JP2001176676A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP2001176676A
JP2001176676A JP35655099A JP35655099A JP2001176676A JP 2001176676 A JP2001176676 A JP 2001176676A JP 35655099 A JP35655099 A JP 35655099A JP 35655099 A JP35655099 A JP 35655099A JP 2001176676 A JP2001176676 A JP 2001176676A
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lighting
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JP35655099A
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English (en)
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Michiko Kamoi
美稚子 鴨井
Junichi Kato
潤一 加藤
Shinsuke Nishioka
伸介 西岡
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大きな労力を要することなく、且つ隣接する照
明制御単位の影響を含んだ明るさの目標値の設定ができ
る照明装置を提供することにある。 【解決手段】リモコン送信器7により送られた設定用用
調光命令を受信したリモコン受信器8はその命令を制御
部9に送る。制御部9はこの設定用調光命令を受け取る
と、明るさセンサ3によるフィードバック制御を中止
し、リモコン送信器7での調光命令に従う調光信号を照
明制御単位Aに属する各照明器具5に送って各照明器具
5を手動調光状態とする。この状態で各照明器具5のラ
ンプ光の明るさがリモコン送信器7の操作により調整さ
れ調整後、リモコン送信器7から記憶命令がリモコン受
信器8で受信されると、制御部9は内蔵タイマのタイマ
カウントを開始し予め設定している時間に達するまで、
現在の調光レベルでの照明器具5の調光制御を維持して
当該調光レベルによるランプ出力を保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、明るさセンサを用
いて照明の被照射面を略一定照度に保つようにフィード
バック制御を行う照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の照明装置には図13(a)に示
すように通信信号線1を介して制御部2に明るさセンサ
3…を接続するとともに、各明るさセンサ3毎に対応す
る照明器具5…群を1照明制御単位として夫々I/F部
4を介して通信信号線1に接続した装置がある。
【0003】この従来例装置は、明るさセンサ3…が検
出する明るさに基づいて制御部2から被照射面(作業
面)の照度が略一定に保たれるように明るさ制御のため
の調光信号を通信信号線1及びI/F部4を通じて当該
明るさセンサ3に対応する照明制御単位の照明器具5…
に送り、夫々の照明制御単位の照明器具5…において明
るさ制御を行わせるようになっている。つまり制御部2
で明るさセンサ3…の情報を収集して、制御部2により
各照明制御単位の照明器具5…を連動制御するのであ
る。
【0004】一方図13(b)に示すように各照明器具
5に明るさセンサ及び調光制御部からなる明るさ制御部
6を備え、夫々の照明器具5では明るさセンサにより検
出する明るさに基づいて被照射面の照度が略一定となる
ように明るさ制御を行い、同時に夫々の明るさ検出情報
等の情報を通信信号線1を介して他の照明器具5へ伝達
するようになっている。
【0005】ところで明るさセンサを用いて昼光利用な
どで省エネルギを図るとき、できるだけ昼光の利用効率
を上げ、且つ照度を保つような照明を確保するために
は、明るさセンサによる照明器具の制御単位を細かくす
る必要がある。
【0006】図14は所定の明るさレベルLを確保する
ために必要な光量中、太陽Sによる昼光と、照明器具5
による人工光との割合を照明器具5の配置位置の関係で
示しており、窓際(図において左端)に近い程昼光の利
用率が高い。尚x部位が太陽光の占める割合を、y部位
が人工光が占める割合を夫々示す一方実際の照明空間で
は、被照射面(作業面)の明るさは直上の照明器具5か
らの光だけで確保されているのではなく、周囲の照明器
具5からの光も含まれている。
【0007】よって例えば図15(a)に示すように4
台ずつ2列に並設した8台の照明器具5…を1つの照明
制御単位として調光制御する制御部を備えた明るさセン
サ3を列間の中央に配設し、該明るさセンサ3で照明制
御単位の周囲空間の明るさを検出して被照射面である作
業面の照度を略一定に保つように制御部によりフィード
バック制御を行う装置の場合、1つの照明制御単位だけ
の配光分布は図15(a)に示すようになっているが、
図15(b)に示すように複数の照明制御単位を並設す
ると、隣接する照明制御単位の境界部位では互いの照明
が重なり、作業面の照度が高くなるが、各照明制御単位
の明るさ明るさ制御部6の明るさセンサは自己の明るさ
制御部6で制御する照明器具5…による明かりだけでな
く、図16に示すように他の明るさ制御部6で制御され
る照明制御単位の照明器具5…による明かりも検出(矢
印で示す)しており、これによりフィードバック制御す
ることによって均衡を保った配光分布が得るようになっ
ている。
【0008】尚図15(a)(c)中、(イ)は明るい
部位を、(ロ)はやや暗い部位を、また図15(b)中
(ハ)は境界部位を示す。
【0009】ところでこの種の照明装置では、夫々の明
るさ制御部6でフィードバック制御を行うために明るさ
の目標値を実際の空間で設定するようになっており、従
来は次のように行っていた。
【0010】実際の空間で確保したい明るさの時の明
るさセンサに入射している光の量(明るさセンサの検出
値)を明るさ目標値として明るさ制御部6のメモリに記
憶する。
【0011】設定した明るさの値を推定演算して明る
さ制御部6のメモリに記憶する。
【0012】これらの設定は隣接する照明制御単位の照
明の影響を含んだ状態で設定される。
【0013】の設定方法では、まずユーザーは設定手
段(例えば光リモコン送信器)を用いて調光命令を明る
さ制御部6に送り、調光命令を受けた明るさ制御部6は
所定の調光信号を制御対象となる各照明器具5に送って
各照明器具5のランプ光を調光する。この場合明るさ制
御部6は明るさセンサの検出によるフィードバック制御
を停止し、上記の調光状態を保持する。
【0014】次いでユーザーは設定手段で明るさ制御部
6に対して記憶命令を送り、この記憶命令を受けた明る
さ制御部6ではそのときの明るさセンサの検出値をメモ
リに明るさの目標値として記憶する。
【0015】この記憶後は、明るさ制御部6は明るさセ
ンサの検出値が記憶した明るさの目標値になるように各
照明器具5のランプ光をフィードバック制御よって調光
する状態に戻る。
【0016】の設定方法では、まずユーザーは設定手
段を用いて設定開始命令を明るさ制御部6に送り、該設
定開始命令を受けた明るさ制御部6は或る決められた複
数のパターンで当該照明制御単位の各照明器具5のラン
プ光を調光制御し、各々のパターンの時の明るさを明る
さセンサで測定し、この測定値と調光パターンで自ら調
光制御しているランプ光の光量を演算により推定し、例
えば全点灯(フル点灯)のときと、下限点灯のときの明
るさセンサ3の検出値の差分より、明るさ制御部6自ら
制御している照明器具5…のみが全点灯のときの明るさ
を推定演算し、この演算結果から更にランプ光の調光レ
ベル(点灯レベル)が70%(保守率相当=ランプ初期
時に設定する調光度合)の場合の明るさセンサの検出値
を演算し、該検出値を明るさの目標値としてメモリに記
憶する。つまり明るさ制御部6自ら制御する照明器具5
…のランプ光以外の光は外光成分として排除して明るさ
