JP2003178614A - テーブル演出装置及びこれを利用したテーブル演出システム - Google Patents

テーブル演出装置及びこれを利用したテーブル演出システム

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JP2003178614A
JP2003178614A JP2002200505A JP2002200505A JP2003178614A JP 2003178614 A JP2003178614 A JP 2003178614A JP 2002200505 A JP2002200505 A JP 2002200505A JP 2002200505 A JP2002200505 A JP 2002200505A JP 2003178614 A JP2003178614 A JP 2003178614A
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source unit
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Kazufumi Fujii
一史 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 整然とした装置でありながら、驚きと感動を
与えることができテーブル演出装置及びテーブル演出シ
ステムを提供する。 【解決手段】 テーブルクロスでテーブル2全体をカバ
ーし、このテーブル2の内側に光源20を配置する。前
記テーブル2に関し、そのテーブル面10を透過な部材
で構成する。これにより、光源20から照射された光が
テーブル面10及びテーブルクロスを介して人の目に入
り、あたかもテーブル自体が発光しているように認識さ
せることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーティ会場等で
使用されるテーブルについて、装飾的な演出作用を発揮
させるテーブル演出装置及びこれを利用したテーブル演
出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーティ会場等では、その会場に複数の
テーブルが配置される。従来、このテーブルの上に様々
な形態の照明を載置して装飾効果を発揮させることが行
われていた。その他、配置されたテーブルにスポットラ
イトを照射して装飾効果を発揮させる手法も従来行われ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来か
ら行われていたこのような手法には意外性がなく、その
パーティに参加する者に対して驚きや感動を与えること
が困難である。また、各テーブルの上に照明を載置する
手法では、電源から各テーブルまでの間にはコードが必
要であり、配置されるテーブルが多いパーティ会場にお
いて、この手法を用いると、コードが邪魔となり事実上
実施不可能である。
【0004】そこで、本発明では、驚きと感動を与える
ことができ、且つ、整然としたテーブル演出装置及びテ
ーブル演出システムを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記課題を
解決するために、光源から照射される光を利用して、テ
ーブルに装飾効果を持たせるテーブル演出装置であっ
て、透過な材料からなるテーブル面を有し、全体がテー
ブルクロスで覆われたテーブルと、前記テーブルを覆う
前記テーブルクロスに隠蔽される光源と、前記光源を点
灯及び消灯せしめるスイッチ回路と、前記スイッチ回路
の作動を遠隔操作する操作部とを備えたテーブル演出装
置を採用した。
【0006】かかる構成によれば、光源から照射される
光は、テーブル面及びテーブルクロスを介して人の目に
入る。光源は、テーブルクロスにより隠蔽されているの
で、人の目に触れることが無く、このため、あたかもテ
ーブル自体が発光しているように見え、意外性を与える
ことができる。
【0007】上記テーブル演出装置において、前記操作
部に無線信号を送信する送信手段を備えるとともに、前
記スイッチ回路には前記送信手段から送信された無線信
号を受信する受信手段を接続し、これらの間で送受信さ
れる無線信号で前記光源の点灯及び消灯を制御するとよ
い。無線信号で光源の点灯及び消灯の制御を行うこと
で、コードを使用する必要がなく、パーティ会場を整然
とさせることができる。
【0008】また、前記光源及び前記スイッチ回路を一
体的なユニットとして構成し、このユニットにキャスタ
ーを設けて、自在に移動できるようにするとよい。
【0009】さらに、前記光源を、異なる種類の光を照
射可能に構成するとともに、これら異なる種類の光の中
から任意の光を選択して照射せしめる光種選択手段を設
け、前記光種選択手段が前記操作部からの信号に基づい
て照射せしめる光を選択するように構成してもよい。光
の種類、例えば、光の強さや色彩等を自在に変更して照
射できる構成を採用することで、多彩な演出効果を発揮
させることができる。
【0010】また、本発明では上記課題を解決するため
に、複数のテーブルと、各テーブルに設けられた複数の
光源とを備え、前記光源から照射される光を利用して前
記テーブルに装飾効果を持たせるテーブル演出システム
であって、透過な材料からなるテーブル面を有し、全体
をテーブルクロスで覆われた複数のテーブルと、前記テ
ーブルを覆う前記テーブルクロスにそれぞれ隠蔽された
光源と、各光源に設けられ、これら光源を点灯及び消灯
せしめるスイッチ回路と、前記スイッチ回路の作動を遠
隔操作する操作部とを設け、前記光源の中から任意の光
源を選択し、選択された光源のスイッチ回路を作動せし
める光源選択手段を前記操作部に設けたテーブル演出シ
ステムをも採用した。
