JP2005346980A - 調光システム - Google Patents

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Abstract

【課題】調光システムにおいて、データに要求される品質に応じてデータの伝送制御を行うことができ、ネットワークの帯域を有効活用することができる。
【解決手段】メイン卓は、照明を調光制御するための調光データのインデックス情報パケットP1をサブ卓に出力し(#12)、データの受信待ち状態になる(#13)。サブ卓は、データの受信待ち状態において(#21)、インデックス情報パケットP1を受信すると、調光データの要否と調光データ要求パケットP2の伝送タイミングを判断し(#22)、調光データが要の場合に(#22でYES)、調光データ要求パケットP2を前記判断した伝送タイミングでメイン卓に出力し(#23)、データの受信待ち状態になる(#24)。メイン卓は、調光データ要求パケットP2を受信すると、調光データパケットP3をサブ卓に出力し(#14)、サブ卓は、その調光データを記憶する(#25)。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数の調光卓をイーサネット(登録商標)等の通信回線で接続した調光システムに関し、特に調光卓の操作時において各調光卓間でデータの同期を行い、また、メインの調光卓の障害発生時にメインの調光卓の代役をする調光卓を決定してバックアップを行う調光システムに関するものである。
従来から、照明装置を調光制御して照明による各種演出を行う調光システムにおいて、2台の調光卓をシリアルインターフェースで接続してデータの同期をとり、出力されたデータを合成することにより、一台の調光卓の故障時に、もう一台がバックアップ卓となるようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。また、複数の調光卓を複数の調光システムサーバに個別に接続し、さらに各調光システムサーバを統括サーバに接続することにより、統括サーバのみにアクセスして、各調光卓の制御を可能にした調光システムも知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−232080号公報 特開2001−244083号公報
しかしながら、上述した特許文献1に記載の調光システムにおいては、シリアル伝送における通信方式を採用しており、イーサネット通信と比較して接続性及び接続距離の点において柔軟性に乏しく、このため、(1)サブ卓の数が制限される、(2)バックアップの卓を遠隔に設置できない、(3)同期の伝送速度が遅い、(4)出力の合成が必要である等の課題を有している。その結果、従来の調光システムでは、データに要求される品質に応じてデータの伝送制御を行うことができず、また、ネットワークの帯域を有効活用することができなかった。また、上述した特許文献2に記載の調光システムは、複数の調光卓を同期させるようにはなっておらず、一台の調光卓の故障時に、もう一台がバックアップ卓となるものではない。従って、特許文献2に記載の内容を適用したとしても、上記課題は解決されない。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、データに要求される品質に応じてデータの伝送制御を行うことができ、ネットワークの帯域を有効活用することができる調光システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、照明を調光制御するメインの調光卓と、メインの調光卓に代わって照明の調光制御を行うことが可能なサブの調光卓とがネットワークで接続されている調光システムであって、メインの調光卓は、サブの調光卓との間でデータの入出力を行うメイン卓入出力部を備え、サブの調光卓は、メインの調光卓との間でデータの入出力を行うサブ卓入出力部と、このサブ卓入出力部にて受信したデータの内容を判断するデータ判断部とを備え、メインの調光卓は、照明を調光制御するための調光データのインデックス情報パケットをメイン卓入出力部からサブの調光卓に出力し、その後、調光データの出力要求を示す調光データ要求パケットをサブの調光卓からメイン卓入出力部にて受信すると、調光データをメイン卓入出力部からサブの調光卓に出力し、サブの調光卓は、インデックス情報パケットをサブ卓入出力部にて受信すると、そのインデックス情報パケットを基に調光データの要否と調光データ要求パケットの伝送タイミングを判断部にて判断し、調光データが要の場合に、調光データ要求パケットを判断した