JP2009004321A - 可視光通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】可視光通信システムにおいて、可視光通信を行う照明器具を、ユーザが目で見ることによって通常の照明器具から容易に区別でき、かつ、ちらつき等の違和感を生じないようにする。
【解決手段】可視光通信を行う照明器具において、放電ランプに流れるランプ電流の周波数を、f1とf2の間で変化させることによって放電ランプが照射する光強度の振幅を変動させて通信信号を送信し、情報受信端末が該振幅の変動に基づいて通信信号を抽出する。通信信号を送信する送信期間Dsと送信しない非送信期間Dnとが交互に繰り返され、繰り返される期間の周期Tが1秒以上になるように構成される。非送信期間Dnでは光強度がゼロになる。通信用照明器具から照射される光強度が送信期間Dsと非送信期間Dnにおいてユーザが目で見て分かる程度に変化するので容易に通信用照明器具を通常の照明器具と区別でき、光強度の変化の周期Tが長いのでちらつき感を生じない。
【選択図】図4

Description

本発明は、可視光通信システムに関する。
オフィス等の天井に複数の照明器具が設けられる照明システムにおいて可視光通信を行う場合、通常は、大部分の照明器具が可視光通信を行わない通常の照明器具(以下、通常照明器具という)とされ、一部の照明器具のみが可視光通信を行う照明器具(以下、通信用照明器具という)とされる。また、同じ部屋に設けられる複数の照明器具は、通常、デザイン上の要請から、通信用照明器具、通常照明器具の別に関わらず、全く同一のデザインに形成される。
一方、火災発生時等の特別な場合において、できるだけクリアに情報を受信できるようにするために、ユーザが、情報受信端末を通信用照明器具の近傍に移動する場合、あるいは、照明システムが完成した後に、ユーザが情報受信端末の設置位置を決定しようとする場合に、ユーザが複数の照明器具の中から目で見て通信用照明器具を判別しなくてはならない場合がある。
上記のような場合に、ユーザがオフィスの天井に設けられた複数の照明器具の外形を見て通信用照明器具と通常照明器具とを区別することは困難であるので、照明器具を点灯した状態で、通信用照明器具が可視光通信を行うときには、通信用照明器具と通常照明器具との間で、光強度に相当な違いが生じるようにして両者を区別できるようにした照明システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記の照明システムでは、通信用照明器具と通常照明器具を統括して制御するコントローラを備え、該コントローラが警報機からトリガ信号を受信したときに制御モードを切替えて、通信用照明器具は、予め記憶されたパターンに従って動作周波数を変更して可視光通信を行い、通常照明器具は、光出力を10%か100%のいずれかに固定して、ユーザが通信用照明器具と通常照明器具とを光強度の違いから容易に区別できるように構成している。
特開2006−331833号公報
上記特許文献1に記載の照明システムは、通信用照明器具が可視光通信を行うときに、コントローラが通信用照明器具と通常照明器具の光強度を強制的に変更するので、ユーザが通信用照明器具と通常照明器具とを容易に区別できるという長所を有するが、通信用照明器具と通常照明器具を統括して制御するコントローラが必用である上に、通信用照明器具が可視光通信を行うときには通常照明器具の光強度が固定されてしまうことから、火災発生等の特別な場合に一時的に可視光通信を行う照明システムとしては有用であっても、通信用照明器具が定常的に可視光通信を行う照明システムとして用いることは困難である。
また、通信用照明器具がほぼ定常的に可視光通信を行う場合、ユーザが通信用照明器具を通常照明器具と容易に区別できるようにするために、通信用照明器具から出力される光の周波数や振幅を特別なものにすることによって、ユーザが通信用照明器具からの照射光にちらつき等の違和感を感じてしまうことも避けなければならない。要するに、通信用照明器具と通常照明器具とが混在した照明システムにおいて、ユーザがそれらの照明器具の点灯状態を見て通信用照明器具を判別しようとするときには容易に区別でき、かつ、通常時には、ユーザが通信用照明器具の照射光からちらつき等の違和感を感じないことが望ましい。
