JP2995882B2 - 多重伝送方式 - Google Patents

多重伝送方式

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JP2995882B2
JP2995882B2 JP3030450A JP3045091A JP2995882B2 JP 2995882 B2 JP2995882 B2 JP 2995882B2 JP 3030450 A JP3030450 A JP 3030450A JP 3045091 A JP3045091 A JP 3045091A JP 2995882 B2 JP2995882 B2 JP 2995882B2
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治 飯島
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビル管理システムにお
ける照明負荷等の制御に利用される多重伝送方式に関す
るものであり、特に、遅延オフスイッチや一時点灯スイ
ッチのようなタイマー機能付きのスイッチを1つの照明
負荷に対して複数個割り当てた照明制御システムへの応
用に適するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の一般的な時分割多重伝送シ
ステムの概略構成図である。このシステムでは、1台の
親機Aと複数の端末B1 ,B2 ,B3 ,…とが同軸ケー
ブルやツイスト・ペア線のような2線の伝送線Lを介し
て接続されている。図7(a),(b)は、親機Aから
伝送線Lに送出される時分割多重伝送信号と、端末
1 ,B2 ,B3 ,…から伝送線Lを介して親機Aに返
信される返信信号の波形をそれぞれ示している。時分割
多重伝送信号は、その1フレームFRに、信号伝送の開
始を示すスタートパルスSTと、交信すべき端末Bi
(i=1,2,3,…)を指定するためのアドレスパル
スADと、端末Biの動作を制御するための制御パルス
DTと、端末Biから返信信号(監視パルス)を受信す
るための返信待機時間帯RTとを少なくとも含んでい
る。アドレスパルスADや制御パルスDTは、例えば、
長電圧パルスが1、短電圧パルスが0を意味する複数ビ
ットのシリアル信号よりなる。返信待機時間帯RTで
は、例えば、親機Aの側で伝送線Lの線間に電圧を印加
し、端末Biの側で伝送線Lの線間を抵抗を介して短絡
することにより、例えば、長電流パルスが1、短電流パ
ルスが0を意味する複数ビットのシリアル信号を親機A
に返信する。
【0003】アドレスパルスADや制御パルスDTは、
低インピーダンスの電圧信号として親機Aから送出さ
れ、各端末Biでは、伝送線Lの線間に整流器と平滑コ
ンデンサを接続し、動作電源を得ている。親機Aから送
出される時分割多重伝送信号に含まれるアドレスパルス
ADは、各端末Biをサイクリックにポーリングするよ
うに変化しており、アドレスが一致した1つの端末Bi
のみが制御パルスに応じた制御動作と返信動作を行うも
のである。端末Biは伝送線LからスタートパルスST
が受信されると、それに続くアドレスパルスADを受信
し、自己のアドレスと照合する。アドレスが一致しなけ
れば、次のスタートパルスSTが受信されるのを待つ。
アドレスが一致すれば、アドレスパルスADに続く制御
パルスDTを受信し、この制御パルスDTに応じて、制
御動作を行う。また、制御パルスDTに続く返信待機時
間帯RTで図7(b)に示すような返信信号を送出す
る。
【0004】ところで、端末Biには複数の種類があ
り、外部入力スイッチS1 ,S2 を監視するための操作
端末B1 ,B2 と、負荷Rをオン/オフ制御するための
制御端末B3 とがある。制御端末B3 は天井面の照明負
荷Rの近傍に設置され、操作端末B1 ,B2 は照明負荷
Rから離れた壁面等に設置されている。操作端末B1
2 は、それぞれ外部入力スイッチS1 ,S2 の操作時
に所定のタイミングで割込パルスを親機Aに伝送する。
この割込方式については、例えば、特公平1−4107
5号公報に詳述されている。
【0005】従来、操作端末B1 ,B2 を例えば遅延オ
フスイッチ端末として使用する場合には、親機Aにより
遅延時間を管理していた。例えば、負荷Rがオフ状態で
