JP2633283B2 - マルチチャネルアクセス無線電話の制御方式 - Google Patents

マルチチャネルアクセス無線電話の制御方式

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JP2633283B2
JP2633283B2 JP63035232A JP3523288A JP2633283B2 JP 2633283 B2 JP2633283 B2 JP 2633283B2 JP 63035232 A JP63035232 A JP 63035232A JP 3523288 A JP3523288 A JP 3523288A JP 2633283 B2 JP2633283 B2 JP 2633283B2
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wireless telephone
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利康 鬼澤
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は,複数のマルチチャネルアクセス方式の無線
電話システムから構成される無線電話網の共用チャネル
制御方式に関するものである。
〔発明の概要〕
親局と統制局間の伝送を常時監視し,伝送障害の有無
により,共用チャネル制御を続けるか,止めるかの判断
を行うようにし,又共用チャネル制御を止めるときは,
同時に予め設定した回線を独立に使用できるようにし
た。
〔従来の技術〕
第2図は,複数のマルチチャネルアクセス方式の無線
電話システムから構成される無線電話網を示すもので,1
は無線電話網全体を制御する統制局,2nは地区毎に設置
される無線電話システムの親局,3nmは端末局である。通
常,統制局1と親局2nは多重回線により,親局2nと端末
局3nmとの間はマルチチャネル方式の単一回線で構成さ
れている。また,親局2nと端末局3nmとの間のマルチチ
ャネル回線は電波の有効利用のため,他地区のマルチチ
ャネル回線と同一の無線周波数を時分割方式で共用して
おり,地区毎の回線使用可・不可の制御は統制局で行
い,その情報を統制局1と親局2nとの間で伝送してい
る。
第3図は,上記機能を実現するための親局2nの構成の
一例である。4a,b,cはマルチチャネル回線の制御を行う
回線制御部,5は共用チャネル制御を行う統制局1と共用
チャネル制御信号を伝送する伝送部,6は無線電話網の接
続交換を行う交換機,7a,b,cは端末局3mmとの間にマルチ
チャネルアクセス回線を構成する無線機である。
通常,交換機6または無線機7a,b,cから回線の使用要
求があった場合,回線制御部4a,b,cは統制局1に対して
回線使用要求を伝送部5を通じて伝送する。その回線が
使用可であれば統制局1から回線使用許可が伝送部5を
通じて2回線制御部4a,b,cに伝送され,また使用不可で
あれば回線使用禁止が伝送される。これにより回線制御
部4a,b,cは回線接続制御を行う。また統制局1はある親
局に回線使用許可を伝送した場合,その親局と同一の周
波数を使用している他の親局に回線使用禁止を伝送す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の従来技術には,統制局・伝送路・伝送部のいず
れかに障害が発生して,回線使用許可が伝送されなかっ
た場合,その無線電話システムが使用できなくなるとい
う欠点があった。
本発明は,これらの欠点を解決することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は,上記の目的を達成するため,伝送部に障害
検出部を付加し,また回線制御部に独立動作許可部を付
加し,障害発生時でも予め設定していた回線を使用する
ことができるようにしたものである。
〔実施例〕
以下,この発明の一実施例を第1図により説明する。
6〜7は第3図と同様である。8は統制局1,伝送路,伝
送路5の伝送障害を監視する障害検出部,9a,b,cは共用
チャネル制御を行わないチャネルを予め設定しておくた
めの独立動作許可部である。
以下、本発明の動作について説明する。伝送が正常に
行われていれば障害検出部8は信号を送出せず,共用チ
ャネル制御は従来通り行われる。統制局1,伝送路・伝送
部5の障害により伝送が正常に行われていなければ障害
検出部8は信号を送出する。これにより独立動作許可部
9a,b,cは予め独立動作許可に設定していれば,回線制御
部4a,b,cに対して回線使用許可を伝送し,予め独立動作
禁止に設定していれば,回線制御部4a,b,cに対して回線
使用禁止を伝送する。
〔作用〕
本発明の動作について説明すると,障害検出部は統制
局と伝送部との伝送を常時監視し,伝送障害発生の場合
は信号を送出する。また独立動作許可部は手動により伝
送障害発生時に任意の回線の共用チャネル制御を行なわ
ないことを設定するもので,他のシステムとのオーバー
リーチ等を考慮して設定するものとする。
〔発明の効果〕
本発明によれば,統制局・伝送路・伝送部のいずれか
に障害が発生しても予め設定されたチャネルにおいては
その無線電話システムが使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例による親局の構成図,第2図は
無線電話網の構成図,第3図は従来の親局の構成図であ
る。 1:統制局,2n:親局,3nm:端末局,4a,b,c:回線制御部,5:伝
送部,6:交換機,7a,b,c:無線機,8:障害検出部,9a,b,c:独
立動作許可部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各地区毎に設置され各々親局と複数の端末
    局とからなるマルチチャネルアクセス方式の無線電話シ
    ステムを複数含む無線電話網と,前記各々の親局と多重
    回線で接続され前記無線電話網全体の通信を制御する統
    制局とから構成され,前記各々の無線電話システム内に
    おけるマルチチャネル回線の無線周波数を無線電話網全
    体において時分割方式で共用し,複数の無線電話システ
    ム間の共用チャネル制御を前記統制局で行い,該共用チ
    ャネル制御のための制御信号を前記統制局と各無線電話
    システムとの間で前記多重回線を介して伝送する無線電
    話網において, 前記各々の無線電話システムにおける親局に,該親局と
    前記統制局間の伝送を監視する障害検出部と,該障害検
    出部の出力信号が与えられ伝送に障害が発生したことが
    検出された場合,前記共用チャネル制御により定められ
    るチャネルを使用許可にするか否かを設定する独立動作
    許可部とを設け,前記統制局,伝送路,親局の伝送部に
    障害が発生した場合でも予め設定した共用チャネル制御
    を行わないチャネルを使用できるように構成したことを
    特徴とするマルチチャネルアクセス無線電話の制御方
    式。
JP63035232A 1988-02-19 1988-02-19 マルチチャネルアクセス無線電話の制御方式 Expired - Lifetime JP2633283B2 (ja)

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JPH01212136A JPH01212136A (ja) 1989-08-25
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