JP2008117566A - 調光操作卓、調光装置及び調光システム - Google Patents

調光操作卓、調光装置及び調光システム Download PDF

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章徳 今橋
Shinichi Sugita
真一 杉田
Masatoshi Naoe
政俊 直江
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Abstract

【課題】状態監視を効率良く行うことができ、構成を簡素化する。
【解決手段】調光操作卓10、10Aは、イーサネットに接続されるインタフェース14を備えて調光制御情報を送出すると共に自装置の状態情報をインタフェース14を介して送出する。調光制御盤30は、調光操作卓10、10Aからインタフェース32を介して状態情報を受け取り、調光操作卓10、10Aの状態を判定し、これに基づき、調光操作卓から送られる調光制御情報により調光制御するか否か決定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、劇場の舞台やスタジオなどの照明に対する調光を行う際に用いられる調光操作卓、この調光操作卓から調光制御情報を受けて照明負荷に対する調光制御を行う調光制御盤である調光装置、または調光制御盤に対しDMX信号に変換して調光制御信号を送出するDMXノード装置である調光装置、更に、上記調光操作卓と調光装置とをイーサネット(登録商標)にて結んだ調光システムに関するものである。
従来、調光操作卓と調光制御盤との間では調光制御信号やこれに対する返答信号等の送受を行うケーブルとは別に装置の状態を確認するための伝送線が設けられている。この伝送線を用いてウオッチドックタイマの監視を行い、稼働・非稼働を検出している。
更に、調光操作卓が2系の場合に、主系と副系を切り換えるスイッチ接点の情報は、調光操作卓から調光制御盤やDMXノード装置に対し伝達する手段がないために、別途接点I/O部を調光制御盤やDMXノード装置に設け、スイッチ接点の情報を直接取得するようにしていた。特許文献1には、接点I/Oを設けることが記載されている。
特開2001−167891号公報(0063、0064、図4など)
また、状態監視において調光操作卓に不具合が発生した場合には、調光制御盤へ照明負荷の最終出力レベル(調光レベル)を保持する要求を送出し、調光制御盤に保持させている。この要求により、保持された出力レベルに基づき照明負荷対応のLEDが点灯されている。しかしながら、このLEDは周辺の照明を行う作業灯としても用いられており、上記で保持された出力レベルに作業灯レベルを合成してLEDが駆動されるように構成されている。調光操作卓の復旧或いは副系調光操作卓を主系へ変更した後に、上記LEDの照度又は実明かりを頼りにオペレータが調光レベルの設定を行っている。
そのため、必ずしも的確な調光レベルを把握できない上に、作業灯レベルと合成されているため、調光レベルの判断が難しいものであった。このため、調光システムを復旧させる場合に元の調光レベルを設定できないので、照明シーンが障害の前後で異なってしまうという問題があった。
本発明は、上記のように調光操作卓や調光制御盤等においては、装置間の状態情報の監視が非効率であり、また、接点I/Oを設ける必要性があり伝送路もその接点I/O毎に設ける必要があり、構成が複雑化するという現状に鑑みてなされたもので、その目的は、状態監視を効率良く行うことができ、構成を簡素化し得る調光操作卓と調光装置及び調光システムを提供することである。
また、状態監視において調光操作卓に不具合が発生した場合においても、調光システムを復旧させる場合に元の調光レベルを設定することが容易となり、照明シーンを障害の前後で同一にすることのできる調光操作卓と調光装置及び調光システムを提供することを目的とする。
本発明に係る調光操作卓は、イーサネットに接続されるインタフェースと;調光制御情報をインタフェースを介して送出する調光制御手段と;自装置の状態に変化が生じた場合にのみ状態情報をインタフェースを介して送出する状態情報送出手段と;を具備することを特徴とする。
イーサネットは有線及び無線を許容する。状態情報には、稼働中であることを示す情報、2系の場合に、主系であるか副系であるかの情報を含む。状態情報は調光制御盤やDMXノード装置などの調光装置へ送られる。
