JPH06283277A - 可変色照明器具 - Google Patents
可変色照明器具Info
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- JPH06283277A JPH06283277A JP5069806A JP6980693A JPH06283277A JP H06283277 A JPH06283277 A JP H06283277A JP 5069806 A JP5069806 A JP 5069806A JP 6980693 A JP6980693 A JP 6980693A JP H06283277 A JPH06283277 A JP H06283277A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で光色の異なる照明負荷を切り替
えて点灯できるとともに、受光ユニット側で誤動作が生
じない可変色照明器具を提供する。 【構成】 照明器具本体に、光色の異なる照明負荷４
Ａ，４Ｂをそれぞれ高周波点灯し、系統別の照明オン・
オフ操作信号を受けて電源がそれぞれ入り切りされると
ともに、調光操作信号を受けて照明負荷をそれぞれ調光
する２系統の高周波点灯装置２，３と、遠隔操作器１５
から例えば赤外線信号による操作信号を受信し、この操
作信号の種別に応じて系統別の照明オン・オフ操作信号
と調光操作信号を各高周波点灯装置２，３に出力する受
光ユニット１とを備えている。
えて点灯できるとともに、受光ユニット側で誤動作が生
じない可変色照明器具を提供する。 【構成】 照明器具本体に、光色の異なる照明負荷４
Ａ，４Ｂをそれぞれ高周波点灯し、系統別の照明オン・
オフ操作信号を受けて電源がそれぞれ入り切りされると
ともに、調光操作信号を受けて照明負荷をそれぞれ調光
する２系統の高周波点灯装置２，３と、遠隔操作器１５
から例えば赤外線信号による操作信号を受信し、この操
作信号の種別に応じて系統別の照明オン・オフ操作信号
と調光操作信号を各高周波点灯装置２，３に出力する受
光ユニット１とを備えている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光色の異なる蛍光灯な
どの照明負荷を切り替えて点灯できる可変色照明器具に
関する。
どの照明負荷を切り替えて点灯できる可変色照明器具に
関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に蛍光灯などの照明負荷を高周波点
灯する住宅用などの照明器具では、１つの高周波点灯装
置が内蔵され、この点灯装置により１系統の照明負荷を
点灯する構成となっている。また、外部の操作器から赤
外線信号などにより照明を遠隔制御できる照明器具で
は、器具本体側に設けられた１つの受光ユニットから１
系統の高周波点灯装置を制御するための電源オン・オフ
信号と調光信号を出力する構成となっている。
灯する住宅用などの照明器具では、１つの高周波点灯装
置が内蔵され、この点灯装置により１系統の照明負荷を
点灯する構成となっている。また、外部の操作器から赤
外線信号などにより照明を遠隔制御できる照明器具で
は、器具本体側に設けられた１つの受光ユニットから１
系統の高周波点灯装置を制御するための電源オン・オフ
信号と調光信号を出力する構成となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、蛍光灯には
昼光色のランプとやや赤みがかった電球色のランプなど
があるが、その場の状況に応じて室内の照明の光色を切
り替えることができれば、より快適な住環境を作り出す
ことができる。しかし、従来の照明器具では、上述した
ように１系統の照明負荷の点灯を制御できるだけなの
で、光色の異なる照明負荷の切り替えを行なおうとした
場合は、２つの照明器具を用意して、これらの照明器具
の点灯状態を状況に応じて切り替えるか、１つの照明器
具に２組の受光ユニットと点灯装置、および各点灯装置
に接続される光色の異なる照明負荷を配し、外部の操作
器から選択的に一方の受光ユニット側の点灯装置を操作
して、光色の切り替えを行なうことが考えられる。しか
し、２つの照明器具を設置した場合は設備が大掛かりに
