JP3019103B2 - 遠隔監視制御システム - Google Patents

遠隔監視制御システム

Info

Publication number
JP3019103B2
JP3019103B2 JP1078511A JP7851189A JP3019103B2 JP 3019103 B2 JP3019103 B2 JP 3019103B2 JP 1078511 A JP1078511 A JP 1078511A JP 7851189 A JP7851189 A JP 7851189A JP 3019103 B2 JP3019103 B2 JP 3019103B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
terminal
central control
control
monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1078511A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02260396A (ja
Inventor
滋 高山
昭弘 柴田
重行 徳永
恭二 山崎
正之 森田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP1078511A priority Critical patent/JP3019103B2/ja
Publication of JPH02260396A publication Critical patent/JPH02260396A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3019103B2 publication Critical patent/JP3019103B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B70/00Technologies for an efficient end-user side electric power management and consumption
    • Y02B70/30Systems integrating technologies related to power network operation and communication or information technologies for improving the carbon footprint of the management of residential or tertiary loads, i.e. smart grids as climate change mitigation technology in the buildings sector, including also the last stages of power distribution and the control, monitoring or operating management systems at local level
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S20/00Management or operation of end-user stationary applications or the last stages of power distribution; Controlling, monitoring or operating thereof
    • Y04S20/20End-user application control systems
    • Y04S20/242Home appliances
    • Y04S20/246Home appliances the system involving the remote operation of lamps or lighting equipment

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
  • Control By Computers (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、中央制御装置と複数の端末器とを2線伝
送線で接続し、相互間でデータ伝送を行なうことによ
り、端末器に接続されている多数の負荷を中央制御装置
にて集中監視制御する遠隔監視制御システムに関し、特
に操作スイッチ等の監視負荷と、この監視負荷のデータ
に基づいて制御される制御負荷とを対応付けする割付や
制御負荷の制御基準となる光センサの出力レベルである
