JP2001167891A - 調光システム - Google Patents

調光システム

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JP2001167891A
JP2001167891A JP2000024268A JP2000024268A JP2001167891A JP 2001167891 A JP2001167891 A JP 2001167891A JP 2000024268 A JP2000024268 A JP 2000024268A JP 2000024268 A JP2000024268 A JP 2000024268A JP 2001167891 A JP2001167891 A JP 2001167891A
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dimming
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Tsuguki Kondou
世樹 近藤
Yukio Ishida
幸男 石田
Masayuki Morita
正之 森田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 居室空間を演出する照明シーン毎の調光制御
において、照明負荷を点灯/調光制御入力操作器の照明
状態表示部の発光により、暗転状態の照明シーンを阻害
したり、外部システムからの要求照明シーンに速やかに
対応できない課題があった。 【解決手段】 複数のチャンネル毎の照明負荷を点灯制
御する調光手段12と、前記調光手段を駆動制御する調
光制御手段13と、調光制御手段に対して操作入力と照
明シーンデータ入力の入力部とその入力部から入力によ
り調光制御手段から調光手段を駆動制御すると共に、各
チャンネル毎の照明負荷の調光レベルや点灯状態を表示
する表示部とを有した調光操作手段15と、前記調光操
作手段の表示部に表示される照明シーンの調光レベルや
点灯状態表示の明度を、照明シーンに応じて減光及び昇
光制御する表示部明度制御手段とからなる調光システ
ム、さらに、この調光システムと外部システムとを照明
シーンを示す接点を介してシーン状態を授受可能とする
調光システム。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明器具の点灯調
光制御に関し、特に宴会や会議を行う居室における照明
の調光システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、宴会や会議等を行う居室では、そ
の居室で行われる宴会会議内容と進行状態に応じて、居
室内の照明を変化させている。例えば、居室の照明のあ
る部分は点灯させて、他の部分は消灯または減光した
り、居室全体の照明を暗くした状態から特定の部分から
次の部分へと時間差を設けて照明を少しづつ明るくする
などの宴会会議の進行に応じた居室空間の照明シーンを
生成して、宴会会議の演出効果を高めている。
【0003】このような居室空間の照明調光制御は、居
室内に配置された複数の照明器具を複数のグループに分
け、そのグループ毎の照明負荷を点灯/消灯及び調光制
御する調光器と、この調光器に対して、前記グループ毎
の照明負荷への点灯/消灯及び調光制御信号を供給する
調光制御器と、この調光制御器に対して、点灯/消灯及
び調光指示等の再生入力を与えると共に、前記調光制御
器からの制御の基で前記調光器によって点灯制御されて
いる前記グループ毎の照明負荷の点灯状態を表示する操
作器とからなっている。
【0004】前記調光制御器は、マイクロコンピュータ
(以下、CPUという)とメモリを備えており、前記調
光器で点灯制御する照明負荷のグループ毎の点灯/消灯
及び調光レベル等の調光データと、前記照明負荷のグル
ープの組み合わせを示すグループデータ、及びそれら調
光データとグループデータとを組み合わせた照明シーン
データ等が事前に設定されている。
【0005】この調光制御器に対して、前記操作器から
居室内の開催内容の進行に応じて、事前設定されている
照明シーンデータの再生指定入力すると、調光制御器
は、その指定照明シーンデータを読み出し、調光器への
駆動制御信号を生成して供給する。調光器は、調光制御
器からの駆動制御信号の基で、所定のグループの照明負
荷の点灯と調光制御を行う。
【0006】なお、前記調光制御器に設定されている照
明シーンデータと時間とを組み合わせたタイムスケジュ
ールデータを設定することで、自動的に時間の進行と共
に、居室内の空間照明シーンを変化させることもでき
る。
【0007】前記操作器は、居室内の照明負荷の点灯状
態監視と点灯再生入力機能を有するために、居室内の特
定の場所に設置されており、一般には、居室内の壁面や
演台等に設置されている。また、この操作器の照明負荷
の点灯状態監視機能は、前記照明負荷のグループ毎の調
光レベルをLED等の表示素子を用いて、数字や棒グラ
ム形式で表示しており、さらに、再生照明シーン指示入
力状態を示すためのネオン管や発光ダイオード等の表示
管が用いられている。
【0008】また、前記宴会や会議等を行う居室は、隣
接して複数の居室が配置されており、各隣接する居室間
を仕切る壁面を可動式にして、その壁面の設置と収納除
去により、少人数から多人数が収納できる居室へと変更
可能となっている。このような可動壁面を有する個々の
居室毎に前述した照明調光制御が行われると共に、壁面
を除去して複数の居室を用いて大きな居室とした際に
も、前述した照明調光制御が行われるようになってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来、居室内の空間を
演出する照明シーンの照明調光制御は、前述したよう
に、複数の照明負荷を複数のグループに区分けし、それ
らグループ毎の照明負荷の点灯/消灯と調光レベル設定
された照明シーンデータを有する調光制御器からの照明
シーン毎の点灯制御信号の基で、前記照明負荷を点灯/
消灯及び調光制御する調光器を介して、照明負荷の点灯
制御を行っている。この調光制御器には、照明シーンの
再生指示入力と照明シーン毎の照明負荷のグループの点
灯状態を表示する操作器が接続され、この操作器は居室
の特定の箇所に設置されている。
【0010】前記操作器からの照明シーンの再生指示入
力により、前記調光制御器に有する照明シーンデータの
基で、前記調光器を駆動制御して、その照明シーンに応
じた照明負荷の点灯や調光レベルの設定を行っている。
【0011】前記操作器は、居室内の特定の場所からの
操作が可能なように、壁面、または演台に設置されてお
り、居室内の照明シーンが暗転状態となると、操作器の
点灯監視機能のLED等の表示素子と再生照明シーンを
示す表示管の光が暗転照明シーンを阻害する課題があっ
た。
【0012】また、居室が隣接して複数配置され、それ
ら隣接する居室個々の間は可動壁面で仕切られており、
その壁面を取り除いて複数の居室を連結して、多人数収
納可能な居室とした際に、各個別の居室用の調光制御器
に、それら複数の居室のいずれかに設置されている単一
の特定の操作器に接続して、特定の操作器から連結され
た複数の居室全体の照明シーンの再生制御が可能とする
ために、各個別の居室に設置されている調光制御器を特
定の居室の操作器に接続変更したり、または調光器の接
続を変更する必要がある。
【0013】このため、操作器と調光制御器との接続変
更と、接続変更後の居室全体の照明シーンの設定や確認
に多くの時間が掛かり、居室の照明設定が煩雑となる課
題があった。
【0014】さらに、オーバーヘッドプロジェクタ(O
HP)、テレビプロジェクタ等のプレゼンテーション用
の映像機器を使用する際に、それら映像機器を使用する
ための最適照明シーンを生成する必要がある。この映像
機器の使用する都度、前記操作器を操作して、最適照明
シーンを生成しており、照明シーンの再生操作が煩雑と
なる課題があった。
【0015】さらにまた、前記居室の照明操作を居室外
からの操作によって、照明シーンの生成ができることも
望まれている。
【0016】本発明は、居室の空間照明を複数の照明シ
ーンで演出する際に、照明シーンが暗転時に、照明負荷
を再生操作する操作器に設けられた照明負荷グループの
点灯制御状態を表示する表示部のLED素子、ネオン管
及び発光ダイオード等の発光素子の発する光が、照明シ
ーンを阻害しないようにすると共に、個々の居室間を仕
切る壁面を取り除いて、複数の居室を連結して多人数収
納居室とした際に、単一の特定場所に設置された操作器
により、その多人数収納居室全体の照明シーンの再生指
示と、照明負荷の点灯状態を監視可能とする操作器と調
光制御器の接続及び照明シーンデータの設定作業の短縮
化を図り、さらに、照明機器以外の居室で使用される他
のシステムとの連動操作や、居室外からの照明の駆動制
御を可能とすることを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の調光シ
ステムは、複数の照明負荷を複数のチャンネルに区分し
て、そのチャンネル毎の照明負荷を点灯制御する調光手
段と;前記チャンネル毎の照明負荷を点灯制御する照明
シーンデータを有し、その照明シーンデータを基に前記
調光手段を駆動制御する調光制御手段と;前記照明シー
ンの操作入力と照明シーンデータの入力を前記調光制御
手段に対して行う操作入力部と、その操作入力部から操
作入力により前記調光制御手段の駆動制御の基で前記調
光手段を介して点灯制御される照明シーンの各チャンネ
ル毎の照明負荷の調光レベルや点灯状態を表示する表示
部とを有した調光操作手段と;前記調光操作手段の表示
部に表示される照明シーンの各チャンネルの調光レベル
や点灯状態表示の明度を、照明シーンに応じて減光及び
昇光制御する表示部明度制御手段と;を具備したことを
特徴とする。
【0018】本発明とこれ以降の発明に用いる用語とそ
の技術的意味は次の通りである。
【0019】本発明の調光手段とは、各照明負荷に対す
る点灯電力の供給オン/オフと、各照明負荷への点灯電
力量を制御して照明負荷の発光を調光する機能を有する
ものである。
【0020】また、この調光手段は、居室内に設置され
た各種照明負荷、例えば、蛍光灯照明器具、スポット照
明器具、スポット移動照明器具等で、かつそれら各種照
明器具が居室内の複数の場所に配置されている照明負荷
を照明器具の種類と設置場所等によってグルーピングし
たチャンネルを設定し、このチャンネル単位の照明負荷
に対して、点灯電力の供給オン/オフと点灯電力量制御
による調光等の点灯制御を行う照明負荷のチャンネル毎
の調光器を複数集合させたものである。なお、前記チャ
ンネルに区分される照明器具は、単数または複数であっ
ても良く、また調光器も単数または複数の照明器具を点
灯制御しても良い。
【0021】調光制御手段は、前記調光手段に対して、
照明負荷への点灯電力供給のオン/オフ制御と調光制御
等の点灯制御信号を供給するもので、前記照明負荷のチ
ャンネル毎の点灯/消灯と調光レベル及び各チャンネル
の組み合わせ等からなる居室の空間を照明で演出する複
数の照明シーンを事前生成し、その照明シーン毎のデー
タを保有している。その照明シーンデータの基で、前記
調光手段に対して、照明負荷のチャンネル毎に点灯制御
信号を供給するものである。
【0022】前記照明シーンデータには、各照明負荷の
チャンネル毎の点灯/消灯と調光レベルデータ及びチャ
ンネル組み合わせ等の照明シーン以外に、各照明シーン
の開始から所定の照明シーンに達成するまでのフェード
時間や、各照明シーン状態を維持する時間である再生時
間等のデータも生成保有している。
【0023】この調光制御手段は、少なくともCPUと
メモリから構成されており、前記照明シーンデータは前
