JP2007208502A - 通信システム、バックアップルータ、その冗長化処理プログラムおよびその冗長化処理方法 - Google Patents

通信システム、バックアップルータ、その冗長化処理プログラムおよびその冗長化処理方法 Download PDF

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【課題】マスタルータと冗長化のために設けられたバックアップルータとが、各種の状態遷移に対して動的な設定内容を常に一致させることのできる通信システム、バックアップルータ、その冗長化処理プログラムおよびその冗長化処理方法を得ること。
【解決手段】マスタルータ206とバックアップルータ209は、第1あるいは第2のシェアードハブ203、213を介して第1あるいは第2のネットワーク201、202と接続されている。バックアップルータはマスタルータと同一のパケットを受信し、パケットによって各種の状態遷移に対して動的な設定内容を常にマスタルータと一致させることができる。バックアップルータ209は、送られてきたパケットを各種機能の状態遷移後に送信することなく廃棄する。
【選択図】図1

Description

本発明は、マスタルータとバックアップルータから構成された冗長化されたルータ装置を配置した通信システム、これを構成するバックアップルータ、バックアップルータの冗長化処理プログラムおよびバックアップルータの冗長化処理方法に関する。
ルータ等の経路選択機器(以下、ルータと総称する。)は、ネットワーク上での通信の宛先に至る経路の選択に用いられている。通信経路における情報の伝達の信頼性を確保するためには、発信元から宛先までの経路を二重化あるいは冗長化することが必要である(たとえば特許文献1参照)。
図5は、2つの通信端末の間をルータで冗長化した通信システムの構成を表わしたものである。この通信システム100では、第1の通信端末101と第2の通信端末102の間にマスタルータ103を経る経路の他に、バックアップルータ104を経る経路が用意されている。マスタルータ103が正常な場合には、マスタルータ103を経由して第1の通信端末101と第2の通信端末102がパケットの送受信を行うようになっている。マスタルータ103に障害が発生すると、バックアップルータ104がその時点から第1の通信端末101と第2の通信端末102の間のパケットの送受信を代行する。
特開2003−244192号公報(第0051〜第0059段落、図5)
ところで、ルータは通信システム100での通信の宛先に至る経路の選択だけでなく、さまざまな機能を果たしている。これらの機能はパケット転送に伴って動的な情報を持つが、一般的にこれらの情報は、その時点で使用されているマスタルータ103のみが保持する。このため、マスタルータ103が障害を起こすと、バックアップルータ104はその情報を引き継ぐことができない。このためバックアップルータ104に切り替わった際に、パケット転送や変換など動的な情報を必要とする機能では、マスタルータ103と同じ動作ができず、その結果、通信が途絶えることや、意図しない動作を行ってしまうことがあり得る。
また、従来の通信システム100では、図示しないが、それぞれの状態変化の通知を行うための通知手段と、通知を受けたときに状態を一致させるための状態一致手段をルータ内に用意する必要がある。通信システム100はこれらの手段をルータ内の多数の機能に個別に対応することは困難である。更に、そのためには実現のためのハードウェアあるいはソフトウェアを用意する必要があって、システムを複雑にするという問題があった。また情報を受け渡すためにパケットを使用する場合は、回線の多くの帯域が使用されてしまう問題もある。
前記した多数の機能のうち、一例としてルータの機能として搭載されるNAPT(Network Address Port Translation)と呼ばれるアドレス変換機能が持つ情報をマスタルータとバックアップルータで共有する例を具体的に説明する。NAPTの機能は、1つのIPアドレスを複数の端末で共有する機能である。IPアドレスとTCP/UDP(Transmission Control Protocol/User Datagram Protocol)のポート番号などを組み合わせて、変換前の情報と変換後の情報を、図示しない所定の変換テーブルに登録しておくことで、同一のIPアドレスをあて先にするパケットを、適切な端末に振り分けることができる。