伝送タイミングでサブ卓入出力部からメインの調光卓に出力し、メインの調光卓とサブの調光卓との調光データの同期を取るようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の調光システムにおいて、サブの調光卓を複数備え、各サブの調光卓は、定期的に情報を交換することによって、各サブの調光卓間の優先順位が記録された優先順位テーブルを共有し、優先順位テーブルに記録された優先順位の高いサブの調光卓は、メインの調光卓に障害が発生した際に、メインの調光卓に代わって照明の調光制御を行うものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の調光システムにおいて、メインの調光卓は、障害から復旧した際に、障害から復旧したことを示す復旧情報を出力し、メインの調光卓に代って照明の調光制御を行っているサブの調光卓は、復旧情報を受信することによりメインの調光卓の復旧を検知して、照明の調光制御を停止し、メインの調光卓は、障害から復旧した後、再び照明の調光制御を行うものである。
請求項4の発明は、請求項3に記載の調光システムにおいて、メインの調光卓に代って照明の調光制御を行っているサブの調光卓は、メインの調光卓が障害から復旧した際に、現在調光制御を実行しているシーンを示すシーンデータを出力し、メインの調光卓は、シーンデータを受信することによって、サブの調光卓との間でシーンデータを一致させるものである。
請求項1の発明によれば、メインの調光卓からサイズが小さいインデックス情報パケットがサブの調光卓に送信され、サブの調光卓にて、調光データの要否と調光データ要求パケットの伝送タイミングが判断される。これにより、メインの調光卓から照明装置への高速処理を必要とする調光レベルデータの伝送を優先させて、調光レベルデータの伝送を妨げない時間に、メインの調光卓からサブの調光卓に調光データを伝送することができる。ネットワークに接続される機器には、サブの調光卓以外にもリモートモニタなどのように多少表示が遅れても支障をきたさないものが混在し、また、ネットワークに伝送されるデータには、調光レベルデータのように伝送の高速性が要求されるものなどが混在している。請求項1の発明によれば、データに要求される品質に応じてデータの伝送制御が行え、ネットワークの帯域を有効活用することができる。
また、メインの調光卓とサブの調光卓とをイーサネットで接続し、調光データの要求方式に信頼性の高いTCP/IPを用いれば、調光データを誤りなく伝送することができ、メインの調光卓の調光データとサブの調光卓の調光データとを信頼性を高く整合させることができる。これにより、メインの調光卓とサブの調光卓とで調光データの同期をとることができ、演出中にメインの調光卓が故障したときに、サブの調光卓がメインの調光卓に代わって、演出を中断することなく又は演出の中断を最小限に抑えて演出を続行することができる。
請求項2の発明によれば、各々のサブ卓が優先順位テーブルを共有することによって、メインの調光卓に障害が発生した際に、メインの調光卓に代わって照明の調光制御を行うサブの調光卓が自動的にすぐに決定される。これにより、演出を中断することなく又は演出の中断を最小限に抑えて演出を続行することができる。
請求項3の発明によれば、メインの調光卓が障害から復旧した場合、再びメインの調光卓で演出をコントロールすることができる。
請求項4の発明によれば、メインの調光卓が障害から復旧し、再びメインの調光卓で演出をコントロールする場合に、演出を実行するシーンのズレを修正でき、演出を中断させることなく続行できる。
以下、本発明を具体化した実施形態による調光システムについて図面を参照して説明する。
<第1の実施形態>
まず、第1の実施形態について説明する。図1は、調光システムの概略構成を示す。調光システム1は、例えば照明による各種演出を行うために、照明を制御するシステムである。調光システム1は、1つのメインの調光卓(以下、メイン卓と呼称する)10と、複数のサブの調光卓(以下、サブ卓と呼称する)20とを備える。また、調光システム1は、メイン卓10と複数のサブ卓20とがイーサネットHUBなどの接続機器30と接続されており、イーサネットシステム(双方向高速通信網またはLAN)を構築している。
メイン卓10は、照明装置(図示省略)による演出の仕込みすなわち照明装置の調光制御の設定を行い、また、その設定内容に従って照明装置を調光制御する。サブ卓20は、メイン卓10に障害が発生した場合等において、メイン卓10に代わって照明装置を調光制御する。メイン卓10及びサブ卓20は、調光機能を持ったパソコンなどの電子機器であってもよい。