の目標値を演算設定するのである。
【0017】ところで上記の設定方法を図13に示
すような照明器具5を連動させて制御を行う照明装置で
はなく、図17に示すように互いの照明制御単位A1…
で情報のやり取りすることが無いような構成のものが隣
接する場合、以下のような不具合がある。
【0018】つまりの設定方法では、1つの照明制御
単位毎に上記の明るさ目標値の設定操作を行っていく
と、設定前の照明制御単位の照明器具5…ランプ光の影
響を受けて設定した後、影響を与えていた照明制御単位
の設定を行う場合、この照明制御単位での調光制御によ
り、先に設定した照明制御単位に対する影響度合いが変
化するため、該照明制御単位の明るさ制御部6は明るさ
センサの検出値に基づいてフィードバック制御を行い、
ランプ光の調光率が変わることになる(=設定済みの照
明制御単位が設定中の照明制御単位のランプ光の影響を
受けてフィードバック制御し、調光率が変化する)。
【0019】よって、1照明制御単位毎設定すると、同
じ様な条件下でほぼ同じ明るさに設定しても、設定後に
は隣接する照明制御単位のランプ輝度(調光率)が疎らに
なる恐れがある(下面の明るさの分布も平均的でなく、
場所によって、差が大きくなる(均斉度が悪くなる)可能
性がある)。
【0020】特に、昼光がない状態で全ての照明制御単
位が、例えば70%の調光レベルで点灯させているとき
の明るさ状態を設定したいとき等は、1照明制御単位ず
つ設定すると、隣接照明制御単位の影響により設定が困
難であった。
【0021】そこで下記のような手順で設定を行えば、
前述のような現象を緩和できる。つまり実際の空間で明
るさセンサに入射している光の量(明るさセンサの検出
値)を記憶させる場合、前述のように隣接する照明制御
単位の影響を含んだ状態で設定するためには、下記のよ
うな手順が最善である。
【0022】まずの設定方法の場合には、図18
(a)に示すように設定者Mは設定手段たるリモコン送
信器7により調光命令を照明制御単位の明るさ制御部6
に与えて照明制御単位に属する照明器具5を調光する。
(明るさセンサの検出に基づいたフィードバック制御を
中止し、調光状態を保持する。) そして全ての照明制御単位の明るさ制御部6にリモコン
送信器7で順次調光命令を与えて調光し、空間全体の明
るさを調整する。
【0023】例えば、ランプ初期の時は、全ての照明制
御単位を保守率程度の70%の調光レベルで点灯させた
り、作業面の平均照度が約750lxになるように調光
する等の調整を行う。
【0024】そして空間全体を確保したい明るさに調光
設定したら、図18(b)に示すように設定者Mはリモ
コン送信器7により各照明制御単位の明るさ制御部6に
記憶命令を順次与えて送り、夫々の明るさ制御部6のメ
モリに明るさセンサの検出値を明るさ目標値として記憶
させることで、明るさの目標値設定を完了する。
【0025】しかし、この方法では、設定する照明制御
単位が多く、照明エリアが広いと、設定者Mの移動が多
く、設定の労力は大変なものである。
【0026】尚図18(a)(b)中矢印は設定者Mの
移動を示す。
【0027】またの設定の方法は、多数の照明制御単
位が隣接し合い、夫々のランプ光が影響し合うようなと
き、設定しようとする照明制御単位の照明エリアに隣接
する照明制御単位のランプ光を外光として排除した上で
明るさの目標値を設定する方法であるが次のような課題
がある。
【0028】図19はこの設定を説明する図であり、同
図(a)において、横軸を点灯レベル、縦軸を明るさセ
ンサの検出値として示したもので、設定しようとする照
明制御単位の照明器具5の消灯状態では当該照明制御単
位の照明エリア(Bグループと言う)に対応する明るさ
センサの検出値は両側の隣接する照明制御単位の照明エ
リア(Aグループ、Cグループと言う)の影響を受けて
所定の値となっていることが分かる。この状態において
設定する照明制御単位の照明器具5を、0の調光レベル
から全点灯の調光レベル(点灯レベル)まで上昇させた
ときの検出値を測定し、その測定値から全点灯時の検出
値と、下限点灯時の検出値の差分Xを求め、この差分X
からAグループ、Cグループの明るさa、cの影響を排
除してAグループに対応する当該照明制御単位の照明器
具5のみを全点灯させた時の明るさを、例えば上記差分
Xを下限点灯の点灯レベルと全点灯の点灯レベルとの差
分Yで除することで推定演算する。この推定演算値(X
/Y)から調光率70%の値0.7(X/Y)を求め、
この0.7(X/Y)を明るさの目標値αとして設定す
る。
【0029】ところが70%調光時の明るさを目標値α
に設定したつもりでも、実際にその目標値αで動作させ
ても、隣接する照明制御単位からのランプ光が設定後も
照射されているので、当該照明制御単位の調光レベル
(点灯レベル)を70%に設定ができないという問題が
あった。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】上述したように図13
(a)(b)の従来例の場合には情報を授受して連動し
た制御を行う照明装置の構成では、通信信号線1を配線
しなければならないという問題があり、また情報の授受
を行わず、独立した照明制御単位を複数隣接するように
並設した構成では明るさの目標値の設定時に上記のよう
な不具合があった。
【0031】本発明は、上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは、互いに連動する構成を用
いずに独立した照明制御単位を複数隣接するように並設
して構成される照明装置において、大きな労力を要する
ことなく、且つ隣接する照明制御単位の影響を含んだ明
るさの目標値の設定ができる照明装置を提供することに
ある。
【0032】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、明
るさ検出手段にて周囲の明るさを検出し、照射面の平均
照度が略一定に保つように単数若しくは複数の照明器具
のランプ光の明るさ制御を行う制御手段を備えた照明制
御単位からなる照明装置において、明るさ制御の目標値
の記憶命令を設定手段から受けてから、一定時間上記の
明るさ制御を停止して任意の点灯状態に調整保持し、上
記一定時間が経過するとその時点での上記明るさ検出手
段の検出値を明るさ制御の目標値として記憶する機能を
上記制御手段に設けたことを特徴とする。
【0033】請求項2の発明では、明るさ検出手段にて
周囲の明るさを検出し、照射面の平均照度が略一定に保
つように単数若しくは複数の照明器具のランプ光の明る
さ制御を行う制御手段を備えた照明制御単位からなる照
明装置において、上記照明器具の点灯状態を変化させる
調光命令を設定手段から受け取ると、調光命令により照
明器具の任意の点灯状態に調整可能とし、該調整の最後
の調光命令を受けたら、その時点の点灯状態を一定時間
保持し、該一定時間が経過するとその時点の上記明るさ
検出手段の検出値を明るさ制御の目標値として記憶する
機能を上記制御手段に設けたことを特徴とする。
【0034】請求項3の発明では、明るさ検出手段にて
周囲の明るさを検出し、照射面の平均照度が略一定に保
つように単数若しくは複数の照明器具のランプ光の明る
さ制御を行う制御手段を備えた照明制御単位からなる照
明装置において、上記照明器具の点灯状態を変化させる
調光命令を設定手段から受け取ると、調光命令により照
明器具の任意の点灯状態に調整可能とし、点灯状態調整
下で明るさ制御の目標値の記憶命令を設定手段から受け
たら、その時点の上記明るさ検出手段の検出値を明るさ
制御の目標値として記憶し、この記憶後一定時間通常の
明るさ制御よりも高速で明るさ制御を行う機能を上記制
御手段に設けたことを特徴とする。
【0035】請求項4の発明では、明るさ検出手段にて
周囲の明るさを検出し、照射面の平均照度が略一定に保
つように単数若しくは複数の照明器具のランプ光の明る
さ制御を行う制御手段を備えた照明制御単位からなる照
明装置において、上記照明器具の点灯状態を変化させる
調光命令を設定手段から受け取ると、調光命令により照
明器具の任意の点灯状態に調整可能とし、該調整の最後