マスタルータが正常な場合、NAPTは次のような動作を行う。図5に示すように第1の通信端末101のIPアドレスを「192.168.0.1」とし、第2の通信端末102のIPアドレスを「10.0.0.1」とする。マスタルータ103とバックアップルータ104の仮想IPアドレスとしてのNAPTアドレスが共に「172.16.0.1」であるとする。
今、第1の通信端末101が第2の通信端末102に対して任意のパケットを送信したとする。この送信パケットの送信元および送信先を示すアドレス情報およびポート番号は、たとえば次のようになる。
「src 192.168.0.1:2000 dst 10.0.0.1:1000」
マスタルータ104はこのパケットを受信すると、アドレスとポートを変換する。NAPTアドレスが「172.16.0.1」なので、マスタルータ104によって変換された送信パケットの送信元および送信先を示すアドレス情報およびポート番号は、たとえば次のようになる。
「src 172.16.0.1:3000 dst 10.0.0.1:1000」
このとき、マスタルータ104のNAPT用の変換テーブル(以下、NAPT変換テーブルという。)には、次の情報を一部に含むエントリが登録される。ここで、「172.16.0.1:3000」が第2の通信端末102に対応して割り振られたNAPTアドレスおよびポート番号である。
「192.168.0.1:2000 − 172.16.0.1:3000」
この後、送信パケットを受信した第2の通信端末102がこれに応答して応答パケットを送出してきたとする。この応答パケットのアドレス情報およびポート番号は、次のようになる。
「src 10.0.0.1:1000 dst 172.16.0.1:3000」
マスタルータ104は、前記したNAPT変換テーブルを用いて応答パケットのアドレス情報およびポート番号を次のように逆変換して送出する。
「src 10.0.0.1:1000 dst 192.168.0.1:2000」
このようにして、マスタルータ104が正常のときに、第2の通信端末102が送出したパケットを第1の通信端末101が受信することができる。
また、第1の通信端末のほかに「192.168.0.2」を持つ通信端末があったとしても、同様に同じNAPTアドレスに変換して、別のポート番号を使用することで第2の通信端末と通信することができる。
ところで、従来の冗長構成でマスタルータ104がNAPT変換テーブルに第2の通信端末102についてのエントリを登録した後に障害を発生させたとする。この場合、バックアップルータ104は第1の通信端末101から第2の通信端末102に送信するパケットあるいは第2の通信端末102から第1の通信端末101に送信するパケットを受信する。しかしながら、バックアップルータ104のNAPT変換テーブルには対応するエントリが存在しない。したがって、パケットの宛先を変換することができず、廃棄してしまう。
NAPTは一例であるが、従来の通信システム100では、このような問題を解決するために、マスタルータ側で前記したアドレス変換テーブルの内容等の各種の状態変化が動的に発生した場合に、その変化の内容をバックアップルータ側に通知することが提案されている。この提案では、マスタルータ側に生じたそれぞれの状態変化の内容を、状態変化の種別ごとに個別に通知するようになっている。
このように従来の通信システムでは、それぞれの状態変化の通知を行うための通知手段と、通知を受けたときに状態を一致させるための状態一致手段を用意する必要がある。したがって、通信システムはこれらの手段を実現するためのハードウェアあるいはソフトウェアを用意する必要があって、システムを複雑にするという問題があった。
そこで本発明の目的は、マスタルータと冗長化のために設けられたバックアップルータとが、各種の状態遷移を、マスタルータからバックアップルータに情報を提供することなく簡易に一致させることのできる通信システム、バックアップルータ、その冗長化処理プログラムおよびその冗長化処理方法を提供することにある。
本発明では、(イ)マスタ側のルータとしてのマスタルータと、(ロ)このマスタルータの障害を検出するマスタルータ障害検出手段と、このマスタルータ障害検出手段がマスタルータの障害を検出するまでの間、このマスタルータの受信するパケットと同一のパケットをこのマスタルータと時間的に並行して受信するパケット受信手段と、このパケット受信手段の受信したパケットにマスタルータと同一のパケット処理を行わせるパケット処理手段と、このパケット処理手段が処理したパケットを送信することなく廃棄するパケット廃棄手段とを具備するバックアップルータと、(ハ)マスタルータおよびバックアップルータに同一のパケットを分岐して供給するパケット分岐供給手段とを通信システムに具備させる。