そこで、本発明は、可視光通信システムにおいて、簡単な構成であるにも関わらず、ユーザが目で見て通信用照明器具を通常照明器具から容易に区別でき、かつ、ちらつき等の違和感を生じることなく良好な照明を得ることができる可視光通信システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、照射光の光強度の振幅を変動することによって通信信号を送信する可視光通信システムにおいて、通信信号を送信する送信期間と通信信号を送信しない非送信期間とが交互に繰り返され、その繰り返される期間の周期が1秒以上となるように構成されていることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の可視光通信システムにおいて、前記送信期間の光強度の振幅が、非送信期間の光強度の振幅よりも大きいことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、通信用照明器具が、通信信号を送信する送信期間と通信信号を送信しない非送信期間とを1秒以上の周期で交互に繰り返すので、簡単な構成であるにも関わらず、ユーザが目で見て通信用照明器具を通常照明器具から容易に区別でき、かつ、ちらつき等の違和感を生じることなく良好な照明を得ることができる。
請求項2の発明によれば、送信期間の光強度の振幅が、非送信期間の光強度の振幅よりも大きいので、可視光通信による送信の安定性が向上する。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る可視光通信システムについて、図1乃至図4を参照して説明する。本実施形態の可視光通信システム1は、図1に示されるように、室内の天井に設けられた多数の照明器具のうち一隅に配置された1台の照明器具La(通信用照明器具)に適用される。残りの照明器具は、全て可視光通信を行わない通常の照明器具Lbである。通信用照明器具Laから可視光通信によって情報を受信する情報受信端末Rについては、詳細な説明を省略する。
通信用照明器具Laの構成について、図2を参照して説明する。本実施形態に係る通信用照明器具Laの点灯回路は、商用の交流電源Vsを直流に変換する全波整流器DBと、全波整流器DBからの直流出力を昇圧する昇圧チョッパ回路2と、昇圧チョッパ回路2のスイッチング素子Q1のオンオフ周波数を変更して昇圧チョッパ回路2の出力電圧Vdcを制御する電圧制御部CVと、ハーフブリッジインバータ回路3(以下、インバータ回路という)と、インバータ回路3に発振信号aを出力してインバータ周波数を変更するインバータ制御部CIと、を備える。
インバータ回路3は、2つのスイッチング素子Q2、Q3と、各スイッチング素子Q2、Q3のオンオフ周波数を制御するドライバ回路DRと、を備え、インバータ制御部CIからドライバ回路DRに出力される発振信号aに基づいてドライバ回路DRがスイッチング素子Q2、Q3のオンオフ周波数を変更することによって、放電ランプlaに流れるランプ電流Ilaの周波数が変更される。ランプ電流Ilaの周波数が変更されることによって放電ランプlaから出力される照射光の光強度の振幅が変動する。
インバータ制御部CIは、ユーザが外部データ書込み端末4を操作して出力した通信データdを受信して一時的に該通信データdを記憶するデータ書込部5と、不揮発性メモリから構成されデータ書込部5に記憶された通信データを格納するデータ格納部6と、データ格納部6から通信データに対応する周波数データを読出す周波数データ読出部7と、周波数データ読出部7から出力される電圧に応じた周波数の発振信号bを出力する電圧制御発振器(VCO)8と、電圧制御発振器8からの発振信号bと通信期間制御部9からのハイロー信号cのアンドをとるAND素子11と、を備える。
データ格納部6は、格納した通信データdに対応する周波数データのパターンを記憶している。例えば、格納された通信データdが「101010」である場合に、「1」に対応する周波数がf1、「0」に対応する周波数がf2であるとすると、データ格納部6は、通信データdを、周波数がf1、f2、f1、f2、f1、f2と変化するパターンとして記憶している。
