JPS6141248A - ポ−リング方式遠方監視制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の技術分野］ 本発明はポーリング方式遠方監視制御装置、特に２重化
されたポーリング方式遠方監視制御装置に関するもので
ある。

［発明の技術的背景］ 第２図は従来のポーリング方式遠方監視制御装置の２重
化構成を示す。第２図において、正常時は常用系の親局
装ｗ２よりポーリング指令が送信回路４を介して子局装
置１０．１１へ送信される。そして、この指令は子局装
置１０．１１の受信回路７．８によって夫々受信される
。

一方、子局装置では親局装Ｗ２からのポーリング指令が
自局（例えば子局１０）に対するものである時のみ、ラ
インスイッチ９をオン状態とし、自局の情報を送信回路
１３を介して親局装置２へ送信する。これら子局装置か
らの情報は親局装置２の受信回路５により受信されて、
計算機１へ受は渡される。

今、常用系の親局装置２、又はその回線に異常があった
場合には、子局装置からの情報がないことを条件に、計
算機１によって常用系の親局装置２から予備系の親局装
置３へ切換えられる。ぞの後のポーリング指令は予備系
の親局装置３のみから送信される。

一方、常用系の親局−１２に接続されていた子局装置１
０では、ポーリング指令が一定時間受信されないことを
条件に、切換スイッチ１７．１８により予備系の親局装
置３へ接続される。そして、親局装置及び子局装置の切
換えが完了した時点からは、親局装置からのポーリング
指令及び子局装置からの情報は切換後の親局装置３から
、前記同様の手順にて行なわれる。

［背景技術の問題点］ 上記構成を有する従来装置では２重化された一方を常用
系として常時使用し、他方を予備系として待機させてい
るため、片系異常時のバックアップは可能である。しか
し予備系の親局装置は待機状態として運用されるために
、常時は有効に利用されない欠点を有している。

［発明の目的〕 本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
り、２重化された親局装置及び回線を常時有効に利用し
、親局装置片系分の負荷を軽減することにより、伝送効
率を高めたポーリング方式遠方監視制御装置を提供する
ことを目的としている。

［発明の概要］ 本発明では両親局装置が予め決められた子局装置分担に
より、自系に接続された子局装置にのみ指令を出し、そ
の指令に対する情報は各分担親局装置が夫々受信すると
共に、各親局装置は受信回路を別に設けて他系子局装置
の情報を傍受し、かつ親局装置に設けた監視回路により
他系を夫々監視することにより、常時は両系運用とし、
片系異常時は正常な系へ切換えようとするものである。

［発明の実施例］ 以下図面を参照して実施例を説明する。第１図は本発明
によるポーリング方式遠方監視制御装置の一実施例構成
図である。第１図において、第２図と同一部分には周一
符号をつけて説明を省略する。２３．２４は他系子局情
報受信回路であって、他系親局装置の指令に対する子局
装置からの情報のみを受信し、自系指令に対する子局装
置からの情報をハイブリットトランス２５．２６により
、他系子局情報受信回路２３．２４へ夫々接続する。又
、各親局装［２１，２２には監視回路（図示せず）を設
けて他系からの受信情報を監視する。その他の構成は第
２図と同様である。

次に動作を説明する。先ず子局装置１０．１１は回線切
換スイッチ１７〜２０を夫々管理される親局装置側へ切
換える。即ち、第１図から明らかなように子局装置ｉ１
０は、親局装置２１の管理下にあり、子局装置１１は親
局装置２２の管理下にある。同様にして図示されない各
複数の子局装置も、いずれかの管理下にある。そして正
常時は親局装ｗ１２１．２２は並列運用されている。従
って両系正常時における親局装置２１からは、送信回路
４を介して子局装［１０へ指令が送信され、子局装置１
１０の受信回路７により受信される。子局装置１０では
親局装置２１からの指令が自局への指令の時のみライン
スイッチ９をオン状態にし、子局情報を送信回路１３を
介して親局装置２１へ送信する。親局装置では受信回路
５により管理下にある子局装置１０からの情報を受信す
ると同時に、ハイブリットトランス２５を介して他系子
局情報受信回路２４へ分路する。親局装置２２も全く同
様の動作をするので説明は省略するが、受信回路１５に
より管理下にある子局装置１１からの情報を、前記同様
にハイブリットトランス２６を介して他系子局情報受信
回路２３へ分路する。従って、各親局装置はその管理下
にある子局装置からの情報の受信と共に、夫々他系の子
局装置からの情報も傍受していることになる。

今、片系の親局装置に異常があった場合、他系の子局装
置からの情報が傍受できないことを条件に、健全な系の
親局装置が金子局装置に対する指令の送信及び各子局装
置からの情報の受信を行なう。又、片系回線の一部に異
常があった場合、その親局装置は自系の子局装置からの
情報が受信されないことを条件に、その子局装置への指
令を中断し、又、他系の親局装置は他系からの子局装置
情報が傍受されないことを条件に、傍受されない他系の
子局装置に対する指令の送信と情報の受信とを行なう。

一方、子局装置では自局が接続された指令回線の断では
、一定時間にわたって親局装置からの指令がないことを
条件に、回線切換スイッチ（例えば１７．１８）により
、健全な他系への切換えを行なう。そして親局装置の負
荷分担及び子局装置の接続回線の切換えが完了した時点
で、正常な情報の交換が可能である。

［発明の効果］ 以上説明した如く、本発明によれば２重化された装置を
並列運用すると共に、各親局装置に他系子局情報受信回
路を設けて、各県が他系の子局装置からの情報を相互に
傍受し、この情報を監視することにより他系の子局装置
の自動切換えを行なうよう構成したので、両系が正常時
には負荷分担が可能で両系の効率的な活用ができるばか
りか、片系親局装置の異常時も自動切換えが可能であっ
てシステムの信頼性を高めることができる。又、回線が
一部異常の時にはその異常により受信、又は送信が不能
になった子局のみを他系によって運用でき、更に回線が
分断された場合でも分断された個所を境にして子局装置
が接続され得る親局装置との間で運用が可能である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるポーリング方式遠方監視制御装置
の一実施例構成図、第２図は従来装置の構成図である。 １・・・計算機

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ２重化された親局装置と子局装置とが伝送路を共有し、
   親局装置よりの指令に応じて該当子局装置がその共有伝
   送路を介して親局装置へ子局装置情報を伝送するポーリ
   ング方式遠方監視制御装置において、２重化された親局
   装置は予め決められた子局装置を分担して管理下に入れ
   ると共に、各親局装置には他系子局情報受信回路と監視
   回路とを夫々備え、他系子局装置からの情報を傍受して
   監視することにより他系親局装置及びその管理下にある
   伝送路を監視し、これらの異常時に他系親局装置の管理
   下にある子局装置を自動的に自系管理下へ切換制御する
   ことを特徴とするポーリング方式遠方監視制御装置。