センサ制御レベルの設定をホストコンピュータからのデ
ータ伝送により行なうようにした遠隔監視制御システム
に関する。
[従来の技術] 従来、この種の遠隔監視制御システムとして、中央制
御装置に複数の端末器を伝送線を介して接続し各端末器
に接続された照明器具の点滅あるいは調光を集中的に行
う照明制御システムが知られている。このような照明制
御システムは、例えばビル用照明施設として適用され
る。この場合、部屋、廊下等の所定単位ごとに壁スイッ
チが設けられ、各壁スイッチの操作に応じて制御される
照明器具を適宜割付することができるようになってい
る。また、例えば東西南北の4方に向けてビルの外から
の光量を検出する昼光センサが設けられ、各昼光センサ
の出力レベルに応じて特に室内の窓際の照明を点滅およ
び調光するとともに、この点滅および調光のための昼光
センサの出力レベルであるセンサ制御レベルも適宜設定
することができるようになっている。
ところが、このような従来システムにおいては、前記
の割付やセンサ制御レベル設定は、通常、中央制御装置
(主操作盤または親機)に設けたプログラム操作部でプ
ログラムしていた。このため、特に大規模ビルのように
複数系統の照明制御システムを用いた分散システムの場
合、この割付や設定作業を行なうには各中央制御装置の
設置場所まで行く必要があり、手間が掛かるという不都
合があった。
[発明が解決しようとする課題] この発明の目的は、前述の従来システムにおける問題
点に鑑み、分散システムをセンタ(ホストコンピュー
タ)から一括して管理するシステムに適用可能な遠隔監
視制御システムを提供することにある。
なお、このような分散システムを設置するような大規
模ビルにおいては、各システムをホストコンピュータに
接続し、照明等の各設備の監視制御はこのホストコンピ
ュータより一括して行なっている。しかし、通常時、照
明等の各設備の監視制御は、各システムの中央制御装置
で行ない、前記の照明割付やセンサ制御レベル設定のよ
うな頻度の少ない動作のみをホストコンピュータで行な
うものは知られていない。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を達成するため、この発明の第1の態様で
は、中央制御装置と、この中央制御装置に2線伝送線を
介して接続された制御端末器および監視端末器とを備
え、中央制御装置と各端末器との間でデータ伝送を行な
うことにより、中央制御装置にて各端末器に接続されて
いる負荷の遠隔監視制御を行なうシステムにおいて、中
央制御装置は、監視端末器に接続されている負荷の監視
データとそのデータに基づいて制御すべき制御端末器に
接続されている負荷との対応を示す割付データを記憶す
る割付データメモリと、ホストコンピュータとの通信イ
ンターフェースと、該ホストコンピュータから出力され
該通信インターフェースで受信された割付データを前記
割付データメモリに記憶させる書込手段と、各端末器と
のデータ伝送を行なう伝送インターフェースと、前記通
信インターフェースをアクセスする前に常に該伝送イン
ターフェースをアクセスするデータ有無判断手段を有す
る信号処理手段とを具備することを特徴としている。
また、この発明の第2の態様では、中央制御装置と、
この中央制御装置に2線伝送線を介して接続された制御
端末器および監視端末器と、光センサとを備え、中央制
御装置と各端末器との間でデータ伝送を行なうことによ
り、中央制御装置にて各端末器に接続されている負荷お
よび光センサの遠隔監視制御を行なうシステムにおい
て、中央制御装置は、制御端末器に接続されている負荷
を制御すべき光センサの検出レベルを示すセンサ制御レ
ベルを記憶するセンサ制御レベルメモリと、ホストコン
ピュータとの通信インターフェースと、該ホストコンピ
ュータから出力され該通信インターフェースで受信され
たセンサ制御レベルを前記センサ制御レベルメモリに記
憶させる書込手段と、各端末器とのデータ伝送を行なう
伝送インターフェースと、前記通信インターフェースを
アクセスする前に常に該伝送インターフェースをアクセ
スするデータ有無判断手段を有する信号処理手段とを具
備することを特徴としている。
[作用] 前記構成からなる遠隔監視制御システムは主伝送ライ
ンを介してホストコンピュータに接続することができ
る。そして、通常時は、ホストコンピュータとの通信イ
ンターフェースをアクセスする前に、必ず各端末器との
データ伝送を行なう伝送インターフェースをアクセスす
る。すなわち、中央制御装置は、各端末器とのデータ伝
送を優先して行ない、各端末器とのデータ伝送要求の無
い場合に初めてホストコンピュータとの通信を行なう。
したがって、通常時、負荷の監視および制御は中央制御
装置によって行なわれ、そのため、中央制御装置は自己