あるときに操作端末B1 の外部入力スイッチS1 が操作
されると、操作端末B1 は割込パルスを親機Aに伝送す
る。この割込パルスを受信すると、親機Aは直ちに制御
端末B3 をアドレス指定して制御パルスを伝送し、負荷
Rをオン制御する。また、負荷Rがオフ状態であるとき
に操作端末B1 の外部入力スイッチS1 が操作される
と、操作端末B1 は割込パルスを親機Aに伝送する。こ
の割込パルスを受信すると、親機Aは所定時間Tが経過
した後に制御端末B3 をアドレス指定して制御パルスを
伝送し、負荷Rをオフ制御する。操作端末B1 の外部入
力スイッチS1 に代えて、操作端末B2 の外部入力スイ
ッチS2 が操作された場合も同様であり、スイッチS1
とS2 は同格である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の多重伝送方式に
おいては、遅延オフスイッチのようなタイマー機能を有
する操作端末のタイマー時間を親機Aにより一括して管
理していた。この場合、親機Aは操作端末と制御端末と
の対応関係を記憶する以外に、各制御端末の動作状態
(負荷がONであるかOFFであるか)を記憶し、且
つ、各制御端末についてタイマー時間の管理を行う必要
があった。したがって、タイマー機能を有する操作端末
の数が増加すると、親機Aの処理は複雑なものとなり、
他の処理を行うことができなくなるという問題があっ
た。また、親機Aの設計事項が膨大となって、設計ミス
を起こしやすいという問題があり、メモリーが大きくな
り、高価になるという問題もあった。
【0007】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、操作端末から多
重伝送方式の親機を介して制御端末により負荷を制御す
るシステムにおいて、親機の負担を軽減することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、上記
の課題を解決するために、図1に示すように、固有のア
ドレスi=1,2,3,…を割り当てられた複数の端末
1 ,B2 ,B3 ,…を共通の伝送線Lを介して親機A
に接続し、親機Aからのアドレス指定により各端末
1 ,B2 ,B3 ,…に制御パルスを伝送すると共にア
ドレス指定された端末B1 ,B2 ,B3 ,…から親機A
に監視パルスを返信するようにした伝送システムに、親
機Aからの制御パルスに従って負荷Rを制御するための
制御端末B3と、負荷Rを遠隔操作するための操作入力
を受け付ける操作端末B1 ,B2 とをそれぞれ複数個備
え、親機Aは操作端末B1 ,B2 と制御端末B3 の対応
関係を記憶するテーブルQを有する負荷制御システムに
おいて、操作端末B1 ,B2 は端末の属性を示す端末属
性データを監視パルスを用いて親機Aに返信する手段を
有し、制御端末B3 は親機Aから制御パルスを用いて伝
送された端末属性データを参照して負荷Rを制御する手
段を有し、端末属性データは少なくとも端末の種別を示
すデータと、端末の制御量を示すデータを含むことを特
徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明では、操作端末B1 ,B2 から親機Aを
介して制御端末B3 に、端末の属性を示す端末属性デー
タを伝送し、制御端末B3 は、この端末属性データを参
照して負荷Rを制御するようにしたので、親機Aではタ
イマー処理を行う必要がなく、親機Aの処理が軽減され
る。また、1つの制御端末B3 に複数の操作端末B1
2 を割り当てた場合、後から操作された端末から送ら
れてきた端末属性データによる制御が行えるので、後操
作優先の制御を容易に実現できる。
【0010】
【実施例】図1は本発明の第1実施例の概略構成図であ
る。本実施例において、多重伝送システムの全体構成は
基本的に図6と同様であり、多重伝送信号及び返信信号
の波形図も図7と同様である。ただし、親機Aはタイマ
ー時間の管理を行わない点、並びに、制御端末B3 の動
作状態を記憶していない点が従来例とは異なる。その代
わり、制御端末B3 の側にタイマー時間の管理を行うた
めのプログラマブルタイマーPと負荷状態メモリーMを
付加している。また、親機Aは、操作端末B 1 ,B2
制御端末B3 の対応関係を記憶するテーブルQを有して
いる。