記メモリに記憶されており、CPUは、メモリからの所
望の照明シーンデータを読み出し、その照明シーンデー
タの基で、前記調光手段を駆動制御する制御信号を生成
供給するものである。またメモリはCPUに内蔵された
メモリ、またはCPUに外部接続された外部メモリのい
ずれでも良く、不揮発性で書換可能なメモリである。
【0024】調光操作手段は、前記調光制御手段に接続
されて、前記CPUに対して、前記照明シーン毎の照明
負荷点灯操作入力を行うと共に、その入力した照明シー
ンにおける照明負荷のチャンネル毎の点灯動作状態を表
示するものである。また、前記調光制御手段に記憶され
ている各照明シーンデータの訂正が可能なようになって
いる。前記操作入力としては、照明シーンを選択するス
イッチと、その照明シーン毎に照明負荷のチャンネル毎
の点灯条件を表示する表示部と、その各チャンネルの点
灯条件を変更するスイッチとを有している。
【0025】また、この調光操作手段の表示部は、前記
照明負荷のチャンネルの調光レベルを示すための数字や
棒状の長さで示すLED等からなる表示素子が用いられ
ている。前記調光レベルと、照明負荷の最大発光量を1
00とした際に、その最大発光量に対しての発光率を示
すもので、数字表示で示す場合には、その発光率の2桁
目の数字で示し、棒状表示で示す際には、棒状の長さで
示している。さらに、前記照明シーンの操作開始からそ
の照明シーン状態に到達するフェード時間も、設定され
たフェード時間から経過時間を減算表示するように文字
や棒状でLED素子など表示されている。
【0026】また、調光操作手段の照明シーンを選択す
るスイッチには、選択された照明シーンが表示されるよ
うにネオン管や発光ダイオード等の表示管を用いてい
る。
【0027】このような調光操作手段は、居室内の特定
の壁面や演題等に設置され、特定の箇所から集中して前
記調光制御手段を介して前記調光手段が制御可能となっ
ている。
【0028】さらに、前記調光操作手段の照明シーン選
択スイッチからの操作入力で、前記調光制御手段からの
前記調光手段への点灯制御信号に応じて、調光操作手段
の表示部の表示明度を減光及び消灯する表示明度制御手
段を有している。この表示明度制御手段は、居室内を暗
転としたり、または調光操作手段の設置場所が暗転とな
る照明シーンの際に、この調光操作手段の表示部からの
光が照明シーンを阻害するために、前記調光制御手段か
ら調光操作手段に伝送される照明負荷のチャンネルの点
灯状態情報、または操作器からの昇光操作を基に、前記
表示明度制御手段で表示部の各表示素子の発光を減光ま
たは昇光制御するものである。
【0029】または、調光操作手段の表示部の近傍に表
示部の減光及び昇光の切換スイッチを設けて、手動で居
室の照明シーンに応じて表示部の減光及び昇光の切換を
行うことも可能である。
【0030】さらにまた、前記調光操作手段は、照明負
荷のチャンネル毎の点灯条件を変更可能とするスイッチ
(以下、点灯条件変更スイッチという)を有している。
この点灯条件変更スイッチは、前記照明シーン選択スイ
ッチにより選択指定した照明シーンで照明負荷のチャン
ネルが点灯制御されている状態で、調光操作手段に設け
たモード選択スイッチで調光レベル変更モード又は設定
モードを選択し、かつ、各チャンネル毎の点灯状態を示
している表示部の表示とそのチャンネルの調光レベル変
更用のスイッチを操作させて、調光レベル変更を行うと
共に、その新たに設定された調光レベルに前記照明シー
ンデータを書き換えることが調光操作手段からの操作で
前記調光制御手段のメモリを書き換え制御することで、
居室の使用内容に応じた照明シーンの設定も可能とな
る。
【0031】本発明により、居室の使用内容に応じた照
明シーンが演出でき、かつ、その照明シーンに応じて調
光操作手段の表示部の明度調整が可能となり、調光操作
手段より照明シーンを阻害することもなく、演出効果の
高い照明シーンを提供できる。
【0032】請求項2の発明の調光システムは、請求項
1の調光システムにおいて、前記調光操作手段の表示部
は、前記調光制御手段からの照明シーン毎のチャンネル
毎の調光レベルや点灯状態表示と、各照明シーン間のフ
ェード時間表示とを兼用したことを特徴とする。
【0033】前記調光操作手段の表示部の各照明シーン
毎の各照明負荷チャンネルの点灯条件である調光レベル
表示と共に、その照明シーンの開始からその照明シーン
の条件の照明状態となるフェード時間の表示を兼用する
もので、特に、照明シーンの各照明負荷のチャンネルの
点灯条件である調光レベルを変更すると共に、フェード
時間を変更する際に有益である。
【0034】請求項3の発明の調光システムは、請求項
1記載の調光システムにおいて、複数の居室毎の複数の
照明負荷を複数のチャンネルに区分して、その複数の居
室毎に前記調光手段と前記調光制御手段及び前記調光操
作手段を個別に設けると共に、前記調光制御手段個々に
前記居室個別の照明シーンデータと前記調光制御手段の
内、特定の調光制御手段に複数の居室を一括照明制御す
る照明シーンデータを有し、かつ、前記調光制御手段に
対して、前記個別照明制御と一括照明制御を選択指示す
る選択手段を設け、この選択手段で一括照明制御を選択
した際に、前記特定の調光制御手段の一括照明シーンデ
ータを用いて、前記調光操作手段の内、特定の調光操作
手段で前記複数の居室のチャンネル毎の照明負荷を点灯
制御することを特徴とする。
【0035】この発明は、隣接する個別の居室を仕切る
壁面を可動移動させて、多人数収納居室とする際に、単
一の調光操作手段で一括して、照明シーンを制御する際
に、各個別居室に設けられた調光制御手段と、単一の調
光操作手段の接続変更と、その多人数収納居室の照明シ
ーンの設定を容易に行えるようにしたもので、個別照明
制御は、各個別の居室に設けられた個別の調光手段と調
光制御手段及び調光操作手段からなり、特定の前記調光
制御手段には、個別と一括の照明シーンデータを保有さ
せると共に、それら各個別居室の調光制御手段には、個
別照明制御と一括照明制御のモードを選択する選択手段
を設ける。また、前記個別居室毎の調光制御手段は、あ
る個別居室の調光操作手段との接続切り替えを行い、そ
の特定の調光操作手段より、各個別居室の調光制御手段
に点灯操作指示入力と、点灯条件である調光レベルの調
整も可能とした。
【0036】なお、前記個別居室の調光制御手段と特定
の居室の調光操作手段との接続は、前記各調光制御手段
と特定調光操作手段とを信号伝送線で直接接続して、特
定調光操作手段から個別居室の調光制御手段毎に識別信
号を付して伝送したり、あるいは、特定の個別居室の調
光制御手段で、特定調光操作手段からの点灯操作入力信
号のデータを分析して、その分析結果の基で、該当個別
居室の調光制御手段にデータを供給して、点灯制御させ
ることも可能である。
【0037】請求項4の発明の調光システムは、請求項
1の調光システムにおいて、前記特定の調光制御手段に
設けた一括照明シーンデータを他の調光制御手段に分散
保持させ、前記特定調光操作手段から前記各調光制御手
段に設けた一括照明シーンデータを基に照明負荷を点灯
制御することを特徴とする。
【0038】一括照明制御の際の一括照明シーンデータ
は、特定の調光操作手段と特定の調光制御手段で生成す
るが、その生成された一括照明シーンデータを他の調光
制御手段に分散記憶させることにより、前記調光制御手
段のデータ記憶メモリの記憶容量の縮減が可能なる。
【0039】請求項5の発明の調光システムは、請求項
1の調光システムにおいて、前記調光制御手段及び前記
調光操作手段との相互間で授受される各種制御信号の伝
送は、前記調光制御手段及び前記調光操作手段との間に
設けられた駆動電力用の供給線路を用いたことを特徴と
する。
【0040】前記調光制御手段と前記調光操作手段との
間の各種信号やデータの授受には、信号伝送線を介して
行うが、一方、各種の調光システムのコスト低減等のた
めに、各手段の構成部品や機能の削減が望ましい、この
ため、前記調光操作手段の駆動電力は、前記調光制御手
段内に設けられた電源回路から、所定の駆動電力の供給
を受けることで、電源回路の削減を図っている。この調
光制御手段の電源回路と接続された調光操作手段の電源
供給線路を用いて前記点灯制御用の信号やデータ伝送を
行うことで、信号伝送線の削減を図るものである。
【0041】この電力供給線路を用いて、信号やデータ
伝送は、周知の信号伝送方法を用いることで実現でき
る。
【0042】請求項6の発明の調光システムは、請求項
3の調光システムにおいて、前記選択手段で一括照明制
御を選択し、前記特定調光制御手段に設けた一括照明シ
ーンデータを基に、前記特定調光操作手段で複数の居室
のチャンネル毎の照明負荷を点灯制御する際に、前記特
定調光操作手段以外の複数の調光操作手段からの照明シ
ーン入力を不許可とすることを特徴とする。
【0043】一括照明制御の際に特定された調光操作手
段以外の調光操作手段から照明シーン入力がなされる
と、その他の調光操作手段に接続された調光制御手段か
ら誤動作する恐れがある。この誤動作を防止するため
に、特定調光制御手段から他の調光制御手段を入力不許
可モードに設定して、前記誤動作を回避可能とする。
【0044】請求項7の発明の調光システムは、請求項
1の調光システムにおいて、複数の居室毎に設けられた
前記調光制御手段の個別照明制御と一括照明制御の照明
シーンデータは、前記調光制御手段と対の前記調光操作
手段から前記照明シーンデータが書き換え可能であると
共に、前記調光操作手段から前記調光制御手段に対して
照明シーンデータ書換禁止モードが設定でき、その書換
禁止モードが解除されない限り照明シーンデータの書換
を不能としたことを特徴とする。
【0045】一括照明制御の際に特定された調光操作手
段以外の調光操作手段から照明シーン入力がなされる
と、その他の調光操作手段に接続された調光制御手段か
ら誤動作する恐れがある。この誤動作を防止するため
に、特定調光制御手段から他の調光制御手段を介して、
他の調光操作手段からの入力不許可モードに設定して、
前記誤動作を回避可能とする。
【0046】請求項8の発明の調光システムは、請求項
7の調光システムにおいて、前記調光制御手段に設定す
る照明シーンデータ書換禁止または照明シーンデータ書
換禁止解除は、前記調光操作手段の特定の複数スイッチ
を操作する隠しスイッチ手順を有することを特徴とす
る。
【0047】各居室内に設置されている調光操作手段か
らは、調光制御手段に記憶されている照明シーンデータ
の変更修正が可能である。しかし、この記憶されている
照明シーンデータが不用意に変更修正されると、その修
復に多くの時間を要する。このため、前記調光操作手段
に設けた照明シーン選択スイッチや照明負荷のチャンネ
ル毎の調光を調整設定するスイッチ等の複数のスイッチ
を用いて、照明シーンデータ書換禁止または書換モード
の設定を行うものである。
【0048】この書換禁止または書換モードの設定は、
前記スイッチのある隠し操作手順によって行うものであ
る。これにより、不用意な照明シーンデータの書換が防
止可能となった。
【0049】請求項9の発明の調光システムは、請求項
1の調光システムにおいて、複数の居室に設けた前記調
光操作手段個々に設けたリモートコントロール信号受信
手段とこのリモートコントロール信号受信手段と対のリ
モートコントロール信号発信手段とを有し、前記選択手
段で、個別照明制御を選択した際には、各個別のリモー
トコントロール信号発信手段から入力発信されたリモー
トコントロール信号を前記個別のリモートコントロール
信号受信手段で受信し、その受信した照明シーン入力に
より前記調光制御手段の個別照明シーンデータを用い
て、前記複数の居室毎に照明負荷の点灯制御すると共
に、前記選択手段で一括照明制御を選択した際には、特