の端末器からアクセスされているときに、ホストコンピ
ュータからのアクセスによって、端末器の処理を中断し
たり、端末器を持たすことがなくなる。一方、この遠隔
監視制御システムの割付またはセンサ制御レベル設定を
行なう場合、ホストコンピュータにて割付または設定作
業を行なう。ホストコンピュータはこの割付または設定
データを主伝送ラインを介しこの主伝送ラインに接続さ
れている各遠隔監視制御システムの中央制御装置へ伝送
する。中央制御装置では、この伝送データを通信インタ
ーフェースが受信し、書込手段が所定のメモリに書き込
む。これにより、ホストコンピュータにて割付およびセ
ンサ制御レベルの設定を行なうことができる。
[実施例] 以下、図面によりこの発明の実施例を説明する。
第1図は、この発明の一実施例に係わる遠隔監視制御
システムを用いた分散システムの概略の構成を示す。同
図において、1はホストコンピュータであり、このホス
トコンピュータ1に主伝送ライン2を介して2系統の遠
隔監視制御システム3および4が接続されている。各シ
ステム3,4はそれぞれ、前記主伝送ライン2に接続され
た中央制御装置5と、中央制御装置5に伝送線6を介し
て接続された制御端末器7および監視端末器8とを具備
する。制御端末器7には例えば点滅または調光制御され
るべき照明負荷13が接続されている。監視端末器8は例
えばオンオフスイッチを有する壁スイッチに内蔵されて
いる。中央制御装置5には、さらに、図示しない昼光セ
ンサが接続されている。この昼光センサは監視端末器8
を介して伝送線6に接続するようにしてもよい。
第2図は、第1図の遠隔監視制御システム3,4に用い
られている中央制御装置5のブロック構成を示す。すな
わち中央制御装置5は、マイクロプロセッサ等で構成さ
れる中央信号処理回路15と、割付情報やセンサ制御レベ
ル情報などを記憶するメモリ17と、各々例えばマイクロ
プロセッサ等により構成される伝送インターフェース19
および通信インターフェース20と、監視チャンネル(例
えば壁スイッチ)と制御チャンネル(例えば照明器具)
との割付やセンサ制御レベルの設定を行うための操作キ
ー21、CRTやLED等の表示器22、および各種の操作スイッ
チ23を有している。
伝送インターフェース19は、第3図に示すように、マ
イクロプロセッサ等からなる信号処理回路24を具備す
る。この信号処理回路24には、ドライブ回路26と電流検
出回路27が伝送線6に対する信号の送受信のために接続
されている。電流検出回路27は端末器から送られてくる
監視データ等の電流モード信号を受信して信号処理回路
24に入力するものである。通信インターフェース20は、
ホストコンピュータに対する通信用のインターフェース
で、通常の電圧信号による通信を行なうものである。
第4図は、第1図のシステムにおける制御端末器7の
機能ブロック構成を示す。この端末器7は、信号処理回
路31、受信回路32および送信回路33等を具備する。信号
処理回路31には単数または複数の制御負荷13が接続され
ている。
受信回路32は、中央制御装置5から伝送線6に送出さ
れる電圧モード信号を受信する。信号処理回路31は、所
定のシーケンスに従って動作し、受信回路32で受信され
た電圧モード信号に含まれた制御信号等を受け取ってこ
の制御信号等に基づく負荷駆動信号を負荷13に供給す
る。送信回路33は、信号処理回路31から出力される肯定
応答等の返送データに応じて伝送線6の線間に抵抗を接
続し、この端末器7におけるシンク電流値を変化させ
る。これにより、前記返送データが電流モード信号とし
て伝送線6に送出される。中央制御装置のドライブ回路
の出力インピーダンスが低い場合、この電流モード信号
による伝送線6の線間電圧の変化は殆どない。
第5図は、第1図のシステムにおける監視端末器8の
構成を示す。この監視端末器8は、信号処理回路41、受
信回路42および送信回路43等を具備する。信号処理回路
41には、操作スイッチ(例えば壁スイッチ)44が接続さ
れている。
受信回路42は中央制御装置5から伝送線6に送出され
る電圧モード信号を受信する。信号処理回路41は、所定
のシーケンスに従って動作し、受信回路42の出力に基づ
いて、スイッチ44の状態から監視データ等を作成する。
送信回路43は、信号処理回路41から出力される監視デー
タを電流モード信号に変換して伝送線6に送出する。
この監視端末器8の負荷としては、前記の操作スイッ
チ44の他、昼光センサや照度センサなどの光センサ、空
調システムの温度センサ、可変抵抗器、またはエレベー
タと各階フロアとのずれを検知する位置センサなどのよ
うなアナログ信号を出力する監視負荷もある。この場
合、信号処理回路41にはこのアナログ信号をディジタル