すなわち本発明では、通信システムにマスタルータとバックアップルータを冗長化のために具備させ、パケット分岐供給手段を用いてバックアップルータにもマスタルータの受信するパケットと同一のパケットを時間的に並行して受信させる。従来の冗長構成では通常バックアップルータにはパケットが送信されないか、パケットが送信されてもバックアップルータでは受信しないようになっているが、本発明ではバックアップルータにもマスタルータと同様にパケットを受信させ、そのパケットに対する処理をマスタルータと同様に行わせることで、ルータの持つ各機能の情報を順次動的に更新させる。
したがって、本発明は受信パケットの内容で情報が一意に定まる機能にほぼ限定されるが、初期状態をそろえておけば特にマスタルータから情報をもらわなくてもバックアップルータが保持する情報はマスタルータのそれと常に一致することになる。もちろんバックアップルータがパケットを送信してしまうと、送出するパケットがマスタルータの送出したものと重複するため、バックアップルータは従来とは異なる場所でパケット廃棄手段が必要だが、これは対応可能な情報をすべて更新したあと、例えば送信直前に変更すればよい。すなわち、本発明では、バックアップ動作時のパケット廃棄手段の場所を変更するだけで、マスタルータの運用情報をある程度引き継ぐことができる。
また、本発明では、(イ)マスタ側のルータとしてのマスタルータの受信するパケットと同一のパケットをこのマスタルータと時間的に並行して受信するパケット受信手段と、(ロ)このパケット受信手段の受信したパケットを処理するパケット処理手段と、(ハ)マスタルータの障害を検出するマスタルータ障害検出手段と、(ニ)このマスタルータ障害検出手段がマスタルータの障害を検出するまでの間、パケット受信手段が受信したパケットを送信することなく廃棄するパケット廃棄手段とをバックアップルータに具備させる。
すなわち本発明では、バックアップルータのパケット受信手段にマスタルータの受信するパケットと同一のパケットをこのマスタルータと時間的に並行して受信させて処理させるようにしている。本発明ではバックアップルータがマスタルータと同一のパケットを受信するので、マスタルータが正常な状態のときにこれを送信先に送信すると送出するパケットが重複してしまう。そこでバックアップルータのパケット廃棄手段は、マスタルータの障害を検出するまでの間、パケット受信手段が受信したパケットを送信することなく廃棄するようにしている。
本発明のバックアップルータの冗長化処理プログラムでは、(イ)マスタルータと並行した伝送路に冗長化のために配置されたバックアップルータのコンピュータに、(ロ)マスタルータの受信するパケットと同一のパケットをこのマスタルータと時間的に並行して受信するパケット受信処理と、(ハ)このパケット受信処理で受信したパケットを処理するパケット処理と、(ニ)マスタルータの障害を検出するマスタルータ障害検出処理と、(ホ)このマスタルータ障害検出処理でマスタルータの障害を検出するまでの間、パケット受信処理で受信したパケットを送信することなく廃棄するパケット廃棄処理とを実行させることを特徴としている。
すなわち本発明のバックアップルータの冗長化処理プログラムでは、マスタルータと並行した伝送路に冗長化のために配置されたバックアップルータのコンピュータに、マスタルータの受信するパケットと同一のパケットをこのマスタルータと時間的に並行してパケットを受信させたとき、従来のように受信させる前に廃棄処理を行わず、ルータの各機能はマスタルータと同様にパケット処理を行う。そして、マスタルータ障害検出処理でマスタルータの障害を検出するまでの間、送信側に設けたパケット廃棄処理でパケットを廃棄する。
また、本発明では、(イ)マスタ側のルータとしてのマスタルータの受信するパケットと同一のパケットをこのマスタルータと時間的に並行して受信するパケット受信ステップと、(ロ)このパケット受信ステップで受信したパケットを解析して、処理するパケット処理ステップと、(ハ)マスタルータの障害を検出するマスタルータ障害検出ステップと、(ニ)このマスタルータ障害検出ステップでマスタルータの障害を検出するまでの間、パケット受信手段が受信したパケットを送信することなく廃棄するパケット廃棄ステップとをバックアップルータの冗長化処理方法に具備させる。
すなわち本発明のバックアップルータの冗長化処理方法は、パケット受信ステップでマスタルータの受信するパケットと同一のパケットをこのマスタルータと時間的に並行して受信させることで、バックアップルータの動的な情報をマスタルータと同期させる。そして対応する機能の情報の更新が終わった後、パケット廃棄ステップでパケットは最終的に廃棄する。