本発明に係る調光操作卓は、調光制御盤に対し、直近に送出した調光制御情報に含まれる照明負荷の調光レベル情報の保持を要求する保持要求手段と;情報を表示する表示手段と;保持要求手段による要求に応じて保持された情報の送信を要求する送信要求手段と;送信要求手段による要求に応じて到来する調光レベル情報を表示手段に表示する表示制御手段と:を具備することを特徴とする。
本発明に係る調光操作卓は、表示制御手段は、自装置において設定した調光レベルとの差分を求め、差分情報と対応する照明負荷に対応する識別情報を表示手段に表示することを特徴とする。
本発明に係る調光装置は、イーサネットに接続されるインタフェースと;イーサネットに接続された調光操作卓からインタフェースを介して状態情報を受け取り、調光操作卓の状態を判定し管理する状態判定管理手段と;状態判定管理手段により管理されている状態情報に基づき、調光操作卓から送られる調光制御情報の扱いを決定し、調光制御情報を処理する調光制御情報処理手段と;を具備することを特徴とする。
本発明に係る調光装置は、状態判定管理手段は、2系の調光操作卓から状態情報を受け取り、主系とするか副系とするかを決定すると共に、主系と副系の遷移履歴情報を管理し、調光制御情報処理手段は、遷移履歴情報に基づき調光制御情報を採用する調光操作卓を決定することを特徴とする。
本発明に係る調光装置は、直近に到来した調光制御情報に含まれる照明負荷の調光レベル情報の保持要求を調光操作卓から受けた場合に、当該情報を保持する保持手段と;保持手段に保持された情報の送信要求を調光操作卓から受けた場合に該当情報を返送する情報返送手段と;を具備することを特徴とする。
本発明に係る調光システムは、請求項1乃至3のいずれかの項に記載の調光操作卓と;請求項4乃至6のいずれかの項に記載の調光装置と;調光操作卓と調光装置を結ぶイーサネットと;を具備することを特徴とする。
本発明に係る調光操作卓は、自装置の状態情報をインタフェースを介して送出するように構成されているので、調光制御情報の伝送路と共用でき効率的である。
本発明に係る調光操作卓は、状態に変化が生じた場合にのみ状態情報を送出するので、状態に変化のないときに通信が行われず、無駄なく効率的である。
本発明に係る調光操作卓は、調光制御盤に対し、直近に送出した調光制御情報に含まれる照明負荷の調光レベル情報の保持を要求し、要求に応じて保持された情報の送信を要求し、この要求に応じて到来する調光レベル情報を表示手段に表示するので、障害等の場合に直前の調光レベルを知ることができ便利である。
本発明に係る調光操作卓は、自装置において設定した調光レベルと調光制御盤に保持されていた調光レベルの差分を求め、差分情報と対応する照明負荷に対応する識別情報を表示するので、設定した調光レベルが障害等の場合における直前の調光レベルと異なっていることを知ることができ便利である。
本発明に係る調光装置は、イーサネットに接続された調光操作卓からインタフェースを介して状態情報を受け取り、調光操作卓の状態を判定し管理し、管理されている状態情報に基づき、調光操作卓から送られる調光制御情報の扱いを決定し、調光制御情報を処理するので、調光制御情報と同じ経路で得られる状態情報に基づき調光制御情報の扱いを決定し、調光制御情報を処理でき、効率的である。
本発明に係る調光装置は、2系の調光操作卓から状態情報を受け取り、主系とするか副系とするかを決定すると共に、主系と副系の遷移履歴情報を管理し、遷移履歴情報に基づき調光制御情報を採用する調光操作卓を決定するので、2系について切り換えるスイッチによることなく、主系と副系を決定でき、調光制御情報を採用する調光操作卓を決定でき、便利である。
本発明に係る調光装置は、直近に到来した調光制御情報に含まれる照明負荷の調光レベル情報の保持要求を調光操作卓から受けた場合に、当該情報を保持し、保持された情報の送信要求を調光操作卓から受けた場合に該当情報を返送するので、調光操作卓に対し障害直前などの調光レベルを伝えることができ、復旧の場合に便利である。
本発明に係る調光システムは、請求項1乃至4のいずれかの項に記載の調光操作卓と;請求項5乃至7のいずれかの項に記載の調光装置と;調光操作卓と調光装置を結ぶイーサネットと;を具備するので、装置間の状態監視が効率的であり、障害発生前後の照明シーンの一致化を行う際に便利である。
<実施例1>