なるという問題が生じる。また、１つの照明器具に２組
の受光ユニットと点灯装置を配した場合は、照明器具が
大型化するとともに、各々の受光ユニットで受信が正し
く行なえない場合が生じ、混色されるという問題が発生
する。
昼光色のランプとやや赤みがかった電球色のランプなど
があるが、その場の状況に応じて室内の照明の光色を切
り替えることができれば、より快適な住環境を作り出す
ことができる。しかし、従来の照明器具では、上述した
ように１系統の照明負荷の点灯を制御できるだけなの
で、光色の異なる照明負荷の切り替えを行なおうとした
場合は、２つの照明器具を用意して、これらの照明器具
の点灯状態を状況に応じて切り替えるか、１つの照明器
具に２組の受光ユニットと点灯装置、および各点灯装置
に接続される光色の異なる照明負荷を配し、外部の操作
器から選択的に一方の受光ユニット側の点灯装置を操作
して、光色の切り替えを行なうことが考えられる。しか
し、２つの照明器具を設置した場合は設備が大掛かりに
なるという問題が生じる。また、１つの照明器具に２組
の受光ユニットと点灯装置を配した場合は、照明器具が
大型化するとともに、各々の受光ユニットで受信が正し
く行なえない場合が生じ、混色されるという問題が発生
する。
【０００４】本発明は、このような従来の技術が有する
課題を解決するために提案されたものであり、簡単な構
成で光色の異なる照明負荷を切り替えて点灯できるとと
もに、受光ユニット側で誤動作が生じない可変色照明器
具を提供することを目的とする。
課題を解決するために提案されたものであり、簡単な構
成で光色の異なる照明負荷を切り替えて点灯できるとと
もに、受光ユニット側で誤動作が生じない可変色照明器
具を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明による可変色照明器具は、照明器具本体に、光
色の異なる照明負荷をそれぞれ点灯し、系統別の照明オ
ン・オフ操作信号を受けて電源がそれぞれ入り切りされ
るとともに、調光操作信号を受けて照明負荷をそれぞれ
調光する２系統以上の点灯装置と、遠隔操作器からの赤
外線などの無線による操作信号を受信し、この操作信号
の種別に応じて系統別の照明オン・オフ操作信号と調光
操作信号を各点灯装置に出力する受信器とを備える構成
としてある。
に本発明による可変色照明器具は、照明器具本体に、光
色の異なる照明負荷をそれぞれ点灯し、系統別の照明オ
ン・オフ操作信号を受けて電源がそれぞれ入り切りされ
るとともに、調光操作信号を受けて照明負荷をそれぞれ
調光する２系統以上の点灯装置と、遠隔操作器からの赤
外線などの無線による操作信号を受信し、この操作信号
の種別に応じて系統別の照明オン・オフ操作信号と調光
操作信号を各点灯装置に出力する受信器とを備える構成
としてある。
【０００６】又、本発明による可変色照明器具は、光色
の異なる複数の光源と、この光源をそれぞれ点灯させ、
調光操作信号を受けて前記光源をそれぞれ調光可能な２
系統以上の点灯装置と、遠隔操作器からの無線による操
作信号を受信し、この操作信号に応じて前記点灯装置の
動作制御を行うと共に、前記調光操作信号を各点灯装置
に出力する受信器と、前記光源を脱着自在に収容すると
共に、前記点灯装置および受信器を内蔵する照明器具本
体とを備える構成としてある。
の異なる複数の光源と、この光源をそれぞれ点灯させ、
調光操作信号を受けて前記光源をそれぞれ調光可能な２
系統以上の点灯装置と、遠隔操作器からの無線による操
作信号を受信し、この操作信号に応じて前記点灯装置の
動作制御を行うと共に、前記調光操作信号を各点灯装置
に出力する受信器と、前記光源を脱着自在に収容すると
共に、前記点灯装置および受信器を内蔵する照明器具本
体とを備える構成としてある。
【０００７】
【作用】上述した構成によれば、受信器から照明オン・
オフ操作信号と調光操作信号を１組とした２系統以上の
操作信号を出力できるので、照明器具本体に組み込まれ
た１つの受信器によって２系統以上の点灯装置を制御で
き、これら点灯装置に接続される光色の異なる照明負荷
の切り替えと調光を行なえる。
オフ操作信号と調光操作信号を１組とした２系統以上の
操作信号を出力できるので、照明器具本体に組み込まれ