以上説明したように本発明によれば、冗長化のために配置されたバックアップルータがマスタルータの受信するパケットの廃棄を行う場所を変更するだけで、マスタルータとバックアップルータの情報を一致させることができる。マスタルータに存在するエントリと同一のものがバックアップルータで作成され、かつ更新されるので、マスタルータに障害が発生したような場合にバックアップルータ側にもマスタルータ側と同一内容の変換エントリが存在することになり、従来はバックアップできなかった機能においても直ちにマスタルータの代行を行うことが可能である。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例における、ルータ装置によって冗長化された通信システムの構成を表わしたものである。この通信システム200は、第1のネットワーク201と第2のネットワーク202を接続する通信経路を冗長化したものである。第1のネットワーク201は第1のシェアードハブ203のこの第1のネットワーク201側のポート204に接続されており、他端側の1つのポート205にマスタルータ206の一方のポート207が接続されている。第1のシェアードハブ203の前記した他端側の他方のポート208には、バックアップルータ209の一方のポート211が接続されている。マスタルータ206の他方のポート212は、第2のシェアードハブ213の第1のネットワーク201側の一方のポート214に接続されており、バックアップルータ209の他方のポート215は、第2のシェアードハブ213の第1のネットワーク201側の他方のポート216に接続されている。第2のシェアードハブ213の第2のネットワーク202側のポート217は第2のネットワーク202に接続されている。
ここで第1のシェアードハブ203および第2のシェアードハブ213は、リピータハブとも呼ばれているハブであり、受け取った信号を接続されている全ポートに出力する。したがって、第1のシェアードハブ203はポート204から受け取った信号をポート205およびポート208から分岐するように並行に出力し、第2のシェアードハブ213はポート217から受け取った信号をポート214およびポート216から分岐するように並行に出力することになる。
マスタルータ206およびバックアップルータ209は、それぞれ自身の物理的なMACアドレス(Media Access Control Address)を割り当てられていることはもちろんのこと、第1のネットワーク201側で使用する仮想MACアドレスVMAC1と、仮想IPアドレスVIP1、および第2のネットワーク202側で使用する仮想MACアドレスVMAC2と、仮想IPアドレスVIP2をそれぞれ共通に割り当てられている。これは、第1のネットワーク201から第1のシェアードハブ203を経由して送られてきた制御パケットがマスタルータ206とバックアップルータ209の双方を宛先として受け取れるようにするためであり、また、同様に第2のネットワーク202から第2のシェアードハブ213を経由して送られてきた制御パケットがマスタルータ206とバックアップルータ209の双方を宛先として受け取れるようにするためである。
図2は、本実施例のマスタルータの構成の要部を表わしたものである。なお、バックアップルータ209の構成はマスタルータ206と実質的に同一であるので、その図示を省略し、その説明は適宜省略する。マスタルータ206は、各ポート207、212からパケットを受信するパケット受信部221を備えている。パケット受信部221によって受信されたパケットは受信管理部222で参照される。
受信管理部222はそのパケットが図1に示す第1のシェアードハブ203から送られてきたものであれば、すなわちポート207から受信されたものであれば、第1のネットワーク201側で使用する仮想MACアドレスVMAC1にアドレスが一致するかどうかの判別を行う。また、受信したそのパケットが第2のシェアードハブ213からのものであれば、すなわちポート212から受信されたものであれば、第2のネットワーク202側で使用する仮想MACアドレスVMAC2にアドレスが一致するかどうかの判別を行う。なお、バックアップルータ209の場合には、これらのポート207、212の代わりにポート211、215(図1)からの受信がチェックされる。
受信管理部222でアドレスが不一致で受信すべきパケットであるとされなかったパケットは、パケット受信部221で廃棄される。アドレスが一致して受信すべきパケットであるとされた場合には、パケット受信部221はこれを受信インタフェース(I/F)処理部223に受け渡す。従来のルータではバックアップルータの場合はここですべてのパケットが廃棄される。