以下添付図面を参照して、調光操作卓、調光装置及び調光システムの実施例を説明する。各図において、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。図1には、本発明の実施例に係る調光操作卓10、10Aと調光装置として調光制御盤30とをイーサネット21A〜21Cにより接続した調光システムを示す。イーサネット21A〜21Cは、ハブ22により接続されている。
調光操作卓10には、CPU及びメモリなどを含んで構成される制御部11と、情報を表示するための表示部12と、各種キーが備えられた操作部13と、イーサネットとの間で情報を送受するインタフェース14とが備えられている。
調光操作卓10、10Aは同一の構成であり、2系の切り換えにより調光制御が可能となっている。2系の切り換えを行うための系切換スイッチ23が設けられ、調光操作卓10の接点I/O15を介して制御部11へ切換信号が送られる。
調光操作卓10の制御部11には、調光制御手段41、状態情報送出手段42、保持要求手段43、送信要求手段44、表示制御手段45、復旧制御手段46が備えられている。調光制御手段41は、調光制御情報をインタフェース14を介して送出するものである。状態情報送出手段42は、状態に変化が生じた場合にのみ状態情報をインタフェース14を介して送出するものである。
保持要求手段43は、操作部13に設けられた保持キーの操作に基づき、直近に送出した調光制御情報に含まれる照明負荷の調光レベル情報の保持を調光制御盤30に要求するものである。送信要求手段44は、操作部13に設けられた送信要求キーの操作に応じて保持要求手段43による要求に応じて保持された情報の送信を要求するものである。
表示制御手段45は、送信要求手段44による要求に応じて到来する調光レベル情報を表示手段である表示部12に表示するものである。また、表示制御手段45は、到来する調光レベルと自装置において設定した調光レベルとの差分を求め、差分情報と対応する照明負荷に対応する識別情報を表示部12に表示する。復旧制御手段46は、操作部13に設けられた復旧キーの操作に応じて上記差分を有する調光レベルを到来する調光レベルへ設定変更し、これを調光情報として調光制御手段41から送出させる。また、復旧制御手段46は、保持キーの解除操作に基づき、保持解除要求を調光制御盤30に要求するものである。
調光制御盤30には、CPU及びメモリなどを含んで構成される制御部31と、イーサネットとの間で情報を送受するインタフェース33と、調光器34−1〜34−nが備えられている。更に、調光器34−1〜34−nには、照明負荷32−1〜32−nが接続されている。
制御部31には、状態判定管理手段51、調光制御情報処理手段52、保持手段53、情報返送手段54が設けられている。状態判定管理手段51は、イーサネットに接続された調光操作卓10、10Aからインタフェースを介して状態情報を受け取り、調光操作卓10、10Aの状態を判定し管理するものであり、2系の調光操作卓10、10Aから状態情報を受け取り、主系とするか副系とするかを決定すると共に、主系と副系の遷移履歴情報を管理する。
調光制御情報処理手段52は、状態判定管理手段51により管理されている状態情報に基づき、調光操作卓10、10Aから送られる調光制御情報の扱いを決定し、調光制御情報を処理する。即ち、遷移履歴情報に基づき調光制御情報を採用する調光操作卓を決定すると共に、主系或いは主系相当の調光操作卓から送られる調光情報に基づき調光器34−1〜34−nを制御して、調光器34−1〜34−nが供給電力を制御して照明負荷32−1〜32−nにおける調光が行われるようにする。
保持手段53は、直近に到来した調光制御情報に含まれる照明負荷の調光レベル情報の保持要求を調光操作卓10、10Aから受けた場合に、当該情報を保持するものである。情報返送手段54は、保持手段53に保持された情報の送信要求を調光操作卓10、10Aから受けた場合に該当情報を返送するものである。
また、調光制御盤30には照明負荷32−1〜32−nに対応するLED35が設けられた表示板36が接続されており、制御部31は、照明負荷32−1〜32−nに対する現在の調光レベル(出力レベル)と作業灯レベル(LED35を作業灯として使用するレベル)を合成してLED35を点灯する機能を備えている。
以上のように構成された調光システムにおいて、調光操作卓10、10Aの制御部11は、図2と図5に示すフローチャートに対応するプログラムを実行して各種手段を実現し、調光制御盤30の制御部31は、図3と図6に示すフローチャートに対応するプログラムを実行して各種手段を実現するので、これらのフローチャートに基づき以下に動作説明を行う。