た１つの受信器によって２系統以上の点灯装置を制御で
き、これら点灯装置に接続される光色の異なる照明負荷
の切り替えと調光を行なえる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例を図面に基づ
き詳細に説明する。図１のブロック図に、本発明による
可変色照明器具の基本的な構成を示す。この図で、この
可変色照明器具は器具本体（図示せず）に受信器を構成
する１つの受光ユニット１と、この受光ユニット１から
の操作信号を受ける２つの高周波点灯装置２，３とが内
蔵されており、また器具本体は、光源である２つの照明
負荷を脱着可能に収容している。そしてこれら高周波点
灯装置２，３は光色の異なる照明負荷４Ａ，４Ｂにそれ
ぞれ接続されている。光色の異なるＡ系統（Ａ色）およ
びＢ系統（Ｂ色）の照明負荷４Ａ，４Ｂは、例えば昼光
色の蛍光灯とやや赤みがかった電球色の蛍光灯などから
なる。受光ユニット１には、遠隔操作器１５から赤外線
信号による遠隔操作信号が入力され、この操作信号に応
じて受光ユニット１から照明のオン・オフ操作信号、調
光操作信号を１組とした系統別の操作信号が各高周波点
灯装置２，３にそれぞれ入力される。これにより、各高
周波点灯装置２，３はどちらか一方の装置に選択的に電
源が投入されるとともに、照明負荷４Ａまたは４Ｂの調
光が行なわれる。このように、一方の高周波点灯装置２
または３を選択的にオンすることで、ランプの光色の切
り替えを行なうことができる。ここで、受光ユニット１
から高周波点灯装置２，３に送出される調光信号は、パ
ルス幅変調信号（ＰＷＭ信号）または直流レベル信号か
らなる。なお、遠隔操作器１５からは赤外線信号の代わ
りに超音波信号による無線信号が送出されるように構成
してもよく、この場合受光ユニット１は超音波受波器か
らなる受信器に置き換えられる。
き詳細に説明する。図１のブロック図に、本発明による
可変色照明器具の基本的な構成を示す。この図で、この
可変色照明器具は器具本体（図示せず）に受信器を構成
する１つの受光ユニット１と、この受光ユニット１から
の操作信号を受ける２つの高周波点灯装置２，３とが内
蔵されており、また器具本体は、光源である２つの照明
負荷を脱着可能に収容している。そしてこれら高周波点
灯装置２，３は光色の異なる照明負荷４Ａ，４Ｂにそれ
ぞれ接続されている。光色の異なるＡ系統（Ａ色）およ
びＢ系統（Ｂ色）の照明負荷４Ａ，４Ｂは、例えば昼光
色の蛍光灯とやや赤みがかった電球色の蛍光灯などから
なる。受光ユニット１には、遠隔操作器１５から赤外線
信号による遠隔操作信号が入力され、この操作信号に応
じて受光ユニット１から照明のオン・オフ操作信号、調
光操作信号を１組とした系統別の操作信号が各高周波点
灯装置２，３にそれぞれ入力される。これにより、各高
周波点灯装置２，３はどちらか一方の装置に選択的に電
源が投入されるとともに、照明負荷４Ａまたは４Ｂの調
光が行なわれる。このように、一方の高周波点灯装置２
または３を選択的にオンすることで、ランプの光色の切
り替えを行なうことができる。ここで、受光ユニット１
から高周波点灯装置２，３に送出される調光信号は、パ
ルス幅変調信号（ＰＷＭ信号）または直流レベル信号か
らなる。なお、遠隔操作器１５からは赤外線信号の代わ
りに超音波信号による無線信号が送出されるように構成
してもよく、この場合受光ユニット１は超音波受波器か
らなる受信器に置き換えられる。
【０００９】つぎに、受光ユニット１と遠隔操作器１５
の構成を図２および図３に基づいて説明する。まず、遠
隔操作器１５は前面部にはオン・オフ操作スイッチ１
６、光色の切替え操作スイッチ１７ａ，１７ｂ、調光操
作用のアップ・ダウンスイッチ１８ａ，１８ｂが設けら
れている。この遠隔操作器１５では、オン・オフ操作ス
イッチ１６を押下したあと、Ａ色またはＢ色に対応する
どちらか一方の光色の切替え操作スイッチ１７ａまたは
１７ｂを押すと、選択した系統の電源オン信号が発光部
１９から送出される。続いて、別の光色の切替え操作ス
イッチ１７ａまたは１７ｂを押すと、いままで送出され
ていた側の電源オン信号が停止され、別の系統の電源オ
ン信号が送出される。また、調光操作用のアップ側スイ
