JPH10302538A - 照明制御システム - Google Patents

照明制御システム

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Publication number
JPH10302538A
JPH10302538A JP9111051A JP11105197A JPH10302538A JP H10302538 A JPH10302538 A JP H10302538A JP 9111051 A JP9111051 A JP 9111051A JP 11105197 A JP11105197 A JP 11105197A JP H10302538 A JPH10302538 A JP H10302538A
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JP
Japan
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illuminance
lighting
remote controller
unit
data
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Withdrawn
Application number
JP9111051A
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English (en)
Inventor
Etsuko Maki
悦子 牧
Kenji Takahashi
健治 高橋
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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Publication of JPH10302538A publication Critical patent/JPH10302538A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B47/00Circuit arrangements for operating light sources in general, i.e. where the type of light source is not relevant
    • H05B47/10Controlling the light source
    • H05B47/175Controlling the light source by remote control
    • H05B47/19Controlling the light source by remote control via wireless transmission

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線を必要とせず且つワイヤレスリモートコ
ントローラ(リモコンと略称する)の電池寿命を短くす
ることなく、感度や目標照度の設定を容易に行うこと。 【解決手段】 照度センサー部11の処理部112は照
度検出部111の検出照度と設定目標照度を比較して両
者を一致させる調光レベルを求め、ワイヤレス信号送受
信部(信号送受信部と略称する)113より、照明器具
13の信号送受信部131に送信する。処理部132は
受信した調光レベルを調光制御回路133に与えて照明
負荷134を調光制御する。リモコン12の処理部12
2は入力部124より入力された感度、目標照度を信号
送受信部121から信号送受信部113に送信する。処
理部112は信号送受信部113で受信した感度、目標
照度を設定する。上記構成により、照度センサー部11
と照明器具13間の配線を不要とし、リモコン12によ
り常時電力を消費する照度検出素子をなくしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室内の明るさを検出
する照度センサーを用いて室内を予め設定された目標照
度に保持する照明制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から照度センサーにより室内の照度
を検出し、この検出照度が設定した目標照度になるよう
に照明器具のランプ(照明負荷)を調光制御する照明制
御システムが開発されている。このような照明制御シス
テムでは、設定した照度にランプを調光制御する場合、
昼間か夜間かなどの設置環境に応じて目標照度の変更、
或いは照度を検出する照度センサの感度調整をする必要
が出てくる。しかし、図7に示すように、通常、照度セ
ンサー部1は壁面、天井等に設置されているため、設定
を変更する手段が照度センサー部1に内蔵或いは外付け
されている場合、照度センサー部1の設置後に、これら
を操作して変更することは容易ではないという問題があ
る。
【0003】そこで上記問題を回避するために、照度セ
ンサー部1に設定する目標照度及び照度センサー感度を
ワイヤレスリモートコントローラ2により遠隔操作で行
う構成のものが公知となっている。ここで、照度センサ
ー部1は照明器具3のランプからの直射光による照度検
出の影響を直接受ける範囲には設置できないため、照度
センサー部1と照明器具3を離して設置する必要があ
る。そこで、図7に示したシステムのように、離して設
置されたセンサ部1と照明器具3を信号線4により有線
で接続する方法が一般的に用いられている。
【0004】照度センサー部1に内蔵されている照度検
出素子(図示せず)により検出された室内の照度は、予
めワイヤレスリモートコントローラ2により設定されて
いる目標照度と比較される。この比較結果から、前記両
照度を一致させるような調光レベルが求められ、これが