調光操作卓10、10Aの制御部11は、例えば系切換スイッチ23等の状態変化を監視し(S11)、系切換スイッチ23の状態に変化があると、例えば系切換スイッチ23の切換信号に応じて主系或いは副系となったことを示す状態情報を送信する。勿論、自装置が稼働中となったことなど必要な状態情報をイーサネット21(21A〜21C)を介して調光制御盤30へ送信する(S12)。
また、制御部11は、操作部13の操作により所要の照明負荷に対する調光制御の入力を監視し(S13)、入力があると、所要の照明負荷に対する調光制御情報をイーサネット21を介して調光制御盤30へ送信する(S14)。
このような調光操作卓10、10Aの制御部11の処理により、調光制御盤30の制御部31は、受信した状態情報や調光制御情報に基づき主系副系の状態遷移を図3に示すように行う。図3では、調光操作卓10を1系、調光操作卓10Aを2系とし、「主」は主系を示し、「副」は副系を示す。「出力」に付記されている系が調光制御情報を採用する調光操作卓に係る系を示す。
図3の状態ST1は、ある時点の状態を示し、双方が主系である。この状態ST1において、2系である調光操作卓10Aが副系である通知(2副により示す)をすると、状態ST2へ遷移し、状態ST1において、1系である調光操作卓10が副系である通知(1副により示す)をすると、状態ST5へ遷移する。
状態ST2において、2系である調光操作卓10Aが主系である通知(2主により示す)をすると、状態STへ遷移し、状態ST2において、1系である調光操作卓10が副系である通知をすると共に2系である調光操作卓10Aが主系である通知をすると(1副2主により示す)、状態ST5へ遷移する。
状態ST1において、1系である調光操作卓10が副系である通知をすると共に2系である調光操作卓10Aが副系である通知をすると(1副2副により示す)、状態ST3へ遷移する。状態ST6は、状態ST5において2系である調光操作卓10Aが副系である通知(2副により示す)をすることにより発生する。そして、図示のように通知がある毎に状態ST1〜ST6の間で遷移が行われる。
以上は通知による場合を説明したが、所定時間継続して情報(状態情報と調光制御情報)の到来がなければ、副系へ遷移させる。また、主系の調光操作卓の調光制御情報を用いて調光制御を行うが、両方が副系である状態ST3、ST6においては、その前の状態(履歴情報)により調光制御情報を用いる調光操作卓を決定してある。
この状態遷移を含む処理は、図4に示されるように行われる。調光制御盤30の制御部31は、情報の到来監視し(S21)、情報到来の場合には、情報を受け取ると共に、送信元の調光操作卓に対応する状態を副系とするためのタイマをリセットする(S22)。このステップS22に続いて、到来した情報が状態情報であるか調光制御情報であるかを判定する処理を行う(S23)。
上記ステップS23において、調光制御情報の到来を検出すると、当該調光制御情報の送信元が主系か等を判定し、主系である場合と副系であってもその前の履歴により採用されるべき調光操作卓である場合(図3の状態ST3、ST6による主系である場合)に、該当の調光器を制御して該当の照明負荷について調光制御を行う(S24)。
また、上記ステップS23において、状態情報の到来を検出すると、通知の内容に従って図3に示した状態遷移を行うことにより主系と副系の情報管理を行うとと共に、履歴情報を残す(S25)。
ステップS21において、NOへ分岐した場合においては、情報の到来がない調光操作卓に対応するタイマをスタートさせ(S26)、タイムアップを検出すると共に(S27)、情報到来を待つ(S28)。
上記ステップS28において情報到来が検出されると、ステップS22へジャンプして処理を行い、ステップS27においてタイムアップを検出すると、対応の調光操作卓について副系の通知があった場合と同様に図3における状態遷移を行い、履歴情報を残して(S29)ステップS21へ戻る。このように管理が行われるので、系切換スイッチ23の情報を直接に受け取ることなく、調光制御盤30は適切な調光操作卓からの調光制御情報を用いて調光制御を行うことができる。
調光操作卓10、10Aの制御部11は、障害等の発生によって、操作部13に設けられた保持キーの操作がなされることによる保持要求の入力或いは障害発生等を監視している(S31)。ステップS31において、保持要求の入力等があると保持要求を調光制御盤30へ送信する(S32)。