定の前記リモートコントロール信号発信手段から入力発
信された照明シーンリモートコントロール信号を特定の
前記リモートコントロール信号受信手段で受信し、その
受信した照明シーン入力により特定の前記調光制御手段
の一括照明シーンデータを用いて、前記複数の居室の照
明負荷を点灯制御することを特徴とする。
【0050】リモートコントロール信号とは、赤外線ま
たは無線等で識別信号を伝送するもので、リモートコン
トロール信号発信手段から各種照明シーンに応じた識別
信号を発信するもので、リモートコントロール信号受信
手段は受信したリモートコントロール信号から照明シー
ン識別して、調光制御手段に対して入力照明シーンを伝
送するものである。
【0051】これにより、居室内の調光操作手段から離
れた位置からの照明シーンの再生が可能なる。
【0052】請求項10の発明の調光システムは、請求
項7調光システムにおいて、前記調光操作手段個々に設
けたリモートコントロール信号受信手段とこのリモート
コントロール信号受信手段と対のリモートコントロール
信号発信手段とを有し、前記選択手段で一括照明制御選
択した際に、特定の調光操作手段に設けたリモートコン
トロール信号受信手段をリモートコントロール信号受信
許可に設定し、他の調光操作手段に設けたリモートコン
トロール信号受信手段は、リモートコントロール信号受
信不許可とすることを特徴とする。
【0053】一括照明制御モードでリモートコントロー
ルによる照明シーンの再生において、リモートコントロ
ール信号を受信するのは、特定の調光操作手段に設けた
リモートコントロール信号受信手段のみであることが望
ましく、他の調光操作手段のリモートコントロール信号
受信手段が受信すると誤動作となる。このため、一括制
御が選択された際に、前記特定の調光制御手段より、他
の調光操作手段に対してリモートコントロール信号の受
信不許可または照明シーン入力の不許可モードに設定す
る。
【0054】これにより、一括制御時の他の調光操作手
段により誤作動が解消可能となる。
【0055】請求項11の発明の調光システムは、請求
項1の調光システムにおいて、前記調光制御手段には、
この調光制御手段に設けた複数の照明シーンデータに対
応した複数の接点を有する照明シーン出力接点手段と照
明シーン入力接点手段を有し、この複数の照明シーン出
力と入力接点手段に外部システムを接続すると共に、前
記調光制御手段から照明シーン出力接点手段を介して、
前記外部システムに現時点の照明シーンを伝送し、前記
外部システムから前記照明シーン入力接点手段を介し
て、前記調光制御手段に外部システムが要求する照明シ
ーンを伝送し、前記外部システムから前記調光制御手段
に設けた照明シーンデータを用いて、居室の照明負荷の
点灯制御することを特徴とする。
【0056】接点手段とは、複数の照明シーンに対応し
た接点を有するもので、外部システムに対して、本発明
の調光システムで点灯制御している照明シーン毎の状態
が出力される出力手段と、外部システムから要求される
照明シーン毎に入力される入力手段を有している。
【0057】この接点手段は、リレー接点やオープンコ
レクタ型トランジスタスイッチ等のスイッチ素子を用い
ることで実現可能となる。
【0058】また、外部システムは、映像機器システム
や中央監視システム及び施錠システム等がある。中央監
視システムと本発明の調光システムの連動駆動は、居室
毎の照明シーン状態を中央監視システムに出力し、中央
監視システムからは、照明負荷の一括制御または個別制
御の入力と、あるいは全消灯制御入力を有している。
【0059】これにより、外部システムの要求する照明
シーン速やかに対応可能となり、かつ、中央監視システ
ムからの一括・個別制御の切換と、居室使用後または施
錠後の居室内の照明負荷の不要な点灯を外部システムで
全消灯可能となる。
【0060】請求項12の発明の調光システムは、請求
項1の調光システムにおいて、複数の居室個々に設けら
れた照明負荷の点灯/消灯制御するオン/オフ制御端末
と、このオン/オフ制御端末を駆動制御する制御信号を
生成する中央監視手段と、この中央監視手段に対して、
前記オン/オフ制御端末の駆動制御指示及び駆動制御状
態を表示する監視端末とからなる照明負荷監視システム
と、この照明負荷監視システムのオン/オフ制御端末と
前記調光制御手段に設けた複数の照明シーンデータに対
応した複数の接点を有する照明シーン出力接点手段と照
明シーン入力接点手段とを接続すると共に、前記調光制
御手段から照明シーン出力接点手段を介して、前記中央
監視システムに現時点の照明シーンを伝送し、前記中央
監視システムから前記照明シーン入力接点手段を介し
て、前記調光制御手段に中央監視システムが要求する照
明シーンを伝送し、前記中央監視システムから前記調光
制御手段に設けた照明シーンデータを用いて、居室の照
明負荷の点灯制御することを特徴とする。
【0061】照明負荷監視システムとは、複数の照明負
荷を点灯/消灯制御するオン/オフ制御端末と、このオ
ン/オフ制御端末に対して点灯/消灯制御信号を供給す
る中央監視手段と、前記照明負荷の点灯/消灯制御指示
入力と照明負荷の現時点の制御状態を表示する監視端末
とから構成されている。
【0062】前記監視末からの指示入力により、中央監
視手段に内蔵され照明負荷の点灯/消灯制御データの基
で、前記オン/オフ制御端末を駆動制御して照明負荷の
点灯/消灯させるとともに、照明負荷の制御状態を監視
端末に表示する。
【0063】前記監視端末と前記調光システムの接点I
/Oとの間を、照明シーン毎の接点を介して接続するこ
とで、調光システムによる照明シーンが照明監視システ
ムで把握でき、かつ、照明監視システムから調光システ
ムを制御可能となる。
【0064】また、調光システムと照明監視システム
は、調光制御手段と監視端末とを接点I/Oを介して接
続できるために、伝送信号線の敷設が安易となる。
【0065】請求項13の発明の調光システムは、請求
項1の調光システムにおいて、複数の居室個々に前記調
光手段及び前記調光操作手段を設け、この前記調光手段
と前記調光操作手段に対応する個別の居室の照明負荷を
点灯制御する照明シーンデータを有する単一の調光制御
手段と、この単一の調光制御手段に有する前記居室個々
の調光手段と調光操作手段に対応する照明シーンデータ
をグルーピングして収納記憶することを特徴とする。
【0066】複数の居室毎に対応する調光制御手段は、
照明シーンデータを記憶するメモリ容量に余裕がある場
合、または照明シーンデータが少ない場合は、居室毎に
調光制御手段を設ける必要はなく、単一の調光制御手段
に複数の居室の照明シーンデータを記憶させることによ
り、調光制御手段の削減を実現するものである。
【0067】この場合に、各居室に設置された各調光操
作手段または調光手段に対応したアドレス番号や識別符
号を付して、前記単一の調光制御手段に記憶することで
各居室の照明シーンの再生が可能となる。
【0068】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
調光システムの一実施の形態を示すブロック図である。
【0069】調光盤11は、各個別居室の部屋A〜Dの
照明負荷を点灯/消灯及び調光制御する複数の調光器1
2a〜12dが配置されると共に、それら調光器12a
〜12dにはそれぞれ制御CPU13a〜13dが接続
されている。この制御CPU13a〜13dの相互もデ
ータ授受が可能なように接続されており、前記制御CP
U13aには、分割制御14aと一括制御14bの選択
器14が接続されている。前記制御CPU13a〜13
dは、各部屋A〜Dにそれぞれ設けられた調光操作用の
仕込再生操作器15a〜15dが接続されている。前記
調光盤11の各調光器12a〜12dは、部屋A〜Dに
設けられた複数の照明負荷16a〜16dが接続されて
いる。部屋Aの照明負荷16aは負荷1〜16からな
り、前記調光器12aで点灯制御され、部屋Bの照明負
荷16bは負荷17〜32からなり前記調光器12bで
点灯制御され、部屋Cの照明負荷16Cは負荷33〜4
8からなり前記調光器12cで点灯制御され、部屋Dの
照明負荷16dは負荷49〜64からなり前記調光器1
2dで点灯制御されるようになっている。
【0070】また、前記制御CPU13aは調光器12
a、制御CPU13bは調光器12b、制御CPU13
cは調光器12c、及び制御CPU13dは調光器12
dに対して、照明負荷点灯及び調光制御信号を供給され
るようになっている。さらに、前記制御CPU13aは
仕込再生操作器15a、制御CPU13bは仕込再生操
作器15b、制御CPU13cは仕込再生操作器15
c、制御CPU13dは仕込再生操作器15dとの間で
前記選択器14の分割制御14aが選択された際に、デ
ータの授受が行われ、前記選択器14の一括制御14b
が選択されると、前記制御CPU13aが親制御CPU
となり、仕込再生操作器15aとのデータ授受と調光器
12a〜12dに対して照明負荷点灯及び調光制御信号
供給が行われるようになっている。
【0071】前記各部屋A〜Dに個別に設けた仕込再生
操作器15a〜15dの外観形状について、図2の平面
図を用いて説明する。この仕込再生装置15の上部に
は、照明シーンを選択する複数のシーンスイッチ18が
配置され、この各シーンスイッチ18には、表示ランプ
18aが並設されており、シーンスイッチ18のいずれ
かが押圧されると、点灯するようになっている。さら
に、このシーンスイッチ18の近傍に併設して、この仕
込再生操作器15が制御する部屋A〜Dの照明負荷16
を全消灯するスイッチ19が設けられている。
【0072】前記仕込再生操作器15の中央部分には、
前記照明負荷16を複数のチャンネルに区分して、その
チャンネル毎の点灯状態や調光レベルを示すための表示
部20が設けられている。この表示部20は、各照明負
荷チャンネル毎の調光レベルを表示する数字を示すLE
D素子で構成されており、この調光レベルは、照明負荷
チャンネルの最大発光量に対する調光率の2桁目の数字
を示すもので、例えば、90%の調光レベルは9を、8
0%調光レベルは8を示している。この表示部20に併
設されて、表示部20の明/暗制御する明/暗スイッチ
20aが配置され、かつ、表示20には照明シーンから
次のシーンへと移り変わるフェード時間を表示する表示
用の表示部20bも配置されている。
【0073】前記仕込再生操作器15の下部には、前記
照明シーン毎の各照明負荷チャンネルの調光レベルをア
ップ・ダウン調整する調光レベル調整スイッチ21が各
照明負荷チャンネルの調光レベルを表示する表示部20
に対応して設けられている。この調光レベル調整スイッ
チ21に併設されて、モードスイッチ22と記憶スイッ
チ23が配置されており、モードスイッチ22は、シー
ンの記憶と再生切換に用いられ、記憶スイッチ23は、
前記調光レベル調整スイッチ21で設定された新たな調
光レベルのデータを前記制御CPU13に転送記憶させ
るスイッチである。
【0074】次に、この仕込再生操作器15の回路構成
について、図3のブロック図を用いて説明する。
【0075】この仕込再生操作器15は、前記制御CP
U13に接続される伝送信号線17の接続端子35と、
この接続端子35に接続された信号インターフェイス
(以下、信号I/Fという)36が接続される。この信
号I/F36は、CPU37に接続されている。このC
PU37は、前記シーンスイッチ18と、調光レベル調
整スイッチ21から構成されたスイッチ部にアドレスバ
ス39とデータバス40によって接続され、かつ、メモ
リ38が接続されている。前記CPU37は、前記表示
部20のLED素子と、及び表示ランプ18aと、その
LED素子と表示ランプ18aの点灯制御するLEDド
ライバーからなるLED表示部が接続されている。な
お、前記スイッチ部には、前記明/暗スイッチ20aや