受信インタフェース処理部223は、情報管理部224で通常の受信インタフェース処理を行う。ルータのインタフェース処理にはさまざまな機能が存在する。情報管理部224はこれらの機能を実現するために使用するための情報管理テーブル224Aを備えている。たとえば、既に説明したNAPTとしての機能なら情報管理テーブル224Aは変換テーブルとしての性格を持っている。パケットフィルタ(ファイアウォール)の機能なら、許可するパケットについての管理テーブルとなる。もちろん情報管理テーブル224Aはルーティング情報を指すものであっても構わない。
受信インタフェース処理部223で処理されたパケットは、ルーティング部225に送られ、送信インタフェース(I/F)処理部226に送られる。送信インタフェース処理部226でも受信側と同様にインタフェース処理が行われる。この後、マスタルータ206の場合は、パケット送信部227を経てポート212から図1に示す第2のシェアードハブ213に向けて、あるいはポート207から第1のシェアードハブ203に向けてパケットが送出されることになる。なお、本実施例のバックアップルータ209の場合には、パケット送信部227に近いパケット廃棄部229でパケットが廃棄される。パケット廃棄部229は、送信インタフェース処理部226に接続されている。
送信インタフェース処理部226には、制御パケットの送信を制御する制御パケット送信制御部228も接続されている。制御パケット送信制御部228には、自己のルータがマスタか否かの状態を保持するマスタ状態管理部230が接続されている。本実施例でマスタルータ206は定期的に自分の優先度を付与した制御パケットを送信し続ける。
以上説明したマスタルータ206は、CPU(Central Processing Unit)231と、プログラム格納用記憶媒体232を備えている。そして、既に説明した各部品221〜229の少なくとも一部については、プログラム格納用記憶媒体232に格納された制御プログラムを実行することでソフトウェア的に実現するようになっている。
ところで図1に示す通信システム200では、システム管理者がマスタルータ206とバックアップルータ209にそれぞれマニュアルで優先度の設定を行っている。一例としては、コンフィグレーション(configuration)によって優先度をソフトウェア的に設定する。起動時には2つのルータ206、209のいずれがマスタ側であるかは分からない。
図3は、本実施例の通信システムでマスタルータとバックアップルータの機能の切替処理の様子を表わしたものである。初期状態で2つのルータ206、209は、それぞれ所定の時間間隔(たとえば1秒間隔)で、自己の優先度を付した制御パケットを、図2に示すパケット送信部228からマルチキャストする。ルータは制御パケットを受信すると(ステップS301:Y)、この制御パケットに組み込まれていた優先度を示すデータを抽出して、自己について設定されている優先度と比較する(ステップS302)。そして、自己の優先度の方が高ければ(ステップS303:Y)、マスタ状態に遷移してマスタルータとしての処理を実行する(ステップS304)。自己よりも高い優先度の制御パケットを受信し、自己の方が低いことを判別すれば(ステップS303:N)、バックアップルータに遷移する(ステップS305)。
ある時点でマスタルータ206に障害が発生し、制御パケットの送信を停止したとする。この結果、バックアップルータ209は制御パケットを時間t以上受信できないことになる(ステップS306:Y)。そこで、この時間t以上受信できない時点以後、バックアップルータ209はマスタルータの処理を代行して実行する(ステップS307)。
この図3に示した制御では、2つのルータの中でそれぞれの優先度を比較してマスタの決定を行うようにした。3つ以上のルータで同様にしてマスタの決定を行うことができる。すなわち、時間tが経過する前に受信した制御パケットすべてに対して同様の判定を行うことで3つ以上のルータであっても、優先度の比較によってマスタの決定が行われる。
なお、マスタルータ206が障害から回復した場合、図3に示したような判定を用いて自動的にマスタルータに復旧する手法と、バックアップルータ209をマスタルータとさせたまま、ルータ206の方はバックアップルータとして復旧する手法と2通りの手法がある。どちらの手法も可能であるが、前者の手法の場合には両ルータ206、209の情報の同期処理を行う必要がある。