【0011】パーティ会場には、複数のテーブルを配置
するのが一般的である。本発明にかかる構成では、この
ように複数配置されたテーブルの中から、任意のテーブ
ルを選択し、選択されたテーブルに設けられた光源を点
灯させることができる。これにより、そのパーティ会場
自体の装飾効果を一層向上させることできる。
【0012】なお、当該テーブル演出システムに関して
も、前記操作部に無線信号を送信する送信手段を設ける
一方で、前記送信手段からの信号を受信する受信手段を
前記各スイッチ回路に接続し、これら送信手段及び受信
手段の間で送受信される無線信号により前記光源の点灯
及び消灯を制御することで、パーティ会場のフロアから
配線を排除でき、整然とした会場とすることができる。
【0013】また、上記とテーブル演出システムにおい
て、前記光源を、異なる種類の光を照射可能にそれぞれ
構成するとともに、これら異なる種類の光の中から任意
の光を選択して照射せしめる光種選択手段をそれぞれ設
け、前記光種選択手段が前記操作部からの信号に基づい
て照射せしめる光をそれぞれ選択する。これにより、配
置されたテーブル毎に、異なる種類の光で装飾でき、演
出効果をさらに向上させる。
【0014】さらに、本発明では上記課題を解決するた
めに、テーブル面に載置される、透過な材料で形成され
たボディと、このボディの内部に着脱可能に設置される
光源とを備え、前記ボディは少なくとも2つのピースに
分割可能に構成されると共に、前記ピースが組み合わさ
れることでこのボディの内部に形成される空間部を有
し、前記光源が前記空間部の内部に設置されるテーブル
演出装置を採用した。
【0015】本発明によれば、テーブル面にテーブル演
出装置を搭載するだけで、通常のテーブルに装飾効果を
付与できる。このテーブル演出装置では、ボディに形成
された空間部がボディの分割に伴い分割されるため、空
間部に設置する光源を自在に変更することができる。こ
のため、当該テーブル演出装置を使用する目的に応じ、
光源の形態を自在に変更できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は、本発明にかかるテーブル演出装置
及びテーブル演出システムが適用されるパーティ会場の
一例を示している。このパーティ会場には、テーブル2
が複数配置されており、各テーブル2には、着席用の椅
子3が配されている。このパーティ会場では、ステージ
1を正面にして、縦方向にテーブル2が2つ配置された
列と、3つ配置された列とが交互に配列されるようにテ
ーブル2が配されている。なお、この図1に示すパーテ
ィ会場は、各テーブル2に4人着席する場合の例であ
り、十字をなす対角線上にて、2つの椅子3同士が対向
するようにしてそれぞれ配置されている。
【0018】図2及び図3は配置された各テーブル2の
構成を示すものである。このテーブル演出装置では、各
テーブル2の下に光源ユニット20を配置し、光源ユニ
ット20から照射される光を利用して装飾効果を発揮さ
せている。テーブル2は、アクリル等の透過な部材で形
成された円形のテーブル面10と、このテーブル面10
を下から支持する脚部とから構成されている。光源ユニ
ット20はテーブル2のほぼ中央部分にてフロア上に配
置されている。
【0019】また、テーブル2はその全体が覆われるよ
うに、テーブルクロス4でカバーされている。このテー
ブルクロス4は、半遮光性の生地で形成されており、所
定の光量以下の光を遮断している。また、テーブルクロ
ス4の周縁部分は、テーブル面10からフロアまで垂れ
下がり、このテーブルクロス4によりテーブル2の全体
が隠蔽されている。このため、パーティ会場の照明が照
射されただけでは、テーブルクロス4の内側は十分な光
量が無いため、外部からはテーブルクロス4の内側が見
えないようになっている。一方、テーブル2内に配され
た光源ユニット20が点灯すると、テーブル面10及び
テーブルクロス4を介して光源ユニット20の光が照射
される。これにより、テーブル2自体が発光しているよ
うに認識される。
【0020】なお、テーブル2は、収納性を確保するた
めに、折り畳むことができるように構成されている。テ
ーブル面10は、その中央部分に折り線11が設けられ
ていて、この折り線11でテーブル面10は2分割され
るようにして2つ折にされる。一方、脚部は、テーブル
面10の下面に沿って配された一対の支持材12,12
と、各支持材12,12の軸方向における端部に取り付
けられた4本の脚柱13…13とから構成されている。
支持材12,12は、テーブル面10の隅部分にて、テ
ーブル面10の折り線11と直角に交わるように、相互
に平行を成して取り付けられている。これら支持材1
2,12は、その軸方向の中心で2つ折に折り畳み可能
となっており、この中心部分12a,12aがテーブル
面10の折り線11と一致している。また、脚柱13…
13は各支持材12,12の両端付近にて、支持材1
2,12に対して折り曲げ可能に取り付けられている。
これにより、テーブル2をコンパクトに2つ折に折り畳
め、狭い収納スペースでも多くのテーブル2を収納でき
るように構成されている。
【0021】なお、このテーブル演出装置として使用さ
れるテーブルは、そのテーブル面の形状が円形のものに
限定されるものではなく、矩形状、楕円状、その他の形
状に形成されたテーブル面のテーブルを使用しても構わ
ない。
【0022】一方、光源ユニット20は、リモコン操作
で作動を制御されるように構成されている。この光源ユ
ニット20は、図4〜図8に示すように、箱形のハウジ
ング21を有し、その上面に設けられ、光を上方へ向け
て透過させる矩形状の照射窓25と、側面に設けられ、
当該光源ユニット20の作動を確認することが可能なメ
ータ29と、下面に取り付けられ、この光源ユニット2
0を移動可能とするキャスター22…22を備えてい