図2は、調光システム1の全体のブロック構成を示す。なお、図2では、サブ卓20は、1台のみを図示しており、また、接続機器5は、図示を省略している。メイン卓10は、メイン卓10を制御するためのCPU等からなる制御部12と、照明装置の調光制御を設定等するためにユーザに操作される操作部11と、調光制御の設定内容すなわち照明装置を制御するための明かりのデータ等を含む調光データ等を記憶する記憶部13と、サブ卓20との間でデータの入出力を行う入出力部14とを備える。サブ卓20は、サブ卓20を制御するためのCPU等からなる制御部22と、メイン卓10との同期の要否すなわちメイン卓10のバックアップ卓となるか否かを設定等するためにユーザに操作される操作部21と、メイン卓10との同期の要否を示すデータ、調光データ等を記憶する記憶部23と、メイン卓10との間でデータの入出力を行う入出力部24と、入出力部24にて受信したデータの内容を判断する判断部25とを備える。メイン卓10又はサブ卓20は、記憶している調光データを基に、照明装置の調光制御出力となる調光レベルデータを照明装置に伝送することにより、照明装置を調光制御する。
図3は、調光システム1のメイン卓10とサブ卓20との間で調光データを同期させるフローチャートを示す。メイン卓10は、操作部11の操作待ち状態になっており(#11)、ユーザは、照明装置による演出の仕込みすなわち照明装置の調光制御の設定を行う場合、操作部11から調光データの入力を行う。メイン卓10は、操作部11にて調光データの入力操作が行われると、制御部12が調光データの入力を検知し、どのような操作が行われたかパラメータを抽出して、調光データを記憶部13に記憶し、また、調光データのインデックス情報を作成し、インデックスパケットP1を入出力部14を通してイーサネット上に送出する(#12)。このとき、メイン卓10は、同報通信が可能なUDP/IPプロトコルなどを利用して、ネットワーク上に接続された全てのサブ卓20にインデックスパケットP1を伝送する。その後、メイン卓10は、入出力部14でのデータの受信待ち状態になる(#13)。
一方、サブ卓20は、入出力部24でのデータの受信待ち状態になっており(#21)、入出力部24にてインデックスパケットP1を受信すると、受信した情報の内容(パラメータ)を判断部25に渡し、判断部25にて調光データの同期が必要か否か、すなわち調光データが必要か否かを判断する(#22)。この判断基準は、予めサブ卓20にて設定しておく。判断基準の設定は、例えば操作部21を操作することにより行われ、その設定内容が記憶部23に記憶されている。
サブ卓20は、調光データの同期が必要のない場合、すなわちメイン卓10との同期設定がされていない場合(#22でNO)、受信したインデックスパケットP1を無視する。サブ卓20は、調光データの同期が必要な場合、すなわちメイン卓10との同期設定がされている場合は(#22でYES)、調光データの要求を示す調光データ要求パケットP2を入出力部24を通してメイン卓10に対して送出する(#23)。このとき、調光レベルデータがネットワーク上を伝送中の場合は、調光データ要求パケットP2の送信を控え、調光レベルデータの伝送が行われない空いた時間に調光データ要求パケットP2の伝送を行う。この調光データ要求パケットP2の伝送タイミングは、判断部25にて判断される。また、調光データ要求パケットP2の送信の際の通信プロトコルは、再送制御機能を搭載するTCP/IPなどを利用して、データの信頼性を確保する。その後、サブ卓20は、入出力部24でのデータの受信待ち状態になる(#24)。
メイン卓10は、データの受信待ち状態において(#13)、入出力部14にて調光データ要求パケットP2を受信すると、受信した要求パケットP2に対して、該当する調光データパケットP3(上記#11において、操作部11の操作により入力されて設定されたレベル変化情報)を入出力部14を通してサブ卓20に送信する(#14)。サブ卓20は、データの受信待ち状態において(#24)、入出力部24にて調光データパケットP3を受信すると、その受信した調光データを判断部25に渡した後、その受信した調光データを制御部22を通して記憶部23に格納する(#25)。
