JPH11339975A - 調光照明装置 - Google Patents
調光照明装置Info
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- JPH11339975A JPH11339975A JP10183218A JP18321898A JPH11339975A JP H11339975 A JPH11339975 A JP H11339975A JP 10183218 A JP10183218 A JP 10183218A JP 18321898 A JP18321898 A JP 18321898A JP H11339975 A JPH11339975 A JP H11339975A
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- Japan
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- during
- time
- predetermined
- time period
- discharge lamp
- Prior art date
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
- Y02B20/40—Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 白熱灯と紫外線放電灯を併用し、画面の一部
を紫外線感応塗料で上塗りした絵図を照らす調光照明装
置において、紫外線放電灯の耐久寿命を犠牲にすること
なく、昼間雰囲気の絵図の中に夜間雰囲気の部分が残存
しないようにする。 【解決手段】 白熱灯と紫外線放電灯を併設すると共
に、白熱灯に通ずる電流を所定の第一時間帯中は遮断
し、所定の第二時間帯中は漸増させ、所定の第三時間帯
中は所定の最高レベルで維持し、所定の第四時間帯中は
漸減させ、紫外線放電灯に通ずる電流を前記第一時間帯
中は高レベルに維持し、前記第二時間帯中は漸減させ、
前記第三時間帯中は微小レベルで維持し、前記第四時間
帯中は漸増させる調光制御装置を備える。
を紫外線感応塗料で上塗りした絵図を照らす調光照明装
置において、紫外線放電灯の耐久寿命を犠牲にすること
なく、昼間雰囲気の絵図の中に夜間雰囲気の部分が残存
しないようにする。 【解決手段】 白熱灯と紫外線放電灯を併設すると共
に、白熱灯に通ずる電流を所定の第一時間帯中は遮断
し、所定の第二時間帯中は漸増させ、所定の第三時間帯
中は所定の最高レベルで維持し、所定の第四時間帯中は
漸減させ、紫外線放電灯に通ずる電流を前記第一時間帯
中は高レベルに維持し、前記第二時間帯中は漸減させ、
前記第三時間帯中は微小レベルで維持し、前記第四時間
帯中は漸増させる調光制御装置を備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、白熱灯と紫外線
放電灯とこれら白熱灯ならびに紫外線放電灯の照度を変
化させる調光手段を備え、室内に掲げた絵画や壁画、あ
るいは天井、壁面、床などの装飾図柄を照らす調光照明
装置に関するものである。
放電灯とこれら白熱灯ならびに紫外線放電灯の照度を変
化させる調光手段を備え、室内に掲げた絵画や壁画、あ
るいは天井、壁面、床などの装飾図柄を照らす調光照明
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】室内に掲げた風景画などの絵画や壁画、
あるいは天井、壁面、床などの装飾図柄の一部に、紫外
線を受光すると発光しあるいは紫外線を反射する紫外線
感応塗料を上塗りし、この絵図を紫外線灯で照らすこと
により、昼間の自然光や白熱灯、白色蛍光灯で照らされ
ているときの絵図とは全く印象の異なる夜の絵図に変貌
させて現出させる手法は既に良く知られており、建物や
室内の雰囲気を変えるための一つの手段として多用され
ている。そしてこの手法、手段のために絵図を照明する