モードスイッチ22及び記憶スイッチ23も配置されて
いる。なお、前記仕込再生操作器15の各伝送I/F3
6、CPU37、スイッチ部及びLED表示部は、電源
部41から駆動電力が供給されている。
【0076】次に、前記制御CPU13の回路構成につ
いて、図4を用いて説明する。制御CPU13は、RA
M,ROM,EEPROM,CPUおよびBUSI/F
(バス用インターフェイス)からなるCPU部25にバ
スで接続された表示操作部24と、Dual Port
RAM26と、RAM27aとROM27bおよびC
PU27cからなる伝送CPU部27と、伝送I/F2
8と、前記仕込再生操作器15と接続される伝送信号出
力29と、接点I/F30を介して前記選択器14に接
続される接点I/O31と、I/F32を介して前記調
光器12へ調光アナログ信号を供給するアナログ出力3
3がそれぞれ接続されている。また、この制御CPU1
3には、前記CPU部25の駆動電力を供給する電源部
34が商用電源35に接続されている。なお、前記接点
I/O30は、前記選択器34以外に居室や建物の防災
監視装置や防災センターあるいは他のシステム等と接続
できるようになっている。
【0077】前記表示操作部24は、この制御CPU1
3のアナログ出力33を介して接続される前記調光器1
2による照明負荷16の照明シーンデータを生成するた
めのキーボードや、その照明シーンデータを表示する液
晶素子などで構成される表示パネルである。
【0078】このような構成の調光システムにおいて、
部屋A〜Dの各負荷1〜64を制御CPU13a〜13
dと仕込再生操作器15a〜15dの割付設定について
図5を用いて説明する。
【0079】この図5は、各部屋A〜Dに設置されてい
る照明負荷16の各種照明器具とその設置場所により負
荷1〜64にグループ分けしたもので、このグループ分
けした負荷1〜64を前記制御CPU13a〜13dの
チャンネルに割付した状態が示している。
【0080】例えば、部屋Aの負荷1〜16は、制御C
PU13aへ割り付ける場合は、チャンネル1に負荷1
と2を、チャンネル2に負荷3と4をというように1つ
のチャンネルに2つの負荷を前記制御CPU13aの操
作表示部24から入力し、居室の照明シーン毎の各チャ
ンネルの負荷の値を入力する。また、各チャンネルの点
灯消灯レベルを仕込再生操作器15aより値を入力す
る。このようにして生成された複数の照明シーンデータ
を生成し、かつ、その各照明シーンの再生時間やフェー
ド時間のデータと組み合わせて、照明シーンデータを前
記CPU部13aのCPU部25のEEPROMに記憶
させる。
【0081】つまり、複数の照明シーンを単一または複
数のチャンネル照明負荷の組み合わせで生成し、その複
数の各照明シーンを継続維持させる再生時間と各照明シ
ーンから次の照明シーンに移行させるためのフェード時
間を設定する。このフェード時間は、特定の照明シーン
から次の照明シーンに瞬時に移行させる場合や徐々に次
の照明シーンに時間を掛けて行う場合などその照明シー
ンに応じて設定される。
【0082】このようにして、各部屋A〜Dの照明シー
ンデータを各制御CPU13a〜13dで事前設定し、
前記各部屋A〜Dに設置されている仕込再生操作器15
a〜15dで各部屋A〜Dの照明を前記照明シーンデー
タを基に制御する。例えば、部屋Aの照明シーンの演出
を行う際には、部屋Aの仕込再生操作器15aのシーン
スイッチ18の内、シーン1ボタンを押圧すると、この
シーン1ボタン操作が検知されて、データバスを介し
て、CPU37に伝送され、このシーン1ボタンを識別
するデータが伝送I/F36を介して、制御CPU13
aに伝送される。前記仕込再生操作器15aから伝送さ
れたシーン1ボタンの識別データは、前記制御CPU1
3aの伝送信号出力29と伝送I/F28と伝送CPU
部27およびDual Port RAM26を介し
て、CPU部25に取り込まれ、照明シーン1のデータ
がEEPROMから読み出され、かつ、そのデータを基
に、調光器12aを駆動制御するアナログ信号を生成
し、I/F32とアナログ出力33を介して、調光器1
2aに供給され、負荷1〜16の照明点灯制御を行う。
【0083】このとき、制御CPU13aから仕込再生
操作器15aに対して、シーン1の各チャンネルの点灯
状態データは、伝送CPU部27を介して、仕込再生操
作器15aに伝送する。仕込再生操作器15aのCPU
37は、前記制御CPU13aから伝送されたシーン1
の各チャンネルの点灯状態データを基に、LED表示部
のシーンスイッチ18に併設された点灯ランプ18aの
点灯信号と、表示部20の各チャンネル毎の調光レベル
を示す信号を生成供給する。これにより、シーンスイッ
チ18の点灯ランプ18aの点灯により、現在の照明シ
ーンが表示され、かつ、その照明シーンの各チャンネル
毎の調光レベルが表示部20に表示される。この各チャ
ンネルの調光レベルは、例えば、図2に示すように、チ
ャンネル1〜8の各調光レベルを最大調光レベルとの比
率の2桁目の数字を用いて表示する。つまり、チャンネ
ル1は調光レベル80%を示す数字8、チャンネル2は
調光レベル70%を示す数字7などで示す。
【0084】なお、この調光レベルの表示としては、数
字表示以外に棒グラム形式の表示を用い、その棒グラフ
の長さで調光レベルを示すことも可能である。
【0085】前記仕込再生操作器15aの表示部20に
各チャンネルの調光レベル表示と共に、その照明シーン
のフェード時間もフェード時間表示部20bに表示す
る。
【0086】すなわち、各部屋A〜Dに設置されている
仕込再生操作器15からの入力操作で、その部屋毎の制
御CPU13に設定されている照明シーンデータの基
で、各部屋の照明シーンの操作と再生が可能となる。
【0087】次に、仕込再生操作器15のモードスイッ
チ22と調光レベル調整スイッチ21による各チャンネ
ルの調光レベルの変更について説明する。
【0088】前記モードスイッチ22で調光レベル設定
モードに設定し、かつ、照明シーン毎に前記調光レベル
調整スイッチ21の各チャンネル毎のアップ・ダウンス
イッチを操作して、前記表示部20の調光レベル表示を
見ながら所望の調光レベルに設定する。つまり、照明シ
ーン1の調光レベルを変更又は設定する際には、前記シ
ーンスイッチ18のシーン1ボタンを押圧し、モードス
イッチ22で調光レベル設定モードとし、その照明シー
ン1の各チャンネルの調光レベルが表示された表示部2
0のレベル表示を見ながら、各チャンネルの調光レベル
調整スイッチ21のアップ・ダウンスイッチを操作し、
チャンネル1〜8まで調光レベルを調整する。この照明
シーン1の各チャンネルの調光レベルの調整が終了後、
記憶スイッチ23を操作すると、この仕込再生操作器1
5で調光レベル変更された新たな照明シーン1のデータ
は、仕込再生操作器15から制御CPU13に伝送され
て、制御CPU13に記憶されている照明シーン1のデ
ータを書き換える。
【0089】このようにして、各部屋A〜D毎の制御C
PU13a〜13dと仕込再生操作器15a〜15dに
よって、各部屋A〜D毎の個別照明シーンの生成と照明
シーンの再生演出が可能となる。
【0090】このようにして各部屋A〜D毎に設定され
た照明シーンの基で照明シーンを演出している過程で、
部屋全体が暗転状態の照明シーンや、または、前記仕込
再生操作器15の設置場所付近が暗転状態の際に、仕込
再生操作器15の表示部20による各チャンネルの調光
レベル表示が部屋の暗転状態を阻害する。このため、前
記仕込再生操作器15に設けた明/暗スイッチ20aを
操作して、前記表示部20の点灯表示の減光を行う。
【0091】つまり、前記明/暗スイッチ20aは、前
記仕込再生操作器15のスイッチ部に設けられ、この明
/暗スイッチ20aの操作によって、CPU37はLE
D表示部に配置されている表示ランプ18aと表示部2
0の点灯を明から暗への減光制御信号を生成して、前記
表示ランプ18aと表示部20を減光させる。または部
屋A〜Dの照明シーンが比較的明るい場合には、暗から
明へと昇光させる。
【0092】なお、前記明/暗スイッチ20aに変え
て、前記制御CPU13からの各照明シーンデータに応
じて、暗転照明状態の際には、前記仕込再生操作器15
のCPU37で前記表示ランプ18aと表示部20の減
昇光制御信号を生成して、前記調光レベル制御信号と共
に、LED表示部に供給して表示ランプ18aと表示部
20の発光制御も可能である。
【0093】これにより、部屋A〜Dの照明シーンを阻
害することなく、前記仕込再生操作器15に各照明シー
ン毎の調光レベルの表示が可能となる。
【0094】次に、部屋A〜Dの仕切り壁面を収納除去
して、4つの部屋を1つの部屋として使用する場合の1
つの仕込再生操作器15による一括照明シーンの演出実
行について説明する。
【0095】この一括照明シーンの各部屋A〜Dの照明
負荷は、図6に示すように各チャンネル毎に照明負荷を
区分する。これら各チャンネルは、仕込再生操作器15
aと制御CPU13aで操作できるように設定する。
【0096】前記仕込再生操作器15aを用いて、制御
CPU13aに各部屋A〜Dの調光器12a〜12dを
介して負荷1〜64を一括点灯制御するチャンネル(図
6参照)とそのチャンネル毎の照明シーンデータを事前
設定する。これら一括照明シーンデータは、特定の制御
CPU、例えば制御CPU13aにのみ記憶させても良
く、または仕込再生操作器15aと制御CPU13aと
で生成された一括照明シーンデータを他の制御CPU1
3b〜13dに分散記憶させることもできる。
【0097】この一括照明シーンの設定は、前記選択器
14の一括制御14bが選択されると、この選択器14
からの一括選択信号の基で、前記制御CPU13a〜1
3dは、一括選択モードに設定される。
【0098】なお、前記選択器14の分割制御14a
は、前述した前記部屋A〜D毎の負荷16a〜16dを
個々の前記調光器12a〜12dと制御CPU13a〜
13d及び仕込再生操作器15a〜15dで照明シーン
を演出する際の照明負荷選択スイッチである。
【0099】前記一括照明データが前記制御CPU13
aにのみ記憶されている場合は、前記選択器14の一括
制御14bが選択操作されると、前記仕込再生操作器1
5aのシーンスイッチ18からの照明シーン入力の基
で、前記制御CPU13aに記憶されている一括照明シ
ーンデータが読み出され、この読み出されたデータの基
で、調光器12a〜12dを駆動制御させ、負荷16a
〜16dを点灯調光させる。
【0100】また、一括照明シーンデータを制御CPU
13a〜13dに分散記憶させている場合は、前記仕込
再生操作器15aのシーンスイッチ18からの照明シー
ン入力の基で、前記制御CPU13aが入力された照明
シーンの判定と、その照明シーンのデータを保有する制
御CPU13a〜13dへの駆動指示を行い、かつ、前
記制御CPU13a〜13dに記憶されている一括照明
の該当照明シーンデータを読み出し、その照明シーンデ
ータの基で、各調光器12a〜12dを駆動制御して、
各部屋A〜Bの照明負荷16a〜16dを点灯制御する
と共に、所定の調光レベルの照明シーンを演出する。ま
た、前記仕込再生操作器15aからの入力により、前述
の部屋A〜Dの個別の制御(分割)と同様に、前記制御
CPU13a〜13dの各照明シーン毎の各チャンネル
の照明シーンデータの変更書換も可能となる。
【0101】これにより、前記選択器14の一括制御1
4bの選択により、仕込再生操作器15aの指示入力で
前記制御CPU13aに記憶されている一括照明シーン
データの基で、部屋A〜Dの照明点灯制御が可能とな
る。また、一括照明制御した際の仕込再生操作器15a
の表示ランプ18aと表示部20の発光量は、前記明/
暗スイッチ20aの操作あるいは、制御CPU13から