これに対し、調光制御盤30の制御部31は、図6に示されるように保持要求が受信されるかを監視しており(S41)、保持要求を受信すると、調光制御盤30における現出力レベルを保持する(S42)。
ステップS32に続いて、調光操作卓10、10Aの制御部11は、保持情報要求のキー操作が操作部13からなされたかを検出する(S33)。保持情報要求は、例えば、調光操作卓10が障害となった場合において調光操作卓10の復旧の場合には調光操作卓10の操作部13から入力され、調光操作卓10が障害となった場合において調光操作卓10Aへの切り換えが行われた場合には調光操作卓10Aの操作部13から入力される。入力を検出した調光操作卓側の制御部11は、保持情報要求を調光制御盤30へ送信する(S34)。
これに対応して、調光制御盤30の制御部31は、図6に示されるように保持レベル要求が受信されるかを監視しており(S43)、要求が到来すると、保持してある現出力レベル(調光レベル)を照明負荷の識別情報と共に返送する(S44)。
ステップS34に続いて、保持情報要求を送信した調光操作卓10A(10)の制御部11は、現出力レベル(調光制御盤30の保持レベル)と対応する照明負荷の識別情報との返送を受けて、このときに操作卓13を用いて照明負荷32−1〜32−nについて調光操作卓10A(10)にて設定した調光レベルとの差分を得て、調光制御盤30の保持レベル(調光レベルの数値)や差分(調光レベルの差に係る数値)を対応する照明負荷の識別情報と共に表示部12へ表示する(S35)。これにより、オペレータは設定の誤差などを見ることができ、照明負荷32−1〜32−nに対する調光得ベルの設定を変更することができる。
本実施例では、操作部13にレベル差解消を指示するキーが設けられ、これの操作を調光操作卓10A(10)の制御部11が検出している(S36)。レベル差解消を指示するキーが操作されると、これを受けて制御部11は設定レベルを差分に基づき変更し、当該調光操作卓10A(10)から出力する調光制御情報における調光レベルを調光制御盤30の保持レベルに合わせる(S37)。
更に、調光操作卓10A(10)の制御部11保持キーの再操作などによる保持解除が入力されることを監視しており(S38)、保持解除入力があると保持解除要求を調光制御盤30へ送信し(S39)、ステップS31へ戻って処理を続ける。
一方、調光制御盤30の制御部31は、図6に示されるように保持解除要求が受信されるかを監視しており(S45)、保持解除要求の受信に応じて保持レベルを、主系である調光操作卓側から送られた調光レベルへ変更して調光処理を開始する(S46)。
以上の通りに、調光操作卓に障害が発生した場合に、調光制御盤30にて保持されているレベル(調光レベルの数値)や差分(調光レベルの差に係る数値)を目視でき、出力する調光レベルを障害前のレベルへ復旧可能となり、障害前後の照明シーンに変化を生じさせることなく自然に継続的に調光制御を行うことが可能である。
<実施例2>
図7には、図8に示されるフローチャートの処理を行う状態判定管理手段51、調光制御情報処理手段52を備えると共に、イーサネットによる調光制御情報(調光ベル及び照明負荷のアドレス)をDMX信号へ変換するDMXノード装置70を用いた第2の実施例に係る調光システムの構成例が示されている。調光操作卓10、10Aについては図1に示したものと同一の構成である。
DMXノード装置70は、図4とほぼ同じ処理を図8のフローチャートに基づき行う。ただし、ステップS23において、調光制御情報の到来を検出すると、当該調光制御情報の送信元が主系か等を判定し、主系である場合と副系でもその前の履歴により採用されるべき調光操作卓である場合に、該当の調光制御情報をDMX信号に変換してDMX信号対応の調光制御盤80へ送出する(S24A)。ステップS24Aにおいて、調光操作卓10または調光操作卓10Aから到来した調光制御情報の送信元が主系か等を判定し、副系である場合とその前の履歴により採用されるべき調光操作卓でない場合に、該当の調光制御情報を破棄する。