ところで、本実施例の通信システム200では、マスタルータ206とバックアップルータ209はそれぞれ同一の仮想MACアドレスVMAC1、VMAC2と、仮想IPアドレスVIP1、VIP2をそれぞれ割り当てられている。したがって、たとえば第1のネットワーク201から第1のシェアードハブ203を経由して送られてきたパケットはマスタルータ206とバックアップルータ209で共に受信されることになる。
図4は、これらのルータにおける他のネットワークに転送するパケットの受信処理を表わしたものである。図2と共に説明する。マスタルータ206およびバックアップルータ209は、パケット受信部221でパケットの受信を待機している(ステップS321)。パケットが受信されると(Y)、受信インタフェース処理部223で受信インタフェース処理を行い(ステップS322)、続いてルーティング部225でルーティング処理を行う(ステップS323)。次のステップS324では、送信インタフェース処理部226による送信インタフェース処理が実行される。
ここでたとえば、ステップS322の受信インタフェース処理で通信システム200が前記したNAPTと呼ばれるアドレス変換技術を用いて、複数の通信端末に1つのグローバルIPアドレスを割り当てる機能を利用していたとする。本実施例におけるNAPTの条件として、変換するアドレスの設定や変換テーブルの情報がまったく同一であることと、あるパケットを受信した場合に変換先のアドレスやポート番号が一意に決定される仕様であることが必要となる。この場合、情報管理部224は変換テーブルとして機能する。本実施例でマスタルータ206とバックアップルータ209は共にパケットを受信して処理するので、マスタルータ206とバックアップルータ209が全く同一の変換テーブルを参照して同一の変換処理を行うことになる。
ここではステップS322の受信インタフェース処理を例にしてマスタルータ206とバックアップルータ209の処理を説明した。マスタルータ206とバックアップルータ209は、ルーティング処理S323や送信インタフェース処理S324についても、情報管理部224の同一内容の情報管理テーブルを参照し、パケットについて同一の処理を行う。
ステップS324では、送信インタフェース処理部226による送信インタフェース処理が実行される。その後、送信インタフェース処理部226は、自己のルータがマスタとしての機能を果たしている場合に(ステップS325:Y)、受信したパケットをパケット送信部227から送信する処理を行う(ステップS326)。これに対して、自己のルータがマスタとしての機能を果たしていない場合には(ステップS325:N)、パケット廃棄部229でその受信したパケットが廃棄される(ステップS327)。すなわちバックアップルータ209は、マスタルータ206が受信するすべてのパケットを常に受信するが、マスタルータとしての処理を実行する場合(図3ステップS307)以外は、受信したパケットを送信することはない。
以上説明した本実施例では、マスタルータ206に障害が発生したとき、バックアップルータ209の本発明に対応する各機能が、マスタルータと同一の動作をするための情報を、そのまま自己の機能の情報管理部224から得ることができることを大きな特徴としている。
ところで、この通信システム200が正常に機能する前提として、マスタルータ206とバックアップルータ209の各機能が、共に同時刻のパケット受信によって同一の情報を作成することが必要である。すなわち本発明では、冗長化させたい機能に関して、マスタルータ206とバックアップルータ209が互いに同一のソフトウェアおよびハードウェアから構成されていること、情報の更新に乱数を使用しない機能であることが常に必須である。冗長化させたい機能によってはパケットを受信した時点の動的な情報が常に同一であることも必要条件となる。
完全な同期を必要とする機能では、パケット受信のタイミングのわずかな違いで同期が崩れることもありうる。例えば、NAPTでポート番号を“2000”から“3000”に変換するようなキャッシュがあったとする。キャッシュがタイムアウトする瞬間にその変換エントリに合致するパケットを受信したとして、わずかなタイミングでマスタルータ206のみキャッシュがタイムアウトする前に受信でき、バックアップルータ209ではキャッシュがタイムアウトしてから受信されてしまったとする。この場合マスタルータ206ではポート番号が“3000”に変換されるが、バックアップルータ209では“3000”以外のポート番号、例えば“3001”に変換されるおそれがある。