の調光命令を受けたら、その時点の上記明るさ検出手段
の検出値を明るさ制御の目標値として記憶し、この記憶
後一定時間通常の明るさ制御よりも高速で明るさ制御を
行った後通常の明るさ制御に復帰する機能を上記制御手
段に設けたことを特徴とする。
【0036】請求項5の発明では、明るさ検出手段にて
周囲の明るさを検出し、照射面の平均照度が略一定に保
つように単数若しくは複数の照明器具のランプ光の明る
さ制御を行う制御手段を備えた照明制御単位からなる照
明装置において、上記照明器具の点灯状態を変化させる
調光命令を設定手段から受け取ると、調光命令により照
明器具の任意の点灯状態に調整可能とし、該調整の最後
の調光命令を受けたら、その時点の上記明るさ検出手段
の検出値を明るさ制御の仮目標値として通常の明るさ制
御よりも高速で明るさ制御を一定時間行い、該一定時間
が経過するとその時点の明るさ検出手段の検出値を明る
さ制御の目標値として記憶して通常の明るさ制御に復帰
する機能を上記制御手段に設けたことを特徴とする。
【0037】請求項6の発明では、明るさ検出手段にて
周囲の明るさを検出し、照射面の平均照度が略一定に保
つように単数若しくは複数の照明器具のランプ光の明る
さ制御を行う制御手段を備えた照明制御単位からなる照
明装置において、明るさ制御の目標値を変化させる命令
を受け取ると、該命令により調整された目標値で一定時
間明るさ制御を行い、一定時間が経過するとその時点の
明るさ検出手段の検出値若しくは上記調整された目標値
を明るさ制御の目標値として記憶する機能を上記制御手
段に設けたことを特徴とする。
【0038】請求項7の発明では、請求項1,2,5,
6の何れかの発明において、上記設定手段から、上記一
定時間が経過するまでの間に明るさ制御の目標値を記憶
することを中止させる命令を受けるとその時点の動作を
中止して、元の明るさ制御に戻ることを特徴とする。
【0039】請求項8の発明では、請求項1乃至7の何
れかの発明において、上記一定時間は予め設定された時
間、又は上記設定手段により任意に設定される時間、或
いは上記設定手段から命令とともに送られてくる時間デ
ータで示される時間であることを特徴とする。
【0040】請求項9の発明では、請求項8の発明にお
いて、上記時間データで示す時間は設定手段で任意に設
定可能な時間であることを特徴とする。
【0041】請求項10の発明では、請求項8又は9の
発明において、上記時間データを送った設定手段では送
った時点から当該時間データで示される時間のカウント
ダウンを開始し、以降に時間データを送る時にその時点
の残時間をデータとして送ることを特徴とする。
【0042】請求項11の発明では、明るさ検出手段に
て周囲の明るさを検出し、照射面の平均照度が略一定に
保つように単数若しくは複数の照明器具のランプ光の明
るさ制御を行う制御手段を備えた照明制御単位からなる
照明装置において、明るさ制御による点灯状態を2つ以
上の任意の点灯パターンに変化させて、各々の点灯パタ
ーン状態下での明るさの差より、自己が制御する照明器
具のランプ光による明るさに対応した明るさ検出手段の
検出値を推定演算し、自己が制御する照明器具のランプ
光以外の光が存在しない時に自己が制御する照明器具の
ランプ光が任意の点灯レベルとなると推定される明るさ
検出手段の検出値を演算し、該演算検出値を明るさ制御
の目標値として記憶する機能を上記制御手段に備え、該
制御手段、制御対象となる照明器具、明るさ検出手段を
照明制御単位としたものであって、時間データを送った
時点から当該時間データで示される時間のカウントダウ
ンを開始し、以降に時間データを送る時にその時点の残
時間をデータとして送る設定手段を用いることにより複
数の並設される上記照明制御単位の上記目標値の設定開
始時間を略同時としたことを特徴とする。
【0043】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
【0044】(実施形態1)本実施形態は図2に示すよ
うに5台一列の照明器具5…群を2列並行に配設し、そ
の中央部に明るさ制御部6を配置して、明るさ制御部6
より夫々の照明器具5に対して信号線1’により調光信
号を送るようにした複数の照明制御単位A1…を隣接す
るように並設したシステムからなるもので、明るさ制御
部6は図1に示すように設定手段であるリモコン送信器
7からの送信信号を受信するリモコン受信器8と、周囲
の明るさを検出する明るさセンサ3と、リモコン受信器
8で受信した命令や、明るさセンサ3の検出値に基づい
て調光信号を信号線1’を通じて同一照明制御単位Aの
照明器具5…へ送出する制御部9とで構成される。一方
照明器具5はランプ10と、受信した調光信号により示
される調光レベルでランプ10を調光点灯させる点灯装
置11とで構成される。
【0045】而して本実施形態では次のような手順で各
照明制御単位A1…の明るさの目標値を設定する。
【0046】まず図3(a)に示すように或る照明制御
単位、例えばA1の明るさ制御部6のリモコン受信器8
に対して設定者Mはリモコン送信器7により調光命令を
送る。この調光命令を受信したリモコン受信器8はその
命令を制御部9に送る。制御部9はこの設定用調光命令
を受け取ると、明るさセンサ3によるフィードバック制
御を中止し、リモコン送信器7での調光命令に従う調光
信号を照明制御単位A1に属する各照明器具5に送る。
これにより各照明器具5は手動調光状態(調整可能状
態)になる。図4(a)は明るさセンサ3の検出値を、
同図(b)は調光レベルを示し、図中t1は手動調光状
態に入ってランプ光の調整が可能となった開始時点を示
す。
【0047】そして各照明器具5のランプ光の明るさを
リモコン送信器7の操作により調整し、所定の明るさに
なったら、設定者Mはリモコン送信器7から記憶命令を
リモコン受信器8に対して送る(図3(b))。図4の
t2が記憶命令を送ったタイミングを示す。
【0048】制御部9はリモコン受信器8を介して記憶
命令を受け取ると、内蔵タイマのタイマカウントを開始
し予め設定している時間に達するまで、現在の調光レベ
ルでの照明器具5の調光制御を維持して当該調光レベル
によるランプ出力を保持する。図4(b)中T1は明る
さの調整期間を、T2は点灯状態を保持している期間を
示し、両期間T1,T2が図4(b)に示すフィードバ
ック制御を停止している期間T3となる。
【0049】一方記憶命令を上述のように送信した後、
設定者Mは次の照明制御単位、例えばA2の明るさ制御
部6に対して上述の場合と同様にリモコン送信器8から
調光命令を送信する(図3(c))。
【0050】この調光命令を受信したリモコン受信器8
はその調光命令を制御部9に送る。制御部9はこの調光
命令を受け取ると、明るさセンサ3によるフィードバッ
ク制御を中止し、リモコン送信器7での調光命令に従う
調光信号を照明制御単位A2に属する各照明器具5に送
る。これにより各照明器具5は手動調光状態になる。
【0051】そして各照明器具5のランプ光の明るさを
リモコン送信器7の操作により調整し、所定の明るさに
なったら、設定者Mはリモコン送信器7から記憶命令を
リモコン受信器8に対して送る(図3(d))。
【0052】制御部9はリモコン受信器8を介して記憶
命令を受け取ると、内蔵タイマのタイマカウントを開始
し予め設定している時間に達するまで、現在の調光レベ
ルでの照明器具5の調光制御を維持して当該調光レベル
によるランプ出力を保持する。
【0053】そして記憶命令を上述のように送信した
後、設定者Mは次の照明制御単位、例えばA3の明るさ
制御部6に対して上述の場合と同様にリモコン送信器8
から設定用調光命令を送信する(図3(e))。このと
き照明制御単位A1の制御部6の内蔵タイマのタイマカ
ウントは継続されている。同様に照明制御単位A2の制
御部6の内蔵タイマのタイマカウントも継続されてい
る。
【0054】一方調光命令を受信したリモコン受信器8
はその命令を制御部9に送る。制御部9はこの調光命令
を受け取ると、明るさセンサ3によるフィードバック制
御を中止し、リモコン送信器7での調光命令に従う調光
信号を照明制御単位A3に属する各照明器具5に送る。
これにより各照明器具5は手動調光状態になる。