係る処理により、調光制御盤80が系切換スイッチ23の情報を直接に受け取ることなく、調光制御盤80は適切な調光操作卓10(10A)からの調光制御情報を用いて調光制御を行うことができる。なお、本調光システムにおいては調光操作卓10、10Aについては図1に示したものと同一の構成としたが、調光操作卓10(10A)における制御部11対応の構成部分が、図1に示した調光制御手段41、状態情報送出手段42のみを備え、保持要求手段43、送信要求手段44、表示制御手段45、復旧制御手段46を備えない構成とすることもできる。この場合には、調光操作卓10、10Aの制御部11対応の構成部分は、図5のフローチャートに対応する処理を行わず、図2のフローチャートに対応する処理を行うものである。
本発明の実施例に係る調光操作卓と調光装置である調光制御盤とを用いて構成した調光システム第1の実施例を示す構成図。 本発明の実施例に係る調光操作卓の動作を説明するためのフローチャート。 本発明の実施例に係る調光装置である調光制御盤により実現される主系副系の遷移を示す図。 本発明の実施例に係る調光装置である調光制御盤における動作を説明するためのフローチャート。 本発明の実施例に係る調光操作卓の動作を説明するためのフローチャート。 本発明の実施例に係る調光装置である調光制御盤における動作を説明するためのフローチャート。 本発明の実施例に係る調光操作卓と調光装置であるDMXノード装置とを用いて構成した調光システム第2の実施例を示す構成図。 本発明の実施例に係る調光装置であるDMXノード装置における動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
10、10A 調光操作卓
11、31 制御部
12 表示部
13 操作部
14、33 インタフェース
15 接点I/O
21A〜21C イーサネット
22 ハブ
23 系切換スイッチ
30、80 調光制御盤
32−1〜32−n 照明負荷
34−1〜34−n 調光器
41 調光制御手段
42 状態情報送出手段
43 保持要求手段
44 送信要求手段
45 表示制御手段
46 復旧制御手段
51 状態判定管理手段
52 調光制御情報処理手段
53 保持手段
54 情報返送手段
70 DMXノード装置

Claims (7)

  1. イーサネットに接続されるインタフェースと;
    調光制御情報をインタフェースを介して送出する調光制御手段と;
    自装置の状態に変化が生じた場合にのみ状態情報をインタフェースを介して送出する状態情報送出手段と;
    を具備することを特徴とする調光操作卓。
  2. 調光制御盤に対し、直近に送出した調光制御情報に含まれる照明負荷の調光レベル情報の保持を要求する保持要求手段と;
    情報を表示する表示手段と;
    保持要求手段による要求に応じて保持された情報の送信を要求する送信要求手段と;
    送信要求手段による要求に応じて到来する調光レベル情報を表示手段に表示する表示制御手段と:
    を具備することを特徴とする請求項1に記載の調光操作卓。
  3. 表示制御手段は、自装置において設定した調光レベルとの差分を求め、差分情報と対応する照明負荷に対応する識別情報を表示手段に表示することを特徴とする請求項2に記載の調光操作卓。
  4. イーサネットに接続されるインタフェースと;
    イーサネットに接続された調光操作卓からインタフェースを介して状態情報を受け取り、調光操作卓の状態を判定し管理する状態判定管理手段と;
    状態判定管理手段により管理されている状態情報に基づき、調光操作卓から送られる調光制御情報の扱いを決定し、調光制御情報を処理する調光制御情報処理手段と;
    を具備することを特徴とする調光装置。
  5. 状態判定管理手段は、2系の調光操作卓から状態情報を受け取り、主系とするか副系とするかを決定すると共に、主系と副系の遷移履歴情報を管理し、
    調光制御情報処理手段は、遷移履歴情報に基づき調光制御情報を採用する調光操作卓を決定することを特徴とする請求項4に記載の調光装置。
  6. 直近に到来した調光制御情報に含まれる照明負荷の調光レベル情報の保持要求を調光操作卓から受けた場合に、当該情報を保持する保持手段と;
    保持手段に保持された情報の送信要求を調光操作卓から受けた場合に該当情報を返送する情報返送手段と;
    を具備することを特徴とする請求項4または5に記載の調光装置。
  7. 請求項1乃至3のいずれかの項に記載の調光操作卓と;
    請求項4乃至6のいずれかの項に記載の調光装置と;
    調光操作卓と調光装置を結ぶイーサネットと;
    を具備することを特徴とする調光システム。
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