このように一度同期が崩れてしまうと、その後の通信は冗長化されなくなってしまう。このような場合においては、例えば変換したポート番号を交換する、あるいはテーブル上に存在するエントリの数を交換するなど、さまざまな方法で同期が取れているか確認することで対処すればよい。
また、障害を発生させたマスタルータ206の障害が解消した場合について考える。通常マスタルータに障害が発生した場合、バックアップルータ209はマスタルータとして動作するが、マスタルータ206はバックアップルータとしての動作をすることはない。例えば故障や電源断などである。従ってマスタルータは障害復旧時に、現在マスタとして動作しているルータ209と同期は取れていない。マスタルータ206が復旧しても、当初のバックアップルータ209はマスタルータのままにして、都合の良いときに手動などで別途復旧させる方法が好ましい。
もっとも、本発明は従来からの解決策である、マスタルータから情報をパケット等のデータ列で受信して同期を取る仕組みの補助的に使用する手段もあり得る。この場合、簡易的に実現可能とした本発明の特徴自体は減殺されるが、同期が崩れたときだけパケット等のデータ列により同期を取る動作をすればよい。したがって、従来よりも同期をとるために必要なパケットは大きく削減され、帯域占有率を低減させる効果が期待できる。また、この場合はマスタルータに障害が発生した後に復旧する際も、現在のマスタルータと先に同期を取ればよい。
以上説明した実施例によれば、マスタルータ206およびバックアップルータ209の間で情報管理部224の情報管理テーブル224Aの内容が一致しているので、マスタルータ206の障害発生時にバックアップルータ209は特別な対応を採ることなく、直ちにマスタルータとしての機能を実行することができる。
なお、実施例では第1のシェアードハブ203とマスタルータ206およびバックアップルータ209の間、および第2のシェアードハブ213とマスタルータ206およびバックアップルータ209の間を直結させた通信路で構成したが、これらの間に1つまたは複数のネットワークが介在していてもよいことは当然である。
また、実施例では冗長化のための複数のルータにシェアードハブを用いて同一のパケットを伝送するようにしたが、同様の機能を有するパケット分岐手段を使用してもよいことはもちろんである。
更に実施例ではマスタルータ206とバックアップルータ209が物理的に異なったものであるとの前提で説明を行ったが、1つの装置にこれらが組み込まれていてもよい。この場合に、制御するCPUやハードウェアが少なくとも一部、共通化されていてもよいことは当然である。更に、マスタルータ206に対してバックアップルータ209が1つである必要はなく、複数配置されていてもよい。この場合には、たとえば実施例で説明した優先度を個々のバックアップルータに割り当てることで、マスタルータを代行する、あるいはマスタルータに切り替えられるバックアップルータを選択することができる。
また、実施例ではNAPTを例にあげたが、他にもフィルタ(ファイアウォール)機能でも、動的に許可されている情報を簡単に引き継ぐことができる。またパケットの送受信ログや統計情報の取得等も、マスタルータが故障してもバックアップルータ側から同じ情報を取得することができる。本発明は、従来の冗長構成におけるマスタルータおよびバックアップルータの機能をなんら妨げることがなく、多数の機能が自動的にバックアップされることになる。
本発明の一実施例におけるルータ装置によって冗長化された通信システムのシステム構成図である。 本実施例のマスタルータのブロック図である。 本実施例の通信システムでマスタルータとバックアップルータの機能の切替処理の様子を表わした流れ図である。 本実施例でルータにおける他のネットワークに転送するパケットの受信処理を表わした流れ図である。 従来の経路選択機器で冗長化された通信システムの構成を表わしたシステム構成図である。
符号の説明
200 通信システム
201 第1のネットワーク
202 第2のネットワーク
203 第1のシェアードハブ
206 マスタルータ
209 バックアップルータ
213 第2のシェアードハブ
223 受信インタフェース処理部
224 情報管理部
224A 情報管理テーブル
229 パケット廃棄部
231 CPU
232 プログラム格納用記憶媒体

Claims (10)

  1. マスタ側のルータとしてのマスタルータと、