る。また、側面には、発信されたリモコン信号を受信す
るリモコン受信部40が取り付けられている。更に、ハ
ウジング21の端面には、受信するリモコン信号をチュ
ーニングするためのダイヤル41が設けられている。
【0023】そして、ハウジング21の内部には、この
光源ユニット20の電源としてのバッテリ24と、電球
が内部に設置されたケース23とが内蔵されている。バ
ッテリ24は、ハウジング21の内部にコンパクトに収
容されるようにその厚みの寸法が幅の寸法に対して小さ
めに形成されており、ハウジング21の一端側に収容さ
れている。ケース23は、台形を逆さにしたように形成
されていて、矩形状の底面部23bと、上方に向けて末
広がりとなるように形成された側面部23a…23aと
から構成されている。このケース23は、上端が開放さ
れており、この上端が照射窓25と一致するようにして
ハウジング21に内蔵されている。そして、ケース23
は、効果的に光を上方に反射させることができるよう
に、その内面が鏡面のように形成されている。
【0024】また、このケース23の内部には、2つの
ソケット26a,26bと、これらソケット26a,2
6bに装着された2つの電球27a,27bとが設けら
れている。各ソケット26a,26bは、相互に所定の
間隔を空けられ、この光源ユニット20の幅方向に並べ
られて、ケース23の底面部23bに取り付けられてい
る。そして、電球27a,27bは、色彩、光度、明度
等の光の種類が相互に異なるように照射するものが装着
されている。また、ケース23の底面部23bには、ケ
ース23の内部を冷却するための冷却ファン28が取り
付けられている。この冷却ファン28は、電球27a,
27bからの発熱を効率的に冷却することができるよう
に、ソケット26aとソケット26bとの間に取り付け
られている。
【0025】さらに、このハウジング21には、バッテ
リ24と各電球27a,27bとの通電・遮断を行うス
イッチ回路を構成する2つのリレー30a,30bと、
リレー30a,30bとソケット26a,26bとの間
に接続され、直流電流を交流電流へ変換しているDC/
ACコンバータ31a,31bとが内蔵されている。
【0026】リレー30a,30bは、各電球27a,
27bに対応するように2つ設けられており、各リレー
30a,30bはバッテリ24と接続されている。これ
らリレー30a,30bは、各電球27a,27bの点
灯・消灯を行うスイッチとして機能する。また、各リレ
ー30a,30bは、DC/ACコンバータ31a,3
1bとそれぞれ接続されており、リレー30a,30b
がONしたときにバッテリ24の電流をこのDC/AC
コンバータ31a,31bへそれぞれ通電させている。
そしてDC/ACコンバータ31a,31bは、ソケッ
ト26a,26bを介して電球27a,27bに電流を
供給している。電流は、このDC/ACコンバータ31
a,31bにより直流から交流に変換されて電球27
a,27bへ供給される。
【0027】そして、この光源ユニット20は、図8に
示す、別体として設けられた操作ユニット50により遠
隔操作される。操作ユニット50は、箱形のハウジング
51を有し、その上面には、4つの操作ボタン52,5
3,54a,54bと、操作の対象となる光源ユニット
を選択するチューニングダイヤル55とが設けられてい
る。また、ハウジング51の前面にはリモコン信号を発
信するアンテナ56が左右に延びるようにして設けられ
ている。この実施例に係る操作ユニットでは、操作ボタ
ン52が、光源ユニット20の電球を点灯させるONボ
タンであり、操作ボタン53が点灯されている電球を消
灯させるOFFボタンである。また、2つの操作ボタン
54a,54bの内、一方の操作ボタン54aが光源ユ
ニット20の一方の電球27aを選択するボタンであ
り、他方の操作ボタン54bが他方の電球27bを選択
するためのボタンである。
【0028】また、チューニングダイヤル55は、円盤
状の基部55aと、その中心を直径方向に延びるように
して上方に突出するつまみ部55bとから構成され、つ
まみ部55bを摘んで、水平に回転可能に構成されてい
る。当該テーブル演出装置では、一度に複数の光源ユニ
ット20を使用することもある。このような場合、複数
の光源ユニットから操作の対象となる光源ユニット20
を選択し、選択された光源ユニット20のみを操作する
こともある。チューニングダイヤル55は、複数ある光
源ユニット20の中から所定の光源ユニット20を選択
する際に、その光源ユニット20のダイヤル41と同一
の位置に回転させて、光源ユニットを選択する。
【0029】なお、操作ユニットは図8に示す態様のも
の限定されず、図9に示すように、すべてボタンにより
操作するように構成しても構わない。
【0030】図9に示す操作ユニット60は、箱形のハ
ウジング61を有し、その上面には、複数の操作ボタン
が設けられ、前面には、アンテナ66が水平に延びるよ
うにして設けられている。4つの操作ボタン62,6
3,64a,64bは、図8に示す操作ユニットと同様
の機能を有するものである。
【0031】一方、操作ボタン64a,64bの隣に連
ねて配された操作ボタン65A…65A及び操作ボタン
65B…65Bは、操作の対象となる光源ユニット20
を選択するための選択ボタンである。この実施例にかか
る操作ユニット60では、配列された複数の選択ボタン
65A…65Aの中から操作の対象となる光源ユニット
20に対応するボタンを択一的に選択し、選択したボタ
ンを押し込んで光源ユニット20を選択する。一方、選
択を解除するには、押し込まれている選択ボタン65A
に対応する位置の選択ボタン65Bを選んで押し込めば
よい。
【0032】以上に説明したテーブル演出装置によれ
ば、操作ユニット50の操作により光源ユニット20が