ッチ１８ａを押すと、調光レベルを高める操作信号が発
光部１９から送出され、ダウン側スイッチ１８ｂを押す
と、調光レベルを下げる操作信号が送出される。調光レ
ベルの調整は、パルス幅のデューティ比を変えることで
行なわれる。消灯したい場合は、オン・オフ操作スイッ
チ１６を再び押下すことで、いままで送出されていた側
の電源オン信号が停止される。
の構成を図２および図３に基づいて説明する。まず、遠
隔操作器１５は前面部にはオン・オフ操作スイッチ１
６、光色の切替え操作スイッチ１７ａ，１７ｂ、調光操
作用のアップ・ダウンスイッチ１８ａ，１８ｂが設けら
れている。この遠隔操作器１５では、オン・オフ操作ス
イッチ１６を押下したあと、Ａ色またはＢ色に対応する
どちらか一方の光色の切替え操作スイッチ１７ａまたは
１７ｂを押すと、選択した系統の電源オン信号が発光部
１９から送出される。続いて、別の光色の切替え操作ス
イッチ１７ａまたは１７ｂを押すと、いままで送出され
ていた側の電源オン信号が停止され、別の系統の電源オ
ン信号が送出される。また、調光操作用のアップ側スイ
ッチ１８ａを押すと、調光レベルを高める操作信号が発
光部１９から送出され、ダウン側スイッチ１８ｂを押す
と、調光レベルを下げる操作信号が送出される。調光レ
ベルの調整は、パルス幅のデューティ比を変えることで
行なわれる。消灯したい場合は、オン・オフ操作スイッ
チ１６を再び押下すことで、いままで送出されていた側
の電源オン信号が停止される。
【００１０】受光ユニット１側では、遠隔操作器１５側
からの信号を受光素子５が受けると、この信号が制御部
６を構成するマイクロプロセッサ７に取り込まれて信号
の解析が行なわれる。この信号の解析処理では、送られ
てきた操作信号が自己宛のものであるか否か、操作信号
の種別は何か、操作信号の系統はＡ系統かＢ系統かが調
べられ、操作信号が調光操作信号であれば調光のレベル
値が検出される。マイクロプロセッサ７は、Ａ系統の照
明をオン・オフする操作信号を検出すると、駆動用トラ
ンジスタ９を介してフォトカプラ８をオン・オフし、出
力端子Ａ１，Ａ２間を導通状態（オン状態）または非導
通状態（オフ状態）にする。また、Ｂ系統の照明をオン
・オフする操作信号を検出した場合は、駆動用トランジ
スタ１１を介してフォトカプラ１０をオン・オフし、出
力端子Ｂ１，Ｂ２間を導通状態または非導通状態にす
る。一方、調光操作信号を検出した場合は、調光レベル
に応じたデューティ比で駆動用トランジスタ１３によっ
てフォトカプラ１２をオン・オフすることにより、Ａ系
統およびＢ系統に共通な出力端子Ａ３，Ａ４間およびＢ
３，Ｂ４間に、調光レベル信号を出力する。なお、この
受光ユニット１では、電源回路１４から各部に直流電源
が給電される。
からの信号を受光素子５が受けると、この信号が制御部
６を構成するマイクロプロセッサ７に取り込まれて信号
の解析が行なわれる。この信号の解析処理では、送られ
てきた操作信号が自己宛のものであるか否か、操作信号
の種別は何か、操作信号の系統はＡ系統かＢ系統かが調
べられ、操作信号が調光操作信号であれば調光のレベル
値が検出される。マイクロプロセッサ７は、Ａ系統の照
明をオン・オフする操作信号を検出すると、駆動用トラ
ンジスタ９を介してフォトカプラ８をオン・オフし、出
力端子Ａ１，Ａ２間を導通状態（オン状態）または非導
通状態（オフ状態）にする。また、Ｂ系統の照明をオン
・オフする操作信号を検出した場合は、駆動用トランジ
スタ１１を介してフォトカプラ１０をオン・オフし、出
力端子Ｂ１，Ｂ２間を導通状態または非導通状態にす
る。一方、調光操作信号を検出した場合は、調光レベル
に応じたデューティ比で駆動用トランジスタ１３によっ
てフォトカプラ１２をオン・オフすることにより、Ａ系
統およびＢ系統に共通な出力端子Ａ３，Ａ４間およびＢ
３，Ｂ４間に、調光レベル信号を出力する。なお、この
受光ユニット１では、電源回路１４から各部に直流電源
が給電される。
【００１１】つぎに、高周波点灯装置２，３の構成を図
４に基づいて説明する。なお、高周波点灯装置２，３
は、Ａ系統とＢ系統が同一に構成されている。この図
で、商用交流電源２０の一端は整流平滑回路２１の一方
の入力端子に接続され、他端は電源のオン・オフ操作信