の点灯情報の基で照明シーンに応じて減光と昇光制御が
可能となり、照明シーンを阻害することなく、照明シー
ンの調光レベルが表示可能となる。
【0102】次に、前記制御CPU13と調光器12及
び仕込再生操作器15との間の制御信号の伝送線路と、
前記制御CPU13と調光器12及び仕込再生操作器1
5の駆動電力供給線路について説明する。
【0103】一般に、前記制御信号伝送線路と、前記駆
動電力供給線路は、別々に設けられており、これら線路
の敷設と制御CPU13と調光器12及び仕込再生操作
器15の設置に多くの時間を要する繁雑な作業が実施さ
れている。
【0104】これに対して、制御CPU13の電源部3
4に制御CPU13の駆動電力生成と、前記調光器12
と仕込再生操作器15の駆動電力を生成する機能を設
け、この制御CPU13の電源部34から前記調光器1
2と仕込再生操作15に電力供給線路を介して、駆動電
力を供給する。例えば、図1の伝送信号線17を用いて
制御CPU13と仕込再生操作器15に駆動電力と前記
制御信号を供給する。
【0105】この伝送信号線17を用いた制御信号と駆
動電力の伝送は、制御CPU13から仕込再生操作器1
5に伝送する制御信号のデジタルデータを所定の電圧の
パルス信号として伝送し、そのパルス信号を平滑して駆
動電力化したり、または所定の直流電圧の駆動電力に電
流変化させたり、パルス信号を重畳変化させた制御信号
を伝送する方法を用いる。
【0106】これにより、前記制御CPU13と及び仕
込再生操作器15の間の駆動電力と制御信号の線路の削
減と敷設作業の低減が可能となる。
【0107】前述した複数の部屋A〜Dの仕切り壁面を
除去して、単一の仕込再生操作器15aと制御CPU1
3aに記憶されている一括照明シーンデータを用いて、
照明駆動制御を行う際に、他の仕込再生操作器15b〜
15dを誤って操作されると、本来設定されている一括
照明シーンと異なる照明シーンが生成される恐れもあ
る。
【0108】この一括照明時に、特定されている仕込再
生操作器15a以外の他の仕込再生操作器15b〜15
dからの再生操作入力を禁止する方法について、図7を
用いて説明する。
【0109】最初に、図7(a)を用いて制御CPU1
3b〜13dにおける照明シーンデータの応答許可/不
許可設定について説明する。
【0110】前記選択器14で分割制御14a又は一括
制御14bのいずれかが選択されると、ステップS1で
一括制御時の親制御CPUである制御CPU13aは、
前記選択器14の選択切換が分割制御14a又は一括制
御14bのいずれかを判断する。前記選択器14の切換
が分割制御14aである判断されると、ステップS2
で、制御CPU13aから他の制御CPU13b〜13
dに対して分割制御が選択されている識別信号を生成供
給する。このステップS2の制御CPU13aからの分
割制御識別信号の基で、ステップS3で、制御CPU1
3a〜13dは、分割制御モードに選定され、各制御C
PU13a〜13dが各仕込再生操作器15a〜15d
からの各照明シーン再生入力を許可する。
【0111】前記ステップS1で前記選択器14の選択
切換が一括制御14bと判断されると、ステップS4
で、制御CPU13aから他の制御CPU13b〜13
dに対して一括制御14bが選択されている識別信号を
生成供給する。このステップS4の制御CPU13aか
らの一括制御識別信号の基で、ステップS5で、一括制
御時の親制御CPUである制御CPU13aは、仕込再
生操作器15aからの照明シーン再生操作のみ受け入れ
る一括モードに設定される。一方、他の制御CPU13
b〜13dは、制御CPU13aからの一括制御識別信
号の基で一括制御モードに設定され、仕込再生操作器1
5b〜15dからの照明シーンの再生入力を不許可に設
定される。
【0112】この結果、選択器14が分割制御14aを
選択した場合には、各居室毎に設定されている仕込再生
操作器15a〜15dと対である制御CPU13a〜1
3dとの1:1の関係にし、個別の居室毎に照明シーン
の制御を可能としている。または、選択器14が一括制
御14bを選択した場合には、親制御CPU13aとこ
の親制御CPU13aと対となる仕込再生操作器15a
のみからの照明シーンの制御を許可し、他の仕込再生操
作器15b〜15dからの照明シーンの入力は、他の制
御CPU13b〜13dは不許可とすることで、親仕込
再生操作器15a以外の仕込再生操作器15b〜15d
から照明シーン入力が行われても、他の制御CPU13
b〜13dは、非動作状態となる。
【0113】また、この一括制御時の仕込再生操作器1
5による照明シーン入力の許可/不許可について図7
(b)を用いて説明する。
【0114】前記選択器14で分割制御14a又は一括
制御14bのいずれかが選択されると、ステップS11
で一括制御時の親制御CPUである制御CPU13a
は、前記選択器14の選択切換が分割制御14a又は一
括制御14bのいずれかを判断する。前記選択器14の
切換が分割制御14aである判断されると、ステップS
12で、制御CPU13aと他の制御CPU13b〜1
3dを介して、全ての仕込再生操作器15a〜15dに
対して分割制御14aが選択されている識別信号を生成
供給する。
【0115】前記ステップS11で前記選択器14の選
択切換が一括制御14bと判断されると、ステップS1
3で、制御CPU13aと他の制御CPU13b〜13
dを介して、仕込再生操作器15a〜15dに対して一
括制御14bが選択されている識別信号を生成供給す
る。
【0116】次にステップS14で、仕込再生操作器1
5a〜15dのいずれかが照明シーン入力されると、そ
の仕込再生操作器15a〜15dは照明シーン入力がさ
れた否か判断する。照明シーン入力操作が行われたと判
断されると、ステップS15で、現在選択モードが分割
制御14aまたは一括制御14bであるか判断する。現
在選択モードが分割制御14aと判断されると、ステッ
プS16で、その仕込再生操作器15a〜15dで入力
された照明シーン入力は、各制御CPU13a〜13d
に供給される。
【0117】前記ステップS15で現在選択モードが一
括制御14bと判断されると、ステップS17で、一括
選択時の仕込再生操作器15aのみからの照明シーン入
力を制御CPU13aへと入力内容を転送するが、他の
仕込再生操作器15b〜15dから照明シーン入力がさ
れてもその入力は無効される。
【0118】この結果、選択器14が分割制御14aを
選択した場合には、各居室毎に設定されている仕込再生
操作器15a〜15dと対である制御CPU13a〜1
3dとは1:1の関係となり、個別の居室毎に照明シー
ンの制御を可能としている。
【0119】または、選択器14が一括制御14bを選
択した場合には、親制御CPU13aとこの親制御CP
U13aと対となる仕込再生操作器15aのみからの照
明シーンの制御を許可し、他の仕込再生操作器15b〜
15dからの照明シーンの入力は不許可とすることで、
親仕込再生操作器15a以外の仕込再生操作器15b〜
15dから照明シーン入力が行われてもその入力内容
は、制御CPU13b〜13dへは転送されない。
【0120】前記仕込再生操作器15にリモートコント
ロール受信機を内蔵させ、かつ、リモートコントロール
発信器で仕込再生操作器15から離れた場所からの照明
シーン入力も可能である。
【0121】このリモートコントロールによる照明シー
ンの入力の際に、前記部屋A〜Dが個別に照明制御され
ている場合には、各部屋A〜D毎の仕込再生操作器15
のリモートコントロール受信機で、それに対応するリモ
ートコントロール発信器からの入力信号を受信して、そ
の受信信号の基で、仕込再生操作器15a〜15dから
制御CPU13a〜13dに該当する照明シーンデータ
を供給する。
【0122】しかしながら、前記部屋A〜Dの可動壁面
が除去されて、大きな部屋として使用される場合、その
大きな部屋A〜Dは、前記制御選択器14で一括制御1
4bを選択して、仕込再生操作器15aと親制御CPU
13aを用いて部屋A〜Dの照明シーンを制御する。
【0123】この一括制御において、前記リモートコン
トロールによる照明シーンの入力時に、前記親仕込再生
操作器15a以外の他の仕込再生操作器15b〜15d
のリモートコントロール受信機が入力信号を受信される
と、前記仕込再生操作器15a〜15Dが誤動作する恐
れがある。
【0124】このため、前記一括制御14bを選択した
際には、前記親制御CPU13aから他の制御CPU1
3b〜13dを介して、それらに関係する仕込再生操作
器15b〜15dに対して、使用禁止信号を供給して、
リモートコントロール受信禁止に設定する。このリモー
トコントロール使用禁止の設定は、前記一括制御14b
を選択した際の仕込再生操作器15b〜15dの照明シ
ーン入力不許可と同じ処理で実施可能である。
【0125】また、前記仕込再生操作器15a〜15d
を用いて、前述したように部屋A〜Dの照明シーンを変
更可能である。このため、不用意に仕込再生操作器15
a〜15dが操作されて照明シーンを修正される恐れも
ある。
【0126】このため、前記各仕込再生操作器15a〜
15dを用いて設定された各部屋A〜Dの照明シーンが
不用意に変更修正されないように、図2に示した仕込再
生操作器15の例えばモードスイッチ22と各照明シー
ンスイッチ18及び調光レベル調整スイッチ21等の複
数のスイッチを同時又はあの手順で入力して、照明シー
ンデータ変更禁止モードに前記制御CPU13を設定す
る。さらに、この照明シーン変更禁止モードの設定解除
がなされないと照明シーンデータの変更修正ができない
ようにする。
【0127】この照明シーン変更禁止モードは、ある特
定の隠しスイッチ操作によって、前記制御CPU13内
の各種データ処理手順の中で前記禁止モードを容易に設
定できる。
【0128】次に本発明に係る調光システムの第1の他
の実施形態について、図8と図9を用いて説明する。図
8は、本発明に係る調光システムを映像表示機器システ
ムや照明中央監視システム等の他のシステムと連動動作
させる制御CPUの構成を示すブロック図で、図4と同
一部分は同一符号を付して詳細説明は省略する。図9
は、本発明に係る調光システムを映像表示機器システム
や照明中央監視システム等の他のシステムと連動動作さ
せる構成を示すブロック図で、図1と同一部分は同一符
号を付して詳細説明は省略する。
【0129】宴会会議やプレゼンテーション等を行う際
には、宴会会議やプレゼンテーションの進行内容に応じ
て、OHPやテレビプロジェクタ等の映像機器が用いら
れている。この映像機器を使用する際には、居室内の照
明シーンを変える必要がある。
【0130】一般に、照明シーンを演出する調光システ
ムと、映像機器を駆動制御する映像機器システムとのデ
ータ及び制御信号の互換性はなく、各システム毎に異な
るデータや制御信号の仕様で実施されている。このた
め、映像機器システムを使用する際には、調光システム
に設定されている映像システム用の照明シーンを直接操
作者が選択して、居室の照明シーンを設定している。こ
のため、映像機器システムの駆動と照明シーンの駆動と
が連動せず、映像機器システムで表示される映像が、最
適照明シーンに設定されるまでの間、一時的に見にくく
なる課題があった。
【0131】そこで、本発明は、前記制御CPU13a
〜13dの接点I/O31に、図示していない映像機器
システムに照明シーン状態を出力するシーン状態出力手
段41aと、映像機器システムから制御CPU13に照
明シーン状態を入力するシーン再生信号入力手段41b
が接続されている。この接点I/O31は、図示してい
ないが、複数のリレー接点を有している。このリレー接
点は、例えば、本発明の調光システムで生成する8つの
照明シーン毎に対応して8つのリレー接点を有してい