以下のように作用する。
【0033】先ず、光源ユニット20のダイヤルは、そ
れぞれ別のリモコン信号を受信するように、予め、ダイ
ヤル41を異なる位置にセットしておく。そして、操作
しようとする光源ユニット20のダイヤル41に一致さ
せて操作ユニット50のチューニングダイヤル55をセ
ットする。次いで、2つの電球27a,27bの内、点
灯させたい電球を操作ボタン54a,54bで選択す
る。例えば、電球27aを点灯させるのであれば、操作
ボタン54aを選択して押し込めばよい。
【0034】電球を選択した後は、ON用の操作ボタン
52を押し込む。これにより、選択した内容に対応する
リモコン信号がアンテナ56から送信され、これを受信
した光源ユニット20が作動する。電球27aが選択さ
れている場合、リモコン受信部40からの信号がリレー
30aに伝達され、リレー30aが作動する。これによ
り、電球27aに電球が流れ、電球27aが点灯する。
電球27a及び電球27bを収容しているケース23
は、その内面が鏡面のように形成されているので、電球
27aが点灯されると、効率よく電球27aの光が上方
へ向けて反射される。また、ケース23の側面は、上方
へ向けて末広がりとなるように形成されているため、照
射窓25から照射された光は、拡散するようにしてテー
ブルクロス4の内部の全体を照射する。
【0035】一方、消灯する場合には、操作ユニット5
0の操作ボタン53を押し込めば、消灯に対応するリモ
コン信号が操作ユニット50から発信され、これを受信
した光源ユニット20はリレー30aを遮断し、電球2
7aが消灯される。
【0036】このように、リモコン操作で光源ユニット
20の作動を制御しているので、離れた位置から所望の
タイミングで光源ユニット20の点灯・消灯を行うこと
ができる。また、光源ユニット20は、半遮光性のテー
ブルクロス4で隠蔽されてテーブル2の内側に配置され
ているので、外部からこの光源ユニット20を認識する
ことはできない。このため、電球27a,27bが消灯
状態にあるときは、何の変哲もない通常のテーブル2と
して認識される。一方、電球27aまたは電球27bを
点灯させると、照射された光はテーブル面10、テーブ
ルクロス4を介して着席している人の目に入る。半遮光
性の生地で形成されたテーブルクロス4を介して光源ユ
ニット20から照射された光を見るため、このテーブル
演出装置によれば、あたかも、テーブル2自体が発光し
ているように見え、神秘的な演出効果を発揮させること
ができる。
【0037】なお、この光源ユニット20は異なる種類
の光を照射する2種類の電球27a,27bを備えてい
るので、2つの電球27a,27bのうち所望の電球2
7a,27bを選択して点灯させることもできる。
【0038】以上、2種類の電球を設けた光源ユニット
20を例に説明したが、光源ユニットに3種以上の電球
を設けても構わない。また、光源ユニットに電球を1種
類のみ設けることを妨げるものではない。また、電球は
ハウジング内部への内臓型に限定されるものではなく、
図10に示すように、ハウジングから突出させて電球を
設けてもよい。
【0039】この図10に示す光源ユニット70は、そ
のハウジング71が箱形に形成されており、その下面に
当該光源ユニットを移動せしめるキャスター72…72
が取り付けられている。また、側面には光源ユニット7
0の作動状態を確認することができるメータ73、並び
にリモコン信号を受信するリモコン受信部77が取り付
けられている。
【0040】そして、ハウジング71の上面には相互に
異なる色彩の光を照射する2つの電球75a,75bが
取り付けられている。ハウジング71の上面には、その
幅方向において所定の間隔を隔ててソケット74a,7
4bが上方に突出するようにして取り付けられており、
電球75a,75bは、これらソケット74a,74b
にそれぞれ装着されている。また、ハウジング71の上
面には、ソケット74a,74b同士の間に、ハウジン
グ71の内部を冷却するための冷却ファン76が設けら
れている。この冷却ファン76は、ソケット74a,7
4bの間に配されているので、当該冷却ファン76の作
動により、電球75a,75bの近傍にはエアの対流が
生じる。このエアの対流は、電球75a,75b自体を
効果的に冷却する。
【0041】なお、以上のテーブル演出装置に関し、光
源として使用されるものは、白熱電球に限定されるもの
ではなく、蛍光灯等その他の光源を使用しても構わな
い、以上、光源ユニットに2種以上の電球を設け、点灯
させる電灯を選択することで、照射させる光の種類を変
更する実施形態について説明したが、光源ユニット及び
操作ユニットを図11〜図13に示すように構成して光
の種類を変更させてもよい。
【0042】図11及び図12は、光源ユニット80の
概要を示し、図13は、光源ユニット80を遠隔操作す
るための操作ユニット100をそれぞれ示している。
【0043】この実施の形態にかかるテーブル演出装置
は、光源ユニット80に電球95を1つのみ設け、1つ
の電球95から照射された光を所望の色彩の光として照
射させる構成を採用している。この光源ユニット80
は、そのハウジング81が箱形に形成されており、その
下面に当該光源ユニット80を円滑に移動させるための
キャスター82…82が取り付けられている。
【0044】そして、ハウジング81は、光を照射する
ための電球95と、照射された光を所望の色彩の光とし
照射させる光種選択手段とが設けられている。光種選択
手段は、ハウジング81の上面にて、当該ハウジング8
1に対して回転可能取り付けられた円盤83と、この円
盤83を回転させる駆動ユニット90とから構成されて
いる。円盤83は、ハウジング81の上面と面一となる
ように設けられており、その中心が回転軸92で支持さ