号が入力される端子２８，２９を介して整流平滑回路２
１の他方の入力端子に接続される。この整流平滑回路２
１から出力される直流電源は、駆動回路２３によってト
ランジスタ２２ａ，２２ｂが交互にスイッチングされる
ハーフブリッジ型インバータ回路２２に供給される。制
御回路２４には端子３０，３１からパルス幅変調信号
（ＰＷＭ信号）による調光レベル信号が入力されるよう
になっており、この調光信号に応じた駆動周波数制御信
号が制御回路２４から駆動回路２３に供給される。イン
バータ回路２２の出力端子は、直流カット用コンデンサ
２５、共振用のインダクタ２６を介して２灯の照明負荷
４Ａ，４Ａまたは４Ｂ，４Ｂに接続され、これら照明負
荷４Ａ，４Ａまたは４Ｂ，４Ｂの他端はインバータ回路
２２のグランドに接続される。ここで、照明負荷には、
点灯装置がＡ系統であればＡ色の照明負荷４Ａ，４Ａが
用いられ、点灯装置がＢ系統であればＢ色の照明負荷４
Ｂ，４Ｂが用いられる。なお、２７は共振用コンデンサ
である。
４に基づいて説明する。なお、高周波点灯装置２，３
は、Ａ系統とＢ系統が同一に構成されている。この図
で、商用交流電源２０の一端は整流平滑回路２１の一方
の入力端子に接続され、他端は電源のオン・オフ操作信
号が入力される端子２８，２９を介して整流平滑回路２
１の他方の入力端子に接続される。この整流平滑回路２
１から出力される直流電源は、駆動回路２３によってト
ランジスタ２２ａ，２２ｂが交互にスイッチングされる
ハーフブリッジ型インバータ回路２２に供給される。制
御回路２４には端子３０，３１からパルス幅変調信号
（ＰＷＭ信号）による調光レベル信号が入力されるよう
になっており、この調光信号に応じた駆動周波数制御信
号が制御回路２４から駆動回路２３に供給される。イン
バータ回路２２の出力端子は、直流カット用コンデンサ
２５、共振用のインダクタ２６を介して２灯の照明負荷
４Ａ，４Ａまたは４Ｂ，４Ｂに接続され、これら照明負
荷４Ａ，４Ａまたは４Ｂ，４Ｂの他端はインバータ回路
２２のグランドに接続される。ここで、照明負荷には、
点灯装置がＡ系統であればＡ色の照明負荷４Ａ，４Ａが
用いられ、点灯装置がＢ系統であればＢ色の照明負荷４
Ｂ，４Ｂが用いられる。なお、２７は共振用コンデンサ
である。
【００１２】この高周波点灯装置でＡ系統の高周波点灯
装置２の電源側端子２８，２９は、受光ユニット１の照
明オン・オフ用の出力端子Ａ１，Ａ２に接続され、Ｂ系
統の高周波点灯装置３の電源側端子２８，２９は、受光
ユニット１の出力端子Ｂ１，Ｂ２に接続される。また、
Ａ系統の高周波点灯装置２の調光信号入力端子３０，３
１は、受光ユニット１の調光用出力端子Ａ３，Ａ４に接
続され、Ｂ系統の高周波点灯装置３の調光信号入力端子
３０，３１は、受光ユニット１の出力端子Ｂ３，Ｂ４に
接続される。
装置２の電源側端子２８，２９は、受光ユニット１の照
明オン・オフ用の出力端子Ａ１，Ａ２に接続され、Ｂ系
統の高周波点灯装置３の電源側端子２８，２９は、受光
ユニット１の出力端子Ｂ１，Ｂ２に接続される。また、
Ａ系統の高周波点灯装置２の調光信号入力端子３０，３
１は、受光ユニット１の調光用出力端子Ａ３，Ａ４に接
続され、Ｂ系統の高周波点灯装置３の調光信号入力端子
３０，３１は、受光ユニット１の出力端子Ｂ３，Ｂ４に
接続される。
【００１３】つぎに、このように構成される可変色照明
器具の動作を説明する。まず、遠隔操作器１５で光色の
切替え操作スイッチ１７ａが押されて、Ａ系統の照明を
オンする操作が行われると、マイロクプロセッサ７では
このオン信号を検出して、フォトカプラ８の発光ダイオ
ード８ａを点灯させる駆動信号をトランジスタ９に出力
する。これにより、出力端子Ａ１，Ａ２に接続される双
方向フォトダイオード８ｂが導通して、商用交流電源２
０が高周波点灯装置２に投入される。この動作で、まず
Ａ系統の光色の照明負荷４Ａ，４Ａが高周波点灯され
る。続いて、遠隔操作器１５側で調光操作が行なわれる
と、マイクロプロセッサ７はこの調光操作信号を検出し
て、調光レベルに応じたデューティ比のパルスでフォト
カプラ１２の発光ダイオード１２ａを点灯するための駆
動信号をトランジスタ１３に出力する。これにより、フ
ォトトランジスタ１２ｂが接続される端子Ａ３，Ａ４間