る。さらに、この8つのリレー接点は、前記シーン状態
出力手段41aとシーン再生信号入力手段41b毎にそ
れぞれ配置されている。
【0132】例えば、制御CPU13が仕込再生操作器
15のシーン選択により、シーン1の照明シーンデータ
で調光器12を駆動制御しているとすると、前記接点I
/O31は、シーン状態出力手段41aのシーン1に相
当するリレー接点をオンさせる。このシーン状態出力手
段41aのシーン1に相当するリレー接点(以下、単に
シーン1リレーという)のオンを検出して、前記映像機
器システムは、照明シーン1が現在再生されていること
を認識する。このようにして、前記接点I/O31のシ
ーン状態出力手段41aのシーンリレー接点毎のオン/
オフ状態を映像機器システム側で検知することで、居室
内の現時点の照明シーンを認識可能となる。
【0133】一方、映像機器システムが操作されて、居
室内で映像表示を行う際には、例えば照明シーン6が映
像表示の最適照明シーンとすると、映像機器システムか
ら前接点I/O31のシーン再生信号入力手段41bの
シーン6リレーをオンする制御信号を入力する。接点I
/O31のシーン再生信号入力手段41bのシーン6リ
レーのオンにより、制御CPU13は、映像機器システ
ムから照明シーン6が入力されたことを認知し、照明シ
ーン6のデータを読み出し、前記調光器12を駆動制御
して、負荷を照明シーン6の点灯状態にする。
【0134】さらに、映像機器システムによる映像表示
が終了すると、映像システムから前記映像表示最適シー
ン6であるシーン再生信号入力手段41bのシーンリレ
ーをオフする信号が供給される。これにより、前記制御
CPU13は、映像表示が終了したことを認知し、所定
の照明シーンデータを読み出し、調光器12を介し負荷
をその照明シーンに点灯制御する。
【0135】つまり、調光システムと映像機器システム
間でデータや制御信号の互換性が無く、または仕様に相
違があっても、照明シーン毎に対応するリレー接点を設
けることにより、そのリレー接点のオン/オフにより、
相互に照明シーンを認識可能となり、システム仕様の異
なるシステム間での連動制御が可能となる。
【0136】次に、本発明の調光システムと、建物内の
中央監視システムや居室の施錠システムとを前記接点I
/O31を介して、連動させる実施例について説明す
る。例えば、図示していない建物の空調やエレベータ及
び動力監視等の中央監視システムで各部屋A〜Dの照明
の点灯状態を監視し、照明の消灯忘れが生じた際に前記
中央監視システムで消灯したり、または、部屋A〜Dが
施錠された際に、照明を消灯する。また、前記部屋A〜
Dの分割照明制御と、一括照明制御を前記中央監視シス
テムから選択するようにするものである。
【0137】具体的には、前記接点I/O31に前記中
央監視システムや施錠システムに照明シーン状態を出力
する点灯状態出力手段41cが接続され、または前記中
央監視システムや施錠システムからの全消灯信号入力手
段41dが接続され、さらに、中央監視システムからの
一括・分割切換入力手段41eが接続されている。
【0138】この点灯状態出力手段41cは、前述した
ように照明シーン毎のリレー接点を有している。また、
前記全消灯信号入力手段41dは、点灯状態出力手段4
1cと同様に照明シーン毎のリレー接点を有していても
良く、あるいは、少なくとも前記中央監視システムや施
錠システムからの全消灯信号でオンするリレー接点を有
している。さらに、前記一括・分割切換入力手段41e
には、一括と分割のそれぞれのリレー接点を有してい
る。
【0139】このような構成により、各居室の制御CP
U13の前記接点I/O31から現時点の照明シーンに
応じたリレーがオン/オフされて、そのリレーのオン/
オフ状態の出力により、中央監視システムでの照明シー
ン状態が把握可能となる。
【0140】一方、居室の使用が終了した際に、もし仮
に照明が全消灯されずに退室した際に、前記制御CPU
13の接点I/O31からは、退室時の照明シーンの状
態が前記点灯状態出力手段41cによって出力されてい
るために、中央監視システムは、この照明シーン状態か
ら退室時の照明が全消灯されていないことの認知が可能
となる。これにより、中央監視システムから前記全消灯
信号入力手段41dを介して、接点I/O31の全消灯
リレー接点をオンさせて、制御CPU13の照明シーン
データの基で前記調光器12を駆動制御して居室の照明
を全消灯する。
【0141】また、居室退出時に居室扉の施錠を施錠シ
ステムで認知し、施錠認知の際の点灯状態入力手段41
cから照明シーン状態に応じて、前記全消灯信号入力手
段41dを介して、全消灯信号を供給して、居室の照明
の全消灯を行うことも可能である。
【0142】さらに、前記部屋A〜Dの締め切り壁面を
除去して、一括照明制御する際には、前記中央監視シス
テムから前記一括・分割切換信号入力手段41eを介し
て、一括制御モードに設定したり、または部屋A〜Dを
個別に分割制御モードの設定も可能となる。前記一括・
分割切換信号入力手段41eは、一括用のリレー接点と
分割用のリレー接点が設けられており、これらリレー接
点を前記中央監視システムから選択することで部屋A〜
Dの一括または分割の切換が可能となる。
【0143】次に、図9を用いて、前述した映像機器シ
ステム及び中央監視システム(以下、外部システムとい
う)を本発明の調光システムと連動制御する変形例を説
明する。
【0144】図8を用いた説明では、本発明の調光シス
テムを構成する制御CPU13の接点I/O31に前記
外部システムとの照明シーン状態を示す入出力用リレー
接点を設けたが、この変形例は、前記制御CPU13と
仕込再生操作器15とを接続する伝送信号線17に前記
外部システムを接続するものである。
【0145】図9に示すように、前記制御CPU13と
前記仕込再生操作器15との間は、伝送信号線17で接
続されており、この伝送信号線17には、仕込再生操作
器15から制御CPU13に対する照明シーンの入力信
号と現時点の照明シーン信号が伝送されている。この伝
送信号線17に外部入出力ユニット42を接続配置す
る。この外部入出力ユニットは、図示していないが、各
仕込再生操作器15a〜15dのシーン状態出力リレー
接点と、シーン再生信号入力リレー接点と、点灯状態出
力リレー接点と、全消灯信号入力リレー接点と、および
一括・分割切換入力リレー接点とを備えている。前記シ
ーン状態出力リレー接点とシーン再生信号入力リレー接
点は、シーン状態出力手段42aとシーン再生信号入力
手段42bを介して、前記外部システムの映像機器シス
テムに接続され、前記点灯状態リレー接点と全消灯信号
入力リレー接点及び一括・分割リレー接点は、点灯状態
出力手段42cと全消灯信号入力手段42dおよび一括
・分割切換入力手段42eを介して、前記外部システム
の中央監視システムに接続されている。
【0146】このように外部入出力ユニット42を前記
伝送信号線17に配置したことにより、仕込再生操作器
15から入力されている現時点の照明シーンの状態が外
部入出力ユニット42のリレー接点のオン/オフ状態に
よって外部システムに常時認識可能となり、また外部シ
ステムからの信号入力でリレー接点のオン/オフ状態に
よって、外部システムからの照明シーンの変更指示が可
能となる。
【0147】次に、図8と図9を用いて前述した接点I
/O31または外部入出力ユニット42を用いて、居室
使用終了時の外部システムによる全消灯信号入力による
照明全消灯の動作について、図10のフローチャートを
用いて説明する。
【0148】居室の使用終了が、例えば、中央監視シス
テムまたは施錠システムで確認されると、ステップS2
1で、該当居室の制御CPU13から調光器12を介し
て、照明負荷16に点灯制御がされて、照明回路が点灯
状態であるか判定する。この照明負荷16の内、1つの
照明回路以上が点灯されていると判定されると、ステッ
プS22で照明負荷16が点灯状態であることを示す信
号を出力する。または、該当居室の照明が全消灯されて
いると判定されると、ステップS23で全消灯状態を示
す信号を出力する。このステップS22とS23の照明
回路状態の信号は、中央監視システムに伝送されて、ス
テップS26で、制御CPU13から伝送された照明回
路状態信号が、全消灯または点灯のいずれの状態を示す
信号か判別する。このステップS26での判別の結果、
全消灯の場合はスタートに戻り、点灯の場合はステップ
S27でその点灯は、消し忘れによるものか判断する。
この消し忘れの判断は、例えば、居室の扉の施錠情報か
ら判断する。ステップS27で消し忘れと判断される
と、ステップS28で調光システムの制御CPU13に
対して、照明回路の消し忘れである信号を出力する。前
記制御CPU13は、ステップS24で、前記ステップ
S22またはS23からの照明回路の状態信号と、前記
中央監視システムのステップS28の消し忘れ信号を比
較判定し、ステップS22からの照明回路が点灯状態
で、ステップS28からの消し忘れ信号が入力された際
に、ステップS25に移行して、居室の全照明回路を消
灯制御する信号を生成して、調光器12を制御する。
【0149】前述したように本発明の調光システムに前
記外部システムを接続配置する際に、前記調光システム
の制御CPU13の接点I/O31にリレー接点を介し
て接続する方法と、あるいは、前記制御CPU13と前
記仕込再生操作器15との間の伝送信号線17に前記外
部入出力ユニット42のリレー接点を介して接続する方
法がある。一般に、本発明の複数の部屋A〜Dを個々に
制御する調光システムの複数の制御CPU13は、特定
の部屋、例えば部屋Aの室内や室外の特定の場所に集中
して設置される。一方、前記外部システムの内、特に映
像機器システムは、各部屋A〜Dに常設されている場合
には、事前に前記制御CPU13の接点I/O31と接
続配置することができるが、各部屋A〜Dに必要に応じ
て映像機器システムを設置する際には、その都度接点I
/O31と映像機器システムとの間にシーン状態出力手
段41aとシーン再生信号入力手段41bのリレー接点
と接続線を配置することになり、接続線が長くなり、か
つ設置作業が繁雑となる。
【0150】これに対して、前記仕込再生操作器15
は、前述したように各部屋A〜Dに設置されており、こ
の仕込再生操作器15の伝送信号線17が接続される端
子に、前記外部入出力ユニット42を配置して、その外
部入出力ユニット42のシーン状態出力手段42aとシ
ーン再生入力信号手段42bを介して、必要に応じて、
映像機器システムを接続することで設置作業の簡易化
と、接続線の短縮化が可能となる。
【0151】前記接点I/O31及び外部入出力ユニッ
ト42には、照明シーンに応じたリレー接点が設けられ
ているが、このリレー接点に変えて、オープンコレクタ
型の半導体スイッチを用いることも可能である。すなわ
ち、このリレー接点は、照明シーン毎の状態が判別する
各種スイッチが使用できる。
【0152】次に本発明の調光システムに、他の照明シ
ステムとの連動接続について図11を用いて説明する。
図11は、本発明の調光システムと他の照明システムと
を連動制御する構成を示すブロック図である。なお、図
1と同一部分は、同一符号を付して詳細説明は省略す
る。
【0153】一般に、ビル等は、ビル内の照明、空調、
及びエレベータ等の動力監視と火災や破損等の防災監視
を中央監視システムで行っている。さらに、前記照明
は、各フロワーに設けた照明監視端末で、フロワー毎や
または照明負荷のブロック毎の照明駆動監視も行ってい
る。この照明負荷のフロワーまたはブロック毎の監視端
末と前記中央監視システムとは、連動接続されて、照明
負荷を監視端末や中央監視システムから点灯制御できる
ようになっている。
【0154】具体的には、図11に示すように、中央監
視装置43は、信号伝送線46で接続された監視端末器