このように、調光システム1によれば、メイン卓10からサイズが小さいインデックスパケットP1が全てのサブ卓20に一斉送信され、各々のサブ卓20にて、調光データの要否と調光データ要求パケットP2の伝送タイミングが判断される。これにより、メイン卓10から照明装置への高速処理を必要とする調光レベルデータの伝送を優先させて、調光レベルデータの伝送を妨げない時間に、メイン卓10からサブ卓20に調光データパケットP3を伝送することができる。ネットワークに接続される機器には、サブの調光卓以外にもリモートモニタなどのように多少表示が遅れても支障をきたさないものが混在し、また、ネットワークに伝送されるデータには、調光レベルデータのように伝送の高速性が要求されるものなどが混在している。調光システム1によれば、データに要求される品質に応じてデータの伝送制御が行え、ネットワークの帯域を有効活用することができる。
しかも、メイン卓10と複数のサブ卓20とをイーサネットで接続し、調光データの要求方式に信頼性の高いTCP/IPを用いているため、調光データを誤りなく伝送することができ、メイン卓10の調光データとサブ卓の調光データとを信頼性を高く整合させることができる。これにより、メイン卓10とサブ卓20とで調光データの同期をとることができ、演出中にメイン卓10が故障したときに、サブ卓20がメイン卓10に代わって、演出を中断することなく又は演出の中断を最小限に抑えて演出を続行することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について説明する。図4は、調光システムの全体のブロック構成を示す。本実施形態の調光システム1は、上記第1の実施形態と同様に、1つのメイン卓10と複数のサブ卓20とを備え、メイン卓10と複数のサブ卓20とがイーサネットHUBなどの接続機器と接続されて、イーサネットシステムを構築している。なお、図4では、サブ卓20は、1台のみを図示しており、また、接続機器の図示を省略している。
本実施形態の調光システム1は、上記第1の実施形態の調光システムにおいて、メイン卓10、及び全てのサブ卓20に優先順位を設定し、その優先順位の情報を定期的に交換することによって、メイン卓10の故障時にメイン卓10に代わって照明装置を調光制御する、すなわちメイン卓10の代役として機能するサブ卓20を決定する仕組みを付加したものである。
本実施形態の調光システム1では、メイン卓10は、上記第1の実施形態の構成に加え、優先順位の情報を示した優先順位テーブルを記憶する優先順位メモリ16をさらに備える。また、サブ卓20は、上記第1の実施形態の構成に加え、優先順位の情報を示した優先順位テーブルを記憶する優先順位メモリ26をさらに備える。本実施形態における他の構成については、上記第1の実施形態と同様である。
図5は、メイン卓10の代役として機能するブ卓20を決定するフローチャートを示し、図6及び図7は、各サブ卓20の優先順位メモリ26に記憶される優先順位テーブルの例を示す。メイン卓10及び全てのサブ卓20は、優先順位の情報を含んだ優先順位パケットをUDPブロードキャストなどの手段を用いてネットワーク上に定期的に送信する。各サブ卓20は、優先順位パケットを入出力部24で受信すると、その優先順位の情報を、制御部22に渡した後、優先順位メモリ26の優先順位テーブル(図6参照)に格納する。
優先順位パケットはメイン卓10からも発信されるため、サブ卓20は、メイン卓10が正常に動作しているときには、メイン卓10から発信された優先順位パケットを受信する(#31)。各サブ卓20は、メイン卓10からの優先順位パケットが受信されなくなると(例えば3回受信されないと)、メイン卓10が故障していると判断し、優先順位メモリ26に保有する優先順位テーブル(図7)に基づいて、自分が最も高い優先順位にあるか否かを判断する(#32)。
ここで、自分が最も高い優先順位にあれば(#32でYES)、自分がメイン卓10の代役を果たすことを示す宣言パケットP4を他のサブ卓20に送信する(#33)。そして、他のサブ卓20から宣言パケットP4を受信しなければ(例えば所定時間受信しなければ)(#35でNO)、自分がメイン卓10の代役として決定する(#41)。このとき、もし他のサブ卓20から宣言パケットP4を受信した場合は(#35でYES)、優先順位調停モードにて、それらのサブ卓20間で宣言パケットP4を交換し(#37、#38)、自分の方が優先順位が高ければ(#39でYES)、そのまま自分がメイン卓10の代役として決定し(#41)、自分の方が優先順位が低ければ(#39でNO)、宣言を取りやめて(#40)、他のサブ卓20がメイン卓10の代役として決定する(#41)。