信号に変換するA/D変換器(図示せず)が設けられる。
第6図は、第1図のシステムにおける中央制御装置5
の具体的回路例を示す。すなわち、同図のマイクロプロ
セッサ(CPU)61は第3図の信号処理回路24に対応する
ものであり、バスラインを介して図示しない中央信号処
理回路(第2図の15)に接続されている。
同図の回路は、さらに、電流検出回路27のアナログ出
力をCPU61が処理可能なディジタルデータに変換して供
給するためのA/Dコンバータ62、交流電源より例えばド
ライブ回路26の出力段用の+24Vと−24Vおよびこの出力
段以外の回路用の+5Vの直流電圧を発生する直流電源6
3、交流電源のゼロクロスを検出するゼロクロス検出回
路64、ゼロクロス信号を伝送線6に送出するためのゼロ
クロス信号送出回路65、CPU61の駆動クロックを発生す
る発振回路66、CPU61を初期状態に設定するためのリセ
ット回路67を具備している。
中央制御装置から端末器へ伝送信号を送出する場合、
CPU61は、例えば“0"レベルが0Vで、“1"レベルが5Vの
電圧信号をドライブ回路26に供給する。ドライブ回路26
は、CPU61からの電圧信号に従って例えば“0"レベルが
−24Vで、“1"レベルが+24Vの複極電圧モード信号を伝
送線6に送出する。
ゼロクロス検出回路64は、交流電源のゼロクロスを検
出し、“1"レベルのゼロクロス信号をCPU61に入力す
る。この検出回路64においては、例えばAC100Vの交流電
源を絶縁トランスT1を介してダイオードブリッジDB1に
供給し、このダイオードブリッジDB1からの全波整流出
力をトランジスタTr1のベースに印加して超C級増幅す
ることにより、この全波整流出力が0Vであるとき、すな
わち交流電源のゼロクロスするタイミングでトランジス
タTr1のコレクタに5Vのゼロクロス信号を発生する。
CPU61は、このゼロクロス信号を、中央起動時等の必
要時であればそのままゼロクロス信号送信回路65に供給
する。ゼロクロス信号送信回路65においては、ゼロクロ
ス信号入力時アナログスイッチAS1がオフすることによ
ってCPU61からドライブ回路26への電圧信号供給を遮断
し、これにより中央制御装置から端末器への信号伝送を
遮断するとともに、CPU61からのゼロクロス信号により
フォトカプラPC1を駆動してダイオードブリッジDB2の交
流端子間を短絡することによって伝送線6の線間を短絡
する。これにより、電圧0のゼロクロス信号が端末器へ
伝送される。
このゼロクロス信号は、従来、端末器において作成さ
れていたが、このように、中央制御装置側で作成して各
端末器に伝送するようにすれば、ゼロクロス検出回路が
1個で足り、端末器ごとに設ける場合に比べ、システム
全体から見て回路構成の簡略化および低廉化を図ること
ができる。
第7図は、第1図のシステムにおける制御端末器7の
具体的回路例を示す。
同図において、71は第4図の信号処理回路31に対応す
るマイクロプロセッサ(CPU)であり、32および33はそ
れぞれ第4図に示したものと共通の受信回路および送信
回路である。
また、72はゼロクロス信号受信回路、73は自己アドレ
ス設定回路、74は交流電源より5Vの直流出力を発生する
直流電源、75はクロック発生回路である。さらに、C71
はこの端末器の電源投入時にCPU71をリセットするため
のコンデンサ、DB71は複極(交流)系である伝送線6と
単極(直流)系である送信回路33およびゼロクロス信号
受信回路72とを整合するためのダイオードブリッジであ
る。
この端末器には必要に応じて様々な負荷装置が単独ま
たは様々な組み合わせで接続される。ここでは、132と
してゼロクロス信号を要する負荷装置である調光装置を
例示してある。なお。調光装置132は負荷駆動部のみが
示されている。
受信回路32は、伝送線6の電圧モードが“0"である
か、“1"であるかに応じてそれぞれ0および5Vの信号を
発生し、CPU71に供給する。送信回路33は、CPU71で作成
される端末器から中央制御装置への伝送信号を供給さ
れ、この伝送信号が“1"のときだけ伝送線6の線間に抵
抗R71を接続する。このとき抵抗R71は電流シンクとな
り、抵抗R71を流れる電流によって伝送線6を流れる電
流が変化し、これが中央制御装置の電流検出回路27(第
2図)で検出されることによって端末器から中央制御装
置への電流モードの信号伝送が行なわれる。
前述のように、伝送線6の線間電圧は、中央制御装置
からのゼロクロス信号送出時のみ0となり、それ以外は
+24Vまたは−24Vとなっている。すなわち、ダイオード
ブリッジDB71の直流端電圧は、ゼロクロス信号送出時の
み0となり、それ以外では約+24Vとなる。ゼロクロス
信号受信回路72は、このダイオードブリッジDB71の直流