装置として、白熱灯と紫外線放電灯（ブラックライト）
を併設し、紫外線放電灯を点灯維持すると共に、その点
灯時において白熱灯を点灯、消灯させまた白熱灯の照度
を増減する調光照明装置が知られている。
あるいは天井、壁面、床などの装飾図柄の一部に、紫外
線を受光すると発光しあるいは紫外線を反射する紫外線
感応塗料を上塗りし、この絵図を紫外線灯で照らすこと
により、昼間の自然光や白熱灯、白色蛍光灯で照らされ
ているときの絵図とは全く印象の異なる夜の絵図に変貌
させて現出させる手法は既に良く知られており、建物や
室内の雰囲気を変えるための一つの手段として多用され
ている。そしてこの手法、手段のために絵図を照明する
装置として、白熱灯と紫外線放電灯（ブラックライト）
を併設し、紫外線放電灯を点灯維持すると共に、その点
灯時において白熱灯を点灯、消灯させまた白熱灯の照度
を増減する調光照明装置が知られている。
【０００３】図３はこの従来のこの種の調光照明装置の
照明（照度・電流）制御特性を示すもので、線Ｕに示す
ように紫外線放電灯を点灯した状態において、折れ線Ｌ
に示すように白熱灯は時点Ａで点灯され時点Ｂまでその
照度（電流）が徐々に高められ、時点Ｂ、Ｃ間でその照
度が最高に保たれ、時点Ｃ、Ｄ間でその照度が徐々に減
じられ、時点Ｄから時点Ｅまで白熱灯は消灯され、時点
Ｅでまた点灯されるという調光周期で照明が制御され
る。そして上記の紫外線感応塗料を部分的に上塗りした
絵図をこの調光照明装置で照らすと、時点Ｂ、Ｃ間では
白熱灯で強く照らされて昼間の雰囲気の絵図となり、時
点Ｄ、Ｅ間ではに紫外線放電灯のみで照射されるので紫
外線感応塗料が塗布された部分の絵図のみが浮き出て現
出し夜間の雰囲気の絵図となり、時点Ａ、Ｂ間では紫外
線放電灯で照射されながらも白熱灯の照度が徐々に高ま
るので徐々に明るくなる早朝の雰囲気の絵図となり、時
点Ｃ、Ｄ間では紫外線放電灯で照射されながらも白熱灯
の照度が徐々に低下するので徐々に暗くなるタ方の雰囲
気の絵図となって絵図が変化する。
照明（照度・電流）制御特性を示すもので、線Ｕに示す
ように紫外線放電灯を点灯した状態において、折れ線Ｌ
に示すように白熱灯は時点Ａで点灯され時点Ｂまでその
照度（電流）が徐々に高められ、時点Ｂ、Ｃ間でその照
度が最高に保たれ、時点Ｃ、Ｄ間でその照度が徐々に減
じられ、時点Ｄから時点Ｅまで白熱灯は消灯され、時点
Ｅでまた点灯されるという調光周期で照明が制御され
る。そして上記の紫外線感応塗料を部分的に上塗りした
絵図をこの調光照明装置で照らすと、時点Ｂ、Ｃ間では
白熱灯で強く照らされて昼間の雰囲気の絵図となり、時
点Ｄ、Ｅ間ではに紫外線放電灯のみで照射されるので紫
外線感応塗料が塗布された部分の絵図のみが浮き出て現
出し夜間の雰囲気の絵図となり、時点Ａ、Ｂ間では紫外
線放電灯で照射されながらも白熱灯の照度が徐々に高ま
るので徐々に明るくなる早朝の雰囲気の絵図となり、時
点Ｃ、Ｄ間では紫外線放電灯で照射されながらも白熱灯
の照度が徐々に低下するので徐々に暗くなるタ方の雰囲
気の絵図となって絵図が変化する。
【０００４】しかし上記のような従来の調光照明装置で
は、照明時に常に紫外線放電灯が点灯され、夜間の雰囲
気の絵図を現すに必要十分な一定の照度で発光している
ので、白熱灯の照度が最高に維持される時点Ｂ、Ｃ間で
も、すなわち昼間の雰囲気の絵図を現出させるときに
も、紫外線放電灯の照射効力が大きく残り、絵図の中に
夜間の雰囲気の部分が残存する恐れがある。この難点を
改善するために、図３の線Ｕ’で示すように、紫外線放
電灯の電源を時点Ｇ、時点Ｈでオフ（消灯状態）、時点
Ｊ、時点Ｋでオン（点灯状態）して、白熱灯の照度が最
高に維持される時点Ｂ、Ｃ間、すなわち昼間の雰囲気の
絵図を現出させる間は、紫外線放電灯を消灯する制御が
考えられるが、そのような調光制御では、紫外線放電灯
の点滅頻度が格段に増加するので、紫外線放電灯の耐久
寿命を短縮させることにつながる。
は、照明時に常に紫外線放電灯が点灯され、夜間の雰囲