44が少なくとも各フロワー毎に設置されている。前記
中央監視装置43と前記監視端末器44は、信号伝送線
46でそのフロワーの複数の居室である部屋A〜Dに設
けられた照明負荷16a〜16bの点灯消灯制御するオ
ン/オフ制御端末器45a〜45dが接続されている。
【0155】前記監視端末器44は、単一または複数の
スイッチが設けられ、これらスイッチ毎に照明負荷16
a〜16dをグルーピングされた監視範囲が設定されて
おり、そのスイッチ操作に応じて識別信号が信号伝送線
46を介して、中央監視装置43に伝送される。前記中
央端末装置43は、前記監視端末器44からの識別信号
の基で、その識別信号に該当する照明負荷16a〜16
dの照明負荷の点灯消灯データを読み出し、そのデータ
を基に該当する前記オン/オフ制御端末器45a〜45
dにオン/オフ制御信号を供給する。前記オン/オフ制
御端末器45a〜45dは、中央監視装置43からのオ
ン/オフ制御信号の基で、該当照明16a〜16dをオ
ン/オフ駆動制御する。
【0156】このような照明監視システムの前記オン/
オフ制御端末器45a〜45dの出力を、前述した本発
明の調光システムの制御CPU13a〜13dにそれぞ
れ接続して、監視端末器44及び中央監視装置43から
照明負荷16a〜16dをオン/オフ制御する。
【0157】このオン/オフ制御端末器45a〜45d
には、前記制御CPU13の接点I/O31に設けられ
た図8と図9で説明したと同様に各照明シーンに対応す
るシーン状態出力、シーン再生信号入力、点灯状態出
力、全消灯信号入力、一括・分割切換入力の各リレー接
点に接続されている。
【0158】このような構成により、監視端末器44か
らスイッチ操作によって、中央監視装置43に設けられ
た照明負荷16a〜16dの点灯消灯のオン/オフ制御
データの基で、前記オン/オフ制御端末器45a〜45
dから制御CPU13a〜13dを介して点灯消灯制御
が可能となる。または、仕込再生操作器15a〜15d
で駆動制御されている照明シーンは、制御CPU13a
〜13dからオン/オフ制御端末器45a〜45dを介
して、中央監視装置43と監視端末器44に伝達でき、
中央監視装置43や監視端末器44で各部屋A〜Dの照
明府16a〜16dの照明シーン状態が把握可能とな
る。
【0159】また、、部屋A〜Dの使用終了後、または
使用後の施錠以降の照明負荷16a〜16dの消灯忘れ
も中央監視装置43で把握でき、前述した全消灯制御も
可能となり、さらに、部屋A〜Dの一括・分割制御も中
央監視装置43から可能となる。
【0160】このように中央監視装置43、監視端末器
44及びオン/オフ制御端末器45から構成される照明
負荷監視システムと本発明の調光システムとを連動接続
させることで、前記制御CPU13とオン/オフ制御端
末器45が隣接設置できるために、各システム間の接続
信号線の短縮と、設置作業が簡易となる。
【0161】次に、本発明に係る調光システムの他の実
施例を図12を用いて説明する。図12は、本発明に係
る調光システムの制御CPU13に記録保有する照明シ
ーンデータの分割収納に関するブロック図である。な
お、図1と同一部分は同一符号を付して、詳細説明は省
略する。
【0162】図1と図12の相違は、部屋A〜Dに配置
された照明負荷16a〜16dを調光器12a〜12d
を介して、個別に制御駆動させる照明シーンデータを保
有する制御CPU13の削減を図るものである。
【0163】図12には、前記制御CPU13を3つの
制御CPU13a〜13cで構成した状態を示してい
る。前記CPU13aには、仕込再生操作器15a〜1
5dを接続し、かつ、調光器12aと12bが接続され
ている。この仕込再生操作器15aと15bと調光器1
2aと12bには、それぞれアドレス番号を付し、か
つ、前記制御CPU13aには、そのアドレス番号毎の
照明シーンデータを格納記憶する。
【0164】つまり、前記制御CPU13aには、アド
レス番号毎の照明シーンデータを格納記憶させることに
より、2つの部屋AとBの照明シーンを異なる仕込再生
操作器15aと15bで入力指示でき、かつ、その仕込
再生操作器15aと15bから入力指示の基で、2つの
調光器12aと12bの調光動作を制御するものであ
る。
【0165】また、制御CPU13bには、部屋CとD
の照明シーンデータを格納記憶すると共に、制御CPU
13cには、部屋Dの前記制御CPU13bに格納記憶
できない照明シーンデータを格納記憶させるようにした
ものである。
【0166】つまり、例えば、部屋Dは、他の部屋A〜
Cの照明シーンよりも多くの照明シーン演出を必要とす
る場合で、しかも制御CPU13bに収納記憶された部
屋Cの照明データの残存メモリ容量では、部屋Dの照明
シーンの全データが収納記憶できない場合に、その制御
CPU13bに収納記憶できない部屋Dの照明シーンデ
ータを制御CPU13cに収納記憶させるものである。
【0167】このような場合には、制御CPU13bと
13cの照明データには仕込再生操作器15cと15
d、調光器12cと12dのアドレス番号を付すことで
照明データの識別を行う。
【0168】すなわち、照明シーンデータが比較的少な
い場合には、単一の制御CPU13に複数の部屋の照明
シーンデータを収納記憶させたり、または多くの照明シ
ーンデータを有し、単一の制御CPU13のみでは収納
記憶できない場合には、他の制御CPU13に一部の照
明シーンデータを収納記憶させ、その記憶された照明デ
ータを部屋毎のアドレスまたはグループ分けすること
で、制御CPU13の削減が可能となる。
【0169】以上説明したように、本発明は、複数の部
屋別に複数の照明シーンからなる照明シーン演出データ
を各部屋に対応した制御CPUに記憶させ、この制御C
CPUの制御の基で各部屋毎に照明負荷を駆動制御する
調光器を介して、照明点灯制御すると共に、その制御C
PUに対して、各照明シーンを再生入力指示する仕込再
生操作器に表示される各照明シーン毎の照明負荷チャン
ネルの調光レベル表示を照明シーンに応じて減光昇光可
能としたことにより、照明シーンの内、特に暗転照明シ
ーンにおける仕込再生操作器の表示部による照明シーン
の阻害を防止できる。
【0170】また、複数の部屋の仕切り壁面を除去し
て、個々の部屋を連結して、大人数用の部屋とした際
に、前記制御CPUを一括制御動作モードに設定するこ
とで、特定の仕込再生操作器を用いて、大人数部屋の照
明シーンを演出可能としたことにより、選択スイッチの
操作のみで簡単に一括と分割照明の選択が可能となり、
短時間で部屋の用途に応じて照明シーンの設定が可能と
なる。
【0171】なお、本発明の実施形態の説明において、
一括照明時には、部屋A〜Dの4つの部屋を対象とした
が、例えば、部屋AとBの2つの部屋や部屋AとBとC
の3つの部屋の仕切り壁面を除去して、1つの照明シー
ンデータで照明負荷を点灯制御することも可能で、それ
ぞれの部屋の仕切り壁面の除去条件毎の照明シーンデー
タを前記制御CPUに事前記憶または必要に応じて、仕
込再生操作器から入力することで、簡単に確実に照明シ
ーンの演出も可能である。さらに、一括照明時でリモー
トコントロールによる照明シーン入力信号が親仕込再生
操作器以外の仕込再生操作器で受信できないように設定
すると共に、各仕込再生操作器から誤って照明データの
変更修正されないように隠しスイッチ操作により、デー
タ変更禁止モードが安易に設定可能となる。
【0172】さらに、調光システムとシステム仕様の異
なる外部システムとの連動動作は、照明シーンに対応し
てリレー接点を介することで、使用相違による障害もな
く連動動作が可能となった。
【0173】
【発明の効果】請求項1の本発明は、複数照明負荷チャ
ンネル毎を点灯制御する調光手段に制御する照明シーン
データを有する調光制御手段と、照明シーンの操作入力
と照明シーンデータの入力を前記調光制御手段に対して
行う操作入力部と、前記調光制御手段の駆動制御の基で
前記調光手段を介して点灯制御される照明負荷のチャン
ネル毎の調光レベルや点灯状態を表示する表示部とを有
した調光操作手段と、前記調光操作手段の表示部に表示
される照明シーンの照明負荷チャンネルの点灯状態表示
の明度を、照明シーンに応じて減光及び昇光制御する表
示部明度制御手段とを具備したことにより、照明シーン
に応じて、前記調光操作手段の表示部が表示明度制御手
段によって、減光または昇光されて、居室の照明シーン
に適合した最適明度とすることが可能となり、前記調光
操作手段の表示部による居室の照明シーンの阻害が生じ
ない効果を有している。
【0174】請求項2の本発明は、前記調光操作手段の
表示部は、前記調光制御手段からの照明シーン毎のチャ
ンネルの点灯状態表示と、各照明シーン間のフェード時
間表示とを兼用したことにより、調光操作手段の小型軽
量化が可能となる効果を有している。
【0175】請求項3の発明は、前記調光制御手段個々
に前記居室の個別照明の照明シーンデータと複数の居室
一括照明の照明シーンデータを有し、かつ、前記調光制
御手段に対して、前記個別照明制御と一括照明制御を選
択指示する選択手段を設け、この選択手段で一括照明制
御を選択した際に、前記特定居室または居室毎の調光制
御手段の一括照明照明シーンデータを用いて、前記調光
操作手段の内、特定の調光操作手段で前記複数の居室の
チャンネル毎の照明負荷を点灯制御を行うことで、複数
の居室の使用状態に応じた照明シーンの設定が迅速に確
実に実行できる効果保有している。
【0176】請求項4の発明は、一括照明シーンデータ
は特定の調光操作手段と特定の調光制御手段で生成し、
その生成された一括照明シーンデータを他の調光制御手
段に分散記憶させることにより、前記調光制御手段のデ
ータ記憶メモリの記憶容量の縮減が可能なる効果を有し
ている。。
【0177】請求項5の発明は、前記調光制御手段から
前記調光手段と前記調光操作手段との間の各種信号やデ
ータの授受と駆動電力供給は、伝送信号線を用いたこと
で、信号伝送線の削減を図れ、線路敷設工事の短縮がで
きる効果を有している。
【0178】請求項6の発明は、一括照明制御の際に特
定された調光操作手段以外の調光操作手段から照明シー
ン入力がなされると、その他の調光操作手段に接続され
た調光制御手段から誤動作するが、特定調光制御手段か
ら他の調光制御手段を入力不許可モードに設定すること
で、誤動作を回避可能できる効果を有している。
【0179】請求項7の発明は、一括照明制御の際に特
定された調光操作手段以外の調光操作手段から照明シー
ン入力がなされると、その他の調光操作手段に接続され
た調光制御手段から誤動作する。この誤動作は、特定調
光制御手段から他の調光制御手段を介して、他の調光操
作手段を入力不許可モードに設定して誤動作を回避でき
る効果を有している。
【0180】請求項8の発明は、各居室内に設置されて
いる調光操作手段からは、調光制御手段に記憶されてい
る照明シーンデータの変更修正が可能であるが、この記
憶されている照明シーンデータが不用意に変更修正され
ると、その修復に多くの時間を要する。このため、前記
調光操作手段に設けた照明シーン選択スイッチや照明負
荷のチャンネル毎の調光を調整設定するスイッチ等の複
数のスイッチを用いて、照明シーンデータ書換禁止また
は書換モードの設定をスイッチの隠し操作手順によって
行うことにより、不用意な照明シーンデータの書換が防
止できる効果を有している。
【0181】請求項9の発明は、リモートコントロール
により、調光操作手段から離れた位置からの照明シーン
の再生が可能なる。
【0182】請求項10の発明は、一括制御をリモート
コントロールで行う際に、他の調光操作手段に設けたリ
モートコントロール信号受信手段は受信不許可とするこ
とが容易で、一括制御時の他の調光操作手段により誤作