【0011】操作端末B1 は通常のスイッチ端末であ
り、スイッチS1 がON操作される度に、制御端末B3
の負荷RのON/OFF状態を反転させるために使用さ
れる。スイッチS1 がON操作されると、操作端末B1
から親機Aに割込パルスが伝送され、親機Aからのサー
チにより操作端末B1 がアドレス指定されると、監視パ
ルスを用いて操作端末B1 から親機Aに端末属性データ
が返信される。ここで、端末属性データは、操作端末B
1 の端末種別(=スイッチ端末)と、制御データよりな
る。ただし、制御データはタイマー機能を有する操作端
末の場合に、タイマー時間を指定するために利用される
ものであるので、端末種別がスイッチ端末である場合に
は、制御データは無くても良い。親機AはテーブルQを
参照し、操作端末B1 に対応する制御端末B3 をアドレ
ス指定し、制御パルスを用いて端末属性データを伝送す
る。制御端末B3 は、負荷Rの動作状態と伝送されてき
た端末属性データに基づいて、負荷Rを制御する。負荷
RはリレーRyを介して交流電源Vsに接続されてい
る。端末種別がスイッチ端末である場合には、タイマー
動作を行う必要は無いので、負荷RのON/OFF状態
を判定し、負荷RがOFFであればONに、ONであれ
ばOFFに切り換える。
【0012】操作端末B2 は遅延オフスイッチ端末であ
り、スイッチS2 がON操作されたときに負荷RがON
であれば、一定時間Tの経過後に、負荷RをOFFさせ
る。また、スイッチS2 がON操作されたときに負荷R
がOFFであれば、負荷RをONとし、タイマー動作は
行わない。スイッチS2 がON操作されると、操作端末
2 から親機Aに割込パルスが伝送され、親機Aからの
サーチにより操作端末B2 がアドレス指定されると、監
視パルスを用いて操作端末B2 から親機Aに監視パルス
を用いて端末属性データが返信される。ここで、端末属
性データは、操作端末B2 の端末種別(=遅延オフスイ
ッチ端末)と、制御データよりなる。端末種別が遅延オ
フスイッチ端末である場合、制御データとしては、タイ
マー時間Tが設定される。親機AはテーブルQを参照
し、操作端末B2 に対応する制御端末B3 をアドレス指
定し、制御パルスを用いて端末属性データを伝送する。
制御端末B3 は、負荷Rの動作状態と伝送されてきた端
末属性データに基づいて、負荷Rを制御する。端末種別
が遅延オフスイッチ端末である場合、制御端末B3 は負
荷RのON/OFF状態を判定し、負荷RがOFFであ
れば、ONに切り換える。また、負荷RがONであれ
ば、制御データとして設定されたタイマー時間Tの経過
を待って、負荷RをOFFに切り換える。
【0013】本実施例の1つの動作を図2に示す。ここ
では、負荷RがOFFのときに、まず、スイッチS1
ON操作される。これにより、負荷RはONとなる。次
に、スイッチS2 がON操作されると、一定時間Tの経
過後に、タイマー動作により負荷RがOFFとなる。そ
の後、負荷RがOFFの状態でスイッチS2 がON操作
されると、負荷RはONとなる。
【0014】本実施例の他の動作を図3に示す。ここで
は、負荷RがOFFのときに、まず、スイッチS1 がO
N操作される。これにより、負荷RはONとなる。次
に、スイッチS2 がON操作されると、一定時間Tのタ
イマー動作が開始する。しかし、この一定時間Tが経過
する前に、負荷RがONの状態でスイッチS1 がON操
作されると、負荷RはOFFとなる。
【0015】この図2と図3の動作を比較すれば明らか
なように、後から操作された操作端末の動作が常に優先
されている。従来は、このような後操作優先の動作を実
現するには、親機Aで複雑な処理を行う必要があった
が、本発明では、親機Aは単にテーブルQを参照し、操
作端末B1 ,B2 からの端末属性データを制御端末B3
に中継するだけで、後操作優先の動作を容易に実現でき
る。
【0016】図4は本発明の第2実施例の概略構成図で
ある。本実施例において、多重伝送システムの全体構成
は図1と基本的には同様であり、多重伝送信号及び返信
信号の波形図も図7と同様である。ただし、制御端末B
6 はタイマー時間管理のためのプログラマブルタイマー
Pを備えていれば足り、負荷状態メモリーMは無くても
良い。
【0017】操作端末B4 は一時オンスイッチ端末であ