にＰＷＭの調光レベル信号が出力されるので、Ａ系の照
明負荷４Ａ，４Ａの調光が行なわれる。その後、遠隔操
作器１５側で切替え操作スイッチ１７ｂが押されて光色
がＢ系統に切り替えられると、マイロクプロセッサ７で
はこの切替え操作信号を検出して、フォトカプラ１０の
発光ダイオード１０ａを点灯させる駆動信号をトランジ
スタ１１に出力する。これにより、双方向フォトトラン
ジスタ１０ｂが導通して出力端子Ｂ１，Ｂ２間が閉じら
れるので、商用交流電源２０が高周波点灯装置３に投入
され、Ｂ系統の光色の照明負荷４Ｂ，４Ｂが高周波点灯
される。このとき、照明負荷４Ｂ，４Ｂの調光の度合は
マイクロプロセッサ７のメモリ上に記憶されている以前
の調光レベルに設定され、その後操作器１５側で操作が
行なわれた場合に、調光の度合が再設定される。
器具の動作を説明する。まず、遠隔操作器１５で光色の
切替え操作スイッチ１７ａが押されて、Ａ系統の照明を
オンする操作が行われると、マイロクプロセッサ７では
このオン信号を検出して、フォトカプラ８の発光ダイオ
ード８ａを点灯させる駆動信号をトランジスタ９に出力
する。これにより、出力端子Ａ１，Ａ２に接続される双
方向フォトダイオード８ｂが導通して、商用交流電源２
０が高周波点灯装置２に投入される。この動作で、まず
Ａ系統の光色の照明負荷４Ａ，４Ａが高周波点灯され
る。続いて、遠隔操作器１５側で調光操作が行なわれる
と、マイクロプロセッサ７はこの調光操作信号を検出し
て、調光レベルに応じたデューティ比のパルスでフォト
カプラ１２の発光ダイオード１２ａを点灯するための駆
動信号をトランジスタ１３に出力する。これにより、フ
ォトトランジスタ１２ｂが接続される端子Ａ３，Ａ４間
にＰＷＭの調光レベル信号が出力されるので、Ａ系の照
明負荷４Ａ，４Ａの調光が行なわれる。その後、遠隔操
作器１５側で切替え操作スイッチ１７ｂが押されて光色
がＢ系統に切り替えられると、マイロクプロセッサ７で
はこの切替え操作信号を検出して、フォトカプラ１０の
発光ダイオード１０ａを点灯させる駆動信号をトランジ
スタ１１に出力する。これにより、双方向フォトトラン
ジスタ１０ｂが導通して出力端子Ｂ１，Ｂ２間が閉じら
れるので、商用交流電源２０が高周波点灯装置３に投入
され、Ｂ系統の光色の照明負荷４Ｂ，４Ｂが高周波点灯
される。このとき、照明負荷４Ｂ，４Ｂの調光の度合は
マイクロプロセッサ７のメモリ上に記憶されている以前
の調光レベルに設定され、その後操作器１５側で操作が
行なわれた場合に、調光の度合が再設定される。
【００１４】なお、本発明は２系統以上の光色の照明負
荷を切り替える照明器具にも適用できる。
荷を切り替える照明器具にも適用できる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、照
明器具本体に内蔵された１つの受信器から２系統以上の
点灯装置を制御するための照明オン・オフ信号と調光信
号を出力できることから、器具本体に複数の受信器を設
ける必要がなく、照明器具の構成の簡単化と小型化が図
れるので、例えば、住宅用の可変色照明器具として好適
である。また、遠隔操作器により１つの受光ユニットに
操作信号を送出する構成なので、複数の受光ユニットを
用いる場合のような混信が発生せず、信頼性よく光色の
切り替えと調光を行なうことができる。また、この可変
色照明器具を用いて光色を切り替えることにより、室内
の雰囲気をその場の状況に応じて変えることができるの
で、快適な住空間を作り出せるという効果がある。
明器具本体に内蔵された１つの受信器から２系統以上の
点灯装置を制御するための照明オン・オフ信号と調光信
号を出力できることから、器具本体に複数の受信器を設
ける必要がなく、照明器具の構成の簡単化と小型化が図
れるので、例えば、住宅用の可変色照明器具として好適
である。また、遠隔操作器により１つの受光ユニットに
操作信号を送出する構成なので、複数の受光ユニットを
用いる場合のような混信が発生せず、信頼性よく光色の
切り替えと調光を行なうことができる。また、この可変
色照明器具を用いて光色を切り替えることにより、室内
の雰囲気をその場の状況に応じて変えることができるの
で、快適な住空間を作り出せるという効果がある。