    このマスタルータの障害を検出するマスタルータ障害検出手段と、このマスタルータ障害検出手段が前記マスタルータの障害を検出するまでの間、このマスタルータの受信するパケットと同一のパケットをこのマスタルータと時間的に並行して受信するパケット受信手段と、このパケット受信手段の受信したパケットに前記マスタルータと同一のパケット処理を行わせるパケット処理手段と、このパケット処理手段が処理したパケットを送信することなく廃棄するパケット廃棄手段とを具備するバックアップルータと、
    前記マスタルータおよびバックアップルータに同一のパケットを分岐して供給するパケット分岐供給手段
    とを具備することを特徴とする通信システム。
  2. 前記マスタルータおよびバックアップルータのパケット出力側から出力されるパケットを合流させるパケット合流手段を具備することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記マスタルータと前記バックアップルータは、互いに同一の仮想MACアドレスおよび仮想IPアドレスを割り振られていることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  4. 前記マスタルータは所定の時間間隔で自己が正常であることを示す制御パケットを送信し、前記バックアップルータの前記マスタルータ障害検出手段はこの制御パケットが前記時間間隔を超える予め定めた時間が経過しても送信されなかったとき、前記マスタルータの障害の発生を検出することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  5. 前記マスタルータが送出する制御パケットは優先度を示す情報あるいはマスタであることを示す情報を付属しており、前記バックアップルータは自己の優先度と比較して自己の優先度が低いことをもって、あるいは送られてきた制御パケットがマスタからのものであることをもって、前記パケット廃棄手段の廃棄を実行するバックアップルータであることを判別する比較判別手段を具備することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  6. マスタ側のルータとしてのマスタルータの受信するパケットと同一のパケットをこのマスタルータと時間的に並行して受信するパケット受信手段と、
    このパケット受信手段の受信したパケットを処理するパケット処理手段と、
    前記マスタルータの障害を検出するマスタルータ障害検出手段と、
    このマスタルータ障害検出手段が前記マスタルータの障害を検出するまでの間、前記パケット受信手段が受信したパケットを送信することなく廃棄するパケット廃棄手段
    とを具備することを特徴とするバックアップルータ。
  7. 前記マスタルータ障害検出手段が前記マスタルータの障害を検出した時点から、前記パケット受信手段が受信したパケットを前記マスタルータに代わって送信するマスタルータ代行手段を具備することを特徴とする請求項6記載のバックアップルータ。
  8. マスタ側のルータとしてのマスタルータと並行した伝送路に冗長化のために配置されたバックアップルータのコンピュータに、
    前記マスタルータの受信するパケットと同一のパケットをこのマスタルータと時間的に並行して受信するパケット受信処理と、
    このパケット受信処理で受信したパケットを処理するパケット処理と、
    前記マスタルータの障害を検出するマスタルータ障害検出処理と、
    このマスタルータ障害検出処理で前記マスタルータの障害を検出するまでの間、前記パケット受信処理で受信したパケットを送信することなく廃棄するパケット廃棄処理
    とを実行させることを特徴とするバックアップルータの冗長化処理プログラム。
  9. 前記マスタルータ障害検出処理で前記マスタルータの障害を検出した時点から、前記パケット受信処理で受信したパケットを前記マスタルータに代わって送信するマスタルータ代行処理を更に実行することを特徴とする請求項8記載のバックアップルータの冗長化処理プログラム。
  10. マスタ側のルータとしてのマスタルータの受信するパケットと同一のパケットをこのマスタルータと時間的に並行して受信するパケット受信ステップと、
    このパケット受信ステップで受信したパケットを解析して、処理するパケット処理ステップと、
    前記マスタルータの障害を検出するマスタルータ障害検出ステップと、
    このマスタルータ障害検出ステップで前記マスタルータの障害を検出するまでの間、前記パケット受信手段が受信したパケットを送信することなく廃棄するパケット廃棄ステップ
    とを具備することを特徴とするバックアップルータの冗長化処理方法。
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