端電圧を約1/5に分圧する分圧抵抗回路である。
CPU71は、ゼロクロス信号受信回路72の出力が約5Vか
ら0となったときそれをゼロクロス信号として検出す
る。そして、交流電源の半サイクルごとにこのゼロクロ
ス信号と中央制御装置から伝送された制御信号に基づく
位相角で5Vのパルスを作成し、調光装置132に供給す
る。これにより、調光装置132ではトライアックTZが前
記制御信号で指定された導通角でオンし、図示しない負
荷であるランプが調光点灯される。
第8図は、第1図のシステムにおける監視端末器8の
具体的回路例を示す。
同図において、81は第5図の信号処理回路41に対応す
るマイクロプロセッサ(CPU)であり、42および43はそ
れぞれ第5図に示したものと共通の受信回路および送信
回路である。
また、82はゼロクロス信号受信回路、83は自己アドレ
ス設定回路、85はクロック発生回路である。さらに、C8
1はこの端末器の電源投入時にCPU81をリセットするため
のコンデンサ、DB81は複極(交流)系である伝送線6と
単極(直流)系である送信回路43およびゼロクロス信号
受信回路82とを整合するためのダイオードブリッジであ
る。
この端末器には監視負荷44として操作スイッチSW44が
接続されている。受信回路42、送信回路43、CPU81、ゼ
ロクロス信号受信回路82等はそれぞれ、第7図の受信回
路32、送信回路33、CPU71、ゼロクロス信号受信回路72
等とほぼ同様の構成および機能を有している。
なお、監視負荷44において、スイッチSW44が操作され
ると、CPU81がそれを検出し、そのオン/オフを示す監
視データを作成する。この監視データは、前述のように
電流モードで中央制御装置に送出される。
次に、以上のような構成を有する分散システムを第9
図のフローチャートを参照して説明する。
この分散システムは、ホストコンピュータ1より負荷
を監視制御することができるとともに、前記割付の設定
は、中央制御装置5に設けられた操作キー21を用いての
設定、監視端末器に接続されている各操作スイッチを用
いての設定、ホストコンピュータとのデータ伝送による
設定等の各種の割付設定を行なうことができる。
割付設定モード時、第2図の中央制御装置5において
中央信号処理装置24は、先ず、ステップ11にて端末器へ
送出すべきデータすなわち起動データがあるか否かを判
定する。起動データがあれば、ステップ12にて端末器に
制御または監視信号を送出する。起動データがなけれ
ば、ステップ13にて伝送インターフェース19をアクセス
し端末器からの信号の有無を判定する。信号があればス
テップ14にてその信号を受信してメモリ17に書き込み、
信号がなければステップ15にて通信インターフェース20
をアクセスしホストコンピュータ1からの信号の有無を
判定する。ステップ14にてメモリ17に書き込まれた信号
は、図示しないその他の処理にて用いられる。ステップ
15の判定にてホストコンピュータ1からの信号が無けれ
ば中央制御装置5に設けられている操作キー21からの入
力の有無を判定する。操作キー21からの入力が無ければ
ステップ11に戻り、入力が有ればステップ17にてそのキ
ー操作が割付操作であるか否かを判定する。ステップ17
の判定にて割付操作であればステップ18にて操作キー21
から入力された割付データをメモリ17に設定した後、割
付操作でなければステップ19にてタイムスケジュール等
のデータ設定をメモリ17に対して実行した後、ステップ
11へ戻る。
前記ステップ15の判定の結果、ホストコンピュータ1
からの信号が有れば、ステップ15からステップ21に分岐
し、ステップ21にてその信号が制御または監視データで
あるか否かを判定する。制御または監視データであれば
ステップ22にてそのデータに応じて端末器へ制御信号を
送出し、またはホストコンピュータ1へ監視データを送
信する。ステップ21の判定にて制御または監視データ以
外のデータと判定すると、ステップ23にてそれが設定デ
ータであるか否かを判定する。設定データでなければそ
のままステップ11へ戻り、設定データであればステップ
24にてそれが割付データであるか否かを判定する。割付
データであればステップ25にてメモリ17の所定のエリア
に割付設定を行なった後、また、割付データでなけれ
ば、ステップ26にてメモリ17に対してタイムスケジュー
ル等の設定を行なった後、ステップ11々戻る。
なお、センサ制御データ設定も上記割付設定と同様に
して行なうことができる。
次に、第1図に示す遠隔監視制御システムのデータ伝
送動作を第10図を参照して説明する。
第2図の中央制御装置5は、端末器へ送出すべきデー
タすなわち起動データの有無を判定する。起動データが
なければ通常モードの処理を行ない、第10図1)の信号