また、上記#32において、自分が最も高い優先順位になければ(#32でNO)、他のサブ卓20からの宣言パケットP4の受信を待ち(#34)、宣言パケットP4を受信すると、優先順位テーブルを書き換え(#36)、宣言パケットP4を送信したサブ卓20がメイン卓10の代役として決定する(#41)。また、上記他のサブ卓20からの宣言パケットP4の受信待ち状態において(#34)、宣言パケットP4を受信しない場合(例えば所定時間受信しない場合)は、優先順位調停モードにて、他のサブ卓20との間で宣言パケットP4を交換し(#37、#38)、上記#39以降と同様の処理によりメイン卓10の代役となるサブ卓20を決定する。
本実施形態によれば、メイン卓10に障害が発生した際に、メイン卓10に代って照明の調光制御を行うサブ卓20を自動的にすぐに決定することができ、これにより、演出を中断することなく続行でき、又は、演出の中断を最小限に抑えることができる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について説明する。本実施形態の調光システムは、上記第2の実施形態において、サブ卓が新たなメイン卓の代役として機能を始めた後、メイン卓が復旧した場合に、メイン卓が再び演出の続行権を取得する仕組みを付加したものである。
図8は、サブ卓からメイン卓に演出続行権が移行するフローチャートを示す。メイン卓が故障状態にあり(#51)、サブ卓が演出続行権を持ちバックアップ卓として動作している状況において(#52)、メイン卓が復旧すると、メイン卓は宣言パケットP4をネットワーク上に送出する(#53)。このとき、メイン卓の優先順位は、接続されたすべての卓に比べて最も高い値とする。
各サブ卓は、宣言パケットP4を受信すると(#54)、優先順位テーブルを参照し、それにより、受信した宣言パケットP4が自分よりも高い優先順位の調光卓からのものであることを検知する。そして、サブ卓は優先順位テーブルの内容を書き換えて(#55)、その後は、最も優先順位の高いメイン卓を再び演出続行権を持つ卓と認識する。このとき、それまでメイン卓の代役として機能していたサブ卓(サブ卓の中で最も高い優先順位を持つ)は、優先順位テーブルの書き換えに加えて、宣言パケットP4の送出を中止し(#55)、メイン卓の代役を停止して、通常のサブ卓の状態に戻る(#57)。そして、メイン卓が照明装置の調光制御を続行するものと決定される(#56)。
本実施形態によれば、メイン卓が障害から復旧した場合、再びメイン卓で照明装置の調光制御を行って演出をコントロールすることができる。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態について説明する。本実施形態の調光システムは、上記第3の実施形態において、メイン卓が復旧した際に、それまでメイン卓の代役として機能していたサブ卓とのデータの整合性を取り、現在演出を実行しているシーンを示すシーンデータを同期させる仕組みを付加したものである。
図9は、メイン卓とそれまでメイン卓として機能していたサブ卓とのデータの整合性を取るフローチャートを示す。メイン卓が故障状態にあり(#51)、サブ卓が演出続行権を持ちバックアップ卓として動作している状況において(#52)、メイン卓が復旧すると、メイン卓は宣言パケットP4をネットワーク上に送出する(#53)。このとき、メイン卓の優先順位は、接続されたすべての卓に比べて最も高い値とする。その後、メイン卓は、シーンインデックスパケットP5の受信待ち状態となる(#58)。
各サブ卓は、宣言パケットP4を受信すると(#54)、優先順位テーブルを参照し、それにより、受信した宣言パケットP4が自分よりも高い優先順位の調光卓からのものであることを検知する。そして、サブ卓は優先順位テーブルの内容を書き換えて(#55)、その後は、最も優先順位の高いメイン卓を再び演出続行権を持つ卓と認識する。このとき、それまでメイン卓の代役として機能していたサブ卓は、優先順位テーブルの書き換えに加えて、宣言パケットP4の送出を中止し(#55)、さらに、シーンインデックスパケットP5をメイン卓に送信し(#59)、その後、シーン要求パケットP6の受信待ち状態となる(#61)。
メイン卓は、シーンインデックスパケットP5の受信待ち状態において(#58)、シーンインデックスパケットP5を受信すると、シーン要求パケットP6を送出し(#60)、その後、シーンデータP7の受信待ち状態となる(#62)。サブ卓は、シーン要求パケットP6の受信待ち状態において(#61)、シーン要求パケットP6を受信すると、その要求に応じたシーンデータP7をメイン卓に送信する(#63)。メイン卓は、シーンデータP7の受信待ち状態において(#62)、シーンデータP7を受信すると、そのシーンデータを基に再び照明の調光制御を開始して演出の制御を続行する(#64)。