気の絵図を現すに必要十分な一定の照度で発光している
ので、白熱灯の照度が最高に維持される時点Ｂ、Ｃ間で
も、すなわち昼間の雰囲気の絵図を現出させるときに
も、紫外線放電灯の照射効力が大きく残り、絵図の中に
夜間の雰囲気の部分が残存する恐れがある。この難点を
改善するために、図３の線Ｕ’で示すように、紫外線放
電灯の電源を時点Ｇ、時点Ｈでオフ（消灯状態）、時点
Ｊ、時点Ｋでオン（点灯状態）して、白熱灯の照度が最
高に維持される時点Ｂ、Ｃ間、すなわち昼間の雰囲気の
絵図を現出させる間は、紫外線放電灯を消灯する制御が
考えられるが、そのような調光制御では、紫外線放電灯
の点滅頻度が格段に増加するので、紫外線放電灯の耐久
寿命を短縮させることにつながる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の調光照
明装置には上記のような問題点があることから、この発
明は、この種の絵図を照らす調光照明装置において、紫
外線放電灯の耐久寿命を犠牲にすることなく、昼間雰囲
気の絵図の中に夜間雰囲気の部分が残存しないようにす
るものである。
明装置には上記のような問題点があることから、この発
明は、この種の絵図を照らす調光照明装置において、紫
外線放電灯の耐久寿命を犠牲にすることなく、昼間雰囲
気の絵図の中に夜間雰囲気の部分が残存しないようにす
るものである。
【０００６】またこの種の調光照明装置の使用者の間に
は、所望の時間にこの調光照明装置で照らされた絵図を
見ながら安息したいとの要望があることから、この発明
はこの要望に応え、予め設定した所望の時刻に調光照明
装置を作動さようとするものである。さらにまたこの発
明は、所望の時刻において現実の太陽光や月光・星光が
もたらす雰囲気に似た雰囲気の絵図を、予め定めた所望
の設定時刻に現出させようとするものである。
は、所望の時間にこの調光照明装置で照らされた絵図を
見ながら安息したいとの要望があることから、この発明
はこの要望に応え、予め設定した所望の時刻に調光照明
装置を作動さようとするものである。さらにまたこの発
明は、所望の時刻において現実の太陽光や月光・星光が
もたらす雰囲気に似た雰囲気の絵図を、予め定めた所望
の設定時刻に現出させようとするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述のよう
に画面の一部を紫外線感応塗料で上塗りした絵図を照ら
す調光照明装置において、紫外線放電灯の耐久寿命を犠
牲にすることなく昼間雰囲気の絵図の中に夜間雰囲気の
部分が残存しないようにするために、白熱灯と紫外線放
電灯への通電すなわち両灯の照度を制御する調光制御装
置によって、白熱灯に通ずる電流を所定の第一時間帯中
は遮断し所定の第二時間帯中は漸増させ所定の第三時間
帯中は所定の最高レベルで維持し所定の第四時間中は漸
減させ且つ紫外線放電灯に通ずる電流を前記第一時間帯
中は高レベルに維持し前記第二時間帯中は漸減させ前記
第三時間帯中は微小レベルで維持し前記第四時間帯中は
漸増させるものである。
に画面の一部を紫外線感応塗料で上塗りした絵図を照ら
す調光照明装置において、紫外線放電灯の耐久寿命を犠
牲にすることなく昼間雰囲気の絵図の中に夜間雰囲気の
部分が残存しないようにするために、白熱灯と紫外線放
電灯への通電すなわち両灯の照度を制御する調光制御装
置によって、白熱灯に通ずる電流を所定の第一時間帯中
は遮断し所定の第二時間帯中は漸増させ所定の第三時間
帯中は所定の最高レベルで維持し所定の第四時間中は漸
減させ且つ紫外線放電灯に通ずる電流を前記第一時間帯
中は高レベルに維持し前記第二時間帯中は漸減させ前記
第三時間帯中は微小レベルで維持し前記第四時間帯中は
漸増させるものである。
【０００８】またこの発明は、この種の雰囲気が変化す
る絵図を所望の時間に見ながら安息したいとの要望に応
えるために、予め設定した所望の時刻に調光照明装置を
作動させるタイマー装置を調光制御装置に付加するもの
であり、さらにこのタイマー装置の設定時刻と前記調光