【0055】そして各照明器具5のランプ光の明るさを
リモコン送信器7の操作により調整し、所定の明るさに
なったら、設定者Mはリモコン送信器7から記憶命令を
リモコン受信器8に対して送る(図3(f))。
【0056】制御部9はリモコン受信器8を介して記憶
命令を受け取ると、内蔵タイマのタイマカウントを開始
し予め設定している時間に達するまで、現在の調光レベ
ルでの照明器具5の調光制御を維持して当該調光レベル
によるランプ出力を保持する。
【0057】更に記憶命令を上述のように送信した後、
設定者Mは次の照明制御単位、例えばA4の明るさ制御
部6に対して上述の場合と同様にリモコン送信器8から
設定用調光命令を送信する(図3(g))。このときは
照明制御単位A1,A2の制御部6の内蔵タイマのタイ
マカウントは継続されている。同様に照明制御単位A3
の制御部6の内蔵タイマのタイマカウントも継続されて
いる。
【0058】調光命令を受信したリモコン受信器8はそ
の命令を制御部9に送る。制御部9はこの設定用調光命
令を受け取ると、明るさセンサ3によるフィードバック
制御を中止し、リモコン送信器7での調光命令に従う調
光信号を照明制御単位A4に属する各照明器具5に送
る。これにより各照明器具5は手動調光状態になる。
【0059】この状態で設定者Mは各照明器具5のラン
プ光の明るさをリモコン送信器7の操作により調整し、
所定の明るさになったら、設定者Mはリモコン送信器7
から記憶命令をリモコン受信器8に対して送る(図3
(h))。
【0060】制御部9はリモコン受信器8を介して記憶
命令を受け取ると、内蔵タイマのタイマカウントを開始
し予め設定している時間に達するまで、現在の調光レベ
ルでの照明器具5の調光制御を維持して当該調光レベル
によるランプ出力を保持する。
【0061】このようにして全ての照明制御単位A1〜
A4の照明器具5…の調光レベルを調整し、制御部9に
対して記憶命令を与え終わった頃に、照明制御単位A1
の制御部9の内蔵タイマのタイマカウントが終了し、当
該照明制御単位A1の制御部9はそのときの明るさセン
サ3の検出値を内蔵メモリに明るさ目標値として記憶す
る(図3(i))。図4のt3がその記憶する時点を示
し、また図4(a)の斜線入りの太線部分が設定されて
いる目標値に対応する明るさセンサ3の検出値を示す。
以下の実施形態でも同様太線で目標値に対応する検出値
を示す。
【0062】そしてこの記憶処理が終了して通常のフィ
ードバック制御に戻った頃に、照明制御単位A2の制御
部9の内蔵タイマのタイマカウントが終了し、当該照明
制御単位A2の制御部9はそのときの明るさセンサ3の
検出値を内蔵メモリに明るさ目標値として記憶する(図
3(j))。
【0063】この記憶処理が終了して通常のフィードバ
ック制御に戻った頃に、照明制御単位A3の制御部9の
内蔵タイマのタイマカウントも終了し、当該照明制御単
位A3の制御部9はそのときの明るさセンサ3の検出値
を内蔵メモリに明るさ目標値として記憶する(図3
(k))。
【0064】更にこの記憶処理が終了して通常のフィー
ドバック制御に戻った頃に、照明制御単位A4の制御部
9の内蔵タイマのタイマカウントも終了し、当該照明制
御単位A4の制御部9はそのときの明るさセンサ3の検
出値を内蔵メモリに明るさ目標値として記憶する(図3
(l))。
【0065】そしてこの記憶が終了すると、照明制御単
位A4においても通常の常のフィードバック制御に戻
る。この時点で全ての照明制御単位A1〜A4において
通常のフィードバック制御が行われることになる(図3
(m))。
【0066】尚図4(a)のT4はフィードバック制御
動作期間を示す。
【0067】尚記憶命令を受けてから調光状態を保持す
る時間はリモコン送信器7等の設定手段により任意に設
定できるようにしても良い。
【0068】また記憶命令を受けてから調光状態を保持
する時間を、明るさの目標値を記憶するための記憶命令
をモコン設定器7より送信する際に同時に時間データを
送信して設定するようにしても良い。
【0069】以上のように構成された本実施形態によれ
ば、明るさの目標値を設定するまでの手動調光状態での
保持期間中に隣合う照明制御単位の調光レベルの調整を
行えば、空間全体が設定した明るさで均衡を保った状態
で、明るさの目標値を記憶することができる。
【0070】また保持時間中に隣接する照明制御単位の
調光レベルの調整を行い、保持時間終了後に明るさの目
標値を記憶するため、全体の調整後に記憶作業が自動的
に為されるため、設定者Mは再び移動する必要がなくな
り、労力が軽減される。
【0071】(実施形態2)ところで図1のような構成
の照明制御単位Aは、明るさ制御部6では周囲の明るさ
を明るさ制御部6の明るさセンサ3にて検出し、明るさ
センサ3の検出値が明るさ目標値に保たれるようにフィ
ードバック制御をするのであるが、上述したように複数
の照明制御単位Aを隣接するように並設する場合、明る
さセンサ3は隣接する照明制御単位のランプ光も受けて
いる。
【0072】そこで本実施形態では次のような手順で明
るさの目標値設定を行う。尚説明では図1を参照する。
【0073】まず設定者はリモコン送信器7で設定しよ
うとする照明制御単位Aの明るさ制御部6のリモコン受
信器8に対して調光命令を送る。この調光命令を受信し
たリモコン受信器8はその調光命令を制御部9に送る。
【0074】制御部9は調光命令を受け取ると、明るさ
センサ3によるフィードバック制御を中止し、リモコン
送信器7からの調光命令に従う調光信号を各照明器具5
に送り、照明器具5は手動調光状態(図5のt1の時
点)になる。
【0075】そしてこの調光レベルはリモコン送信器7
の操作で調光命令を送るたびに変化させることができる
ようになっている。図5(b)の(↑)がその調光命令
による調光信号の発生タイミングを示す。制御部6は調
光命令を受けるとその時点から内蔵タイマのタイマカウ
ントを開始し、タイムカウントが終了するまでに次の調
光命令を受け取ると、カウント内容をクリアして、タイ
ムカウントを開始するようになっており、またタイマカ
ウントを開始すると、その時点の調光レベルの点灯状態
の保持を開始するようになっている。例えば調光命令の
受け取りが休止し、最後となった調光命令を受けた時
(図5のt4)から内蔵タイマのタイマカウントが終了
するまでに、再び調光命令を受け取ると(図5のt1’
はその時点を示す)、タイマカウントをクリアし、再び
最後の設定用調光命令を受けた時点t4’からタイマカ
ウントが開始継続されることになる。図5(b)のT
5’はタイマカウントがクリアされるまでのタイマカウ
ント期間(点灯状態保持の期間)を示す。
【0076】このようにして調光命令を受け取らなくな
ってタイマカウントが終了(一定時間T5が経過)する
と、自動的に制御部6は明るさセンサ3の検出値を明る
さの目標値として記憶する(図5のt3時点)。そして
記憶を終了すると通常制御(明るさフィードバック制
御)に戻る。尚図5(a)中T4及びT3は図4(a)
の場合と同様にフィードバック制御の期間及び停止期間
を示す。
【0077】尚明るさの目標値設定を中止し、記憶した
くない場合は、上記のタイマカウントが終了するまでに
中止命令をリモコン送信器7から送れば、制御部6は動
作状態を元の状態(通常のフィードバック制御)に戻す
ことができるようになっている。制御部6が調光命令を
受けてから調光状態を保持する時間は、リモコン送信器
7等の設定手段により任意に設定されても良い。
【0078】本実施形態によれば、実施形態1の効果と
同様に加え、記憶命令を与えなくても自動的に記憶設定
されるため、より操作が簡易になる。
【0079】(実施形態3)本実施形態も図1に示す構
成からなる照明制御単位Aを複数並設させた場合に対応
させたもので、次のような手順で明るさの目標値設定を
行う。尚説明では図1を参照する。
【0080】まず照明制御単位Aの明るさ制御部6のリ
モコン受信器8に対してリモコン送信器7により調光命
令を送る。この調光命令を受信したリモコン受信器8は
その命令を制御部9に送る。制御部9は調光命令を受け
取ると、明るさセンサ3によるフィードバック制御を中
止し、リモコン送信器7での調光命令に従う調光信号を
照明制御単位A1に属する各照明器具5に送る。これに
より各照明器具5は手動調光状態になる(図6のt1の
時点)。
【0081】そして各照明器具5のランプ光の明るさを
リモコン送信器7の操作により調整し、所定の明るさに
なったら、設定者Mはリモコン送信器7から記憶命令を
リモコン受信器8に対して送る。図6(b)のT1は上
記調整の期間を、同図(a)のT3はそれに対応したフ
ィードバック動作停止の期間を示す。
【0082】制御部9は、リモコン受信器8を通じて記
憶命令を受けたら制御部9がその時の明るさセンサ3の
検出値をメモリに記憶する(図6のt3’の時点)。
【0083】記憶後、制御部9は、予め設定されている
時間(図6(b)のT6期間)が経過するまで通常のフ
ィードバック制御時よりも高速で明るさフィードバック
制御する(図6(a)のT6’期間)。上記のT6期間
が経過すると通常のゆっくりとした早さで動作するフィ
ードバック制御動作に戻る。図6(a)のT4は通常の
フィードバック制御の期間を示す。
【0084】尚上記の記憶命令を受けてから高速フィー
ドバック制御を保持する時間を、リモコン送信器7など
の設定手段により任意に設定するようにしても良い。
【0085】また記憶命令を受けてから高速フィードバ
ック制御を保持する時間を、記憶命令を送出する際にリ
モコン設定器7にて同時に時間データを明るさ制御部6
に送信して設定するようにしても良い。
【0086】本実施形態によれば、先に設定した制御単
位が高速で明るさの変化に追随するため、それに隣接す
る照明制御単位の調整を行っているとき、先に設定した
照明制御単位に影響が及んでいることがすぐに確認でき
る。又、昼光など変動要因のある光に対しても設定済み
の隣接照明制御単位の明りが追随するため、明るさの均
衡を確認しつつ設定作業を進めることができる。
【0087】(実施形態4)本実施形態も図1に示す構
成からなる照明制御単位Aを複数並設させた場合に対応
させたもので、次のような手順で明るさの目標値設定を
行う。尚説明では図1を参照する。
【0088】まず、設定者は照明制御単位Aの明るさ制
御部6のリモコン受信器8に対してリモコン送信器7に
より明るさ目標値を変更する命令を送る。この命令を受
信したリモコン受信器8はその命令を制御部9に送る。
【0089】この命令を受け取った時点(図7のt1時
点)から制御部9は、フィードバック制御の明るさの目
標値を命令を受けている間変化させ、通常よりも高速で
フィードバック制御する。この目標値変化に伴いより調
光信号(図7(b)において(↑)で示す)を制御部6
は照明器具5へ出力する。
【0090】そして制御部9は最後に上記命令を受けた
時点t4からタイマカウントを開始する。そしてカウン
ト中に再び命令を受け取ると、その時点(図7のt1’
時点)でタイマカウントをクリアして、再び、最後の命
令を受けた時点(図7のt4’時点)からタイマカウン
トを開始する。
【0091】そしてその後命令を受け取ることがなくな
ると、タイマカウントが終了する(図7のt3時点)ま
で目標値を維持し、時点t3に達すると高速フィードバ
ック制御(図7(a)のT6期間)を終了して制御部9
はその時の明るさセンサ3の検出値を目標値として自動
的に記憶する。この記憶が終了すると制御部9は通常の
フィードバック制御に戻る。
【0092】図7(a)中T7は目標値を保持するタイ
マカウント期間を示し、T4は通常のフィードバック制
御の期間を示す。
【0093】尚明るさの目標値設定を中止して、記憶し
たくない場合は、設定者は上述のタイマカウント中にリ
モコン送信器7におり中止命令を送信すれば、この中止
命令を受け取った制御部9は元の状態(通常のフィード
バック制御)に戻り、明るさの目標値の記憶設定動作を
中止するようになっている。また上記命令を受け取って
から制御部9が高速フィードバック制御を行う時間は、
リモコン送信器7などの設定手段により任意に設定する
ようにても良い。
【0094】また中止命令がタイマカウント中にリモコ
ン送信器7から送られると、図8に示すようにその時点
t0でタイマカウントを中止して、調整によって設定し
た目標値を破棄し、元の目標値による通常のフィードバ
ック制御に戻るようにしても良い。
【0095】本実施形態によれば、実施形態3の効果に
加え、記憶命令を与えなくても自動的に明るさの目標値
を記憶設定できるため、より操作が簡易になる。 (実施形態5)上記の実施形態1〜4において、調光レ
ベルを調整した後記憶命令が与えられて、明るさの目標
値を記憶するまで調整した調光レベルを保持する時間
や、或いは高速フィードバック制御を行う時間を、リモ
コン送信器7から設定記憶のための命令を送信する際に
同時に上記時間を設定することができるように、本実施
形態はリモコン送信器7を次のように構成したものであ
る。
【0096】つまりリモコン送信器7は図9(a)に示
すように明るさの目標値を設定するための調光命令を送
信させるための調整ボタン70と、上記時間の設定のた
めの時間設定ボタン71と、設定する時間を選ぶための
「+」ボタン72,「−」ボタン73、記憶命令を送信
するための記憶ボタン74等を備えており、例えば実施
形態1を例に挙げると、まず明るさの目標値を設定する
に当たり、まず調整ボタン70を操作することで、所定
の照明制御単位Aの制御部9へ調光命令を与えることが
でき、調光状態において照明器具5のランプ光を調整す
る操作を例えば「+」ボタン72や「−」ボタン73や
あるいは調整ボタン70を操作することで、調光レベル
を上昇させたる下降させることができるようになってい
る。
【0097】そして調整後、記憶命令をリモコン送信器
7から送信するに当たり、当該照明制御単位Aが、1番
目の設定対象で或る場合にはまず上記保持時間を設定す
る操作を行う。つまり図10のフローチャートに示すよ
うに時間設定ボタン71を押すと、内蔵したCPUなど
から構成された演算制御部(図示せず)の制御の下で、
リモコン送信器7に設けた表示器75に保持時間を設定
することができる画面表示が出てくるようになってい
る。設定者はこの画面表示下で「+」ボタン72或いは
「−」ボタン73の操作により表示される時間を上げた
り、下げたりして所望の時間を表示させる。そして所望
の時間れたときに記憶ボタン74を操作すれば、リモコ
ン送信器7からは演算制御部の制御の下で、例えば図9
(a)の場合には「300秒」という保持時間データを
記憶命令とともに送信される。同時にリモコン送信器7
では内蔵タイマが時間のカウントダウンを開始して、図
9(b)(c)に示すように表示している保持時間をダ
ウンさせる。
【0098】ここで実施形態1の場合を例にすると上記
「300秒」という保持時間データ及び記憶設定のため
の命令をリモコン受信器8を介して受け取った照明制御
単位Aの制御部9では、300秒後に明るさセンサ3の
検出値を明るさの目標値としてメモリに記憶する動作を
行う。
【0099】さて記憶ボタン73を操作後、設定者は次
の照明制御単位に対して、上記の場合と同様にして調光
命令を送信した後、調光レベルの調整を行う。この終了
後記憶命令を送信するのであるが、この場合には上記の
時間の設定操作は行わず、記憶ボタン74を操作する。
ここで先の記憶ボタン74の操作から今回の記憶ボタン
74の操作までの所要時間が「60秒」経過していると
すると、表示器75では図9(b)のように「240
秒」という時間表示されており、この「240秒」が保
持のための時間を示す時間データとして記憶命令ととも
に送信されることになる。
【0100】このようにして以後順次照明制御単位Aに
対して明るさの目標値の設定を行い際に、記憶ボタン7
4の操作を行えば最初の記憶ボタン74の操作からカウ
ントダウンされた時間が時間データとして記憶命令とと
もに当該照明制御単位Aに送信され、保持する時間が設
定される。
【0101】これにより、多数の照明制御単位Aに時間
差を持たせて記憶設定操作を行っても、各照明制御単位
Aの制御部9が明るさの目標値として明るさセンサ3の
検出値を記憶する開始時間が略一致させることができる
のである。
【0102】尚実施形態3,4の高速フィードバック制
御の時間も同様に設定することができる。
【0103】本実施形態によれば、互いに連動しない多
数の照明制御単位において、明るさの目標値の検出する
タイミングを略同時に揃えることができる。 (実施形態6)本実施形態も図1に示す構成からなる照
明制御単位Aを複数並設させた場合に対応させたもの
で、次のような手順で明るさの目標値設定を行う。尚説
明では図1を参照する。
【0104】尚明るさの設定は、実施形態5のような命
令と保持時間を同時に送信できるリモコン送信器7を用
いて次のように行うものとする。
【0105】まず、設定者は照明制御単位Aの明るさ制
御部6のリモコン受信器8に対してリモコン送信器7で
保持時間データと設定開始の命令を送ると、この保持時
間データと命令を受信したリモコン受信器8は保持時間
データとその命令を制御部9に送る。
【0106】制御部9は明るさセンサ3によるフィード
バック制御を中止し、点灯状態を調光レベルがα%の点
灯(例えば全点灯(フル点灯))にし、リモコン送信器
7から送信された保持時間データで示される保持時間、
その点灯状態を保つ。
【0107】そして保持時間が終了すると、α%の点灯
での明るさセンサ3の検出値を読み込む(ある一定時間
内の平均値など)。次に点灯状態を調光レベルをβ%の
点灯にしてその状態での明るさセンサ3の検出値を読み
込む(変化させたランプ光が安定する時間をおいてから
平均値を測定する方法でも良い)。
【0108】次に制御部9はα%の時の検出値とβ%の
時の検出値の差分より、外光成分をのぞいた自らが制御
する照明器具5のランプ光による検出値を下記の式によ
り演算して求める。 (α%の時の検出値−β%の時の検出値)/(α一β)
=制御する照明器具5が全点灯(フル点灯)の時の検出
値 次に演算して求めた検出値を基に明るさの目標値を演算
して求める。例えば照明の保守率70%設計の明るさに
なるように(全点灯のときの検出値×0.7)を
明るさ目標値にする。この目標値を決定したら、通常の
フィードバック制御に戻る。
【0109】以上のような本実施形態によれば、照明設
計上の目標値が自動演算されため、照度計等を用いた下
面の明るさの確認などの作業が不要となる。加えて、実
施形態5のようなリモコン送信器7を用いることによっ
て、隣り合う照明制御単位で明るさの目標値の記憶を開
始する時間が揃うため、昼光などの外光による光成分は
排除して演算することができる上に、隣接照明器具から
受ける光を外光成分としてのぞくことないので、隣り合
う制御単位が存在する空間の設定を目標通り(上記の場
合は、照明設計の保守率70%の明るさ)に設定するこ
とができる。 (実施形態7)ところで、実施形態3では、記憶命令を
受け取った制御部9はその時点の明るさセンサ3の検出
値を明るさの目標値として記憶するようになっている
が、本実施形態の制御部9は、図11に示すように最初
の調光命令を受け取った時点t1でフィードバック制御
を停止し、最後の調光命令を受け取った時点t3で、そ
の時点t3の明るさ検出センサ3の検出値を明るさの目
標値として記憶し、内蔵タイマによりタイマカウントを
開始するとともに、記憶した目標値に基づいて高速フィ
ードバック制御を開始して一定時間T11が経過してタ
イマカウントが終了すると、その時点t3”で高速フィ
ードバック制御から通常のフィードバック制御に戻るよ
うに動作する。そしてタイマカウント中に調光命令を受
け取るとその時点t1’で高速フィードバック制御を停
止し、調光命令による調整が下降となる。そして最後と
なる調光命令を受け取った時点t3’からタイマカウン
トを再開するとともに、高速フィードバック制御の動作
を再開するようになっている。
【0110】尚図11(a)中T10はフィードバック
制御の停止期間中を、T4は通常のフィードバック制御
の動作期間を示す。また図11(a)のT11’は明る
さセンサの検出値に基づく高速フィードバック制御の動
作期間を示し、図11(b)のT11はそれに対応する
高速フィードバック中の期間を示す。
【0111】尚図12に示すように上記のt3時点若し
くはt3’時点で記憶する目標値の記憶を仮記憶とし、
タイマカウントが終了した時点t3”で設定されている
目標値若しくは明るさセンサ3の検出値を明るさの目標
値として記憶するようにしても良い。
【0112】
【発明の効果】請求項1の発明は、明るさ検出手段にて
周囲の明るさを検出し、照射面の平均照度が略一定に保
つように単数若しくは複数の照明器具のランプ光の明る
さ制御を行う制御手段を備えた照明制御単位からなる照
明装置において、明るさ制御の目標値の記憶命令を設定
手段から受けてから、一定時間上記の明るさ制御を停止
して任意の点灯状態に調整保持し、上記一定時間が経過
するとその時点での上記明るさ検出手段の検出値を明る
さ制御の目標値として記憶する機能を上記制御手段に設
けたので、上記隣り合う照明制御単位において任意の点
灯状態が保持されている一定時間において、照明器具の
点灯状態を調整することにより、照明空間全体が設定し
たい明るさで均衡を保った状態で明るさ制御の目標値の
設定記憶させることができ、しかも記憶命令を与えると
一定時間経過後自動的に記憶が行われるため、設定者が
記憶操作のために各照明制御単位の配設位置へ点灯状態
の調整後に再度移動する必要がなくなり、設定作業の労
力を軽減できるという効果がある。
【0113】請求項2の発明は、明るさ検出手段にて周
囲の明るさを検出し、照射面の平均照度が略一定に保つ
ように単数若しくは複数の照明器具のランプ光の明るさ
制御を行う制御手段を備えた照明制御単位からなる照明
装置において、上記照明器具の点灯状態を変化させる調
光命令を設定手段から受け取ると、調光命令により照明
器具の任意の点灯状態に調整可能とし、該調整の最後の
調光命令を受けたら、その時点の点灯状態を一定時間保
持し、該一定時間が経過するとその時点の上記明るさ検
出手段の検出値を明るさ制御の目標値として記憶する機
能を上記制御手段に設けたので、請求項1の発明と同様
に照明器具の点灯状態を調整することにより、照明空間
全体が設定したい明るさで均衡を保った状態の下で明る
さ制御の目標値の設定記憶させることができ、しかも記
憶命令の送信操作を行う必要がないため操作がより簡易
になるという効果がある。
【0114】請求項3の発明は、明るさ検出手段にて周
囲の明るさを検出し、照射面の平均照度が略一定に保つ
ように単数若しくは複数の照明器具のランプ光の明るさ
制御を行う制御手段を備えた照明制御単位からなる照明
装置において、上記照明器具の点灯状態を変化させる調
光命令を設定手段から受け取ると、調光命令により照明
器具の任意の点灯状態に調整可能とし、点灯状態調整下
で明るさ制御の目標値の記憶命令を設定手段から受けた
ら、その時点の上記明るさ検出手段の検出値を明るさ制
御の目標値として記憶し、この記憶後一定時間通常の明
るさ制御よりも高速で明るさ制御を行う機能を上記制御
手段に設けたので、請求項1の発明の効果に加えて、隣
接する照明制御単位の調整を行っているときに、先に設
定した照明制御端に影響が及んでいることがすぐに確認
することができ、また昼光などの変動要因のある光に対
しても設定済みの明かりが追随するため、明るさの均衡
を確認しつつ調整作業ができるという効果がある。
【0115】請求項4の発明は、明るさ検出手段にて周
囲の明るさを検出し、照射面の平均照度が略一定に保つ
ように単数若しくは複数の照明器具のランプ光の明るさ
制御を行う制御手段を備えた照明制御単位からなる照明
装置において、上記照明器具の点灯状態を変化させる調
光命令を設定手段から受け取ると、調光命令により照明
器具の任意の点灯状態に調整可能とし、該調整の最後の
調光命令を受けたら、その時点の上記明るさ検出手段の
検出値を明るさ制御の目標値として記憶し、この記憶後
一定時間通常の明るさ制御よりも高速で明るさ制御を行
った後通常の明るさ制御に復帰する機能を上記制御手段
に設けたので、請求項3の発明の効果に加えて、記憶命
令の送信操作を行う必要がないため操作がより簡易にな
るという効果がある。
【0116】請求項5の発明では、明るさ検出手段にて
周囲の明るさを検出し、照射面の平均照度が略一定に保
つように単数若しくは複数の照明器具のランプ光の明る
さ制御を行う制御手段を備えた照明制御単位からなる照
明装置において、上記照明器具の点灯状態を変化させる
調光命令を設定手段から受け取ると、調光命令により照
明器具の任意の点灯状態に調整可能とし、該調整の最後
の調光命令を受けたら、その時点の上記明るさ検出手段
の検出値を明るさ制御の仮目標値として通常の明るさ制
御よりも高速で明るさ制御を一定時間行い、該一定時間
が経過するとその時点の明るさ検出手段の検出値を明る
さ制御の目標値として記憶して通常の明るさ制御に復帰
する機能を上記制御手段に設けたので、請求項4と同様
な効果がある。
【0117】請求項6の発明では、明るさ検出手段にて
周囲の明るさを検出し、照射面の平均照度が略一定に保
つように単数若しくは複数の照明器具のランプ光の明る
さ制御を行う制御手段を備えた照明制御単位からなる照
明装置において、明るさ制御の目標値を変化させる命令
を受け取ると、該命令により調整された目標値で一定時
間明るさ制御を行い、一定時間が経過するとその時点の
明るさ検出手段の検出値若しくは上記調整された目標値
を明るさ制御の目標値として記憶する機能を上記制御手
段に設けたので、請求項1の発明の効果に加えて、記憶
命令の送信操作を行う必要がないため操作がより簡易に
なるという効果がある。
【0118】請求項7の発明は、請求項1,2,5,6
の何れかの発明において、上記設定手段から、上記一定
時間が経過するまでの間に明るさ制御の目標値を記憶す
ることを中止させる命令を受けるとその時点の動作を中
止して、元の明るさ制御に戻るので、中止命令を与える
だけで、設定動作から抜け出て、元の制御を行うことが
できる。
【0119】請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れ
かの発明において、上記一定時間は予め設定された時
間、又は上記設定手段により任意に設定される時間、或
いは上記設定手段から命令とともに送られてくる時間デ
ータで示される時間であり、請求項1乃至7の発明にお
ける一定時間を所定の方法により設定できる。
【0120】請求項9の発明は、請求項8の発明におい
て、上記時間データで示す時間は設定手段で任意に設定
可能な時間であるので、設定手段から命令を送る際に設
定者側で決めた時間に対応する時間データを送ることが
できる。
【0121】請求項10の発明は、請求項8又は9の発
明において、上記時間データを送った設定手段では送っ
た時点から当該時間データで示される時間のカウントダ
ウンを開始し、以降に時間データを送る時にその時点の
残時間をデータとしておくるので、複数の照明制御単位
での明るさ目標値の設定時に設定操作が時間差を持って
行われても、記憶開始時点や高速フィードバックを終了
する時点を凡そ一致させることができる。
【0122】請求項11の発明は、明るさ検出手段にて
周囲の明るさを検出し、照射面の平均照度が略一定に保
つように単数若しくは複数の照明器具のランプ光の明る
さ制御を行う制御手段を備えた照明制御単位からなる照
明装置において、明るさ制御による点灯状態を2つ以上
の任意の点灯パターンに変化させて、各々の点灯パター
ン状態下での明るさの差より、自己が制御する照明器具
のランプ光による明るさに対応した明るさ検出手段の検
出値を推定演算し、自己が制御する照明器具のランプ光
以外の光が存在しない時に自己が制御する照明器具のラ
ンプ光が任意の点灯レベルとなると推定される明るさ検
出手段の検出値を演算し、該演算検出値を明るさ制御の
目標値として記憶する機能を上記制御手段に備え、該制
御手段、制御対象となる照明器具、明るさ検出手段を照
明制御単位としたものであって、時間データを送った時
点から当該時間データで示される時間のカウントダウン
を開始し、以降に時間データを送る時にその時点の残時
間をデータとして送る設定手段を用いることにより、複
数の並設された上記照明制御単位の上記目標値の設定開
始時間を略同時としたので、明るさの目標値を自動演算
に決めることができ、そのため設定者の労力を大幅に軽
減でき、しかも隣合う照明制御単位で設定開始時間が揃
うため、昼光などの外光による光成分を排除でき、その
上隣接照明制御単位の照明器具からの光を外光成分とし
て除くことがないので、複数の照明制御単位が並設され
る空間の明るさの目標値の設定を目標通りに自動設定で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の照明制御単位の構成説明
図である。
【図2】同上の複数の照明制御単位の配置例図である。
【図3】同上の明るさの目標値の設定説明図である。
【図4】(a)は同上の明るさの目標値の設定時の明る
さ検出値の遷移を示す説明図である。(b)は同上の明
るさの目標値の設定時の照明調光レベルの遷移を示す説
明図である。
【図5】(a)は本発明の実施形態2の明るさの目標値
の設定時の明るさ検出値の遷移を示す説明図である。
(b)は同上の明るさの目標値の設定時の照明調光レベ
ルの遷移を示す説明図である。
【図6】(a)は本発明の実施形態3の明るさの目標値
の設定時の明るさ検出値の遷移を示す説明図である。
(b)は同上の明るさの目標値の設定時の照明調光レベ
ルの遷移を示す説明図である。
【図7】(a)は本発明の実施形態3の明るさの目標値
の設定時の明るさ検出値の遷移を示す説明図である。
(b)は同上の明るさの目標値の設定時の照明調光レベ
ルの遷移を示す説明図である。
【図8】(a)は同上における中止命令の発令時の明る
さの目標値の設定時の明るさ検出値の遷移を示す説明図
である。(b)は同上における中止命令の発令時の明る
さの目標値の設定時の照明調光レベルの遷移を示す説明
図である。
【図9】(a)本発明の実施形態5に用いるリモコン送
信器の正面図である。(b)は同上のリモコン送信器の
表示器の表示例図である。(c)は同上のリモコン送信
器の表示器の別の表示例図である。
【図10】同上のリモコン送信器の使用時のフローチャ
ートである。
【図11】(a)は本発明の実施形態7の明るさの目標
値の設定時の明るさ検出値の遷移を示す説明図である。
(b)は同上の明るさの目標値の設定時の照明調光レベ
ルの遷移を示す説明図である。
【図12】(a)は同上の明るさの目標値の設定時の明
るさ検出値の別の例の遷移を示す説明図である。(b)
は同上の明るさの目標値の設定時の照明調光レベルの別
の例の遷移を示す説明図である。
【図13】(a)は一従来例によるシステム構成図であ
る。(b)は別の従来例によるシステム構成図である。
【図14】従来例の課題の説明図である。
【図15】従来例の照明制御単位を並設した場合の課題
の説明図である。
【図16】同上における照明制御単位での明るさ検出の
説明図である。
【図17】照明制御単位が非連動の場合のシステム構成
図である。
【図18】同上における従来の明るさの目標値の設定時
の課題の説明図である。
【図19】同上における従来の明るさの目標値の推定演
算による設定時の課題の説明図である。
【符号の説明】
A 照明制御単位 1’信号線 5 照明器具 6 明るさ制御部 7 リモコン送信器 8 リモコン受信器 9 制御部 10 ランプ 11 点灯装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西岡 伸介 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K073 AA02 AA57 AA79 AA82 BA27 BA28 CB06 CC11 CC12 CC22 CE12 CE13 CF16 CG02 CG42 CH43 CM07

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】明るさ検出手段にて周囲の明るさを検出
    し、照射面の平均照度が略一定に保つように単数若しく
    は複数の照明器具のランプ光の明るさ制御を行う制御手
    段を備えた照明制御単位からなる照明装置において、 明るさ制御の目標値の記憶命令を設定手段から受けてか
    ら、一定時間上記の明るさ制御を停止して任意の点灯状
    態に調整保持し、上記一定時間が経過するとその時点で
    の上記明るさ検出手段の検出値を明るさ制御の目標値と
    して記憶する機能を上記制御手段に設けたことを特徴と
    する照明装置。
  2. 【請求項2】明るさ検出手段にて周囲の明るさを検出
    し、照射面の平均照度が略一定に保つように単数若しく
    は複数の照明器具のランプ光の明るさ制御を行う制御手
    段を備えた照明制御単位からなる照明装置において、 上記照明器具の点灯状態を変化させる調光命令を設定手
    段から受けてから、調光命令により照明器具の任意の点
    灯状態に調整可能とし、該調整の最後の調光命令を受け
    たら、その時点の点灯状態を一定時間保持し、該一定時
    間が経過するとその時点の上記明るさ検出手段の検出値
    を明るさ制御の目標値として記憶する機能を上記制御手
    段に設けたことを特徴とする照明装置。
  3. 【請求項3】明るさ検出手段にて周囲の明るさを検出
    し、照射面の平均照度が略一定に保つように単数若しく
    は複数の照明器具のランプ光の明るさ制御を行う制御手
    段を備えた照明制御単位からなる照明装置において、 上記照明器具の点灯状態を変化させる調光命令を設定手
    段から受けてから、調光命令により照明器具の任意の点
    灯状態に調整可能とし、点灯状態調整下で明るさ制御の
    目標値の記憶命令を設定手段から受けたら、その時点の
    上記明るさ検出手段の検出値を明るさ制御の目標値とし
    て記憶し、この記憶後一定時間通常の明るさ制御よりも
    高速で明るさ制御を行う機能を上記制御手段に設けたこ
    とを特徴とする照明装置。
  4. 【請求項4】明るさ検出手段にて周囲の明るさを検出
    し、照射面の平均照度が略一定に保つように単数若しく
    は複数の照明器具のランプ光の明るさ制御を行う制御手
    段を備えた照明制御単位からなる照明装置において、 上記照明器具の点灯状態を変化させる調光命令を設定手
    段から受け取ると、調光命令により照明器具の任意の点
    灯状態に調整可能とし、該調整の最後の調光命令を受け
    たら、その時点の上記明るさ検出手段の検出値を明るさ
    制御の目標値として記憶し、この記憶後一定時間通常の
    明るさ制御よりも高速で明るさ制御を行った後通常の明
    るさ制御に復帰する機能を上記制御手段に設けたことを
    特徴とする照明装置。
  5. 【請求項5】明るさ検出手段にて周囲の明るさを検出
    し、照射面の平均照度が略一定に保つように単数若しく
    は複数の照明器具のランプ光の明るさ制御を行う制御手
    段を備えた照明制御単位からなる照明装置において、 上記照明器具の点灯状態を変化させる調光命令を設定手
    段から受け取ると、調光命令により照明器具の任意の点
    灯状態に調整可能とし、該調整の最後の調光命令を受け
    たら、その時点の上記明るさ検出手段の検出値を明るさ
    制御の仮目標値として通常の明るさ制御よりも高速で明
    るさ制御を一定時間行い、該一定時間が経過するとその
    時点の明るさ検出手段の検出値を明るさ制御の目標値と
    して記憶して通常の明るさ制御に復帰する機能を上記制
    御手段に設けたことを特徴とする照明装置。
  6. 【請求項6】明るさ検出手段にて周囲の明るさを検出
    し、照射面の平均照度が略一定に保つように単数若しく
    は複数の照明器具のランプ光の明るさ制御を行う制御手
    段を備えた照明制御単位からなる照明装置において、 明るさ制御の目標値を変化させる命令を受け取ると、該
    命令により調整された目標値で一定時間明るさ制御を行
    い、一定時間が経過するとその時点の明るさ検出手段の
    検出値若しくは上記調整された目標値を明るさ制御の目
    標値として記憶する機能を上記制御手段に設けたことを
    特徴とする照明装置。
  7. 【請求項7】上記設定手段から、上記一定時間が経過す
    るまでの間に明るさ制御の目標値を記憶することを中止
    させる命令を受けるとその時点の動作を中止して、元の
    明るさ制御に戻ることを特徴とする請求項1,2,5,
    6の何れか記載の照明装置。
  8. 【請求項8】上記一定時間は予め設定された時間、又は
    上記設定手段により任意に設定される時間、或いは上記
    設定手段から命令とともに送られてくる時間データで示
    される時間であることを特徴とする請求項1乃至7の何
    れか記載の照明装置。
  9. 【請求項9】上記時間データで示す時間は設定手段で任
    意に設定可能な時間であることを特徴とする請求項8記
    載の照明装置。
  10. 【請求項10】上記時間データを送った設定手段では送
    った時点から当該時間データで示される時間のカウント
    ダウンを開始し、以降に時間データを送る時にその時点
    の残時間を時間データとして送ることを特徴とする請求
    項8又は9記載の照明装置。
  11. 【請求項11】明るさ検出手段にて周囲の明るさを検出
    し、照射面の平均照度が略一定に保つように単数若しく
    は複数の照明器具のランプ光の明るさ制御を行う制御手
    段を備えた照明制御単位からなる照明装置において、 明るさ制御による点灯状態を2つ以上の任意の点灯パタ
    ーンに変化させて、各々の点灯パターン状態下での明る
    さの差より、自己が制御する照明器具のランプ光による
    明るさに対応した明るさ検出手段の検出値を推定演算
    し、自己が制御する照明器具のランプ光以外の光が存在
    しない時に自己が制御する照明器具のランプ光が任意の
    点灯レベルとなると推定される明るさ検出手段の検出値
    を演算し、該演算検出値を明るさ制御の目標値として記
    憶する機能を上記制御手段に設け、命令とともに時間デ
    ータを送り、該送った時点から当該時間データで示され
    る時間のカウントダウンを開始し、以降に時間データを
    送る時にその時点の残時間をデータとして送る設定手段
    を用いることにより、並設された複数の上記照明制御単
    位の上記目標値の設定開始時間を略同時としたことを特
    徴とする照明装置。
JP35655099A 1999-12-15 1999-12-15 照明装置 Withdrawn JP2001176676A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008117566A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Toshiba Lighting & Technology Corp 調光操作卓、調光装置及び調光システム
JP2010505227A (ja) * 2006-09-29 2010-02-18 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 抽象的な記述から照明雰囲気を合成するための方法およびデバイス、並びに照明雰囲気合成システム
US7952292B2 (en) 2005-04-22 2011-05-31 Koninklijke Philips Electronics N.V. Illumination control
KR101295795B1 (ko) 2012-01-30 2013-08-09 광전자 주식회사 광원의 광량 증감을 검출하는 센서
JP2018206748A (ja) * 2017-06-05 2018-12-27 厦門普為光電科技有限公司 光源調整可能な制御モジュール

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JP2008117566A (ja) * 2006-11-01 2008-05-22 Toshiba Lighting & Technology Corp 調光操作卓、調光装置及び調光システム
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