JPH05233345A - 冗長切替方式 - Google Patents

冗長切替方式

Info

Publication number
JPH05233345A
JPH05233345A JP4018068A JP1806892A JPH05233345A JP H05233345 A JPH05233345 A JP H05233345A JP 4018068 A JP4018068 A JP 4018068A JP 1806892 A JP1806892 A JP 1806892A JP H05233345 A JPH05233345 A JP H05233345A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer system
online
monitoring device
ground
central computer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4018068A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Sato
謙一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP4018068A priority Critical patent/JPH05233345A/ja
Publication of JPH05233345A publication Critical patent/JPH05233345A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】高信頼性を要求され、遠隔地で動作する複数の
計算機システムとして構成された冗長構成を、中央の計
算機システムと連携して自動的かつ迅速に切り替える。 【構成】2台の第1および第2の計算機システム6およ
び8と、通信装置4を介して中央の地上計算機システム
5と接続された監視装置2から構成される。オンライン
系としての第1の計算機システム1は、定期的に地上計
算機システム5に信号を送り、地上計算機システム5は
監視動作を行う。異常を検出すると、コールドスタンバ
イ系としての第2の計算機システム2を立ち上げ、オン
ライン系とする。このようにして冗長切替を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冗長切替方式に関し、特
に人工衛星などの高信頼性を要求される遠隔地で動作す
る複数台の計算機システムにより構成された冗長構成
を、中央の計算機システムと連携して切り替える冗長切
替方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遠隔地で動作し、冗長構
成を持った複数の計算機システムの切替方式は、オンラ
イン系に属する計算機システムの異常をオペレータが感
知し、手動で切替を行なうか、もしくは中央の計算機シ
ステムが常にマスターモード権を有してマスタシステム
としてふるまい、遠隔地の計算機システムを直接制御し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の冗長切
替方式は、オペレータを介して行うため異常が発生して
から冗長系に切り替えるまでに時間がかかり、早急な応
答を必要とするシステムにおいては運用上に支障があ
る。また、中央の計算機システムが常時制御の主導権を
持っているため、ミッションに対する応答が遅いという
欠点がある。
【0004】本発明の目的は上述した欠点を除去し、冗
長系に切り替えるまでの時間を著しく圧縮しうる冗長切
替方式を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の冗長切替方式
は、遠隔地で使用され、かつ、コールドスタンバイ系と
オンライン系の冗長構成を持ち、中央の計算機システム
に接続された情報処理システムにおける冗長構成内容を
切り替える冗長切替方式であって、少なくとも2台で構
成される計算機システムと、通信装置を介して中央の計
算機システムと接続された監視装置とにより構成され、
前記少なくとも2台の計算機システムの内、前記オンラ
イン系の1台がマスタシステムとしてふるまうマスタモ
ード権を有し、定期的に前記監視装置を介して前記中央
の計算機システムと交信して前記中央の計算機システム
による監視動作を行わせ、前記中央の計算機システムが
前記オンライン系の異常を検出すると前記中央の計算機
システムが前記監視装置を含んで前記マスタモード権を
有して前記オンライン系の他の計算機システムに切り替
えるか、もしくは前記コールドスタンバイ系の計算機シ
ステムを立ち上げてこれを前記オンライン系に切り替え
た後、切り替わったオンライン系にマスタモード権を引
き渡す構成を有する。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明の一実施例の構成図であり、
人工衛星に搭載された例として示している。
【0008】図1において、中央の計算機システムに相
当する地上計算機システム5は、衛星通信回線6を介し
通信装置4に接続される。
【0009】通信装置4は、バス7を介し監視装置3に
接続される。
【0010】それぞれ無停止電源回路11および21を
持った第1の計算機システム1および第2の計算機シス
テム2は、バス8およびリセット信号線9を介し監視装
置3に接続される。
【0011】次に、本実施例の動作について説明する。
【0012】図1において、第1の計算機システム1が
オンライン系として動作し、第2の計算機システム2
は、コールドスタンバイ系として待機状態となってい
る。この時、オンライン系である第1の計算機システム
1は、バス8を制御するマスタモードで動作し、監視装
置3および第2の計算機システム2はスレーブモードで
動作する。オンライン系の第1の計算機システム1は、
定期的に監視装置2、通信装置1および衛星通信回線6
を介して地上に配置した地上計算機システム9へ異常な
いことを示す正常信号を送信する。地上計算機システム
5は、この正常信号が定期的に送信されていることを確
認して、第1の計算機システム1が正常に動作している
か否かを監視する。
【0013】ここで、第1の計算機システム1に異常が
発生し、正常信号が地上計算機システム5に送信されな
くなると、地上計算機システム5は、第1の計算機シス
テム1の故障を認知し、監視装置3に対しマスタモード
コマンドを送出する。
【0014】マスタモードコマンドを指示された監視装
置3は自身をマスタモードにすると同時に、第1の計算
機システム1および第2の計算機システム2に対し、リ
セット信号線9を介してリセット指示を送出し、第1お
よび第2の計算機システム1および2をスレーブモード
に強制指示する。次に、マスタモードになった監視装置
2は、地上計算機システム5からのコマンド指令に従
い、第1の計算機システム1の状態情報を収集して地上
計算機システム5からのコマンド指令に従い、第1の計
算機システム1の状態情報を収集して地上計算機システ
ム5にその状態情報を転送する。
【0015】地上システム5は、転送されてきた状態情
報を解析し、第1の計算機システム1が異常であること
を認知すると、通信装置4、バス7、監視装置3および
バス8を介し、コマンドにて第2の計算機システム2の
無停止電源回路21に対し、電源の自動投入を指示す
る。
【0016】電源投入を指示された第2の計算機システ
ム2は、リセット動作後オペレーティングシステムのブ
ートロード動作が開始される。所定の時間経過後、地上
計算機システム5は、衛星通信回線6、通信装置4、バ
ス7、監視装置3およびバス8を介して第2の計算機シ
ステム2の状態情報の収集を行い、第2の計算機システ
ム2の正常性を確認する。
【0017】第2の計算機システム2の正常が確認され
ると、地上計算機システム5は、コマンド指令にて衛星
通信回線6、通信装置4、バス7、監視装置3および8
を介して第2の計算機システム2に対してマスタモード
を指示する。同時に、監視装置3は、前述したコマンド
指令にて自動的にスレーブモードとなり、バス8の制御
権を第2の計算機システム2に引き渡し、冗長切替動作
を完了する。
【0018】尚、上述した内容は一実施例に過ぎず、計
算機システムの台数、計算機システムの設置場所および
通信回線の種別に制約がないことは言うまでもない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、少なくと
も2台で構成される計算機システムと、中央の計算機シ
ステムと、通信装置および監視装置と連携した冗長切替
を行うことにより、オペレータの介入無しに自動冗長切
替可能となり、オペレータの負荷を著しく軽減すること
ができる。また、遠隔地の計算機システムは、中央の計
算機システムと独立して動作が可能となり、ミッション
に対する応答速度とミッションへの自由度を著しく高め
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【符号の説明】
1 第1の計算機システム 2 第2の計算機システム 3 監視装置 4 通信装置 5 地上計算機システム 6 衛星通信回線 7,8 バス 9 リセット信号線 11,21 無停止電源回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔地で使用され、かつ、コールドスタ
    ンバイ系とオンライン系の冗長構成を持ち、中央の計算
    機システムに接続された情報処理システムにおける冗長
    構成内容を切り替える冗長切替方式であって、少なくと
    も2台で構成される計算機システムと、通信装置を介し
    て中央の計算機システムと接続された監視装置とにより
    構成され、前記少なくとも2台の計算機システムの内、
    前記オンライン系の1台がマスタシステムとしてふるま
    うマスタモード権を有し、定期的に前記監視装置を介し
    て前記中央の計算機システムと交信して前記中央の計算
    機システムによる監視動作を行わせ、前記中央の計算機
    システムが前記オンライン系の異常を検出すると前記中
    央の計算機システムが前記監視装置を含んで前記マスタ
    モード権を有して前記オンライン系の他の計算機システ
    ムに切り替えるか、もしくは前記コールドスタンバイ系
    の計算機システムを立ち上げてこれを前記オンライン系
    に切り替えた後、切り替わったオンライン系にマスタモ
    ード権を引き渡すことを特徴とする冗長切替方式。
JP4018068A 1992-02-04 1992-02-04 冗長切替方式 Withdrawn JPH05233345A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4018068A JPH05233345A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 冗長切替方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4018068A JPH05233345A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 冗長切替方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05233345A true JPH05233345A (ja) 1993-09-10