通信期間制御部9は、予め設定した周期(本実施形態では1秒)に基づいてハイロー信号cを交互に出力し、ハイ信号を出力するときは、電圧制御発振器8からの発振信号bがAND素子11を介してインバータ回路3に入力し、放電ランプlaのランプ電流Ilaの周波数が通信データdの通りのパターンで変動され、それに伴って放電ランプlaの光強度が変動される。通信期間制御部9がロー信号を出力するときは、電圧制御発振器8からの発振信号bがインバータ回路3に入力せず、放電ランプlaは発光を停止する。
次に、本実施形態の通信用照明器具Laにおける放電ランプlaが点灯されてから可視光通信を行うまでのランプ電流Ilaの周波数の変化について、図3を参照して説明する。本説明においては、データ格納部6に、前記の例と同様に、通信データ「101010」が格納されているとする。まず、電源が投入されると、インバータ回路3によって放電ランプlaのランプ電流Ilaが比較的高い周波数f0になるように制御され、ランプ電流Ilaの周波数が低下していく間において放電ランプlaが点灯する(t1)。所定時間が経過して放電ランプlaの点灯状態が安定したときに、インバータ制御部CIが動作を開始する(t2)。
インバータ制御部CIの動作開始と同時に通信期間制御部9がハイ信号cを出力し、インバータ回路3は、インバータ制御部CIから出力される発振信号aに基づいて放電ランプlaのランプ電流Ilaの周波数をf1、f2、f1、f2、f1、f2の順に変動させる(送信期間Ds)。通信期間制御部9が時刻t3に出力をロー信号に切替えると、電圧制御発振器8から出力される発振信号bがインバータ回路3に入力せず、放電ランプlaは、時刻t4まで発光を停止する(非送信期間Dn)。時刻t2から時刻t4までの期間Tが1周期であり、通信期間制御部9がハイ信号とロー信号を交互に出力する周期(1秒)と同一になる。時刻t4以後においては、時刻t2から時刻t4までの1周期の動作と同様に送信期間Dsと非送信期間Dnが繰り返される。
送信期間Dsと非送信期間Dnにおける放電ランプlaの光強度の振幅は、図4に示される。すなわち、図4に示されたランプ電流Ilaの振幅は、放電ランプlaの光強度の振幅と対応し、送信期間Dsにおけるランプ電流Ilaの周波数が小さい期間(周波数f1)では光強度の振幅が大きく、送信期間Dsにおけるランプ電流Ilaの周波数が大きい期間(周波数f2)では光強度の振幅が小さい。また、非送信期間Dnでは光強度の振幅はゼロになる。情報受信端末Rは、上記のように変動する放電ランプlaからの照射光を受光し、送信期間Dsにおける光強度の振幅の変動に基づいて通信データ(前記の例では「101010」)を抽出する。
以上のように、本実施形態の可視光通信システム1では、可視光通信を行う通信用照明器具Laからの照射光が送信期間Dsと非送信期間Dnを交互に繰り返すので、照射光の照度に変化が生じ、ユーザが目で見て通信用照明器具Laを他の通常照明器具Lbと容易に識別することができる(図1参照)。また、送信期間Dsと非送信期間Dnとの繰り返し周期が1秒以上の緩やかなものであるので、通信用照明器具Laが定常的に可視光通信を行っても、ユーザがちらつき等の違和感を感じることがない。なお、本実施形態のインバータ制御部CIでは、データ書込部5を備えて、ユーザが通信データdを適宜に入力することができるように構成されていたが、データ書込部5を備えず、データ格納部6に予め複数のデータが格納され、ユーザがそれらのデータの中から選択するように構成されてもよい。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態に係る可視光通信システムについて、図5、6を参照して説明する。第2の実施形態の可視光通信システム1は、第1の実施形態の可視光通信システム1と略同一のハード構成を備える。第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、通信用照明器具Laのインバータ制御部CIがマイクロコンピュータによって構成され、インバータ回路3に対して出力する発振信号aがマイクロコンピュータによって生成される点である。マイクロコンピュータから構成されるインバータ制御部CIは、放電ランプlaのランプ電流Ilaの周波数が予め設定された任意のパターンに従って変動するように発振信号aを出力することができ、非送信期間Dnにおいても放電ランプlaに所定のランプ電流Ilaを与えることができる。また、通信データの送信期間Dsと非送信期間Dnの繰り返し周期は、第1の実施形態と同様に、1秒以上に設定される。