を送信し、端末器からの電流モードの起動信号の有無を
判定する。該起動信号があれば子起動モードとなり後述
のように端末器からのデータを受信する。
中央制御装置5において、起動データがあれば親起動
モードとなり、その内容に応じて種々のモードで処理が
行なわれる。制御モードではメモリ17に記憶されたタイ
ムスケジュールデータあるいは中央制御装置5に操作ス
イッチなどが設けられておればその操作スイッチの設定
に応じて制御データが作成され、第10図2)−の制御
モードのデータとして伝送線6に送出される。制御端末
器7においては、この制御データを受信し、その制御デ
ータに含まれているアドレス情報すなわち送信先アドレ
スが自己の制御端末器のアドレス情報と一致するか否か
を判定する。もし両者が一致すれば、制御端末器7はこ
の制御データを取り込みその内容に応じて対応する照明
負荷を制御する。
中央制御装置5は、監視モードでは、第10図2)−
に示す親起動信号を例えば伝送線9を介して送出する。
監視端末器8はこの起動信号を受信したとき、該監視端
末器8に接続されたあるいは該監視端末器8と一体化さ
れた調光ユニットの操作に応じて監視データとして調光
データを中央制御装置5に返送する。この場合、図示し
ない調光用可変抵抗器の設定電圧が図示しないA/D変換
器によってデジタル信号値に変換され信号処理回路41に
入力される。信号処理回路51はこのデジタル信号値にも
とづき前記調光データを生成し、送信回路53を介して伝
送線9に送出する。中央制御装置5は、この調光データ
を伝送インターフェース19の信号処理回路24等を介して
中央信号処理回路15に取り込む。信号処理回路15は、メ
モリ17の割付情報を参照して調光データが送信されてき
た監視端末器のアドレスに対応する制御端末器のアドレ
スを生成する。このアドレスと調光データに含まれる調
光レベルなどを示す情報とを組み合わせ制御データを生
成し、伝送インターフェース19の信号処理回路24を介し
て伝送線6に送出する。各制御端末器7においては、前
述と同様にこの制御データに含まれるアドレス情報と自
己のアドレスを示す情報とを比較し両者が一致した場合
にはこの制御データを取り込む。そして、この制御デー
タに含まれる調光レベルなどを示す情報に基づき対応す
る照明負荷13の調光レベルを設定する。これにより。監
視端末器8に接続された調光ユニットの設定状態に応じ
て対応する照明負荷の調光が行なわれる。
次に、監視端末器8に接続された内蔵された壁スイッ
チが操作された場合の動作、すなわち子起動モードの動
作を説明する。この場合は、壁スイッチの操作状態、す
なわちオンまたはオフなど、を第10図3)に示す信号形
式によって伝送線6を介して中央制御装置5に返送す
る。中央制御装置5は、この返送されたデータに基づき
監視端末器8あるいは壁スイッチに対応して割付けられ
た制御端末器あるいは照明負荷の番号をメモリ17に記憶
された割付情報に基づき生成する。そして、この割付情
報によって生成された被制御照明負荷などのアドレスお
よび制御内容を示す制御データが作成され伝送線6を介
して送出される。この制御データは伝送線6に接続され
た制御端末器において読み込まれ、前述と同様にしてア
ドレスの同一性が判定される。そして、制御データに含
まれるアドレスと制御端末器に予め割り付けられている
アドレスとが一致した場合には、該制御端末器はこの制
御データを取り込み、対応する照明負荷のオンオフ制御
を行なう。なお、通常、伝送線6には必要に応じて複数
の制御端末器および複数の監視端末器が接続されてい
る。
昼光センサの光量検出レベルにしたがって照明負荷を
点滅または調光する場合、中央制御装置5は、センサの
出力レベルをメモリ17に記憶されたセンサ制御レベルと
比較することにより、点灯、消灯または調光等の制御デ
ータを作成し、かつメモリ17内の昼光センサ割付データ
を参照することにより被制御照明負荷のアドレスを識別
する。そして、その制御データをそのアドレスに宛てて
送出する。これにより、昼光センサに割付られた被制御
照明負荷が設定されたセンサ制御レベルにもとづいて点
滅または調光制御される。
なお、上述の実施例においては制御端末器に負荷とし
て照明器具を使用した場合につき説明した。しかしなが
ら、この発明はこれに限るものではなく、照明器具以
外、例えば空調装置やエレベータ等温度や速度を制御し
たり、動作をオン/オフするものであれば適用できるこ
とは明らかである。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、通常時、負荷の監
視および制御は中央制御装置が優先的に行なうため、こ
れらの監視および制御をホストコンピュータによって行