制御装置の調光プログラム上の任意の時点を選択的に組
み合わせることにより、タイマーの設定時刻に、所望の
時刻に現実に見られるであろう雰囲気の絵図を現出させ
ようとするものである。
る絵図を所望の時間に見ながら安息したいとの要望に応
えるために、予め設定した所望の時刻に調光照明装置を
作動させるタイマー装置を調光制御装置に付加するもの
であり、さらにこのタイマー装置の設定時刻と前記調光
制御装置の調光プログラム上の任意の時点を選択的に組
み合わせることにより、タイマーの設定時刻に、所望の
時刻に現実に見られるであろう雰囲気の絵図を現出させ
ようとするものである。
【０００９】
【発明の実施の形態】この発明による調光照明装置の実
施形態の一つは、白熱灯と紫外線放電灯を併設すると共
に、この白熱灯および紫外線放電灯の通電を制御し両灯
の照度を制御する調光制御装置を備え、この白熱灯に通
ずる電流を、所定の第一時間帯中は遮断し、所定の第二
時間帯中は漸増させ、所定の第三時間帯中は所定の最高
レベルで維持し、所定の第四時間中は漸減させ、且つ前
記紫外線放電灯に通ずる電流を、前記第一時間帯中は高
レベルに維持し、前記第二時間帯中は漸減させ、前記第
三時間帯中は微小レベルで維持し、前記第四時間帯中は
漸増させるものである。
施形態の一つは、白熱灯と紫外線放電灯を併設すると共
に、この白熱灯および紫外線放電灯の通電を制御し両灯
の照度を制御する調光制御装置を備え、この白熱灯に通
ずる電流を、所定の第一時間帯中は遮断し、所定の第二
時間帯中は漸増させ、所定の第三時間帯中は所定の最高
レベルで維持し、所定の第四時間中は漸減させ、且つ前
記紫外線放電灯に通ずる電流を、前記第一時間帯中は高
レベルに維持し、前記第二時間帯中は漸減させ、前記第
三時間帯中は微小レベルで維持し、前記第四時間帯中は
漸増させるものである。
【００１０】この発明の調光照明装置の他の実施形態
は、白熱灯と紫外線放電灯の通電を制御する前記調光制
御装置に、所望の設定時刻にこの調光制御装置を始動さ
せるタイマー装置を付加接続したものである。
は、白熱灯と紫外線放電灯の通電を制御する前記調光制
御装置に、所望の設定時刻にこの調光制御装置を始動さ
せるタイマー装置を付加接続したものである。
【００１１】この発明の調光照明装置の他の実施形態
は、白熱灯と紫外線放電灯の通電を制御する前記調光制
御装置に、前記調光制御装置を始動させる所望の時刻を
設定し且つ前記調光制御装置の調光プログラム上の時点
を選択的に設定するタイマー装置を付加接続し、このタ
イマー装置の設定時刻とこの設定時刻において作動する
前記調光制御装置の調光プログラム上の時点を選択的に
組み合わせたものである。
は、白熱灯と紫外線放電灯の通電を制御する前記調光制
御装置に、前記調光制御装置を始動させる所望の時刻を
設定し且つ前記調光制御装置の調光プログラム上の時点
を選択的に設定するタイマー装置を付加接続し、このタ
イマー装置の設定時刻とこの設定時刻において作動する
前記調光制御装置の調光プログラム上の時点を選択的に
組み合わせたものである。
【００１２】
【実施例】以下この発明の実施例を図１、図２を参考に
説明する。図１の電気回路ブロック図において、１は調
光照明装置の光源部で、白熱灯（ハロゲンランプ）２と
紫外線放電灯（ブラックライト）３を併設して構成され
ている。４は、紫外線放電灯３を点灯するためのインバ
ータ・トランスである。５は白熱灯２および紫外線放電
灯３に通ずる電流を制御し照度を制御する調光制御装置
で、白熱灯２および紫外線放電灯３に通ずる電流パター
ン（電流の時間的変化）を制御する調光プログラムが記
憶された制御回路（ＣＰＵ）を主要部としている。６
は、調光制御装置５に接続され調光制御装置５の始動時
刻を任意に設定するタイマーである。調光制御装置５は
電源スイッチ７を介して電源に接続され、調光制御装置
５の出力側端子には、白熱灯２が接続されると共に、イ
ンバータ・トランス４を介して紫外線放電灯３が接続さ