り、スイッチS4 がON操作されると、制御端末B6
負荷RはONとなり、一定時間T1 の経過後に負荷Rは
OFFとなる。スイッチS4 がON操作されると、操作
端末B4 から親機Aに割込パルスが伝送され、親機Aか
らのサーチにより操作端末B4 がアドレス指定される
と、監視パルスを用いて操作端末B4 から親機Aに端末
属性データが返信される。ここで、端末属性データは、
操作端末B4 の端末種別(=一時オンスイッチ端末)
と、制御データよりなる。端末種別が一時オンスイッチ
端末である場合、制御データとしては、タイマー時間T
1 が設定される。親機AはテーブルQを参照し、操作端
末B4 に対応する制御端末B6 をアドレス指定し、制御
パルスを用いて端末属性データを伝送する。制御端末B
6 は、負荷Rの動作状態と伝送されてきた端末属性デー
タに基づいて、負荷Rを制御する。端末種別が一時オン
スイッチ端末である場合、制御端末B6 は負荷RをON
とし、制御データとして設定されたタイマー時間T1
経過を待って、負荷RをOFFとする。
【0018】操作端末B5 も一時オンスイッチ端末であ
り、スイッチS5 がON操作されると、制御端末B6
負荷RはONとなり、一定時間T2 の経過後に負荷Rは
OFFとなる。スイッチS5 がON操作されると、操作
端末B5 から親機Aに割込パルスが伝送され、親機Aか
らのサーチにより操作端末B5 がアドレス指定される
と、監視パルスを用いて操作端末B5 から親機Aに端末
属性データが返信される。ここで、端末属性データは、
操作端末B5 の端末種別(=一時オンスイッチ端末)
と、制御データよりなる。端末種別が一時オンスイッチ
端末であるので、制御データとしては、タイマー時間T
2 が設定される。親機AはテーブルQを参照し、操作端
末B5 に対応する制御端末B6 をアドレス指定し、制御
パルスを用いて端末属性データを伝送する。制御端末B
6 は、負荷Rの動作状態と伝送されてきた端末属性デー
タに基づいて、負荷Rを制御する。端末種別が一時オン
スイッチ端末である場合、制御端末B6 は負荷RをON
とし、制御データとして設定されたタイマー時間T2
経過を待って、負荷RをOFFとする。
【0019】本実施例の1つの動作を図5に示す。ここ
では、負荷RがOFFのときに、まず、スイッチS4
ON操作される。これにより、負荷RはONとなり、一
定時間T1 の経過後に、タイマー動作によりOFFとな
る。次に、スイッチS5 がON操作されると、再び負荷
RはONとなり、一定時間T2 の経過後に、タイマー動
作によりOFFとなる。次に、スイッチS4 がON操作
されると、負荷RはONとなり、一定時間T1 のカウン
トを開始する。しかし、この一定時間T1 が経過する前
に、スイッチS5 がON操作されると、後から制御端末
6 に入力された端末属性データの制御データが有効と
なり、タイマー時間はT2 に置き換えられる。したがっ
て、スイッチS4がON操作されてから一定時間T1
経過後に負荷RがOFFするのではなく、スイッチS5
がON操作されてから一定時間T 2 の経過後に負荷Rが
OFFする。
【0020】このように、最後に操作された操作端末か
らの端末属性データに従って、制御端末が動作するの
で、親機は単に操作端末からの端末属性データを、対応
する制御端末に中継するだけで良く、簡単な構成であり
ながら、後操作優先の機能を実現することができるもの
である。
【0021】上述の図1の実施例でも図4の実施例で
も、制御端末が監視パルスを用いて自己の制御状態を親
機に伝送し、それを制御パルスを用いて操作端末に送る
ように構成すれば、操作端末側で負荷の状態を表示する
ことも可能である。例えば、操作端末側でLED(発光
ダイオード)の点滅等によりタイマー動作中であること
を表示したり、負荷がONであるかOFFであるかを表
示することができ、端末自身のインテリジェント化を図
ることが容易となる。
【0022】また、第1の実施例で示した端末B1 ,B
2 ,B3 と、第2の実施例で示した端末B4 ,B5 ,B
6 が同時に伝送線Lに接続されていても良い。この場
合、親機AのテーブルQには、操作端末B1 ,B2 が制
御端末B3 に対応していること、並びに、操作端末
4 ,B5 が制御端末B6 に対応していることが記憶さ
れることになる。さらに、特に図示しないが、別の端末