なう場合に比べて、監視端末器に接続されたスイッチな
どを操作してからそのスイッチに対応する照明等の負荷
が動作するまでの時間遅れを短くすることができる。ま
た、割付やセンサ制御レベルの設定をホストコンピュー
タ側で行なうことができるため、 プログラム作業が楽である。
オペレータ等の移動時間を省略または短縮することが
できるため、短時間でプログラムできる。
割付データやセンサ制御レベルデータ等を中央で一括
管理できる。
したがって、管理および割付操作等の作業が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例に係る遠隔制御監視シス
テムを用いた分散システムの概略の構成図、 第2図は、第1図のシステムに使用されている中央制御
装置の構成を示すブロック回路図、 第3図は、第2図の中央制御装置内の伝送インターフェ
ースのより詳細な構成を示すブロック回路図、 第4図は、第1図のシステムに使用されている制御端末
器の内部構成を示すブロック回路図、 第5図は、第1図のシステムに使用されているオンオフ
監視端末器の内部構成を示すブロック回路図、 第6図は、第2図の中央制御装置の具体的な構成例を示
す電気回路図、 第7図は、第4図の制御端末器の具体的な構成例を示す
電気回路図、 第8図は、第5図の監視端末器の具体的な構成例を示す
電気回路図、 第9図は、第1図の分散システムにおける割付動作を説
明するためのフローチャート、そして、 第10図は、この発明に係る遠隔監視制御システムの動作
を説明するための波形図である。 1:ホストコンピュータ 2:主伝送ライン 3,4:遠隔制御監視システム 5:中央制御装置 6:伝送線 7:制御端末器 8:監視端末器 10:昼光センサ 13:照明負荷 15:中央信号処理装置 17:メモリ 19:伝送インターフェース 20:通信インターフェース
フロントページの続き (72)発明者 徳永 重行 東京都港区三田1丁目4番28号 東芝電 材株式会社内 (72)発明者 山崎 恭二 東京都港区三田1丁目4番28号 東芝電 材株式会社内 (72)発明者 森田 正之 東京都港区三田1丁目4番28号 東芝電 材株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−66494(JP,A) 特開 昭62−193095(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央制御装置と、この中央制御装置に2線
    伝送線を介して接続された制御端末器および監視端末器
    とを備え、中央制御装置と各端末器との間でデータ伝送
    を行なうことにより、中央制御装置にて各端末器に接続
    されている負荷の遠隔監視制御を行なうシステムにおい
    て、 前記中央制御装置は、前記監視端末器に接続されている
    負荷の監視データとそのデータに基づいて制御すべき前
    記制御端末器に接続されている負荷との対応を示す割付
    データを記憶する割付データメモリと、ホストコンピュ
    ータとの通信インターフェースと、該ホストコンピュー
    タから出力され該通信インターフェースで受信された割
    付データを前記割付データメモリに記憶させる書込手段
    と、各端末器とのデータ伝送を行なう伝送インターフェ
    ースと、前記通信インターフェースをアクセスする前に
    常に該伝送インターフェースをアクセスするデータ有無
    判断手段を有する信号処理手段とを具備することを特徴
    とする遠隔監視制御システム。
  2. 【請求項2】中央制御装置と、この中央制御装置に2線
    伝送線を介して接続された制御端末器および監視端末器
    と、光センサとを備え、中央制御装置と各端末器との間
    でデータ伝送を行なうことにより、中央制御装置にて各
    端末器に接続されている負荷および光センサの遠隔監視
    制御を行なうシステムにおいて、 前記中央制御装置は、前記制御端末器に接続されている
    負荷を制御すべき光センサ出力レベルを示すセンサ制御
    レベルを記憶するセンサ制御レベルメモリと、ホストコ
    ンピュータとの通信インターフェースと、該ホストコン
    ピュータから出力され該通信インターフェースで受信さ
    れたセンサ制御レベルを前記センサ制御レベルメモリに
    記憶させる書込手段と、各端末器とのデータ伝送を行な
    う伝送インターフェースと、前記通信インターフェース
    をアクセスする前に常に該伝送インターフェースをアク
    セスするデータ有無判断手段を有する信号処理手段とを
    具備することを特徴とする遠隔監視制御システム。