動が解消可能となる効果を有している。
【0183】請求項11と請求項12の発明は、外部シ
ステムの要求する照明シーンに速やかに対応可能とな
り、かつ、中央監視システムからの一括・個別制御の切
換と、居室使用後または施錠後の居室内の照明負荷の不
要な点灯を外部システムで全消灯制御できる効果を有し
ている。
【0184】請求項13の発明は、複数の居室毎の照明
シーンデータが少ない場合は、単一の調光制御手段に複
数の居室の照明シーンデータを記憶させることで、調光
制御手段の削減が可能となり、廉価な調光システムが提
供できる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る調光システムの一実施の形態を示
すブロック図。
【図2】本発明に係る調光システムの仕込再生操作の外
観構成を示す説明図。
【図3】本発明に係る調光システムの仕込再生操作器の
構成を示すブロック図。
【図4】本発明に係る調光システムの制御CPUの構成
を示すブロック図。
【図5】本発明に係る調光システムによる分割調光の照
明負荷チャンネルを説明する説明図。
【図6】本発明に係る調光システムによる一括調光の照
明負荷チャンネルを説明する説明図。
【図7】本発明に係る調光システムの一括・分割制御時
の制御CPUの処理動作を説明するフローチャート。
【図8】本発明に係る調光システムを外部システムと連
動動作させる制御CPUの構成を示すブロック図。
【図9】本発明に係る調光システムを外部システムと連
動動作させる外部入出力ブロックとの関係を示すブロッ
ク図。
【図10】本発明に係る調光システムを外部システムで
全消灯制御する動作を説明するフローチャート。
【図11】本発明の係る調光システムを他の照明制御シ
ステムと連動動作させる構成を示すブロック図。
【図12】本発明の調光システムにおいて、単一の制御
CPUで複数の居室の照明シーンデータを記憶させる際
の構成を示すブロック図。
【符号の説明】
11…調光盤 12…調光器 13…制御CPU 14…選択器 15…仕込再生操作器 16…照明負荷 17…伝送信号線 18…シーンスイッチ 19…全消灯スイッチ 20…表示部 21…調光レベル調整スイッチ 22…モードスイッチ 23…記臆スイッチ 24…操作表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森田 正之 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA03 AA13 AA14 AA54 AA60 AA65 AA73 AA75 AA79 AA82 AB03 AB07 BA36 CA01 CB01 CB02 CC03 CC07 CC11 CC19 CC22 CC25 CE04 CE06 CE09 CE10 CE11 CE12 CE13 CF16 CG06 CG15 CG16 CG27 CH06 CH07 CH08 CH14 CH23 CJ01 CJ02 CJ05 CJ11 CK04 CM05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の照明負荷を複数のチャンネルに区
    分して、そのチャンネル毎の照明負荷を点灯制御する調
    光手段と;前記チャンネル毎の照明負荷を点灯制御する
    照明シーンデータを有し、その照明シーンデータを基に
    前記調光手段を駆動制御する調光制御手段と;前記照明
    シーンの操作入力と照明シーンデータの入力を前記調光
    制御手段に対して行う操作入力部と、その操作入力部か
    ら操作入力により前記調光制御手段の駆動制御の基で前
    記調光手段を介して点灯制御される照明シーンの各チャ
    ンネル毎の照明負荷の調光レベルや点灯状態を表示する
    表示部とを有した調光操作手段と;前記調光操作手段の
    表示部に表示される照明シーンの各チャンネル毎の調光
    レベルや点灯状態表示の明度を、照明シーンに応じて減
    光及び昇光制御する表示部明度制御手段と;を具備した
    ことを特徴とする調光システム。
  2. 【請求項2】 前記調光操作手段の表示部は、前記調光
    制御手段からの照明シーンのチャンネル毎の調光レベル
    や点灯状態表示と、各照明シーン間のフェード時間表示
    とを兼用したことを特徴とする請求項1に記載の調光シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 複数の居室毎の複数の照明負荷を複数の
    チャンネルに区分して、その複数の居室毎に前記調光手
    段と前記調光制御手段及び前記調光操作手段を個別に設
    けると共に、前記調光制御手段個々に前記居室個別の照
    明シーンデータと前記調光制御手段の内、特定の調光制
    御手段に複数の居室を一括照明制御する照明シーンデー
    タを有し、かつ、前記調光制御手段に対して、前記個別
    照明制御と一括照明制御を選択指示する選択手段を設
    け、この選択手段で一括照明制御を選択した際に、前記
    特定の調光制御手段の一括照明シーンデータを用いて、
    前記調光操作手段の内、特定の調光操作手段で前記複数
    の居室のチャンネル毎の照明負荷を点灯制御することを
    特徴とする請求項1に記載の調光システム。
  4. 【請求項4】 前記特定の調光制御手段に設けた一括照
    明シーンデータを他の調光制御手段に分散保持させ、前
    記特定調光操作手段から前記各調光制御手段に設けた一
    括照明シーンデータを基に照明負荷を点灯制御すること
    を特徴とする請求項3に記載の調光システム。
  5. 【請求項5】 前記調光制御手段及び前記調光操作手段
    との相互間で授受される各種制御信号の伝送は、前記調
    光制御手段び前記調光操作手段との間に設けられた駆動
    電力用の供給線路を用いたことを特徴とする請求項1に
    記載の調光システム。
  6. 【請求項6】 前記選択手段で一括照明制御を選択し、
    前記特定調光制御手段に設けた一括照明シーンデータを
    基に、前記特定調光操作手段で複数の居室のチャンネル
    毎の照明負荷を点灯制御する際に、前記特定調光操作手
    段以外の複数の調光操作手段からの照明シーン入力を不
    許可とすることを特徴とする請求項3に記載の調光シス
    テム。
  7. 【請求項7】 複数の居室毎に設けられた前記調光制御
    手段の個別照明制御と一括照明制御の照明シーンデータ
    は、前記調光制御手段と対の前記調光操作手段から前記
    照明シーンデータが書き換え可能であると共に、前記調
    光操作手段から前記調光制御手段に対して照明シーンデ
    ータ書換禁止モードが設定でき、その書換禁止モードが
    解除されない限り照明シーンデータの書換を不能とした
    ことを特徴とする請求項1に記載の調光システム。
  8. 【請求項8】 前記調光制御手段に設定する照明シーン
    データ書換禁止または照明シーンデータ書換禁止解除
    は、前記調光操作手段の特定の複数スイッチを操作する
    隠しスイッチ手順を有することを特徴とする請求項7に
    記載の調光システム。
  9. 【請求項9】 複数の居室に設けた前記調光操作手段個
    々に設けたリモートコントロール信号受信手段とこのリ
    モートコントロール信号受信手段と対のリモートコント
    ロール信号発信手段とを有し、前記選択手段で、個別照
    明制御を選択した際には、各個別のリモートコントロー
    ル信号発信手段から入力発信されたリモートコントロー
    ル信号を前記個別のリモートコントロール信号受信手段
    で受信し、その受信した照明シーン入力により前記調光
    制御手段の個別照明シーンデータを用いて、前記複数の
    居室毎に照明負荷の点灯制御すると共に、前記選択手段
    で一括照明制御を選択した際には、特定の前記リモート
    コントロール信号発信手段から入力発信された照明シー
    ンリモートコントロール信号を特定の前記リモートコン
    トロール信号受信手段で受信し、その受信した照明シー
    ン入力により特定の前記調光制御手段の一括照明シーン
    データを用いて、前記複数の居室の照明負荷を点灯制御
    することを特徴とする請求項1に記載の調光システム。
  10. 【請求項10】 前記調光操作手段個々に設けたリモー
    トコントロール信号受信手段とこのリモートコントロー
    ル信号受信手段と対のリモートコントロール信号発信手
    段とを有し、前記選択手段で一括照明制御選択した際
    に、特定の調光操作手段に設けたリモートコントロール
    信号受信手段をリモートコントロール信号受信許可に設
    定し、他の調光操作手段に設けたリモートコントロール
    信号受信手段は、リモートコントロール信号受信不許可
    とすることを特徴とする請求項7に記載の調光システ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記調光制御手段には、この調光制御
    手段に設けた複数の照明シーンデータに対応した複数の
    接点を有する照明シーン出力接点手段と照明シーン入力
    接点手段を有し、この複数の照明シーン出力と入力接点
    手段に外部システムを接続すると共に、前記調光制御手
    段から照明シーン出力接点手段を介して、前記外部シス
    テムに現時点の照明シーンを伝送し、前記外部システム
    から前記照明シーン入力接点手段を介して、前記調光制
    御手段に外部システムが要求する照明シーンを伝送し、
    前記外部システムから前記調光制御手段に設けた照明シ
    ーンデータを用いて、居室の照明負荷の点灯制御するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の調光システム。
  12. 【請求項12】 複数の居室個々に設けられた照明負荷
    の点灯/消灯制御するオン/オフ制御端末と、このオン
    /オフ制御端末を駆動制御する制御信号を生成する中央
    監視手段と、この中央監視手段に対して、前記オン/オ
    フ制御端末の駆動制御指示及び駆動制御状態を表示する
    監視端末とからなる照明負荷監視システムと、この照明
    負荷監視システムのオン/オフ制御端末と前記調光制御
    手段に設けた複数の照明シーンデータに対応した複数の
    接点を有する照明シーン出力接点手段と照明シーン入力
    接点手段とを接続すると共に、前記調光制御手段から照
    明シーン出力接点手段を介して、前記中央監視システム
    に現時点の照明シーンを伝送し、前記中央監視システム
    から前記照明シーン入力接点手段を介して、前記調光制
    御手段に中央監視システムが要求する照明シーンを伝送
    し、前記中央監視システムから前記調光制御手段に設け
    た照明シーンデータを用いて、居室の照明負荷の点灯制
    御することを特徴とする請求項1に記載の調光システ
    ム。
  13. 【請求項13】 複数の居室個々に前記調光手段及び前
    記調光操作手段を設け、この前記調光手段と前記調光操
    作手段に対応する個別の居室の照明負荷を点灯制御する
    照明シーンデータを有する単一の調光制御手段と、この
    単一の調光制御手段に有する前記居室個々の調光手段と
    調光操作手段に対応する照明シーンデータをグルーピン
    グして収納記憶することを特徴とする請求項1に記載の
    調光システム。
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