れている。そして調光制御装置５が作動すると、調光制
御装置５に記憶されている調光プログラムに従って、白
熱灯２および紫外線放電灯３に通ずる電流は図２に示す
ような電流パターンに制御されるものである。また調光
制御装置５に記憶されている調光プログラムは複数あっ
て、その任意の一つを選択することによって、図２に示
す第一時間帯（時点ＤＥ間）、第二時間帯（時点ＡＢ
間、時点ＥＦ間）、第三時間帯（時点ＢＣ間）、第四時
間帯（時点ＣＤ間）の少なくとも一つの時間帯の長さが
異なる所定の電流パターンで制御されるものである。そ
して調光制御装置５は、従来周知の赤外線方式リモート
ロール端末機（図示省略）によって作動する切り替えス
イッチ（図示省略）を備えており、この切り替えスイッ
チを切り替えることにより、予め調光制御装置５に記憶
されている複数の電流パターン調光プログラムの中の任
意の一つを選択することができ、またこの切り替えスイ
ッチによって、これら調光プログラム（電流パターン）
中の任意の時点を選定してその時点に相当する照度の状
態を維持することもできるようになっている。
説明する。図１の電気回路ブロック図において、１は調
光照明装置の光源部で、白熱灯（ハロゲンランプ）２と
紫外線放電灯（ブラックライト）３を併設して構成され
ている。４は、紫外線放電灯３を点灯するためのインバ
ータ・トランスである。５は白熱灯２および紫外線放電
灯３に通ずる電流を制御し照度を制御する調光制御装置
で、白熱灯２および紫外線放電灯３に通ずる電流パター
ン（電流の時間的変化）を制御する調光プログラムが記
憶された制御回路（ＣＰＵ）を主要部としている。６
は、調光制御装置５に接続され調光制御装置５の始動時
刻を任意に設定するタイマーである。調光制御装置５は
電源スイッチ７を介して電源に接続され、調光制御装置
５の出力側端子には、白熱灯２が接続されると共に、イ
ンバータ・トランス４を介して紫外線放電灯３が接続さ
れている。そして調光制御装置５が作動すると、調光制
御装置５に記憶されている調光プログラムに従って、白
熱灯２および紫外線放電灯３に通ずる電流は図２に示す
ような電流パターンに制御されるものである。また調光
制御装置５に記憶されている調光プログラムは複数あっ
て、その任意の一つを選択することによって、図２に示
す第一時間帯（時点ＤＥ間）、第二時間帯（時点ＡＢ
間、時点ＥＦ間）、第三時間帯（時点ＢＣ間）、第四時
間帯（時点ＣＤ間）の少なくとも一つの時間帯の長さが
異なる所定の電流パターンで制御されるものである。そ
して調光制御装置５は、従来周知の赤外線方式リモート
ロール端末機（図示省略）によって作動する切り替えス
イッチ（図示省略）を備えており、この切り替えスイッ
チを切り替えることにより、予め調光制御装置５に記憶
されている複数の電流パターン調光プログラムの中の任
意の一つを選択することができ、またこの切り替えスイ
ッチによって、これら調光プログラム（電流パターン）
中の任意の時点を選定してその時点に相当する照度の状
態を維持することもできるようになっている。
【００１３】ここで図２に示す電流パターンについて説
明する。言うまでもなく白熱灯２および紫外線放電灯３
に通ずる電流を増減すればそれらの発光照度が増減する
が、白熱灯２に通ずる電流を、所定の第一時間帯中は遮
断し、所定の第二時間帯中は漸増させ、所定の第三時間
帯中は所定の最高レベルで維持し、所定の第四時間中は
漸減させ、一方紫外線放電灯３に通ずる電流を、前記第
一時間帯中は高レベルに維持し、前記第二時間帯中は漸
減させ、前記第三時間帯中は微小レベルＳに維持し、前
記第四時間帯中は漸増させるように、調光制御装置５に
記憶されたプログラムによって制御するものである。こ
の発明では、前記第三時間帯において紫外線放電灯３に
通ずる電流を遮断することなく、白熱灯２に通ずる電流
に比して十分小さい微小レベルＳで維持する点が重要で
ある。
明する。言うまでもなく白熱灯２および紫外線放電灯３
に通ずる電流を増減すればそれらの発光照度が増減する
が、白熱灯２に通ずる電流を、所定の第一時間帯中は遮
断し、所定の第二時間帯中は漸増させ、所定の第三時間
帯中は所定の最高レベルで維持し、所定の第四時間中は
漸減させ、一方紫外線放電灯３に通ずる電流を、前記第
一時間帯中は高レベルに維持し、前記第二時間帯中は漸
減させ、前記第三時間帯中は微小レベルＳに維持し、前
記第四時間帯中は漸増させるように、調光制御装置５に
記憶されたプログラムによって制御するものである。こ
の発明では、前記第三時間帯において紫外線放電灯３に
通ずる電流を遮断することなく、白熱灯２に通ずる電流
に比して十分小さい微小レベルＳで維持する点が重要で
ある。
【００１４】この結果、図２に示す電流パターンで調光
制御される白熱灯２と紫外線放電灯３からなる調光照明
装置で、画面の一部を紫外線感応塗料で上塗りした絵図
（図示省略）を照らすと、第一時間帯中は紫外線放電灯
３のみで照射されて夜間の雰囲気の絵図となり、第二時
間帯中は紫外線放電灯３の照度が漸減すると同時に白熱
灯２の照度が漸増するので朝方の雰囲気の絵図となり、
第三時間帯中は白熱灯２で強く照らされ、その間紫外線
放電灯３にも通電されているがその電流値は白熱灯２の
電流値に比し十分小さい微小電流であるので発光エネル
ギーは極度に小さく、従って絵図は昼間の雰囲気の絵図
となって、その絵図の中に夜の雰囲気の部分が残存する
ことはない。そして第四時間帯中は白熱灯２の照度が漸
減すると同時に紫外線放電灯３の照度が漸増するので夕
方の絵図が現出する。また調光制御装置５の切り替えス
イッチによって、電流パターン中の任意の時点（例えば
昼間に相当する時点Ｐ、夕方に相当する時点Ｑ、夜間に
相当する時点Ｒ、朝方に相当する時点Ｗなど）を選定し
てその照度の状態を維持することもできるようになって
いる。
制御される白熱灯２と紫外線放電灯３からなる調光照明
装置で、画面の一部を紫外線感応塗料で上塗りした絵図
（図示省略）を照らすと、第一時間帯中は紫外線放電灯
３のみで照射されて夜間の雰囲気の絵図となり、第二時
間帯中は紫外線放電灯３の照度が漸減すると同時に白熱
灯２の照度が漸増するので朝方の雰囲気の絵図となり、
第三時間帯中は白熱灯２で強く照らされ、その間紫外線
放電灯３にも通電されているがその電流値は白熱灯２の
電流値に比し十分小さい微小電流であるので発光エネル
ギーは極度に小さく、従って絵図は昼間の雰囲気の絵図
となって、その絵図の中に夜の雰囲気の部分が残存する
ことはない。そして第四時間帯中は白熱灯２の照度が漸
減すると同時に紫外線放電灯３の照度が漸増するので夕
方の絵図が現出する。また調光制御装置５の切り替えス
イッチによって、電流パターン中の任意の時点（例えば
昼間に相当する時点Ｐ、夕方に相当する時点Ｑ、夜間に
相当する時点Ｒ、朝方に相当する時点Ｗなど）を選定し
てその照度の状態を維持することもできるようになって
いる。
【００１５】この種の調光照明装置の使用者の間には、
所望の時間にこの調光照明装置を忘れずに点灯しその調
光照明装置で照らされた絵図を見ながら安息したいとの
要望があるが、この要望に沿うためにタイマー６を調光
制御装置５に付加接続し、タイマー６で予め設定した所
望の時刻に調光制御装置５を作動させ調光照明装置を点
灯させるようにしている。勿論上記のような要望がなけ
ればタイマー６を設ける必要はない。
所望の時間にこの調光照明装置を忘れずに点灯しその調
光照明装置で照らされた絵図を見ながら安息したいとの
要望があるが、この要望に沿うためにタイマー６を調光
制御装置５に付加接続し、タイマー６で予め設定した所
望の時刻に調光制御装置５を作動させ調光照明装置を点
灯させるようにしている。勿論上記のような要望がなけ
ればタイマー６を設ける必要はない。
【００１６】さらにこの発明の他の実施例として、タイ
マー６に、調光制御装置５の始動時刻設定機能と共に、
任意の現実の時刻の雰囲気の絵図を現すに必要な前記電
流パターン中の時点（Ｐ、Ｑ、Ｒ、Ｗなど）の選択機能
をもたせ、このタイマー６の設定操作により、所望の時
刻において現実の太陽光や月光・星光がもたらす雰囲気
に近い雰囲気の絵図を、予め定めた所望の設定時刻に現
出させることができる。
マー６に、調光制御装置５の始動時刻設定機能と共に、
任意の現実の時刻の雰囲気の絵図を現すに必要な前記電
流パターン中の時点（Ｐ、Ｑ、Ｒ、Ｗなど）の選択機能
をもたせ、このタイマー６の設定操作により、所望の時
刻において現実の太陽光や月光・星光がもたらす雰囲気
に近い雰囲気の絵図を、予め定めた所望の設定時刻に現
出させることができる。
【００１７】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、この発
明の調光照明装置は、昼間の雰囲気の絵図を照らし出す
時間帯においても紫外線放電灯の通電を絶つことなく微
小電流を通ずるものであるから、紫外線放電灯の点滅頻
度は極度に減じ、その結果、紫外線放電灯の耐久寿命を
犠牲にすることなく昼間の雰囲気の絵図の中に夜間の雰
囲気の部分が残存しないようにすることができる。
明の調光照明装置は、昼間の雰囲気の絵図を照らし出す
時間帯においても紫外線放電灯の通電を絶つことなく微
小電流を通ずるものであるから、紫外線放電灯の点滅頻
度は極度に減じ、その結果、紫外線放電灯の耐久寿命を
犠牲にすることなく昼間の雰囲気の絵図の中に夜間の雰
囲気の部分が残存しないようにすることができる。
【００１８】また調光照明装置の始動時刻を設定するタ
イマーを付加しているので、所望の時間にこの調光照明
装置で照らされた絵図を見ながら安息したいという需要
者の要望を満たすことができる。
イマーを付加しているので、所望の時間にこの調光照明
装置で照らされた絵図を見ながら安息したいという需要
者の要望を満たすことができる。
【００１９】さらにまた上記タイマーに、調光制御装置
の始動時刻設定機能と共に、任意の現実の時刻の雰囲気
の絵図を照らし出すに必要な照明電流を白熱灯ならびに
紫外線放電灯の電流パターン中の時点として任意に選定
する選択機能をもたせているので、このタイマーの設定
操作により、所望の時刻において現実の太陽光や月光・
星光がもたらす雰囲気に似た雰囲気の絵図を、予め定め
た所望の設定時刻に現出させることができる。
の始動時刻設定機能と共に、任意の現実の時刻の雰囲気
の絵図を照らし出すに必要な照明電流を白熱灯ならびに
紫外線放電灯の電流パターン中の時点として任意に選定
する選択機能をもたせているので、このタイマーの設定
操作により、所望の時刻において現実の太陽光や月光・
星光がもたらす雰囲気に似た雰囲気の絵図を、予め定め
た所望の設定時刻に現出させることができる。
【図１】この発明の一実施例を示す調光照明装置の電気
回路ブロック図。
回路ブロック図。
【図２】同調光照明装置の照明特性図。
【図３】従来のこの種調光照明装置の照明特性図。
１：光源部 ２：白熱灯 ３：紫外線放電灯 ４：インバータ・トランス ５：調光制御装置 ６：タイマー ７：電源スイッチ
Claims (3)
- 【請求項 １】 白熱灯と紫外線放電灯を併設すると共
に、前記白熱灯に通ずる電流を所定の第一時間帯中は遮
断し所定の第二時間帯中は漸増させ所定の第三時間帯中
は所定の最高レベルで維持し所定の第四時間中は漸減さ
せ且つ前記紫外線放電灯に通ずる電流を前記第一時間帯
中は高レベルに維持し前記第二時間帯中は漸減させ前記
第三時間帯中は微小レベルで維持し前記第四時間帯中は
漸増させる調光制御装置を備えたことを特徴とする調光
照明装置。 - 【請求項 ２】 白熱灯と紫外線放電灯を併設すると共
に、前記白熱灯に通ずる電流を所定の第一時間帯中は遮
断し所定の第二時間帯中は漸増させ所定の第三時間帯中
は所定の最高レベルで維持し所定の第四時間中は漸減さ
せ且つ前記紫外線放電灯に通ずる電流を前記第一時間帯
中は高レベルに維持し前記第二時間帯中は漸減させ前記
第三時間帯中は微小レベルで維持し前記第四時間帯中は
漸増させる調光制御装置と、所望の設定時刻に前記調光
制御装置を始動させるタイマー装置を備えたことを特徴
とする調光照明装置。 - 【請求項 ３】 白熱灯と紫外線放電灯を併設すると共
に、前記白熱灯に通ずる電流を所定の第一時間帯中は遮
断し所定の第二時間帯中は漸増させ所定の第三時間帯中
は所定の最高レベルで維持し所定の第四時間中は漸減さ
せ且つ前記紫外線放電灯に通ずる電流を前記第一時間帯
中は高レベルに維持し前記第二時間帯中は漸減させ前記
第三時間帯中は微小レベルで維持し前記第四時間帯中は
漸増させる調光制御装置と、前記調光制御装置を始動さ
せる所望の時刻を設定し且つその始動時における前記調
光制御装置の調光プログラム上の時点を選択的に設定す
るタイマー装置を備えたことを特徴とする調光照明装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10183218A JPH11339975A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 調光照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10183218A JPH11339975A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 調光照明装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11339975A true JPH11339975A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=16131862
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10183218A Pending JPH11339975A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 調光照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11339975A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005183307A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｌｌｉａｎｃｅ株式会社 | 照明装置 |
| CN102106187A (zh) * | 2008-06-16 | 2011-06-22 | 塔卡国际株式会社 | 显示用照明装置以及显示装置 |
| JP2012169147A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | 点灯装置及び照明装置 |
-
1998
- 1998-05-26 JP JP10183218A patent/JPH11339975A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005183307A (ja) * | 2003-12-22 | 2005-07-07 | Ｄｉｇｉｔａｌ Ａｌｌｉａｎｃｅ株式会社 | 照明装置 |
| CN102106187A (zh) * | 2008-06-16 | 2011-06-22 | 塔卡国际株式会社 | 显示用照明装置以及显示装置 |
| JP2012169147A (ja) * | 2011-02-14 | 2012-09-06 | Mitsubishi Electric Corp | 点灯装置及び照明装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041112 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050204 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060627 |