JP1078511A 1989-03-31 1989-03-31 遠隔監視制御システム Expired - Fee Related JP3019103B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1078511A JP3019103B2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 遠隔監視制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1078511A JP3019103B2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 遠隔監視制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02260396A JPH02260396A (ja) 1990-10-23
JP3019103B2 true JP3019103B2 (ja) 2000-03-13

Family

ID=13663964

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1078511A Expired - Fee Related JP3019103B2 (ja) 1989-03-31 1989-03-31 遠隔監視制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3019103B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0612713B2 (ja) * 1989-09-11 1994-02-16 松下電工株式会社 遠隔監視制御装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5866494A (ja) * 1981-10-15 1983-04-20 Matsushita Electric Works Ltd 多重伝送システム
JPH0752676B2 (ja) * 1986-02-20 1995-06-05 松下電工株式会社 遠隔監視制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02260396A (ja) 1990-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4294954B2 (ja) 照明装置を制御する方法,照明装置,信号発生器,プロトコル及び通信インタフェース
CN1343439A (zh) 可网络化的功率控制器
US20030197625A1 (en) Infrared controllers integrated with incandescent and halogen lamp power drivers
EP1062845A1 (en) Apparatus for and method of transmitting and receiving data over a low voltage power distribution system
KR960004225B1 (ko) 공조시스템
JP3019103B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JPH1126170A (ja) 照明監視制御システムおよびこれに用いる設定器
JP3669119B2 (ja) 照明制御システム
JPH0752676B2 (ja) 遠隔監視制御装置
JPH0763030B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JPH02215082A (ja) 調光制御システム
JPH04269095A (ja) 多重伝送方式
JPH0141067B2 (ja)
CN220858459U (zh) 一种轨道交通场景照明智能灯控系统
JP3087380B2 (ja) 照明監視制御装置
KR950002416B1 (ko) 펄스신호제어 조광회로
JP2000286076A (ja) 照明制御システム
JP2000260575A (ja) 照明制御システム
JPH10243472A (ja) 遠隔監視制御システム
JPH04368796A (ja) 照明制御装置
JPS6219062Y2 (ja)
TWM644337U (zh) 燈具以及調光控制系統
JP3513179B2 (ja) 遠隔制御システム用コントローラ
JPH03171592A (ja) 照明装置
JPH11273877A (ja) ナイトライト

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees