
更やシーン押釦スイッチによるシーン指定があった場
合、該調光レベルの変更やシーン指定を同一間仕切区画
領域の有効な調光操作器に通知し、同一間仕切区画領域
の有効な調光操作器相互間で常に状態の一致が図られる
ので、使い勝手の良い優れた調光制御装置を提供できる
という効果を奏する。
【0046】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の効果に加えて、自己が操作有効の調光操作器として
設定されている場合にはその旨の表示を行うことがで
き、いずれの調光操作器が操作可能であるのかが一目で
わかるので、更に使い勝手の良い優れた調光制御装置を
提供できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態の調光制御装置を示
すシステムブロック図である。
【図2】上記調光制御装置の調光操作器の要部外観を示
す正面図である。
【図3】上記調光制御装置の調光操作器を示すブロック
図である。
【図4】上記調光制御装置の間仕切設定テーブルを説明
するイメージ図である。
【図5】上記調光制御装置の間仕切調光制御部から各調
光操作器に送出される伝送データフォーマットを示す説
明図である。
【図6】従来の調光制御装置を示すシステムブロック図
である。
【図7】従来の調光制御装置の調光操作器の要部外観を
示す正面図である。
【符号の説明】
1 部屋 2 間仕切 A 間仕切調光制御部 A10 間仕切設定データ通知手段 A12 間仕切設定テーブル B 間仕切選択部 C 調光ユニット部 Da 調光状態データ更新手段 Db 間仕切記憶テーブル(調光状態テーブル) Dn 調光操作器(但しnは1,2,…5の整数) Gn 照明負荷(但しnは1,2,…nの整数) H 有効指定表示手段 L 伝送用バスライン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明負荷の電力制御を行う調光ユニット
    部と、部屋の要所要所に分散配設されて照明負荷の電力
    制御のための操作データを送出する複数の調光操作器
    と、部屋の間仕切り方を指定する間仕切選択部と、間仕
    切選択部からの間仕切り方の指定に応じて各々の間仕切
    区画領域毎に独立した調光を可能とする間仕切調光制御
    部とを備える調光制御装置であって、調光操作器相互間
    および調光操作器と間仕切調光制御部との間は伝送用バ
    スラインで接続され、間仕切調光制御部は、間仕切選択
    部から入力される間仕切設定データを記憶する間仕切設
    定テーブルと、間仕切設定データを全調光操作器に通知
    する間仕切設定データ通知手段とを備え、調光操作器
    は、間仕切設定データ通知手段から通知される間仕切設
    定データを格納する間仕切記憶テーブルと、自己の調光
    状態データを格納する調光状態テーブルと、操作される
    と自己の調光状態データを更新するとともに同一間仕切
    区画領域に存在する他の調光操作器の調光状態データを
    も更新する調光状態データ更新手段とを備えることを特
    徴とする調光制御装置。
  2. 【請求項2】 前記各々の調光操作器に、現在操作可能
    な調光操作器に設定されている旨を示す有効指定表示手
    段を付加したことを特徴とする請求項1記載の調光制御
    装置。
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