れている。また、円盤83の外周縁から半径方向内側に
所定の距離だけ入り込んだ位置には、円盤83の表裏を
連通するようにして、円形の小窓83aが、円盤83の
周方向に均等割りとなるように5つ形成されている。そ
して各小窓83aには、異なる色彩の半透明なアクリル
等の部材からなるフィルタ84a〜84eが、はめ込ま
れている。これらフィルタ84a〜84eは電球95の
光を所望の色彩に変換して当該光源ユニット80から外
部へ照射せしめている。一方、駆動ユニット90は矩形
状の本体ボックス91と、この本体ボックス91から上
方に向けて延びる回転軸92とを備えている。本体ボッ
クス91には、駆動モータ(不図示)と、この駆動モー
タの回転を回転軸92に伝達させているギヤなど(不図
示)が内蔵されている。
【0045】一方、円盤83の半径方向における小窓8
3aに対応する位置には、光を照射する電球95が配置
さている。この位置にはソケット93がセットされてお
り、電球95は上向きとなるようにソケット93に装着
されている。このソケット93には、お椀形の反射部9
4が設けられている。この反射部94は、ソケット93
の外周面から半径方向外側に張り出し、電球95の側方
をカバーするようにし上方に延びている。また、上方に
向かうにつれ末広がりとなるように形成され、その上端
が開放されている。そして、反射部94の内面は、電球
95の光を効果的に上方へ反射させることができるよう
に鏡面のように形成されている。この反射部94は、電
球95の光を上方へ向けて効果的に反射させるだけでな
く、電球95の光が外部に逃げることを防止している。
【0046】この光源ユニット80は、図13に示す操
作ユニット100より遠隔操作される。操作ユニット1
00は、箱形のハウジング101を有し、その上面に
は、4つの操作ボタン102〜105と、チューニング
ダイヤル106とが設けられ、前面にはリモコン信号を
送信せしめるアンテナ107が左右に延びるようにして
設けられている。
【0047】4つの操作ボタン102〜105は、2つ
ずつ左右に対をなすように配置され、前後に2列となる
ように配されている。これら操作ボタン102〜105
の機能は、前列2つのボタン102,103が、一つの
小窓83aからその隣の小窓83aへと、隣り合う小窓
83a同士がなす角度だけ円盤83を回転させ、照射せ
しめる光の種類を選択する選択ボタン102と、円盤8
3の回転位置がどの位置であっても、電球95上に無色
透明なフィルタの取り付けられた小窓83aを位置させ
るリセットボタン103である。後列の2つのボタン
が、電球95を点灯させるONボタン104、と電球9
5を消灯させるOFFボタン105である。
【0048】なお、選択ボタン102を一回押すと、小
窓1つ分だけ円盤83が回転する。これにより、所望の
色彩のフィルタ84a〜84eが取り付けられている小
窓83aが電球95の位置に回転されるまで選択ボタン
102を押して、照射させたい光の色彩を選択する。
【0049】一方、チューニングダイヤル106は、4
つの操作ボタンの側方に配置されている。このチューニ
ングダイヤル106は、操作の対象となる光源ユニット
80を選択するものであり、円盤状の基部106aと、
この基部106aの中央部分で直径方向に延びるように
して上方に突出しているつまみ106bとから構成され
ている。このチューニングダイヤル106は、多段階に
回転可能に構成され、ハウジング101の内部にはこの
チューニングダイヤル106の回転に伴い軸が回転する
ポテンショ(不図示)が内蔵されていている。このポテ
ンショは、各チューニングダイヤル106の回転の停止
位置に対応させて、この操作ユニット100から送信さ
れるリモコン信号を発生させている。
【0050】以上のように構成されたテーブル演出装置
によれば、操作ユニット100を使用して光源ユニット
80を以下のように作用させる。
【0051】まず、チューニングダイヤル106を回転
させて操作の対象となる光源ユニット80を選択する。
次いで選択ボタン102を押して、照射させようとする
色彩のフィルタ84a〜84eの取り付けられた小窓8
3aを電球95の位置に回転させる。その後、ONボタ
ン104を押し込んで電球95を点灯させる。電球95
から照射された光は、反射部94により効果的に小窓8
3a側に反射されると共に、当該反射部94により、隣
の小窓83aへの光の漏洩が防止される。このため、電
球95の光は選択した小窓83aのみを介して光源ユニ
ット80から効果的に照射され、選択した色彩の光のみ
が照射される。
【0052】照射させる光の色彩を変更するには、所望
の色彩のフィルタ84a〜84eが取り付けられている
小窓83aが電球95の取り付け位置に回転されるま
で、選択ボタン102を再び押し込む。なお、色彩を変
更させる時に、円盤83を回転させる前に電球95を消
灯させておけば、不必要な光を照射することがない、な
お、点灯している光を消灯させるには、OFFボタン1
05を押し込む。
【0053】そして、円盤83が、どのように回転され
ていても、リセットボタン103を押し込むことで、即
座に無色透明なフィルタ84aが取り付けられた小窓8
3aが電球95の位置まで移動される。
【0054】この光源ユニット80に関しても、図2及
び図3に示すように、テーブルクロス4で全体の覆われ
たテーブル2の内側に配置し使用される。上述したよう
に、選択した色彩のフィルタ84a〜84eを電球95
の正面に位置させると、電球95の光は選択されたフィ
ルタ84a〜84eを通してテーブル2のテーブル面1
0に照射される。この光がテーブル面10及びテーブル
クロス4を介して着席している人の目に映り、テーブル
面自体が発光しているかのごとく神秘的な装飾効果を発
揮する。なお、この実施形態に係るテーブル演出装置に
関しても、光源は白熱電球に限定されるものではなく、
蛍光灯等その他の光源を使用しても構わない。
【0055】以上に説明した構成のテーブル演出装置を
利用して、図14及び図15に示ようなシステムを組む
ことができる。光源として上述の光源ユニット20を採
用した場合を例にシステムの説明をする。
【0056】図14は、配置されたテーブル2のうち、
任意に選択されたテーブル2に配置された光源ユニット
20のみを作動させた態様を示している。この図14に
示す態様では、ステージ1を正面に図14の横方向に3
つのテーブル2が配置された列のテーブル2について、
光源ユニット20を点灯させている。図14の中でハッ
チングの付された、2つのテーブル2が配置された列に
ついては、点灯されず、消灯した状態を表している。
【0057】この図14の態様では、3つのテーブル2
が配置された列(A列とする)に設けられた光源ユニッ
ト20と、2つのテーブル2が配置された列(B列とす
る)に設けられた光源ユニット20とで、使用するリモ
コン信号が相互に異なるように予めテーブル演出装置の
チューニングがなされている。このため、A列に使用し
ているリモコン信号を作用させても、これと異なるリモ
コン信号で作用するB列の光源ユニット20は作動しな
い。逆にB列が採用するリモコン信号を作用させても、
A列の光源ユニット20は、作動することがない。この
ため、A列とB列とでは、独立して光源ユニット20が
作動し、少なくともA列又はB列の一方を任意に選択し
て作動させることができる。
【0058】なお、この図14に示す実施例では、区分
をA列及びB列との組み合わせで区分けしているが、区
分方法は、これに限定されるものではなく、他のテーブ
ル2同士の組み合わせで区分してもよい。また、区分数
もこの図14に示す実施例では2区分としているが、3
区分以上の区分を設けても構わない。また、数種類の区
分を組み合わせて実施してもよい。
【0059】一方、図15に示す実施態様では、テーブ
ル2毎に異なる色彩の電球を点灯させている。会場の中
央に配置された4つのテーブル2では、光源ユニット2
0に設けられた2つの電球の内、ブルーの電球を点灯さ
せている一方で、これら4つのテーブル2の周囲に配置
されたテーブル2では、光源ユニット20の白色電球を
点灯させている。この場合にも、中央の4つのテーブル
2とその周囲のテーブル2とで、異なるリモコン信号を
選択し、両者の間で独立性を持たせている。なお、この
図15では、ブルーの電球と白色電球との組み合わせを
例に説明したが、色彩の組み合わせは、用途などに応じ
て自在に選択すればよい。また、複数のテーブル2の中
から任意に選択した所定のテーブル2に配された光源ユ
ニット20と、他のテーブル2に配された光源ユニット
20とを異なる色彩に発光させることができれば、その
システムはこれに限定されない。
【0060】以上、光源を移動可能に構成したテーブル
演出装置及びテーブル演出システムについて説明した
が、図16のようにテーブル演出システムを構成しても
構わない。
【0061】図16に示すテーブル演出システムでは、
光源110がパーティ会場のフロアに予め埋め込まれる
ようにして設置されている。これら光源110は、会場
の縦方向及び横方向について所定の間隔毎に設置されて
いる。一方、テーブル2は、所望の光源110に対応す
る位置に一致させて配されている。即ち、配置するテー
ブル2の数や配置する位置は、行われるパーティ等の催
しにより異なる。このため、テーブル2は、催しの性格
に対応させて、任意の光源110の位置に配置されてい
る。
【0062】このテーブル演出システムでは、各光源1
10、電源(不図示)並びに操作部(不図示)とは配線
で接続されており、これらを接続している配線は、フロ
ア上に露出することのないように、フロアの裏側に配線
されている。フロアに設置された光源110には、蛍光
灯等の発光体が使用されており、上部がアクリル等の透
過性を有する部材で形成されたカバーで覆われている。
なお、この光源110についても、数種類の発光体を各
光源110に設けておき、その中から所望の発光体を選
択して発光させることができるように構成するとよい。
また、このパーティ会場には、集中管理室111が片隅
に設けられており、各光源110の点灯・消灯の制御を
行う操作部は、この集中管理室111に設けられてい
る。
【0063】かかる構成のテーブル演出システムでは、
集中管理室111で操作することで、フロアに設置され
た光源110の中から所望の光源110を作動させる。
また、各光源110に設けられた種類の異なる発光体の
うち所望の発光体を選択して作動させる。これにより多
彩な演出効果を発揮させている。
【0064】この図16に示すテーブル演出システムに
関しても、光源110の作動制御を無線式で行ってもか
まわない。
【0065】なお、図14〜図16に示すテーブル演出
システムにおいて、システムによる全体の制御とは別個
に各テーブルに配された光源ユニットを点灯・消灯させ
たいこともある。そのため、各光源ユニットに独立した
スイッチ回路を接続しておき、このスイッチ回路を個々
に操作できるようにしておくと便利である。
【0066】図17〜図19は、本発明のさらに別の実
施形態にかかるテーブル演出装置120を示している。
このテーブル演出装置120は、テーブル面115に載
置される円盤状のボディ121と、このボディ121の
内部に設置される光源としてのネオン管122…122
とを有している。ボディ121は、アクリル等の透過な
材料で形成されており、その厚み方向の中間部分で上下
に2つのピース125,126に分割可能に構成されて
いる。また、ボディ121の中央部には、円盤状の空間
部123が形成されている。各ピース125,126に
は、これらが対向する側の面の中央部に、円形の凹部1
27,128が所定の深さにそれぞれ形成されており、
これら凹部127,128が組み合わされることで空間
部123が構成される。
【0067】下側のピース126に形成された凹部12
8には、棒状のネオン管122…122が複数セットさ
れる。凹部128の底面には、各ネオン管122…12
2の両端を着脱可能に取り付けるためのホルダ130…
130が設けられており、各ネオン管122…122
は、ピース126の中心から半径方向外側に延びるよう
にこれらホルダ130…130にセットされる。
【0068】また、ホルダ130…130からはネオン
管122…122に電圧を印加する配線131が延びて
おり、これら配線131は1つに束ねられて図示しない
バッテリに接続されている。このバッテリはボディの空
間部123に設置されるよう下側のピース126に形成
された凹部128内に設けるとよい。但し、ボディ12
1の外部に設けることを妨げるものではない。下側のピ
ース126には、ピース126の外周面から凹部128
の内周壁とを連通し、各ホルダから延びている配線13
1を通すための孔129が形成されている。そして、束
ねられた配線131はこの孔129を通されてボディ1
21の外部へ延ばされている。また、下側のピース12
6の外周面には、ネオン管122…122とバッテリと
の接続をON・OFFするためのスイッチ132が取り
付けられており、配線131がこのスイッチ132に接
続されている。
【0069】かかる構成を備えたテーブル演出装置12
0では、テーブル面115に搭載され(図17の状
態)、図2に示す場合のように、ボディ121の上から
テーブルクロス4が被せられる。これにより、外観上
は、通常のテーブルと何ら変わらないように見える。そ
して、ボディ121の側面に取り付けられたスイッチ1
32をONすれば、ボディ121の空間部123に取り
付けられたネオン管122…122が発光し、これによ
りテーブルに光による装飾効果を発揮させることができ
る。
【0070】なお、本実施の形態ではボディの形状をテ
ーブル面の形状に合わせて円盤状に形成しているが、ボ
ディの形状は円盤状に限定されるものではなく、テーブ
ル面の形状に適応させることができれば、矩形などその
他の形状に形成しても構わない。また、ボディの分割の
態様に関しても、上下二つに分割するように形成するも
のに限定されるものではなく、例えば、分割する面を直
径方向に設け、この部分で左右に2分割されるように形
成しても構わない。また、3つ以上のピースに分割され
るようにボディを形成してもよい。
【0071】一方、ネオン管の配置に関しても、半径方
向に延びる方向に配置する態様には限定されず、ネオン
管同士が平行をなすように配置してもよい。場合によっ
ては、ネオン管で文字や図形を形成し、これをボディに
セットしてもよい。また、光源に関しても、ネオン管に
限定されるものではなく、蛍光灯や白熱電球を用いるこ
とを妨げるものではない。
【0072】なお、本実施形態では、トグルスイッチ等
のように機械的に回路を接続・遮断するスイッチで、ネ
オン管の点灯・消灯を行っているが、これに限定される
ものではない。例えば、ボディにサウンドセンサを取り
付けておき、周囲の音に反応させて光源を発光させるよ
うにしてもよい。なお、サウンドセンサのみで光源の点
灯・消灯を制御する場合、すべての周囲の音に反応する
おそれもある。かかる不都合を回避するために、トグル
スイッチとサウンドセンサとを組み合わせ、必要の無い
ときは、トグルスイッチで強制的に回路を切断しておく
とよい。
【0073】以上に説明した実施の形態では、装飾の態
様としては、テーブル自体があたかも発光しているよう
に見せる態様に関して説明したが、図20に示すように
ブラックライトを使用して装飾効果を発揮させてもよ
い。
【0074】この実施の形態では、透過なテーブル面1
41を有するテーブル140が使用され、このテーブル
140がテーブルクロス142で覆われている。テーブ
ル140の内側にはブラックライト144を備えた光源
ユニット143が配される。そして、本実施の形態で
は、ブラックライト144の照射に反応して光る繊維を
編み込んで形成されたテーブルクロス142が使用され
る。光る繊維は、テーブルクロス142に所定の図柄な
どが描かれるようにして編み込まれている。
【0075】このように構成することで、ブラックライ
トをテーブルに向けて照射すれば、テーブルクロス14
2に編み込まれた、光る繊維が反応し、所定の図柄を浮
き上がらせることができる。これにより、テーブルに装
飾効果を与えることができる。
【0076】
【発明の効果】以上、本発明によれば、外部からは見え
ない光源を点灯させ、この光源から照射される光をテー
ブル面並びにテーブルクロスを介して人に見せるため、
あたかもテーブル自体が発光しているように認識され、
神秘的な装飾効果を発揮させることができる。また、会
場のフロアには配線が存在しないため、会場を整然とさ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテーブル演出装置が使用される会場の
一態様を示す平面図。
【図2】本発明のテーブル演出装置が使用されるテーブ
ルの一態様を示す斜視図。
【図3】図2に示すテーブル及び光源ユニットを示す斜
視図。
【図4】図3に示す光源ユニットの詳細を示す斜視図。
【図5】図4に示す光源ユニットの長手方向における縦
断面図。
【図6】図4の光源ユニットに内蔵されているケース内
の状態を示す平面図。
【図7】図4に示す光源ユニットの制御回路を示すブロ
ック図。
【図8】本発明のテーブル演出装置に使用されるリモコ
ン用の操作ユニットを示す斜視図。
【図9】図8に示す操作ユニットとは別の実施形態にか
かる操作ユニットの斜視図。
【図10】図3に示す光源ユニットとは別の実施形態に
かかる光源ユニットの斜視図。
【図11】更に別の実施形態にかかる光源ユニットの斜
視図。
【図12】図11に示す光源ユニットに内蔵された電球
及び光種選択手段を示す光源ユニットの縦断面図。
【図13】図11に示す光源ユニットを遠隔操作するた
めの操作ユニットの平面図。
【図14】本発明にかかるテーブル演出装置をパーティ
会場に使用したテーブル演出システムの一例を示す平面
図。
【図15】図14に示す点灯態様とは別の態様で光源を
点灯させた場合を示す平面図。
【図16】図14及び図15とは別の実施形態にかかる
テーブル演出システムを使用したパーティ会場の平面
図。
【図17】本発明にさらに別の実施の形態にかかるテー
ブル演出装置の斜視図。
【図18】図17に示すテーブル演出装置の構成の概略
を示す説明図。
【図19】図17に示すテーブル演出装置を構成する下
側のピースの該主部分の部分断面拡大図。
【図20】ブラックライトを使用したテーブル演出装置
の一実施形態を示す図。
【符号の説明】
2,140 テーブル 4,142 テーブルクロス 10,141 テーブル面 20,70,80,143 光源ユニット 21 ハウジング 22,72,82 キャスター 23 ケース 24 バッテリ 25 照射窓 27a,27b,75a,75b,95 電球 30a,30b リレー 40,77 リモコン受信部 41 ダイヤル 50,60,100 操作ユニット 52,53,54a,54b 操作ボタン 55,106 チューニングダイヤル 62,63,64a,64b 操作ボタン 65A,65B 選択ボタン 83 円盤 83a 各小窓 84a〜84e フィルタ 90 駆動ユニット 94 反射部 102,103 操作ボタン 104 ONボタン 105 OFFボタン 110 光源 120 テーブル演出装置 121 ボディ 122 ネオン管 123 空間部 125,126 ピース 127,128 凹部 132 スイッチ 144 ブラックライト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から照射される光を利用して、テー
    ブルに装飾効果を持たせるテーブル演出装置であって、 透過な材料からなるテーブル面を有し、全体がテーブル
    クロスで覆われたテーブルと、 前記テーブルを覆う前記テーブルクロスに隠蔽される光
    源と、 前記光源を点灯及び消灯せしめるスイッチ回路と、 前記スイッチ回路の作動を遠隔操作する操作部と、を備
    えたことを特徴とするテーブル演出装置。
  2. 【請求項2】 前記操作部に無線信号を送信する送信手
    段を備えるとともに、前記スイッチ回路には前記送信手
    段から送信された無線信号を受信する受信手段を接続
    し、これらの間で送受信される無線信号で前記光源の点
    灯及び消灯を制御することを特徴とする請求項1に記載
    のテーブル演出装置。
  3. 【請求項3】 前記光源及び前記スイッチ回路は一体的
    なユニットとして構成され、このユニットには当該ユニ
    ットを自在に移動させるキャスターが設けられているこ
    とを特徴とする請求項1に記載のテーブル演出システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記光源を、異なる種類の光を照射可能
    に構成するとともに、これら異なる種類の光の中から任
    意の光を選択して照射せしめる光種選択手段を設け、 前記光種選択手段が前記操作部からの信号に基づいて照
    射せしめる光を選択することを特徴とする請求項1に記
    載のテーブル演出装置。
  5. 【請求項5】 複数のテーブルと、各テーブルに設けら
    れた複数の光源とを備え、前記光源から照射される光を
    利用して前記テーブルに装飾効果を持たせるテーブル演
    出システムであって、 透過な材料からなるテーブル面を有し、全体をテーブル
    クロスで覆われた複数のテーブルと、前記テーブルを覆
    う前記テーブルクロスにそれぞれ隠蔽された光源と、各
    光源に設けられ、これら光源を点灯及び消灯せしめるス
    イッチ回路と、前記スイッチ回路の作動を遠隔操作する
    操作部と、を設け、 前記光源の中から任意の光源を選択し、選択された光源
    のスイッチ回路を作動せしめる光源選択手段を、前記操
    作部に設けたことを特徴とするテーブル演出システム。
  6. 【請求項6】 前記操作部に無線信号を送信する送信手
    段を設ける一方で、前記送信手段からの信号を受信する
    受信手段を前記各スイッチ回路に接続し、 これら送信手段及び受信手段の間で送受信される無線信
    号により前記光源の点灯及び消灯を制御することを特徴
    とする請求項5に記載のテーブル演出システム。
  7. 【請求項7】 前記光源を、異なる種類の光を照射可能
    にそれぞれ構成するとともに、これら異なる種類の光の
    中から任意の光を選択して照射せしめる光種選択手段を
    各光源にそれぞれ設け、 前記光種選択手段が前記操作部からの信号に基づいて照
    射せしめる光をそれぞれ選択することを特徴とする請求
    項5に記載のテーブル演出装置。
  8. 【請求項8】 テーブル面に載置される、透過な材料で
    形成されたボディと、このボディの内部に着脱可能に設
    置される光源とを備え、 前記ボディは、少なくとも2つのピースに分割可能に構
    成されると共に、前記ピースが組み合わされることでこ
    のボディの内部に形成される空間部を有し、 前記光源が前記空間部の内部に設置されることを特徴と
    するテーブル演出装置。
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