次に、第2の実施形態において通信データが前記の例と同じく「101010」である場合に、放電ランプlaが点灯されてから可視光通信を行うまでのランプ電流Ilaの周波数の変化について、図5を参照して説明する。
時刻t1において放電ランプlaが点灯し、点灯状態が安定した後の時刻t2から時刻t3の間(送信期間Ds)において、第1の実施形態と同様に、ランプ電流Ilaの周波数が通信データに応じてf1、f2、f1、f2、f1、f2のパターンで変動される。時刻t3から時刻t4の間(非送信期間Dn)において、第1の実施形態では、インバータ制御部CIが発振信号aの出力を停止し、放電ランプlaの発光が中断したが、第2の実施形態では、インバータ制御部CIが発振信号aの出力を継続し、放電ランプlaは発光を継続する。具体的には、インバータ制御部CIは、非送信期間Dnにおいて発振信号aを出力し、ランプ電流Ilaの周波数がf3に変更される。周波数f3は、周波数f1、f2よりも大きい値に設定されている。時刻t4以後において時刻t2から時刻t4までの動作と同様に送信期間Dsと非送信期間Dnが繰り返される。周波数の大きさの順序は、f1<f2<f3である。
従って、本実施形態における放電ランプlaの光強度の振幅は、図6に示されるようになる。具体的には、放電ランプlaの光強度の振幅は、ランプ電流Ilaの周波数の大きさに反比例して小さくなり、本例の場合、周波数f1の期間で光強度の振幅が最も大きく、次に、周波数f2の期間、周波数f3の期間の順で光強度の振幅が小さくなる。
以上のように、第2の実施形態の可視光通信システム1でも、通信用照明器具Laからの照射光が送信期間Dsと非送信期間Dnを交互に繰り返すので、照射光の照度に変化が生じ、ユーザが目で見て通信用照明器具Laを他の通常照明器具Lbと容易に識別することができる。また、放電ランプlaは、第1の実施形態とは異なり、非送信期間Dnにおいても発光を継続するので、放電ランプlaが照射する光の平均的な強度が大きく低下することがなく、通信用照明器具Laではあっても、通常照明器具Lbとほぼ同様に充分な照度を得ることができる。さらに、送信期間Dsにおける放電ランプlaからの照射光の光強度の振幅が、非送信期間Dnにおける放電ランプlaからの照射光の光強度の振幅よりも大きくなるように設定してあるので、情報受信端末Rにおいて確実に通信データを抽出することができ、可視光通信の安定性が向上する。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態に係る可視光通信システムについて、図7、及び図8(a)、(b)、(c)を参照して説明する。第3の実施形態の通信用照明器具Laは、第1の実施形態の通信用照明器具Laと略同一のハード構成を備え、同一部分には同一の番号を付して説明を省略する。第3の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、電圧制御部CVが昇圧チョッパ回路2の出力電圧Vdcを鋸歯状に変動制御する点(図8(a))と、マイクロコンピュータによって構成されたインバータ制御部CIが電圧制御部CVと接続され、インバータ制御部CIが、昇圧チョッパ回路2の出力電圧Vdcの大きさに応じて、通信データに従った発振信号aを出力する期間(送信期間Ds)と、ランプ電流Ilaの周波数が予め与えられた値(本例ではf2)になるように一定の発振信号aを出力する期間(非送信期間Dn)とを切替える点である。
以下、電圧制御部CVによって変動制御される昇圧チョッパ回路2の出力電圧Vdcと、ランプ電流Ilaの周波数の変化について、それぞれ図8(a)、(b)を参照して説明する。電圧制御部CVは、昇圧チョッパ回路2のスイッチング素子Q1のオンオフ周波数を変更して出力電圧Vdcを、図8(a)に示された鋸歯状に変動制御する。当該変動の周期Tは1秒以上になるように設定されている。インバータ制御部CIは、電圧制御部CVによって出力電圧Vdcが所定値Vsを超える電圧に制御される期間(送信期間Ds)については、予め記憶した通信データ(例えば、「101010」)に従ったパターンの発振信号aをインバータ回路3へ出力し、ランプ電流Ilaの周波数がf1、f2、f1、f2、f1、f2の順に変動する(図8(b))。また、インバータ制御部CIは、出力電圧Vdcが所定値Vs以下の期間(非送信期間Dn)については、ランプ電流Ilaの周波数がf2になるように一定の発振信号aを出力する。