本実施形態によれば、メイン卓が障害から復旧し、再びメイン卓で演出をコントロールする場合に、メイン卓とサブ卓との間でシーンデータを一致させることができ、これにより、演出を実行するシーンのズレを修正でき、演出を中断させることなく続行することができる。
本発明の第1の実施形態に係る調光システムの概略構成を示すシステム構成図。 同調光システムのメイン卓とこれに接続されるサブ卓の概略構成を示す電気的ブロック構成図。 同調光システムのメイン卓とサブ卓との間で調光データを同期させる方法を示すフローチャート。 本発明の第2の実施形態に係る調光システムのメイン卓とこれに接続されるサブ卓の概略構成を示す電気的ブロック構成図。 同調光システムのメイン卓の代役を果たすサブ卓を決定する方法を示すフローチャート。 同調光システムのメイン卓に障害発生前の優先順位テーブルの例を示す図。 同調光システムのメイン卓に障害発生後の優先順位テーブルの例を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る調光システムのメイン卓の復旧時にサブ卓からメイン卓へ演出続行権の移行する方法を示すフローチャート。 本発明の第4の実施形態に係る調光システムのメイン卓の復旧時にサブ卓とメイン卓との間でデータを整合する方法を示すフローチャート。
符号の説明
1 調光システム
10 メイン卓
11 操作部
12 制御部
13 記憶部
14 入出力部
16 優先順位メモリ
20 サブ卓
21 操作部
22 制御部
23 記憶部
24 入出力部
25 判断部
26 優先順位メモリ
P1 インデックスパケット
P2 調光データ要求パケット
P3 調光データパケット
P4 宣言パケット
P5 シーンインデックスパケット
P6 シーン要求パケット
P7 シーンデータパケット

Claims (4)

  1. 照明を調光制御するメインの調光卓と、前記メインの調光卓に代わって前記照明の調光制御を行うことが可能なサブの調光卓とがネットワークで接続されている調光システムであって、
    前記メインの調光卓は、前記サブの調光卓との間でデータの入出力を行うメイン卓入出力部を備え、
    前記サブの調光卓は、前記メインの調光卓との間でデータの入出力を行うサブ卓入出力部と、このサブ卓入出力部にて受信したデータの内容を判断するデータ判断部とを備え、
    前記メインの調光卓は、前記照明を調光制御するための調光データのインデックス情報パケットを前記メイン卓入出力部から前記サブの調光卓に出力し、その後、調光データの出力要求を示す調光データ要求パケットを前記サブの調光卓から前記メイン卓入出力部にて受信すると、調光データを前記メイン卓入出力部から前記サブの調光卓に出力し、
    前記サブの調光卓は、インデックス情報パケットを前記サブ卓入出力部にて受信すると、そのインデックス情報パケットを基に調光データの要否と調光データ要求パケットの伝送タイミングを前記判断部にて判断し、調光データが要の場合に、調光データ要求パケットを前記判断した伝送タイミングで前記サブ卓入出力部から前記メインの調光卓に出力し、
    前記メインの調光卓と前記サブの調光卓との調光データの同期を取るようにしたことを特徴とする調光システム。
  2. 前記サブの調光卓を複数備え、
    各サブの調光卓は、定期的に情報を交換することによって、各サブの調光卓間の優先順位が記録された優先順位テーブルを共有し、
    前記優先順位テーブルに記録された優先順位の高いサブの調光卓は、前記メインの調光卓に障害が発生した際に、前記メインの調光卓に代わって前記照明の調光制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の調光システム。
  3. 前記メインの調光卓は、障害から復旧した際に、障害から復旧したことを示す復旧情報を出力し、
    前記メインの調光卓に代って前記照明の調光制御を行っているサブの調光卓は、前記復旧情報を受信することにより前記メインの調光卓の復旧を検知して、前記照明の調光制御を停止し、
    前記メインの調光卓は、障害から復旧した後、再び前記照明の調光制御を行うことを特徴とする請求項2に記載の調光システム。
  4. 前記メインの調光卓に代って前記照明の調光制御を行っているサブの調光卓は、前記メインの調光卓が障害から復旧した際に、現在調光制御を実行しているシーンを示すシーンデータを出力し、
    前記メインの調光卓は、シーンデータを受信することによって、前記サブの調光卓との間でシーンデータを一致させることを特徴とする請求項3に記載の調光システム。
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