7 ,B8 ,B9,…が接続されていても良く、例えば
アドレスが8ビットであれば、最大256個の端末
1 ,B2 ,B3 ,…,B255 ,B256 を同一の伝送線
Lに接続することができる。そのほか、特公平1−37
917号公報に開示されているように、いくつかの端末
のアドレスは一致させても良く、その場合、更に多数の
端末を伝送線Lに接続することができる。例えば、制御
端末B3 に対応する操作端末B1 と操作端末B2 、ある
いは制御端末B6 に対応する操作端末B4 と操作端末B
5 には同一のアドレスを割り当てても構わない。
【0023】なお、端末属性データは、監視パルスが8
ビットとすれば、例えば、上位2ビットを端末種別に割
り当てて、下位6ビットを制御データに割り当てれば、
少なくとも4通りの端末種別を設定できるので、スイ
ッチ端末と遅延オフスイッチ端末と一時オンスイッ
チ端末との識別が可能であり、タイマー時間も最大で2
6 =64通りの設定が可能となる。これは一例であり、
端末種別が更に多い場合には、端末種別のビット数を増
やせば良いことは言うまでもない。また、制御データと
しては、照明のON/OFF、タイマー時間の他に、照
明の調光データ、調色データ、窓のブラインドの傾きな
どを自動制御するための傾きデータ、エアコンの調整温
度、湿度、日付、時刻など、様々な種類のデータを用い
ることができる。負荷の種類も照明負荷に限定されるも
のではなく、空調負荷や窓のブラインド制御等に利用し
ても良い。
【0024】
【発明の効果】本発明の多重伝送方式では、操作端末か
ら親機を介して制御端末に、端末属性データを伝送する
ようにしたので、操作端末の数が増えても親機の処理が
増えることはなく、親機の構成が単純で設計が容易とな
り、コストダウンが可能になるという効果がある。ま
た、1つの制御端末に複数の操作端末を割り当てる場合
でも、後から操作された操作端末からの端末属性データ
が制御端末に伝送されることにより、後操作優先が容易
に実現できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の概略構成図である。
【図2】本発明の第1の実施例の1つの動作を示す波形
図である。
【図3】本発明の第1の実施例の他の動作を示す波形図
である。
【図4】本発明の第2の実施例の概略構成図である。
【図5】本発明の第2の実施例の動作波形図である。
【図6】従来例のブロック図である。
【図7】従来例に用いる多重伝送信号と返信信号の波形
図である。
【符号の説明】
A 親機 B1 操作端末 B2 操作端末 B3 制御端末 L 伝送線 Q テーブル R 負荷 S1 スイッチ S2 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 浩茂 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−99893(JP,A) 特開 昭62−193492(JP,A) 特開 平2−68891(JP,A) 特開 平2−197081(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固有のアドレスを割り当てられた複数の
    端末を共通の伝送線を介して親機に接続し、親機からの
    アドレス指定により各端末に制御パルスを伝送すると共
    にアドレス指定された端末から親機に監視パルスを返信
    するようにした伝送システムに、親機からの制御パルス
    に従って負荷を制御するための制御端末と、負荷を遠隔
    操作するための操作入力を受け付ける操作端末とをそれ
    ぞれ複数個備え、親機は操作端末と制御端末の対応関係
    を記憶するテーブルを有する負荷制御システムにおい
    て、 操作端末は端末の属性を示す端末属性データを監視パル
    スを用いて親機に返送する手段を有し、 制御端末は親機から制御パルスを用いて伝送された端末
    属性データを参照して負荷を制御する手段を有し、 端末属性データは少なくとも端末の種別を示すデータ
    と、端末の制御量を示すデータを含む ことを特徴とする
    多重伝送方式。
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