【図１】本発明による可変色照明器具の基本的な構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図２】図１の可変色照明器具に設けられる受光ユニッ
トのブロック図である。
トのブロック図である。
【図３】上記可変色照明器具に用いられる遠隔操作器の
正面図である。
正面図である。
【図４】上記可変色照明器具に設けられる高周波点灯装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
１ 受光ユニット ２，３ 高周波点灯装置 ４Ａ，４Ｂ 光色の異なる照明負荷 ５ 受光素子 ６ 制御部 ７ マイクロプロセッサ ８，１０，１２ フォトカプラ ８ａ，１０ａ，１２ａ 発光ダイオード ８ｂ，１０ｂ，１２ｂ 双方向フォトダイオード ９，１１，１３ 駆動用トランジスタ １４ 電源回路 １５ 遠隔操作器 １６ オン・オフ操作スイッチ １７ａ，１７ｂ 光色切替えスイッチ １８ａ，１８ｂ 調光用アップダウンスイッチ ２０ 商用交流電源 ２１ 整流平滑回路 ２２ ハーフブリッジ型のインバータ回路 ２３ 駆動回路 ２４ 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０５Ｂ 41/36 Ｆ 9032−3Ｋ
Claims (3)
- 【請求項１】 照明器具本体に、光色の異なる照明負荷
をそれぞれ点灯し、系統別の照明オン・オフ操作信号を
受けて電源がそれぞれ入・切されるとともに、調光操作
信号を受けて照明負荷をそれぞれ調光する２系統以上の
点灯装置と、遠隔操作器からの無線による操作信号を受
信し、この操作信号の種別に応じて系統別の照明オン・
オフ操作信号と調光操作信号を各点灯装置に出力する受
信器とを備えることを特徴とする可変色照明器具。 - 【請求項２】 光色の異なる複数の光源と、この光源を
それぞれ点灯させ、調光操作信号を受けて前記光源をそ
れぞれ調光可能な２系統以上の点灯装置と、遠隔操作器
からの無線による操作信号を受信し、この操作信号に応
じて前記点灯装置の動作制御を行うと共に、前記調光操
作信号を各点灯装置に出力する受信器と、前記光源を脱
着自在に収容すると共に、前記点灯装置および受信器を
内蔵する照明器具本体とを備えることを特徴とする可変
色照明器具。 - 【請求項３】 上記遠隔操作器からは赤外線信号による
操作信号が発せられ、照明器具本体に配設された上記受
信器はこの赤外線信号を受ける受光ユニットを有するこ
とを特徴とする請求項１又は２記載の可変色照明器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5069806A JPH06283277A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 可変色照明器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5069806A JPH06283277A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 可変色照明器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06283277A true JPH06283277A (ja) | 1994-10-07 |
Family
ID=13413368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5069806A Withdrawn JPH06283277A (ja) | 1993-03-29 | 1993-03-29 | 可変色照明器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06283277A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1993
- 1993-03-29 JP JP5069806A patent/JPH06283277A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000530 |