昇圧チョッパ回路2の出力電圧Vdc、及びランプ電流Ilaの周波数が上記のように変動制御されるので、放電ランプlaの光強度の振幅は、図8(c)に示されるように変動する。すなわち、放電ランプlaの光強度の振幅は、送信期間Dsでは、比較的大きく、かつ、通信データに応じた所定の変動を有し、非送信期間Dnでは、比較的小さくなる。情報受信端末Rは、放電ランプlaからの照射光を受光し、送信期間Dsにおける光強度の振幅の変動に基づいて通信データ(「101010」)を抽出する。
以上のように、第3の実施形態の可視光通信システム1でも、通信用照明器具Laからの照射光が比較的光強度の強い送信期間Dsと比較的光強度の弱い非送信期間Dnを交互に繰り返すので、ユーザが目で見て通信用照明器具Laを他の通常照明器具Lbと容易に識別することができる。また、送信期間Dsと非送信期間Dnの周期が1秒以上の長い時間であるのでちらつき等の違和感を感じることがない。さらに、ランプ電流Ilaの周波数の変動が2種類(f1とf2)であるので、周波数の種類が3種類(f1、f2、f3)である第2の実施形態に比べてインバータ回路3の制御が簡単になる。
なお、本実施形態においては、電圧制御部CVが昇圧チョッパ回路2の出力電圧Vdcを鋸歯状に変動制御するように構成されていたが、電圧制御部CVによる出力電圧Vdcの変動態様は、種々に変形が可能である。例えば、図9に示されるように、出力電圧Vdcが正弦波状に変動するように制御してもよいし、図10に示されるように、出力電圧Vdcが台形状に変動するように制御してもよい。
本発明の第1の実施形態に係る可視光通信システムが天井の一隅に設けられた状態を示す説明図。 同可視光通信システムにおける通信用照明器具の構成を示すブロック図。 同可視光通信システムにおける通信用照明器具の放電ランプに与えられるランプ電流の周波数の変化を示す図。 同可視光通信システムにおける通信用照明器具の放電ランプに与えられるランプ電流の変化を示す図。 本発明の第2の実施形態に係る可視光通信システムにおける通信用照明器具の放電ランプに与えられるランプ電流の周波数の変化を示す図。 同可視光通信システムにおける通信用照明器具の放電ランプに与えられるランプ電流の変化を示す図。 本発明の第3の実施形態に係る可視光通信システムにおける通信用照明器具の構成を示すブロック図。 (a)は同可視光通信システムにおける昇圧チョッパ回路の出力電圧の変化を示す図、(b)は同可視光通信システムにおける放電ランプに与えられるランプ電流の周波数の変化を示す図、(c)は同可視光通信システムにおける放電ランプに与えられるランプ電流の変化を示す図。 同可視光通信システムの変形例における昇圧チョッパ回路の出力電圧の変動と放電ランプに与えられるランプ電流の変化を示す図。 同可視光通信システムのさらに別の変形例における昇圧チョッパ回路の出力電圧の変動と放電ランプに与えられるランプ電流の変化を示す図。
符号の説明
1 可視光通信システム
Ds 送信期間
Dn 非送信期間
T 周期

Claims (2)

  1. 照射光の光強度の振幅を変動することによって通信信号を送信する可視光通信システムにおいて、
    通信信号を送信する送信期間と通信信号を送信しない非送信期間とが交互に繰り返され、その繰り返される期間の周期が1秒以上となるように構成されていることを特徴とする可視光通信システム。
  2. 前記送信期間の光強度の振幅が、非送信期間の光強度の振幅よりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の可視光通信システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015037059A (ja) * 2013-08-15 2015-02-23 株式会社クラレ 照明装置及び可視光通信装置
US9614615B2 (en) 2012-10-09 2017-04-04 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Luminaire and visible light communication system using same

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