Family

ID=11961353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4018068A Withdrawn JPH05233345A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 冗長切替方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05233345A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010073188A (ja) * 2008-08-20 2010-04-02 Tokyo Institute Of Technology サーバ一体型icカードシステム
JP2010108330A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Nec Corp ビルドアップ方式電子計算機、切替制御方法及びプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010073188A (ja) * 2008-08-20 2010-04-02 Tokyo Institute Of Technology サーバ一体型icカードシステム
JP2010108330A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Nec Corp ビルドアップ方式電子計算機、切替制御方法及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05233345A (ja) 冗長切替方式
JPH0540649A (ja) 冗長切り換え方式
JPH0223120B2 (ja)
KR101345512B1 (ko) 이중화 기능을 갖는 디지털 보호 계전기
JPS6125224A (ja) 電力供給制御装置
JP3313032B2 (ja) 誤動作防止方法
JPS6343558Y2 (ja)
JPS6326424B2 (ja)
JPH0254640A (ja) 回線切替制御装置
KR890002922B1 (ko) 공조냉동장치의 분산형 제어장치
JPH0670380A (ja) リモートコントローラ
JPS61262854A (ja) 再開処理方式
JP2795844B2 (ja) ルート初期設定方式
JPS61129938A (ja) ポ−リング方式遠方監視制御装置
JPS61194939A (ja) 通信制御装置
JP2918605B2 (ja) 二重系の故障診断装置
JPS6141248A (ja) ポ−リング方式遠方監視制御装置
JPS5816497B2 (ja) システム共通部をそなえたデ−タ処理システム
JPH0588926A (ja) 監視制御系の自動切替回路
JPS5939047B2 (ja) 回線切替装置の接続制御方式
JPH02280636A (ja) 電子交換機の消費電力制御方式
JPS58203561A (ja) 外部記憶制御装置
JPH05173820A (ja) 無瞬断システム切替制御装置
JPS6173521A (ja) 受変電設備の制御装置
JPH0771350B2 (ja) 遠隔監視制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990518