信号線4を通して照明器具3に送出される。照明器具3
は入力された調光レベルにてランプ(図示せず)を調光
制御する。これにより、室内は前記目標照度になるよう
に制御される。しかし、このシステムでは、照度センサ
部1と照明器具3が有線で接続されているため、配線が
面倒なのと美観を損なうため、一般住宅に普及させるに
は難しいという不具合があった。
【0005】そこで上記配線をなくすために、図8に示
した照明制御システム(特開平2−189892参照)
のように、ワイヤレスリモートコントローラ2に照度検
出センサー部1を備え、この照度検出センサー部1の照
度検出信号をワイヤレスロモートコントローラ2から照
明器具3に送信する構成のシステムがある。照明器具3
は、ワイヤレスリモートコントローラ2からの検出照度
信号を受信すると、これとワイヤレスリモートコントロ
ーラ2より予め遠隔設定された目標照度とを比較し、両
者を一致させるような調光レベルで内蔵のランプを調光
制御する。
【0006】このシステムでは、照度検出センサー部1
と照明器具3がワイヤレスで接続されているため、上記
したような配線の問題が解決されるだけでなく、照度セ
ンサー部1がワイヤレスリモートコントローラ2に内蔵
されているため、照度センサー部1の感度を手元で直接
調整できるという利点がある。しかし、照度センサー部
1がワイヤレスリモートコントローラ2に内蔵されてい
るため、ワイヤレスリモートコントローラ2の内蔵電池
から照度センサー部1の照度検出素子に常に給電する必
要がある。ところが、ワイヤレスリモートコントローラ
2は携帯に便利なように小型軽量であることから小型の
内蔵電池を用いなければならず、このため、内蔵電池寿
命が短くなって、頻繁に取り替えなければならないとい
う不具合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の照
明制御システムでは、照明センサー2や照明器具3に対
する各種設定がワイヤレスリモートコントローラ2によ
る遠隔操作で行われるため容易であるが、照明センサー
部1と照明器具3間の信号の伝送に有線4が用いられて
おり、配線が面倒なのと美観を損なうため、一般住宅に
普及させるには難しいという課題があった。そこで、こ
の課題を解決するために、照度センサー部1がワイヤレ
スリモートコントローラ2に内蔵された照明制御システ
ムがある。しかし、このシステムでは、ワイヤレスリモ
ートコントローラの電源から照度検出素子に給電する必
要があるため、ワイヤレスリモートコントローラ2の電
池寿命が短くなり、電池を頻繁に取り替えなければなら
ないという課題があった。
【0008】そこで本発明は上記のような課題を解決す
るためになされたもので、システムの設置時に煩わしい
配線を必要とせず、且つワイヤレスリモートコントロー
ラの電池寿命を短くすることなく、照度センサーの感度
や室内の目標照度の設定を容易に行うことができる照明
制御システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、照度
検出素子で周囲の照度を検出して得られた検出照度と予
め設定してある設定情報のひとつである目標照度とから
調光レベルを求め、この調光レベルを無線にて送信し、
且つ受信した設定情報を記憶して設定する照度センサー
部と;この照度センサー部から送信された調光レベルを
受信し、得られた調光レベルに基づいて照明負荷を調光
制御する少なくともひとつの照明器具と;入力部より入
力された設定情報を無線にて送信するワイヤレスリモー
トコントローラと;を具備している。
【0010】このような構成により、照度センサー部は
照度検出素子で検出した検出照度と目標照度から求めた
調光レベルを無線にて照明器具に送信する。このため、
照度センサー部と照明器具は配線を引き回すことなく、
照明器具の直射光が照度検出素子に入力されないように
引き離して自由に配置される。又、常時給電しなければ
ならない照度検出素子をワイヤレスリモートコントロー
ラに備えていないため、ワイヤレスリモートコントロー
ラの電源である電池の寿命は長く、電池を頻繁に取り替
えることなく、ワイヤレスリモートコントローラは長時
間動作する。更に、ワイヤレスリモートコントローラよ
り、例えば目標照度を無線にて照度センサー部に送信す
ると、これを受信した照度センサー部は目標照度を内部
のメモリに設定し、以降、新たに設定された目標照度と
検出照度に基づいて調光レベルが求められ、これが照明
器具に送信されるため、照明器具は新たに求められた調
光レベルにて照明負荷を調光制御して、室内の照度を目
標照度にする。
【0011】請求項2の発明は、照度検出素子で周囲の
照度を検出して得られた検出照度を無線にて送信し、且
つ受信した設定情報を記憶して設定する照度センサー部
と;この照度センサー部から送信された検出照度を受信
し、得られた検出照度と予め設定してある設定情報のひ
とつである目標照度とから調光レベルを求め、求めた調
光レベルに基づいて照明負荷を調光制御し、且つ受信し
た設定情報を記憶して設定する少なくともひとつの照明
器具と;入力部より入力された設定情報を無線にて送信
するワイヤレスリモートコントローラと;を具備してい
る。
【0012】このような構成により、照度センサー部は
照度検出素子で検出した検出照度を無線にて照明器具に
送信する。このため、照度センサー部と照明器具は配線
を引き回すことなく、照明器具の直射光が照度検出素子
に入力されないように引き離して自由に配置される。
又、常時給電しなければならない照度検出素子をワイヤ
レスリモートコントローラに備えていないため、ワイヤ
レスリモートコントローラの電源である電池の寿命は長
く、電池を頻繁に取り替えることなく、ワイヤレスリモ
ートコントローラは長時間動作する。更に、ワイヤレス
リモートコントローラより、例えば目標照度を無線にて
照明器具に送信すると、これを受信した照明器具は内部
のメモリに目標照度を設定し、以降、新たに設定された
目標照度と前記照度センサー部から受信した検出照度に
基づいて調光レベルを求め、この新たに求められた調光
レベルにて照明負荷を調光制御して、室内の照度を目標
照度にする。
【0013】請求項3の発明の前記照明器具は、前記ワ
イヤレスリモートコントローラから受信したデータが自
己内で処理するデータかどうかを判定する判定手段と;
この判定手段により前記データが自己内で処理しないデ
ータであると判定されると前記データを前記照度センサ
ー部又は他の照明器具に送信する中継手段と;を具備し
ている。
【0014】このような構成により、前記ワイヤレスリ
モートコントローラから設定情報として照度センサーの
検出感度が送信され、これを照明器具が受信した場合、
前記判定手段は、受信したデータが自己内で処理するデ
ータでないと判定するため、前記中継手段は受信した照
度センサーの検出感度を前記照度センサー部に中継送信
する。照度センサー部は送信されてきた照度センサーの
検出感度を受信して、内部のメモリに設定する。
【0015】請求項4の発明の前記照度センサー部は、
前記ワイヤレスリモートコントローラから受信したデー
タが自己内で処理するデータかどうかを判定する判定手
段と;この判定手段により前記データが自己内で処理し
ないデータであると判定されると前記データを前記照明
器具に送信する中継手段と;を具備している。
【0016】このような構成により、前記ワイヤレスリ
モートコントローラから設定情報として目標照度が送信
され、これを前記照度センサー部が受信した場合、例え
ば請求項2のケースでは前記判定手段は、受信したデー
タが自己内で処理するデータでないと判定するため、前
記中継手段は受信した目標照度を前記照明器具に中継送
信する。照明器具は前記目標照度を受信して設定した
後、この目標照度と前記照度センサー部から受信した検
出照度により、照明負荷を調光制御する。
【0017】請求項5の発明は、人感検出素子で周囲に
人が居るか否かを検出して得られた検出データを送信す
る人感センサー部と;この人感センサー部から送信され
た検出データを受信し、得られた検出データに基づいて
照明負荷を調光制御か又はオンオフ制御し、且つ受信し
た制御情報に基づいて前記照明負荷を調光制御か又はオ
ンオフ制御する少なくともひとつの照明器具と;入力部
より入力された制御情報を無線にて送信するワイヤレス
リモートコントローラと;を具備している。
【0018】このような構成により、前記人感センサー
部は人がいるかいないかを検出した検出データを無線に
て前記照明器具に送信する。このため、前記人感センサ
ー部と照明器具は配線を引き回すことなく、それぞれ適
切な位置に自由に配置される。又、常時給電しなければ
ならない人感検出素子をワイヤレスリモートコントロー
ラに備えていないため、ワイヤレスリモートコントロー
ラの電源である電池の寿命は長く、電池を頻繁に取り替
えることなく、ワイヤレスリモートコントローラは長時
間動作する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明の照度制御システム
の第1の実施の形態を示したブロック図である。11は
室内の天井などに設置され、室内の照度を検出する照度
センサー部、12は照度センサー部11に照度検出感度
や室内の目標照度を遠隔設定するワイヤレスリモートコ
ントローラ、13は照度センサー部11から送信される
調光レベルに従って照明負荷(蛍光ランプ等)134を
調光制御する照明器具である。尚、図示していないが、
照度センサー部11と照明器具13の電源は商用のAC
電源で、ワイヤレスリモートコントローラ12の電源は
単4等の小型電池であるものとする。
【0020】ここで、照度センサー部11は周囲の照度
を検出する照度検出素子を含む回路から成る照度検出部
111、感度や目標照度の設定を行ったり調光レベルを
求める処理等を行う処理部112、各種情報を無線で送
受信するワイヤレス信号送受信部113を有している。
ワイヤレスリモートコントローラ12は各種情報を無線
で送受信するワイヤレス信号送受信部121、入力情報
や表示情報などを処理する処理部122、設定情報など
を表示する表示部123、設定情報などをキー等で入力
する入力部124を有している。照明器具13は各種情
報を無線で送受信するワイヤレス信号送受信部131、
入力情報により調光制御回路133を制御する処理部1
32、照明負荷134を調光制御する調光制御回路13
3、蛍光ランプなどのような照明負荷134を有してい
る。尚、それぞれワイヤレス信号送受信部113、12
1、131は、処理部112、122、132により制
御されて、センサー部11、ワイヤレスリモートコント
ローラ12、照明器具13に受信データを中継送信する
機能を備えている。又、照度検出部111は照度感度調
整回路を有し、この照度感度調整回路の感度調整はこの
回路のゲインなどを変化させるボリュームにより直接行
ったり、或いはワイヤレスリモートコントローラ12か
ら送信される調整信号により前記回路のゲインなどを調
整して行われる。
【0021】図2は上記した処理部112(122又は
132も同じ)の構成を示した図で、CPU30と、こ
のCPU30を動作させるプログラムやデータを記憶
し、又、設定データや中継データを記憶するメモリ40
を有している。
【0022】次に本実施の形態の動作について図3に示
した動作説明図を参照して説明する。照度センサー部1
1の処理部112のメモリ40には、予めワイヤレスリ
モートコントローラ12により室内の目標照度及び照度
検出部111のセンサー感度が設定されている。まず、
設定された目標照度、センサー感度に変更のない場合の
通常動作をまず説明する。照度センサー部11の処理部
112のCPU30は図3のステップ1111にて照度
検出部111で検出した室内の照度を、ステップ111
2にてメモリ40内に設定された目標照度と比較する。
その結果、検出照度が目標照度と異なる場合、処理部1
12は検出照度を目標照度に一致させるような調光レベ
ルを求め、この調光レベルをステップ1113にてワイ
ヤレス信号送受信部113から照明器具13ヘ無線送信
する。
【0023】照明器具13では、ステップ1311で、
照度センサー部11から送信された信号を受信して前記
調光レベルを得ると、処理部132のCPU30はステ
ップ1312で、この調光レベルを調光制御回路133
に与えることにより、照明負荷134を前記調光レベル
で調光制御をする。これにより、室内の照度は前記した
目標照度になる。
【0024】次に目標照度或いは照度センサーの感度を
調整する場合について説明する。まず、ワイヤレスリモ
ートコントローラ12から照度センサー部11へ信号を
送信する場合について説明する。ワイヤレスリモートコ
ントローラ12の入力部124より目標照度或いは照度
センサーの感度の変更データを入力すると、処理部12
2は表示部123に変更内容を表示すると共に、ステッ
プ1211にて、新な目標照度或いは照度センサーの感
度をワイヤレス信号送受信部121より照度センサー部
11に送信する。照度センサー部11のワイヤレス信号
送受信部113はステップ1114にて新な目標照度或
いは照度センサー感度を受信し、受信データを処理部1
12に渡す。処理部112のCPU30はステップ11
15にて新な目標照度或いは照度センサー感度をメモリ
40に上書きして目標照度或いは照度センサーの感度の
設定を変更する。その後は、上述したように照度センサ
ー部11で照度検出を行い、検出照度と設定照度の比較
を行って調光レベルを決定し、これを照明器具13へ送
信する通常動作が行われる。
【0025】ワイヤレスリモートコントローラ12から
照明器具13へ信号を送信する場合について説明する。
これは、照度センサー部11で調光レベルを決定するシ
ステムでも、ユーザーはワイヤレスリモートコントロー
ラ12を照明器具13へ向けて送信する場合が心理的に
十分考えられ、このような場合に対処する動作である。
ワイヤレスリモートコントローラ12の入力部124よ
り目標照度或いは照度センサー感度の変更データを入力
すると、処理部122は表示部123に変更内容を表示
すると共に、ステップ1212にて、新な目標照度或い
は照度センサーの感度をワイヤレス信号送受信部121
より照明器具13に送信する。
【0026】照明器具13のワイヤレス信号送受信部1
31はステップ1313にて、新な目標照度或いは照度
センサー感度を受信し、受信データを処理部132に渡
す。処理部132のCPU30はこの受信データを解析
し、これは照度センサー部11に設定されるものである
と判断し、ステップ1314にて受信データをワイヤレ
ス信号送受信部131に渡して、これを照度センサー部
11に送信する。
【0027】照度センサー部11のワイヤレス信号送受
信部113はステップ1116にて照明器具13より転
送された新な目標照度或いは照度センサー感度を受信
し、受信データを処理部112に渡す。処理部112の
CPU30はステップ1117にて新な目標照度或いは
照度センサーの感度をメモリ40に上書きして目標照度
或いは照度センサーの感度の設定を変更する。その後
は、上述したように照度センサー部11で照度検出を行
い、検出照度と設定照度の比較を行って調光レベルを決
定し、これを照明器具13へ送信する通常動作が行われ
る。
【0028】次にワイヤレスリモートコントローラ12
の表示部123に照度センサー部11或いは照明器具1
3の持つデータ、例えは目標照度、検出照度、照度セン
サー感度、照明負荷134の調光レベル等を表示させて
確認したい場合について説明する。ユーザは、例えば照
明器具13の持つ照明負荷134の調光レベルをワイヤ
レスリモートコントローラ12の表示部123に表示さ
せたい場合、ワイヤレスリモートコントローラ12を照
明器具13に向けて、入力部124より照明負荷134
の調光レベルの確認表示操作を行って、処理部122に
調光レベルの確認要求を入力する。処理部122は調光
レベルの確認要求が入力されると、これをワイヤレス信
号送受信部121から照明器具13へステップ1213
にて送信する。
【0029】照明器具13のワイヤレス信号送受信部1
31はステップ1315にて調光レベルの確認要求をワ
イヤレスリモートコントローラ12から受信すると、こ
れを処理部132に渡す。処理部132のCPU30は
メモリ40から現在の照明負荷134の調光レベルを読
み出し、ステップ1316にてこれをワイヤレス信号送
受信部131からワイヤレスリモートコントローラ12
へ送信する。ワイヤレスリモートコントローラ12のワ
イヤレス信号送受信部121はステップ1214で照明
器具13から送られてきた調光レベルを受信し、これを
処理部122に渡す。処理部122は渡された調光レベ
ルをステップ1215にて表示部123に表示する。
【0030】次にユーザは、例えば照度センサー部11
の持つ照度検出部111の検出照度をワイヤレスリモー
トコントローラ12の表示部123に表示させたい場合
に、ワイヤレスリモートコントローラ12をたまたま照
明器具13に向けて、入力部124より検出照度の確認
表示操作を行って、処理部122に検出照度の確認要求
を入力したとする。処理部122は検出照度の確認要求
が入力されると、これをワイヤレス信号送受信部121
から照明器具13へステップ1216にて送信する。
【0031】照明器具13のワイヤレス信号送受信部1
31はステップ1317にて検出照度の確認要求をワイ
ヤレスリモートコントローラ12から受信すると、これ
を処理部132に渡す。処理部132のCPU30は検
出照度はワイヤレスリモートコントローラ12が保有す
るデータであり、自己内で処理するデータでないと判断
し、ステップ1318にて検出照度の確認要求をワイヤ
レス信号送受信部131から照度センサー部11へ送信
する。
【0032】照度センサー部11のワイヤレス信号送受
信部113はステップ1118にて調光レベルの確認要
求を照明器具13から受信すると、これを処理部112
に渡す。処理部112のCPU30は現在の照度検出部
11により検出された照度をワイヤレス信号送受信部1
13からワイヤレスリモートコントローラ12へステッ
プ1119にて送信する。ワイヤレスリモートコントロ
ーラ12のワイヤレス信号送受信部121はステップ1
217にて照度センサー部11から送られてきた検出照
度を受信し、これを処理部122に渡す。処理部122
は渡された検出照度をステップ1218にて表示部12
3に表示する。
【0033】本実施の形態によれば、照度センサー部1
1と照明器具13間のデータを無線にて伝送しているの
で、この間を配線する必要がなく、且つ美観も損なうこ
とがないばかりでなく、照度センサー部11と照明器具
13の配置の自由度を高めることができ、一般住宅への
普及を促進することができる。又、照明センサー部11
への給電は商用のAC電源をDC電源に変換して行うた
め、照度検出部111の照度検出素子に常時給電しても
電池の交換を行う必要がないと共に、ワイヤレスリモー
トコントローラ12では照度検出素子を持っていないた
め、小型の電池でも電池寿命を長時間とすることがで
き、ワイヤレスリモートコントローラ12の電池の交換
を頻繁に行う必要がなく、システムの保守を極めて容易
にすることができる。
【0034】又、ワイヤレスリモートコントローラ12
を用いて遠隔にて目標照度やセンサー感度などを照度セ
ンサー部11に容易に設定することができ、しかも、照
明器具13はデータの中継送信機能を持っているため、
上記の情報設定や或いは目標照度、検出照度、センサー
感度、照明負荷134の調光レベル等の確認表示に、ワ
イヤレスリモートコントローラ12を照度センサー部1
1又は照明器具13のいずれに向けて操作しても、設定
動作や確認表示動作が確実に行われるため、システムの
使い勝手を向上させることができる。特に一般住宅の室
内の家具などの配置状態によっては、ワイヤレスリモー
トコントローラ12が照度センサー部11か、照明器具
13のいずれにしか向けられない場合もあり、上記中継
機能の持つ効果は極めて有効である場合がある。
【0035】尚、上記実施の形態では照明器具13にデ
ータ送信中継機能を持たせた動作のみを記述したが、照
度センサー部11にもデータ送信中継機能を持たせるこ
ともできる。又、照度センサー部11を協約寸法の配線
器具の埋め込みボックスに収容して壁などに設置し、照
度センサー部11へのAC電源線の引き回しを容易にす
ることができる。このような場合、ワイヤレスリモート
コントローラ12を常に壁面にある照度センサー部11
に向かって操作しても、上記した受信データの中継機能
により、支障なくシステムを動作させることができる。
更に、照度センサー部11の電源を電池にした場合、照
度センサー部11は固定のため、比較的大きな容量の電
池を使用できるため、照度検出素子があっても、電池寿
命を長くすることができる。又、上記実施の形態では、
照明器具13が1個であったが、複数個の照明器具13
を有するシステムにも、本発明を適用して同様の効果を
得ることができる。
【0036】図4は本発明の照明制御システムの第2の
実施の形態を示した動作説明図である。本例は照度セン
サー部11と照明器具13のソフトウェア的動作が異な
るだけであり、その構成は第1の実施の形態と同様であ
るため、以降、図1、図2のの構成を借用してその動作
を説明する。
【0037】まず、予めワイヤレスリモートコントロー
ラ12により照明器具13、照度センサー部11にそれ
ぞれ設定された目標照度、センサー感度を変更しない場
合の通常動作を説明をする。照度センサー部11はステ
ップ1101にて照度検出部111により室内の照度を
検出し、検出照度をワイヤレス信号送受信部113より
照明器具13へステップ1102にて送信する。
【0038】照明器具13のワイヤレス信号送受信部1
31はステップ1301にて照度センサー部11から送
信された検出照度を受信すると、これを処理部132に
渡す。処理部132のCPU30は受け取った検出照度
を、ステップ1302でメモリ40内に設定されている
目標照度と比較し、その結果、検出照度が目標照度と異
なる場合には、検出照度が目標照度になるような調光レ
ベルを求める。次にCPU30は求まった調光レベルを
ステップ1303でメモリ40に設定すると共に、これ
を調光制御回路133に与えることにより、照明負荷1
34を前記調光レベルで調光制御する。
【0039】次にワイヤレスリモートコントローラ12
を照度センサー部11に向けて、照度センサー感度を調
整する場合について説明する。ワイヤレスリモートコン
トローラ12の入力部124より照度センサー感度の変
更データを入力すると、処理部122は表示部123に
変更内容を表示すると共に、ステップ1201にて、新
な照度センサー感度をワイヤレス信号送受信部121よ
り照度センサー部11に送信する。照度センサー部11
のワイヤレス信号送受信部113はステップ1103に
て新な照度センサーの感度を受信し、これを処理部11
2に渡す。処理部112のCPU30はステップ110
4にて新な照度センサーの感度をメモリ40に上書きし
て照度センサーの感度の設定を変更する。その後は、上
述したように照度センサー部11は新たに設定された感
度により検出した照度を照明器具13へ送信する通常動
作を行う。
【0040】ワイヤレスリモートコントローラ12を照
度センサー部11に向けて、目標照度を調整する場合に
ついて説明する。ワイヤレスリモートコントローラ12
の入力部124より目標照度の変更データを入力する
と、処理部122は表示部123に変更内容を表示する
と共に、ステップ1202にて、新な目標照度をワイヤ
レス信号送受信部121より照度センサー部11に送信
する。照度センサー部11のワイヤレス信号送受信部1
13はステップ1105にてワイヤレスリモートコント
ローラ12からの送信データを受信すると、処理部11
2は受信データが照明器具13に設定されるもので自己
内で処理するデータでないと判断し、ステップ1106
にて受信データをワイヤレス信号送受信部113から照
明器具13へ送信する。
【0041】照明器具13のワイヤレス信号送受信部1
31はステップ1304にて新な目標照度を受信し、受
信データを処理部132に渡す。処理部132のCPU
30はステップ1305にて新な目標照度をメモリ40
に上書きして目標照度の設定を変更する。その後、照明
器具13は上述したように新たな目標照度に基づいて照
明負荷134を調光制御する通常動作を行う。
【0042】ワイヤレスリモートコントローラ12を照
明器具13に向けて、照度センサー感度を調整する場合
について説明する。ワイヤレスリモートコントローラ1
2の入力部124より照度センサー感度の変更データを
入力すると、処理部122は表示部123に変更内容を
表示すると共に、ステップ1203にて、新な照度セン
サー感度をワイヤレス信号送受信部121より照明器具
13に送信する。照明器具13のワイヤレス信号送受信
部131はステップ1306にてワイヤレスリモートコ
ントローラ12からの送信データを受信すると、処理部
132は受信データが照度センサー部11に設定される
もので、自己内で処理するデータでないと判断し、ステ
ップ1307にて受信データをワイヤレス信号送受信部
131から照度センサー部11に送信する。
【0043】照度センサー部11のワイヤレス信号送受
信部113はステップ1107にて新な照度センサー感
度を受信し、受信データを処理部112に渡す。処理部
112のCPU30はステップ1108にて新な照度セ
ンサー感度をメモリ40に上書きして照度センサー感度
の設定を変更する。その後は、上述したように照度セン
サー部11で検出した照度を照明器具13へ送信する通
常動作が行われる。
【0044】次にワイヤレスリモートコントローラ12
を照明器具13に向けて、目標照度を調整する場合につ
いて説明する。ワイヤレスリモートコントローラ12の
入力部124より目標照度の変更データを入力すると、
処理部122は表示部123に変更内容を表示すると共
に、ステップ1204にて、新な目標照度をワイヤレス
信号送受信部121より照明器具13に送信する。照明
器具13のワイヤレス信号送受信部131はステップ1
308にて新な目標照度を受信し、受信データを処理部
132に渡す。処理部132のCPU30はステップ1
309にて新な目標照度をメモリ40に上書きして目標
照度の設定を変更する。その後は、上述したように照明
器具13は新たな目標照度に基づいて照明負荷134を
調光制御する通常動作を行う。
【0045】次にワイヤレスリモートコントローラ12
の表示部123に照度センサー部11或いは照明器具1
3の持つデータ、例えは目標照度、検出照度、センサー
の感度、照明負荷134の調光レベル等を表示させて確
認したい場合について説明する。ユーザは、例えば照明
器具13の持つ照明負荷134の調光レベル等をワイヤ
レスリモートコントローラ12の表示部123に表示さ
せたい場合、ワイヤレスリモートコントローラ12を照
明器具13に向けて、入力部124より照明負荷134
の調光レベルの確認表示操作を行うことにより、処理部
122に調光レベルの確認要求を入力する。処理部12
2は調光レベルの確認要求が入力されると、これをワイ
ヤレス信号送受信部121から照明器具13へステップ
1205にて送信する。
【0046】照明器具13のワイヤレス信号送受信部1
31はステップ1310にて調光レベルの確認要求をワ
イヤレスリモートコントローラ12から受信すると、こ
れを処理部132に渡す。処理部132のCPU30は
メモリ40から現在の照明負荷134の調光レベルを読
み出し、ステップ1311にてこれをワイヤレス信号送
受信部131からワイヤレスリモートコントローラ12
へ送信する。ワイヤレスリモートコントローラ12のワ
イヤレス信号送受信部121はステップ1206で照明
器具13から送られてきた調光レベルデータを受信し、
これを処理部122に渡す。処理部122は渡された調
光レベルをステップ1207にて表示部123に表示す
る。
【0047】次にユーザは、例えば照度センサー部11
の持つ照度検出部111の検出照度をワイヤレスリモー
トコントローラ12の表示部123に表示させたい場合
に、ワイヤレスリモートコントローラ12をたまたま照
明器具13に向けて、入力部124より検出照度の確認
表示操作を行うことにより、処理部122に調光レベル
の確認要求を入力したとする。処理部122は検出照度
の確認要求が入力されると、これをワイヤレス信号送受
信部121から照明器具13へステップ1208にて送
信する。
【0048】照明器具13のワイヤレス信号送受信部1
31はステップ1312にて検出照度の確認要求をワイ
ヤレスリモートコントローラ12から受信すると、これ
を処理部132に渡す。処理部132のCPU30は、
検出照度をワイヤレスリモートコントローラ12が保有
するデータであり、自己内で処理するデータでないと判
断し、ステップ1313にて検出照度の確認要求をワイ
ヤレス信号送受信部131から照度センサー部11へ送
信する。
【0049】照度センサー部11のワイヤレス信号送受
信部113はステップ1109にて調光レベルの確認要
求を照明器具13から受信すると、これを処理部112
に渡す。処理部112のCPU30は現在の照度検出部
11により検出された照度をワイヤレス信号送受信部1
13からワイヤレスリモートコントローラ12へステッ
プ1110にて送信する。ワイヤレスリモートコントロ
ーラ12のワイヤレス信号送受信部121はステップ1
209で照度センサー部11から送られてきた検出照度
を受信し、これを処理部122に渡す。処理部122は
渡された検出照度をステップ1210にて表示部123
に表示する。
【0050】本実施の形態によれば、照度センサー部1
1は室内の照度を検出して照明器具13に送信するだけ
で、照明器具13で検出照度と目標照度から調光レベル
を求めて、照明負荷134を調光することにより、室内
の照度を前記目標照度にしているところが、図1に示し
た第1の実施の形態と異なるだけで、その効果は第1の
実施の形態のそれと全く同様である。
【0051】図5は本発明の照明制御システムの第3の
実施の形態を示した図である。本例の照度センサー部1
1は室内の窓際に設置され、昼光照度を検出するように
している。第1、第2の実施の形態では、照度センサー
部11で室内の照度を検出したが、本例は室内に入射す
る昼光照度に応じて、室内の照度が目標照度になるよう
に照明器具13a、13bの照明負荷を調光制御する例
である。
【0052】照度センサー部11は昼光照度を検出する
と、この昼光照度に応じて室内が平均して目標照度にな
るように、照明器具13a、13bの調光レベルa、調
光レベルbをそれぞれ決定し、調光レベルaを照明器具
13aに、調光レベルbを照明器具13bに送信する。
これにより、照明器具13aは調光レベルaにて照明負
荷を調光制御し、照明器具13bは調光レベルbにて照
明負荷を調光制御する。これにより、例えば、照明器具
13aは照明器具13bより暗くなるようにして、室内
全体が昼光照度に応じて平均的に目標照度になるように
制御される。
【0053】ところで、家具等の障害物があって、照度
センサー部11から調光レベルbを照明器具13bに直
接送信できない場合は、調光レベルbを照明器具13a
経由で照明器具13bに送信する。又、ワイヤレスリモ
ートコントローラ12より遠隔にて目標照度や照度セン
サー感度を直接、又は照明器具13a、照明器具13b
のいずれか1つ又は両方経由で、照度センサー部11に
設定する。更に、ワイヤレスリモートコントローラ12
から目標照度、検出照度、調光レベルなどの表示要求
を、照明器具13a、13b、照度センサー部11が直
接又は他の器具を経由して受信した際に、自己が要求デ
ータを持っている場合は、これをワイヤレスリモートコ
ントローラ12に直接送信するが、持ってない場合は、
持っている器具に表示要求を中継転送し、そこから表示
要求に対応するデータをワイヤレスリモートコントロー
ラ12に送信する。
【0054】本実施の形態によれば、照度センサー部1
1と照明器具13の間のデータ伝送をワイヤレスで行っ
ているため、この間を配線する必要がなく、且つ美観も
損なうことがない。又、照明センサー部11への給電は
AC電源をDC電源に変換して行うため、照度センサー
部11の照度検出素子に常時給電しても、電池の交換を
行う必要がないと共に、ワイヤレスリモートコントロー
ラ12では照度検出素子を持っていないため、第1、第
2の実施の形態と同様の効果がある。
【0055】図6は本発明の照明制御システムの第4の
実施の形態を示したブロック図である。本例は上記実施
の形態と異なり、システムが、室内に人がいるかいない
かを検出する人感センサー部15、ワイヤレスリモート
コントローラ12及び照明器具13で構成されている。
尚、人感センサー部15の人感検出部151は人感感度
調整回路を有し、この人感感度調整回路の感度調整はこ
の回路のゲインなどを変化させるボリュームにより直接
行ったり、或いはワイヤレスリモートコントローラ12
から送信される調整信号により前記回路のゲインなどを
調整して行われる。
【0056】次に本実施の形態の動作について説明す
る。人感センサー部15の人感検出部151は室内に人
がいるかいないかを検出する。処理部152は人感検出
部151の検出データをワイヤレス信号送受信部153
から無線で照明器具13へ送信する。照明器具13のワ
イヤレス信号送受信部131は人感センサー部15から
送信された検出データを受信すると、これを処理部13
2に渡す。処理部132は人感センサー部15の検出デ
ータが人が室内にいなくなったことを示している場合、
調光制御回路133を通して、現在の照明負荷134に
対する調光制御を中止して、照明負荷134を調光消灯
(或いは照明負荷134の電源オフ消灯)する等の予め
設定された制御を行う。
【0057】又、処理部132は人感センサー部15の
検出データが人が室内にいない状態から居る状態に変化
して、人が居ることを示している場合、照明負荷134
に対する調光制御を以前室内に人がいた時の制御に戻
し、調光制御回路133を通して、照明負荷134の調
光制御を開始する。
【0058】尚、ワイヤレスリモートコントローラ12
は遠隔にて人感センサー部15にその感度を設定した
り、或いは照明器具13に照明負荷134の調光レベル
や照明器具13のオンオフ指示を無線送信する。これに
より、人感センサー部15の処理部152は指示された
感度を設定し、又、照明器具13の処理部132は受信
した調光レベルを調光制御回路133に与えることによ
り、照明負荷134を調光制御する。又、人感センサー
部15及び照明器具13は中継機能を有しており、自己
のものでないデータを受信した場合はこれを前記データ
を処理する器具へ転送する。
【0059】本実施の形態によれば、人感センサー部1
5と照明器具13間のデータ伝送もワイヤレスで行って
いるため、この間を配線する必要がなく、且つ美観も損
なうことがないため、一般住宅への普及を促進すること
ができる。又、人感センサー部15への給電はAC電源
をDC電源に変換して行うため、人感検出素子に常時給
電しても電池の交換を行う必要がないと共に、ワイヤレ
スリモートコントローラ12では照度検出素子を持って
いないため、小型の電池でも電池寿命を長時間とするこ
とができ、ワイヤレスリモートコントローラ12の電池
の交換も頻繁に行う必要がなく、システムの保守を極め
て容易に行うことができる。
【0060】
【発明の効果】以上記述した如く請求項1、2の発明に
よれば、照度センサー部と照明器具を無線伝送路にて接
続し、又、照度センサー部をワイヤレスリモートコント
ローラから独立させているため、照度センサー部と照明
器具を接続する配線を行うことなく、且つワイヤレスリ
モートコントローラの電池寿命を短くすることなく、照
度センサーの感度や室内の照度の設定を容易に行うこと
ができる。
【0061】請求項3、4の発明によれば、照度センサ
ー部、又は照明器具に受信データ中継送信機能を設ける
ことにより、ワイヤレスリモートコントローラの送信相
手を意識することなく、設定情報などを適切な器具に確
実に設定することができ、システムの操作性を著しく向
上させることができる。
【0062】請求項5の発明によれば、人感センサー部
と照明器具を無線伝送路にて接続すると共に、人感セン
サー部をワイヤレスリモートコントローラから独立させ
ているため、人感センサー部と照明器具を接続する配線
の設置をなくして、適切な位置に自由に配置することが
でき、又、ワイヤレスリモートコントローラの電池寿命
を長くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明制御システムの第1の実施の形態
を示したブロック図。
【図2】図1に示した処理部の構成例を示したブロック
図。
【図3】図3は図1に示した照明制御システムの動作を
説明する説明図。
【図4】本発明の照明制御システムの第2の実施の形態
の動作を示した説明図。
【図5】本発明の照明制御システムの第3の実施の形態
を示したブロック図。
【図6】本発明の照明制御システムの第4の実施の形態
を示したブロック図。
【図7】従来の照明制御システムの構成例を示したブロ
ック図。
【図8】従来の照明制御システムの他の構成例を示した
ブロック図。
【符号の説明】
11 照度センサー部 12 ワイヤレスリモートコントローラ 13 照明器具 15 人感センサー部 111 照度検出部 112、122、132、152 処理部 113、121、131、153 ワイヤレス信号送受
信部 123 表示部 124 入力部 133 調光制御回路 134 照明負荷 151 人感検出部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照度検出素子で周囲の照度を検出して得
    られた検出照度と予め設定してある設定情報のひとつで
    ある目標照度とから調光レベルを求め、この調光レベル
    を無線にて送信し、且つ受信した設定情報を記憶して設
    定する照度センサー部と;この照度センサー部から送信
    された調光レベルを受信し、得られた調光レベルに基づ
    いて照明負荷を調光制御する少なくともひとつの照明器
    具と;入力部より入力された設定情報を無線にて送信す
    るワイヤレスリモートコントローラと;を具備したこと
    を特徴とする照明制御システム。
  2. 【請求項2】 照度検出素子で周囲の照度を検出して得
    られた検出照度を無線にて送信し、且つ受信した設定情
    報を記憶して設定する照度センサー部と;この照度セン
    サー部から送信された検出照度を受信し、得られた検出
    照度と予め設定してある設定情報のひとつである目標照
    度とから調光レベルを求め、求めた調光レベルに基づい
    て照明負荷を調光制御し、且つ受信した設定情報を記憶
    して設定する少なくともひとつの照明器具と;入力部よ
    り入力された設定情報を無線にて送信するワイヤレスリ
    モートコントローラと;を具備したことを特徴とする照
    明制御システム。
  3. 【請求項3】 前記照明器具は、前記ワイヤレスリモー
    トコントローラから受信したデータが自己内で処理する
    データかどうかを判定する判定手段と;この判定手段に
    より前記データが自己内で処理しないデータであると判
    定されると前記データを前記照度センサー部又は他の照
    明器具に送信する中継手段と;を具備したことを特徴と
    する請求項1又は2記載の照明制御システム。
  4. 【請求項4】 前記照度センサー部は、前記ワイヤレス
    リモートコントローラから受信したデータが自己内で処
    理するデータかどうかを判定する判定手段と;この判定
    手段により前記データが自己内で処理しないデータであ
    ると判定されると前記データを前記照明器具に送信する
    中継手段と;を具備したことを特徴とする請求項1又は
    2記載の照明制御システム。
  5. 【請求項5】 人感検出素子で周囲に人が居るかいない
    かを検出して得られた検出データを送信する人感センサ
    ー部と;この人感センサー部から送信された検出データ
    を受信し、得られた検出データに基づいて照明負荷を調
    光制御か又はオンオフ制御し、且つ受信した制御情報に
    基づいて前記照明負荷を調光制御か又はオンオフ制御す
    る少なくともひとつの照明器具と;入力部より入力され
    た制御情報を無線にて送信するワイヤレスリモートコン
    トローラと;を具備したことを特徴とする照明制御シス
    テム。
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